JP2003161704A - 半導体ウェーハの欠陥検出方法 - Google Patents

半導体ウェーハの欠陥検出方法

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JP2003161704A
JP2003161704A JP2001362920A JP2001362920A JP2003161704A JP 2003161704 A JP2003161704 A JP 2003161704A JP 2001362920 A JP2001362920 A JP 2001362920A JP 2001362920 A JP2001362920 A JP 2001362920A JP 2003161704 A JP2003161704 A JP 2003161704A
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Japan
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semiconductor wafer
defect
light
detecting
semiconductor
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JP2001362920A
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Kazuya Togashi
和也 富樫
Katsuo Nozaki
勝雄 野崎
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Sumco Techxiv Corp
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Komatsu Electronic Metals Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】半導体ウェーハの表面に存在する欠陥の検出
を、安定して高感度で行うことができるようにする。 【解決手段】半導体ウェーハ1′を構成する半導体の結
晶の方向を基準にして、異方性を有した欠陥6の長手方
向に沿って光Lを走査し、半導体ウェーハ表面2aに存
在する異方性を有した欠陥6の有無を検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体ウェーハの
表面に存在する欠陥を検出する方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】半導
体デバイスは半導体ウェーハ上に薄膜を形成する工程を
経て作成される。
【0003】図2(a)は半導体ウェーハとしてシリコ
ン(Si)ウェーハを想定し、シリコンウェーハ基板1
の上にエピタキシャル成長層2が形成された後のシリコ
ンウェーハ1′の断面を示している。すなわちCVD装
置の炉内で、薄膜の原料ガス、たとえばトリクロルシラ
ン(SiHCl3)がシリコン基板1の表面1aに供給さ
れる。そしてトリクロルシランの化学反応によってシリ
コン基板1の表面1aに同じシリコンの薄膜2がエピタ
キシャル成長によって形成されていく。
【0004】このようにして原子配列がシリコン基板1
と同一の結晶が、基板1上に形成される。エピタキシャ
ル成長層2の表面を2aとする。
【0005】図3(a)はシリコンウェーハ基板1を上
面からみた図であり、シリコンウェーハ基板1を構成す
るシリコン原子の結晶の配列の様子を模式的に示してい
る。また図3(b)はシリコン結晶の基本格子を示し
(100)結晶面の場所を示している。
【0006】図3(a)に示すように、シリコンウェー
ハ基板1単体では、シリコンウェーハ表面1aと、シリ
コン結晶の(100)面とが平行となるような結晶構造
となっている。
【0007】シリコンウェーハ基板1上に形成されるエ
ピタキシャル成長層2についても図3(a)と同様な原
子配列の結晶構造であるものと考えられる。
【0008】しかし図2(b)に示すようにシリコンウ
ェーハ1の表面1aに、金属汚染、ゴミ、キズ等の異物
