JP2003159155A - ベッド装置 - Google Patents

ベッド装置

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JP2003159155A
JP2003159155A JP2001361722A JP2001361722A JP2003159155A JP 2003159155 A JP2003159155 A JP 2003159155A JP 2001361722 A JP2001361722 A JP 2001361722A JP 2001361722 A JP2001361722 A JP 2001361722A JP 2003159155 A JP2003159155 A JP 2003159155A
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JP
Japan
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mattress
unit
foot
bed apparatus
mattress unit
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Application number
JP2001361722A
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English (en)
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Hideyoshi Sekine
秀祥 関根
Yoshiki Matsumoto
孝樹 松本
Makoto Tanaka
田中  良
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Paramount Bed Co Ltd
Original Assignee
Paramount Bed Co Ltd
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Publication date
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  • Mattresses And Other Support Structures For Chairs And Beds (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ベッドにおけるボトム上のマットレス周縁の
適所に付設して、転落防止機能は勿論、従前のヘッドボ
ードやフットボードとしての機能をももたらす。 【解決手段】 ベッドフレーム2上のボトムBに支えら
れマットレス3に、ベッドの頭側、足側、背側面側、足
側面側から当接させるように、クッション材を詰物とし
て構成した複数のマットレスユニット4として頭ユニッ
ト4h,足ユニット4f,背側面ユニット4s1,足側
面ユニット4s2を互いに一体状に設ける。これら頭ユ
ニット4h,足ユニット4f,背側面ユニット4s1,
足側面ユニット4s2は、マットレス3の頭側、足側、
背側面側、足側面側に当接させると共に、マットレス3
上面よりほぼ等しい高さに突出させるように保持する構
成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ベッドにおけるボ
トム上のマットレス周縁の適所に付設して、転落防止機
能は勿論、従前のヘッドボードやフットボードとしての
機能をももたらした、新規なベッド装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、病院用ベッドにおいても、在宅ベ
ッド、あるいは通常の家具ベッドにおいても、基本的な
構造として、ボトムを支えるベッドフレーム長手方向頭
側にヘッドボード、足側にフットボード、側面側に側柵
を配置するというものであった。かかるベッドにおい
て、ヘッドボードやフットボードは、かつてはベッドフ
レームと一体のパイプ材で構成され、また側柵において
も、多くはパイプ材で構成されてきた。最近では、前記
ヘッドボードやフットボードは、文字通りボード材、パ
ネル材で構成され、さらに側柵においても、軟質材で覆
った柵部を有するものも見受けられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記ヘ
ッドボードやフットボードは、所詮、側柵とは別の機能
のものであり、それぞれ個々に製造して、ベッドの構成
部品として組み立ててきたのである。従って、基本的な
ベッドの概念は変わるものではなかった。本発明は、か
かる背景から提案されたものであって、ベッドにおける
ボトム上のマットレス周縁の適所に付設して、転落防止
機能は勿論、従前のヘッドボードやフットボードとして
の機能をももたらした、新規なベッド装置を提供するこ
とを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記した課題を解決する
