JP2003163812A - 擬似階調印字装置 - Google Patents

擬似階調印字装置

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JP2003163812A
JP2003163812A JP2001359835A JP2001359835A JP2003163812A JP 2003163812 A JP2003163812 A JP 2003163812A JP 2001359835 A JP2001359835 A JP 2001359835A JP 2001359835 A JP2001359835 A JP 2001359835A JP 2003163812 A JP2003163812 A JP 2003163812A
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Masahiro Saito
正寛 斎藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カラーイメージや中間調のイメージと共に存
在する文字の部分をその濃度によらずに明確にモノクロ
印字を行うことのできる擬似階調印字装置を得ること。 【解決手段】 スキャナ312や通信制御部316を介
してネットワークから取得した画像における文字の部分
とその背景の部分の色は、操作キー部313から予め入
力され図示しないレジスタに登録されている。CPU3
02は元カラーイメージをモノクロの中間調に直す際に
文字の色の部分から文字色マスクを作成し、背景色から
文字背景色マスクを作成して、これらと論理をとること
で文字の部分を背景と分離して、鮮明に2値記録を行
う。他の中間調部分は通常の擬似中間調処理が行われ
る。この結果、文字と中間調のイメージの双方が良好に
2値記録される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はカラー画像を単色で
擬似階調印字を行うための擬似階調印字装置に係わり、
特にカラーで表現された文字の部分を単色で印字品位を
良好に保って印字できるようにした擬似階調印字装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】通信網を利用して集金、荷捌き、データ
収集等の各種処理を1台で行うハンディターミナル、コ
ンピューティングターミナル等の通信端末が広く使用さ
れるようになっている。以下、ハンディターミナルを中
心に説明する。ハンディターミナルには各種のものが存
在するが、たとえば荷物の集配業務では客先でデータを
入力してラベルを印字しこれを荷物に貼り付けるといっ
たことが行われており、印字機構としてのプリンタを備
えたものも多く製品化されている。
【0003】このようなハンディターミナル等の小型の
通信端末に内蔵されているプリンタの多くはサーマルプ
リンタであり、黒色等の単色で印字を行うようになって
いる。サーマルプリンタの場合には、白色の感熱紙に発
熱によって黒色のドットを印字することが多い。
【0004】単色印字を行うこのようなプリンタを使用
した通信端末で、たとえばインターネットのホームペー
ジにアクセスしてカラーのイメージを印字する場合があ
る。プリンタ自体は単色印字なので、この場合には元の
画像を減色して印字を行う。この場合に印字色に合わせ
て単純に白黒の2色に置き換えて印字する方法と、元の
画像の色に応じた階調に変換して擬似的にこれに対応し
たハーフトーンで印字を行う擬似中間調処理を用いた印
字方法とが存在している。
【0005】図12はあるカラーのカタログの一部を示
したものである。このカタログ11の上半分12にはハ
ンディターミナルの幾つかについての製品の外観のカラ
ー写真が掲載されており、下半分13には製品について
の文字情報が同じくカラー表示されている。なお、図1
2ではこれを各部分の濃淡に応じて擬似中間調処理を施
し単色で表示しているが、実際にはカラーの濃淡で表示
されているものである。このカタログ11等を表わした
図でウィンドウズ(Windows)CEとは、マイクロソフ
ト社のOS(オペレーティングシステム)を示したもの
であり、OSの代表的なものを一例として示している。
【0006】図13は、図12に示したカタログを、所
定のしきい値を基準にして白黒に単純に2値化してプリ
ントアウトしたものである。2値化のためのしきい値
を、図12における下半分13の文字情報を構成する各
文字の部分が黒くなるように設定している。このため、
記録紙21における下半分23に印字された文字は最初
から黒色で表示されていたように高品位である。ところ
が、上半分22のカラー写真を白黒情報に直した部分で
は、しきい値を境として濃淡が白黒に2分される。この
結果としてイメージの画像が大きく崩れたものとなる。
したがって、このイメージの画像の部分に何が表示され
ているかを知ることが困難な場合も多い。
【0007】このような印字の際のイメージの劣化を防
止するようにした技術が従来から存在している。これ
