JP2003173599A - 縦型ディスク挿入排出機構 - Google Patents
縦型ディスク挿入排出機構Info
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- JP2003173599A JP2003173599A JP2001368668A JP2001368668A JP2003173599A JP 2003173599 A JP2003173599 A JP 2003173599A JP 2001368668 A JP2001368668 A JP 2001368668A JP 2001368668 A JP2001368668 A JP 2001368668A JP 2003173599 A JP2003173599 A JP 2003173599A
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Abstract
部から容易に視認できる縦型ディスク挿入排出機構を提
供する。 【解決手段】ディスク3の装着孔31を被嵌させるため
に装置本体1に設けられるディスク装着部4と、下部を
装置本体1の下部に枢着されて、ディスク3を挿入・排
出する際の半開き状態と、ディスク3をディスク装着部
4に被嵌させて録音・再生可能な状態に収納する閉止状
態と、の間で回動自在な蓋体2と、蓋体2の内側に上下
方向にスライド自在に設けられ、蓋体2が半開き状態か
ら閉止状態の直前に至るまでの間、ディスク3を支持す
るスライド部材5と、装置本体1内に固設されるカムベ
ース7と、スライド部材5とカムベース7とに連係接続
されるカムアーム8と、を具備している。
Description
VD等のDISCを録音・再生するためのオーディオ機
器に設けられる縦型ディスク挿入排出機構に関する。
めの携帯可能なコンパクト化されたオーディオ機器で
は、例えば、図11,12に示すように、装置本体10
0の前面に設けた蓋体101を開閉操作して、DISC
102の出し入れをおこなうように構成される。
部が装置本体100の下部に回動自在に枢着され、DI
SC102の出し入れが可能な程度の半開き状態まで開
放が許容され、それ以上の外方への回動は規制されてい
る。
2を蓋体101の内面に沿わせるように差し入れた後、
蓋体101を閉じると、DISC中央の開孔103が、
装置本体100に設けられたメカニズム104に被嵌装
着され、録音・再生が可能な状態となる。そして、録音
・再生の終了後には、取り出しボタン(図示省略)を操
作すると、蓋体101が自動的に半開き状態となり、D
ISC102を取り出すことができる。
うな、従来の縦型ディスク挿入排出機構では、DISC
102を取り出す際に、そのDISC102が蓋体10
1の奥に隠れた状態で収納されており、しかも、蓋体1
01の内面にへばりついているため、取り出しにくいと
いう問題があった。
DISC102を蓋体101の奥まで差し入れるため挿
入しにくくもあり、挿入した状態が、蓋体101によっ
て隠されてしまうために、外部から挿入状態を明確に確
認できないという問題もあった。
れ、ディスクの出し入れ操作が容易でディスクを外部か
ら容易に視認できる縦型ディスク挿入排出機構を提供す
ることを目的とする。
解決するための手段を以下のように構成している。
に装置本体に設けられるディスク装着部と、下部を前記
装置本体下部に枢着されて、前記ディスクを挿入・排出
する際の半開き状態と、前記ディスクを前記ディスク装
着部に被嵌させて録音・再生可能な状態に収納する閉止
状態と、の間で回動自在な蓋体と、前記蓋体の内側に設
けられたガイド部材に案内されて前記蓋体内を上下方向
にスライド自在に設けられ、前記蓋体が前記半開き状態
から前記閉止状態の直前に至るまでの間、前記ディスク
を支持するスライド部材と、前記装置本体内に固設され
るカムベースと、前記スライド部材と前記カムベースと
に連係接続されるカムアームと、を具備し、前記ディス
クを挿入する際には、前記蓋体を半開き状態として、前
記ディスクの上部を外部に露出させた状態で、上方位置
にある前記スライド部材に支持させ、前記蓋体を閉じる
と、前記ディスクが前記スライド部材と共に下方にスラ
イドして録音・再生が可能な閉止状態となり、この状態
から前記蓋体を開くと、前記ディスクが前記スライド部
材と共に上方にスライドして前記ディスクの上部を外部