3が存在する場合、その異物を核にして、原子配列が図
3(a)に示すものと異なる結晶4が成長することがあ
る。これは結晶欠陥の一種であり、積層欠陥(スタッキ
ング・フォルト;SF)と呼ばれている。
【0009】図4(a)は図3(a)に対応させて、エ
ピタキシャル成長層2が形成された後のシリコンウェー
ハ1′の表面2aを上面からみた図である。また図4
(b)はシリコン結晶の基本格子における(110)方
向を示している。
【0010】図4(a)に示すように積層欠陥4と正常
なエピタキシャル成長層2との境界5は、上面からみて
略正方形であり一定の方向を向いている。境界5の方向
は、シリコン結晶の(110)方向に一致している。
【0011】図5は図4(a)を45度回転させた状態
を示している。
【0012】図5に示すように、積層欠陥4の境界5の
うち特定の方向の境界線5aに沿って、非常に細長い、
つまり異方性の顕著なピット6が発生することがある。
【0013】ピット6は耐圧不良等を招き半導体デバイ
スの不良の原因となる。このためシリコンウェーハ1′
の表面2aに存在するピット6の有無、数を計測して、
計測結果に基づき、不良なシリコンウェーハを除去する
ことが必要になる。また計測結果から不良の原因を突き
とめシリコンウェーハの歩留まりを高める必要がある。
【0014】そこで従来より、パーティクルカウンタを
用いてシリコンウェーハ1′の表面2aに存在するピッ
ト6の数を計測するようにしている。
【0015】パーティクルカウンタは、シリコンウェー
ハ1′の表面2aでレーザ光を一定方向に走査して、表
面2aで反射した散乱光の強度を測定して、表面2aに
存在するピット6の有無を検出するものであり、表面2
aの全体にわたってレーザ光を走査したときの計測結果
から、シリコンウェーハ1′の表面2aに存在するピッ
ト6の数をカウントすることができる。
【0016】ところが従来はレーザ光を走査する方向が
定まっておらず、同一のシリコンウェーハ1′を試料と
して使用したとしても、計測の結果得られるピット6の
数が、計測する人間によってばらつくことがあった。す
なわちシリコンウェーハ1′の表面2aにおける欠陥の
計測を安定して高感度で行うことができなかった。
【0017】本発明はこうした実状に鑑みてなされたも
のであり、半導体ウェーハの表面に存在する欠陥の検出
を、安定して高感度で行うことができるようにすること
を第1の解決課題とするものである。
【0018】またシリコンウェーハ1′の表面に存在す
る欠陥には、上述したピット6のような異方性を有した
欠陥もあり、また円形の突起のような等方性を有した欠
陥もある。
【0019】しかしながらパーティクルカウンタという
計測器は本来、上述したように欠陥に反射したときの散
乱光の強度から、欠陥の有無を検出するものでしかな
く、異方性を有した欠陥と等方性を有した欠陥を識別す
ることまではできなかった。
【0020】また従来は、ウェーハに対してレーザ光を
走査する方向が定まっていなかったことから、ある方向
にレーザ光を走査したときには、等方性を有した欠陥を
精度よく検出することができるものの、異方性を有した
結果についてはこれを見逃し精度よく検出することがで
きないことがあった。
【0021】このように従来にあっては、異方性を有し
た欠陥と等方性を有した欠陥とを識別することはでき
ず、レーザ光を走査する方向によっては、異方性を有し
た欠陥を見逃してしまうことがあった、本発明はこうし
た実状に鑑みてなされたものであり、パーティクルカウ
ンタのように、半導体ウェーハ表面でレーザ光を一定方
向に走査することによって欠陥を検出する計測器を用い
て、異方性を有した欠陥と等方性を有した欠陥とを高精
度に識別して、両者の欠陥の数を高精度に検出できるよ
うにすることを第2の解決課題とするものである。
【0022】またパーティクルカウンタという計測器は
本来、上述したように欠陥に反射したときの散乱光の強
度から、欠陥の有無を検出するものでしかなく、異方性
が異なる各種の欠陥を識別することまではできなかっ
た。
【0023】そこで本発明は、パーティクルカウンタの
ように、半導体ウェーハ表面でレーザ光を一定方向に走
