JP2003166368A - 住宅用警報装置 - Google Patents

住宅用警報装置

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JP2003166368A
JP2003166368A JP2001366856A JP2001366856A JP2003166368A JP 2003166368 A JP2003166368 A JP 2003166368A JP 2001366856 A JP2001366856 A JP 2001366856A JP 2001366856 A JP2001366856 A JP 2001366856A JP 2003166368 A JP2003166368 A JP 2003166368A
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Japan
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alarm
lock device
door
security
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JP2001366856A
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English (en)
Inventor
Tsutomu Yoneda
勉 米田
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Alpha Corp
Original Assignee
Alpha Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 侵入者が不正に錠装置を解錠した際に、この
侵入者を威嚇し、その場から立ち去るようにし向けるこ
とのできる住宅用警報装置を提供することが課題であ
る。 【解決手段】 住宅のドアに配設され、シリンダ及びサ
ムターンを有する錠装置を不正に操作した際に、警報を
発する住宅用警報装置において、錠装置3を、シリンダ
或いはサムターンにて解錠した際に警報信号を出力し、
錠装置3を解錠した後、第1の所定時間(例えば、3
秒)経過前で、且つ、ドア6が開かれない状態で錠装置
を施錠した際には、警報信号を解除することを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、住宅用ドアに設け
られた錠装置を、不正に解錠された際に、警報信号を出
力する住宅用警報装置に関する。
【0002】
【従来の技術】住宅の玄関等に取り付けられる錠装置と
して、指紋錠、赤外線錠等の電気錠を用いたものが多く
普及しており、これらの電気錠を用いることにより、キ
ー操作が不要となるので、施錠、解錠の操作が簡略化さ
れる。しかし、電気錠は、操作性が良いという利点があ
るものの、故障した場合や電源が遮断された場合等に
は、作動しなくなることがあり、このような場合には、
人員の出入りができなくなることがある。そこで、シリ
ンダ及びサムターンを有する錠装置を併設することによ
り、たとえ電気錠が故障した場合であっても、シリンダ
にキーを差し込んで操作することにより錠装置を解錠す
ることができるようにしている。
【0003】ところが、シリンダー及びサムターンを具
備した錠装置を用いることは、侵入者による所謂ピッキ
ング(不正な操作による錠装置の解錠)により解錠され
ることがある。そこで、このような問題を回避するため
に、従来より、警報機能を搭載した錠装置が多く用いら
れている。
【0004】従来における警報機能を搭載した錠装置で
は、錠装置がピッキングにより解錠された場合に、住宅
内(例えば、リビングルーム等)にてブザー音等による
警報信号を出力するようにしており、ドアの近くでは警
報が出力されないので、侵入者に対する威嚇効果に欠け
るという欠点がある。
【0005】また、ユーザが誤って警報を鳴らした場合
には、この警報信号を解除するために、リビングルーム
等の室内まで戻らなければならず、操作性が悪い。ま
た、操作性を向上させるため、警報信号の解除スイッチ
をドアの近傍に設置すると、侵入者により容易に警報を
解除されてしまう。
【0006】また、錠装置がピッキングにより解錠さ
れ、その後、ドアが開かれたときに警報信号が鳴るよう
にしたものが提案されているが、このような構成では、
侵入者を室内に招き入れてしまう可能性が高い。つま
り、ドアが開いたときに、警報信号が鳴った場合には、
侵入者はその場を立ち去らずに、ドアから室内に入って
しまう場合があり、警備上に問題がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
における警報機能を具備した錠装置においては、ピッキ
ングにより錠装置が不正に解錠された際に、警報信号を
出力するという機能を有しているものの、いずれの方法
を用いた場合においても、侵入者を威嚇するという効果
に欠け、且つ、その場から立ち去るようにし向ける効果
が低いという問題があった。
【0008】この発明は、このような従来の課題を解決
するためになされたものであり、その目的とするところ
は、侵入者が不正に錠装置を解錠した際に、この侵入者
を威嚇し、その場から立ち去るようにし向けることので
きる住宅用警報装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本願請求項1に記載の発明は、住宅のドアに配設さ
れ、シリンダ及びサムターンを有する錠装置を操作した