は、中間調を擬似的に再現する技術であり、たとえばモ
ノクロ擬似階調印字方法と呼ばれている。
【0008】図14は、この従来のモノクロ擬似階調印
字方法による印字処理の流れを表わしたものである。こ
こでは4画素を1単位として擬似的に中間調を表現する
場合を説明する。まず、元のカラーイメージを縦横2分
の1ずつに圧縮した圧縮イメージを作成する(ステップ
S31)。そして、圧縮イメージの1ドットを4ドット
に擬似階調伸長することで、面積比に応じた擬似5階調
イメージを作成する(ステップS32)。
【0009】図15はこの従来行われたモノクロ擬似階
調印字方法による中間調が再現される原理を示したもの
である。上下および前後に隣接した4画素P1〜P4が存
在するものとする。ここで画素P1はそれぞれ256階
調表示でRGB(レッド,グリーン,ブルー)の値がR
GB(142,150,150)で表わされるものとす
る。同様に画素P2はRGB(142,146,15
0)で、画素P3はRGB(142,146,142)
で、また画素P4はRGB(134,146,142)
でそれぞれ表わされるものとする(同図(a))。
【0010】図14で示したステップS31では、これ
らのRGBそれぞれの平均をとってRGB(140,1
47,146)という1つの圧縮画素のイメージを作成
する(図15(b))。このRGB(140,147,
146)の3色の階調レベルの平均を取ると“144”
である。256階調を図15(a)に示した4画素の白
黒の面積の割合で5段階(4画素共白、1画素黒、2画
素黒、3画素黒、4画素全部黒)に表わすとすると、濃
度レベル“144”は2画素が黒の段階(50パーセン
トの面積比)に相当する。そこで、図15に示した4画
素分のカラーイメージは、同図(c)に示すように4画
素のうちの2画素が黒、すなわち2ドットが黒となる画
像に変換される。
【0011】図16は、この従来行われたモノクロ擬似
階調印字方法による印字例を示したものである。元の画
像は、図12に示したカラーのカタログ11である。た
だし、ここでは図面への表現上の制約からモノクロで表
現している。従来行われたモノクロ擬似階調印字方法の
印字例33では、上半分34の写真の画像は比較的良好
に再現されている。しかしながら、下半分35の文字情
報を構成する各文字の部分が、ドットの配置のバラツキ
が原因で崩れてしまい、判読が困難な文字が多くなって
いる。
【0012】図17は、ディザ法を使用して図12に示
したと同一のカラーのカタログをモノクロで印字した例
を示している。この印字例41でも上半分42の写真の
画像は図16に比べると良好に再現されているが、イメ
ージが潰れている。また、下半分43の文字情報を構成
する各文字の部分は崩れて判読が困難になっている。
【0013】一方、図18は誤差拡散法による同様の例
を示したものである。この印字例45でも上半分46の
写真の画像は図16に比べると良好であるが、同様にイ
メージが潰れている。また、下半分47の文字情報を構
成する各文字の部分については、図17に示したディザ
法よりは良好であるものの、輪郭がはっきりしないの
で、判読が同様に困難である。
【0014】なお、特開平02−292954号公報で
はディザ法におけるディザマトリックスのサイズを大き
くすることでハイライト部分の階調表現を良好にしてい
るが、これによって文字の再生が良好に行われるように
なるわけではない。これらの技術では、R、G、Bとい
う3原色を用い、かつ各種の濃度レベルで表わされたカ
ラー画像から黒色等の単色画像を得る際の配慮または工
夫を行っていないからである。
【0015】そこで、カラー画像から黒色等の単色画像
に変換する際の画質あるいは画像の品位の低下を軽減す
る提案が行われている。特開2001−186359号
公報では、カラー画像をモノクロ画像に変換すると同じ
濃度となるような互いに異なった色の画像をモノクロ画
像上でも異なって再現するために、明度以外の情報とし
ての彩度および輝度も考慮して面積階調表現を行うよう
にしている。
【0016】また特開平11−185017号公報では
カラー画像における黄色の階調が少ないために、黄色の
階調をうまく表現するような処理を行うと、無彩色や他
の色の階調が潰れるという問題を解決している。この提
案では、色相角と彩度に応じた補正係数を使用して、カ
ラー画像をモノクロ画像に変換するようにしている。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】特開2001−186
359号公報に記載された技術では、カラー画像を明度
だけでなく、彩度や輝度を考慮して、面積諧調でモノク
ロ画像としている。このため、カラー画像の違いをモノ
クロ画像で表現するのに所定の効果が期待できる。しか
しながら、文字については各種の色や明度の中から任意
のものが使用されている。したがって、カラーで表わし
た場合には鮮明に識別されるような文字の場合でも、そ
の濃度が比較的明るいモノクロ画像として表現されるよ
