JP2003160133A - パレット - Google Patents
パレットInfo
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- JP2003160133A JP2003160133A JP2001356645A JP2001356645A JP2003160133A JP 2003160133 A JP2003160133 A JP 2003160133A JP 2001356645 A JP2001356645 A JP 2001356645A JP 2001356645 A JP2001356645 A JP 2001356645A JP 2003160133 A JP2003160133 A JP 2003160133A
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- Japan
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- pallet
- side portion
- frame
- swingable
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 折り畳みおよび組立作業や廃棄を容易にする
と共に、積み重ねにおける利便性を高める。 【解決手段】 箱型に組んだフレームを備えるパレット
1において、荷物を載置可能な下部2と、該下部2に対
して直立した起立位置Vとパレット1の内側に倒れた折
り畳み位置Hとに揺動可能であると共に対向して配置さ
れる1組の側部3と、各側部3を起立位置Vに固定した
状態と揺動可能な状態とに切換可能なロック機構4と、
起立位置Vに固定された側部3同士を連結する連結機構
5とを備える。
と共に、積み重ねにおける利便性を高める。 【解決手段】 箱型に組んだフレームを備えるパレット
1において、荷物を載置可能な下部2と、該下部2に対
して直立した起立位置Vとパレット1の内側に倒れた折
り畳み位置Hとに揺動可能であると共に対向して配置さ
れる1組の側部3と、各側部3を起立位置Vに固定した
状態と揺動可能な状態とに切換可能なロック機構4と、
起立位置Vに固定された側部3同士を連結する連結機構
5とを備える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、荷役作業の際に運
搬用の架台として使用したり、あるいは荷物を載置する
棚として使用可能なパレットに関する。更に詳述する
と、本発明はボックスパレットと呼ばれる箱型形状のパ
レットに関する。
搬用の架台として使用したり、あるいは荷物を載置する
棚として使用可能なパレットに関する。更に詳述する
と、本発明はボックスパレットと呼ばれる箱型形状のパ
レットに関する。
【0002】
【従来の技術】この種のパレット100としては、図1
6に示すようにパイプを箱型に組んで形成されたものが
知られている。このパレット100は、下部の長方形に
組まれた4本のパイプ101とその内部に設けられた2
本の支持パイプ102とを備えた下枠103と、上部の
長方形に組まれた4本のパイプ104を備えた上枠10
5とを、4本の縦パイプ106により取り外し可能に組
み立てて形成されている。そして、下枠103の上に板
などを敷いて荷物を載置するようにしている。さらに、
パレット100の4個所の側部には、パレット100の
補強と荷物の側部からの落下防止を兼ねた側パイプ10
7が着脱可能に取り付けられている。
6に示すようにパイプを箱型に組んで形成されたものが
知られている。このパレット100は、下部の長方形に
組まれた4本のパイプ101とその内部に設けられた2
本の支持パイプ102とを備えた下枠103と、上部の
長方形に組まれた4本のパイプ104を備えた上枠10
5とを、4本の縦パイプ106により取り外し可能に組
み立てて形成されている。そして、下枠103の上に板
などを敷いて荷物を載置するようにしている。さらに、
パレット100の4個所の側部には、パレット100の
補強と荷物の側部からの落下防止を兼ねた側パイプ10
7が着脱可能に取り付けられている。
【0003】このパレット100では、各パイプ10
1,102,104,106,107は樹脂コーティン
グした鉄パイプから成る。そして、下枠103及び上枠
105と縦パイプ106とは鉄金具108を利用して固
定されている。また、側パイプ107の両端部には、プ
ラスチック製の断面C字形状の留め具109が設けられ
ている。
1,102,104,106,107は樹脂コーティン
グした鉄パイプから成る。そして、下枠103及び上枠
105と縦パイプ106とは鉄金具108を利用して固
定されている。また、側パイプ107の両端部には、プ
ラスチック製の断面C字形状の留め具109が設けられ
ている。
【0004】そして、パレット100に対して荷物を出
し入れするときは、1本の側パイプ107を取り外して
荷物を出し入れして再び側パイプ107を取り付ける。
また、パレット100を使用しないときは4本の縦パイ
プ106を上枠105および下枠103から引き抜い
て、上枠105と下枠103とを直接重ねて平たく折り
畳むことができる。
し入れするときは、1本の側パイプ107を取り外して
荷物を出し入れして再び側パイプ107を取り付ける。
また、パレット100を使用しないときは4本の縦パイ
プ106を上枠105および下枠103から引き抜い
て、上枠105と下枠103とを直接重ねて平たく折り
畳むことができる。
【0005】一方、格子状に組んで成る下部および4つ
の側部を有すると共に各側部を内側に倒して折り畳み可
能なパレットが知られている。このパレットではパレッ
トの底部にスタック用のガイドを有しているので、箱型
に組み立てた状態で積み重ねることができる。
の側部を有すると共に各側部を内側に倒して折り畳み可
能なパレットが知られている。このパレットではパレッ
トの底部にスタック用のガイドを有しているので、箱型
に組み立てた状態で積み重ねることができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たパレット100では、パレット100を折り畳むとき
