JP2003161664A - 光式圧力センサ - Google Patents

光式圧力センサ

Info

Publication number
JP2003161664A
JP2003161664A JP2001360742A JP2001360742A JP2003161664A JP 2003161664 A JP2003161664 A JP 2003161664A JP 2001360742 A JP2001360742 A JP 2001360742A JP 2001360742 A JP2001360742 A JP 2001360742A JP 2003161664 A JP2003161664 A JP 2003161664A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bourdon tube
pressure
temperature
fbg
optical
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001360742A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuyuki Hishida
康之 菱田
Masatsugu Kojima
正嗣 小島
Keisuke Fukuchi
圭介 福地
Morihisa Fukushi
盛久 福士
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Cable Ltd
Original Assignee
Hitachi Cable Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Cable Ltd filed Critical Hitachi Cable Ltd
Priority to JP2001360742A priority Critical patent/JP2003161664A/ja
Publication of JP2003161664A publication Critical patent/JP2003161664A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measuring Fluid Pressure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 温度補正を正確に行うことができる高精度な
光式圧力センサを提供する。 【解決手段】 圧力及び周辺温度によって変形する圧力
検出用ブルドン管3と、その圧力検出用ブルドン管3に
取り付けられ、その変位を検出する圧力検出用光ファイ
バ型歪みセンサ9と、圧力が作用しないように形成さ
れ、周辺温度のみによって変形する温度補正用ブルドン
管5と、その温度補正用ブルドン管5に取り付けられ、
その変位を検出する温度補正用光ファイバ型歪みセンサ
17とを備えたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ブルドン管とブル
ドン管の変位を検出する光ファイバ型歪みセンサとを備
えた光式圧力センサに係り、特に、温度補正を正確に行
うことができる高精度な光式圧力センサに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来から、圧力を検出するための装置と
してブルドン管が広く利用されている。
【0003】本出願人は、特願平11−207944号
に示されているように、ブルドン管と、そのブルドン管
の変位を検出するための光ファイバ型歪みセンサとを備
え、測定対象(液体、気体)の圧力を光学的に検出でき
る光式圧力センサを提案している。
【0004】図3を用いて、この光式圧力センサを説明
する。
【0005】図に示すように、ブルドン管80は、ステ
ンレス等からなる防水構造のケーシング90の底部に設
けられた台座92上に固定されている。
【0006】ブルドン管80は、断面が楕円形(または
扁平形)で略C字状に湾曲しており、その一端(固定
端)80aが固定金具82を介して台座92上に固定さ
れている。台座92にはブルドン管80の固定端80a
の開口部と適合するように貫通穴92aが形成されてお
り、ブルドン管80の内部はケーシング90の外部と連
通している。
【0007】一方、ブルドン管80の他端(自由端)8
0bはケーシング90内でフリーの状態で配置されてい
る。また、ブルドン管80の自由端80bは塞がれて密
閉されている。
【0008】ブルドン管80の固定端80aと自由端8
0bとの間には、光ファイバブラッググレーティング
(以下、FBG)などの光ファイバ型歪みセンサ71が