うな色同士を識別しようとすると、淡い濃度なので、も
ともと単位面積に占める印字ドットの数が少ない。この
ように単位面積に占める印字ドットの数が少ない状況
で、明度だけでなく、彩度や輝度を考慮しようとしても
印字ドットとして許容できるドットの増加あるいは減少
幅が極めて限定されてしまう。したがって、このような
場合にはカラーで表示すれば明確に相違する画像同士
が、モノクロ階調で表現した場合には同じような濃度の
画像となってしまう。しかも淡い濃度を表現しようとす
ると、単位面積当たりの印字ドットの数が少なくなって
しまい、この結果として文字の輪郭を荒く表現すること
になって、文字の判読が困難になるという問題があっ
た。
【0018】特開平11−185017号公報でも元が
モノクロまたはカラー一色で表わされている画像を、そ
れらの濃度に応じた階調で擬似中間調処理を行って表現
する。したがって、淡い濃度になるほど単位面積に占め
る印字ドットの数が減少する点は特開2001−186
359号公報と同様である。このため、文字の判読が困
難になったり、文字の輪郭が崩れる度合いが大きくなる
という問題があった。
【0019】そこで本発明の目的は、カラーイメージや
中間調のイメージと共に存在する文字の部分をその濃度
によらずに明確にモノクロ印字を行うことのできる擬似
階調印字装置を提供することにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、(イ)中間調で表わされたカラーイメージの中に存
在する文字そのものの色属性を記憶する文字色属性記憶
手段と、(ロ)この文字色属性記憶手段に記憶された色
属性をカラーイメージと比較してこの色属性と一致する
文字位置パターンを生成する文字位置パターン生成手段
と、(ハ)カラーイメージの中間調を印字部分と非印字
部分の画素の面積比で表わしたモノクロパターンに変換
するモノクロパターン変換手段と、(ニ)このモノクロ
パターン変換手段で変換した後のモノクロパターンのう
ち文字位置パターン生成手段で生成した文字位置パター
ンの位置の画素を強制的に特定のモノクロパターンとし
ての文字用パターンで再構成するモノクロパターン再構
成手段と、(ホ)このモノクロパターン再構成手段で再
構成したモノクロパターンをモノクロで印字するモノク
ロプリンタとを擬似階調印字装置に具備させる。
【0021】すなわち請求項1記載の発明では、中間調
で表わされたカラーイメージの中に存在する文字そのも
のの色属性を文字色属性記憶手段に記憶させておき、こ
の記憶された色属性を印字対象のカラーイメージと比較
してこの色属性と一致する文字位置パターンを文字位置
パターン生成手段で生成するようにしている。そして、
モノクロパターン変換手段で印字対象のカラーイメージ
をモノクロパターンに変換した段階で、モノクロパター
ン再構成手段を用いて、文字位置パターン生成手段で生
成した文字位置パターンの位置の画素を強制的に特定の
モノクロパターンとしての文字用パターンで再構成する
ようにしている。たとえば文字の位置については、モノ
クロの階調に係わらず黒色とするような再構成を行う。
したがって、モノクロプリンタで再構成後のモノクロパ
ターンをモノクロで印字する場合、中間調の部分は変換
されたモノクロパターンで印字される一方、文字の部分
は文字を良好に再現できる文字用パターンを用いて印字
するので、両者共に良好な印字が可能である。
【0022】請求項2記載の発明では、(イ)中間調で
表わされたカラーイメージの中に存在する文字そのもの
の色属性を記憶する文字色属性記憶手段と、(ロ)この
文字色属性記憶手段に記憶された色属性をカラーイメー
ジと比較してこの色属性と一致する文字位置パターンを
生成する文字位置パターン生成手段と、(ハ)カラーイ
メージの中間調を印字部分と非印字部分の画素の面積比
で表わしたモノクロパターンに変換する際に、文字位置
パターン生成手段で生成した文字位置パターンの位置の
画素を強制的に特定のモノクロパターンとしての文字用
パターンで構成するモノクロパターン構成調整手段と、
(ニ)このモノクロパターン構成調整手段で構成したモ
ノクロパターンをモノクロで印字するモノクロプリンタ
とを擬似階調印字装置に具備させる。
【0023】すなわち請求項2記載の発明では、中間調
で表わされたカラーイメージの中に存在する文字そのも
のの色属性を文字色属性記憶手段に記憶させておき、こ
の記憶された色属性を印字対象のカラーイメージと比較
してこの色属性と一致する文字位置パターンを文字位置
パターン生成手段で生成するようにしている。そして、
モノクロパターン変換手段で印字対象のカラーイメージ
をモノクロパターンに変換する段階で、モノクロパター
ン構成調整手段を用いて、文字位置パターン生成手段で
生成した文字位置パターンの位置の画素を強制的に特定
のモノクロパターンとしての文字用パターンで調整する
ようにしている。たとえば文字の位置については、モノ
クロの階調に係わらず黒色とするような調整を並行して
行う。したがって、モノクロプリンタで再構成後のモノ
