JP2003163014A - 固体電解質型燃料電池 - Google Patents

固体電解質型燃料電池

Info

Publication number
JP2003163014A
JP2003163014A JP2001362729A JP2001362729A JP2003163014A JP 2003163014 A JP2003163014 A JP 2003163014A JP 2001362729 A JP2001362729 A JP 2001362729A JP 2001362729 A JP2001362729 A JP 2001362729A JP 2003163014 A JP2003163014 A JP 2003163014A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrolyte membrane
fuel cell
zirconia
layer
ssz
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001362729A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichi Hiwatari
研一 樋渡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toto Ltd
Original Assignee
Toto Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toto Ltd filed Critical Toto Ltd
Priority to JP2001362729A priority Critical patent/JP2003163014A/ja
Publication of JP2003163014A publication Critical patent/JP2003163014A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/30Hydrogen technology
    • Y02E60/50Fuel cells

Landscapes

  • Fuel Cell (AREA)
  • Compositions Of Oxide Ceramics (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】従来の固体電解質型燃料電池より出力性能を高
くする電解質膜に関する。 【解決手段】電解質膜の片面に燃料極、その反対面に設
けた空気極、からなる単電池と、該単電池を電気的に接
続するインターコネクターからなる固体電解質型燃料電
池において、イットリアを固溶させたジルコニアからな
る層と、スカンジアを固溶させたジルコニアからなる層
と、からなる電解質膜を採用したので、従来用いられて
きたイットリアを固溶させたジルコニアからなる電解質
膜を有する固体電解質型燃料電池より高い出力性能を有
する固体電解質型燃料電池を提供できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、固体電解質型燃料
電池の電解質膜に関する。特には電解質膜がイットリア
を固溶させたジルコニア(以下、YSZと示す)からなる固
体電解質型燃料電池より出力性能に優れた固体電解質型
燃料電池の電解質膜に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、特開平10−158894では固
体電解質型燃料電池の電解質膜としてYSZを用い、YSZを
電気泳動法で成膜し焼成することによってガス透過性の
無い膜を作製する方法を提案している。
【0003】また、特開平7−6922ではスカンジア
を固溶させたジルコニア(以下、SSZと示す)に微量の結
晶安定化材を混合した電解質膜を提案している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】YSZを電気泳動法で成
膜焼成することでガス透過性の無い電解質膜を作製する
ことは可能であるが、この材料を電解質膜に用いた固体
電解質型燃料電池の出力性能においては、発電温度が90
0℃以下になると出力性能が低下するという問題があっ
た。
【0005】SSZはYSZより酸素イオン導電性が高く、こ
の材料を電解質膜に採用すれば発電温度が900℃以下
においても高い出力性能を有することが可能であるが、
SSZはガス透過性の無い膜を作製することが困難である
という問題があった。
【0006】本発明の目的は、YSZからなる電解質膜を
用いた固体電解質型燃料電池より高い出力性能を有し、
かつガス透過性の無い電解質膜を提供することを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
