JP2003172312A - 油圧シリンダ - Google Patents

油圧シリンダ

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JP2003172312A JP2001369856A JP2001369856A JP2003172312A JP 2003172312 A JP2003172312 A JP 2003172312A JP 2001369856 A JP2001369856 A JP 2001369856A JP 2001369856 A JP2001369856 A JP 2001369856A JP 2003172312 A JP2003172312 A JP 2003172312A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ストロークエンド状態から復帰するときの初
期の作動応答性がよく、しかも小型化できる油圧シリン
ダを提供することである。 【解決手段】 ピストンPを固定したロッド7と、この
ロッド7の外周であって、ロッド側室4内におけるピス
トン近傍に設けたクッションリング30と、ロッド7に
形成した第1通路11および第2通路12と、ロッドに
形成するとともに、上記第1通路11をロッド側室4に
連通させた連通路20とを備え、クッションリング30
がロッド側閉塞部材2の貫通孔6に挿入されることによ
って、クッション効果が発揮される油圧シリンダにおい
て、上記クッションリング30とロッド7との間に隙間
を設けるとともに、上記連通路20を、クッションリン
グ30の内側の位置において開口させたことを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ボトム側室やロ
ッド側室に圧油を供給したり、これらボトム側室やロッ
ド側室内の圧油を排出したりする通路を、ロッド内に有
する油圧シリンダに関する。
【0002】
【従来の技術】図7〜図10に従来の油圧シリンダを示
す。図7に示すように、シリンダチューブ1内には、ピ
ストンPを組み込むとともに、このピストンPを組み込
んだシリンダチューブ1の一端をロッド側閉塞部材2に
よって塞ぎ、シリンダチューブ1の他端を、ボトム側閉
塞部材3によって塞いでいる。そして、上記ロッド側閉
塞部材2およびピストンPによってロッド側室4を区画
し、上記ボトム側閉塞部材3およびピストンPによって
ボトム側室5を区画している。また、上記ロッド側部材
2には貫通孔6を形成し、この貫通孔6にロッド7を挿
入するとともに、このロッド7の挿入方向先端を、上記
ピストンPに貫通させている。
【0003】上記のようにしてピストンPを貫通させた
ロッド7の外周には、図8に示すように段部8aを形成
している。また、このロッド7の先端外周にネジ9を形
成し、このネジ9の部分にナットNを締め付けている。
このようにナットNを締め付けると、このナットNと上
記段部8aとによって、ピストンPが挟み付けられて、
このピストンPがロッド7にしっかり固定される。
【0004】また、上記ロッド7の外周であって、ロッ
ド側室4内におけるピストンPの隣には、クッションリ
ングRを設けている。このクッションリングRは、その
両端に切り欠きRa、Rbを有している。このようにし
たクッションリングRは、その軸線方向の移動を、ロッ
ド7に形成した段部8bと上記ピストンPとによって規
制されている。なお、図10に示すように、このクッシ
ョンリングRの内周に位置するロッド7の表面には、環
状の凹部16を形成している。そして、この環状の凹部
16にクッションシール17を組み込んでいる。このク
ッションシール17の図面右側面にも、切り欠き17a
を形成している。
【0005】一方、上記ロッド7には、第1通路11と
第2通路12とを形成している。これら第1通路11お
よび第2通路12は、ボトム側室5から軸線方向に形成
したものであり、これら第1通路11および第2通路1
2の他端を、ロッド7に形成した第1ポート13および
第2ポート14にそれぞれ連通させている。そして、こ
れら第1ポート13および第2ポート14には、図示し
ていない圧力供給機構を接続し、いずれか一方のポート
から圧力を供給し、いずれか他方のポートをタンクに連
通させるようにしている。
【0006】上記ロッド7には、上記第1通路11に連
通する連通路10を径方向に形成し、この連通路10を
介してロッド側室4と第1ポート13とを連通させてい
る。ただし、この連通路10は、上記クッションリング
Rよりもロッド側閉塞部材2側に形成し、連通路10の
開口部分がクッションリングRによって塞がれないよう
にしている。
【0007】また、上記第1通路11の一端、すなわち
ボトム側室5に開口させた部分を、閉塞部材15によっ
て塞ぎ、第1ポート13がロッド側室4にのみ連通する
ようにしている。つまり、閉塞部材15によって、第1
ポート13がロッド側室4とボトム側室5との両方に連
通しないようにしている。なお、上記第2ポート14
は、第2通路12を介してボトム側室5のみに連通して
いる。
【0008】上記のようにした従来のシリンダは、例え
