JP2003169947A - 遊技場管理システム - Google Patents

遊技場管理システム

Info

Publication number
JP2003169947A
JP2003169947A JP2001371001A JP2001371001A JP2003169947A JP 2003169947 A JP2003169947 A JP 2003169947A JP 2001371001 A JP2001371001 A JP 2001371001A JP 2001371001 A JP2001371001 A JP 2001371001A JP 2003169947 A JP2003169947 A JP 2003169947A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
game
lending
machine
user
medium
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001371001A
Other languages
English (en)
Inventor
Takatoshi Takemoto
孝俊 武本
Masayuki Tsurumi
正行 鶴見
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ace Denken KK
Original Assignee
Ace Denken KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ace Denken KK filed Critical Ace Denken KK
Priority to JP2001371001A priority Critical patent/JP2003169947A/ja
Publication of JP2003169947A publication Critical patent/JP2003169947A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】現金やプリペイドカードの持ち合わせが無くて
も遊技媒体の貸し出しを受けることができる遊技場管理
システムを提供する。 【解決手段】決済システム70は、携帯電話60からイ
ンターネットを通じて、利用者の口座の資金を遊技媒体
の貸出に利用するための利用申込(貸出の上限金額、遊
技機の台番号等を含む)を受け付け、その申込内容を遊
技場の管理サーバー50に送信する。管理サーバーは、
台番号に対応する遊技媒体貸出機30に、指定された上
限金額の範囲内で遊技媒体の貸出を許可するとともに、
管理サーバーは貸出金額が上限金額に達したときまたは
遊技媒体貸出機の精算スイッチ32が押下されたとき、
実際の利用額を決済システムに請求する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技媒体の貸出管
理機能を有する遊技場管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の遊技場では、遊技機と、貨幣やプ
リペイドカードの投入金額に相当する遊技媒体(玉貸)
を貸し出すための遊技媒体貸出機と、遊技機で獲得した
遊技媒体を遊技終了時に計数しその計数結果である獲得
数をレシートやカードにより発行する遊技媒体計数機
と、遊技機から排出された遊技媒体および遊技媒体計数
機で計数された遊技媒体を回収研磨し遊技機へ遊技媒体
を補給する補給回収機構とを装備した単体島装置が設置
されている。
【0003】この単体島で遊技者は遊技を開始するに際
し、先ず最初に遊技媒体貸出機に貨幣またはプリペイド
カードを投入して、その金額に応じた数量の遊技媒体を
借り受ける。そして、借り受けた遊技媒体を遊技機の前
面下部にある前皿に投入し、遊技盤面上に1個ずつ遊技
媒体を打ち出し、入賞を競い楽しむようになっている。
【0004】遊技盤面上にて遊技媒体が入賞口に入る
等、所定の遊技状態となった際には、それに応じて所定
数の遊技媒体が払い出されるが、かかる賞球は前記前皿
に導入される。遊技が成功し賞球が多くなると、やがて
前皿から賞球が溢れるようになり、その下にある予備皿
にまで落下して貯留される。
【0005】遊技終了時には、前皿や予備皿に残った総
ての球を遊技機の下方部に設置された遊技媒体計数機に
