JP2003173347A - 情報検索システムおよびプログラム - Google Patents

情報検索システムおよびプログラム

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JP2003173347A
JP2003173347A JP2001372074A JP2001372074A JP2003173347A JP 2003173347 A JP2003173347 A JP 2003173347A JP 2001372074 A JP2001372074 A JP 2001372074A JP 2001372074 A JP2001372074 A JP 2001372074A JP 2003173347 A JP2003173347 A JP 2003173347A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 表示手段の画面上で容易に目的情報を検索す
ることができる情報検索システムおよびプログラムを提
供すること。 【解決手段】 表示手段30の画面上で目的情報を検索
する情報検索システム10を構成するにあたって、空間
および物体の画像データを用意し、空間同士の従属関係
または空間と物体との従属関係に従って各画像データを
階層化しておき、直下の階層に属する空間または物体の
画像選択部を含む空間の画像において操作者による選択
操作を受け付けた後、下位階層の画像に画面を切り替え
るようにし、このような選択操作および画面切替を目的
情報が得られるまで繰り返すことにより、空間を手掛か
りにして目的情報を検索することができるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表示手段の画面上
で目的情報を検索する情報検索システムおよびプログラ
ムに係り、例えば、中国語等の外国語学習辞典などに利
用できる。
【0002】
【背景技術】従来より、コンピュータを利用した電子辞
典が用いられているが、このような電子辞典において目
的情報を得るために行われる検索には、画数、発音、偏
旁、三角号碼、四角号碼による検索等がある。なお、三
角号碼、四角号碼による検索とは、中国語(漢字)に特
有の検索方法である。
【0003】また、通常、一つの辞書は、日本語と中国
語との間のように二ヶ国語間での情報の変換(翻訳)を
行うものであり、さらに、日本語から中国語、あるいは
中国語から日本語のように、変換の方向も定まっている
ものである。従って、日中辞典を購入した場合には、日
本語から中国語への変換の用途に使用できるのみであ
り、その辞典を中日辞典として用いることはできず、さ
らには、全く別の言語間での変換の用途、例えば、英仏
辞典や仏英辞典等として用いることはできない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来の電子辞典による検索方法では、検索のキーとし
て画数や発音等を特定しなければならないため、その特
定作業に手間取ることがあり、使い勝手が悪いという問
題がある。例えば、中国語の単語について、綴り(書き
方)はわかるが、発音(読み方)がわからない場合に
は、画数によりその単語を検索して発音を調べることが
できるが、そもそも漢字の画数を数えるための知識が必
要となるので、検索に手間取ることがある。従って、知
識の少ない子供等の場合には、検索を行うことができな
いおそれも生じる。このような問題は、画数による検索
だけではなく、発音、偏旁、三角号碼、四角号碼による
検索等の場合も同様である。
【0005】また、例えば、ある物体が存在するとき、
その物体を示す中国語の単語の綴り(書き方)も発音
(読み方)もわからない場合において、その中国語の単
語を検索するには、他の言語(通常は、検索する者の母
国語)でその物体を示す単語がわかっている必要があ
る。例えば、鉛筆で紙に書かれた字を消す物体が存在す
る場合には、その物体が日本語で「消しゴム(けしご
む)」、あるいは英語で“eraser”であること等
がわかっていなければ、同じ意味の中国語の単語の漢字
である「橡皮」およびその発音を検索して調べることは
できない。つまり、日本語の「消しゴム」、あるいは英
語の“eraser”等がわかれば、それをキーとして
検索を行うことができるが、単にその物体の存在自体あ
るいは用途や属性等を認識しているのみでは、検索する
ためのキーが得られないため、「橡皮」およびその発音
に辿りつくことはできない。従って、知識の少ない子供
等の場合には、従来の検索システムでは役に立たないお
それもあり、また、従来の検索システムは、そのような
知識の少ない者が行う母国語学習あるいは外国語学習の
用途に適していないという問題があった。
【0006】さらに、前述したように、通常、一つの辞
書は、二ヶ国語間での情報の変換を行うのみであるの
で、より多くの言語間での情報の変換を行うことができ
るシステムが望まれる。
【0007】そして、以上のような問題や課題は、単語
を引くという辞書の機能を有するシステムだけではな
く、広く一般に情報を取得するために検索を行うシステ
ムについても同様にいえることである。
【0008】本発明の目的は、表示手段の画面上で容易
に目的情報を検索することができる情報検索システムお
よびプログラムを提供するところにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、表示手段の画
面上で目的情報を検索する情報検索システムであって、
複数の空間の画像をそれぞれ表示するための複数の画像
データおよびこれらの空間の少なくとも一つに属する複
数の物体若しくはその構成物品の画像をそれぞれ表示す
るための複数の画像データを記憶する画像データ記憶手
段と、空間同士の従属関係、空間と物体との従属関係、
または物体とその構成物品との従属関係のいずれかの関
係に従って各画像データを階層化するための階層情報を
記憶する階層情報記憶手段と、直下の階層に属する空間
若しくは物体の画像を選択するための画像選択部を含む
空間の画像が表示されるか、または構成物品の画像を選
択するための画像選択部を含む物体の画像が表示された
表示手段の画面上で、操作者による各画像選択部の選択
操作を受け付ける選択受付処理手段と、表示手段に表示
されている画面を、階層情報記憶手段に記憶された階層
情報に基づき、画像データ記憶手段に記憶された画像デ
ータを用いて操作者の選択操作により選択された画像選
択部に対応する空間または物体若しくはその構成物品の
画像を表示する画面に切り替える画面切替処理手段とを
備え、選択受付処理手段による処理および画面切替処理
手段による処理は、目的情報の取得対象となる空間また
は物体若しくはその構成物品の画像が表示手段の画面上
に表示されるまで繰り返される構成とされていることを
特徴とするものである。
【0010】ここで、「表示手段」としては、例えば、
液晶ディスプレイ、CRTディスプレイ、プロジェクタ
およびスクリーン、あるいはこれらの組合せ等を採用す
ることができる。
【0011】また、「目的情報」とは、例えば、空間ま
たは物体若しくはその構成物品を示す単語の発音、発音
記号、綴り、意味、使用方法、由来、対語、反対語、関
連語句等が代表的なものとして挙げられるが、その他
に、空間(空間を形成する物)または物体若しくはその
構成物品についての、例えば、販売店の名称・住所・電
話番号・ファクシミリ番号・ホームページアドレス・地
図・取扱規模・安さランキング、各国や各販売店の値
段、バーゲン情報、自宅や自社の在庫量、取引先、種類
(メーカ、品質、性能、規格等)、所在地・生息地等も
挙げられる。
【0012】さらに、「空間」とは、家の空間、都市空
間、自然空間、書斎の空間、トイレの空間、食堂の空
間、机の上または机の中の空間等のように、その空間の
画像の中に物体の画像を含み得るものをいう。
【0013】そして、「物体」には、人間、動物、植
物、昆虫、鳥類、微生物、細菌等の広い意味での生物も
含まれる。また、固体のみならず、水やアルコール等の
液体、空気やプロパンガス等の気体も含まれる。さら
に、例えば、特徴的な表情の顔をしている人間や動物
等、特徴的なしぐさをしている人間や動物等、あるいは
象徴的な物体等も「物体」に含まれる。例えば、「家の
空間」に属する「食堂の空間」に属する「人間」という
物体の顔の表情が「美味しい」あるいは「まずい」とい
う表情をしている場合には、「美味しい」あるいは「ま
ずい」という形容詞を、目的情報としての単語の発音や
綴り等とすることができる。また、例えば、「家の空
間」に属する「庭の空間」に属する「犬」という物体の
しぐさが、臭いを「嗅ぐ」というしぐさをしている場合
には、「嗅ぐ」という動詞を、目的情報としての単語の
発音や綴り等とすることができる。また、例えば、「家
の空間」に属する「トイレの空間」に属する「人間」と
いう物体のしぐさが、鼻をつまんで「臭い」というしぐ
さをしている場合には、「臭い」という形容詞を、目的
情報としての単語の発音や綴り等とすることができる。
そして、例えば、「都市空間」に属する「道路上の空
間」に属する「自動車」という物体が、スピードの出る
レーシングカーである場合には、「速い」という形容詞
を、目的情報としての単語の発音や綴り等とすることが
できる。また、例えば、「自然空間」に属する「海の空
間」に属する「海水」という物体が、深海部分の海水で
ある場合には、「深い」という形容詞を、目的情報とし
ての単語の発音や綴り等とすることができる。従って、
本発明における「物体」とは、「物体」そのものを指す
場合の他、その「物体」によって表現されることを指す
場合が含まれる。
【0014】また、物体として捉え得るものをシステム
上に登録する際に、空間として捉えて登録してもよく、
例えば、航空機は、「都市空間」に属する「空港の空
