JP2003163803A - 画像処理装置および方法、記録媒体、並びにプログラム - Google Patents

画像処理装置および方法、記録媒体、並びにプログラム

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JP2003163803A
JP2003163803A JP2001361064A JP2001361064A JP2003163803A JP 2003163803 A JP2003163803 A JP 2003163803A JP 2001361064 A JP2001361064 A JP 2001361064A JP 2001361064 A JP2001361064 A JP 2001361064A JP 2003163803 A JP2003163803 A JP 2003163803A
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JP2001361064A
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Toshiaki Nakanishi
俊明 中西
Hiroaki Takano
洋明 高野
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Sony Corp
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Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 撮影した画像に適した背景画像を選択するこ
とができるようにする。 【解決手段】 画像抽出部71は、カメラ48が取り込
んだ画像データから被写体の画像部分を抽出する。画像
抽出部71で抽出された画像データは、肌色検出部72
および衣類色検出部73に供給され、被写体の肌色
(顔)部分および衣類部分の明度がそれぞれ算出され
る。背景画像選択部74は、肌色検出部72で算出され
た顔の明度値に基づいて、背景画像記憶部22から適切
な背景画像データを読み出す。また、ユーザによって他
の背景画像の候補が呼び出された場合には、衣類色検出
部73で算出された衣類の明度値に基づいて、適切な背
景画像データが読み出される。背景合成部75は、背景
画像選択部74で選択された背景画像データと被写体の
画像データを合成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像処理装置およ
び方法、記録媒体、並びにプログラムに関し、特に、例
えば、証明写真において、撮影した画像に適した背景画
像を選択するようにした画像処理装置および方法、記録
媒体、並びにプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、証明写真装置は、利用者の手を煩
わせないようにするため、撮影および撮影結果の印刷を
自動で行う。すなわち、利用者は、所定のブースに入場
し、そこに設置されている椅子に座り、所定料金の硬貨
を投入するだけで、手軽に証明写真を作成することがで
きる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、利用者
は、手軽に証明写真を作成できる反面、背景が、証明写
真装置の壁面の色(例えば、白色)に決められているた
め、意図せぬ仕上がりになってしまう課題があった。
【0004】例えば、白い衣類を身に着けて証明写真を
撮影した場合、背景色と衣類の境界が見え難くなり、被
写体の顔だけが浮いたような仕上がりになってしまう。
【0005】そこで、証明写真装置の壁面を水色などに
変更することも考えられるが、その場合にも、やはり、
背景色に近い色の衣類、または、赤色や黒色の衣類を身
に着けて撮影すると、全体的にバランスの取れない仕上
がりになってしまう。
【0006】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、撮影した画像に適した背景画像を選択する
ことができるようにするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の画像処理装置
は、背景を含む被写体を撮像する撮像手段と、撮像手段
により撮像された、背景を含む被写体の画像のうち、被
写体の画像を抽出する抽出手段と、抽出手段により抽出
された被写体画像から、第1の明度を算出する第1の算
出手段と、第1の算出手段により算出された第1の明度
に基づいて、複数の背景画像の中から所定の背景画像を
選択する選択手段と、選択手段により選択された背景画
像と被写体画像を合成する合成手段とを備えることを特
徴とする。
【0008】被写体を検知する検知手段をさらに設ける
ことができ、撮像手段は、検知手段により被写体が検知
されたとき、背景を含む被写体を撮像することができ
る。
【0009】複数の背景画像を記憶する記憶手段をさら
に設けることができる。
【0010】合成手段により合成された画像の表示を制
御する表示制御手段と、表示制御手段により表示が制御
された画像が印刷対象となるように指示されたか否かを
判定する判定手段とをさらに設けることができる。
【0011】合成手段により合成された画像を印刷する
印刷手段をさらに設けることができる。