投入する。すると、遊技媒体計数機は投入された球を、
景品と交換するいわゆる遊技媒体(景品球)として計数
し、その計数結果をレシートやカードに記録して発行し
ていた。このレシート等を遊技者は景品交換カウンター
に持参し、遊技媒体(景品球)の数量に応じた景品を取
得していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の遊技場管理システムでは、遊技者は遊技媒体
貸出機で使用できる貨幣が無くなったり、プリペイドカ
ードを使い切ると貨幣の両替やプリペイドカードを購入
しなければならず一旦遊技を中止しなければいけないと
いう問題点があった。
【0007】本発明は、このような問題点に着目してな
されたもので、現金やプリペイドカードの持ち合わせが
無くても遊技媒体の貸し出しを受けることができる遊技
場管理システムを提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めの本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存
する。 [1]遊技媒体の貸出管理機能を有する遊技場管理シス
テムにおいて、遊技場に配置された各遊技機(20)に
対応して設けられた遊技媒体貸出機(30)と、遊技場
側に設けられた管理サーバー(50)と、金融機関側に
設けられた決済システム(70)とを有し、前記決済シ
ステム(70)は、利用者の端末(60)から通信回線
を通じて前記利用者の口座の資金を遊技媒体の貸出に利
用するための利用申込において少なくとも利用者を特定
するための利用者特定情報と遊技媒体の貸出に利用する
上限金額と利用者が遊技を行う遊技機(20)の台番号
の入力を受け付け、前記上限金額と前記台番号とを含む
貸出指令を前記管理サーバー(50)に送信し、前記管
理サーバー(50)は、前記貸出指令を受信し、前記貸
出指令の示す台番号の遊技機(20)に対応付けられて
いる遊技媒体貸出機(30)に前記上限金額の範囲内で
の遊技媒体の貸出を許可するとともに、前記遊技媒体貸
出機(30)における貸出金額が前記上限金額に達した
ときまたは前記遊技媒体貸出機(30)において精算ス
イッチ(32)が押下されたとき、それまでに遊技媒体
の貸出に利用された金額を前記決済システム(70)に
請求することを特徴とする遊技場管理システム。
【0009】[2]遊技媒体の貸出管理機能を有する遊
技場管理システムにおいて、遊技場に配置された各遊技
機(20)に対応して設けられた遊技媒体貸出機(3
0)と、遊技場側に設けられた管理サーバー(50)
と、金融機関側に設けられた決済システム(70)とを
有し、前記決済システム(70)は、利用者の端末(6
0)から通信回線を通じて前記利用者の口座の資金を遊
技媒体の貸出に利用するための利用申込において少なく
とも利用者を特定するための利用者特定情報と遊技媒体
の貸出に利用する上限金額と利用者が遊技を行う遊技場
の店番号と利用者が遊技を行う遊技機(20)の台番号
の入力を受け付け、前記上限金額と前記台番号とを含む
貸出指令を前記店番号に対応する遊技場の管理サーバー
(50)に送信し、前記管理サーバー(50)は、前記
貸出指令を受信し、前記貸出指令の示す台番号の遊技機
(20)に対応付けられている遊技媒体貸出機(30)
に前記上限金額の範囲内での遊技媒体の貸出を許可する
とともに、前記遊技媒体貸出機(30)における貸出金
額が前記上限金額に達したときまたは前記遊技媒体貸出
機(30)において精算スイッチ(32)が押下された
とき、それまでに遊技媒体の貸出に利用された金額を前
記決済システム(70)に請求することを特徴とする遊
技場管理システム。
【0010】[3]前記利用者の端末(60)は、イン
ターネットに接続可能な携帯電話であり、前記決済シス
テム(70)は、前記携帯電話からインターネットを通
じて利用申込を受け付けることを特徴とする[1]また
は[2]に記載の遊技場管理システム。
【0011】[4]前記利用者特定情報が、前記携帯電
話の電話番号であることを特徴とする[3]に記載の遊
技場管理システム。
【0012】[5]貸出金額が前記上限金額に達したと
きまたは前記精算スイッチ(32)が押下されたとき、
前記決済システム(70)に請求する前に前記利用者に
請求額の確認をとることを特徴とする[1]〜[4]の
何れかに記載の遊技場管理システム。
