JP2003167412A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

Info

Publication number
JP2003167412A
JP2003167412A JP2001368504A JP2001368504A JP2003167412A JP 2003167412 A JP2003167412 A JP 2003167412A JP 2001368504 A JP2001368504 A JP 2001368504A JP 2001368504 A JP2001368504 A JP 2001368504A JP 2003167412 A JP2003167412 A JP 2003167412A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image forming
developing device
rotation fulcrum
forming apparatus
mounting groove
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2001368504A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomoe Ariga
友衛 有賀
Nobumasa Abe
信正 阿部
Yujiro Nomura
雄二郎 野村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2001368504A priority Critical patent/JP2003167412A/ja
Publication of JP2003167412A publication Critical patent/JP2003167412A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 像担持体と現像手段との当接状態を安定化さ
せ、高品質の画像が安定的に得られるようにするととも
に、省スペース化を図る。 【解決手段】 両端部の回動支点(72,73)で回動
して像担持体に対して近接離間する現像装置(20)を
複数有する画像形成装置において、前記現像装置の回動
支点を隣接する現像装置にオーバーラップさせて配設す
るようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、像担持体の駆動伝
達系を改善するとともに、省スペース化を図るようにし
た画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】画像形成装置としては、4サイクル型や
タンデム型が知られており、タンデム型画像形成装置は
大別して、 各画像形成ステーションを列状に複数配置しておき、
記録紙を搬送ベルトに静電吸着させ、記録紙を順次、各
ステーションへ当接させて搬送しながら、ステーション
と記録紙の間へ静電転写力を印加して、複数色のトナー
像を記録紙へ直接転写しながら色重ねを行う紙搬送方式
と、 各画像形成ステーションを列状に複数配置しておき、
各ステーションへ誘電体で形成された中間転写ベルトを
当接させて搬送しながら、各ステーションで形成したト
ナー像をステーションと中間転写ベルトの間へ静電転写
力を印加して順次、1次転写させて中間転写ベルト上で
色重ねを行い、さらに中間転写ベルトから記録紙へ一括
して2次転写する中間転写方式と、の2通りの方式が採
用されている。
【0003】上記紙搬送方式では記録紙を搬送ベルトへ
吸着させるための手段(ローラやブラシ)と高電圧供給
電源が必要であるが、中間転写方式ではこれらの手段や
電源が不要であると共に、紙搬送方式では記録紙のサイ
ズ、厚さ、種類に応じて各画像転写部へ印加する転写バ
イアスを厳密に制御する必要があるが、中間転写方式で
は、記録紙のこうした要因とは無関係に抵抗や厚さ、表
面粗さが一定の中間転写ベルトに対してトナー像の1次
転写を行い、その後、一括して記録紙へ2次転写を行う
際にのみ転写電圧または転写電流や当接圧といった転写
条件の管理を行えば良く、したがって中間転写方式には
優れる点が多い。
【0004】一方、各画像形成ステーションの配置方式
により分けると、各ステーションを水平方向に配置する
方式と、各ステーションを垂直方向に配置する方式(例
えば、特開平9−281769号)があり、前者は設置
面積が大きいという欠点があり、後者は装置の高さが高
くなり机上への設置が困難であるという欠点を有してい
る。
【0005】そのために、従来、特開平11−9552
0号や特開平8−305115号において、各画像形成
ステーションを斜め方向に配置する方式が知られてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、各画像
形成ステーションを垂直方向に配置する方式にしても斜
め方向に配置する方式にしても、像担持体と現像手段と
の当接状態が安定していることが重要である。像担持体
と現像手段との当接状態が不安定であると、像担持体に
回転ジッタなどが生じ、高品質の画像を安定的に得るこ
とができない。また、各画像形成ステーションの配置に
おいて省スペース化を考慮することが重要である。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するものであり、像担持体と現像手段との当接状態を
安定化させ、高品質の画像が安定的に得られるようにす
るとともに、省スペース化を図ることを目的としてい
る。そのために、請求項1の発明は、両端部の回動支点
で回動して像担持体に対して近接離間する現像装置を複
数有する画像形成装置において、前記現像装置の回動支
点を隣接する現像装置にオーバーラップさせて配設した
ことを特徴とする。また、請求項2の発明は、現像装置
の回転軸方向投影面で見たとき、前記現像装置の回動支
点が現像剤担持体もしくは現像剤供給部材の鉛直下方に
位置するようにしたことを特徴とする。また、請求項3