間」に属する物体としてシステム上に登録してもよく、
あるいは、さらに下位階層の画像であるパイロットの画
像やスチュワーデスの画像を含む「航空機内の空間」と
して登録してもよい。もっとも、航空機の画像と、パイ
ロットの画像やスチュワーデスの画像とを同じ階層の画
像として「空港の空間」に属する物体としてシステム上
に登録してもよい。
【0015】また、「これらの空間の少なくとも一つに
属する複数の物体若しくはその構成物品の画像」におけ
る「少なくとも一つに属する」とは、一つの物体が異な
る複数の空間に属していてもよい趣旨であり、例えば、
自動車は、「家の空間」に属する「車庫の空間」に属す
る物体としてシステム上に登録してもよく、「都市空
間」に属する「道路上の空間」に属する物体として登録
してもよく、両者に属する物体として登録してもよい。
両者に属する物体として登録した場合には、検索経路が
複数存在することになる。
【0016】さらに、「これらの空間の少なくとも一つ
に属する複数の物体若しくはその構成物品の画像」にお
ける「若しくはその構成物品」とは、ある物体がシステ
ム上に登録されている場合において、その物体の構成物
品は、必ずしも登録されていなくてもよい趣旨である。
例えば、「自動車」を最下位階層としてそこで検索を終
了させるようにするか、あるいは「自動車」の構成物品
である「タイヤ」や「バンパー」等を最下位階層として
そこまで検索できるようにするかは任意である。
【0017】なお、「ブレーキ・ペダル」や「アクセル
・ペダル」や「ハンドル」等を「自動車」の構成物品と
して登録し、物体とその構成物品との従属関係があるも
のと捉えてもよく、あるいは、これらを「自動車内の空
間」に属する物体として登録し、空間と物体との従属関
係があるものと捉えてもよい。
【0018】そして、画像データ記憶手段に記憶される
「画像データ」は、イラストデータであってもよく、実
写データであってもよく、また、静止画像データに限ら
ず、動画像データであってもよい。
【0019】また、階層情報記憶手段に記憶される「階
層情報」とは、ある画像の下位階層の画像は何である
か、あるいは、ある画像の上位階層の画像は何であるか
を把握するための情報である。空間の画像の直下の階層
の画像は、空間の画像または物体の画像である。物体の
画像は、最下位階層の画像であるか、または、物体の画
像には、その下位階層の画像として構成物品の画像が従
属している。従って、例えば、空間→空間→空間→物体
という検索経路のように、空間の画像を少なくとも一回
経由して物体の画像を表示させて目的情報を得る検索経
路、あるいは空間→空間→空間→物体→構成物品という
検索経路のように、空間の画像を少なくとも一回経由
し、かつ、物体の画像を経由してその構成物品の画像を
表示させて目的情報を得る検索経路等があり、また、目
的情報が空間を対象とした情報である場合には、空間→
空間→空間という検索経路のように、空間の画像が表示
手段の画面上に表示された段階で検索を終了させてもよ
く、要するに、空間の画像を少なくとも一回経由する検
索が行われる構成となっていればよい。
【0020】さらに、選択受付処理手段により受け付け
る操作者の「選択操作」とは、例えば、マウスのクリッ
ク操作や指によるタッチ操作等である。
【0021】そして、画面切替処理手段による画面の切
替処理には、切替前の画面を表示手段の画面上から消し
て新しい画面を表示する場合と、切替前の画面を表示手
段の画面上から消さずに残したままの状態とし、その上
に被せるようにして新しい画面を表示する場合とが含ま
れる。
【0022】このような本発明においては、情報検索シ
ステムの操作者は、目的情報を得るために、表示手段の
画面上で、画像の中に含まれる直下の階層の画像選択部
の選択操作を行うことにより、空間の画像を少なくとも
一回経由し、順次、下位階層の画像を表示する画面に切
り替えていく。そして、このような操作者の選択操作お
よびその操作に応じた画面切替は、目的情報が得られる
まで繰り返される。この際、操作者の選択操作は、選択
受付処理手段により受け付けられ、画面切替は、階層情
報記憶手段に記憶された階層情報に基づき、画面切替処
理手段により行われる。
【0023】このため、操作者は、空間の画像を少なく
とも一回経由する検索を行うことにより、空間を手掛か
りにして視覚的な作用により目的情報を得ることができ
るようになる。従って、空間の画像を参照しつつ選択操
作を行うだけで目的情報の取得対象となる画像に辿り着
くことができるので、従来のような画数、発音、偏旁、
三角号碼、四角号碼による検索等の場合に比べ、例えば
画数を指定する手間や画数を数えるための知識等を不要
にできるため、容易に目的情報を取得することが可能と
なり、これらにより前記目的が達成される。
【0024】また、前述した情報検索システムにおい
て、空間を対象とする情報データおよび物体若しくはそ
の構成物品を対象とする情報データを記憶する情報デー
タ記憶手段と、この情報データ記憶手段に記憶された情
報データを用いて空間または物体若しくはその構成物品
の画像が表示されている画面と同一画面上にこれらの空
間または物体若しくはその構成物品を対象とする情報を
表示する情報表示処理手段とを備えた構成とすることが
望ましい。
【0025】ここで、「同一画面上に」とは、画像とそ
の画像に対応する情報とを対比して参照できるようにな
っていればよい趣旨であり、画像と情報とが重なること
なく、かつ、同時または略同時に同一画面上に表示され
る構成が最も好ましいが(例えば、後述する図5〜図8
の場合等)、これに限定されるものではなく、例えば、
同時または略同時に表示されるのではなく、画像が表示
されている画面上に設けられた情報表示用ボタン(下位
階層の画像を選択するための画像選択部とは異なるも
の)を操作者が押すと、その画像に対応する情報が表示
される構成としてもよく、あるいは、画像と情報とが一
部重なって表示される構成としてもよい。
【0026】また、「情報データ」は、主としてテキス
ト(文書)データであるが、動画像データまたは静止画
像データであってもよい。さらに、テキスト(文書)デ
ータによる文書表示に加え、その文章が音声で読み上げ
られる構成としてもよい。このように音声で読み上げら
れる構成とする場合には、例えば、画面上の文章表示部
分にマウスポインタを当てたり、マウスでクリックした
り、指でタッチしたときに、音声による読み上げが行わ
れるようにしておくことができる。
【0027】このように情報データ記憶手段および情報
表示処理手段を備えた構成とした場合には、空間または
物体若しくはその構成物品と、これらについての情報と
の対応関係が一目瞭然となり、見易いうえ、情報を誤っ
て認識する確率を低く抑えることが可能となる。また、
このような構成とすることで、全ての空間または物体若
しくはその構成物品についてこれらを対象とする情報を
表示することも可能となる。但し、必ずしも全ての空間
または物体若しくはその構成物品についてこれらを対象
とする情報を表示する必要はない。
【0028】さらに、上記のように情報データ記憶手段
および情報表示処理手段を備えた構成とした場合におい
て、情報データ記憶手段は、空間を指す単語の説明デー
タおよび物体若しくはその構成物品を指す単語の説明デ
ータを記憶する説明データ記憶手段であり、情報表示処
理手段は、説明データ記憶手段に記憶された説明データ
を用いて空間または物体若しくはその構成物品の画像が
表示されている画面と同一画面上にこれらの空間または
物体若しくはその構成物品を指す単語の説明を表示する
説明表示処理手段であり、目的情報の検索は、空間また
は物体若しくはその構成物品を指す単語を調べるための
辞書を引く作業として行われる構成とすることが望まし
い。
【0029】ここで、「単語」には、中国語、フランス
語、ロシア語、日本語、ドイツ語、スペイン語、英語等
の各種の言語における単語が含まれる他、日本語であれ
ば、例えば、東北弁、名古屋弁、関西弁等、英語であれ
ば、米語、イギリス語等の各種の方言も含まれる。
【0030】このように説明データ記憶手段および説明
表示処理手段を備えた構成とした場合には、本発明の情
報検索システムを辞書システムとして使用することがで
きる。このため、辞書を引くという作業を、空間の画像
を少なくとも一回経由する検索を行うことにより実現す
ることができるようになる。
【0031】また、空間を手掛かりにして視覚的な作用
により検索を行うので、例えば、ある物体が存在すると
き、その物体を示す単語(例えば、中国語の単語)の綴
り(書き方)も発音(読み方)もわからない場合であっ
ても、その物体を示す単語(綴りや発音)に辿り着くこ
とが可能となる。従って、知識の少ない子供(母国語の
知識すら完全ではない者)等の場合であっても、単語を
検索することが可能になるため、そのような知識の少な
い者が行う母国語学習あるいは外国語学習にも好適に用
いることができるようになる。また、大人の場合であっ
ても、外国語については知識が不足していることが多い
ため、外国語学習に用いると効果的である。
【0032】また、上記のように説明データ記憶手段お
よび説明表示処理手段を備えた構成とした場合におい
て、説明データ記憶手段には、複数の言語の単語の説明
データが記憶され、説明表示処理手段は、複数の言語の
単語の説明を並列表示する構成とされていることが望ま
しい。
【0033】ここで、前述したように、「複数の言語」
には、各種の言語(標準語)の他、各種の方言も含まれ
る。
【0034】このように複数の言語の単語の説明を並列
表示する構成とした場合には、複数の言語の単語を一度
に調べることが可能となる。また、三つ以上の言語の単
語を並列表示すれば、従来の一つの辞書では実現できな
かった三ヶ国語以上の間での情報の変換を実現すること
ができるようになる。
【0035】そして、前述した情報検索システムにおい