【0013】[6]前記遊技媒体貸出機(30)は、遊
技機(20)と、遊技機(20)で獲得した遊技媒体を
遊技終了時に計数しその計数結果である獲得数を記録媒
体により発行する遊技媒体計数機と、遊技機(20)か
ら排出された遊技媒体および遊技媒体計数機で計数され
た遊技媒体を回収研磨し遊技機(20)へ遊技媒体を補
給する補給回収機構とを装備した単体島装置(10)に
含まれるものであることを特徴とする[1]〜[5]の
何れかに記載の遊技場管理システム。
【0014】前記本発明は次のように作用する。金融機
関側に設けられた決済システム(70)は、携帯電話な
ど利用者の端末(60)からインターネット等の通信回
線を通じて、利用者の口座の資金を遊技媒体の貸出に利
用するための利用申込を受け付ける。この際、少なくと
も利用者を特定する利用者特定情報と遊技媒体の貸出に
利用する上限金額と利用者が遊技を行う遊技機(20)
の台番号の入力を受け付ける。かかる利用申込を受け付
けたとき決済システム(70)は、その上限金額と台番
号とを含む貸出指令を遊技場の管理サーバー(50)に
送信する。
【0015】管理サーバー(50)は、決済システム
(70)から貸出指令を受信すると、当該貸出指令の示
す台番号の遊技機(20)に対応付けられている遊技媒
体貸出機(30)に、指定された上限金額の範囲内で遊
技媒体の貸出を許可する。遊技者が遊技媒体の貸出を受
け、その貸出金額が上限金額に達したときまたは遊技媒
体貸出機(30)の精算スイッチ(32)が押下された
とき、管理サーバー(50)は、それまでに遊技媒体の
貸出に利用された金額を決済システム(70)に請求す
る。
【0016】このように、携帯電話等の利用者端末(6
0)から通信回線を通じて決済システム(70)に利用
申込を行うことで、遊技者の指定した台番号に対応する
遊技媒体貸出機(30)から遊技媒体を借り受けること
ができるので、現金やプリペイドカードの持ち合わせが
無くても遊技を楽しむことが可能になる。また上限金額
に達するか精算スイッチ(32)が押下された際に、利
用金額が自動請求されるので、携帯電話によるアクセス
が利用申込の際だけで済み、電話をかける手間と通信費
が削減される。
【0017】決済システム(70)が利用申込を受け付
ける際に、店番号の入力をさらに求め、貸出指令をその
店番号に対応する遊技場の管理サーバー(50)に送信
するものでは、1つの決済システム(70)で複数の遊
技場における利用申込の受付が可能になる。
【0018】利用者の端末(60)がインターネットに
接続可能な携帯電話であり、決済システム(70)がイ
ンターネットを通じて携帯電話から利用申込を受付ける
ものでは、携帯電話が広く普及していることから、本シ
ステムの利用性、利便性が向上する。この場合、利用者
特定情報を携帯電話の電話番号にすると、利用者を容易
に一意に特定することができる。
【0019】貸出金額が上限金額に達したときまたは精
算スイッチ(32)が押下されたとき、決済システム
(70)に請求する前に、利用者に請求額の確認をとる
ものでは、利用者に安心感を与えるとともに、誤請求が
防止される。
【0020】遊技機(20)と、遊技媒体貸出機(3
0)と、遊技媒体計数機と、補給回収機構とを装備した
単体島装置(10)を対象としたものでは、遊技機(2
0)と遊技媒体貸出機(30)とが分離されないので、
台番号と遊技媒体貸出機(30)との対応関係が崩れる
ことがなく、台番号による管理を的確に行うことができ
る。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の実施
の形態を説明する。図1は本実施の形態にかかる遊技場
管理システム5のシステム構成を示している。遊技場に
設置される管理サーバー50と、遊技場に多数設置され
る単体島装置10と、金融機関側に設置される決済シス
テム70とから構成される。
【0022】単体島装置10は、遊技機20と、所定金
額に相当する遊技媒体(玉貸)を貸し出すための遊技媒
体貸出機30と、遊技機20で獲得した遊技媒体(景品
球)を遊技終了時に計数しその計数結果である獲得数を
レシートやカードにより発行する遊技媒体計数機40
と、遊技機20から排出された遊技媒体および遊技媒体
計数機40で計数された遊技媒体(景品球)を回収研磨
し遊技機20へ遊技媒体を補給する補給回収機構とを装
備したものである。各単体島装置10はLAN(Local
