JP2003168782A - センスアンプおよびそれを用いた電子機器 - Google Patents

センスアンプおよびそれを用いた電子機器

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JP2003168782A JP2001366820A JP2001366820A JP2003168782A JP 2003168782 A JP2003168782 A JP 2003168782A JP 2001366820 A JP2001366820 A JP 2001366820A JP 2001366820 A JP2001366820 A JP 2001366820A JP 2003168782 A JP2003168782 A JP 2003168782A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 しきい値ばらつきの影響を抑制したセンスア
ンプ、ならびに良好な特性を有するTFTにより構成さ
れたセンスアンプを提供する。 【解決手段】 第1の入力端子と第2の入力端子に入力
される信号の電位差を検出する本発明のセンスアンプ
は、第1および第2のトランジスタの各ゲート・ソース
間電圧に前記第1および前記第2のトランジスタのしき
い値に相当する電圧をそれぞれ印加する第1の手段と、
前記第1および前記第2の入力端子に入力する信号を前
記第1および前記第2のトランジスタのゲートにそれぞ
れ伝達する第2の手段と、を有し、前記第1および前記
第2のトランジスタのしきい値ばらつきを補正する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置に関
し、特に薄膜トランジスタからなる半導体装置に用いら
れるセンスアンプに関する。
【0002】
【従来の技術】半導体記憶装置において、記憶されたデ
ータを読み出す過程でセンスアンプが用いられる。従来
のセンスアンプの一例の構成とその動作を、図27を用
いて説明する。図27において、対となるビット線に対
応する第1入力端子IN1、第2入力端子IN2にはそ
れぞれNMOSトランジスタMN1、MN2のゲートが
接続されている。PMOS負荷トランジスタMP1、M
P2のソースは共に電源VDDに接続され、ゲートは共
通であり更にMP1のドレインと接続されている。ま
た、MP1のドレインはMN1のドレインと接続され、
MP2のドレインはMN2のドレイン、ならびに出力端
子OUTと接続されている。MN1とMN2のソースは
共通であり、直流電流源の役割を果たすNMOSトラン
ジスタMN3のドレインに接続されている。MN3のゲ
ートはバイアス電源V#BIASに、ソースは電源GN
Dに接続されている。なお、図27に示すセンスアンプ
はカレントミラー型差動増幅器を構成している。
【0003】半導体記憶装置において、記憶されたデー
タを読み出す際に、そのデータが“Hi”か“Lo”か
によって対となるビット線に高低で逆の電位差が生じ
る。図27に示すセンスアンプは、第1入力端子IN
1、第2入力端子IN2に送られたビット線の信号の僅
かな電位差を検出し、その結果を増幅して出力する。す
なわち、IN1の電位よりIN2の電位の方が大きいと
き出力端子OUTは“Lo”を出力し、逆にIN1の電
位よりIN2の電位の方が小さいとき出力端子OUTは
“Hi”を出力する。このようにセンスアンプは、半導
体記憶装置において記憶されたデータの読み取りに用い
られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】近年ガラス基板上に半
導体薄膜を形成した画像表示装置、特に薄膜トランジス
タ(以降、TFTと記す)を使用したアクティブマトリ
クス型画像表示装置が普及している。TFTを使用した
アクティブマトリクス型画像表示装置(以下、画像表示
装置という)は、マトリクス状に配置された数十万から
数百万のTFTを有し、各画素の電荷を制御している。
更に、最近の技術として、画素を構成する画素TFTの
他に、駆動回路、更には記憶回路、コントロール回路、
CPUまでもTFTを用いて同時形成する、いわゆるシ
ステムオングラスを実現するTFT技術(ポリシリコン
TFT技術など)が発展しつつある。
【0005】しかし、現状のTFT技術ではトランジス
タの特性ばらつきが単結晶Si基板上に形成するトラン
ジスタ技術に比べて大きいことが課題となっている。こ
れは図27で示した従来例の回路を現状のTFT技術で
用いることは難しいことを示している。例えば、NMO
SトランジスタMN1とMN2のしきい値がそれぞれ1.
0[V]、1.5[V]で0.5V差があるとする。第1入力端子I
N1の電位より第2入力端子IN2の電位が0.2[V]大き
いと出力OUTは“Lo”となるべきところが“Hi”
となり誤動作することになってしまう。これは、ダイナ
ミック・ランダム・アクセス・メモリー(DRAM)の
読み出し回路に使用する場合は致命傷となる。
【0006】また、スタティック・ランダム・アクセス
・メモリー(SRAM)の読み出し回路に使用するので
あれば、入力端子の電位差は時間と共に大きくなり最終
的にはNMOSトランジスタMN1とMN2のしきい値
ばらつきを吸収し誤動作する可能性は小さくなる。しか
し、しきい値ばらつきを吸収するまで入力電位差が大き
くなるには時間がかかり読み出し時間が長くなるという
欠点は拭えない。
【0007】そこで本発明は、上記問題に鑑みしきい値
ばらつきの影響を抑制したセンスアンプを提供すること
を課題とする。また、本発明は良好な特性を有するTF
Tにより構成されたセンスアンプを提供することを課題
とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明のセンスアンプは以下に示す構成を有す
る。
【0009】第1の入力端子と第2の入力端子に入力さ
れる信号の電位差を検出する本発明のセンスアンプは、
第1および第2のトランジスタの各ゲート・ソース間電
圧に前記第1および前記第2のトランジスタのしきい値
に相当する電圧をそれぞれ印加する第1の手段と、前記
第1および前記第2の入力端子に入力する信号を前記第
1および前記第2のトランジスタのゲートにそれぞれ伝
達する第2の手段と、を有し、前記第1および前記第2
のトランジスタのしきい値ばらつきを補正することを特
徴とする。
【0010】前記第1および前記第2のトランジスタの
ソースは共通であり、かつ、第1のスイッチを介して第
1の電源に接続されている。
【0011】前記第1および前記第2のトランジスタの
ドレインは、それぞれ第2および第3のスイッチを介し
て第2の電源に接続されてもよい。
【0012】また、前記第1のトランジスタのドレイン
は、第2のスイッチと第1の抵抗素子を介して第2の電
源に接続され、前記第2のトランジスタのドレインは、
第3のスイッチと第2の抵抗素子を介して前記第2の電
源に接続されてもよい。
【0013】また、前記第1のトランジスタのドレイン
は、第2のスイッチおよび第3のトランジスタを介して
第2の電源に接続され、前記第2のトランジスタのドレ
インは、第3のスイッチおよび第4のトランジスタを介
して前記第2の電源に接続され、前記第3および第4の
トランジスタのゲートは、共に前記第3のドレインに接
続されていてもよい。
【0014】なお、前記第1の手段は、前記第1および
前記第2のトランジスタの各ゲート・ドレイン間の導通
・非導通を制御する第1のスイッチング手段と、前記第
1および前記第2のトランジスタの各ドレインに電荷の
流入あるいは放出を制御する第2のスイッチング手段
と、前記第1および前記第2のトランジスタの各ソース
に電荷の流入あるいは放出を制御する第3のスイッチン
グ手段と、を有する。
【0015】また、前記第2の手段は、前記第1および
前記第2の入力端子と、前記第1および前記第2のトラ
ンジスタのゲートとの間にそれぞれ容量素子を介するこ
とにより達成される。
【0016】また、別の前記第2の手段は、前記第1お
よび前記第2の入力端子と、前記第1および前記第2の
トランジスタのゲートとの間にそれぞれ容量素子および
スイッチを直列接続し、前記2組の容量素子とスイッチ
との接続ノードに、第3の電源との接続を制御する第4
および第5のスイッチをそれぞれ有することにより達成
される。
【0017】また前記センスアンプは薄膜トランジスタ
により形成され、前記薄膜トランジスタの半導体活性層
を形成する半導体膜は、連続発振のレーザ光を用いたレ
ーザアニールによって結晶化される。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て,図面を参照しながら説明する。なお、従来例との比
較を容易にするため、以下の実施形態の説明には従来例
の各部に対応するトランジスタ等については同一の符号
を用いた。
【0019】[実施形態1]本実施形態では、図1に示
すセンスアンプについて説明する。まず、本実施形態の
構成について説明する。図1で示す本実施形態は、図2