て、空間を指す単語の発音を出力するための音声データ
および物体若しくはその構成物品を指す単語の発音を出
力するための音声データを記憶する音声データ記憶手段
と、画面切替処理手段による画面の切替時に、音声デー
タ記憶手段に記憶された音声データを用いて、操作者の
選択操作により選択された画像選択部に対応する空間ま
たは物体若しくはその構成物品を指す単語の発音を出力
する音声出力処理手段とを備えた構成とすることが望ま
しい。
【0036】ここで、「単語の発音」には、各種の言語
(標準語)による発音の他、各種の方言による発音も含
まれる。例えば、英語については、米音か英音かを選択
できるようにしてもよく、日本語については、標準語、
東北弁、名古屋弁、関西弁等を選択できるようにしても
よい。
【0037】このように音声データ記憶手段および音声
出力処理手段を備えた構成とした場合には、単語を検索
しながら、その単語の発音を聞くことができるので、聴
覚的な作用により、発音記号による表示では得られない
情報を得ることが可能となる。このため、検索を繰り返
すうちに、発音を覚えることが可能となるので、外国語
学習等に使用すると効果的である。
【0038】さらに、前述した情報検索システムにおい
て、空間には、少なくとも家の空間、自然空間、および
都市空間が含まれ、これらの三つの空間は、同じ階層に
属し、かつ、これらの三つの空間の画像を選択する画像
選択部は、同一画面上に表示される構成とされているこ
とが望ましい。
【0039】ここで、「少なくとも家の空間、自然空
間、および都市空間が含まれ」とは、これらの三つの空
間以外の空間、例えば宇宙空間等が、これらの三つの空
間と同じ階層に属し、かつ、同一画面上で選択される構
成であってもよい趣旨である。
【0040】また、「家の空間」には、家の中の空間の
みならず、家の周囲の庭の空間、あるいは、家に隣接す
る車庫の空間等を含ませてもよい。
【0041】このように家の空間、自然空間、および都
市空間を同じ階層にして同一画面上で選択される構成と
した場合には、通常の生活において必要とされる物体の
殆どを、これらの空間またはこれらの空間の下位階層の
空間に属させることができるうえ、選択肢の数も、操作
者にとって選択し易い適度な数になる。
【0042】また、前述したように説明データ記憶手段
および説明表示処理手段を備えた構成とする場合におい
て、ネットワークで接続されたデータ提供サーバから説
明データをダウンロードすることにより取得して説明デ
ータ記憶手段に格納する説明データ取得手段を備えた構
成としてもよい。
【0043】さらに、前述したように音声データ記憶手
段および音声出力処理手段を備えた構成とする場合にお
いて、ネットワークで接続されたデータ提供サーバから
音声データをダウンロードすることにより取得して音声
データ記憶手段に格納する音声データ取得手段を備えた
構成としてもよい。
【0044】ここで、「ネットワーク」には、例えば、
ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)、メトロポ
リタン・エリア・ネットワーク(MAN)、ワイド・エ
リア・ネットワーク(WAN)、インターネット、イン
トラネット、エクストラネット、あるいはこれらの組合
せ等、様々な形態のものが含まれ、有線であるか無線で
あるか、さらには有線および無線の混在型であるかは問
わず、要するに、複数地点(距離の長短は問わない。)
間で、ある程度の速度をもって情報を伝送することがで
きるものであればよい。
【0045】このように説明データ取得手段または音声
データ取得手段を備えた構成とした場合には、説明デー
タまたは音声データを後で取得することができる。この
ため、情報検索システムの使用者の立場から見ると、例
えば、説明データまたは音声データとして、自分に必要
な言語のものだけを選択的に取得することが可能とな
り、情報検索システムの製造者や販売者の立場から見る
と、基本ソフトの仕様を公開して説明データまたは音声
データを出版社等の他の業者に作成させて用意すること
が可能となる。
【0046】また、本発明は、表示手段の画面上で目的
情報を検索する情報検索システムとして、コンピュータ
を機能させるためのプログラムであって、複数の空間の
画像をそれぞれ表示するための複数の画像データおよび
これらの空間の少なくとも一つに属する複数の物体若し
くはその構成物品の画像をそれぞれ表示するための複数
の画像データを記憶する画像データ記憶手段と、空間同
士の従属関係、空間と物体との従属関係、または物体と
その構成物品との従属関係のいずれかの関係に従って各
画像データを階層化するための階層情報を記憶する階層
情報記憶手段と、直下の階層に属する空間若しくは物体
の画像を選択するための画像選択部を含む空間の画像が
表示されるか、または構成物品の画像を選択するための
画像選択部を含む物体の画像が表示された表示手段の画
面上で、操作者による各画像選択部の選択操作を受け付
ける選択受付処理手段と、表示手段に表示されている画
面を、階層情報記憶手段に記憶された階層情報に基づ
き、画像データ記憶手段に記憶された画像データを用い
て操作者の選択操作により選択された画像選択部に対応
する空間または物体若しくはその構成物品の画像を表示
する画面に切り替える画面切替処理手段とを備え、選択
受付処理手段による処理および画面切替処理手段による
処理は、目的情報の取得対象となる空間または物体若し
くはその構成物品の画像が表示手段の画面上に表示され
るまで繰り返される構成とされていることを特徴とする
情報検索システムとして、コンピュータを機能させるた
めのものである。
【0047】なお、以上に述べたプログラムまたはその
一部は、例えば、光磁気ディスク(MO)、コンパクト
ディスク(CD)を利用した読出し専用メモリ(CD−
ROM)、CDレコーダブル(CD−R)、CDリライ
タブル(CD−RW)、デジタル・バーサタイル・ディ
スク(DVD)を利用した読出し専用メモリ(DVD−
ROM)、DVDを利用したランダム・アクセス・メモ
リ(DVD−RAM)、フレキシブルディスク(F
D)、磁気テープ、ハードディスク、読出し専用メモリ
(ROM)、電気的消去および書換可能な読出し専用メ
モリ(EEPROM)、フラッシュ・メモリ、ランダム
・アクセス・メモリ(RAM)等の記録媒体に記録して
保存や流通等させることが可能であるとともに、例え
ば、LAN、MAN、WAN、インターネット、イント
ラネット、エクストラネット等の有線ネットワーク、あ
るいは無線通信ネットワーク、さらにはこれらの組合せ
等の伝送媒体を用いて伝送することが可能であり、ま
た、搬送波に載せて搬送することも可能である。さら
に、以上に述べたプログラムは、他のプログラムの一部
分であってもよく、あるいは別個のプログラムと共に記
録媒体に記録されていてもよい。
【0048】
【発明の実施の形態】以下に本発明の一実施形態につい
て図面を参照して説明する。図1には、本実施形態の情
報検索システムである辞書システム10の全体構成が示
されている。辞書システム10は、コンピュータにより
構成された中国語等の外国語学習用のシステムである。
【0049】図1において、辞書システム10は、単語
の検索に係る各種の処理を行う処理手段20と、画像や
情報等の表示を行う表示手段30と、入力操作を行う入
力手段40と、各種の辞書データを記憶する辞書データ
ベース50とを備えて構成されている。
【0050】また、辞書システム10には、ネットワー
ク1を介して辞書データの一部を提供するデータ提供サ
ーバ60が接続され、このデータ提供サーバ60には、
各出版者A,B,Cの作成した辞書データを記憶する辞
書データ提供用データベース70が接続されている。ネ
ットワーク1は、例えばインターネット等である。
【0051】処理手段20は、選択受付処理手段21
と、画面切替処理手段22と、情報表示処理手段である
説明表示処理手段23と、音声出力処理手段24と、説
明データ取得手段25と、音声データ取得手段26とを
備えている。
【0052】選択受付処理手段21は、直下の階層に属
する空間若しくは物体の画像を選択するための画像選択
部を含む空間の画像が表示されるか、または構成物品の
画像を選択するための画像選択部を含む物体の画像が表
示された表示手段30の画面上で、操作者による各画像
選択部の選択操作を受け付けるものである。
【0053】画面切替処理手段22は、表示手段30に
表示されている画面を、階層情報記憶手段54に記憶さ
れた階層情報に基づき、画像データ記憶手段51に記憶
された画像データを用いて、操作者の選択操作により選
択された画像選択部に対応する空間または物体若しくは
その構成物品の画像を表示する画面に切り替えるもので
ある。
【0054】説明表示処理手段23は、説明データ記憶
手段52に記憶された説明データを用いて、空間または
物体若しくはその構成物品の画像が表示されている画面
と同一画面上に、これらの空間または物体若しくはその
構成物品を指す単語の説明を表示するものである。本実
施形態では、検索ウィンドウ120の説明表示部122
に単語の説明が表示されるようになっている(図5〜図
8参照)。
【0055】また、説明表示処理手段23は、外国語学
習を行う操作者(検索を行う者)が、説明データ取得手
段25により複数の言語の単語の説明データをダウンロ
ードした場合には、複数の言語の単語の説明を並列表示
するようになっている。なお、検索ウィンドウ120の
説明表示部122内の表示は、スクロールできるように
なっているので、説明表示部122に収まりきらない長
さの説明であっても、参照することができる。
【0056】音声出力処理手段24は、画面切替処理手
段22による画面の切替時に、音声データ記憶手段53
に記憶された音声データを用いて、操作者の選択操作に
より選択された画像選択部に対応する空間または物体若
