JP2003170641A - 画像形成装置用の機能特定装置および機能特定方法 - Google Patents
画像形成装置用の機能特定装置および機能特定方法Info
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- JP2003170641A JP2003170641A JP2001376170A JP2001376170A JP2003170641A JP 2003170641 A JP2003170641 A JP 2003170641A JP 2001376170 A JP2001376170 A JP 2001376170A JP 2001376170 A JP2001376170 A JP 2001376170A JP 2003170641 A JP2003170641 A JP 2003170641A
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- function
- switch
- image forming
- forming apparatus
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 少ないスイッチで多くの機能を所定時間内で
特定する。 【解決手段】 電源スイッチがオンされたときに、スイ
ッチ状態を読み込んで初期スイッチ状態として格納し
(S100,S102)、電源スイッチがオンされてか
ら4秒経過するまで1秒毎にスイッチ状態を読み込んで
初期スイッチ状態から変更されているか否かを判定する
(S106〜S112)。4秒経過するまでにスイッチ
状態が変更されたときには初期SWモードにより初期ス
イッチ状態に基づいてプリンタの機能を特定し(S11
4,S120)、変更されなかったときには長押下SW
モードにより初期スイッチ状態に基づいてプリンタの機
能を特定する(S118,S120)。3つのスイッチ
を用いれば、各モードで8通りずつの計16通りの機能
を特定することができる。
特定する。 【解決手段】 電源スイッチがオンされたときに、スイ
ッチ状態を読み込んで初期スイッチ状態として格納し
(S100,S102)、電源スイッチがオンされてか
ら4秒経過するまで1秒毎にスイッチ状態を読み込んで
初期スイッチ状態から変更されているか否かを判定する
(S106〜S112)。4秒経過するまでにスイッチ
状態が変更されたときには初期SWモードにより初期ス
イッチ状態に基づいてプリンタの機能を特定し(S11
4,S120)、変更されなかったときには長押下SW
モードにより初期スイッチ状態に基づいてプリンタの機
能を特定する(S118,S120)。3つのスイッチ
を用いれば、各モードで8通りずつの計16通りの機能
を特定することができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置用の
機能特定装置および機能特定方法に関し、詳しくは、少
なくとも一つのスイッチの状態に基づいて複数の機能の
うちのいずれかを特定する画像形成装置用の機能特定装
置および機能特定方法に関する。
機能特定装置および機能特定方法に関し、詳しくは、少
なくとも一つのスイッチの状態に基づいて複数の機能の
うちのいずれかを特定する画像形成装置用の機能特定装
置および機能特定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の画像形成装置用の機能特
定装置としては、複数のスイッチの状態とスイッチが押
し下げられてから押下状態が終了するまでの押下時間と
に基づいてプリンタの機能を特定するものが提案されて
いる(例えば、特開平9−254492号公報など)。
この装置では、スイッチの状態とスイッチの押下時間に
基づいてスイッチの単独押し下げか同時押し下げかを判
定し、この判定とスイッチの状態とに応じてプリンタの
機能を特定するものとされている。そして、こうした機
能特定を行なうことにより少ないスイッチで多くの機能
を特定することができるとされている。
定装置としては、複数のスイッチの状態とスイッチが押
し下げられてから押下状態が終了するまでの押下時間と
に基づいてプリンタの機能を特定するものが提案されて
いる(例えば、特開平9−254492号公報など)。
この装置では、スイッチの状態とスイッチの押下時間に
基づいてスイッチの単独押し下げか同時押し下げかを判
定し、この判定とスイッチの状態とに応じてプリンタの
機能を特定するものとされている。そして、こうした機
能特定を行なうことにより少ないスイッチで多くの機能
を特定することができるとされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、こうし
た画像形成装置用の機能特定装置では、スイッチの押下
時間を計時する必要からスイッチの押下状態が終了する
までスイッチの単独押し下げか同時押し下げかの判定を
行なうことができないから、この判定を必要とするプリ
ンタの機能の特定もスイッチの押下状態が終了するまで
行なうことができず、機能特定に必要以上の時間を要す
る場合が生じる。
た画像形成装置用の機能特定装置では、スイッチの押下
時間を計時する必要からスイッチの押下状態が終了する
までスイッチの単独押し下げか同時押し下げかの判定を
行なうことができないから、この判定を必要とするプリ
ンタの機能の特定もスイッチの押下状態が終了するまで
行なうことができず、機能特定に必要以上の時間を要す
る場合が生じる。
【0004】本発明の画像形成装置用の機能特定装置お
よび機能特定方法は、所定時間内に装置の機能を特定す
ることを目的の一つとする。また、本発明の画像形成装
置用の機能特定装置および機能特定方法は、少ないスイ
ッチで多くの機能を特定することを目的の一つとする。
よび機能特定方法は、所定時間内に装置の機能を特定す
ることを目的の一つとする。また、本発明の画像形成装
置用の機能特定装置および機能特定方法は、少ないスイ
ッチで多くの機能を特定することを目的の一つとする。
【0005】
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】本
発明の画像形成装置用の機能特定装置および機能特定方
法は、上述の目的の少なくとも一部を達成するために以
下の手段を採った。
発明の画像形成装置用の機能特定装置および機能特定方
法は、上述の目的の少なくとも一部を達成するために以
下の手段を採った。
【0006】本発明の画像形成装置用の機能特定装置
は、少なくとも一つのスイッチの状態に基づいて複数の
機能のうちのいずれかを特定する画像形成装置用の機能
特定装置であって、前記スイッチの状態を検出するスイ
ッチ状態検出手段と、電源が投入されてから所定時間経
過した所定のタイミングまでに前記スイッチ状態検出手
段により検出されたスイッチの状態に基づいて前記複数
