JP2003174656A - 保安器サブモジュール - Google Patents

保安器サブモジュール

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JP2003174656A
JP2003174656A JP2001370634A JP2001370634A JP2003174656A JP 2003174656 A JP2003174656 A JP 2003174656A JP 2001370634 A JP2001370634 A JP 2001370634A JP 2001370634 A JP2001370634 A JP 2001370634A JP 2003174656 A JP2003174656 A JP 2003174656A
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JP2001370634A
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Takao Abe
隆男 阿部
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KAWAGUCHI ELECTRIC WORKS
Kawaguchi Electric Works Co Ltd
Original Assignee
KAWAGUCHI ELECTRIC WORKS
Kawaguchi Electric Works Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】保安器サブモジュールの回線数を増加させたと
きに全体のサイズの増大を抑制する。 【解決手段】 通信回線から侵入してくる過電圧・過電
流が通信機器に流入することを防止する保安器サブモジ
ュールにおいて、入回線接続用端子として用いられ並列
された複数のUスリット端子9と、前記各Uスリット端
子に対して電気的に接続された保安素子4と、前記保安
素子と電気的に接続され交換機側の出回線接続用端子と
して用いられる交換機側コネクタと、が搭載された二枚
のプリント配線板と、該二枚のプリント配線板の間に挟
み込んで取り付けられ、ジャンパ線の整線を行う通線口
ユニット13とを備え、前記保安素子は互いに隣接する
保安素子が前後にずらされて配置された千鳥状の配置と
されていることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は通信回線から侵入し
てくる過電圧・過電流が通信機器に流入することを防止
するための保安器サブモジュールに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、通信回線から侵入してくる過電圧
・過電流が通信機器に流入することを防止するために、
電話局内などに通信機器用保安器が設置されている。こ
の通信機器用保安器は、保安器サブモジュールを多段積
みにして組立てたものである。
【0003】図15は、従来の保安器サブモジュール6
00の組立平面図を示している。図15に示すように、
601はプリント配線板、602は入回線接続用端子と
して用いられるマルチ付け可能なUスリット端子であ
り、プリント配線板601に半田付けされ、ジャンパ線
により入回線へ通線口ユニット605を通して接続され
るものである。606、607はフレーム、608は交
換機側へ接続される交換機側コネクタ、609は保安素
子、610は試験弾器ユニットである。また、通線口ユ
ニット605は、二枚のプリント基板601の間に挟み
込んだ状態で取り付けられている。また、この保安器サ
ブモジュール600は、8回線の通信回線の接続が可能
である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】近時、通信回線の増加
と高密度化し対する要請が年々高まる傾向にあるが、電
話局に設置されている通信機器用保安器は、MDF(M
ain Distribution Frame)への
取付寸法が決まってしまっているため、従来の保安器サ
ブモジュールでは、通信回線の数を増やすことができな
いという問題があった。例えば、通信回線の数を2倍に
増やそうとした場合、端子部やコネクタのサイズが2倍
になり、全体の寸法を可能な限り小さしたいという要請