第1の発明は、電解質膜の片面に燃料極、その反対面に
設けた空気極、からなる単電池と、該単電池を電気的に
接続するインターコネクターからなる固体電解質型燃料
電池であって、前記電解質膜がYSZからなる層と、SSZか
らなる層と、からなることを提供する。
【0008】本発明によれば、電解質膜がYSZとSSZから
なるのでYSZ単独の電解質膜よりも出力性能が高い固体
電解質型燃料電池を提供することができる。
【0009】この理由は、YSZより酸素イオン導電性が
高いSSZ層を含んでいるので電解質膜全体として酸素イ
オン導電性が向上するためである。
【0010】上記目的を達成するため第2の発明は、電
解質膜は空気極側から燃料極方向へYSZからなる層と、S
SZからなる層と、YSZからなる層と、からなることを提
供する。
【0011】本発明によれば、SSZからなる層を中間に
設けることでガス透過性の無い電解質膜の作製を容易に
することができる。
【0012】この理由は、空気極の上に電解質膜を成膜
する場合において、SSZからなる層を空気極側あるい
は燃料極側に設けると中間に設ける場合と比べてガス透
過性の無い膜を作製するのが難しくなるためである。
【0013】ここで示すガス透過性の無い膜とは、電解
質膜の片面とその反対側面の間に圧力差を設け、その間
を透過するガス透過量で評価され、ガス透過量Q≦2.8
×10-9ms-1Pa-1(より好ましくはQ≦2.8×10-10ms-1Pa
-1)の膜であるものを指す。
【0014】第3の発明は、SSZからなる層の厚みは、
電解質膜トータルの厚みに対して、5〜90%であること
を提供する。
【0015】本発明によれば、SSZからなる層の厚みを
制限することでガス透過性の無い電解質膜が得られ、YS
Zからなる電解質膜を用いた固体電解質型燃料電池より
も出力性能が高い固体電解質型燃料電池を提供すること
ができる。
【0016】この理由は、5%未満であるとSSZ層が薄
すぎるため電解質膜の酸素イオン導電性を向上させるこ
とができないためで、一方90%より多いとガス透過性
の無い電解質膜の作製が困難になるためである。
【0017】第4の発明は、SSZからなる層の厚みは、
電解質膜トータルの厚みに対して、5〜40%であるこ
とを提供する。
【0018】本発明によれば、SSZからなる層の厚みを
5〜40%としたのでガス透過性の無い電解質膜をより
作製しやすくすることができる。
【0019】この理由は、40%より多いとガス透過量
Q≦2.8×10-10ms-1Pa-1となるより好ましい電解質膜の
作製が困難になるためである。より好ましい電解質膜を
作製するためにはSSZからなる層の厚みを5〜40%に
することが好ましい。
【0020】上記目的を達成するために第5の発明は、
イットリアを固溶させたジルコニアにおいて、イットリ
アの固溶量がジルコニア100モル%に対して3〜15
モル%であることを提供する。
【0021】イットリアの固溶範囲を3〜15モル%に
限定した理由は、3モル%未満であると酸素イオン導電
性が低いためで、一方15モル%より多いと結晶相が立
方晶の他に菱面体晶相が析出し結晶構造の熱的変化に伴
う体積膨張によって空気極、燃料極およびSSZからなる
層との間で膜の剥がれを生じたり電解質膜にクラックを
生じるためである。
【0022】上記目的を達成するために第6の発明は、
スカンジアを固溶させたジルコニアにおいて、スカンジ
アの固溶量がジルコニア100モル%に対して3〜15
モル%であることを提供する。
【0023】スカンジアの固溶範囲を3〜15モル%に
限定した理由は、3モル%未満であると酸素イオン導電
性が低いためで、一方15モル%より多いと結晶相が立方
晶の他に菱面体晶相が析出し結晶構造の熱的変化に伴う
体積膨張によって空気極、燃料極およびYSZからなる層
との間で膜の剥がれを生じたり、電解質膜にクラックを
生じるためである。
【0024】また、スカンジア固溶範囲が好ましい理由
は、この組成範囲では結晶相が安定であることと酸素イ
オン導電性が高いためである。
【0025】上記目的を達成するために第7の発明は、
電解質膜を空気極の表面に形成後、1350〜1500
℃で焼結させてなることを提供している。
【0026】本発明によれば、電解質膜を空気極の表面
に形成後、1350〜1500℃で焼結させることによ
って、ガス透過性の無い電解質膜を形成させ、かつYSZ
からなる電解質膜を用いた固体電解質型燃料電池よりも
出力性能が高い固体電解質型燃料電池を提供することが
できる。
【0027】この理由は、1350℃未満の焼結では焼
結温度が低く、ガス透過性の無い電解質膜を作製するこ
とができないためで、一方1500℃より高い焼結温度
では空気極との反応性が高まり、出力性能を低下させる
ためである。