クロパターンをモノクロで印字する場合、中間調の部分
は変換されたモノクロパターンで印字される一方、文字
の部分は文字を良好に再現できる文字用パターンを用い
て印字するので、両者共に良好な印字が可能である。
【0024】請求項3記載の発明では、請求項1または
請求項2記載の擬似階調印字装置に、(イ)文字の表わ
された文字領域における文字の背景の色属性を記憶する
文字背景色属性記憶手段と、(ロ)この文字の背景の色
属性と文字色属性記憶手段に記憶された色属性を用い
て、文字領域での文字とその背景を、それ以外の領域の
カラーイメージと擬似中間調処理を異ならせる擬似中間
調処理区別手段とを更に具備させている。
【0025】すなわち請求項3記載の発明では、文字だ
け特定のパターンにしても、他のカラーイメージの部分
をモノクロにしたときに明度の点で文字が区別できない
場合が生じるおそれがあることに鑑みて、文字の背景色
の部分もそれ以外の領域のカラーイメージと擬似中間調
についての処理を異ならせ、背景色との関係で文字がよ
り鮮明に表現できるようにしている。
【0026】請求項4記載の発明では、請求項3記載の
擬似階調印字装置で、文字領域での文字と背景はいずれ
か一方が印字ドットで、他方が非印字ドットで形成され
ることを特徴としている。
【0027】すなわち請求項4記載の発明では、文字の
輪郭が最も良好に表わされると共に文字の階調差を最も
はっきり出す手法として、文字領域での文字と背景はい
ずれか一方が印字ドットで、他方が非印字ドットで表現
される場合を示している。背景が文字を取り囲めば、そ
の他のカラーイメージの部分に文字と同じ階調部分が存
在しても明確な識別が可能である。
【0028】請求項5記載の発明では、請求項1または
請求項2記載の擬似階調印字装置で、文字の色属性を文
字色属性記憶手段に記憶させる色属性入力手段を具備す
ることを特徴としている。
【0029】すなわち請求項5記載の発明では、文字の
色属性すなわち文字の部分の色を特定する情報を操作者
がキーボード等で入力して設定できることにしている。
これにより、スキャナ等で実際に入力した文字に合わせ
て文字を明瞭に印字させる工夫を行うことができる。
【0030】請求項6記載の発明では、請求項1または
請求項2記載の擬似階調印字装置で、文字の色属性を印
字対象のカラーイメージの取得の際に取得して文字色属
性記憶手段に記憶させる色属性取得手段を具備すること
を特徴としている。
【0031】すなわち請求項6記載の発明では、文字の
色属性すなわち文字の部分の色を特定する情報を印字対
象のカラーイメージ側から提供してもよいことを示して
いる。これにより、正確な情報を利用できるだけでな
く、操作者の入力の負担を軽減させる効果が生じる。
【0032】
【発明の実施の形態】
【0033】
【実施例】以下実施例につき本発明を詳細に説明する。
【0034】図1は本発明の一実施例における擬似階調
印字装置を使用したハンディターミナルの回路構成の要
部を示したものである。本実施例のハンディターミナル
301は、各種制御の中枢となるCPU(中央処理装
置)302を搭載している。CPU302はバス303
を介して装置内の各部と接続されている。このうちRO
M304は、ハンディターミナル301の各種制御を実
現するための制御プログラムを格納したリード・オンリ
・メモリである。RAM305はCPU302が各種処
理を行うために一時的に必要とするデータを格納するラ
ンダム・アクセス・メモリである。表示制御部306は
液晶等からなるディスプレイ307に必要な情報を表示
するための回路である。印字制御部308はサーマルプ
リンタ309で感熱記録を行うために必要な処理を行う
回路である。本実施例ではこの部分で擬似階調処理や図
示しないサーマルヘッドの駆動制御が行われる。印字制
御部308内には、図示しないが画像処理用のメモリも
配置されている。サーマルプリンタ309は黒色等のモ
ノクロ(単色)で印字を行うプリンタである。
【0035】入力回路311はスキャナ312、操作キ
ー部313およびタッチパネル314と接続されてお
り、これらから入力される情報を内部に取り込むように
なっている。入力された情報のうち所定の設定情報は、
図示しないレジスタに登録される。通信制御部316は
図示しないモデム(変復調装置)を内蔵しており、イン
ターネットにも接続可能になっている。ハンディターミ
ナルは一般に広く使用されているので、ここでは擬似階
調印字装置としての機能部分を中心に説明を行い、本発
明の説明に直接関係しない部分の説明は省略する。
【0036】図2は、本実施例のハンディターミナルの
擬似階調印字装置部分の処理の流れを示したものであ
る。まず、ステップS321として元となるカラーイメ
ージ(以下、元カラーイメージと称する。)を取得す
る。本実施例では図1に示した通信制御部316を使用
して、そのハンディターミナルに対応したインターネッ
トの所定のURL(Uniform Resource Locator)にアク
セスする。そして、予め定められた業務用のホームペー
