JP2003169008A - 複数バンド通信装置及びその通信方法 - Google Patents

複数バンド通信装置及びその通信方法

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JP2003169008A JP2001362473A JP2001362473A JP2003169008A JP 2003169008 A JP2003169008 A JP 2003169008A JP 2001362473 A JP2001362473 A JP 2001362473A JP 2001362473 A JP2001362473 A JP 2001362473A JP 2003169008 A JP2003169008 A JP 2003169008A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】アンテナの数が少なく、ダイバーシティ受信可
能で且つ小型の複数バンド通信装置及びその通信方法を
提供する。 【解決手段】互いに通信周波数帯が異なる2通りの通信
システムで送受信が可能な2個のデュアルバンドアンテ
ナ(11、12)と、各通信システムでの送信データを
変調し、受信データを復調する2個の送受信部(21、
22)と、前記アンテナ11、12を、送受信部21、
22にそれぞれ接続するためのスイッチ手段(13〜1
8)と、前記スイッチ手段の切り換え制御を行うスイッ
チ制御手段(29)とを備えて、SCAN動作により、
通信が可能でアクティブにする通信システムをまず選択
し、その後で、ダイバーシティ受信をするときにアクテ
ィブにするアンテナを選択する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、互いに通信周波数
帯が異なるM(Mは2以上の整数)通りの通信システム
で送受信が可能な複数バンド通信装置に関し、特にダイ
バーシティ受信を行なえる複数バンド通信装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図5は従来のダイバーシティ通信装置の
一例を示す図である。図5に示すダイバーシティ通信装
置40において、65はIEEE802.11b規格に
準拠した通信システム(以下、単に802.11b通信
システムとも記す)の送受信部であり、61、62は8
02.11b通信システムで使用される通信周波数帯で
送信、受信を可能にする単バンドアンテナであり、6
3、64は単バンドアンテナ61、62と送受信部65
との接続を切り替えるためのスイッチである。IEEE
802.11bは、IEEEにより策定された無線LA
Nの規格であり、IEEE802.11のDSSS(Di
rect Sequence Spectrum Spread:直接拡散方式のスペ
クトラム拡散)方式で、5.5Mbit/sと11Mb
it/sの高速通信をサポートする拡張規格である。
【0003】IEEE802.11b無線LANで使用
される周波数バンドは無線免許なしに自由に使える2.
4GHz帯(ISMバンド)であり、詳しくは2.47
1GHz〜2.4835GHzである。この周波数バン
ドには無線のチャンネル数で合計14チャンネルが割り
当てられている。802.11b無線LANシステムで
は、50〜100mの距離にある端末間でも通信が出来
るとされ、端末の数が多くなる場合があって、配線コス
トが問題となるオフィスや家庭などで用いられる。
【0004】図5にダイバーシティ通信装置40では、
受信時にはアンテナ61とアンテナ62とのいずれか受
信時の電波状態が良い方のアンテナを用いるダイバーシ
ティ受信が可能とされている。即ち、ダイバーシティ通
信装置40で通信を実際に開始する前に、まず802.
11b送受信部65での受信可能チャンネルを検出する
ための周波数スキャン(SCAN動作)を行ない、受信
可能なチャンネルを探索する。この探索では、まずスイ
ッチ63、64によりアンテナ61を802.11b送
受信部65の受信アンテナ端子Rxに接続して、当該周
波数バンド2.471GHz〜2.4835GHzで受
信チャンネルを順次変更してスキャンを行い、受信可能
な全てのチャンネルを検出する。そして、アンテナ61
を使用して得られた受信信号の中で振幅が最も大きい信
号SaとそのチャンネルChxを抽出する。
【0005】次にスイッチ64によりアンテナ62を8
02.11b送受信部65の受信アンテナ端子Rxに接
続して、当該周波数バンド2.471GHz〜2.48
35GHzで受信チャンネルを順次変更してスキャンを
行い、受信可能な全てのチャンネルを検出する。そし
て、アンテナ62を使用して得られた受信信号の中で振
幅が最も大きい信号SbとそのチャンネルChyを抽出
する。
【0006】さらに、前記信号SaとSbの振幅を比較
し、Sa>=Sbであればアンテナ61とチャンネルC
hxをアクティブにするアンテナ及びチャンネルとして
選択し、Sa<Sbであれば、アンテナ62とチャンネ
ルChyをアクティブにするアンテナ及びチャンネルと
して選択し、スキャン動作の後は、アクティブなアンテ
ナとして選択したアンテナを用いてチャンネルChyで
アクセスポイントとの通信を行う。アクセスポイントへ
送信を行なうときはスイッチ63によりアンテナ61を
802.11b送受信部65の送信アンテナ端子Txに
接続して行なう。前記したダイバーシティ通信装置40
はIEEE802.11bの通信システムだけで使用す
ることが出来る。
【0007】図6は従来のデュアルバンド通信装置の一
例を示す図である。図6において、65は図5に示すI
EEE802.11b通信システムの送受信部65と同
じであり、55はIEEE802.11a通信システム
の送受信部である。図6に示すデュアルバンド通信装置
50では、IEEE802.11a通信システム又は、
IEEE802.11b通信システムのいずれかで、送
信及びダイバーシティ受信を行なうことができる。IE
EE802.11a通信システムはIEEE802.1
1a規格に準拠した通信システム(以下、単に802.