【0028】上記目的を達成するために第8の発明は、
電解質膜を燃料極の表面に形成後、1350〜1500
℃で焼結させてなることを提供している。
【0029】本発明によれば、電解質膜を燃料極の表面
に形成後1350〜1500℃で焼結させることによっ
て、ガス透過性の無い電解質膜を形成させ、かつYSZか
らなる電解質膜を用いた固体電解質型燃料電池よりも出
力性能が高い固体電解質型燃料電池を提供することがで
きる。
【0030】この理由は、1350℃未満の焼結では焼
結温度が低く、ガス透過性の無い電解質膜を作製するこ
とができないためで、一方1500℃より高い焼結温度
では燃料極との反応性が高まり、出力性能を低下させる
ためである。
【0031】
【発明の実施形態】本発明における固体電解質型燃料電
池について図1を用いて説明する。図1は、円筒タイプ
の固体電解質型燃料電池の断面を示す図である。円筒状
の空気極支持体1上に帯状のインターコネクター2、電
解質3、さらに電解質3の上にインターコネクター2と
接触しないように燃料極膜4が構成されている。空気極
支持体の内側にAirを流し、外側に燃料を流すとAir中の
酸素が空気極と電解質の界面で酸素イオンに変わり、こ
の酸素イオンが電解質を通って燃料極に達する。そし
て、燃料ガスと酸素イオンが反応して水および二酸化炭
素になる。これらの反応は(1),(2)式で示される。燃料
極4とインターコネクター2を接続することによって外
部へ電気を取り出すことができる。 H2+O2-→H2O+2e- … (1) CO+O2-→CO2+2e- … (2)
【0032】図2は、空気極1と電解質3の間に空気極側
電極反応層5を、そして電解質3と燃料極4の間に燃料極
側電極反応層6を設けたタイプについて示した断面図で
ある。空気極側電極反応層5は空気極側からの酸素ガス
と電子から酸素イオンが生成する(3)式の反応を効率良
く行うために設けられた層であり、この空気極側電極反
応層で生成した酸素イオンが電解質を通って燃料極側に
移動する。そして、電極反応層6で(1),(2)式に示す反
応が行われ、燃料極4とインターコネクターを接続する
ことで外部へ電気を取り出すことができる。それゆえ、
高い出力性能を得るには空気極側電極反応層、電解質お
よび燃料極側電極反応層が重要となる。1/2O2+2e-→O2-
… (3)
【0033】本発明における電解質膜は、固体電解質型
燃料電池の発電温度で空気雰囲気および燃料ガス雰囲気
において、従来用いられているYSZより酸素イオン導
電性が高いこと、ガス透過性の無い膜であること、電子
導電性が無いことが要求される。
【0034】YSZより酸素イオン導電性が高く、電子
導電性が無いという観点からはSSZが好ましい。しか
し、SSZは焼結性が低いためにガス透過性の無い膜を
作製することが困難である。それゆえ、YSZからなる
層とSSZからなる層を積層することでガス透過性の無
い膜を作製することが好ましい。この方法では、SSZ
を含んでいるので従来のYSZより酸素イオン導電性が
高く、電子導電性も無いので電解質膜としてより好まし
い。酸素イオン導電性が高いという観点からSSZにお
いてはジルコニア100モル%に対してスカンジアが8〜
14モル%固溶されているものがより好ましい。
【0035】本発明における電解質膜にはCeO2,Sm2O3,G
d2O3などをジルコニア100mol%に対して5mol%以下
固溶させたものであっても良い。特にSSZからなる層
においてはこれらの組成を微量含んでいた方が酸素イオ
ン導電性が高くなることから含んでいる方が好ましい。
また、ガス透過の無い膜を作製するために焼結助剤を微
量添加させても良い。焼結助剤としてはAl2O3、SiO2
どを挙げることができる。
【0036】本発明における電解質膜のYSZからなる
層とSSZからなる層の構成パターンについては限定は
無い。空気極側から燃料極側にYSZからなる層、SS
Zからなる層でも良いし逆でも良い。
【0037】本発明における電解質膜の作製法について
は特に限定はないが量産性に優れ、低コストであるとい
う観点からスラリーコート法、スクリーン印刷法、シー
ト接着法が好ましい。
【0038】本発明における電解質膜原料の作製法につ
いてはイットリアおよびスカンジアの固溶を均一にでき
る方法であれば良く特に限定はない。共沈法が一般的で
ある。
【0039】燃料極側電極反応層の役割は、固体電解質
型燃料電池の発電温度の燃料ガス雰囲気下で(1),(2)式
の反応を効率良く行うことである。このためには、燃料
極側電極反応層としては酸素イオン導電性が高く、水素
および一酸化炭素ガスを拡散でき、さらにそれ自身電子
導電性を有することが要求される。さらに電解質膜から
の酸素イオンのパスを円滑に行えることすなわち電解質
膜との密着性が良好であることと燃料極への電子パスを
円滑に行えることすなわち燃料極との密着性が良好であ
