JP2003167065A - 日照シミュレーションシステム - Google Patents
日照シミュレーションシステムInfo
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Abstract
に対する隣設する日照障害物の影響を考慮した日照環境
を認識し、これにより敷地に於ける住宅の好ましい建築
位置を設定すると共に各階層毎の間取りを合理的に設計
する。 【解決手段】目的の敷地Aに対応し、且つ該敷地Aに予
め設定された基準面GLに対し所望の高さを持った水平
面1を設定する。この水平面1に対し、敷地Aに隣設す
る日照阻害物C1〜C4による日影積分値を計算し、該
日照積分値に応じて区別した異なる表現で表示する。特
に、水平面1を建物に設定されたモジュール寸法に応じ
た多数の格子22を形成し、各格子22毎の日照積分値を計
算して表現する。
Description
とする敷地に於ける日照状況を、隣設する日照障害物に
よる日影積分値に応じて表現することで、容易に把握し
得るようにした日照シュミレーションシステムに関する
ものである。
住宅に対する日照の状況が如何なる程度であるかを知る
ことは、顧客にとって重要な要素の一つである。このた
め、住宅を設計する際には、南側隣地に存在する建物の
高さを基準とし、冬至に於ける正午の太陽の高さに伴う
日影位置から目的の住宅の位置を決定するのが一般的で
ある。
建築される住宅の日照時間を確保するために、建築しよ
うとする住宅が北側の敷地に与える日影が、建築基準法
による日影規制を満足する場合、冬至に於ける午前8時
〜午後4時の間であって1時間毎に、建築しようとする
住宅が形成する日影線を記載した日影図を作成して日影
をシミュレーションすることが行われる。
して作成されるものであり、主として北側の敷地への影
響を明確にするものである。このような1時間毎の日影
線の計算や作図を手作業で行う場合、煩雑で多くの時間
が必要であったが、最近ではコンピュータの普及によ
り、比較的容易に短時間で作成し得るようになってい
る。
影シュミレーションは、建築すべき住宅が隣地に対して
如何なる日影線を形成するか、を検討して法的な制限を
満足させることを目的とするものであり、建築すべき住
宅が隣地に存在する建物によって日照環境の上で如何な
る影響を受けるかの検討を目的とするものではなかっ
た。
この住宅が受ける日照の影響として、敷地の南側に隣設
して存在する建物が冬至の際に如何なる日影を形成する
かを考慮する程度であるのが一般的であった。即ち、住
宅を建築する際に、目的の敷地に隣設して存在する建物
を含む日照障害物が建築しようとする住宅に対して与え
る日照の影響を考慮しているとはいえないのが実情であ
る。
置を設定する場合、最も日照環境の良好な位置を検討す
ることは重要であり、特に、都市型住宅では日照環境に
応じて、総合的に1階〜3階の間取りを検討し得ること
につながる。
在する日照障害物による日影が1日のうちに如何なる変
化をするか、を検討し得る情報を顧客に提供することに
よって、より良い日照環境を実現し得る住宅を建築する
ことが出来る。従って、本発明の目的は、目的の敷地に
隣設する日照障害物の影響を考慮した日照をシュミレー
ションすることが出来、且つ該敷地に於ける住宅の好ま
しい建築位置を設定することが出来る日照シュミレーシ
ョンシステムを提供することにある。
に本発明に係る日照シュミレーションシステムは、目的
の敷地の日照の度合いをシミュレーションするシステム
であって、目的の敷地に対応され且つ該敷地に予め設定
された基準面に対し所望の高さを持った水平面を設定す
ると共に、該水平面に対し、目的の敷地に隣設する日照
阻害物による日影積分値に応じて区別した異なる表現で
表示することを特徴とするするものである。
目的の敷地に予め設定された基準面に対し、例えば、建
築すべき住宅の1階の床面、或いは2階の床面のように
所望の高さを持った水平面を設定し、この水平面に対し
て、敷地に隣設して存在する建物を含む日照障害物によ
る日影の積分値を演算し、演算された日照積分値に応じ
て区別した異なる表現で表示することによって、瞬時に
且つ明確に目的の敷地に於ける所望の高さの水平面の1
日の日照状況を認識することが出来る。
しては、例えば日照積分値を色で表現する場合、色その
