JP2003164109A - ゼンマイバネ蓄力式電源 - Google Patents
ゼンマイバネ蓄力式電源Info
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Abstract
(57)【要約】
【課 題】 準機械的な構成によって所望電圧の電力
を選択的に得ることができる、電気化学式の乾電池や蓄
電池に代わるいわば機械式電池とでもいうべき電源装置
を提供すること。 【解決手段】 巻上げられたゼンマイバネ5の復帰力に
より回転する出力軸3を具備したゼンマイバネ機構と、
該出力軸3の回転を増速する歯車列による増速機構23
と、該増速機構23の出力端に連結された発電機24と、該
発電機24の電気的出力を取出して出力するための出力端
子を具備した出力回路25とを、適宜形態のケーシング1
に収装したゼンマイバネ蓄力式電源において、前記ゼン
マイバネ5を巻上げるための入力軸2は、入力レバー部
材6の揺動運動の往復動のいずれもが、その入力軸2の
巻上げ方向の回転に変換されて伝動される巻上機構Dに
連結されたこと。
を選択的に得ることができる、電気化学式の乾電池や蓄
電池に代わるいわば機械式電池とでもいうべき電源装置
を提供すること。 【解決手段】 巻上げられたゼンマイバネ5の復帰力に
より回転する出力軸3を具備したゼンマイバネ機構と、
該出力軸3の回転を増速する歯車列による増速機構23
と、該増速機構23の出力端に連結された発電機24と、該
発電機24の電気的出力を取出して出力するための出力端
子を具備した出力回路25とを、適宜形態のケーシング1
に収装したゼンマイバネ蓄力式電源において、前記ゼン
マイバネ5を巻上げるための入力軸2は、入力レバー部
材6の揺動運動の往復動のいずれもが、その入力軸2の
巻上げ方向の回転に変換されて伝動される巻上機構Dに
連結されたこと。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は巻上げたゼンマイバ
ネに蓄えられる当該バネの反撥力をコントロールしなが
らトルク出力させ、このトルク出力を利用し発電機を駆
動させて発電し、その出力電圧を選択して電気出力を取
出すことができるように形成したゼンマイバネ蓄力式の
電源に関する。
ネに蓄えられる当該バネの反撥力をコントロールしなが
らトルク出力させ、このトルク出力を利用し発電機を駆
動させて発電し、その出力電圧を選択して電気出力を取
出すことができるように形成したゼンマイバネ蓄力式の
電源に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から巻上げられたゼンマイバネの反
撥力を利用した機械式の発電機やそれに基づく電源が、
例えば特開昭56−56144号、特開平10−131
841号、特開平10−248208号などとして数多
く提案されている。
撥力を利用した機械式の発電機やそれに基づく電源が、
例えば特開昭56−56144号、特開平10−131
841号、特開平10−248208号などとして数多
く提案されている。
【0003】しかし、これらの中で実用に供されている
ものは殆んど見られない。その理由は、放電時間が長
い、つまり寿命が長くかつ堅牢な多種多様な乾電池が多
数市場に供給されており、わざわざ機械的発電手段を人
力によって操作する方式の電源や発電手段は、利用され
る機会が殆んどないからである。
ものは殆んど見られない。その理由は、放電時間が長
い、つまり寿命が長くかつ堅牢な多種多様な乾電池が多
数市場に供給されており、わざわざ機械的発電手段を人
力によって操作する方式の電源や発電手段は、利用され
る機会が殆んどないからである。
【0004】しかし乍ら、乾電池は確かに便利なもので
はあるが、消耗してしまった使用済み乾電池は、その構
造,成分などの故に、単に廃棄したり、埋立てや焼却な
どにより処分することができず、処分に困窮しているの
が現状である。
はあるが、消耗してしまった使用済み乾電池は、その構
造,成分などの故に、単に廃棄したり、埋立てや焼却な
どにより処分することができず、処分に困窮しているの
が現状である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明の発明者
らは、準機械的な構成によって所望電圧の電力を選択的
に得ることができる、電気化学式の乾電池や蓄電池に代
わるいわば機械式電池とでもいうべき電源装置を提供す
ることを課題として、本発明を完成したものである。
らは、準機械的な構成によって所望電圧の電力を選択的
に得ることができる、電気化学式の乾電池や蓄電池に代
わるいわば機械式電池とでもいうべき電源装置を提供す