の発明は、前記現像装置がハウジング本体に固定された
駆動部材と噛み合う被駆動部材を介して駆動され、現像
装置の回転軸方向投影面で見たとき、駆動部材と被駆動
部材の噛み合い部が前記回動支点に重なるか、もしくは
回動支点近傍にあることを特徴とする。また、請求項4
の発明は、現像装置の両端部に像担持体と当接して相対
位置関係を規定する当接部材が設けられ、現像装置の回
転軸方向投影面で見たとき、前記回動支点は、前記当接
部材と像担持体との当接部の接線方向、もしくはその近
傍に配置されることを特徴とする。また、請求項5の発
明は、回動支点を形成する回動支点部材は、ハウジング
本体に形成された取付け溝に装着方向に対向して支持さ
れ、被駆動部材がハウジング本体に固定された駆動部材
で駆動されるときに生ずる作用力が、取付け溝における
支持方向に対向することを特徴とする。また、請求項6
の発明は、回動支点を形成する回動支点部材が、ハウジ
ング本体に形成された取付け溝に着脱自在に装着されて
取付け溝底部に支持され、ハウジング本体に固定された
駆動部材と被駆動部材の噛み合い部の接線方向が取付け
溝への着脱方向、もしくはその近傍であることを特徴と
する。また、請求項7の発明は、回動支点を形成する回
動支点部材が、ハウジング本体に形成された取付け溝に
着脱自在に装着されて取付け溝底部に支持され、ハウジ
ング本体に固定された駆動部材と被駆動部材は、取付け
溝の着脱方向と直交方向、もしくはその近傍に配置され
ることを特徴とする。また、請求項8の発明は、現像装
置両端部に設けられた回動支点を形成する回動支点部材
とガイド部材とがハウジング本体に形成された取付け溝
に着脱自在に装着されると共に、駆動側の回動支点部材
は取付け溝の着脱方向と直交する方向は回動可能に取付
け溝底部に支持され、反駆動側の回動支点部材は取付け
溝の着脱方向と直交する方向はクリアランスを設けて取
付け溝底部に支持されることを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しつつ説明する。図1は本発明の現像装置が適用
される中間転写方式の画像形成装置の1実施形態の全体
構成を示す模式的断面図、図2は画像形成ユニットの拡
大図、図3は図1で開閉部材を開いた状態を示す模式的
断面図、図4は回動部を開いた状態を示す模式的断面図
である。なお、各図面間で同一の構成については、同一
番号を付して説明を省略する場合がある。
【0009】図1において、本実施形態の画像形成装置
1は、ハウジング本体2と、ハウジング本体2の前面に
開閉自在に装着された開閉部材(扉体)3と、開閉部材
3の上部に形成された排紙トレイ(排紙部)3aとを有
し、ハウジング本体2内には、制御ユニット4、電源ユ
ニット5、露光ユニット(露光手段)6、画像形成ユニ
ット7、送風ファンからなる冷却手段8、転写ベルトユ
ニット9、給紙ユニット10が配設され、開閉部材3内
には紙搬送手段11が配設されている。画像形成ユニッ
ト7および給紙ユニット10内の消耗品は、本体に対し
て着脱可能な構成であり、その場合には、転写ベルトユ
ニット9を含めて取り外して修理または交換を行うこと
が可能な構成になっている。
【0010】転写ベルトユニット9は、図示しない駆動
源により回転駆動され、ハウジング本体2の下方に配設
された駆動ローラ12と、駆動ローラ12の斜め上方に
配設された従動ローラ13と、この2本のローラ間に張
架されて図示矢印方向(図において反時計方向)へ循環
駆動される中間転写ベルト14と、中間転写ベルト14
の表面に当接するクリーニング手段15とを備え、従動
ローラ13が駆動ローラ12の鉛直線上になく、開閉部
材3側から見て駆動ローラ12よりもハウジング本体2
の奥側にずれた位置にあり、そのため図示するように、
中間転写ベルト14は傾斜して配設される。これにより
中間転写ベルト14駆動時のベルト搬送方向Xが下向き
になるベルト面14aが下方に位置し、搬送方向が上向
きになるベルト面14bが上方に位置するようにされて
いる。本実施形態においては、前記ベルト面14aはベ
ルト駆動時のベルト張り面(駆動ローラ12により引っ
張られる面)であり、ベルト面14bはベルト駆動時の
ベルト弛み面である。
【0011】駆動ローラ12は、後述する2次転写ロー
ラ39のバックアップローラを兼ねている。駆動ローラ
12の周面には、例えば、厚さ3mm程度、体積抵抗率
が105 Ω・cm以下のゴム層12a(図2参照)が形
成されており、金属製の軸を介して接地することによ
り、2次転写ローラ39を介して供給される2次転写バ
イアスの導電経路としている。このように駆動ローラ1
2に高摩擦かつ衝撃吸収性を有するゴム層12aを設け
ることにより、2次転写部へ記録媒体が進入する際の衝
撃が中間転写ベルト14に伝達しにくく、画質の劣化を
防止することができる。
【0012】また、本実施形態においては、駆動ローラ
12の径を従動ローラ13の径より小さくしている。こ
れにより、2次転写後の記録紙が記録紙自身の弾性力で
剥離し易くすることができる。また、従動ローラ13を
後述するクリーニング手段15のバックアップローラと
して兼用させている。
【0013】クリーニング手段15は、搬送方向下向き
のベルト面14a側に設けられている。図2に示すよう
に、二次転写後に中間転写ベルト14の表面に残留して
いるトナーを除去するクリーニングブレード15aと、
回収したトナーを搬送するトナー搬送部材15bを備
え、クリーニングブレード15aは、従動ローラ13へ
の中間転写ベルト14の巻きかけ部において中間転写ベ
ルト14に当接されている。
【0014】また、中間転写ベルト14の裏面には、後
述する各画像形成ステーションY,M,C,Kの像担持
体17に対向して板バネ電極からなる1次転写部材16
がその弾性力で当接され、1次転写部材16には転写バ
イアスが印加されている。
【0015】画像形成ユニット7は、複数(本実施形態
では4つ)の異なる色の画像を形成する画像形成ステー
ションY(イェロー用),M(マゼンタ用),C(シア
ン用),K(ブラック用)を備え、図2に詳しく示すよ