に縦パイプ106を引き抜いて上枠105と下枠103
とを分離しなければならず、また折り畳んだパレット1
00を再び使用するときは縦パイプ106を差し込んで
組み立てる必要があるので、折り畳みおよび組立の作業
性が非常に悪い。
たパレット100では、パレット100を折り畳むとき
に縦パイプ106を引き抜いて上枠105と下枠103
とを分離しなければならず、また折り畳んだパレット1
00を再び使用するときは縦パイプ106を差し込んで
組み立てる必要があるので、折り畳みおよび組立の作業
性が非常に悪い。
【0007】また、このパレット100の構成材質は鉄
とプラスチックとが混在しているため、そのままではリ
サイクルのための分別廃棄をすることができない。この
ため、廃棄時には鉄とプラスチックを分離しなければな
らず、廃棄処理の作業性が悪い。
とプラスチックとが混在しているため、そのままではリ
サイクルのための分別廃棄をすることができない。この
ため、廃棄時には鉄とプラスチックを分離しなければな
らず、廃棄処理の作業性が悪い。
【0008】一方、側部を内側に倒して折り畳み可能な
パレットでは、折り畳んだ後に積み重ねるためには直接
重ねなければならず、上下のパレット間の位置が決まり
難く、積み重ねたパレットが滑ってずれ落ちてしまうこ
ともある。また、箱型に組み立てて重ねたときに底部の
ガイドが下のパレットの上縁に載るので、下のパレット
は一面のみしか開放できなくなってしまう。このため、
積み上げたときの荷物の出し入れが不自由であったり、
パレットの置き場所が制限されてしまう。
パレットでは、折り畳んだ後に積み重ねるためには直接
重ねなければならず、上下のパレット間の位置が決まり
難く、積み重ねたパレットが滑ってずれ落ちてしまうこ
ともある。また、箱型に組み立てて重ねたときに底部の
ガイドが下のパレットの上縁に載るので、下のパレット
は一面のみしか開放できなくなってしまう。このため、
積み上げたときの荷物の出し入れが不自由であったり、
パレットの置き場所が制限されてしまう。
【0009】そこで、本発明は、折り畳みおよび組立作
業や廃棄が容易であると共に、積み重ねにおける利便性
を高めたパレットを提供することを目的とする。
業や廃棄が容易であると共に、積み重ねにおける利便性
を高めたパレットを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、箱型に組んだフレームを備
えるパレットにおいて、荷物を載置可能な下部と、該下
部に対して直立した起立位置とパレットの内側に倒れた
折り畳み位置とに揺動可能であると共に対向して配置さ
れる1組の側部と、各側部を起立位置に固定した状態と
揺動可能な状態とに切換可能なロック機構と、起立位置
に固定された側部同士を連結する連結機構とを備えるよ
うにしている。また、請求項2記載の発明は、箱型に組
んだフレームを備えるパレットにおいて、荷物を載置可
能な下部と、該下部に対して直立した起立位置とパレッ
トの内側に倒れた折り畳み位置とに揺動可能な3つの側
部と、各側部を起立位置に固定した状態と揺動可能な状
態とに切換可能なロック機構と、起立位置に固定された
対向する側部同士を連結する連結機構とを備えるように
している。
め、請求項1記載の発明は、箱型に組んだフレームを備
えるパレットにおいて、荷物を載置可能な下部と、該下
部に対して直立した起立位置とパレットの内側に倒れた
折り畳み位置とに揺動可能であると共に対向して配置さ
れる1組の側部と、各側部を起立位置に固定した状態と
揺動可能な状態とに切換可能なロック機構と、起立位置
に固定された側部同士を連結する連結機構とを備えるよ
うにしている。また、請求項2記載の発明は、箱型に組
んだフレームを備えるパレットにおいて、荷物を載置可
能な下部と、該下部に対して直立した起立位置とパレッ
トの内側に倒れた折り畳み位置とに揺動可能な3つの側
部と、各側部を起立位置に固定した状態と揺動可能な状
態とに切換可能なロック機構と、起立位置に固定された
対向する側部同士を連結する連結機構とを備えるように
している。
【0011】したがって、箱型に組み立てたパレットを
折り畳むときは、連結機構およびロック機構を解除して
各側部を内側に倒す。また、折り畳んだパレットを組み
立てるときは、各側部を引き起こして起立位置でロック
機構により固定し、連結機構により側部同士を連結す
る。このように側部を下部から引き抜いたり差し込んだ
りすること無くパレットの折り畳み作業および組立作業
を行うことができるので、作業性を高めることができ
る。
折り畳むときは、連結機構およびロック機構を解除して
各側部を内側に倒す。また、折り畳んだパレットを組み
立てるときは、各側部を引き起こして起立位置でロック
機構により固定し、連結機構により側部同士を連結す
る。このように側部を下部から引き抜いたり差し込んだ
りすること無くパレットの折り畳み作業および組立作業
を行うことができるので、作業性を高めることができ
る。
【0012】また、請求項3記載の発明は、箱型に組ん
だフレームを備えるパレットにおいて、荷物を載置可能
な下部と、該下部に対して直立した起立位置とパレット
の内側に倒れた折り畳み位置とに揺動可能な4つの側部
と、各側部を起立位置に固定した状態と揺動可能な状態
とに切換可能なロック機構とを備えるようにしている。
だフレームを備えるパレットにおいて、荷物を載置可能
な下部と、該下部に対して直立した起立位置とパレット
の内側に倒れた折り畳み位置とに揺動可能な4つの側部
と、各側部を起立位置に固定した状態と揺動可能な状態
とに切換可能なロック機構とを備えるようにしている。
【0013】したがって、箱型に組み立てたパレットを
折り畳むときは、ロック機構を解除して各側部を内側に
倒す。また、折り畳んだパレットを組み立てるときは、
各側部を引き起こして起立位置でロック機構により固定
する。この場合も、側部を下部から引き抜いたり差し込
んだりすること無くパレットの折り畳み作業および組立
作業を行うことができるので、作業性を高めることがで
きる。
折り畳むときは、ロック機構を解除して各側部を内側に
倒す。また、折り畳んだパレットを組み立てるときは、
各側部を引き起こして起立位置でロック機構により固定