しくはその構成物品を指す単語の発音を出力するもので
ある。
【0057】また、音声出力処理手段24は、外国語学
習を行う操作者(検索を行う者)が、音声データ取得手
段26により複数の言語の単語の音声データをダウンロ
ードした場合には、最初に選択した言語の発音を出力す
るようになっている。但し、説明表示処理手段23によ
る各言語の表示順序を変更することにより、発音を出力
する言語を変更することもできるようになっている。
【0058】説明データ取得手段25は、ネットワーク
1で接続されたデータ提供サーバ60から、辞書データ
提供用データベース70に記憶された各出版社A,B,
Cの作成した説明データのうちのいずれかをダウンロー
ドして取得し、これを説明データ記憶手段52に格納す
るものである。また、説明データ取得手段25は、外国
語学習を行う操作者(検索を行う者)の要求に応じ、複
数の言語の単語の説明データをダウンロードできるよう
になっている。
【0059】音声データ取得手段26は、ネットワーク
1で接続されたデータ提供サーバ60から、辞書データ
提供用データベース70に記憶された各出版社A,B,
Cの作成した音声データのうちのいずれかをダウンロー
ドして取得し、これを音声データ記憶手段53に格納す
るものである。
【0060】そして、処理手段20を構成する各手段2
1〜26は、辞書システム10を構成するコンピュータ
本体(パーソナル・コンピュータのみならず、その上位
機種のものも含む。)の内部に設けられた中央演算処理
装置(CPU)、およびこのCPUの動作手順を規定す
る一つまたは複数のプログラムにより実現される。
【0061】表示手段30としては、例えば、液晶ディ
スプレイ、CRTディスプレイ、プロジェクタおよびス
クリーン、あるいはこれらの組合せ等を採用することが
できる。
【0062】入力手段40としては、例えば、マウス、
キーボード、トラックボール、ライトペン、トラックパ
ッド、トラックポイント、タブレットおよびスタイラ
ス、ジョイスティック、音声認識装置、あるいはこれら
の組合せ等、各種のものを採用することができる。ここ
では、少なくともマウスおよびキーボードがあるものと
して説明を行うものとする。
【0063】辞書データベース50は、画像データ記憶
手段51と、情報データ記憶手段である説明データ記憶
手段52と、音声データ記憶手段53と、階層情報記憶
手段54と、画像座標情報記憶手段55とを備えてい
る。
【0064】画像データ記憶手段51には、空間の画像
を表示するための画像データが各空間毎に画像ファイル
として記憶されるとともに、これらの空間の少なくとも
一つに属する物体またはその構成物品の画像を表示する
ための画像データが各物体毎または各構成物品毎に画像
ファイルとして記憶されている。これらの画像データに
は、例えば、イラストデータだけではなく、実写データ
が含まれ、また、静止画像データのみならず、動画像デ
ータが含まれている。
【0065】説明データ記憶手段52には、空間を指す
単語の説明データ(ここでは、テキストデータとす
る。)が各空間毎に記憶されるとともに、物体またはそ
の構成物品を指す単語の説明データ(ここでは、テキス
トデータとする。)が各物体毎または各構成物品毎に記
憶されている。これらの説明データには、例えば、各単
語についての日本語の表記および読み、外国語(例え
ば、中国語等)の表記(中国語の場合には、漢字)およ
び読み(中国語の場合には、発音記号であるピンイ
ン)、使用方法等が含まれている。
【0066】また、説明データ記憶手段52には、外国
語学習を行う操作者(検索を行う者)が、説明データ取
得手段25により複数の言語の単語の説明データをダウ
ンロードした場合には、複数の言語の単語の説明データ
が記憶される。
【0067】音声データ記憶手段53には、空間を指す
単語の発音を出力するための音声データが各空間毎に音
声ファイルとして記憶されるとともに、物体またはその
構成物品を指す単語の発音を出力するための音声データ
が各物体毎または各構成物品毎に音声ファイルとして記
憶されている。この音声データ記憶手段53には、外国
語学習を行う操作者(検索を行う者)が、音声データ取
得手段26により複数の言語の単語の音声データをダウ
ンロードした場合には、複数の言語の単語の音声データ
が記憶されるようになっている。但し、使用される音声
データは、原則として、最初に選択した言語の発音を出
力するための音声データである。
【0068】階層情報記憶手段54には、空間同士の従
属関係、空間と物体との従属関係、または物体とその構
成物品との従属関係のいずれかの関係に従って各画像デ
ータを階層化するための階層情報が記憶されている。こ
の階層情報は、ある画像の下位階層の画像は何である
か、あるいは、ある画像の上位階層の画像は何であるか
を把握するための情報である。例えば、図9のツリーで
示されるような従属関係を規定するものである。
【0069】画像座標情報記憶手段55には、画像の中
に含まれる下位階層の画像選択用の画像選択部の領域を
指定するためのX,Y座標が記憶されている。このX,
Y座標で指定された領域が画像選択部となり、その領域
にマウスポインタを当ててクリックすると、その領域に
描かれていた絵柄に相当する下位階層の画像を表示する
画面に切り替わるようになっている。画像選択部の領域
の形状は、例えば、長方形や正方形であり、その左上位
置のX,Y座標と、右下位置のX,Y座標とを指定する
ことにより定まるものである。
【0070】従って、辞書データベース50には、各階
層(レベル)の各単語毎に、画像データが入っている画
像ファイルと、情報データである説明データと、音声デ
ータが入っている音声ファイルと、階層情報(レベル)
と、画像座標情報とが用意されて記憶されている。
【0071】そして、辞書データベース50を構成する
各記憶手段51〜55は、例えばハードディスク等によ
り好適に実現されるが、記憶容量やアクセス速度等に問
題が生じない範囲であれば、ROM、EEPROM、フ
ラッシュ・メモリ、RAM、MO、CD−ROM、CD
−R、CD−RW、DVD−ROM、DVD−RAM、
FD、磁気テープ、あるいはこれらの組合せ等を採用し
てもよい。
【0072】データ提供サーバ60は、コンピュータに
より構成され、説明データ取得手段25および音声デー
タ取得手段26からの要求信号を受信し、この要求に応
じ、辞書データ提供用データベース70に記憶された説
明データおよび音声データを、ネットワーク1を介して
辞書システム10に送信するものである。
【0073】辞書データ提供用データベース70は、出
版社Aが作成した各言語の単語の説明データ(ここで
は、テキストデータとする。)を記憶する出版社A説明
データ記憶手段71と、出版社Bが作成した各言語の単
語の説明データ(ここでは、テキストデータとする。)
を記憶する出版社B説明データ記憶手段72と、出版社
Cが作成した各言語の単語の説明データ(ここでは、テ
キストデータとする。)を記憶する出版社C説明データ
記憶手段73と、出版社Aが作成した各言語の単語の発
音を出力するための音声データを音声ファイルとして記
憶する出版社A音声データ記憶手段74と、出版社Bが
作成した各言語の単語の発音を出力するための音声デー
タを音声ファイルとして記憶する出版社B音声データ記
憶手段75と、出版社Cが作成した各言語の単語の発音
を出力するための音声データを音声ファイルとして記憶
する出版社C音声データ記憶手段76とを備えている。
【0074】そして、辞書データ提供用データベース7
0を構成する各記憶手段71〜76は、例えばハードデ
ィスク等により好適に実現されるが、記憶容量やアクセ
ス速度等に問題が生じない範囲であれば、ROM、EE
PROM、フラッシュ・メモリ、RAM、MO、CD−
ROM、CD−R、CD−RW、DVD−ROM、DV
D−RAM、FD、磁気テープ、あるいはこれらの組合
せ等を採用してもよい。
【0075】このような本実施形態においては、以下の
ようにして外国語学習者は、辞書システム10を用いて
外国語の単語の検索を行いながら外国語を習得する。図
2には、この際の外国語学習者が行うべき作業のフロー
チャートが示され、図3〜図9には、検索に伴う辞書シ
ステム10の画面遷移の一例が示されている。
【0076】図2に示すように、先ず、学習者は、辞書
システム10を用いて外国語学習を開始する意思を持っ
た場合には(ステップS1)、自己の使用するコンピュ
ータに辞書システム10を実行させるためのプログラム
がインストールされているか否かを判断する(ステップ
S2)。
【0077】ここで、プログラムがインストールされて
いないと判断した場合には、小売店で辞書システム10
のプログラムおよび画像データが格納されたCD−RO
M等の記録媒体を購入する(ステップS3)。その後、
購入したCD−ROM等の記録媒体を用いてプログラム
および画像データを自己の使用するコンピュータにイン
ストールした後(ステップS4)、プログラムを起動す
る(ステップS5)。一方、ステップS2で、既に自己
の使用するコンピュータにプログラムがインストールさ
れていると判断した場合には、ステップS3,S4の作
業は省略し、ステップS5のプログラムの起動を行う。
【0078】プログラムを起動すると、図3に示すよう
な設定画面100が表示手段30の画面上に表示され
る。図3において、設定画面100には、使用する言語
を選択する10個の言語選択部101と、何れの出版社
の作成した説明データおよび音声データを使用するかを
選択する出版社選択部102と、各言語選択部101お
よび出版社選択部102での選択に従って説明データお
よび音声データをダウンロードするための「ダウンロー
ドする」ボタン103とが設けられている。
【0079】言語選択部101は、本実施形態では10
個設けられているので、最大10言語まで選択して単語
の説明を画面表示させることができる。そして、各言語