取り付けられている。即ち、FBG71の上部が取付金
具93を介してブルドン管80の自由端80bに取り付
けられ、下部が取付金具94を介してブルドン管80の
固定端80a(具体的には、固定金具82)に取り付け
られている。FBG71の上下端部には光ファイバ心線
91a,91bが接続されており、光ファイバ心線91
aの他端は図示しない圧力検出器に接続されている。
【0009】圧力測定対象である液体や気体が貫通穴9
2aを通ってブルドン管80の内部に導入されると、ブ
ルドン管80は、その圧力によって、断面が円形に近づ
くように、かつC字状から直線状に近づくように変形す
る。そして、ブルドン管80がある程度変形したところ
でブルドン管80の弾性と測定対象の圧力とがつりあ
う。このときのブルドン管80の自由端80bの変位量
はブルドン管80内の圧力に比例する。
【0010】ブルドン管80の自由端80bが変位する
ことによって、FBG71には、ブルドン管80内の圧
力に比例した歪みが発生し、FBG71に光を入射して
反射される光の波長を計測することでFBG71に印加
された歪み量を測定して、その歪み量から測定対象の圧
力を検出するものである。
【0011】ところで、このFBG71に発生する歪み
は、ブルドン管80の変形に起因するものだけでなく、
その周辺温度の変化によっても発生するため、測定対象
の圧力を正確に測定するためには温度変化による歪み分
を補正する必要がある。
【0012】そこで、本出願人は、ブルドン管80に取
り付けたFBG71とは別に、その近傍に温度補正用の
FBG72を設けるようにした。即ち、図3に示すよう
に、ブルドン管80に近接した位置において台座92上
に略F字状の取付金具95を立接し、その取付金具95
のアーム95a,95b間に温度補正用のFBG72を
取り付けたのである。この温度補正用のFBG72は、
ブルドン管80に取り付けられたFBG71と同種類の
ものであり、取付金具95のアーム95a,95b間の
間隔は、ブルドン管80の自由端80b側の取付金具9
3と固定端80a側の取付金具94との間隔と等しい。
【0013】圧力検出用のFBG71に発生する歪みε
71は、上述したように測定圧力pに起因する歪みεp
と、周辺温度tに起因する歪みεtとの合計であり、温
度補正用のFBG72に発生する歪みε72は周辺温度
tに起因する歪みεtのみであるため、FBG71に発
生する歪み量ε71から温度補正用のFBG72に発生
する歪み量ε72を引くことによって、周辺温度による
歪み分を補正して測定圧力pに起因する歪みεpを算出
できる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような構造の光式圧力センサでは、以下の理由から温
度補正を十分正確に行うことができず、センサの精度が
若干低下してしまうことが分かった。
【0015】即ち、FBG71,72に発生する周辺温
度変化による歪みεtは、主に取付金具93,94,9
5からの熱伝導によるものであるが、圧力測定用のFB
G71を保持する取付金具93,94と、温度補正用の
FBG72を保持する取付金具95とで形状が異なるた
め、当然、熱伝導率も異なり、FBG71に発生する周
辺温度Tに起因する歪みεtと、温度補正用のFBG7
2に発生する歪みεtとが等しくならず、温度補正を正
確に行うことができなかった。
【0016】より具体的には、FBG71には取付金具
93,94、ブルドン管80及び固定金具82を介して
熱が伝わるのに対して、温度補正用のFBG72には取
付金具95を介して熱が伝わるものであり、両者の形状
が異なることから伝達する熱量が等しくならないのであ
る。
【0017】そこで、本発明の目的は、上記課題を解決
し、温度補正を正確に行うことができる高精度な光式圧
力センサを提供することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、ブルドン管と、そのブルドン管の変位を検
出する光ファイバ型歪みセンサとを備えた光式圧力セン
サにおいて、圧力及び周辺温度によって変形する圧力検
出用ブルドン管と、その圧力検出用ブルドン管に取り付
けられ、その変位を検出する圧力検出用光ファイバ型歪
みセンサと、圧力が作用しないように形成され、周辺温
度のみによって変形する温度補正用ブルドン管と、その
温度補正用ブルドン管に取り付けられ、その変位を検出
する温度補正用光ファイバ型歪みセンサとを備えたもの
である。
【0019】この構成によれば、圧力検出用及び温度補
正用の光ファイバ型歪みセンサが、それぞれ同形状の部
材によって保持されるため、両光ファイバ型歪みセンサ
に伝わる熱量が等しくなり、正確な温度補正を行うこと