Area Network)を通じて管理サーバー50に接続されて
いる。
【0023】管理サーバー50と決済システム70は電
話回線で接続されている。また、遊技者の携帯電話60
は、電話局から所定のプロバイダおよびインターネット
を介して決済システム70と接続し得るようになってい
る。特別なプログラムを携帯電話60にインストールす
る必要はなく、インターネットに接続可能なものであれ
ば何でもよい。
【0024】図2は、遊技機20を除く単体島装置10
の回路構成を示すブロック図である。単体島装置10に
は種々のデータ処理を行う手段としてCPUが設けられ
ており、CPUには主メモリであるROM及びRAMが
接続されている。CPUはROMに記憶されているシス
テムプログラム及びデータと、RAMにロードされたプ
ログラム及びデータに従って動作する。
【0025】RAMにロードされるプログラム及びデー
タとしては、表示手段への表示を制御する表示制御プロ
グラム、遊技者に遊技媒体(玉貸)を放出し、放出した
遊技媒体(玉貸)の計数を管理する玉放出制御プログラ
ム、遊技者が紙幣を投入し、紙幣の真偽を判定し真であ
れば紙幣を受け付け、偽であれば紙幣を返却する紙幣識
別制御プログラム、遊技客が硬貨を投入し、硬貨の真偽
を判定し、真であれば硬貨を受け付け、偽であれば硬貨
を返却する硬貨識別制御プログラム、売上情報、断線情
報を出力制御するための売上断線出力プログラム、遊技
者が遊技機20で獲得した遊技媒体を投入口に投入し玉
計数手段で計数した獲得数情報を獲得玉情報記憶部に記
憶する玉計数器制御プログラム、カードの挿排出、カー
ド情報の読み取り及び書き込み、カードの読み取った情
報及び書き込んだ情報を獲得玉管理記憶部内のカード情
報記憶部に記憶させるカード制御プログラム、レシート
情報の書き込み、レシートの排出、レシート情報及び書
き込んだ情報を獲得玉情報記憶部内のレシート発券記憶
部に記憶させるレシート制御プログラム、遊技機20に
遊技球を補給するための補給制御プログラム、管理サー
バー50と通信を行う為の通信制御プログラム11があ
る。
【0026】また、CPUには周辺装置として通信イン
ターフェイスが接続され、通信インターフェイスは、管
理サーバー50とLANで接続をするためのものであ
る。
【0027】図3は、管理サーバー50の回路構成を示
すブロック図である。管理サーバー50には、種々のデ
ータ処理を行う情報処理手段としてのCPUが設けられ
ており、CPUにはバスを介して主メモリであるROM
及びRAMが接続されている。CPUは、ROMに記憶
されているシステムプログラムおよびデータとRAMに
ロードされたプログラム及びデータに従って動作する。
【0028】RAMにロードされるプログラム及びデー
タとしては、表示手段への表示を制御する表示制御プロ
グラム、単体島装置10に玉貸開始を指示したり、単体
島装置10からの玉貸情報を固定ディスク装置内の玉貸
情報データベースに蓄積記録したり、蓄積記録した玉貸
情報データベースを一部消去したり変更等を行う玉貸情
報処理プログラム、携帯電話60を使用しての玉貸を行
った時の玉貸金額の支払い請求情報を決済システム70
に送信する支払請求処理をしたり、決済システム70か
ら貸出指令を受信した際の貸出許諾処理をしたり、支払
請求処理した際の支払請求情報及び受信した貸出指令等
を固定ディス装置内の支払許諾情報データベースに蓄積
記録したり、蓄積記録した支払許諾情報データベースを
一部消去したり変更等を行う請求処理プログラム51、
決済システム70に電話回線を介して接続する為の電話
回線情報処理プログラム52、単体島装置10とLAN
で通信する為の通信制御プログラム53等がある。
【0029】また、CPUにはバスを介して入出力装置
が接続されている。入出力装置はフレシキブルディス
ク、CD−ROM、光磁気ディスク等の外部記憶媒体の
入出力装置等を含み、固定ディスク装置に記憶された各
種データベースを保存したり、保存しておいた各種デー
タベースを読み込んだりすることができる。管理サーバ
ー50には、この他に周辺装置が接続されている。周辺
装置としては文字及び図形を表示する表示手段、操作者
が操作する操作手段がインターフェイス回路を介して接
続されている。周辺装置としてはさらに、プリンタ、通
信インターフェイスが接続され、通信インターフェイス
は管理サーバー50とLAN接続をするための通信イン