【0012】第1の明度は、被写体の顔部分の明度であ
るものとすることができる。
【0013】抽出手段により抽出された被写体画像か
ら、第2の明度を算出する第2の算出手段をさらに設け
ることができ、選択手段は、第2の算出手段により算出
された第2の明度に基づいて、複数の背景画像の中から
所定の背景画像を選択し、合成手段は、選択手段により
選択された背景画像と被写体画像を合成することができ
る。
【0014】合成手段により合成された画像の表示を制
御する表示制御手段と、表示制御手段により表示が制御
された画像が印刷対象となるように指示されたか否かを
判定する判定手段とをさらに設けることができる。
【0015】第2の明度は、被写体の衣類部分の明度で
あるものとすることができる。
【0016】本発明の画像処理方法は、背景を含む被写
体を撮像する撮像ステップと、撮像ステップの処理によ
り撮像された、背景を含む被写体の画像のうち、被写体
の画像を抽出する抽出ステップと、抽出ステップの処理
により抽出された被写体画像から、所定の明度を算出す
る算出ステップと、算出ステップの処理により算出され
た所定の明度に基づいて、複数の背景画像の中から所定
の背景画像を選択する選択ステップと、選択ステップの
処理により選択された背景画像と被写体画像を合成する
合成ステップとを含むことを特徴とする。
【0017】本発明の記録媒体に記録されているプログ
ラムは、背景を含む被写体を撮像する撮像ステップと、
撮像ステップの処理により撮像された、背景を含む被写
体の画像のうち、被写体の画像を抽出する抽出ステップ
と、抽出ステップの処理により抽出された被写体画像か
ら、所定の明度を算出する算出ステップと、算出ステッ
プの処理により算出された所定の明度に基づいて、複数
の背景画像の中から所定の背景画像を選択する選択ステ
ップと、選択ステップの処理により選択された背景画像
と被写体画像を合成する合成ステップとを含むことを特
徴とする。
【0018】本発明のプログラムは、背景を含む被写体
を撮像する撮像ステップと、撮像ステップの処理により
撮像された、背景を含む被写体の画像のうち、被写体の
画像を抽出する抽出ステップと、抽出ステップの処理に
より抽出された被写体画像から、所定の明度を算出する
算出ステップと、算出ステップの処理により算出された
所定の明度に基づいて、複数の背景画像の中から所定の
背景画像を選択する選択ステップと、選択ステップの処
理により選択された背景画像と被写体画像を合成する合
成ステップとをコンピュータに実行させる。
【0019】本発明の画像処理装置および方法、並びに
プログラムにおいては、背景を含む被写体が撮像され、
撮像された背景を含む被写体の画像のうち、被写体の画
像が抽出され、抽出された被写体画像から所定の明度が
算出され、算出された所定の明度に基づいて、複数の背
景画像の中から所定の背景画像が選択され、選択された
背景画像と被写体画像が合成される。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して、本発明の実
施の形態について説明する。
【0021】図1は、本発明を適用した写真ブース1の
外観の構成例を示している。
【0022】写真ブース1の筐体11には、料金投入口
12、料金返却口13、スピーカ14、撮影/確認用モ
ニタ15、操作パネル16、照明機器17A,17B、
および椅子18などが設置されている。
【0023】料金投入口12は、ユーザ(利用者)が所
定金額の硬貨を投入することができるようになされてお
り、料金返却口13は、ユーザが撮影処理をキャンセル
した場合に、料金投入口12から投入された硬貨を返却
することができるようになされている。スピーカ14
は、ユーザに対して、音声ガイダンスなどを出力するよ
うになされている。撮影/確認用モニタ15は、例え
ば、LCD(Liquid Crystal Display)などで構成され、撮
像部21のカメラ48(図2)で取り込まれた画像(動
画像)を表示したり、撮像部21のカメラ48で撮影さ
れた被写体の画像(静止画像)を表示したり、あるい
は、背景画像を選択させるための画面を表示する。
【0024】操作パネル16は、ユーザにより操作され
る各種の操作ボタンよりなり、撮影/確認用モニタ15
に表示される各種の選択項目に対して、その項目を決定
するときに操作される「○ボタン」、決定した項目をキ
ャンセルするときに操作される「×ボタン」、撮影/確
認用モニタ15に表示されるカーソルなどを移動すると
きに操作される「+ボタン」、および「−ボタン」など
が配置される。
【0025】照明機器17A,17Bは、内部に発光体
(フラッシュ)を有しており、撮影が開始されると、撮
像部21のカメラ48が取り込む画像を静止画像として
記憶するとき(キャプチャするとき)、そのタイミング
に合わせて発光体を発光させ、被写体(ユーザ)を照射
する。
【0026】椅子18には、ユーザが座る所定の位置に
感圧センサ19が設けられており、ユーザが着席したこ
とを検知するようになされている。なお、感圧センサ1
9を椅子18に設けるだけでなく、例えば、図示せぬ温
度センサを撮影/確認用モニタ15の下方に設置し、温
度変化によって、ユーザが写真ブース1に入場したこと
を検知するようにしてもよい。
【0027】ユーザは、撮影/確認用モニタ15の正面
に向かい合うように、椅子18に座り、料金投入口12