ができる。
【0020】また、上記圧力検出用及び温度補正用ブル
ドン管は同材質で同形状に形成されたものであり、これ
ら両ブルドン管を同材質、同形状の固定部材を介して固
定側へ固定することが好ましい。
【0021】また、上記圧力検出用及び温度補正用光フ
ァイバ型歪みセンサが、同材質、同形状の取付部材を介
して上記圧力検出用ブルドン管及び温度補正用ブルドン
管にそれぞれ取り付けられることが好ましい。
【0022】また、上記圧力検出用及び温度補正用ブル
ドン管、上記圧力検出用及び温度補正用光ファイバ型歪
みセンサが防水構造のケーシング内に設けられ、上記圧
力検出用ブルドン管の開放端が上記ケーシングの外部と
連通するように形成されても良い。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な一実施形態
を添付図面に基づいて詳述する。
【0024】図1は、本実施形態に係る光式圧力センサ
の正面図であり、図2は側面図である。
【0025】本実施形態に係る光式圧力センサ1は、河
川等に設置して水圧を測定し、その水位を検出するため
の光式水位センサとして適用したものである。
【0026】図に示すように光式圧力センサ1は、ステ
ンレス等からなる防水構造のケーシング2を備えてお
り、その内部に二つのブルドン管3,5が設けられてい
る。
【0027】図1中右側に位置したブルドン管3は、測
定圧力P(水圧)および周辺温度Tによって変形する圧
力検出用ブルドン管であり、左側に位置するブルドン管
5は測定圧力Pが作用しないように形成されており、周
辺温度Tのみによって変形する温度補正用ブルドン管で
ある。これら圧力検出用及び温度補正用ブルドン管3,
5は、同材質、同形状のものが使用される。本実施形態
では、両ブルドン管3,5は、断面が楕円形で略C字状
に湾曲したものを使用している。
【0028】しかしながら、本発明はこの点において限
定されず、両ブルドン管3,5で同じものを使用するの
であれば、他の材質、形状のものを使用しても良い。例
えば、渦巻き状やらせん状に巻かれたタイプのものであ
っても良い。また、両ブルドン管3,5の材質として
は、黄銅、りん青銅、ベリリウム銅、Ni−panC、
SUS316やモネル等が使用される。
【0029】圧力検出用ブルドン管3は、その一端(固
定端)3aが、ステンレス等からなる固定部材6を介し
て、ケーシング2の底部に固設された台座7上に固定さ
れている。台座7およびケーシング2の底部には圧力検
出用ブルドン管3の固定端3aの開口部と適合した貫通
穴7aが形成されている。従って、圧力検出用ブルドン
管3の内部はケーシング2の外部と連通している。貫通
穴7aには、測定対象(水)中のゴミや粒子等が圧力検
出用ブルドン管3内に導入されることを防止するための
フィルタ(図示せず)が設けられている。
【0030】圧力検出用ブルドン管3の他端(自由端)
3bはケーシング2内でフリーの状態で配置されてい
る。また、圧力検出用ブルドン管3の自由端3bは塞が
れて密閉されている。
【0031】圧力検出用ブルドン管3の固定端3aと自
由端3bとの間には、圧力検出用の光ファイバ型歪みセ
ンサ9が取り付けられており、自由端3bの変位量を光
学的に検出できるようになっている。光ファイバ型歪み
センサ9は本実施形態では光ファイバブラッググレーテ
ィング(以下、FBG)であり、圧力検出用FBG9の
上部が取付部材11を介して圧力検出用ブルドン管3の
自由端3bに取り付けられ、下部が取付部材12を介し
て台座7に取り付けられている。
【0032】なお、圧力検出用FBG9の下部は圧力検
出用ブルドン管3の固定端3aに固定部材を介して固定
するようにしても良い。また、圧力検出用FBG9の上
部及び下部をそれぞれ、圧力検出用ブルドン管3の自由
端3b及び固定端3aに直接固定するようにしても良
い。
【0033】圧力検出用FBG9の上下端部には光ファ
イバ心線13a,13bが接続されており、光ファイバ
心線13aの他端は図示しない圧力検出器に接続されて
いる。
【0034】次に、温度補正用ブルドン管5は、その一
端(固定端)5aが、圧力検出用ブルドン管3が固定さ
れた台座7から横方向に延出したアーム15上に、固定
部材16を介して固定されている。この固定部材16
は、圧力検出用ブルドン管3を台座7上に固定するため
の固定部材6と同材質、同形状のものが使用される。
【0035】温度補正用ブルドン管5の固定端5aは、
ケーシング2の外部とは連通しておらず、ケーシング2
外部の測定圧力Pは温度補正用ブルドン管5の内部には
作用しない。
【0036】温度補正用ブルドン管5の他端(自由端)
5bはケーシング2内でフリーの状態で配置されてい
