JP2003163317A5 - - Google Patents

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【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の本発明は、放熱対象から伝わる熱を、送風器から供給される空気に放散するためのヒートシンクであって、放熱対象から伝熱自在に設けられるベースと、送風器の軸線を含む仮想直線近傍の所定領域に空気流が生じるように、送風器から供給される空気を案内するための整流体とを含み、該整流体の該送風器に対向する面が送風器の軸線に対して傾斜する案内面として形成されていることを特徴とするヒートシンクである。
本発明に従えば、放熱対象からベースに伝熱した熱を、ベースから空気に放散することができる。さらに整流体が、傾斜する案内面によって、送風器からの空気流の方向を空気流に逆らわずに変更し、送風器の軸線を含む仮想直線近傍の領域に空気流を生じさせることができる。これによって送風器によって供給される空気が、ヒートシンクの全域に流れるようになり、送風器の軸線を含む仮想直線近傍の所定領域で淀んでしまうことを防ぐことができる。したがってヒートシンク内で、空気の淀みによる熱の篭りを防止し、高い放熱効率の放熱効果を得ることができる。また、送風器からの空気流が整流体によって方向が変更されるときに、空気流が有するエネルギーの損失が小さいため、ヒートシンク内に空気流を円滑に供給することができる。
請求項2記載の本発明は、放熱対象から伝わる熱を、送風器から供給される空気に放散するためのヒートシンクであって、放熱対象から伝熱自在に設けられるベースと、送風器の軸線を含む仮想直線近傍の所定領域に空気流が生じるように、送風器から供給される空気を案内するための整流体とを含み、該整流体の該送風器に対向する面が送風器の軸線に対して直交する案内面として形成されていることを特徴とするヒートシンクである
本発明に従えば、放熱対象からベースに伝熱した熱を、ベースから空気に放散することができる。さらに整流体が、直交する案内面によって、送風器からの空気流の方向を変更し、送風器の軸線を含む仮想直線近傍の領域に空気流を生じさせることができる。これによって送風器によって供給される空気が、ヒートシンクの全域に流れるようになり、送風器の軸線を含む仮想直線近傍の所定領域で淀んでしまうことを防ぐことができる。したがってヒートシンク内で、空気の淀みによる熱の篭りを防止し、高い放熱効率の放熱効果を得ることができる。また、整流板をヒートシンクに設けても送風器の軸線方向のスペースが少ない薄型のヒートシンクとすることができる。
請求項記載の本発明は、前記整流体は、板状に形成されていることを特徴とする。
本発明に従えば、整流体を板状にすることで整流体の成形が容易になり、所望の形状の案内面を容易に形成することができる。具体的に述べると、請求項に従属する構成において、送風器の軸線に対して傾斜する案内面を容易に形成することができ、請求項に従属する構成において、平面状の案内面を容易に形成することができる。また板状にすることによって、ヒートシンクにおける整流体の占有領域を小さくすることができ、小型および薄型のヒートシンクを形成することができる。特に請求項に従属する構成において、ヒートシンクのさらなる薄型化を図ることができる。
請求項記載の本発明は、前記ベースは、伝熱自在の放熱部が設けられ、前記整流体は、放熱部に嵌合して固定されていることを特徴とする。
請求項記載の本発明は、請求項1〜のいずれかに記載のヒートシンクと、ヒートシンクに空気を供給するための送風器とを含む冷却装置である。
【0068】
【発明の効果】
請求項1記載の本発明によれば、送風器に対向する面が送風器の軸線に対して傾斜する案内面を有する整流体によって、送風器の軸線を含む仮想直線近傍の所定領域で淀んでしまうことを防ぐことができ、ヒートシンク内で、空気の淀みによる熱の篭りを防止して、高い放熱効率の放熱効果を得ることができる。また、送風器からの空気流が整流体によって方向が変更されるときに、空気流が有するエネルギーの損失が小さいため、ヒートシンク内に空気流を円滑に供給することができる。
請求項2記載の本発明によれば、請求項1記載の本発明によれば、送風器に対向する面が送風器の軸線に対して直交する案内面を有する整流体によって、送風器の軸線を含む仮想直線近傍の所定領域で淀んでしまうことを防ぐことができ、ヒートシンク内で、空気の淀みによる熱の篭りを防止して、高い放熱効率の放熱効果を得ることができる。また、整流板をヒートシンクに設けても送風器の軸線方向のスペースが少ない薄型のヒートシンクとすることができる。
請求項3記載の本発明によれば、送風器から供給された空気を受ける傾斜した案内面または平面状の案内面を容易に構成することができる。
請求項記載の本発明によれば、ベースの放熱部を利用して板状の整流体を容易に固定することができる。
請求項記載の本発明によれば、ベースと送風器との間に空気が淀む領域がほとんどないため、極めて放熱効率が良好となり、高い冷却効率の冷却効果を得ることができる。

Claims (5)

  1. 放熱対象から伝わる熱を、送風器から供給される空気に放散するためのヒートシンクであって、
    放熱対象から伝熱自在に設けられるベースと、
    送風器の軸線を含む仮想直線近傍の所定領域に空気流が生じるように、送風器から供給される空気を案内するための整流体とを含み、該整流体の該送風器に対向する面が送風器の軸線に対して傾斜する案内面として形成されていることを特徴とするヒートシンク。
  2. 放熱対象から伝わる熱を、送風器から供給される空気に放散するためのヒートシンクであって、
    放熱対象から伝熱自在に設けられるベースと、
    送風器の軸線を含む仮想直線近傍の所定領域に空気流が生じるように、送風器から供給される空気を案内するための整流体とを含み、該整流体の該送風器に対向する面が送風器の軸線に対して直交する案内面として形成されていることを特徴とするヒートシンク。
  3. 前記整流体は、板状に形成されていること特徴とする請求項1または2記載のヒートシンク。
  4. 前記ベースは、伝熱自在の放熱部が設けられ、前記整流体は、放熱部に嵌合して固定されていることを特徴とする請求項3記載のヒートシンク。
  5. 請求項1〜のいずれかに記載のヒートシンクと、ヒートシンクに空気を供給するための送風器とを含む冷却装置。
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