ターフェイスと決済システム70との通信接続をするた
めの電話回線用の通信インターフェイスとが設けられて
いる。
【0030】決済システム70は、種々のデータ処理を
行う情報処理手段としてのCPUを有しており、CPU
にはバスを介して主メモリであるROM及びRAMが接
続されている。CPUは、ROMに記憶されているシス
テムプログラムおよびデータとRAMにロードされたプ
ログラム及びデータに従って動作する。また、インター
ネットと接続したり、電話回線を通じて管理サーバー5
0と接続したりする通信機能を有している。また携帯電
話60等からインターネットを通じてアクセスがあった
際に、遊技媒体の貸出の利用申込を行うためのホームペ
ージを表示したり、種々の情報を接続された携帯電話6
0等の端末とやりとりする機能を有している。
【0031】次に、携帯電話60から自己の口座の資金
を遊技媒体の貸出に利用するための利用申込について説
明する。図4は、携帯電話60から決済システム(金融
機関)70へ利用申込を行う際の流れを示している。ま
ず、利用者の携帯電話60からインターネット回線を介
して決済システム(金融機関)70の利用申込ページに
接続する(ステップS401)。決済システム70の利
用申込ページに接続すると、決済システム70から携帯
電話60に向けて、利用申込のための案内画面を携帯電
話60に表示するための情報が送信される(ステップS
402)。
【0032】この画面に従って利用者は携帯電話60か
ら、遊技を行う遊技場の店番号、遊技を行う遊技機の台
番号、利用予定の上限金額(利用申込情報)および正当
な利用者であることを確認するための暗証番号を入力
し、決済システム(金融機関)70に送信する(ステッ
プS403)。なお、遊技をする遊技機の前に利用者が
居る状態で利用申込が行われることを想定しており、入
力のための店番号や台番号は単体島装置10に表示して
ある。また利用者特定情報としての携帯電話60の電話
番号は、利用者が特に操作しなくても携帯電話60から
決済システム70へ自動送信される。
【0033】決済システム70は、携帯電話60から受
信した電話番号と暗証番号に基づいて、予めこれらの対
応関係を登録してあるデータベースを参照して利用者の
認証を行う(ステップS404)。認証に失敗した場合
は(ステップS405;N)、利用不可の案内メッセー
ジを携帯電話60に送信して回線を切断する(ステップ
S406)。認証に成功した場合は、上限金額等を確認
する確認画面を携帯電話60に送信して利用者に利用申
込内容の確認を求め(ステップS407)、確認の操作
が行われると(ステップS408:Y)、利用申込の内
容を登録して回線を切断する(ステップS409)。
【0034】決済システム70は、管理サーバー50に
対して今回受付けた利用申込内容(貸出指令)を送信す
る(ステップS410)。ここでは、店番号、台番号、
上限金額、利用者の携帯電話の番号を管理サーバー50
へ通知している。確認画面において利用申込のキャンセ
ル操作が行われると(ステップS408;N)、今回の
利用申込がキャンセルされた旨のメッセージを携帯電話
60に送信して回線を切断する(ステップS411)。
【0035】次に、管理サーバー50および単体島装置
10における遊技媒体の貸出動作について説明する。図
5は、管理サーバー50および単体島装置10における
遊技媒体の貸出動作の流れを示している。管理サーバー
50は、決済システム70から店番号、台番号、上限金
額、利用者の携帯電話の番号を含む貸出指令を受信する
と(ステップS501:Y)、受信した内容を登録する
とともに、その台番号に対応する遊技媒体貸出機30に
向けて貸出許可信号を送信する(ステップS502)。
【0036】貸出許可信号を受信した遊技媒体貸出機3
0は、遊技者への遊技媒体の貸出が可能になり、たとえ
ば、遊技媒体貸出機30の操作パネルにある貸出ボタン
を遊技者が押下するごとに所定数の遊技媒体を排出して
貸し出す(ステップS503)。このとき、遊技媒体貸
出機30は、管理サーバー50に向けて台番号を含む貸
出信号を送信する(ステップS504)。
【0037】管理サーバー50は、遊技媒体貸出機30
から貸出信号を受信すると、当該貸出信号に含まれてい
る台番号に対応して記憶している貸出金額(初期値は
「0」)を所定金額加算し(ステップS505)、貸出
金額が利用申込の上限金額に達しているか否かを判定す
る。貸出金額が上限に達している場合には(ステップS