ることが要求される。これらの要求特性を満たす材料と
して、NiO/YSZ、NiO/SSZおよびNiO/セリア酸化物
などが挙げられる。なお、NiOは固体電解質型燃料電
池の運転雰囲気下で還元されてNiとなり、該層はNi
/YSZ、Ni/SSZおよびNi/SDCとなる。
【0040】燃料極側電極反応層においては、酸素イオ
ン導電性と電子導電性を有することからNiO/YSZ、Ni
O/SSZおよびNiO/セリア酸化物におけるNiOの比率が1
0〜50重量部であることが好ましい。
【0041】空気極側電極反応層の役割は、固体電解質
型燃料電池の発電温度の空気雰囲気下で(3)式の反応を
効率良く行うことである。このためには、空気極側電極
反応層としては酸素イオン導電性が高く、酸素ガスを拡
散でき、さらにそれ自身電子導電性を有することが要求
される。さらに電解質への酸素イオンのパスをスムーズ
に行えることすなわち電解質層との密着性が良好である
ことが要求される。これらの要求特性を満たす材料とし
て、ランタンマンガナイト/YSZ、ランタンマンガナイト
/SSZ、ランタンマンガナイト/セリア酸化物などが挙げ
られる。
【0042】本発明における電解質膜に対して、前記燃
料極側電極反応層と空気極側電極反応層の適正化を図る
ことによって発電温度を700℃程度まで下げても高い
出力性能を有する固体電解質型燃料電池を提供すること
ができる。
【0043】前記燃料極側電極反応層におけるNiO/YS
Z、NiO/SSZ 、NiO/セリア酸化物の記載について説明す
る。NiO/YSZとは、NiOとYSZが所定の重量比で均一に混
合されたものを示す。NiO/SSZとは、NiOとSSZが所定の
重量比で均一に混合されたものを示す。NiO/セリア酸化
物とは、NiOとセリア酸化物が所定の重量比で均一に混
合されたものを示す。
【0044】前記空気極側電極反応層におけるランタン
マンガナイト/YSZ、ランタンマンガナイト/SSZ、ランタ
ンマンガナイト/セリア酸化物の記載について説明す
る。ランタンマンガナイト/YSZとは、ランタンマンガナ
イトとYSZが所定の重量比で均一に混合されたものを示
す。ランタンマンガナイト/SSZとはランタンマンガナイ
トとSSZが所定の重量比で均一に混合されたものを示
す。ランタンマンガナイト/セリア酸化物とは、ランタ
ンマンガナイトとセリア酸化物が所定の重量比で均一に
混合されたものを示す。
【0045】前記セリア酸化物にはSm,Gd,Yなどを含ん
でいても良く、酸素イオン導電性が高いという観点から
(CeO2)1-X(A2O3)X(但し、A=Sm,Gd,Yのいずれか一種、0.
05≦X≦0.15)で表されるものがより好ましい。
【0046】本発明における燃料極は固体電解質型燃料
電池の発電温度の燃料ガス雰囲気において電子導電性が
高い、燃料ガス透過性が高いことが要求される。この観
点からNNiO/YSZ、NiO/SSZおよびNiO/
SDCが好ましい。なお、NiOは固体電解質型燃料電
池の運転雰囲気下で還元されてNiとなり、該層はNi
/YSZ、Ni/SSZおよびNi/SDCとなる。
【0047】電子導電性が高い、燃料ガス透過性が高い
という観点からNiO/YSZ、NiO/SSZおよびN
iO/SDCにおける組成およびその重量比率は50/5
0〜90/10で、且つ平均粒子径が0.5〜10μm粉
末から構成させたものであることが好ましい。
【0048】燃料極原料の合成法についてはNiO/Y
SZ、NiO/SSZおよびNiO/SDCが均一に混合
されていれば良く特に限定はない。共沈法、スプレード
ライ法などが挙げられる。
【0049】本発明における空気極は固体電解質型燃料
電池の発電温度の空気雰囲気において電子導電性が高
い、酸素ガス透過性が高いことが要求される。この観点
からはランタンマンガナイトが好ましい。
【0050】ランタンマンガナイトの空気極には、ラン
タンサイトにCe,Sm,Gd,Pr,Nd,CaおよびSrなどを固溶さ
せたものであっても良い。
【0051】ランタンマンガナイトの空気極原料の作製
法については特に限定はない。粉末混合法、共沈法、噴
霧熱分解法、ゾルゲル法などで作製する方法が挙げられ
る。
【0052】本発明におけるインターコネクターは固体
電解質型燃料電池の発電温度の空気雰囲気および燃料ガ
ス雰囲気において電子導電性が高いこと、ガス透過性が
無い膜であること、酸素イオン導電性が無いことが要求
される。この観点からランタンクロマイトが最も好まし
い。
【0053】ランタンクロマイトは難焼結性であるため
固体電解質型燃料電池の焼成温度(1500℃以下)でガス透
過性の無いインターコネクターを作製することが難し
い。焼結性を向上させるためにCa,Sr,Mgを固溶させて用
いていることが好ましい。焼結性が最も高く、固体電解
質型燃料電池の他材料と同程度の温度でガス透過性の無