ものの変化や彩度或いは明度の変化によって区別した異
なる表現とすることが可能であり、また日照積分値を数
値で表現する場合、数値そのものの変化によって区別し
た異なる表現とすることが可能である。このように、日
照積分値を如何なる指標によって表現するか、に応じて
視覚或いは理性に訴えることが可能な異なる表現を実現
することが出来る。
て、日影積分値が、前記水平面の予め設定された位置に
於ける日照阻害物によって日影となる時間数であること
が好ましい。日照シミュレーションシステムに於ける日
影積分値をこのように設定することによって、水平面を
日影となる時間数の積分値に応じて表現することが出来
る。
の日影となる時間数を積分値としてこの日影時間の大小
に応じて区別した異なる表現することが出来る。即ち、
1日の日照環境の変化を容易に認識し得るように表現す
ることが出来る。従って、水平面の高さを所望の高さで
設定することで、1階の床面として想定した水平面,2
階或いは3階の床面として想定した水平面の1日の日照
環境を容易にシミュレーションすることが出来る。
於いて、水平面を予め設定されたモジュールに従って区
切ることで該水平面にモジュール単位の複数の格子を設
定して表示することが好ましい。更に好ましくは、前記
水平面を建物に設定されたモジュールに従って区切って
複数のモジュール単位の格子を設定することが有利であ
る。
システムでは、予め1階の床面の高さに対応させて設定
した水平面に、建物に設定されたモジュール寸法に応じ
た格子を形成しておき、各格子を日影積分値に応じた指
標で表現することで、1階の床に相当する水平面の1日
に於ける日照環境を把握することが出来る。
よって表現された水平面の各格子を参考として、建築す
べき住宅の位置と1階の間取りを計画することで、日照
条件の良好な住宅を計画することが出来る。特に、都市
部のように、隣地に高さの高い日照障害物が存在するこ
とが多い場合、モジュールに応じた格子を形成した水平
面の高さを適宜変更して日照のシミュレーションを行う
ことで、目的の住宅の階層毎の間取りの計画を容易に行
うことが出来る。
地と、前記敷地に隣設した日照阻害物と、前記敷地に設
定されたモジュール単位の格子を有し且つ敷地の基準面
に対し所定の高さに設定された水平面と、を有し、前記
水平面に於ける格子を前記日照阻害物による日影積分値
に応じて異なる表現で区別することで、目的の敷地であ
って所定の高さの水平面に於ける日照状況を表示したも
のである。
基準面から所定の高さ、例えば1階の床面に相当する高
さや、2階或いは3階の床面に相当する高さを持ち、且
つ建物に設定されたモジュールに応じた格子を形成した
水平面を設定し、これらの水平面に対する隣地に存在す
る日照障害物による日影積分値に応じて、各格子を異な
る表現で区別したので、目的の敷地に於ける1日の日影
時間を積分した積分値を極めて容易に認識することが出
来る。
って間取りを自由に書き込むことが出来るため、目的の
敷地に建築する住宅を設計するための図面台紙として利
用することが出来る。
ら1階の床面に相当する高さや、2階或いは3階の床面
に相当する高さの水平面に対応し、更に、隣地に存在す
る日照障害物による日影積分値に応じて各格子を異なる
表現で区別してあるため、個々の部屋の日照環境を確認
しつつ、夫々の水平面(1階〜3階)に対応する間取り
を記入することが出来る。
ィスプレイや紙或いは他の媒体であっても、各格子に表
現された内容によって、敷地をモジュールで分割された
面積毎に日照環境を認識することが出来る。従って、建
築すべき住宅の敷地内に於ける位置を日照環境を重視し
て設定することが出来、且つ各階の間取りも日照環境を
重視して計画することが出来る。
ンシステムは、住宅を建築しようとする敷地に隣設した
1又は複数の日照障害物が、目的の敷地に対して形成す
る1日分の日影の状態から日影となる時間数を確認して
積分し、この日影積分値に応じて異なる表現で区別する
ことで、敷地に対する日照環境を容易に認識し得るよう
にしたものである。
て、予め所定の高さ(1階の床面高さ,2階或いは3階
の床面高さ)を持つ水平面を設定しておき、この水平面
に対する日影積分値に基づく日影時間の大小を表示する
ことで、目的の敷地に建築すべき住宅の各階層の床面に
相当する水平面に於ける日照環境(以下、予め設定され