の機能のうちのいずれかを特定する機能特定手段と、を
備えることを要旨とする。
は、少なくとも一つのスイッチの状態に基づいて複数の
機能のうちのいずれかを特定する画像形成装置用の機能
特定装置であって、前記スイッチの状態を検出するスイ
ッチ状態検出手段と、電源が投入されてから所定時間経
過した所定のタイミングまでに前記スイッチ状態検出手
段により検出されたスイッチの状態に基づいて前記複数
の機能のうちのいずれかを特定する機能特定手段と、を
備えることを要旨とする。
【0007】この本発明の画像形成装置用の機能特定装
置では、電源が投入されてから所定時間経過した所定の
タイミングまでに検出されたスイッチの状態に基づいて
複数の機能のうちのいずれかを特定するから、電源が投
入されてから所定時間経過した直後までに画像形成装置
の機能を特定することができる。即ち、スイッチの押下
状態が終了するまで待つことなく所定時間経過したとき
に機能を特定することができる。また、電源が投入され
てから所定時間経過するまでのスイッチの状態に基づい
て機能を特定するから、スイッチの数より多い機能を特
定することができる。
置では、電源が投入されてから所定時間経過した所定の
タイミングまでに検出されたスイッチの状態に基づいて
複数の機能のうちのいずれかを特定するから、電源が投
入されてから所定時間経過した直後までに画像形成装置
の機能を特定することができる。即ち、スイッチの押下
状態が終了するまで待つことなく所定時間経過したとき
に機能を特定することができる。また、電源が投入され
てから所定時間経過するまでのスイッチの状態に基づい
て機能を特定するから、スイッチの数より多い機能を特
定することができる。
【0008】こうした本発明の画像形成装置用の機能特
定装置において、前記機能特定手段は、電源が投入され
た直後に前記スイッチ状態検出手段により検出される前
記スイッチの状態を第1の状態とすると共に該第1の状
態が検出されてから前記所定のタイミングまでに前記ス
イッチ状態検出手段により検出される前記スイッチの状
態を第2の状態とし、該第1の状態と該第2の状態とに
基づいて機能を特定する手段であるものとすることもで
きる。こうすれば、電源が投入された直後のスイッチの
状態である第1の状態とそれ以降であって所定のタイミ
ングまでのスイッチの状態である第2の状態とにより組
み合わせ可能な数に相当する数の機能を特定することが
できる。
定装置において、前記機能特定手段は、電源が投入され
た直後に前記スイッチ状態検出手段により検出される前
記スイッチの状態を第1の状態とすると共に該第1の状
態が検出されてから前記所定のタイミングまでに前記ス
イッチ状態検出手段により検出される前記スイッチの状
態を第2の状態とし、該第1の状態と該第2の状態とに
基づいて機能を特定する手段であるものとすることもで
きる。こうすれば、電源が投入された直後のスイッチの
状態である第1の状態とそれ以降であって所定のタイミ
ングまでのスイッチの状態である第2の状態とにより組
み合わせ可能な数に相当する数の機能を特定することが
できる。
【0009】この第1の状態と第2の状態とに基づいて
機能を特定する態様の本発明の画像形成装置用の機能特
定装置において、前記機能特定手段は、前記所定のタイ
ミングまでに前記スイッチ状態検出手段により前記スイ
ッチの前記第1の状態とは異なる状態を検出したとき
に、該異なる状態を前記第2の状態として機能を判定す
る手段であるものとすることもできる。こうすれば、所
定のタイミングまで待つことなく機能を特定することが
できる。
機能を特定する態様の本発明の画像形成装置用の機能特
定装置において、前記機能特定手段は、前記所定のタイ
ミングまでに前記スイッチ状態検出手段により前記スイ
ッチの前記第1の状態とは異なる状態を検出したとき
に、該異なる状態を前記第2の状態として機能を判定す
る手段であるものとすることもできる。こうすれば、所
定のタイミングまで待つことなく機能を特定することが
できる。
【0010】また、第1の状態と第2の状態とに基づい
て機能を特定する態様の本発明の画像形成装置用の機能
特定装置において、前記スイッチ状態検出手段は、前記
所定時間内に複数回に亘って前記スイッチの状態を検出
する手段であるものとすることもできる。こうすれば、
所定時間内における複数回のスイッチの状態の検出によ
り機能を特定することができる。
て機能を特定する態様の本発明の画像形成装置用の機能
特定装置において、前記スイッチ状態検出手段は、前記
所定時間内に複数回に亘って前記スイッチの状態を検出
する手段であるものとすることもできる。こうすれば、
所定時間内における複数回のスイッチの状態の検出によ
り機能を特定することができる。
【0011】本発明の画像形成装置用の機能特定装置に
おいて、前記機能特定手段は、電源が投入されたときに
前記スイッチ状態検出手段により検出される前記スイッ
チの状態を第3の状態とすると共に前記所定のタイミン
グに前記スイッチ状態検出手段により検出される前記ス
イッチの状態を第4の状態とし、該第3の状態と該第4
の状態とに基づいて機能を特定する手段であるものとす
ることもできる。こうすれば、電源が投入された直後の
スイッチの状態である第3の状態と所定のタイミングの
スイッチの状態である第4の状態とにより組み合わせ可
能な数に相当する数の機能を特定することができる。
おいて、前記機能特定手段は、電源が投入されたときに
前記スイッチ状態検出手段により検出される前記スイッ
チの状態を第3の状態とすると共に前記所定のタイミン
グに前記スイッチ状態検出手段により検出される前記ス
イッチの状態を第4の状態とし、該第3の状態と該第4
の状態とに基づいて機能を特定する手段であるものとす
ることもできる。こうすれば、電源が投入された直後の
スイッチの状態である第3の状態と所定のタイミングの
スイッチの状態である第4の状態とにより組み合わせ可
能な数に相当する数の機能を特定することができる。
【0012】また、本発明の画像形成装置用の機能特定
装置において、前記スイッチ状態検出手段は、前記スイ
ッチのオン状態を検出する手段であるものとすることも
できる。こうすれば、スイッチのオン状態に基づいて機
能を特定することができる。
装置において、前記スイッチ状態検出手段は、前記スイ
ッチのオン状態を検出する手段であるものとすることも
できる。こうすれば、スイッチのオン状態に基づいて機
能を特定することができる。
【0013】さらに、本発明の画像形成装置用の機能特
定装置において、前記スイッチは複数のスイッチである
ものとすることもできる。こうすれば、より多くの機能
を特定することができる。この態様の本発明の画像形成
装置用の機能特定装置において、前記機能特定手段は、
電源が投入された直後に前記スイッチ状態検出手段によ
り前記複数のスイッチのうちの所定のスイッチがオフ状
態であるのを検出したときには、前記所定のタイミング