うに、各画像形成ステーションY,M,C,Kにはそれ
ぞれ、感光ドラムからなる像担持体17と、像担持体1
7の周囲に配設された、コロナ帯電手段からなる帯電手
段19および現像手段20を有している。なお、各画像
形成ステーションY,M,C,Kの配置順序は任意であ
る。
【0016】そして、各画像形成ステーションY,M,
C,Kの像担持体17が中間転写ベルト14の搬送方向
下向きのベルト面14aに当接されるようにされ、その
結果、各画像形成ステーションY,M,C,Kも中間転
写ベルト14と同様に傾斜して配設されることになる。
像担持体17は、図示矢印に示すように、中間転写ベル
ト14の搬送方向に回転駆動される。なお、中間転写ベ
ルト14の傾斜方向は、図示の場合を右傾斜とした場
合、左傾斜にしてもよく、その場合には、ベルト搬送方
向Xは逆方向となり搬送方向下向きのベルト面は14b
となる。
【0017】次に、帯電手段19について図2の画像形
成ステーションCを例にして詳細に説明する。現像手段
20には、現像ローラ33近傍に現像ローラ露出部20
aが形成されており、一方、帯電手段であるコロナ帯電
手段19には、像担持体17に対向して上向き開口部1
9aが形成されている。このとき、現像ローラ露出部2
0aの下方にコロナ帯電手段19の上向き開口部19a
が位置すると、現像ローラ露出部20aからトナーが重
力によりこぼれ落ちて、コロナ帯電手段19の上向き開
口部19aからコロナ帯電手段19内に入り込み、コロ
ナ帯電手段19を汚してしまうという問題が生じる。
【0018】そこで、本実施形態においては、現像手段
20の現像ローラ露出部20aに対して、コロナ帯電手
段19の上向き開口部19aが重ならないように、上向
き開口部19aを中間転写ベルト14側にオフセットさ
せるようにしている。これにより、現像ローラ露出部2
0aからトナーが重力によりこぼれ落ちて、上向き開口
部19aからコロナ帯電手段19内に入り込み、コロナ
帯電手段19を汚してしまうという問題を解消すること
ができる。
【0019】露光手段6は、斜め方向に配設された画像
形成ユニット7の斜め下方に形成された空間に配設さ
れ、露光手段6の上部の空間に制御ユニット4および電
源ユニット5が配設されている。また、露光手段6の下
部でハウジング本体2の底部には給紙ユニット10が配
設されている。制御ユニット4および電源ユニット5
は、露光手段6に隣接して配設されているため、装置部
品を支持するフレームと平行にこれらを配置する場合よ
りも設置スペースを小さくすることができる。
【0020】また、露光手段6はケース18を有し、ケ
ース18は、搬送方向下向きのベルト面14aの斜め下
方に形成される空間に配設され、ケース18の傾斜面1
8aがベルト面14aと平行にされている。ケース18
の底部には、ポリゴンミラーモータ21a、ポリゴンミ
ラー21bからなる単一のスキャナ手段21が配設され
るとともに、単一のf−θレンズ22および反射ミラー
23が配設され、さらに、反射ミラー23の上方に、各
色の走査光路y、m、c、kが傾斜面18a(ベルト面
14a)と平行になるように、走査光路y、m 、c、
kに4つの折り返しミラー24を配設し、さらに、折り
返しミラー24で反射された走査光路y、m、c、kが
像担持体17に照射されるように走査光路m、c、kに
3つの折り返しミラー25を配設している。このように
折り返しミラー24、25を設けることにより走査光路
y、m、c、kを屈曲させ、ケース18の高さを低くす
ることが可能となりコンパクト化を図っている。なお、
各画像形成ステーションY,M,C,Kの像担持体17
への走査光路長は同一の長さになるように折り返しミラ
ー24、25が配置されている。
【0021】上記構成からなる露光手段6においては、
ポリゴンミラー21bから各色に対応した画像信号光
が、共通のデータクロック周波数に基づいて変調形成さ
れて射出され、f−θレンズ22、反射ミラー23、折
り返しミラー24、25を経て、各画像形成ステーショ
ンY,M,C,Kの像担持体17に照射され、潜像が形
成される。
【0022】本実施形態においては、装置下方に走査光
学系を配置することにより、画像形成手段の駆動系が装
置を支持するフレームへ与える振動による走査光学系の
振動を最小限にすることができ、画質の劣化を防止する
ことができる。とくに、スキャナ手段21をケース18
の底部に配置することにより、ポリゴンモータ21a自
身がケース18全体に与える振動を最小限にすることが
でき、画質の劣化を防止することができる。また、振動
源であるポリゴンモータ21aの数を一つにすることに
よりケース18全体に与える振動を最小限にすることが
できる。
【0023】ハウジング本体2の側面には送風ファンか
らなる冷却手段8が設けられ、外気を図示矢印の方向に
導入して、露光手段6、制御ユニット4および電源ユニ
ット5を冷却するようにしている。記録紙Pの搬送方向
の後方または記録紙Pの搬送方向の幅方向から装置内に
取り入れた空気をポリゴンモータ21a付近に導き、さ
らに、制御ユニット4および電源ユニット5に導いた
後、装置外に導く冷却通路を形成しているため、ポリゴ
ンモータ21aの温度上昇を抑制し、画質劣化の防止と
ポリゴンモータ21aの長寿命化を図るようにしてい
る。
【0024】次に、現像手段20の詳細について、図2
の画像形成ステーションYを代表して説明する。本実施
形態においては、各画像ステーションY,M,C,Kが
傾斜して配設され、かつ像担持体17が中間転写ベルト
14の搬送方向下向きのベルト面14aに当接される関
係上、トナー貯留容器26を斜め下方に傾斜して配置し
ている。そのため、現像手段20に特別の構成を採用し
ている。
【0025】すなわち、現像手段20は、トナー(図の
ハッチング部)を貯留するトナー貯留容器26と、この
トナー貯留容器26内に形成されたトナー貯留部27
と、トナー貯留部27内に配設されたトナー撹拌部材2
9と、トナー貯留部27の上部に区画形成された仕切部
材30と、仕切部材30の上方に配設されたトナー供給