い膜を作製できるという点からCaを固溶させたものが最
も好ましい。
【0054】インターコネクターに用いられるCaを固溶
させたランタンクロマイトの固溶量については特に限定
はない。Ca固溶量が多いほど電子導電性が高くなるが、
材料の安定性が低下することからランタンクロマイト1
00モル%に対して10〜40モル%程度が好ましい。
【0055】インターコネクター原料の作製法について
はCaを固溶させたランタンクロマイトの組成を均一に作
れることが好ましい。この観点から噴霧熱分解法、クエ
ン酸塩法などが好ましい。
【0056】本発明における電解質膜と空気極との焼結
方法については、出力性能が高く、かつガス透過性の無
い電解質膜が得られれば良く特に限定はない。逐次焼結
法、共焼結法のいずれであっても良い。
【0057】本発明における電解質膜と燃料極との焼結
方法については、出力性能が高く、かつガス透過性の無
い電解質膜が得られれば良く特に限定はない。逐次焼結
法、共焼結法のいずれであっても良い。
【0058】本発明における固体電解質型燃料電池の形
状については特に限定はなく、平板型、円筒型いずれで
あっても良い。
【0059】
【実施例】(実施例1)図1に示す円筒型固体電解質型
燃料電池に用いた。すなわち、円筒状の空気極支持体1
上に帯状のインターコネクター2、電解質3、さらに電
解質の上にインターコネクターと接触しないように燃料
極4から構成されたものを用いた。
【0060】(1)空気極支持体の作製 ランタンマンガナイトの空気極組成として、La0.75Sr
0.25MnO3組成のものを用い、押し出し成形法によって円
筒状成形体を作製した。さらに、1500℃で焼成を行
い、空気極支持体とした。
【0061】(2)空気極側電極反応層の作製 ランタンマンガナイト/YSZの空気極側電極反応層の組成
としてはLa0.75Sr0.25MnO3/ 90 mol%ZrO2-10mol%Y2O3
=50/50を用いた。該原料はLa0.75Sr0.25MnO3および90 m
ol%ZrO2-10mol%Y2O3を各々共沈法で作製後、スプレー
ドライ法で混合し熱処理して作製した。平均粒子径を2
μmとした。この空気極側電極反応層粉末40重量部を
溶媒(エタノール)100重量部、バインダー(エチルセ
ルロース)2重量部、分散剤(ポリオキシエタレンアル
キルソン酸エステル)1重量部、消泡剤(ソルビタンセス
キオレート)1重量部とを混合した後、十分攪拌してス
ラリーを調整した。このスラリー粘度は100mPasであ
った。前記スラリーを、空気極支持体(外径15mm、
肉厚1.5mm、有効長400mm)上にスラリーコー
トした後に1400℃で焼結させた。得られた電極反応
層の厚さは20μmであった。なお、後工程でインター
コネクターを成膜する部分についてはマスキングを施
し、膜が塗布されないようにしておいた。
【0062】(3)YSZからなる層のスラリー作製:YSZ
からなる層の組成は、90 mol%ZrO2-10mol%Y2O3で、共
沈法で作製後、熱処理して作製した。平均粒子径を0.5
μmとした。該粉末40重量部を溶媒(エタノール)10
0重量部、バインダー(エチルセルロース)2重量部、
分散剤(ポリオキシエタレンアルキルソン酸エステル)1
重量部、消泡剤(ソルビタンセスキオレート)1重量部と
を混合した後、十分攪拌してスラリーを調整した。この
スラリー粘度は140mPasであった。
【0063】(4)SSZからなる層のスラリー作製:S
SZからなる層の組成は、90 mol%ZrO2-10mol%Sc2O
3で、共沈法で作製後、熱処理して作製した。平均粒子
径を0.5μmとした。該粉末40重量部を溶媒(エタノー
ル)100重量部、バインダー(エチルセルロース)2
重量部、分散剤(ポリオキシエタレンアルキルソン酸エ
ステル)1重量部、消泡剤(ソルビタンセスキオレート)
1重量部とを混合した後、十分攪拌してスラリーを調整
した。このスラリー粘度は140mPasであった。
【0064】(5)電解質膜の作製 空気極側電極反応層上に、まず前記YSZからなる層を
スラリーコート法で成膜した。さらにSSZからなる層
をスラリーコート法で成膜し、1400℃で焼結させ
た。得られた電解質膜の厚さは、50μm(YSZから
なる層:40μm、SSZからなる層:10μm)であり、
SSZからなる層の厚みは電解質膜の全膜厚に対して20%
とした。なお、後工程でインターコネクターを成膜する
部分についてはマスキングを施し、膜が塗布されないよ
うにしておいた。
【0065】(6)燃料極側電極反応層スラリーの作製 NiO/YSZの燃料極側電極反応層の組成は、NiO/90 mol%Z
rO2-10mol%Y2O3で、NiO/90 mol%ZrO2-10mol%Sc2O3
(平均粒子径)=20/80(0.5μm),50/50(0.