から所定金額分の硬貨を投入することにより、撮像部2
1に対して、撮影処理を開始させることができる。もし
くは、椅子18の所定位置に設けられている感圧センサ
19がユーザを検知したとき(ユーザが着席したと
き)、その検知結果が撮像部21に出力され、撮像部2
1は、ユーザの撮影処理を開始する。
【0028】撮影/確認用モニタ15などが設置されて
いる筐体11内の壁面の裏側には、料金投入口12から
投入された硬貨が保管される料金ボックス20、カメラ
48およびミラー51(図2)などからなる撮像部2
1、背景画像を記憶する背景画像記憶部22、撮影され
たユーザの画像(写真)を印刷するデジタルプリンタ2
3、デジタルプリンタ23で印刷された印刷結果(プリ
ント)を排出するプリント取出口24などが設置されて
いる。
【0029】図2は、図1の写真ブース1の内部の構成
例を示す図である。なお、図1において説明した部分に
ついては、その説明を適宜省略する。
【0030】CPU(Central Processing Unit)41は、
プログラム記憶部44からRAM(Random Access Memor
y)43にロードしたプログラムに従って写真ブース1
の全体の動作をバス52を介して制御する。RAM43に
はまた、CPU41が各種の処理を実行する上において必
要なデータ(撮影された画像データを含む)などが適宜
記憶される。ROM(Read Only Memory)は、後述する、
証明写真で規定される背景画像に関する情報を記憶す
る。
【0031】プログラム記憶部44は、ハードディスク
やそのドライブからなり、CPU41が実行する様々なプ
ログラムなどを記憶する。ドライブ45は、必要に応じ
て装着される磁気ディスク61、光ディスク62、光磁
気ディスク63、もしくは半導体メモリ64などの記録
媒体に記録されているデータまたはプログラムを読み出
して、バス52を介して、CPU41、RAM43、または背
景画像記憶部22に供給する。ドライブ45はまた、装
着されている磁気ディスク61、光ディスク62、光磁
気ディスク63、もしくは半導体メモリ64に、データ
またはプログラムを記録させる。
【0032】撮像部21の内部には、CCD(Charge Coupl
ed Device)などよりなるカメラ48およびミラー51の
他に、カメラ駆動部46、モータ47、ミラー駆動部4
9、およびモータ50が配置されている。カメラ駆動部
46は、CPU41からの制御に基づいて、モータ47を
駆動し、カメラ48を所定位置に移動させる。ミラー駆
動部49は、CPU41からの制御に基づいて、モータ5
0を駆動し、ミラー51を所定角度に配置させる。
【0033】背景画像記憶部22には、撮影された画像
データに適した背景画像を選択して提示するための、さ
まざまな背景画像データが記憶されている。
【0034】図3は、背景画像記憶部22に記憶されて
いる背景画像データの例を示す図である。同図に示され
るように、第1番目のエントリには、色調が白色のデー
タ、第2乃至第6番目のエントリには、明度がL1乃至
L5にそれぞれ設定された色調が青色のデータ、第7乃
至第11番目のエントリには、明度がL1乃至L5にそ
れぞれ設定された色調が灰色のデータなどが記憶されて
いる。なお、背景画像記憶部22に記憶される背景画像
データは、証明写真に規定される背景画像の基準を満た
していれば、これに限られるものではない。
【0035】図2の説明に戻る。硬貨処理部53は、料
金投入口12から投入された硬貨をカウントし、証明写
真の作成代金として予め設定されている所定の金額が投
入されたと判定したとき、その旨をCPU41に通知す
る。
【0036】デジタルプリンタ23は、印刷用のシート
を複数毎ストックし、CPU41の制御の下、撮影され、
背景が合成された画像を印刷する。デジタルプリンタ2
3により印刷された証明写真(プリント)は、プリント
取出口24に排出され、ユーザに提供される。
【0037】音声出力部54は、CPU41からの制御に
基づいて、例えば、音声ガイダンスや撮影時のシャッタ
音などの効果音を出力する。
【0038】図4は、CPU41の機能を説明するブロッ
ク図である。
【0039】画像抽出部71は、カメラ48が取り込ん
だ画像データと、予め記憶されている基準画像データ
(例えば、被写体が居ない場合にカメラ48で取り込ま
れた画像データ)を比較し、色差が所定の閾値を超える
画素には被写体の画像があるものとして、その被写体の
画像部分を抽出し、肌色検出部72および衣類色検出部
73にそれぞれ供給する。
【0040】肌色検出部72は、画像抽出部71より供
給された画像データから、予め記憶されている肌色成分
の範囲内に納まる明度および色度の画素を検出し(すな
わち、被写体の顔部分を検出し)、さらに検出された肌
色(顔)部分の画像データのうち、任意に複数箇所の画
素をサンプリングし、サンプリングされた画素の明度の
平均値を算出する。そして、算出結果(肌色部分の明
度)は、画像抽出部71で抽出された被写体の画像デー
タとともに、背景画像選択部74に供給される。
【0041】ここで、図5を参照して、肌色成分の範囲
について説明する。同図は、CIE(国際照明委員会)で
定められた表色系を示す図であり、一般に、Lab表色系
と呼ばれている。
【0042】図5Aにおいて、L*(エルスター)は、
明度を表わしており、0乃至100の%値で指定され、