た水平面に於ける1日の日照状況をいうものとする)を
容易に認識し、これにより、目的の敷地に対して建築す
る住宅を最も合理的に設計し得るようにしたものであ
る。
を形成する該敷地に隣設した住宅を含む建築物によって
構成される。即ち、日照障害物は、南側に配置された建
築物にのみ限定されるものではなく、東側,西側及び南
東側,南西側に配置された住宅及び他の構築物を含む建
築物によって構成される。
行き寸法を正確に計測し得るものではないが、多くは2
階建て、3階建ての建築物であり、寸法を高い確度で計
測することは可能である。従って、本発明では日照障害
物の寸法は概略値であっても良いこととしている。
した値であり、1日の中、何時間日影の状態であったか
を示す値となる。この日影積分値を計算する場合、先
ず、日照障害物による目的の敷地に対する1時間毎の日
影線を形成し、1日分の日影線の重なりが確認される。
そして敷地の各部位に対し、日影線の重なりによる日影
状態となる時間数を計算し、この計算値によって日影積
分値が求められる。
の高さが最も低い冬至とし、1日を午前8時〜午後4時
としてこの間を1時間毎に区切り、各時刻毎に各日照障
害物によって敷地に形成される8本の日影線を形成し、
これらの日影線が重なりあった時間数を計算して日影積
分値を得るものである。従って、目的の敷地の南側に存
在する日照障害物では、該日照障害物の北側の壁面に沿
った部位は1日中日影となるため、日影8時間に相当す
る日影積分値を有することになる。
日影となる時間が多く、日影積分値が小さい程、1日の
うち日が当たる時間が大きいことになる。従って、目的
の敷地に設定された水平面に、日影積分値の大小に応じ
て異なる表現で区別したとき、この区別は同時に日照時
間の大小を表現することになる。このため、表示上で
は、日影積分値を日照時間としても良い。
さの水平面を設定して日影積分値に応じて区別したと
き、設定された高さに於ける床面の1日の日照分布が表
されることになり、想定された床面の如何なる部位に如
何なる機能を発揮させるべきかを検討することが容易に
なる。
合、1階の床面に対する日照環境と、2階或いは3階の
床面に対する日照環境を比較した上で、夫々の階層に如
何なる機能を持った部屋を配分すべきか、配分された部
屋を如何なる間取りとすべきか、等の検討を行うことが
可能となる。
て特に限定するものではない。例えば、色で表現するこ
とが可能であり、この場合、日影積分値毎に全く異なる
色を用いても、或いは同色で彩度を変化させても良く、
更に、線の密度や点の密度を変化させることによる明度
の変化でも良い。これらの場合には、水平面をコンピュ
ータディスプレイで表示し、或いは印刷物として顧客に
提示したとき、提示された顧客は、目的の敷地に於ける
日照環境を直感的に認識することが可能となる。
この場合、提示された顧客や設計者は数値を認識するこ
とで、日照環境を物理的な量として把握することが可能
となり、色によって表現した場合と同様に住宅の設計に
利用することが可能となる。
れた水平面に予め建物に設定されたモジュールに応じた
格子を形成しておき、各格子毎に日影積分値を表示する
ことで、例えば1階の床面に対応する水平面に対する日
照環境をモジュールに応じた格子との関係で表現するこ
とが可能となる。このため、水平面に形成された格子を
利用して、敷地に対する住宅の配置位置や、1階の間取
り計画を立案することが可能である。
に同一の状態で存在する保証はない。特に、周辺の土地
の用途指定は自治体による見直しがあり、この見直しに
伴って既に設定されている建ぺい率や容積率が変更され
ることがある。この場合、建物の建て替えにより日照障
害物の高さが変化することが想定される。
的の敷地に隣設する日照障害物による日影積分値と、将
来にわたって想定し得る最大高さと最大幅の日照障害物
による日影積分値とによって建築すべき住宅の床面に対
応した水平面の日照環境を検証しておくことが好まし
い。特に、建築すべき住宅の寿命が60年、或いはそれ
以上であるような場合、敷地の周辺環境は変化するもの
であるとの認識にたって想定し得る日照障害物に対して
シミュレーションしておくことが必要である。
定される多数の日照障害物に基づいて、所定の高さの水
平面に対する日影積分値に応じた異なる表現で区別する
ことによって、建築すべき住宅の各階層の床面に於ける