ることを課題として、本発明を完成したものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すること
を目的としてなされた本発明機械式電源の構成は、巻上
げられたゼンマイバネの復帰力により回転する出力軸を
具備したゼンマイバネ機構と、該出力軸の回転を増速す
る歯車列による増速機構と、該増速機構の出力端に連結
された発電機と、該発電機の電気的出力を取出して出力
するための出力端子を具備した出力回路とを、適宜形態
のケーシングに収装したゼンマイバネ蓄力式電源におい
て、前記ゼンマイバネを巻上げるための入力軸は、入力
レバー部材の揺動運動の往復動のいずれもが、その入力
軸の巻上げ方向の回転に変換されて伝動される巻上機構
に連結されたことを特徴とするものである。
を目的としてなされた本発明機械式電源の構成は、巻上
げられたゼンマイバネの復帰力により回転する出力軸を
具備したゼンマイバネ機構と、該出力軸の回転を増速す
る歯車列による増速機構と、該増速機構の出力端に連結
された発電機と、該発電機の電気的出力を取出して出力
するための出力端子を具備した出力回路とを、適宜形態
のケーシングに収装したゼンマイバネ蓄力式電源におい
て、前記ゼンマイバネを巻上げるための入力軸は、入力
レバー部材の揺動運動の往復動のいずれもが、その入力
軸の巻上げ方向の回転に変換されて伝動される巻上機構
に連結されたことを特徴とするものである。
【0007】本発明のゼンマイバネ蓄力式電源では、上
記構成において、巻上機構は、入力レバー部材に代えて
紐等の索体を配設すると共に、該索体を進退動作させた
ときその進退往復動のいずれもが、前記入力軸の巻上げ
方向の回転に変換されるように形成した構成を採ること
ができる。また、ゼンマイバネ機構又は増速機構のいず
れかの回転軸又は歯車の歯に係合して出力軸の回転を任
意に停止できるストップ機構を設けた構成を付加するこ
ともできる。更には、ゼンマイバネ機構は、その入力軸
がレバー部材又は索体の操作により与えられる巻上げ回
数に基づいて、前記発電機による出力時間が所定時間に
なるように、ゼンマイバネの容量を設定するようにして
もよい。
記構成において、巻上機構は、入力レバー部材に代えて
紐等の索体を配設すると共に、該索体を進退動作させた
ときその進退往復動のいずれもが、前記入力軸の巻上げ
方向の回転に変換されるように形成した構成を採ること
ができる。また、ゼンマイバネ機構又は増速機構のいず
れかの回転軸又は歯車の歯に係合して出力軸の回転を任
意に停止できるストップ機構を設けた構成を付加するこ
ともできる。更には、ゼンマイバネ機構は、その入力軸
がレバー部材又は索体の操作により与えられる巻上げ回
数に基づいて、前記発電機による出力時間が所定時間に
なるように、ゼンマイバネの容量を設定するようにして
もよい。
【0008】更に、上記の本発明ゼンマイバネ蓄力式電
源においては、出力回路に出力電圧を複数に分ける切換
部を設けると共に、その複数個の出力端子を設けた構成
とすることもできる。この切換電圧としては、例えば、
1.5V,3V,4.5V,6V,8V〜9Vの切換えとすることが
望ましい。また、本発明ゼンマイバネ蓄力式電源は、使
用するゼンマイバネ4の蓄力容量、使用する発電機の性
能によって、例えば、出力電圧を1.5V〜6V、同6V〜12
V、同13V以上のように、出力電圧の大きさによって、異
なる出力仕様の複数機種の機械式電源に形成することが
できる。
源においては、出力回路に出力電圧を複数に分ける切換
部を設けると共に、その複数個の出力端子を設けた構成
とすることもできる。この切換電圧としては、例えば、
1.5V,3V,4.5V,6V,8V〜9Vの切換えとすることが
望ましい。また、本発明ゼンマイバネ蓄力式電源は、使
用するゼンマイバネ4の蓄力容量、使用する発電機の性
能によって、例えば、出力電圧を1.5V〜6V、同6V〜12
V、同13V以上のように、出力電圧の大きさによって、異
なる出力仕様の複数機種の機械式電源に形成することが
できる。
【0009】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態例につい
て、図を参照しつつ説明する。図1は本発明ゼンマイバ
ネ蓄力式電源の一例の斜視図、図2は巻上機構を説明す
るための要部の平面図、図3は本発明で使用する2軸式
ゼンマイバネが出力軸に戻った状態の平面図、図4は図
3のゼンマイバネが入力軸に巻取られた状態の平面図、
図5は図1の本発明電源の構造を模式的に例示した縦断
面ブロック図、図6は図1の電源を模式的に例示した横
断面ブロック図、図7は出力回路の一例のブロック図で
ある。
て、図を参照しつつ説明する。図1は本発明ゼンマイバ
ネ蓄力式電源の一例の斜視図、図2は巻上機構を説明す
