JP2003171646A - 相互付着防止性を有する接着剤固形物およびその製造方法並びにその包装方法。 - Google Patents
相互付着防止性を有する接着剤固形物およびその製造方法並びにその包装方法。Info
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- JP2003171646A JP2003171646A JP2001373143A JP2001373143A JP2003171646A JP 2003171646 A JP2003171646 A JP 2003171646A JP 2001373143 A JP2001373143 A JP 2001373143A JP 2001373143 A JP2001373143 A JP 2001373143A JP 2003171646 A JP2003171646 A JP 2003171646A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来のホットメルト接着剤の相互付着を防
止する包装方法の問題点を解決するものであり、フィル
ム等の異種材料のホットメルト接着剤への混入割合をで
きるだけ少なくし、且つホットメルト接着剤ブロック相
互の付着を防止し、作業性に優れたホットメルト接着剤
固形物およびその製造方法を提供するとともに、包装材
料等の廃棄物を少なくするホットメルト接着剤固形物の
包装および運搬方法を提供する。 【解決手段】 離形性の内表面を有し、その底板が開閉
可能または着脱可能に構成された容器に、流動温度以上
に加熱したホットメルト接着剤を挿入し、少なくともホ
ットメルト接着剤の表面が固化するまで冷却したのち、
該容器の底板を開くことにより又は取り外すことによ
り、ホットメルト接着剤固形物を該容器から取り出すこ
とを特徴とするホットメルト接着剤固形物の製造方法、
該ホットメルト接着剤固形物、その包装および運搬方
法。
止する包装方法の問題点を解決するものであり、フィル
ム等の異種材料のホットメルト接着剤への混入割合をで
きるだけ少なくし、且つホットメルト接着剤ブロック相
互の付着を防止し、作業性に優れたホットメルト接着剤
固形物およびその製造方法を提供するとともに、包装材
料等の廃棄物を少なくするホットメルト接着剤固形物の
包装および運搬方法を提供する。 【解決手段】 離形性の内表面を有し、その底板が開閉
可能または着脱可能に構成された容器に、流動温度以上
に加熱したホットメルト接着剤を挿入し、少なくともホ
ットメルト接着剤の表面が固化するまで冷却したのち、
該容器の底板を開くことにより又は取り外すことによ
り、ホットメルト接着剤固形物を該容器から取り出すこ
とを特徴とするホットメルト接着剤固形物の製造方法、
該ホットメルト接着剤固形物、その包装および運搬方
法。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、相互付着防止性を
有するホットメルト接着剤固形物を製造する方法及び製
造されたホットメルト接着剤固形物並びにホットメルト
接着剤を包装及び運搬する方法に関する。
有するホットメルト接着剤固形物を製造する方法及び製
造されたホットメルト接着剤固形物並びにホットメルト
接着剤を包装及び運搬する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に加熱して流動状態で塗布されるホ
ットメルト接着剤は、室温で固体である。ホットメルト
接着剤は一般に、ブロック形態で提供され使用時に加熱
溶融されるが、これらの材料特性のため、ホットメルト
接着剤を取扱ったり、包装する際に種々の問題が起こ
る。固体ホットメルト接着剤ブロックは、手または機械
的取扱い装置に固着または粘着するだけでなく、これら
手または装置相互を固着または粘着したり、或いは汚れ
や汚染物質を拾い上げたりする。これに加えて、表面に
粘着性を帯びたホットメルト接着剤は、相互の付着を避
け、作業性を改善する為に紙容器、プラスチック容器に
シリコーン等の離型処理を施した容器などに充填して利
用されている。
ットメルト接着剤は、室温で固体である。ホットメルト
接着剤は一般に、ブロック形態で提供され使用時に加熱
溶融されるが、これらの材料特性のため、ホットメルト
接着剤を取扱ったり、包装する際に種々の問題が起こ
る。固体ホットメルト接着剤ブロックは、手または機械
的取扱い装置に固着または粘着するだけでなく、これら
手または装置相互を固着または粘着したり、或いは汚れ
や汚染物質を拾い上げたりする。これに加えて、表面に
粘着性を帯びたホットメルト接着剤は、相互の付着を避