7で示す従来例にスイッチ、容量素子が追加されている
点が異なる。すなわち、PMOSトランジスタMP1の
ドレインとNMOSトランジスタMN1のドレインは、
第1のスイッチSW1を介し接続が制御され、同様にP
MOSトランジスタMP2のドレインとNMOSトラン
ジスタMN2のドレインは、第2のスイッチSW2を介
し接続が制御される。NMOSトランジスタMN1のド
レインとゲートは第3のスイッチSW3を介し接続が制
御され、同様にNMOSトランジスタMN2のドレイン
とゲートは第4のスイッチSW4を介し接続が制御され
る。第1入力端子IN1とNMOSトランジスタMN1
のゲートは第5のスイッチSW5と容量素子C1により
ノード分離され、すなわち、第1入力端子IN1は第5
のスイッチSW5を介してノードN1と接続が制御さ
れ、ノードN1とNMOSトランジスタMN1のゲート
間にC1を付加する。同様に第2入力端子IN2とNM
OSトランジスタMN2のゲートは第6のスイッチSW
6と容量素子C2によりノード分離され、すなわち、第
2入力端子IN2は第6のスイッチSW6を介してノー
ドN2と接続が制御され、ノードN2とNMOSトラン
ジスタMN2のゲート間にC2を付加する。また、ノー
ドN1は第7のスイッチSW7を介して電源GNDと接
続が制御され、同様にノードN2は第8のスイッチSW
8を介して電源GNDと接続が制御される。NMOSト
ランジスタMN1のソースとゲート間には容量素子C3
を付加し、同様にNMOSトランジスタMN2のソース
とゲート間には容量素子C4を付加する。最後に、NM
OSトランジスタMN1とMN2の共通なソースは第9
のスイッチSW9を介し電源GNDと接続が制御され
る。なお、制御信号(WE1、WE2、WE3、PR
1、PR2)は図1中の表にまとめた通り対応する各ス
イッチを制御する。
【0020】次に、本実施形態の動作について、動作タ
イミングを示した図2、及び主要なタイミング時におけ
るスイッチの接続状況を示した図3を参照しながら説明
する。なお、説明の便宜上、以下では各制御信号が“H
i”の時に対応するスイッチが導通し、“Lo”の時は
非導通になるとする。また、回路構成、回路動作の対照
性から図1の回路の左半分のみを抜粋して図3に示し
た。
【0021】まず、全ての制御信号が“Lo”ですべて
のスイッチが非導通の状態から、制御信号WE2、PR
1、PR2を“Hi”の期間T1を設ける。期間T1で
の各スイッチの状態は図3−Aに示す通りである。期間
T1に、NMOSトランジスタMN1(MN2)のゲー
ト電位を電源VDDからPMOSトランジスタMP1
(MP2)のしきい値に相当する電圧だけ低い高電位を
与える。
【0022】次に、制御信号WE2を“Lo”、WE3
を“Hi”の期間T2を設ける。期間T2での各スイッ
チの状態は図3−Bに示す通りである。期間T2では、
期間T1でNMOSトランジスタMN1(MN2)のゲ
ートに充電された電荷を放電させ、MN1(MN2)の
ゲート・ソース間電圧がMN1(MN2)のしきい値に
相当する電圧になるようにする。この期間T2は、NM
OSトランジスタMN1、MN2にそれぞれのしきい値
をゲート・ソース間電圧に記憶させる役目を果たす。
【0023】最後に、制御信号WE1、WE2、WE3
が“Hi”、そして、制御信号PR1、PR2が“L
o”の期間T3を設ける。期間T3での各スイッチの状
態は図3−Cに示す通りである。期間T3では、NMO
SトランジスタMN1(MN2)のゲート電位に入力I
N1(IN2)に対応する電位を、期間T2で確定した
ゲート電位に上乗せする役割を果たす。期間T2で既に
NMOSトランジスタMN1とMN2の各ゲート・ソー
ス間電圧にはそれぞれのしきい値が書き込まれているの
で、期間T3で前記上乗せされた電位差がそのままNM
OSトランジスタMN1とMN2の駆動能力の差に現れ
る。
【0024】このようにして、NMOSトランジスタM
N1とMN2のしきい値が異なっても入力信号IN1、
IN2の電位の大小を正確に検知することが可能とな
る。また、入力IN1とIN2の電位差が小さい段階で
正確な検知ができることから短時間で出力を確定でき、
高速読み取りを可能にする。
【0025】[実施形態2]本実施形態では、図4に示
すセンスアンプについて説明する。本実施形態では図4
が示すように、実施形態1である図1の回路図から、第
5のスイッチSW5から第8のスイッチSW8までを取
り除き、入力端子IN1、IN2を直接容量素子C1、
C2に接続している形態をとっている。このため、入力
端子IN1、IN2から入力される各入力信号は実施形
態1の場合とは異なり図5に示すように期間T3以前で
は各入力信号は共に同電位の“Lo”レベル(実施形態
1の電源GNDレベルに相当)を維持し、期間T3で前
記“Lo”レベルからそれぞれ所望の電位レベルまで変
化させる必要がある。こうすることで、スイッチ数を削
減しながら実施形態1と同等の機能を享受できる。
【0026】[実施形態3]本実施形態では、図6に示
すセンスアンプについて説明する。本実施形態では図6
が示すように、実施形態1である図1の回路図におい
て、PMOSトランジスタMP1、MP2を抵抗素子R
1、R2にそれぞれ置き換えた点が異なる。本実施形態
の動作タイミングについても図2が適用できる。本実施
形態は実施形態1に比べて動作的には劣るが、従来例と
の比較においては、しきい値補正機能によりしきい値ば
らつきに影響しない点で優位である。
【0027】[実施形態4]本実施形態では、図7に示
すセンスアンプについて説明する。本実施形態では図7
が示すように、実施形態2である図4の回路図におい
て、PMOSトランジスタMP1、MP2を抵抗素子R
1、R2にそれぞれ置き換えた点が異なる。本実施形態
の動作タイミングについては図5が適用できる。本実施
形態は実施形態1に比べて動作的には劣るが、従来例と
の比較においては、しきい値補正機能によりしきい値ば
らつきに影響しない点で優位である。
【0028】[実施形態5]本実施形態では、図8に示
すセンスアンプについて説明する。本実施形態では図8
が示すように、実施形態1である図1の回路図におい
て、PMOSトランジスタMP1、MP2を削除し、第
1のスイッチSW1と第2のスイッチSW2をPMOS
トランジスタMP1、MP2の元あった位置に移動した
点が異なる。また、本実施形態は実施形態3において抵
抗素子R1の役割を第1のスイッチSW1にスイッチ機
能と同時に持たせているとも言える。第2のスイッチS
W2についても同様である。本実施形態の動作タイミン
グについても図2が適用できる。本実施形態は実施形態
1に比べて動作的には劣るが、従来例との比較において
は、しきい値補正機能によりしきい値ばらつきに影響し
ない点で優位である。
【0029】[実施形態6]本実施形態では、図9に示
すセンスアンプについて説明する。本実施形態では図9
が示すように、実施形態2である図4の回路図におい
て、PMOSトランジスタMP1、MP2を削除し、第
1のスイッチSW1と第2のスイッチSW2をPMOS
トランジスタMP1、MP2の元あった位置に移動した
点が異なる。本実施形態の動作タイミングについても図
5が適用できる。本実施形態は実施形態1に比べて動作
的には劣るが、従来例との比較においては、しきい値補
正機能によりしきい値ばらつきに影響しない点で優位で
ある。
【0030】なお、以上の実施形態1〜実施形態6にお
いてトランジスタの導電型を固定して説明したが、電源
系の高低を反転させトランジスタの導電型を反転しても
よい。
【0031】
【実施例】ここで、本発明の実施例について、図面を参
照しながら説明する。
【0032】[実施例1]図10に示した本実施例は、
実施形態1のセンスアンプ(図1)において各スイッチ
を具体的にNMOSトランジスタで構成した例である。
本実施例では各スイッチにNMOSトランジスタを用い
たが、PMOSトランジスタを用いてもよいし、CMO
Sトランジスタでもよい。また、NMOS、PMOS、
CMOSを組み合わせて用いてもよい。
【0033】本実施例は、実施形態1のセンスアンプ
(図1)の各スイッチをNMOSトランジスタで構成し
た例であるが、実施形態2〜実施形態6のセンスアンプ
の各スイッチをNMOSトランジスタで構成できること
は言うまでもない。また、前記各スイッチはNMOS、
PMOS、CMOSを任意に組み合わせて用いてもよ
い。
【0034】[実施例2]図11に示した本実施例は、
1列分のメモリセルを含んだ半導体記憶装置の一部分を
示し、実施形態1〜実施形態6に記載したセンスアンプ
が半導体記憶装置に組み込まれた実施例である。本実施
例は、プリチャージ回路、メモリセルから成るメモリセ
ルアレイ、対を成すデータ線D、/D、ワード線W(W
_1、W_2、…、W_n)、複数本から成る制御信号
線CSL、およびセンスアンプから構成されている。
【0035】データの読み出し動作を簡単に説明する。
まず、前記対を成すデータ線D、/Dは、前記プリチャ
ージ回路により同電位の状態にされる。次に、前記ワー