際に、警報を発する住宅用警報装置において、前記錠装
置を、シリンダ或いはサムターンにて解錠した際に警報
信号を出力し、前記錠装置を解錠した後、所定時間経過
前で、且つ、前記ドアが開かれない状態で前記錠装置を
施錠した際には、前記警報信号を解除することを特徴と
する。
【0010】請求項2に記載の発明は、住宅のドアに配
置され、シリンダ及びサムターンを有する錠装置を操作
した際に、警報を発する住宅用警報装置において、前記
錠装置を、シリンダ或いはサムターンにて解錠した際に
は、解錠後第2の所定時間が経過した後に警報信号を出
力し、前記第2の所定時間が経過する前にシリンダ或い
はサムターンにて施錠した際には、警報信号の出力を阻
止し、前記第2の所定時間が経過した後、前記第2の所
定時間よりも長い第1の所定時間経過前で、且つ、前記
ドアが開かれない状態で前記錠装置を施錠した際には、
前記警報信号を解除することを特徴とする。
【0011】請求項3に記載の発明は、住宅のドアに配
置され、シリンダ及びサムターンを有する錠装置と、前
記錠装置の開閉を電気的に操作する電気錠と、前記ドア
近傍に設置され、前記錠装置に施錠、解錠の制御信号を
出力するインターフェースユニットと、前記住宅内の適
所に配置され、且つ、前記インターフェースユニットと
連結されるリモコンユニットとを有し、前記錠装置を操
作した際に、警報を発する住宅用警報装置において、前
記リモコンユニットは、前記錠装置の施錠、解錠を操作
する操作スイッチと、前記錠装置を警備状態に設定する
警備スイッチを有し、前記インターフェースユニット
は、前記リモコンユニットより出力される施錠信号、解
錠信号に応じて、前記錠装置の施錠、解錠の制御信号を
出力し、且つ、前記リモコンユニットにて警備状態に設
定されている際に、前記錠装置が前記シリンダ或いはサ
ムターンにて解錠された際には、警報信号を出力し、解
錠後、前記ドアが開けられずに、所定時間経過前に前記
錠装置が施錠された際には、当該警報信号を解除するべ
く制御することを特徴とする。
【0012】請求項4に記載の発明は、前記インターフ
ェースユニットは、前記リモコンユニットにて警備状態
に設定されている際に、前記錠装置が前記シリンダ或い
はサムターンにて解錠された際には、解錠後前記第1の
所定時間よりも短い第2の所定時間経過後に警報信号を
出力し、第2の所定時間経過後、前記ドアが開けられず
に、第1の所定時間経過前に前記錠装置が施錠された際
には、当該警報信号を解除するべく制御することを特徴
とする。
【0013】請求項5に記載の発明は、前記リモコンユ
ニットは、前記錠装置を警備準備モードに設定する警備
準備モード設定スイッチを有し、前記インターフェース
ユニットは、前記リモコンユニットにて警備準備モード
が設定された際には、当該警備準備モード設定の後の、
1回目の前記錠装置の解錠時には、前記警報出力操作を
行わず、その後、前記警備モードに設定することを特徴
とする。
【0014】請求項6に記載の発明は、前記警報信号
は、前記ドア近傍にてブザー音として出力されることを
特徴とする。
【0015】請求項7に記載の発明は、住宅のドアに配
設され、シリンダ及びサムターンを有する錠装置を操作
した際に、警報を発する住宅用警報装置において、設定
後、前記錠装置をシリンダ或いはサムターンにて解錠し
た際に警報信号を出力する警備モードと、設定後、最初
の1回を除き、前記錠装置をシリンダ或いはサムターン
にて解錠した際に警報信号を出力する警備準備モード
と、を有することを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る
住宅用警報装置の全体構成図、図2は、該住宅用警報装
置の構成を示す機能ブロック図である。
【0017】図1に示すように、該住宅用警報装置1
は、住宅用のドア6に設置され、指紋錠、赤外線錠、或
いは電波錠等で構成される電気錠2と、該電気錠2に併
設され、シリンダ及びサムターンを有する錠装置3と、
住宅内の適所(例えば、リビングルーム等)に設置され
る室内リモコン(リモコンユニット)4と、ドア6の近
傍に設置され、室内リモコン4と無線または有線にて連
結されるインターフェース(I/F)ユニット5と、を
具備している。
【0018】錠装置3は、電気錠2、或いはシリンダ、
サムターンの各操作により、施錠、解錠することができ
るように構成されている。
【0019】図2に示すように、室内リモコン4は、錠
装置3を施錠するための施錠スイッチ11と、解錠する
ための解錠スイッチ12と、警備スイッチ13と、警備
準備スイッチ14と、制御中枢となる制御部15と、I
/Fユニット5との間での通信を行う通信手段16と、
電源17と、を具備している。更に、錠装置3が施錠状
態であるときに点灯する施錠ランプ18と、解錠状態の
ときに点灯する解錠ランプ19と、警備モードに設定さ
れているときに点灯する警備ランプ20と、警備準備モ
ードに設定されているときに点灯する警備準備ランプ2
1と、を具備している。
【0020】ここで、警備モードとは、シリンダ或いは
サムターンにより、錠装置3が解錠されたときに警報信
号を出力するモードである。また、警報準備モードと
は、シリンダ或いはサムターンにより、錠装置3が解錠
され、その後施錠されたときに、警備モードに移行する
モードである。つまり、警備準備モードとは、最初の1
回の解錠、施錠に対しては、警報信号を出力せず、その
後(2回目以降)、錠装置3が解錠された際に警報信号
を出力するように設定するモードである。
【0021】I/Fユニット5は、制御中枢となる制御