する。この場合も、側部を下部から引き抜いたり差し込
んだりすること無くパレットの折り畳み作業および組立
作業を行うことができるので、作業性を高めることがで
きる。
【0014】さらに、請求項4記載の発明は、請求項1
から3までのいずれか記載のパレットにおいて、側部は
パレットの外側に揺動可能であるようにしている。した
がって、側部を外側に広げて下部を開放することができ
るので、荷物の出し入れを容易に行うことができる。
から3までのいずれか記載のパレットにおいて、側部は
パレットの外側に揺動可能であるようにしている。した
がって、側部を外側に広げて下部を開放することができ
るので、荷物の出し入れを容易に行うことができる。
【0015】また、請求項5記載の発明は、請求項1か
ら4までのいずれか記載のパレットにおいて、ロック機
構は、側部に沿って上下方向に摺動可能なスライダと、
下部に設けられると共に側部が起立位置にあるときにス
ライダが嵌合可能でこの嵌合により側部が起立位置にロ
ックされる嵌合孔とを備えるようにしている。
ら4までのいずれか記載のパレットにおいて、ロック機
構は、側部に沿って上下方向に摺動可能なスライダと、
下部に設けられると共に側部が起立位置にあるときにス
ライダが嵌合可能でこの嵌合により側部が起立位置にロ
ックされる嵌合孔とを備えるようにしている。
【0016】したがって、スライダの上下動作だけでロ
ック機構による固定と解除とを切り換えできるので、ロ
ック機構の操作性を良好にすることができる。このた
め、パレットの折り畳み作業および組立作業の作業性を
高めることができる。
ック機構による固定と解除とを切り換えできるので、ロ
ック機構の操作性を良好にすることができる。このた
め、パレットの折り畳み作業および組立作業の作業性を
高めることができる。
【0017】さらに、請求項6記載の発明は、請求項1
から5までのいずれか記載のパレットにおいて、下部は
連結ブロックを備えて、該連結ブロックは、箱型に組み
立てたパレットを積み重ねたときに下のパレットの側部
の上端部に係合すると共に、折り畳んだパレットを積み
重ねたときに上下の連結ブロック同士が当接してパレッ
トを支持するようにしている。
から5までのいずれか記載のパレットにおいて、下部は
連結ブロックを備えて、該連結ブロックは、箱型に組み
立てたパレットを積み重ねたときに下のパレットの側部
の上端部に係合すると共に、折り畳んだパレットを積み
重ねたときに上下の連結ブロック同士が当接してパレッ
トを支持するようにしている。
【0018】したがって、箱型に組み立てたパレットを
積み重ねたときに下側のパレットの側部と上側のパレッ
トの連結ブロックとが係合するので、積み重ねても連結
機構は規制を受けない。このため、例えば2つの連結機
構を有するパレットでは、積み重ねた状態でも2箇所で
開閉することができるので、荷物の出し入れやパレット
の配置で利便性を高めることができる。また、折り畳ん
だパレットを積み重ねるときは上下のパレットの連結ブ
ロック同士が係合するので、ずれ落ちることを防止する
ことができる。
積み重ねたときに下側のパレットの側部と上側のパレッ
トの連結ブロックとが係合するので、積み重ねても連結
機構は規制を受けない。このため、例えば2つの連結機
構を有するパレットでは、積み重ねた状態でも2箇所で
開閉することができるので、荷物の出し入れやパレット
の配置で利便性を高めることができる。また、折り畳ん
だパレットを積み重ねるときは上下のパレットの連結ブ
ロック同士が係合するので、ずれ落ちることを防止する
ことができる。
【0019】また、請求項7記載の発明は、請求項1か
ら6までのいずれか記載のパレットにおいて、パレット
は単一の材質から成るようにしている。したがって、パ
レットを廃棄するときに、複数の材質から成る従来のパ
レットのようにリサイクルするために材質ごとに分離す
る必要が無いので、廃棄処分を容易に行うことができる
ようになる。
ら6までのいずれか記載のパレットにおいて、パレット
は単一の材質から成るようにしている。したがって、パ
レットを廃棄するときに、複数の材質から成る従来のパ
レットのようにリサイクルするために材質ごとに分離す
る必要が無いので、廃棄処分を容易に行うことができる
ようになる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の構成を図面に示す
実施形態に基づいて詳細に説明する。このパレット1
は、図1及び図2に示すように、箱型に組んだフレーム
を備えるボックスパレット1と呼ばれるものである。こ
のパレット1は、荷物を載置可能な下部2と、対向して
配置される1組の側部3と、各側部3を起立位置V(図
1中、二点鎖線で示す)に固定した状態と揺動可能な状
態とに切換可能なロック機構4と、起立位置Vに固定さ
れた側部3同士を連結する連結機構5とを備えている。
各側部3は、下部2に対して直立した起立位置Vとパレ
ット1の内側に倒れた折り畳み位置H(図1中、実線で
示す)とに揺動可能であるようにしている。このため、
ロック機構4を解除して側部3を揺動することによりパ
レット1を平たく折り畳んだり箱型に組み立てたりでき
るので、上枠と下枠とを取り外して折り畳む従来のパレ
ットに比べて折り畳み及び組立の作業性を高めることが
できる。
実施形態に基づいて詳細に説明する。このパレット1
は、図1及び図2に示すように、箱型に組んだフレーム
を備えるボックスパレット1と呼ばれるものである。こ
のパレット1は、荷物を載置可能な下部2と、対向して
配置される1組の側部3と、各側部3を起立位置V(図
1中、二点鎖線で示す)に固定した状態と揺動可能な状
態とに切換可能なロック機構4と、起立位置Vに固定さ
れた側部3同士を連結する連結機構5とを備えている。
各側部3は、下部2に対して直立した起立位置Vとパレ
ット1の内側に倒れた折り畳み位置H(図1中、実線で
示す)とに揺動可能であるようにしている。このため、
ロック機構4を解除して側部3を揺動することによりパ
レット1を平たく折り畳んだり箱型に組み立てたりでき
るので、上枠と下枠とを取り外して折り畳む従来のパレ
ットに比べて折り畳み及び組立の作業性を高めることが
できる。
