JP2003168119A - 画像処理方法およびその装置 - Google Patents

画像処理方法およびその装置

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JP2003168119A JP2001366919A JP2001366919A JP2003168119A JP 2003168119 A JP2003168119 A JP 2003168119A JP 2001366919 A JP2001366919 A JP 2001366919A JP 2001366919 A JP2001366919 A JP 2001366919A JP 2003168119 A JP2003168119 A JP 2003168119A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 認識対象のドットパターンに応じた最適な膨
張処理を自動的に行って、高精度の認識処理を効率良く
行う。 【解決手段】 RAM13には、検査に先立ち、検査対
象のドット文字列の文字数が登録される。処理部11
は、カメラ2から検査対象の画像を取り込んでこれを2
値化処理した後、RAM13内の登録文字数に一致する
数の投影像が得られるまで、画像を膨張処理するステッ
プと、この膨張画像を文字の並び方向に向けて投影する
ステップとを繰り返して実行する。この処理により登録
文字数と同じ数の投影像が得られると、処理部11は、
これら投影像を用いて各ドット文字毎の認識対象領域を
設定し、各領域内の画像をROM12内のモデルパター
ンと照合して、ドット文字列の良否を判定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、画像処理により
文字や記号などのパターンを認識する技術分野に属する
もので、特に、ドット印字された複数のパターンが配列
されたものを認識する場合に、処理対象の画像から各パ
ターンを切り出すための技術に関連する。
【0002】
【従来の技術】ペットボトル入り飲料や缶入り飲料など
の製造工場では、出荷前の製品のボトルや缶の表面に、
専用のインクジェットプリンタにより消費期限や製造番
号などを印字している。さらに印字処理後の製品は、C
CDカメラや画像処理装置を含む検査ラインに順に搬送
され、ここで印刷状態が不良と判断されると、出荷の対
象から除外される。
【0003】一般的な文字列の認識処理においては、認
識対象の文字列の画像を水平方向および垂直方向の各方
向に向けて投影し、各投影軸毎に現われた投影像により
個々の文字を含む画像領域を切り出した後、これら画像
領域を認識対象領域として、その領域内の画像をあらか
じめ登録された基準の画像と照合するなどして、各文字
を認識する。ただし、上記の検査のようにドット文字列
を認識対象とする場合には、1つの文字のパターンが離
散した状態で投影されてしまうので、先に画像を膨張処
理してドットを連結させてから、その膨張画像に対して
前記投影処理や切り出し処理を行うようにしている(特
開平8−138049号公報)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記した検査ラインで
は多数の製品が次々と搬送されるため、検査は完全に自
動化されるのが望ましい。しかしながら自動化のために
画像の膨張処理回数を固定すると、印字の際のずれや印
刷条件の変更などによって、ドット間隔やドットの大き
さが通常と異なる製品が混入した場合には、同じ膨張処
理回数で対応できなくなる。このような原因で文字の切
り出し処理に失敗すると、不良と判断する必要のない文
字列に対してまで不良判定がなされてしまい、検査の精
度が大幅に低下する、という問題が生じる。
【0005】また適正な膨張回数を設定するためには、
モデルの画像を用いて試験的な膨張処理を何度も繰り返
すなど、手間のかかる設定作業が必要である。したがっ
て製品の種類やプリンタの機種が変わるなどして、文字
の大きさやドット間隔が変化すると、その都度、膨張回
数の設定を変更しなければならなくなり、設定作業に手
間がかかる、という問題が生じる。
【0006】この発明は上記問題点に着目してなされた
もので、認識対象のドットパターンに応じた最適な膨張
処理を自動的に行うようにして、高精度の認識処理を効