部31と、室内リモコン4との間の通信を行う通信手段
32と、電源33と、ブザー音やランプの点灯等によ
り、警報信号を発する警報手段34と、を具備してい
る。
【0022】電気錠3は、制御部41と、ドア6の開閉
状態を検出するドアスイッチ42と、錠装置3の状態
(施錠、解錠の状態)を検出する錠状態スイッチ43
と、錠装置3を施錠状態、或いは解錠状態に切り換える
操作を行う駆動部44と、を具備している。
【0023】次に、上述のように構成された本実施形態
に係る住宅用警報装置1の、動作について説明する。図
3は、室内リモコン4における処理手順を示すフローチ
ャートである。
【0024】電源がオンとされると、まず制御部15が
イニシャライズ(初期化)され(ステップST1)、そ
の後、I/Fユニット5より信号が送信されているかど
うかが判断される(ステップST2)。信号が送信され
ている場合には(ステップST2でYES)、各種の表
示を切り換える処理を行う(ステップST3)。例え
ば、錠装置3が解錠されたことを示す信号が送信された
場合には、解錠ランプ19を点灯させる処理を行う。
【0025】次いで、施錠スイッチ11がオンとされた
場合には(ステップST4でYES)、施錠命令信号を
I/Fユニット5へ送信し(ステップST5)、解錠ス
イッチ12がオンとされた場合には(ステップST6で
YES)、解錠命令信号をI/Fユニット5へ送信する
(ステップST7)。
【0026】また、警備スイッチ13がオンとされた場
合には(ステップST8でYES)、警備命令信号をI
/Fユニット5へ送信し(ステップST9)、警備準備
スイッチ14がオンとされた場合には(ステップST1
0でYES)、警備準備命令信号をI/Fユニット5へ
送信する(ステップST11)。
【0027】このような動作により、操作者は、室内リ
モコン4を用いて、施錠、解錠の操作、及び警備状態、
警備準備状態への切り換え操作をドア6から離れた位置
にて行うことができる。
【0028】図4は、電気錠2の動作を示すフローチャ
ートである。電源がオンとされると、まず制御部41が
イニシャライズ(初期化)される(ステップST2
1)。次いで、施錠命令信号が供給されたかどうかが判
断され、施錠命令信号が与えられた場合には(ステップ
ST22でYES)、錠装置3を施錠する(ステップS
T28)。
【0029】また、解錠命令信号が与えられた場合には
(ステップST23でYES)、錠装置3を解錠する
(ステップST27)。更に、暗証番号(電気錠2が暗
証番号を用いる方式の場合)が入力され(ステップST
24でYES)、且つ、該暗証番号が照合された場合に
は(ステップST25でYES)、錠装置3が施錠状態
であれば解錠に切り換え、解錠状態であれば施錠に切り
換える操作を行う(ステップST26,ST27,ST
28)。
【0030】そして、解錠操作の場合には、電気錠操作
信号を出力する(ステップST29)。なお、この電気
錠操作信号は、警備モードから警備準備モードへ変更す
る際に用いる信号であり、警備モードに設定されている
ときに、解錠操作が行われた際に、この電気錠操作信号
を受けて、警備準備モードへと変更する処理が行われ
る。こうして、錠装置3の施錠、解錠操作が行われるの
である。
【0031】図5〜図9は、I/Fユニット5の動作を
示すフローチャートである。電源がオンとされると、ま
ず制御部31がイニシャライズ(初期化)される(ステ
ップST31)。次いで、室内リモコン4より、施錠命
令信号が与えられた場合には(ステップST32でYE
S)、電気錠2が有するドアスイッチ42の検出信号に
基づいて、現在のドア6の開閉状態が判断され(図6
の、ステップST36)、ドア6が開いている場合には
(ステップST36でNO)、通信手段32より室内リ
モコン4へ、拒否信号を送信する(ステップST3
8)。つまり、ドア6が開いている状態では、錠装置3
を施錠することができないので、この旨を室内リモコン
4へ通知する。これにより、室内リモコン4では、ブザ
ー音や警告灯等により、ドア開を操作者に通知すること
ができる。
【0032】他方、ドア6が閉じられている場合には
(ステップST36でYES)、施錠命令信号を電気錠
2に出力する(ステップST37)。これにより、電気
錠2は、錠装置3を施錠させるべく操作を行う。
【0033】また、I/Fユニット5が解錠命令信号を
受信した場合には(図5のステップST33でYE
S)、現在警備モードであるか警備準備モードであるか
が判断され(図6の、ステップST39)、警備モード
である場合には(ステップST39でYES)、警備準
備モードに変更し(ステップST40)、解錠命令信号
を電気錠2へ出力する(ステップST41)。つまり、
警備モード中である場合には、錠装置3が解錠された際
に警報信号が発せられるので、これを回避するために、
警備準備モードに変更する。また、現在警備モードでな
い場合には(ステップST39でNO)、警報が発せら
れることはないので、そのまま解錠命令信号を出力する
(ステップST41)。
【0034】他方、I/Fユニット5が、警備準備命令
信号を受信した場合には(図5の、ステップST34で
YES)、現在警報が出力されているかどうかが判断さ
れ(図6の、ステップST42)、警報が出力されてい
る場合には(ステップST42でYES)、警報を解除
する(ステップST43)。次いで、現在警報準備モー
ドであるかどうかが判断され(ステップST44)、警
報準備モードである場合には(ステップST44でYE
S)、警備準備モードを解除し(ステップST46)、
警備準備モードでない場合には(ステップST44でN
