JP2003161170A - 内燃機関の吸気制御弁 - Google Patents
内燃機関の吸気制御弁Info
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- JP2003161170A JP2003161170A JP2001362021A JP2001362021A JP2003161170A JP 2003161170 A JP2003161170 A JP 2003161170A JP 2001362021 A JP2001362021 A JP 2001362021A JP 2001362021 A JP2001362021 A JP 2001362021A JP 2003161170 A JP2003161170 A JP 2003161170A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】弁軸の撓みを吸気負圧を利用して相殺すること
により、簡単な構成でありながら円滑なバルブ作動特性
を維持する。 【解決手段】複数の吸気通路1a,1bをそれぞれ開閉
する弁5a,5bを同一の弁軸7に配置した内燃機関の
吸気制御弁である。各弁5a,5bの間で、かつ弁軸7
の上流側に面して負圧室10を形成し、この負圧室10
には弁軸7の下流側の吸気通路1aに発生する負圧を導
き弁軸7の撓みを減じるようにする。
により、簡単な構成でありながら円滑なバルブ作動特性
を維持する。 【解決手段】複数の吸気通路1a,1bをそれぞれ開閉
する弁5a,5bを同一の弁軸7に配置した内燃機関の
吸気制御弁である。各弁5a,5bの間で、かつ弁軸7
の上流側に面して負圧室10を形成し、この負圧室10
には弁軸7の下流側の吸気通路1aに発生する負圧を導
き弁軸7の撓みを減じるようにする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は内燃機関の多連式
の吸気制御弁に関するものである。
の吸気制御弁に関するものである。
【0002】
【従来の技術】内燃機関の吸気制御弁として、例えば同
一軸に複数の弁を取付けた多連式のスロットルバルブが
ある。このような多連スロットルバルブにあっては、ス
ロットル閉時において、バルブに作用する上流と下流の
圧力差が大きく、弁軸がたわみ、スロットルバルブを開
くときの動きが悪い、すなわち回転の渋りが起きやすい
という傾向があった。
一軸に複数の弁を取付けた多連式のスロットルバルブが
ある。このような多連スロットルバルブにあっては、ス
ロットル閉時において、バルブに作用する上流と下流の
圧力差が大きく、弁軸がたわみ、スロットルバルブを開
くときの動きが悪い、すなわち回転の渋りが起きやすい
という傾向があった。
【0003】この対策として、実公平5−40285
号、実開平5−6134号、実開平3−13436号公
報などによる提案がある。
号、実開平5−6134号、実開平3−13436号公
報などによる提案がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、いずれもスロ
ットルバルブの回転が円滑化する反面、構造が複雑とな
ったり、吸気の漏れ量が増加したりするなど、あらたな
問題を生じている。
ットルバルブの回転が円滑化する反面、構造が複雑とな
ったり、吸気の漏れ量が増加したりするなど、あらたな
問題を生じている。
【0005】本発明はこのような問題に着目し、弁軸の
撓みを吸気負圧を利用して相殺することにより、簡単な
構成でありながら円滑な弁作動特性を維持できる内燃機
関の吸気制御弁を提供することを目的とする。
撓みを吸気負圧を利用して相殺することにより、簡単な
構成でありながら円滑な弁作動特性を維持できる内燃機
関の吸気制御弁を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、複数の吸
気通路をそれぞれ開閉する弁を同一の弁軸に配置した内
燃機関の吸気制御弁において、各弁の間でかつ弁軸の上
流側に面して負圧室を形成し、この負圧室には弁軸の下
流側の吸気通路に発生する負圧を導き弁軸の撓みを減じ
るようにする。
気通路をそれぞれ開閉する弁を同一の弁軸に配置した内
燃機関の吸気制御弁において、各弁の間でかつ弁軸の上
流側に面して負圧室を形成し、この負圧室には弁軸の下
流側の吸気通路に発生する負圧を導き弁軸の撓みを減じ
るようにする。
【0007】第2の発明は、第1の発明において、前記
吸気通路を開閉する弁はロータリ型のスロットルバルブ
であり、前記負圧室に面する弁軸は吸気通路に面する部
