JP2003173445A - 指紋照合方法および装置 - Google Patents

指紋照合方法および装置

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JP2003173445A JP2001371741A JP2001371741A JP2003173445A JP 2003173445 A JP2003173445 A JP 2003173445A JP 2001371741 A JP2001371741 A JP 2001371741A JP 2001371741 A JP2001371741 A JP 2001371741A JP 2003173445 A JP2003173445 A JP 2003173445A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 特徴点が少ない断片的な遺留指紋でも、より
高い精度で照合することのできる方法および装置を実現
すること。 【解決手段】 所定の注目点を中心とした、指紋模様を
構成する隆線が分岐する点や終端する点からなる特徴点
が存在しない領域の面積を芯線安定度として抽出し、照
合に用いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は指紋照合方法および
装置に関し、特に、指紋隆線の端点や分岐点などの特徴
点の少ない指紋についても高い精度で照合することので
きる指紋照合方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、指紋照合においては、特許公報第
2659046号に開示されているように、指紋隆線の
端点や分岐点(この両方を合わせて指紋の特徴点と呼
ぶ)を用いた特徴点照合が広く用いられている。
【0003】しかし、上記の従来技術には、次のような
問題点があった。
【0004】特徴点のみを特徴量として用いて特徴点照
合が行われているため、特徴点が充分に存在する場合に
は高い照合精度を保証できるが、断片的な遺留指紋のよ
うに充分な数の特徴点がない場合には高い精度で照合す
ることができないことである。
【0005】特徴点が少ない場合の問題を解決するため
に、特許公報第002730179号に記載されている
ように、非特徴点を抽出し、特徴点と非特徴点とを合わ
せて照合に用いる案が提案されている。この案では、あ
る一定面積の小領域に特徴点が存在しないとき、その小
領域の中心座標とその領域内の隆線方向が非特徴点とし
て登録されるが、特徴点が存在しない領域の広さについ
て芯線の安定度合いを用いるものではない。
【0006】また、上記公報の案では、非特徴点も特徴
点も1つの照合点として照会側指紋と登録側指紋の間で
対になる可能性が検証されるだけなので、その有効性に
は限界がある。例えば、片方の指紋には特徴点が存在
し、もう片方の指紋の対応位置が非特徴点のときには、
照合スコアの減算(ペナルティ付与)には有効である。
しかし、照会側指紋と登録側指紋のいずれについても、
非特徴点のときはスコア加算処理することになるが、そ
のスコアによる非対指紋の分離度合いは大きくない。こ
の理由は、多くの非対指紋で多くの非特徴点が抽出され
るため、対指紋と非対指紋の分離が困難になるためであ
る。この具体例を、図を用いて説明する。
【0007】図7は、照会側指紋であり、図7(A)は
遺留指紋、図7(B)は対指紋の濃淡画像例である。図
8(A),(B)のそれぞれは図7(A),(B)の芯
線データである。
【0008】図8中、芯線信頼度が低い領域は矩形に網
掛けされている。
【0009】図9(A),(B)のそれぞれは、図8
(A),(B)の芯線データに対して、特許公報第00
2730179号に記載されている方法で抽出した照会
側の非特徴点N1S,N2S,…,N7Sと対指紋の非
特徴点N1F,N2F,…,N7Fを表している。この
対指紋に対する照合では、ここに表示された7個の非特
徴点は全て合致するので7ポイントのスコアを付与する
ものとする。
【0010】図10(A),(B)に示す例では、登録
側の指紋が非対指紋の場合の非特徴点と特徴点とを示す
図であり、6個の非特徴点N1F,N2F,N3F,N
5F,N6F,N7Fと1個の特徴点M4Fが抽出され
ている。この非対指紋に対する照合では、6個の非特徴
点は合致するので6ポイントのスコアを付与し、照会側
の非特徴点N4Sは合致しないので、ペナルティとし