け、作業性を改善する為に紙容器、プラスチック容器に
シリコーン等の離型処理を施した容器などに充填して利
用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、その様
な包装方法では、包装されたホットメルト接着剤を使用
する時に、その包装材を除去して廃棄する必要があり、
手間を必要とすると共に廃棄物による環境汚染の恐れが
ある。
な包装方法では、包装されたホットメルト接着剤を使用
する時に、その包装材を除去して廃棄する必要があり、
手間を必要とすると共に廃棄物による環境汚染の恐れが
ある。
【0004】そこで、省資源および環境保全の観点か
ら、これらの容器を使用せず、薄いポリオレフィンフィ
ルムでホットメルト接着剤を包み込み、ポリオレフィン
フィルムを剥ぎ取ることなくそのまま溶融する方法がと
られている。しかしながら、これらの方法もポリオレフ
ィンフィルムの軟化点が比較的高いため溶融ホットメル
ト接着剤組成物にポリオレフィンフィルムを均一に溶解
するのに時間が掛り、またポリオレフィンの性質によ
り、ホットメルト接着剤の性能を低下させたりホットメ
ルトタンク内での熱安定性が低下するといったトラブル
が生じていた。また、金属容器の内側にあらかじめワッ
クス等をスプレーし、この容器にホットメルト接着剤を
充填して表面粘着性を無くす方法も提案されているが、
底面に比し側面のワックス付着量が少ないため底面と側
面へのワックス付着率が不均一となるばかりではなく、
ホットメルト接着剤が流動する高温環境での取扱いとな
るため、ワックスがホットメルト接着剤内部へ溶け込む
など温度による影響を受けやすく、結果として接着阻害
物質の含有率が高くなるという問題がある。
ら、これらの容器を使用せず、薄いポリオレフィンフィ
ルムでホットメルト接着剤を包み込み、ポリオレフィン
フィルムを剥ぎ取ることなくそのまま溶融する方法がと
られている。しかしながら、これらの方法もポリオレフ
ィンフィルムの軟化点が比較的高いため溶融ホットメル
ト接着剤組成物にポリオレフィンフィルムを均一に溶解
するのに時間が掛り、またポリオレフィンの性質によ
り、ホットメルト接着剤の性能を低下させたりホットメ
ルトタンク内での熱安定性が低下するといったトラブル
が生じていた。また、金属容器の内側にあらかじめワッ
クス等をスプレーし、この容器にホットメルト接着剤を
充填して表面粘着性を無くす方法も提案されているが、
底面に比し側面のワックス付着量が少ないため底面と側
面へのワックス付着率が不均一となるばかりではなく、
ホットメルト接着剤が流動する高温環境での取扱いとな
るため、ワックスがホットメルト接着剤内部へ溶け込む
など温度による影響を受けやすく、結果として接着阻害
物質の含有率が高くなるという問題がある。
【0005】これらの問題を解決するには、ワックス等
の粘着阻害物質をできるだけ大きなホットメルト接着剤
ブロックへコーティングし、かつ相互に接触する部分に
フィルム等を用い完全に各ブロックを分離させること
で、粘着阻害物質の割合をできるだけ少なくする必要が
ある。このような方法として、例えば、円筒、直方体等
各種の形状のトレイにワックスをスプレーしてホットメ
ルト接着剤を充填成形する方法が検討されているが、ワ
ックスのコーティング量が少ないとトレイとホットメル
ト接着剤の剥離が困難である。また多量のワックスを使
用するとトレイからの剥離は容易となるが、ホットメル
ト接着剤使用時に多量のワックスが混入し、接着剤とし
ての性能に影響を与える欠点があった。
の粘着阻害物質をできるだけ大きなホットメルト接着剤
ブロックへコーティングし、かつ相互に接触する部分に
フィルム等を用い完全に各ブロックを分離させること
で、粘着阻害物質の割合をできるだけ少なくする必要が
ある。このような方法として、例えば、円筒、直方体等
各種の形状のトレイにワックスをスプレーしてホットメ
ルト接着剤を充填成形する方法が検討されているが、ワ
ックスのコーティング量が少ないとトレイとホットメル
ト接着剤の剥離が困難である。また多量のワックスを使
用するとトレイからの剥離は容易となるが、ホットメル
ト接着剤使用時に多量のワックスが混入し、接着剤とし
ての性能に影響を与える欠点があった。
【0006】その他の方法として、ホットメルト接着剤
を押し出し成形機から連続的に押し出し、適当な長さに
切断し、ペレット状に成形したあと、ワックスを塗布す
る方法も提案されている。しかし、この方法において適
用できるホットメルト接着剤ブロックは、比較的小さな
ものであり、大きなホットメルト接着剤ブロックを製造
しようとすれば、押し出し成形機が大掛かりなものとな
