JP2003166142A5 - - Google Patents

Claims (11)

1. 少なくとも第１の引取ローラと第２の引取ローラとを有し、第１の引取ローラと第２の引取ローラの間で糸条を延伸する合成繊維の製造装置であって、第１および／または第２の引取ローラとは別体で引取ローラ上の糸条を加熱流体を用いて直接加熱する糸条加熱手段を設けたことを特徴とする合成繊維の製造装置。
2. 前記第１および／または第２の引取ローラを取り囲むボックスを設け、該ボックス内に加熱流体を供給するノズルを１〜１００個配設し、該ボックスにボックス内で発生した液体をボックス外へ排出する排出孔を配設したことを特徴とする、請求項１の合成繊維の製造装置。
3. 前記ボックスに糸条が通過するための開口部を１ヶ所以上配設し、開口部からロール表面へ引いた接線において、開口部からロール接点までの距離を０．５〜５０ｍｍとすることを特徴とする、請求項２の合成繊維の製造装置。
4. 前記開口部のそれぞれの開口面積を１〜７５０ｍｍ ² とすることを特徴とする、請求項３の合成繊維の製造装置。
5. 前記ボックスを貫通する引取ローラの回転軸とボックスとの隙間を０．１〜５ｍｍとすることを特徴とする、請求項２〜４のいずれかに記載の合成繊維の製造装置。
6. 引取ローラの直径を１０〜５００ｍｍとすることを特徴とする、請求項１〜５のいずれかに記載の合成繊維の製造装置。
7. 前記第１および／または第２の引取ローラが加熱可能なローラとして構成されていることを特徴とする、請求項１〜６のいずれかに記載の合成繊維の製造装置。
8. 第１の引取ローラの上流側および／または第２の引取ローラの下流側に、糸条走行用の２つ以上のローラが設けられていることを特徴とする、請求項１〜７のいずれかに記載の合成繊維の製造装置。
9. 第１の引取ローラの速度を１０００ｍ／分以上４０００ｍ／分未満、第２の引取ローラの速度を５０００ｍ／分以上とすることを特徴とする、請求項１〜８のいずれかに記載の合成繊維の製造装置。
10. 請求項１〜９のいずれかに記載の装置を用いて合成繊維を製造することを特徴とする合成繊維の製造方法。
11. 口金から吐出された溶融ポリマを冷却固化して糸条とし、第１の引取ローラと第２の引取ローラの間で糸条を延伸し、延伸された糸条を巻取装置で巻き取ることを特徴とする、請求項１０の合成繊維の製造方法。