ジで帳票等から構成される所定の元カラーイメージを取
得する。この元カラーイメージに対しては圧縮処理を行
って(ステップS322)、圧縮イメージを生成する
(ステップS323)。そして、モノクロ擬似階調処理
を行い(ステップS324)、モノクロ擬似階調イメー
ジを生成する(ステップS325)。
【0037】以上の処理は、すでに図14および図15
で説明したものと全く同じである。すなわち、ステップ
S322では図14に示すように元カラーイメージを縦
横2分の1ずつに圧縮した圧縮イメージを作成する。こ
れについては図15(a)および(b)で示している。
次のステップS324では図14のステップS32で説
明したように圧縮した分だけ伸張して、図15の(b)
から(c)として示したように圧縮した結果としての1
ドットを4ドットに面積比で伸張する。このようにして
モノクロ擬似階調イメージが生成される。
【0038】図3は、カラー1ドットのRGB平均値と
4ドットに伸張したときのモノクロドット構成の関係を
示したものである。256階調で表現したときの1ドッ
ト分の圧縮画素のRGB(r,g,b)の3色の階調レ
ベルの平均値{(r+g+b)÷3}が“0”から“5
0”の比較的暗い画素の場合には、4ドット共に印字ド
ット(黒)とし、“205”から“255”の比較的明
るい画素の場合には、4ドット共に非印字ドット(白)
とする。その間の濃度表現は印字ドットが4ドット中で
3ドットの場合と2ドットの場合および1ドットの場合
が存在するが、2ドットの場合にどの位置を印字ドット
とするかをしきい値で異ならせている。また、4ドット
中で3ドットが印字ドットの場合のこれらの配置と、4
ドット中で1ドットが印字ドットの場合の印字ドットの
配置を異ならせている。これにより、印字ドットが各画
素に比較的平等に配置されるようになる。
【0039】このようにして生成されたモノクロ擬似階
調イメージに対して、文字色マスク処理が行われ(図2
ステップS326)、文字色マスク後イメージが生成さ
れる(ステップS327)。文字色マスク処理とは、元
カラーイメージから文字色の部分をマスクする処理であ
る。これについては後に具体的に説明する。次にモノク
ロ擬似階調イメージに対して文字背景色マスク処理が行
われ(ステップS328)、モノクロ擬似階調イメージ
が生成される(ステップS329)。文字背景色マスク
処理は文字色マスク処理と表裏の関係にあり、元カラー
イメージから文字背景色をマスクする処理である。これ
についても後に具体的に説明する。以上の処理が終了し
たら、図1に示したサーマルプリンタ309でモノクロ
による印字が行われることになる(ステップS33
0)。
【0040】図4は、文字色マスク処理および文字背景
色マスク処理を行うための文字色マスクおよび文字背景
色マスク作成処理の流れを表わしたものである。文字色
マスクにおける“0”は黒あるいは印字対象画素である
ことを示し“1”は透過処理対象画素であることを示
す。文字背景色マスクにおける“0”は透過処理対象画
素でることを示し“1”は白あるいは非印字対象画素で
あることを示す。まず、ハンディターミナル301は前
記したようにインターネットの所定の業務用のホームペ
ージにアクセスして、印字の対象となる帳票等の元カラ
ーイメージを取得する(ステップS351)。そして、
これを図1に示したRAM305に格納した後、その中
の1画素の画像データを取り出す(ステップS35
2)。そして、その画素のRGB(r,g,b)がレジ
スタに予め格納されている文字色情報の文字として予め
設定されたRGB(rc,gc,bc)の色と一致するか
どうかを判別する(ステップS353)。一致すれば
(Y)、RAM305(図1)における所定の文字色マ
スク領域におけるその画素位置を“0”(黒あるいは印
字)とする(ステップS354)。また、同じくRAM
305における他の所定の文字背景色マスク領域におけ
るその画素位置を“0”(透過)とする(ステップS3
55)。
【0041】この後、図1に示したCPU302はステ
ップS351で取得した元カラーイメージのすべての処
理が終了したかどうかを判別し(ステップS356)、
終了していなければステップS352に戻って次の1画
素の画像データを取り出すことになる。このようにして
元カラーイメージの各画素位置の画像データを基にして
文字色マスクおよび文字背景色マスクが作成されてい
く。
【0042】以上の処理でステップS353で、ステッ
プS352でレジスタに予め格納されている文字色情報
の文字として予め設定されたRGB(rc,gc,bc
の色と一致しないと判別された場合には(N)、文字色
マスクの該当する位置の画素を“1”(透過)とする
(ステップS357)。そしてその画素のRGB(r,
g,b)がレジスタに予め格納されている文字背景色情
報として予め設定されたRGB(rB,gB,bB)の色
と一致するかどうかを判別する(ステップS358)。
一致する場合には(Y)、文字背景色マスク領域に格納
される該当する位置の画素を“1”(白あるいは非印