数値が大きいほど明るくなる。a**(エースター・ビ
ースター)は、色度を表わしている。a*は、緑とマゼ
ンタの2色の混合比を表わし、プラスの方向になるほど
マゼンタが強くなり、マイナスの方向になるほど緑が強
くなる。b*は、青と黄の2色の混合比を表わし、プラ
スの方向になるほど黄が強くなり、マイナスの方向にな
るほど青が強くなる。
【0043】そして、肌色成分の範囲は、図5Bに示さ
れるように、明度(L*)の値が65乃至70で、色度
(a**)のa*とb*がいずれもプラス方向でほぼ同じ
値となる範囲に分布している。
【0044】従って、肌色検出部72は、画像抽出部7
1より供給された画像データから、図5Bに示されるよ
うな肌色成分の範囲内に納まる画素を検出し、任意にサ
ンプリングされた画素の明度の平均値を算出する。
【0045】図4の説明に戻る。衣類色検出部73は、
画像抽出部71より供給された画像データから、垂直方
向に対して下方に位置する複数箇所の画素を任意にサン
プリングし(すなわち、画像データの下方に位置する部
分は、被写体の衣類の部分であるものと推定できるた
め)、サンプリングされた画素の明度の平均値を算出
し、算出結果(衣類部分の明度)を背景画像選択部74
に供給する。
【0046】背景画像選択部74は、制御部76の制御
の下、肌色検出部72より供給された明度値に基づい
て、背景画像記憶部22から、適切な背景画像データを
読み出し、画像抽出部71で抽出された被写体の画像デ
ータとともに、背景合成部75に供給する。
【0047】背景画像選択部74はまた、制御部76の
制御の下、衣類色検出部73より供給された明度値に基
づいて、背景画像記憶部22から、他の候補の背景画像
データを読み出し、背景合成部75に供給する。
【0048】背景合成部75は、制御部76の制御の
下、背景画像選択部74より供給された被写体の画像デ
ータと背景画像データを合成し、撮影/確認用モニタ1
5に出力し、確認画面を表示させる。
【0049】制御部76は、撮影処理の開始にともなっ
て撮影開始画面81(図8)を撮影/確認用モニタ15
に表示させる。ユーザは、その撮影開始画面81に表示
される証明写真の種類の中から所望のものを、操作パネ
ル16を用いて選択する。制御部76は、操作パネル1
6から供給されるユーザの操作に対応する入力信号に基
づいて、選択された証明写真で規定される背景画像に関
する情報をROM42から読み出し、その背景画像情報を
背景画像選択部74に供給し、適切な背景画像データを
選択させるように制御する。
【0050】制御部76は、背景合成部75で合成され
た画像データを撮影/確認用モニタ15に表示させるよ
うに制御するとともに、操作パネル16から供給される
ユーザの操作に対応する入力信号に基づいて、他の候補
の背景画像が合成された画像データを撮影/確認用モニ
タ15に表示させるように制御する。すなわち、ユーザ
は、写真ブース1から提示された背景画像が気に入らな
かった場合、他の候補の背景画像を表示させるような入
力を行うことができる(その詳細は、後述する)。
【0051】制御部76は、操作パネル16から供給さ
れるユーザの操作に対応する入力信号に基づいて、ユー
ザにより決定され、背景合成部75で合成された画像デ
ータをデジタルプリンタ23に出力するように制御す
る。
【0052】次に、図6のフローチャートを参照して、
写真ブース1が実行する証明写真撮影処理について説明
する。
【0053】ステップS1において、感圧センサ19
は、ユーザを検知したか否かを判定し、ユーザを検知す
るまで判定処理を繰り返し実行する。そして、ステップ
S1において、ユーザを検知したと判定された場合、感
圧センサ19は、検知結果をCPU41に通知する。
【0054】ステップS2において、CPU41の制御部
76は、例えば、図8に示されるような撮影開始画面8
1を撮影/確認用モニタ15に表示させる。
【0055】図8の例の撮影開始画面81には、「証明
写真の種類を選択して下さい。」といったメッセージが
表示されており、ユーザは、操作パネル16の「+ボタ
ン」または「−ボタン」を操作し、カーソル82を移動
させて、「パスポート用」、「社員証・会員証用」、
「履歴書用」、または「運転免許証用」の証明写真の種
類を選択し、「○ボタン」で、その選択を決定すること
ができる。
【0056】図6の説明に戻る。ステップS3におい
て、制御部76は、ユーザにより操作パネル16が操作
されて証明写真の種類が選択されたか否かを判定し、証
明写真の種類が選択されるまで判定処理を繰り返し実行
する。すなわち、制御部76は、図8に示した撮影開始
画面81を撮影/確認用モニタ15に表示させたまま、
証明写真の種類が選択されるまで待機する。
【0057】ステップS3において、証明写真の種類が
選択されたと判定された場合、ステップS4に進み、カ
メラ48は、被写体の画像を静止画像として取り込む
(キャプチャする)。なお、画像を取り込む前には、CP
U41が、バス52を介してカメラ駆動部46およびミ
ラー駆動部49を制御し、被写体が所定の撮影範囲内に
納まるように、モータ47,50をそれぞれ駆動させ、
カメラ48を所定位置に移動させるとともに、ミラー5
1を所定角度に配置させる。また、撮影するタイミング
と同時に、CPU41は、音声出力部54を介してスピー
カ14に、「はい、撮ります」といった音声を出力させ
る。