5μm)の粉末を共沈法で作製後熱処理をして得た。こ
れらの粉末100重量部と有機溶媒(エタノール)50
0重量部、バインダー(エチルセルロース)10重量
部、分散剤(ポリオキシエタレンアルキルリン酸エステ
ル)5重量部、消泡剤(ソルビタンセスオキオレート)1
重量部、可塑剤(DBP)5重量部を混合した後、十分攪
拌してスラリーを調整した。このスラリーの粘度は70
mPasであった。
【0066】(7)燃料極スラリーの作製:NiO/YSZの
燃料極の組成は、NiO/90 mol%ZrO2-10mol%Y2O3で、Ni
O/90 mol%ZrO 2-10mol%Y2O3 (平均粒子径)=70/30
(2μm)の粉末を共沈法で作製後熱処理をして得た。
該粉末100重量部と有機溶媒(エタノール)500重
量部、バインダー(エチルセルロース)20重量部、分
散剤(ポリオキシエタレンアルキルリン酸エステル)5重
量部、消泡剤(ソルビタンセスオキオレート)1重量部、
可塑剤(DBP)5重量部を混合した後、十分攪拌してス
ラリーを調整した。このスラリーの粘度は250mPasで
あった。
【0067】(8)燃料極の作製 燃料極の面積が150cmになるようにセルへマスキ
ングをし、前記燃料極側電極反応層をまずスラリーコー
ト法により成膜した。膜厚(焼成後)は10μmとした。
さらにこの上に、燃料極をスラリーコート法により成膜
した。膜厚(焼成後)は90μmとした。さらに、14
30℃で焼結させた。
【0068】(9)インターコネクターの作製:スラリ
ーコート法によりインターコネクターを成膜した。イン
ターコネクターの材質はLa0.80Ca0.20CrO3、厚みは40
μmとし、1400℃で焼結させた。
【0069】(10)発電試験 得られた試験セル(燃料極有効面積:150cm2)を用
いて発電試験を行った。このときの運転条件は以下であ
った。 燃料:(H2+11%H2O):N2 = 1:2 酸化剤:Air 発電温度:900℃ 電流密度:0.3Acm-2
【0070】(11)ガス漏れ試験 空気極支持体内部に窒素ガスを流し、空気極内部から
0.1MPaの圧力を加え、電解質膜を透過するガス透過
量を測定した。これにより電解質膜がガス透過性の無い
膜であるかを評価した。
【0071】(実施例2)電解質膜において、空気極側
電極反応層上にSSZからなる層をスラリーコート法で
成膜し、さらにYSZからなる層をスラリーコート法で
成膜し、1400℃で焼結させる以外は実施例1と同様とし
た。
【0072】(実施例3)電解質膜において、空気極側
電極反応層上にYSZからなる層(厚み20μm)をス
ラリーコート法で成膜し、続いてSSZからなる層(厚
み10μm)をスラリーコート法で成膜、さらにYSZか
らなる層(厚み20μm)をスラリーコート法で成膜し、1
400℃で焼結させた以外は実施例1と同様とした。
【0073】(比較例1)電解質膜において、空気極側
電極反応層上にYSZからなる層(厚み50μm)をスラ
リーコート法で成膜し、1400℃で焼結させる以外は
実施例1と同様とした。
【0074】
【表1】
【0075】表1に発電試験結果および電解質膜のガス
透過量を示す。実用セルとしての目標出力は出力密度
0.18Wcm-2以上なので本試験では27W以上である。
出力の結果からいずれも実用セルとしての出力性能以上
である。実施例1〜3では、比較例1より高い出力が得
られており、YSZ単独の電解質膜よりSSZからなる層を含
んでいる電解質膜を用いた方が高い出力が得られること
が確認された。また、電解質膜のガス透過量について
は、いずれもQ≦2.8×10-10ms-1Pa-1であり、ガス透過
性の無い膜を作製することができた。さらに、ガス透過
性のデータを良い順に並べると、実施例3、実施例1、
比較例1、実施例2となり実施例3が最もガス透過性の
無い電解質膜を作製しやすく、SSZからなる層を電解質
膜の中間に設けるとより好ましいことが確認された。
【0076】(実施例4)電解質膜におけるSSZから
なる層の厚みを2.5μm(電解質膜全体の膜厚に対して
5%)にした以外は実施例1と同様とした。
【0077】(実施例5)電解質膜におけるSSZから
なる層の厚みを20μm(電解質膜全体の膜厚に対して40
%)にした以外は実施例1と同様とした。
【0078】(実施例6)電解質膜におけるSSZから
なる層の厚みを25μm(電解質膜全体の膜厚に対して50
%)にした以外は実施例1と同様とした。
【0079】(実施例7)電解質膜におけるSSZから
なる層の厚みを45μm(電解質膜全体の膜厚に対して90
%)にした以外は実施例1と同様とした。
【0080】(比較例2)電解質膜におけるSSZから
なる層の厚みを2μm(電解質膜全体の膜厚に対して4%)
にした以外は実施例1と同様とした。
【0081】(比較例3)電解質膜におけるSSZから
なる層の厚みを47μm(電解質膜全体の膜厚に対して94
%)にした以外は実施例1と同様とした。
【0082】
【表2】
【0083】表2に発電試験結果および電解質膜のガス
透過量を示す。出力については、表1に示す比較例1と
比較した。実施例4〜7においては比較例1より高い出
力が得られているが、比較例2では同じ値であり比較例
3では下回る結果となった。比較例2においては、ガス
