JP2003161837A - 光デバイス - Google Patents

光デバイス

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JP2003161837A
JP2003161837A JP2001361549A JP2001361549A JP2003161837A JP 2003161837 A JP2003161837 A JP 2003161837A JP 2001361549 A JP2001361549 A JP 2001361549A JP 2001361549 A JP2001361549 A JP 2001361549A JP 2003161837 A JP2003161837 A JP 2003161837A
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optical
fiber
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optical element
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Yasushi Katanuma
靖 片沼
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 単にフェルールに設けた素子体実装溝内に磁
石を備えた光学素子体を接着剤で充填固定した光デバイ
スでは、接着剤の硬化収縮による応力が働きフェルール
が湾曲して、その結果、光軸ズレを生じてしまい、結合
ロスが増加するとともに、接着剤の硬化時に光学素子体
を構成している光学素子へ硬化収縮時の応力が加わり、
これが原因となり光学素子体の特性劣化を招き、ひいて
は光デバイスの光学特性が劣化する。 【解決手段】 磁石13を備えた光学素子体K1の光入
出射端に光導波体を配設した光デバイスM1であって、
保護体1内に光導波体を設け、光導波体を分断する素子
体実装溝7内に光学素子体K1を接着剤8で充填固定す
るとともに、光学素子体K1の少なくとも上面を含む外
周側面が磁石13で一体的に包囲されて成ることを特徴
とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光通信機器や光計
測用センサー等に好適に適用され、光ファイバと光アイ
ソレータ等の磁石を備えた光学素子体とを光結合(光接
続)させた光デバイスに関し、特にこの光デバイスの応
力緩和構造に関する。
【0002】
【発明の背景】近年、光技術の発達と共に、光通信や光
計測等の分野において、光ファイバを用いた光信号や光
エネルギーの伝送手段が盛んに利用されている。このよ
うなシステムでは、光源や受光器、波長フィルタやセン
シングのための光学素子、及び光ファイバを光結合させ
る必要がある。
【0003】そして、波長フィルタやセンシングのため
の光学素子を光ファイバの伝送路中に挿入する場合は結
合損失を極小にし、かつこの結合状態を外力の影響なく
保持しなければならない。また、光学素子を光ファイバ
の伝送路中に挿入した光デバイスの小型化の要求によ
り、光学素子と光ファイバの結合部をできるだけ小型化
にしなければならない。
【0004】以下に、光ファイバと光アイソレータ等の
磁石を備えた光学素子(以下、光学素子体ともいう)と
を光結合(光接続)させた光デバイスの一例について説
明する。
【0005】まず、図3に模式的な断面図(光軸を含む
面で切断した断面図)にて示すような光ファイバ体F1
を作製する。すなわち、第1シングルモードファイバ2
a(以下、「シングルモードファイバ」を「SMファイ
バ」ともいう)の一端に第1グレーデッドインデックス
ファイバ3a(以下、「グレーデッドインデックスファ
イバ」を「GIファイバ」ともいう)の一端を接続し、
この第1GIファイバ3aの他端に、焦点距離調節用の
コアレスファイバ4の一端を接続し、さらにこのコアレ
スファイバ4の他端に第2GIファイバ3bの一端を接
続し、この第2GIファイバ3bの他端に第2SMファ
イバ2bの一端を接続して光ファイバ体F1とする。
【0006】次に、図4に模式的な断面図にて示すよう
に、前記光ファイバ体F1をフェルール1内部に配設・
固定し、コアレスファイバ4を分断する素子体実装溝7