選択部101は、それぞれ世界各国の全ての言語や方言
を選択できるようになっている。また、各言語選択部1
01で選択された言語の単語の説明が、各言語選択部1
01での言語の選択順序と同じ順序で画面上に表示され
るようになっている。つまり、図示の例では、中国語が
一番上側の言語選択部101で選択され、ドイツ語が上
から二番目の言語選択部101で選択されているので、
単語の説明も中国語が一番上側に表示され、ドイツ語が
上から二番目に表示される。さらに、各言語選択部10
1のうち、一番上側に設けられた言語選択部101で選
択された言語(図示の例では、中国語)の発音が、検索
時の画面切替に伴って出力されるようになっている。
【0080】出版社選択部102は、本実施形態では、
出版社A,B,Cのうちから一つの出版社を選択するよ
うになっている。なお、言語毎に出版社を変えられる構
成としてもよく、あるいは説明データの出版社と音声デ
ータの出版社とを変えられる構成としてもよい。
【0081】また、設定画面100には、使用する言語
を追加するための「言語の追加」ボタン104と、既に
選択している言語を削除するための「言語の削除」ボタ
ン105と、言語の表示順序(つまり、各言語選択部1
01での言語の選択順序)の変更を行うための「言語の
表示順序の変更」ボタン106と、検索を開始するため
の「検索開始」ボタン107とが設けられている。
【0082】「言語の表示順序の変更」ボタン106を
クリックし、言語の表示順序を変更した際に、一番上側
の言語が変更された場合には、単語の発音が出力される
言語も、それに伴って変更される。
【0083】次に、図2に戻って、初回の使用であるか
否かを判断し(図2のステップS6)、初回の使用であ
ると判断した場合には、図3の各言語選択部101で使
用言語の選択を行うとともに、図3の出版社選択部10
2で出版社の選択を行った後(図2のステップS7)、
図3の「ダウンロードする」ボタン103を押して説明
データおよび音声データのダウンロードを行う(図2の
ステップS8)。説明データのダウンロードは、説明デ
ータ取得手段25により行われ、例えば、図示の例の場
合には、出版社A説明データ記憶手段71に記憶されて
いる出版社Aの作成した中国語およびドイツ語の単語の
説明データが、データ提供サーバ60から辞書システム
10に向かって送信される。また、音声データのダウン
ロードは、音声データ取得手段26により行われ、例え
ば、図示の例の場合には、出版社A音声データ記憶手段
74に記憶されている出版社Aの作成した中国語および
ドイツ語の単語の発音の音声データが、データ提供サー
バ60から辞書システム10に向かって送信される。
【0084】続いて、ダウンロードを完了したら、図3
の「検索開始」ボタン107をクリックして単語の検索
を開始する(図2のステップS9)。
【0085】一方、図2のステップS6で、初回の使用
ではないと判断した場合には、既にダウンロードは完了
しているので、図2のステップS7,S8の作業は省略
し、図3の「検索開始」ボタン107をクリックして単
語の検索を開始する(図2のステップS9)。なお、初
回の使用時にダウンロードして設定した内容を変更する
必要が生じた場合には、図3の各ボタン104〜106
をクリックして設定を変更することができる。
【0086】図3の「検索開始」ボタン107をクリッ
クすると、図4に示すような検索ウィンドウ120が表
示手段30の画面上に表示される。この検索ウィンドウ
120には、空間または物体若しくはその構成物品の画
像を表示する画像表示部121と、画像表示部121に
画像を表示された空間または物体若しくはその構成物品
を示す単語の説明を表示する説明表示部122と、デー
タセットを行うための「データセット」ボタン123
と、マウスポインタの現在位置をX,Y座標で表示する
ポインタ位置表示部124と、前の画面に戻るための
「戻る」ボタン125と、プログラムを終了させるため
の「終了」ボタン126とが設けられている。
【0087】図4の検索ウィンドウ120の画像表示部
121には、「総合空間」の画像130が表示されてい
る。この「総合空間」の画像130の中には、下位階層
である「都市空間」の画像を選択するための都市の絵柄
で示された画像選択部131と、下位階層である「家の
空間」の画像を選択するための家の絵柄で示された画像
選択部132と、下位階層である「自然空間」の画像を
選択するための自然の絵柄で示された画像選択部133
とが設けられている。この「総合空間」の画像130が
表示された画面は、本実施形態では、最上位階層の画面
である(図2のステップS10)。なお、「総合空間」
については、図4に示す如く、説明表示部122への表
示は行われない。
【0088】これ以降では、検索する目的情報は、例え
ば、「消しゴム」という物体についての中国語の単語の
綴り(漢字)や発音や使用方法等であるものとして説明
を行うものとする。
【0089】先ず、学習者は、図4の「総合空間」の画
像130が表示された画面を参照し、目的情報が得られ
たか否かを判断する(図2のステップS11)。ここ
で、目的情報が得られないと判断した場合には、「総合
空間」の画像130を参照し、「消しゴム」という物体
に辿り着きそうな画像選択部を選択する(図2のステッ
プS12)。この画像選択部の選択操作の受付けは、選
択受付処理手段21により行われる。ここでは、「家の
空間」の画像を選択するための家の絵柄で示された画像
選択部132をクリックするものとする。
【0090】すると、図5に示す如く、検索ウィンドウ
120の画像表示部121には、図4の「総合空間」の
画像130の下位階層である「家の空間」の画像140
が表示されるとともに、この画面切替に伴い、家に相当
する中国語の単語の発音が出力される(図2のステップ
S13)。この画面切替は、階層情報記憶手段54に記
憶された階層情報に基づき画面切替処理手段22により
行われ、また、発音の出力は、音声出力処理手段24に
より行われる。
【0091】「家の空間」の画像140は、家の間取図
の形で表現され、この「家の空間」の画像140の中に
は、下位階層である「書斎の空間」の画像を選択するた
めの書斎の絵柄(例えば、机とパソコン)で示された画
像選択部141と、下位階層である「居間の空間」の画
像を選択するための居間の絵柄(例えば、テーブルとソ
ファ)で示された画像選択部142と、下位階層である
「玄関の空間」の画像を選択するための玄関の絵柄(例
えば、靴)で示された画像選択部143と、下位階層で
ある「トイレの空間」の画像を選択するためのトイレの
絵柄(例えば、便器)で示された画像選択部144と、
下位階層である「風呂場の空間」の画像を選択するため
の風呂場の絵柄(例えば、浴槽)で示された画像選択部
145と、下位階層である「食堂の空間」の画像を選択
するための食堂の絵柄(例えば、食卓と椅子)で示され
た画像選択部146と、下位階層である「台所の空間」
の画像を選択するための台所の絵柄(例えば、流し台)
で示された画像選択部147とが設けられている。
【0092】また、図5の検索ウィンドウ120には、
図4の「総合空間」の画像130が表示された画面(最
上位階層の画面)に戻るための「TOP画面に戻る」ボ
タン127が追加して設けられている。
【0093】さらに、図5の検索ウィンドウ120の説
明表示部122には、家に相当する中国語の単語の説明
148が表示されている。なお、図示はされていない
が、中国語の単語の説明148の下側には、家に相当す
る中国語以外の言語(例えば、ドイツ語等)の単語の説
明も並列表示されている。これらの単語の説明は、説明
表示処理手段23により行われる。
【0094】そして、学習者は、図5の「家の空間」の
画像140が表示された画面を参照し、再び、目的情報
が得られたか否かを判断する(図2のステップS1
1)。ここで、目的情報が得られたと判断した場合に
は、「終了」ボタン126をクリックしてプログラムを
終了させる(図2のステップS14)。一方、目的情報
が得られないと判断した場合には、ステップS12,S
13の処理を繰り返す。
【0095】すなわち、「家の空間」の画像140を参
照し、「消しゴム」という物体に辿り着きそうな画像選
択部を選択する(図2のステップS12)。この画像選
択部の選択操作の受付けは、選択受付処理手段21によ
り行われる。ここでは、「書斎の空間」の画像を選択す
るための書斎の絵柄で示された画像選択部141をクリ
ックするものとする。
【0096】すると、図6に示す如く、検索ウィンドウ
120の画像表示部121には、図5の「家の空間」の
画像140の下位階層である「書斎の空間」の画像15
0が表示されるとともに、この画面切替に伴い、書斎に
相当する中国語の単語の発音が出力される(図2のステ
ップS13)。この画面切替は、階層情報記憶手段54
に記憶された階層情報に基づき画面切替処理手段22に
より行われ、また、発音の出力は、音声出力処理手段2
4により行われる。
【0097】「書斎の空間」の画像150の中には、下
位階層である「机の上の空間」の画像を選択するための
机の絵柄で示された画像選択部151と、下位階層であ
る「椅子」という物体の画像を選択するための椅子の絵
柄で示された画像選択部152と、下位階層である「パ
ソコン」という物体の画像を選択するためのパソコンの
絵柄で示された画像選択部153と、下位階層である
「本棚の上の空間」の画像を選択するための本棚の絵柄
で示された画像選択部154とが設けられている。
【0098】また、図6の検索ウィンドウ120の説明
表示部122には、書斎に相当する中国語の単語の説明
155が表示されている。なお、図示はされていない
が、中国語の単語の説明155の下側には、書斎に相当
する中国語以外の言語(例えば、ドイツ語等)の単語の
説明も並列表示されている。これらの単語の説明は、説
