JP2003168838A - 発光モジュール - Google Patents

発光モジュール

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JP2003168838A
JP2003168838A JP2002275943A JP2002275943A JP2003168838A JP 2003168838 A JP2003168838 A JP 2003168838A JP 2002275943 A JP2002275943 A JP 2002275943A JP 2002275943 A JP2002275943 A JP 2002275943A JP 2003168838 A JP2003168838 A JP 2003168838A
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light emitting
lens
mounting
semiconductor light
side wall
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JP2002275943A
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Hisao Go
久雄 郷
Toshio Takagi
敏男 高木
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Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
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    • H01L2224/47Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process
    • H01L2224/48Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process of an individual wire connector
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    • H01L2224/4809Loop shape
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  • Optical Couplings Of Light Guides (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 高さ方向への小型化を可能とする発光モジュ
ールを提供する。 【解決手段】 発光モジュール1は、第1及び第2の端
面を有する半導体発光素子と、光学窓を有する筐体と、
半導体発光素子の第1の端面からの光を光学窓に導くた
めのレンズ30と、を備え、筐体は、レンズ30の設置
面に対面すると共にレンズ30及び半導体発光素子を搭
載する実装部102を含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、発光モジュールに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】文献1(特開平5−323165号公報)
には、半導体発光素子からの光を光ファイバに導くため
のレンズを保持部材(Lキャリア)によって筐体内に固
定する発光モジュールが記載されている。具体的には、
レンズを金属筐筒に固定したものを利用し、その金属筐
筒付きレンズをLキャリアに対して調芯した後、筐体内
にYAGレーザ溶接で固定しているものがある。
【0003】
【特許文献1】特開平5−323165号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】Lキャリアを使用して
いる発光モジュールでは、レンズを固定している金属筐
筒の外径の制約やLキャリアをYAGレーザ溶接する部
分を確保するための制約といった種々の、発光モジュー
ルをより小型化することを阻害する要因がある。特に、
これらの小型化を阻害する要因は、発光モジュールの高
さ方向への小型化を阻害するものである。
【0005】そこで本発明は、半導体発光素子を搭載す
る実装面に微細な加工が不要であり、発光モジュールの
高さを小型化可能とする構造を有する発光モジュールを
提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の一側面は発光モ
ジュールに係わる。発光モジュールは、第1及び第2の
端面を有する半導体発光素子と、光学窓を有する筐体
と、設置面を有し、半導体発光素子の第1の端面からの
光を光学窓に導くためのレンズと、を備え、筐体は、レ
ンズの設置面に対面すると共にレンズ及び半導体発光素
子を搭載する実装面を含む。
【0007】本発明によれば、実装面に搭載されるため
の設置面をレンズが有しているので、レンズを実装面に
搭載できる。例えば、レンズを保持する金属筐筒やLキ
ャリアといった部材が不用になるので、発光モジュール
の高さ方向を低くしたりといった設計の自由度が増す。
【0008】また本発明の発光モジュールは、レンズ
が、設置面に沿って延びる対向面を有するようにしても
よい。レンズの高さ方向の長さは設置面と対向面とで挟
まれた長さとなるので、例えば、設置面と対向面とで挟
まれた部分に半導体発光素子の光が通るようにすればレ
ンズの高さをより低くできる。
【0009】また本発明の発光モジュールは、レンズの
設置面と、実装面とを固定するための接着部材を備える
ようにしてもよい。接着部材でレンズを実装面に固定す
るので、レンズを搭載するための部材を別途設ける必要
がなくなる。
【0010】本発明の別の側面は発光モジュールに係わ
る。発光モジュールは、筐体と、半導体発光素子と、第
1の搭載面と、第2の搭載面と、レンズとを備える。筐
体は、ベース及び光学窓を有する。ベースは、所定の面
に沿って伸びており、第1の熱伝導率を示す材料から構
成された。半導体発光素子は、筐体内に設けられてい
る。第1の搭載面は、第1の熱伝導率以上の熱伝導率を
示す材料から構成される。第2の搭載面は、第1の熱伝
導率以上の熱伝導率を示す材料から構成され半導体発光
素子を搭載する。レンズは、筐体内に設けられている。
レンズは、また、第1の搭載面上に搭載される設置面を
有しており、半導体発光素子からの光を光学窓に導くた
めに利用される。
【0011】本発明の発光モジュールでは、ベースの材
料は、第1の搭載面を構成する材料と異なっており、ま
た第2の搭載面を構成する材料と異なっている。第1の
搭載面を構成する材料の熱伝導率は第1の熱伝導率を越
えており、また、第2の搭載面を構成する材料の熱伝導
率は前記第1の熱伝導率を越えることが好ましい。
【0012】本発明によれば、レンズは、第1の搭載面
に搭載されるための設置面を有しているので、レンズを
第1の搭載面に搭載できると共に、第1の搭載面上にお
いてレンズを位置合わせできる。半導体発光素子は、第
2の搭載面上に搭載されるので、放熱が良好に行われ
る。第1及び第2の搭載面が、共に第1の熱伝導率以上
の熱伝導率を示す材料から構成されるので、半導体発光
素子からの光を光学窓に導くためのレンズの位置決めと
半導体発光素子の良好な放熱とを共に実現できる。
【0013】本発明の発光モジュールは、光学窓を介し
て半導体発光素子からの光を受ける光ファイバを更に備
えることができる。レンズの位置と半導体発光素子との
位置の距離は、半導体発光素子からの光のコリメートを
可能にする位置と半導体発光素子との位置の距離より大
きくなっている。
【0014】この発光モジュールによれば、光ファイバ
と半導体発光素子との間に設けられた単一のレンズを用
いて、半導体発光素子を光ファイバに光学的に結合でき
る。
【0015】本発明の発光モジュールでは、筐体は、ベ
ース上に設けられた側壁部材を有している。側壁部材
は、ベース上に設けられた複数の絶縁層と複数の導電層
とを備える。各導電層は、絶縁層の間に設けられてい
る。半導体発光素子は、配線層に電気的に接続されてい
る。側壁部材が複数の絶縁層と複数の配線層とを備える
ので、発光モジュール内の半導体発光素子といった電子
素子を配線層を介して互いに接続できる。故に、発光モ
ジュール内の半導体発光素子といった電子素子を互いに
接続するために別個の配線基板が不要になる。
【0016】本発明の発光モジュールは、第1の搭載面
と第2の搭載面とを有する搭載部材を更に備えることが
できる。光学窓、レンズ、半導体発光素子は、所定の軸
方向に配置されている。側壁部材は、所定の軸方向に伸
びる第1及び第2の側壁と所定の軸に交差する方向に伸
びる第3の側壁とを有している。第1〜第3の側壁は、
所定の面に直交する軸に交差する面に沿って伸びており
各側壁の内側に位置する絶縁性の配線面を有する。搭載
部材は、第1の側壁部材と第2の側壁との間に位置して
いる。側壁部材は、導電層を備える配線面を有してい
る。配線面は、導電層に電気的に接続された電子部品を
搭載する。
【0017】この発光モジュールによれば、導電層を備
える配線面を有する側壁部材が搭載部材の三辺に位置し
ているので、発光モジュール内の半導体発光素子といっ