ローラ31と、仕切部材30に設けられトナー供給ロー
ラ31に当接される可撓性ブレード32と、トナー供給
ローラ31および像担持体17に当接するように配設さ
れる現像ローラ33と、現像ローラ33に当接される規
制ブレード34とから構成されている。
【0026】像担持体17は中間転写ベルト14の搬送
方向に回転され、供給ローラ31および現像ローラ33
は、図示矢印に示すように、像担持体17の回転方向と
は逆方向に回転駆動される。従って、供給ローラ31と
現像ローラ33はその接触部では各周面が逆方向に移動
して摺擦し、現像ローラ33と像担持体17は、その接
触部(現像ニップ部)では各周面は同方向に移動する。
一方、撹拌部材29は供給ローラ31の回転方向とは逆
方向に回転駆動される。トナー貯留部27において撹拌
部材29により撹拌、運び上げられたトナーは、仕切部
材30の上面に沿ってトナー供給ローラ31に供給さ
れ、供給されたトナーは可撓性ブレード32と摺擦して
供給ローラ31の表面凹凸部への機械的付着力と摩擦帯
電力による付着力によって、現像ローラ33の表面に供
給される。現像ローラ33に供給されたトナーは規制ブ
レード34により所定厚さのコーティング層に規制さ
れ、薄層化したトナー層は、像担持体17へと搬送され
て現像ローラ33と像担持体17が順方向移動で接触し
て構成するニップ部及びこの近傍で像担持体17の潜像
部を現像する。
【0027】本実施形態においては、像担持体17と対
向する側の現像ローラ33、トナー供給ローラ31およ
び現像ローラ33と規制ブレード34の当接部がトナー
貯留部27内のトナーに埋没しない構成としている。こ
の構成によって、貯留トナーの減少によって現像ローラ
33に対する規制ブレード34の当接圧力の変動を防ぐ
ことができると共に、規制ブレード34によって現像ロ
ーラ33から掻き落とされた余剰トナーがトナー貯留部
27へ落下するので現像ローラ33のフィルミングを防
ぐことができる。
【0028】また、供給ローラ31と現像ローラ33の
当接位置下方に現像ローラ33と規制ブレード34の当
接部を位置させ、供給ローラ31によって現像ローラ3
3へ供給されて現像ローラ33に移行しなかった余剰ト
ナーと、規制ブレード34によって現像ローラ33から
規制除去された余剰トナーを現像手段下部のトナー貯留
部27へ戻す経路を設け、トナー貯留部27へ戻ったト
ナーは撹拌部材29によってトナー貯留部27内のトナ
ーと撹拌され、撹拌部材29によって再度、供給ローラ
31近傍のトナー導入部へ供給される。従って、余剰ト
ナーを供給ローラ31と現像ローラ33の摺擦部や現像
ローラ33と規制ブレード34の当接部に渋滞させずに
下部へ落下させてトナー貯留部27のトナーと撹拌を行
うので、現像手段内のトナーの劣化が徐々に進行し、現
像手段の交換直後に急激な画質変化が発生することを防
ぐことができる。
【0029】図1に戻り、給紙ユニット10は、記録媒
体Pが積層保持されている給紙カセット35と、給紙カ
セット35から記録媒体Pを一枚ずつ給送するピックア
ップローラ36とからなる給紙部を備えている。
【0030】紙搬送手段11は、二次転写部への記録媒
体Pの給紙タイミングを規定するレジストローラ対37
と、駆動ローラ12および中間転写ベルト14に圧接さ
れる二次転写手段としての二次転写ローラ39と、記録
紙搬送経路38と、定着手段40と、排紙ローラ対41
と、両面プリント用搬送路42を備えている。
【0031】定着手段40は、少なくとも一方にハロゲ
ンヒータ等の発熱体を内蔵して回転自在な定着ローラ対
40aと、この定着ローラ対40aの少なくも一方側の
ローラを他方側に押圧付勢してシート材に2次転写され
た2次画像を記録媒体Pに押圧する押圧手段を有し、記
録媒体に2次転写された2次画像は、定着ローラ対40
aの形成するニップ部で所定の温度で記録媒体に定着さ
れる。本実施形態においては、転写ベルトの搬送方向上
向きのベルト面14bの斜め上方に形成される空間、換
言すれば、転写ベルトに対して画像形成ステーションと
反対側の空間に定着手段40を配設することが可能にな
り、露光手段6、中間転写ベルト14、画像形成手段へ
の熱伝達を低減することができ、各色の色ずれ補正動作
を行う頻度を少なくすることができる。特に、露光手段
6は、定着手段40から最も離れた位置にあり、走査光
学系部品の熱による変位を最小限にすることができ、色
ズレを防ぐことができる。
【0032】図3は、ハウジング本体2から開閉部材3
を開いた状態を示している。開閉部材3はハウジング本
体2に開閉自在に装着され、本実施形態においては、装
置の前面のみからのアクセスで各ユニットの着脱を可能
とし、装置を室内にコンパクトに設置することができる
ようにしている。開閉部材3内には、駆動モータ61が
配設され、また、固定軸62に回動自在に枢支された回
動レバー63が配設されている。回動レバー63の一端
は二次転写ローラ39の軸に固定され、他端はスプリン
グ64を介して開閉部材3に固定され、常時は、二次転
写ローラ39がスプリング64の付勢により図示矢印方
向に移動し、中間転写ベルト14および駆動ローラ12
に押圧可能にされている。回動レバー63のスプリング
64側には偏心カム65が設けられている。なお、回動
レバー63、スプリング64および偏心カム65は、二
次転写ローラの離当接手段を構成している。
【0033】そして、駆動モータ61の回転軸は、ギ
ヤ、クラッチからなる伝達装置(図示せず)を介して定
着ローラ40aの軸に連結されるとともに、ギヤ、クラ
ッチからなる伝達装置(図示せず)を介して偏心カム6
5のカム軸に連結されている。この構成により、駆動モ
ータ61が正転すると定着ローラ40aが駆動され、駆
動モータ61が逆転すると偏心カム65の回動により、
回動レバー63がスプリング64に抗して回動し二次転
写ローラ39を図示矢印と逆方向に移動させ、中間転写
ベルト14から離れるようにされている。
【0034】本実施形態によれば、駆動モータ61をハ
ウジング本体2側ではなく、開閉部材3側に配設するこ
とにより、駆動負荷が重い定着手段40と駆動モータ6