に応えることができないという問題があった。
【0005】そこで、本発明は上記従来技術の問題点を
解決し、従来よりも多くの通信回線に対応することがで
きるとともに、寸法の増大を最小限に抑制することので
きる保安器サブモジュールを提供することをも目的とす
る。
【課題を解決するための手段】上記課題は請求項1に記
載される如く、通信回線から侵入してくる過電圧・過電
流が通信機器に流入することを防止する保安器サブモジ
ュールにおいて、入回線接続用端子として用いられ並列
された複数のUスリット端子と、前記各Uスリット端子
に対して電気的に接続された保安素子と、前記保安素子
と電気的に接続され交換機側の出回線接続用端子として
用いられる交換機側コネクタと、が搭載された二枚のプ
リント配線板とを備え、前記保安素子は互いに隣接する
保安素子が前後にずらされて配置された千鳥状の配置と
されていることを特徴とする保安器サブモジュールによ
って解決される。
【0006】本発明においては、保安素子が千鳥状に配
列されるため、配列密度を高くすることができ、回線数
の増加に伴う全体のサイズの拡大を抑制することが可能
となる。
【0007】また、前記交換機側コネクタを、嵌合方向
に対して所定間隔だけ位置をずらして並設される複数の
コネクタによって形成することにより回線接続の自由度
を増すことが可能となる。
【0008】また、上記課題は、請求項3に記載される
如く、通信回線から侵入してくる過電圧・過電流が通信
機器に流入することを防止する保安器サブモジュールに
おいて、入回線接続用端子として用いられ並列された複
数のUスリット端子と、前記各Uスリット端子に対して
電気的に接続された保安素子と、前記保安素子に電気的
に接続され交換機側の出回線接続用端子として用いられ
る交換機側コネクタと、が搭載された二枚のプリント配
線板とを備え、前記交換機側コネクタは、前記複数のU
スリット端子の端子数の端子を有する一つのコネクタに
より形成されていることを特徴とする保安器サブモジュ
ールによって解決される。
【0009】本発明においては、交換機側のコネクタを
複数の端子をまとめた一つのコネクタで構成しているた
め、複数のコネクタで構成するものと比較して、コネク
タを構成する構造部材の共通化が図れ、これによってコ
ネクタ全体のサイズを小型にすることが可能となり、端
子数増加に伴う保安器モジュール全体のサイズの大型化
を抑制することができる。
【0010】本発明による上記特徴は、前記Uスリット
端子と前記交換機側コネクタとの間に電気的に接続され
試験用プラグを挿入して通信回線の切離し試験を行う試
験弾器ユニットを備える保安器サブモジュールにも適用
することが可能である。
【0011】また、Uスリット端子を単一のスリットを
備える端子とすることにより、端子配列を一層高密化す
ることが可能である。また、二枚のプリント配線板の間
に挟み込んで取り付けられ、ジャンパ線の整線を行う通
線口ユニットを備える保安器サブモジュールに適用する
ことも可能である。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を参照して説明する。
【0013】図1乃至図11は、本発明の通信機器用保
安器を説明するための図である。
【0014】図1は保安器サブモジュール100を示し
た図であり、(a)は平面図、(b)は背面図、(c)
は正面図、(d)は左側面図、(e)は右側面図、
(f)は底面図である。また、図2は、本発明の保安器
サブモジュールのプリント配線板を説明するための図で
あり、同図(a)及び(b)は、プリント配線板1Aを
説明するための図である。尚、プリント配線板1Bはプ
リント配線基板1Aと同様な構成のためここでは説明を
省略する。また、同図(a)はプリント配線板1AのA
面、(b)はプリント配線板1AのB面を示す。
【0015】図1及び図2に示すように、保安器サブモ
ジュール100は、プリント配線板1A、プリント配線
板1Bの2枚のプリント配線板で構成されている。
【0016】図1において、100は保安器サブモジュ
ール、1A、1Bはプリント配線板、2a、2b、・・
・、2nはプリント配線板1A、1Bに半田付けされた
試験弾器ユニット3の接点端子である。4a、4b、・
・・、4nは保安素子、5はそれぞれプリント配線板1
A、1Bに形成した表側の配線パターンで裏側にも配線