506:Y)、該当の遊技媒体貸出機30に対して貸出
許可終了信号を送信し、利用申込に基づく遊技媒体の貸
出を禁止する(ステップS508)。
【0038】貸出金額が上限金額になる前に遊技者が遊
技媒体貸出機30の精算スイッチ32を押下すると、遊
技媒体貸出機30から台番号を含む精算信号が管理サー
バー50に送信され、管理サーバー50は精算信号を受
信すると(ステップS507;Y)、該当の遊技媒体貸
出機30に対して貸出許可終了信号を送信し、利用申込
に基づく遊技媒体の貸出を禁止する(ステップS50
8)。
【0039】管理サーバー50は、貸出許可信号を送出
してから貸出許可終了信号を送信するまでの間における
実際の貸出金額を決済システム70に対して請求する
(ステップS509)。当該請求には、利用者の携帯電
話の電話番号、店番号、台番号、請求金額の情報が含ま
れており、決済システム70は請求金額だけの資金を利
用者の口座から引き落として遊技場の契約口座に振り込
む処理を実行する(ステップS510)。
【0040】以上説明した実施の形態では、遊技機2
0、遊技媒体貸出機30等を含む単体島装置10とした
が、必ずしも単体島として構成しなくてもよい。また1
つの決済システムが取り扱う遊技場が1つに限定されて
いる場合には、遊技場の店番号を指定しなくてもよい。
【0041】このほか、貸出金額が上限金額に達したと
きまたは精算スイッチ32が押下されたとき、管理サー
バー50が決済システムに貸出金額の請求をする前に、
貸出金額の情報を遊技媒体貸出機30に送信して遊技媒
体貸出機30の表示部に表示し、利用者に請求額の確認
をとるように構成してもよい。特に、精算スイッチ32
を押下した場合には、利用申込の上限金額と貸出金額が
相違するので、請求前に請求額を表示することで、遊技
者に安心感を与えることができる。なお、貸出金額を常
時遊技媒体貸出機30に表示する構成としてもよい。
【0042】また実施の形態では、上限金額を管理サー
バー50で管理したが、たとえば、上限金額を管理サー
バー50から遊技媒体貸出機30に通知し、貸出金額が
上限金額に達したか否かを遊技媒体貸出機30において
管理してもよい。より詳細には、遊技媒体貸出機30
は、遊技媒体を貸し出すごとに貸出金額を積算し、貸出
金額が上限金額になった場合あるいは精算スイッチ32
が押下されたとき、それまでの実際の貸出金額を遊技媒
体貸出機30から管理サーバー50に通知するととも
に、それ以後の貸出を遊技媒体貸出機30自身で禁止す
るように構成する。利用者特定情報は、必ずしも携帯電
話の電話番号でなくてもよく、たとえば、利用者の口座
の口座番号としてもよい。
【0043】
【発明の効果】本発明に係る遊技場管理システムによれ
ば、携帯電話等の利用者端末から通信回線を通じて決済
システムに利用申込を行うことで、遊技者の指定した台
番号に対応する遊技媒体貸出機から遊技媒体を借り受け
ることができるので、現金やプリペイドカードの持ち合
わせが無くても遊技を楽しむことが可能になる。また上
限金額に達するか精算スイッチが押下された際に、利用
金額が自動請求されるので、携帯電話によるアクセスが
利用申込のときだけで済み、手間と通信費用が削減さ
れ、高い利便性が確保される。
【0044】決済システムが利用申込を受け付ける際
に、利用者が遊技を行う遊技場の店番号の入力をさらに
求め、貸出指令をその店番号に対応する遊技場の管理サ
ーバーに送信するものでは、1つの決済システムで複数
の遊技場における利用申込を受け付けることが可能にな
る。
【0045】利用者の端末がインターネットに接続可能
な携帯電話であり、決済システムがインターネットを通
じて携帯電話から利用申込を受付けるものでは、携帯電
話が広く普及していることから、本システムの利用性、
利便性が向上する。
【0046】貸出金額が上限金額に達したときまたは精
算スイッチが押下されたとき、決済システムに請求する
前に、利用者に請求額の確認をとるものでは、利用者に
安心感を与えるとともに、誤請求が防止される。
【0047】遊技機と、遊技媒体貸出機と、遊技媒体計
数機と、補給回収機構とを装備した単体島装置を対象と
したものでは、遊技機と遊技媒体貸出機とが分離されな
いので、台番号と遊技媒体貸出機との対応関係が崩れる
ことがなく、台番号による管理を的確に行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る遊技場管理システ