ド線のうちある1つのワード線がアクティブ電位をとり
対応するメモリセルが選択される。前記メモリセルが選
択されると記憶されていたデータに依存して前記対を成
すデータ線D、/D間に電位差が生じ、これをセンスア
ンプが検出しデータの読み出しを行なう。このように実
施形態1〜実施形態6に記載したセンスアンプを半導体
記憶装置に用いることができる。
【0036】[実施例3]図12に示した本実施例は、
マトリックス状のメモリセルを含んだ半導体記憶装置の
ブロック図を示し、実施形態1〜実施形態6に記載した
センスアンプが半導体記憶装置に組み込まれた別の実施
例である。本実施例は、プリチャージ回路、メモリセル
から成るメモリセルアレイ、対を成すデータ線群、ワー
ド線群、書き込み回路および読み出し回路から構成され
ている。実施形態1〜実施形態6に記載したセンスアン
プは読み出し回路の一部を構成している。
【0037】データの読み出し動作を簡単に説明する。
まず、前記対を成すデータ線群は、前記プリチャージ回
路により同電位の状態にされる。次に、行デコーダによ
り前記ワード線のうちある1つのワード線がアクティブ
電位をとり対応するメモリセル行が選択される。これに
より選択されたメモリセル行の各メモリセルに記憶され
ていたデータに依存して前記各対を成すデータ線にそれ
ぞれ電位差が生じる。更に、列デコーダにより前記対を
成すデータ線群のうち1つを選択し、これを読み出し回
路のセンスアンプが検出しデータの読み出しを行なうこ
とにより所望のメモリセル中のデータを読み出す。この
ように実施形態1〜実施形態6に記載したセンスアンプ
を半導体記憶装置に用いることができる。なお、実施例
2は本実施例の1部分を抜き出したものに対応する。
【0038】[実施例4]図13に示した本実施例は、
システムと表示部を含む半導体装置のブロック図を示
し、実施形態1〜実施形態6に記載したセンスアンプが
半導体装置に組み込まれた別の実施例である。
【0039】図13において、半導体装置201は、画
像データを取り込み、または作成して、画像データの加
工とフォーマット変換を行い、画像を表示する装置であ
る。半導体装置201としては、例えば、ゲーム機、ビ
デオカメラ、カーナビゲーション、パーソナルコンピュ
ータ等を考えることができる。
【0040】半導体装置201は、入力端子211、第
1の制御回路212、第2の制御回路213、CPU2
14、第1の記憶回路部215、第2の記憶回路部21
6、および信号線駆動回路217、走査線駆動回路21
8および画素部219から成る半導体表示部202を有
する。従来は半導体表示部202のみが、ガラス、石
英、プラスチック等の絶縁表面を有する基板上に形成さ
れていたが、本実施例では他のすべての回路ブロックが
前記絶縁表面を有する基板上に形成される。
【0041】入力端子211からは、それぞれの電子機
器に応じて、画像データの基となるデータが入力され
る。例えば、放送受信機ではアンテナからの入力データ
であり、ビデオカメラではCCDからの入力データであ
る。DVテープやメモリーカードからの入力データであ
ってもよい。入力端子211から入力されたデータは、
第1の制御回路212によって画像信号に変換される。
第1の制御回路212では、MPEG規格やテープフォ
ーマット等に従って圧縮符号化された画像データの復号
処理、画像の補間やリサイズといった画像信号処理が行
われる。第1の制御回路212から出力された画像信号
や、CPU214が作成または加工した画像信号は、第
2の制御回路213に入力され、半導体表示部202に
適したフォーマット(例えば走査フォーマット等)に変
換される。第2の制御回路213からは、フォーマット
変換された画像信号と制御信号が出力される。
【0042】CPU214は、第1の制御回路212、
第2の制御回路213および他のインターフェース回路
における信号処理を効率良く制御する。また、画像デー
タを作成したり、加工したりする。第1の記憶回路部2
15は、第1の制御回路212から出力される画像デー
タや第2の制御回路213から出力される画像データを
格納するメモリ領域、CPUによる制御を行う際のワー
クメモリ領域、CPUによって画像データを作成する際
のワークメモリ領域、等として用いられる。第1の記憶
回路部215としては、DRAMやSRAMが用いら
れ、実施形態1〜実施形態6に記載したセンスアンプを
第1の記憶回路部215内に用いる。第2の記憶回路部
216は、CPU214によって画像データを作成また
は加工する場合に必要となる、色データや文字データを
格納するメモリ領域であり、マスクROMやEPROM
によって構成される。
【0043】信号線駆動回路217は第2の制御回路2
13から画像信号と制御信号(クロック信号、スタート
パルス等)を、走査線駆動回路218は第2の制御回路
213から制御信号(クロック信号、スタートパルス
等)をそれぞれ受け取り、画素部219において画像を
表示する。
【0044】なお、半導体表示部としては、例えば液晶
ディスプレイ、ELディスプレイを考えることができ
る。また、高性能ゲーム機のように、図13に示したア
ーキテクチャではCPUの負担が大きすぎる場合には、
新たに画像処理用のプロセッサを設けてCPUの負荷を
軽減した構成をとる場合もある。
【0045】以上のように、実施形態1〜実施形態6に
記載したセンスアンプを半導体装置に用いることができ
る。
【0046】[実施例5]本実施例では、本発明の半導
体装置が有するTFTの半導体活性層を作製する上で、
半導体膜を結晶化する手法の例を示す。
【0047】ガラス基板上に下地膜として、プラズマC
VD法により酸化窒化珪素膜(組成比Si=32%、O
=59%、N=7%、H=2%)400nmを形成し
た。続いて、前記下地膜上に半導体膜として、プラズマ
CVD法により非晶質珪素膜150nmを形成した。そ
して、500℃で3時間の熱処理を行って、半導体膜が
含有する水素を放出させた後、レーザアニール法により
半導体膜の結晶化を行った。
【0048】レーザアニ-ル法に用いるレーザとして
は、連続発振のYVO4レーザを用いた。レーザアニー
ル法の条件は、レーザ光としてYVO4レーザの第2高
調波(波長532nm)を用いた。レーザ光を光学系に
より所定の形状のビームとして、基板表面上に形成した
半導体膜に照射した。
【0049】なお、基板上に照射されるビームの形状
は、レーザの種類や、光学系によって変化させることが
できる。こうして、基板上に照射されるビームのアスペ
クト比やエネルギー密度の分布を変えることができる。
例えば、基板上に照射されるビームの形状は、線状、矩
形状、楕円状など、様々な形状とすることができる。本
実施例では、YVO4レーザの第2高調波を、光学系に
よって200μm×50μmの楕円状にし、半導体膜に
照射した。
【0050】ここで、レーザ光を基板表面上に形成した
半導体膜に照射する際に用いる、光学系の模式図を図1
4に示す。
【0051】レーザ101から射出されたレーザ光(Y
VO4レーザの第2高調波)は、ミラー102を経由し
て、凸レンズ103に入射する。レーザ光は凸レンズ1
03に対して斜めに入射させる。このようにすること
で、非点収差などの収差により焦点位置がずれ、照射面
またはその近傍において楕円状ビーム106を形成する
ことができる。
【0052】そして、このようにして形成される楕円状
ビーム106を照射しながら、例えば107で示す方向
または108で示す方向にガラス基板105を移動させ
た。こうして、ガラス基板105上に形成された半導体
膜104において、楕円状ビーム106を相対的に移動
させながら照射した。
【0053】なお、楕円状ビーム106の相対的な走査
方向は、楕円状ビーム106の長軸に垂直な方向とし
た。
【0054】本実施例では、凸レンズ103に対するレ
ーザ光の入射角φを約20°として200μm×50μ
mの楕円状ビームを形成し、ガラス基板105を50c
m/sの速度で移動させながら照射して、半導体膜の結
晶化を行った。
【0055】このようにして得られた結晶性半導体膜に
セコエッチングを行って、SEMにより3千倍にて表面
を観察した結果を図15に示す。なお、セコエッチング
におけるセコ液はHF:H2O=2:1に添加剤として
2Cr27を用いて作製されるものである。図15
は、図中の矢印で示す方向にレーザ光を相対的に走査さ
せて得られたものである。レーザ光の走査方向に平行に
大粒径の結晶粒が形成されている様子がわかる。つま
り、レーザ光の走査方向に対して延在するように結晶成
長がなされる。
【0056】このように、本実施例の手法を用いて結晶
化を行った半導体膜には大粒径の結晶粒が形成されてい
る。そのため、前記半導体膜を半導体活性層として用い
てTFTを作製すると、前記TFTのチャネル形成領域
に含まれる結晶粒界の本数を少なくすることができる。
また、個々の結晶粒の内部は実質的に単結晶と見なせる
結晶性を有することから、単結晶半導体を用いたトラン
ジスタと同等の高いモビリティ(電界効果移動度)を得