率良く行うことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、複数のドッ
トパターンが配列されて成る認識対象を撮像して得られ
た画像から各ドットパターンを切り出して認識する画像
処理方法、および画像処理装置についてなされたもので
ある。なお、ここでいう「ドットパターン」とは、複数
のドットにより表された文字,記号などのパターンであ
って、主として、インクジェットプリンタなどにより所
定の対象物上に印刷されたパターンのことを指す。ただ
しこの発明の認識対象はこれに限らず、たとえばスクリ
ーン上に表示されたドットパターンを認識対象とするこ
ともできる。
【0008】この発明にかかる第1の画像処理方法で
は、認識対象の画像に対し、画像を膨張するステップ
と、膨張処理後の画像を前記ドットパターンの配列方向
に向けて投影するステップとを、前記認識対象の配列を
構成するドットパターンの数に対応する数の投影像が得
られるまで繰り返し、最終的に得られた投影像に基づき
画像上のドットパターンを切り出すようにしている。
【0009】なお、認識対象の画像は、2値画像とする
のが望ましいが、これに限らず、多値画像を対象として
もよい。2値画像を認識対象とする場合には、前記投影
処理によって、ドットパターンの配列方向に沿うドット
の分布状態を2次元のヒストグラムとして表すことがで
き、このヒストグラム上で個々に独立する山の部分をそ
れぞれ投影像として抽出することができる。一方、多値
画像を認識対象とする場合には、前記投影処理におい
て、文字の高さ方向に沿って濃度を加算したヒストグラ
ムを作成した後、このヒストグラムにおいて所定のしき
い値以上となる部分を投影像として抽出することができ
る。
【0010】上記した「認識対象の配列を構成するドッ
トパターンの数に対応する数」は、この配列を構成する
ドットパターンの数(たとえばドット文字列を構成する
文字の数)と同じ数とするのが好ましい。前記した工場
の検査ラインにおける認識対象は、大半の場合、年月
日,製造番号など、一定の数のドットパターンを配列し
たものであるので、認識対象の配列に含まれるドットパ
ターンの数をあらかじめ登録しておくことができる。こ
の後は、検査において、各認識対象を順に撮像しつつ、
得られた画像に対し、画像の膨張処理と投影処理とを前
記ドットパターンの登録数分の投影像が得られるまで繰
り返した後に、画像上の各ドットパターンを切り出すこ
とになるので、ドット間の間隔やドットの大きさに変動
が生じた認識対象に対しても、適正な回数の膨張処理を
自動的に行って、各ドットパターンを精度良く切り出す
ことができる。
【0011】また上記の方法によれば、対象物の種類や
印字条件などが変わった場合にも、新たな認識対象の配
列を構成するドットパターンの数を登録するだけで認識
処理に移行することができるので、設定に手間をかけず
に、効率の良い処理を行うことが可能となる。
【0012】つぎにこの発明にかかる第2の画像処理方
法では、認識対象の画像をドットパターンの配列方向に
向けて投影した後、この投影処理により得られた投影像
を膨張するステップを、前記認識対象の配列を構成する
ドットパターンの数に対応する数の投影像が得られるま
で繰り返し、最終的に得られた投影像に基づき画像上の
ドットパターンを切り出すようにしている。
【0013】すなわち、この方法は、認識対象の画像の
投影処理により得られた投影像を膨張処理することによ
って、最初はドット毎に離散していた投影像を連結する
もので、第1の画像処理方法と同様に、認識対象の配列
を構成するドットパターンの数分の投影像が得られるま
で膨張処理を繰り返すことによって、適正な回数の膨張
処理を自動的に行って、各ドットパターンを精度良く切
り出すことができる。また対象物の種類や印字条件など
の変動に対し、新たな認識対象の配列を構成するドット
パターンの数を登録するだけで認識処理に移行すること
ができる点についても、第1の画像処理方法と同様であ
る。
【0014】さらに前記第1、第2の各方法について
は、投影像の数が認識対象の配列を構成するドットパタ
ーンの数より少なくなったとき、投影軸方向の大きさが
所定値を上回る投影像を分割する態様を設定することが
できる。たとえば印刷のずれによりドットパターン間の
間隔が通常よりも小さくなると、膨張処理によって2つ
のドットパターンが連結し、その結果、投影像の数が計
測対象の配列におけるドットパターンの数に満たなくな