O)、警備準備モードに設定する(ステップST4
5)。即ち、室内リモコン4で、警備準備スイッチ14
が押される毎に、警備準備モードの「設定」、「解除」
が順次切り換えられる。また、警報信号が出力された場
合には、室内リモコン4の警報準備スイッチ14を押す
ことにより、警報を解除することができる。
【0035】また、I/Fユニット5が、警備命令信号
を受信した場合には(図5の、ステップST35でYE
S)、現在警報中であるかどうかが判断され(ステップ
ST47)、警報中である場合には(ステップST47
でYES)、警報を解除する(ステップST48)。他
方、警報中でない場合には(ステップST47でN
O)、現在警備モードであるかどうかが判断され(ステ
ップST49)、警備モードである場合には(ステップ
ST49でYES)、警備モードを解除する(ステップ
ST51)。
【0036】また、警備モードでない場合には(ステッ
プST49でNO)、現在ドア6が閉じられているかど
うかが判断され(ステップST50)、ドア6が開いて
いる場合には(ステップST50でNO)、拒否信号を
室内リモコン4へ送信する(ステップST54)。ま
た、錠装置3が施錠されているかどうかが判断され(ス
テップST52)、施錠されていない場合には(ステッ
プST52でNO)、拒否信号を送信する(ステップS
T54)。つまり、ドア6が開いている場合、或いは、
錠装置3が施錠されていない場合には、警備モードに設
定することができないので、この旨を室内リモコン4に
伝える。
【0037】他方、施錠されている場合には(ステップ
ST52でYES)、警備モードに設定する(ステップ
ST53)。その後、錠装置3の開閉状態、及び警備状
態(警備モード、警備準備モードの状態)が変更された
旨を示す信号を、室内リモコン4へ送信する(ステップ
ST55)。
【0038】次いで、現在ドア6が開いているかどうか
が判断される(図7の、ステップST56)。そして、
ドア6が閉じているときには(ステップST56でN
O)、以前のドアの開閉状態が判断され、ドア6が開状
態であった場合には(図8の、ステップST58でYE
S)、ドア6の開状態を記憶する(ステップST5
9)。
【0039】また、ドア6が閉じられていた場合には
(ステップST58でNO)、現在錠装置3が解錠され
ているかどうかが判断される(ステップST60)。そ
して、解錠である場合には(ステップST60でYE
S)、以前の状態が施錠であったかどうかが判断される
(ステップST61)。施錠であった場合には(ステッ
プST61でYES)、現在警備モード中であるかどう
かが判断される(ステップST62)。警備モード中で
ある場合には(ステップST62でYES)、電気錠2
による操作信号であるかどうかが判断され(ステップS
T63)、電気錠2による操作信号でない場合には(ス
テップST63でNO)、現在警報信号出力中であるか
どうかが判断される(ステップST65)。
【0040】警報出力中でない場合には(ステップST
65でNO)、警報信号を出力する時間を設定するため
の警報タイマーをスタートさせ(ステップST66)、
且つ、警報手段34よりブザー音等による警報信号を出
力する(ステップST67)。また、初期的な警報時間
(第1の所定時間)を設定するための初期警報タイマー
(例えば、3秒間)をスタートさせる(ステップST6
8)。また、電気錠操作信号が入力された場合には(ス
テップST63でYES)、警備準備モードに設定する
(ステップST64)。
【0041】その後、ドアの開閉状態、錠装置3の施
錠、解錠の状態を記憶保存し(図7の、ステップST8
3)、状態が変更された場合には、状態変更信号を室内
リモコン4に送信する(ステップST84)。
【0042】また、図8のステップST60の処理で、
錠装置3が施錠であり(ステップST60でNO)、且
つ、以前の状態が解錠であった場合には(ステップST
69でYES)、初期警報中であるかどうかが判断され
る(ステップST70)。そして、初期警報中でなけれ
ば(ステップST70でNO)、現在警備準備モード中
であるかどうかが判断され(ステップST74)、警備
準備モード中である場合には、警備モードに変更する処
理を行う(ステップST75)。
【0043】つまり、外出前に警備準備モードにするこ
とにより、内側からのサムターン操作により解錠しても
警報することなく、外側から施錠して初めて警報モード
となる。
【0044】他方、初期警報中である場合には(ステッ
プST70でYES)、出力されている警報を停止する
(ステップST71)。その後、警備準備モードに設定
し(ステップST72)、初期警報タイマーをストップ
させる(ステップST73)ここで、ステップST58
〜ST75までの処理を要約すると、ドア6が継続して
閉状態であり、錠装置3が施錠から解錠に切り換えら
れ、警備モードに設定され、且つ、電気錠2による操作
でない場合(即ち、シリンダ或いはサムターンによる操
作)で、警報信号が出力されていない場合には、ステッ
プST67の処理で、警報信号を出力する。つまり、警
備モードの状態で、操作者がシリンダ、またはサムター
ンで錠装置3を解錠した場合には、ドア6の近傍に設置
されたI/Fユニット5より、ブザー音等による警報信
号が出力される。
【0045】また、初期警報タイマーがタイムアップす
るまでの時間内(例えば、3秒以内)に、再度錠装置3
が施錠された場合には、ステップST71の処理で、警
報出力は解除される。従って、操作者が誤って、シリン
ダ、或いはサムターンの操作により錠装置3を解錠して