ば第2ポート14をタンクに連通させた状態で、第1ポ
ート13に図示していない圧力供給機構から圧油を供給
すると、第1ポート13→第1通路11→連通路10を
介してロッド側室4に圧油が供給される。このようにロ
ッド側室4に圧油が供給されると、その圧力がピストン
Pの図面左側受圧面に作用して、ピストンPがロッド7
とともに図面右方向に移動する。このようにピストンP
がロッド7とともに右方向に移動すると、ボトム側室5
内の圧油が、第2通路12→第2ポート14を介してタ
ンクに排出される。
【0009】上記と反対に、第1ポート13をタンクに
連通させた状態で、第2ポート14に圧油を供給する
と、第2通路12を介してボトム側室5に圧油が供給さ
れて、ピストンPがロッド7とともに図面左方向に移動
する。なお、このときロッド側室4の圧油が連通路10
→第1通路11→第1ポート13を介してタンクに排出
される。ピストンPが左方向に移動して、ストロークエ
ンド付近に近づいてくると、図8に示すように、クッシ
ョンリングRが貫通孔6に入り込む。クッションリング
Rが貫通孔6に入り込むと、ロッド側室4と連通路10
とが、クッションリングRの外周と貫通孔6の内周との
僅かな隙間を介して連通することになる。そのため、ロ
ッド側室4内の圧油は、この僅かな隙間を通過すること
になり、このとき生じる流動抵抗によって、ピストンP
の動きが緩和される。すなわち、ストロークエンド付近
でクッション機能が発揮されるようにしている。
【0010】図9および図10は、ピストンPが左側に
フルストロークした状態を示している。このフルストロ
ークした状態から連通路10を介して圧油を貫通孔6に
導くと、この貫通孔6に導いた圧力が、クッションシー
ル17の内周を介してクッションシール17に作用する
ため、このクッションシール17がその右側面を凹部1
6に押し付ける。そして、左側面と凹部16との間に隙
間ができて、この隙間とクッションシール17の内周お
よび切り欠き17aを介してクッションリングRの内周
に流路ができる。したがって、貫通孔6に導いた圧油
は、上記流路を介してロッド側室4に供給されて、ピス
トンPが右方向に移動する。
【0011】ピストンPがさらに右方向に移動して、ク
ッションリングRが貫通孔6から抜け出すと、貫通孔6
とロッド側室4とが直接連通する。貫通孔6とロッド側
室4とが直接連通すれば、圧油がロッド側室4に直接供
給される。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例では、クッ
ションフィーリングを良くしようとして、クッションリ
ングRの軸線方向の寸法を長くすると、ストロークエン
ドから復帰させるときに、このクッションリングRの内
周の流路が長くなるため、初期の作動応答性が悪くなる
という問題があった。これは、連通路10の開口部がク
ッションリングRよりもロッド側閉塞部材2側にあるた
め、連通路10から圧油を供給すると、クッションリン
グRの長さ分だけ、狭い流路に流体を流がすことになる
ので、非常に大きな流動抵抗が生じるためである。
【0013】また、連通路10の開口部をクッションリ
ングRからずらしているため、図9に示すように、ロッ
ド側閉塞部材2の軸線方向の長さL1も、連通路10の
分だけ長くしなければならず、シリンダ全体が大きくな
るという問題もあった。この発明の目的は、ストローク
エンド状態から復帰するときの初期の作動応答性がよ
く、しかも小型化できる油圧シリンダを提供することで
ある。
【0014】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、シリンダ
チューブと、このシリンダチューブに摺動自在に組み込
んだピストンと、シリンダチューブの一端を塞ぐロッド
側閉塞部材と、シリンダチューブの他端を塞ぐボトム側
閉塞部材と、上記ロッド側閉塞部材およびピストンによ
って区画されたロッド側室と、上記ボトム側閉塞部材お
よびピストンによって区画されたボトム側室と、上記ロ
ッド側閉塞部材に形成した貫通孔と、この貫通孔を介し
てシリンダチューブ内に挿入するとともに、挿入方向先
端側に上記ピストンを固定したロッドと、このロッドの
外周であって、ロッド側室内におけるピストン近傍に設
けたクッションリングと、ロッドに形成した第1通路お
よび第2通路と、ロッドに形成するとともに、上記第1
通路をロッド側室に連通させた連通路と、上記第1通路
を外部に開口させた第1ポートと、上記第2通路をシリ
ンダチューブの外側の位置において外部に開口させた第
2ポートとを備え、上記クッションリングがロッド側閉
塞部材の貫通孔に挿入されることによって、クッション
効果が発揮される油圧シリンダにおいて、上記クッショ
ンリングとロッドとの間に隙間を設けるとともに、上記
連通路を、クッションリングの内側の位置において開口
させたことを特徴とする。
【0015】第2の発明は、上記第1の発明において、
ロッドの外周に、環状溝を形成するとともに、この環状
溝に連通路を開口させたことを特徴とする。
【0016】第3の発明は、上記第1又は第2の発明に
おいて、クッションリングの反ピストン側端面に、凹部