字)とする(ステップS359)。そして、ステップS
356に進むことになる。
【0043】一方、ステップS358で文字背景色情報
として予め設定されたRGB(rB,gB,bB)の色と
一致しないと判別された場合には(N)、文字背景色マ
スク領域に格納される該当する位置の画素を“0”(透
過)とする(ステップS360)。そして、ステップS
356に進むことになる。この場合とは、文字色でも文
字背景色でもない場合であり、カラー写真等の通常のイ
メージの場合として処理されることになる。
【0044】図5は、文字色マスクの一例として文字
「A」をマスクする部分を示したものである。文字色マ
スク381は、印字されるべき部分の画素が信号“0”
となっており、それ以外の部分が“1”となっている。
なお、予め定められた帳票等を印字する場合には、元カ
ラーイメージで文字色を構成する画素のRGB(rc
c,bc)が知られている。文字部分の文字背景色の画
素RGB(rB,gB,b B)についても同様である。し
たがって、ハンディターミナル301の使用者あるいは
管理者は、図1に示した操作キー部313あるいはタッ
チパネル314を操作して文字色情報および文字色の背
景として文字背景色情報の設定を行っておく。これら入
力された文字色情報および文字背景色情報は前記したレ
ジスタにそれぞれ格納される。使用者が複数のホームペ
ージを使い分けて印字を行うような場合には、それぞれ
のURLに対応付けて文字色情報および文字背景色情報
を記したレジスタを用意しておき、これらを使い分ける
ようにすればよい。
【0045】図6は、図5に対応させたもので、文字
「A」の背景部分としての文字背景色マスクの一例を示
したものである。文字背景色マスク382は、文字の背
景色の部分の画素が“1”となっている。なお、文字の
部分を強制的に“0”(印字)とし、文字背景色の部分
を強制的に“1”(非印字)とする場合には、図5と図
6を対比すると分かるように両者は同一のパターンとな
る。これに対して、文字色と文字背景色以外の色の部分
が存在する場合は、この色の部分の画素が文字色マスク
では“1”(透過)となり文字背景色マスクでは“0”
(透過)となるため文字色マスクと文字背景色マスクは
必ずしも一致しないことになる。
【0046】次に、このような文字色マスクおよび文字
背景色マスクを行って実際のプリント用の画像が作成さ
れるまでの処理を、図5および図6に示した文字「A」
が含まれる元カラーイメージで具体的に説明する。この
例の場合には、文字は黒(印字)で表わされ、文字背景
色は白(非印字)で表わされるものとする。
【0047】図7は、元カラーイメージの文字の表示さ
れた領域(以下、文字領域という。)における文字
「A」の表示部分を示したものである。この文字「A」
の表示部分383で、*(アスタリスク)で表わした文
字に相当する部分の画素は、レジスタに予め格納された
画素RGB(rc,gc,bc)と同一の色および濃度と
なっている。これがたとえば図15(b)で示したRG
B(140,147,146)であると仮定する。ま
た、「・」で表わした文字背景色は、同じくレジスタに
格納された画素RGB(rc,gc,bc)と同一の色お
よび濃度となっている。これがたとえばRGB(10
0,187,146)であると仮定する。これらは単純
に図15(c)に示したように面積比で擬似中間調表示
を行うと、全く同一の濃度の画像部分として表わされて
しまい、文字が文字背景色に完全に埋もれてしまって区
別がつかなくなる。
【0048】ところで、図7に示した文字「A」の表示
部分の各画素は、図15(a)から同図(b)にかけて
説明したように4画素が1画素に圧縮された後、同図
(c)に示したように1画素ずつ2値の“1”または
“0”となった中間調にモノクロ伸張される。
【0049】図8はモノクロ伸張された文字「A」の表
示部分を示したものである。このモノクロ伸張された文
字「A」の表示部分384では、文字の部分も文字背景
色の部分もモノクロで表わしたときの値(階調)が等し
い例の場合であるため、共に図15(c)に示した画素
パターンに変換されてしまい、文字とその背景部分が全
く区別がつかない状態となる。
【0050】図2のステップS326で行われる文字色
マスク処理では、図8に示したこの画像パターンと図5
で示した文字色マスクとの論理積を各画素位置でとるこ
とになる。
【0051】図9は文字マスク処理の結果を表わしたも
ので、ステップS327(図2)で得られた文字色マス
ク後イメージである。文字マスク処理の結果385で
は、対応する各画素の位置で論理積がとられるている。
したがって、両者が“1”の画素の部分のみが“1”と
なり、それ以外は“0”となる。
【0052】図10は、図9で得られた文字色マスク後
イメージに文字背景色マスク処理を行った結果を示した
ものである。図2のステップS328で示した文字背景
色マスク処理では対応する各画素の位置で論理和がとら
れる。この結果として、図10に示した文字背景色マス
ク処理の結果386では、図7に示した文字領域の文字