るための要部の平面図、図3は本発明で使用する2軸式
ゼンマイバネが出力軸に戻った状態の平面図、図4は図
3のゼンマイバネが入力軸に巻取られた状態の平面図、
図5は図1の本発明電源の構造を模式的に例示した縦断
面ブロック図、図6は図1の電源を模式的に例示した横
断面ブロック図、図7は出力回路の一例のブロック図で
ある。
【0010】図において、1は本発明電源のケーシング
(又はハウジング)で、基本的には箱状など適宜形状の
中空体により形成される。ケーシング1の大きさは、本
発明ゼンマイバネ蓄力式電源の容量、つまり出力時間や
出力電圧などにより、使用するゼンマイバネの大きさが
区々になるので、それに合せた任意の大きさ,形状に形
成することができる。図3,図4における2,3は、上
記ケーシング1の内部において、そのケーシング1の下
方の中底4に立設したゼンマイバネ5の巻上げ軸と巻戻
り軸であって、両軸2,3はともに回転自在であり、か
つ、ゼンマイバネ5の一端部5aが前記軸2に、他端5bが
軸3に、それぞれ固定されている。本発明においては、
巻上げ軸2が前記バネ5に対する入力軸として、また、
巻戻り軸3が出力軸として機能する。
(又はハウジング)で、基本的には箱状など適宜形状の
中空体により形成される。ケーシング1の大きさは、本
発明ゼンマイバネ蓄力式電源の容量、つまり出力時間や
出力電圧などにより、使用するゼンマイバネの大きさが
区々になるので、それに合せた任意の大きさ,形状に形
成することができる。図3,図4における2,3は、上
記ケーシング1の内部において、そのケーシング1の下
方の中底4に立設したゼンマイバネ5の巻上げ軸と巻戻
り軸であって、両軸2,3はともに回転自在であり、か
つ、ゼンマイバネ5の一端部5aが前記軸2に、他端5bが
軸3に、それぞれ固定されている。本発明においては、
巻上げ軸2が前記バネ5に対する入力軸として、また、
巻戻り軸3が出力軸として機能する。
【0011】上記の巻上げ軸2(入力軸)と巻戻り軸3
(出力軸)とは、図2に模式的に例示した巻上機構Dに
より、巻上げ軸2に巻上げられたゼンマイバネ5の巻戻
り力によって巻戻り軸3を回転させると共に、巻上げ軸
2の巻上げ回転を、一例として入力レバー部材6の揺動
運動における往復動によって行うように巻上機構構Dを
成しているので、この点について、図2〜図4を参照し
つつ説明する。
(出力軸)とは、図2に模式的に例示した巻上機構Dに
より、巻上げ軸2に巻上げられたゼンマイバネ5の巻戻
り力によって巻戻り軸3を回転させると共に、巻上げ軸
2の巻上げ回転を、一例として入力レバー部材6の揺動
運動における往復動によって行うように巻上機構構Dを
成しているので、この点について、図2〜図4を参照し
つつ説明する。
【0012】図2において、レバー部材6は、軸7によ
ってケーシング1の上方の中底8に枢着されていると共
に、軸7より前方に平面略扇状をなす円弧状ラック(又
は円弧状の歯車)9を具備している。この円弧状ラック
9には、第一の一方向クラッチ10を介して巻上げ軸2に
取付られた第一入力歯車11が噛合されている。巻上げ軸
2の同軸上には、前記クラッチ10とは逆方向に作用する
第二の一方向クラッチ12を介して中継歯車13が設けられ
ている。この中継歯車13は順次噛合するアイドラ歯車1
4,15を介して、軸16に設けられ、かつ、前記ラック9
に噛合した第二の入力歯車17に伝動するように設けられ
ていて、巻上機構Dの一例を形成している。
ってケーシング1の上方の中底8に枢着されていると共
に、軸7より前方に平面略扇状をなす円弧状ラック(又
は円弧状の歯車)9を具備している。この円弧状ラック
9には、第一の一方向クラッチ10を介して巻上げ軸2に
取付られた第一入力歯車11が噛合されている。巻上げ軸
2の同軸上には、前記クラッチ10とは逆方向に作用する
第二の一方向クラッチ12を介して中継歯車13が設けられ
ている。この中継歯車13は順次噛合するアイドラ歯車1
4,15を介して、軸16に設けられ、かつ、前記ラック9
に噛合した第二の入力歯車17に伝動するように設けられ
ていて、巻上機構Dの一例を形成している。
【0013】上記巻上機構Dの構成により、前記ラック
9が点線方向に回動すると、巻上げ軸2は、第一の一方
向クラッチ10の伝動作用で点線矢印の方向に回転し、
ゼンマイバネ5を巻上げる。このとき、同じラック9に
噛合している第二の入力歯車17は、点線矢印の方向に
回転する。第二入力歯車17の点線矢印の方向への回転
は、アイドラ歯車15,14を順に介して、前記軸2に設け
た第二の一方向クラッチ12(第一の一方向クラッチ10と
は逆の作用をする)により当該軸2に設けた中継歯車13
に伝動されるが、その中継歯車13は第二の一方向クラッ
チ12の作用で点線矢印の方向に空転させられる。