11a通信システムとも記す)であり、51、52は8
02.11a通信システムで使用される通信周波数帯で
送信、受信を可能にする単バンドアンテナであり、5
3、54はアンテナ51、52と送受信部55との接続
を切り替えるためのスイッチである。アンテナ61、6
2、スイッチ63、64は図5に示すものと同じであ
る。
【0008】IEEE802.11aの無線LANの規
格では、OFDM(Orthogonal Frequency Division Mu
ltiples:直交周波数分割多重)変調方式を用いて、最
大54Mbit/sの高速通信をサポートする。IEE
E802.11a無線LANで使用される通信周波数バ
ンドは5GHz帯であり、IEEE802.11b無線
LANで使用される通信周波数バンドとは異なる周波数
バンドである。このため、アンテナ51、52と、アン
テナ61、62とでは周波数特性が異なる。
【0009】図6に示すデュアルバンド通信装置50で
は、実際に通信を開始する前に、まず周波数スキャン
(SCAN)を行ない、受信可能なチャンネルを探索す
る。この探索では、まずスイッチ53、54によりアン
テナ51を802.11a送受信部55の受信アンテナ
端子Rxに接続し、スイッチ63、64によりアンテナ
61を802.11b送受信部65の受信アンテナ端子
Rxに接続する。そして、802.11a通信システム
の送受信部55では5GHz帯でスキャン動作をを行
い、802.11b通信システムの送受信部65では
2.4GHz帯でスキャン動作を行って受信可能な全て
のチャンネルを検出する。
【0010】さらに、アンテナ51と送受信部55とを
使用して得られた受信信号の中で振幅が最も大きい信号
ScとそのチャンネルChuを抽出し、アンテナ61と
送受信部65とを使用して得られた受信信号の中で振幅
が最も大きい信号SdとそのチャンネルChvを抽出す
る。次に、前記信号ScとSdの振幅を比較し、Sc>
=Sdであればアンテナ51と802.11a送受信部
55をアクティブにするシステムとして選択し、Sa<
Sbであれば、アンテナ61と802.11b送受信部
65をアクティブにするシステムとして選択する。
【0011】スキャン動作が終了した後は、アクティブ
にするとして選択された送受信部に接続するアンテナを
変更して受信する。例えば、送受信部55がアクティブ
にするシステムとして選択されている場合には、送受信
部55に接続するアンテナをアンテナ52に変更してチ
ャンネルChuを受信し、送受信部65がアクティブに
するシステムとして選択されている場合には、送受信部
65に接続するアンテナをアンテナ62に変更してチャ
ンネルChvを受信する。
【0012】さらに、アンテナ51とアンテナ52で受
信した受信信号の振幅を比較するか、或いは、アンテナ
61とアンテナ62で受信した受信信号の振幅を比較し
て、受信信号の振幅の大きい方の一つのアンテナを受信
時にアクティブにするアンテナとして選択する。送信時
にはアンテナ51又はアンテナ61が用いられる。アク
ティブにする通信システムとアンテナを前記したように
設定することにより、デュアルバンド通信装置50では
IEEE802.11a通信システム又は、IEEE8
02.11b通信システムのいずれかで、送信及びダイ
バーシティ受信を行なうことができる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例のデュアルバンド通信装置50では、通信システム
ごとに2つずつのアンテナが必要であり、送受信可能な
通信システムの数を多くするとその数に比例してアンテ
ナの数が増加することとなる。このため、従来の複数バ
ンド通信装置では、アンテナの配置が困難になる場合が
あり、小型化がし難く、製造コストが高くなるという問
題もあった。
【0014】本発明は、前記した問題点を解消するため
なにされたものであって、使用するアンテナの数が少な
く、ダイバーシティ受信可能で且つ小型の複数バンド通
信装置及びその通信方法を提供することを主な目的とす
る。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の複数バンド通信
装置及び複数バンド通信装置の通信方法は前記目的を達
成するために、次のように構成されている。すなわち、
第1の発明の複数バンド通信装置は、互いに通信周波数
帯が異なるM(Mは2以上の整数)通りの通信システム
で送受信が可能なN個(NはM以上の整数)の複数バン
ドアンテナと、前記M通りの通信システムにおける各通
信システムでの送信データを変調し、受信データを復調
するM個の送受信部と、前記N個の複数バンドアンテナ
と前記M個の送受信部との間の接続を切り替えるスイッ
チ手段と、前記スイッチ手段の切り換え制御を行うスイ
ッチ制御手段と、各送受信部での受信可能チャンネルを
検出するためのスキャン動作を行なうスキャン手段と、
を備えて、前記スキャン動作を行うに際して前記N個の
複数バンドアンテナの内のM個の複数バンドアンテナの
夫々を、前記M個の送受信部の内の別々の一つに接続す