ることがある。このような場合に上記の態様を適用すれ
ば、連結された投影像を切り離すことによって、各ドッ
トパターンを個別に切り出すことが可能となり、認識精
度の低下を防ぐことができる。
【0015】また前記第1,第2の方法にかかる他の態
様では、所定回数以上の膨張処理が実行された時点で投
影像の数が認識対象の配列を構成するドットパターンの
数より多くなったとき、各投影像間の距離に基づき投影
像の統合処理を行うことができる。なお、投影像の統合
処理では、たとえば、各投影像間の距離を所定のしきい
値と比較し、しきい値を下回る距離にある投影像を1つ
に統合する処理を実行する。
【0016】上記の態様は、ドットパターン間の一部の
ドットに大きなずれが生じるなどして、膨張処理を繰り
返しても、投影像の数が本来のドットパターンの数を上
回る場合に適用することができる。この態様によれば、
統合処理によって投影像の数をドットパターンの数と同
じ数にまで収束することができるので、膨張処理回数を
あらかじめ定めた基準回数以内に留めることができ、ド
ットパターンの切り出し処理にかかる効率を落とさずに
精度の良い切り出し処理を行うことができる。
【0017】つぎに、この発明にかかる画像処理装置
は、複数のドットパターンが配列されて成る認識対象を
撮像して得られた画像を入力する画像入力手段と、前記
入力画像から各ドットパターンを切り出して認識する認
識処理手段と、前記認識処理手段による認識処理結果を
出力する出力手段とを具備する。前記認識処理手段は、
前記認識対象の配列を構成するドットパターンの数を保
持する記憶手段を具備するとともに、前記入力画像に対
し、上記した第1または第2のいずれかの方法(各方法
に適用される2つの態様を含む。)にかかる処理を実行
して、画像上のドットパターンを切り出すようにしてい
る。
【0018】前記画像入力手段は、外部の撮像手段など
から認識対象の画像を取り込むためのもので、入力用の
インターフェース,A/D変換回路などのほか、2値化
回路を含むことができる。ただし、入力画像は、アナロ
グ画像に限らず、ディジタル画像を取り込むこともでき
る。また2値化回路は必ずしも必要ではなく、濃淡画像
データを処理対象とすることもできる。また前記撮像手
段は画像処理装置の外部に限らず、画像処理装置の装置
本体に一体に組み込むこともできる。
【0019】認識処理手段は、前記第1または第2の方
法によるドットパターンの切り出し処理や切り出された
各ドットパターンに対する認識処理を実行するためのプ
ログラムが組み込まれたプロセッサとして構成すること
ができる。前記記憶手段はこのプロセッサ内のメモリで
あり、たとえばキーボードのような入力手段を介して入
力されたドットパターンの数を保持するように設定され
る。また出力手段は、認識処理手段による最終的な処理
結果を出力するためのものであり、認識処理結果を表示
するためのモニタ,電気信号として外部に出力するため
のインターフェースなどとして構成される。
【0020】なお、切り出し処理の後に実行される認識
処理は、この装置の使用目的に応じて適宜設定すること
ができる。たとえば前記したような検査ラインのよう
に、文字列が正しく印字されているかどうかを判別する
目的で使用する場合には、切り出された各ドットパター
ンをそれぞれ登録されたモデルパターンと照合し、各照
合結果を統合して文字列の適否を判別する。また異なる
文字列を認識対象として各文字列の認識処理を行う場合
には、切り出された各ドットパターンをそれぞれ各種文
字のモデルパターンと順に照合して、それぞれのドット
パターンに相当する文字を特定する処理を行うことにな
る。
【0021】
【発明の実施の形態】図1は、この発明にかかる画像処
理装置1の適用例を示す。この実施例の画像処理装置1
は、工場において、製品5に印字されたドット文字列
(文字のドットパターンのほか記号のドットパターンを
含む場合もあるが、以下では、これらのパターンを「ド
ット文字」または単に「文字」という。)の印字状態を
検査するためのもので、CCDカメラ2,モニタ3,外
部装置4などの周辺機器とともに、搬送用のコンベヤ6
の近傍位置に配備される。
【0022】前記CCDカメラ2(以下、単に「カメラ
2」という。)は、レンズを前記コンベヤ6に向けて配
備され、前記コンベヤ6上を搬送される製品5を順に撮
像し、画像処理装置1に出力する。モニタ3は、処理中
