JP2003168030A - Ncデータ用電子商取引仲介方法、そのシステム、サーバー及びプログラム - Google Patents

Ncデータ用電子商取引仲介方法、そのシステム、サーバー及びプログラム

Info

Publication number
JP2003168030A
JP2003168030A JP2001363733A JP2001363733A JP2003168030A JP 2003168030 A JP2003168030 A JP 2003168030A JP 2001363733 A JP2001363733 A JP 2001363733A JP 2001363733 A JP2001363733 A JP 2001363733A JP 2003168030 A JP2003168030 A JP 2003168030A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
customer
processing
internet
internet terminal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2001363733A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Shinkai
弘一 新開
Yasuyuki Nakazawa
康行 中澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP2001363733A priority Critical patent/JP2003168030A/ja
Publication of JP2003168030A publication Critical patent/JP2003168030A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/02Total factory control, e.g. smart factories, flexible manufacturing systems [FMS] or integrated manufacturing systems [IMS]
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/30Computing systems specially adapted for manufacturing

Landscapes

  • General Factory Administration (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】NCデータの信頼性を高めて顧客に納品するこ
とができるNCデータ用電子商取引仲介方法、そのシス
テム、サーバー、プログラムを提供することにある。 【解決手段】サーバー4は顧客側インターネット端末2
から受け取ったNCデータ作成仕様データ及び加工用モ
デルデータをインターネット1を通じてNCデータ作成
業者側インターネット端末3へ所定の形態のデータとし
て転送する機能と、インターネット1を通じてNCデー
タ作成業者側インターネット端末3から転送されてくる
納期及び作成金額の見積回答を受け取ると、該見積回答
データを顧客側インターネット端末2にインターネット
1を通じて転送する機能と、顧客側インターネット端末
1から発注承認回答を受け取るとインターネット1を通
じてNCデータ作成業者側インターネット端末3へ発注
を行う機能と、作成されたNCデータの検証を行う機能
とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、NCデータ用電子
商取引仲介方法、そのシステム、サーバー及びプログラ
ムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、インターネットを利用した顧客の
種々の要望に対応して販売を仲介するための電子商取引
仲介システムが種々提案されている。
【0003】このような電子商取引仲介システムの一つ
として特開2001−265952に見られるようにな
システムがある。
【0004】このシステムは、ユーザー側のコンピュー
タと、仲介業者が所有するユーザー側の全ての包括情報
に対するサービスが可能なコンピュータと、前記包括情
報サービス中の個々の情報に適合する個々の特定企業の
商品乃至技術に関する詳細な情報サービスが可能なコン
ピュータとをインターネット上で接続し、ユーザー側で
は購入事項と原価乃至技術に関する詳細な情報サービス
の中から得られる特定企業の商品乃至技術より、仲介業
者が選んで情報サービスとして提供を受けるとともに、
この提供情報に基づいて仲介業者に発注するか、更に仲
介業者の包括情報サービスの他の特定企業より、他の商
品乃至技術の逆オークションを受けて、仲介業者に変更
発注することもできるシステムである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、NCデータ
作成のような件名受発注型の生産物におていは、生産物
が必ず発注条件を満足しているとは限らない。
【0006】従って、発注者は生産物を受け取った後
に、その生産物が発注条件を満足するかどうかの検証が
必要となる。
【0007】本発明は、上述の点に鑑みてなされたもの
で、上記のような検証を必要とするNCデータの受発注
を電子商取引により仲介する場合に、NCデータ作成業
者や発注者である顧客のNCデータ検証作業を軽減し且
つNCデータの信頼性を高めて発注者に納品することが
できるNCデータ用電子商取引仲介方法、そのシステ
ム、サーバー及びプログラムを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明では、インターネット上に接続され
ているインターネット端末を通じてNCデータ作成依頼
のための希望納期、希望金額、使用するNC加工設備な
どのNCデータ作成仕様データ及び加工用モデルデータ
を顧客側から受け取る過程と、受け取ったNCデータ作
成仕様データ及び加工用モデルデータをNCデータ作成
業者側のインターネット端末にインターネットを通じて
転送するとともに、当該NCデータ作成業者のインター
ネット端末から上記NCデータ作成仕様データ及び加工
用モデルデータに基づいて作成されるNCデータの納入
期日及び作成金額から少なくともなる見積回答データを
受け取る過程と、受け取った見積回答データを顧客側の
インターネット端末へ転送し、顧客側の承認を受ける過
程と、顧客の承認に基づいてNCデータ作成業者により
作成されたNCデータをインターネットを通じてNCデ
ータ作成業者から受け取って、該受け取ったNCデータ
が上記NCデータ作成仕様を満たしているかを否かを判
定するための加工シミュレーションを行う過程と、シミ
ュレーション結果がNCデータ作成仕様を満たす場合に
は当該NCデータを顧客側のインターネット端末へイン
ターネットを通じて転送し、満たさない場合にはNCデ
ータ作成仕様を満すようにNCデータを修正した後NC
データをインターネットを通じて顧客側のインターネッ
ト端末に転送する過程とからなることを特徴とする。請
求項2の発明では、顧客側インターネット端末と、NC
データ作成業者側インターネット端末と、これらインタ
ーネット端末との間でデータの授受を行う仲介業者側サ
ーバーとをインターネットを通じて接続し、顧客側イン
ターネット端末にはNCデータ作成依頼のための希望納
期、希望金額、使用するNC加工設備などのNCデータ
作成仕様データ及び加工用モデルデータを入力して仲介
業者側サーバーへ送出される手段と、仲介業者側サーバ
ーから転送されてくるNCデータを受け取る手段とを備
え、仲介業者側サーバーには、顧客側インターネット端
末から受け取ったNCデータ作成仕様データ及び加工用
モデルデータをインターネットを通じてNCデータ作成
業者側インターネット端末へ所定の形態のデータとして
転送する手段と、インターネットを通じてNCデータ作
成業者側インターネット端末から転送されてくる納期及
び作成金額の見積回答を受け取ると、該見積回答データ
を顧客側インターネット端末にインターネットを通じて
転送するとともに、顧客側インターネット端末から発注
承認回答を受け取るとインターネットを通じてNCデー
タ作成業者側インターネット端末へ発注を行う発注・承
認処理手段と、NCデータ作成設備を有するNCデータ
作成業者側から作成されたNCデータに基づいて加工シ
ミュレーションを行い、作成されたNCデータが顧客側
から受け取っているNCデータ作成仕様を満たしている
か否かを検証するNCデータ検証手段と、該NCデータ
検証手段の検証でNCデータ作成仕様を満たしていると
判定されたNCデータを顧客側インターネット端末へ送
信する手段とを備え、NCデータ作成業者側インターネ
ット端末には仲介業者側サーバーから転送されてくるN
Cデータ作成仕様データ及び加工用モデルデータを受け
取る手段と、見積回答データを入力して仲介業者側サー
バーへ送出する手段及び作成したNCデータを取り込ん
で仲介業者側サーバーへ送出する手段とを備え、上記N
Cデータ検証手段の検証結果に基づいたNCデータの修
正を行う手段及び顧客側からの加工用モデルデータを修
正する手段を仲介業者側若しくはNCデータ作成業者側
又は両者の設備として設けていることを特徴とする。
【0009】請求項3の発明では、請求項2の発明にお
いて、上記NCデータ検証手段が、NCデータから想定
される被切削材を所望の間隔で輪切りにする複数の断面
輪郭線データを作成するスライス処理部と、得られた断
面輪郭線の形状を認識する断面輪郭形状認識部と、得ら
れ断面輪郭線データの輪郭線から想定される被切削材へ
の食い込み部分と削り残し部分を判定する食い込み・削
り残し判定処理部と、被切削材を切削時間毎に算出した
体積から過切削か否かを判定する過切削判定処理部と、
工具毎の切削体積から工具寿命を判定する工具寿命判定
処理部と、加工時間を積算し、指定加工時間内に加工が