ることも可能である。
【0057】さらに、TFTを、そのキャリアの移動方
向が、形成された結晶粒の延在する方向と揃うように配
置すれば、キャリアが結晶粒界を横切る回数を極端に減
らすことができる。そのため、オン電流値(TFTがオ
ン状態にある時に流れるドレイン電流値)、オフ電流値
(TFTがオフ状態にある時に流れるドレイン電流
値)、しきい値電圧、S値及び電界効果移動度のバラツ
キを低減することも可能となり、電気的特性は著しく向
上する。
【0058】なお、半導体膜の広い範囲に楕円状ビーム
106を照射するため、楕円状ビーム106をその長軸
に垂直な方向に走査して半導体膜に照射する動作(以
下、スキャンと表記する)を、複数回行っている。ここ
で、1回のスキャン毎に、楕円状ビーム106の位置
は、その長軸に平行な方向にずらされる。また、連続す
るスキャン間では、その走査方向を逆にする。ここで、
連続する2回のスキャンにおいて、一方を往路のスキャ
ン、もう一方を復路のスキャンと呼ぶことにする。
【0059】楕円状ビーム106の位置を、1回のスキ
ャン毎にその長軸に平行な方向にずらす大きさを、ピッ
チdと表現する。また、往路のスキャンにおいて、図1
5に示したような大粒径の結晶粒が形成された領域の、
楕円状ビーム106の走査方向に垂直な方向の長さを、
D1と表記する。復路のスキャンにおいて、図15に示
したような大粒径の結晶粒が形成された領域の、楕円状
ビーム106の走査方向に垂直な方向の長さを、D2と
表記する。また、D1とD2の平均値を、Dとする。
【0060】このとき、オーバーラップ率RO.L[%]
を式(1)で定義する。
【0061】 RO.L=(1−d/D)×100・・・(1)
【0062】本実施例では、オーバーラップ率RO.L
0[%]とした。
【0063】[実施例6]本実施例では、本発明の半導
体装置が有するTFTの半導体活性層を作製する上で、
半導体膜を結晶化する手法において、実施例5とは異な
る例を示す。
【0064】半導体膜として非晶質珪素膜を形成するま
での工程は、実施例5と同様である。その後、特開平7
−183540号公報に記載された方法を利用し、前記
半導体膜上にスピンコート法にて酢酸ニッケル水溶液
(重量換算濃度5ppm、体積10ml)を塗布し、5
00℃の窒素雰囲気で1時間、550℃の窒素雰囲気で
12時間の熱処理を行った。続いて、レーザアニール法
により、半導体膜の結晶性の向上を行った。
【0065】レーザアニ-ル法に用いるレーザとして
は、連続発振のYVO4レーザを用いた。レーザアニー
ル法の条件は、レーザ光としてYVO4レーザの第2高
調波(波長532nm)を用い、図14で示した光学系
における凸レンズ103に対するレーザ光の入射角φを
約20°として、200μm×50μmの楕円状ビーム
を形成した。ガラス基板105を50cm/sの速度で
移動させながら、前記楕円状ビームを照射して、半導体
膜の結晶性の向上を行った。
【0066】なお、楕円状ビーム106の相対的な走査
方向は、楕円状ビーム106の長軸に垂直な方向とし
た。
【0067】このようにして得られた結晶性半導体膜に
セコエッチングを行って、SEMにより3千倍にて表面
を観察した。その結果を図16に示す。図16は、図中
の矢印で示す方向にレーザ光を相対的に走査させて得ら
れたものであり、走査方向に対して延在して大粒径の結
晶粒が形成されている様子がわかる。
【0068】このように、本発明を用いて結晶化を行っ
た半導体膜には大粒径の結晶粒が形成されているため、
前記半導体膜を用いてTFTを作製すると、そのチャネ
ル形成領域に含まれる結晶粒界の本数を少なくすること
ができる。また、個々の結晶粒は実質的に単結晶と見な
せる結晶性を有することから、単結晶半導体を用いたト
ランジスタと同等の高いモビリティ(電界効果移動度)
を得ることも可能である。
【0069】さらに、形成された結晶粒が一方向に揃っ
ている。そのため、TFTを、そのキャリアの移動方向
が、形成された結晶粒の延在する方向と揃うように配置
すれば、キャリアが結晶粒界を横切る回数を極端に減ら
すことができる。そのため、オン電流値、オフ電流値、
しきい値電圧、S値及び電界効果移動度のバラツキを低
減することも可能となり、電気的特性は著しく向上す
る。
【0070】なお、半導体膜の広い範囲に楕円状ビーム
106を照射するため、楕円状ビーム106をその長軸
に垂直な方向に走査して半導体膜に照射する動作(スキ
ャン)を、複数回行っている。ここで、1回のスキャン
毎に、楕円状ビーム106の位置は、その長軸に平行な
方向にずらされる。また、連続するスキャン間では、そ
の走査方向を逆にする。ここで、連続する2回のスキャ
ンにおいて、一方を往路のスキャン、もう一方を復路の
スキャンと呼ぶことにする。
【0071】楕円状ビーム106の位置を、1回のスキ
ャン毎にその長軸に平行な方向にずらす大きさを、ピッ
チdと表現する。また、往路のスキャンにおいて、図1
6に示したような大粒径の結晶粒が形成された領域の、
楕円状ビーム106の走査方向に垂直な方向の長さを、
D1と表記する。復路のスキャンにおいて、図16に示
したような大粒径の結晶粒が形成された領域の、楕円状
ビーム106の走査方向に垂直な方向の長さを、D2と
表記する。また、D1とD2の平均値を、Dとする。
【0072】このとき、式(1)と同様に、オーバーラッ
プ率RO.L[%]を定義する。本実施例では、オーバー
ラップ率RO.Lを0[%]とした。
【0073】また、上記結晶化の手法によって得られた
半導体膜(図中、Improved CG−Siliconと表記)のラマ
ン散乱分光の結果を図17に太線で示す。ここで、比較
のため、単結晶シリコン(図中、ref.(100)Si Waferと
表記)のラマン散乱分光の結果を細線で示した。また、
非晶質珪素膜を形成後、熱処理を行って半導体膜が含有
する水素を放出させた後、パルス発振のエキシマレーザ
を用い結晶化を行った半導体膜(図中、excimer laser
annealingと表記)のラマン散乱分光の結果を図17に
点線で示した。
【0074】本実施例の手法によって得られた半導体膜
のラマンシフトは、517.3cm -1のピークを有す
る。また、半値幅は、4.96cm-1である。一方、単
結晶シリコンのラマンシフトは、520.7cm-1のピ
ークを有する。また、半値幅は、4.44cm-1であ
る。パルス発振のエキシマレーザを用い結晶化を行った
半導体膜のラマンシフトは、516.3cm-1である。
また、半値幅は、6.16cm-1である。
【0075】図17の結果により、本実施例に示した結
晶化の手法によって得られた半導体膜の結晶性が、パル
ス発振のエキシマレーザを用い結晶化を行った半導体膜
の結晶性と比べて、単結晶シリコンに近いことがわか
る。
【0076】[実施例7]本実施例では、実施例5に示
した手法によって結晶化した半導体膜を用いてTFTを
作製した例について、図14、図18および図19を用
いて説明する。
【0077】本実施例では基板20として、ガラス基板
を用い、ガラス基板上に下地膜21として、プラズマC
VD法により酸化窒化珪素膜(組成比Si=32%、O
=27%、N=24%、H=17%)50nm、酸化窒
化珪素膜(組成比Si=32%、O=59%、N=7
%、H=2%)100nmを積層した。次いで、下地膜
21上に半導体膜22として、プラズマCVD法により
非晶質珪素膜150nmを形成した。そして、500℃
で3時間の熱処理を行って、半導体膜が含有する水素を
放出させた。(図18(A))
【0078】その後、レーザ光として連続発振のYVO
4レーザの第2高調波(波長532nm、5.5W)を
用い、図14で示した光学系における凸レンズ103に
対するレーザ光の入射角φを約20°として200μm
×50μmの楕円状ビームを形成した。前記楕円状ビー
ムを、50cm/sの速度で相対的に走査して、半導体
膜22に照射し、結晶化した半導体膜23を得た。(図
18(B))
【0079】そして、第1のドーピング処理を行い、半
導体膜24を得た。これはしきい値を制御するためのチ
ャネルドープである。材料ガスとしてB26を用い、ガ
ス流量30sccm、電流密度0.05μA、加速電圧
60keV、ドーズ量1×1014/cm2として行っ
た。(図18(C))
【0080】続いて、パターニングを行って、半導体膜
24を所望の形状にエッチングした後、エッチングされ
た半導体膜25、26を覆うゲート絶縁膜27としてプ
ラズマCVD法により膜厚115nmの酸化窒化珪素膜
を形成する。次いで、ゲート絶縁膜27上に導電膜とし
て膜厚30nmのTaN膜28と、膜厚370nmのW
膜29を積層形成する。(図18(D))
【0081】フォトリソグラフィ法を用いてレジストか
らなるマスク(図示せず)を形成して、W膜、TaN
膜、ゲート絶縁膜をエッチングする。
【0082】そして、レジストからなるマスクを除去
し、新たにマスク33を形成して第2のドーピング処理
を行い、半導体膜にn型を付与する不純物元素を導入す