を形成して、コアレスファイバ4を第1コアレスファイ
バ4a, 第2コアレスファイバ4bに分離する。
【0007】そして、図5(a),(b)のそれぞれ
に、図4における拡大断面図,光出射側の正面図にて示
すように、偏光子10及び検光子11と、これら偏光子
10と検光子11の間に配置されたファラデー回転子1
2と、このファラデー回転子12の両側の側面に配置さ
れ、ファラデー回転子12に磁界を与える2つの磁石1
4とで構成された光学素子体K2を、図4に示す素子体
実装溝7内に接着剤8で充填固定して光デバイスM2と
することができる。なお、図4に示したP1は光入射方
向を示し、P2は光出射方向を示す。
【0008】このような光デバイスM2においては光学
調芯が不要で、フェルール1内に全ての構成部品が固定
され、さらに第1及び第2コアレスファイバ4a,4b
が空気(屈折率:n=1)より高い屈折率を有し、ビー
ムの広がりが少ないため、結合効率を高くできる上に、
小型でしかも安価に作製が可能であると考えられる。
【0009】しかしながら、このような光デバイスM2
の構成では、素子体実装溝7に光学素子体K2を接着剤
8で充填固定した際に、接着剤8の硬化収縮による応力
が作用することでフェルール1が湾曲し、その結果、光
軸ズレを生ぜしめ、結合ロスが増加するという問題点が
考えられる。
【0010】また、接着剤8の硬化時において光学素子
体K2を構成している光学素子の偏光子10、検光子1
1、及びファラデー回転子12へ硬化収縮時の応力が加
わり、これが原因となって光学素子の特性劣化を招き、
ひいては光デバイスM2の光学特性が劣化してしまうこ
とが考えられる。
【0011】また、磁石14を光学素子体K2の両側に
分離して配置する構成では、光学素子体K2の外周部側
面を一体的に包囲することができないことから、必ず開
口部が存在してしまう。この開口された部分では素子体
実装溝部7に充填される接着剤8と接することになり、
硬化収縮時の応力の影響を受けて、光学素子体K2その
ものが特性劣化するという問題があった。加えて2体の
磁石を精度よく組み立てる際の工程も複雑であり、コス
トが高くなる問題もあった。
【0012】そこで本発明では、安定した光学特性が得
られ、しかも簡便に作製が可能な優れた光デバイスを提
供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の光デバイスは、
磁石を備えた光学素子体の光入出射端に光導波体を配設
した光デバイスであって、保護体内に前記光導波体を設
け、該光導波体を分断する素子体実装溝内に前記光学素
子体を接着剤で充填固定するとともに、前記光学素子体
の少なくとも上面を含む外周側面が前記磁石で一体的に
包囲されて成ることを特徴とする。
【0014】また特に、前記光導波体は、少なくともコ
アレスファイバ、またはモードフィールド径がシングル
モードファイバより大きな光ファイバから成ることを特
徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る光デバイスの
実施形態を模式的に示した図面に基づいて詳細に説明す
る。図1に本発明の光デバイスM1の光軸を含む面で切
断した断面図を模式的に示す。また、図2(a)に光デ
バイスM1を構成する光学素子体K1の図1における拡
大断面図を、図2(b)に光学素子体K1の光出射端に
おける正面図を示す。なお、既に説明した同様な部材に
は同一符号を付すものとする。
【0016】図3にて既に説明したように、まず、光フ
ァイバ体F1を作製する。すなわち、モードフィールド
径(以下、MFDともいう)が10μm程度の光伝送用
の第1SMファイバ2aの一端に、直径が第1SMファ
イバ2aとほぼ同一の第1GIファイバ3aの一端を接
続し、この第1GIファイバ3aの他端に、これと直径
がほぼ同一で焦点距離調節用のコアレスファイバ(また
はGIファイバ3aを光が伝搬することにより拡大され
たMFDを安定させるための大口径SMファイバ)4を
接続し、さらに、このコアレスファイバ(または大口径
SMファイバ)4の他端に第1GIファイバ3aと同様
な第2GIファイバ3bの一端を接続し、この第2GI
ファイバ3bの他端に第1SMファイバ2aと同様な第
2SMファイバ2bの一端を接続して全体が1本の光フ
ァイバ体F1を作製する。