査することによって欠陥を検出する計測器を用いて、異
方性が異なる各欠陥を高精度に識別して、異方性の異な
る欠陥毎に欠陥の数を高精度に検出できるようにするこ
とを第3の解決課題とするものである。
【0024】またパーティクルカウンタという計測器は
本来、上述したように欠陥に反射したときの散乱光の強
度から、欠陥の有無を検出するものでしかなく、サイズ
または形状が異なる各種の欠陥を識別することまではで
きなかった。
【0025】そこで本発明は、パーティクルカウンタの
ように、半導体ウェーハ表面でレーザ光を一定方向に走
査することによって欠陥を検出する計測器を用いて、サ
イズまたは形状が異なる各欠陥を高精度に識別して、サ
イズまたは形状が異なる欠陥毎に欠陥の数を高精度に検
出できるようにすることを第4の解決課題とするもので
ある。
【0026】
【課題を解決するための手段および効果】そこで第1発
明は、第1の解決課題を達成するために、半導体ウェー
ハの表面で光を一定方向に走査し散乱光を測定すること
により、半導体ウェーハの表面に存在する欠陥の有無を
検出する半導体ウェーハの欠陥検出方法において、前記
半導体ウェーハを構成する半導体の結晶の方向を基準と
する一定方向に、光を走査することにより、半導体ウェ
ーハ表面に存在する欠陥の有無を検出することを特徴と
する。
【0027】すなわち図6に示すように、半導体ウェー
ハ1′を構成する半導体の結晶の方向を基準とする一定
方向L1に、光を走査することにより、半導体ウェーハ
表面2aに存在する欠陥6の有無を検出する。
【0028】第1発明によれば、ピット6に対してレー
ザ光が走査する方向が一義的に定まるので、半導体ウェ
ーハ1′の表面2aに存在する欠陥6の検出を、安定し
て行うことができるようになる。
【0029】第2発明は、第1の解決課題を達成するた
めに、半導体ウェーハの表面で光を一定方向に走査し散
乱光を測定することにより、半導体ウェーハの表面に存
在する異方性を有した欠陥の有無を検出する半導体ウェ
ーハの欠陥検出方法において、前記半導体ウェーハを構
成する半導体の結晶の方向を基準にして、前記異方性を
有した欠陥の長手方向に沿って光を走査することによ
り、半導体ウェーハ表面に存在する異方性を有した欠陥
の有無を検出することを特徴とする。
【0030】すなわち図1に示すように、半導体ウェー
ハ1′を構成する半導体の結晶の方向を基準にして、異
方性を有した欠陥6の長手方向に沿って光Lを走査し、
半導体ウェーハ表面2aに存在する異方性を有した欠陥
6の有無を検出する。
【0031】第2発明によれば、ピット6の長手に対し
てレーザ光Lが走査するので、散乱光の強度が最大とな
り、半導体ウェーハ1′の表面2aに存在する異方性を
有した欠陥6の検出を、安定して高感度で行うことがで
きるようになる。
【0032】第3発明は、第2発明において、前記異方
性を有した欠陥は、積層欠陥(スタッキング・フォル
ト)の境界に沿って細長いピットであることを特徴とす
る。
【0033】第4発明は、第2の解決課題を達成するた
めに、半導体ウェーハの表面で光を一定方向に走査し散
乱光を測定することにより、半導体ウェーハの表面に存
在する欠陥の有無を検出する半導体ウェーハの欠陥検出
方法において、前記半導体ウェーハを構成する半導体の
結晶の方向を基準にして、所定角度ずつ半導体ウェーハ
に対する光の相対的な走査方向を変化させつつ、散乱光
を測定し、前記所定角度ずつ変化させる毎に得られた測
定結果を比較することにより、等方性を有した欠陥と異
方性を有した欠陥とを識別することを特徴とする。
【0034】すなわち図7(a)、(b)、(c)、
(d)に示すように、半導体ウェーハ1′を構成する半
導体の結晶の方向を基準にして、所定角度ずつ半導体ウ
ェーハ1′に対する光の相対的な走査方向を変化させつ
つ、散乱光を測定する。そして所定角度ずつ変化させる
毎に得られた測定結果を比較することにより、等方性を
有した欠陥と異方性を有した欠陥とを識別する。
【0035】これによりパーティクルカウンタのよう
に、半導体ウェーハ表面2aでレーザ光を一定方向に走
査することによって欠陥を検出する計測器を用いて、異
方性を有した欠陥と等方性を有した欠陥とを高精度に識