に露出させた半開き状態となるように構成したことを特
徴とする。
際には、ディスクが、その上部を蓋体から外部に露出し
た状態でスライド部材に支持されるので、その挿入状態
を外部から明確に確認することができる。また、ディス
クを蓋体の奥まで差し入れなくてもよいため、挿入作業
が容易となる。
材が、カムアームを介して、カムベースに連係接続され
ていることで、蓋体の閉動作に連動してスライド部材が
下動し、ディスクが下方にスライドして録音・再生が可
能な閉止状態となる。
動作に連動してスライド部材が上動し、ディスクの上部
が蓋体から外部に露出した状態となり、ディスクを外部
から明確に確認することができ、ディスクを取り出しや
すくなる。
記カムアームを前記装置本体側に掛止させることにより
前記蓋体を前記装置本体に対してロックするロック機構
を設けたことを特徴とする。
蓋体の閉止状態がロックされるため、搬送中や録音・再
生時等に不用意に蓋体が開放されるのを防止できる。
前記ディスクを前記スライド部材から離間させて支持す
るディスク持ち上げ機構を設けたことを特徴とする。
開かれた時には、厚さの薄いディスクが、ディスク持ち
上げ機構により、スライド部材から離間された状態に持
ち上げられるため、ディスクを取り出しやすくなり、ま
た、挿入しやすくなる。
に伝動連結される駆動源を設け、該駆動源により、前記
蓋体を、スライド部材と共に、回動動作させることを特
徴とする。
駆動源により、カムアームを介して、蓋体をスライド部
材と共に回動させるので、蓋体の開閉操作が自動化され
使い勝手が向上する。
ド部材に枢着させる一方、前記カムアームの他端に設け
たスライダーを前記カムベースに形成したカム溝に遊嵌
させると共に、前記カムアームに形成した長孔に、前記
装置本体側に設けた支点軸を遊嵌させたことを特徴とす
る。
ライド部材の上下動作が、カムアームを介して、連動す
るので、特に、装置本体内に駆動源を設ける場合には、
例えば、カムアームの他端に設けたスライダーを駆動源
と伝動連結させることにより、単一の駆動源で蓋体とス
ライド部材とを連動動作させることができる。
をロックするために前記カム溝の端部に折曲形成された
スライダー掛止部であることを特徴とする。
たカム溝の端部にスライダー掛止部を折曲形成すること
により、蓋体が閉止状態にある時に、前記スライダー掛
止部に、カムアームに設けたスライダーを掛止させるこ
とで、前記蓋体が不用意に開放しないようにロックする
ことができる。
外力を作用させた時に、前記蓋体を閉じ方向に無理なく
回動させるために、前記カムアームに形成した長孔の端
部には、前記装置本体側に設けた支点軸の前記長孔に対
する相対的な移動を許容するための逃げ部を形成したこ
とを特徴とする。
閉じ方向の外力を作用させた時に、カムアームの長孔の
端部に形成した逃げ部に、装置本体側に設けた支点軸が
逃げ込むことで、装置本体に対するカムアームの移動が
許容されるため、蓋体が閉じ方向に容易に回動(始動)
する。
カムアームの変位状態を検出する検出手段を設けると共
に、該検出手段からの検出信号を受け、前記蓋体の開閉
動作を制御するために、前記駆動源に制御信号を出力す
る制御手段を設けたことを特徴とする。
方向への回動(始動)動作を検出手段で検出して、その
検出信号を受けた制御手段により、駆動源を駆動させ
て、蓋体を自動的に閉じるようにすることができる。従
って、当初、半開き状態の蓋体を少し閉じ方向に押し込
むだけで、後は、自動的に蓋体を閉じることができ、使
い勝手が顕著に向上する。
ら)蓋体を開くための信号を制御手段が受信すると、駆
動源を(逆転)駆動させて、蓋体を半開き状態まで開放
するようにすることができ、その半開き状態では、ディ
スクの上部が外部に露出しているため、取り出しやす
く、使い勝手が顕著に向上する。
スライド部材の内側に突出するように回動自在に設けら
れたレバー体と、該レバー体を回動させるために、前記
蓋体の内側に前記レバー体に対応して設けられたカム状
部材と、からなることを特徴とする。
り、スライド部材と蓋体とが相対的に変位することを利
用して、開蓋時には、カム状部材によってレバー体をス
ライド部材の内側に突出するように回動させることで、
別途、ディスクを持ち上げるための操作を必要とするこ
となく、ディスクをスライド部材から離間させることが
でき、ディスクの出し入れが容易となり、使い勝手が向
上する。