【0058】撮影するタイミングとなったとき、CPU4
1は、照明機器17A,17Bを制御して発光体を被写
体に照射させるとともに、その瞬間にカメラ48により
撮り込まれた(キャプチャされた)静止画像を画像抽出
部71に供給させる。
【0059】画像抽出部71は、カメラ48から供給さ
れた画像データと基準データを比較し、被写体の画像部
分を抽出し、肌色検出部72および衣類色検出部73に
それぞれ供給する。
【0060】肌色検出部72は、画像抽出部71より供
給された画像データから、図5Bに示した肌色成分の範
囲内に納まる色度の画素を検出し、検出された肌色部分
(顔部分)の画像データを複数箇所でサンプリングし、
サンプリングされた画素の明度の平均値を算出する。衣
類色検出部73は、画像抽出部71より供給された画像
データから、垂直方向に対して下方に位置する複数箇所
で任意にサンプリングし、サンプリングされた画素の明
度の平均値を算出する。
【0061】ステップS5において、背景画像選択部7
4は、ステップS4の処理で算出された被写体の顔(肌
色)の明度に基づいて、背景画像の選択処理を実行す
る。ここで、図7のフローチャートを参照して、背景画
像選択処理について説明する。
【0062】ステップS21において、制御部76は、
操作パネル16から供給されるユーザの操作に対応する
入力信号に基づいて、「パスポート用」の証明写真が選
択されたか否かを判定する。ステップS21において、
「パスポート用」の証明写真が選択されたと判定された
場合、ステップS22に進み、背景画像選択部74は、
制御部76の制御の下、肌色検出部72から供給される
顔の明度に基づいて、パスポートの規定に合う背景画像
を背景画像記憶部22から選択する。このとき、例え
ば、顔の明度値が65であった場合、明度値が(65+
n)に最も近い背景画像データが背景画像として選択さ
れる。なお、変数nは、被写体の画像と背景画像とのコ
ントラストが明確となるような、任意の値に設定され
る。
【0063】ステップS21において、「パスポート
用」の証明写真が選択されたのではないと判定された場
合、ステップS23に進み、制御部76は、さらに、
「履歴書用」の証明写真が選択されたか否かを判定す
る。ステップS23において、「履歴書用」の証明写真
が選択されたと判定された場合、ステップS24に進
み、背景画像選択部74は、制御部76の制御の下、肌
色検出部72から供給される顔の明度に基づいて、履歴
書用の規定に合う背景画像を背景画像記憶部22から選
択する。このとき、「パスポート用」の場合と同様に、
例えば、顔の明度値が65であった場合、明度値が(6
5+n)に最も近い背景画像データが選択される。
【0064】ステップS23において、「履歴書用」の
証明写真が選択されたのではないと判定された場合、ス
テップS25に進み、制御部76は、さらに、「社員証
・会員証用」の証明写真が選択されたか否かを判定す
る。ステップS25において、「社員証・会員証用」の
証明写真が選択されたと判定された場合、ステップS2
6に進み、背景画像選択部74は、制御部76の制御の
下、肌色検出部72から供給される顔の明度に基づい
て、社員証・会員証用の規定に合う背景画像を背景画像
記憶部22から選択する。このとき、「パスポート用」
または「履歴書用」の場合と同様に、例えば、顔の明度
値が65であった場合、明度値が(65+n)に最も近
い背景画像データが選択される。
【0065】ステップS25において、「社員証・会員
証用」の証明写真が選択されたのではないと判定された
場合、ステップS27に進み、制御部76は、「運転免
許証用」の証明写真が選択されたと判定する。ステップ
S28において、背景画像選択部74は、制御部76の
制御の下、肌色検出部72から供給される顔の明度に基
づいて、運転免許証の規定に合う背景画像を背景画像記
憶部22から選択する。このとき、「パスポート用」、
「履歴書用」、または「社員証・会員証用」の場合と同
様に、例えば、顔の明度値が65であった場合、明度値
が(65+n)に最も近い背景画像データが選択され
る。
【0066】以上のように、背景画像選択部74では、
肌色検出部72から供給される顔の明度値よりも所定値
だけ大きい(明るい)背景画像データが選択される。勿
論、顔の明度値よりも所定値だけ小さい(暗い)背景画
像データを選択することもできるが、背景画像が暗くな
ると、証明写真全体の印象も暗くなるため、通常は、顔
の明度よりも明るい背景画像データが選択される。
【0067】ステップS22,S24,S26,または
S28の処理の後、図6のステップS6にリターンす
る。ステップS6において、背景合成部75は、ステッ
プS5の処理により選択された背景画像データと被写体
の画像データを合成する。ステップS7において、背景
合成部75は、ステップS6の処理で合成された画像デ
ータを撮影/確認用モニタ15に表示させる。
【0068】これにより、例えば、図9に示されるよう
な確認画面91が表示される。また、確認画面91の表
示と同時に、CPU41は、音声出力部54を介してスピ
ーカ14に、「この背景画像で宜しければ○ボタンを選
択し、他の背景画像を選択したい場合には、×ボタン選
択して下さい。なお、何も操作しなければ、そのままプ
リントアウトします。」といった音声を出力させるか、
あるいは、確認画面91に、上記メッセージを表示させ
る。