た電子素子を導電層を介して互いに接続できる。
【0018】本発明の発光モジュールでは、筐体は、側
壁部材及びベース上に設けられた金属製部材と、金属製
部材上に設けられた金属製蓋とを含むことができる。筐
体が絶縁物を含む側壁部材を備えるけれども、金属製蓋
及び金属製部材を利用して金属製蓋及び金属製部材間を
気密に封止できる。また、本発明の発光モジュールで
は、光学窓は気密に封止されている。
【0019】本発明の発光モジュールは、光学窓を介し
て半導体発光素子からの光を受ける光ファイバを更に備
えることができる。光ファイバは、側壁部材上に位置決
めされ光ファイバを保持する保持部材を有する。
【0020】本発明の発光モジュールは、光学窓を介し
て半導体発光素子からの光を受ける光ファイバを更に備
えることができる。光ファイバは、金属製部材上に位置
決めされた光ファイバを保持するための金属製の保持部
材を有する。筐体が絶縁物を含む側壁部材を備えるけれ
ども、光ファイバの位置決めは、金属製の保持部材及び
金属製部材を利用して実現される。
【0021】本発明の発光モジュールは、側壁部材の配
線面上に設けられ半導体発光素子に光学的に結合された
モニタ用受光素子を更に備えることができる。側壁部材
が複数の絶縁層と複数の配線層とを備えるので、モニタ
用受光素子といった電子素子を配線層を介して互いに接
続できる。
【0022】本発明の発光モジュールは、第1の搭載面
と第2の搭載面とを有する搭載部材を更に備えることが
できる。搭載部材は、ベース上に位置している。半導体
発光素子からの熱は、搭載部材及びベースを介して放散
される。
【0023】本発明の発光モジュールは、搭載部材上に
搭載され半導体発光素子に電気的に接続された駆動素子
を更に備えることができる。駆動素子及び半導体発光素
子が搭載部材上に搭載されているので、駆動素子及び半
導体発光素子を互いに近くに配置できる。駆動素子から
の熱は、搭載部材及びベースを介して発散される。
【0024】本発明の発光モジュールでは、搭載部材
は、第1の面と、第2の面と、第1の面と第2の面との
間に位置する段とを有している。半導体発光素子は、第
1の面上に搭載されている。駆動素子は、第2の面上に
搭載されている。搭載部材の第1の面とベースとの距離
は、搭載部材の第2の面とベースとの距離より小さい。
半導体発光素子は、第1の面上に搭載されている。第1
の面の高さと第2の面の高さとの違いを利用して、駆動
素子の高さ及び半導体発光素子の高さを調整できる。駆
動素子と半導体発光素子とを接続するための配線の長さ
を短縮できる。
【0025】本発明の発光モジュールでは、搭載部材の
第1の搭載面とベースとの距離は、側壁部材の配線面と
ベースとの距離より小さい。搭載部材は、第1の面と、
第2の面と、第1の面と第2の面との間に位置する段と
を有している。レンズは第1の面上に搭載されている。
駆動素子は第2の面上に搭載されている。搭載部材の第
1の面とベースとの距離は、搭載部材の第2の面とベー
スとの距離より小さい。半導体発光素子は、第1の面上
に搭載されている。搭載部材の第1の搭載面とベースと
の距離が側壁部材の配線面とベースとの距離より小さい
ので、レンズと光ファイバとの高さ合わせが容易にな
る。
【0026】本発明の発光モジュールでは、レンズは非
球面レンズであることができる。非球面レンズによれ
ば、半導体発光素子からの光を効率的に集光できる。
【0027】本発明の発光モジュールでは、レンズは、
設置面に沿って延びる対向面を有している。設置面は、
第1の搭載面に交差する軸に交差する面に沿って伸びて
いる。対向面は、第1の搭載面に交差する軸に交差する
別の面に沿って伸びている。レンズの高さを小さくでき
るので、発光モジュールの高さを短縮できる。
【0028】本発明の発光モジュールは、レンズの設置
面と第1の搭載面とを固定するためのUV硬化剤を含む
接着部材を更に備えることができる。レンズの位置合わ
せとレンズの固定が容易にできる。レンズの固定に溶接
を用いないので、溶接に起因する金属の歪みを生じるこ
とがない。
【0029】本発明の発光モジュールでは、ベースは、
所定の面に沿って伸びている。光学窓は、所定の面に所
定の角度で交差する別の面に沿って伸びる光入射面を有
している。所定の角度は、0度より大きく90度より小
さい。光入射面はベースに向けて傾斜している。光入射
面による反射光は、筐体の内壁により多重反射されるこ
とが無い。
【0030】本発明の発光モジュールでは、光ファイバ
は光学窓に直接に光学的に結合されていることができ
る。また、本発明の発光モジュールでは、光学窓と光フ
ァイバとの間に設けられた光アイソレータを更に備える
ことができる。光アイソレータは、光学窓に直接に光学
的に結合されている。
【0031】本発明の更なる別の側面は発光モジュール
を製造する方法に係わる。この方法は、(a)筐体内の第
1の搭載エリア上に搭載された半導体発光素子を備える
光モジュール部品と、筐体内の第1の搭載エリア上に搭
載可能なように設けられた設置面を有するレンズと、半
導体発光素子からの光をモニタする光モニタ装置とを準
備する工程を備えることができる。この方法は(b)半導
体発光素子がレンズを介して光モニタ装置に光学的に結
合されるように、筐体外に光モニタ装置を置くと共に第
2の搭載エリア上にレンズを置く工程を備えることがで
きる。この方法は(c)第2の搭載エリア上においてレン
ズを移動して、光モニタ装置からのモニタ信号に基づい
てレンズの第1の位置を決定する工程を備えることがで
きる。この方法は(d)レンズを第2の位置に移動する工
程とを備えることができる。この方法によれば、単一の
レンズを用いて、半導体発光素子からの光の集光を行う
ことができる。
【0032】第1の位置におけるレンズと半導体発光素
子との距離は、第2の位置におけるレンズと半導体発光
素子との距離より小さい。レンズは、第1の位置におい
て、半導体発光素子からの光から実質的にコリメートさ
れた光を生成する。
【0033】本発明の方法では、レンズは、設置面に反
対の対向面を有することができる。筐体内の第2の搭載
面上にレンズを置く工程では、レンズの対向面を保持す
る組立ツールを用いて第2の搭載エリア上にレンズを置
いている。レンズの対向面は、レンズの移動を行うため
に便利である。
【0034】本発明の方法では、レンズは、設置面に反
対の対向面を有している。レンズの第1の位置を決定す
る工程では、レンズの対向面を保持する組立ツールを用
いてレンズを第2の搭載面において移動する。レンズの
対向面は、レンズの位置決めのための移動を行うために
便利である。
【0035】本発明の方法では、レンズを第2の位置に
移動する工程では、第2の位置は、第1の位置に対して
所定の値だけシフトされる。レンズを所定値だけシフト
することにより、レンズは、半導体発光素子からの光は
所定の場所に集光する。この場所は、光ファイバの位置
合わせの際に光ファイバが移動できる領域内に位置す
る。
【0036】本発明の方法では、レンズを第2の位置に
移動する工程では、第2の位置は、光モニタ装置におけ
る光ビームを表す像の面積が所定値より小さくなるよう
に決定される。この移動の結果、レンズが半導体発光素
子からの光の集光できる位置に、レンズが位置する。こ
の位置は、光ファイバの位置合わせの際に光ファイバが
移動する領域内に位置する。
【0037】本発明の上記の目的及び他の目的、特徴、
並びに利点は、添付図面を参照して進められる本発明の
好適な実施の形態の以下の詳細な記述からより容易に明
らかになる。
【0038】
【発明の実施の形態】本発明の知見は、例示として示さ
れた添付図面を参照して以下の詳細な記述を考慮するこ
とによって容易に理解できる。引き続いて、添付図面を
参照しながら、本発明の半導体光素子に係わる実施の形
態を説明する。可能な場合には、同一の部分には同一の
符号を付する。
【0039】(第1の実施の形態)本発明の実施形態であ
る発光モジュール1について図1(a)及び図1(b)を用
いて説明する。図1(a)は、本発明の実施形態に係る発
光モジュール1を構成するための筐体10を示した図で
ある。図1(b)は、図1(a)のI−I断面を示した図で
ある。筐体10は、その外壁及び底面の主要な部分を構
成するコバール製の金属製フレーム101と、金属製フ
レーム101の底面に設けられた開口部に配置される実
装部102と、金属製フレーム101の外壁に設けられ
た開口部を封止する封止部103と、を備える。金属製
フレーム101には更に、配線パターンを有するアルミ
ナ製の積層セラミック部101bと、複数のリードピン
101aとを備える。
【0040】ハーメチックガラス103bは、ホルダ1
03aにAuGeまたはAuSn等でロー付けし、気密
を確保する。ホルダ103cは、保持部材(図4の部材
106)をレーザ溶接で取り付ける際の当接面を、十分
な面積で確保することを目的に取り付けられている。封
止部103は、光学窓としてのハーメチックガラス10
3bを、ホルダ103a及びホルダ103cで挟み込ん
で保持して構成されている。封止部103は、金属フレ
ーム101の外壁に設けられた円筒形の開口部を封止す
るように、AuGeを用いてロウ付けされている。
【0041】実装部102の筐体10内部に向かって形
成されている実装面102a上には、半導体発光素子
(半導体発光素子部)21がチップキャリア20を介して