【0021】下部2は、水平な長方形に組まれた外フレ
ーム6と、該外フレーム6の長辺同士を結ぶ2本の支持
フレーム7と、四隅で外フレーム6同士を連結する連結
ブロック8とを備えている。外フレーム6と支持フレー
ム7とはアルミ製の継ぎ手9により固定されている。外
フレーム6と支持フレーム7とは、いずれもアルミ製の
丸パイプから成るものとしている。さらに、各フレーム
6,7と継ぎ手9と連結ブロック8とはアルミ製のリベ
ットによりかしめて固定されている。
ーム6と、該外フレーム6の長辺同士を結ぶ2本の支持
フレーム7と、四隅で外フレーム6同士を連結する連結
ブロック8とを備えている。外フレーム6と支持フレー
ム7とはアルミ製の継ぎ手9により固定されている。外
フレーム6と支持フレーム7とは、いずれもアルミ製の
丸パイプから成るものとしている。さらに、各フレーム
6,7と継ぎ手9と連結ブロック8とはアルミ製のリベ
ットによりかしめて固定されている。
【0022】連結ブロック8は、図14に示すように箱
型に組み立てたパレット1を積み重ねたときに下のパレ
ット1の側部3の上端部に係合すると共に、図15に示
すように折り畳んだパレット1を積み重ねたときに上下
の連結ブロック8同士が当接してパレット1を支持する
ようにしている。このため、積み重ねた状態でも2箇所
の連結機構5の部分で開閉することができるので、荷物
の出し入れやパレット1の配置で利便性を高めることが
できる。また、折り畳んだパレット1を積み重ねるとき
は上下のパレットの連結ブロック8同士が係合するの
で、ずれ落ちることを防止することができる。
型に組み立てたパレット1を積み重ねたときに下のパレ
ット1の側部3の上端部に係合すると共に、図15に示
すように折り畳んだパレット1を積み重ねたときに上下
の連結ブロック8同士が当接してパレット1を支持する
ようにしている。このため、積み重ねた状態でも2箇所
の連結機構5の部分で開閉することができるので、荷物
の出し入れやパレット1の配置で利便性を高めることが
できる。また、折り畳んだパレット1を積み重ねるとき
は上下のパレットの連結ブロック8同士が係合するの
で、ずれ落ちることを防止することができる。
【0023】連結ブロック8はアルミ製で、図3から図
5や図10等に示すように2本の外フレーム6の先端が
嵌入される取付孔10と、側部3の縦フレーム11を揺
動可能に収容する縦溝12と、該縦溝12内で縦フレー
ム11の回転軸13を支持する支持孔14と、箱状態の
パレット1を図14に示すように重ねたときに下側のパ
レット1の縦フレーム11の上端部が入り込む凹部15
とを備えている。連結ブロック8の側面の下部2には、
折り畳み状態のパレット1を図15に示すように重ねた
ときに下側のパレット1の連結ブロック8の上部をガイ
ドするアルミ製のガイド部16が取り付けられている。
このガイド部16は、パレット1の脚も兼ねている。
5や図10等に示すように2本の外フレーム6の先端が
嵌入される取付孔10と、側部3の縦フレーム11を揺
動可能に収容する縦溝12と、該縦溝12内で縦フレー
ム11の回転軸13を支持する支持孔14と、箱状態の
パレット1を図14に示すように重ねたときに下側のパ
レット1の縦フレーム11の上端部が入り込む凹部15
とを備えている。連結ブロック8の側面の下部2には、
折り畳み状態のパレット1を図15に示すように重ねた
ときに下側のパレット1の連結ブロック8の上部をガイ
ドするアルミ製のガイド部16が取り付けられている。
このガイド部16は、パレット1の脚も兼ねている。
【0024】連結ブロック8の縦溝12は、連結ブロッ
ク8の対向する一組の側面同士を貫通するように連結ブ
ロック8の上端面から切り込まれた形状に形成されてい
る。4つの連結ブロック8の縦溝12の貫通方向は同一
になるよう設けられている。連結ブロック8の支持孔1
4は縦溝12を挟んで上下に並んで形成されている。
ク8の対向する一組の側面同士を貫通するように連結ブ
ロック8の上端面から切り込まれた形状に形成されてい
る。4つの連結ブロック8の縦溝12の貫通方向は同一
になるよう設けられている。連結ブロック8の支持孔1
4は縦溝12を挟んで上下に並んで形成されている。
【0025】側部3は、2本の縦フレーム11と各縦フ
レーム11を連結する支持フレーム17とを備えてい
る。縦フレーム11と支持フレーム17とは、いずれも
アルミ製の丸パイプから成る。各フレーム11,17
は、アルミ製の継ぎ手9を用いてリベットにより固定さ
れている。縦フレーム11の下部は連結ブロック8の縦
溝12に入れられて水平方向の回転軸13により回転可
能に支持されている。回転軸13としては、アルミ製の
リベットを使用している。
レーム11を連結する支持フレーム17とを備えてい
る。縦フレーム11と支持フレーム17とは、いずれも
アルミ製の丸パイプから成る。各フレーム11,17
は、アルミ製の継ぎ手9を用いてリベットにより固定さ
れている。縦フレーム11の下部は連結ブロック8の縦
溝12に入れられて水平方向の回転軸13により回転可
能に支持されている。回転軸13としては、アルミ製の
リベットを使用している。
【0026】そして、一方の側部3の支持される支持孔
14と他方の側部3の支持される支持孔14とは上下に
ずれたものを使用している。このため、下の支持孔14
に支持された側部3を内側に倒してから上の支持孔14
に支持された側部3を内側に倒すことにより、各側部3
同士が干渉することなく水平に折り畳まれるようにな
る。本実施形態では、連結機構5の連結フレーム20を
備えるほうの側部3が下の支持孔14に、他方の側部3
が上の支持孔14に各々取り付けられている。
14と他方の側部3の支持される支持孔14とは上下に
ずれたものを使用している。このため、下の支持孔14
に支持された側部3を内側に倒してから上の支持孔14
に支持された側部3を内側に倒すことにより、各側部3
同士が干渉することなく水平に折り畳まれるようにな
る。本実施形態では、連結機構5の連結フレーム20を
備えるほうの側部3が下の支持孔14に、他方の側部3
が上の支持孔14に各々取り付けられている。
【0027】ロック機構4は、側部3に沿って上下方向
に摺動可能なスライダ18と、下部2に設けられると共
