JP2003175536A - 射出成形における型締力設定システム - Google Patents

射出成形における型締力設定システム

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mold clamping
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injection molding
molding
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Osamu Kubo
修 久保
Shigekazu Mori
繁一 森
Yoshikazu Honda
義和 本多
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Toyota Auto Body Co Ltd
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Ube Machinery Corp Ltd
Toyota Auto Body Co Ltd
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    • B29C45/66Mould opening, closing or clamping devices mechanical
    • B29C45/661Mould opening, closing or clamping devices mechanical using a toggle mechanism for mould clamping

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、金属、プラスチック等の射出成形
における成形金型に対する型締力設定時間を短縮し、該
金型交換作業を効率的にできる型締力設定システムを提
供する。 【解決手段】 可動金型と固定金型を用いて製品を成形
する射出成形において、トグル機構により可動金型と固
定金型の型締を行なう型締手段は、移動手段により型締
方向と同一方向に移動し位置決めされる。成形金型毎
に、型厚と設定型締力から演算され、設定型締力を発生
できる型締手段の位置情報が金型識別情報とともに記憶
される。成形金型交換時に、次の搬入成形金型に対応す
る記憶されている型締手段の位置情報に基づいてリンク
ハウジング及び可動盤を含む型締手段を設定型締力発生
位置に移動させ、該位置で型締手段のトグル機構を折り
畳み、成形金型を搬入後、トグル機構を伸張させて型締
することにより設定型締力を発生させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、金属、プラスチッ
ク等の射出成形における型締力設定システムに関し、特
に、成形金型に対する型締力設定時間を短縮して、金型
交換作業を効率的になし得る型締力設定システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、ダイカスト製品やプラスチッ
ク製品などの生産にあたっては、二つの金型を閉じて形
成されたキャビティ内に溶融材を射出充填する射出成形
が多く使用されており、複雑な形状を有する製品を一体
成形し、それらに対応した金型を交換しながら、多種多
様な製品を量産している。
【0003】ここで、二つの金型間のキャビティ内に金
属、プラスチック等の溶融材料を一定量射出して一体成
形する射出成形機について、その概略構成を図3に示し
た。図示した射出成形機では、二つの金型に対する型締
力はトグル機構によって発生される。
【0004】射出成形機の型締機構について説明する。
固定盤1には、複数のタイバー2が設けられており、タ
イバー2の前端部に固定盤1が配置されている。タイバ
ー2の後端部には、リンクハウジング3がタイバー2の
長手方向に沿って移動可能に取り付けられ、このリンク
ハウジング3にタイバー2上を摺動自在に設けられた可
動盤4がトグルリンク11を介して連結されている。ま
た、このリンクハウジング3には、トグル機構部Tを駆
動するサーボモータ8が固定されている。サーボモータ
8にはボールネジ機構が備えられ、サーボモータ8の動
作によりクロスヘッド10を駆動することができる。さ
らに、クロスヘッド10はトグルリンク11に連結され
ており、クロスヘッド10がサーボモータ8によって駆
動されると、トグルリンク11が伸張または折り畳ま
れ、この動作に追随して可動盤4がタイバー2上を摺動
するようになっている。
【0005】一方、リンクハウジング3には、リンクハ
ウジング3すなわちこれにトグルリンク11を介して連