を軸線方向に形成したことを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】図1〜図6に示す実施形態は、連
通路20の位置をクッションリング30の内周に設けた
点と、この連通路20をロッド7表面の環状溝21に開
口させた点と、クッションリング30の端面に凹部22
を軸線方向に形成した点とに特徴を有し、それ以外の構
成については前記従来例と同じである。したがって、以
下では、この実施形態と前記従来例との相違点を中心に
説明し、共通の構成要素については同じ符号を付してそ
の詳細な説明を省略する。
【0018】図1に示すように、上記ロッド7には、第
1通路11に連通する連通路20を径方向に形成してい
る。この連通路20は、ロッド7の外周であって、ピス
トンPの近傍に設けたクッションリング30の内側の位
置において開口させている。上記クッションリング30
は、その内径をロッド7の外径よりも僅かに大きくする
ことによって、その内周とロッド7の外周との間に所定
の隙間を形成している。また、このクッションリング3
0は、図2に示すように、反ピストンP側端面30a
に、凹部22を形成している。この凹部22は、同じく
反ピストンP側端面30aに形成したテーパ面31より
も、その軸線方向長さを短くしている。さらに、このク
ッションリング30のピストン側端面30bにも、凹部
23を形成している。
【0019】上記連通路20を開口させたロッド7の外
周には、図3に示すように環状溝21を形成し、この環
状溝21の部分に連通路20を開口させている。ただ
し、この環状溝21は、凹部16との間に所定の間隔を
開けて形成している。
【0020】次に、この実施形態の作用を説明する。第
2ポート14をタンクに連通させた状態で、第1ポート
13に図示していない圧力供給機構から圧油を供給する
と、第1ポート13→第1通路11→連通路20を介し
てロッド側室4に圧油が供給される。このようにロッド
側室4に圧油が供給されると、その圧力がピストンPの
図面左側受圧面に作用して、ピストンPがロッド7とと
もに図面右方向に移動する。このようにピストンPがロ
ッド7とともに右方向に移動すると、ボトム側室5内の
圧油が、第2通路12→第2ポート14を介してタンク
に排出される。
【0021】上記と反対に、第1ポート13をタンクに
連通させた状態で、第2ポート14に圧油を供給する
と、第2通路12を介してボトム側室5に圧油が供給さ
れて、ピストンPがロッド7とともに図面左方向に移動
する。なお、このときロッド側室4の圧油が連通路20
→第1通路11→第1ポート13を介してタンクに排出
される。ピストンPが左方向に移動して、ストロークエ
ンド付近に近づいてくると、図3に示すように、クッシ
ョンリング30が貫通孔6に入り込む。クッションリン
グ30が貫通孔6に入り込むと、ロッド側室4と連通路
20とが、クッションリング30の外周と貫通孔6の内
周との僅かな隙間を介して連通することになる。そのた
め、ロッド側室4内の圧油は、この僅かな隙間を通過す
ることになり、このとき生じる流動抵抗によって、ピス
トンPの動きが緩和される。すなわち、ストロークエン
ド付近でクッション機能が発揮される。
【0022】図4は、ピストンPが左側にフルストロー
クした状態を示している。このフルストロークした状態
から連通路20を介して圧油を貫通孔6に導くと、図6
に示すように、貫通孔6に導いた圧力がクッションシー
ル17の内周を介してクッションシール17に作用する
ため、このクッションシール17がその右側面を凹部1
6に押し付ける。そして、クッションシール17の左側
面と凹部16との間に隙間ができて、この隙間とクッシ
ョンシール17の内周および切り欠き17aを介してク
ッションリング30の内周に流路ができる。
【0023】上記流路は、連通路20をクッションリン
グ30の内側の位置に開口させているので、連通路20
とクッションシール17との距離が短くなっている。そ
のため、クッションシール17の応答性が向上し、油圧
シリンダが最圧縮状態から伸張するときの動きが、前記
従来例よりもスムーズになる。したがって、この実施形
態では、ストロークエンドから復帰するときの初期の作
動応答性を良くすることができる。また、クッションフ
ィーリングを良くするために、クッションリング30の
軸線方向の寸法を大きくした場合でも、クッションリン
グ30の内周に連通路20を開口させるので、ストロー
クエンドから復帰するときのクッションリング30内の
流路が長くなることもない。つまり、この実施形態によ
れば、クッションリング30の長さに係わらず、ストロ
ークエンドから復帰するときの初期の応答性を維持する
ことができる。
【0024】さらに、この実施形態によれば、連通路2
0の開口部を、クッションリング30の内周に位置させ
ているので、図4に示すように、ロッド側閉塞部材2の
軸線方向長さL2を、前記従来例よりも連通路20の直
径分だけ短くすることができる。このようにロッド側閉
塞部材2の軸線方向長さL2を短くできるので、シリン
ダ全体を小型化できる。