の画像を表示するほか、適宜、検査結果などを表示する
のに使用される。外部装置4は、コントローラ,キーボ
ード,コンソールなど、データ入力に使用可能な機器で
あり、検査対象のドット文字列の文字列長や前記良否判
定のための基準値などの設定データの入力に用いられ
る。
【0023】図2は、前記画像処理装置1の電気構成を
示す。この画像処理装置1は、マイクロプロセッサ(M
PU)から成る処理部11にROM12,RAM13,
画像メモリ14などのメモリが接続されるほか、A/D
変換器15,D/A変換器16,入出力部17などが組
み込まれて成る。前記ROM12には、ドット文字列の
認識処理や良否判定処理のためのプログラムのほか、各
種ドットパターンのモデルデータを登録した辞書ファイ
ルなどが格納される。一方、RAM13は、前記外部装
置4から入力された設定データを記憶するなど、処理部
11の作業エリアとして使用される。
【0024】A/D変換器15は、前記カメラ2からの
濃淡画像データを取り込んでこれをディジタル変換す
る。画像メモリ14は、A/D変換器15により変換さ
れたディジタル量の濃淡画像を保存するほか、この濃淡
画像を認識処理のために2値化処理して得られる2値画
像を格納するエリアを具備する。D/A変換器16は、
前記濃淡画像をアナログ量の表示用信号に変換してモニ
タ3に出力する。また入出力部17は、処理部11が前
記外部装置4やモニタ3に対してデータの入出力を行う
際に使用されるインターフェースである。
【0025】図3は、前記画像処理装置1における検査
の手順を示す。なお、以下の説明および処理手順を示す
図面においては、各処理のステップを「ST」として示
す。図3において、まず最初のST1で、画像メモリ1
4にカメラ2からの濃淡画像が入力されると、処理部1
1は、この濃淡画像を所定のしきい値で2値化処理し
て、認識処理用の2値画像(以下、この画像を「処理対
象画像」と呼ぶ。)を生成する(ST2)。
【0026】つぎのST3では、前記処理対象画像にお
いて、検査対象のドット文字列を構成する各文字を切り
出す処理を行う。この切り出し処理では、詳細について
は後記するが、前記画像の膨張処理や投影処理を繰り返
して、最終的に各文字毎に、その文字の位置および大き
さに対応する矩形状の領域を認識対象領域として設定す
る。この文字切り出し処理が終了すると、処理部11
は、つぎのST4で、切り出された各認識対象領域毎
に、前記ROM12の辞書ファイルに格納されたモデル
パターンとの照合処理を行って各文字の良否を判定す
る。
【0027】この後、処理部11は、各文字毎の判定結
果を統合して、ドット文字列に対する良否判定を行い、
ST5でこの判定結果をモニタに表示するほか、図示し
ない上位装置などに出力する。
【0028】つぎに文字の切り出し処理の原理について
説明する。図4は、文字の切り出し処理において行われ
る膨張処理の具体例を示す。図中の各矩形は1画素に対
応するもので、このうちの黒画素がドットを構成する画
素となる。図示例では、各黒画素につき、それぞれ周囲
4近傍の画素(上下、左右の4画素)を黒画素とするこ
とによって、文字を構成するドットの数を増やすように
している。
【0029】よってこの膨張処理を重ねることによっ
て、ドット文字の各ドットが連結するので、ドットパタ
ーンではない通常の文字パターンと同様に、投影処理に
よって各文字を切り出すことが可能となる。
【0030】図5は、投影処理によってドット文字列の
各文字を切り出す例を示す。図示例のドット文字列は、
水平方向(x軸方向)に沿って10個の文字が配列され
た構成をとるので、処理対象画像を文字の配列方向であ
るx軸に向けて投影すると、文字毎に切り分けられた1
0個の投影像A1〜A10を得ることができる。またこ
こでは図示しないが、各投影像A1〜A10に対応する
画像部分をそれぞれ個別にy軸方向に向けて投影するこ
とによって、各文字の高さに対応する投影像を得ること
ができる。さらにこれらの投影処理結果を統合すると、
各文字毎に、その文字の幅および高さに応じた矩形状の
領域R1〜R10を設定することができる。この矩形領
域R1〜R10は前記した認識対象領域として、以後の
認識処理のために用いられることになる。
【0031】ところで、この実施例の検査対象であるド
ット文字列は、各製品を搬送しつつ高速の印字処理によ
って印刷されたものであるため、搬送用のコンベヤの速