【0069】ユーザは、確認画面91に表示される証明
写真の画像を確認し、その背景画像が気に入れば、操作
パネル16の「○ボタン」を選択するか、あるいは、そ
のまま待機し、所定時間の経過後に背景画像が決定され
たものと判断される。一方、ユーザが、その背景画像を
気に入らなかった場合(他の背景画像に切り替えたい場
合)、操作パネル16の「×ボタン」を選択する。
【0070】ステップS8において、制御部76は、ユ
ーザにより操作パネル16が操作されて他の候補の背景
画像が呼び出されたか否かを判定し、他の候補の背景画
像が呼び出されたと判定した場合、ステップS9に進
み、背景画像選択部74は、ステップS4の処理で算出
された被写体の衣類の明度値に基づいて、他の候補の背
景画像を背景画像記憶部22から選択する。
【0071】このとき、例えば、衣類の明度値が45で
あった場合、明度値が(45+n)以上の背景画像デー
タが背景画像の候補として選択され、衣類の明度値が7
5であった場合、明度値が(75−n)以下の背景画像
データが背景画像の候補として選択される。
【0072】すなわち、衣類色検出部73から供給され
る衣類の明度値が小さい(暗い)場合には、その明度値
よりも所定値以上だけ大きい(明るい)背景画像データ
が選択され、衣類の明度値が大きい(明るい)場合に
は、その明度値よりも所定値以上だけ小さい(暗い)背
景画像データが選択される。これにより、被写体の画像
と背景画像とのコントラストが明確になる。
【0073】なお、背景画像選択部74は、証明写真の
種類により規定される基準を満たしていれば、1つに限
らず、複数の背景画像データを選択するようにする。
【0074】ステップS10において、背景合成部75
は、ステップS9の処理により選択された背景画像デー
タと被写体の画像データを合成する。ただし、複数毎の
背景画像データが選択された場合には、各背景画像デー
タと被写体の画像データがそれぞれ合成される。ステッ
プS11において、背景合成部75は、ステップS10
の処理で合成された画像データを撮影/確認用モニタ1
5に表示させる。
【0075】これにより、例えば、図10に示されるよ
うな選択画面101が表示される。この例の場合、選択
画面101には、背景A乃至背景Fとそれぞれ合成され
た6枚の被写体の画像が表示されている。また、選択画
面101の表示と同時に、CPU41は、音声出力部54
を介してスピーカ4に、「お好みの背景画像を+ボタン
または−ボタンで選択し、○ボタンで決定して下さ
い。」といった音声を出力させるか、あるいは、選択画
面101に、上記メッセージを表示させる。
【0076】ユーザは、選択画面101に表示されてい
る6枚の画像の中から、操作パネル16の「+ボタン」
または「−ボタン」を操作してカーソル82を移動さ
せ、所望の背景画像と合成された画像を選択し、「○ボ
タン」で、その選択を決定することができる。図10の
例の場合、背景Aと合成された画像がカーソル82によ
り選択されている。
【0077】ステップS12において、制御部76は、
ユーザにより操作パネル16が操作されて、所望の背景
画像が合成された被写体の画像が選択され決定されたか
否かを判定し、所望の画像が決定されるまで判定処理を
繰り返し実行する。そして、ステップS12において、
所望の画像が決定されたと判定された場合、ステップS
13に進み、制御部76は、ユーザにより決定され、背
景合成部75で合成された画像データをデジタルプリン
タ23に出力するように制御する。そして、デジタルプ
リンタ23は、撮影され、適切な背景画像が合成された
画像を、例えば、図11に示されるようなプリント11
1に印刷する。画像が印刷されたプリント111は、プ
リント取出口24に排出され、ユーザに提供される。
【0078】このとき、デジタルプリンタ23によって
画像を印刷せずに、以下に示す方法によって、画像を印
刷するようにしてもよい。
【0079】例えば、画像データをメモリカードなどよ
りなる記録媒体に記録し、写真ブース1とは別体で構成
される図示せぬ印刷装置のドライブにその記録媒体を装
着し、印刷装置が、そこに装着されている記録媒体から
画像データを読み出して、印刷するようにする。
【0080】また例えば、写真ブース1が、図示せぬ通
信部を介して、画像データを印刷装置に転送し、印刷装
置が、写真ブース1より転送されてきた画像データを受
信して、印刷するようにする。
【0081】これにより、次のユーザは、先のユーザの
画像(証明写真)の印刷処理が終了するまで待機する必
要がなくなり、先のユーザの画像の撮影が終了したと同
時に、写真ブース1を利用することができる。すなわ
ち、以上の方法は、社員数の多い会社が、多数の社員証
を作成する場合に適している。
【0082】本発明においては、撮影された被写体の肌
色の明度に基づいて、背景画像を選択し、ユーザに提示
するだけでなく、その背景画像が気に入らなかったユー
ザに対して、他の背景画像の候補を選択させることがで
きるように、被写体の衣類の明度に基づいても、背景画
像を選択するようにした。これによりユーザは、自分の
好みの背景画像で証明写真を作成することができる。
【0083】また以上においては、ユーザにより他の候
補の背景画像が呼び出されたときに、他の候補の背景画
像の選択処理(図6のステップS9)を実行するように
したが、これに限らず、例えば、図6のステップS5の
処理において、肌の明度に合う背景画像の選択処理の