るようにした複数バンド通信装置である。
【0016】第2の発明の複数バンド通信装置は、第1
の発明の複数バンド通信装置において、前記スキャン動
作をM個の送受信部で並行して行なうスキャン手段と、
前記スキャン動作時に受信した受信信号又は該受信信号
から生成した信号の特性値と所定の閾値とを比較する信
号比較手段とをさらに備え、前記信号比較手段での比較
結果に応じて、アクティブにする一つの送受信部を選択
するようにした複数バンド通信装置である。
【0017】第3の発明の複数バンド通信装置は、第1
の発明の複数バンド通信装置において、前記スキャン動
作をM個の送受信部で並行して行なうスキャン手段と、
前記スキャン動作時に別々の送受信部が受信した受信信
号同士又は該受信信号から生成した信号同士を比較する
信号比較手段とをさらに備え、前記信号比較手段での比
較結果に応じて、アクティブにする一つの送受信部を選
択するようにした複数バンド通信装置である。
【0018】第4の発明の複数バンド通信装置は、第2
の発明又は第3の発明の複数バンド通信装置において、
前記スキャン動作を行なった後に、アクティブにされた
送受信部を前記スイッチ制御手段により前記N個の複数
バンドアンテナの一つに順次切り替えて接続し、該順次
に接続した別々の複数バンドアンテナで受信した受信信
号同士又は該受信信号から生成した信号同士を比較し、
アクティブにする複数バンドアンテナを選択して、ダイ
バーシティ受信を行うようにした複数バンド通信装置で
ある。
【0019】第5の発明の複数バンド通信装置の通信方
法は、互いに通信周波数帯が異なるM(Mは2以上の整
数)通りの通信システムで送受信が可能なN個(NはM
以上の整数)の複数バンドアンテナと、各通信システム
での送信データを変調し、受信データを復調するM個の
送受信部とを備える複数バンド通信装置の通信方法であ
って、前記N個の複数バンドアンテナのうちのM個の複
数バンドアンテナを夫々別々の送受信部に接続し、受信
周波数をスキャンして受信可能チャンネルを検出するス
キャン動作をM個の送受信部について行なうスキャンス
テップと、前記スキャンステップでの処理により検出さ
れた受信可能チャンネルの受信信号又は該受信信号から
生成された信号の特性値と所定の閾値とを比較する信号
比較ステップと、前記信号比較ステップでの比較結果に
応じて、アクティブにする一つの送受信部を選択する選
択ステップとを有するようにした複数バンド通信装置の
通信方法である。
【0020】第6の発明の複数バンド通信装置の通信方
法は、互いに通信周波数帯が異なるM(Mは2以上の整
数)通りの通信システムで送受信が可能なN個(NはM
以上の整数)の複数バンドアンテナと、各通信システム
での送信データを変調し、受信データを復調するM個の
送受信部とを備える複数バンド通信装置の通信方法であ
って、各送受信部を別々の複数バンドアンテナに接続し
て受信可能チャンネルを検出するスキャン動作をM個の
送受信部で並行して行なうスキャンステップと、該スキ
ャンステップにおいて別々の送受信部で受信した受信信
号又は該受信信号から生成した信号同士を比較する信号
比較ステップと、該信号比較ステップでの比較結果に応
じて、アクティブにする一つの送受信部を選択する選択
ステップとを有するようにした複数バンド通信装置の通
信方法である。
【0021】第7の発明の複数バンド通信装置の通信方
法は、第5の発明又は第6の発明の複数バンド通信装置
の通信方法において、前記スキャンステップでは、各送
受信部に接続する複数バンドアンテナを変更することな
く前記スキャン動作をM個の送受信部で併行して行い、
前記選択ステップでアクティブにする一つの送受信部を
選択するようにした複数バンド通信装置の通信方法であ
る。
【0022】第8の発明の複数バンド通信装置の通信方
法は、第5乃至第7の発明のいずれかの複数バンド通信
装置の通信方法において、前記選択ステップでの処理の
後に、アクティブにされた送受信部に前記N個の複数バ
ンドアンテナの中の一つを順次接続して受信するステッ
プと、該ステップにおいて別々の複数バンドアンテナで
受信した受信信号又は該受信信号から生成した信号同士
を比較するステップとをさらに有し、該ステップでの比
較結果に応じて、アクティブにする複数バンドアンテナ
を選択し、ダイバーシティ受信を行なうようにした複数
バンド通信装置の通信方法である。
【0023】第9の発明の複数バンド通信装置の通信方
法は、第5の発明の複数バンド通信装置の通信方法にお
いて、前記スキャンステップでの処理により複数の送受
信部で受信可能チャンネルが検出された場合に、前記信
号比較ステップでは、複数の受信信号のうち最も通信速
度が速い送受信部で受信された受信信号又は該受信信号
から生成された信号の特性値と所定の閾値とを優先的に
比較し、前記選択ステップでは受信可能チャンネルが検
出された送受信部の中で最も通信速度が速い送受信部
を、アクティブにする送受信部として選択するようにし
た複数バンド通信装置の通信方法である。
【0024】
【発明の実施の形態】本発明の複数バンド通信装置は、