別でき、両者の欠陥の数を高精度に検出することができ
るようになる。
【0036】第5発明は、第3の解決課題を達成するた
めに、半導体ウェーハの表面で光を一定方向に走査し散
乱光を測定することにより、半導体ウェーハの表面に存
在する欠陥の有無を検出する半導体ウェーハの欠陥検出
方法において、前記半導体ウェーハを構成する半導体の
結晶の方向を基準にして、所定角度ずつ半導体ウェーハ
に対する光の相対的な走査方向を変化させつつ、散乱光
を測定し、前記所定角度ずつ変化させる毎に得られた測
定結果を比較することにより、異方性が異なる各欠陥を
識別することを特徴とする。
【0037】第6発明によれば、第5発明と同様にし
て、異方性が異なる各種欠陥を高精度に識別でき、異方
性が異なる欠陥毎に欠陥の数を高精度に検出することが
できるようになる。
【0038】第6発明は、第4の解決課題を達成するた
めに、半導体ウェーハの表面で光を一定方向に走査し散
乱光を測定することにより、半導体ウェーハの表面に存
在する欠陥の有無を検出する半導体ウェーハの欠陥検出
方法において、前記半導体ウェーハを構成する半導体の
結晶の方向を基準にして、所定角度だけ半導体ウェーハ
に対する光の相対的な走査方向を変化させて、散乱光を
測定し、前記測定した散乱光の強度の大きさに応じて、
サイズまたは形状が異なる各欠陥を識別することを特徴
とする。
【0039】すなわち図8に示すように、第2発明と同
様に半導体ウェーハ1′を構成する半導体の結晶の方向
を基準にして、異方性を有した欠陥6の長手方向に沿っ
て光Lを走査する。このとき測定した散乱光の強度の大
きさに応じて、サイズまたは形状が異なる各種類の欠陥
A、B、Cを識別する。
【0040】第6発明によれば、パーティクルカウンタ
のように、半導体ウェーハ表面2aでレーザ光を一定方
向に走査することによって欠陥を検出する計測器を用い
て、サイズまたは形状が異なる各種類の欠陥A、B、C
を高精度に識別して、サイズまたは形状が異なる欠陥
A、B、C毎に欠陥の数を高精度に検出することができ
るようになる。
【0041】第7発明は、半導体ウェーハの表面で光を
一定方向に走査し散乱光を測定することにより、半導体
ウェーハの表面に存在する欠陥の有無を検出する半導体
ウェーハの欠陥検出方法において、前記半導体ウェーハ
の表面を観察して欠陥の長手方向を特定する工程と、前
記特定された欠陥の長手方向に沿って、光を走査するこ
とにより、半導体ウェーハ表面に存在する欠陥の有無を
検出する工程とを含むことを特徴とする。
【0042】まず半導体ウェーハ1あるいは1′の表面
を顕微鏡等で観察して、表面で発生した欠陥の長手方向
を探索する。具体的にはノッチ2bを目印にして欠陥の
長手方向を特定する。そして、この欠陥の長手方向に、
光Lが走査するよう半導体ウェーハ1あるいは1′を位
置決めする。
【0043】つぎに、パーティクルカウンタなどの計測
器を作動させ、計測器から出射された光Lを、欠陥の長
手方向に沿って走査させる。
【0044】光Lが欠陥の長手方向に沿って走査するた
め欠陥で反射して散乱する散乱光の強度は最大となり、
欠陥を高感度で検出することができる。
【0045】以上のように第7発明によれば、半導体ウ
ェーハ1あるいは1′の表面に存在する欠陥の検出を、
安定して高感度で行うことができるようになる。
【0046】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明に係る
半導体ウェーハの欠陥検出方法の実施の形態について説
明する。
【0047】なお以下に説明する実施形態では、半導体
ウェーハとしてシリコンウェーハを想定し図2(a)で
説明したように、エピタキシャル成長後のシリコンウェ
ーハ1′の表面2aに存在する積層欠陥4を、パーティ
クルカウンタを用いて検出する場合を想定する。なおパ
ーティクルカウンタとして、たとえば商品名「WIS−
CR82」、「SFS6220」の装置を使用すること
ができる。
【0048】・第1の実施形態 図1は図5に対応する図でありシリコンウェーハ1′を
図5に示す状態から反時計回りに90゜回転させた状態
を示している。