1の駆動係合が開閉部材3の開閉動作で離間、係合しな
い構成とし、駆動系の係合不良による記録紙搬送ムラや
装置全体の振動を防ぎ、画像品質を維持させることがで
きる。また、記録紙搬送を行わないタイミングで駆動モ
ータ61を逆転させて、二次転写ローラ39の中間転写
ベルト14からの離間時に、濃度調整用テスト画像や色
ズレ検知マークを中間転写ベルト14上に形成してこれ
をセンサで読み取る補正動作を行わせることができ、二
次転写ローラ39の離接動作のために単独の駆動源を不
要にしている。
【0035】図4は消耗品の取り付けや交換を説明する
図である。本実施形態では、ハウジング本体2には、開
閉部材3の軸57の上方に回動支点である軸66が設け
られ、この軸66にフレームからなる回動部50が回動
自在に装着され、この回動部50に、図1で説明した転
写ベルトユニット9が支持されている。開閉部材3に続
いて回動部50を前方に回動させた状態では画像形成ユ
ニットや転写ベルトユニットが露出された状態となる。
この状態で、ハウジング本体2に支持された現像手段2
0、像担持体ユニット(像担持体17および帯電手段1
9を支持するフレーム67aを含む)67、転写ベルト
ユニット9を取り外して、修理や交換を行うことができ
る。本実施形態では、現像手段20をハウジング本体に
取り付けた後、回動部50を回動させ、像担持体17を
現像ローラに当接させて位置決めするという取り付け順
となり、現像手段を本体の奥まった位置に配置してから
像担持体17を当接させるため、トナー漏れによる汚れ
を防止することができる。なお、画像形成ユニット7を
回動部50に支持させるようにしてもよい。
【0036】図5は本実施形態の現像装置の斜視図、図
6は現像装置の装着を説明する図、図7は本実施形態の
現像装置を反駆動側から見た場合の断面図、図8は本実
施形態の現像装置を駆動側から見た断面図、図9はY,
M,C,Kの現像装置を取り付けた状態を示す図であ
る。
【0037】図5に示すように、現像装置はその両端に
取付け板70、71が設けられ、この取付け板にそれぞ
れ現像装置の回動支点を形成する回動ピン72、73
と、ガイドピン74、75が外方に向けて突出するよう
に設けられている。また、現像ローラ33の両端には、
像担持体の端部に当接し、現像ローラを支軸としてフリ
ーに回転する当接コロ77が設けられて像担持体との相
対位置を決定している。当接コロはジャンピング現像に
おいては現像ローラと像担持体との間に間隙を設けるも
のであるが、圧接現像においても現像ローラと像担持体
との緩衝用に用いられ、また当接コロを設けないタイプ
のものもあり、本実施形態はいずれのタイプのものにも
適用可能である。
【0038】一方、図6に示すように、現像装置を装着
するための取付け溝2a、2bが、現像装置の両端部に
対応してハウジング本体2に設けられ、この溝に回動ピ
ン72、73とガイドピン74、75が矢印に示す方向
(着脱方向)に挿入されて現像装置が装着される。図6
(a)は本体に支持された駆動ギヤにより現像装置が駆
動される側(駆動側)から見た取付け溝2a、図6
(b)は駆動側と反対側である反駆動側から見た取付け
溝2bを示しており、駆動側において回動ピン72は取
付け溝2aの底部に回動可能に支持されている。一方、
反駆動側の回動ピン73は溝の着脱方向に直交する方向
にクリアランスが設けられて支持され、若干の移動がで
きるようになっている。かかる構成により、現像ローラ
両端部の当接コロ77と像担持体17との当接、取付け
溝底部における回動ピン72の支持による3点で現像装
置が支持され、回動ピン74が若干の範囲で可動なた
め、現像装置と像担持体との当接状態が安定化する。
【0039】図7、図8はハウジング本体2の取付け溝
2a,2bに回動ピン、ガイドピンを装着した状態を示
しており、一端がハウジング本体2に固定された付勢バ
ネ2cにより現像装置は回動ピン72、73を支点とし
て像担持体17側に向けて回動するように付勢される。
したがって、像担持体17が装着されてない状態では、
現像装置は付勢バネ2cが伸びた状態の位置にあり、像
担持体17を装着して現像ローラに押し当ててロックレ
バー(図示せず)で位置決めしたとき、現像装置は付勢
バネにより像担持体17に押しつけられた状態で位置決
めされる。かかる構成により、現像装置の着脱に際して
像担持体との位置関係の制約がなく、着脱操作が容易と
なる。また、現像装置の着脱操作と、現像装置と像担持
体との相対位置関係を構成する機能を2分しているの
で、無理な作動にならず、安定した相対位置関係の構成
が可能である。
【0040】本実施形態の現像装置は、供給ローラ3
1、現像ローラ33の重量が重く、ローラの回転軸方向
投影面で見たとき、その重心位置は両ローラ付近にあ
り、供給ローラ31もしくは現像ローラ33の鉛直下方
部分に回動ピン72、73が位置するように配置され
る。かかる構成により、現像装置の自重による回動支点
(回動ピン72、73)に対する回転モーメントをなく
すか、小さく抑えることができる。このように、自重に
よる回転モーメントが、現像ローラの当接コロと像担持
体、或いは現像ローラ自体と像担持体との当接状態に影
響しないため、現像装置と像担持体との当接状態が安定
し、回転ジッタが少ない像担持体の回転駆動が可能にな
り画像が安定化する。このように現像装置と像担持体と
の当接状態が安定化するため、現像ローラ、供給ローラ
の構成素材の選択自由度が広くなり、比較的比重の軽い
アルミニウム系素材をベースに選択しても、或いは比較
的比重の重い鉄系素材をベースにして選択しても、現像
装置全体に影響を及ぼすことがなくなり、自重を無視し
たコスト優位の選択が可能となる。なお、現像装置の自
重により回動支点に対して回転モーメントが生じてしま
う場合であっても現像ローラ33を像担持体17から離
す方向に回転モーメントが作用するようにすることが好
ましい。
【0041】現像装置の駆動は、ハウジング本体2に取
り付けられた駆動ギヤ80と現像装置側の被駆動ギヤ8
1との噛み合いで行われ、被駆動ギヤ81の回転はこれ