て、1ポイント減算することにする。この結果、スコア
は5ポイントとなる。
【0011】対指紋で7ポイント、非対指紋で5ポイン
トというスコアは、対指紋と非対指紋の分離という観点
では十分とはいえず、さらに、照合精度を向上すること
のできる方法が望まれている。
【0012】本発明は上述したような従来の技術が有す
る問題点に鑑みてなされたものであって、特徴点が少な
い断片的な遺留指紋でも、より高い精度で照合すること
のできる方法および装置を実現することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の指紋照合方法
は、所定の注目点を中心とした、指紋模様を構成する隆
線が分岐する点や終端する点からなる特徴点が存在しな
い領域の面積を芯線安定度として抽出し、照合に用いる
ことを特徴とする。
【0014】この場合、前記芯線安定度を、前記特徴点
が存在しない領域に内接する円の半径の距離を、芯線幅
を単位として表現した数により表すこととしてもよい。
【0015】また、前記芯線安定度を、前記特徴点が存
在しない領域に内接する円の半径の距離により表すこと
としてもよい。
【0016】上記のいずれにおいても、注目点を、芯線
上の点のみに限定することとしてもよい。
【0017】さらに、芯線安定度とともに、特徴点を抽
出し、これらを用いて照合を行うこととしてもよい。
【0018】本発明の指紋照合装置は、指紋画像が入力
される指紋画像入力手段と、前記指紋画像入力手段に入
力された指紋画像について、指紋の照合に用いられる、
所定の注目点を中心とした、指紋模様を構成する隆線が
分岐する点や終端する点からなる特徴点が存在しない領
域の面積を芯線安定度として抽出する芯線安定度照合手
段を有することを特徴とする。
【0019】この場合、前記芯線安定度照合手段は、芯
線安定度を、前記特徴点が存在しない領域に内接する円
の半径の距離を、芯線幅を単位として表現した数により
表すこととしてもよい。
【0020】また、前記芯線安定度照合手段は、芯線安
定度を、前記特徴点が存在しない領域に内接する円の半
径の距離により表すこととしてもよい。
【0021】上記のいずれにおいても、前記芯線安定度
照合手段は、注目点を芯線上の点のみに限定することと
してもよい。
【0022】また、前記指紋画像入力手段に入力された
指紋画像について、芯線安定度とともに指紋の照合に用
いられる、特徴点を抽出する特徴点照合手段を有するこ
ととしてもよい。
【0023】上記のように構成される本発明は、指紋照
合において、特徴点が存在しない領域の広さを隆線の安
定度合いとして抽出してこの隆線の安定度合いを特徴量
として照合することを特徴とするもので、このことによ
り、特徴点の少ない指紋の照合においても、照合精度を
向上させることができるものとなっている。
【0024】本発明では隆線を細線化した芯線データを
用いているので隆線安定度を芯線安定度と表現するが同
一の概念である。
【0025】本発明における芯線(隆線)の安定度は、
注目点の近傍領域の芯線が縞状で安定しており、その近
傍領域内部に特徴点が存在しないときにはその面積を芯
線安定度として抽出するものである、このようにして照
合すべき2つの指紋データから抽出された芯線(隆線)
のそれぞれの安定度について、対応する領域のものを比
較し、その小さい方の芯線安定度を類似度としてスコア
化する。
【0026】このようにして、芯線安定度という特徴量
を用いることで、特徴点の少ない指紋でも、照合精度を
向上することが可能となっている。
【0027】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施例について図
面を参照して説明する。
【0028】図1は本発明による指紋照合装置の一実施
例の構成を示す図、図2は図1中の芯線安定度抽出手段
17の動作を示すフローチャートである。
【0029】本実施例の指紋照合装置は、指紋画像入力
手段11、指紋画像記憶手段12、芯線抽出手段13、
芯線データ記憶手段14、特徴点抽出手段15、特徴点
データ記憶手段16、芯線安定度抽出手段17、芯線安
定度データ記憶手段18、データベース登録手段19、
データベース記憶手段20、特徴点照合手段21、芯線
安定度照合手段22、照合スコア融合手段23および照
合結果出力手段24から構成されている。
【0030】指紋画像入力手段11は、指紋センサやス