を待たずに、通常の画像形成機能と特定する手段である
ものとすることもできる。こうすれば、通常の画像形成
機能の特定は電源投入直後に可能となるから、通常の画
像形成機能のときには迅速に機能させることができる。
定装置において、前記スイッチは複数のスイッチである
ものとすることもできる。こうすれば、より多くの機能
を特定することができる。この態様の本発明の画像形成
装置用の機能特定装置において、前記機能特定手段は、
電源が投入された直後に前記スイッチ状態検出手段によ
り前記複数のスイッチのうちの所定のスイッチがオフ状
態であるのを検出したときには、前記所定のタイミング
を待たずに、通常の画像形成機能と特定する手段である
ものとすることもできる。こうすれば、通常の画像形成
機能の特定は電源投入直後に可能となるから、通常の画
像形成機能のときには迅速に機能させることができる。
【0014】あるいは、本発明の画像形成装置用の機能
特定装置において、前記機能特定手段により機能が特定
されたとき、該特定された機能を表示出力する機能表示
出力手段を備えるものとすることもできる。こうすれ
ば、画像形成装置の操作者に特定した機能を知らせるこ
とができる。この態様の本発明の画像形成装置用の機能
特定装置において、前記機能表示出力手段は、所定のL
EDの点灯または所定のランプの点灯またはディスプレ
イによる表示により前記特定された機能を表示出力する
手段であるものとすることもできる。
特定装置において、前記機能特定手段により機能が特定
されたとき、該特定された機能を表示出力する機能表示
出力手段を備えるものとすることもできる。こうすれ
ば、画像形成装置の操作者に特定した機能を知らせるこ
とができる。この態様の本発明の画像形成装置用の機能
特定装置において、前記機能表示出力手段は、所定のL
EDの点灯または所定のランプの点灯またはディスプレ
イによる表示により前記特定された機能を表示出力する
手段であるものとすることもできる。
【0015】本発明の画像形成装置用の機能特定装置に
おいて、前記画像形成装置はプリンタであるものとする
こともできる。ここで、プリンタとしては、インクジェ
ットプリンタやレーザープリンタ,インパクトプリンタ
など種々のプリンタが含まれる。
おいて、前記画像形成装置はプリンタであるものとする
こともできる。ここで、プリンタとしては、インクジェ
ットプリンタやレーザープリンタ,インパクトプリンタ
など種々のプリンタが含まれる。
【0016】本発明の第1の画像形成装置用の機能特定
方法は、少なくとも一つのスイッチの状態に基づいて画
像形成装置の複数の機能のうちのいずれかを特定する画
像形成装置用の機能特定方法であって、前記画像形成装
置に電源が投入された直後の前記スイッチの状態と、該
電源が投入された直後から所定時間経過するまでの前記
スイッチの状態とに基づいて機能を特定することを特徴
とする。
方法は、少なくとも一つのスイッチの状態に基づいて画
像形成装置の複数の機能のうちのいずれかを特定する画
像形成装置用の機能特定方法であって、前記画像形成装
置に電源が投入された直後の前記スイッチの状態と、該
電源が投入された直後から所定時間経過するまでの前記
スイッチの状態とに基づいて機能を特定することを特徴
とする。
【0017】この本発明の第1の画像形成装置用の機能
特定方法によれば、画像形成装置に電源が投入された直
後のスイッチの状態と、この電源が投入された直後から
所定時間経過するまでのスイッチの状態とに基づいて機
能を特定するから、電源が投入された直後から略所定時
間経過した直後までに画像形成装置の機能を特定するこ
とができる。即ち、スイッチの押下状態が終了するまで
待つことなく所定時間経過した直後に機能を特定するこ
とができる。また、時間的要素の異なるスイッチの状態
に基づいて機能を特定するから、スイッチの数より多い
機能を特定することができる。
特定方法によれば、画像形成装置に電源が投入された直
後のスイッチの状態と、この電源が投入された直後から
所定時間経過するまでのスイッチの状態とに基づいて機
能を特定するから、電源が投入された直後から略所定時
間経過した直後までに画像形成装置の機能を特定するこ
とができる。即ち、スイッチの押下状態が終了するまで
待つことなく所定時間経過した直後に機能を特定するこ
とができる。また、時間的要素の異なるスイッチの状態
に基づいて機能を特定するから、スイッチの数より多い
機能を特定することができる。
【0018】本発明の第2の画像形成装置用の機能特定
方法は、少なくとも一つのスイッチの状態に基づいて画
像形成装置の複数の機能のうちのいずれかを特定する画
像形成装置用の機能特定方法であって、前記画像形成装
置に電源が投入された直後の前記スイッチの状態と、該
電源が投入された直後から所定時間経過したときの前記
スイッチの状態とに基づいて機能を特定することを特徴
とする。
方法は、少なくとも一つのスイッチの状態に基づいて画
像形成装置の複数の機能のうちのいずれかを特定する画
像形成装置用の機能特定方法であって、前記画像形成装
置に電源が投入された直後の前記スイッチの状態と、該
電源が投入された直後から所定時間経過したときの前記
スイッチの状態とに基づいて機能を特定することを特徴
とする。
【0019】この本発明の第2の画像形成装置用の機能
特定方法によれば、画像形成装置に電源が投入された直
後のスイッチの状態と、この電源が投入された直後から
所定時間経過したときのスイッチの状態とに基づいて機
能を特定するから、電源が投入された直後から所定時間
経過した直後に画像形成装置の機能を特定することがで
きる。即ち、スイッチの押下状態が終了するまで待つこ
となく所定時間経過した直後に機能を特定することがで
きる。また、異なるタイミングにおけるスイッチの状態
に基づいて機能を特定するから、スイッチの数より多い
機能を特定することができる。
特定方法によれば、画像形成装置に電源が投入された直
後のスイッチの状態と、この電源が投入された直後から
所定時間経過したときのスイッチの状態とに基づいて機
能を特定するから、電源が投入された直後から所定時間
経過した直後に画像形成装置の機能を特定することがで
きる。即ち、スイッチの押下状態が終了するまで待つこ
となく所定時間経過した直後に機能を特定することがで
きる。また、異なるタイミングにおけるスイッチの状態
に基づいて機能を特定するから、スイッチの数より多い
機能を特定することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を実施
例を用いて説明する。図1は、本発明の一実施例である
プリンタの機能特定装置20の構成の概略を示す構成図
である。実施例のインパクトプリンタの機能特定装置2
0は、図示するように、プリンタ本体の前面上部に配置
されたスイッチパネル30と、プリンタ本体内部に配置
されプリンタをコントロールする電子制御ユニット50
とから構成されている。