警報を出力した場合であっても、3秒以内に再度施錠す
れば、警報出力を解除することができ、且つ、警備準備
モードに変更することができる。しかし、ピッキング等
により、不正に錠装置3を解錠した場合には、警報信号
が出力されてから、3秒以内に再度ピッキングにより施
錠することは極めて困難であるので、この方法で警報信
号を解除することができない。
【0046】従って、警備モードに設定されているとき
に、侵入者が不正に錠装置3を解錠した場合には、解錠
されたと同時に警報信号が出力され、これを解除するこ
とができないので、侵入者に対して大きな威嚇を与える
ことができ、住宅内への進入を諦めさせ、その場から立
ち去るようにし向けることができる。
【0047】また、上述したステップST56(図7)
の処理で、ドアが開いていると判断された場合には(ス
テップST56でYES)、以前のドアの状態が閉であ
ったかどうかが判断される(ステップST57)。そし
て、閉じていた場合には(ステップST57でYE
S)、現在警備モードに設定されているかどうかが判断
され(ステップST77)、警備モード中である場合に
は(ステップST77でYES)、現在警報信号を出力
中であるかどうかが判断される(ステップST78)。
【0048】警報信号が出力されていない場合には(ス
テップST78でNO)、警報タイマーをスタートさせ
(ステップST79)、警報信号の出力を開始する(ス
テップST80)。その後、初期警報タイマーをストッ
プする(ステップST82)。 他方、警報信号が出力
されている場合には(ステップST78でYES)、現
在初期警報中(警報開始から3秒以内)であるかどうか
が判断され(ステップST81)、初期警報中であれ
ば、初期警報タイマーをストップさせる(ステップST
82)。その後、錠装置3の状態を記憶する処理を行う
(ステップST83)。
【0049】また、ステップST57の処理にて、以前
のドア状態が開状態であり(ステップST57でN
O)、且つ、錠のロック状態に変化があれば、錠状態を
記憶する処理を行う(ステップST83)。そして、状
態変化信号を室内リモコン4に送信する(ステップST
84)。
【0050】ここで、ステップST77〜ST82まで
の処理を要約すると、ドア6が閉状態から開状態へ変化
した際に、警備モード時において警報信号が出力されて
いなければ、警報信号の出力を開始し、警報信号が出力
されている場合で、初期警報中である場合には、初期警
報をタイマーを停止させる。つまり、前述したステップ
ST58〜ST75までの処理では、初期警報(解錠
後、3秒間の警報信号出力時)中に、再度錠装置3を施
錠すれば、警報信号を解除することができることについ
て述べたが、ここでは、たとえ初期警報中(3秒以内)
であっても、この間にドア6が開かれた場合には、警報
信号の出力を継続させるように動作する。
【0051】従って、侵入者がピッキング等の不正な方
法で錠装置3を解錠し、その後、ドア6を開き、3秒以
内にドア内部のサムターンを用いて施錠しても、警報を
停止させることができない。これにより、侵入者への威
嚇効果を一層高めることができる。
【0052】そして、ステップST84までの処理が終
了すると、引き続き、現在初期警報中であるかどうかが
判断され(図9の、ステップST85)、初期警報中で
あり(ステップST85でYES)、且つ、初期警報タ
イマーがタイムアウトした場合には(ステップST8
6)、初期警報タイマーをストップさせる(ステップS
T87)。
【0053】次いで、現在警報出力中であるかどうかが
判断され(ステップST88)、警報出力中であり(ス
テップST88でYES)、且つ、警報タイマーがタイ
ムアウトした場合には(ステップST89でYES)、
警報出力を停止させ(ステップST90)、その後、警
報タイマーを停止させる(ステップST91)。
【0054】このようにして、本実施形態に係る住宅用
警報装置1では、住宅室内(例えば、リビングルーム)
に設置される室内リモコン4を用いて、錠装置3の施
錠、解錠を切り換えることができ、更に、警備モード、
或いは警備準備モードを設定することができる。
【0055】そして、警備モードに設定されているとき
には、錠装置3がシリンダ或いはサムターンにて解錠さ
れた際に、警報信号が出力され、初期警報タイマーにて
設定される時間(第1の所定時間;例えば、3秒間)以
内に錠装置3が施錠されれば、警報信号は解除される。
施錠されなければ、警報信号の出力が継続される。ま
た、3秒以内であっても、この間にドア6が開かれた場
合には、たとえ錠装置3が施錠された場合であっても、
警報信号の出力は継続される。
【0056】従って、専用のキーを携行しているユーザ
は、誤って警報を鳴らした場合でも、即時に施錠するこ
とにより、警報信号の出力を解除することができ、更
に、警備準備モードへ切り換えることができる。また、
侵入者がピッキング等の不正な方法でシリンダを操作
し、錠装置3を解錠した場合には、即時に警報が鳴り、
且つ、3秒以内に施錠することは極めて困難であるの
で、侵入者に対し、大きな威嚇を与えることができる。
更に、警報が鳴った後、ドアの内側からサムターンを用
いて錠装置3を施錠しても、警報信号が出力され続ける
ので、侵入者がその場から立ち去るようにし向けること
ができる。
【0057】次に、本発明の第2の実施形態について説
明する。装置構成は、前述した第1の実施形態と同様で
あるので、その構成説明を省略する。
【0058】図10〜図12は、本発明の第2の実施形
態に係る住宅用警報装置1の処理動作を示すフローチャ