に側部3が起立位置Vにあるときにスライダ18が嵌合
可能でこの嵌合により側部3が起立位置Vにロックされ
る嵌合孔19とを備えている。スライダ18はアルミ製
の短い円筒状で、縦フレーム11の下部2に摺動可能に
嵌められている。スライダ18の外径は縦溝12の幅よ
り太く形成されている。嵌合孔19は連結ブロック8の
縦溝12の上部に形成されている。この嵌合孔19は、
スライダ18の直径と同等の径の円柱形状に形成されて
いる。このため、スライダ18が嵌合孔19に嵌り込む
と上下方向以外には移動できなくなるので、縦フレーム
11の位置が固定される。よって、スライダ18の上下
動作だけでロック機構4による縦フレーム11の固定と
解除とを切り換えできるので、ロック機構4の操作性を
良好にすることができる。
に摺動可能なスライダ18と、下部2に設けられると共
に側部3が起立位置Vにあるときにスライダ18が嵌合
可能でこの嵌合により側部3が起立位置Vにロックされ
る嵌合孔19とを備えている。スライダ18はアルミ製
の短い円筒状で、縦フレーム11の下部2に摺動可能に
嵌められている。スライダ18の外径は縦溝12の幅よ
り太く形成されている。嵌合孔19は連結ブロック8の
縦溝12の上部に形成されている。この嵌合孔19は、
スライダ18の直径と同等の径の円柱形状に形成されて
いる。このため、スライダ18が嵌合孔19に嵌り込む
と上下方向以外には移動できなくなるので、縦フレーム
11の位置が固定される。よって、スライダ18の上下
動作だけでロック機構4による縦フレーム11の固定と
解除とを切り換えできるので、ロック機構4の操作性を
良好にすることができる。
【0028】スライダ18は、図3に示すように連結ブ
ロック8に当接する縁が丸められている。このため、倒
した状態の側部3を起こし上げてスライダ18が連結ブ
ロック8の側面に当たったときのスライダ18と連結ブ
ロック8との摩擦抵抗が小さくなるので、スライダ18
が縦フレーム11に沿って押し上げられるようになる。
ロック8に当接する縁が丸められている。このため、倒
した状態の側部3を起こし上げてスライダ18が連結ブ
ロック8の側面に当たったときのスライダ18と連結ブ
ロック8との摩擦抵抗が小さくなるので、スライダ18
が縦フレーム11に沿って押し上げられるようになる。
【0029】連結機構5は、一方の側部3と他方の側部
3との対向する縦フレーム11の間にそれぞれ設けられ
ている。各連結機構5は、一方の側部3の縦フレーム1
1に直交して回転および摺動可能に設けられた連結フレ
ーム20と、連結フレーム20の先端に設けられた係止
孔21を有する係止ブロック22と、他方の側部3の縦
フレーム11に回転および摺動可能に設けられた係止突
起24を有する受ブロック23とを備えている。これら
連結フレーム20と係止ブロック22と受ブロック23
とはいずれもアルミ製とされている。
3との対向する縦フレーム11の間にそれぞれ設けられ
ている。各連結機構5は、一方の側部3の縦フレーム1
1に直交して回転および摺動可能に設けられた連結フレ
ーム20と、連結フレーム20の先端に設けられた係止
孔21を有する係止ブロック22と、他方の側部3の縦
フレーム11に回転および摺動可能に設けられた係止突
起24を有する受ブロック23とを備えている。これら
連結フレーム20と係止ブロック22と受ブロック23
とはいずれもアルミ製とされている。
【0030】側部3が起立状態にあるときは、連結フレ
ーム20と受ブロック23とはそれぞれ側部3の継ぎ手
9に載って支持されている。そして、係止ブロック22
の係止孔21を受ブロック23の係止突起24に嵌合す
ることにより、各側部3が連結されると共にパレット1
の周囲が閉じて収容した荷物の脱落が防止される。
ーム20と受ブロック23とはそれぞれ側部3の継ぎ手
9に載って支持されている。そして、係止ブロック22
の係止孔21を受ブロック23の係止突起24に嵌合す
ることにより、各側部3が連結されると共にパレット1
の周囲が閉じて収容した荷物の脱落が防止される。
【0031】さらに、縦フレーム11の上端部にはアル
ミ製のキャップ25が嵌められている。このため、パイ
プ先端の外観を良好にすることができる。
ミ製のキャップ25が嵌められている。このため、パイ
プ先端の外観を良好にすることができる。
【0032】上述したパレット1を使用するときの動作
を以下に説明する。
を以下に説明する。
【0033】箱型に組み立てられた図2に示すパレット
1を折り畳むときは、連結機構5の連結フレーム20お
よび係止ブロック22を若干持ち上げて係止孔21を係
止突起24から外す(図6)。そして、連結フレーム2
0を内側に回転させて側部3の支持フレーム17の間に
位置させる(図7)。もう一方の連結機構5について
も、連結フレーム20および係止ブロック22を若干持
ち上げて係止孔21を係止突起24から外して連結フレ
ーム20を内側に回転させる(図8)。このとき、2つ
の連結フレーム20は同じ高さにあるので、干渉を防ぐ
ために一方の連結フレーム20を上方に持ち上げて支持
フレーム17の間に位置させるようにする。
1を折り畳むときは、連結機構5の連結フレーム20お
よび係止ブロック22を若干持ち上げて係止孔21を係
止突起24から外す(図6)。そして、連結フレーム2
0を内側に回転させて側部3の支持フレーム17の間に
位置させる(図7)。もう一方の連結機構5について
も、連結フレーム20および係止ブロック22を若干持
ち上げて係止孔21を係止突起24から外して連結フレ
ーム20を内側に回転させる(図8)。このとき、2つ
の連結フレーム20は同じ高さにあるので、干渉を防ぐ
ために一方の連結フレーム20を上方に持ち上げて支持
フレーム17の間に位置させるようにする。
【0034】次いで、連結フレーム20を備える方の側
部3の両スライダ18を持ち上げて嵌合孔19から外し
てロック機構4を解除する(図9)。これにより、この
側部3が回転可能になるので内側に倒す(図10)。そ
して、もう一方の側部3についても両スライダ18を持
ち上げてロック機構4を解除し(図11)、内側に倒す
(図1)。このとき、後から倒した側部3の係止突起2
4が先に倒した側部3に干渉しないように、受ブロック