り、設備コストがかかり、工業的生産の方法としては実
用性が乏しい。
を押し出し成形機から連続的に押し出し、適当な長さに
切断し、ペレット状に成形したあと、ワックスを塗布す
る方法も提案されている。しかし、この方法において適
用できるホットメルト接着剤ブロックは、比較的小さな
ものであり、大きなホットメルト接着剤ブロックを製造
しようとすれば、押し出し成形機が大掛かりなものとな
り、設備コストがかかり、工業的生産の方法としては実
用性が乏しい。
【0007】本発明の課題は、上記従来のホットメルト
接着剤の相互付着を防止する包装方法の問題点を解決す
るものであり、フィルム等の異種材料のホットメルト接
着剤への混入割合をできるだけ少なくし、且つホットメ
ルト接着剤ブロック相互の付着を防止し、作業性に優れ
たホットメルト接着剤固形物およびその製造方法を提供
するとともに、包装材料等の廃棄物を少なくするホット
メルト接着剤固形物の包装および運搬方法を提供するこ
とにある。
接着剤の相互付着を防止する包装方法の問題点を解決す
るものであり、フィルム等の異種材料のホットメルト接
着剤への混入割合をできるだけ少なくし、且つホットメ
ルト接着剤ブロック相互の付着を防止し、作業性に優れ
たホットメルト接着剤固形物およびその製造方法を提供
するとともに、包装材料等の廃棄物を少なくするホット
メルト接着剤固形物の包装および運搬方法を提供するこ
とにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、離形性の内表
面を有し、その底板が開閉可能または着脱可能に構成さ
れた容器(以下ブロック成形容器と略記する)に、流動
温度以上に加熱したホットメルト接着剤を挿入し、少な
くともホットメルト接着剤の表面が固化するまで冷却し
たのち、該容器の底板を開くことにより又は取り外すこ
とにより、ホットメルト接着剤固形物を該容器から取り
出すことを特徴とするホットメルト接着剤固形物の製造
方法に係る。
面を有し、その底板が開閉可能または着脱可能に構成さ
れた容器(以下ブロック成形容器と略記する)に、流動
温度以上に加熱したホットメルト接着剤を挿入し、少な
くともホットメルト接着剤の表面が固化するまで冷却し
たのち、該容器の底板を開くことにより又は取り外すこ
とにより、ホットメルト接着剤固形物を該容器から取り
出すことを特徴とするホットメルト接着剤固形物の製造
方法に係る。
【0009】さらに本発明は、上記の製造方法により製
造したホットメルト接着剤固形物に、相互付着防止性を
有する粉末を塗布することを特徴とする相互付着防止性
を有するホットメルト接着剤固形物の製造方法に係り、
また、上記の製造方法により製造された相互付着防止性
を有する粉末でその表面の大部分が被覆された相互付着
防止性を有するホットメルト接着剤固形物に係る。
造したホットメルト接着剤固形物に、相互付着防止性を
有する粉末を塗布することを特徴とする相互付着防止性
を有するホットメルト接着剤固形物の製造方法に係り、
また、上記の製造方法により製造された相互付着防止性
を有する粉末でその表面の大部分が被覆された相互付着
防止性を有するホットメルト接着剤固形物に係る。
【0010】さらに本発明は、上記ホットメルト接着剤
固形物を製造場所と使用場所との間を複数回往復できる
運搬耐久性のある容器に充填し、さらに運搬することを
特徴とする、ホットメルト接着剤固形物の包装および運
搬方法に係る。
固形物を製造場所と使用場所との間を複数回往復できる
運搬耐久性のある容器に充填し、さらに運搬することを
特徴とする、ホットメルト接着剤固形物の包装および運
搬方法に係る。
【0011】本発明の出願人は特願2001−2050
52において、同様のホットメルト接着剤固形物につい
て出願しているが、この特許では容器中に挿入されたホ
ットメルト接着剤の表面が冷却された後、該容器を熱水
に接触させることにより該容器からホットメルト接着剤
を取り出している。一方、本発明ではホットメルト接着
剤を取り出すのに、このような熱水を接触させるもので
はなく、容器の底板を開くことにより又は取り外すこと
により行うものである。
52において、同様のホットメルト接着剤固形物につい
て出願しているが、この特許では容器中に挿入されたホ
ットメルト接着剤の表面が冷却された後、該容器を熱水
に接触させることにより該容器からホットメルト接着剤
を取り出している。一方、本発明ではホットメルト接着
剤を取り出すのに、このような熱水を接触させるもので
はなく、容器の底板を開くことにより又は取り外すこと
により行うものである。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明に用いられる離形性を有す