終了するか否かを判定する加工時間判定処理部とから成
ることを特徴とする。
【0010】請求項4の発明では、請求項2又は3の発
明において、仲介業者側サーバーに、顧客側インターネ
ット端末から受け取る上記加工用モデルデータを、NC
データ作成業者側のNCデータ作成設備が読み取り可能
なデータ形式に変換するデータ変換手段を備えているこ
とを特徴とする。
【0011】請求項5の発明では、請求項2乃至4の何
れかの発明において、上記仲介業者側サーバーに、顧客
側インターネット端末から受け取る上記加工用モデルデ
ータの不具合の有無を検証するモデルデータ検証手段を
備え、不具合があると、顧客側インターネット端末へ通
知することを特徴とする。
【0012】請求項6の発明では、請求項5の発明にお
いて、上記NCデータ検証手段の検証結果に基づいたN
Cデータの修正を行う手段及びモデルデータ検証手段の
検証結果に基づいて加工用モデルデータを修正する手段
を仲介業者側の設備として設けていることを特徴とす
る。
【0013】請求項7の発明では、請求項2乃至6の何
れかの発明において、複数のNCデータ作成業者に対応
したものであって、仲介業者側サーバーには、各NCデ
ータ作成業者の作成依頼採用率、作成されたNCデータ
検証結果を履歴のデータとして格納するデータベース
と、顧客側に発注承認を得る際に、発注予定のNCデー
タ業者の作成依頼採用率及びNCデータ検証結果の表示
データを顧客側インターネット端末に送信して顧客側イ
ンターネット端末で表示させる機能とを備えていること
を特徴とする。
【0014】請求項8の発明では、請求項2乃至7の何
れかの発明において、上記仲介業者側サーバーには、顧
客側インターネット端末へ納品するNCデータを送信す
る前に、上記NCデータ検証手段の検証結果及び加工シ
ミュレーションの結果を顧客側インターネット端末に送
信する機能を備えていることを特徴とする。
【0015】請求項9の発明では、請求項2乃至8の何
れかの発明において、上記仲介業者から送られてくるN
Cデータを受け取る顧客側インターネット端末として、
インターネットに接続されてNCデータを受信する機能
を備えたNC加工設備を設けたことを特徴とする。
【0016】請求項10の発明では、請求項2乃至9の
何れかの発明において、上記仲介業者側サーバーには、
各顧客側に設けられるNC加工設備毎に対応したNCデ
ータの形式を変換するデータ変換手段を備え、納品する
NCデータを当該顧客のNC加工設備に対応したデータ
形式に変換した後顧客側へ送信することを特徴とする。
【0017】請求項11の発明では、請求項2乃至10
の何れかの発明において、上記仲介業者側サーバーに
は、顧客側のNC加工設備の稼働状態を遠隔管理して故
障やトラブルの発生時に予め登録されている加工設備管
理者のメールアドレス宛に電子メールで通知する管理手
段を備えていることを特徴とする。
【0018】請求項12の発明では、請求項1乃至11
の何れかの発明において、上記仲介業者側サーバーに
は、NC加工設備を有する加工業者、加工に必要とする
材料、工具の販売業者の一覧データを格納したデータベ
ースを備え、作成されたNCデータに対応する加工業
者、販売業者を検索してこれら業者の一覧データ及びこ
れら加工業者、販売業者への発注依頼時に要する付加情
報を顧客側に送信することを特徴とする。
【0019】請求項13の発明では、請求項2乃至12
の何れかの発明において、顧客側にはNCデータ検証結
果や加工シミュレーション結果から、要修正箇所を可視
化データとして作成する手段を備え、修正依頼時にこの
可視化データを仲介業者側サーバーへ送信することを特
徴とする。
【0020】請求項14の発明では、顧客側インターネ
ット端末から受け取ったNCデータ作成仕様データ及び
加工用モデルデータをインターネットを通じてNCデー
タ作成業者側インターネット端末へ所定の形態のデータ
として転送する手段と、インターネットを通じてNCデ
ータ作成業者側インターネット端末から転送されてくる
納期及び作成金額の見積回答を受け取ると、該見積回答
データを顧客側インターネット端末にインターネットを
通じて転送するとともに、顧客側インターネット端末か
ら発注承認回答を受け取るとインターネットを通じてN
Cデータ作成業者側インターネット端末へ発注を行う発
注・承認処理手段と、を備えたことを特徴とする。
【0021】請求項15の発明では、請求項1のNCデ
ータ用電子商取引仲介方法における各過程の処理をコン
ピュータより実行実現するプログラムである。
【0022】
【発明の実施の形態】以下本発明を実施形態により説明
する。 (実施形態1)図1は本実施形態の全体システムを示し
ており、この全体システムではインターネット1を介し
てNCデータ発注者(以下顧客という)M1側のインタ
ーネット端末2…と、NCデータ作成業者M2側のイン
ターネット端末3…と、本システムの中枢となる仲介業
者M3側サーバー4とを基本的な構成として備えてい
る。
【0023】そして顧客側では必要に応じてインターネ
ット端末2にNC加工設備5やNCデータ修正設備6に
LAN7を介して接続して顧客M1側システムを構築し
ている。
【0024】一方NCデータ作成業者M2側では必要に
応じてインターネット端末3にNCデータ作成設備8や
NCデータ修正設備9をLAN10を介して接続してN
Cデータ作成業者側システムを構築している。
【0025】また仲介業者M3のサーバー4にも必要に
応じてモデルデータ修正設備11,NCデータ修正設備
12をLAN13を介して接続して仲介業者側システム
を構築している。
【0026】ここで仲介業者のサーバー4は、図2に示
すように作成されたNCデータを検証するために当該作
成データによってNC加工のシミュレーションを行う機
能を備えたNCデータ検証手段40と、顧客の発注承認
処理や、NCデータ作成業者へのNCデータ作成発注を
行うための発注・承認手段41とを機能として備えると
ともに、各種データベースやマスタを格納している外部
記憶装置と備えている。
【0027】外部記憶装置は、図2に示すようにシミュ
レーションするための工具寿命データを格納した工具寿
命マスタ43、限界切削体積マスタ44、切削体積デー
タ格納部45、断面輪郭線データ格納部46を備え、ま
た発注・承認時に用いるための各種NC加工設備のデー
タを格納している加工設備マスタ47、受発注等の案件
情報を記録している案件情報データベース48及び各種
NC加工設備を所有して加工を請け負う加工業者のリス
トやNCデータ作成業者のリストなどを登録している業
者一覧マスタ49とを少なくとも格納している。
【0028】NCデータ検証手段40には過切削判定処
理部40a、工具寿命判定処理部40b、加工時間判定
機能部40c、スライス処理部40d、断面輪郭線形状
認識処理部40e、食い込み判定処理部40f、削り残
し判定機能部40gの各機能を備え、作成されたNCデ
ータを用いた加工シミュレーションを上記機能40a〜
40dによって行うようなっている。
【0029】発注・承認手段41は、発注条件判別処理
部41a、発注承認処理部41b等を機能として備えて
いる。
【0030】次に本実施形態による電子商取引仲介の過
程について説明する。
【0031】まず、顧客(発注者)M1がNCデータの
作成を発注するにあたっては、まずインターネット1上
で接続されたインターネット端末2より希望納期・希望
金額と、NC加工設備などのNCデータ作成仕様情報
と、加工用モデルデータ(3次元データ)を添えて仲介
業者M3のサーバー4へ転送する(ステップS1)。
【0032】この場合サーバー4が提示しているWeb
サイトの閲覧画面を使用して転送処理を行う。
【0033】次にサーバー4は、発注・承認手段41の
制御の下で上記顧客M1より転送されてきたNCデータ
作成仕様情報及び加工用モデルデータを予め業者一覧マ
スタ49に登録されている複数のNCデータ作成業者M
2のインターネット端末3にインターネット2を通じて
転送する(ステップS2)。
【0034】NCデータ作成業者M2は、転送されたき
た上記NCデータ作成仕様情報及び加工用モデルデータ
から納期・作成金額等の回答を作成して、インターネッ
ト端末3からサーバー4へ返信する(ステップS3)。
【0035】サーバー4を通じて回答を受け取った仲介
業者M3は、サーバー4の発注・承認手段41の機能を
用いて回答を顧客M1のインターネット端末2へ送信す
る。
【0036】この転送された回答を見た顧客M1は納
期.作成金額などを参照して所定のNCデータ作成業者
M2を指定した承認回答をインターネット端末2からサ
ーバー4へ送信する。
【0037】この承認回答を受けとったサーバー4の発
注・承認手段41の制御の下で仲介業者M3は指定され
たNCデータ作成業者M2のインターネット端末3に対
してNCデータ作成の発注を示す発注承認情報を送る
(ステップS4)。
【0038】インターネット端末3を通じて発注承認情
報を受け取った当該NCデータ作成業者M2は先に受け
取っているNCデータ作成仕様情報に基づいてNCデー
タをNCデータ作成設備8を用いて作成する(ステップ
S5)。
【0039】そしてNCデータ作成が完了すると、NC
データ作成業者M2はインターネット端末3を通じてサ
ーバー4へ送信することでNCデータを納品する。
【0040】この納品されたNCデータは、発注・承認
手段41を通じてNCデータ検証手段40へ送られ、N
Cデータの検証処理を行う。
【0041】この検証処理では、まず図4のフローチャ
ートのステップS20で示すようにNCデータ検証手段
40のスライス処理部40dが顧客M1から受け取って
いる加工用モデルデータと、作成されたNCデータによ
る切削モデルデータとを任意のピッチの各X−Z、Y−
Z、X−Yの各平面で輪切りにする。図5はモデルデー
タ(同図(a)に示す)を同図(b)に示すように任意
ピッチPで輪切りする様子を示す。
【0042】さて次に断面輪郭線形状認識処理部40e
により上述のように輪切りしたX,Y,Zの断面形状の
断面線、つまり輪切りをした加工用モデルデータの断面
線20Aと、切削モデルデータの断面線20Bを図6の