ムの構成図である。
【図2】本発明の一実施の形態に係る遊技場管理システ
ムの一部を成す単体島装置のブロック図である。
【図3】本発明の一実施の形態に係る遊技場管理システ
ムの一部を成す管理サーバーのブロック図である。
【図4】本発明の一実施の形態に係る遊技場管理システ
ムの決済システム(金融機関)へ携帯電話から利用申込
を行う際の流れを示す流れ図である。
【図5】本発明の一実施の形態に係る遊技場管理システ
ムにおいて利用申込に基づく遊技媒体の貸出を行う際の
流れを示す流れ図である。
【符号の説明】
5…遊技場管理システム 10…単体島装置 20…遊技機 30…遊技媒体貸出機 32…精算スイッチ 40…遊技媒体計数機 50…管理サーバー 60…携帯電話 70…決済システム

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】遊技媒体の貸出管理機能を有する遊技場管
    理システムにおいて、 遊技場に配置された各遊技機に対応して設けられた遊技
    媒体貸出機と、遊技場側に設けられた管理サーバーと、
    金融機関側に設けられた決済システムとを有し、 前記決済システムは、利用者の端末から通信回線を通じ
    て前記利用者の口座の資金を遊技媒体の貸出に利用する
    ための利用申込において少なくとも利用者を特定するた
    めの利用者特定情報と遊技媒体の貸出に利用する上限金
    額と利用者が遊技を行う遊技機の台番号の入力を受け付
    け、前記上限金額と前記台番号とを含む貸出指令を前記
    管理サーバーに送信し、 前記管理サーバーは、前記貸出指令を受信し、前記貸出
    指令の示す台番号の遊技機に対応付けられている遊技媒
    体貸出機に前記上限金額の範囲内での遊技媒体の貸出を
    許可するとともに、前記遊技媒体貸出機における貸出金
    額が前記上限金額に達したときまたは前記遊技媒体貸出
    機において精算スイッチが押下されたとき、それまでに
    遊技媒体の貸出に利用された金額を前記決済システムに
    請求することを特徴とする遊技場管理システム。
  2. 【請求項2】遊技媒体の貸出管理機能を有する遊技場管
    理システムにおいて、 遊技場に配置された各遊技機に対応して設けられた遊技
    媒体貸出機と、遊技場側に設けられた管理サーバーと、
    金融機関側に設けられた決済システムとを有し、 前記決済システムは、利用者の端末から通信回線を通じ
    て前記利用者の口座の資金を遊技媒体の貸出に利用する
    ための利用申込において少なくとも利用者を特定するた
    めの利用者特定情報と遊技媒体の貸出に利用する上限金
    額と利用者が遊技を行う遊技場の店番号と利用者が遊技
    を行う遊技機の台番号の入力を受け付け、前記上限金額
    と前記台番号とを含む貸出指令を前記店番号に対応する
    遊技場の管理サーバーに送信し、 前記管理サーバーは、前記貸出指令を受信し、前記貸出
    指令の示す台番号の遊技機に対応付けられている遊技媒
    体貸出機に前記上限金額の範囲内での遊技媒体の貸出を
    許可するとともに、前記遊技媒体貸出機における貸出金
    額が前記上限金額に達したときまたは前記遊技媒体貸出
    機において精算スイッチが押下されたとき、それまでに
    遊技媒体の貸出に利用された金額を前記決済システムに
    請求することを特徴とする遊技場管理システム。
  3. 【請求項3】前記利用者の端末は、インターネットに接
    続可能な携帯電話であり、 前記決済システムは、前記携帯電話からインターネット
    を通じて利用申込を受け付けることを特徴とする請求項
    1または2に記載の遊技場管理システム。
  4. 【請求項4】前記利用者特定情報が、前記携帯電話の電
    話番号であることを特徴とする請求項3に記載の遊技場
    管理システム。
  5. 【請求項5】貸出金額が前記上限金額に達したときまた
    は前記精算スイッチが押下されたとき、前記決済システ
    ムに請求する前に前記利用者に請求額の確認をとること
    を特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の遊技場管理
    システム。
  6. 【請求項6】前記遊技媒体貸出機は、遊技機と、遊技機