結された可動盤4と固定盤1との間隔を調整するための
ダイハイトモータ7が備えられている。ダイハイトモー
タ7は、複数のタイバー2に各々螺合されているタイバ
ーナットに掛け回されたチェーンを駆動することで、リ
ンクハウジング3を移動させる。このダイハイトモータ
7の動作によって、リンクハウジング3がタイバー2の
長手方向に沿って移動し、タイバー2上を摺動する可動
盤4を固定盤1に対して離間・接近させる。これによ
り、固定盤1と可動盤4との間に形成される間隔が、ダ
イハイト(型全体の高さ寸法=型厚)Hに対応するよう
に調整される。
【0006】可動盤4には、可動金型5が、固定盤1に
は、固定金型6がそれぞれ取り付けられ、可動金型5と
固定金型6とが合わせられることにより、両者間で成形
用のキャビティが形成される。そして、クロスヘッド1
0とトグルリンク11とを含むトグル機構部Tが、サー
ボモータ8の動作によって伸張し、可動金型5と固定金
型6との間の型締力を発生する。型締力は、タイバー2
の伸び量から換算して求めることができる。
【0007】なお、図3における射出成形機では、可動
金型5と固定金型6とで形成する成形用キャビティ内に
溶融材料を充填するノズル等の充填機構部や溶融材料供
給機構部の記載を省略している。
【0008】ダイハイトモータ7には、駆動電力PW1
が供給されて、リンクハウジング3すなわちこれと一体
の関係にある可動盤4の位置が調整される。この位置
は、例えば、ダイハイトモータ7に取り付けたエンコー
ダ等の検出器13で検出することができ、検出した検出
信号D1は射出成形の制御システムに送信される。
【0009】サーボモータ8には、駆動電力PW2が供
給されて、トグル機構部Tが駆動される。トグル機構部
Tのクロスヘッド10の位置、すなわち可動盤4のリン
クハウジング3に対する相対位置は、サーボモータ8に
取り付けられたエンコーダ等の検出器9で検出でき、こ
の検出された検出信号D2は、射出成形制御システムに
送信される。トグル機構部Tによって発生された型締力
は、型締力検出センサ12によって検出され、この検出
された検出信号D3も、射出成形制御システムに送信さ
れる。型締力検出センサ12として、タイバー2上に歪
みゲージを貼るようにしてもよい。また、トグル機構部
Tの駆動に油圧シリンダを用いることもでき、この場合
には、クロスヘッド位置センサを、クロスヘッド10に
取り付ける。
【0010】次に、このように構成された射出成形機に
おいて、成形金型を交換し、型締力を設定一連の動作に
ついて、図5のフローチャートを参照して説明する。
【0011】先ず、成形金型を交換するために、射出成
形機に既に取り付けられている成形金型を取り出す型出
しを行なう。この型出しは、図3に示すように、固定金
型6と可動金型5が型締されている状態で、固定金型6
を固定盤1に固定しているクランプ(図示省略)及び可
動金型5を可動盤4に固定しているクランプ(図示省
略)をそれぞれ解除した(ステップS101)後、サー
ボモータ8の動作により、図4に示すように、トグル機
構部Tを折り畳んで、成形金型と可動盤4との間に、型
出しに必要な所定量の隙間として、例えば、20mmを
確保する(ステップS102)ことにより行なう。成形
金型は、上記クランプを解除しても固定金型6と可動金
型5が分離しない型構造とされている。
【0012】型出し(ステップS103)が終了した
ら、トグル機構部Tを伸張状態に戻し(ステップS10
4)、その後、ダイハイトモータ7の動作により、リン
クハウジング3及びこれと一体的関係にある可動盤4
を、次の成形金型を搬入可能な位置に移動させる(ステ
ップS105)。この位置は、可動盤4と固定盤1との
間に、次の成形金型の型厚(ダイハイト)に加え、型の
搬入に必要な所定量の隙間として、例えば、20mmを
確保できる位置である。なお、ステップS104でトグ
ル機構部Tを伸張状態に戻すのは、可動盤4のタイバー
2上におけるリンクハウジング3との一体的摺動を円滑
に行なうためである。
【0013】ここで、射出成形機に次の成形金型が搬入
される(ステップS106)。その後、ダイハイトモー
タ7の動作により、リンクハウジング3及び可動盤4を
前進させて、可動盤4を成形金型に当接させる0点調整
を行なう(ステップS107)。この段階で、固定金型
6及び可動金型5をそれぞれ固定盤1及び可動盤4にク
ランプにより固定する(ステップS108)。
【0014】次いで、型締力を設定する作業が行なわれ
る。型締力の設定は、伸張状態にあるトグル機構部Tを
一旦折り畳み、リンクハウジング3及び可動盤4を前進
可能な状態として(ステップS109)、ダイハイトモ
ータ7の動作により、リンクハウジング3及び可動盤4
を所定の型締力分だけ前進させ(ステップS110)、