ように平面上に描画する(ステップS21)。
【0043】そして食い込み判定処理部40f、削り残
し判定処理部40gによって食い込み(図6のa箇所)
や削り残し(図6のb箇所)の発生により断面線が交わ
る箇所があるのか否かを判定する(ステップS22)。
この判定が交わらなという判定であれば食い込み、削り
残し判定処理が終了する。もし交わるという判定であれ
ば交わる断面線を対応する処理部40eでコンピュータ
のディスプレイ等が表示可能なデータ形式に変換して、
サーバー4からNCデータ作成業者M2のインターネッ
ト端末3へ送り、不具合を知らせる(ステップS2
3)。
【0044】次に過切削判定処理部40aにおいて、図
7に示すフローチャートに沿った処理を行う。この場合
まずステップS30において、NC加工設備の機械毎に
設定される切削時間毎の工具の被切削材別の限界切削体
積マスタデータを限界切削体積マスタ44からデータを
読み出す。限界切削体積マスタデータは図8に示すよう
に各工具…と基準長さL、限界体積V、被切削材…
との関係をテーブル化したものであり、このデータか
ら、作成されたNCデータによって被切削材を切削した
場合の単位時間当たりに切削される切削体積vを判定す
る。
【0045】上記のステップS30の次にステップS3
1では、読み出した切削限界体積マスタデータに基づい
て、検証対象のNCデータの軌跡を工具毎に設定された
基準長さLに分割する。この分割した軌跡毎に切削体積
vを算出し(ステップS32)、更に限界体積Vと比較
して限界体積Vを切削体積vが超えた否かを判定する
(ステップS33)。そしてこの比較判定が超えないと
いう判定の場合には、過切削判定を終了し、超えている
場合には過切削判定処理部40aによって工具Bの移動
軌跡の位置をコンピュータのディスプレイ等が表示可能
なデータ形式に変換して、サーバー4からNCデータ作
成業者M2のインターネット端末3へ送り、不具合を知
らせる(ステップS34)。
【0046】図9はAの被切削材料をBの工具で切削す
る場合の基準長さLと切削体積vとの関係を示してお
り、図において矢印αは工具Bの進行方向を、また●は
工具Bの移動軌跡を示す。
【0047】次に上記判定処理が終了すると、工具寿命
判定処理部40bにおいて、工具等の切削体積により工
具寿命超過か否かの工具寿命判定処理を行う。
【0048】この工具寿命判定処理は、図10のフロー
チャートに示すようにステップS40において、工具等
に設定された被切削材別切削可能体積の工具寿命マスタ
データ(図11を参照)を工具寿命マスタ43から読み
出し、ステップS41でNCデータの軌跡を工具毎に設
定された基準長さLに分割する。
【0049】次にステップS42からS46までのルー
プで分割した軌跡分だけの処理を行う。
【0050】つまりステップS43では既分割した軌跡
毎に切削体積vを累計し、ステップS44で切削可能体
積を超えたか否かを判定して判定結果が否の場合にはス
テップS46でループ終了判定を行い、コンピュータル
ープ終了でなければステップS42に戻る。また上記ス
テップS44で切削可能体積を超えていると判定された
場合にはステップS45において該軌跡の位置をディス
プレイ等が表示可能なデータ形式に変換して、サーバー
4からNCデータ作成業者M2のインターネット端末3
へ送り、不具合を知らせる。ステップS46でループ終
了判定を行い、コンピュータループ終了でなければステ
ップS42に戻るのである。
【0051】以上の処理が分割した軌跡分の全てについ
て行われると、工具寿命判定処理が完了し、次に加工時
間判定処理部40cにおいて、加工時間を積算して指定
加工時間内に加工が終了しているか否かを判定する加工
時間判定処理を行う。
【0052】この加工時間判定処理は図12のフローチ
ャートで示すように工具軌跡長さの積算をステップS5
0でまず行い、次にステップS51でNC加工設備の切
削速度と工具軌跡長から加工時間の算出を行い、この算
出して得られた加工時間が指定加工時間内に加工が終了
する時間であるか否かを次のステップS52で行う。
【0053】このステップS52で加工時間内に終了す
ると判定結果がでた場合には加工時間判定処理を終了
し、もし終了しないと判定された場合には、ステップS
53で加工時間超過によるNC加工設備の稼働の予定ス
ケジュールの変更を表示可能なデータ形式(図13参
照)により作成し、サーバー4からNCデータ作成業者
M2のインターネット端末3へ送る。
【0054】このようにして検証を受けたNCデータ
は、最終的に仲介業者M3が顧客M1の作成希望したN
Cデータ仕様を満足するかを判定し(図3のステップS
6、S7)、ステップS7での判定が満足しないと判定
された場合には、更にステップS8で仲介業者M3側で
修正するかNCデータ作成業者M2で修正するかを判定
し、NCデータ作成業者M2で修正する場合にはオンラ
イン若しくはオフラインでNCデータ作成業者M2へ修
正依頼を指示する。
【0055】指示を受けたNCデータ作成業者M2はサ
ーバー4から送られてきた上記の不具合を示すデータに
基づいてNCデータ修正設備9により修正を行い(ステ
ップS9)、修正済みのNCデータを再度仲介業者M3
のサーバー4に送り、サーバー4側での検証を再度受け
るとともに、仲介業者M3によるステップS6、S7で
の判定を受ける。また修正を仲介業者M2のNC修正設
備9によって修正を行うとステップS8で判定された場
合には、仲介業者M3自身によるNCデータ修正が為さ
れる(ステップS10)。
【0056】以上のような修正を行って最終的に上記N
Cデータ仕様を満足させることができた場合、或いは最
初から満足できる場合には、当該NCデータを顧客M1
のインターネット端末2へ所定のデータ形式で転送する
ことで顧客M1に納品を行う(ステップS11)。
【0057】而して本実施形態では、仲介業者M3で、
顧客M1のインターネット端末2からNCデータの作成
発注を受け付け、NCデータ作成業者M2のピックアッ
プ、NCデータ作成発注・承認、作成されたNCデータ
の検証、修正、納品の仲介をサーバー4を介して行うこ
とができるので、顧客M1は、納品されるNCデータ
が、事前に不具合の有無の検証が為され、不具合のある
場合には修正された完全なデータであるため、顧客M1
の検証のための作業を必要とせず、その分作業の軽減が
図れるという利点がある。
【0058】尚、上記サーバー4の各手段40,41は
コンピュータのプログラムにより実現されるものであっ
て、上記の処理動作はこのプログラムの実行で実現され
る。つまりこのプログラムはサーバー4を構成するコン
ピュータが備えている外部記憶装置に対応する記憶媒体
に所定のプログラム言語で記述されたもので、コンピュ
ータにロードされ実行されることにより、該コンピュー
タを上述のサーバー4として機能させることができるの
である。
【0059】(実施形態2)上記実施形態では、顧客M
1から受け取った加工用モデルデータを仲介業者M3が
そのままNCデータ作成業者M2に転送し、NCデータ
作成業者M2において、データ変換を行うようになって
いるが、加工用モデルデータのNCデータ作成業者M2
でのデータ変換作業を軽減するために、本実施形態では
顧客M1から受け取った加工用モデルデータをNCデー
タ作成業者M2の設備で読み取り可能とするように、仲
介業者M3のサーバー4にデータ変換処理を行う機能を
持たせた点に特徴がある。ここでサーバー4の外部記憶
装置にNCデータ作成業者M2毎に設置されているNC
データ作成設備8の情報(図14参照)を格納したNC
データ作成設備マスタを備えてある。
【0060】而して図15のフローチャートで示すよう
にステップS60でサーバー4は顧客M1から加工用モ
デルデータを作成したモデル作成設備の情報と3次元の
加工用モデルデータとからなるモデル作成情報を受け取
ると、サーバー4はNCデータ作成設備マスタの情報を
読み取り(ステップ61)、この読み取った情報からN
Cデータの作成を依頼しようとするNCデータ作成業者
M2が、顧客M1側で作成された加工用モデルデータを
そのままの書式で読み込み可能なNCデータ作成設備8
を所有しているか否かをステップS62で判定する。も
しこの判定で所有している場合には顧客M2から受け取
った加工用モデルデータをそのままの書式で当該NCデ
ータ業者M2のインターネット端末3へ転送する。
【0061】一方所有していない場合には当該NCデー
タ作成業者M2の所有するNCデータ作成設備8のデー
タの書式を、図16に示すように各NCデータ作成設備
に対応したNCデータ書式の情報を格納したNCデータ
書式マスタから読み出して当該NCデータ作成業者M2
の所有するNCデータ作成設備8が読み取り可能な書式
にデータ変換を行った後に転送する(ステップS6
4)。
【0062】以上のようにしてデータ変換を行って転送
することで、NCデータ作成業者M2における加工用モ
デルデータのデータ変換作業の必要性を無くしている。
【0063】尚、その他の構成、処理動作は実施形態1
に準ずるものであるので、図示及び説明を省略する。
【0064】(実施形態3)上記実施形態1,2の何れ
においても顧客M1から受け取る加工用モデルデータを
事前に検証することなく、仲介業者M3からNCデータ
作成業者M2へ転送しているが、本実施形態では、NC
データ作成業者M2へ転送する前に仲介業者M3側で加
工用モデルデータを検証し、不具合がある場合には電子
メール等により、通告するようにしたものである。
【0065】図17は仲介業者M3のサーバー4での加
工用モデルデータ検証の処理のフローチャートを示して
おり、図においてまず顧客からの3次元の加工用モデル
データ及び加工用モデルデータを作成したモデル作成設
備などのモデル作成情報を受け取ると(ステップS7
0)、サーバー4のNCデータ検証手段40内に備えた
加工用モデルデータ検証機能が加工用モデルデータを読
み込む(ステップS71)。この読み込みおいて読込不
備の判定を行い(ステップS73)、読込不備が有れ
ば、顧客M1からのデータ転送時の不備によるデータ不