度やプリンタの状態などによってドットの間隔やドット
の大きさにばらつきが起こる可能性が高い。このため検
査対象によって、適切な文字の切り出しを行うのに必要
な画像の膨張処理回数が変動する場合がある。
【0032】図6は、前記最適な投影像を得るための膨
張回数が処理対象のドット文字列の状態によって変動す
る例を示す。図6(1)(2)において、下段は検査対
象のドット文字列の2値画像であり、いずれのドット文
字列も、3個の文字「A」「B」「C」を順に並べて成
る。なお、図6(1)(2)ともに、左端の画像が元の
処理対象画像であり、矢印方向に進むほど、膨張処理を
重ねた画像に変化する。またこれらの画像の上方には、
それぞれその画像を文字の配列方向に向けて投影したと
きに得られる投影像の分布状態を示す。
【0033】上記図6(1)と図6(2)とでは、検査
対象のドット文字列のドットの大きさが異なっており、
ドットの小さな文字列を対象とする図6(1)では、膨
張処理を2回行うことによって、各文字に対応する3個
の投影像が得られる。これに対し、ドットの大きな文字
列を対象とする図6(2)の例では、膨張処理を1回行
うだけで各文字に対応する投影像を得ている。
【0034】このようにドットの大きさや間隔が変わる
と、画像の膨張処理の回数を変更する必要が生じる。一
方、この実施例の検査対象であるドット文字列は、製造
年月日,製品コードなど、桁数が一定の文字列であり、
適度な膨張処理が行われた画像であれば、前記図5に示
したように、検査対象の文字列の桁数と同じ数の投影像
を得ることができる。そこでこの実施例の画像処理装置
1では、あらかじめ検査対象のドット文字列を構成する
文字数を外部装置4などから入力してRAM13に保存
しておき、この登録文字数分の投影像が得られるまで画
像の膨張処理と投影処理とを繰り返すことによって、文
字の切り出し処理を適正かつ効率良く行うようにしてい
る。
【0035】図7は、前記ST3の文字切り出し処理の
詳細な手順を示す。まず最初のST301では、処理対
象画像をx軸方向に向けて投影する。なお、ここでの処
理対象画像は2値画像であるので、前記投影処理結果
は、x軸方向に沿う黒画素数を示すヒストグラムに相当
するものとなる。つぎのST302では、このヒストグ
ラムにおいて、所定のしきい値以上の値が連続する部分
(以下、この部分を「山」と呼ぶ。この山は前記した投
影像に相当するものである。)を抽出し、この山の数を
計数する。
【0036】つぎにST303では、抽出された山の数
を登録文字数と比較する。初期の画像の膨張処理が行わ
れていない状態下では、山の数は登録文字数より大きく
なるので、ST303が「NO」となってST304に
進み、前記処理対象画像に1回目の膨張処理を施し、し
かる後にST301に戻る。
【0037】以下同様にして、ST301〜304のル
ープを所定回数実行することによって、画像の膨張処理
および投影処理が繰り返されることになる。この間、各
文字におけるドットがしだいに連結するので、前記投影
処理により得られる山の数はしだいに減少する。そして
所定の時点で山の数が登録文字数に一致すると、ST3
03が「YES」となり、ST305に進む。
【0038】ST305では、最新の投影処理によって
得られた各山の位置および幅を、それぞれ文字の位置お
よび文字幅として特定する。つぎに最新の膨張画像から
これらの山の幅に対応する画像部分を抽出して、それぞ
れy軸方向に向けて投影し、各文字の高さを特定する。
さらにこれらx軸方向,y軸方向の各投影処理結果から
各文字毎に対応する認識対象領域を設定する。
【0039】なお、この後に行われる検査では、前記し
たように各認識対象領域内の画像を辞書ファイル内のモ
デルパターンと照合するが、この照合処理の対象とする
画像は、元の処理対象画像または最新の膨張処理画像の
いずれであってもよい。
【0040】つぎに上記図7の例では、画像の膨張処理
によってドットを連結させるようにしているが、この発
明はこれに限らず、投影処理によって得られたヒストグ
ラムを膨張させてもよい。図8は、ヒストグラムの膨張
処理によって文字を切り出す場合の手順を示す。なお、
この図8では、前記図7の処理と区別するために、各処
理をST306以降のステップにより示すが、図7およ
び図8は、前記図3のST3にかかる処理として、それ
ぞれ独立のプログラムにより実行されるものである。