23を支持フレーム17の間に回転させておく。
部3の両スライダ18を持ち上げて嵌合孔19から外し
てロック機構4を解除する(図9)。これにより、この
側部3が回転可能になるので内側に倒す(図10)。そ
して、もう一方の側部3についても両スライダ18を持
ち上げてロック機構4を解除し(図11)、内側に倒す
(図1)。このとき、後から倒した側部3の係止突起2
4が先に倒した側部3に干渉しないように、受ブロック
23を支持フレーム17の間に回転させておく。
【0035】このように従来のパレットのように側部を
下部から引き抜くこと無くパレット1の折り畳み作業を
行うことができるので、作業性を高めることができる。
下部から引き抜くこと無くパレット1の折り畳み作業を
行うことができるので、作業性を高めることができる。
【0036】また、折り畳んだ図1に示すパレット1を
箱型に組み立てるときは、折り畳みの作業と逆の手順で
組み立てる。まず、上側に重ねられた側部3を上方向に
回転させる。このとき、側部3を起こし上げるにつれ
て、図3に示すようにスライダ18が連結ブロック8の
側面に当たって縦フレーム11に沿って押し上げられ
る。このため、スライダ18を手で持ち上げなくても側
部3を起こし上げるだけで自動的にスライダ18が持ち
上がる。そして、側部3が起立位置Vに位置したときに
スライダ18が嵌合孔19に落ち込んでロックされる
(図10)。
箱型に組み立てるときは、折り畳みの作業と逆の手順で
組み立てる。まず、上側に重ねられた側部3を上方向に
回転させる。このとき、側部3を起こし上げるにつれ
て、図3に示すようにスライダ18が連結ブロック8の
側面に当たって縦フレーム11に沿って押し上げられ
る。このため、スライダ18を手で持ち上げなくても側
部3を起こし上げるだけで自動的にスライダ18が持ち
上がる。そして、側部3が起立位置Vに位置したときに
スライダ18が嵌合孔19に落ち込んでロックされる
(図10)。
【0037】さらに、もう一方の側部3も同様に起こし
上げて起立位置Vで自動的にロックされる(図8)。そ
して、各連結フレーム20を開いて係止孔21を係止突
起24に係止する(図2)。これにより、パレット1が
箱状に組み立てられる。
上げて起立位置Vで自動的にロックされる(図8)。そ
して、各連結フレーム20を開いて係止孔21を係止突
起24に係止する(図2)。これにより、パレット1が
箱状に組み立てられる。
【0038】また、折り畳んだパレット1に対して荷物
を出し入れするときは、連結機構5の連結フレーム20
および係止ブロック22を若干持ち上げて係止孔21を
係止突起24から外してから(図6)、連結フレーム2
0を外側に向けて回転させる(図12)。これにより、
パレット1の一側部が開くので、そこから荷物を出し入
れすることができる。また、両方の連結機構5を外して
各側部3を外側に開いて下部2を開放した状態にして
(図13)、荷物を出し入れするようにしても良い。こ
の方法は、荷物が大きかったり重かったりして、側部3
が起立していると出し入れが困難になる場合に特に有効
となる。
を出し入れするときは、連結機構5の連結フレーム20
および係止ブロック22を若干持ち上げて係止孔21を
係止突起24から外してから(図6)、連結フレーム2
0を外側に向けて回転させる(図12)。これにより、
パレット1の一側部が開くので、そこから荷物を出し入
れすることができる。また、両方の連結機構5を外して
各側部3を外側に開いて下部2を開放した状態にして
(図13)、荷物を出し入れするようにしても良い。こ
の方法は、荷物が大きかったり重かったりして、側部3
が起立していると出し入れが困難になる場合に特に有効
となる。
【0039】そして、箱型のパレット1を積み重ねて棚
のように使用するときは、図14に示すように縦フレー
ム11の上に他のパレット1の連結ブロック8を重ね
る。このとき、上の連結ブロック8の凹部15が下のパ
レット1の縦フレーム11の上端部に嵌合するので(図
3中、二点鎖線で示す)、積み重ねた後に上のパレット
1がずれ落ちてしまうことを防止できる。
のように使用するときは、図14に示すように縦フレー
ム11の上に他のパレット1の連結ブロック8を重ね
る。このとき、上の連結ブロック8の凹部15が下のパ
レット1の縦フレーム11の上端部に嵌合するので(図
3中、二点鎖線で示す)、積み重ねた後に上のパレット
1がずれ落ちてしまうことを防止できる。
【0040】また、折り畳んだ状態のパレット1を積み
重ねるときは、図15に示すように下のパレット1の連
結ブロック8に上のパレット1の連結ブロック8を載せ
るようにする。パレット1に他のパレット1を重ねると
きには、上の連結ブロック8のガイド部16が下の連結
ブロック8の上側に案内されるので上下の連結ブロック
8同士が真っ直ぐに重なると共に重ねた後にずれ落ちて
しまうことを防止できる。
重ねるときは、図15に示すように下のパレット1の連
結ブロック8に上のパレット1の連結ブロック8を載せ
るようにする。パレット1に他のパレット1を重ねると
きには、上の連結ブロック8のガイド部16が下の連結
ブロック8の上側に案内されるので上下の連結ブロック
8同士が真っ直ぐに重なると共に重ねた後にずれ落ちて
しまうことを防止できる。
【0041】上述したパレット1によれば、パレット1
の全ての構成部品がアルミから成る。このため、パレッ
ト1を廃棄するときに、複数の材質から成る従来のパレ
ット100のようにリサイクルするために材質ごとに分
離する必要が無いので、廃棄処分を容易に行うことがで
きるようになる。
の全ての構成部品がアルミから成る。このため、パレッ
ト1を廃棄するときに、複数の材質から成る従来のパレ
ット100のようにリサイクルするために材質ごとに分
離する必要が無いので、廃棄処分を容易に行うことがで
きるようになる。
【0042】なお、上述の実施形態は本発明の好適な実
施の一例ではあるがこれに限定されるものではなく本発
明の要旨を逸脱しない範囲において種々変形実施可能で
ある。例えば、本実施形態ではパレット1をアルミ製と
しているが、これには限られず鉄鋼製などにしても良
い。この場合もパレット1が単一の材質から成るので廃