互いに通信周波数帯が異なるM通り(Mは2以上の整
数)の通信システムで送受信が可能な複数バンドアンテ
ナをN個(Nは前記M以上の整数)備え、且つ、各通信
システムでの送信データを変調し受信データを復調する
送受信部を通信システムごとに一つ備えて、まずSCA
N動作を行なう。このSCANでは、各送受信部を別々
の複数バンドアンテナに接続した状態でSCAN動作を
全送受信部で並行して行ない、各送受信部で受信したビ
ーコン信号(Beacon Signal)又はビーコン信号から生成
した信号同士を比較して、まず、アクティブにする送受
信部を一つ選択する。
【0025】前記SCAN動作の後には、アクティブに
した一つの通信システムの送受信部を、順次別々のアン
テナに一つずつ接続してビーコン信号を受信し、この別
々のアンテナで受信した受信信号同士又は該受信信号か
ら生成した信号同士を比較して、最も受信状態の良いア
ンテナをダイバーシティ受信時にアクティブにする受信
アンテナとして選択し、この選択したアンテナを用いて
ダイバーシティ受信を行なうものである。
【0026】以下、本発明の実施例について図と共に説
明する。図1において、21はIEEE802.11a
通信システムの送受信部であり、22はIEEE80
2.11b通信システムの送受信部である。図1に示す
デュアルバンド通信装置10では、IEEE802.1
1a通信システム又は、IEEE802.11b通信シ
ステムのいずれかで、送信及びダイバーシティ受信を行
なう。11、12は夫々デュアルバンドアンテナであ
り、IEEE802.11a通信システムで使用する5
GHz帯とIEEE802.11b通信システムで使用
する2.4GHzの両方で使用可能な送受信用アンテナ
である。
【0027】13〜18はアンテナを切り替えるための
スイッチであり、これらのスイッチにより各アンテナ
は、802.11a通信システムの送受信部21又は8
02.11b通信システムの送受信部22のいずれか一
方に接続される。前記スイッチ13〜18の切り替え制
御はスイッチ制御手段29によって行ない、複数バンド
通信装置全体の制御はシステム制御手段24によって行
なう。システム制御手段24はマイクロプロセッサ(M
PU)とメモリの他に、スキャン手段25と信号比較手
段27とを備える。
【0028】複数バンド通信装置10が携帯型のパーソ
ナルコンピュータ(パソコン)などに搭載される場合に
は、システム制御手段24は必ずしも独立したハードウ
エアで構成する必要はなく、パーソナルコンピュータの
MPUを用いて構成することも出来る。信号比較手段2
7は802.11a通信システムの送受信部21で受信
した受信信号と802.11b通信システムの送受信部
22で受信した受信信号とを比較する。或いは、前記受
信信号から生成された信号を比較しても良い。また、信
号比較手段27では802.11a通信システムの送受
信部21で受信した受信信号又は802.11b通信シ
ステムの送受信部22で受信した受信信号の特性を所定
の閾値と比較する。スキャン手段25は802.11a
通信システムの送受信部21又は802.11b通信シ
ステムの送受信部22で受信可能なチャンネルを探索す
るために、送受信部21及び送受信部22の受信周波数
又は受信チャンネルを掃引する。
【0029】前記信号比較手段27での比較処理では、
例えば、受信したビーコン信号同士あるいはビーコン信
号から生成した信号同士を比較する。比較する対象は、
信号の振幅やS/Nなどである。SCAN動作を行なう
場合には、スイッチ制御手段29はスキャン手段25及
び信号比較手段27と連動してアンテナ切り替え用のス
イッチ13〜18を制御する。
【0030】図2はIEEE802.11a通信システ
ムの送受信部21の一例を示すブロック図である。IE
EE802.11b通信システムの送受信部22の構成
は、変調及び復調方式が送受信部21と異なるが、ブロ
ック図は送受信部21と同様の構成である。図2におい
て、送受信部21はRFフィルタ71、72と、RFブ
ロック70と、ベースバンドフィルタ77と、ベースバ
ンドブロック80とで構成される。送受信部21はベー
スバンドブロック80のMAC(Media Access Contro
l:メディアアクセス制御部)84を介してパーソナル
コンピュータのPCIバスに接続される。前記MAC8
4は、物理アドレスを用いたパケットの送受信や衝突の
検出、再送などを行なうインターフェースである。
【0031】以下、送受信部21における送受信の動作
について図2を用いて説明する。まず受信時の動作につ
いて説明する。受信時には、デュアルバンドアンテナ1
1又はデュアルバンドアンテナ12から入力された信号
は、RFフィルタ72により5GHz帯の信号のみを通
過させ、RFブロック70の受信部75に与えられる。
受信部75では受信信号が増幅され、周波数変換と復調
処理によってベースバンド信号に変換される。このベー
スバンド信号は、ベースバンドフィルタ77で不要な高
周波成分を減衰され、アナログ/ディジタル変換器(A