キャナで読み取られた指紋画像をディジタル化して入力
する手段である。
【0031】指紋画像記憶手段12は、指紋画像入力手
段11から入力された指紋画像を一時記憶する手段であ
る。
【0032】芯線抽出手段13は、指紋画像記憶手段1
2に記憶された指紋画像に対して二値化処理や細線化処
理をして芯線データを抽出する手段である。
【0033】芯線データ記憶手段14は、芯線抽出手段
13で抽出された芯線データを一時記憶する手段であ
る。
【0034】特徴点抽出手段15は、芯線データ記憶手
段14に記憶されている芯線データから特徴点を抽出す
る手段である。
【0035】特徴点データ記憶手段16は、特徴点抽出
手段15で抽出された特徴点データを一時記憶する手段
である。
【0036】芯線安定度抽出手段17は、芯線データ記
憶手段14に記憶されている芯線データや特徴点データ
記憶手段16に記憶されていると特徴点データより芯線
の安定度を抽出する手段である。
【0037】芯線安定度データ記憶手段18は、芯線安
定度抽出手段17で抽出された芯線安定度データを一時
記憶する手段である。
【0038】データベース登録手段19は、特徴点デー
タ記憶手段16に記憶されている特徴点データや芯線安
定度データ記憶手段18に記憶されている芯線安定デー
タをデータベースに登録する手段である。
【0039】データベース記憶手段20は、特徴点デー
タや芯線安定度度データを恒久的に記憶する手段であ
る。
【0040】特徴点照合手段21は、照会用に入力され
た指紋画像から抽出された特徴点データとデータベース
記憶手段20に登録されている特徴点データを比較照合
し、その類似度合いを計算する手段である。
【0041】芯線安定度照合手段22は、照会用に入力
された指紋画像から抽出された芯線安定度データとデー
タベース記憶手段20に登録されている芯線安定度デー
タを比較照合し、その類似度合いを計算する手段であ
る。
【0042】照合スコア融合手段23は、特徴点照合手
段21で計算された照合スコアと芯線安定度照合手段2
2で計算された照合スコアを融合し、特徴点データと芯
線安定度データ両方の類似度合い計算する手段である。
【0043】照合結果出力手段24は、照合スコア融合
手段23で計算された照合スコアを出力する手段であ
る。
【0044】以下に、本実施例の動作を説明するが、ま
ず、本実施例において処理の対象とされる画像およびそ
の処理方式について述べる。
【0045】指紋画像入力手段11は、指紋センサやス
キャナで読み取られた指紋画像をディジタル化し、指紋
画像記憶手段12は該ディジタル化された指紋画像を一
時記憶するが、このときの画像は図3に示すものとな
る。図3は、500dpiの解像度でディジタル化され
た指紋画像の例であり、これは、米国National Institu
te of Standards and Technologyで標準化されたANSI/N
IST-CSL-1-1993 Data Format for the Interchange of
Fingerprint, Facial & SMT Informationに従ってディ
ジタル化したものである。本実施例では、このようにし
てディジタル化された指紋画像を例として説明する。
【0046】芯線抽出手段12では、ディジタル化され
た指紋画像を二値化処理後、細線化処理をして芯線デー
タを抽出し、芯線データ記憶手段14に一時記憶させ
る。この二値化処理や細線化処理は、例えば、特許公報
第2659046号に記載されているような既知の技術
を使って実現できる。図4は、図3の指紋画像から抽出
された芯線データの例である。
【0047】特徴点抽出手段15は、芯線データから端
点や分岐点という指紋の特徴点を抽出し、特徴点抽出手
段16に一時記憶させる。この特徴点抽出処理は、例え
ば特公昭60−12674号に記載されているような既
知の技術を使って実現できる。
【0048】芯線安定度抽出手段17は、芯線データや
特徴点データを用いて芯線安定度を抽出し、芯線安定度
データ記憶手段18に登録する。
【0049】次に、本実施例で芯線安定度抽出手段17
により求められる芯線安定度の概念を、図5を用いて説
明する。ある芯線上の点を注目点pとし、点pを中心に
近傍の芯線N本の幅を半径とする円を描いたとき、その
円内の芯線の信頼度が高く、かつ、特徴点が存在してい
なければ、この注目点は芯線数N本の幅で安定している
と定義する。このNの最大値を求めれば、その注目点の