る。また、温度補正用ブルドン管5の自由端5bは塞が
れて密閉されている。
【0037】温度補正用ブルドン管5は、圧力検出用ブ
ルドン管3とほぼ同じ高さで、なるべく近接するように
設けられる。
【0038】なお、温度補正用ブルドン管5は、圧力検
出用ブルドン管3を固定した台座7と同材質、同形状の
ものをケーシング2内に別に設けて、その上に固定する
ようにしても良い。また、圧力検出用及び温度補正用ブ
ルドン管3,5両方を固定できるサイズの台座を一つ設
けてその上に両ブルドン管3,5を固定しても良い。い
ずれの場合であっても温度補正用ブルドン管5には測定
圧力Pが作用しないようにする。
【0039】温度補正用ブルドン管5の固定端5aと自
由端5bとの間には、圧力検出用FBG9と同種類の温
度補正用FBG17が取り付けられている。温度補正用
FBG17の上部は取付部材19を介して温度補正用ブ
ルドン管5の自由端5bに取り付けられており、下部は
取付部材20を介してアーム15に取り付けられてい
る。取付部材19,20は、圧力検出用FBG9を保持
する取付部材11,12と同材質、同形状のものであ
る。なお、圧力検出用FBG9の下部を圧力検出用ブル
ドン管3の固定端3aに固定部材を介して固定した場合
や、圧力検出用FBG9の上部及び下部を圧力検出用ブ
ルドン管3の自由端3b及び固定端3aに直接固定した
場合は、温度補正用ブルドン管5に取り付ける温度補正
用FBG17も同様にする。
【0040】温度補正用FBG17の上下端部には光フ
ァイバ心線21a,21bが接続されており、その光フ
ァイバ心線21aの他端は図示しない圧力検出器に接続
されている。
【0041】このように、圧力検出用FBG9と温度補
正用FBG17とは、それぞれ全く同一構造の部材によ
って同一の方法で保持されている。
【0042】次に、本実施形態の光式水圧センサの作用
を説明する。
【0043】まず、この光式圧力センサ1を河川や湖等
に沈めると、ケーシング2外部の測定対象(水)が貫通
穴7aを通って圧力検出用ブルドン管3の内部に導入さ
れる。
【0044】水が貫通穴7aを通って圧力検出用ブルド
ン管3の内部に導入されると、圧力検出用ブルドン管3
は、その水圧によって、断面が円形に近づくように、か
つC字状から直線状に近づくように変形する。そして、
圧力検出用ブルドン管3がある程度変形したところでブ
ルドン管3の弾性と測定対象の圧力とがつりあう。この
ときのブルドン管3の自由端3bの変位量はブルドン管
3内の圧力に比例する。
【0045】圧力検出用ブルドン管3の自由端3bが変
位することによって、圧力検出用FBG9には、ブルド
ン管3内の圧力に比例した歪みεPが発生する。
【0046】またこのとき、周辺温度Tが変化すると、
取付部材11,12、圧力検出用ブルドン管3及び固定
部材6を介して圧力検出用FBG9へと熱が伝達し、そ
の結果、圧力検出用FBG9には周辺温度Tの変化に起
因する歪みεT1が発生する。
【0047】即ち、圧力検出用FBG9に発生する歪み
ε9は、測定圧力Pに起因する歪みεPと、周辺温度T
に起因する歪みεT1とを合計したものとなる(ε9=
εP+εT1)。この圧力検出用FBG9に光を入射し
て反射される光の波長を計測することで圧力検出用FB
G9に印加された歪み量ε9を測定する。
【0048】一方、温度補正用ブルドン管5は、ケーシ
ング2の外部と連通していないため、測定対象(水)が
温度補正用ブルドン管5内に導入されることはなく、温
度補正用ブルドン管5に取り付けられた温度補正用FB
G17には測定圧力Pに起因する歪みは発生しない。し
かし、周辺温度Tが変化すると、取付部材19,20、
温度補正用ブルドン管5及び固定部材16を介して温度
補正用FBG17へと熱が伝達するため、温度補正用F
BG17には周辺温度Tに起因するεT2が発生する。
即ち、温度補正用FBG17に発生する歪みε17は、
周辺温度Tに起因する歪みεT2のみとなる(ε17=
εT2)。
【0049】この温度補正用FBG17に光を入射して
反射される光の波長を計測することで温度補正用FBG
17に印加された歪み量ε17を測定する。
【0050】ここで、温度補正用FBG17を保持して
いる部材、即ち、取付部材19,20、温度補正用ブル
ドン管5及び固定部材16と、圧力検出用FBG9を保
持している取付部材11,12、圧力検出用ブルドン管
3及び固定部材6とは、同材質、同形状であるので、そ
の熱伝導率は互いに等しい。従って、圧力検出用FBG
9に伝わる熱量と、温度補正用FBG17に伝わる熱量
は等しく、当然、圧力検出用FBG9に発生する周辺温
度Tに起因する歪みεT1と、温度補正用FBG17に
発生する発生する周辺温度Tに起因する歪みεT2とは