DC)82でディジタル信号に変換され、ベースバンド
処理部83でディジタル復号化され、MAC84を介し
てPCIバスへ送られる。
【0032】次に送信時の動作について説明する。送信
時には、送信データがベースバンド処理部83によりベ
ースバンド信号に変換される。ベースバンド処理部83
から出力されるベースバンド信号は、ディジタル/アナ
ログ変換器(DAC)81でアナログ信号に変換され、
ベースバンドフィルタ77で不要な高周波成分を減衰さ
れて送信部73に与えられる。送信部73では、入力さ
れたベースバンド信号が変調及び周波数変換され、RF
信号としてRFフィルタ71に与えられる。RFフィル
タ71では5GHz帯の信号のみを通過させ、このRF
信号がデュアルバンドアンテナ11を介して放射され
る。
【0033】図1に示すデュアルバンド通信装置10で
は、実際に通信を開始する前に、まず周波数スキャン又
はチャンネルスキャンを行ない、受信可能なチャンネル
を探索する。このSCANによる探索を行なう場合に
は、まずスイッチ13〜スイッチ18によりアンテナ1
1を802.11a送受信部21の受信アンテナ端子R
xに接続し、同時にアンテナ12を802.11b送受
信部22の受信アンテナ端子Rxに接続する。そして、
送受信部21では5GHz帯でスキャンし、これと並行
して送受信部22では2.4GHz帯でスキャンして、
受信可能な全てのチャンネルを検出する。
【0034】次に、デュアルバンドアンテナ11で受信
した受信信号とデュアルバンドアンテナ12で受信した
受信信号とを比較し、例えば受信信号の振幅が大きい等
の通信を行なうのに望ましい方の信号が受信される方の
通信システムを、アクティブにする通信システムとして
選択する。さらに、SCAN動作を行った後には、SC
AN時にアクティブにされた送受信装置、たとえば送受
信部21に接続するアンテナをアンテナ11からアンテ
ナ12へ変更して、受信チャンネルを変更せずに受信
し、アンテナ11での受信信号とアンテナ12での受信
信号とを比較して、より良好な受信ができる方のアンテ
ナを、アクティブにするアンテナとして選択し、このア
ンテナを用いてダイバーシティ受信を行なう。
【0035】図3は本発明通信方法に係る通信設定手順
の一例を示すフローチャートである。図3において、ス
テップS11ではパーソナルコンピュータのOSが起動
されたか否かを判別し、肯定であればステップS17へ
進み、否定であればステップS13へ進む。ステップS
13ではこの通信設定を前回行ってから所定の時間が経
過したか否かを判別し、肯定であればステップS17へ
進み、否定であればステップS15へ進む。ステップS
15では、現在のアクティブにされているチャンネルの
受信信号の振幅が所定の閾値より小さいか否かを判別
し、肯定であればステップS17へ進み、否定であれば
ステップS11へ進む。
【0036】ステップS17ではアンテナ11、アンテ
ナ12を夫々送受信部21、送受信部22の受信アンテ
ナ端子Rxに接続してステップS19へ進む。ステップ
S19では、送受信部21、送受信部22において夫々
の周波数バンドで、並行してSCANを行なってステッ
プS21へ進む。ステップS21ではいずれかの送受信
部で少なくとも一つのチャンネルを受信できたか否かを
判別し、肯定であればステップS23へ進み、否定であ
ればステップS33へ進む。ステップS23は信号比較
ステップであり、送受信部21で受信した受信信号と送
受信部22で受信した受信信号とを比較する比較処理を
行い、ステップS25へ進む。
【0037】ステップS23での信号比較処理では、信
号の特性を比較する。前記信号の特性とは、例えば信号
の振幅やS/Nであり、これら2以上の特性を比較して
も良い。また、送受信部21と送受信部22とで夫々受
信した2つの信号を比較する場合に、送受信部21で受
信した信号の中の最も特性の良い信号と、送受信部22
で受信した信号の中の最も特性の良い信号とを比較する
ようにしても良い。ステップS25は選択ステップであ
り、ステップS23での比較結果に応じて、アクティブ
にする送受信部を選択してステップS27へ進む。ステ
ップS25では、アクティブにするアンテナは前記選択
された送受信部に接続されているアンテナとなる。
【0038】ステップS27では、SCAN完了信号を
システム制御手段24のMPUへ送りステップS29へ
進む。ステップS29では、アクティブにした送受信部
(送受信部21又は送受信部22)に接続するアンテナ
を変更して受信チャンネルを変更せずに受信し、変更前
のアンテナで受信した受信信号と、変更後のアンテナで
受信した受信信号とを比較し、ダイバーシティ受信時に
アクティブにするアンテナを選択する。ここで、前記ア
クティブにするアンテナがアクティブにした送受信部に
接続されていない場合には、接続するアンテナをアクテ
ィブにするアンテナに切り替えてステップS31へ進
む。ステップS31では、通信設定完了信号をシステム
制御手段24のMPUへ送り、必要に応じてダイバーシ
ティ受信又は送信を開始してこのフローを終了する。