【0025】なお、連通路20の開口部を、クッション
リング30の内周に位置させているが、この開口部をロ
ッド7に形成した環状溝21に開口させ、しかも、この
環状溝21をクッションリング30に形成した凹部22
によって貫通孔6に連通させているので、連通路20か
ら供給する圧油が、供給されにくくなることはない。ま
た、連通路20を介して排出される圧油が、排出されに
くくなることもない。また、上記クッションリング30
に形成した凹部22を、図2に示すようにテーパ面31
内に納めているので、この凹部22の角が貫通孔6に引
っかかることもない。
【0026】
【発明の効果】第1の発明によれば、クッションリング
の内側の位置において連通路を開口させたので、ストロ
ークエンドから復帰するときに、連通路とロッド側室4
との間の流路を短くできる。このように流路が短くなれ
ば、流動抵抗も小さくなるので、連通路から供給した圧
油を、スムーズにロッド側室に供給することができる。
したがって、ストロークエンドから復帰するときの初期
の作動応答性を良くすることができる。また、クッショ
ンリングの軸線方向の寸法を大きくした場合でも、クッ
ションリングの内周に連通路を開口させるため、ストロ
ークエンドから復帰するときのクッションリング内の流
路が長くなることもない。したがって、クッションリン
グが長くなっても、ストロークエンドから復帰するとき
の初期の応答性を維持することができる。
【0027】第2の発明によれば、ロッドの外周に形成
した環状溝に連通路を開口させたので、連通路から供給
される圧油や、連通路を介して排出される圧油を、スム
ーズに通過させることができる。第3の発明によれば、
クッションリングの反ピストン側端面に、凹部を軸線方
向に形成したので、連通路から供給される圧油や、連通
路を介して排出される圧油を、スムーズに通過させるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態の全体図である。
【図2】クッションリングの部分断面図である。
【図3】実施形態の要部拡大図である。
【図4】実施形態の要部拡大図である。
【図5】クッションリング30を中心とした部分拡大図
である。
【図6】クッションリング30を中心とした部分拡大図
である。
【図7】従来例の全体図である。
【図8】ピストンPを中心とした部分拡大図である。
【図9】ピストンPを中心とした部分拡大図である。
【図10】クッションリングRを中心とした部分拡大図
である。
【符号の説明】
P ピストン 1 シリンダチューブ 2 ロッド側閉塞部材 3 ボトム側閉塞部材 4 ロッド側室 5 ボトム側室 6 貫通孔 7 ロッド 11 第1通路 12 第2通路 13 第1ポート 14 第2ポート 20 連通路 21 環状溝 22 凹部 30 クッションリング

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリンダチューブと、このシリンダチュ
    ーブに摺動自在に組み込んだピストンと、シリンダチュ
    ーブの一端を塞ぐロッド側閉塞部材と、シリンダチュー
    ブの他端を塞ぐボトム側閉塞部材と、上記ロッド側閉塞
    部材およびピストンによって区画されたロッド側室と、
    上記ボトム側閉塞部材およびピストンによって区画され
    たボトム側室と、上記ロッド側閉塞部材に形成した貫通
    孔と、この貫通孔を介してシリンダチューブ内に挿入す
    るとともに、挿入方向先端側に上記ピストンを固定した
    ロッドと、このロッドの外周であって、ロッド側室内に
    おけるピストン近傍に設けたクッションリングと、ロッ
    ドに形成した第1通路および第2通路と、ロッドに形成
    するとともに、上記第1通路をロッド側室に連通させた
    連通路と、上記第1通路を外部に開口させた第1ポート
    と、上記第2通路をシリンダチューブの外側の位置にお
    いて外部に開口させた第2ポートとを備え、上記クッシ
    ョンリングがロッド側閉塞部材の貫通孔に挿入されるこ
    とによって、クッション効果が発揮される油圧シリンダ
    において、上記クッションリングとロッドとの間に隙間
    を設けるとともに、上記連通路を、クッションリングの
    内側の位置において開口させたことを特徴とする油圧シ
    リンダ。
  2. 【請求項2】 ロッドの外周に、環状溝を形成するとと
    もに、この環状溝に連通路を開口させたことを特徴とす
    る請求項1記載の油圧シリンダ。
  3. 【請求項3】 クッションリングの反ピストン側端面
    に、凹部を軸線方向に形成したことを特徴とする請求項
    1または2記載の油圧シリンダ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101161304B1 (ko) * 2009-10-28 2012-07-04 볼보 컨스트럭션 이큅먼트 에이비 체크링을 포함하는 유압실린더 쿠션장치

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