実装されている。半導体発光素子21は、第1の端面及
び第2の端面を有しており、それぞれの端面からレーザ
光が放射され、第1の端面は封止部103のハーメチッ
クガラス103bに向かうように、第2の端面は第1の
端面とは反対側になるようにそれぞれ配置されている。
このような半導体発光素子21としては、例えば分布帰
還型(DFB)半導体レーザを用いることができる。半
導体発光素子は、DFBレーザに限られるものではな
く、ファブリペロー型半導体レーザにも同様に適用でき
る。チップキャリア20は、AlNを用いて形成されて
いる。
【0042】実装部102には更に、半導体発光素子2
1を駆動するための電子半導体チップ22が搭載されて
いる。電子半導体チップ22は、半導体発光素子21を
挟んで封止部103とは反対側に配置されており、この
配置によって、半導体発光素子21及び積層セラミック
部101b上に配置されている配線部材との電気的な接
続距離が短縮されると共に、発光素子と電子半導体チッ
プとの間に距離を短縮でき、また電子半導体チップのデ
ータ入力部と積層セラミック部101bの配線との距離
を短縮できる。また、電子半導体チップ22は、半導体
発光素子21を駆動する駆動回路を内蔵している。駆動
回路からの駆動信号に応じて、半導体発光素子21での
発光素子の発光が制御される。
【0043】積層セラミック部101b上には、フォト
ダイオードチップ24がチップキャリア23を介して搭
載されている。フォトダイオードチップ24は、電子半
導体チップ22を挟んで、半導体発光素子21から放射
されるレーザ光を受光できるように配置されている。ま
た、フォトダイオードチップ24は、半導体発光素子2
1の第2の端面から放射されるレーザ光の波長を含む波
長域に対して受光感度を有している。電子半導体チップ
22を用いて、フォトダイオードチップ24が受光する
レーザ光に基づいて、半導体発光素子21の駆動電流を
制御してもよい。
【0044】図2(a)は、筐体10に搭載されて発光モ
ジュール1を構成するレンズ30を示した図であり、図
2(b)は、図2(a)のII−II断面を示した図である。レ
ンズ30は、実質的に光が通過する部分を残して残余の
部分を切削し、設置面30b及び対向面30aを備え
る。設置面30bは、筐体10の実装面102aに当接
する面である。対向面30aは、設置面30bに沿うよ
うに形成されている面であり、本実施形態の場合は設置
面30bと平行になるように構成している。
【0045】レンズ30では、対向面30aは、設置面
30bに直交する軸に交差する面に沿って伸びている。
図2(b)を参照すると、レンズ30の光軸を含む平面と
レンズ30の外面との交差線が示されている。この交差
線は、対向面30aから設置面30bまで伸びている。
交差線の曲率半径は、対向面30aから離れるにつれて
増加及び減少の一方の変化を示しており、曲率半径の極
値(極大値或いは極小値)を取った後に、設置面30bに
近づくにつれて増加及び減少の他方の変化を示す。この
ようなレンズは、非球面レンズと呼ばれている。好適な
実施例では、対向面30aは設置面30bに平行であ
る。
【0046】レンズ30を筐体10の実装面102aに
実装する場合には、対向面30aを真空吸着するなどし
て半導体発光素子21と封止部103との間の実装面1
02aに配置する。この場合、マーカーといった位置決
め手段に基づいて、そのマーカーを画像認識してレンズ
の位置を決めて配置するようにしてもよいが、いわゆる
アクティブアライメントによって位置を決めるほうがよ
り精度を上げることができる。そこで本実施形態では、
実装面102a上にレンズ30を仮配置した後、封止部
103の外側に所定の距離だけ離してカメラを配置し、
半導体発光素子21を発光させてレンズ30による集光
スポットがその所定の距離に合致するように調心する。
この所定の距離とは、発光モジュール1に光ファイバを
取り付ける際の光ファイバ端面位置に相当する。
【0047】レンズ30は、実装面102a上に紫外線
硬化型樹脂を接着部材として用いて固定される。接着部
材としてはこのような接着剤に限られず、例えば、レン
ズ30の設置面30bに金属膜をコーティングし、半田
を接着部材として実装面102aに固定してもよい。
【0048】引き続いて、図1(a)及び図1(b)に示し
た筐体10と、図2(a)及び図2(b)に示したレンズ3
0とを用いて構成した発光モジュール1について図3を
用いて説明する。図3は、発光モジュール1の断面を示
した図である。
【0049】筐体10の実装面102a上にレンズ30
を、上述の方法で固定している。電子半導体チップ22
及び半導体発光素子21と、電子半導体チップ22及び
積層セラミック部101b上に配置されている配線部材
とのそれぞれは、所定の電極同士がボンディングワイヤ
によって結線されている。その後、筐体10の上部開口
部を塞ぐようにコバール製のリッド25(蓋)を取り付け
て気密封止を行って、発光モジュール1が形成される。
【0050】このように形成された発光モジュール1
は、レンズ30を実装面102aに直接取り付けている
ので、金属筐筒やLキャリアといった部材を用いること
がない。また、レンズ30には設置面30bに対向して
対向面30aが形成されており、レンズ30を実装面1
02a上に実装した場合には、レンズ30の対向面30
aは、チップキャリア23よりも低い位置にある。した
がって、発光モジュール1の高さ方向の寸法Lは、発光
モジュール1を構成する他の部材や、レンズ30を調心
する際に用いるカメラなどによってその限界値が定まる
こととなる。
【0051】このように形成された発光モジュール1に
は光ファイバ70を取り付けることができる。光ファイ
バ70は、フェルール60に挿入固定されており、フェ
ルール60はブッシュ50に圧入固定されている。ブッ
シュ50は、発光モジュール1の封止部103に取り付
けられるスリーブ40と摺動可能に配置されている。こ
のような構成によって、光ファイバ70の端面が所定の
位置にくるように調心できる。また、発光モジュール1
は、レセプタクル型の発光モジュールであっても、ピッ
グテール型の発光モジュールであってもよい。
【0052】本実施形態では、1レンズ系の発光モジュ
ールを例にとって説明したが、発光モジュールの筐体の
外部にもレンズを設ける2レンズ系の発光モジュールに
おいても本発明は適用することが可能である。また、半
導体発光素子21の発光素子が複数ある場合にも本発明
は適用できる。
【0053】本実施形態の作用及び効果について説明す
る。レンズ30は、筐体10の実装面102aに搭載さ
れるための設置面30bを有しているので、レンズ30
を実装面102aに搭載できる。レンズ30を保持する
金属筐筒やLキャリアといった部材が不用になるので、
金属筐筒やLキャリアを用いている場合に比較して発光
モジュール1の高さ方向の寸法Lを低くできる。より具
体的には、金属筐筒の外形は4mm程度が限界であり、
Lキャリアの高さは更にYAGレーザ溶接スペース等の
関係から6mm程度が限界である。従って、本実施の形
態を採用すれば、このLキャリアの高さ限界に起因する
制約がなくなる。
【0054】また、レンズ30には設置面30bに沿っ
て対向面30aが形成されているので、対向面30aを
形成しない場合に比較して、レンズ30の高さをより低
くできる。
【0055】レンズ30の設置面30bと、実装面10
2aとを接着部材を用いて固定しているので、レンズ3
0を搭載するための部材を別途設ける必要がなくなる。
更に、実装面102aにレンズ30を取り付けるための
微細な加工も不要となる。
【0056】本実施の形態の発光モジュールによれば、
実装面に搭載されるための設置面をレンズが有している
ので、レンズを実装面に搭載できる。例えば、レンズを
保持する金属筐筒やLキャリアといった部材が不用にな
るので、発光モジュールの高さ方向を低くしたりといっ
た設計の自由度が増す。従って、半導体発光素子を搭載
する実装面に微細な加工が不要であり、発光モジュール
の高さを小型化可能とする構造を有する発光モジュール
を提供することができる。 (第2の実施の形態)図4は、別の実施の形態の光モジュ
ールの構成部品を示す図面である。図5(a)は、本実施
の形態の光モジュールを示す図面である。図5(b)は、
図5(a)に示された破線のサークル内に示された光モジ
ュールを示す図面である。
【0057】図4、図5(a)及び図5(b)を参照する
と、光モジュール80は、筐体(ハウジング)82と、半
導体発光素子84と、第1の搭載面86と、第2の搭載
面88と、レンズ90とを備える。筐体82は、第1の
熱伝導率を示す材料から構成されたベース83及び光学
窓92を有する。第1の搭載面86は、レンズ90を搭
載する。第2の搭載面88は、半導体発光素子84を搭
載する。レンズ90は、第1の搭載面86上に搭載され
る設置面90aを有しており、半導体発光素子84から
の光を光学窓92に導くために利用される。
【0058】光モジュール80では、第1の搭載面86
は、ベース83の第1の熱伝導率以上の熱伝導率を示す
材料から構成される。第2の搭載面88は、第1の熱伝
導率以上の熱伝導率を示す材料から構成されている。第
1の搭載面86及び第2の搭載面88は、実装面を構成
することができる。筐体82のベース83は、例えば、
コバール、銅タングステン、といった金属材料から成る