【0049】すなわちシリコンウェーハ1′の表面2a
には、積層欠陥4が存在する。この積層欠陥4と正常な
エピタキシャル成長層2との境界5は、上面からみて略
正方形であり一定の方向を向いている。境界5の方向
は、シリコン結晶の(110)方向に一致している。つ
まり境界5はシリコン結晶の方向を基準とした一定の方
向に存在する。
【0050】積層欠陥4の境界5のうち特定の方向の境
界線5aに沿って、非常に細長い、つまり異方性の顕著
なピット6が発生する。つまりピット6の長手方向は、
シリコン結晶の方向を基準とした一定の方向に一致す
る。
【0051】ここでシリコンウェーハ1′には、シリコ
ン結晶の方向(結晶方位)を特定して示すノッチ2bが
付与されている。そしてピット6の長手方向は、シリコ
ン結晶方位に対して45゜だけ傾斜させた方向に一致し
ている。一方レーザ光Lの走査方向は固定されている。
したがってシリコンウェーハ1′を回転させてノッチ2
bの位置を変化させれば、シリコン結晶方位に対するレ
ーザ走査方向が変化しこれに応じてピット6の長手方向
に対するレーザ走査方向が変化する。
【0052】したがってノッチ2bを目印にして境界線
5aの方向つまりピット6の長手方向に、レーザ光Lが
走査するようシリコンウェーハ1′を位置決めすること
ができる。具体的には図5に示すようにレーザ光Lの走
査方向を図中左向きに固定すると、標準状態ではノッチ
2bはシリコンウェーハ1′の図中上側に位置されてい
る。これをシリコンウェーハ1′が「0゜」に位置決め
されている状態と定義する。そしてこの標準状態から反
時計回りにシリコンウェーハ1′を90゜ずつ回転させ
たときの位置(レーザ光の走査方向を固定したまま)
を、それぞれ「90゜」、「180゜」、「270゜」
の位置とする。図1は図5の「0゜」の標準位置からシ
リコンウェーハ1′を「90゜」の位置に変化させた状
態を示している。
【0053】このようにシリコンウェーハ1′を「90
゜」の位置に位置決めして、パーティクルカウンタから
出射されるレーザ光Lの走査方向を、ピット6の長手方
向に一致させる。
【0054】パーティクルカウンタを作動させると、パ
ーティクルカウンタから出射されたレーザ光Lは、ピッ
ト6の長手方向に沿って走査する。
【0055】レーザ光Lがピット6の長手方向に沿って
走査するためピット6で反射して散乱する散乱光の強度
は最大となり、ピット6を高感度で検出することができ
る。
【0056】パーティクルカウンタから出射されたレー
ザ光Lは、シリコンウェーハ1′の表面2aの全面にわ
たり走査する。このためシリコンウェーハ1′の表面2
aの全体にわたってレーザ光Lを走査した結果から、シ
リコンウェーハ1′の表面2aに存在するピット6の数
を高精度に計測することができる。
【0057】以上のように本第1の実施形態によれば、
シリコンウェーハ1′の表面2aに存在するピット6の
検出を、安定して高感度で行うことができるようにな
る。
【0058】・第2の実施形態 上述した第1の実施形態では、レーザ光Lの走査方向と
ピット6の長手方向を一致させている。
【0059】しかし必ずしもレーザ光Lの走査方向とピ
ット6の長手方向を一致させている必要はなく、図6に
示すようにシリコンウェーハ1′を構成するシリコン結
晶の方向を基準とする一定方向L1またはL2方向または
L3方向に、レーザ光を走査するものであればよい。つ
まりピット6の長手方向に対して一定の角度を有した方
向にレーザ光を走査してもよい。
【0060】ただし、L3にて示すように、レーザ光の
走査方向がピット6の幅方向に一致する場合には、散乱
光の強度が弱くなり場合によってはパーティクルカウン
タの検出限界以下になるおそれがある。
【0061】以上のように本第2の実施形態によれば、
シリコンウェーハ1′を構成するシリコン結晶の方向を
基準とする一定方向に、レーザ光を走査しているので、
シリコンウェーハ1′の表面2aに存在するピット6の
検出を、安定して行うことができるようになる。
【0062】・第3の実施形態 つぎに、シリコンウェーハ1′の表面2aに、上述した
ピット6のような異方性を有した欠陥と、略円形の突起
のような等方性を有した欠陥とが混在して存在する場合