棄処分を容易に行うことができるようになる。また、本
実施形態ではパレット1を単一の材質から成るものとし
ているが、これには限られず例えば鉄パイプなどとプラ
スチック部材などとを使用して複数の材質から成るもの
としても良い。
施の一例ではあるがこれに限定されるものではなく本発
明の要旨を逸脱しない範囲において種々変形実施可能で
ある。例えば、本実施形態ではパレット1をアルミ製と
しているが、これには限られず鉄鋼製などにしても良
い。この場合もパレット1が単一の材質から成るので廃
棄処分を容易に行うことができるようになる。また、本
実施形態ではパレット1を単一の材質から成るものとし
ているが、これには限られず例えば鉄パイプなどとプラ
スチック部材などとを使用して複数の材質から成るもの
としても良い。
【0043】そして、本実施形態では各フレーム6,
7,11,17を丸パイプから成るものとしているが、
これには限られず角パイプから成るものとしても良い。
さらに、本実施形態では側部3は外側にも開放可能とさ
れているが、これには限られず起立位置Vと折り畳み位
置Hの間のみで揺動可能なものとしても良い。
7,11,17を丸パイプから成るものとしているが、
これには限られず角パイプから成るものとしても良い。
さらに、本実施形態では側部3は外側にも開放可能とさ
れているが、これには限られず起立位置Vと折り畳み位
置Hの間のみで揺動可能なものとしても良い。
【0044】また、本実施形態では、側部3が対向して
2つのみ設けられているが、これには限られずパレット
1の三方を囲うように3つの側部3を設けるようにして
も良い。この場合、側部3の設けられていない一箇所の
みに連結機構5を設けるようにする。あるいは、パレッ
ト1の四方を囲うように4つの側部3を設けるようにし
ても良い。この場合、連結機構5は不要に成る。
2つのみ設けられているが、これには限られずパレット
1の三方を囲うように3つの側部3を設けるようにして
も良い。この場合、側部3の設けられていない一箇所の
みに連結機構5を設けるようにする。あるいは、パレッ
ト1の四方を囲うように4つの側部3を設けるようにし
ても良い。この場合、連結機構5は不要に成る。
【0045】そして、上述した各実施形態では側部3お
よび下部2は縦横にフレームを組んで成るフレーム構造
としているが、これには限られず一部あるいは全体が金
網や板材から成るようにしたり、フレーム間にシートや
布を張るようにしても良い。この場合、収容した荷物の
落下をより確実に防止できると共に外観を良くすること
ができる。
よび下部2は縦横にフレームを組んで成るフレーム構造
としているが、これには限られず一部あるいは全体が金
網や板材から成るようにしたり、フレーム間にシートや
布を張るようにしても良い。この場合、収容した荷物の
落下をより確実に防止できると共に外観を良くすること
ができる。
【0046】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1から3記載のパレットによれば、側部を下部から引き
抜いたり差し込んだりすること無くパレットの折り畳み
作業および組立作業を行うことができるので、作業性を
高めることができる。
1から3記載のパレットによれば、側部を下部から引き
抜いたり差し込んだりすること無くパレットの折り畳み
作業および組立作業を行うことができるので、作業性を
高めることができる。
【0047】また、請求項4記載のパレットによれば、
側部を外側に広げて下部を開放することができるので、
荷物の出し入れを容易に行うことができる。
側部を外側に広げて下部を開放することができるので、
荷物の出し入れを容易に行うことができる。
【0048】さらに、請求項5記載のパレットによれ
ば、スライダの上下動作だけでロック機構による固定と
解除とを切り換えできるので、ロック機構の操作性を良
好にすることができる。このため、パレットの折り畳み
作業および組立作業の作業性を高めることができる。
ば、スライダの上下動作だけでロック機構による固定と
解除とを切り換えできるので、ロック機構の操作性を良
好にすることができる。このため、パレットの折り畳み
作業および組立作業の作業性を高めることができる。
【0049】さらに、請求項6記載のパレットによれ
ば、荷物の出し入れやパレットの配置で利便性を高める
ことができる。また、折り畳んだパレットを積み重ねる
ときは上下のパレットの連結ブロック同士が係合するの
で、ずれ落ちることを防止することができる。
ば、荷物の出し入れやパレットの配置で利便性を高める
ことができる。また、折り畳んだパレットを積み重ねる
ときは上下のパレットの連結ブロック同士が係合するの
で、ずれ落ちることを防止することができる。
【0050】そして、請求項7記載のパレットによれ
ば、パレットを廃棄するときに、複数の材質から成る従
来のパレットのようにリサイクルするために材質ごとに
分離する必要が無いので、廃棄処分を容易に行うことが
できるようになる。
ば、パレットを廃棄するときに、複数の材質から成る従
来のパレットのようにリサイクルするために材質ごとに
分離する必要が無いので、廃棄処分を容易に行うことが
できるようになる。
【図1】本発明のパレットの折り畳み状態を示す斜視図
である。
である。
【図2】パレットの組立状態を示す斜視図である。
【図3】連結ブロックを示す側面図である。
【図4】ロック機構の解除状態を示す図であり、(A)
は正面図、(B)は側面図である。
は正面図、(B)は側面図である。
【図5】ロック機構のロック状態を示す図であり、
(A)は正面図、(B)は側面図である。
(A)は正面図、(B)は側面図である。
【図6】連結機構を外した状態を示す斜視図である。
【図7】連結フレームを内側に収容した状態を示す斜視
図である。
図である。
【図8】両方の連結フレームを内側に収容した状態を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図9】スライダを持ち上げた状態を示す斜視図であ
る。
る。
【図10】側部を内側に倒した状態を示す斜視図であ
る。
る。
【図11】スライダを持ち上げた状態を示す斜視図であ
る。
る。