ことが好ましい。また、筐体82のベース83は、アル
ミナセラミックといったセラミックス材料から成ること
ができる。第1の搭載面86及び第2の搭載面88は、
銅タングステン、窒化アルミニウム、シリコンカーバイ
ト(SiC)といった高熱伝導率を示す導電体材料又は絶
縁体材料から成ることが好ましい。また、光モジュール
80内に含まれる電子素子からの発熱を放出する観点か
ら、光モジュール80では、第1の搭載面86を構成す
る材料の熱伝導率は第1の熱伝導率を越えており、ま
た、第2の搭載面88を構成する材料の熱伝導率は第1
の熱伝導率を越えることが好ましい。発明者らの実験に
よれば、搭載面86及び88を提供する部材が十分な体
積と高熱伝導率を有していれば、筐体82のベース83
にアルミナセラミック材を実用的に使用できることを発
見している。筐体82のベース83にアルミナセラミッ
クを用いると、積層セラミック部や後述の側壁部材と同
一のプロセスで一体に形成することができる。あるい
は、筐体82のベース83と積層セラミック部等を別個
にアルミナセラミックで形成した後に、ベース83と積
層セラミック部等とをロー材を介して貼り付けることも
できる。
【0059】光モジュール80によれば、レンズ90
は、第1の搭載面86に搭載されるための設置面90a
を有しているので、レンズ90を第1の搭載面86に搭
載できると共に、第1の搭載面86上においてレンズ9
0を位置合わせできる。半導体発光素子84は、第2の
搭載面88上に搭載されるので、放熱が良好に行われ
る。第1及び第2の搭載面86、88が、共に第1の熱
伝導率以上の熱伝導率を示す材料から構成されるので、
半導体発光素子からの光を光学窓に導くためのレンズの
位置決めと半導体発光素子の良好な放熱とを共に実現で
きる。また、第1及び第2の搭載面が共に熱伝導性の良
い材料から構成されているので、半導体発光素子からの
熱がレンズに伝わり難い。
【0060】光モジュール80は、搭載部材94を更に
備えることができる。搭載部材94は、例えば実装部と
して機能している。搭載部材94は、ベース83上に位
置している。半導体発光素子84からの熱は、搭載部材
94及びベース83を介して発散される。搭載部材94
は、所定の軸の方向に配置された第1〜第3の領域94
a〜94cを備える。第1の領域94aは、第1の搭載
面86を有しており、レンズ90を搭載する。第2の領
域94bは、第2の搭載面88を有しており、半導体発
光素子84を搭載する。ヒートシンクといった搭載部品
86が、半導体発光素子84と搭載部材94との間に設
けられている。搭載部品86は、半導体発光素子84か
らの熱の放散及び半導体発光素子84の高さ方向に関す
る位置合わせに利用される。第2の領域94bは、ま
た、電子素子98を搭載することができる。電子素子9
8としては、ダイキャップといったキャパシタ及びワイ
ヤリングポストといった配線部品が例示される。電子素
子98は、半導体発光素子84の隣りに配置され、半導
体発光素子84の高速動作のために利用される。
【0061】光モジュール80は、搭載部材94上に搭
載され半導体発光素子84に電気的に接続された駆動素
子100を更に備えることができる。第3の領域94c
は、駆動素子100を搭載する。駆動素子100及び半
導体発光素子84が搭載部材94上に搭載されているの
で、駆動素子100及び半導体発光素子84を互いに近
くに配置できる。駆動素子100からの熱は、搭載部材
94及びベース83を介して発散される。搭載部材94
は、第3の搭載面99と、第2の搭載面88と第3の搭
載面99との間に位置する段94dと、設置面94eと
を有している。搭載部材94は、設置面94eをベース
83に向けて、筐体82内に配置される。搭載部材94
の第2の搭載面88と設置面94eとの距離(高さ)は、
第3の搭載面99と設置面94aとの距離(高さ)より小
さい。第2の搭載面88と、第2の搭載面88と段差
(ステップ)94dによって分離される第3の搭載面99
と高さの違いを利用して、駆動素子100の高さ及び半
導体発光素子84の高さを位置合わせでき、駆動素子1
00と半導体発光素子84とを接続するための配線の長
さを短縮できる。
【0062】光モジュール80は、光学窓92を介して
半導体発光素子84からの光を受ける光ファイバ104
を更に備えることができる。光ファイバ104は、フェ
ルール108により保持されている。光モジュール80
は、フェルール108を保持するための保持部材106
を有する。保持部材106は、例えば金属製の部材であ
り、筐体82上において位置決めされた後に筐体82に
固定される。フェルール108は、光ファイバ104を
保持しており、保持部材106は、フェルール108及
び必要な場合には光アイソレータ110を保持してい
る。光ファイバ104は一端104a及び他端104b
を有しており、一端104aは、光学窓92を介してレ
ンズ90からの光を受ける。光ファイバ104は、一端
104aに受けた光を他端104bまで伝送するために
利用される。
【0063】この光モジュール80によれば、光学窓9
2を気密に封止することができる。また、光ファイバ1
04と半導体発光素子84との間に設けられた単一のレ
ンズ90を用いて、半導体発光素子84を光ファイバ1
04に光学的に結合できる。レンズ90は、半導体発光
素子84の光出射面からの光を光ファイバ104の一端
104aに集光するように作用する。一レンズ系構成を
用いると、いくつかの利点がある。まず、光モジュール
の構成部品の数を少なくできるので、光モジュールを小
型化できる。また、部品点数が少なくなるので、部品コ
ストが低減される。さらに、部品点数が少なくなるの
で、組立時間が短縮される。例えば、2レンズ系構成で
は、光ファイバの近くに配置されるレンズの調芯に時間
を要しているので、時間短縮の効果は大きい。
【0064】光モジュール80は、半導体発光素子84
に光学的に結合されたモニタ受光素子114を更に備え
ることができる。モニタ受光素子114は、筐体82内
のキャビティを所定の軸の方向に配置された第1〜第4
の領域に分けたとき、第4の領域に配置される。第1の
領域には、レンズ90が配置されており、第2の領域に
は半導体発光素子84が配置されており、第3の領域に
は駆動素子100が配置されている。モニタ受光素子1
14は、半導体発光素子84の第2の端面からの光を受
ける。この光は、駆動素子100を越えてモニタ受光素
子114に到達する。レンズ90は、半導体発光素子8
4の第1の端面からの光を受ける。この配置形態によれ
ば、駆動素子100を半導体発光素子84の隣りに配置
できると共に、半導体発光素子84の背面光をモニタで
きる。モニタ受光素子114は搭載部品116上に配置
されており、モニタ受光素子114の受光面114a
は、半導体発光素子84の背面に向いている。モニタ受
光素子114の受光面114aは、半導体発光素子84
の背面からの光が半導体発光素子84に戻らないように
向き付けされている。
【0065】図5(b)は、光モジュール80の内部を詳
細に示す。半導体発光素子84は、一対の端面84a及
び84bを備える。端面84aは、レンズ90と面して
おり、レンズ90に光学的に結合されている。端面84
bは、受光素子114と面しており、受光素子114に
光学的に結合されている。
【0066】図6は、本実施の形態の光モジュールの筐
体の構成部品を示す図面である。図7は、本実施の形態
の光モジュールの裏面を示す図面である。図6及び図7
を参照しながら、筐体の構造を説明する。筐体82は、
ベース83と、フレーム113と、蓋120とを備え
る。フレーム113は、第1の側壁部材116と、第2
の側壁部材118とを含む。第1の側壁部材116及び
第2の側壁部材118は、ベース82a上に配置され
る。この配置により、レンズ90といった光学部品、並
びに半導体発光素子及び駆動素子といった電子素子を収
容するためにキャビティが形成される。蓋120が、第
2の側壁部材118を覆うことにより、キャビティを封
止することが可能になる。ベース83は、平坦な面を有
する基板上に当該光モジュール80を搭載できるように
設けられた外底面83aと、搭載部材94及び第1の側
壁部材116を搭載できるように設けられた内底面83
bとを有する。好適な実施例は、ベース83の材料は導
電性材料である。
【0067】第1の側壁部材116は、裏面116aに
対向する配線面116bを有する。図8を参照しながら
第1の側壁部材116を後述するので、ここでは、第1
の側壁部材116を概説する。第1の側壁部材116
は、筐体82に側壁116c、116d、116eを提
供する。側壁116c、116d、116eの各々は、
第1の側壁部材116の3つのエッジ116f、116
g、116hから伸びる外側面116i、116j、1
16kを有する。また、第1の側壁部材116は、開口
116mを有する。開口116mは、第1の側壁部材1
16のエッジ116nから軸122の方向に伸びるよう
に設けられている。開口116mは、本実施の形態で
は、軸122の方向に伸びる側面116p及び116q
と軸122の交差する方向に伸びる側面116rとによ
って規定されている。第1の側壁部材116がベース8
3上に配置されたとき、第1の側壁部材116の開口1
16mの位置にベース83の内底面83bが露出する。
第1の側壁部材116の開口116mには、搭載部材9