分と同一外径に形成されている。
吸気通路を開閉する弁はロータリ型のスロットルバルブ
であり、前記負圧室に面する弁軸は吸気通路に面する部
分と同一外径に形成されている。
【0008】第3の発明は、第1の発明において、前記
吸気通路を開閉する弁はバタフライ型のスロットルバル
ブであり、前記負圧室に面する弁軸は吸気通路に面する
部分よりも大径に形成されるか、またはカラーが嵌合さ
れている。
吸気通路を開閉する弁はバタフライ型のスロットルバル
ブであり、前記負圧室に面する弁軸は吸気通路に面する
部分よりも大径に形成されるか、またはカラーが嵌合さ
れている。
【0009】第4の発明は、第1から第3の発明におい
て、前記負圧室は弁軸が貫通する部分に吸気通路との間
を封止するシールを介在させている。
て、前記負圧室は弁軸が貫通する部分に吸気通路との間
を封止するシールを介在させている。
【0010】第5の発明は、第2または第3の発明にお
いて、前記負圧室をスロットルボディの一部に形成し、
この負圧室には弁の下流に接続する配管を介して負圧を
導入するように構成する。
いて、前記負圧室をスロットルボディの一部に形成し、
この負圧室には弁の下流に接続する配管を介して負圧を
導入するように構成する。
【0011】
【作用・効果】第1の発明によると、各弁に作用する下
流側の負圧により、弁軸を下流側に向けて撓ませようと
する力が作用するが、負圧室にはこれと同じ負圧が導か
れ、弁軸を前記下流側とは反対の上流側に向ける力とし
て働く。これにより弁軸の撓みが減じられ、弁作動特性
が安定する。
流側の負圧により、弁軸を下流側に向けて撓ませようと
する力が作用するが、負圧室にはこれと同じ負圧が導か
れ、弁軸を前記下流側とは反対の上流側に向ける力とし
て働く。これにより弁軸の撓みが減じられ、弁作動特性
が安定する。
【0012】第2、第3の発明では、負圧室に面する弁
軸の外径を大きくして、受圧面積を大きくすることによ
り、それだけ効果的に弁軸の撓みを抑制できる。
軸の外径を大きくして、受圧面積を大きくすることによ
り、それだけ効果的に弁軸の撓みを抑制できる。
【0013】第4の発明では、弁軸が貫通する部分に設
けたシールにより、負圧室から吸気通路側(とくに上流
側)への負圧の漏れを減らし、負圧による撓み防止の良
好な維持を図る。
けたシールにより、負圧室から吸気通路側(とくに上流
側)への負圧の漏れを減らし、負圧による撓み防止の良
好な維持を図る。
【0014】第5の発明では、配管を利用してスロット
ル下流側の負圧を簡単に導くことができる。
ル下流側の負圧を簡単に導くことができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
に基づいて説明する。
【0016】図1、図2は本発明をロータリ式の多連
(2連)スロットルバルブに適用した構成を示すもので
ある。
(2連)スロットルバルブに適用した構成を示すもので
ある。
【0017】スロットルボディ2には2つの独立した並
列な吸気通路1a,1bが形成され、これらは図示しな
いが吸気ポート側に接続され、内燃機関に供給される吸
入空気が流れる。
列な吸気通路1a,1bが形成され、これらは図示しな
いが吸気ポート側に接続され、内燃機関に供給される吸
入空気が流れる。
【0018】スロットルボディ2を吸気通路1a,1b
を横断するように貫通して軸穴3が設けられ、この軸穴
3にはロータリ型のスロットルバルブ(以下単にロータ
リバルブという)4の弁軸7が挿通される。
を横断するように貫通して軸穴3が設けられ、この軸穴
3にはロータリ型のスロットルバルブ(以下単にロータ
リバルブという)4の弁軸7が挿通される。
【0019】ロータリバルブ4にはそれぞれ吸気通路1
a,1bに対面する位置に、弁として機能するバルブ孔
5a,5bが形成され、ロータリバルブ4の回転角度に
応じてバルブ孔5a,5bと吸気通路1a,1bの連通
面積が変化し、これに応じて吸入空気量が制御される。
a,1bに対面する位置に、弁として機能するバルブ孔
5a,5bが形成され、ロータリバルブ4の回転角度に
応じてバルブ孔5a,5bと吸気通路1a,1bの連通
面積が変化し、これに応じて吸入空気量が制御される。
【0020】弁軸7はその両端部においてボールベアリ
ング8によりスロットルボディ2に支持され、またその
それぞれ外側にはシール9が介装され、吸気の漏れを防
いでいる。弁軸7は図示しないアクチュエータにより、
あるいはスロットルリンクに連動して、運転状態に応じ
て回転駆動される。
ング8によりスロットルボディ2に支持され、またその