例を用いて説明する。図1は、本発明の一実施例である
プリンタの機能特定装置20の構成の概略を示す構成図
である。実施例のインパクトプリンタの機能特定装置2
0は、図示するように、プリンタ本体の前面上部に配置
されたスイッチパネル30と、プリンタ本体内部に配置
されプリンタをコントロールする電子制御ユニット50
とから構成されている。
【0021】スイッチパネル30には、機能を特定する
ための3つのスイッチ(LF/FFスイッチ32,Lo
ad/Ejectスイッチ34,Pauseスイッチ3
6)と、機能に応じて点灯される3つのLED(Pow
er用LED42,PaperOut用LED44,P
ause用LED46)とが取り付けられている。
ための3つのスイッチ(LF/FFスイッチ32,Lo
ad/Ejectスイッチ34,Pauseスイッチ3
6)と、機能に応じて点灯される3つのLED(Pow
er用LED42,PaperOut用LED44,P
ause用LED46)とが取り付けられている。
【0022】電子制御ユニット50は、CPU52を中
心とするマイクロプロセッサとして構成されており、C
PU52の他に処理プログラムを記憶するROM54
と、データを一時的に記憶するRAM56と、図示しな
い入出力ポートを備える。電子制御ユニット50には、
3つのスイッチ32,34,36の状態や電源スイッチ
58からのオンオフ信号などが入力ポートを介して入力
されている。また、電子制御ユニット50からは、3つ
のLED42,44,46への点灯信号などが出力ポー
トを介して出力されている。なお、電子制御ユニット5
0は、上述したように、プリンタの各動作についての制
御も司るが、これらは本発明の中核をなさないから、プ
リンタの動作の制御に必要な入力信号や出力信号の図示
は省略した。
心とするマイクロプロセッサとして構成されており、C
PU52の他に処理プログラムを記憶するROM54
と、データを一時的に記憶するRAM56と、図示しな
い入出力ポートを備える。電子制御ユニット50には、
3つのスイッチ32,34,36の状態や電源スイッチ
58からのオンオフ信号などが入力ポートを介して入力
されている。また、電子制御ユニット50からは、3つ
のLED42,44,46への点灯信号などが出力ポー
トを介して出力されている。なお、電子制御ユニット5
0は、上述したように、プリンタの各動作についての制
御も司るが、これらは本発明の中核をなさないから、プ
リンタの動作の制御に必要な入力信号や出力信号の図示
は省略した。
【0023】次に、こうして構成された実施例のプリン
タの機能特定装置20の動作、特に機能を設定する動作
について説明する。図2は、電子制御ユニット50によ
り実行される機能設定処理の一例を示すフローチャート
である。この機能設定処理は、電源スイッチ58がオン
されたときに実行される。
タの機能特定装置20の動作、特に機能を設定する動作
について説明する。図2は、電子制御ユニット50によ
り実行される機能設定処理の一例を示すフローチャート
である。この機能設定処理は、電源スイッチ58がオン
されたときに実行される。
【0024】機能設定処理が実行されると、電子制御ユ
ニット50のCPU52は、まず、3つのスイッチ3
2,34,36の状態、即ち3つのスイッチ32,3
4,36が使用者により押し下げられてオン状態にある
か否かを読み込み(ステップS100)、読み込んだ3
つのスイッチ32,34,36の状態を初期スイッチ状
態としてRAM56の所定領域に格納する処理を実行す
る(ステップS102)。続いて、3つのLED42,
44,46を短時間(実施例では800msec)点灯
する(ステップS104)。3つのLED42,44,
46の短時間の全点灯は、3つのLED42,44,4
6の点灯テストを行なうと共に使用者に電源が投入され
たことを知らせるために行なわれる。
ニット50のCPU52は、まず、3つのスイッチ3
2,34,36の状態、即ち3つのスイッチ32,3
4,36が使用者により押し下げられてオン状態にある
か否かを読み込み(ステップS100)、読み込んだ3
つのスイッチ32,34,36の状態を初期スイッチ状
態としてRAM56の所定領域に格納する処理を実行す
る(ステップS102)。続いて、3つのLED42,
44,46を短時間(実施例では800msec)点灯
する(ステップS104)。3つのLED42,44,
46の短時間の全点灯は、3つのLED42,44,4
6の点灯テストを行なうと共に使用者に電源が投入され
たことを知らせるために行なわれる。
【0025】次に、電源スイッチ58がオンされてから
4秒経過するまで1秒経過する毎に3つのスイッチ3
2,34,36を読み込んで初期スイッチ状態から変更
されているか否か判定処理を繰り返す(ステップS10
6〜S112)。電源スイッチ58がオンされてから4
秒経過するまでに読み込んだ3つのスイッチ32,3
4,36の状態が初期スイッチ状態から変更されたと判
定されたときには、電源スイッチ58がオンされてから
4秒経過するまで待たずに、初期SWモードに設定し
(ステップS114)、設定した初期SWモードと初期
スイッチ状態とに基づいて機能を特定して設定し(ステ
ップS120)、設定した機能に対応するLEDを点灯
して(ステップS122)、機能設定処理を終了する。
一方、電源スイッチ58がオンされてから4秒経過する
までに読み込んだ3つのスイッチ32,34,36の状
態が初期スイッチ状態から変更されなかったと判定され
たときには、3つのLED42,44,46を短時間
(実施例では200msec)点灯し(ステップS11
6)、長押下SWモードに設定すると共に(ステップS
118)、設定した長押下SWモードと初期スイッチ状
態とに基づいて機能を特定して設定し(ステップS12
0)、設定した機能に対応するLEDを点灯して(ステ
ップS122)、機能設定処理を終了する。ここで、3
つのLED42,44,46を短時間点灯するのは、機
能設定に必要な時間が終了したことを使用者に知らせる
ためである。
4秒経過するまで1秒経過する毎に3つのスイッチ3
2,34,36を読み込んで初期スイッチ状態から変更
されているか否か判定処理を繰り返す(ステップS10
6〜S112)。電源スイッチ58がオンされてから4
秒経過するまでに読み込んだ3つのスイッチ32,3
4,36の状態が初期スイッチ状態から変更されたと判
定されたときには、電源スイッチ58がオンされてから
4秒経過するまで待たずに、初期SWモードに設定し
(ステップS114)、設定した初期SWモードと初期
スイッチ状態とに基づいて機能を特定して設定し(ステ
ップS120)、設定した機能に対応するLEDを点灯
して(ステップS122)、機能設定処理を終了する。
一方、電源スイッチ58がオンされてから4秒経過する
までに読み込んだ3つのスイッチ32,34,36の状
態が初期スイッチ状態から変更されなかったと判定され