4が配置される。
【0068】第1の側壁部材116は、軸122に交差
する面に沿って伸びる前端面116sを備える。第2の
側壁部材118は、側壁116c、116d、116e
及び前端面116s上に接触するように、ベース83及
び第1の側壁部材116上に位置合わせされる。この位
置合わせにより、フレーム113が形成される。フレー
ム113では、第1の側壁部材116の開口116mの
位置に、第2の側壁部材118の前壁118aに設けら
れた光学窓(図5の参照番号92)が位置する。第2の側
壁部材118は、蓋120を載せるための上面118b
を有する。第2の側壁部材118の上面118b上に蓋
120が配置される。好適な実施例では、第2の側壁部
材118及び蓋120の材料は金属であり、これによ
り、第2の側壁部材118と蓋120との間を気密に封
止することが可能になる。
【0069】光モジュール80は、光学窓92を介して
半導体発光素子84からの光を受ける光ファイバ104
を備えている。光ファイバ104は、金属製の第2の側
壁部材118上に位置決めされた後に、金属製の保持部
材106により保持される。光ファイバ104の位置決
めは、金属製の保持部材106及び金属製の側壁部材1
18を利用して実現される。
【0070】図6及び図7を参照しながら、ベース83
及び第1の側壁部材116を説明する。ベース83は、
軸122の方向に配置された第1の部分83c及び第2
の部分83dを有する。第1の部分83cの幅(軸12
2に交差する方向に関する長さ)は、第2の部分83d
の幅より大きい。第1の部分83cの幅は、筐体82の
横幅と実質的に同じであり、この形状のおかげで、ベー
ス83が側壁部材116及び118を支持できる。第2
の部分83dの幅は、側壁部材116の裏面116aが
露出するように設けられている。この露出により、側壁
部材116の裏面116a上の電極126に接続される
リード端子124がベース83に接触しない。ベース8
3の第2の部分83dのエッジ83e、83f、83g
は、第1の側壁部材116の裏面116aに設けられて
いる電極と接触しないように、側壁部材116の底面1
16aのエッジ116f、116g、116hの位置か
ら内側に後退した位置に設けられている。ベース部83
の第2の部分83dは、リード端子124a、124b
が伸びる方向に伸びるベースリード端子83h、83
i、83jを備える。これらのベースリード端子83
h、83i、83jは、接地電位といった所定の電位を
ベース83に与えるために利用される。リード端子12
4a、124b及びベースリード端子83h、83i、
83jは、第1の側壁部材116の側面よりも外に突き
出している。
【0071】図8は、図6に示された第1の側壁部材を
示す図面である。第1の側壁部材116は、裏面116
aから配線面116bに向かう方向Sに順に設けられた
複数の絶縁層126a〜126f及び126g〜126
iを備える。絶縁層126aの一表面は、第1の側壁部
材116の裏面116aを構成することができる。絶縁
層126fの一表面は、第1の側壁部材116の配線面
116bを構成することができる。複数の絶縁層126
g〜126iは、第1の側壁部材116の側壁116
c、116d、116eを構成する。好適な実施の形態
では、絶縁層の各々は、アルミナといったセラミック材
料から構成され、セラミック配線基板を形成する手法に
より第1の側壁部材116を製造することができる。第
1の側壁部材116は、複数の導電層128a〜128
dを備える。導電層128a〜128dの各々は、いず
れか絶縁層126a〜126fの間に設けられている。
第1の側壁部材116は、配線面116b上に設けられ
た配線層132a〜132fを備える。これらの配線層
132a〜132f及び導電層128a〜128dを接
続するために、第1の側壁部材116は、ビア130a
〜130fを備える。第1の側壁部材116において
は、導電層128a〜128d、ビア130a〜130
f及び配線層132a〜132fを介して、配線面11
6b上に搭載された電子素子(図5(b)に示された電子
素子134a〜134f)及び受光素子114、壁部1
16cと側壁116eとの間に位置している搭載部材9
4上に搭載された半導体発光素子84及び駆動素子10
0、リード端子124a、124bを電気的に接続する
ことができる。また、第1の側壁部材116が複数の絶
縁層と複数の配線層とを備えるので、モニタ用受光素子
114といった電子素子を配線層及び導電層を介して互
いに接続できる。第1の側壁部材116によれば、発光
モジュール内の半導体発光素子、駆動素子及びモニタ用
受光素子といった電子素子を互いに電気的に接続するた
めに別個の配線基板が不要になる。
【0072】第1の側壁部材116は、多層の絶縁層と
これらの間に位置する導電層とを備えるので、10Gb
ps以上の伝送速度を実現する高周波電気信号を伝送す
るための伝送線(例えば、マイクロストリップライン、
ストリップライン)を実現することができる。本実施の
形態において、例えば、半導体発光素子84を駆動する
ために信号は、一対のリード端子124aに入力され
る。リード端子124aは、第1の側壁部材116内の
ビア130e、130f及び導電層128を介して、一
対の配線層132c、132dに電気的に接続される。
配線層132c、132dは、図5(b)に示されるよう
に、ボンディングワイヤといった接続部材を介して駆動
素子100に接続される。図7を参照すると、リード端
子124aの両側には、ベースリード端子83iが位置
している。ベースリード端子83iは、ベース83に電
気的に接続されているので、接地電位といった安定な電
位になる。故に、本筐体82は、高周波信号を取り扱う
小型の光モジュールを実現するために好適な構造にな
る。
【0073】図9(a)は、図5(a)に示されたIII−III
線に沿った断面図である。光モジュール80では、搭載
部材94は、ベース83上に配置されている。搭載部材
94の第1の搭載面86とベース83との距離d2は、
側壁部材116の配線面116aとベース83との距離
1より小さいので、レンズ90と光ファイバ104と
の光学的な位置合わせが容易になる。また、搭載部材9
4の第1の面86及び88とベース83との距離d
2は、搭載部材94の第2の面99とベース83との距
離d3より小さい。この差(d3−d2)は、搭載部材94
の段94dにより生じている。この段94dにより、半
導体発光素子84の高さ及び駆動素子100の高さを調
整できるので、半導体発光素子84と駆動素子100と
の配線長を短縮できる。さらに、搭載部材94の第2の
面99とベース83との距離d3は、側壁部材116の
配線面116aとベース83との距離d1より小さい。
この差(d1−d3)により、配線面116bの高さ及び駆
動素子100の高さを調整できるので、配線面116b
と駆動素子100との配線長を短縮できる。レンズ90
の設置面90bは、第1の搭載面86と接着部材119
とを介して固定されている。好適な実施例では、接着部
材119はUV硬化剤を含む。UV硬化接着部材によれ
ば、レンズ90の位置合わせとレンズ90の固定が容易
にできる。レンズ90の固定に溶接を用いないので、溶
接に起因する金属の歪みを生じることがない。また、溶
接のために必要とされる金属製のレンズ保持部材が不要
になる。
【0074】図9(b)は、III−III線と等価な線に沿っ
て取られた光モジュールの変形例を示す断面図である。
図9(b)を参照すると、光モジュール80aが示されて
いる。光モジュール80aは、側壁部材116に替え
て、側壁部材115を備える。側壁部材115は、裏面
115a及び配線面115bを備える。光モジュール8
0aでは、側壁部材115の最下の絶縁層115cが搭
載部材95とベース83との間に設けられている。側壁
部材115は、ベース83の上面を覆うように設けられ
た絶縁層115c上に側壁部材116を配置することに
より得られる形状を有する。搭載部材95の高さは、絶
縁層115cの厚さ分だけ、搭載部材94の高さより低
い。光モジュール80aでは、搭載部材95が導電性を
示すときでも、ベース83と搭載部材95とを電気的に
絶縁できる。また、絶縁層115cは、側壁部材115
と一体に設けられているので、搭載部材95のための電
位を側壁部材115の導電層を介して提供できる。
【0075】図9(c)は、III−III線と等価な線に沿っ
て取られた光モジュールの変形例を示す断面図である。
図9(c)を参照すると、光モジュール80bが示されて
いる。光モジュール80bでは、搭載部材95とベース
83との間には、絶縁層117が設けられている。絶縁
層117は、ベース83の上面を覆うように設けられて
いる。好適な実施例では、絶縁層117の材料は、側壁
部材116の絶縁体或いはベース83の材料の熱伝導率
より優れた熱伝導率を示す絶縁体であり、例えば窒化ア
ルミニウム(AlN)がある。搭載部材95の高さは、絶
縁層117の厚さ分だけ、搭載部材94の高さより低
い。光モジュール80bでは、搭載部材95が導電性を
示すときでも、ベース83と搭載部材95とを電気的に
絶縁できる。また、光モジュール80bでは、搭載部材
95からの熱の放熱性に優れる。
【0076】図10は、光モジュールの光学的な結合を
示す図面である。光モジュール80において、半導体発