るブロック成形容器とは、内表面とホットメルト接着剤
が強固付着することが無い容器を意味し、具体的にはそ
の内表面を、例えばフッ素樹脂、シリコーン樹脂、ポリ
プロピレン製のフィルムまたはシートで内張りすること
等により得られるが、何らこれらに限定されるものでは
なく、離形性の内表面を付与するものであれば任意の手
段を採用することができる。これらのうち、特にシリコ
ーンゴム製のシートを用いるのが好ましい。なお、内表
面の全てが離形性を有するものでなくても良く、少なく
ともホットメルト接着剤(以下HMAと略記する)が取
り出し可能な程度に離形性を有するものであれば良い。
るブロック成形容器とは、内表面とホットメルト接着剤
が強固付着することが無い容器を意味し、具体的にはそ
の内表面を、例えばフッ素樹脂、シリコーン樹脂、ポリ
プロピレン製のフィルムまたはシートで内張りすること
等により得られるが、何らこれらに限定されるものでは
なく、離形性の内表面を付与するものであれば任意の手
段を採用することができる。これらのうち、特にシリコ
ーンゴム製のシートを用いるのが好ましい。なお、内表
面の全てが離形性を有するものでなくても良く、少なく
ともホットメルト接着剤(以下HMAと略記する)が取
り出し可能な程度に離形性を有するものであれば良い。
【0013】さらに、このシート上にエンボス加工(凹
凸状の形状加工)が施されているシートを用いると、H
MAが容易に容器内面から剥離し、取り出しが容易とな
り更に好ましい。
凸状の形状加工)が施されているシートを用いると、H
MAが容易に容器内面から剥離し、取り出しが容易とな
り更に好ましい。
【0014】本発明に使用するブロック成形容器の形状
としては、上部が開口した箱型、円筒型、多角柱型等の
形状を所望のHMA固形物の形状に合わせて選択するこ
とができる。そして、該容器の底面は蝶番等により開閉
自在又は着脱自在に構成されている。容器形状が箱型の
場合は、側面部も開閉自在に構成されていることが好ま
しい。容器材質は、溶融HMAの冷却を容易かつ効率的
とするために熱伝導率の高い金属性のものが好ましい
が、何らこれに限定されるものではない。金属の材質と
しては例えば鉄、ステンレス、銅、アルミニウム、アル
ミニウム合金、チタン合金等が挙げられるが、熱伝導率
が高く、軽量で比較的安価なアルミニウムまたはアルミ
ニウム合金が好ましい。
としては、上部が開口した箱型、円筒型、多角柱型等の
形状を所望のHMA固形物の形状に合わせて選択するこ
とができる。そして、該容器の底面は蝶番等により開閉
自在又は着脱自在に構成されている。容器形状が箱型の
場合は、側面部も開閉自在に構成されていることが好ま
しい。容器材質は、溶融HMAの冷却を容易かつ効率的
とするために熱伝導率の高い金属性のものが好ましい
が、何らこれに限定されるものではない。金属の材質と
しては例えば鉄、ステンレス、銅、アルミニウム、アル
ミニウム合金、チタン合金等が挙げられるが、熱伝導率
が高く、軽量で比較的安価なアルミニウムまたはアルミ
ニウム合金が好ましい。
【0015】このような離型性を付与したブロック成形
容器を使用することにより、純粋な成分のみからなる接
着剤ブロックを得ることができ、また該容器は繰り返し
使用することが可能であるため、廃棄物の発生が全く生
じない。
容器を使用することにより、純粋な成分のみからなる接
着剤ブロックを得ることができ、また該容器は繰り返し
使用することが可能であるため、廃棄物の発生が全く生
じない。
【0016】本発明に使用されるHMAの例としては合
成樹脂、合成ゴム、可塑剤、石油系物質、天然樹脂、充
填剤等からなる接着剤を例示することができる。HMA
は軟化点以上の温度に加熱され、押出しポンプ等により
上記容器内に充填される。次に、充填された溶融HMA
を少なくともHMA表面が固化するまで冷却する。冷却
は、上記容器を冷媒や冷風に接触させることで行って良
いが、通常は室温での自然冷却で充分である。固化した
HMAは、上記容器の底部を開放することで、自重によ
り、または固化したHMA上面に若干の押下力を加える
ことで、容易に容器から落下する。この時、容器側面が
開閉自在に構成された容器を用いるときは、側面部も同
時に開放でき、さらにHMA固形物が容易に落下するの
で好ましい。かくして、所定形状に成形されたHMA固
形物が得られる。
成樹脂、合成ゴム、可塑剤、石油系物質、天然樹脂、充
填剤等からなる接着剤を例示することができる。HMA
は軟化点以上の温度に加熱され、押出しポンプ等により
上記容器内に充填される。次に、充填された溶融HMA