【0017】次に、図1に示すように、この光ファイバ
体F1を例えばジルコニア等のセラミックスから成る筒
状保護体であるフェルール1の内部に配設・固定し、コ
アレスファイバ(または、大口径SMファイバ)4を分
断して、第1及び第2コアレスファイバ(または、大口
径SMファイバ)4a,4bに分離する素子体実装溝7
を形成する。
【0018】そして、図2に示される偏光子10及び検
光子11と、偏光子10と検光子11の間に配置された
ファラデー回転子12と、このファラデー回転子12の
外周に配置され、ファラデー回転子12に磁界を与える
磁石13とで構成された光アイソレータである光学素子
体K1を、図1に示すように素子体実装溝7内に接着剤
8を用い充填固定する。
【0019】ここで、フェルール1はセラミックス以外
に、所望の特性が得られれば金属、ガラス、モールド樹
脂等であってもよい。
【0020】また、第1及び第2GIファイバ3a,3
bは、ファイバの中心軸から離れるにしたがって徐々に
屈折率が下がる軸対称の屈折率分布を持つ光ファイバで
ある。ほとんどのGIファイバはほぼ2乗の屈折率分布
を持ちレンズ効果を有するため、適当な屈折率分布のG
Iファイバを適当な長さで用いれば好適な結合光学系を
構成することができる。
【0021】GIファイバの端面に点光源がある場合に
コリメート光にする条件は、GIファイバの長さが4分
の1周期になる長さ(光線の周期に対応させてピッチ
(P)で表すとP=0.25)であるが、実際に結合効
率が最も高くなるのは、端面が対向するGIファイバか
らのビームウェスト位置が一致するときである。P=
0.25におけるビームウェスト位置は、GIファイバ
の出射端面に位置することになり、第1GIファイバ3
a−第2GIファイバ3b間に光学素子体K1を挿入す
る場合は、ビームウェストの位置は一致しない。そのた
め、GIファイバの出射端面から離れた位置にビームウ
ェストを形成するためには、4分の1周期になる長さよ
りも長く(P>0.25)する条件が必要になる。そこ
で、第1及び第2コアレスファイバ4a,4bの長さ
は、第1及び第2GIファイバ3a,3bによるビーム
スポットが中央で一致するように調整されている。光フ
ァイバ体F1は1本の光ファイバであるのでこれを分断
した場合、2本の光ファイバ間の軸ズレを防止すること
ができる。また、単に第1及び第2SMファイバ2a,
2bどうしを対向させた場合よりも結合効率が良い。
【0022】また、光学素子体K1において、偏光子1
0及び検光子11は結合効率の優れた熱吸収型の薄い平
板状のものを用いることが望ましいが、楔形状、凹形
状、凸形状等の平板以外の形状としてもよい。なお、光
学素子体K1は所望の光学特性(アイソレーション、挿
入損失)が得られるのであれば、これら偏光子10及び
検光子11の代わりに複屈折板を用いたサーキュレータ
を構成してもよい。
【0023】また、磁石13は特に素子体実装溝7に充
填される接着剤8の量を極力少なくし、接着剤8の硬化
収縮により保護体であるフェルール1の湾曲を防止でき
るように、光学素子体K1の外周側面に配置させ、光学
素子体K1の少なくとも上面を含む外周側面を包囲す
る、例えばU字状とするのが望ましい。さらに、磁石1
3は一体的に構成されているので、作製の容易性及び十
分な磁界エネルー特性を有する点で望ましい。本実施形
態では、図2に示すように偏光子10、検光子11、及
びファラデー回転子12で構成された直方体状の素子体
の上面を含む少なくとも3つの外周側面を包囲するよう
にしている。なお、磁石材料としてサマリウム−コバル
ト系や鉄‐ネオジウム−ボロン系などのエネルギー積が
大きな材料を使用すれば小型化等の点で好ましい。ま
た、プラスチック磁石を用いることで光学素子体K2を
一体成形で安価に製造できるメリットがある。また、磁
石13の形状は前記以外に光学素子体K1を構成する光
学素子の少なくとも上面を含む外周側面を包囲できる形
状であれば、1つの開口部を有する馬蹄形状や半円形状
等でもよい。
【0024】光デバイスM1の一端から入射された光信
号は、先端に集光機能を有する第1SMファイバ2aを
伝搬し、第1GIファイバ3aにてビーム径が拡大さ
れ、第1コアレスファイバ4aから出射される。そし
て、素子体実装溝7に配置された光学素子体K1を通過
して、第2コアレスファイバ4bに入射され、第2GI