光素子84の一端面84aからの光Aはレンズ90に入
射する。レンズ90は、発散的な光Aを集光的な光Bに
変換する。光Bは、光学窓92に入射する。光学窓92
の光入射面92aにおいて、入射光Bの一部は反射光C
になり、残りの光は透過光Dになる。透過光Dは、光フ
ァイバ104の端部104aに入射する。
【0077】光モジュール80では、レンズ90の位置
と半導体発光素子84の位置との距離は、半導体発光素
子84からの光をコリメート光に変えるためのレンズ9
0の位置と半導体発光素子84の位置の距離より大きく
なっている。光モジュール80によれば、光ファイバ1
04と半導体発光素子84との間に設けられた単一のレ
ンズ90を用いて、半導体発光素子84を光ファイバ0
14に光学的に結合できる。
【0078】光モジュール80では、光学窓92は、光
入射面92aを有している。光入射面92aが、ベース
83が伸びる方向に沿って設けられた所定の面に対して
0度より大きく90度より小さい角度(図10における
α)、例えば8度程度の角度で交差する別の面に沿って
伸びるとき、光入射面92aによる反射光Cは、筐体8
2の底面に向けて進む。結果として、反射光Cは、筐体
82の内壁により多重反射されて、半導体発光素子84
及び受光素子114に入射することが無い。好適な角度
の範囲は、2度以上45度以下であり、望ましくは、8
度程度または8度以下である。光入射面92aの傾斜角
が2度以上のであれば、半導体発光素子への戻り光が低
減される。傾斜角が8度以下であれば、半導体発光素子
への戻り光が低減でき、傾斜による寸法の増大が許容で
きる。45度程度の傾斜角が上限値を考えられる。
【0079】図11(a)及び図11(b)は、レンズの変
形例を示す図面である。図11(a)を参照すると、レン
ズ136が示されている。レンズ136は、レンズ30
及び90と同様に、対向面136a及び設置面136b
を有する。レンズ136では、対向面136aは、設置
面136bに直交する軸に交差する面に沿って伸びてい
る。対向面136a及び設置面136bを設けることに
より、レンズの高さを小さくできるので、光モジュール
の高さを縮小できる。図11(b)は、図11(a)におけ
るIV−IV線に沿った断面を示す。図11(b)を参照す
ると、レンズ136の中心軸を含む平面とレンズ136
の外面との交差線が示されている。この交差線は、対向
面136aから設置面136bまで伸びている。交差線
の曲率半径は、面136cにおいて、対向面136aか
ら離れるにつれて増加及び減少の一方の変化を示してお
り、曲率半径の極値(極大値或いは極小値)を取った後
に、設置面136bに近づくにつれて増加及び減少の他
方の変化を示す。また、交差線の曲率半径は、面136
dにおいて、対向面136aから離れるにつれて増加及
び減少の一方の変化を示しており、曲率半径の極値(極
大値或いは極小値)を取った後に、設置面136bに近
づくにつれて増加及び減少の他方の変化を示す。このよ
うなレンズも、また非球面レンズと呼ばれている。非球
面レンズによれば、半導体発光素子からの光を効率的に
集光できる。
【0080】図11(c)は、レンズを製造する方法を示
す図面である。レンズ材料140は、中心軸140aに
沿って伸びる柱状の部分140bを備えており、柱状部
分140bは、中心軸140aに交差する一対の面14
0c及び140dを有している。一方の面140cに
は、曲面を有する凸部140eが設けられている。凸部
140は、中心軸140aを軸とする回転対称性を有す
る。他方の面140dには、曲面を有する凸部140f
が設けられている。凸部140は、中心軸140aを軸
とする回転対称性を有する。中心軸140aを含む平面
に交差する一対の平面140g、140hとレンズ材料
140との交差面において、レンズ材料140を切断す
ることにより、レンズ136が得られる。平面140g
と平面140hとの間に、中心軸140aが存在する。
【0081】図12は、光モジュールの別の変形例を示
す図面である。図12を参照すると、光モジュール80
cが示されている。光モジュール80cは、ピグテール
ファイバ104に替えて、光コネクタと結合可能なレセ
プタクル133を備える。レセプタクル133は、所定
の軸方向に伸びるフェルール142を保持している。フ
ェルール142は、その中に光ファイバ144を含む。
フェルール142の一端はレセプタクル133から突出
しており、フェルール142の一端には、光ファイバ1
44の一端が現れている。フェルール142に保持され
た光ファイバ144の他端は光学窓92を介して、半導
体発光素子84からの光を受ける。レセプタクル133
は、光コネクタに嵌め合わされる突起103aを有す
る。
【0082】(第3の実施の形態)図13〜図17は、光
モジュールを製造する方法を示す図面である。図13〜
図17では、座標系が示されている。
【0083】図13に示されるように、レンズ90、光
モジュールのワークピース146及び光モニタ装置15
0を準備する。ワークピース146は、半導体発光素子
84が発光可能なように組み立てられている。半導体発
光素子84は、第2の搭載面88上に搭載されている。
光モニタ装置150は、半導体発光素子84からの光を
モニタするために利用される。例示的な光モニタ装置1
50は、半導体発光素子84からの光を受ける画像発生
器152と、画像発生器152からの画像を表示する表
示器154とを有する。画像発生器152は、ワークピ
ース146から所定の距離、例えば50センチメートル
程度の距離の位置に配置される。また、レンズ90を取
り扱うために、真空チャック装置148といった組み立
てツールを準備する。第2の搭載面86上にレンズ90
を配置するに先だって、紫外線硬化剤を含む接着部材1
60を搭載面86上に設ける。接着部材160は、供給
ツール161を用いて搭載面86に供給される。後の工
程において、接着部材160上にレンズ90が配置され
る。
【0084】次いで、図14に示されるように、半導体
発光素子84がレンズ90を介して光モニタ装置150
に光学的に結合されるように、筐体82外に光モニタ装
置150を置くと共に第2の搭載面86上にレンズ90
を配置する。この配置の結果、光モニタ装置150及び
ワークピース146は、Z軸方向に配列される。レンズ
90は、レンズ90の対向面90bを真空チャック装置
148で吸着して第1の搭載面86に移動する。ワーク
ピース146の半導体発光素子84に電力を供給できる
ように、ワークピース146に電源156を接続する。
レンズ90は、第1の搭載面86上において、X軸及び
Z軸の方向に真空チャック装置148を利用して移動さ
れる。
【0085】続いて、第1の搭載面86上においてX軸
及びZ軸の方向にレンズ90を移動して、光モニタ装置
150からのモニタ信号I1に基づいてレンズの第1の
位置を決定する。モニタ信号I1は、半導体発光素子8
4からの光ビームNCがコリメートされていないことを
示す。図15に示されるように、表示器154の画面に
は、基準線154a及び光ビーム像154bが表示され
る。第1の位置を決定するために、光ビーム像154b
が基準線154aに対して所定の位置に来るようにレン
ズ90を移動する。第1の位置では、半導体発光素子8
4からの光ビームCBが実質的にコリメートされてい
る。このとき、画像発生器152は、モニタ信号I2
生成する。モニタ信号I2は、半導体発光素子84から
の光ビームがコリメートされていることを示す。この移
動により、光モニタ装置152における光ビームを表す
像の面積は小さくなる。好適な実施の形態では、第1の
位置は、光モニタ装置152における光ビームを表す像
の面積が実質的に最小になるように決定される。この配
置(コリメート配置)において、半導体発光素子84とレ
ンズ90との間隔は、シンボルL1で示す。
【0086】第1の位置が決定された後に、真空チャッ
ク装置148を用いてレンズ90を第2の位置に移動す
る。図16に示されるように、第1の位置P1における
レンズ90と半導体発光素子84との距離は、第2の位
置P2におけるレンズ90と半導体発光素子84との距
離より小さい。このとき、画像発生器152は、モニタ
信号I3を生成する。モニタ信号I3は、半導体発光素子
84からの光ビームがコリメートされる位置からレンズ
90がシフトされたことを示す。レンズ90を第2の位
置に移動する工程では、レンズ90を光学窓92の方向
に移動する。この移動により、半導体発光素子84から
の光は、レンズ90によりある位置に集光する。この位
置は、光ファイバの位置合わせにより、光ファイバが移
動できる領域内に位置する。この製造方法によれば、単
一のレンズ90を用いて、半導体発光素子84からの光
の集光を行うレンズ90の位置を決定できる。第1の位
置P1と第2の位置P2との距離は、△Zにより表されて
いる。この配置(シフトト配置)において、半導体発光素
子84とレンズ90との間隔は、シンボルL2で示す。
距離L1は、距離L2より小さい(L2>L1)。一実施例で
は、L1=0.2ミリメートル程度から2ミリメートル
程度であり、画像発生器152とレンズとの間隔を50
センチメートル程度であるので、画像表示器に生じされ
るブームスポットの面積が実質的に最小になるように、
レンズの位置を調整することにより、レンズは実質的な
コリメートの位置にある。レンズのコリメート位置が決