良があったことを顧客M1のメールアドレス宛に電子メ
ールで通告し(ステップS74)、再度データ転送を要
求する。
【0066】一方読込不備が無ければ、ステップS75
で加工用モデルデータで示される加工用モデルをX,
Y,Z軸でスライス分割する。、図18(a)はこのス
ライス分割する様子を示しており、同図(b)は加工用
モデルMDをX軸にスライス分割した例を示す。さて分
割が終了すると、開いている断面形状の有無を判定する
(ステップS76)。つまり図19(a)(c)に示す
X軸、Z軸の断面形状には空き断面形状がないものの、
同図19(b)のZ軸の断面形状には2層目に断面の輪
郭線が断裂している箇所(イ)が存在する。このような
箇所(イ)があると空き断面形状が存在すると判定され
ると、ステップS77において、不具合断面形状部分を
加工用モデルデータに明記して該加工用モデルデータを
添付書類とした電子メールを顧客M1のメールアドレス
宛に送信して不具合を通行する。勿論NCデータ作成業
者M2に加工用モデルデータを転送し、同時に不具合を
示す電子メールをNCデータ作成業者M2宛に送り、N
Cデータ作成時の参考に使えるようにしても良い。
【0067】さて上記の開いている断面形状の有無がな
ければステップS78において断面形状不具合を検証す
る。この場合例えば図20(a)に示す破線での断面形
状が同図(c)のように一つの部品で示される場合には
正常であるのに、同図(b)に示すように別々の部品と
して示される場合には不具合と判定される。この判定結
果で不具合があればステップS77で上述と同様な電子
メールによる通告を行う。また最終的に不具合が無けれ
ば顧客M1から加工用モデルデータをNCデータ作成業
者M2へ転送する処理を行う。
【0068】以上のように仲介業者M3側で加工用モデ
ルデータ検証を行うことで、NCデータ作成業者M2で
の負担が軽減できるとともに、NCデータ作成作業の信
頼性を高めることができる。
【0069】尚、その他の構成、処理は実施形態1、2
の何れかに準ずれば良いので、ここでは説明は省略す
る。 (実施形態4)本実施形態では、仲介業者M3のサーバ
ー4の外部記憶装置に図21(a)に示すような各NC
データ作成業者M2の過去の採用率や互換率等の過去案
件を格納したデータベースと、各NCデータ作成業者M
2の所有するNCデータ作成設備と、図21(b)に示
すような、各NCデータ作成業者M2で過去に作成され
たNCデータの不具合箇所の発生率及び不具合発生の理
由を記述したデータベースとを設け、顧客M1にNCデ
ータ作成の発注の承認を貰う際に、発注条件判別処理部
41aがこれらデータベースを検索して各NCデータ作
成業者M2…のNCデータ作成し信頼度一覧表T1と、
発注先を顧客M1によって選択してもらう選択表T2と
を提示するNCデータ作成承認画面(図22)をWeb
ブラウザで閲覧できるようなHTML形式で作成して、
当該提示画面データを顧客M1のインターネット端末2
へ送る。この提示画面を見た顧客M1は、NCデータ作
成を頼みたいNCデータ作成業者M2を上記選択表T2
上で選択するととに、「承認」釦BT1のクリック操作
を行うことで仲介業者M3へ承認の意志決定を伝えるこ
とができる。また発注先として適切なNCデータ作成業
者M2が見つからない場合には、「見送り」釦BT2の
クリック操作を行うと、今回の発注を見送ったことを仲
介業者M3に伝えることができる。
【0070】ここで上記の顧客M1からの意志決定(承
認又は見送り)のデータを受け取った仲介業者M3のサ
ーバー4の発注承認処理部41bでは、発注承認の場合
には選択されたNCデータ作成業者M2へ発注承認が取
れたことを電子メールにより通告するとともに、発注か
ら外れた他のNCデータ作成業者M2にはその旨を示す
電子メールを送信する。また見送りの場合には見積を依
頼した各NCデータ作成業者M2に発注が見送られたこ
とを電子メールで通告する。
【0071】このように本実施形態では、発注先のNC
データ作成業者M2の信用確認を事前に顧客M1に行っ
て貰うことで、顧客M1への信頼性を高めることができ
る。
【0072】尚、その他の構成、処理は実施形態1乃至
3の何れかに準ずれば良いので、ここでは説明は省略す
る。
【0073】(実施形態5)実施形態1では、作成され
たNCデータの検証を仲介業者M3側で行うことで、顧
客M1へ納品するNCデータの信頼性を高めていたが、
本実施形態では、顧客M1へNCデータを納品する前
に、顧客M1でNCデータの検証結果や加工シミュレー
ションの結果を顧客M1側のインターネット端末2で確
認できるようにしたものである。
【0074】つまり、仲介業者M3のサーバー4によ
り、上記検証結果や加工シミュレーションの確認のため
のWebページを構築し、このWebページをアクセス
することで顧客M1はNCデータの検証結果や加工シミ
ュレーションの確認が行えるようにしているもので、図
23のフローチャートで示すように、まずステップS8
0において、予め顧客M1に付与しているNCデータ検
証指示用のパスワードがインターネット端末2の上記W
ebページの閲覧画面から入力されてサーバー4が受け
取ると、ステップS81にサーバー4は、上記予め外部
記憶装置の発注者の案件情報を格納したデータベースに
登録している案件パスワードとの照合を行う。そして一
致するものがあれば、ステップS82において、サーバ
ー4は当該案件のNCデータに対するNCデータ検証手
段40の検証によって作成された検証結果から工具軌跡
を表示する工具軌跡ファイルを加工シミュレーションを
示す情報ファイルとして作成し、ステップS83で当該
顧客M1のインターネット端末2へ送信する。もし上記
のパスワードの照合で一致するものが無ければ、顧客M
1に対して再度パスワードを取得するように指示するコ
メントを上記Webページ上を通じて送る(ステップS
84)。
【0075】このように本実施形態では、顧客M1側
で、納品される前に、発注しているNCデータの検証結
果を示す加工シミュレーションを確認することができる
ことになる。
【0076】尚、その他の構成、処理は実施形態1乃至
4の何れかに準ずれば良いので、ここでは説明は省略す
る。
【0077】(実施形態6)上記実施形態1では、顧客
M1のインターネット端末2へNCデータを送信するこ
とでNCデータを納品していたが、この場合顧客M1で
は受け取ったNCデータをLAN7を通じてNC加工設
備5へNCデータを送り込んだり、或いはNCデータを
所定のメディアに書き込んだ後、該メディアからNC加
工設備5の読み取り装置を介して入力する方法がとられ
ているが、何れにしても納品されるNCデータを保存す
る大容量の記憶装置が顧客M1側に必要となる。
【0078】そこで本実施形態では、インターネット1
に接続されインターネット端末として機能するNC加工
設備5を所有する顧客M1に対しては直接NC加工設備
5へNCデータを転送するようにしたものである。
【0079】この場合図24のフローチャートで示すよ
うに顧客M1は発注時に対応するNC加工設備5の生産
計画情報をサーバー4へ転送する(ステップS90)。
この生産計画情報を受け取ったサーバー4では顧客M1
毎にNCデータ作成業者M2からのNCデータ作成情報
に基づいて作成されるNCデータを用いて生産可能なN
C加工設備5の候補を、外部記憶装置に備えた図25
(a)に示す加工設備仕様マスタから決定する(ステッ
プS91)。この場合合致する内容が多い順に候補を決
定する。
【0080】この決定後、サーバー4は、NC加工設備
候補の生産計画(図25(b)参照)及び最大加工時間
カレンダ(図25(c)参照)を基に最も早く生産が完
了するNC加工設備5を決定する(ステップS92)。
【0081】この決定に基づいて仲介業者M3は、顧客
M1の設備担当者に電話等によって加工準備を促し(ス
テップS93)、次のステップS94でNCデータの転
送が可能となると仲介業者M3はサーバー4を通じて当
該NC加工設備5にインターネット2を通じてNCデー
タを転送させる(ステップS95)。
【0082】このよう本実施形態では直接顧客M1のN
C加工設備5へNCデータをオンラインで転送する形で
納品することができるため、顧客M1側でNCデータを
保存するための大容量の外部記憶装置を備える必要が無
くなる。
【0083】尚、その他の構成、処理は実施形態1乃至
5の何れかに準ずれば良いので、ここでは説明は省略す
る。
【0084】(実施形態7)本実施形態は、仲介業者M
3が単にNCデータ作成の仲介を行うだけではなく、顧
客M1が所有するNC加工設備5の稼働状態を管理し
て、故障・停止の状態が発生した場合に、顧客1側の加
工設備管理業者に電子メールで知らせる業務を行う点に
特徴がある。
【0085】つまり顧客M1は、所有するNC加工設備
5毎の稼働状況・負荷情報のログファイル(図26
(a)参照)を定期的に更新作成してインターネット1
を通じて仲介業者M3のサーバー4からの定期的な要求
に応じて転送する設備を備えておく(図27のステップ
S100)。
【0086】このログファイルは処理コードが記述さ
れ、その処理コードで通常、警告、異常を示すようにな
っている。
【0087】サーバー4は一定時間毎に顧客M1側の上
記設備からログファイルをオンラインで取得し(ステッ
プS101)、次のステップS102で外部記憶装置に
備えている図26(b)に示す管理情報マスタの転送条
件(転送種類)を読み出して、ログファイルの処理コー
ドとを照合する。
【0088】そして顧客M1の加工設備管理者のメール
アドレスに所定の内容のメールを転送する必要があるか
否かをステップS103で判定し、必要がある場合には
ステップS104で所定のメールアドレスに対して処理
コードに対応するメッセージを記述した電子メールを送
信する処理を行う。
【0089】ここで管理情報マスタでは処理コードに対
応する転送種類と、転送先のメールアドレスと顧客M1
(発注者と記述)との対応関係を記述している。
【0090】このように本実施形態では、顧客M1が所
有するNC加工設備5の状態をログファイルにより監視
して、通常でない状態が発生した場合には加工設備管理