【図12】連結フレームを外側に回転させた状態を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図13】側部を外側に倒した状態を示す斜視図であ
る。
る。
【図14】箱型に組み立てたパレットを積み上げた状態
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図15】折り畳んだパレットを積み上げた状態を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図16】従来のパレットを示す斜視図である。
1 パレット
2 下部
3 側部
4 ロック機構
5 連結機構
8 連結ブロック
18 スライダ
19 嵌合孔
フロントページの続き
Fターム(参考) 3E006 AA03 BA01 CA05 CA06 DA03
DB04
3E063 AA07 AA08 BA02 BA03 BA15
BB01 BB02 BB10 CA03 CA08
CB01 CB04 CB05 CB10 CC01
CC07 CD04 CD11 DA01 DA02
EE03 FF03
Claims (7)
- 【請求項1】 箱型に組んだフレームを備えるパレット
において、荷物を載置可能な下部と、該下部に対して直
立した起立位置と前記パレットの内側に倒れた折り畳み
位置とに揺動可能であると共に対向して配置される1組
の側部と、各側部を前記起立位置に固定した状態と揺動
可能な状態とに切換可能なロック機構と、前記起立位置
に固定された前記側部同士を連結する連結機構とを備え
ることを特徴とするパレット。 - 【請求項2】 箱型に組んだフレームを備えるパレット
において、荷物を載置可能な下部と、該下部に対して直
立した起立位置と前記パレットの内側に倒れた折り畳み
位置とに揺動可能な3つの側部と、各側部を前記起立位
置に固定した状態と揺動可能な状態とに切換可能なロッ
ク機構と、前記起立位置に固定された対向する前記側部
同士を連結する連結機構とを備えることを特徴とするパ
レット。 - 【請求項3】 箱型に組んだフレームを備えるパレット
において、荷物を載置可能な下部と、該下部に対して直
立した起立位置と前記パレットの内側に倒れた折り畳み
位置とに揺動可能な4つの側部と、各側部を前記起立位
置に固定した状態と揺動可能な状態とに切換可能なロッ
ク機構とを備えることを特徴とするパレット。 - 【請求項4】 前記側部は前記パレットの外側に揺動可
能であることを特徴とする請求項1から3までのいずれ
か記載のパレット。 - 【請求項5】 前記ロック機構は、前記側部に沿って上
下方向に摺動可能なスライダと、前記下部に設けられる
と共に前記側部が前記起立位置にあるときに前記スライ
ダが嵌合可能でこの嵌合により前記側部が前記起立位置
にロックされる嵌合孔とを備えることを特徴とする請求
項1から4までのいずれか記載のパレット。 - 【請求項6】 前記下部は連結ブロックを備えて、該連
結ブロックは、箱型に組み立てた前記パレットを積み重
ねたときに下のパレットの前記側部の上端部に係合する
と共に、折り畳んだ前記パレットを積み重ねたときに上
下の前記連結ブロック同士が当接して前記パレットを支
持することを特徴とする請求項1から5までのいずれか
記載のパレット。 - 【請求項7】 前記パレットは単一の材質から成ること
を特徴とする請求項1から6までのいずれか記載のパレ
ット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001356645A JP2003160133A (ja) | 2001-11-21 | 2001-11-21 | パレット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001356645A JP2003160133A (ja) | 2001-11-21 | 2001-11-21 | パレット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003160133A true JP2003160133A (ja) | 2003-06-03 |
Family
ID=19168132
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001356645A Pending JP2003160133A (ja) | 2001-11-21 | 2001-11-21 | パレット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003160133A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006232341A (ja) * | 2005-02-25 | 2006-09-07 | Mitsubishi Electric Corp | 梱包ケース |
JP4854812B1 (ja) * | 2011-03-31 | 2012-01-18 | 株式会社日立ライフ | 折畳み式のフレーム型コンテナ |
-
2001
- 2001-11-21 JP JP2001356645A patent/JP2003160133A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006232341A (ja) * | 2005-02-25 | 2006-09-07 | Mitsubishi Electric Corp | 梱包ケース |
JP4854812B1 (ja) * | 2011-03-31 | 2012-01-18 | 株式会社日立ライフ | 折畳み式のフレーム型コンテナ |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
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|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040721 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20041124 |