を少なくともHMA表面が固化するまで冷却する。冷却
は、上記容器を冷媒や冷風に接触させることで行って良
いが、通常は室温での自然冷却で充分である。固化した
HMAは、上記容器の底部を開放することで、自重によ
り、または固化したHMA上面に若干の押下力を加える
ことで、容易に容器から落下する。この時、容器側面が
開閉自在に構成された容器を用いるときは、側面部も同
時に開放でき、さらにHMA固形物が容易に落下するの
で好ましい。かくして、所定形状に成形されたHMA固
形物が得られる。
【0017】次に、このHMA固形物表面に相互付着防
止性を有する粉末を塗布し、該HMA固形物最表面に相
互付着防止性を有する層を形成させる。相互付着防止性
を有する粉末の例としては、ワックス粉末、クレー類、
タルク、雲母類、炭酸マグネシウム、炭酸カルシウムな
どの無機系粉末、EVAなどの有機系粉末などが挙げら
れるが、HMA自体の性能低下を来たさない塗布量でし
かも充分な相互付着防止性能を付与できることからワッ
クス粉末が好ましい。ワックス粉末としては、特に限定
されるものではないが、例えばパラフィンまたはマイク
ロクリスタリンワックスのような石油ワックス或いは、
ポリエチレンワックス、フィッシャー・トロップシュワ
ックスなどの合成系ワックスが含まれる。また、接着剤
性能への影響を極力少なくするため、ワックス粉末の粒
子径が10ミクロン以下、好ましくは3〜10ミクロン
程度であり、その融点が80℃以上120℃以下である
ことが望ましい。
止性を有する粉末を塗布し、該HMA固形物最表面に相
互付着防止性を有する層を形成させる。相互付着防止性
を有する粉末の例としては、ワックス粉末、クレー類、
タルク、雲母類、炭酸マグネシウム、炭酸カルシウムな
どの無機系粉末、EVAなどの有機系粉末などが挙げら
れるが、HMA自体の性能低下を来たさない塗布量でし
かも充分な相互付着防止性能を付与できることからワッ
クス粉末が好ましい。ワックス粉末としては、特に限定
されるものではないが、例えばパラフィンまたはマイク
ロクリスタリンワックスのような石油ワックス或いは、
ポリエチレンワックス、フィッシャー・トロップシュワ
ックスなどの合成系ワックスが含まれる。また、接着剤
性能への影響を極力少なくするため、ワックス粉末の粒
子径が10ミクロン以下、好ましくは3〜10ミクロン
程度であり、その融点が80℃以上120℃以下である
ことが望ましい。
【0018】粉末の塗布方法としては、上記HMA固形
物表面全体に該粉末を振りかけることで塗布することが
可能であり、粉末の付着量が多いほどHMA固形物同士
の付着防止に効果的ではあるが、不経済であるばかりで
なく、HMA自体の性能に影響を及ぼすこともあるの
で、HMAに対する接着阻害剤の含有率を可能な限り下
げ、かつHMA固形物表面を均一な状態とするため、ワ
ックスを塗布後、布やスポンジ、ローラー等でこすり付
け、過剰分を除去し、必要最低限の付着量にせしめるこ
とが好ましい。また温水や熱水で表面を洗浄することに
よりワックスの過剰分を除去することもできる。上記の
他にスプレーノズルなどの装置を用いて付着防止性を有
する粉末をHMA表面に吹き付ける方法、粉末を水等に
分散させスプレーする等の方法があるが、いずれの場合
もHMA固形物表面の全面に均一に塗布することができ
る。
物表面全体に該粉末を振りかけることで塗布することが
可能であり、粉末の付着量が多いほどHMA固形物同士
の付着防止に効果的ではあるが、不経済であるばかりで
なく、HMA自体の性能に影響を及ぼすこともあるの
で、HMAに対する接着阻害剤の含有率を可能な限り下
げ、かつHMA固形物表面を均一な状態とするため、ワ
ックスを塗布後、布やスポンジ、ローラー等でこすり付
け、過剰分を除去し、必要最低限の付着量にせしめるこ
とが好ましい。また温水や熱水で表面を洗浄することに
よりワックスの過剰分を除去することもできる。上記の
他にスプレーノズルなどの装置を用いて付着防止性を有
する粉末をHMA表面に吹き付ける方法、粉末を水等に
分散させスプレーする等の方法があるが、いずれの場合
もHMA固形物表面の全面に均一に塗布することができ
る。
【0019】このような方法を用いることにより、HM
A固形物への粉末塗布量を容易に制御でき、HMA固形
物自体の性能低下を最小限に抑えることができる。かく
して、本発明の方法による時はHMAに付着防止効果を
与える粉末の量を必要最小限にとどめることが可能であ
り、使用目的に対するHMAの性能を実質的に損なうこ
となく、HMA固形物の相互の付着を防止することがで
きる。
A固形物への粉末塗布量を容易に制御でき、HMA固形