者に電子メールでメッセージを送って知らせることで、
加工設備管理者の管理業務の代行を行い、加工設備管理
者の業務の軽減を図ることができるのである。
【0091】尚、その他の構成、処理は実施形態1乃至
6の何れかに準ずれば良いので、ここでは説明は省略す
る。
【0092】(実施形態8)本実施形態は、仲介業者M
3が単にNCデータ作成の仲介を行うだけではなく、顧
客が発注したNCデータによって加工可能なNC加工設
備を所有する加工業者(外注加工業者)の紹介、加工で
使用する材料、工具の各販売業者の紹介業務と、材料、
工具の発注や加工業務の依頼に必要な付加情報の提供と
いう業務を行う点に特徴がある。
【0093】つまり仲介業者M3のサーバー4の外部記
憶装置に、図28(a)に示す工具販売者抽出マスタ、
同図(b)に示す材料販売者抽出マスタ、同図(c)に
示す外注加工業者抽出マスタを備え、図29に示すフロ
ーチャートのステップS200で、顧客M1からの発注
を受け付ける際に顧客M1から送られてくるNCデータ
仕様情報から使用する工具、材料などの情報を取得した
サーバー4は、ステップS201において、取得した情
報から加工業者、販売者を上記各マスタの情報に基づい
て選択する処理を行い、選択した業者に対して例えば電
子メールにより情報を送信する処理を行う。
【0094】この情報を受け取った材料販売業者や工具
販売業者は上記情報に基づいて納期回答書を作成し、ま
た加工業者はNC加工設備の予約状況や設備空き情報の
ような加工可能情報を作成するとともに、オンライン又
はオフラインで仲介業者M3へ送る(ステップS20
2)。
【0095】仲介業者M3は納期回答書や加工可能情報
から、サーバー4を用いて工具、材料別の販売者一覧表
(図28(d)参照)と、加工業者一覧表(図28
(e))と、対応する付加情報とを作成する(ステップ
S203)。ここで付加情報としては工具、材料には発
注を依頼する発注書(図28(f)参照)、加工業者に
は作成されたNCデータや、NCデータ作成仕様書があ
り、上記一覧表のデータと共に電子メールの添付書類と
して対応する顧客M1に送信する(ステップS20
4)。
【0096】以上のように本実施形態ではNCデータ作
成を発注した顧客M1に対して加工を外注加工する際の
外注先となる加工業者や、加工に必要な工具、材料の販
売業者を紹介することで、顧客M1でのこれらの手配業
務の迅速化を図ることができる。
【0097】尚、その他の構成、処理は実施形態1乃至
7の何れかに準ずれば良いので、ここでは説明は省略す
る。
【0098】(実施形態9)実施形態2では顧客M1か
らの加工用モデルデータをNCデータ作成業者M2のN
Cデータ作成設備8に対応したデータ形式に変換してい
るが、本実施形態では検証後にNCデータを顧客M1へ
納品に際し、顧客M1が作成されたNCデータを用いて
加工を行うNC加工設備5に対応した形式にNCデータ
を変換し、その変換したNCデータを納品するようにし
たものである。
【0099】つまり本実施形態では、サーバー4に図3
0に示すようにNCデータ変換手段50を、NCデータ
検証手段40等の他に設け、NCデータ作成業者M2か
ら作成されたNCデータを受け取る際に、図31のフロ
ーチャートで示すようにステップS300で、当該NC
データを使用するNC加工設備のデータをNC作成情報
として受け取り、この受け取ったNC作成情報を例えば
サーバー4に備えたモニタに映し出される図32に示す
NCデータ受信画面上に表示させる。
【0100】この画面ではNCデータの件名、容量、工
具、NCデータ作成設備及び対象となるNC加工設備等
の情報と、顧客M1が使用する加工設備の一覧とが表示
され、顧客M1の所有するNC加工設備の他に作成され
たNCデータを使用する加工設備の一覧等とともに、
「変換」と「ダウンロード」の釦H,Dが夫々表示され
ている。
【0101】この画面を見た仲介業者M3は、別のNC
加工設備に対応する形式で変換してNCデータをダウン
ロードするか否かを判定し(ステップS301)、変換
する必要がなければ「ダウロード」の釦Dをクリックす
ることで、作成されたNCデータをそのままの形式でサ
ーバー4にダウンロードする(ステップS302)。
【0102】一方所定の形式に変換してダウンロードす
ると判定した場合には、「変換」の釦Hを仲介業者M3
が操作すれば、サーバー4は、外部記憶装置に備えたN
Cデータ作成設備互換マスタ(図33(a)参照)から
当該NCデータを作成したNCデータ作成設備と、別の
NCデータ作成設備で作成した場合の互換性をチェック
する(ステップS303,S304)。NCデータ作成
設備互換マスタには互換性を数値で表示している。この
場合数値が大きい程互換性が良いとする。
【0103】さてステップS304で互換性が悪ければ
変換且つダウンロードを行わず、また互換性が良いと判
定されるとサーバー4は、外部記憶装置に備えたNCデ
ータ書式マスタ(図33(b)参照)から変換前と、変
換後のNCデータの書式を取得し、やはり外部記憶装置
に備えたNCデータ変換コード一覧マスタ(図33
(b)参照)から変換前情報と変換後情報とを取得し、
NCデータの変換箇所を選択して変換し(ステップS3
05)、その後自動的に変換したNCデータをダウンロ
ードする。
【0104】図34は変換前のNCデータの所定箇所が
変換された変換後NCデータとの関係を示す。
【0105】このようにしてNCデータ作成業者M2か
ら受け取るNCデータを、仲介業者M3側で、顧客M1
がNCデータを使用するNC加工設備5で取り扱える形
式のNCデータに変換することができるので、顧客M1
がNCデータの作成の発注を行った時点から、当該NC
データを使用するNC加工設備5に変更があっても、作
成されたNCデータの一部変更によって対応することが
可能となる。
【0106】尚、その他の構成、処理は実施形態1乃至
6の何れかに準ずれば良いので、ここでは説明は省略す
る。
【0107】(実施形態10)実施形態5では、顧客M
1でNCデータ検証結果、加工シミュレーションを確認
することができるようになっているが、本実施形態では
この確認によってNCデータの修正箇所が有る場合に、
加工シミュレーションの結果を可視化するデータを生成
して、該データによって仲介業者M3へNCデータの修
正依頼を行える機能を顧客M1側のNCデータ修正設備
6などに備えた点に特徴がある。
【0108】つまり顧客M1のNCデータ修正設備6に
おいて、NCデータ検証結果や加工シミュレーション結
果の確認から修正が必要と判定された場合に、図35の
フローチャートのステップS400でNCデータ検証結
果ファイルに入っているシミュレーション用工具軌跡情
報を読み込む。
【0109】この読み込む情報としては食い込み箇所の
工具軌跡情報、工具軌跡長より加工時間、工具寿命の長
さを示した情報、削り残し箇所の工具軌跡情報がある。
【0110】さて工具軌跡情報を読み込んだ後、NCデ
ータ修正設備6は工具種類毎の工具軌跡情報と切削モデ
ルの情報とに基づいて図36に示すような可視化データ
を外部記憶装置に一旦保存する(ステップS401)。
次にこの保存した情報を読み込み(ステップS40
2)、修正箇所の存在の有無を判定する(ステップS4
03)。この判定で修正箇所が無ければ処理を終了する
が、修正が必要な場合には仲介業者M3に作成した可視
化データとともに追加発注依頼書をインターネット端末
2を通じて仲介業者M3のサーバー4へ送る。
【0111】尚、図36においてMXは切削モデル,K
は工具、○とそれを結ぶ直線は工具軌跡を示す。
【0112】以上のようにして本実施形態では顧客M1
側で、NCデータ検証結果や加工シミュレーション結果
の確認で修正が必要と判定した場合に、可視化データを
作成してこの可視化データを修正依頼する追加発注時に
仲介業者M3へ渡すことで、再依頼による加工モデル作
成の軽減や、追加発注の費用を最小限に抑えることが可
能となる。
【0113】
【発明の効果】請求項1の発明は、インターネット上に
接続されているインターネット端末を通じてNCデータ
作成依頼のための希望納期、希望金額、使用するNC加
工設備などのNCデータ作成仕様データ及び加工用モデ
ルデータを顧客側から受け取る過程と、受け取ったNC
データ作成仕様データ及び加工用モデルデータをNCデ
ータ作成業者側のインターネット端末にインターネット
を通じて転送するとともに、当該NCデータ作成業者の
インターネット端末から上記NCデータ作成仕様データ
及び加工用モデルデータに基づいて作成されるNCデー
タの納入期日及び作成金額から少なくともなる見積回答
データを受け取る過程と、受け取った見積回答データを
顧客側のインターネット端末へ転送し、顧客側の承認を
受ける過程と、顧客の承認に基づいてNCデータ作成業
者により作成されたNCデータをインターネットを通じ
てNCデータ作成業者から受け取って、該受け取ったN
Cデータが上記NCデータ作成仕様を満たしているかを
否かを判定するための加工シミュレーションを行う過程
と、シミュレーション結果がNCデータ作成仕様を満た
す場合には当該NCデータを顧客側のインターネット端
末へインターネットを通じて転送し、満たさない場合に
はNCデータ作成仕様を満すようにNCデータを修正し
た後NCデータをインターネットを通じて顧客側のイン
ターネット端末に転送する過程とからなるので、顧客か
らのNCデータの作成の発注を受け付けてNCデータ作
成業者へ作成依頼を出す仲介をオンラインで行うことが
でき、顧客にとってNCデータ作成業者を捜す手間が省
け、しかも作成されたNCデータが顧客へ納品されるま
でにシミュレーションによって検証されることで、顧客
側でのNCデータの検証を必要とせず、その結果顧客側
の検証作業の負担が無くなる上に、顧客側で受け取るN
Cデータが検証済みであるため、NCデータの信頼性も
向上するという効果がある。
【0114】請求項2の発明は、顧客側インターネット
端末と、NCデータ作成業者側インターネット端末と、
これらインターネット端末との間でデータの授受を行う
仲介業者側サーバーとをインターネットを通じて接続