定された後に、レンズ90をZ軸(半導体発光素子84
から光学窓92に向かう方向)に所定値△Zだけ移動さ
せる。このとき、画像表示器156のビーム像は、像が
薄くなると共に大きくなる(画像表示器156の大きさ
によっては、表示範囲を超えて大きくなる)。所定値△
Zは、設計段階で設計した固定値である。
【0087】第2の位置においてレンズ90を移動する
ことなく、予め搭載面86上に設けられていた紫外線硬
化剤を含む接着部材160に紫外線を含む光158をレ
ンズ90に照射すると、接着部材160の紫外線硬化剤
が硬化する。この硬化により、レンズ90の位置決めが
完了する。この位置のレンズ90は、光ファイバ104
の位置合わせの際に光ファイバ104が移動する位置範
囲内に半導体発光素子からの光を集光する。
【0088】図17に示されるように、光ファイバ10
4の位置合わせを行った後に、保持部材106とブッシ
ュ(図3の参照番号50)の固定(Z軸方向の位置決め)を
行い、次いで、保持部材106を側壁部材118に固定
する(X、Y軸方向の位置決め)。これらの主要な工程に
より、光モジュール80が完成する。
【0089】図18は、光モジュールを製造する方法の
変形例を示す図面である。変形例の方法では、レンズ9
0を第2の位置に移動する工程において、第2の位置
は、第1の位置に対して所定の値△Zだけシフトされて
いる。このシフトは、光モニタ装置を用いることなく、
レンズ90の位置を所定値だけシフトする。シフトされ
た位置において、レンズ90は、半導体発光素子84か
らの光を集光できる。この位置において、光ビーム像の
面積が実質的に最小になっていると期待される。 (第4の実施の形態)図19は、更なる別の実施の形態の
光モジュールの構成部品を示す図面である。図20は、
本実施の形態の光モジュールを示す図面である。
【0090】図19及び図20を参照すると、光モジュ
ール80dは、筐体81と、半導体発光素子84と、レ
ンズ90と、搭載部材94と、電子素子98と、駆動素
子100と、受光素子114とを備える。光モジュール
80dによれば、レンズ90は、第1の搭載面86に搭
載されるための設置面90aを有しているので、レンズ
90を第1の搭載面86に搭載できると共に、第1の搭
載面86上においてレンズ90を位置合わせできる。半
導体発光素子84は、第2の搭載面88上に搭載される
ので、放熱が良好に行われる。第1及び第2の搭載面8
6、88が、共に第1の熱伝導率以上の熱伝導率を示す
材料から構成されるので、半導体発光素子からの光を光
学窓に導くためのレンズの位置決めと半導体発光素子の
良好な放熱とを共に実現できる。
【0091】図19及び図20を参照しながら、筐体の
構造を説明する。筐体81は、ベース85と、第1の側
壁部材125と、第2の側壁部材127と、蓋121と
を備える。第1の側壁部材125及び第2の側壁部材1
27は、ベース85上に配置される。この配置により、
レンズ90といった光学部品、並びに半導体発光素子及
び駆動素子といった電子素子を収容するためにキャビテ
ィが形成される。蓋121が、第2の側壁部材127を
覆うことにより、キャビティを封止することが可能にな
る。ベース85は、平坦な面を有する基板上に当該光モ
ジュール80を搭載できるように設けられた外底面85
aと、搭載部材94及び第1の側壁部材116を搭載で
きるように設けられた内底面85bと,延出されたフラ
ンジ85cとを有する。好適な実施例は、ベース85の
材料は導電性材料である。
【0092】第1の側壁部材125は、第1の側壁部材
116と同様の構造を有しており、例えば筐体81に側
壁125c、125d、125eを提供する。第1の側
壁部材125は、開口125mを有する。第1の側壁部
材125の開口125mには、搭載部材94が配置され
る。第1の側壁部材125は、前端面125sを備え
る。
【0093】第2の側壁部材127は、側壁125c、
125d、125e及び前端面125s上に接触するよ
うに、ベース85及び第1の側壁部材125上に位置合
わせされる。この位置合わせにより、第1の側壁部材1
25の開口125mの位置に、第2の側壁部材127の
前壁127aに設けられた光学窓92が位置する。
【0094】第1の側壁部材125は、第1の側壁部材
116と同様に複数の絶縁層を備える。好適な実施の形
態では、絶縁層の各々はセラミック材料から構成され、
セラミック配線基板を形成する手法により第1の側壁部
材125を製造することができる。第1の側壁部材12
6は、第1の側壁部材116と同様に複数の導電層を備
える。導電層の各々は、いずれか絶縁層の間に設けられ
ている。第1の側壁部材125は、第1の側壁部材11
6と同様に配線面125b上に設けられた配線層を備え
る。これらの配線層及び導電層を接続するために、第1
の側壁部材125は、第1の側壁部材116と同様にビ
アを備える。第1の側壁部材125においては、導電
層、ビア及び配線層を介して、配線面125b上に搭載
された電子素子135a〜135f及び受光素子11
4、半導体発光素子84及び駆動素子100、並びにリ
ード端子123a、123bを電気的に接続することが
できる。配線面125bが、半導体発光素子84を駆動
するために信号を伝送するために一対の配線層129a
及び129bを有する。配線層129a及び129bの
各々の両側には、接地電位の導電層129c、129
d、129eを有する。光モジュール80dは、配線層
129a及び129bを越えて接地電位線129c、1
29d、129eの間を接続する複数のボンディングワ
イヤ131を備えている。発明者の実験によれば、配線
層129a及び129bの各々の両側の導電層の電位を
安定化するために好適である。以上、説明したように、
第1の側壁部材125は、多層の絶縁層とこれらの間に
位置する導電層とを備えるので、10Gbps以上の伝
送速度を実現する高周波電気信号を伝送するための伝送
線(例えば、マイクロストリップライン、ストリップラ
イン)を実現することができる。故に、本筐体82は、
高周波信号を取り扱う小型の光モジュールを実現するた
めに好適である。
【0095】以上説明したように、本実施の形態の光モ
ジュールでは、設置面を有するレンズと、このレンズに
光学的に結合する半導体発光素子とを搭載部材上に搭載
することにより、発光モジュールの高さを小型化可能と
する構造を実現している。また、光モジュール内の電子
素子のうち発熱量の大きい半導体発光素子及び駆動素子
を放熱性の優れる搭載部材上に配置することにより、光
モジュールの温度の低減を実現している。さらに、半導
体発光素子及び駆動素子を除く電子素子を配置できると
共に電子素子相互を接続するために接続構造を備える筐
体の構造と一体に形成している。故に、配線基板を別個
に準備する必要がない。
【0096】好適な実施の形態において本発明の原理を
図示し説明してきたが、本発明は、そのような原理から
逸脱することなく配置および詳細において変更され得る
ことができることは、当業者によって認識される。例え
ば、半導体発光素子には、半導体レーザ素子、EA変調
器、並びに半導体レーザ素子及びEA変調器を集積する
半導体光集積素子等が含まれる。また、側壁部材は、筐
体の側壁を提供するために利用されており、側壁に加え
て筐体の外表面を提供することができる。側壁部材の構
造の詳細は必要なように変更されることができる。した
がって、特許請求の範囲およびその精神の範囲から来る
全ての修正および変更に権利を請求する。
【0097】
【発明の効果】本発明によれば、発光モジュールの高さ
を小型化可能とする構造を有する発光モジュールが提供
される。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(a)は、本発明の実施形態である発光モジ
ュール1を構成する筐体10を示した図である。図1
(b)は、図1(a)のI−I断面を示した図である。
【図2】図2(a)は、本発明の実施形態である発光モジ
ュール1を構成するレンズ30を示した図である。図2
(b)は、図2(a)のII−II断面を示した図である。
【図3】図3は、本発明の実施形態である発光モジュー
ルを示した図である。
【図4】図4は、別の実施の形態の光モジュールの構成
部品を示す図面である。
【図5】図5(a)は、本実施の形態の光モジュールを示
す図面である。図5(b)は、図5(a)に示された破線の
サークル内に示された光モジュールを示す図面である。
【図6】図6は、本実施の形態の光モジュールの筐体の
構成部品を示す図面である。
【図7】図7は、本実施の形態の光モジュールの裏面を
示す図面である。
【図8】図8は、図6に示された第1の側壁部材を示す
図面である。
【図9】図9(a)は、図5(a)に示されたIII−III線に
沿った断面図である。 図9(b)は、III−III線と等価
な線に沿って取られた光モジュールの変形例を示す図面
である。図9(c)は、III−III線と等価な線に沿って取
られた光モジュールの変形例を示す図面である。
【図10】図10は、光モジュールの光学的な結合を示
す図面である。
【図11】図11(a)及び図11(b)は、レンズの変形
例を示す図面である。図11(c)は、レンズを製造する
方法を示す図面である。
【図12】図12は、光モジュールの別の変形例を示す
図面である。
【図13】図13は、光モジュールを製造する方法を示