その後、トグル機構部Tを伸張状態に戻す(ステップS
111)ことにより行なう。図6は、リンクハウジング
3の上記0点位置からの前進方向への移動量ΔLと型締
力Fとの関係を示すグラフであり、型締力2000トン
を発生させるためには、リンクハウジング3を上記0点
位置から前進方向へ2mm移動させれば良いことがわか
る。この移動量ΔLは、前述のタイバー2の伸び量に相
当する。
【0015】型縮力の設定が終了すると、固定金型6と
可動金型5とで形成されるキャビティ内に成形材料が射
出充填され、射出成形が行われる。製品の射出成形後
は、サ―ボモータ8の動作により、トグル機構部Tを折
り畳んで固定金型6と可動金型5を開くことにより、製
品を取り出すことができる。当該製品を繰り返し射出成
形する場合には、トグル機構部Tを伸張状態に戻せば、
固定金型6と可動金型5は再度設定された型締力で型締
される。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】以上のような従来の型
締力設定システムにおいては、成形金型を交換して所定
の型締力を設定する際には、ダイハイトモータの動作に
よってリンクハウジングを移動し、固定盤と可動盤の間
隔を調整する作業を何回も行なう必要があった。この場
合、装置が大型機になればなるほど移動するための消費
動力が大きく、また移動時間も多くかかるという問題が
あった。
【0017】従って、本発明は、金属、プラスチック等
の射出成形における成形金型に対する型締力設定時間を
短縮して、金型交換作業を効率的になし得る型締力設定
システムを提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】そこで、以上の課題を解
決するため、本発明では、可動金型と固定金型による成
形金型を用いて製品を成形する射出成形における型締力
設定システムにおいて、前記可動金型の取付け部を備
え、トグル機構によって前記固定金型との型締を行なう
型締手段と、前記型締手段を型締方向と平行な方向に移
動させ、位置決めを行なう移動手段と、型厚と設定型締
力とから演算される、成形金型毎の、設定型締力を発生
できる型締手段の位置情報を記憶する記憶手段と、前記
型締手段と前記移動手段とを制御する制御手段とを含
み、成形金型の交換時に、前記制御手段が、記憶手段か
らの成形金型毎の型締手段の位置情報に基づいて、型締
手段を移動手段の1回の動作で設定型締力を発生できる
位置に移動、位置決めすることとした。
【0019】そして、前記制御手段は、次に搬入される
成形金型に対応する型締手段の位置情報を前記記憶手段
から読み出し、該位置情報に基づいて型締手段を移動手
段により設定型締力を発生できる位置に移動させ、その
位置で型締手段のトグル機構を折り畳んで金型を搬入し
た後、トグル機構を伸張させて型締することにより設定
型締力を発生させることとした。
【0020】
【発明の実施の形態】次に、本発明による射出成形にお
ける型締力設定システムの実施形態について、図1及び
図2を参照して説明する。
【0021】図1に、本実施形態の型締力設定システム
の概略ブロック構成を示した。この型締力設定システム
が適用される射出成形機は、図3に示したものと同様の
ものである。本実施形態の型締力設定システムは、演算
処理部101、リンクハウジング位置制御部102、型
開閉制御部103、操作部104、そして、記憶部10
5を有している。
【0022】演算処理部101は、型締力設定システム
の全体を制御する機能を持っており、付属する操作部1
04からの操作入力に応じて、システム制御を行い、必
要なデータを記憶部105に記憶し、或いは、記憶部1
05に記憶された各種データを読み出すことができる。
操作部104は、パネルを備えており、そのパネルで
は、操作入力した設定条件の表示や、射出成形中におけ
る各種測定データの表示等を行なうことができ、また、
タッチパネル方式として設定条件などの入力を行なうこ
とができるものとする。入力項目としては、型名、型締
力及び型番号等である。
【0023】リンクハウジング位置検出部106は、検
出器13で検出された検出信号D1を受信し、リンクハ
ウジング3の位置を監視する。そして、その情報をリン
クハウジング位置制御部102にフィードバックする。
リンクハウジング位置制御部102は、リンクハウジン
グ位置検出部106からの情報と演算処理部101から
の指示に基づいて設定条件に合致するように、リンクハ
ウジング位置を制御する。リンクハウジング位置を調整
する必要がある場合には、リンクハウジング作動機構制
御部107にリンクハウジング位置調整を指示する。リ
ンクハウジング作動機構制御部107は、ダイハイトモ