し、顧客側インターネット端末にはNCデータ作成依頼
のための希望納期、希望金額、使用するNC加工設備な
どのNCデータ作成仕様データ及び加工用モデルデータ
を入力して仲介業者側サーバーへ送出される手段と、仲
介業者側サーバーから転送されてくるNCデータを受け
取る手段とを備え、仲介業者側サーバーには、顧客側イ
ンターネット端末から受け取ったNCデータ作成仕様デ
ータ及び加工用モデルデータをインターネットを通じて
NCデータ作成業者側インターネット端末へ所定の形態
のデータとして転送する手段と、インターネットを通じ
てNCデータ作成業者側インターネット端末から転送さ
れてくる納期及び作成金額の見積回答を受け取ると、該
見積回答データを顧客側インターネット端末にインター
ネットを通じて転送するとともに、顧客側インターネッ
ト端末から発注承認回答を受け取るとインターネットを
通じてNCデータ作成業者側インターネット端末へ発注
を行う発注・承認処理手段と、NCデータ作成設備を有
するNCデータ作成業者側から作成されたNCデータに
基づいて加工シミュレーションを行い、作成されたNC
データが顧客側から受け取っているNCデータ作成仕様
を満たしているか否かを検証するNCデータ検証手段
と、該NCデータ検証手段の検証でNCデータ作成仕様
を満たしていると判定されたNCデータを顧客側インタ
ーネット端末へ送信する手段とを備え、NCデータ作成
業者側インターネット端末には仲介業者側サーバーから
転送されてくるNCデータ作成仕様データ及び加工用モ
デルデータを受け取る手段と、見積回答データを入力し
て仲介業者側サーバーへ送出する手段及び作成したNC
データを取り込んで仲介業者側サーバーへ送出する手段
とを備え、上記NCデータ検証手段の検証結果に基づい
たNCデータの修正を行う手段及び顧客側からの加工用
モデルデータを修正する手段を仲介業者側若しくはNC
データ作成業者側又は両者の設備として設けているの
で、顧客からのNCデータの作成の発注を受け付けてN
Cデータ作成業者へ作成依頼を出す仲介をオンラインで
行うことができ、顧客にとってNCデータ作成業者を捜
す手間が省け、しかも作成されたNCデータが顧客へ納
品されるまでにシミュレーションによって検証されるこ
とで、顧客側でのNCデータの検証を必要とせず、その
結果顧客側の検証作業の負担が無くなる上に、顧客側で
受け取るNCデータが検証済みであるため、NCデータ
の信頼性も向上するというNCデータのための電子商取
引仲介システムを提供できる。
【0115】請求項3の発明は、請求項2の発明におい
て、上記NCデータ検証手段が、NCデータから想定さ
れる被切削材を所望の間隔で輪切りにする複数の断面輪
郭線データを作成するスライス処理部と、得られた断面
輪郭線の形状を認識する断面輪郭形状認識部と、得られ
断面輪郭線データの輪郭線から想定される被切削材への
食い込み部分と削り残し部分を判定する食い込み・削り
残し判定処理部と、被切削材を切削時間毎に算出した体
積から過切削か否かを判定する過切削判定処理部と、工
具毎の切削体積から工具寿命を判定する工具寿命判定処
理部と、加工時間を積算し、指定加工時間内に加工が終
了するか否かを判定する加工時間判定処理部とから成る
ので、顧客側でのNCデータ検証作業の省略化が図れ、
且つ納品するNCデータの品質向上が図れるという効果
がある。
【0116】請求項4の発明は、請求項2又は3の発明
において、仲介業者側サーバーに、顧客側インターネッ
ト端末から受け取る上記加工用モデルデータを、NCデ
ータ作成業者側のNCデータ作成設備が読み取り可能な
データ形式に変換するデータ変換手段を備えているの
で、NCデータ作成作業者のモデルデータ変換作業を軽
減することができる。
【0117】請求項5の発明は、請求項2乃至4の何れ
かの発明において、上記仲介業者側サーバーに、顧客側
インターネット端末から受け取る上記加工用モデルデー
タの不具合の有無を検証するモデルデータ検証手段を備
え、不具合があると、顧客側インターネット端末へ通知
するので、NCデータの信頼性を高めることができる。
【0118】請求項6の発明は、請求項5の発明におい
て、上記NCデータ検証手段の検証結果に基づいたNC
データの修正を行う手段及びモデルデータ検証手段の検
証結果に基づいて加工用モデルデータを修正する手段を
仲介業者側の設備として設けているので、NCデータ作
成業者の修正作業の軽減とNCデータの信頼性を高める
ことができる。
【0119】請求項7の発明は、請求項2乃至6の何れ
かの発明において、複数のNCデータ作成業者に対応し
たものであって、仲介業者側サーバーには、各NCデー
タ作成業者の作成依頼採用率、作成されたNCデータ検
証結果を履歴のデータとして格納するデータベースと、
顧客側に発注承認を得る際に、発注予定のNCデータ業
者の作成依頼採用率及びNCデータ検証結果の表示デー
タを顧客側インターネット端末に送信して顧客側インタ
ーネット端末で表示させる機能とを備えているので、複
数のNCデータ作成業者間の競合による、コスト低減
と、作成されるNCデータの品質向上と、納期短縮が図
れる。
【0120】請求項8の発明は、請求項2乃至7の何れ
かの発明において、上記仲介業者側サーバーには、顧客
側インターネット端末へ納品するNCデータを送信する
前に、上記NCデータ検証手段の検証結果及び加工シミ
ュレーションの結果を顧客側インターネット端末に送信
する機能を備えているので、NCデータの納品前におい
て、顧客側で、加工結果の確認が行え、その結果NCデ
ータを実際に使用した加工時の信頼性が向上する。
【0121】請求項9の発明は、請求項2乃至8の何れ
かの発明において、上記仲介業者から送られてくるNC
データを受け取る顧客側インターネット端末として、イ
ンターネットに接続されてNCデータを受信する機能を
備えたNC加工設備を設けたので、顧客側に納品される
NCデータを保存するための大容量の記憶装置が不要と
なる。
【0122】請求項10の発明は、請求項2乃至9の何
れかの発明において、上記仲介業者側サーバーには、各
顧客側に設けられるNC加工設備毎に対応したNCデー
タの形式を変換するデータ変換手段を備え、納品するN
Cデータを当該顧客のNC加工設備に対応したデータ形
式に変換した後顧客側へ送信するので、NCデータを使
用するNC加工設備に対応したNCデータの形式を指定
することができ、そのため発注時のNC加工設備に変更
が発生しても、NCデータの一部変更で対応することが
可能となる。
【0123】請求項11の発明は、請求項2乃至10の
何れかの発明において、上記仲介業者側サーバーには、
顧客側のNC加工設備の稼働状態を遠隔管理して故障や
トラブルの発生時に予め登録されている加工設備管理者
のメールアドレス宛に電子メールで通知する管理手段を
備えているので、加工設備管理者の管理業務をも代行す
ることができ、加工設備管理者の管理業務の軽減を図れ
る。
【0124】請求項12の発明は、請求項1乃至11の
何れかの発明において、上記仲介業者側サーバーには、
NC加工設備を有する加工業者、加工に必要とする材
料、工具の販売業者の一覧データを格納したデータベー
スを備え、作成されたNCデータに対応する加工業者、
販売業者を検索してこれら業者の一覧データ及びこれら
加工業者、販売業者への発注依頼時に要する付加情報を
顧客側に送信するので、顧客側で加工を外注するとき
や、工具、材料を発注する際の便宜を図り、それらの手
配を迅速化する手助けができる。
【0125】請求項13の発明は、請求項2乃至12の
何れかの発明において、顧客側にはNCデータ検証結果
や加工シミュレーション結果から、要修正箇所を可視化
データとして作成する手段を備え、修正依頼時にこの可
視化データを仲介業者側サーバーへ送信するので、急な
被加工物の形状変更にも対応することが可能となり、し
かも顧客側での修正依頼のための加工用モデルデータの
作成の軽減や修正依頼の費用も最小限に抑えることがで
きる。
【0126】請求項14の発明は、顧客側インターネッ
ト端末から受け取ったNCデータ作成仕様データ及び加
工用モデルデータをインターネットを通じてNCデータ
作成業者側インターネット端末へ所定の形態のデータと
して転送する手段と、インターネットを通じてNCデー
タ作成業者側インターネット端末から転送されてくる納
期及び作成金額の見積回答を受け取ると、該見積回答デ
ータを顧客側インターネット端末にインターネットを通
じて転送するとともに、顧客側インターネット端末から
発注承認回答を受け取るとインターネットを通じてNC
データ作成業者側インターネット端末へ発注を行う発注
・承認処理手段と、を備えているので、請求項1,2の
効果を奏するシステムの実現化が図れる。
【0127】請求項15の発明は、請求項1のNCデー
タ用電子商取引仲介方法における各過程の処理をコンピ
ュータより実行実現するプログラムであるので、コンピ
ュータによって、NCデータ用電子商取引仲介方法を実
現するシステムやサーバーを実現提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1のシステムの全体構成図で
ある。
【図2】同上の要部を示す模式図である。
【図3】同上の全体の処理過程を示すフローチャートで
ある。
【図4】同上のNCデータ検証時の食い込み、削り残し
判定処理過程を示すフローチャートである。
【図5】同上の検証時のスライス処理の説明図である。
【図6】同上の食い込み、削り残し判定処理の説明図で
ある。
【図7】同上の過切削判定処理過程を示すフローチャー
トである。
【図8】同上に用いる限界切削体積マスタの例図であ
る。
【図9】同上のNCデータ検証時の過切削判定処理の説
明図である。
【図10】同上のNCデータ検証時の工具寿命判定処理
のフローチャートである。
【図11】同上に用いる工具寿命マスタの説明図であ
る。
【図12】同上のNCデータ検証時の加工時間判定処理
のフローチャートである。
【図13】同上に用いるNC加工設備の予定スケジュー
ルの説明図である。
【図14】本発明の実施形態2に用いるNCデータ作成