等しくなる(εT1=εT2)。
【0051】そこで、圧力検出用FBG9に印加された
歪み量ε9から温度補正用FBG17に印加された歪み
量ε17を引くことによって、圧力検出用FBG9に発
生する測定圧力Pに起因する歪みεPが正確に計測され
る。従って、測定圧力Pを正確に検出することができ
る。そして、この測定圧力Pに基づいて河川等の水位が
検出される。
【0052】このように、本発明では、圧力検出用FB
G9と温度補正用FBG17とを同材質、同形状の部材
で保持するようにしたため、両FBG9,17に伝わる
熱量が等しくなり正確に温度補正を行うことができる。
従って、光式圧力センサ1の精度向上を図ることができ
る。
【0053】なお、貫通穴7aにフィルタを設けるとし
て説明してきたが、本発明はこの点において限定され
ず、圧力伝達機能を有するダイヤフラムを用いても良
い。ダイヤフラムを用いた場合、測定圧力がダイヤフラ
ムを介してブルドン管内に伝達されることになるが、密
閉構造のため、測定対象中のゴミや粒子を完全に遮断で
きる。
【0054】
【発明の効果】以上要するに本発明によれば、温度補正
を正確に行うことができる高精度な光式圧力センサを提
供できるといった優れた効果を発揮するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る光式圧力センサの正
面図である。
【図2】本発明の一実施形態に係る光式圧力センサの側
面図である。
【図3】本出願人が先に提案した光式圧力センサの側面
図である。
【符号の説明】
1 光式圧力センサ 2 ケーシング 3 圧力検出用ブルドン管 5 温度補正用ブルドン管 6,16 固定部材 9 圧力検出用FBG 11,12,19,20 取付部材 17 温度補正用FBG
フロントページの続き (72)発明者 福地 圭介 東京都千代田区大手町一丁目6番1号 日 立電線株式会社内 (72)発明者 福士 盛久 東京都千代田区大手町一丁目6番1号 日 立電線株式会社内 Fターム(参考) 2F055 AA40 BB03 CC03 DD01 EE31 FF02 GG11

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブルドン管と、そのブルドン管の変位を
    検出する光ファイバ型歪みセンサとを備えた光式圧力セ
    ンサにおいて、 圧力及び周辺温度によって変形する圧力検出用ブルドン
    管と、該圧力検出用ブルドン管に取り付けられ、その変
    位を検出する圧力検出用光ファイバ型歪みセンサと、 圧力が作用しないように形成され、周辺温度のみによっ
    て変形する温度補正用ブルドン管と、該温度補正用ブル
    ドン管に取り付けられ、その変位を検出する温度補正用
    光ファイバ型歪みセンサとを備えたことを特徴とする光
    式圧力センサ。
  2. 【請求項2】 上記圧力検出用及び温度補正用ブルドン
    管は同材質で同形状に形成されたものであり、 これら両ブルドン管を同材質、同形状の固定部材を介し
    て固定側へ固定した請求項1記載の光式圧力センサ。
  3. 【請求項3】 上記圧力検出用及び温度補正用光ファイ
    バ型歪みセンサが、同材質、同形状の取付部材を介して
    上記圧力検出用ブルドン管及び温度補正用ブルドン管に
    それぞれ取り付けられた請求項1又は2記載の光式圧力
    センサ。
  4. 【請求項4】 上記圧力検出用及び温度補正用ブルドン
    管、上記圧力検出用及び温度補正用光ファイバ型歪みセ
    ンサが防水構造のケーシング内に設けられ、上記圧力検
    出用ブルドン管の開放端が上記ケーシングの外部と連通
    するように形成された請求項1〜3いずれかに記載の光
    式圧力センサ。
JP2001360742A 2001-11-27 2001-11-27 光式圧力センサ Pending JP2003161664A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001360742A JP2003161664A (ja) 2001-11-27 2001-11-27 光式圧力センサ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001360742A JP2003161664A (ja) 2001-11-27 2001-11-27 光式圧力センサ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003161664A true JP2003161664A (ja) 2003-06-06

Family