に好適な計測方法について説明する。
【0063】図7(a)、(b)、(c)、(d)は、
シリコンウェーハ1′を「0゜」、「90゜」、「18
0゜」、「270゜」の位置に順次位置決めして、シリ
コンウェーハ1′に対する相対的なレーザ走査方向を順
次90゜づつ変化させたときの計測結果をそれぞれ示し
ている。図7(a)〜(d)に示すようにシリコンウェ
ーハ表面2aの各位置は、X−Y座標系の座標位置で特
定される。図7(a)〜(d)に示される黒丸は、シリ
コンウェーハ表面2aの各座標位置に存在する欠陥を示
している。
【0064】上述したように異方性を有したピット6
は、レーザ光Lがピット6の長手方向に沿って走査され
ているとき、つまりシリコンウェーハ1′が「90
゜」、「270゜」に位置決めされているときに、散乱
光の強度が強くなり高感度に検出することができる。こ
れに対してレーザ光Lがピット6の幅方向に沿って走査
されているとき、つまりシリコンウェーハ1′が「0
゜」、「180゜」に位置決めされているときには、散
乱光の強度が弱くなり高感度で検出できなくなる。
【0065】これに対して等方性を有した欠陥は、シリ
コンウェーハ1′が「0゜」、「90゜」、「180
゜」、「270゜」のいずれの位置に位置決めされた場
合であっても、同等の感度で検出される。
【0066】以上のことから図7(a)、(b)、
(c)、(d)に示すように、「90゜」で計測された
欠陥(図7(b))、「270゜」で計測された欠陥
(図7(d))から、「0゜」で計測された欠陥(図8
(a))、「180゜」で計測された欠陥(図7
(c))を取り除いた欠陥が、異方性を有した欠陥つま
りピット6であり、それ以外の欠陥が等方性を有した欠
陥であると識別することができる。
【0067】以上のよに本第3の実施形態によれば、パ
ーティクルカウンタのように、半導体ウェーハ1′の表
面2aでレーザ光Lを一定方向に走査することによって
欠陥を検出する計測器を用いて、異方性を有した欠陥と
等方性を有した欠陥とを高精度に識別することが可能と
なり、両者の欠陥の数を高精度に検出できるようにな
る。
【0068】・第4の実施形態 上述した第3の実施形態では、異方性の顕著なピット6
と等方性を有した欠陥とを識別する場合を想定したが、
異方性の強弱、対称性の異なる欠陥同士であれば、これ
らの欠陥同士を同様な方法で識別することができ、ウェ
ーハ表面に存在する各種類の結晶欠陥を分類することが
可能になる。
【0069】すなわち第3の実施形態と同様の方法を適
用して、異方性の強弱、異方性の対称性等が異なる各種
類の欠陥を識別でき、異方性が異なる欠陥毎に、その欠
陥の数を高精度に検出することができる。
【0070】・第5の実施形態 シリコンウェーハ1′の表面2aには、サイズが異なる
各欠陥が顕れる。
【0071】欠陥のサイズを「散乱サイズ」で定義し、
3種類の欠陥A、B、Cを、パーティクルカウンタを用
いて検出したときのグラフを図8に示す。
【0072】この第5の実施形態では、第1の実施形態
と同様にシリコンウェーハ1′を「90゜」の位置に位
置決めして計測した。
【0073】図8において横軸はシリコンウェーハ1′
の表面2aの各欠陥を特定する番号を示しており、各欠
陥に番号1、2、3…を付与している。図8の縦軸は散
乱サイズ(um)を示し、散乱光の強度に対応してい
る。
【0074】このようにシリコンウェーハ1′を「90
゜」に位置決めして、レーザ光Lをシリコン結晶方位を
基準とする特定の方向(ピット6の長手方向)に沿って
走査すると、それぞれ異なる散乱強度が測定される。こ
の測定結果から、それぞれ異なる散乱サイズの欠陥A、
B、Cを識別し分類することができる。具体的には欠陥
Aの平均散乱サイズは1.80umとなり、欠陥Bの平
均散乱サイズは1.25umとなり、欠陥Cの平均散乱
サイズは1.05umとなった。これは顕微鏡を用いて
測定したサイズと一致した。
【0075】なお本実施形態ではサイズが異なる各種類
の欠陥A、B、Cを識別しているが、形状が異なる各種
欠陥を同様にして識別することができる。
【0076】以上のように本実施形態によれば、サイズ