たときには、3つのLED42,44,46を短時間
(実施例では200msec)点灯し(ステップS11
6)、長押下SWモードに設定すると共に(ステップS
118)、設定した長押下SWモードと初期スイッチ状
態とに基づいて機能を特定して設定し(ステップS12
0)、設定した機能に対応するLEDを点灯して(ステ
ップS122)、機能設定処理を終了する。ここで、3
つのLED42,44,46を短時間点灯するのは、機
能設定に必要な時間が終了したことを使用者に知らせる
ためである。
【0026】図3は、初期SWモードおよび長押下SW
モードに基づいて機能を設定する際に用いられるスイッ
チ状態と機能との関係を例示する説明図である。図示す
るように、初期SWモードおよび長押下SWモードで
は、3つのスイッチ32,34,36のオンオフ状態の
組み合わせにより各々8通りの機能を選択することがで
きるから、全部で16通りの機能を設定することができ
る。実施例では、電源スイッチ58をオンしたときに、
3つのスイッチ32,34,36のいずれもが押し下げ
られていないとき、即ち図中の「Function
1」と「Function 9」に相当するときには、
プリンタとしての通常の機能を設定している。したがっ
て、実施例のプリンタの機能特定装置20では、電源ス
イッチ58をオンしてから4秒経過するまでの3つのス
イッチ32,34,36の状態に基づいて15通りの機
能のうちのいずれかを特定して設定することができる。
しかも、電源スイッチ58をオンしたときに3つのスイ
ッチ32,34,36のいずれもが押し下げられていな
いときはプリンタとしての通常の機能が設定されるか
ら、プリンタとしての通常の機能以外の機能を設定する
ためには、電源スイッチ58をオンする際に3つのスイ
ッチ32,34,36のいずれかのスイッチを押し下げ
状態とする必要がある。言い換えれば、電源スイッチ5
8をオンする際に3つのスイッチ32,34,36のい
ずれかのスイッチを押し下げ状態とすることにより、プ
リンタとしての通常の機能以外の機能を設定することが
できる。
モードに基づいて機能を設定する際に用いられるスイッ
チ状態と機能との関係を例示する説明図である。図示す
るように、初期SWモードおよび長押下SWモードで
は、3つのスイッチ32,34,36のオンオフ状態の
組み合わせにより各々8通りの機能を選択することがで
きるから、全部で16通りの機能を設定することができ
る。実施例では、電源スイッチ58をオンしたときに、
3つのスイッチ32,34,36のいずれもが押し下げ
られていないとき、即ち図中の「Function
1」と「Function 9」に相当するときには、
プリンタとしての通常の機能を設定している。したがっ
て、実施例のプリンタの機能特定装置20では、電源ス
イッチ58をオンしてから4秒経過するまでの3つのス
イッチ32,34,36の状態に基づいて15通りの機
能のうちのいずれかを特定して設定することができる。
しかも、電源スイッチ58をオンしたときに3つのスイ
ッチ32,34,36のいずれもが押し下げられていな
いときはプリンタとしての通常の機能が設定されるか
ら、プリンタとしての通常の機能以外の機能を設定する
ためには、電源スイッチ58をオンする際に3つのスイ
ッチ32,34,36のいずれかのスイッチを押し下げ
状態とする必要がある。言い換えれば、電源スイッチ5
8をオンする際に3つのスイッチ32,34,36のい
ずれかのスイッチを押し下げ状態とすることにより、プ
リンタとしての通常の機能以外の機能を設定することが
できる。
【0027】ステップS122の設定した機能に対応す
るLEDの点灯は、実施例では、機能と3つのLED4
2,44,46の点灯の仕方との関係を予め定めてマッ
プとしてROM54に記憶しておき、設定された機能が
与えられると対応する点灯の仕方が導出され、その点灯
の仕方に基づいて3つのLED42,44,46を点灯
することにより行なわれる。点灯の仕方には、3つのL
ED42,44,46の各々に対して例えば連続点灯や
1秒間に1回の点滅、1秒間に2回の点滅などの種々の
点灯の組み合わせが含まれる。
るLEDの点灯は、実施例では、機能と3つのLED4
2,44,46の点灯の仕方との関係を予め定めてマッ
プとしてROM54に記憶しておき、設定された機能が
与えられると対応する点灯の仕方が導出され、その点灯
の仕方に基づいて3つのLED42,44,46を点灯
することにより行なわれる。点灯の仕方には、3つのL
ED42,44,46の各々に対して例えば連続点灯や
1秒間に1回の点滅、1秒間に2回の点滅などの種々の
点灯の組み合わせが含まれる。
【0028】以上説明した実施例のプリンタの機能特定
装置20によれば、電源スイッチ58をオンしてから4
秒経過するまでの3つのスイッチ32,34,36の状
態に基づいてスイッチの数より多くの機能(実施例では
15通りの機能)のうちのいずれかを特定して設定する
ことができる。しかも、4秒経過するまでの3つのスイ
ッチ32,34,36の状態に基づいて機能を特定する
から、3つのスイッチ32,34,36の押し下げ状態
が終了するのを持つ必要がない。
装置20によれば、電源スイッチ58をオンしてから4
秒経過するまでの3つのスイッチ32,34,36の状
態に基づいてスイッチの数より多くの機能(実施例では
15通りの機能)のうちのいずれかを特定して設定する
ことができる。しかも、4秒経過するまでの3つのスイ
ッチ32,34,36の状態に基づいて機能を特定する
から、3つのスイッチ32,34,36の押し下げ状態
が終了するのを持つ必要がない。
【0029】また、実施例のプリンタの機能特定装置2
0によれば、電源スイッチ58をオンしたときに3つの
スイッチ32,34,36のいずれもが押し下げられて
いないときはプリンタとしての通常の機能が設定される
から、プリンタとしての通常の機能を設定するために3
つのスイッチ32,34,36を操作する必要がない。
0によれば、電源スイッチ58をオンしたときに3つの
スイッチ32,34,36のいずれもが押し下げられて
いないときはプリンタとしての通常の機能が設定される
から、プリンタとしての通常の機能を設定するために3
つのスイッチ32,34,36を操作する必要がない。
【0030】さらに、実施例のプリンタの機能特定装置
20によれば、3つのスイッチ32,34,36の状態
が初期スイッチ状態から変更されたときには、電源スイ
ッチ58をオンしてから4秒の経過を待たずに機能を特
定して設定することができる。したがって、機能を特定
して設定するまでの時間を短縮することができる。ま
た、実施例のプリンタの機能特定装置20によれば、設
定した機能に対応した点灯の仕方で3つのLED42,
44,46を点灯させるから、プリンタとしての通常の
機能以外の機能が設定されていることを使用者に知らせ
ることができる。
20によれば、3つのスイッチ32,34,36の状態