す図面である。
【図14】図14は、光モジュールを製造する方法を示
す図面である。
【図15】図15は、光モジュールを製造する方法を示
す図面である。
【図16】図16は、光モジュールを製造する方法を示
す図面である。
【図17】図17は、光モジュールを製造する方法を示
す図面である。
【図18】図18は、光モジュールを製造する方法の変
形例を示す図面である。
【図19】図19は、更なる別の実施の形態の光モジュ
ールの構成部品を示す図面である。
【図20】図20は、本実施の形態の光モジュールを示
す図面である。
【符号の説明】
1…発光モジュール、10…筐体、101…金属製フレ
ーム、101a…リードピン、101b…積層セラミッ
ク体、102…実装部、102a…実装面、103…封
止部、103a、103c…ホルダ、103b…ハーチ
メックガラス、20、23…チップキャリア、21…半
導体発光素子、22…電子半導体チップ、24…フォト
ダイオードチップ、30…レンズ、30a…対向面、3
0b…設置面、40…スリーブ、50…ブッシュ、60
…フェルール、70…光ファイバ。80、80a、80
b、80c、80d…光モジュール、82…筐体(ハウ
ジング)、83…ベース、84…半導体発光素子、86
…第1の搭載面、88…第2の搭載面、90…レンズ、
90a…設置面、90b…対向面、92…光学窓、10
0…駆動素子、104…光ファイバ、108…フェルー
ル、106…保持部材、110…光アイソレータ、11
4…モニタ受光素子、113…フレーム、120…蓋、
116…第1の側壁部材、118…第2の側壁部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H037 AA01 BA03 CA12 DA03 DA04 DA05 DA06 DA15 DA36 DA37 DA38 DA39 5F073 AB15 AB27 AB28 BA02 EA14 EA29 FA02 FA07 FA08 FA15 FA28 FA29 FA30

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1及び第2の端面を有する半導体発光
    素子と、 光学窓を有する筐体と、 設置面を有し、前記半導体発光素子の第1の端面からの
    光を前記光学窓に導くためのレンズと、を備え、 前記筐体は、前記レンズの設置面に対面すると共に前記
    レンズ及び前記半導体発光素子を搭載する実装面を含
    む、発光モジュール。
  2. 【請求項2】 前記レンズは、前記設置面に沿って延び
    る対向面を有する、請求項1に記載の発光モジュール。
  3. 【請求項3】 前記レンズの設置面と前記実装面とを固
    定するための接着部材を備える、請求項1又は2に記載
    の発光モジュール。
  4. 【請求項4】 第1の熱伝導率を示す材料から構成され
    所定の面に沿って伸びるベースと光学窓とを有する筐体
    と、 前記筐体内に設けられた半導体発光素子と、 第1の熱伝導率以上の熱伝導率を示す材料から構成され
    る第1の搭載面と、 前記第1の搭載面上に搭載される設置面を有し、前記筐
    体内に設けられ、前記半導体発光素子からの光を前記光
    学窓に導くためのレンズと、 第1の熱伝導率以上の熱伝導率を示す材料から構成され
    前記半導体発光素子を搭載する第2の搭載面とを備える
    発光モジュール。
  5. 【請求項5】 前記第1の搭載面を構成する材料は、前
    記ベースの材料と異なっており、 前記第1の搭載面を構成する材料の熱伝導率は、前記第
    1の熱伝導率を越えており、 前記第2の搭載面を構成する材料は、前記ベースの材料
    と異なっており、 前記第2の搭載面を構成する材料の熱伝導率は、前記第
    1の熱伝導率を越える、請求項4に記載の発光モジュー
    ル。
  6. 【請求項6】 前記光学窓を介して前記半導体発光素子
    からの光を受ける光ファイバを更に備え、 前記レンズの位置と前記半導体発光素子との位置の距離
    は、前記半導体発光素子からの光をコリメートするため
    のレンズの位置と前記半導体発光素子との位置の距離よ
    り大きくなっており、 前記光ファイバと前記半導体発光素子との間に単一のレ
    ンズが配置されている、請求項4または請求項5に記載
    の発光モジュール。
  7. 【請求項7】 前記筐体は、前記ベース上に設けられた
    側壁部材を有しており、 前記側壁部材は、前記ベース上に設けられた複数の絶縁
    層と複数の導電層とを備え、 各導電層は、前記絶縁層の間に設けられており、 前記半導体発光素子は、前記導電層に電気的に接続され
    ている、請求項4から請求項6のいずれかに記載の発光
    モジュール。
  8. 【請求項8】 前記第1の搭載面と前記第2の搭載面と
    を提供する搭載部材を更に備え、 前記光学窓、前記レンズ、前記半導体発光素子は、所定
    の軸方向に順に配置されており、 前記側壁部材は、所定の軸方向に伸びる第1及び第2の
    側壁と所定の軸に交差する方向に伸びる第3の側壁とを
    有しており、 前記第1〜第3の側壁は、前記所定の面に直交する軸に
    交差する面に沿って伸びており各側壁の内側に位置する
    絶縁性の配線面を有しており、 前記側壁部材は、前記配線面上に設けられた配線層を有
    しており、 前記配線面は、前記配線層に電気的に接続された電子部
    品を搭載しており、 前記搭載部材は、前記第1の側壁と第2の側壁との間に
    位置する、請求項7に記載の発光モジュール。
  9. 【請求項9】 前記筐体は、前記側壁部材及び前記ベー
    ス上に設けられた金属製側壁部材と、前記金属製側壁部
    材上に設けられた金属製蓋とを含む、請求項7に記載の
    発光モジュール。
  10. 【請求項10】 前記光学窓は気密に封止されている、
    請求項4〜請求項9のいずれかに記載の発光モジュー
    ル。
  11. 【請求項11】 前記光学窓を介して前記半導体発光素
    子からの光を受ける光ファイバを更に備え、 前記光ファイバは、前記側壁部材上に位置決めされ光フ
    ァイバを保持する保持部材を有する、請求項7に記載の
    発光モジュール。
  12. 【請求項12】 前記側壁部材の配線面上に設けられ前
    記半導体発光素子に光学的に結合されたモニタ用受光素
    子を更に備える、請求項8〜請求項11のいずれかに記
    載の発光モジュール。
  13. 【請求項13】 前記第1の搭載面と前記第2の搭載面
    とを有する搭載部材を更に備え、 前記搭載部材は前記ベース上に位置している、請求項4
    〜請求項12のいずれかに記載の発光モジュール。
  14. 【請求項14】 前記搭載部材上に搭載され前記半導体
    発光素子に電気的に接続された駆動素子を更に備える、
    請求項13に記載の発光モジュール。
  15. 【請求項15】 前記搭載部材は、第1の面と、第2の
    面と、前記第1の面と前記第2の面との間に位置する段
    とを有しており、 前記半導体発光素子は前記第1の面上に搭載されてお
    り、 前記駆動素子は前記第2の面上に搭載されており、 前記搭載部材の前記第1の面と前記ベースとの距離は、
    前記搭載部材の前記第2の面と前記ベースとの距離より
    小さい、請求項14に記載の発光モジュール。
  16. 【請求項16】 前記搭載部材の前記第1の搭載面と前
    記ベースとの距離は、前記側壁部材の前記配線面と前記
    ベースとの距離より小さく、 前記搭載部材は、第1の面と、第2の面と、前記第1の
    面と前記第2の面との間に位置する段とを有しており、 前記レンズは前記第1の面上に搭載されており、 前記駆動素子は前記第2の面上に搭載されており、 前記搭載部材の前記第1の面と前記ベースとの距離は、
    前記搭載部材の前記第2の面と前記ベースとの距離より
    小さい、請求項14に記載の発光モジュール。
  17. 【請求項17】 前記レンズは非球面レンズである、請
    求項4から請求項16のいずれかに記載の発光モジュー
    ル。
  18. 【請求項18】 前記レンズは、前記設置面に沿って延
    びる対向面を有しており、 前記設置面は、前記第1の搭載面に交差する軸に交差す
    る面に沿って伸びており、 前記対向面は、前記第1の搭載面に交差する軸に交差す
    る別の面に沿って伸びている、請求項4から請求項17
    のいずれかに記載の発光モジュール。
  19. 【請求項19】 前記レンズの設置面と前記第1の搭載
    面とを固定するためのUV硬化剤を含む接着部材を更に
    備える、請求項4から請求項17のいずれかに記載の発
    光モジュール。
  20. 【請求項20】 前記光学窓は、前記所定の面に所定の
    角度で交差する別の面に沿って伸びる光入射面を有して
    おり、 前記所定の角度は、0度より大きく90度より小さく、 前記光入射面は、前記ベースに向けて傾斜している、請
    求項4から請求項19のいずれかに記載の発光モジュー
    ル。
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