縦型ディスク挿入排出機構について図面を参照しつつ詳
細に説明する。図1,図2は、側面と背面を覆うカバー
を取り除いた状態のオーディオ機器を示し、また、図
3,図4は、オーディオ機器の要部である縦型ディスク
挿入排出機構の構成を示す。
2は開閉自在な蓋体で、その下部に設けた支軸21によ
って装置本体1に回動自在に枢着され、ディスク3を挿
入・排出する際の半開き状態(図1(a)(b),図3
(a)(b)参照)と、ディスク3を、装置本体1に設
けられたディスク装着部(メカニズム)4に被嵌させて
録音・再生可能な状態に収納する閉止状態(図2(a)
(b),図4(a)(b)参照)と、の間で回動自在と
なるように構成されている。
ド部材(移動トレイ)で、蓋体2の内側両側部に設けら
れたガイド部材(ガイドレール)22(図10(b)参
照)に案内されて蓋体2内を上下方向にスライド自在に
設けられ、蓋体2の半開き状態から閉止状態の直前に至
るまでの間、ディスク3の下端を支持する。
ス、8はカムアームであり、カムアーム8の一端を支軸
16によってスライド部材5に回動自在に枢着させる一
方、カムアーム8の他端に設けたスライダー12をカム
ベース7に形成したカム溝71に遊嵌させると共に、カ
ムアーム8に形成した長孔8に、装置本体1に設けた支
点軸13を遊嵌させている。
する際には、蓋体2を半開き状態として、ディスク3の
上部を外部に露出させた状態で、その下部を上方位置に
あるスライド部材5のディスク支持部51に支持させる
ことができる(図3(a)(b)参照)。
ィスク3の上部が蓋体2から外部に露出した状態となる
ため、その挿入状態を外部から明確に確認することがで
きる。また、ディスク3を蓋体2の奥まで差し入れなく
てもよいため、挿入作業が容易となる。
部材5と共に下方にスライドして録音・再生が可能な閉
止状態となる(図4(a)(b)参照)。録音・再生が
終了した後、蓋体2を開くと、ディスク3がスライド部
材5と共に上方にスライドしてディスク3の上部を外部
に露出させた状態となるので、ディスク3を外部から明
確に確認することができ、ディスク3を取り出しやすく
なる。なお、蓋体2を開いた時のスライド部材5の上昇
動作によるディスク3の飛び出しを防止するために、ス
ライド部材5の内面側にディスク押さえ用の突起55,
55を設けている。
図示は省略するが、蓋体2を開方向に付勢する戻しばね
を設けることによっても半自動的におこなうことができ
る。すなわち、蓋体2を閉じるには、戻しばねの付勢力
に抗して蓋体2を閉じ方向に押し込むことで蓋体2をラ
ッチさせればよく、蓋体2を開くには、ボタン操作等に
より蓋体2のラッチを解除すれば、蓋体2を戻しばねの
付勢力で開かせるようにすればよい。
ために、装置本体1内に駆動源(モータ)9(図1
(b)参照)を設け、そのモータ9により、蓋体2を自
動的に開閉できるようにするのが好ましい。この場合、
モータ9を、装置本体1に設けたギヤブロック10を介
してピボットギヤ11と伝動連結させ、そのピボットギ
ヤ11の先端に形成した長孔112を、カムアーム8の
他端に設けたスライダー12に移動自在に被嵌させれば
よい。なお、カムベース7、カムアーム8、ピボットギ
ヤ11の単独形状については図5に示される。
ピボット軸111は、カムベース7の上部に回動自在に
枢着され、そのピボット軸111から放射状に配設され
た一対の被接触子113,114に接触する接触子14
1を有するモードスイッチ(検出手段)14が設けら
れ、そのピボットギヤ11の回動状態で、蓋体2の開閉
状態を検出することができる。
閉動作を制御するための制御手段としてのコントローラ
(CTR)15が接続され、そのコントローラ15の出
力側にはモータ9が接続されており、従って、後述する
ように、蓋体2の開閉状態をモードスイッチ14で検出
することにより、蓋体2を自動的に開閉することができ
る。
2が閉止状態にある時には、蓋体2はロック機構20に
よってロックされており、搬送中や、録音・再生時等に
不用意に蓋体2が開放されることのないようにしてい
る。そのロック機構20は、例えば、図5(b)に示す
ように、カム溝71の端部にやや上方に向けて折曲形成
されたスライダー掛止部72を設け、そのスライダー掛
止部72にスライダー12をロックさせるように構成す
ることができる。
そのスライダー掛止部72の外溝壁721は、ピボット
軸111を中心とする円弧状の回動軌跡に沿う曲面状に