現在の或いは将来想定される日照環境をシミュレーショ
ンすることが可能である。
宅に於ける各階層の床面に対する日照環境を将来にわた
って認識することが可能となる。このため、建築すべき
住宅が所謂ロングライフ住宅であっても、良好な日照環
境を確保し得る住宅を設計することが可能となる。
敷地に応じた所定の高さで且つモジュールに従った格子
を形成した水平面を設定すると共に、該敷地に隣設して
存在する隣家を含む日照障害物の全てを記載しておき、
例えば冬至の午前8時〜午後4時の間を1時間毎に各日
照障害物による日影線を形成し、この日影線が重なりあ
った格子を重なりあっている時間数で積分し、結果の大
小に応じて色の違いや数値の違い等の異なる表現で区別
して表示される。
ることで、建築の専門家ではない顧客であっても、目的
の敷地の周辺環境と、この敷地に建築しようとする住宅
の各階層毎の日照環境を把握することが可能となる。従
って、建築された住宅に居住する場合、日照環境が予想
と大幅に異なるようなことがなく、充分に納得した状況
の基に住宅の設計を進行させることが可能となる。
及び日照表示物の実施例について図を用いて説明する。
図1は目的の敷地に隣設する日照障害物による日影線を
説明する図である。図2は所定の高さを持った水平面を
日影積分値に応じた異なる表現で区別した日照環境を示
す図である。図3は図2の水平面にモジュールに基づい
た格子を形成すると共に該格子を日影積分値に応じた異
なる表現で区別した日照環境を示す図である。図4は水
平面に形成された格子に基づいて住宅の間取りを計画し
た図である。図5は住宅に於ける日照環境を比較するた
めに1階の水平面を説明する図である。図6は住宅に於
ける日照環境を比較するために2階の水平面を説明する
図である。図7は目的の敷地に於ける午前の日影の状態
を示す図である。図8は目的の敷地に於ける午後の日影
の状態を示す図である。図9は水平面に形成した格子と
図7の日影の状態を関連付けて説明する図である。図1
0は水平面に形成した格子と図8の日影の状態を関連付
けて説明する図である。図11は夏至に於ける日照の状
態を表現した図である。図12は春分・秋分に於ける日
照の状態を表現した図である。
ムでは、先ず、目的の敷地に於ける所定高さの水平面が
設定され、且つ敷地に隣設する日照障害物による水平面
への日影線が午前8時から午後4時の間で1時間毎に形
成され、これらの日影線に基づいて日影積分値が計算さ
れる。
に、東西方向の長さが12mで南北方向の長さが15m
の略長方形とし、北側に道路Bが配置され、南側に高さ
6mの2階建て住宅からなる日照障害物C1が、南西側
に高さ6mの日照障害物C2が、西側に高さ6mの日照
障害物C3が、東側に高さ6mの日照障害物C4が夫々
存在し、南東側には日照障害物が存在しないような条件
としている。
点を、東経139度、北緯36度として設定し、また日
照シミュレーションを実施する場合、最も過酷な条件を
設定しておくことが好ましいため、対象となる日を冬至
としている。
ンドレベル(GL)を設定し、このGLから所定高さの
水平面(1階の床面に相当する水平面1、図5に示す2
階の床面に相当する水平面1bとして設定する。本実施
例の図1では高さ500mmの1階の床面に相当する水平
面1)を適宜設定し、これらの水平面1,1bに対する
日照シミュレーションを実施している。
と同一の形状を有しており、該敷地Aの上方に仮想され
た面である。
ける方向、及び垂直面内に於ける高さ(角度)の関係は
一義的に定まる。従って、日中の時刻を指定すること
で、指定された時刻に於ける太陽の方向と高さ、及び各
日照障害物C1〜C4の高さ,水平面1の高さ等の数値
から、各日照障害物C1〜C4による日影線の方向と長
さを計算することが可能である。
照障害物C1〜C4による敷地Aへの日影線を平行四辺
形状に形成することが可能である。指定時刻毎の日影線
の方向や長さ、敷地Aに形成された日影線の面積等はコ
ンピュータを用いることで容易に演算することが可能で
ある。
後4時までの8時間で、1時間毎に夫々の日照障害物C
1〜C4による敷地Aへの日影線D(D8〜D16)を
形成することで、図1の日影線図を得ることが可能であ
る。同図に於ける日影線自体は、新たに住宅を建築する
際に、日影規制を確認する目的で適宜作成されるもので