設備マスタの例図である。
【図15】同上の要部の処理のフローチャートである。
【図16】同上に用いるNCデータ書式マスタの例図で
ある。
【図17】本発明の実施形態3の要部の処理のフローチ
ャートである。
【図18】同上の加工用モデルのスライス分割の説明図
である。
【図19】同上の断面形状の説明図である。
【図20】同上の断面形状の不具合の説明図である。
【図21】(a)は本発明の実施形態4に用いる過去案
件情報を格納しているデータベースの説明図である。
(b)は同上に用いる過去のNCデータ検証結果を格納
しているデータベースの説明図である。
【図22】同上において顧客側のインターネット端末で
表示されるNCデータ作成承認画面の例図である。
【図23】本発明の実施形態5の要部の処理のフローチ
ャートである。
【図24】本発明の実施形態6の要部の処理のフローチ
ャートである。
【図25】(a)は同上に用いる加工設備仕様マスタの
例図である。(b)は同上に用いる生産計画表の例図で
ある。(c)は同上に用いる最大加工時間カレンダの例
図である。
【図26】(a)は本発明の実施形態7に用いるログフ
ァイルの例図である。(b)は同上に用いる管理情報転
送マスタの例図である。
【図27】同上の要部の処理のフローチャートである。
【図28】(a)は本発明の実施形態8に用いる工具販
売者抽出マスタの例図である。(b)は同上に用いる材
料販売者抽出マスタの例図である。(c)は同上に用い
る外注加工者抽出マスタの例図である。(d)は同上に
用いる販売者一覧表の例図である。(e)は同上に用い
る加工業者一覧表の例図である。(f)は同上の販売者
一覧表に添付される発注依頼書の例図である。
【図29】同上の要部の処理のフローチャートである。
【図30】本発明の実施形態9に用いるシステムの要部
の構成図である。
【図31】同上の要部の処理のフローチャートである。
【図32】同上でサーバーのモニタで表示されるNCデ
ータ受信画面の例図である。
【図33】(a)は同上に用いるNCデータ作成設備互
換マスタの例図である。(b)は同上に用いるNCデー
タ変換コード一覧マスタの例図である。(c)は同上に
用いるNCデータ書式マスタの例図である。
【図34】同上におけるデータ変換の例図である。
【図35】本発明の実施形態10の要部のフローチャー
トである。
【図36】同上の可視化データ例図である。
【符号の説明】
1 インターネット 2、3 インターネット端末 4 サーバー 5 NC加工設備 6,9,12 NCデータ修正設備 7,10,13 LAN 8 NCデータ作成設備 11 モデルデータ修正設備
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G05B 19/418 G05B 19/418 Z G06F 19/00 110 G06F 19/00 110 Fターム(参考) 3C100 AA05 AA07 AA08 AA21 AA43 BB13 BB14 BB38 CC01 CC07 CC11

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】インターネット上に接続されているインタ
    ーネット端末を通じてNCデータ作成依頼のための希望
    納期、希望金額、使用するNC加工設備などのNCデー
    タ作成仕様データ及び加工用モデルデータを顧客側から
    受け取る過程と、 受け取ったNCデータ作成仕様データ及び加工用モデル
    データをNCデータ作成業者側のインターネット端末に
    インターネットを通じて転送するとともに、当該NCデ
    ータ作成業者のインターネット端末から上記NCデータ
    作成仕様データ及び加工用モデルデータに基づいて作成
    されるNCデータの納入期日及び作成金額から少なくと
    もなる見積回答データを受け取る過程と、 受け取った見積回答データを顧客側のインターネット端
    末へ転送し、顧客側の承認を受ける過程と、 顧客の承認に基づいてNCデータ作成業者により作成さ
    れたNCデータをインターネットを通じてNCデータ作
    成業者から受け取って、該受け取ったNCデータが上記
    NCデータ作成仕様を満たしているかを否かを判定する
    ための加工シミュレーションを行う過程と、 シミュレーション結果がNCデータ作成仕様を満たす場
    合には当該NCデータを顧客側のインターネット端末へ
    インターネットを通じて転送し、満たさない場合にはN
    Cデータ作成仕様を満すようにNCデータを修正した後
    NCデータをインターネットを通じて顧客側のインター
    ネット端末に転送する過程とからなることを特徴とする
    NCデータ用電子商取引仲介方法。
  2. 【請求項2】顧客側インターネット端末と、NCデータ
    作成業者側インターネット端末と、これらインターネッ
    ト端末との間でデータの授受を行う仲介業者側サーバー
    とをインターネットを通じて接続し、 顧客側インターネット端末にはNCデータ作成依頼のた
    めの希望納期、希望金額、使用するNC加工設備などの
    NCデータ作成仕様データ及び加工用モデルデータを入
    力して仲介業者側サーバーへ送出される手段と、仲介業
    者側サーバーから転送されてくるNCデータを受け取る
    手段とを備え、 仲介業者側サーバーには、顧客側インターネット端末か
    ら受け取ったNCデータ作成仕様データ及び加工用モデ
    ルデータをインターネットを通じてNCデータ作成業者
    側インターネット端末へ所定の形態のデータとして転送
    する手段と、 インターネットを通じてNCデータ作成業者側インター
    ネット端末から転送されてくる納期及び作成金額の見積
    回答を受け取ると、該見積回答データを顧客側インター
    ネット端末にインターネットを通じて転送するととも
    に、顧客側インターネット端末から発注承認回答を受け
    取るとインターネットを通じてNCデータ作成業者側イ
    ンターネット端末へ発注を行う発注・承認処理手段と、 NCデータ作成設備を有するNCデータ作成業者側から
    作成されたNCデータに基づいて加工シミュレーション
    を行い、作成されたNCデータが顧客側から受け取って
    いるNCデータ作成仕様を満たしているか否かを検証す
    るNCデータ検証手段と、該NCデータ検証手段の検証
    でNCデータ作成仕様を満たしていると判定されたNC
    データを顧客側インターネット端末へ送信する手段とを
    備え、 NCデータ作成業者側インターネット端末には仲介業者
    側サーバーから転送されてくるNCデータ作成仕様デー
    タ及び加工用モデルデータを受け取る手段と、見積回答
    データを入力して仲介業者側サーバーへ送出する手段及
    び作成したNCデータを取り込んで仲介業者側サーバー
    へ送出する手段とを備え、 上記NCデータ検証手段の検証結果に基づいたNCデー
    タの修正を行う手段及び顧客側からの加工用モデルデー
    タを修正する手段を仲介業者側若しくはNCデータ作成
    業者側又は両者の設備として設けていることを特徴とす
    るNCデータ用電子商取引仲介システム。
  3. 【請求項3】上記NCデータ検証手段が、NCデータか
    ら想定される被切削材を所望の間隔で輪切りにする複数
    の断面輪郭線データを作成するスライス処理部と、得ら
    れた断面輪郭線の形状を認識する断面輪郭形状認識部
    と、得られ断面輪郭線データの輪郭線から想定される被
    切削材への食い込み部分と削り残し部分を判定する食い
    込み・削り残し判定処理部と、被切削材を切削時間毎に
    算出した体積から過切削か否かを判定する過切削判定処
    理部と、工具毎の切削体積から工具寿命を判定する工具
    寿命判定処理部と、加工時間を積算し、指定加工時間内
    に加工が終了するか否かを判定する加工時間判定処理部
    とから成ることを特徴とする請求項2記載のNCデータ
    用電子商取引仲介システム。
  4. 【請求項4】仲介業者側サーバーに、顧客側インターネ
    ット端末から受け取る上記加工用モデルデータを、NC
    データ作成業者側のNCデータ作成設備が読み取り可能
    なデータ形式に変換するデータ変換手段を備えているこ
    とを特徴とする請求項2又は3記載のNCデータ用電子
    商取引仲介システム。
  5. 【請求項5】上記仲介業者側サーバーに、顧客側インタ
    ーネット端末から受け取る上記加工用モデルデータの不
    具合の有無を検証するモデルデータ検証手段を備え、不
    具合があると、顧客側インターネット端末へ通知するこ
    とを特徴とする請求項2乃至請求項4の何れか記載のN
    Cデータ用電子商取引仲介システム。
  6. 【請求項6】上記NCデータ検証手段の検証結果に基づ
    いたNCデータの修正を行う手段及びモデルデータ検証
    手段の検証結果に基づいて加工用モデルデータを修正す
    る手段を仲介業者側の設備として設けていることを特徴
    とする請求項5記載のNCデータ用電子商取引仲介シス
    テム。
  7. 【請求項7】複数のNCデータ作成業者に対応したもの
    であって、仲介業者側サーバーには、各NCデータ作成
    業者の作成依頼採用率、作成されたNCデータ検証結果
    を履歴のデータとして格納するデータベースと、 顧客側に発注承認を得る際に、発注予定のNCデータ業
    者の作成依頼採用率及びNCデータ検証結果の表示デー
    タを顧客側インターネット端末に送信して顧客側インタ
    ーネット端末で表示させる機能とを備えていることを特
    徴とする請求項2乃至6の何れか記載のNCデータ用電
    子商取引仲介システム。
  8. 【請求項8】上記仲介業者側サーバーには、顧客側イン
    ターネット端末へ納品するNCデータを送信する前に、
    上記NCデータ検証手段の検証結果及び加工シミュレー