ID=19171503

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001360742A Pending JP2003161664A (ja) 2001-11-27 2001-11-27 光式圧力センサ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003161664A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8528385B2 (en) 2010-12-30 2013-09-10 Eaton Corporation Leak detection system
CN104048793A (zh) * 2013-03-12 2014-09-17 上海启鹏工程材料科技有限公司 一种光纤光栅液压传感器
US9291521B2 (en) 2010-12-30 2016-03-22 Eaton Corporation Leak detection system

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8528385B2 (en) 2010-12-30 2013-09-10 Eaton Corporation Leak detection system
US9291521B2 (en) 2010-12-30 2016-03-22 Eaton Corporation Leak detection system
US9897508B2 (en) 2010-12-30 2018-02-20 Eaton Corporation Leak detection system
CN104048793A (zh) * 2013-03-12 2014-09-17 上海启鹏工程材料科技有限公司 一种光纤光栅液压传感器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN206627147U (zh) 一种温‑压传感器的结构以及温度和压力的测量系统
US5844667A (en) Fiber optic pressure sensor with passive temperature compensation
CA2830281A1 (en) Multi-point pressure sensor and uses thereof
BRPI0712541A2 (pt) sensor de fibra àptica e mÉtodo de fabricaÇço do mesmo
US4703174A (en) Fiberoptic temperature/pressure sensor system
CN203163913U (zh) 具有温度补偿的膜片型光纤光栅压力传感器
WO2015142343A1 (en) Temperature-compensated strain-based transducer operating on differential measurements
CZ269697A3 (cs) Zařízení pro měření pracovního tlaku
JP2004184416A (ja) 質量流量測定装置および質量流量測定装置での張力測定方法
JPH03210446A (ja) 差圧測定装置
CN110823121A (zh) 一种f-p腔型高温大应变光纤传感器
US5895861A (en) Combination pressure/temperature gauge employing two bourdon tubes
JP3598297B2 (ja) Fbg式変換器における温度補償構造
JPH1194671A (ja) 圧力センサ
JP2003161664A (ja) 光式圧力センサ
US4672199A (en) Fiberoptic temperature/pressure sensor system
JP2006518041A (ja) 圧力測定
CN114964165B (zh) 光纤光栅倾角传感器及倾角的检测方法
JP4371796B2 (ja) 流体用質量流量計および流体用質量流量計の測定信号の補正方法
JP2001033325A (ja) 光式圧力センサ
US7073400B2 (en) Sensor for measuring pressure in a sealed volume
JP2004264114A (ja) Fbg式温度センサ及びこれを用いた温度計測システム
CN211452304U (zh) 一种光纤光栅沉降仪
JP2003028697A (ja) 光ファイバ水温、水位センサ
CN218765787U (zh) 一种具有自校准功能的真空计