ある。
を中心として作成されるため、この住宅が隣地に対して
如何なる日影を形成するか、を検証することを目的とし
て作成されるのに対し、本発明では、住宅を建築すべき
敷地Aが、該敷地Aに隣設する全ての日照障害物C1〜
C4によって如何なる日影が形成されるか、即ち、日照
が阻害されるかを考慮することにある点で異なる。
よる水平面1に対する1時間毎の日影線D8〜D16を
形成することによって、図1に示すように各日照障害物
C1〜C4による日影線D8〜D16が交錯した図を得
ることが可能となる。
よって形成された各日影線D8〜D16の重なりを積算
することで、日影積分値を演算することが可能である。
そして個々の日影積分値を異なる表現で区別することに
よって、水平面1の冬至に於ける1日の日影となる状況
(日照状況、日照環境)を図示することが可能である。
尚、日影積分値はコンピュータを利用することで容易に
演算することが可能であり、水平面1に於ける日影とな
る状況はコンピュータディスプレイに、或いは紙に印刷
して表示することが可能である。
すものであり、日影積分値が8で全く日照のない領域を
0時間日照11とし、日影積分値が7で1時間だけ日照が
見込める領域を1時間日照12とし、日影積分値が0で全
く陰ることのない領域を8時間日照19とし、夫々の領域
を日影線D8〜D16の一部に沿って分割すると共に、
各領域に設定された日影積分値に従って異なる表現で区
別したものである。
照障害物C1の北側では0時間日照11の領域が形成さ
れ、この日照障害物C1から北側に離隔するに従って日
照時間のながい領域が形成される。そして、同図に明ら
かなように、敷地Aから所定高さに設定された水平面1
を日影積分値に応じて、0時間日照11〜8時間日照19に
分割すると共に、各分割領域を日影積分値に応じた異な
る表現で表示することによって、図2を提示された設計
者や顧客は、1階の床面に相当する水平面1に於ける日
照環境を認識することが可能となる。
時間日照11〜8時間日照19の各領域は、明度の変化によ
って異なる表現としている。しかし、0時間日照11〜8
時間日照19の領域を色の彩度を変化させて表現すること
も可能であり、色そのものを変化させて表現することも
可能である。更に、0時間日照11〜8時間日照19を数値
で(例えば日照時間)表現することでも他の領域との区
別を行うことが可能である。
による日影線D8〜D16の重なるから日影積分値を演
算し、演算された日影積分値に応じて水平面1を複数の
領域に分割し、分割された領域を日影積分値に応じて異
なる表現で区別する作業は、コンピュータを利用するこ
とで容易に行うことが可能である。
されたモジュール寸法mで縦横に区切り線21を形成して
多数の格子22を形成し、各格子22を日影積分値に応じた
異なる表現で区別したものである。従って、各格子22に
対する日影積分値は図1の日影線図から計算されるた
め、表現内容は前述した図2と同様である。尚、水平面
1をモジュール寸法mに従って区切り線21を形成するこ
とで、多数の格子22を形成する作業は、人手によっても
可能であるが、コンピュータを利用することで容易に行
うことが可能である。
積分値に応じた異なる表現で区別される。即ち、各格子
22は、夫々の日影積分値が計算され、この計算結果に応
じて0時間日照11〜8時間日照19の領域が指定され、更
に、0時間日照11〜8時間日照19に応じた異なる表現で
区別される。
各格子22毎に最適に表現で区別されることとなり、図3
を設計者や顧客に提示することによって、水平面1に於
ける日照環境をモジュール単位で容易に認識することが
可能となり、建築すべき住宅を敷地Aに於ける如何なる
位置に設置すべきか、水平面1に対応する1階の床面に
如何なる間取りを計画するか、等の設計条件を容易に認
識することが可能となる。そして図3に示す図が本発明
に係る日照表示物となるものである。
に基づく間隔を持って区切り線21で縦横に区切ることで
多数の格子22を形成し、且つ各格子22を日影積分値に応
じて異なる表現で区別することで、建築すべき住宅の1
階に相当する水平面1の日照環境を表したとき、区切り
線21,格子22を利用して住宅の位置を間取りの計画を実
行することが可能である。
環境を認識した後、図4に示すように、敷地Aに於ける
住宅Eの位置を決定し、同時に予め形成されている区切