    ションの結果を顧客側インターネット端末に送信する機
    能を備えていることを特徴とする請求項2乃至7の何れ
    か記載のNCデータ用電子商取引仲介システム。
  9. 【請求項9】上記仲介業者から送られてくるNCデータ
    を受け取る顧客側インターネット端末として、インター
    ネットに接続されてNCデータを受信する機能を備えた
    NC加工設備を設けたことを特徴とする請求項2乃至8
    の何れか記載のNCデータ用電子商取引仲介システム。
  10. 【請求項10】上記仲介業者側サーバーには、各顧客側
    に設けられるNC加工設備毎に対応したNCデータの形
    式を変換するデータ変換手段を備え、納品するNCデー
    タを当該顧客のNC加工設備に対応したデータ形式に変
    換した後顧客側へ送信することを特徴とする請求項2乃
    至9の何れか記載のNCデータ用電子商取引仲介システ
    ム。
  11. 【請求項11】上記仲介業者側サーバーには、顧客側の
    NC加工設備の稼働状態を遠隔管理して故障やトラブル
    の発生時に予め登録されている加工設備管理者のメール
    アドレス宛に電子メールで通知する管理手段を備えてい
    ることを特徴とする請求項2乃至10の何れか記載のN
    Cデータ用電子商取引仲介システム。
  12. 【請求項12】上記仲介業者側サーバーには、NC加工
    設備を有する加工業者、加工に必要とする材料、工具の
    販売業者の一覧データを格納したデータベースを備え、
    作成されたNCデータに対応する加工業者、販売業者を
    検索してこれら業者の一覧データ及びこれら加工業者、
    販売業者への発注依頼時に要する付加情報を顧客側に送
    信することを特徴とする請求項2乃至11の何れか記載
    のNCデータ用電子商取引仲介システム。
  13. 【請求項13】顧客側にはNCデータ検証結果や加工シ
    ミュレーション結果から、要修正箇所を可視化データと
    して作成する手段を備え、修正依頼時にこの可視化デー
    タを仲介業者側サーバーへ送信することを特徴とする請
    求項2乃至12の何れか記載のNCデータ用電子商取引
    仲介システム。
  14. 【請求項14】顧客側インターネット端末から受け取っ
    たNCデータ作成仕様データ及び加工用モデルデータを
    インターネットを通じてNCデータ作成業者側インター
    ネット端末へ所定の形態のデータとして転送する手段
    と、 インターネットを通じてNCデータ作成業者側インター
    ネット端末から転送されてくる納期及び作成金額の見積
    回答を受け取ると、該見積回答データを顧客側インター
    ネット端末にインターネットを通じて転送するととも
    に、顧客側インターネット端末から発注承認回答を受け
    取るとインターネットを通じてNCデータ作成業者側イ
    ンターネット端末へ発注を行う発注・承認処理手段と、
    を備えたことを特徴とするNCデータ用電子商取引仲介
    システムのサーバー。
  15. 【請求項15】請求項1のNCデータ用電子商取引仲介
    方法における各過程の処理をコンピュータより実行実現
    するプログラム。
JP2001363733A 2001-11-29 2001-11-29 Ncデータ用電子商取引仲介方法、そのシステム、サーバー及びプログラム Withdrawn JP2003168030A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001363733A JP2003168030A (ja) 2001-11-29 2001-11-29 Ncデータ用電子商取引仲介方法、そのシステム、サーバー及びプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001363733A JP2003168030A (ja) 2001-11-29 2001-11-29 Ncデータ用電子商取引仲介方法、そのシステム、サーバー及びプログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003168030A true JP2003168030A (ja) 2003-06-13

Family

ID=19174031

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001363733A Withdrawn JP2003168030A (ja) 2001-11-29 2001-11-29 Ncデータ用電子商取引仲介方法、そのシステム、サーバー及びプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003168030A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014109830A (ja) * 2012-11-30 2014-06-12 Toshiba Corp 医用診断装置及び医用情報システム
JP2018120562A (ja) * 2017-01-27 2018-08-02 ファナック株式会社 情報管理システム、サーバ、情報管理方法及びプログラム
JP2022081319A (ja) * 2020-11-19 2022-05-31 株式会社丸菱製作所 検索システム

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014109830A (ja) * 2012-11-30 2014-06-12 Toshiba Corp 医用診断装置及び医用情報システム
JP2018120562A (ja) * 2017-01-27 2018-08-02 ファナック株式会社 情報管理システム、サーバ、情報管理方法及びプログラム
US10705504B2 (en) 2017-01-27 2020-07-07 Fanuc Corporation Information management system, server, information management method, and storage medium
JP2022081319A (ja) * 2020-11-19 2022-05-31 株式会社丸菱製作所 検索システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100737365B1 (ko) 방문 지원 시스템
US20040122689A1 (en) Method and apparatus for tracking a part
US20030208390A1 (en) On-line system and method for tracking the performance of a selected request-for-proposal vendor or buyer
US20090063309A1 (en) System And Method For Automating Engineering Processes For Build-To-Order Projects
US20020087382A1 (en) Method and system for assigning and tracking tasks, such as under an electronic auction
US20020198756A1 (en) Resource capacity collaboration
JP2004164614A (ja) 作業担当者支援方法及び作業担当者支援プログラム
WO2002031736A2 (en) Client-driven workflow environment
CA2399563A1 (en) Interactive search process for product inquiries
JP2008299762A (ja) 生産管理プログラム
JP2003228410A (ja) 着工管理システム
AU760109B2 (en) Method and system for efficiently transacting an order and for communicating order information between a construction contractor and a construction material supplier
US20220215457A1 (en) Manufacturing ordering assistance apparatus, method and storage medium
JP5145547B2 (ja) 多品種少量電子機器生産支援システム及び多品種少量電子機器生産支援プログラム
JP2021163324A (ja) ライン構成計画装置
JP2003168030A (ja) Ncデータ用電子商取引仲介方法、そのシステム、サーバー及びプログラム
KR101995686B1 (ko) 파이프 스풀 생산관리 시스템 및 이를 이용한 파이프 스풀 생산관리 방법
CN115456539A (zh) 大宗材料的请购单升版方法、系统及可读存储介质
US20040133822A1 (en) Program development support method
JP2009265735A (ja) 社外業者自動発注システム
JP6547304B2 (ja) 出荷管理装置及びプログラム
JP2023046204A (ja) 製造管理装置、製造管理方法、及び製造管理プログラム
JP2006318046A (ja) 情報管理システムおよび情報管理方法
JP2000210845A (ja) 生産管理装置及び生産管理方法
JP2004139472A (ja) 作業計画立案システム、作業計画立案方法及びプログラム並びに媒体

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20050201