物自体の性能低下を最小限に抑えることができる。かく
して、本発明の方法による時はHMAに付着防止効果を
与える粉末の量を必要最小限にとどめることが可能であ
り、使用目的に対するHMAの性能を実質的に損なうこ
となく、HMA固形物の相互の付着を防止することがで
きる。
【0020】ワックス粉末を用いる場合、その塗布量は
HMA固形物全量に対して、0.01〜0.1重量%程度
が好ましく、さらに好ましくは0.03〜0.05重量%
である。一般にはこの範囲の塗布量で充分な相互付着防
止性能が付与されるとともに、HMA自体の性能低下も
ほとんど無視できる。かくして、ワックス粉末でその表
面の大部分が被覆された相互付着防止性を有するHMA
固形物が得られる。
HMA固形物全量に対して、0.01〜0.1重量%程度
が好ましく、さらに好ましくは0.03〜0.05重量%
である。一般にはこの範囲の塗布量で充分な相互付着防
止性能が付与されるとともに、HMA自体の性能低下も
ほとんど無視できる。かくして、ワックス粉末でその表
面の大部分が被覆された相互付着防止性を有するHMA
固形物が得られる。
【0021】上記のようにして製造された相互付着防止
性を有するHMA固形物を通常の容器例えばダンボール
箱等に包装して運搬することも可能であるが、できるだ
け容器が廃棄物になるのを避けるため、本発明のHMA
固形物の製造場所と使用場所との間を複数回往復できる
運搬耐久性のある容器(以下、通い箱という)に充填
し、包装して運搬することが好ましい。通い箱の形状と
しては、一般に箱型であり、材質としては特に限定はな
く、プラスチックス製や金属製のものを使用できるが、
充分な強度と耐久性を有し、容器自体の重量も比較的軽
いプラスチックス製が好ましい。
性を有するHMA固形物を通常の容器例えばダンボール
箱等に包装して運搬することも可能であるが、できるだ
け容器が廃棄物になるのを避けるため、本発明のHMA
固形物の製造場所と使用場所との間を複数回往復できる
運搬耐久性のある容器(以下、通い箱という)に充填
し、包装して運搬することが好ましい。通い箱の形状と
しては、一般に箱型であり、材質としては特に限定はな
く、プラスチックス製や金属製のものを使用できるが、
充分な強度と耐久性を有し、容器自体の重量も比較的軽
いプラスチックス製が好ましい。
【0022】このような通い箱として、例えばプラスチ
ック製のコンテナーがあり、中でも折りたたみ式コンテ
ナーが運送費を低減できるためさらに好ましい。折りた
たみ式コンテナーは各種市販されているが、充填される
HMA固形物のサイズ、充填個数等に応じて適宜選択で
きる。
ック製のコンテナーがあり、中でも折りたたみ式コンテ
ナーが運送費を低減できるためさらに好ましい。折りた
たみ式コンテナーは各種市販されているが、充填される
HMA固形物のサイズ、充填個数等に応じて適宜選択で
きる。
【0023】かくして、HMA固形物は、通い箱に充填
され、包装・貯蔵・運搬されるが、内容物であるHMA
固形物が需要家等において使用された後、通い箱が再利
用されることにより、包装・運搬容器や包装材料に由来
する廃棄物を出すことがない。
され、包装・貯蔵・運搬されるが、内容物であるHMA
固形物が需要家等において使用された後、通い箱が再利
用されることにより、包装・運搬容器や包装材料に由来
する廃棄物を出すことがない。
【0024】
【実施例】以下本発明を実施例により、更に詳しく説明
するが何らこれらに限定されるものではない。
するが何らこれらに限定されるものではない。
【0025】実施例1
図1に示すような150mm×200mm、高さ100
mmの内寸法を有するブロック成形容器の側面および底
面内側へシリコーンシートを貼り付け、150℃で流動
性を有するホットメルト接着剤を2.5kg充填した。
その際、底板は蝶番により開閉可能とした。放冷によ
り、ホットメルト接着剤を完全に固化させた後、底板を
開放した状態でホットメルト接着剤上面から直径40m
mの円筒棒を用いて40kgfの荷重を直接真下方向へ
加えると、ホットメルト接着剤は容器から容易に外れ落
下した。
mmの内寸法を有するブロック成形容器の側面および底
面内側へシリコーンシートを貼り付け、150℃で流動
性を有するホットメルト接着剤を2.5kg充填した。
その際、底板は蝶番により開閉可能とした。放冷によ
り、ホットメルト接着剤を完全に固化させた後、底板を
開放した状態でホットメルト接着剤上面から直径40m
mの円筒棒を用いて40kgfの荷重を直接真下方向へ
加えると、ホットメルト接着剤は容器から容易に外れ落
下した。
【0026】実施例2
実施例1で作成したホットメルト接着剤へ、5〜7ミク