または形状が異なる各種類の欠陥を識別でき、サイズ毎
に、あるいは形状毎に、その欠陥の数を高精度に検出す
ることができる。
【0077】・第6の実施形態 ところで、上述した第1の実施形態では、シリコン結晶
方位を基準にしてピット6の長手方向を定め、このピッ
ト6の長手方向に沿ってレーザ光Lが走査するようシリ
コンウェーハ1′を位置決めして、ピット6を高感度で
検出するようにしている。しかし、シリコン結晶方位を
基準にするのではなく、実際にウェーハ表面を観察した
結果からピット6の長手方向を定めてもよい。また、こ
の方法は、シリコンウェーハの表面に発生したスクラッ
チキズ、加工キズなどのキズを検出する場合にも適用す
ることができる。以下「欠陥」とは、キズやピット6な
どの結晶欠陥を含む意味で使用する。
【0078】すなわち、まずエピタキシャル成長層2が
積層されていないシリコンウェーハ1あるいはエピタキ
シャル成長層2が積層されたシリコンウェーハ1′の表
面を顕微鏡等で観察して、表面で発生した欠陥(キズや
ピット6など)の長手方向を特定する。具体的には、顕
微鏡の観察結果から、ノッチ2bに対して欠陥の長手方
向がいずれの角度だけ傾斜しているのかを測定する。そ
して、この特定された欠陥の長手方向に沿って、レーザ
光Lが走査するようシリコンウェーハ1あるいは1′を
位置決めする。
【0079】つぎに、パーティクルカウンタを作動さ
せ、パーティクルカウンタから出射されたレーザ光L
を、欠陥の長手方向に沿って走査させる。
【0080】レーザ光Lが欠陥の長手方向に沿って走査
するため欠陥で反射して散乱する散乱光の強度は最大と
なり、欠陥を高感度で検出することができる。
【0081】パーティクルカウンタから出射されたレー
ザ光Lは、シリコンウェーハ1あるいは1′の表面の全
面にわたり走査する。このためシリコンウェーハ1ある
いは1′の表面の全体にわたってレーザ光Lを走査した
結果から、シリコンウェーハ1あるいは1′の表面に存
在する欠陥の数を高精度に計測することができる。
【0082】以上のように本第6の実施形態によれば、
シリコンウェーハ1あるいは1′の表面に存在する欠陥
の検出を、安定して高感度で行うことができるようにな
る。
【0083】以上説明した各実施形態では、シリコンウ
ェーハを想定したが、本発明としては半導体であれば他
の材料のウェーハにも適用することができる。たとえば
半導体材料としてGaAs(ガリウム砒素)、Ge(ゲル
マニウム)を使用する場合にも適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は実施形態のシリコンウェーハを示す上面
図である。
【図2】図2(a)、(b)はシリコンウェーハの断面
図である。
【図3】図3(a)はシリコンウェーハの上面図で図3
(b)はシリコン基本格子を示す斜視図である。
【図4】図4(a)はシリコンウェーハ表面に存在する
積層欠陥の境界を示す図で、図4(b)は積層欠陥の境
界の方向とシリコン基本格子の関係を示す図である。
【図5】図5はシリコンウェーハ表面に存在する積層欠
陥の境界に顕れるピットを示す図である。
【図6】図6のシリコンウェーハの位置決めの基準とな
るピットを示す図である。
【図7】図7(a)、(b)、(c)、(d)はシリコ
ンウェーハを各位置に位置決めしたときにウェーハ表面
で検出される各欠陥を示す図である。
【図8】図8はシリコンウェーハ表面に存在する各欠陥
をサイズごとに識別されることを示すグラフである。
【符号の説明】
1 シリコン基板 2 エピタキシャル成長層 1′ シリコンウェーハ 6 ピット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2G051 AA51 AB07 BA10 BC06 CA11 CB05 EC01 2G059 BB16 EE02 GG01 KK07 4M106 AA01 BA05 CA42 CA43 CA45 DB08 DB16

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体ウェーハの表面で光を一定方
    向に走査し散乱光を測定することにより、半導体ウェー