の部分を黒(印字)とし、文字の背景の部分を白(非印
字)としたモノクロ擬似階調イメージが完成する。以上
は文字領域なので、それ以外の領域ではイメージの階調
に応じた擬似中間調処理が行われることになる。
【0053】図11は、このようにして得られた本実施
例による印字例を示したものである。図1に示したサー
マルプリンタ309を使用してプリントされた記録紙3
91における上半分401の写真の画像は、擬似中間調
処理で良好に再現されている。また下半分35の文字情
報を構成する各文字についても、文字の部分が黒に、ま
た文字の背景部分が白になると共に、輪郭が明確になっ
た画像が印字されている。
【0054】なお、以上説明した実施例ではプリンタと
してサーマルプリンタを使用したが、これ以外のプリン
タで2値記録を行う場合に本発明を同様に適用すること
ができる。また、実施例で説明したレジスタは、RAM
305の所定の領域あるいはその他の記憶領域を用いて
構成することができる。
【0055】また、実施例では元カラーイメージの全体
をモノクロ擬似階調処理してモノクロ画像に変換した後
に、文字に相当する部分を文字色マスク処理等によって
文字として識別可能で輪郭のはっきりする黒色のパター
ン(あるいは画素群)に変換することで、文字を見やす
くしたが、これに限るものではない。たとえばモノクロ
画像に変換する際に同時に実施例のマスク処理等を行っ
て、文字の見やすいモノクロ画像をいきなり生成するよ
うにしてもよい。また、文字を表わす部分の画素は必ず
しも黒(印字)または白(非印字)である必要はない。
文字として多少の輪郭の不鮮明さは生じても、黒(印
字)および白(非印字)の画素の組み合わせからなり、
他のカラーイメージのモノクロ化した部分と区別できる
濃度パターンにしてもよい。
【0056】更に実施例では文字を他のイメージと区別
するための情報を操作者が直接入力することにしたが、
これに限るものではない。たとえば、インターネットに
アクセスして元カラーイメージを取得するときに、予め
用意された文字用の色属性情報を取得してもよい。ま
た、スキャナで画像を読み取るような場合にも、その画
像の端部等の所定位置に文字を表わした色属性と同一の
色属性の色で印刷が行われており、これを同時に読み取
ることで文字の色属性を入力するようにしてもよい。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように請求項1〜請求項6
記載の発明によれば、モノクロプリンタで再構成後のモ
ノクロパターンをモノクロで印字する場合、中間調の部
分は変換されたモノクロパターンで印字される一方、文
字の部分は文字を良好に再現できる文字用パターンを用
いて印字するので、両者共に良好な印字が可能である。
【0058】また請求項3記載の発明によれば、背景色
との関係で文字がより鮮明に表現できるようにしてい
る。
【0059】更に請求項4記載の発明によれば、文字領
域での文字と背景はいずれか一方が印字ドットで、他方
が非印字ドットで表現されるので輪郭が明確に区別可能
な明確な文字の印字が可能である。
【0060】また請求項5記載の発明によれば、請求項
1または請求項2記載の擬似階調印字装置で、文字の色
属性を文字色属性記憶手段に記憶させる色属性入力手段
を具備させたので、文字の色属性すなわち文字の部分の
色を特定する情報を操作者がキーボード等で入力して設
定できる。これにより、スキャナ等で実際に入力した文
字に合わせて文字を明瞭に印字させる工夫を行うことが
できる。
【0061】更に請求項6記載の発明によれば、印字対
象のカラーイメージの取得の際に文字の色属性を取得し
て文字色属性記憶手段に記憶させる色属性取得手段を具
備させたので、文字の色属性すなわち文字の部分の色を
特定する情報を印字対象のカラーイメージ側から提供さ
せることができ、正確な情報を利用できるだけでなく、
操作者の入力の負担を軽減させる効果が生じる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における擬似階調印字装置を
使用したハンディターミナルの回路構成の要部を示した
ブロック図である。
【図2】本実施例のハンディターミナルの擬似階調印字
装置部分の処理の流れを示した流れ図である。
【図3】本実施例でカラー1ドットのRGB平均値と4
ドットに伸張したときのモノクロドット構成の関係を示
した説明図である。
【図4】本実施例で文字色マスク処理および文字背景色
マスク処理を行うための文字色マスクおよび文字背景色
マスク作成処理を表わした流れ図である。
【図5】本実施例で文字色マスクの一例として文字
「A」をマスクする部分を2値で示した説明図である。
【図6】本実施例で文字「A」の背景部分としての文字
背景色マスクの一例を示した説明図である。
【図7】本実施例で文字領域における文字「A」の表示
部分を示した説明図である。
【図8】本実施例でモノクロ伸張された文字「A」の表
示部分を示した説明図である。
【図9】本実施例で文字色マスク後イメージの一例を示