透過量も比較例1と同程度であることからSSZからなる
層が2μm(電解質膜厚トータルに対して5%未満)ではSSZ
からなる層が薄すぎて効果が出ていないことがわかっ
た。また、比較例3では電解質膜のガス透過量が4.8×1
0-9ms-1Pa-1で、ガス透過性の無い膜の指標であるQ≦
2.8×10-9ms-1Pa-1よりガス透過量が多い膜であるため
出力が低下したと考えられた。よって、電解質膜におけ
るSSZからなる層の厚みは電解質膜のトータル厚みに対
して、5〜90%が好ましいことが確認された。さら
に、ガス透過性の値を比較すると実施例4と5ではQ≦
2.8×10-10ms-1Pa-1であることからよりガス透過性の無
い電解質膜を作製という点においては、SSZからなる層
が5〜40%が好ましいことが確認された。
【0084】(実施例8)電解質膜の焼結温度を135
0℃にした以外は実施例1と同様とした。
【0085】(実施例9)電解質膜の焼結温度を145
0℃にした以外は実施例1と同様とした。
【0086】(実施例10)電解質膜の焼結温度を15
00℃にした以外は実施例1と同様とした。
【0087】(比較例4)電解質膜の焼結温度を130
0℃にした以外は実施例1と同様とした。
【0088】(比較例5)電解質膜の焼結温度を155
0℃にした以外は実施例1と同様とした。
【0089】
【表3】
【0090】表3に発電試験結果および電解質膜のガス
透過量を示す。出力については、表1に示す比較例1と
比較した。実施例8〜10においては比較例1より高い
出力が得られているが、比較例4、比較例5では下回る
結果となった。比較例4においてはガス透過量の結果か
らガス透過性の無い膜が作製できておらず、電解質膜の
焼結が不十分であることが原因である。また、比較例5
においては電解質膜としてはガス透過性の無い膜が作製
できているにも関わらず、出力が低下している。これは
1550℃という高い焼結温度により他の電極との反応
が進行したためと考えられる。以上の結果から電解質膜
の焼結温度としては、1350〜1500℃が好ましい
ことが確認された。
【0091】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、イット
リアを固溶させたジルコニアからなる層と、スカンジア
を固溶させたジルコニアからなる層と、からなる電解質
膜を採用したので、従来用いられてきたイットリアを固
溶させたジルコニアからなる電解質膜を有する固体電解
質型燃料電池より高い出力性能を有する固体電解質型燃
料電池を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】円筒タイプの固体電解質型燃料電池の断面を示
す図である。
【図2】図1に示す固体電解質型燃料電池の空気極、電
解質および燃料極構成について詳細に示した断面図であ
る。
【符号の説明】
1:空気極支持体 2:インターコネクター 3:電解質膜 4:燃料極 5:空気極側電極反応層 6:燃料極側電極反応層

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電解質膜の片面に燃料極、その反対面に
    設けた空気極、からなる単電池と、該単電池を電気的に
    接続するインターコネクターからなる固体電解質型燃料
    電池であって、前記電解質膜がイットリアを固溶させた
    ジルコニアからなる層と、スカンジアを固溶させたジル
    コニアからなる層と、からなることを特徴とする固体電
    解質型燃料電池。
  2. 【請求項2】 電解質膜の片面に燃料極、その反対面に
    設けた空気極、からなる単電池と、該単電池を電気的に
    接続するインターコネクターからなる固体電解質型燃料
    電池であって、前記電解質膜が空気極側から燃料極方向
    へ、イットリアを固溶させたジルコニアからなる層と、
    スカンジアを固溶させたジルコニアからなる層と、イッ
    トリアを固溶させたジルコニアからなる層と、からなる
    ことを特徴とする固体電解質型燃料電池。
  3. 【請求項3】 前記スカンジアを固溶させたジルコニア
    からなる層の厚みは、電解質膜トータルの厚みに対し
    て、5〜90%であることを特徴とする請求項1または
    2に記載の固体電解質型燃料電池。
  4. 【請求項4】 前記スカンジアを固溶させたジルコニア
    からなる層の厚みは、電解質膜トータルの厚みに対し
    て、5〜40%であることを特徴とする請求項3に記載
    の固体電解質型燃料電池。
  5. 【請求項5】 前記イットリアを固溶させたジルコニア
    において、イットリアの固溶量がジルコニア100モル
    %に対して3〜15モル%であることを特徴とする請求
    項1〜4のいずれか一項に記載の固体電解質型燃料電
    池。
  6. 【請求項6】 前記スカンジアを固溶させたジルコニア
    において、スカンジアの固溶量がジルコニア100モル
    %に対して3〜15モル%であることを特徴とする請求
    項1〜5のいずれか一項に記載の固体電解質型燃料電
    池。
  7. 【請求項7】 前記電解質膜を空気極の表面に形成後、