る。この場合、導電層30、31がn型を付与する不純
物元素に対するマスクとなり、自己整合的に不純物領域
34が形成される。本実施例では第2のド−ピング処理
は、半導体膜の膜厚が150nmと厚いため2条件に分
けて行った。本実施例では、材料ガスとしてフォスフィ
ン(PH3)を用い、ドーズ量を2×1013/cm2
し、加速電圧を90keVとして行った後、ドーズ量を
5×1014/cm2とし、加速電圧を10keVとして
行った。(図18(E))
【0083】次いで、レジストからなるマスク33を除
去した後、新たにレジストからなるマスク35を形成し
て第3のドーピング処理を行う。第3のドーピング処理
により、pチャネル型TFTの活性層となる半導体膜に
前記一導電型とは逆の導電型を付与する不純物元素が添
加された不純物領域36を形成する。導電層30、31
を不純物元素に対するマスクとして用い、p型を付与す
る不純物元素を添加して自己整合的に不純物領域36を
形成する。本実施例では第3のド−ピング処理において
も、半導体膜の膜厚が150nmと厚いため2条件に分
けて行った。本実施例では、材料ガスとしてジボラン
(B26)を用い、ドーズ量を2×1013/cm2
し、加速電圧を90keVとして行った後、ドーズ量を
1×1015/cm2とし、加速電圧を10keVとして
行った。(図18(F))
【0084】以上までの工程で、それぞれの半導体層に
不純物領域34、36が形成される。
【0085】次いで、レジストからなるマスク35を除
去して、プラズマCVD法により第1の層間絶縁膜37
として膜厚50nmの酸化窒化珪素膜(組成比Si=3
2.8%、O=63.7%、N=3.5%)を形成し
た。
【0086】次いで、熱処理により、半導体層の結晶性
の回復、それぞれの半導体層に添加された不純物元素の
活性化を行う。本実施例ではファーネスアニール炉を用
いた熱アニール法により、窒素雰囲気中にて550度4
時間の熱処理を行った。(図18(G))
【0087】次いで、第1の層間絶縁膜37上に無機絶
縁膜材料または有機絶縁物材料から成る第2の層間絶縁
膜38を形成する。本実施例では、CVD法により膜厚
50nmの窒化珪素膜を形成した後、膜厚400nmの
酸化珪素膜を形成した。
【0088】そして、熱処理を行うと水素化処理を行う
ことができる。本実施例では、ファーネスアニール炉を
用い、410度で1時間、窒素雰囲気中にて熱処理を行
った。
【0089】続いて、各不純物領域とそれぞれ電気的に
接続する配線39を形成する。本実施例では、膜厚50
nmのTi膜と、膜厚500nmのAl―Si膜と、膜
厚50nmのTi膜との積層膜をパターニングして形成
した。もちろん、二層構造に限らず、単層構造でもよい
し、三層以上の積層構造にしてもよい。また、配線の材
料としては、AlとTiに限らない。例えば、TaN膜
上にAlやCuを形成し、さらにTi膜を形成した積層
膜をパターニングして配線を形成してもよい。(図18
(H))
【0090】以上の様にして、チャネル長6μm、チャ
ネル幅4μmのnチャネル型TFT51とpチャネル型
TFT52が形成された。
【0091】これらの電気的特性を測定した結果を図1
9に示す。nチャネル型TFT51の電気的特性を図1
9(A)に、pチャネル型TFT52の電気的特性を図
19(B)に示す。電気的特性の測定条件は、測定点を
それぞれ2点とし、ゲート電圧Vg=―16〜16Vの
範囲で、ドレイン電圧Vd=1V及び5Vとした。ま
た、図19において、ドレイン電流(ID)、ゲート電
流(IG)は実線で、移動度(μFE)は点線で示して
いる。
【0092】本発明を用いて結晶化を行った半導体膜に
は大粒径の結晶粒が形成されているため、前記半導体膜
を用いてTFTを作製すると、そのチャネル形成領域に
含まれる結晶粒界の本数を少なくすることができる。さ
らに、形成された結晶粒は一方向に揃っているため、キ
ャリアが結晶粒界を横切る回数を極端に減らすことがで
きる。そのため、図19に示したように電気的特性の良
いTFTが得られる。特に移動度が、nチャネル型TF
Tにおいて524cm2/Vs、pチャネル型TFTに
おいて205cm2/Vsとなることがわかる。このよ
うなTFTを用いて半導体装置を作製すれば、その動作
特性および信頼性をも向上することが可能となる。
【0093】なお、本実施例ではトップゲート構造の場
合を説明したが、ボトムゲート構造、デュアルゲート構
造であってもよい。また、基板としては、ガラス基板の
他、石英基板、プラスチック基板などの一般に絶縁表面
を有する基板を用いても良い。
【0094】[実施例8]本実施例では、実施例6に示
した手法によって結晶化した半導体膜を用いてTFTを
作製した例について、図14、図20〜図22、図23
を用いて説明する。
【0095】半導体膜として非晶質珪素膜を形成するま
での工程は、実施例7と同様である。なお、非晶質珪素
膜は、150nmの厚さで形成した。(図20(A))
【0096】その後、特開平7−183540号公報に
記載された方法を利用し、前記半導体膜上にスピンコー
ト法にて酢酸ニッケル水溶液(重量換算濃度5ppm、
体積10ml)を塗布して金属含有層41を形成する。
そして、500℃の窒素雰囲気で1時間、550℃の窒
素雰囲気で12時間の熱処理を行った。こうして半導体
膜42を得た。(図20(B))
【0097】続いて、レーザアニール法により、半導体
膜42の結晶性の向上を行う。
【0098】レーザアニール法の条件は、レーザ光とし
て連続発振のYVO4レーザの第2高調波(波長532
nm、5.5W)を用い、図14で示した光学系におけ
る凸レンズ103に対するレーザ光の入射角φを約20
°として200μm×50μmの楕円状ビームを形成し
た。前記楕円状ビームを、基板を20cm/sまたは5
0cm/sの速度で移動させながら照射して、半導体膜
42の結晶性の向上を行った。こうして半導体膜43を
得た。(図20(C))
【0099】図20(C)の半導体膜の結晶化の後の工
程は、実施例7において示した図18(C)〜図18
(H)の工程と同様である。こうして、チャネル長6μ
m、チャネル幅4μmのnチャネル型TFT51とpチ
ャネル型TFT52が形成された。これらの電気的特性
を測定した。
【0100】上記工程によって作製したTFTの電気的
特性を、図21、図22、図23に示す。
【0101】図21(A)及び図21(B)に、図20
(C)のレーザアニール工程において、基板の速度を2
0cm/sで移動させて作製したTFTの電気的特性を
示す。図21(A)に、nチャネル型TFT51の電気
的特性を示す。また図21(B)に、pチャネル型TF
T52の電気的特性を示す。また、図22(A)及び図
22(B)に、図20(C)のレーザアニール工程にお
いて、基板の速度を50cm/sで移動させて作製した
TFTの電気的特性を示す。図22(A)に、nチャネ
ル型TFT51の電気的特性を示す。また図22(B)
に、pチャネル型TFT52の電気的特性を示す。
【0102】なお、電気的特性の測定条件は、ゲート電
圧Vg=―16〜16Vの範囲で、ドレイン電圧Vd=
1V及び5Vとした。また、図21、図22において、
ドレイン電流(ID)、ゲート電流(IG)は実線で、
移動度(μFE)は点線で示している。
【0103】本発明を用いて結晶化を行った半導体膜に
は大粒径の結晶粒が形成されているため、前記半導体膜
を用いてTFTを作製すると、そのチャネル形成領域に
含まれる結晶粒界の本数を少なくすることができる。さ
らに、形成された結晶粒は一方向に揃っており、レーザ
光の相対的な走査方向に対して交差する方向に形成され
る粒界が少ないため、キャリアが結晶粒界を横切る回数
を極端に減らすことができる。
【0104】そのため、図21及び図22に示したよう
に電気的特性の良いTFTが得られる。特に移動度が、
図21ではnチャネル型TFTにおいて510cm2
Vs、pチャネル型TFTにおいて200cm2/V
s、また、図22ではnチャネル型TFTにおいて59
5cm2/Vs、pチャネル型TFTにおいて199c
2/Vsと非常に優れていることがわかる。そして、
このようなTFTを用いて半導体装置を作製すれば、そ
の動作特性および信頼性をも向上することが可能とな
る。
【0105】また、図23に、図20(C)のレーザア
ニール工程において、基板の速度を50cm/sで移動
させて作製したTFTの電気的特性を示す。図23
(A)に、nチャネル型TFT51の電気的特性を示
す。また図23(B)に、pチャネル型TFT52の電
気的特性を示す。
【0106】なお、電気的特性の測定条件は、ゲート電
圧Vg=―16〜16Vの範囲で、ドレイン電圧Vd=
0.1V及び5Vとした。
【0107】図23に示したように電気的特性の良いT
FTが得られる。特に移動度が、図23(A)に示した
nチャネル型TFTにおいて657cm2/Vs、図2
3(B)に示したpチャネル型TFTにおいて219c
2/Vsと非常に優れていることがわかる。そして、
このようなTFTを用いて半導体装置を作製すれば、そ