芯線安定度が決定できる。図5では、芯線信頼度が低い
領域は矩形に網掛けされている。図5の注目点pでは、
Nの最大値は6となる。また、近傍の芯線の芯線幅は、
注目点の内側と外側で同じとは限らない。この対処とし
て、内側と外側で異なる半円を描いても良いし、どちら
か一方の値を用いても良い。
【0050】次に、芯線安定度抽出手段17において行
われる芯線安定度抽出の動作について図2を参照して詳
細に説明する。
【0051】芯線安定度抽出が開始となると、芯線安定
度抽出手段17は最初に行われるステップA1では、芯
線安定度を抽出する注目点を決定し、その初期注目点を
設定する。本実施例では、注目点は芯線データ上の全て
の画素としている。入力画像の全画素点を注目点として
も良いが、計算量と登録データ量が多くなるため、本実
施例では、芯線データ上の全ての画素を注目点としてい
る。また、芯線データ上の全ての画素を注目点とすると
しても、計算量や登録データ量を多くて具体的な装置、
システムを構成する際の障害となる場合には、注目点を
芯線データ上の数ピクセルおきに設定することとしても
よい。
【0052】続くステップA2では、ステップA1にて
設定された全ての注目点について検査が終了したかを判
定する。ステップA1で決定された全注目点のすべてに
ついて芯線安定度の抽出処理が終了していれば芯線安定
度抽出処理を終了とする。
【0053】ステップA2にて、ステップA1で決定さ
れた全注目点のすべてについて芯線安定度の抽出処理が
終了していないことが確認された場合には、ステップA
3に移行し、検査されていない注目点の芯線安定度の判
定がなされる。
【0054】ステップA3では、芯線安定度の単位とな
る芯線幅の初期値をセットし、続くステップA4では注
目点から引いた垂線と近傍の芯線群との交点の抽出を行
う。
【0055】ステップA3における初期値として、本実
施例ではN=4をセットする。N=3以下では多くの注
目点で芯線安定度が定義されることとなるが、このよう
な芯線安定度は特徴量として有効ではないことが統計上
判明しており、このため、本実施例ではN=4を採用し
ている。
【0056】ステップA4における交点の抽出では、ま
ず、注目点Pから垂線を引く。この垂線の引き方は、注
目点から芯線上を左右に10ピクセル程トレースし、そ
の2つの終点で定義される線分に垂直で注目点Pを通る
線分を引けば良い。この後、垂線と、近傍の芯線群との
交点を抽出する。
【0057】ステップA5では、ステップA4にて抽出
された近傍芯線群との交点の中で、注目点からN番目の
交点があるかを確認し、N番目の交点がある場合には、
その交点迄の芯線が指紋として妥当かを検査する。この
検査は、具体的には、1番目からN番目の交点群の中
で、隣接する交点間の距離が指紋の平均隆線幅に比べて
極端に大きい場合(例えば3倍以上)は、その芯線の信
頼性は低いと判断する。
【0058】ステップA5にて、注目点からN番目の交
点があり、交点迄の芯線が指紋として妥当であることが
確認された場合にはステップA6に移行し、注目点から
N番目の交点が無い場合、もしくは、交点迄の芯線が指
紋として妥当でないことが確認された場合には、該注目
点での芯線安定度の検査を終了し、ステップA11に移
行する。
【0059】ステップA6では、注目点PとN番目の芯
線との交点の間の距離Dを算出し、この後、ステップA
7では、注目点Pから半径Dの円を描き、その円内の芯
線を検査する。
【0060】続くステップA8では、円内に、端点、分
岐点、十字点というような特徴点があるかを検査する。
円内にこれらの特徴点があれば、該注目点での芯線安定
度の検査を終了し、ステップA11に移行する。円内に
特徴点がなければ、ステップA9に移行する。
【0061】ステップA9では、N番目の円の内部の芯
線が指紋として信頼できるものであるかを検査する。指
紋として信頼できるものであるかは、円内に芯線が存在
し、その芯線が一定間隔の幅を持った縞模様となってい
るかを検査すれば良い。例えば、円内の全芯線点から隣
接する芯線への距離を算出し、その距離と指紋の平均隆
線幅に比較することで評価できる。また、別の方法によ
り芯線の妥当性が評価されていれば、その情報で代替し
ても良い。N番目の円内の芯線が信頼できる時は、ステ
ップA10に移行し、Nをインクリメントしてステップ
A4に戻る。また、N番目の円内の芯線が信頼できない