(以下に示す図9,10の手順についても同様であ
る。)
【0041】図8では、まずST306で処理対象画像
をx軸方向に向けて投影した後、つぎのST307で、
前記投影処理により得られたヒストグラムから山を抽出
してその数を計数する。ここで山の数が登録文字数より
も大きい場合には、ST308が「NO」となってST
309に進み、前記ヒストグラムの各山を所定幅ずつ膨
張する処理を行う。この後は、ST307に戻って、膨
張処理後の山を計数する。
【0042】上記ST307〜309のループを繰り返
した結果、所定の時点で山の数が登録文字数と一致する
と、ST308からST310に進む。ST310で
は、最新の膨張処理によって得られた各山によって各文
字の位置および文字幅を特定した後、前記処理対象画像
からこれらの山に対応する画像部分を個別に抽出してそ
れぞれy軸方向に向けて投影し、各文字の高さを特定す
る。さらにx軸方向,y軸方向の各投影結果を組み合わ
せて、各文字毎に認識対象領域を設定する。
【0043】上記図7や図8の処理によれば、ドットの
間隔や大きさに変動が生じても、処理対象の各画像に対
し、それぞれ最適な回数の膨張処理を自動的に行うこと
ができるので、ドット文字列を構成する各文字を正確に
切り出して高精度の認識処理を行うことができる。また
印字条件の変更やプリンタの印字状態の変化(インクの
量など)によって印字状態が変化しても、検査対象の文
字列が同じであれば、何ら設定の変更を行うことなく、
検査を続けることができる。さらに検査対象のドット文
字列が変更された場合には、その文字列の文字数を入力
してRAM13への登録処理を行うだけで、そのドット
文字列の文字を切り出すのに必要な設定を行うことがで
き、設定にかかる手間を大幅に削減することができる。
【0044】つぎに、図9および図10では、前記図7
と同様に処理対象画像の膨張処理を行うが、ドットのず
れによって2つの文字に対する投影像が連結した場合
や、1つの文字に対する投影像が分離した場合に、対応
できるようにしている。
【0045】まず図9の手順では、前記図7の手順と同
様に、処理対象画像の投影処理を行った後、この投影処
理によって得られたヒストグラム上の山を登録文字数と
照合する(ST311〜315)。ここで山の数が登録
文字数よりも大きい場合は、以下、ST311〜314
のループを繰り返して、前記処理対象画像を所定回数だ
け膨張させる。この処理によって山の数が登録文字数と
同じ数になると、ST313およびST315がともに
「NO」となってST317に進み、図7の手順と同様
にして各文字の認識対象領域を設定する。
【0046】一方、前記膨張処理の過程で2つの文字が
結合し、山の数が登録文字数より小さくなった場合に
は、ST313が「NO」,ST315が「YES」と
なってST316に進む。このST316では、最新の
ヒストグラムで得られた各山の幅を所定の基準値と比較
し、この基準値を越える幅を持つ山を2分割し、しかる
後にST317の文字の切り出し処理を実行する。
【0047】上記の手順によれば、印刷のずれによって
一部の文字間隔が通常よりも小さくなって、その間隔を
挟む文字に対応する山が連結した場合でも、前記ST3
16の処理によってこれらの山を切り分けることが可能
となるから、各文字を精度良く切り出すことができる。
【0048】つぎに図10の手順では、処理対象画像の
投影処理を行い、さらにこの投影処理により得られたヒ
ストグラムから山を抽出してその数を計数した後、この
山の数が登録文字数に1を加えた値以下になるまで画像
の膨張処理と投影処理とを繰り返す(ST318〜32
1)。
【0049】上記の処理によって山の数が登録文字数に
1を加えた数にまで収束すると、ST320が「YE
S」、ST322が「NO」となり、つぎのST323
でこれまでに実行した膨張処理回数をチェックする。こ
こで膨張処理の回数が所定の規定回数以内であれば、S
T323は「NO」となってST321に戻り、引き続
きST318,319の処理により、膨張処理および投
影処理を実行し、山の数を再チェックする。なお前記規
定回数は、あらかじめRAM13またはROM12に登
録される。
【0050】このようにして膨張処理回数が規定回数に
達する前に山の数が登録文字数と同数になると、ST3
20およびST322がともに「YES」となってST