の動作特性および信頼性をも向上することが可能とな
る。
【0108】なお、本実施例ではトップゲート構造の場
合を説明したが、ボトムゲート構造、デュアルゲート構
造であってもよい。また、基板としては、ガラス基板の
他、石英基板、プラスチック基板などの一般に絶縁表面
を有する基板を用いても良い。
【0109】[実施例9]本実施例では、実施例4で述べ
たように本発明のセンスアンプを用いた半導体装置を組
み込んだ電子機器について図24、図25、図26で説
明する。
【0110】このような電子機器には、携帯情報端末
(電子手帳、モバイルコンピュータ、携帯電話等)、ビ
デオカメラ、スチルカメラ、パーソナルコンピュータ、
テレビ等が挙げられる。それらの一例を図24と図25
に示す。
【0111】図24(A)は携帯電話であり、本体90
01、音声出力部9002、音声入力部9003、表示
部9004、操作スイッチ9005、アンテナ9006
から構成されている。本発明は表示部9004と同一基
板上に一体形成することができる。
【0112】図24(B)はビデオカメラであり、本体
9101、表示部9102、音声入力部9103、操作
スイッチ9104、バッテリー9105、受像部910
6から成っている。本発明は表示部9102と同一基板
上に一体形成することができる。
【0113】図24(C)はモバイルコンピュータ或い
は携帯型情報端末であり、本体9201、カメラ部92
02、受像部9203、操作スイッチ9204、表示部
9205で構成されている。本発明は表示部9205と
同一基板上に一体形成することができる。
【0114】図24(D)はヘッドマウントディスプレ
イであり、本体9301、表示部9302、アーム部9
303で構成される。本発明は表示部9302と同一基
板上に一体形成することができる。
【0115】図24(E)はテレビであり、本体940
1、スピーカ9402、表示部9403、受信装置94
04、増幅装置9405等で構成される。本発明は表示
部9403と同一基板上に一体形成することができる。
【0116】図24(F)は携帯書籍であり、本体95
01、表示部9502、記憶媒体9504、操作スイッ
チ9505、アンテナ9506から構成されており、ミ
ニディスク(MD)やDVD(Digtial Ver
satile Disc)に記憶されたデータや、アン
テナで受信したデータを表示するものである。本発明は
表示部9502と同一基板上に一体形成することができ
る。
【0117】図25(A)はパーソナルコンピュータで
あり、本体9601、画像入力部9602、表示部96
03、キーボード9604で構成される。本発明は表示
部9603と同一基板上に一体形成することができる。
【0118】図25(B)はプログラムを記録した記録
媒体(以下、記録媒体と呼ぶ)を用いるプレーヤーであ
り、本体9701、表示装置9702、スピーカ部97
03、記録媒体9704、操作スイッチ9705で構成
される。なお、この装置は記録媒体としてDVD、CD
等を用い、音楽鑑賞や映画鑑賞やゲームやインターネッ
トを行なうことができる。本発明は表示部9702と同
一基板上に一体形成することができる。
【0119】図25(C)はデジタルカメラであり、本
体9801、表示部9802、接眼部9803、操作ス
イッチ9804、受像部(図示しない)で構成される。
本発明は表示部9802と同一基板上に一体形成するこ
とができる。
【0120】図25(D)は片眼のヘッドマウントディ
スプレイであり、表示部9901、ヘッドマウント部9
902で構成される。本発明はアクティブマトリクス基
板を備えた表示部9901と同一基板上に一体形成する
ことができる。
【0121】図26(A)はフロント型プロジェクター
であり、投射装置3601、スクリーン3602で構成
される。
【0122】図26(B)はリア型プロジェクターであ
り、本体3701、投射装置3702、ミラー370
3、スクリーン3704で構成される。
【0123】なお、図26(C)は、図26(A)及び
図26(B)中における投射装置3601、3702の
構造の一例を示した図である。投射装置3601、37
02は、光源光学系3801、ミラー3802、380
4〜3806、ダイクロイックミラー3803、プリズ
ム3807、液晶表示部3808、位相差板3809、
投射光学系3810で構成される。投射光学系3810
は、投射レンズを含む光学系で構成される。本実施例は
三板式の例を示したが、これに限定されず、例えば単板
式であってもよい。また、図26(C)中において矢印
で示した光路に実施者が適宜、光学レンズや、偏光機能
を有するフィルムや、位相差を調節するためのフィル
ム、IRフィルム等の光学系を設けてもよい。本発明は
液晶表示部3808と同一基板上に一体形成することが
できる。
【0124】また、図26(D)は、図26(C)中に
おける光源光学系3801の構造の一例を示した図であ
る。本実施例では、光源光学系3801は、リフレクタ
ー3811、光源3812、レンズアレイ3813、3
814、偏光変換素子3815、集光レンズ3816で
構成される。なお、図26(D)に示した光源光学系は
一例であって特に限定されない。例えば、光源光学系に
実施者が適宜、光学レンズや、偏光機能を有するフィル
ムや、位相差を調節するフィルム、IRフィルム等の光
学系を設けてもよい。
【0125】以上の様に、本発明の適用範囲はきわめて
広く、あらゆる分野の電子機器に適用することが可能で
ある。
【0126】
【発明の効果】本発明のセンスアンプによれば、しきい
値ばらつきの大きいトランジスタ技術においても2つの
入力信号の電位差を正確に検出し誤動作を極力少なくす
ることが可能となる。また、入力信号の電位差が非常に
小さい状態からでも検出が可能であることから、検出速
度を向上させる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態1の回路図である。
【図2】 実施形態1に対する動作タイミングチャート
図である。
【図3】 実施形態1に対する主要期間における接続を
表す回路図である。
【図4】 本発明の実施形態2の回路図である。
【図5】 実施形態2に対する動作タイミングチャート
図である。
【図6】 本発明の実施形態3の回路図である。
【図7】 本発明の実施形態4の回路図である。
【図8】 本発明の実施形態5の回路図である。
【図9】 本発明の実施形態6の回路図である。
【図10】 本発明の実施例1の回路図である。
【図11】 本発明の実施例2の回路図である。
【図12】 本発明の実施例3の回路図である。
【図13】 本発明の実施例4の回路図である。
【図14】 実施例5で用いる光学系の模式図である。
【図15】 実施例5により作成された結晶性半導体膜
のSEM写真である。
【図16】 実施例6により作成された結晶性半導体膜
のSEM写真である。
【図17】 実施例6により作成された結晶性半導体膜
のラマン散乱分光の結果である。
【図18】 実施例7によるTFT作製工程図である。
【図19】 実施例7により作製したTFTの電気的特
性結果である。
【図20】 実施例8によるTFT作製工程図である。
【図21】 実施例8により作製したTFTの電気的特
性結果である。
【図22】 実施例8により作製したTFTの電気的特
性結果である。
【図23】 実施例8により作製したTFTの電気的特
性結果である。
【図24】 画像表示装置の一例を示す図である。
【図25】 画像表示装置の一例を示す図である。
【図26】 投影型液晶表示装置の構成を示す図であ
る。
【図27】 従来のセンスアンプの一例を示す図であ
る。
【符号の説明】
21 下地膜 22〜26 半導体膜 27 ゲート絶縁膜 28 TaN膜 29 W膜 30、31 導電層 32 ゲート絶縁膜 33 マスク 34 不純物領域 35 マスク 36 不純物領域 37 第1の層間絶縁膜 38 第2の層間絶縁膜 39 配線 41 金属含有層 42、43 半導体膜 51 nチャネル型TFT 52 pチャネル型TFT 101 レーザ 102 ミラー 103 凸レンズ 104 半導体膜 105 ガラス基板 106 楕円状ビーム 107 ガラス基板の移動方向 108 ガラス基板の移動方向
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 21/336 H01L 29/78 614 21/8242 613B 27/108 612B 29/786 627G G11C 11/34 353A Fターム(参考) 5B015 HH01 JJ11 JJ23 KB14 PP02 QQ03 5F052 AA02 BA01 BA04 BB07 DA02 DB03 FA06 JA01 5F083 AD00 BS00 HA02 JA05 JA36 JA39 JA40 LA03 PR18 PR21 PR33 5F110 AA01 AA30 BB02 BB04 BB06 BB07 CC02 CC03 CC07 DD01 DD02 DD03 DD15 DD17 EE01 EE04 EE14 EE27 FF04 FF30 GG02 GG13 GG24 GG28 GG29 GG32 GG45 GG51 HJ01 HJ12 HJ23 HL01 HL02 HL03 HL04 HL06 HL12 NN03 NN04 NN22 NN24 NN27 NN35 PP01 PP03 PP04 PP05 PP06 PP24 PP29 PP34 PP35 QQ11 QQ23 5M024 AA37 AA47 AA93 BB14 BB35 CC72 HH01 KK24 PP01 PP03 PP05 PP07 PP09 PP10