場合には該注目点での芯線安定度の検査を終了し、ステ
ップA11に移行する。
【0062】ステップA11では、注目点に対する芯線
安定度を登録する。このステップに来る条件は、ステッ
プA5にてN番目交点が存在しないことが確認された場
合、ステップA8にてN番目の円内に特徴点が存在する
ことが確認された場合、図A9にてN番目の円では芯線
が信頼できないということが確認された場合であり、
(N−1)番目の円ではその内部の芯線は安定している
と判断でき、(N−1)を芯線安定度として登録し、ス
テップA12へ移行する。但し、Nが初期値(本実施例
では4)の場合には、(N−1)は3となり、芯線安定
度として有効ではないので、登録せずにステップA12
に移行する。
【0063】ステップA12では次の注目点をセットし
てステップA2に戻る。
【0064】以降の処理は、入力データが登録用なのか
照会用かによって処理が異なる。
【0065】登録用データに関しては、入力データの特
徴点データや芯線安定度データがデータベース登録手段
19によって呼び出され、適当な登録番号が付与されて
データベース記憶手段20に永久登録され、処理が終了
する。
【0066】照会用データに関しては、入力データの特
徴点データが特徴点照合手段21によって呼び出され、
データベース既登録の特徴点データと照合される。この
特徴点照合の方式は、例えば特許公報第2659046
号に記載されているような既知の技術を使って実現でき
る。
【0067】次に、入力データの芯線安定度データが芯
線安定度照合手段22によって呼び出され、データベー
ス既登録の芯線安定度度データと照合される。本実施例
における芯線安定度照合の照合スコアは以下の基本式で
計算される。
【0068】
【数1】 f(X,Y): 照会側指紋の注目点座標(X,Y)の
芯線安定度 g(X,Y): 登録側指紋の座標(X,Y)の最近傍
注目点の芯線安定度 h(s)=sm (mはパラメータ) 照会側と登録側の間で、小さな方の芯線安定度は、芯線
が安定している共通領域の広さを意味する。この値が大
きい程、この領域における類似性は高いと判断される。
これを全ての注目点で計算して合算すれば、芯線安定度
の類似度がスコア化できる。
【0069】h(s)は、芯線が安定している共通領域
の面積を単位とする値sの関数であり、この実施例で
は、指数関数と定義している。一般に、共通領域の面積
が広いほど、登録指紋が照会指紋と対になる可能性は大
きいが、共通領域の面積と対可能性確率は線形に比例す
るものではなく指数関数的に大きくなる。冪数mは、対
の登録指紋(対指紋)と非対の登録指紋(非対指紋)と
の分離度合いが大きくなる値を設定すればよい。
【0070】また、上記(1)式は、照会側指紋と登録
側指紋の位置合わせ処理ができていることが前提であ
る。この位置合わせ処理は、指紋の中心や軸方向を用い
ることで容易に実現できる。指紋の中心の抽出方式は、
例えば特許公報第002690103号や特許公報第0
02637764号に記載されているような既知の技術
を使って実現できる。また、指紋の軸方向の抽出方式
は、例えば特許公報第002776757号に記載され
ているような既知の技術を使って実現できる。また、他
の位置合わせ方法としては、特開2001−24346
5に記載されているような、小領域の隆線方向を用いて
位置合わせする方法もある。
【0071】特徴点照合結果の照合スコアと芯線安定度
照合の照合スコアは、照合スコア融合手段23によって
融合され、最終の照合スコアが計算される。照合スコア
の融合方式の例としては相加平均や相乗平均がある。
【0072】最終の照合スコアは、照合スコア出力手段
24によって外部出力され、その照会側指紋と登録側指
紋の類似性が判定される。
【0073】本実施例による対指紋と非対指紋の分離に
ついて以下に述べる。
【0074】図11(A),(B)は、図8(A),
(B)に示した芯線データに対して、本実施例の方法で
抽出した照会側の芯線安定度を表している。
【0075】照会指紋の注目点P1Sと、その位置に対
応する登録指紋の注目点P1Fにおける芯線安定度は両
方共36となる。これは、2つの注目点では芯線6本分
の幅(N=6)なので、芯線安定度を面積で表現すると
36となる。この対指紋に対する芯線安定度データを
(1)式を用いて照合すると1296(36x36)ポ
イント(パラメータmを2とする)となる。
【0076】図12(A),(B)では、登録側の指紋