と噛み合う輪列系を通して供給ローラ31、現像ローラ
33、トナー攪拌部材29に伝えられる。現像装置のロ
ーラ回転軸方向投影面で見たとき、駆動ギヤ80と被駆
動ギヤ81の噛み合い部の位置は、回動支点(回動ピン
72、73)に重なるか、少なくとも近傍にあるように
する。その結果、駆動に伴って生ずる反力が回動支点に
対する回転モーメントとして現像装置に作用することが
ないか、小さく抑えられる。かかる構成により、駆動に
伴って生ずる反力が回動支点に対して回転モーメントを
与えないため、現像ローラまたは像担持体の回転ジッタ
が少なく、安定した画像を得ることができる。なお、回
転モーメントが生じる場合でも現像ローラ33を像担持
体17から離す方向に作用するように構成することが望
ましい。
【0042】また、同様に現像装置の回転軸方向投影面
で見たとき、当接コロ77と像担持体17の当接で当接
コロ77が像担持体に従動駆動されるか、或いは現像ロ
ーラに駆動されて像担持体と摺擦して回転するとき、あ
るいは当接コロを持たずに直接現像ローラ33と像担持
体17とが接触回転するときに、像担持体と当接コロ、
あるいは像担持体と現像ローラとの接触部の接線方向に
おいて、図の実線矢印Aの方向に駆動反力発生する。こ
の反力は、現像ローラと像担持体の回転周速に差異があ
る場合には、その周速差異に応じて発生する。すなわ
ち、像担持体の回転周速に対して現像ローラまたは当接
コロの回転周速が速い場合には図の実線矢印方向に発生
し、逆に像担持体の回転周速に対して現像ローラまたは
当接コロの回転周速が遅い場合には実線矢印とは反対方
向に発生する。そこで、駆動反力により回動支点(回動
ピン72、73)に対して回転モーメントが生じないよ
うに、図の実線矢印Aで示すように、駆動反力の方向
が、回動支点あるいは回動支点近傍となるようにする。
このような配置により、像担持体との接触により生ずる
反力が回動支点を中心とするモーメントを現像装置に与
えることがなく、駆動反力によって像担持体の回転が不
安定になることを防止することができる。
【0043】また、駆動側の回動ピン72は取付け溝2
a底部において装着方向及び装着方向に直交する方向に
おいて支持されている。一方、反駆動側の回動ピン73
は、取付け溝2bにおいて装着方向には支持され、装着
方向と直交する方向では、現像ローラの当接コロと像担
持体との間に発生する駆動反力に対して移動可能なクリ
アランスが設けられている。そのため、現像ローラ33
と像担持体17とは、駆動側の回動ピン72と2つの当
接コロ77のいわゆる3点当接構造となって、当接状態
を安定させることができる。
【0044】また、回動支点(回動ピン72、73)
は、取付け溝底部で装着方向に対向して支持され、被駆
動ギヤ81は駆動ギヤ80から駆動されるときに作用す
る力が、取付け溝底部の支持方向(溝への装着方向)
か、その近傍の方向に向かって作用するため、現像装置
の支持状態が安定化して像担持体との相対位置関係が好
ましい関係に保持される。
【0045】また、被駆動ギヤ81は駆動ギヤ80に対
して現像装置の着脱方向(図7、図8の取付け溝に平行
な矢印方向)と直交する位置、或いはその近傍に配置す
る。このとき、被駆動ギヤ81を駆動ギヤ80に噛み合
わせる方向は取付け溝の方向となるため、現像装置を着
脱する時に、駆動ギヤ80に対する被駆動ギヤ81の噛
み合いや離脱が無理なくできる。その結果、噛み合いと
離脱の安定化を目的として補助機構を別途設ける必要が
ない。
【0046】また、本実施形態では、図4に示したよう
に、回動部50を回転させて像担持体を外し、その状態
で現像装置を着脱することが可能であり、装着時には、
まず現像装置20を装置本体に装着し、その後回動部5
0を回動させて像担持体17を現像装置に押しつけて押
圧し、ロックレバーで像担持体の位置が決まった状態現
像位置を位置決めすることができる。このように、現像
装置を装置本体の動きにくい所にまずセットし、その上
から像担持体を押しつけで位置決めし、さらにその上か
ら中間転写ベルトが設けられた構造のため、現像装置の
着脱に際して他の部品に対するトナー汚れ等を防止する
ことが可能である。
【0047】また、現像装置の挿入方向(取付け溝の方
向)が重力方向であり、像担持体との当接方向と逆方向
に挿入することになり、その重力方向が像担持体に対し
て現像装置を離間させる方向となって、像担持体との当
接圧を減らし、現像装置と像担持体との当接に好ましい
影響を与える。
【0048】また、図9に示すように、現像装置17の
両端部の取付け板70が対向する間の空間は、隣接する
現像装置の頭部が入る空きスペースとなっており、その
ため回動ピン72,73の位置は隣接する現像装置とオ
ーバーラップしている。このように、回動支点が隣接す
る現像装置とオーバーラップするように配置できるよう
にしていため、省スペース化を図ることができる。
【0049】なお、上記実施形態では、回動支点を現像
装置の下方側に設けるようにしたが、回動支点に対して
回転モーメントが生じないようにして回動支点を現像装
置の上側に設けるようにしてもよい。
【0050】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、両端部の
回動支点で回動させて現像装置を像担持体に対して近接
離間させる場合に、現像装置の回動支点を隣接する現像
装置にオーバーラップさせて配設するようにしたので、
省スペース化を図ることができる。また、本発明は、現
像装置の自重による回転モーメントが、現像装置と像担
持体との当接状態に影響しないため、現像装置と像担持
体との当接状態が安定し、回転ジッタが少ない像担持体
の回転駆動が可能になり画像が安定化する。また、現像
装置の構成素材の選択自由度を広くすることができる。
また、現像装置の駆動部材と被駆動部材の噛み合いに伴
って生ずる反力が回動支点に対して回転モーメントを与
えないため、現像ローラや像担持体の回転ジッタが少な
く、安定した画像を得ることができる。また、現像装置
と像担持体との間の回転周速差に応じて発生する駆動反