    ハの表面に存在する欠陥の有無を検出する半導体ウェー
    ハの欠陥検出方法において、 前記半導体ウェーハを構成する半導体の結晶の方向を基
    準とする一定方向に、光を走査することにより、半導体
    ウェーハ表面に存在する欠陥の有無を検出することを特
    徴とする半導体ウェーハの欠陥検出方法。
  2. 【請求項2】 半導体ウェーハの表面で光を一定方
    向に走査し散乱光を測定することにより、半導体ウェー
    ハの表面に存在する異方性を有した欠陥の有無を検出す
    る半導体ウェーハの欠陥検出方法において、 前記半導体ウェーハを構成する半導体の結晶の方向を基
    準にして、前記異方性を有した欠陥の長手方向に沿って
    光を走査することにより、半導体ウェーハ表面に存在す
    る異方性を有した欠陥の有無を検出することを特徴とす
    る半導体ウェーハの欠陥検出方法。
  3. 【請求項3】 前記異方性を有した欠陥は、積層欠
    陥(スタッキング・フォルト)の境界に沿って細長いピ
    ットであることを特徴とする請求項2記載の半導体上ウ
    ェーハの欠陥検出方法。
  4. 【請求項4】 半導体ウェーハの表面で光を一定方
    向に走査し散乱光を測定することにより、半導体ウェー
    ハの表面に存在する欠陥の有無を検出する半導体ウェー
    ハの欠陥検出方法において、 前記半導体ウェーハを構成する半導体の結晶の方向を基
    準にして、所定角度ずつ半導体ウェーハに対する光の相
    対的な走査方向を変化させつつ、散乱光を測定し、 前記所定角度ずつ変化させる毎に得られた測定結果を比
    較することにより、等方性を有した欠陥と異方性を有し
    た欠陥とを識別することを特徴とする半導体ウェーハの
    欠陥検出方法。
  5. 【請求項5】 半導体ウェーハの表面で光を一定方
    向に走査し散乱光を測定することにより、半導体ウェー
    ハの表面に存在する欠陥の有無を検出する半導体ウェー
    ハの欠陥検出方法において、 前記半導体ウェーハを構成する半導体の結晶の方向を基
    準にして、所定角度ずつ半導体ウェーハに対する光の相
    対的な走査方向を変化させつつ、散乱光を測定し、 前記所定角度ずつ変化させる毎に得られた測定結果を比
    較することにより、異方性が異なる各欠陥を識別するこ
    とを特徴とする半導体ウェーハの欠陥検出方法。
  6. 【請求項6】 半導体ウェーハの表面で光を一定方
    向に走査し散乱光を測定することにより、半導体ウェー
    ハの表面に存在する欠陥の有無を検出する半導体ウェー
    ハの欠陥検出方法において、 前記半導体ウェーハを構成する半導体の結晶の方向を基
    準にして、所定角度だけ半導体ウェーハに対する光の相
    対的な走査方向を変化させて、散乱光を測定し、 前記測定した散乱光の強度の大きさに応じて、サイズま
    たは形状が異なる各欠陥を識別することを特徴とする半
    導体ウェーハの欠陥検出方法。
  7. 【請求項7】 半導体ウェーハの表面で光を一定方
    向に走査し散乱光を測定することにより、半導体ウェー
    ハの表面に存在する欠陥の有無を検出する半導体ウェー
    ハの欠陥検出方法において、 前記半導体ウェーハの表面を観察して欠陥の長手方向を
    特定する工程と、 前記特定された欠陥の長手方向に沿って、光を走査する
    ことにより、半導体ウェーハ表面に存在する欠陥の有無
    を検出する工程とを含むことを特徴とする半導体ウェー
    ハの欠陥検出方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007132949A (ja) * 2006-12-28 2007-05-31 Sumco Techxiv株式会社 半導体ウェーハの欠陥検出方法
CN113758641A (zh) * 2021-08-26 2021-12-07 河北同光晶体有限公司 一种碳化硅晶圆贯穿型管道缺陷的检测方法及装置

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