ータ7にリンクハウジング位置調整に必要な駆動電力P
W1を供給する。
【0024】一方、型開閉位置検出部108では、検出
器9で検出された検出信号D2を受信し、型開閉位置を
監視しており、その情報を型開閉制御部103にフィー
ドバックする。型開閉制御部103は、型開閉位置検出
部108からの情報と演算処理部101からの指示に従
って、必要とする型開閉位置となるように、型開閉作動
機構制御部109に型開閉位置調整を指示する。型開閉
位置作動機構制御部109は、この型開閉位置調整の指
示を受けて、サーボモータ8に駆動電力PW2を供給す
る。さらに、型開閉制御部103は、型締力検出センサ
12からの型締力検出信号D3を受信し、型締力の監視
を行っており、その測定型締力を演算処理部101に通
知している。
【0025】以上のように、本実施形態の型締力設定シ
ステムが構成されており、次に、図2に示されたフロー
チャートを参照して、この型締力設定システムによる射
出成形における成形金型交換と型締力設定の動作処理に
ついて説明する。
【0026】本実施形態による型締力設定の動作処理
は、先ず、従来に行われていた手順と同様の手順(ステ
ップS1〜S3)に従って、射出成形機に既に取り付け
られている成形金型を取り出すか型出しを行なう。型出
しが終了したら、トグル機構部Tを伸張状態に戻す(ス
テップS4)。ここまでは、従来と全く同一である。
【0027】次いで、操作部104から、次に射出成形
を行なうために用意した成形金型に関する成形金型識別
情報を入力設定する(ステップS5)。この入力設定が
行われると、演算処理部101は、入力された成形金型
識別情報に基づいて、記憶部105に記憶された当該成
形金型に該当する設定型締力を発生できるリンクハウジ
ング位置データを読み出す。
【0028】読み出したリンクハウジング位置データ
は、リンクハウジング位置制御部102に送信され、リ
ンクハウジング作動機構制御部107によって、駆動電
力PW1がダイハイトモータ7に供給され。リンクハウ
ジング3を読み出されたリンクハウジング位置データに
基づくリンクハウジング位置まで移動させる(ステップ
S6)。この移動の方向は、現在のリンクハウジング位
置と、読み出されたリンクハウジング位置データが示す
リンクハウジング位置との大小関係で決まる。
【0029】この段階では、まだ、成形金型が取り付け
られていないので、可動盤4と固定盤1と間隔が、取換
え交換される成形金型の型厚より設定型締力に相当分だ
け小さいものとなっている。そのため、当該成形金型の
搬入に必要な隙間として、例えば、20mmの距離を確
保する必要がある。そのため、トグル機構部Tを折り畳
み、型開動作を行わせる(ステップS7)。
【0030】演算処理部101は、リンクハウジング位
置検出部106からのリンクハウジング位置検出信号D
1が所定のリンクハウジング位置であることを検出した
とき、型開閉制御部103に対して、20mmの型開を
指示する。型開閉制御部103は、型開閉作動機構制御
部109から20mm型開に相当する駆動電力PW2を
サーボモータ8に供給する。これにより、可動盤4と固
定盤1との間隔が広げられる。
【0031】そこで、当該成形金型を搬入する(ステッ
プS8)。
【0032】次いで、操作部104を操作して、搬入完
了の入力を行なうと、演算処理部101は、この完了指
示を受けて、型開閉制御部103に対して、型締を指示
する。型開閉制御部103は、この指示に従って、トグ
ル機構部Tを伸張させる駆動電力PW2をサーボモータ
8に供給し、型締を実行する。このとき、リンクハウジ
ング3は、所定のリンクハウジング位置で停止し位置決
めされているので、トグル機構部Tにより、当該成形金
型に対応した設定型締力を発生する。その後、固定盤1
に固定金型6を、そして、可動盤4に可動金型5をそれ
ぞれクランプにより固定する(ステップS10)。
【0033】この様に、成形金型を交換して射出成形す
るときには、型出し後に、成形金型の識別情報を入力す
るだけで、ダイハイト調整が自動的に行われ、設定型締
力が得られる。射出成形の実施において、その成形サイ
クルでの設定型締力の発生も同様である。
【0034】
【発明の効果】以上の様に、本発明による射出成形にお
ける型締力設定システムでは、型厚と設定型締力とから
演算される、成形金型毎の、設定型締力を発生できる型
締手段の位置情報を記憶するようにした。
【0035】そこで、成形金型を交換して射出成形する
ときには、記憶された位置情報に基づいて型締手段を所
定の位置まで移動させることにより、自動的に型締力を
設定することができるので、成形金型を取付け交換する
毎に、煩雑な型締力設定を行なう必要がなくなり、ま
た、取付け交換の際の型締力設定に要する時間を削減で