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1の入力端子と第2の入力端子に入力さ
    れる信号の電位差を検出するセンスアンプであって、 第1および第2のトランジスタの各ゲート・ソース間電
    圧に前記第1および前記第2のトランジスタのしきい値
    に相当する電圧をそれぞれ印加する第1の手段と、 前記第1および前記第2の入力端子に入力する信号を前
    記第1および前記第2のトランジスタのゲートにそれぞ
    れ伝達する第2の手段と、 を有し、前記第1および前記第2のトランジスタのしき
    い値ばらつきを補正することを特徴とするセンスアン
    プ。
  2. 【請求項2】請求項1に記載のセンスアンプであって、
    前記第1および前記第2のトランジスタのソースは共通
    であり、かつ、第1のスイッチを介して第1の電源に接
    続されていることを特徴とするセンスアンプ。
  3. 【請求項3】請求項1または請求項2に記載のセンスア
    ンプであって、前記第1および前記第2のトランジスタ
    のドレインは、それぞれ第2および第3のスイッチを介
    して第2の電源に接続されていることを特徴とするセン
    スアンプ。
  4. 【請求項4】請求項1または請求項2に記載のセンスア
    ンプであって、 前記第1のトランジスタのドレインは、第2のスイッチ
    と第1の抵抗素子を介して第2の電源に接続され、 前記第2のトランジスタのドレインは、第3のスイッチ
    と第2の抵抗素子を介して前記第2の電源に接続されて
    いることを特徴とするセンスアンプ。
  5. 【請求項5】請求項1または請求項2に記載のセンスア
    ンプであって、 前記第1のトランジスタのドレインは、第2のスイッチ
    および第3のトランジスタを介して第2の電源に接続さ
    れ、 前記第2のトランジスタのドレインは、第3のスイッチ
    および第4のトランジスタを介して前記第2の電源に接
    続され、 前記第3および第4のトランジスタのゲートは、共に前
    記第3のドレインに接続されていることを特徴とするセ
    ンスアンプ。
  6. 【請求項6】請求項1乃至請求項5に記載のセンスアン
    プであって、前記第1の手段は、 前記第1および前記第2のトランジスタの各ゲート・ド
    レイン間の導通・非導通を制御する第1のスイッチング
    手段と、 前記第1および前記第2のトランジスタの各ドレインに
    電荷の流入あるいは放出を制御する第2のスイッチング
    手段と、 前記第1および前記第2のトランジスタの各ソースに電
    荷の流入あるいは放出を制御する第3のスイッチング手
    段と、 を有することを特徴とするセンスアンプ。
  7. 【請求項7】請求項1乃至請求項6に記載のセンスアン
    プであって、前記第2の手段は、 前記第1および前記第2の入力端子と、前記第1および
    前記第2のトランジスタのゲートとの間にそれぞれ容量
    素子を介することにより達成されることを特徴とするセ
    ンスアンプ。
  8. 【請求項8】請求項1乃至請求項6に記載のセンスアン
    プであって、前記第2の手段は、 前記第1および前記第2の入力端子と、前記第1および
    前記第2のトランジスタのゲートとの間にそれぞれ容量
    素子およびスイッチを直列接続し、 前記2組の容量素子とスイッチとの接続ノードに、第3
    の電源との接続を制御する第4および第5のスイッチを
    それぞれ有することにより達成されることを特徴とする
    センスアンプ。
  9. 【請求項9】第1の入力端子と第2の入力端子に入力さ
    れる信号の電位差を検出するセンスアンプであって、 第1のPMOSトランジスタおよび第2のPMOSトラ
    ンジスタのソースは共に第1の電源に電気的に接続さ
    れ、 前記第1のPMOSトランジスタおよび前記第2のPM
    OSトランジスタのゲートは共に前記第1のPMOSト
    ランジスタのドレインに電気的に接続され、 前記第1のPMOSトランジスタのドレインは第1のス
    イッチの第1の端子に電気的に接続され、 前記第2のPMOSトランジスタのドレインは第2のス
    イッチの第1の端子に電気的に接続され、 前記第1のスイッチの第2の端子は、第1のNMOSト
    ランジスタのドレインおよび第3のスイッチの第1の端
    子に電気的に接続され、 前記第2のスイッチの第2の端子は、第2のNMOSト
    ランジスタのドレインおよび第4のスイッチの第1の端
    子に電気的に接続され、 前記第1のNMOSトランジスタのゲートは、前記第3
    のスイッチの第2の端子、第1の容量素子の第1の端子
    および第2の容量素子の第1の端子に電気的に接続さ
    れ、 前記第2のNMOSトランジスタのゲートは、前記第4
    のスイッチの第2の端子、第3の容量素子の第1の端子
    および第4の容量素子の第1の端子に電気的に接続さ
    れ、 前記第1のNMOSトランジスタおよび前記第2のNM
    OSトランジスタのソースは共に、第5のスイッチの第
    1の端子、前記第2の容量素子の第2の端子および前記
    第4の容量素子の第2の端子に電気的に接続され、 前記第5のスイッチの第2の端子は第2の電源に電気的
    に接続され、 前記第1の容量素子の第2の端子は、第6のスイッチの
    第1の端子および第7のスイッチの第1の端子に電気的
    に接続され、 前記第2の容量素子の第2の端子は、第8のスイッチの
    第1の端子および第9のスイッチの第1の端子に電気的
    に接続され、 前記第6のスイッチの第2の端子は、前記第1の入力端
    子と電気的に接続され、 前記第7のスイッチの第2の端子は、第3の電源に電気
    的に接続され、 前記第8のスイッチの第2の端子は、前記第2の入力端
    子と電気的に接続され、 前記第9のスイッチの第2の端子は、前記第3の電源に
    電気的に接続され、 前記第2のPMOSトランジスタのドレインに出力端子
    が電気的に接続されていることを特徴とするセンスアン
    プ。
  10. 【請求項10】第1の入力端子と第2の入力端子に入力
    される信号の電位差を検出するセンスアンプであって、 第1のPMOSトランジスタおよび第2のPMOSトラ
    ンジスタのソースは共に第1の電源に電気的に接続さ
    れ、 前記第1のPMOSトランジスタおよび前記第2のPM
    OSトランジスタのゲートは共に前記第1のPMOSト
    ランジスタのドレインに電気的に接続され、 前記第1のPMOSトランジスタのドレインは第1のス
    イッチの第1の端子に電気的に接続され、 前記第2のPMOSトランジスタのドレインは第2のス
    イッチの第1の端子に電気的に接続され、 前記第1のスイッチの第2の端子は、第1のNMOSト
    ランジスタのドレインおよび第3のスイッチの第1の端
    子に電気的に接続され、 前記第2のスイッチの第2の端子は、第2のNMOSト
    ランジスタのドレインおよび第4のスイッチの第1の端
    子に電気的に接続され、 前記第1のNMOSトランジスタのゲートは、前記第3
    のスイッチの第2の端子、第1の容量素子の第1の端子
    および第2の容量素子の第1の端子に電気的に接続さ
    れ、 前記第2のNMOSトランジスタのゲートは、前記第4
    のスイッチの第2の端子、第3の容量素子の第1の端子
    および第4の容量素子の第1の端子に電気的に接続さ
    れ、 前記第1のNMOSトランジスタおよび前記第2のNM
    OSトランジスタのソースは共に、第5のスイッチの第
    1の端子、前記第2の容量素子の第2の端子および前記
    第4の容量素子の第2の端子に電気的に接続され、 前記第5のスイッチの第2の端子は第2の電源に電気的
    に接続され、 前記第1の容量素子の第2の端子は、前記第1の入力端
    子と電気的に接続され、 前記第2の容量素子の第2の端子は、前記第2の入力端
    子と電気的に接続され、 前記第2のPMOSトランジスタのドレインに出力端子
    が電気的に接続されていることを特徴とするセンスアン
    プ。