    で獲得した遊技媒体を遊技終了時に計数しその計数結果
    である獲得数を記録媒体により発行する遊技媒体計数機
    と、遊技機から排出された遊技媒体および遊技媒体計数
    機で計数された遊技媒体を回収研磨し遊技機へ遊技媒体
    を補給する補給回収機構とを装備した単体島装置に含ま
    れるものであることを特徴とする請求項1〜5の何れか
    に記載の遊技場管理システム。
JP2001371001A 2001-12-05 2001-12-05 遊技場管理システム Pending JP2003169947A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001371001A JP2003169947A (ja) 2001-12-05 2001-12-05 遊技場管理システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001371001A JP2003169947A (ja) 2001-12-05 2001-12-05 遊技場管理システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003169947A true JP2003169947A (ja) 2003-06-17

Family

ID=19180124

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001371001A Pending JP2003169947A (ja) 2001-12-05 2001-12-05 遊技場管理システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003169947A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5158638B2 (ja) 情報記録媒体管理システム
US20130116041A1 (en) Method and apparatus for providing a complimentary service to a player
JP2006247191A (ja) 遊技管理システム
JP4653481B2 (ja) 遊技用システム
JP4741752B2 (ja) 遊技媒体貸出システム
JP6245827B2 (ja) 遊技用システム、および、遊技用装置
US20060205496A1 (en) Gaming management system
JP6245826B2 (ja) 遊技用システム、および、遊技用装置
JPH11342256A (ja) 遊技媒体貸出装置
JP6245825B2 (ja) 遊技用装置
JP6245824B2 (ja) 遊技用システム、および、管理装置
JP6710500B2 (ja) 遊技用システム
JP2014171803A (ja) 遊技用システム、および、管理装置
JP5399324B2 (ja) 遊技媒体計数機
JP2006247196A (ja) 遊技管理システム
JP4046219B2 (ja) 遊技用システム
JPH08164262A (ja) 遊技機用遊技媒体による景品交換システム
JP5759100B2 (ja) 遊技店舗会員システム
JP4090733B2 (ja) 遊技場管理システム
JP2003169947A (ja) 遊技場管理システム
JP2014217580A (ja) 遊技用システム、記録媒体処理装置、管理装置、および、携帯端末プログラム
JP2003169946A (ja) 遊技場管理システム
JP2003144725A (ja) 遊技場管理システム
JP7454932B2 (ja) 景品交換装置
JP3972966B2 (ja) 遊技玉管理システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Effective date: 20041110

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080416

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080624

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20081028