9が点線方向に回動すると、巻上げ軸2は、第一の一方
向クラッチ10の伝動作用で点線矢印の方向に回転し、
ゼンマイバネ5を巻上げる。このとき、同じラック9に
噛合している第二の入力歯車17は、点線矢印の方向に
回転する。第二入力歯車17の点線矢印の方向への回転
は、アイドラ歯車15,14を順に介して、前記軸2に設け
た第二の一方向クラッチ12(第一の一方向クラッチ10と
は逆の作用をする)により当該軸2に設けた中継歯車13
に伝動されるが、その中継歯車13は第二の一方向クラッ
チ12の作用で点線矢印の方向に空転させられる。
【0014】一方、レバー部材6が、点線矢印の方向
の行程端に到達した後、実線矢印方向に揺動される
と、第一の入力歯車11はその一方向クラッチ10の作用で
実線矢印の方向に空転するが、第二の入力歯車17の回
転がアイドラ歯車15,14の実線矢印の方向の回転を経
て中継歯車13に、実線矢印の方向の回転として伝達さ
れ、この回転が第二の一方向クラッチ12の作用によって
巻上げ軸2を、中継歯車13の回転方向と同じ実線矢印
の方向に回転させる。この回転方向は、入力歯車11の点
線矢印の回転方向と同一方向であるから、巻上げ軸2
は、レバー部材の往復動のそれぞれの運動によって同一
の巻上げ方向に回転されることとなる。これが本発明に
おけるゼンマイバネ5の巻上機構Dの一形態である。
の行程端に到達した後、実線矢印方向に揺動される
と、第一の入力歯車11はその一方向クラッチ10の作用で
実線矢印の方向に空転するが、第二の入力歯車17の回
転がアイドラ歯車15,14の実線矢印の方向の回転を経
て中継歯車13に、実線矢印の方向の回転として伝達さ
れ、この回転が第二の一方向クラッチ12の作用によって
巻上げ軸2を、中継歯車13の回転方向と同じ実線矢印
の方向に回転させる。この回転方向は、入力歯車11の点
線矢印の回転方向と同一方向であるから、巻上げ軸2
は、レバー部材の往復動のそれぞれの運動によって同一
の巻上げ方向に回転されることとなる。これが本発明に
おけるゼンマイバネ5の巻上機構Dの一形態である。
【0015】上記巻上機構Dにより巻上げ軸2(入力
軸)に巻上げられたゼンマイバネ5は、その巻上げ軸2
が、その中間部に設けたクラッチ18を、図示した例では
その操作レバー18aを進退させる入,切操作によって上
記巻上機構Dの側に位置した軸2の上半側と下半側とで
連結,遮断されることにより、前記バネ5の巻上げと、
その解放を制御するように形成されている。従って、こ
のクラッチ18がその操作レバー18aをツマミ18bを掴んで
引くことにより切られると、軸2に巻上げられた図4の
状態の前記バネ5は、出力軸(巻戻り軸3)に巻戻さ
れ、ゼンマイバネ5のこの巻戻り運動によって出力軸3
が、図3,図4の例では、反時計回りに回転する。出力
軸3の前記ゼンマイバネ5の巻戻り動作による回転が、
発電機24の発電動力として利用されるが、この点につい
ては後述する。
軸)に巻上げられたゼンマイバネ5は、その巻上げ軸2
が、その中間部に設けたクラッチ18を、図示した例では
その操作レバー18aを進退させる入,切操作によって上
記巻上機構Dの側に位置した軸2の上半側と下半側とで
連結,遮断されることにより、前記バネ5の巻上げと、
その解放を制御するように形成されている。従って、こ
のクラッチ18がその操作レバー18aをツマミ18bを掴んで
引くことにより切られると、軸2に巻上げられた図4の
状態の前記バネ5は、出力軸(巻戻り軸3)に巻戻さ
れ、ゼンマイバネ5のこの巻戻り運動によって出力軸3
が、図3,図4の例では、反時計回りに回転する。出力
軸3の前記ゼンマイバネ5の巻戻り動作による回転が、
発電機24の発電動力として利用されるが、この点につい
ては後述する。
【0016】本発明の実施形態例では、上記の巻上げ軸
2(又は出力軸3)に、以下の構成を具備させている。
19は前記入力軸2の下部であってクラッチ18の下に設け
たラチェット歯、20は前記ラチェット歯19に噛合,離脱
される常時噛合タイプのラチェット爪であり、上記ケー
シング1の上方の中底に設けられ、ラチェット歯19から
の離脱は、ラチェット爪20と一体のラチェットレバー20
aにより操作される。このラチェット機構は、巻上げた
バネ5の巻戻り動作を途中で止めるストッパとして機能
する。なお、20bはラチェット爪20を歯19側に付勢する
バネ、20cはラチェットレバー20aを前記バネ20cの撥力
に抗して、図の点線の位置に保持するレバーホルダ、20
dはラチェットレバー20aの軸である。
2(又は出力軸3)に、以下の構成を具備させている。
19は前記入力軸2の下部であってクラッチ18の下に設け
たラチェット歯、20は前記ラチェット歯19に噛合,離脱