ートの分図である。図10における符号「F」は、前述
した第1の実施形態に係るフローチャート(図5)に示
した「F」からの処理を示すものであり、ここまでの処
理は図5と同一である。また、図11におけるステップ
ST101〜ST119までの処理、及び図12に示す
ステップST121〜ST132までの処理以外の処理
は、図6〜図9に示したフローチャートと同一であるの
で、同一符号を付して、その説明を省略する。
【0059】いま、ドア6が閉とされ、以前のドア6の
状態が閉であった場合には(図11のステップST10
1でNO)、現在錠装置3が解錠されているかどうかが
判断される(ステップST103)。そして、解錠であ
る場合には(ステップST103でYES)、以前の状
態が施錠でかったかどうかが判断される(ステップST
104)。施錠であった場合には(ステップST104
でYES)、現在警備モード中であるかどうかが判断さ
れる(ステップST105)。警備モード中の場合には
(ステップST105でYES)、電気錠2による操作
信号であるかどうかが判断され(ステップST10
6)、電気錠2による操作信号でない場合には(ステッ
プST106でNO)、現在警報信号の出力中であるか
どうかが判断される(ステップST108)。そして、
警報信号出力中でない場合には(ステップST108で
NO)、警報猶予タイマー(第2の所定時間を設定する
ためのタイマー;計時時間は例えば1秒間)をセット
し、計時を開始する(ステップST109)。
【0060】その後、現在の錠状態を記憶し(図10
の、ステップST83)、状態変更信号を送信する処理
が行われる(ステップST84)。
【0061】また、ステップST101(図11)の処
理で、以前ドア6が開であった場合には、ドア6が現在
閉状態であることを記憶する(ステップST102)。
更に、ステップST105の処理で、警備モードに設定
されていないと判断された場合には、現在の錠状態を記
憶する処理に進む(図10の、ステップST83)。ま
た、ステップST106の処理で、電気錠2による操作
信号であると判断された場合には、警備モードから警備
準備モードへと変更する処理が行われる(ステップST
107)。
【0062】図12の、ステップST121の処理で
は、警報猶予中であるかどうかが判断され、警報猶予時
間がタイムアウトした場合には(ステップST122で
YES;即ち、1秒間が経過した場合)、警報タイマー
をスタートさせ(ステップST123)、警報信号を出
力し(ステップST124)、更に、初期警報タイマー
(第1の所定時間を設定するためのタイマー;計時時間
は例えば3秒間)をスタートさせる(ステップST12
5)。
【0063】その後、初期警報中であるかどうかが判断
され(ステップST126)、初期警報中である場合に
は(ステップST126でYES)、初期警報タイマー
がタイムアウトした時点で(ステップST127でYE
S)、初期警報タイマーを停止させる(ステップST1
28)。
【0064】また、現在警報中であり(ステップST1
29でYES)、警報タイマーがタイムアウトした場合
には(ステップST130でYES)、警報出力を停止
させ(ステップST131)、警報タイマーを停止させ
る(ステップST132)。
【0065】他方、図11に示すステップST103の
処理で、錠装置3が施錠状態である場合には、以前の状
態が解錠であったかどうかが判断され(ステップST1
10)、解錠状態であった場合には(ステップST11
0でYES)、現在警報猶予中であるかどうかが判断さ
れる(ステップST111)。そして、警報猶予中であ
る場合には(ステップST111でYES)、警備準備
モードに設定し(ステップST118)、警報猶予タイ
マーをストップさせる(ステップST119)。
【0066】つまり、ここまでの処理を要約すると、操
作者が、シリンダ或いはサムターンを用いて錠装置3を
解錠し、その後、警報猶予中(例えば、1秒間)に再度
錠装置3を施錠すれば、警報信号が出力されることな
く、警備モードから警備準備モードへと移行させること
ができる。これにより、例えば、警備モード中に設定さ
れている場合で、電気錠2が故障し、余儀なくシリンダ
にて錠装置3を解錠する場合には、一旦解錠の後、1秒
以内に再度施錠することにより、警備モードから警備準
備モードへと変更させることができる(ステップST1
18,ST119の処理)。その結果、不用意に警報信
号を出力するという欠点を回避することができる。ま
た、1秒間が経過した場合には、ブザー音等による警報
信号が出力される(ステップST124の処理)。
【0067】次に、ステップST111の処理で、警報
猶予中でない場合には(ステップST111でNO)、
初期警報中であるかどうかが判断され(ステップST1
12)、初期警報中である場合には(ステップST11
2でYES)、警報を停止し(ステップST113)、
警備モードから警備準備モードへと切り換え(ステップ
ST114)、且つ、初期警報タイマーをストップさせ
る(ステップST115)。
【0068】つまり、シリンダ或いはサムターンを用い
て錠装置3を解錠し、且つ、1秒間の警報猶予時間が経
過した場合で、警報信号が出力された場合でも、解錠後
3秒間(初期警報時間)以内に錠装置3を施錠した場合
には、警報信号の出力が解錠され、警備準備モードへと
切り換えられる。
【0069】他方、初期警報中でない場合には(ステッ
プST112でNO)、現在警備準備モードであるかど
うかが判断され(ステップST116)、警備準備モー
ドである場合には(ステップST116でYES)、警