り線21を利用して1階の間取りを計画することが可能で
ある。
る1階の南東側に居間31を、南西側にDK32を、北東側
に風呂や洗面所を含む水回り33を、北側に階段34を、北
西側に玄関35を配置した間取りを計画することによっ
て、居間31,DK32を水平面1に於ける最も日照環境の
良好な領域を利用した空間とすることが可能である。
境を把握した上で、1階の間取りを計画することによっ
て、設計者及び顧客は、住宅の建築中に迷ったり、建築
後に後悔することがなく、信頼性の高い住宅の設計を行
うことが可能となる。
さの水平面(1階の床面に相当する水平面1,2階の床
面に相当する水平面1a)を設定すると共に各水平面に
住宅の平面を想定して夫々の日照環境を比較する。本実
施例では、住宅は南北方向に長い建物として設定されて
いる。
00mmの1階の床面F1を想定して設定されており、図
6に示す水平面1aは2階の床面F2に相当する高さ
(本実施例では、GL+3300mm)を想定して設定さ
れている。
ける1階の床面に相当する水平面1に対する手順と同様
にして、敷地Aに隣設する日照障害物C1〜C4による
日影線(D8〜D16)を形成し、更に、日影積分値を
計算して各格子22を異なる表現で区別することによって
シミュレーションすることで、水平面1aの日照環境を
認識することが可能である。
の各水平面1,1aは南北方向に長い形状を有してい
る。このため、南端では南側に隣設して建築されている
日照障害物C1による影響が大きく、1階F1では1時
間日照12,2時間日照13の領域がかかる部分が生じる
が、2階F2では日照障害物C1の影響は小さく、僅か
に3時間日照14の領域がかかる程度である。
の高さの水平面に対する日照のシミュレーションを行う
ことが可能である。従って、必要に応じて、3階の床面
に相当する高さを持った水平面や、1階の作業面(机の
高さ)に相当する高さを持った水平面を適宜設定するこ
とで、夫々の水平面の日照環境を認識することが可能で
ある。
ンピュータディスプレイ或いは紙に印刷して設計者或い
は顧客に提示することで、設計者,顧客は水平面1aに
於ける日照環境を認識することが可能である。従って、
各階層の間取りを計画する際に、日照に関して共通の認
識を保有することによる信頼性を向上することが可能と
なり、建築後の住宅に対し、顧客が日照環境に基づく不
満を持つことがない。
1a,或いは必要に応じて3階の床面に相当する水平面
に対するの日照シミュレーションを行って日照環境を把
握することによって、例えば都市部に於ける狭い敷地A
に住宅を建築するような場合、各階層に対する日照環境
が良好でなくとも、各部屋の機能に応じて上下の階層に
振り分けることで、限られた条件のなかで最良の間取り
を計画し実現することが可能となる。
表示した図であり、図8は午後の日照状況を分けて表示
した図である。この表示は、例えば、顧客の生活形態や
嗜好に重点をおいて住宅を設計する場合に好ましく利用
することが可能である。即ち、顧客が午前中に重点をお
く生活を行っているような場合、午前中の日照環境が重
要になることがある。このような場合、午前中に如何な
る日照が期待し得るかを解決することは、敷地Aに於け
る住宅の配置位置や間取りに影響を与える要素である。
日照シミュレーションを行って提示すると共に、表示さ
れた日照環境を認識した上で住宅の配置や間取りの計画
を行うことで、信頼性の高い住宅を建築することが可能
となる。
環境を表示したものであり、図1に於ける日影線D8〜
D12を利用して、該図1の作成と同様の手順で作成す
ることが可能である。同様に図8は敷地Aに対する午後
の日照環境を表示したものであり、図1に於けるD12
〜D16を利用して作成することが可能である。
たモジュール寸法mに従って縦横に区切り線21を形成す
ることで多数の格子22を構成し、これらの格子22を日影
積分値に応じて異なる表現で区別したものであり、図
7,8と図9,10の関係は、図1,図2の関係と同一
である。
地Aを建物に設定されたモジュール寸法mに従って縦横
に区切り線21を形成することで多数の格子22を構成し、
これらの格子22を日影積分値に応じて異なる表現で区別
したものであり、日照シミュレーションの対象となる日
を夏至としたものである。
示し、同図(b)は夏至の午後の日照環境を示してお