される常時噛合タイプのラチェット爪であり、上記ケー
シング1の上方の中底に設けられ、ラチェット歯19から
の離脱は、ラチェット爪20と一体のラチェットレバー20
aにより操作される。このラチェット機構は、巻上げた
バネ5の巻戻り動作を途中で止めるストッパとして機能
する。なお、20bはラチェット爪20を歯19側に付勢する
バネ、20cはラチェットレバー20aを前記バネ20cの撥力
に抗して、図の点線の位置に保持するレバーホルダ、20
dはラチェットレバー20aの軸である。
【0017】上記ゼンマイバネ5の巻上げ軸2の第一入
力歯車11と第二の入力歯車17の軸16の同軸上には、ワイ
ヤ,紐などの索体Wが掛回される同径のプーリ21,22を
設けることができる。プーリ21,22を設けた場合には、
前記索体Wの両端を交互に引くことによって、前記巻上
げ軸2に、ラック9の往復動による場合と同じ回転を与
えることがきる。
力歯車11と第二の入力歯車17の軸16の同軸上には、ワイ
ヤ,紐などの索体Wが掛回される同径のプーリ21,22を
設けることができる。プーリ21,22を設けた場合には、
前記索体Wの両端を交互に引くことによって、前記巻上
げ軸2に、ラック9の往復動による場合と同じ回転を与
えることがきる。
【0018】23は前記出力軸3の下部に取付けた歯車
(図示せず)を入力歯車とし、当該入力歯車の回転を増
速するため歯車列により形成した増速機構で、この機構
23の詳細は図示しないが、最終段のピニオンを取付けた
出力軸の、前記入力歯車に対する増速比は、一例として
5000〜9000倍程度になるように、この機構の歯車列にお
ける各歯車,ピニオンの歯数が選択されている。
(図示せず)を入力歯車とし、当該入力歯車の回転を増
速するため歯車列により形成した増速機構で、この機構
23の詳細は図示しないが、最終段のピニオンを取付けた
出力軸の、前記入力歯車に対する増速比は、一例として
5000〜9000倍程度になるように、この機構の歯車列にお
ける各歯車,ピニオンの歯数が選択されている。
【0019】24は上記増速機構23の出力軸23aにその入
力軸を結合された小型発電機で、ここでは直流発電機を
用いている。25は前記発電機11に接続された出力回路
で、図7に例示するように、発電機24から供給される入
力電圧を平滑化すると共に、当該出力回路25に具備させ
たスーパキャパシタなどの回路構成部品の作用により電
力の一部を蓄電する作用をする。ここで、出力回路25
は、利用する電力電圧が複数種の電圧の中から選択でき
るように、各電圧の出力部が並列された回路構成を具備
し、利用する電圧の切換部26に接続されている。
力軸を結合された小型発電機で、ここでは直流発電機を
用いている。25は前記発電機11に接続された出力回路
で、図7に例示するように、発電機24から供給される入
力電圧を平滑化すると共に、当該出力回路25に具備させ
たスーパキャパシタなどの回路構成部品の作用により電
力の一部を蓄電する作用をする。ここで、出力回路25
は、利用する電力電圧が複数種の電圧の中から選択でき
るように、各電圧の出力部が並列された回路構成を具備
し、利用する電圧の切換部26に接続されている。
【0020】電圧の切換部26は、ケーシング1の外面
に、一例として1.5V,3V,4.5V,6Vの電圧切換スイッ
チの操作ボタン26a,26b,26c,26dと、各電圧の出力端
子27a,27b,27c,27dを具備している。なお、28は、増
力機構の歯車列のいずれかにプッシュ-プル方式で係
合,離脱させるストッパボタンで、前記のラチェット機
構と同様に、本発明ゼンマイバネ蓄力式電源の出力動作
を途中でストップさせたいときに利用する。
に、一例として1.5V,3V,4.5V,6Vの電圧切換スイッ
チの操作ボタン26a,26b,26c,26dと、各電圧の出力端
子27a,27b,27c,27dを具備している。なお、28は、増
力機構の歯車列のいずれかにプッシュ-プル方式で係
合,離脱させるストッパボタンで、前記のラチェット機
構と同様に、本発明ゼンマイバネ蓄力式電源の出力動作
を途中でストップさせたいときに利用する。
【0021】以上により本発明によるゼンマイバネ蓄力
式電源の基本的構造が形成されるので、次に上記電源の
使用態様例について説明する。
式電源の基本的構造が形成されるので、次に上記電源の
使用態様例について説明する。
【0022】まず、ゼンマイバネ5を巻上げるには、入
力用レバー6を、図2の点線矢印と実線矢印の方向
に往復揺動(角回転)させると、当該バネ5の入力軸2
(巻上げ軸)を反時計方向(図4の点線矢印方向)に回
転して、前記バネ5が巻上げられる。巻上げられたゼン
マイバネ5は、その入力軸2がラチェット機構の作用を