備モードへと変更する(ステップST117)。従っ
て、シリンダ或いはサムターンにて錠装置3が解錠さ
れ、その後、3秒以上の時間が経過した場合には、ドア
6の近傍にて警報信号を解除することはできない。よっ
て、警報信号を解除するためには、室内リモコン4にて
操作する必要があるので、ピッキング等の不正な方法で
錠装置3を解錠した場合には、ブザー音等の警報信号が
出力され続けることになり、室内リモコン4の設置位置
を知らない侵入者(通常は、不正な侵入者は住宅内のど
こに室内リモコン4が設定されているかを認識していな
い)は、警報を解除することができない。これにより、
不正な侵入者に対して大きな威嚇を与えることができ
る。
【0070】また、図10に示すステップST76〜S
T82の処理は、前述した実施形態と同様であり、シリ
ンダ或いはサムターンにより錠装置3が解錠された場合
であっても、一旦ドア6が開かれた場合には、たとえ3
秒以内であっても、警報信号は解錠されないように動作
するものである。
【0071】このようにして、第2の実施形態に係る住
宅用警報装置1では、前述した第1の実施形態の構成に
加え、更に、警報猶予時間(例えば、1秒間)を設定し
ている。そして、錠装置3を施錠した後、1秒間以内に
再度施錠した場合には、警報信号が出力されないように
動作するので、電気錠2が故障している場合等で、シリ
ンダ或いはサムターンを余儀なく使用する場合には、1
秒以内で解錠、施錠の操作を行うことにより、警報信号
の出力を回避することができる。
【0072】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
警備モードと警備準備モードの設定が可能とされてお
り、警備モード設定時には、シリンダ或いはサムターン
にて錠装置を解錠した場合には、直ちにブザー音等によ
る警報信号が出力される。このため、不正な侵入者に対
して大きな威嚇を与えることができる。
【0073】また、警報信号が出力された後、第1の所
定時間(例えば、3秒間)以内に再度錠装置を施錠すれ
ば、警報信号の出力を解除することができ、且つ、警備
モードから警備準備モードへと切り換えることができる
ので、電気錠が故障した場合等の非常用としてシリン
ダ、サムターンを操作した場合であっても、即時に警報
信号を解除することができる。これに対し、ピッキング
等により解錠された場合には、解錠後、3秒以内に再度
施錠することは極めて困難であるので、不正侵入者に
は、警報信号出力を解除することができない。
【0074】更に、3秒以内であっても、解錠後、一旦
ドアが開かれた場合には、警報信号の出力は解除されな
い。従って、不正な侵入者が、解錠後3秒以内にドアの
内側からサムターンにて施錠した場合であっても、警報
信号は解除されない。
【0075】また、第2の所定時間(警報猶予時間;例
えば1秒間)を設定した場合には、この時間内に錠装置
の解錠、施錠を行った場合には、警報信号は出力されず
に、警備準備モードに変更される。従って、警報信号が
出力されることなく、警備準備モードに切り換えること
ができるので、電気錠が長期にわたって故障した場合等
には、シリンダを用いて錠装置を解錠する度に警報信号
が出力されるという煩わしさを回避することができる。
【0076】更に、本発明では、警備モードと警備準備
モードの設定が可能であり、警備準備モードとした場合
には、1回目の解錠、施錠時には警報信号が出力されな
いので、例えば、リビングルームなどにリモコンユニッ
ト(室内ユニット)が設置されている場合等には、該リ
モコンユニットにて警備準備モードに設定すれば、外出
する場合には、極めて有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る住宅用警報装置の概
略的な構成を示す説明図である。
【図2】本発明の一実施形態に係る住宅用警報装置の構
成を示すブロック図である。
【図3】室内リモコンにおける制御手順を示すフローチ
ャートである。
【図4】電気錠における制御手順を示すフローチャート
である。
【図5】第1の実施形態に係るインターフェースユニッ
トの処理手順を示すフローチャートの、第1の分図であ
る。
【図6】第1の実施形態に係るインターフェースユニッ
トの処理手順を示すフローチャートの、第2の分図であ
る。
【図7】第1の実施形態に係るインターフェースユニッ
トの処理手順を示すフローチャートの、第3の分図であ
る。
【図8】第1の実施形態に係るインターフェースユニッ
トの処理手順を示すフローチャートの、第4の分図であ
る。
【図9】第1の実施形態に係るインターフェースユニッ
トの処理手順を示すフローチャートの、第5の分図であ
る。
【図10】第2の実施形態に係るインターフェースユニ
ットの処理手順を示すフローチャートの、第1の分図で
ある。
【図11】第2の実施形態に係るインターフェースユニ
ットの処理手順を示すフローチャートの、第2の分図で
ある。
【図12】第2の実施形態に係るインターフェースユニ
ットの処理手順を示すフローチャートの、第3の分図で
ある。
【符号の説明】
1 住宅用警報装置 2 電気錠 3 錠装置 4 室内リモコン(リモコンユニット) 5 I/Fユニット 6 ドア 11 施錠スイッチ 12 解錠スイッチ 13 警備スイッチ 14 警備準備スイッチ 15 制御部 16 通信手段 17 電源 18 施錠ランプ 19 解錠ランプ 20 警備ランプ 21 警備準備ランプ 31 制御部 32 通信手段 33 電源 34 警報手段 41 制御部 42 ドアスイッチ 43 錠状態スイッチ 44 駆動部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 住宅のドアに配設され、シリンダ及びサ