り、これらの図を確認することによって、敷地Aの水平
面1に於ける夏季、特に夏至に於ける午前と午後の日照
環境を比較することが可能である。
地Aを建物に設定されたモジュール寸法mに従って縦横
に区切り線21を形成することで多数の格子22を構成し、
これらの格子22を日影積分値に応じて異なる表現で区別
したものであり、日照シミュレーションの対象となる日
を春分・秋分としたものである。尚、同図(a)は午前
の日照環境を示し、同図(b)は午後の日照環境を示し
ている。
に、季節によって日影積分値が異なり、冬季よりも春分
・秋分の方が、更に夏季のほうが日照環境が良好であ
る。
日照シミュレーションシステムでは、住宅を建築すべき
敷地に、建築すべき住宅の1階の床面、或いは2階の床
面のように所望の高さを持った水平面を設定し、この水
平面に対して、隣設する日照障害物による日影の積分値
を演算し、この日照積分値に応じて区別した異なる表現
で表示することによって、設計者や顧客は、視覚によっ
て所望の水平面の日照状況を認識することが出来る。
於ける日照環境を明確に把握しておくことが可能とな
り、建築中に迷ったり、後悔することがない。特に、水
平面の高さを所望の値に設定出来るので、建築しようと
する住宅が2階,3階の場合、各階層の日照状況をシミ
ュレーションしておくことで、日照を重点とした間取り
を正確に計画することが出来る。
に従って区切ることで該水平面にモジュール単位の複数
の格子を設定しておくことで、日影積分値に応じて区別
して表現された水平面の各格子を参考として、建築すべ
き住宅の位置と1階の間取りを計画することで、日照条
件の良好な住宅を計画することが出来る。
設定した水平面に対する日照障害物による日影積分値に
応じて各格子を異なる表現で区別したので、住宅を建築
すべき敷地に於ける1日の日影環境を視覚で極めて容易
に認識することが出来る。
し、計画段階で或いは設計段階で顧客に提示することに
よって、住宅の間取りや各部屋に対する日照環境を正確
に説明すると共に提案することが出来る。このため、住
宅が建築された後、顧客から日照環境に関する不満が生
じる虞がない。
面に相当する高さ、2階或いはの床面に相当する高さ、
更に、屋根面に相当する高さ、に夫々対応して作成して
おき、これらの日照表示物を高さ方向に重ねた状態で顧
客に提示すると共に説明することで、顧客は、住宅の日
照環境を三次元的に認識することが出来る。
を説明する図である。
た異なる表現で区別した日照環境を示す図である。
成すると共に該格子を日影積分値に応じた異なる表現で
区別した日照環境を示す図である。
りを計画した図である。
水平面を説明する図である。
水平面を説明する図である。
である。
である。
連付けて説明する図である。
関連付けて説明する図である。
る。
である。
す領域 21 区切り線 22 格子 31 居間 32 DK 33 水回り 34 階段 35 玄関
Claims (4)
- 【請求項1】 目的の敷地の日照の度合いをシミュレー
ションするシステムであって、目的の敷地に対応され且
つ該敷地に予め設定された基準面に対し所望の高さを持
った水平面を設定すると共に、該水平面に対し、目的の
敷地に隣設する日照阻害物による日影積分値に応じて区
別した異なる表現で表示することを特徴とする日照シミ
ュレーションシステム。 - 【請求項2】 前記日影積分値が、前記水平面の予め設
定された位置に於ける日照阻害物によって日影となる時
間数であることを特徴とする請求項1に記載され日照シ
ミュレーションシステム。 - 【請求項3】 前記水平面を予め設定されたモジュール
に従って区切ることで該水平面にモジュール単位の複数
の格子を設定して表示することを特徴とする請求項1又
は2かに記載された日照シミュレーションシステム。 - 【請求項4】 目的の敷地と、前記敷地に隣設した日照
阻害物と、前記敷地に設定されたモジュール単位の格子
を有し且つ敷地の基準面に対し所定の高さに設定された
水平面と、を有し、前記水平面に於ける格子を前記日照
阻害物による日影積分値に応じて異なる表現で区別する
ことで、目的の敷地であって所定の高さの水平面に於け
る日照状況を表示したことを特徴とする日照表示物。
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