ファイバ3bにて集光され、第2SMファイバ2bを介
して外部へ出射される。一方、第2SMファイバ2bか
ら入射される戻り光は、光アイソレータである光学素子
体K1により遮断され、第1コアレスファイバ4a側に
入射されることが極力防止される。
【0025】かくして、光デバイスM1によれば、フェ
ルール1内に光導波体を設け、この光導波体を分断する
素子体実装溝7内に光学素子体K1を接着剤8で充填固
定する構成において、一体構造の磁石13を用い、光学
素子体K1の少なくとも上面を含む外周側面が磁石13
で一体的に包囲されていることにより、光学素子体K1
の体積が大きくなり、その結果として素子体実装溝7内
に充填固定される、接着剤8の量を大幅に減少すること
が可能となる。これにより、接着剤8の硬化収縮による
応力が大幅に緩和されてフェルール1が湾曲し光軸ズレ
を生ぜしめることがなく、さらに、接着剤8の硬化時に
おいて光学素子体K1を構成している光学素子の偏光子
10、検光子11、及びファラデー回転子12へ硬化収
縮時の応力が加わることがない。したがって、安定した
光学特性が得られ、信頼性に優れた光デバイスを供給で
きる。また、光学素子体K1を構成する磁石13を一体
構造にすることにより、光学素子体K1及び光デバイス
M1の組立工数及び部品点数の削減がはかられ、低コス
トでの供給が実現可能となる。
【0026】なお、本発明の実施形態は前述の構成に限
定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲
で適宜変更し実施が可能である。
【0027】
【実施例】次に、本発明をより具体化した実施例につい
て説明する。
【0028】まず図3に示すように、MFDが約10μ
mの石英系の第1SMファイバ2aの先端に、屈折率差
△が0.85%、コア径が約105μmの第1GIファ
イバ3aを放電による融着加工で接続し、約780μm
の長さにカットした後、この第1GIファイバ3aの他
端に、n=1.46の屈折率を持つコアレスファイバ4
を放電による融着加工で接続し1600μmの長さにカ
ットし、さらにコアレスファイバ4の他端に第1GIフ
ァイバ3aと同様な第2GIファイバ3b、第1SMフ
ァイバ2aと同様な第2SMファイバ2bを、この順で
融着接続して光ファイバ体F1を作製した。
【0029】次に、図1に示すように、この光ファイバ
体F1を直径約1.25mmのジルコニアのフェルール
1の内部にエポキシ系の熱硬化型接着剤にて固定し、コ
アレスファイバ4を分断して第1及び第2コアレスファ
イバ4a,4bに分離すべく、素子体実装溝7(幅90
0μm、深さ800μm)をダイサーにより切削加工で
形成した。
【0030】そして、厚さ850μmの光学素子体(光
アイソレータ)K1を適当な磁界を与えながら偏光子1
0、検光子11、ファラデー回転子12を適当な特性が
得られるように光学調整してエポキシ系の熱硬化型接着
剤の接着剤にて固定したものを、さらにサマリウム−コ
バルト系から成る磁石13とエポキシ系樹脂の熱硬化型
接着剤で固定した後に、素子体実装溝7に設置した。そ
の後、光学素子体K1を透光性のエポキシ系樹脂である
紫外線硬化型接着剤8で固定して光デバイスM1を作製
した。また同時に、同様な手順にて比較例として光デバ
イスM2を作製した。
【0031】ここで、光デバイスM1に搭載した磁石1
3は光デバイスM2に搭載した磁石14より体積の大き
いものを使用した。これは、素子体実装溝7に充填する
紫外線硬化型接着剤8の充填量を減少させることが可能
となり、硬化収縮時に発生する応力を緩和させることを
目的としている。また、光デバイスM1に搭載した磁石
13を一体構造とすることにより、光学素子体K1を構
成している光学素子である偏光子10、検光子11、フ
ァラデー回転子12へ働く応力を物理的に遮断できるこ
とから、特性劣化に対して緩和される効果も期待でき
る。
【0032】次に、このようにして作製した光デバイス
M1,M2の各光学特性の評価結果を下記に示す。サン
プル数N=15にて、挿入損失およびアイソレーション
の測定を、光伸光学(株)社製TUNABLE LDLI
GHT SOURCE(型番LS―601A)を光源と
して用い、HEWLETT PACKARD社製のディ
テクター(型番 8153A)を、組み合わせて光学評