き、射出成形全体での時間短縮に貢献するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による射出成形における型締力設定シス
テムの制御ブロックの概略構成を示す図である。
【図2】本発明による型締力設定システムにおける動作
を説明するフローチャートである。
【図3】可動金型と固定金型を有する射出成形機の型締
状態における概略構成を説明する図である。
【図4】可動金型と固定金型を有する射出成形機の型交
換時における概略構成を説明する図である。
【図5】図3に示された射出成形機における従来の型締
力設定に関する動作を説明するフローチャートである。
【図6】型締手段の0点位置からの前進方向への移動量
と型締力との関係を示すグラフである。
【符号の説明】
1…固定盤 2…タイバー 3…リンクハウジング 4…可動盤 5…可動金型 6…固定金型 7…ダイハイトモータ 8…サーボモータ 9、13…検出器 10…クロスヘッド 11…トグルリンク 12…型締力検出センサ 101…演算処理部 102…リンクハウジング位置制御部 103…型開閉制御部 104…操作部(パネル) 105…記憶部 106…リンクハウジング位置検出部 107…リンクハウジング作動機構制御部 108…型開閉位置検出部 109…型開閉作動機構制御部 110…型締力検出部 D1…リンクハウジング位置検出信号 D2…型開閉位置検出信号 D3…型締力検出信号 H…ダイハイト PW1…リンクハウジング駆動電力 PW2…型開閉駆動電力 T…トグル機構部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森 繁一 愛知県刈谷市一里山町金山100番地 トヨ タ車体株式会社内 (72)発明者 本多 義和 愛知県刈谷市一里山町金山100番地 トヨ タ車体株式会社内 Fターム(参考) 4F202 AR07 CA11 CL01 CL32 CL43 CR06 4F206 AP06 AR07 JA07 JL05 JQ81 JT05 JT33 JT38

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可動金型と固定金型による成形金型を用
    いて製品を成形する射出成形における型締力設定システ
    ムであって、 前記可動金型の取付け部を備え、トグル機構によって前
    記固定金型との型締を行なう型締手段と、 前記型締手段を型締方向と平行な方向に移動させ、位置
    決めを行なう移動手段と、 型厚と設定型締力とから演算される、成形金型毎の、設
    定型締力を発生できる型締手段の位置情報を記憶する記
    憶手段と、 前記型締手段と前記移動手段とを制御する制御手段とを
    含み、 成形金型交換時に、前記制御手段が、記憶手段からの成
    形金型毎の型締手段の位置情報に基づいて、型締手段を
    移動手段の1回の動作で設定型締力を発生できる位置に
    移動、位置決めすることを特徴とする射出成形における
    型締力設定システム。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、次に搬入される成形金
    型に対応する型締手段の位置情報を前記記憶手段から読
    み出し、該位置情報に基づいて型締手段を移動手段によ
    り設定型締力を発生できる位置に移動させ、その位置で
    型締手段のトグル機構を折り畳んで成形金型を搬入した
    後、トグル機構を伸張させて型締することにより設定型
    締力を発生させることを特徴とする請求項1に記載の射
    出成形における型締力設定システム。
JP2001379005A 2001-12-12 2001-12-12 射出成形における型締力設定システム Pending JP2003175536A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP2279847A3 (en) * 2005-03-16 2011-11-16 Sumitomo Heavy Industries, LTD. Molding condition setting method
JP2012086390A (ja) * 2010-10-15 2012-05-10 Toshiba Mach Co Ltd 成形機の型締装置と、その制御方法
JP2017071161A (ja) * 2015-10-08 2017-04-13 株式会社日本製鋼所 トグル式射出成形機における金型取付段取方法およびトグル式射出成形機

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