    ムターンを有する錠装置を操作した際に、警報を発する
    住宅用警報装置において、 前記錠装置を、シリンダ或いはサムターンにて解錠した
    際に警報信号を出力し、 前記錠装置を解錠した後、所定時間経過前で、且つ、前
    記ドアが開かれない状態で前記錠装置を施錠した際に
    は、前記警報信号を解除することを特徴とする住宅用警
    報装置。
  2. 【請求項2】 住宅のドアに配置され、シリンダ及びサ
    ムターンを有する錠装置を操作した際に、警報を発する
    住宅用警報装置において、 前記錠装置を、シリンダ或いはサムターンにて解錠した
    際には、解錠後第2の所定時間が経過した後に警報信号
    を出力し、 前記第2の所定時間が経過する前にシリンダ或いはサム
    ターンにて施錠した際には、警報信号の出力を阻止し、 前記第2の所定時間が経過した後、前記第2の所定時間
    よりも長い第1の所定時間経過前で、且つ、前記ドアが
    開かれない状態で前記錠装置を施錠した際には、前記警
    報信号を解除することを特徴とする住宅用警報装置。
  3. 【請求項3】 住宅のドアに配置され、シリンダ及びサ
    ムターンを有する錠装置と、前記錠装置の開閉を電気的
    に操作する電気錠と、前記ドア近傍に設置され、前記錠
    装置に施錠、解錠の制御信号を出力するインターフェー
    スユニットと、前記住宅内の適所に配置され、且つ、前
    記インターフェースユニットと連結されるリモコンユニ
    ットとを有し、前記錠装置を操作した際に、警報を発す
    る住宅用警報装置において、 前記リモコンユニットは、前記錠装置の施錠、解錠を操
    作する操作スイッチと、前記錠装置を警備状態に設定す
    る警備スイッチを有し、 前記インターフェースユニットは、前記リモコンユニッ
    トより出力される施錠信号、解錠信号に応じて、前記錠
    装置の施錠、解錠の制御信号を出力し、且つ、前記リモ
    コンユニットにて警備状態に設定されている際に、前記
    錠装置が前記シリンダ或いはサムターンにて解錠された
    際には、警報信号を出力し、解錠後、前記ドアが開けら
    れずに、所定時間経過前に前記錠装置が施錠された際に
    は、当該警報信号を解除するべく制御することを特徴と
    する住宅用警報装置。
  4. 【請求項4】 前記インターフェースユニットは、前記
    リモコンユニットにて警備状態に設定されている際に、
    前記錠装置が前記シリンダ或いはサムターンにて解錠さ
    れた際には、解錠後前記第1の所定時間よりも短い第2
    の所定時間経過後に警報信号を出力し、第2の所定時間
    経過後、前記ドアが開けられずに、第1の所定時間経過
    前に前記錠装置が施錠された際には、当該警報信号を解
    除するべく制御することを特徴とする請求項3に記載の
    住宅用警報装置。
  5. 【請求項5】 前記リモコンユニットは、前記錠装置を
    警備準備モードに設定する警備準備モード設定スイッチ
    を有し、 前記インターフェースユニットは、前記リモコンユニッ
    トにて警備準備モードが設定された際には、当該警備準
    備モード設定の後の、1回目の前記錠装置の解錠時に
    は、前記警報出力操作を行わず、その後、前記警備モー
    ドに設定することを特徴とする請求項3または請求項4
    のいずれかに記載の住宅用警報装置。
  6. 【請求項6】 前記警報信号は、前記ドア近傍にてブザ
    ー音として出力されることを特徴とする請求項1〜請求
    項5のいずれか1項に記載の住宅用警報装置。
  7. 【請求項7】 住宅のドアに配設され、シリンダ及びサ
    ムターンを有する錠装置を操作した際に、警報を発する
    住宅用警報装置において、 設定後、前記錠装置をシリンダ或いはサムターンにて解
    錠した際に警報信号を出力する警備モードと、 設定後、最初の1回を除き、前記錠装置をシリンダ或い
    はサムターンにて解錠した際に警報信号を出力する警備
    準備モードと、 を有することを特徴とする住宅用警報装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014067130A (ja) * 2012-09-25 2014-04-17 Shibutani:Kk 警備システム
JP2019116809A (ja) * 2017-12-27 2019-07-18 トヨタ自動車株式会社 情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラム

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2019116809A (ja) * 2017-12-27 2019-07-18 トヨタ自動車株式会社 情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラム
JP7043837B2 (ja) 2017-12-27 2022-03-30 トヨタ自動車株式会社 情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラム

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