325に進み、文字毎の認識対象領域を設定する。一
方、規定回数分の膨張処理を行っても山の数が登録文字
数に達しなかった場合には、ST322が「NO」,S
T323が「YES」となってST324に進む。この
ST324では、最新のヒストグラムにおいて各山の間
の間隔を所定の基準値と比較し、この基準値以内で最も
小さな間隔を挟む2つの山を1つに統合する。この処理
により山の数は登録文字数と同数になるので、ST32
5に進み、各文字の認識対象領域を設定する。
【0051】上記図10の手順によれば、所定の文字を
構成するドットの一部がずれて、規定回数の膨張処理を
行っても、なおその文字についての投影像を1つに収束
できない場合には、膨張処理を打ち切って山の数を登録
文字数に合わせることができるので、膨張処理にかかる
時間を抑えることができる。よって検査時間を長引かせ
ずに検査精度を維持することができ、検査効率の良い処
理を行うことができる。
【0052】なお、上記図10の例では、山の数が設定
文字数より1つだけ大きい値になるまでは、規定回数に
関係なく、膨張処理を継続するようにしているが、これ
に限らず、山の数に関わりなく、規定回数以内で膨張処
理を終えるようにしてもよい。また膨張回数が規定回数
に達したときの山の数が設定文字数を大幅に越えている
場合には、山の統合処理を行わずに、検査対象の文字列
を不良と判定してもよい。このようにすれば、ドットの
大きなずれにより明らかに不良と見なされる文字列にか
ける検査時間を大幅に短縮することができる。
【0053】さらに上記図9,10の手順では、処理対
象画像を膨張処理しているが、図8のようにヒストグラ
ムを膨張する手順にも、図9や図10と同様の設定を組
み込むことができる。また図9,10の処理を一連に実
行するようにすれば、文字間に結合が生じた場合、1つ
の文字が分離した場合の両方に対応することができ、よ
り的確で効率の良い認識処理を行うことが可能となる。
【0054】
【発明の効果】上記したように、この発明では、複数の
ドットパターンが配列されて成る認識対象を撮像して得
られた画像から各ドットパターンを切り出す処理におい
て、処理対象の画像またはこの画像から得られる投影像
を、認識対象の配列におけるドットの大きさやドット間
隔に応じた適正な回数だけ自動的に膨張させるようにし
たから、文字の切り出し処理を的確かつ効率良く行うこ
とができ、自動検査にかかる精度や効率を大幅に向上す
ることができる。また対象物の種類や印字条件などが変
わっても、新たな認識対象の配列を構成するドットパタ
ーンの数を登録するだけで認識処理に移行することがで
きるので、設定にかかる手間を大幅に削減することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明にかかる画像処理装置の設置例を示す
斜視図である。
【図2】画像処理装置の電気構成を示すブロック図であ
る。
【図3】検査の手順を示すフローチャートである。
【図4】画像の膨張処理の具体例を示す説明図である。
【図5】投影処理によって文字を切り出す原理を示す説
明図である。
【図6】文字の切り出しに必要な膨張回数がドットの大
きさによって変動する例を示す説明図である。
【図7】文字の切り出し処理の詳細な手順を示すフロー
チャートである。
【図8】文字の切り出し処理の他の手順を示すフローチ
ャートである。
【図9】文字の切り出し処理の他の手順を示すフローチ
ャートである。
【図10】文字の切り出し処理の他の手順を示すフロー
チャートである。
【符号の説明】
1 画像処理装置 2 カメラ 5 製品 11 処理部 12 ROM 13 RAM 14 画像メモリ 15 A/D変換器 17 入出力部 A1〜A10 投影像

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のドットパターンが配列されて成る
    認識対象を撮像して得られた画像から各ドットパターン
    を切り出して認識する方法において、 前記認識対象の画像に対し、画像を膨張するステップ
    と、膨張処理後の画像を前記ドットパターンの配列方向
    に向けて投影するステップとを、前記認識対象の配列を
    構成するドットパターンの数に対応する数の投影像が得
    られるまで繰り返し、最終的に得られた投影像に基づき
    画像上のドットパターンを切り出すことを特徴とする画