形成されるのに対して、内溝壁722は直線状に形成さ
れている。従って、蓋体2に開き方向の外力を作用させ
て、カムアーム8を介して、スライダー12に外力F1
が作用した時には、スライダー12は直線状の内溝壁7
22に掛止されて移動できず、蓋体2はロックされるこ
ととなる。これに対して、モータ9からの駆動力によ
り、ピボットギヤ11を介してスライダー12に外力F
2が作用すると、スライダー12は外溝壁721に沿っ
て移動し、蓋体2は開放される。
2を閉じ方向に無理なく容易に回動(始動)させるため
に、図6および図7に示すように、装置本体1に設けた
支点軸13が、カムアーム8に形成した長孔81の端部
に引っ掛からないように、その端部を少し切り込んで逃
げ部82を形成している。
ライダー12の軌跡に沿う方向に形成されており、この
逃げ部82によって、図6に示すように、半開き状態に
ある蓋体2に対して閉じ方向にわずかの押力を作用させ
るのみで、支点軸13が逃げ部82に逃げ込み、図7に
示すように、蓋体2がわずかに回動(始動)する。
ピボットギヤ11が図示時計まわりに回動し、モードス
イッチ14の接触子141が被接触子113から外れる
ため、蓋体2の回動(始動)動作が検出され、その検出
信号によって、コントローラ15からの指令でモータ9
が駆動されることにより、カムアーム8を介して蓋体2
が自動的に閉じられ閉止状態でロックされることとな
る。
蓋状態にある蓋体2を開くための信号をコントローラ1
5が受信すると、モータ9を(逆転)駆動させて、蓋体
2を半開き状態まで開放する。その間に、スライド部材
5が上方に移動してディスク3の上部を外部に露出させ
るので、ディスク3を取り出しやすく、使い勝手が顕著
に向上する。
位置に移動した時には、図9に示すように、ディスク持
ち上げ機構17によって、ディスク3を、スライド部材
5から離間させた状態に支持させ、ディスク3の出し入
れを容易としている。
いし図10に示すように、スライド部材5の内側に回動
自在に設けられる一対のレバー体18,18と、そのレ
バー体18,18を回動させるために、蓋体2の内側に
設けられた一対のカム状部材19,19からなる。
・排出時に蓋体2が半開き状態に開放されている時に
は、図8(a)(b)に示すように、ディスク3の上部
が、蓋体2から露出した状態で、その下部をスライド部
材5の下部に突設したディスク受け部材51によって支
持され、かつ、突出した一対のレバー体18,18によ
って、ディスク3の上部がスライド部材5から離間され
た状態となる。
スク3がスライド部材5と共に下方にスライドし、か
つ、レバー体18,18が回動してスライド部材5内に
没入し、図8(c)に示すように、ディスク3の装着孔
31が、ディスク装着部4に被嵌して録音・再生可能な
状態となり、録音・再生終了後に、蓋体2を開くと、再
び図8(a)(b)の状態に復帰する。
いて説明する前に、スライド部材5の蓋体2への組み付
け対応図を示す図10に基づいて、蓋体2とスライド部
材5の取り合い関係等について説明すると、まず、スラ
イド部材5の両側部には、凹状の遊嵌溝52,52が形
成されており、その遊嵌溝52,52が、蓋体2の内側
部に設けられたガイドレール22,22にスライド自在
に遊嵌し、スライド部材5と蓋体2とが、相対的に上下
動自在となっている。なお、図10(a)はスライド部
材5の背面側(外側)の斜視図を示し、図10(b)は
蓋体2の内面側の斜視図を示す。
に、ディスク3に当接するパッド181を貼着したヘッ
ド部182と、その背面側に形成されてカム状部材19
のカム面191,192,193に摺接する山形状に形
成された摺接部183と、両側に突設された支軸184
と、を有し、図10(a)に示すように、スライド部材
5の中央両側に開設された開口53,53からヘッド部
182,182を内面側に突出自在となるように、各開
口53の下部に突設した軸受け54,54に、支軸18
4を回動自在に支持させるように組付けられる。
に、傾斜状のカム面193を介して段違い状に連続する
2つのカム面191,192と、カギ状に形成された掛
止部194と、を有し、図10(b)に示すように、デ
ィスク装着部4を嵌め込むために蓋体2の中央部に開設
された孔部23の両側に開設された開口24,24に嵌
装され、それぞれ3つのカム面191,192,193
を内面側に露出させた状態として、スライド部材5に組