それぞれ外側にはシール9が介装され、吸気の漏れを防
いでいる。弁軸7は図示しないアクチュエータにより、
あるいはスロットルリンクに連動して、運転状態に応じ
て回転駆動される。
【0021】また、スロットルボディ2には、両方の吸
気通路1a,1bの中間に位置すると共に、ロータリバ
ルブ4の上流側に位置して負圧室10が設けられる。負
圧室10は弁軸7の上流側略半面に臨むように形成さ
れ、弁軸7のこの負圧室10への露出部を受圧面7aと
する一方、スロットルボディ2の軸穴3の貫通部分には
一対のシール9a,9bが設けられ、負圧室10を吸気
通路1a,1b、とくにスロットル上流側から隔離し、
封止している。
気通路1a,1bの中間に位置すると共に、ロータリバ
ルブ4の上流側に位置して負圧室10が設けられる。負
圧室10は弁軸7の上流側略半面に臨むように形成さ
れ、弁軸7のこの負圧室10への露出部を受圧面7aと
する一方、スロットルボディ2の軸穴3の貫通部分には
一対のシール9a,9bが設けられ、負圧室10を吸気
通路1a,1b、とくにスロットル上流側から隔離し、
封止している。
【0022】そして、この負圧室10にはロータリバル
ブ4の下流側と連通する配管12により下流側の吸気負
圧が導入され、弁軸7の上流側に位置する受圧面7aに
吸気負圧を作用させ、これにより弁軸7に吸気通路1
a,1bの下流側の略半面に作用する吸入負圧により生
じる、図中下方への引き下げ力に対抗して、図中上向き
の力を発生させ、弁軸7の撓みを緩和する。
ブ4の下流側と連通する配管12により下流側の吸気負
圧が導入され、弁軸7の上流側に位置する受圧面7aに
吸気負圧を作用させ、これにより弁軸7に吸気通路1
a,1bの下流側の略半面に作用する吸入負圧により生
じる、図中下方への引き下げ力に対抗して、図中上向き
の力を発生させ、弁軸7の撓みを緩和する。
【0023】以上のように構成され、次に作用について
説明する。
説明する。
【0024】吸気通路1a,1bにはロータリバルブ4
の開度に応じて吸気負圧が発生し、ロータリバルブ4が
全閉するアイドル運転時などに最も強い負圧となる。ロ
ータリバルブ4の全閉した状態では、このように強い吸
気負圧がロータリバルブ4の下流側に作用し、これによ
り弁軸7には下流側に向けて図中下向きの力が作用し、
スロットルボディ2の軸受部分に押し付けられる。
の開度に応じて吸気負圧が発生し、ロータリバルブ4が
全閉するアイドル運転時などに最も強い負圧となる。ロ
ータリバルブ4の全閉した状態では、このように強い吸
気負圧がロータリバルブ4の下流側に作用し、これによ
り弁軸7には下流側に向けて図中下向きの力が作用し、
スロットルボディ2の軸受部分に押し付けられる。
【0025】しかし、この強い負圧はロータリバルブ4
の上流側に位置する負圧室10にも導入され、これによ
り弁軸7の受圧面7aに図中上向きの力を作用する。こ
の上向きの作用力は、相互の有効受圧面積の関係から、
弁軸7の下向きの力を全てではないが、キャンセルする
ように働き、このため弁軸7に生じる撓みを軽減し、し
たがって弁軸7の撓みがもたらすスロットルの渋りを防
ぐことができる。
の上流側に位置する負圧室10にも導入され、これによ
り弁軸7の受圧面7aに図中上向きの力を作用する。こ
の上向きの作用力は、相互の有効受圧面積の関係から、
弁軸7の下向きの力を全てではないが、キャンセルする
ように働き、このため弁軸7に生じる撓みを軽減し、し
たがって弁軸7の撓みがもたらすスロットルの渋りを防
ぐことができる。
【0026】ロータリバルブ4は吸気通路1a,1bに
面する受圧部と、負圧室10に面する受圧部とが同一径
のため、上向きの力を比較的大きくとることができ、負
圧による相殺効果もそれだけ大きい。
面する受圧部と、負圧室10に面する受圧部とが同一径
のため、上向きの力を比較的大きくとることができ、負
圧による相殺効果もそれだけ大きい。
【0027】なお、この場合、弁軸7の撓み対策とし
て、剛性を上げるのでは部品重量の増加やコストアップ
になり、また弁軸の回動隙間を大きくするのでは吸気の
漏れ量増加によるアイドル回転の上昇につながるが、本
発明ではこれらの問題も回避できる。
て、剛性を上げるのでは部品重量の増加やコストアップ
になり、また弁軸の回動隙間を大きくするのでは吸気の
漏れ量増加によるアイドル回転の上昇につながるが、本
発明ではこれらの問題も回避できる。
【0028】次に、図3、図4に示す他の実施形態を説
明する。
明する。
【0029】この例はロータリ型のスロットルバルブ4
の代わりに、バタフライ型のスロットルバルブ(以下単