ロンの粒子径を有する合成パラフィンワックスを振り掛
け、過剰分を布で拭い去るとともに、表面への付着を均
一化させ相互付着防止性表面としたホットメルト接着剤
固形物を得た。この固形物へ付着した合成パラフィンワ
ックス量を重量測定より算出したところ、固形物全体に
対して0.05重量%であった。
ロンの粒子径を有する合成パラフィンワックスを振り掛
け、過剰分を布で拭い去るとともに、表面への付着を均
一化させ相互付着防止性表面としたホットメルト接着剤
固形物を得た。この固形物へ付着した合成パラフィンワ
ックス量を重量測定より算出したところ、固形物全体に
対して0.05重量%であった。
【0027】実施例3
実施例1及び2で得られたホットメルト接着剤の性状
を、粘度はJIS K6862のB法、軟化点はJIS
K 6863、180度剥離はJIS Z0237に
従い、それぞれ試験した。表1に結果を示す。
を、粘度はJIS K6862のB法、軟化点はJIS
K 6863、180度剥離はJIS Z0237に
従い、それぞれ試験した。表1に結果を示す。
【0028】
【表1】
【0029】結果として、合成パラフィンワックスでコ
ートしたホットメルト接着剤は、コートしていないホッ
トメルト接着剤と比較しても粘度、軟化点、180度剥
離強さ共にほぼ同じ値を示し、0.05重量%のワック
スは、性状へ何ら影響を与えないことを示している。
ートしたホットメルト接着剤は、コートしていないホッ
トメルト接着剤と比較しても粘度、軟化点、180度剥
離強さ共にほぼ同じ値を示し、0.05重量%のワック
スは、性状へ何ら影響を与えないことを示している。
【0030】実施例4 運搬試験
実施例2で作成したホットメルト接着剤固形物8個を幅
401mm×299mm、高さ212mmのプラスチッ
クス製折りたたみコンテナー(三甲社製、品番25B)
に充填し、約200kmの距離をトラックで運搬した。
運搬中の外気温は約30℃であった。運搬後のホットメ
ルト接着剤固形物の状態をテストしたところ、ブロック
同士が相互に付着することなくコンテナー容器からの容
易に取り出すことができた。またハンドリング時に作業
者の手、衣服等に接着することも無かった。
401mm×299mm、高さ212mmのプラスチッ
クス製折りたたみコンテナー(三甲社製、品番25B)
に充填し、約200kmの距離をトラックで運搬した。
運搬中の外気温は約30℃であった。運搬後のホットメ
ルト接着剤固形物の状態をテストしたところ、ブロック
同士が相互に付着することなくコンテナー容器からの容
易に取り出すことができた。またハンドリング時に作業
者の手、衣服等に接着することも無かった。
【0031】
【発明の効果】本発明によれば、内面に離型性を付与
し、かつ底板が開閉可能式の容器を使用することによ
り、過剰な外力を要すること無く、容易にホットメルト
接着剤と容器を分離することができる。また、本発明方
法による製品は、フィルム等の接着阻害材料の含有を少
なくすることができることにより製品の設計において、
過剰な品質とすることも無い。また、そのまま溶融槽に
投入できるためにハンドリングを容易とすることがで
き、プラスチック包装・運搬容器等を使用することで廃
棄物発生を皆無とすることが可能な極めて優れた包装形
態を提供するものである。
し、かつ底板が開閉可能式の容器を使用することによ
り、過剰な外力を要すること無く、容易にホットメルト
接着剤と容器を分離することができる。また、本発明方
法による製品は、フィルム等の接着阻害材料の含有を少
なくすることができることにより製品の設計において、
過剰な品質とすることも無い。また、そのまま溶融槽に
投入できるためにハンドリングを容易とすることがで
き、プラスチック包装・運搬容器等を使用することで廃
棄物発生を皆無とすることが可能な極めて優れた包装形
態を提供するものである。
【図1】ブロック成形容器の1例を示す斜視図である。
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フロントページの続き
Fターム(参考) 4F204 EA03 EA04 EB01 EF01 EK15
EK24 EK25 EW37
4J040 BA18 JB01 QA04 QA09
Claims (5)
- 【請求項1】 離形性の内表面を有し、その底板が開閉
可能または着脱可能に構成された容器に、流動温度以上
に加熱したホットメルト接着剤を挿入し、少なくともホ
ットメルト接着剤の表面が固化するまで冷却したのち、
該容器の底板を開くことにより又は取り外すことによ
り、ホットメルト接着剤固形物を該容器から取り出すこ