み込まれたレバー体18,18の摺接部183,183
に対応させている。なお、蓋体2の下部両側には、支軸
21を支持するブラケット25,25が内側に向けて突
設されている。
にある時には、図9(a)に示すように、スライド部材
5は下部位置にあり、レバー体18の摺接部183はカ
ム状部材19の低いカム面192に摺接し、ヘッド部1
82はスライド部材5の開口53内に没入しパッド18
1を開口53から覗かせているが、ディスク3は蓋体2
内に収納されて録音・再生可能な状態になっている。
9(b)に示すように、スライド部材5が上方に移動し
ディスク3も上方に移動するが、レバー体18の摺接部
183は依然としてカム状部材19の低いカム面192
に摺接しているため、ヘッド部182はスライド部材5
の開口53内に没入したままで、ディスク3は持ち上げ
られない。なお、蓋体2を開放した時のスライド部材5
の上昇動作によるディスク3の飛び出しは、スライド部
材5の内面側に設けたディスク押さえ用の突起55,5
5によって防がれる。
9(c)に示すように、スライド部材5が上部位置に上
昇し、ディスク3の上部が蓋体2から充分に露出し、か
つ、レバー体18の摺接部183が傾斜したカム面19
3を乗り越えて高い位置のカム面191に摺接するた
め、ヘッド部182がスライド部材5の開口53から突
出し、パッド181によってディスク3が内方に持ち上
げられ、スライド部材5から離間し、取り出しやすい状
態となる。なお、ディスク3を挿入する際にも、このよ
うな状態となるため、その挿入状態を外部から明確に確
認することができる。
より、スライド部材5が蓋体2に対して相対的に連動し
て変位する構成を利用して、開蓋時には、レバー体1
8,18によってディスク3をスライド部材5から離間
させる(持ち上げる)ことができ、ディスク3の出し入
れが容易となり、使い勝手が顕著に向上する。
以下の効果を奏する。
クが、その上部を蓋体から外部に露出した状態でスライ
ド部材に支持されるので、その挿入状態を外部から明確
に確認することができる。また、ディスクを蓋体の奥ま
で差し入れなくてもよいため、挿入作業が容易となる。
半開き状態になると、ディスクの上部が蓋体から外部に
露出した状態となるので、ディスクを外部から明確に確
認することができ、ディスクを取り出しやすくなる。
がロックされるため、搬送中や録音・再生時等に不用意
に蓋体が開放されることによるトラブルの発生を未然に
防止することができる。
ち上げ機構により、厚さの薄いディスクが、スライド部
材から離間された状態に持ち上げられるので、ディスク
を取り出しやすくなり、また、挿入しやすくなる。
カムアームを介して、蓋体をスライド部材と共に回動さ
せるので、蓋体の開閉操作が自動化され、使い勝手が向
上する。
下動作が、カムアームを介して、連動するので、特に、
装置本体内に駆動源を設ける場合には、例えば、カムア
ームの他端に設けたスライダーを駆動源と伝動連結させ
ることにより、単一の駆動源で蓋体とスライド部材とを
連動動作させることができる。
にスライダー掛止部を折曲形成して、蓋体の閉止時に
は、前記スライダー掛止部に、カムアームに設けたスラ
イダーを掛止させるので、前記蓋体が不用意に開放しな
いようにロックすることができる。
を作用させた時に、カムアームの長孔の端部に形成した
逃げ部に、装置本体側に設けた支点軸が逃げ込むので、
装置本体に対するカムアームの移動が許容され、蓋体が
閉じ方向に容易に回動(始動)する。
作を検出手段で検出して、その検出信号を受けた制御手
段により、駆動源を駆動させて、蓋体を自動的に閉じる
ように構成できるので、当初、半開き状態の蓋体を少し
閉じ方向に押し込むだけで、後は、自動的に蓋体を閉じ
ることができ、使い勝手が顕著に向上する。
ら)蓋体を開くための信号を制御手段が受信すると、駆
動源を(逆転)駆動させて、蓋体を半開き状態まで開放
するように構成できるので、その半開き状態では、ディ
スクの上部が外部に露出しているため、取り出しやす
く、使い勝手が顕著に向上する。
材と蓋体とが相対的に変位することを利用して、開蓋時
には、カム状部材によってレバー体がスライド部材の内
側に突出するように回動させることにより、ディスクを
スライド部材から離間させるので、ディスクの出し入れ
が容易となり、使い勝手が向上する。
状態の斜視図である。
ィスク位置の説明図である。