  11. 【請求項11】第1の入力端子と第2の入力端子に入力
    される信号の電位差を検出するセンスアンプであって、 第1の抵抗素子の第1の端子および第2の抵抗素子の第
    1の端子は共に第1の電源に電気的に接続され、 前記第1の抵抗素子の第2の端子は第1のスイッチの第
    1の端子に電気的に接続され、 前記第2の抵抗素子の第2の端子は第2のスイッチの第
    1の端子に電気的に接続され、 前記第1のスイッチの第2の端子は、第1のNMOSト
    ランジスタのドレインおよび第3のスイッチの第1の端
    子に電気的に接続され、 前記第2のスイッチの第2の端子は、第2のNMOSト
    ランジスタのドレインおよび第4のスイッチの第1の端
    子に電気的に接続され、 前記第1のNMOSトランジスタのゲートは、前記第3
    のスイッチの第2の端子、第1の容量素子の第1の端子
    および第2の容量素子の第1の端子に電気的に接続さ
    れ、 前記第2のNMOSトランジスタのゲートは、前記第4
    のスイッチの第2の端子、第3の容量素子の第1の端子
    および第4の容量素子の第1の端子に電気的に接続さ
    れ、 前記第1のNMOSトランジスタおよび前記第2のNM
    OSトランジスタのソースは共に、第5のスイッチの第
    1の端子、前記第2の容量素子の第2の端子および前記
    第4の容量素子の第2の端子に電気的に接続され、 前記第5のスイッチの第2の端子は第2の電源に電気的
    に接続され、 前記第1の容量素子の第2の端子は、第6のスイッチの
    第1の端子および第7のスイッチの第1の端子に電気的
    に接続され、 前記第2の容量素子の第2の端子は、第8のスイッチの
    第1の端子および第9のスイッチの第1の端子に電気的
    に接続され、 前記第6のスイッチの第2の端子は、前記第1の入力端
    子と電気的に接続され、 前記第7のスイッチの第2の端子は、第3の電源に電気
    的に接続され、 前記第8のスイッチの第2の端子は、前記第2の入力端
    子と電気的に接続され、 前記第9のスイッチの第2の端子は、前記第3の電源に
    電気的に接続され、 前記第2の抵抗素子の第2の端子に出力端子が電気的に
    接続されていることを特徴とするセンスアンプ。
  12. 【請求項12】第1の入力端子と第2の入力端子に入力
    される信号の電位差を検出するセンスアンプであって、 第1の抵抗素子の第1の端子および第2の抵抗素子の第
    1の端子は共に第1の電源に電気的に接続され、 前記第1の抵抗素子の第2の端子は第1のスイッチの第
    1の端子に電気的に接続され、 前記第2の抵抗素子の第2の端子は第2のスイッチの第
    1の端子に電気的に接続され、 前記第1のスイッチの第2の端子は、第1のNMOSト
    ランジスタのドレインおよび第3のスイッチの第1の端
    子に電気的に接続され、 前記第2のスイッチの第2の端子は、第2のNMOSト
    ランジスタのドレインおよび第4のスイッチの第1の端
    子に電気的に接続され、 前記第1のNMOSトランジスタのゲートは、前記第3
    のスイッチの第2の端子、第1の容量素子の第1の端子
    および第2の容量素子の第1の端子に電気的に接続さ
    れ、 前記第2のNMOSトランジスタのゲートは、前記第4
    のスイッチの第2の端子、第3の容量素子の第1の端子
    および第4の容量素子の第1の端子に電気的に接続さ
    れ、 前記第1のNMOSトランジスタおよび前記第2のNM
    OSトランジスタのソースは共に、第5のスイッチの第
    1の端子、前記第2の容量素子の第2の端子および前記
    第4の容量素子の第2の端子に電気的に接続され、 前記第5のスイッチの第2の端子は第2の電源に電気的
    に接続され、 前記第1の容量素子の第2の端子は、前記第1の入力端
    子と電気的に接続され、 前記第2の容量素子の第2の端子は、前記第2の入力端
    子と電気的に接続され、 前記第2の抵抗素子の第2の端子に出力端子が電気的に
    接続されていることを特徴とするセンスアンプ。
  13. 【請求項13】第1の入力端子と第2の入力端子に入力
    される信号の電位差を検出するセンスアンプであって、 第1のスイッチの第1の端子および第2のスイッチの第
    1の端子は共に第1の電源に電気的に接続され、 前記第1のスイッチの第2の端子は、第1のNMOSト
    ランジスタのドレインおよび第3のスイッチの第1の端
    子に電気的に接続され、 前記第2のスイッチの第2の端子は、第2のNMOSト
    ランジスタのドレインおよび第4のスイッチの第1の端
    子に電気的に接続され、 前記第1のNMOSトランジスタのゲートは、前記第3
    のスイッチの第2の端子、第1の容量素子の第1の端子
    および第2の容量素子の第1の端子に電気的に接続さ
    れ、 前記第2のNMOSトランジスタのゲートは、前記第4
    のスイッチの第2の端子、第3の容量素子の第1の端子
    および第4の容量素子の第1の端子に電気的に接続さ
    れ、 前記第1のNMOSトランジスタおよび前記第2のNM
    OSトランジスタのソースは共に、第5のスイッチの第
    1の端子、前記第2の容量素子の第2の端子および前記
    第4の容量素子の第2の端子に電気的に接続され、 前記第5のスイッチの第2の端子は第2の電源に電気的
    に接続され、 前記第1の容量素子の第2の端子は、第6のスイッチの
    第1の端子および第7のスイッチの第1の端子に電気的
    に接続され、 前記第2の容量素子の第2の端子は、第8のスイッチの
    第1の端子および第9のスイッチの第1の端子に電気的
    に接続され、 前記第6のスイッチの第2の端子は、前記第1の入力端
    子と電気的に接続され、 前記第7のスイッチの第2の端子は、第3の電源に電気
    的に接続され、 前記第8のスイッチの第2の端子は、前記第2の入力端
    子と電気的に接続され、 前記第9のスイッチの第2の端子は、前記第3の電源に
    電気的に接続され、 前記第2のスイッチの第2の端子に出力端子が電気的に
    接続されていることを特徴とするセンスアンプ。
  14. 【請求項14】第1の入力端子と第2の入力端子に入力
    される信号の電位差を検出するセンスアンプであって、 第1のスイッチの第1の端子および第2のスイッチの第
    1の端子は共に第1の電源に電気的に接続され、 前記第1のスイッチの第2の端子は、第1のNMOSト
    ランジスタのドレインおよび第3のスイッチの第1の端
    子に電気的に接続され、 前記第2のスイッチの第2の端子は、第2のNMOSト
    ランジスタのドレインおよび第4のスイッチの第1の端
    子に電気的に接続され、 前記第1のNMOSトランジスタのゲートは、前記第3
    のスイッチの第2の端子、第1の容量素子の第1の端子
    および第2の容量素子の第1の端子に電気的に接続さ
    れ、 前記第2のNMOSトランジスタのゲートは、前記第4
    のスイッチの第2の端子、第3の容量素子の第1の端子
    および第4の容量素子の第1の端子に電気的に接続さ
    れ、 前記第1のNMOSトランジスタおよび前記第2のNM
    OSトランジスタのソースは共に、第5のスイッチの第
    1の端子、前記第2の容量素子の第2の端子および前記
    第4の容量素子の第2の端子に電気的に接続され、 前記第5のスイッチの第2の端子は第2の電源に電気的
    に接続され、 前記第1の容量素子の第2の端子は、前記第1の入力端
    子と電気的に接続され、 前記第2の容量素子の第2の端子は、前記第2の入力端
    子と電気的に接続され、 前記第2のスイッチの第2の端子に出力端子が電気的に
    接続されていることを特徴とするセンスアンプ。
  15. 【請求項15】請求項1乃至請求項15のいずれか1項
    に記載の前記センスアンプは、薄膜トランジスタにより
    形成されていることを特徴とするセンスアンプ。
  16. 【請求項16】請求項1乃至請求項15のいずれか1項
    に記載の前記センスアンプは、薄膜トランジスタにより
    形成され、かつ、画像表示装置と一体形成されているこ
    とを特徴とするセンスアンプ。
  17. 【請求項17】請求項15または請求項16に記載のセ
    ンスアンプであって、前記薄膜トランジスタの半導体活
    性層を形成する半導体膜は、連続発振のレーザ光を用い
    たレーザアニールによって結晶化されることを特徴とす
    るセンスアンプ。
  18. 【請求項18】請求項1乃至請求項17のいずれか1項
    に記載の前記センスアンプを用いることを特徴とする電
    子機器。
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