【0039】なお、M通りの通信システムとして通信可
能にするために、M個の送受信部とN個の複数バンドア
ンテナを備えた通信装置にあっては、図3に示すステッ
プS29に相当する処理において、前記スキャンステッ
プでアクティブにされた一つの送受信部に、前記N個の
複数バンドアンテナの中の一つを順次接続して受信チャ
ンネルを変更せずに受信し、この別々のアンテナで受信
した受信信号又は該受信信号から生成した信号同士を比
較し、この比較結果に応じて、ダイバーシティ受信時に
アクティブにする複数バンドアンテナを選択する。前記
した信号同士の比較では、信号の振幅、S/N、符号誤
り率などであり、これらの2以上について比較してアク
ティブにするアンテナを選択するようにしても良い。
【0040】図3において、ステップS21からステッ
プS33へ進んだ場合は、ステップS33でアクセス不
可信号をMPUへ送りステップS11へ進む。なお、前
記した実施例の説明では、前記ステップS23とステッ
プS25の処理では、2つの信号同士を比較し、該比較
結果に応じて送受信部とアンテナを選択する、とした
が、必ずしも2つの信号同士を比較しなくてもよい。以
下その例について説明する。
【0041】図4は図3に示すステップS23からステ
ップ25までの処理の別例を示すフローチャートであ
る。図4に示すフローチャートでは、2つの信号を直接
比較せずに、受信信号の特性を調べ、その特性に応じ
て、アクティブにする通信システムを選択するようにし
ている。前記特性とは、例えば受信信号の振幅又は受信
信号信号のS/N等であり、或いは受信信号から生成さ
れた信号の振幅又はS/N等である。具体的には、受信
信号の特性値と所定の閾値とを比較して、この比較結果
に応じて、アクティブにする通信システムを選択する。
また、受信信号の特性値と所定の閾値とを比較する場合
に、優先的に比較に用いる受信信号の通信システムを予
め定めておいて、優先的に比較した結果に応じて、アク
ティブにする通信システムを選択することも出来る。
【0042】図4において、ステップS21からステッ
プS51へ進むと、ステップS51では送受信部21で
いずれかのチャンネルを受信できたか否かを判別し、肯
定であればステップS53へ進み、否定であればステッ
プS59へ進む。ステップS53では、送受信部21で
受信した信号の中で受信信号の振幅が最大となるチャン
ネルの受信信号S1Xを検出してステップS55へ進
む。ステップS55では前記信号S1XのS/Nが所定
の閾値より大きいか否かを判別し、肯定であればステッ
プS57へ進み、否定であればステップS59へ進む。
ステップS57では、送受信部21とアンテナ11をア
クティブにする通信システムとして選択してステップS
27へ進む。
【0043】ステップS59では、送受信部22で受信
した信号の中で受信信号の振幅が最大となるチャンネル
の受信信号S2Xを検出してステップS61へ進む。ス
テップS61では前記信号S2XのS/Nが所定の閾値
より大きいか否かを判別し、肯定であればステップS6
3へ進み、否定であればステップS27へ進む。ステッ
プS63では、送受信部22とアンテナ12をアクティ
ブにする通信システムとして選択してステップS27へ
進む。
【0044】図4に示す例では、図3に示すステップS
23の信号比較ステップとステップS25の選択ステッ
プとにおいて、前記信号比較ステップでは複数の受信信
号のうち最も通信速度が速い送受信部で受信された受信
信号又は該受信信号から生成された信号の特性値と所定
の閾値とを優先的に最初に比較して、信号の特性が予め
定めた閾値より良好な場合には、ステップS25の選択
ステップの処理により、受信可能チャンネルが検出され
た送受信部の中で最も通信速度が速い送受信部を、アク
ティブにする送受信部として選択するようにしている。
図4に示すフローチャートによれば、前記スキャンステ
ップでの処理により複数の送受信部で受信可能チャンネ
ルが検出された場合に、より通信速度が速い方の通信シ
ステムで送受信ができるように、送受信部を選択するこ
とがより短い処理時間で出来るようになる。
【0045】なお、上記本発明の実施例では、互いに通
信周波数帯が異なるM通りの通信システムとして、IE
EE802.11a通信システムとIEEE802.1
1b通信システムとを例にして説明したが、本発明が適
用可能な通信装置はこれに限定されない。また、上記本
発明の実施例では、通信システムが2通りで、デュアル
バンドアンテナを2個用いる場合について説明したが、
これに限らず、本発明は、各通信システムでの変調及び
復調を行なう送受信部をM(Mは2以上の整数)個備
え、且つ前記M通りの通信システムの通信周波数帯域の
全てをカバーする複数バンドアンテナをN個(NはM以
上の整数)備える複数バンド通信装置にも適用すること
が出来る。また、通常は複数バンドアンテナの数Nを通
信システムの数Mと等しくするが、特定の角度で設置し
たような補助的な複数バンドアンテナをさらに備えて、
N>Mとなるようにしても、本発明の趣旨を逸脱するも