とを特徴とするホットメルト接着剤固形物の製造方法。 - 【請求項2】 請求項1記載の製造方法によって製造さ
れたホットメルト接着剤固形物の表面に、相互付着防止
性を有する粉末を塗布することを特徴とする相互付着防
止性を有するホットメルト接着剤固形物の製造方法。 - 【請求項3】 請求項2記載の製造方法により製造さ
れ、相互付着防止性を有する粉末で表面の大部分が被覆
された相互付着防止性を有するホットメルト接着剤固形
物。 - 【請求項4】 請求項3記載のホットメルト接着剤固形
物を、運搬耐久性を有する容器に充填することを特徴と
する、ホットメルト接着剤固形物の包装方法。 - 【請求項5】 請求項3記載のホットメルト接着剤固形
物を、運搬耐久性を有する容器に充填して運搬すること
を特徴とする、ホットメルト接着剤固形物の運搬方法。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001373143A JP2003171646A (ja) | 2001-12-06 | 2001-12-06 | 相互付着防止性を有する接着剤固形物およびその製造方法並びにその包装方法。 |
TW91121308A TWI254736B (en) | 2001-12-06 | 2002-09-18 | Method for producing adhesive block having anti-tack property and adhesive block there from its production method |
CN 02147121 CN1257949C (zh) | 2001-12-06 | 2002-10-22 | 具有防止相互粘附性能的粘接剂固态物及其制造包装方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001373143A JP2003171646A (ja) | 2001-12-06 | 2001-12-06 | 相互付着防止性を有する接着剤固形物およびその製造方法並びにその包装方法。 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003171646A true JP2003171646A (ja) | 2003-06-20 |
Family
ID=19181912
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001373143A Pending JP2003171646A (ja) | 2001-12-06 | 2001-12-06 | 相互付着防止性を有する接着剤固形物およびその製造方法並びにその包装方法。 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003171646A (ja) |
CN (1) | CN1257949C (ja) |
TW (1) | TWI254736B (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20200307880A1 (en) * | 2017-12-18 | 2020-10-01 | Henkel Ag & Co. Kgaa | Film-wrapped type hot melt adhesive |
-
2001
- 2001-12-06 JP JP2001373143A patent/JP2003171646A/ja active Pending
-
2002
- 2002-09-18 TW TW91121308A patent/TWI254736B/zh not_active IP Right Cessation
- 2002-10-22 CN CN 02147121 patent/CN1257949C/zh not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20200307880A1 (en) * | 2017-12-18 | 2020-10-01 | Henkel Ag & Co. Kgaa | Film-wrapped type hot melt adhesive |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN1422923A (zh) | 2003-06-11 |
CN1257949C (zh) | 2006-05-31 |
TWI254736B (en) | 2006-05-11 |
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