にバタフライバルブという)24を備えるものに本発明
を適用したもので、基本的にそれ以外の構成は同一であ
る。
の代わりに、バタフライ型のスロットルバルブ(以下単
にバタフライバルブという)24を備えるものに本発明
を適用したもので、基本的にそれ以外の構成は同一であ
る。
【0030】弁軸7には吸気通路1a,1bに対面して
弁板25a,25bが取付けられ、バタフライバルブ2
4の全閉位置では弁板25a,25bが吸気通路1a,
1bを閉じ、このとき発生するスロットル下流側の強い
吸入負圧と同じ負圧を負圧室10に導入することによ
り、弁板25a,25bを介して弁軸7にかかる図中下
向きの力に対抗して、弁軸7の受圧面7aに上向きの力
を作用させ、これにより弁軸7の撓みを減らす。
弁板25a,25bが取付けられ、バタフライバルブ2
4の全閉位置では弁板25a,25bが吸気通路1a,
1bを閉じ、このとき発生するスロットル下流側の強い
吸入負圧と同じ負圧を負圧室10に導入することによ
り、弁板25a,25bを介して弁軸7にかかる図中下
向きの力に対抗して、弁軸7の受圧面7aに上向きの力
を作用させ、これにより弁軸7の撓みを減らす。
【0031】したがって、この場合にも上記と同じよう
にスロットルの渋りを防いで、円滑で安定した作動特性
を維持することができる。
にスロットルの渋りを防いで、円滑で安定した作動特性
を維持することができる。
【0032】なお、弁軸7が負圧室10に面する受圧面
7aの面積を大きくするほど効果が上がり、その反面、
吸気通路1a,1bに面する部分のシャフト外径を大き
くすることは吸気抵抗の増加につながるため、負圧室1
0の領域でのみ弁軸7の外径を大きくする段付シャフト
にしたり、外周に外径拡大用のカラーを嵌合することな
どが好ましい。
7aの面積を大きくするほど効果が上がり、その反面、
吸気通路1a,1bに面する部分のシャフト外径を大き
くすることは吸気抵抗の増加につながるため、負圧室1
0の領域でのみ弁軸7の外径を大きくする段付シャフト
にしたり、外周に外径拡大用のカラーを嵌合することな
どが好ましい。
【0033】図5の実施形態は、内燃機関の4つの気筒
のそれぞれと互いに独立的に接続する4つの吸気通路を
開閉する4連のスロットルバルブに本発明を適用した例
を示す。
のそれぞれと互いに独立的に接続する4つの吸気通路を
開閉する4連のスロットルバルブに本発明を適用した例
を示す。
【0034】この場合は、ロータリバルブ4aのタイプ
であるが、弁軸7には各吸気通路1a,1b,1c,1
dに対応してそれぞれにバルブ孔5a,5b,5c,5
dが設けられ、これらにより各通路の吸気流量を同一的
に制御する。
であるが、弁軸7には各吸気通路1a,1b,1c,1
dに対応してそれぞれにバルブ孔5a,5b,5c,5
dが設けられ、これらにより各通路の吸気流量を同一的
に制御する。
【0035】スロットルボディ2には各吸気通路1a,
1b,1c,1dの間に位置すると共に、弁軸7のスロ
ットル上流側に面して負圧室10a,10b,10cが
それぞれ設けられ、これら各負圧室10a,10b,1
0cには、スロットル下流に接続する配管12から分岐
する配管12a,12b,12cを介してスロットル下
流の吸気負圧が導入される。
1b,1c,1dの間に位置すると共に、弁軸7のスロ
ットル上流側に面して負圧室10a,10b,10cが
それぞれ設けられ、これら各負圧室10a,10b,1
0cには、スロットル下流に接続する配管12から分岐
する配管12a,12b,12cを介してスロットル下
流の吸気負圧が導入される。
【0036】したがって、この場合にも上記と同じよう
に、スロットル開度の小さい領域で発生する弁軸7の撓
みを減らし、スロットルの渋りを防ぐことができる。
に、スロットル開度の小さい領域で発生する弁軸7の撓
みを減らし、スロットルの渋りを防ぐことができる。
【0037】なお、4つの吸気通路1a,1b,1c,
1dに対して、3つの負圧室10a,10b,10cに
より受圧面7aの合計面積を相対的に増やすことができ
るので、それだけ弁軸撓み防止効果が高められる。
1dに対して、3つの負圧室10a,10b,10cに
より受圧面7aの合計面積を相対的に増やすことができ
るので、それだけ弁軸撓み防止効果が高められる。
【0038】上記した実施形態では、本発明をスロット
ルバルブに適用しているが、吸気通路に設けるスワール
制御弁についても同じように適用することができる。
ルバルブに適用しているが、吸気通路に設けるスワール
制御弁についても同じように適用することができる。