力が回動支点に対して回転モーメントを生ずることがな
いため、駆動反力によって像担持体の回転が不安定にな
ることを防止することができる。また、現像装置と像担
持体とは3点当接構造となるため、現像装置と像担持体
との接触で生ずる駆動反力に対して当接状態を安定させ
ることができる。また、回動支点が取付け溝底部で装着
方向に対向して支持され、現像装置の支持状態が安定化
して像担持体との相対位置関係が好ましい関係に保持さ
れる。また、被駆動部材が駆動部材に対して現像装置の
着脱方向と直交する位置関係としているため、現像装置
の着脱が無理なくでき、噛み合いと離脱の安定化を目的
として補助機構を別途設ける必要がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の画像形成装置の1実施形態であり全
体構成を示す模式的断面図である。
【図2】 転写ベルトおよび画像形成ユニットの拡大図
である。
【図3】 開閉部材を開いた状態を示す模式的断面図で
ある。
【図4】 消耗品の取り付けや交換を説明する図であ
る。
【図5】 本実施形態の現像装置の斜視図である。
【図6】 現像装置の装着を説明する図である。
【図7】 現像装置を反駆動側から見た場合の断面図で
ある。
【図8】 現像装置を駆動側から見た断面図である。
【図9】 Y,M,C,K現像装置の取り付け状態を示
す図である。
【符号の説明】
2…ハウジング本体、2a,2b…取付け溝、2c…付
勢バネ、17…像担持体、20…現像手段、31…供給
ローラ、33…現像ローラ、70,71…取付け板、7
2,73…回動ピン(回動支点)、74,75…ガイド
ピン、77…当接コロ、80…駆動ギヤ、81…被駆動
ギヤ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 野村 雄二郎 長野県諏訪市大和3丁目3番5号 セイコ ーエプソン株式会社内 Fターム(参考) 2H030 AA06 AA07 AB02 BB33 BB42 BB63 2H071 BA03 BA13 BA29 BA42 CA05 DA08 DA15 EA18 2H077 BA07 BA08 BA09 BA10 GA13

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両端部の回動支点で回動して像担持体に
    対して近接離間する現像装置を複数有する画像形成装置
    において、前記現像装置の回動支点を隣接する現像装置
    にオーバーラップさせて配設したことを特徴とする画像
    形成装置。
  2. 【請求項2】 前記各現像装置の回動支点は、回転軸方
    向投影面で見たとき、現像剤担持体もしくは現像剤供給
    部材の鉛直下方に位置することを特徴とする請求項1記
    載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記現像装置はハウジング本体に固定さ
    れた駆動部材と噛み合う被駆動部材を介して駆動され、
    現像装置の回転軸方向投影面で見たとき、駆動部材と被
    駆動部材の噛み合い部が前記回動支点に重なるか、もし
    くは回動支点近傍にあることを特徴とする請求項1また
    は2記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 現像装置の両端部に像担持体と当接して
    相対位置関係を規定する当接部材が設けられ、現像装置
    の回転軸方向投影面で見たとき、前記回動支点は、前記
    当接部材と像担持体との当接部の接線方向、もしくはそ
    の近傍に配置されることを特徴とする請求項1乃至3い
    ずれか記載の画像形成装置
  5. 【請求項5】 回動支点を形成する回動支点部材は、ハ
    ウジング本体に形成された取付け溝に装着方向に対向し
    て支持され、被駆動部材がハウジング本体に固定された
    駆動部材で駆動されるときに生ずる作用力が取付け溝に
    おける支持方向に対向することを特徴とする請求項1乃
    至4いずれか記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 回動支点を形成する回動支点部材は、ハ
    ウジング本体に形成された取付け溝に着脱自在に装着さ
    れて取付け溝底部に支持され、ハウジング本体に固定さ
    れた駆動部材と被駆動部材の噛み合い部の接線方向が取
    付け溝への着脱方向、もしくはその近傍であることを特
    徴とする請求項1乃至5いずれか記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 回動支点を形成する回動支点部材は、ハ
    ウジング本体に形成された取付け溝に着脱自在に装着さ
    れて取付け溝底部に支持され、ハウジング本体に固定さ
    れた駆動部材と被駆動部材は、取付け溝の着脱方向と直
    交方向、もしくはその近傍に配置されることを特徴とす
    る請求項1乃至6いずれか記載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 現像装置両端部に設けられた回動支点を
    形成する回動支点部材とガイド部材とがハウジング本体
    に形成された取付け溝に着脱自在に装着されると共に、
    駆動側の回動支点部材は取付け溝の着脱方向と直交する
    方向は回動可能に取付け溝底部に支持され、反駆動側の
    回動支点部材は取付け溝の着脱方向と直交する方向はク
    リアランスを設けて取付け溝底部に支持されることを特
    徴とする請求項1乃至7いずれか記載の画像形成装置。