構成の説明図である。
構成の説明図である。
状態の説明図である。
である。
る。
ある。
Claims (9)
- 【請求項1】 ディスクの装着孔を被嵌させるために装
置本体に設けられるディスク装着部と、 下部を前記装置本体下部に枢着されて、前記ディスクを
挿入・排出する際の半開き状態と、前記ディスクを前記
ディスク装着部に被嵌させて録音・再生可能な状態に収
納する閉止状態と、の間で回動自在な蓋体と、 前記蓋体の内側に設けられたガイド部材に案内されて前
記蓋体内を上下方向にスライド自在に設けられ、前記蓋
体が前記半開き状態から前記閉止状態の直前に至るまで
の間、前記ディスクを支持するスライド部材と、 前記装置本体内に固設されるカムベースと、 前記スライド部材と前記カムベースとに連係接続される
カムアームと、を具備し、 前記ディスクを挿入する際には、前記蓋体を半開き状態
として、前記ディスクを、その上部を外部に露出させた
状態で、上方位置にある前記スライド部材に支持させ、
前記蓋体を閉じると、前記ディスクが前記スライド部材
と共に下方にスライドして録音・再生が可能な閉止状態
となり、この状態から前記蓋体を開くと、前記ディスク
が前記スライド部材と共に上方にスライドして前記ディ
スクの上部を外部に露出させた半開き状態となるように
構成したことを特徴とする縦型ディスク挿入排出機構。 - 【請求項2】 前記蓋体が閉止状態にある時に、前記カ
ムアームを前記装置本体側に掛止させることにより前記
蓋体を前記装置本体に対してロックするロック機構を設
けたことを特徴とする請求項1に記載の縦型ディスク挿
入排出機構。 - 【請求項3】 前記蓋体が半開き状態にある時には前記
ディスクを前記スライド部材から離間させて支持するデ
ィスク持ち上げ機構を設けたことを特徴とする請求項1
または2に記載の縦型ディスク挿入排出機構。 - 【請求項4】 前記装置本体内に、前記カムアームに伝
動連結される駆動源を設け、該駆動源により、前記蓋体
を、スライド部材と共に、回動動作させることを特徴と
する請求項1ないし3のいずれかに記載の縦型ディスク
挿入排出機構。 - 【請求項5】 前記カムアームの一端を前記スライド部
材に枢着させる一方、前記カムアームの他端に設けたス
ライダーを前記カムベースに形成したカム溝に遊嵌させ
ると共に、前記カムアームに形成した長孔に、前記装置
本体側に設けた支点軸を遊嵌させたことを特徴とする請
求項1ないし4のいずれかに記載の縦型ディスク挿入排
出機構。 - 【請求項6】 前記ロック機構が、前記スライダーをロ
ックするために前記カム溝の端部に折曲形成されたスラ
イダー掛止部であることを特徴とする請求項5に記載の
縦型ディスク挿入排出機構。 - 【請求項7】 半開き状態の前記蓋体に閉じ方向の外力
を作用させた時に、前記蓋体を閉じ方向に無理なく回動
させるために、前記カムアームに形成した長孔の端部に
は、前記装置本体側に設けた支点軸の前記長孔に対する
相対的な移動を許容するための逃げ部を形成したことを
特徴とする請求項5または6に記載の縦型ディスク挿入
排出機構。 - 【請求項8】 前記蓋体の開閉動作に連動する前記カム
アームの変位状態を検出する検出手段を設けると共に、
該検出手段からの検出信号を受け、前記蓋体の開閉動作
を制御するために、前記駆動源に制御信号を出力する制
御手段を設けたことを特徴とする請求項7に記載の縦型
ディスク挿入排出機構。 - 【請求項9】 前記ディスク持ち上げ機構は、前記スラ
イド部材の内側に突出するように回動自在に設けられた
レバー体と、該レバー体を回動させるために、前記蓋体
の内側に前記レバー体に対応して設けられたカム状部材
からなることを特徴とする請求項3ないし8に記載の縦
型ディスク挿入排出機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001368668A JP3732778B2 (ja) | 2001-12-03 | 2001-12-03 | 縦型ディスク挿入排出機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001368668A JP3732778B2 (ja) | 2001-12-03 | 2001-12-03 | 縦型ディスク挿入排出機構 |
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