後、続けて、衣類の明度に合う他の候補の背景画像の選
択処理を実行するようにしてもよい。
【0084】また以上においては、明度(L*)に基づ
いて、適切な背景画像データを選択するようにしたが、
勿論、色度(a**)も考慮した上で、背景画像データ
を選択することも可能である。例えば、青色の衣類を身
に着けたユーザを撮影した場合には、青色以外の白色ま
たは灰色などの背景画像データを選択することができる
ようにし、また、白色の衣類を身に着けたユーザを撮影
した場合には、白色以外の青色または灰色などの背景画
像データを選択することができるようにする。
【0085】さらにまた以上においては、背景画像記憶
部22に記憶されている背景画像データを選択するもの
としたが、例えば、写真ブース1が、図示せぬ通信部を
介して、インターネットなどのネットワークに接続し、
さらに所定のウェブサイトにアクセスし、そのウェブサ
イト上にある背景画像データを選択し、ダウンロードす
るようにしてもよい。この場合、写真ブース1には、背
景画像記憶部22を実装する必要はない。
【0086】上述した一連の処理は、ソフトウェアによ
り実行することもできる。そのソフトウェアは、そのソ
フトウェアを構成するプログラムが、専用のハードウェ
アに組み込まれているコンピュータ、または、各種のプ
ログラムをインストールすることで、各種の機能を実行
することが可能な、例えば汎用のパーソナルコンピュー
タなどに、記録媒体からインストールされる。
【0087】この記録媒体は、コンピュータとは別に、
ユーザにプログラムを提供するために配布される、プロ
グラムが記録されている磁気ディスク61(フレキシブ
ルディスクを含む)、光ディスク62(CD-ROM(Compac
t Disk-Read Only Memory),DVD(Digital Versatile
Disk)を含む)、光磁気ディスク63(MD(Mini-Disk)
を含む)、もしくは半導体メモリ64などよりなるパッ
ケージメディアなどにより構成される。
【0088】なお、本明細書において、記録媒体に記録
されるプログラムを記述するステップは、記載された順
序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずし
も時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に
実行される処理をも含むものである。
【0089】
【発明の効果】本発明の画像処理装置および方法、並び
にプログラムによれば、背景を含む被写体を撮像し、撮
像された背景を含む被写体の画像のうち、被写体の画像
を抽出し、抽出された被写体画像から所定の明度を算出
し、算出された所定の明度に基づいて、複数の背景画像
の中から所定の背景画像を選択し、選択された背景画像
と被写体画像を合成するようにしたので、撮影した画像
に適した背景画像を選択することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した写真ブースの外観の構成例を
示す図である。
【図2】図1の写真ブースの内部の構成例を示す図であ
る。
【図3】図2の背景画像記憶部に記憶されている背景画
像データの例を示す図である。
【図4】図2のCPUの機能を説明するブロック図であ
る。
【図5】肌色成分の範囲を説明する図である。
【図6】証明写真撮影処理を説明するフローチャートで
ある。
【図7】図6のステップS5の背景画像選択処理をさら
に説明するフローチャートである。
【図8】撮影/確認用モニタに表示される撮影開始画面
の例を示す図である。
【図9】撮影/確認用モニタに表示される確認画面の例
を示す図である。
【図10】撮影/確認用モニタに表示される選択画面の
例を示す図である。
【図11】画像が印刷されたプリントの例を示す図であ
る。
【符号の説明】 1 写真ブース, 15 撮影/確認用モニタ, 16
操作パネル, 19感圧センサ, 21 撮像部,
22 背景画像記憶部, 23 デジタルプリンタ,
24 プリント取出口, 41 CPU, 42 ROM,
43 RAM,48 カメラ, 51 ミラー, 71
画像抽出部, 72 肌色検出部,73 衣類色検出
部, 74 背景画像選択部, 75 背景合成部,
76制御部
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 1/60 H04N 5/76 E 5C077 5/272 1/40 D 5C079 5/76 1/46 Z 5L096 5/91 5/91 H Fターム(参考) 5B057 BA02 CA01 CA08 CA12 CA16 CB01 CB08 CB12 CB16 CE08 CE09 CH11 DA08 DB06 DB09 DC22 DC25 DC32 5C023 AA11 AA37 BA11 CA01 5C052 AA12 DD02 FA02 FA03 FA04 FB01 FC06 FD09 5C053 FA04 FA08 LA01 LA03 LA06 5C076 AA12 AA13 AA19 BA06 5C077 MP08 PP23 PP27 PP36 PP65 PQ08 PQ12 PQ22 5C079 HB08 LA02 LA06 LA31 LA40 MA01 MA11 5L096 AA02 AA06 BA18 CA04 FA14 FA15 FA32 GA41 LA05 MA03