受けているので、そのバネ5の戻り動作は、この状態で
は阻止されている。そこで、この電源を何ボルトの電源
として利用するかを、切換部26の切換スイッチの操作ボ
タン26a〜26dの中から選択し、例えば4.5Vの出力を利用
したい場合にはボタン26cを押し、その出力端子25cにT
Rラジオなどの外部入力端子を接続する。
力用レバー6を、図2の点線矢印と実線矢印の方向
に往復揺動(角回転)させると、当該バネ5の入力軸2
(巻上げ軸)を反時計方向(図4の点線矢印方向)に回
転して、前記バネ5が巻上げられる。巻上げられたゼン
マイバネ5は、その入力軸2がラチェット機構の作用を
受けているので、そのバネ5の戻り動作は、この状態で
は阻止されている。そこで、この電源を何ボルトの電源
として利用するかを、切換部26の切換スイッチの操作ボ
タン26a〜26dの中から選択し、例えば4.5Vの出力を利用
したい場合にはボタン26cを押し、その出力端子25cにT
Rラジオなどの外部入力端子を接続する。
【0023】上記例のようにしてバネ5の蓄力とTRラ
ジオなどの所望電子機器の接続を済ませて本発明電源の
使用準備が完了すると、ストッパボタン28が解除されて
いることを確認し、入力軸2のクラッチ18を開放してラ
チェットレバー20aを点線の位置に位置付ける。クラッ
チ18が切られ、レバー20aがこの姿勢になるとラチェッ
ト爪20がその歯19から外れるので、巻上げられていたゼ
ンマイバネ5は、そのバネ撥力によって巻戻り動作に入
り、これが巻戻り軸3(出力軸)を反時計方向(図3に
点線矢印で示す方向)に回転させる。
ジオなどの所望電子機器の接続を済ませて本発明電源の
使用準備が完了すると、ストッパボタン28が解除されて
いることを確認し、入力軸2のクラッチ18を開放してラ
チェットレバー20aを点線の位置に位置付ける。クラッ
チ18が切られ、レバー20aがこの姿勢になるとラチェッ
ト爪20がその歯19から外れるので、巻上げられていたゼ
ンマイバネ5は、そのバネ撥力によって巻戻り動作に入
り、これが巻戻り軸3(出力軸)を反時計方向(図3に
点線矢印で示す方向)に回転させる。
【0024】前記バネ5の巻戻り作用による出力軸3の
反時計方向回転は、増力機構23の歯車列を介して直流発
電機24を作動させる。発電機24の作動により発電される
直流出力は、出力回路25を経て電圧切換部26に送られる
から、上記に述べた出力端子26cに、4.5Vを動作電圧と
するTRラジオ(図示せず)が接続されていると、当該
ラジオは、最長、前記ゼンマイバネ5の巻上げ蓄力が放
出され終るまで作動可能ということになる。
反時計方向回転は、増力機構23の歯車列を介して直流発
電機24を作動させる。発電機24の作動により発電される
直流出力は、出力回路25を経て電圧切換部26に送られる
から、上記に述べた出力端子26cに、4.5Vを動作電圧と
するTRラジオ(図示せず)が接続されていると、当該
ラジオは、最長、前記ゼンマイバネ5の巻上げ蓄力が放
出され終るまで作動可能ということになる。
【0025】本発明では、上記ラジオを途中で止めたい
とき、当該ラジオのON−OFFスイッチを切るのでは
なく、ストッパピン28を押して増力機構23における歯車
列の伝動動作を阻止するか、或は、ラチェットレバー20
aをラチェット機構の阻止力が効く位置に戻すことによ
り、本発明電源自体の動作を一時停止することによっ
て、前記ラジオを止めることになる。この点は、どの出
力端子27a〜27dに電気,電子機器を接続している場合に
も同じである。
とき、当該ラジオのON−OFFスイッチを切るのでは
なく、ストッパピン28を押して増力機構23における歯車
列の伝動動作を阻止するか、或は、ラチェットレバー20
aをラチェット機構の阻止力が効く位置に戻すことによ
り、本発明電源自体の動作を一時停止することによっ
て、前記ラジオを止めることになる。この点は、どの出
力端子27a〜27dに電気,電子機器を接続している場合に
も同じである。
【0026】
【発明の効果】本発明は以上の通りであって、準機械的
な構成によって所望電圧の電力を選択的に得ることがで
きる、電気化学式の乾電池や蓄電池に代わるいわば機械
式電池とでもいうべき電源装置を得るため、巻上げられ
たゼンマイバネの復帰力により回転する出力軸を具備し
たゼンマイバネ機構と、該出力軸の回転を増速する歯車
列による増速機構と、該増速機構の出力端に連結された
発電機と、該発電機の電気的出力を取出して出力するた
めの出力端子を具備した出力回路とを、適宜形態のケー
シングに収装したゼンマイバネ蓄力式電源において、前
記ゼンマイバネを巻上げるための入力軸は、入力レバー
部材の揺動運動の往復動のいずれもが、その入力軸の巻
上げ方向の回転に変換されて伝動される巻上機構に連結