【0039】本発明は上記の実施の形態に限定されず
に、その技術的な思想の範囲内において種々の変更がな
しうることは明白である。
に、その技術的な思想の範囲内において種々の変更がな
しうることは明白である。
【図1】本発明の第1の実施形態を示す断面図である。
【図2】同じくそのA−A線に沿う断面図である。
【図3】第2の実施形態を示す断面図である。
【図4】同じくそのB−B線に沿う断面図である。
【図5】第3の実施形態を示す断面図である。
1a,1b 吸気通路
2 スロットルボディ
4 ロータリ型スロットルバルブ
5a,5b バルブ孔
7 弁軸
7a 受圧面
10 負圧室
12 配管
24 バタフライ型スロットルバルブ
25a,25b 弁板
Claims (5)
- 【請求項1】複数の吸気通路をそれぞれ開閉する弁を同
一の弁軸に配置した内燃機関の吸気制御弁において、 各弁の間でかつ弁軸の上流側に面して負圧室を形成し、 この負圧室には弁軸の下流側の吸気通路に発生する負圧
を導き弁軸の撓みを減じるようにしたことを特徴とする
内燃機関の吸気制御弁。 - 【請求項2】前記吸気通路を開閉する弁はロータリ型の
スロットルバルブであり、前記負圧室に面する弁軸は吸
気通路に面する部分と同一外径に形成されている請求項
1に記載の内燃機関の吸気制御弁。 - 【請求項3】前記吸気通路を開閉する弁はバタフライ型
のスロットルバルブであり、前記負圧室に面する弁軸は
吸気通路に面する部分よりも大径に形成されるか、また
はカラーが嵌合されている請求項1に記載の内燃機関の
吸気制御弁。 - 【請求項4】前記負圧室は弁軸が貫通する部分に吸気通
路との間を封止するシールを介在させている請求項1〜
3のいずれか一つに記載の内燃機関の吸気制御弁。 - 【請求項5】前記負圧室をスロットルボディの一部に形
成し、この負圧室には弁の下流に接続する配管を介して
負圧を導入するように構成する請求項2または3に記載
の内燃機関の吸気制御弁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001362021A JP2003161170A (ja) | 2001-11-28 | 2001-11-28 | 内燃機関の吸気制御弁 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001362021A JP2003161170A (ja) | 2001-11-28 | 2001-11-28 | 内燃機関の吸気制御弁 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003161170A true JP2003161170A (ja) | 2003-06-06 |
Family
ID=19172590
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001362021A Pending JP2003161170A (ja) | 2001-11-28 | 2001-11-28 | 内燃機関の吸気制御弁 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003161170A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019167950A (ja) * | 2018-02-27 | 2019-10-03 | マニェティ・マレリ・ソシエタ・ペル・アチオニMAGNETI MARELLI S.p.A. | 排出口が設けられた、特に高圧ガスを供給するための、スロットル体または作動装置 |
-
2001
- 2001-11-28 JP JP2001362021A patent/JP2003161170A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019167950A (ja) * | 2018-02-27 | 2019-10-03 | マニェティ・マレリ・ソシエタ・ペル・アチオニMAGNETI MARELLI S.p.A. | 排出口が設けられた、特に高圧ガスを供給するための、スロットル体または作動装置 |
JP7304711B2 (ja) | 2018-02-27 | 2023-07-07 | マニェティ・マレリ・ソシエタ・ペル・アチオニ | 排出口が設けられた、特に高圧ガスを供給するための、スロットル体または作動装置 |
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