が初期スイッチ状態から変更されたときには、電源スイ
ッチ58をオンしてから4秒の経過を待たずに機能を特
定して設定することができる。したがって、機能を特定
して設定するまでの時間を短縮することができる。ま
た、実施例のプリンタの機能特定装置20によれば、設
定した機能に対応した点灯の仕方で3つのLED42,
44,46を点灯させるから、プリンタとしての通常の
機能以外の機能が設定されていることを使用者に知らせ
ることができる。
【0031】実施例のプリンタの機能特定装置20で
は、設定した機能に対応する点灯の仕方で3つのLED
42,44,46を点灯するものとしたが、図4の変形
例のプリンタの機能特定装置20Bに示すように、3つ
のスイッチ32B,34B,36Bに各々ランプ33
B,35B,37Bを設け、設定した機能に対応する点
灯の仕方で3つのランプ33B,35B,37Bを点灯
するものとしてもよい。また、プリンタ本体に液晶ディ
スプレイなどの表示装置を備える場合には、設定した機
能を表示装置に表示するものとしてもよい。
は、設定した機能に対応する点灯の仕方で3つのLED
42,44,46を点灯するものとしたが、図4の変形
例のプリンタの機能特定装置20Bに示すように、3つ
のスイッチ32B,34B,36Bに各々ランプ33
B,35B,37Bを設け、設定した機能に対応する点
灯の仕方で3つのランプ33B,35B,37Bを点灯
するものとしてもよい。また、プリンタ本体に液晶ディ
スプレイなどの表示装置を備える場合には、設定した機
能を表示装置に表示するものとしてもよい。
【0032】実施例のプリンタの機能特定装置20で
は、設定した機能に対応する点灯の仕方で3つのLED
42,44,46を点灯するものとしたが、機能に対応
する仕方で3つのスイッチ32,34,36を点灯しな
いものとしてもかまわない。
は、設定した機能に対応する点灯の仕方で3つのLED
42,44,46を点灯するものとしたが、機能に対応
する仕方で3つのスイッチ32,34,36を点灯しな
いものとしてもかまわない。
【0033】実施例のプリンタの機能特定装置20で
は、電源スイッチ58をオンしてから4秒経過するまで
の3つのスイッチ32,34,36の状態に基づいてプ
リンタの機能を特定して設定したが、電源スイッチ58
をオンしてからの経過時間は4秒に限られず、如何なる
時間としてもよい。また、実施例のプリンタの機能特定
装置20では、電源スイッチ58をオンしてから4秒経
過するまで1秒毎に3つのスイッチ32,34,36の
状態を読み込んで初期スイッチ状態から変更されたか否
かを判定したが、電源スイッチ58をオンしてから4秒
経過するまでに3つのスイッチ32,34,36の状態
を読み込んで初期スイッチ状態から変更されたか否かを
判定する頻度は、1秒毎に限られず、如何なる頻度で行
なっても構わない。
は、電源スイッチ58をオンしてから4秒経過するまで
の3つのスイッチ32,34,36の状態に基づいてプ
リンタの機能を特定して設定したが、電源スイッチ58
をオンしてからの経過時間は4秒に限られず、如何なる
時間としてもよい。また、実施例のプリンタの機能特定
装置20では、電源スイッチ58をオンしてから4秒経
過するまで1秒毎に3つのスイッチ32,34,36の
状態を読み込んで初期スイッチ状態から変更されたか否
かを判定したが、電源スイッチ58をオンしてから4秒
経過するまでに3つのスイッチ32,34,36の状態
を読み込んで初期スイッチ状態から変更されたか否かを
判定する頻度は、1秒毎に限られず、如何なる頻度で行
なっても構わない。
【0034】実施例のプリンタの機能特定装置20で
は、電源スイッチ58をオンしてから4秒経過するまで
の3つのスイッチ32,34,36の状態に基づいてプ
リンタの機能を特定して設定したが、電源スイッチ58
をオンしたとき3つのスイッチ32,34,36の状態
と電源スイッチ58をオンしてから4秒経過したときの
3つのスイッチ32,34,36の状態に基づいてプリ
ンタの機能を特定して設定するものとしてもよい。この
場合、電源スイッチ58がオンされたときに図2に例示
した機能設定処理に代えて図5に例示する機能設定処理
を実行すればよい。この図5に例示する機能設定処理で
は、まず、3つのスイッチ32,34,36の状態を読
み込んでこれを初期スイッチ状態としてRAM56の所
定領域に格納し(ステップS200,S202)、3つ
のLED42,44,46を短時間点灯して(ステップ
S204)、電源スイッチ58をオンしてから4秒間経
過するのを待つ(ステップS206)。4秒経過する
と、3つのスイッチ32,34,36の状態を読み込み
第2スイッチ状態としてRAM56の異なる所定領域に
格納し(ステップS208,S210)、再び3つのL
ED42,44,46を短時間点灯する(ステップS2
12)。そして、初期スイッチ状態と第2スイッチ状態
とを比較し(ステップS214)、初期スイッチ状態か
らスイッチ状態が変更されているときには初期SWモー
ドに設定して実施例と同様に機能を特定して設定し(ス
テップS216,S220)、初期スイッチ状態からス
イッチ状態が変更されていないときには長押下SWモー
ドに設定して実施例と同様に機能を特定して設定する
(ステップS218,S220)。そして、設定した機
能に対応する点灯の仕方により3つのLED42,4
4,46を点灯して(ステップS222)、機能設定処
理を終了する。この変形例では、電源スイッチ58をオ
ンしてから4秒経過するまで待つ必要があるが、実施例
と同様に3つのスイッチ32,34,36によりスイッ
チの数より多くの機能を特定して設定することができ
る。
は、電源スイッチ58をオンしてから4秒経過するまで
の3つのスイッチ32,34,36の状態に基づいてプ
リンタの機能を特定して設定したが、電源スイッチ58
をオンしたとき3つのスイッチ32,34,36の状態
と電源スイッチ58をオンしてから4秒経過したときの
3つのスイッチ32,34,36の状態に基づいてプリ
ンタの機能を特定して設定するものとしてもよい。この
場合、電源スイッチ58がオンされたときに図2に例示
した機能設定処理に代えて図5に例示する機能設定処理
を実行すればよい。この図5に例示する機能設定処理で
は、まず、3つのスイッチ32,34,36の状態を読
み込んでこれを初期スイッチ状態としてRAM56の所
定領域に格納し(ステップS200,S202)、3つ
のLED42,44,46を短時間点灯して(ステップ
S204)、電源スイッチ58をオンしてから4秒間経
過するのを待つ(ステップS206)。4秒経過する
と、3つのスイッチ32,34,36の状態を読み込み
第2スイッチ状態としてRAM56の異なる所定領域に
格納し(ステップS208,S210)、再び3つのL
ED42,44,46を短時間点灯する(ステップS2
12)。そして、初期スイッチ状態と第2スイッチ状態