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 背景を含む被写体を撮像する撮像手段
    と、 前記撮像手段により撮像された、前記背景を含む被写体
    の画像のうち、前記被写体の画像を抽出する抽出手段
    と、 前記抽出手段により抽出された前記被写体画像から、第
    1の明度を算出する第1の算出手段と、 前記第1の算出手段により算出された前記第1の明度に
    基づいて、複数の背景画像の中から所定の背景画像を選
    択する選択手段と、 前記選択手段により選択された前記背景画像と前記被写
    体画像を合成する合成手段とを備えることを特徴とする
    画像処理装置。
  2. 【請求項2】 被写体を検知する検知手段をさらに備
    え、 前記撮像手段は、前記検知手段により前記被写体が検知
    されたとき、前記背景を含む被写体を撮像することを特
    徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記複数の背景画像を記憶する記憶手段
    をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の画像
    処理装置。
  4. 【請求項4】 前記合成手段により合成された画像の表
    示を制御する表示制御手段と、 前記表示制御手段により表示が制御された前記画像が印
    刷対象となるように指示されたか否かを判定する判定手
    段とをさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の
    画像処理装置。
  5. 【請求項5】 前記合成手段により合成された画像を印
    刷する印刷手段をさらに備えることを特徴とする請求項
    1に記載の画像処理装置。
  6. 【請求項6】 前記第1の明度は、前記被写体の顔部分
    の明度であることを特徴とする請求項1に記載の画像処
    理装置。
  7. 【請求項7】 前記抽出手段により抽出された前記被写
    体画像から、第2の明度を算出する第2の算出手段をさ
    らに備え、 前記選択手段は、前記第2の算出手段により算出された
    前記第2の明度に基づいて、前記複数の背景画像の中か
    ら前記所定の背景画像を選択し、 前記合成手段は、前記選択手段により選択された前記背
    景画像と前記被写体画像を合成することを特徴とする請
    求項1に記載の画像処理装置。
  8. 【請求項8】 前記合成手段により合成された画像の表
    示を制御する表示制御手段と、 前記表示制御手段により表示が制御された前記画像が印
    刷対象となるように指示されたか否かを判定する判定手
    段とをさらに備えることを特徴とする請求項7に記載の
    画像処理装置。
  9. 【請求項9】 前記第2の明度は、前記被写体の衣類部
    分の明度であることを特徴とする請求項7に記載の画像
    処理装置。
  10. 【請求項10】 背景を含む被写体を撮像する撮像ステ
    ップと、 前記撮像ステップの処理により撮像された、前記背景を
    含む被写体の画像のうち、前記被写体の画像を抽出する
    抽出ステップと、 前記抽出ステップの処理により抽出された前記被写体画
    像から、所定の明度を算出する算出ステップと、 前記算出ステップの処理により算出された前記所定の明
    度に基づいて、複数の背景画像の中から所定の背景画像
    を選択する選択ステップと、 前記選択ステップの処理により選択された前記背景画像
    と前記被写体画像を合成する合成ステップとを含むこと
    を特徴とする画像処理方法。
  11. 【請求項11】 背景を含む被写体を撮像する撮像ステ
    ップと、 前記撮像ステップの処理により撮像された、前記背景を
    含む被写体の画像のうち、前記被写体の画像を抽出する
    抽出ステップと、 前記抽出ステップの処理により抽出された前記被写体画
    像から、所定の明度を算出する算出ステップと、 前記算出ステップの処理により算出された前記所定の明
    度に基づいて、複数の背景画像の中から所定の背景画像
    を選択する選択ステップと、 前記選択ステップの処理により選択された前記背景画像
    と前記被写体画像を合成する合成ステップとを含むこと
    を特徴とするコンピュータが読み取り可能なプログラム
    が記録されている記録媒体。
  12. 【請求項12】 背景を含む被写体を撮像する撮像ステ
    ップと、 前記撮像ステップの処理により撮像された、前記背景を
    含む被写体の画像のうち、前記被写体の画像を抽出する
    抽出ステップと、 前記抽出ステップの処理により抽出された前記被写体画
    像から、所定の明度を算出する算出ステップと、 前記算出ステップの処理により算出された前記所定の明
    度に基づいて、複数の背景画像の中から所定の背景画像
    を選択する選択ステップと、 前記選択ステップの処理により選択された前記背景画像
    と前記被写体画像を合成する合成ステップとを実行させ
    るプログラム。
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