のでないことは言うまでもない。
【0046】以上、詳細に説明したように、本発明を適
用した実施の形態によれば、複数バンド通信装置におい
て、通信を開始する前に、まずどの通信システムで通信
が可能となるかをSCAN手段を用いて探索する。この
場合に、各通信システムの送受信部の受信アンテナ端子
Rxに一つずつの複数バンドアンテナを接続して行な
う。すなわち、スイッチ制御手段は、SCAN動作時に
は一つの送受信部が一つの複数バンドアンテナを占有す
るように接続するスイッチ制御を行う。そして各送受信
部で受信された受信信号、又はその特性に応じて、アク
ティブにする通信システムを選定する。
【0047】この後で、SCAN動作によりアクティブ
にする通信システムとして選択した一つの送受信部の受
信アンテナ端子Rxを、複数の複数バンドアンテナの夫
々と順次接続するスイッチ制御を行って、ダイバーシテ
ィ受信時にアクティブにするアンテナを選択するための
準備を行なう。すなわち、選択した通信システムの受信
部で用いる複数バンドアンテナを順次別々のアンテナに
切り替えて同一チャンネルを受信し、各アンテナで受信
した受信信号同士、又は受信信号から生成された信号同
士を比較して、前記選択した通信システムでダイバーシ
ティ受信を行う場合にアクティブにすべき複数バンドア
ンテナを、前記比較結果に応じて選択する。
【0048】これにより、通信可能にする通信システム
の数が増加した場合に、比較的少ない数の複数バンドア
ンテナによってダイバーシティ受信を行なうことが出来
る。また、アンテナの数が少なくて済むため、通信装置
を小型にすることが出来る。さらに、前記信号比較処理
で他に優先して比較する信号の通信システムを予め定め
ておくことにより、予め定めた通信システムの信号で且
つ所定の品質を有する受信信号をSCAN動作時に受信
できた場合には、アクティブにする通信システムを短時
間で決定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明複数バンド通信装置の実施例を示すブロ
ック図である。
【図2】IEEE802.11a通信システムの送受信
部21の一例を示すブロック図である。
【図3】本発明通信方法に係る通信設定手順の一例を示
すフローチャートである。
【図4】図3に示すステップS23からステップ25ま
での処理の別例を示すフローチャートである。
【図5】従来のダイバーシティ通信装置の一例を示す図
である。
【図6】従来のデュアルバンド通信装置の一例を示す図
である。
【符号の説明】
11、12 複数バンドアンテナ(デュアルバンド複
数バンドアンテナ) 13、14、15、16、17、18 スイッチ手段
(スイッチ) 21 802.11a通信システムの送受信部 22 802.11b通信システムの送受信部 24 システム制御手段 25 スキャン手段 27 信号比較手段 29 スイッチ制御手段 70 RFブロック 80 ベースバンドブロック 83 ベースバンド処理部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松永 幸三 神奈川県大和市下鶴間1623番地14 日本ア イ・ビー・エム株式会社 大和事業所内 (72)発明者 伊藤 雅晴 神奈川県大和市下鶴間1623番地14 日本ア イ・ビー・エム株式会社 大和事業所内 (72)発明者 藤井 一男 神奈川県大和市下鶴間1623番地14 日本ア イ・ビー・エム株式会社 大和事業所内 Fターム(参考) 5K059 CC03 DD02 DD07 DD16

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】互いに通信周波数帯が異なるM(Mは2以
    上の整数)通りの通信システムで送受信が可能なN個
    (NはM以上の整数)の複数バンドアンテナと、前記M
    通りの通信システムにおける各通信システムでの送信デ
    ータを変調し、受信データを復調するM個の送受信部
    と、前記N個の複数バンドアンテナと前記M個の送受信
    部との間の接続を切り替えるスイッチ手段と、前記スイ
    ッチ手段の切り換え制御を行うスイッチ制御手段と、各
    送受信部での受信可能チャンネルを検出するためのスキ
    ャン動作を行なうスキャン手段と、を備えて、 前記スキャン動作を行うに際して前記N個の複数バンド
    アンテナの内のM個の複数バンドアンテナの夫々を、前
    記M個の送受信部の内の別々の一つに接続することを特
    徴とする複数バンド通信装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の複数バンド通信装置におい
    て、前記スキャン動作をM個の送受信部で並行して行な
    うスキャン手段と、前記スキャン動作時に受信した受信
    信号又は該受信信号から生成した信号の特性値と所定の
    閾値とを比較する信号比較手段とをさらに備え、前記信
    号比較手段での比較結果に応じて、アクティブにする一