は非対指紋としたものであり、P2F,P3Fの2箇所
の注目点で芯線安定度が抽出されており、その値はそれ
ぞれ16,25である。P2F,P3Fに対応する照会
側の位置P2S,P3Sの芯線安定度は両方共16であ
る。この非対指紋に対する芯線安定度データを(1)式
を用いて照合すると512(16x16+16x16)
ポイント(パラメータmを2とする)となる。この結
果、対指紋で1296ポイント、非対指紋で512ポイ
ントというスコアになり、対指紋は非対指紋から大きく
分離されることがわかる。
【0077】このように、特徴点が存在しない領域の広
さを芯線安定度という新たな特徴量として定義し、その
特徴量を用いて照合するため、特徴点が十分に存在しな
い指紋でも、照合精度を改善できる。
【0078】次に、本発明の他の実施例について図面を
参照して詳細に説明する。
【0079】上記の実施例では図1に示したように、特
徴点抽出手段15を構成要素に含めているが、特徴点は
芯線画像から容易に抽出できるので、芯線安定度抽出手
段17の処理の中で芯線データを検査しながら同時に実
施しても良い。
【0080】また、上記の実施例では、図5に示したよ
うに、芯線幅を単位にして芯線安定度を定義したが、芯
線が安定している領域に内接する円の半径で定義するこ
ととしてもよい。この概念を、図6を用いて説明する。
ある注目点をPとし、点Pを中心に、半径rとする円を
描いたとき、その円内の芯線の信頼度が高く、かつ特徴
点が存在しなければ、この注目点は半径rの円で安定し
ていると定義する。このrの最大値を求めれば、その注
目点の芯線安定度が決定できる。図6では、芯線信頼度
が低い領域は矩形に網掛けされている。図6の注目点P
では、rの最大値は42ピクセルとなる。このような芯
線安定度を円の半径で定義する構成とした場合には、特
徴点データと芯線信頼度データがあれば芯線安定度が容
易に計算できるという利点があるが、指紋サイズの変動
や画像歪に影響されて芯線安定度が変動し易いという欠
点がある。
【0081】上記の実施例では図1に示したように、特
徴点照合手段21と芯線安定度照合手段22を独立させ
た構成要素としているが、これらの各手段による処理を
組み合わせることとしてもよい。例えば、特徴点照合で
決定された位置合わせデータを用いて、芯線安定度を比
較すれば、より正確な判定ができる。また、特徴点照合
においては、対として組み合わせできなかった残存の特
徴点に対してペナルティとしてスコアから減算する方式
が考えられる。この実施例は、特許公報第002730
179号にも記載されている。
【0082】片方の指紋に特徴点があり、もう片方の指
紋の対応する位置に特徴点が存在しないときにはペナル
ティとしてスコアからある程度減少させる方式は合理的
である。
【0083】この減算量の決定に、芯線安定度を用いて
算出することとしてもよい。つまり、片方の指紋に特徴
点があり、もう片方の指紋の対応する位置の芯線安定度
の大きさに従って減算量も大きくすることで、より正確
な類似度のスコアリングが可能になる。
【0084】
【発明の効果】本発明は以上説明したように構成されて
いるので、以下に記載するような効果を奏する。
【0085】特徴点照合の信頼性を保障するために充分
な数の特徴点が存在しない場合でも、芯線安定度という
特徴量を照合に用いることで、照合精度向上を実現でき
る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による指紋照合装置の一実施例の構成を
示す図である。
【図2】図1中の芯線安定度抽出手段17の動作を示す
フローチャートである。
【図3】ディジタル化された指紋画像の一例を示す図で
ある。
【図4】図3の指紋画像から抽出された芯線データの例
である。
【図5】芯線安定度の概念を説明するための図である。
【図6】芯線安定度を、芯線が安定している領域に内接
する円の半径で定義する概念を説明するための図であ
る。
【図7】照会側指紋であり、(A)は遺留指紋、(B)
は対指紋の濃淡画像例である。
【図8】(A),(B)のそれぞれは図7(A),
(B)の芯線データである。
【図9】(A),(B)のそれぞれは、図8(A),
(B)の芯線データに対して、抽出した照会側の非特徴
点N1S,N2S,…,N7Sと対指紋の非特徴点N1
F,N2F,…,N7Fを表す図である。
【図10】(A),(B)のそれぞれは、登録側の指紋