明表示処理手段23により行われる。
【0099】そして、学習者は、図6の「書斎の空間」
の画像150が表示された画面を参照し、再び、目的情
報が得られたか否かを判断する(図2のステップS1
1)。ここで、目的情報が得られたと判断した場合に
は、「終了」ボタン126をクリックしてプログラムを
終了させる(図2のステップS14)。一方、目的情報
が得られないと判断した場合には、ステップS12,S
13の処理を繰り返す。
【0100】すなわち、「書斎の空間」の画像150を
参照し、「消しゴム」という物体に辿り着きそうな画像
選択部を選択する(図2のステップS12)。この画像
選択部の選択操作の受付けは、選択受付処理手段21に
より行われる。ここでは、「机の上の空間」の画像を選
択するための机の絵柄で示された画像選択部151をク
リックするものとする。
【0101】すると、図7に示す如く、検索ウィンドウ
120の画像表示部121には、図6の「書斎の空間」
の画像150の下位階層である「机の上の空間」の画像
160が表示されるとともに、この画面切替に伴い、机
に相当する中国語の単語の発音が出力される(図2のス
テップS13)。この画面切替は、階層情報記憶手段5
4に記憶された階層情報に基づき画面切替処理手段22
により行われ、また、発音の出力は、音声出力処理手段
24により行われる。
【0102】「机の上の空間」の画像160の中には、
下位階層である「鉛筆」という物体の画像を選択するた
めの鉛筆の絵柄で示された画像選択部161と、下位階
層である「消しゴム」という物体の画像を選択するため
の消しゴムの絵柄で示された画像選択部162と、下位
階層である「電話」という物体の画像を選択するための
電話の絵柄で示された画像選択部163と、下位階層で
ある「電卓」という物体の画像を選択するための電卓の
絵柄で示された画像選択部164と、下位階層である
「辞書」という物体の画像を選択するための辞書の絵柄
で示された画像選択部165と、下位階層である「ノー
ト」という物体の画像を選択するためのノートの絵柄で
示された画像選択部166と、下位階層である「写真立
て」という物体の画像を選択するための写真立ての絵柄
で示された画像選択部167と、下位階層である「参考
書」という物体の画像を選択するための参考書の絵柄で
示された画像選択部168とが設けられている。
【0103】また、図7の検索ウィンドウ120の説明
表示部122には、机に相当する中国語の単語の説明1
69が表示されている。なお、図示はされていないが、
中国語の単語の説明169の下側には、机に相当する中
国語以外の言語(例えば、ドイツ語等)の単語の説明も
並列表示されている。これらの単語の説明は、説明表示
処理手段23により行われる。
【0104】そして、学習者は、図7の「机の上の空
間」の画像160が表示された画面を参照し、再び、目
的情報が得られたか否かを判断する(図2のステップS
11)。ここで、目的情報が得られたと判断した場合に
は、「終了」ボタン126をクリックしてプログラムを
終了させる(図2のステップS14)。一方、目的情報
が得られないと判断した場合には、ステップS12,S
13の処理を繰り返す。
【0105】すなわち、「机の上の空間」の画像160
を参照し、「消しゴム」という物体の画像を選択するた
めの消しゴムの絵柄で示された画像選択部162をクリ
ックして選択する(図2のステップS12)。この画像
選択部の選択操作の受付けは、選択受付処理手段21に
より行われる。
【0106】すると、図8に示す如く、検索ウィンドウ
120の画像表示部121には、図7の「机の上の空
間」の画像160の下位階層である「消しゴム」という
物体の画像180が表示されるとともに、この画面切替
に伴い、消しゴムに相当する中国語の単語の発音が出力
される(図2のステップS13)。この画面切替は、階
層情報記憶手段54に記憶された階層情報に基づき画面
切替処理手段22により行われ、また、発音の出力は、
音声出力処理手段24により行われる。
【0107】「消しゴム」という物体の画像180の中
には、下位階層である画像を選択するための画像選択部
は、設けられていない。従って、「消しゴム」という物
体の画像180が表示された画面は、この検索経路にお
ける最下位階層の画面である。
【0108】また、図8の検索ウィンドウ120の説明
表示部122には、消しゴムに相当する中国語の単語の
説明181が表示されている。なお、図示はされていな
いが、中国語の単語の説明181の下側には、消しゴム
に相当する中国語以外の言語(例えば、ドイツ語等)の
単語の説明も並列表示されている。これらの単語の説明
は、説明表示処理手段23により行われる。
【0109】そして、学習者は、図8の「消しゴム」と
いう物体の画像180が表示された画面を参照し、再
び、目的情報が得られたか否かを判断する(図2のステ
ップS11)。ここで、目的情報が得られたと判断した
場合には、「終了」ボタン126をクリックしてプログ
ラムを終了させる(図2のステップS14)。一方、目
的情報が得られないと判断した場合には、現在参照して
いる画面は、この検索経路の最下位階層の画面であるの
で、別の検索経路で検索を行うために、「TOP画面に
戻る」ボタン127をクリックしてから、ステップS1
2,S13の処理を繰り返す。ここでは、目的情報であ
る「消しゴム」という物体の中国語の単語の説明が得ら
れているので、「終了」ボタン126をクリックしてプ
ログラムを終了させる。
【0110】図9には、検索対象となる単語の追加、削
除、上書き編集等を行うための設定変更画面200が示
されている。この設定変更画面200は、検索ウィンド
ウ120の「データセット」ボタン123(図4〜図8
参照)をクリックすると表示されるものである。例え
ば、データ提供サーバ60からダウンロードした辞書デ
ータ以外の辞書データ、すなわち、CD−ROM等の記
録媒体に記録されたプログラムのインストール時には設
定されないデータを追加する等、各学習者の好みに従っ
た設定を行う場合に用いられる画面である。
【0111】設定変更画面200には、単語の名称を入
力する名称入力部201と、単語の画像ファイル名を入
力する画像ファイル名入力部202と、単語の音声ファ
イル名を入力する音声ファイル名入力部203と、画像
選択部の左上位置のX座標を入力する左上X座標入力部
204と、画像選択部の左上位置のY座標を入力する左
上Y座標入力部205と、画像選択部の右下位置のX座
標を入力する右下X座標入力部206と、画像選択部の
右下位置のY座標を入力する右下Y座標入力部207と
が設けられている。
【0112】また、設定変更画面200には、現在の階
層位置を表示する現在階層位置表示部208と、階層情
報記憶手段54に記憶された階層情報に基づきツリーの
形で各画像の階層を表示する階層表示部209と、単語
の説明をテキストで入力する説明データ入力部210と
が設けられている。
【0113】さらに、設定変更画面200には、名称入
力部201に入力されているテキストデータをクリアす
る「クリアテキスト」ボタン211と、画像ファイル名
入力部202への画像ファイル名の入力を行う際に画像
ファイルの格納場所を探して画像ファイル名を呼び出す
ための入力支援用の「参照」ボタン212と、音声ファ
イル名入力部203への音声ファイル名の入力を行う際
に音声ファイルの格納場所を探して音声ファイル名を呼
び出すための入力支援用の「参照」ボタン213と、単
語の追加を行うための「単語の追加」ボタン214と、
単語の削除を行うための「単語の削除」ボタン215
と、単語の上書き編集を行うための「単語の編集」ボタ
ン216と、プログラムを終了させる「終了」ボタン2
17とが設けられている。
【0114】単語の追加を行う際には、学習者は、先
ず、追加したい単語が指す空間または物体若しくはその
構成物品の画像が属すべき上位階層の画像を選定する。
例えば、「地球儀」という物体を指す単語を追加登録す
る場合には、地球儀の絵柄を含んでいる「書斎の空間」
の画像150を上位階層の画像とする(図6参照)。そ
して、この「書斎の空間」の画像150が表示された画
面上で、マウスポインタを動かし、地球儀の絵柄が描か
れた領域(下位階層である「地球儀」という物体の画像
を選択するための画像選択部となる領域)の左上位置お
よび右下位置でそれぞれマウスポインタを停止させる。
この際、検索ウィンドウ120のポインタ位置表示部1
24を参照し、各停止位置のX,Y座標の数値を確認し
ておく。
【0115】続いて、学習者は、検索ウィンドウ120
の「データセット」ボタン123をクリックして図9の
設定変更画面200を表示手段30の画面上に表示す
る。そして、この設定変更画面200において、階層表
示部209に表示されたツリービューで単語の階層(レ
ベル)を選択する。さらに、「クリアテキスト」ボタン
211をクリックして名称入力部201を空欄にしてか
ら、新規登録する単語の名称(例えば、「地球儀」)を
入力する。
【0116】また、画像ファイル名入力部202および
音声ファイル名入力部203に、使用する画像ファイル
(「地球儀」という物体の画像データが入っているファ
イル)および音声ファイル(「地球儀」に相当する各言
語の単語の発音の音声データが入っているファイル)の
名称を入力する。さらに、前述したように図6の「書斎
の空間」の画像150が表示された画面上で予め確認し
ておいた、地球儀の絵柄が描かれた領域の左上位置およ
び右下位置の座標を、各座標入力部204〜207に入
力する。さらに、説明データ入力部210に単語の説明
をテキストで入力した後、「単語の追加」ボタン214
をクリックする。これにより、図6の「書斎の空間」の
画像150の中に、その下位階層である「地球儀」とい
う物体の画像を選択するための画像選択部156が新た
に設定され、「地球儀」という物体を指す単語が追加登