    1350〜1500℃で焼結させてなることを特徴とす
    る請求項1〜6のいずれか一項に記載の固体電解質型燃
    料電池。
  8. 【請求項8】 前記電解質膜を燃料極の表面に形成後、
    1350〜1500℃で焼結させてなることを特徴とす
    る請求項1〜6のいずれか一項に記載の固体電解質型燃
    料電池。
JP2001362729A 2001-11-28 2001-11-28 固体電解質型燃料電池 Pending JP2003163014A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001362729A JP2003163014A (ja) 2001-11-28 2001-11-28 固体電解質型燃料電池

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001362729A JP2003163014A (ja) 2001-11-28 2001-11-28 固体電解質型燃料電池

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003163014A true JP2003163014A (ja) 2003-06-06

Family

ID=19173183

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001362729A Pending JP2003163014A (ja) 2001-11-28 2001-11-28 固体電解質型燃料電池

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003163014A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005108719A (ja) * 2003-09-30 2005-04-21 Toto Ltd 固体酸化物型燃料電池

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005108719A (ja) * 2003-09-30 2005-04-21 Toto Ltd 固体酸化物型燃料電池
JP4496749B2 (ja) * 2003-09-30 2010-07-07 Toto株式会社 固体酸化物型燃料電池

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9252447B2 (en) Composite anode for a solid oxide fuel cell with improved mechanical integrity and increased efficiency
CN101847725B (zh) 一种a缺位型钙钛矿结构固体氧化物燃料电池阴极材料
JP3502012B2 (ja) 固体電解質型燃料電池、およびその製造方法
KR20130123189A (ko) 고체산화물 연료전지용 음극 지지체 및 그 제조방법과 이를 포함한 고체산화물 연료전지
US8337939B2 (en) Method of processing a ceramic layer and related articles
JP2009037874A (ja) 中温作動固体酸化物形燃料電池の空気極支持形単セルの製造方法
KR101186929B1 (ko) 고체 산화물 연료 전지용 금속 산화물 박막의 저온 무수축 제조 방법
KR20120140476A (ko) 고체산화물 연료전지용 소재, 상기 소재를 포함하는 캐소드 및 상기 소재를 포함하는 고체산화물 연료전지
JP4524791B2 (ja) 固体酸化物形燃料電池
Timurkutluk et al. Fabrication and optimization of LSM infiltrated cathode electrode for anode supported microtubular solid oxide fuel cells
JP2007200664A (ja) 固体電解質型燃料電池の製造方法
JP3661676B2 (ja) 固体電解質型燃料電池
JP2004265746A (ja) 固体酸化物形燃料電池
JPH1021935A (ja) 固体電解質型燃料電池
JP6664132B2 (ja) 多孔質構造体とその製造方法、及びそれを用いた電気化学セルとその製造方法
JP3729194B2 (ja) 固体酸化物形燃料電池
JP2003217597A (ja) 固体電解質型燃料電池
JP4496749B2 (ja) 固体酸化物型燃料電池
JP5110337B2 (ja) 固体電解質型燃料電池用電極構造体およびその製造方法
JP2006059611A (ja) セリア系固体電解質型燃料電池及びその製造方法
JP2003243001A (ja) 固体電解質型燃料電池
JP2006059610A (ja) 固体電解質型燃料電池及びその製造方法
JP4192733B2 (ja) 固体酸化物形燃料電池
JPH06196180A (ja) 固体電解質型燃料電池と製造方法
JP2003163014A (ja) 固体電解質型燃料電池