とを比較し(ステップS214)、初期スイッチ状態か
らスイッチ状態が変更されているときには初期SWモー
ドに設定して実施例と同様に機能を特定して設定し(ス
テップS216,S220)、初期スイッチ状態からス
イッチ状態が変更されていないときには長押下SWモー
ドに設定して実施例と同様に機能を特定して設定する
(ステップS218,S220)。そして、設定した機
能に対応する点灯の仕方により3つのLED42,4
4,46を点灯して(ステップS222)、機能設定処
理を終了する。この変形例では、電源スイッチ58をオ
ンしてから4秒経過するまで待つ必要があるが、実施例
と同様に3つのスイッチ32,34,36によりスイッ
チの数より多くの機能を特定して設定することができ
る。
【0035】こうした電源スイッチ58をオンしたとき
3つのスイッチ32,34,36の状態と電源スイッチ
58をオンしてから4秒経過したときの3つのスイッチ
32,34,36の状態に基づいてプリンタの機能を特
定して設定する場合、更に多くの機能を特定して設定す
ることもできる。図6は、3つのスイッチ32,34,
36により64通りの機能を特定して設定する際に実行
される機能設定処理の一例を示すフローチャートであ
る。この機能設定処理も電源スイッチ58がオンされた
ときに実行される。この図6の機能設定処理では、ま
ず、3つのスイッチ32,34,36の状態を読み込ん
でこれを第1スイッチ状態としてRAM56の所定領域
に格納し(ステップS300,S302)、3つのLE
D42,44,46を短時間点灯して(ステップS30
4)、電源スイッチ58をオンしてから4秒間経過する
のを待つ(ステップS306)。4秒経過すると、3つ
のスイッチ32,34,36の状態を読み込み第2スイ
ッチ状態としてRAM56の異なる所定領域に格納し
(ステップS308,S310)、再び3つのLED4
2,44,46を短時間点灯する(ステップS31
2)。そして、第1スイッチ状態と第2スイッチ状態と
に基づいてプリンタの機能を特定して設定し(ステップ
S314)、設定した機能に対応する点灯の仕方により
3つのLED42,44,46を点灯して(ステップS
222)、機能設定処理を終了する。第1スイッチ状態
と第2スイッチ状態とに基づいて機能を設定する際に用
いられるスイッチ状態と機能との関係を図7に示す。第
1スイッチ状態と第2スイッチ状態を考慮すると6個の
スイッチの状態の組み合わせの数、即ち64通りの機能
を特定することができる。なお、実施例と同様に、第1
スイッチ状態として3つのスイッチ32,34,36が
いずれもオフのときには、第2スイッチ状態に拘わら
ず、プリンタとしての通常の機能を設定するものとすれ
ば、プリンタとしての通常の機能を含めて57通りの機
能を設定することができる。
3つのスイッチ32,34,36の状態と電源スイッチ
58をオンしてから4秒経過したときの3つのスイッチ
32,34,36の状態に基づいてプリンタの機能を特
定して設定する場合、更に多くの機能を特定して設定す
ることもできる。図6は、3つのスイッチ32,34,
36により64通りの機能を特定して設定する際に実行
される機能設定処理の一例を示すフローチャートであ
る。この機能設定処理も電源スイッチ58がオンされた
ときに実行される。この図6の機能設定処理では、ま
ず、3つのスイッチ32,34,36の状態を読み込ん
でこれを第1スイッチ状態としてRAM56の所定領域
に格納し(ステップS300,S302)、3つのLE
D42,44,46を短時間点灯して(ステップS30
4)、電源スイッチ58をオンしてから4秒間経過する
のを待つ(ステップS306)。4秒経過すると、3つ
のスイッチ32,34,36の状態を読み込み第2スイ
ッチ状態としてRAM56の異なる所定領域に格納し
(ステップS308,S310)、再び3つのLED4
2,44,46を短時間点灯する(ステップS31
2)。そして、第1スイッチ状態と第2スイッチ状態と
に基づいてプリンタの機能を特定して設定し(ステップ
S314)、設定した機能に対応する点灯の仕方により
3つのLED42,44,46を点灯して(ステップS
222)、機能設定処理を終了する。第1スイッチ状態
と第2スイッチ状態とに基づいて機能を設定する際に用
いられるスイッチ状態と機能との関係を図7に示す。第
1スイッチ状態と第2スイッチ状態を考慮すると6個の
スイッチの状態の組み合わせの数、即ち64通りの機能
を特定することができる。なお、実施例と同様に、第1
スイッチ状態として3つのスイッチ32,34,36が
いずれもオフのときには、第2スイッチ状態に拘わら
ず、プリンタとしての通常の機能を設定するものとすれ
ば、プリンタとしての通常の機能を含めて57通りの機
能を設定することができる。
【0036】実施例のプリンタの機能特定装置20やそ
の変形例では、プリンタ、特にインパクトプリンタの機
能を特定して設定するものとして説明したが、インパク
トプリンタに限られず、如何なる種類のプリンタに適用
してもよいのは勿論、プリンタ以外の複写機やFAX機
などの種々の画像形成装置に適用するものとしてもよ
い。
の変形例では、プリンタ、特にインパクトプリンタの機
能を特定して設定するものとして説明したが、インパク
トプリンタに限られず、如何なる種類のプリンタに適用
してもよいのは勿論、プリンタ以外の複写機やFAX機
などの種々の画像形成装置に適用するものとしてもよ
い。
【0037】以上、本発明の実施の形態について実施例
を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限
定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲
内において、種々なる形態で実施し得ることは勿論であ
る。
を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限
定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲
内において、種々なる形態で実施し得ることは勿論であ
る。
【図1】本発明の一実施例であるプリンタの機能特定装
置20の構成の概略を示す構成図である。
置20の構成の概略を示す構成図である。
【図2】電子制御ユニット50により実行される機能設
定処理の一例を示すフローチャートである。
定処理の一例を示すフローチャートである。
【図3】初期SWモードおよび長押下SWモードに基づ
いて機能を設定する際に用いられるスイッチ状態と機能
との関係を例示する説明図である
いて機能を設定する際に用いられるスイッチ状態と機能
との関係を例示する説明図である
【図4】変形例のプリンタの機能特定装置20Bの構成
の概略を示す構成図である。
の概略を示す構成図である。
【図5】変形例の機能設定処理の一例を示すフローチャ
ートである。
ートである。