録される。
【0117】単語の削除を行う際には、学習者は、設定
変更画面200において、階層表示部209に表示され
たツリービューで、削除したい単語を選択する。そし
て、各入力部201〜207,210に表示されている
内容(削除される内容)を確認した後、「単語の削除」
ボタン215をクリックする。なお、単語の削除は、最
下位の階層(レベル)から行うことが好ましい。
【0118】単語の上書き編集は、単語の追加の作業手
順と略同様であり、設定変更画面200において、階層
表示部209に表示されたツリービューで、上書きした
い単語(編集後に削除されることになる単語)を選択
し、各入力部201〜207,210に必要な内容を上
書き入力した後、「単語の編集」ボタン216をクリッ
クする。
【0119】このような本実施形態によれば、次のよう
な効果がある。すなわち、辞書システム10の操作者
は、目的情報を得るために、表示手段30の画面上で、
画像の中に含まれる直下の階層の画像選択部の選択操作
を行い、空間の画像を少なくとも一回経由する検索を行
うことにより、空間を手掛かりにして視覚的な作用によ
り目的情報を得ることができる。
【0120】従って、空間の画像を参照しつつ選択操作
を行うだけで目的情報の取得対象となる画像に辿り着く
ことができるので、従来のような画数、発音、偏旁、三
角号碼、四角号碼による検索等の場合に比べ、例えば画
数を指定する手間や画数を数えるための知識等を不要に
できるため、容易に目的情報を取得することができる。
【0121】また、辞書システム10は、説明データ記
憶手段52および説明表示処理手段23を備えているの
で、画像とともに単語の説明を表示することができる。
このため、辞書を引くという作業を、空間の画像を少な
くとも一回経由する検索を行うことにより実現すること
ができる。
【0122】さらに、空間を手掛かりにして視覚的な作
用により検索を行うので、例えば、ある物体が存在する
とき、その物体を示す単語(例えば、中国語の単語)の
綴り(書き方)も発音(読み方)もわからない場合であ
っても、その物体を示す単語(綴りや発音)に辿り着く
ことができる。従って、知識の少ない子供(母国語の知
識すら完全ではない者)等の場合であっても、単語を検
索することができるため、そのような知識の少ない者が
行う母国語学習あるいは外国語学習にも好適に用いるこ
とができる。また、大人の場合であっても、外国語につ
いては知識が不足していることが多いため、大人の外国
語学習に用いても効果的である。
【0123】そして、説明表示処理手段23は、画像と
同一画面上に単語の説明を表示するので(図5〜図8参
照)、すなわち、画像表示部121と説明表示部122
とが一つの検索ウィンドウ120の中に設けられている
ので、空間または物体若しくはその構成物品と、これら
を指す単語の説明との対応関係が一目瞭然となるため、
見易いうえ、単語について誤った知識を習得してしまう
おそれを少なくすることができる。
【0124】また、説明表示処理手段23は、画像と同
一画面上に単語の説明を表示するので、最下位階層の画
像だけではなく、全ての空間または物体若しくはその構
成物品について、単語の説明を表示することも可能とな
る。但し、必ずしも全ての空間または物体若しくはその
構成物品について、単語の説明を表示する必要はない
(図4参照)。
【0125】さらに、図3に示すように複数の言語を選
択し、説明表示処理手段23により、それらの複数の言
語の単語の説明を並列表示することができるので、複数
の言語の単語を一度に調べることができる。また、三つ
以上の言語の単語を並列表示すれば、従来の一つの辞書
では実現できなかった三ヶ国語以上の間での情報の変換
を実現することができる。
【0126】そして、辞書システム10は、音声データ
記憶手段53および音声出力処理手段24を備えている
ので、画面切替時に単語の発音を出力することができ
る。このため、単語を検索しながら、その単語の発音を
聞くことができるので、聴覚的な作用により、発音記号
による表示では得られない情報を得ることができる。ま
た、検索を繰り返すうちに、発音を覚えることができる
ので、外国語学習等に効果的に用いることができる。
【0127】さらに、出力される発音を、例えば、日本
語であれば、東北弁、名古屋弁、関西弁等の方言にし、
英語であれば、米音か英音かを選択できるようにしてお
くことで、標準語のみならず、各種の方言による発音も
覚えることができる。
【0128】また、図4に示すように、「総合空間」の
画像130の中には、下位階層である「都市空間」、
「家の空間」、「自然空間」の画像を選択するための各
画像選択部131,132,133が設けられているの
で、通常の生活において必要とされる物体の殆どを、こ
れらの空間またはこれらの空間の下位階層の空間に属さ
せることができるうえ、選択肢の数も、操作者にとって
選択し易い適度な数とすることができる。
【0129】また、辞書システム10は、説明データ取
得手段25および音声データ取得手段26を備えている
ので、ネットワーク1で接続されたデータ提供サーバ6
0から、説明データおよび音声データをダウンロードし
て取得することができる。
【0130】従って、CD−ROM等の記録媒体の購入
とは別途に、プログラムのインストール後に、説明デー
タまたは音声データを取得することができる。このた
め、辞書システム10の使用者の立場から見ると、例え
ば、説明データまたは音声データとして、自分に必要な
言語のものだけを選択的に取得することができるので、
これにより経費節減やデータ容量の削減を実現でき、辞
書システム10の製造者や販売者の立場から見ると、基
本ソフトの仕様を公開して説明データまたは音声データ
を出版社等の他の業者に作成させて用意することができ
るので、開発費用の低減やデータの多様化を図ることが
できる。
【0131】なお、本発明は前記実施形態に限定される
ものではなく、本発明の目的を達成できる範囲内での変
形等は本発明に含まれるものである。
【0132】すなわち、前記実施形態では、説明データ
や音声データを作成する出版社は、出版社A,B,Cの
三社であったが、これに限定されるものではなく、何社
でもよい。また、説明データや音声データは、データ提
供サーバ60からダウンロードして取得するのではな
く、予めCD−ROM等の記録媒体に基本ソフトや画像
データとともに格納しておき、基本ソフトや画像データ
とともに購入するようにしてもよい。
【0133】また、前記実施形態では、図3に示すよう
に、最大10個の言語を選択できるようになっていた
が、これに限定されるものではなく、選択できる言語の
数は任意であってよい。但し、辞書システム10の機能
向上の観点から、選択できる言語の数は複数であること
が好ましく、より好ましくは三ヶ国語以上である。
【0134】さらに、前記実施形態では、辞書システム
10は、一台のコンピュータにより構成されていたが、
例えば、辞書データベース50に相当するものをサーバ
に設け、かつ、表示手段30および入力手段40に相当
するものを端末装置に設けることにより、インターネッ
ト等のネットワークを用いて通信を行いながら、検索を
行うことができるようにしてもよい。ここで、表示手段
30および入力手段40に相当するものを設ける端末装
置は、主としてコンピュータにより実現されるが、これ
に限定されるものではなく、例えば、携帯電話機(パー
ソナル・ハンディフォーン・システム(PHS)も含
む。)、パーソナル・デジタル・アシスタンス(PD
A)、電子手帳、ゲーム機、腕時計、デジタル・テレビ
等であっても、中央演算処理装置(CPU)の性能、画
面の解像度、記憶手段の容量等が本発明に適するもので
あれば採用することができる。
【0135】また、前記実施形態では、本発明における
情報検索システムは、辞書システム10とされていた
が、これに限定されるものではなく、例えば、空間(空
間を形成する物)または物体若しくはその構成物品につ
いての目的情報として、販売店の名称・住所・電話番号
・ファクシミリ番号・ホームページアドレス・地図・取
扱規模・安さランキング、各国や各販売店の値段、バー
ゲン情報、自宅や自社の在庫量、取引先、種類(メー
カ、品質、性能、規格等)、所在地・生息地等を表示あ
るいは音声出力するシステムであってもよい。例えば、
「トイレットペーパー」という物体を購入する際には、
「家の空間」→「トイレの空間」→「トイレットペーパ
ー」の画像という経路の検索を行うと、トイレットペー
パーを販売している販売店、値段、バーゲン情報、自宅
や自社の在庫量、種類(メーカ、柔らかい紙、硬い紙、
ダブルロールか否か等の区別)等の情報が得られるよう
にしてもよい。
【0136】そして、前記実施形態では、辞書システム
10は、主として目に見える具体的な物体を示す名詞を
検索するシステムとなっていたが、本発明における情報
検索システムは、形容詞、副詞、動詞、あるいは抽象的
な概念を示す単語をも検索できるシステムとしてもよ
い。
【0137】さらに、前記実施形態では、辞書システム
10は、空間を利用した検索を行うシステムとなってい
たが、従来から行われている画数、発音、偏旁、三角号
碼、四角号碼による検索等をも行うことができるシステ
ムとしてもよい。例えば、システムを立ち上げると、空
間を利用した検索を行うか、あるいは従来から行われて
いる画数による検索等を行うかを選択できるようになっ
ているシステムとしてもよく、要するに、空間を利用し
た検索を含むシステムであれば、本発明に含まれるもの
である。
【0138】
【発明の効果】以上に述べたように本発明によれば、空
間の画像を少なくとも一回経由する検索を行うことによ
り、空間を手掛かりにして視覚的な作用により目的情報
を検索することができるので、表示手段の画面上で容易
に目的情報を取得することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の辞書システムの全体構成