パターン6が形成されている。7及び8はそれぞれプリ
ント配線板1A、1Bに形成した表側の接地パターン、
裏側の接地パターン、9a、9b……9nは加入者側の
Uスリット端子、10a、10b……10nは交換機側
の端子、11は接地端子である。なお、プリント配線板
1A、1Bは、共に両面スルーホール基板で、図2に示
すように、保安素子4の搭載面を(A)面、その裏面側
を(B)面としている。
【0017】また、図1において、12はUスリットハ
ウジング、13は通線口ユニット、14はアースターミ
ナル、151、152はフレーム、16A及び16Bは
交換機側コネクタである。これらの部品をもって、16
回線収容の保安器サブモジュール100が構成されてい
る。
【0018】試験弾器ユニット3は、図示しない試験用
プラグを挿入して接点を開いて通信回線の切離し試験を
行うものである。保安素子4a、4b、・・・、4n
は、交換機側の出回線がサージ電圧等により絶縁破壊さ
れるのを防止するためのものであり、Uスリット端子9
a、9b、・・・、9nの隣接箇所にプリント配線板1
へ半田付けされている。また、保安素子4は、双方向性
pnpnサージ防護デバイス、アバランシェダイオー
ド、酸化亜鉛バリスタ等の半導体保安素子あるいは薄
形、小形のガス入り避雷管を用いてもよい。又、これら
を組合せた多段防護回路を構成してもよい。
【0019】本実施の形態では、保安素子4a、4b、
・・・、4nを横一列に配置することなく、隣接する保
安素子4a,4bを前後方向にずらした(図1中X方向
にずらした)いわゆる千鳥状に配置している。このよう
に、千鳥状に配置することにより、保安器サブモジュー
ル100の幅寸法を大きくすることなく、実装すること
ができ、通信回線の数を更に増やすことができる。配線
パターン5、6は、試験弾器ユニット3と交換機側の端
子とを電気的に接続させるものである。
【0020】Uスリット端子9は、入回線接続用端子と
して用いられており、保安素子4の隣接箇所に半田付け
され、保安素子4と電気的に接続されている。
【0021】Uスリットハウジング12、フレーム15
1、フレーム152は、樹脂成形品で2枚のプリント配
線板1を囲む形で組立てられ、16回線単位の保安器サ
ブモジュール100を形成する。
【0022】次に、通信機器用保安器を通信回線に実装
した回路構成を図3を用いて説明する。図3は本発明の
通信機器用保安器を説明するための回路図である。図3
において、32は加入者の電話機、33は加入者の保安
器、34は電話局、電話局34には、配線盤35、通信
機器用保安器101、交換機37が配設され、電話機3
2は加入者保安器33に接続され、加入者保安器33は
加入者回線38を介して電話局34に配設された配線盤
35に接続し、配線盤35と保安器サブモジュール10
0の入回線接続用端子(Uスリット端子)9a、9b、
・・・、9nとは、ジャンパ線39により接続され、保
安器サブモジュール100の交換機側の出回線接続用端
子10a、10b、・・・、10nと交換機37とは、
ケーブル配線40により接続されている。
【0023】ここで、Uスリット端子9の形状を、図4
を用いて説明する。図4は、Uスリット端子9を示した
図であり、同図(a)は正面図、(b)は左側面図、
(c)は切断前のUスリット端子9を示している。図4
に示すように、Uスリット端子9は、シングル付けがで
きるように、1つのスリット91を設ける構成としてい
る。これにより、従来のマルチ付け可能なUスリット端
子9とは異なり、プリント配線板1の同一実装面積上に
2倍のUスリット端子を配置させることができる。
【0024】次に、Uスリットハウジング12につい
て、図5を用いて説明する。図5は、Uスリットハウジ
ングを説明するための図であり、同図(a)は平面図、
(b)は正面図、(c)は底面図、(d)は右側面図で
ある。Uスリットハウジング12は、内部にUスリット
端子9a、9b、・・・、9nが配置されるように構成
されている。また、プリント配線板1AのUスリット端
子9a、9b、・・・、9nに対応する箇所に、Uスリ
ットS0A、S1A、・・・、S15Aが設けられ、プ
リント配線板1BのUスリット端子9a、9b、・・
・、9nに対応する箇所に、UスリットS0B、S1
B、・・・、S15Bが設けられている。