す説明図である。
【図10】図9で得られた文字色マスク後イメージに文
字背景色マスク処理を行った結果を示した説明図であ
る。
【図11】図12に示したカタログを本実施例のハンデ
ィターミナルで印字した記録紙の平面図である。
【図12】あるカラーのカタログの一部を示した平面図
である。
【図13】図12に示したカタログをしきい値を基準に
して白黒に単純に2値化してプリントアウトした記録紙
の平面図である。
【図14】従来行われたモノクロ擬似階調印字方法によ
る印字処理の流れを表わした流れ図である。
【図15】従来行われたモノクロ擬似階調印字方法によ
る中間調が再現される原理を示した説明図である。
【図16】従来行われたモノクロ擬似階調印字方法によ
る印字例を示した記録紙の平面図である。
【図17】ディザ法を使用して図12に示したと同一の
カラーのカタログを印字した記録紙の平面図である。
【図18】誤差拡散法を使用して図12に示したと同一
のカラーのカタログを印字した記録紙の平面図である。
【符号の説明】
301 ハンディターミナル 302 CPU 304 ROM 305 RAM 309 サーマルプリンタ 312 スキャナ 313 操作キー部 314 タッチパネル 316 通信制御部 381 文字色マスク 382 文字背景色マスク 385 文字マスク処理の結果 386 文字背景色マスク処理の結果 391 記録紙
フロントページの続き Fターム(参考) 2C262 AA24 AB13 BB03 BB15 BB22 CA09 CA14 EA04 5C077 MP08 NN01 NN19 PP27 PP28 RR02 TT02 5C079 HA11 LA02 LA06 LA31 LA34 LC01 PA03

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中間調で表わされたカラーイメージの中
    に存在する文字そのものの色属性を記憶する文字色属性
    記憶手段と、 この文字色属性記憶手段に記憶された色属性を前記カラ
    ーイメージと比較してこの色属性と一致する文字位置パ
    ターンを生成する文字位置パターン生成手段と、 前記カラーイメージの中間調を印字部分と非印字部分の
    画素の面積比で表わしたモノクロパターンに変換するモ
    ノクロパターン変換手段と、 このモノクロパターン変換手段で変換した後のモノクロ
    パターンのうち前記文字位置パターン生成手段で生成し
    た文字位置パターンの位置の画素を強制的に特定のモノ
    クロパターンとしての文字用パターンで再構成するモノ
    クロパターン再構成手段と、 このモノクロパターン再構成手段で再構成したモノクロ
    パターンをモノクロで印字するモノクロプリンタとを具
    備することを特徴とする擬似階調印字装置。
  2. 【請求項2】 中間調で表わされたカラーイメージの中
    に存在する文字そのものの色属性を記憶する文字色属性
    記憶手段と、 この文字色属性記憶手段に記憶された色属性を前記カラ
    ーイメージと比較してこの色属性と一致する文字位置パ
    ターンを生成する文字位置パターン生成手段と、 前記カラーイメージの中間調を印字部分と非印字部分の
    画素の面積比で表わしたモノクロパターンに変換する際
    に、前記文字位置パターン生成手段で生成した文字位置
    パターンの位置の画素を強制的に特定のモノクロパター
    ンとしての文字用パターンで構成するモノクロパターン
    構成調整手段と、 このモノクロパターン構成調整手段で構成したモノクロ
    パターンをモノクロで印字するモノクロプリンタとを具
    備することを特徴とする擬似階調印字装置。
  3. 【請求項3】 文字の表わされた文字領域における文字
    の背景の色属性を記憶する文字背景色属性記憶手段と、 この文字の背景の色属性と前記文字色属性記憶手段に記
    憶された色属性を用いて、文字領域での文字とその背景
    を、それ以外の領域のカラーイメージと擬似中間調処理
    を異ならせる擬似中間調処理区別手段とを更に具備する
    ことを特徴とする請求項1または請求項2記載の擬似階
    調印字装置。
  4. 【請求項4】 文字領域での文字と背景はいずれか一方
    が印字ドットで、他方が非印字ドットで形成されること
    を特徴とする請求項3記載の擬似階調印字装置。
  5. 【請求項5】 文字の色属性を文字色属性記憶手段に記
    憶させる色属性入力手段を具備することを特徴とする請
    求項1または請求項2記載の擬似階調印字装置。
  6. 【請求項6】 文字の色属性を印字対象のカラーイメー
    ジの取得の際に取得して文字色属性記憶手段に記憶させ
    る色属性取得手段を具備することを特徴とする請求項1
    または請求項2記載の擬似階調印字装置。
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