    つの送受信部を選択することを特徴とする複数バンド通
    信装置。
  3. 【請求項3】請求項1記載の複数バンド通信装置におい
    て、前記スキャン動作をM個の送受信部で並行して行な
    うスキャン手段と、前記スキャン動作時に別々の送受信
    部が受信した受信信号同士又は該受信信号から生成した
    信号同士を比較する信号比較手段とをさらに備え、前記
    信号比較手段での比較結果に応じて、アクティブにする
    一つの送受信部を選択することを特徴とする複数バンド
    通信装置。
  4. 【請求項4】請求項2又は請求項3記載の複数バンド通
    信装置において、前記スキャン動作を行なった後におい
    て、アクティブにされた送受信部を前記スイッチ制御手
    段により前記N個の複数バンドアンテナの一つに順次切
    り替えて接続し、該順次に接続した別々の複数バンドア
    ンテナで受信した受信信号同士又は該受信信号から生成
    した信号同士を比較し、アクティブにする複数バンドア
    ンテナを選択して、ダイバーシティ受信を行うことを特
    徴とする複数バンド通信装置。
  5. 【請求項5】互いに通信周波数帯が異なるM(Mは2以
    上の整数)通りの通信システムで送受信が可能なN個
    (NはM以上の整数)の複数バンドアンテナと、各通信
    システムでの送信データを変調し、受信データを復調す
    るM個の送受信部とを備える複数バンド通信装置の通信
    方法であって、 前記N個の複数バンドアンテナのうちのM個の複数バン
    ドアンテナを夫々別々の送受信部に接続し、受信周波数
    をスキャンして受信可能チャンネルを検出するスキャン
    動作をM個の送受信部について行なうスキャンステップ
    と、前記スキャンステップでの処理により検出された受
    信可能チャンネルの受信信号又は該受信信号から生成さ
    れた信号の特性値と所定の閾値とを比較する信号比較ス
    テップと、 前記信号比較ステップでの比較結果に応じて、アクティ
    ブにする一つの送受信部を選択する選択ステップとを有
    することを特徴とする複数バンド通信装置の通信方法。
  6. 【請求項6】互いに通信周波数帯が異なるM(Mは2以
    上の整数)通りの通信システムで送受信が可能なN個
    (NはM以上の整数)の複数バンドアンテナと、各通信
    システムでの送信データを変調し、受信データを復調す
    るM個の送受信部とを備える複数バンド通信装置の通信
    方法であって、 各送受信部を別々の複数バンドアンテナに接続して受信
    可能チャンネルを検出するスキャン動作をM個の送受信
    部で並行して行なうスキャンステップと、該スキャンス
    テップにおいて別々の送受信部で受信した受信信号又は
    該受信信号から生成した信号同士を比較する信号比較ス
    テップと、該信号比較ステップでの比較結果に応じて、
    アクティブにする一つの送受信部を選択する選択ステッ
    プとを有することを特徴とする複数バンド通信装置の通
    信方法。
  7. 【請求項7】請求項5又は請求項6記載の複数バンド通
    信装置の通信方法において、前記スキャンステップで
    は、各送受信部に接続する複数バンドアンテナを変更す
    ることなく前記スキャン動作をM個の送受信部で併行し
    て行い、前記選択ステップでアクティブにする一つの送
    受信部を選択することを特徴とする複数バンド通信装置
    の通信方法。
  8. 【請求項8】請求項5乃至請求項7のいずれかに記載の
    複数バンド通信装置の通信方法において、前記選択ステ
    ップでの処理の後に、アクティブにされた送受信部に前
    記N個の複数バンドアンテナの中の一つを順次接続して
    受信するステップと、該ステップにおいて別々の複数バ
    ンドアンテナで受信した受信信号又は該受信信号から生
    成した信号同士を比較するステップとをさらに有し、該
    ステップでの比較結果に応じて、アクティブにする複数
    バンドアンテナを選択し、ダイバーシティ受信を行なう
    ことを特徴とする複数バンド通信装置の通信方法。
  9. 【請求項9】請求項5記載の複数バンド通信装置の通信
    方法において、前記スキャンステップでの処理により複
    数の送受信部で受信可能チャンネルが検出された場合
    に、前記信号比較ステップでは、複数の受信信号のうち
    最も通信速度が速い送受信部で受信された受信信号又は
    該受信信号から生成された信号の特性値と所定の閾値と
    を優先的に比較し、前記選択ステップでは受信可能チャ
    ンネルが検出された送受信部の中で最も通信速度が速い
    送受信部を、アクティブにする送受信部として選択する
    ことを特徴とする複数バンド通信装置の通信方法。
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