JP2001368504A 2001-12-03 2001-12-03 画像形成装置 Withdrawn JP2003167412A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001368504A JP2003167412A (ja) 2001-12-03 2001-12-03 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001368504A JP2003167412A (ja) 2001-12-03 2001-12-03 画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003167412A true JP2003167412A (ja) 2003-06-13

Family

ID=19178086

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001368504A Withdrawn JP2003167412A (ja) 2001-12-03 2001-12-03 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003167412A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005275374A (ja) * 2004-02-27 2005-10-06 Canon Inc 画像形成装置
EP1617304A1 (en) 2004-07-12 2006-01-18 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus having a plurality of image forming units with overhanging portions
JP2014198437A (ja) * 2013-03-29 2014-10-23 ブラザー工業株式会社 記録装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005275374A (ja) * 2004-02-27 2005-10-06 Canon Inc 画像形成装置
JP4717455B2 (ja) * 2004-02-27 2011-07-06 キヤノン株式会社 画像形成装置
EP1617304A1 (en) 2004-07-12 2006-01-18 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus having a plurality of image forming units with overhanging portions
KR100864103B1 (ko) * 2004-07-12 2008-10-16 가부시키가이샤 리코 화상 형성 장치
JP2014198437A (ja) * 2013-03-29 2014-10-23 ブラザー工業株式会社 記録装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7002608B2 (en) Tandem type color image forming device having a plurality of process cartridges arrayed in running direction of intermediate image transfer member
RU2370802C2 (ru) Устройство формирования изображения
US7466939B2 (en) Electrophotographic image forming apparatus to which a plurality of process cartridges are detachably mountable by using a moving guide and an opening and closing member
US7894733B2 (en) Process cartridge and image forming apparatus
EP1331524B1 (en) Colour image forming apparatus with image forming stations disposed along and below an inclined intermediate transfer belt in a pivotally movable section
JP4134985B2 (ja) 画像形成装置、及びカートリッジ
US20050117934A1 (en) Process cartridge, mounting method of electrophotographic photosensitive drum and replacing method of the photosensitive drum
JP3754923B2 (ja) 画像形成装置
JP2003167412A (ja) 画像形成装置
JP3824068B2 (ja) 現像装置及びそれを用いた画像形成装置
JP3729255B2 (ja) 転写ベルトユニットおよびそれを用いた画像形成装置
JP3666587B2 (ja) 画像形成装置
JP3824069B2 (ja) 画像形成装置
JP4058600B2 (ja) 画像形成装置
EP1315365B1 (en) Image forming apparatus
JP2003162201A (ja) 画像形成装置
JP4092540B2 (ja) 現像カートリッジ及び画像形成装置
JP2003173084A (ja) 現像装置およびそれを用いた画像形成装置
JP2789042B2 (ja) カラー画像形成装置
JP3874088B2 (ja) 画像形成装置
JP2003159835A (ja) 画像形成装置
JP4180818B2 (ja) 画像形成装置
JP2003173081A (ja) 現像装置およびそれを用いた画像形成装置
JP2003162121A (ja) 画像形成装置
JP2003156942A (ja) 転写部材およびそれを用いた画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20060213