【0025】また、図5(a)に示すように、通信回線
との接続は、UスリットS0A内のUスリット端子9a
とUスリットS0B内のUスリット端子9a、Uスリッ
トS1A内のUスリット端子9bとUスリットS1B内
のUスリット端子9b、・・・、UスリットS15A内
のUスリット端子9nとUスリットS15B内のUスリ
ット端子9nと、対向するプリント配線板1A、1B間
で通信回線は配線されて行われる。よって、対面で1回
線を構成し、本実施の形態では、保安器サブモジュール
100で計16回線の通信回線が接続できる。
【0026】また、図1で示した通線口ユニット13
は、二枚のプリント配線板1A、1Bの間でジャンパ線
の整線を行うためのものである。この通線口ユニット1
3は、二枚のプリント配線板1A、1Bの間にサンドウ
ィッチ形に挟んで取り付けられており、Uスリット端子
9と回線毎に対応している。また、通線口ユニット13
は、通線口ユニットケースと通線口ユニットカバーから
構成されている。図6は、通線口ユニットケースを示し
た図であり、同図(a)は平面図、(b)は正面図、
(c)は右側図である。また、図7は通線口ユニットカ
バーを示した図であり、同図(a)は平面図、(b)は
左側面図である。
【0027】図6において、131は通線口ユニットケ
ースを示しており、この通線口ユニットケース131
は、複数別の通線口132を形成する樹脂成形品であ
り、複数の溝を形成する仕切り133が形成されてい
る。図7において、134は樹脂成形品である通線口ユ
ニットカバーを示しており、この通線口ユニットカバー
134に形成された固定用穴(図示せず)にはめ込まれ
て、通線口ユニットケース131と通線口ユニットカバ
ー134が結合され、通線口ユニット13が構成され
る。この通線口ユニット13を設けることで、ジャンパ
線布設作業を容易に行うことができる。
【0028】交換機側コネクタ16A、16Bは、試験
弾器ユニット3と電気的に接続されており、交換機側の
出力線接続端子として用いられている。また、交換機側
コネクタ16A、16Bは、2枚のプリント配線板1
A、1Bの間に挟み込まれた状態で保持されており、こ
の交換機側コネクタ16の端子はプリント配線板1A、
1Bに半田付けされている。また、本実施の形態におい
ては、16回線分の通信回線に対応させるためにこの交
換機側コネクタを2つ設けている。
【0029】ここで、図1及び第3図を参照して雷サー
ジ防護の機能と試験について説明する。加入者回線38
に雷サージが誘導されて、保安器サブモジュール100
の入回線接続用端子(Uスリット端子)9a、9b、・
・・、9nに雷サージが浸入したとすると、雷サージ電
流は保安素子4a、4b、・・・、4nに達し、保安素
子4a、4b、・・・、4nの動作により、交換機側の
出回線接続用端子10a、10b、・・・、10cと大
地25との間の雷サージ電圧は交換機37の許容電圧以
下に抑圧され、しかも雷サージのエネルギーを図1に示
した接地パターン7、8、接地端子11を通して大地2
5に流すことができるので、交換機37および作業者を
雷サージから防護できる。
【0030】さらに、加入者回線38の入回線接続用端
子(Uスリット端子)9a、9b、・・・、9nと交換
機37側の出回線接続用端子10a、10b、・・・、
10nとの間の切り離しと、一方への試験線の接続試験
は、試験弾器ユニット3に、片側面を絶縁材とし、他側
面を導電材とした試験用プラグ(図示せず)を挿入する
ことによって実現できる。
【0031】図8は本発明に係る通信機器用保安器の組
立て斜視図である。図8は保安器サブモジュール100
を16個段積みにした状態を示す。なお、実際の使用時
にはコネクタ16A、16Bに図示のようにプラグPが
連結される。図9に示すように、段積みした保安器サブ
モジュール100をMTG(MOUNTING)17、
サイドプレート18、フロントストッパ19、整線板2
0、インデックスホルダ21、マーキングプレート22
を取付け組立てて、256回線収容の通信機器用保安器
101を形成する。
【0032】以上、本実施例の保安器サブモジュール1
00によれば、Uスリット端子9をシングルスリットと
し、また、保安素子4a,4b・・・を互い違いにずら
した千鳥状配置としたため、端子数を増加しているにも
かかわらず幅Wの増大を抑制することができ、全体のサ