価系を構築して測定を行った。また、フェルール湾曲角
度は(株)島津製作所製の抗折強度試験器(型番AGS−
500A)を用いて、フェルール1の長手方向の反りを
測定した。具体的には、フェルール1の長手方向一端を
治具に保持し、フェルール1の外周部の複数箇所を円周
測定してその中心を求め、回転基準軸に対し中心のずれ
量をフェルール湾曲角度として測定した。
【0033】本測定結果は、光デバイスM2における挿
入損失,アイソレーション,フェルール湾曲角度の各平
均は、1.78dB,26.7dB,0.74度であっ
たのに対し、光デバイスM1における平均は、0.45
dB,41.6dB,0.01度であった。このよう
に、フェルール1の湾曲がほとんど生じなかったので、
光デバイスM1は光デバイスM2に対して格段に改善さ
れていることを確認し、挿入損失及びアイソレーション
といった光学特性が使用上全く問題のないレベルの特性
であったことも確認した。
【0034】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の光デバイ
スによれば、保護体内に光導波体を設け、この光導波体
を分断する素子体実装溝内に光学素子体を接着剤で充填
固定する構成において、一体構造の磁石を用い、光学素
子体の少なくとも上面を含む外周側面が磁石で一体的に
包囲されていることにより、安定した光学特性が得ら
れ、信頼性に優れた光デバイスを供給できる。
【0035】また、光学素子体を構成する磁石を一体構
造にすることにより、光学素子体及び光デバイスの組立
工数及び部品点数の削減がはかられ、低コストでの供給
が実現可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る光デバイスの実施形態を模式的に
説明する断面図である。
【図2】図1における光デバイスを構成する光学素子体
を模式的に説明する図であり、(a)は拡大断面図、
(b)は正面図である。
【図3】光ファイバ体を模式的に説明する側面図であ
る。
【図4】光デバイスの一例を模式的に説明する断面図で
ある。
【図5】図4における光デバイスを構成する光学素子体
を模式的に説明する図であり、(a)は拡大断面図、
(b)は正面図である。
【符号の説明】
1:基体 2a:第1SMファイバ 2b:第2SMファイバ 3a:第1GIファイバ 3b:第2GIファイバ 4:コアレスファイバ(または、大口径SMファイバ) 4a:第1コアレスファイバ(または、第1大口径SM
ファイバ) 4b:第2コアレスファイバ(または、第1大口径SM
ファイバ) 7:素子体実装溝 8:接着剤 10:偏光子 11:検光子 12:ファラデー回転子 13,14:磁石 M1,M2:光デバイス F1:光ファイバ体 K1,K2:光学素子体

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁石を備えた光学素子体の光入出射端に
    光導波体を配設した光デバイスであって、保護体内に前
    記光導波体を設け、該光導波体を分断する素子体実装溝
    内に前記光学素子体を接着剤で充填固定するとともに、
    前記光学素子体の少なくとも上面を含む外周側面が前記
    磁石で一体的に包囲されて成ることを特徴とする光デバ
    イス。
  2. 【請求項2】 前記光導波体は、少なくともコアレスフ
    ァイバ、またはモードフィールド径がシングルモードフ
    ァイバより大きな光ファイバから成ることを特徴とする
    請求項1に記載の光デバイス。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20220404558A1 (en) * 2019-08-28 2022-12-22 Kyocera Corporation Optical module and optical unit

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US20220404558A1 (en) * 2019-08-28 2022-12-22 Kyocera Corporation Optical module and optical unit

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