    像処理方法。
  2. 【請求項2】 複数のドットパターンが配列されて成る
    認識対象を撮像して得られた画像から各ドットパターン
    を切り出して認識する方法において、 前記認識対象の画像を前記ドットパターンの配列方向に
    向けて投影した後、この投影処理により得られた投影像
    を膨張するステップを、前記認識対象の配列を構成する
    ドットパターンの数に対応する数の投影像が得られるま
    で繰り返し、最終的に得られた投影像に基づき画像上の
    ドットパターンを切り出すことを特徴とする画像処理方
    法。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載された画像処理
    方法において、 前記投影像の数が前記認識対象の配列を構成するドット
    パターンの数より少なくなったとき、投影軸方向の大き
    さが所定値を上回る投影像を分割するようにした画像処
    理方法。
  4. 【請求項4】 請求項1または2に記載された画像処理
    方法において、 所定回数以上の膨張処理が実行された時点での投影像の
    数が前記認識対象の配列を構成するドットパターンの数
    より多くなったとき、各投影像間の距離に基づき投影像
    の統合処理を行うようにした画像処理方法。
  5. 【請求項5】 複数のドットパターンが配列されて成る
    認識対象を撮像して得られた画像を入力する画像入力手
    段と、前記入力画像から各ドットパターンを切り出して
    認識する認識処理手段と、前記認識処理手段による認識
    処理結果を出力する出力手段とを具備し、 前記認識処理手段は、 前記認識対象の配列を構成するドットパターンの数を保
    持する記憶手段を具備し、前記入力画像に対し、画像を
    膨張するステップとこの膨張処理後の画像を前記ドット
    パターンの配列方向に向けて投影するステップとを、前
    記記憶手段に保持されたドットパターンの数に対応する
    数の投影像が得られるまで繰り返し、最終的に得られた
    投影像に基づき画像上のドットパターンを切り出すこと
    を特徴とする画像処理装置。
  6. 【請求項6】 複数のドットパターンが配列されて成る
    認識対象を撮像して得られた画像を入力する画像入力手
    段と、前記入力画像から各ドットパターンを切り出して
    認識する認識処理手段と、前記認識処理手段による認識
    処理結果を出力する出力手段とを具備し、 前記認識処理手段は、 前記認識対象の配列を構成するドットパターンの数を保
    持する記憶手段を具備し、前記入力画像を前記ドットパ
    ターンの配列方向に向けて投影した後に、この投影処理
    により得られた投影像を膨張するステップを、前記記憶
    手段に登録されたドットパターンの数に対応する数の投
    影像が得られるまで繰り返し、最終的に得られた投影像
    に基づき画像上のドットパターンを切り出すことを特徴
    とする画像処理装置。
  7. 【請求項7】 請求項5または6に記載された画像処理
    装置において、 前記認識処理手段は、前記投影像の数が前記記憶手段に
    保持されたドットパターンの数より少なくなったとき、
    投影軸方向の大きさが所定値を上回る投影像を分割する
    手段を含んで成る画像処理装置。
  8. 【請求項8】 請求項5または6に記載された画像処理
    装置において、 前記認識処理手段は、所定回数以上の膨張処理が実行さ
    れた時点において、投影像の数が前記記憶手段に保持さ
    れたドットパターンの数より多くなったとき、各投影像
    間の距離に基づき投影像の統合処理を実行する手段を含
    んで成る画像処理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP2892008A4 (en) * 2012-09-28 2016-07-27 Nihon Yamamura Glass Co Ltd TEXT READING DEVICE AND CONTAINER INSPECTING SYSTEM USING THE TEXT CHARACTER READING DEVICE
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