イズの増大化を阻止することができる。
【0033】図10は本発明の他の実施形態による保安
器サブモジュール200を示す。保安器サブモジュール
200は基本的構成は前述の保安器サブモジュール10
0と同じであり、詳細な説明は省略する。この保安器サ
ブモジュール200が保安器サブモジュール100と異
なる点は、コネクタ16A,16Bの配置が段差配列と
なっている点である。
【0034】ここで、この交換機側コネクタ16A、1
6Bをプリント配線板1A、1B上の嵌合方向に対して
同一面に取り付けた場合、嵌合される相手側コネクタの
ケーブルが、出方向が異なったものである場合に、交換
機側コネクタ16A、16Bに相手方コネクタを嵌合す
ることが不可能となるという問題がある。
【0035】そこで、図10に示すように、プリント配
線基板1A、1Bにおいて、交換機側コネクタ16Aが
配設される位置に対応する面16APと、交換機側コネ
クタ16Bが配設される位置に対応する面16BPとが
同一面上に揃わないように階段状に形成し、図11に示
すように、交換機側コネクタ16A、16Bを、相手方
コネクタへの嵌合方向(図中(Y)方向)に対して所定
間隔(d)だけずらして並設するようにした。これによ
り、交換機側コネクタ16A、16Bをプリント配線板
1A、1Bに並設しても、交換機側コネクタ16A、1
6Bの相手側コネクタとの嵌合面が階段状になるため、
例えば、図11に示すように、ケーブルの出口方向が異
なる相手方コネクタP1,P2を接続することが可能と
なる。
【0036】図12は本発明の変形例による保安器サブ
モジュール300を示す。保安器サブモジュール300
も保安器サブモジュール100と基本的に同様な構成を
なすものであるが、交換機側コネクタの構成のみが異な
る。即ち、保安器サブモジュール100にあっては、交
換機側コネクタは2つの8回線分のコネクタ16A,1
6Bが使用されていたが、本変形例では、1つの16回
線分のコネクタ16Cが使用されている。これによっ
て、2つのコネクタを使用することによる余分の構造材
を省くことができ、この交換機側のコネクタ部分の長さ
を短縮することができる。そして、回線が加したことに
よる長さ(X方向長さ)の増加を抑制することができ
る。
【0037】図13は本発明の他の変形例による保安器
サブモジュール400を示す。保安器サブモジュール4
00は上記の保安器サブモジュール300とは一つの交
換機側コネクタ16cを使用する点で共通しているが、
保安素子4a,4b・・4nの配置がこの例では、前述
の例のように、いわゆる千鳥状配列ではなく、横一線に
直列配列している。これによって、1つの交換機側のコ
ネクタの採用と相俟って保安器サブモジュールの縦方向
(X方向)の長さの増加を抑制するようにしている。
【0038】図14は本発明の他の変形例による保安器
サブモジュール500を示す。この保安器サブモジュー
ル500は、図1の保安器サブモジュール100と保安
素子4a,4b・・4nの配列において異なる。即ち、
この保安器サブモジュール100と保安素子は図13の
例の保安素子の配列と同様にいわゆる千鳥状配列ではな
く、横一線に直列配列している。したがって、この例で
は、端子数の増加によっても、Uスリットがシングルス
リットとしているため、配列密度が高くなっており、あ
る程度の幅方向(Y方向)のサイズの増加を抑えつつ、
縦方向(X方向)の長さの増加を抑えるようにしてい
る。
【0039】以上本発明の好ましい実施例について詳述
したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるもの
ではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の
範囲内において、種々の変形・変更が可能である。例え
ば、上述の各例にあっては、保安器サブモジュールはい
ずれも試験弾器を備えているが、この試験弾器を備えな
い保安器サブモジュールにも適用できることは言うまで
もない。また、上記いずれの例にあっても、保安器サブ
モジュールは通線ユニットを備えるものを示したが、こ
の通線ユニットを備えない保安器サブモジュールに適用
することも可能である。
【0040】
【発明の効果】以上詳述したところから明らかなよう
に、本発明によれば、多くの通信回線に対応することが