図。
【図2】前記実施形態の辞書システムの操作者が行うべ
き作業の流れを示すフローチャートの図。
【図3】前記実施形態の辞書システムの第1の画面例を
示す図。
【図4】前記実施形態の辞書システムの第2の画面例を
示す図。
【図5】前記実施形態の辞書システムの第3の画面例を
示す図。
【図6】前記実施形態の辞書システムの第4の画面例を
示す図。
【図7】前記実施形態の辞書システムの第5の画面例を
示す図。
【図8】前記実施形態の辞書システムの第6の画面例を
示す図。
【図9】前記実施形態の辞書システムの第7の画面例を
示す図。
【符号の説明】
10 情報検索システムである辞書システム 21 選択受付処理手段 22 画面切替処理手段 23 情報表示処理手段である説明表示処理手段 24 音声出力処理手段 25 説明データ取得手段 26 音声データ取得手段 30 表示手段 51 画像データ記憶手段 52 情報データ記憶手段である説明データ記憶手段 53 音声データ記憶手段 54 階層情報記憶手段 131〜133,141〜147,151〜154,1
56,161〜168画像選択部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/30 G06F 17/30 380F 3/00 656 3/00 656C Fターム(参考) 5B075 ND03 ND06 ND35 NK07 PP03 PQ32 UU03 5E501 AA01 AC33 BA05 DA07 EB05 FB34

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示手段の画面上で目的情報を検索する
    情報検索システムであって、 複数の空間の画像をそれぞれ表示するための複数の画像
    データおよびこれらの空間の少なくとも一つに属する複
    数の物体若しくはその構成物品の画像をそれぞれ表示す
    るための複数の画像データを記憶する画像データ記憶手
    段と、 前記空間同士の従属関係、前記空間と前記物体との従属
    関係、または前記物体とその構成物品との従属関係のい
    ずれかの関係に従って前記各画像データを階層化するた
    めの階層情報を記憶する階層情報記憶手段と、 直下の階層に属する空間若しくは物体の画像を選択する
    ための画像選択部を含む空間の画像が表示されるか、ま
    たは構成物品の画像を選択するための画像選択部を含む
    物体の画像が表示された前記表示手段の画面上で、操作
    者による前記各画像選択部の選択操作を受け付ける選択
    受付処理手段と、 前記表示手段に表示されている画面を、前記階層情報記
    憶手段に記憶された前記階層情報に基づき、前記画像デ
    ータ記憶手段に記憶された前記画像データを用いて前記
    操作者の選択操作により選択された前記画像選択部に対
    応する前記空間または前記物体若しくはその構成物品の
    画像を表示する画面に切り替える画面切替処理手段とを
    備え、 前記選択受付処理手段による処理および前記画面切替処
    理手段による処理は、前記目的情報の取得対象となる前
    記空間または前記物体若しくはその構成物品の画像が前
    記表示手段の画面上に表示されるまで繰り返される構成
    とされていることを特徴とする情報検索システム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の情報検索システムにお
    いて、 前記空間を対象とする情報データおよび前記物体若しく
    はその構成物品を対象とする情報データを記憶する情報
    データ記憶手段と、 この情報データ記憶手段に記憶された前記情報データを
    用いて前記空間または前記物体若しくはその構成物品の
    画像が表示されている画面と同一画面上にこれらの空間
    または物体若しくはその構成物品を対象とする情報を表
    示する情報表示処理手段とを備えたことを特徴とする情
    報検索システム。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の情報検索システムにお
    いて、 前記情報データ記憶手段は、前記空間を指す単語の説明
    データおよび前記物体若しくはその構成物品を指す単語
    の説明データを記憶する説明データ記憶手段であり、 前記情報表示処理手段は、前記説明データ記憶手段に記
    憶された前記説明データを用いて前記空間または前記物
    体若しくはその構成物品の画像が表示されている画面と
    同一画面上にこれらの空間または物体若しくはその構成
    物品を指す単語の説明を表示する説明表示処理手段であ
    り、 前記目的情報の検索は、前記空間または前記物体若しく
    はその構成物品を指す単語を調べるための辞書を引く作
    業として行われる構成とされていることを特徴とする情
    報検索システム。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の情報検索システムにお
    いて、 前記説明データ記憶手段には、複数の言語の単語の説明
    データが記憶され、 前記説明表示処理手段は、前記複数の言語の単語の説明
    を並列表示する構成とされていることを特徴とする情報
    検索システム。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載の情報検
    索システムにおいて、 前記空間を指す単語の発音を出力するための音声データ
    および前記物体若しくはその構成物品を指す単語の発音
    を出力するための音声データを記憶する音声データ記憶
    手段と、 前記画面切替処理手段による前記画面の切替時に、前記
    音声データ記憶手段に記憶された前記音声データを用い
    て、前記操作者の選択操作により選択された前記画像選
    択部に対応する前記空間または前記物体若しくはその構
    成物品を指す単語の発音を出力する音声出力処理手段と
    を備えたことを特徴とする情報検索システム。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれかに記載の情報検
    索システムにおいて、 前記複数の空間には、少なくとも家の空間、自然空間、
    および都市空間が含まれ、これらの三つの空間は、同じ
    階層に属し、かつ、これらの三つの空間の画像を選択す
    る画像選択部は、同一画面上に表示される構成とされて
    いることを特徴とする情報検索システム。
  7. 【請求項7】 請求項3に記載の情報検索システムにお
    いて、 ネットワークで接続されたデータ提供サーバから前記説
    明データをダウンロードすることにより取得して前記説
    明データ記憶手段に格納する説明データ取得手段を備え
    たことを特徴とする情報検索システム。
  8. 【請求項8】 請求項5に記載の情報検索システムにお
    いて、 ネットワークで接続されたデータ提供サーバから前記音
    声データをダウンロードすることにより取得して前記音
    声データ記憶手段に格納する音声データ取得手段を備え
    たことを特徴とする情報検索システム。
  9. 【請求項9】 表示手段の画面上で目的情報を検索する
    情報検索システムとして、コンピュータを機能させるた
    めのプログラムであって、 複数の空間の画像をそれぞれ表示するための複数の画像
    データおよびこれらの空間の少なくとも一つに属する複
    数の物体若しくはその構成物品の画像をそれぞれ表示す
    るための複数の画像データを記憶する画像データ記憶手
    段と、 前記空間同士の従属関係、前記空間と前記物体との従属
    関係、または前記物体とその構成物品との従属関係のい
    ずれかの関係に従って前記各画像データを階層化するた
    めの階層情報を記憶する階層情報記憶手段と、 直下の階層に属する空間若しくは物体の画像を選択する
    ための画像選択部を含む空間の画像が表示されるか、ま
    たは構成物品の画像を選択するための画像選択部を含む
    物体の画像が表示された前記表示手段の画面上で、操作
    者による前記各画像選択部の選択操作を受け付ける選択
    受付処理手段と、 前記表示手段に表示されている画面を、前記階層情報記
    憶手段に記憶された前記階層情報に基づき、前記画像デ
    ータ記憶手段に記憶された前記画像データを用いて前記
    操作者の選択操作により選択された前記画像選択部に対
    応する前記空間または前記物体若しくはその構成物品の
    画像を表示する画面に切り替える画面切替処理手段とを
    備え、 前記選択受付処理手段による処理および前記画面切替処
    理手段による処理は、前記目的情報の取得対象となる前
    記空間または前記物体若しくはその構成物品の画像が前
    記表示手段の画面上に表示されるまで繰り返される構成
    とされていることを特徴とする情報検索システムとし
    て、コンピュータを機能させるためのプログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007148970A (ja) * 2005-11-30 2007-06-14 Fujitsu Ltd 図書検索ナビゲート方法及びプログラム
JP2010113558A (ja) * 2008-11-07 2010-05-20 Hitachi Ltd 単語抽出装置、単語抽出方法及び受信装置

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