することにより、機械式電源を形成したから、何処へで
も運び込むことができ、人力さえあれば、何らの外部エ
ネルギーや外部駆動源を用いることなく、いつでも電源
として利用することができるという効果が得られる。
な構成によって所望電圧の電力を選択的に得ることがで
きる、電気化学式の乾電池や蓄電池に代わるいわば機械
式電池とでもいうべき電源装置を得るため、巻上げられ
たゼンマイバネの復帰力により回転する出力軸を具備し
たゼンマイバネ機構と、該出力軸の回転を増速する歯車
列による増速機構と、該増速機構の出力端に連結された
発電機と、該発電機の電気的出力を取出して出力するた
めの出力端子を具備した出力回路とを、適宜形態のケー
シングに収装したゼンマイバネ蓄力式電源において、前
記ゼンマイバネを巻上げるための入力軸は、入力レバー
部材の揺動運動の往復動のいずれもが、その入力軸の巻
上げ方向の回転に変換されて伝動される巻上機構に連結
することにより、機械式電源を形成したから、何処へで
も運び込むことができ、人力さえあれば、何らの外部エ
ネルギーや外部駆動源を用いることなく、いつでも電源
として利用することができるという効果が得られる。
【0027】また、本発明ゼンマイバネ蓄力式電源によ
り得られる利用可能な電圧は、単一の本発明電源におい
て設定,選択可能な複数種類の電圧の中から任意に選択
できるので、使い勝手の面でも至って優れている。
り得られる利用可能な電圧は、単一の本発明電源におい
て設定,選択可能な複数種類の電圧の中から任意に選択
できるので、使い勝手の面でも至って優れている。
【図1】本発明ゼンマイバネ蓄力式電源の一例の斜視
図。
図。
【図2】巻上機構を説明するための要部の平面図。
【図3】本発明で使用する2軸式ゼンマイバネが出力軸
に戻った状態の平面図。
に戻った状態の平面図。
【図4】図3のゼンマイバネが入力軸に巻取られた状態
の平面図。
の平面図。
【図5】図1の本発明電源の構造を模式的に例示した縦
断面ブロック図。
断面ブロック図。
【図6】図1の電源を模式的に例示した横断面ブロック
図。
図。
【図7】出力回路の一例のブロック図。
1 電源のケーシング
2 入力軸(巻上げ軸)
3 出力軸(巻戻り軸)
4 下方の中底
5 ゼンマイバネ
6 入力レバー部材
7 レバー部材の軸
8 上方の中底
9 円弧状ラック
10 第一の一方向クラッチ
11 第一の入力歯車
12 第二の一方向クラッチ
13 中継歯車
14,15 アイドラ歯車
16 軸
17 第二の入力歯車
18 軸2のクラッチ
19 ラチェット爪
21,22 プーリ
W 索体
23 増力機構
24 発電機
25 出力回路
26 電圧切換部
26a〜26d 電圧切換スイッチの操作ボタン
27a〜27d 出力端子
28 ストッパボタン
Claims (6)
- 【請求項1】 巻上げられたゼンマイバネの復帰力によ
り回転する出力軸を具備したゼンマイバネ機構と、該出
力軸の回転を増速する歯車列による増速機構と、該増速
機構の出力端に連結された発電機と、該発電機の電気的
出力を取出して出力するための出力端子を具備した出力
回路とを、適宜形態のケーシングに収装したゼンマイバ
ネ蓄力式電源において、前記ゼンマイバネを巻上げるた
めの入力軸は、入力レバー部材の揺動運動の往復動のい
ずれもが、その入力軸の巻上げ方向の回転に変換されて
伝動される巻上機構に連結されたことを特徴とするゼン
マイバネ蓄力式電源。 - 【請求項2】 巻上機構は、入力レバー部材に代えて紐
等の索体を配設すると共に、該索体を進退動作させたと
きその進退往復動のいずれもが、前記入力軸の巻上げ方
向の回転に変換されるように形成した請求項1のゼンマ
イバネ蓄力式電源。 - 【請求項3】 ゼンマイバネ機構又は増速機構のいずれ
かの回転軸又は歯車の歯に係合して出力軸の回転を任意
に停止できるストップ機構を設けた請求項1又は2のゼ
ンマイバネ蓄力式電源。 - 【請求項4】 ゼンマイバネ機構は、その入力軸がレバ
ー部材又は索体の操作により与えられる巻上げ回数に基
づいて、前記発電機による出力時間が所定時間になるよ
うに、ゼンマイバネの容量を設定した請求項1〜3のい
ずれかのゼンマイバネ蓄力式電源。 - 【請求項5】 出力回路は、発電機に接続された平滑回
路と、所定の電圧を得るDC/DCコンバータ手段と、
ゼンマイバネの巻戻りの終了を事前に検知する検知手段
と、前記バネの巻戻り終了によって発電機が停止するこ
とを防止するため一次電圧とDC/DCコンバータの出
力電圧をコンパレータにより比較する比較回路と、スレ
ッシュホールド電圧以下になる前に、アラームにより聴
覚的に知らせる発音手段と、ランプ類の点灯又は点滅に
より視覚的に知らせる発光手段を具備した請求項1〜4