が非対指紋の場合の非特徴点と特徴点とを示す図であ
る。
【図11】(A),(B)のそれぞれは、図8(A),
(B)に示した芯線データに対して、本発明の方法で抽
出した照会側の芯線安定度を表す図である。
【図12】(A),(B)のそれぞれは、登録側の指紋
を非対指紋として、本発明の方法で抽出した照会側の芯
線安定度を表す図である。
【符号の説明】
11 指紋画像入力手段 12 指紋画像記憶手段 13 芯線抽出手段 14 芯線データ記憶手段 15 特徴点抽出手段 16 特徴点データ記憶手段 17 芯線安定度抽出手段 18 芯線安定度データ記憶手段 19 データベース登録手段 20 データベース記憶手段 21 特徴点照合手段 22 芯線安定度照合手段 23 照合スコア融合手段 24 照合結果出力手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 完 神奈川県川崎市高津区坂戸3丁目2番1号 株式会社エヌイーシー情報システムズ内 Fターム(参考) 5B043 AA09 BA02 EA04 EA06 EA07 EA08 EA15 FA03 GA02

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の注目点を中心とした、指紋模様を
    構成する隆線が分岐する点や終端する点からなる特徴点
    が存在しない領域の面積を芯線安定度として抽出し、照
    合に用いることを特徴とする指紋照合方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の指紋照合方法において、 前記芯線安定度を、前記特徴点が存在しない領域に内接
    する円の半径の距離を、芯線幅を単位として表現した数
    により表すことを特徴とする指紋照合方法。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の指紋照合方法において、 前記芯線安定度を、前記特徴点が存在しない領域に内接
    する円の半径の距離により表すことを特徴とする指紋照
    合方法。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし請求項3のいずれかに記
    載の指紋照合方法において、 注目点を、芯線上の点のみに限定することを特徴とする
    指紋照合方法。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし請求項5のいずれかに記
    載の指紋照合方法において、 芯線安定度とともに、特徴点を抽出し、これらを用いて
    照合を行うことを特徴とする指紋照合方法。
  6. 【請求項6】 指紋画像が入力される指紋画像入力手段
    と、 前記指紋画像入力手段に入力された指紋画像について、
    指紋の照合に用いられる、所定の注目点を中心とした、
    指紋模様を構成する隆線が分岐する点や終端する点から
    なる特徴点が存在しない領域の面積を芯線安定度として
    抽出する芯線安定度照合手段を有することを特徴とする
    指紋照合装置。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の指紋照合装置において、 前記芯線安定度照合手段は、芯線安定度を、前記特徴点
    が存在しない領域に内接する円の半径の距離を、芯線幅
    を単位として表現した数により表すことを特徴とする指
    紋照合装置。
  8. 【請求項8】 請求項6記載の指紋照合装置において、 前記芯線安定度照合手段は、芯線安定度を、前記特徴点
    が存在しない領域に内接する円の半径の距離により表す
    ことを特徴とする指紋照合装置。
  9. 【請求項9】 請求項6ないし請求項8のいずれかに記
    載の指紋照合装置において、 前記芯線安定度照合手段は、注目点を芯線上の点のみに
    限定することを特徴とする指紋照合装置。
  10. 【請求項10】 請求項6ないし請求項9のいずれかに
    記載の指紋照合装置において、 前記指紋画像入力手段に入力された指紋画像について、
    芯線安定度とともに指紋の照合に用いられる、特徴点を
    抽出する特徴点照合手段を有することを特徴とする指紋
    照合装置。
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