できるとともに、回線数、即ち、端子数の増加による全
体のサイズの増加を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態の保安器サブモジュー
ルを示した図である。
【図2】本発明の保安器サブモジュールのプリント配線
板を説明するための図である。
【図3】本発明の通信機器用保安器を説明するための回
路図である。
【図4】Uスリット端子を説明するための図である。
【図5】Uスリットハウジングを説明するための図であ
る。
【図6】通線口ユニットケースを示した図である。
【図7】通線口ユニットカバーを示した図である。
【図8】保安器サブモジュールを積層した状態を示す図
である。
【図9】本発明に係る通信機器用保安器の組立て斜視図
である。
【図10】本発明の他の実施形態による保安器サブモジ
ュールを示す図である。
【図11】交換機側コネクタに連結されるプラグの連結
方法の一態様を示す図である。
【図12】本発明の保安器保安器サブモジュールの変形
例を示す図である。
【図13】本発明の保安器保安器サブモジュールの他の
変形例を示す図である。
【図14】本発明の保安器保安器サブモジュールの他の
変形例を示す図である
【図15】従来の保安器サブモジュールの組立平面図で
ある。
【符号の説明】
1A、1B プリント配線板 2 接点端子 3 試験弾器ユニット 4 保安素子 9 Uスリット端子(入回線接続用端子) 10 交換機側の出回線接続用端子 13 通線口ユニット 16A、16B 交換機側コネクタ 100、200、300、400、500保安器サブモ
ジュール 101 通信機器用保安器

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信回線から侵入してくる過電圧・過電
    流が通信機器に流入することを防止する保安器サブモジ
    ュールにおいて、 入回線接続用端子として用いられ並列された複数のUス
    リット端子と、前記各Uスリット端子に対して電気的に
    接続された保安素子と、前記保安素子と電気的に接続さ
    れ交換機側の出回線接続用端子として用いられる交換機
    側コネクタと、が搭載された二枚のプリント配線板とを
    備え、 前記保安素子は、互いに隣接する保安素子が前後にずら
    されて配置された千鳥状の配置とされていることを特徴
    とする、保安器サブモジュール。
  2. 【請求項2】前記交換機側コネクタは、嵌合方向に対し
    て所定間隔だけ位置をずらして並設される複数のコネク
    タによって形成されることを特徴とする保安器サブモジ
    ュール。
  3. 【請求項3】通信回線から侵入してくる過電圧・過電流
    が通信機器に流入することを防止する保安器サブモジュ
    ールにおいて、 入回線接続用端子として用いられ並列された複数のUス
    リット端子と、前記各Uスリット端子に対して電気的に
    接続された保安素子と、前記保安素子に電気的に接続さ
    れ交換機側の出回線接続用端子として用いられる交換機
    側コネクタと、が搭載された二枚のプリント配線板とを
    備え、 前記交換機側コネクタは、前記複数のUスリット端子の
    端子数の端子を有する一つのコネクタにより形成されて
    いることを特徴とする保安器サブモジュール。
  4. 【請求項4】 前記Uスリット端子と前記交換機側コネ
    クタとの間に電気的に接続され試験用プラグを挿入して
    通信回線の切離し試験を行う試験弾器ユニットを備える
    請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の保安器サ
    ブモジュール。
  5. 【請求項5】 前記Uスリット端子は単一のスリットを
    備える端子である請求項1乃至請求項4のいずれか1項
    に記載の保安器サブモジュール。
  6. 【請求項6】該二枚のプリント配線板の間に挟み込んで
    取り付けられ、ジャンパ線の整線を行う通線口ユニット
    を備える請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の保安
    器サブモジュール。
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