のいずれかのゼンマイバネ蓄力式電源。 - 【請求項6】 出力回路に出力電圧を複数に分ける電圧
切換部を設けると共に、その複数の電圧用の出力端子を
設けた請求項1〜5のいずれかのゼンマイバネ蓄力式電
源。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001358774A JP2003164109A (ja) | 2001-11-26 | 2001-11-26 | ゼンマイバネ蓄力式電源 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001358774A JP2003164109A (ja) | 2001-11-26 | 2001-11-26 | ゼンマイバネ蓄力式電源 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003164109A true JP2003164109A (ja) | 2003-06-06 |
Family
ID=19169894
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001358774A Pending JP2003164109A (ja) | 2001-11-26 | 2001-11-26 | ゼンマイバネ蓄力式電源 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003164109A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007057958A1 (ja) * | 2005-11-17 | 2007-05-24 | Koichi Hasegawa | 救命発信装置 |
KR100919895B1 (ko) | 2008-10-29 | 2009-10-05 | 주식회사 한일엔지니어링 | 차선 안내가 가능한 도로구조 |
JP2012087775A (ja) * | 2010-09-24 | 2012-05-10 | Masanobu Yatsugi | コイルバネを使った回転力付与機構 |
WO2012096314A1 (ja) * | 2011-01-12 | 2012-07-19 | ミツミ電機株式会社 | 発電装置及びスイッチ |
CN107294350A (zh) * | 2017-07-14 | 2017-10-24 | 高伟 | 一种新型自发电电池及其实现方法 |
WO2022156191A1 (zh) * | 2021-01-21 | 2022-07-28 | 上海寅生科技有限公司 | 一种健身器三位蓄力发电机构 |
-
2001
- 2001-11-26 JP JP2001358774A patent/JP2003164109A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007057958A1 (ja) * | 2005-11-17 | 2007-05-24 | Koichi Hasegawa | 救命発信装置 |
KR100919895B1 (ko) | 2008-10-29 | 2009-10-05 | 주식회사 한일엔지니어링 | 차선 안내가 가능한 도로구조 |
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JP5590152B2 (ja) * | 2011-01-12 | 2014-09-17 | ミツミ電機株式会社 | 発電装置及びスイッチ |
US9041231B2 (en) | 2011-01-12 | 2015-05-26 | Mitsumi Electric Co., Ltd. | Power generation apparatus and switch |
CN107294350A (zh) * | 2017-07-14 | 2017-10-24 | 高伟 | 一种新型自发电电池及其实现方法 |
WO2022156191A1 (zh) * | 2021-01-21 | 2022-07-28 | 上海寅生科技有限公司 | 一种健身器三位蓄力发电机构 |
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A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20051206 |
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Effective date: 20051213 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060411 |