【図6】変形例の機能設定処理の一例を示すフローチャ
ートである。
ートである。
【図7】第1スイッチ状態と第2スイッチ状態とに基づ
いて機能を設定する際に用いられるスイッチ状態と機能
との関係を例示する説明図である。
いて機能を設定する際に用いられるスイッチ状態と機能
との関係を例示する説明図である。
【符号の説明】
20,20B プリンタの機能特定装置、30,30B
スイッチパネル、32,32B LF/FFスイッ
チ、34,34B Load/Ejectスイッチ、3
6,36B Pauseスイッチ、33B,35B,3
7B ランプ、42 Power用LED、44 Pa
perOut用LED、46 Pause用LED、5
0 電子制御ユニット、52 CPU、54 ROM、
56 RAM、58 電源スイッチ。
スイッチパネル、32,32B LF/FFスイッ
チ、34,34B Load/Ejectスイッチ、3
6,36B Pauseスイッチ、33B,35B,3
7B ランプ、42 Power用LED、44 Pa
perOut用LED、46 Pause用LED、5
0 電子制御ユニット、52 CPU、54 ROM、
56 RAM、58 電源スイッチ。
Claims (13)
- 【請求項1】 少なくとも一つのスイッチの状態に基づ
いて複数の機能のうちのいずれかを特定する画像形成装
置用の機能特定装置であって、 前記スイッチの状態を検出するスイッチ状態検出手段
と、 電源が投入されてから所定時間経過した所定のタイミン
グまでに前記スイッチ状態検出手段により検出されたス
イッチの状態に基づいて前記複数の機能のうちのいずれ
かを特定する機能特定手段と、 を備える画像形成装置用の機能特定装置。 - 【請求項2】 前記機能特定手段は、電源が投入された
直後に前記スイッチ状態検出手段により検出される前記
スイッチの状態を第1の状態とすると共に該第1の状態
が検出されてから前記所定のタイミングまでに前記スイ
ッチ状態検出手段により検出される前記スイッチの状態
を第2の状態とし、該第1の状態と該第2の状態とに基
づいて機能を特定する手段である請求項1記載の画像形
成装置用の機能特定装置。 - 【請求項3】 前記機能特定手段は、前記所定のタイミ
ングまでに前記スイッチ状態検出手段により前記スイッ
チの前記第1の状態とは異なる状態を検出したときに、
該異なる状態を前記第2の状態として機能を判定する手
段である請求項2記載の画像形成装置用の機能特定装
置。 - 【請求項4】 前記スイッチ状態検出手段は、前記所定
時間内に複数回に亘って前記スイッチの状態を検出する
手段である請求項2または3記載の画像形成装置用の機
能特定装置。 - 【請求項5】 前記機能特定手段は、電源が投入された
ときに前記スイッチ状態検出手段により検出される前記
スイッチの状態を第3の状態とすると共に前記所定のタ
イミングに前記スイッチ状態検出手段により検出される
前記スイッチの状態を第4の状態とし、該第3の状態と
該第4の状態とに基づいて機能を特定する手段である請
求項1記載の画像形成装置用の機能特定装置。 - 【請求項6】 前記スイッチ状態検出手段は、前記スイ
ッチのオン状態を検出する手段である請求項1ないし5
いずれか記載の画像形成装置用の機能特定装置。 - 【請求項7】 前記スイッチは複数のスイッチである請
求項1ないし6いずれか記載の画像形成装置用の機能特
定装置。 - 【請求項8】 前記機能特定手段は、電源が投入された
直後に前記スイッチ状態検出手段により前記複数のスイ
ッチのうちの所定のスイッチがオフ状態であるのを検出
したときには、通常の画像形成機能と特定する手段であ
る請求項7記載の画像形成装置用の機能特定装置。 - 【請求項9】 前記機能特定手段により機能が特定され
たとき、該特定された機能を表示出力する機能表示出力
手段を備える請求項1ないし8いずれか記載の画像形成
装置用の機能特定装置。 - 【請求項10】 前記機能表示出力手段は、所定のLE
Dの点灯または所定のランプの点灯またはディスプレイ
による表示により前記特定された機能を表示出力する手
段である請求項9記載の画像形成装置用の機能特定装
置。 - 【請求項11】 前記画像形成装置はプリンタである請
求項1ないし10いずれか記載の画像形成装置用の機能
特定装置。 - 【請求項12】 少なくとも一つのスイッチの状態に基
づいて画像形成装置の複数の機能のうちのいずれかを特
定する画像形成装置用の機能特定方法であって、 前記画像形成装置に電源が投入された直後の前記スイッ
チの状態と、該電源が投入された直後から所定時間経過
するまでの前記スイッチの状態とに基づいて機能を特定
することを特徴とする画像形成装置用の機能特定方法。 - 【請求項13】 少なくとも一つのスイッチの状態に基
づいて画像形成装置の複数の機能のうちのいずれかを特
定する画像形成装置用の機能特定方法であって、 前記画像形成装置に電源が投入された直後の前記スイッ
チの状態と、該電源が投入された直後から所定時間経過
したときの前記スイッチの状態とに基づいて機能を特定
することを特徴とする画像形成装置用の機能特定方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001376170A JP2003170641A (ja) | 2001-12-10 | 2001-12-10 | 画像形成装置用の機能特定装置および機能特定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001376170A JP2003170641A (ja) | 2001-12-10 | 2001-12-10 | 画像形成装置用の機能特定装置および機能特定方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003170641A true JP2003170641A (ja) | 2003-06-17 |
Family
ID=19184419
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001376170A Withdrawn JP2003170641A (ja) | 2001-12-10 | 2001-12-10 | 画像形成装置用の機能特定装置および機能特定方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003170641A (ja) |
-
2001
- 2001-12-10 JP JP2001376170A patent/JP2003170641A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A761 | Written withdrawal of application |
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