ために、本発明では、請求項1において、クッション材
を詰物として構成した複数のマットレスユニットを有
し、これらマットレスユニットを、マットレスの頭側、
足側、側面側に当接させると共にマットレス上面より突
出させるように保持する構成とし、頭側のマットレスユ
ニットと側面側のマットレスユニット、または足側のマ
ットレスユニットと側面側のマットレスユニットを互い
に一体状に構成するようにしたベッド装置を開示する。
また本発明では、請求項2において、空気を充填して構
成した複数のマットレスユニットを有し、これらマット
レスユニットを、マットレスの頭側、足側、側面側に当
接させると共にマットレス上面より突出させるように保
持する構成とし、頭側のマットレスユニットと側面側の
マットレスユニット、または足側のマットレスユニット
と側面側のマットレスユニットを互いに一体状に構成す
るようにしたベッド装置を開示する。また本発明では、
請求項3において、前記マットレスの頭側、または足側
に位置させたマットレスユニットと、マットレス側面側
に当接させたマットレスユニットとを連続的に連なる構
成としたベッド装置を開示する。また本発明では、請求
項4において、前記マットレスの頭側、または足側に位
置させたマットレスユニットと、マットレス側面側に当
接させたマットレスユニットとを係着手段により互いに
結合分離可能に構成したベッド装置を開示する。また本
発明では、請求項5において、前記マットレスの頭側、
または足側に位置させたマットレスユニットと、マット
レス側面側に当接させたマットレスユニットとを締結手
段により互いに結合分離可能に構成したベッド装置を開
示する。また本発明では、請求項6において、前記マッ
トレスユニットは脚部を有し、この脚部を介して、ベッ
ドのボトムを支えるフレーム側部側、フレーム頭側、ま
たはフレーム足側に形成した差込穴に着脱可能に装着す
る構成としたベッド装置を開示する。また本発明では、
請求項7において、前記マットレスユニットは、マット
レスを支えるボトムに取付手段を介して着脱可能に構成
したベッド装置を開示する。また本発明では、請求項8
において、前記取付手段は、前記マットレスユニットに
おける底部にそれぞれ固定し、ボトムに差し入れて挟持
してなるクランプ部と、このクランプ部を締付ける締付
ノブとによって構成したベッド装置を開示する。また本
発明では、請求項9において、前記ボトムは通孔を有
し、前記取付手段は、前記マットレスユニットにおける
底部にそれぞれ固定し、前記ボトムの通孔に引掛係止し
てなる引掛係止具によって構成したベッド装置を開示す
る。また本発明では、請求項10において、前記ボトム
は線体を格子状に張って構成し、前記取付手段は、前記
マットレスユニットにおける底部にそれぞれ固定し、前
記線体格子状のボトムに係合載置してなる係合枠部材
と、係合枠部材を前記線体格子状のボトムから脱落しな
いように締付ける締付具とによって構成したベッド装置
を開示する。また本発明では、請求項11において、前
記ボトム長手方向に装着パイプを配設し、前記取付手段
は、前記マットレスユニットにおける底部にそれぞれ固
定した支柱パイプを前記装着パイプに嵌入し、抜止手段
により保持する構成とし、前記抜止手段は、支柱パイプ
の内壁に固設したガイド部材に、ばね部材の付勢下に支
柱パイプ内壁から外壁に突没可能に設けた係止ピンによ
って構成し、この係止ピンを、装着パイプに設けた凹部
にばね部材の付勢下に係脱させてなるベッド装置を開示
する。さらに本発明では、請求項12において、前記マ
ットレスユニットは、それぞれマットレスの周端面側と
係着手段によって結合する構成としたベッド装置を開示
する。
【0005】請求項1によれば、マットレスの頭側、足
側、側面側に、マットレス上面より突出する状態で囲ん
だようにマットレスユニットを付設したことにより、落
下予防は勿論、金属製のように触れても冷たくはなく、
またぶつかっても苦痛を覚えることはなく、安心して使
用することができる。
【0006】請求項2によれば、空気を充填したマット
レスユニットでマットレスの頭側、足側、側面側に、マ
ットレス上面より突出する状態で囲んだように保持した
ことにより、これまでの側柵や、ボードとしての機能を
もたらすことができる。
【0007】請求項3によれば、マットレスの頭側、ま
たは足側に位置させたマットレスユニットと、マットレ
ス側面側に当接させたマットレスユニットとを連続的に
連なる構成としたので、従前のような、マットレス長手
側端面におけるボードの機能は勿論、側柵の機能をもも
たらすことができる。
【0008】請求項4によれば、マットレスの頭側、ま
たは足側に位置させたマットレスユニットと、マットレ
ス側面側に当接させたマットレスユニットとを係着手段
により、必要に応じて分離して、あるマットレスユニッ
トを取り外して使用するといった使い方が可能となる。
【0009】請求項5によれば、マットレスの頭側、ま
たは足側に位置させたマットレスユニットと、マットレ
ス側面側に当接させたマットレスユニットとを結合する
締結手段を、必要に応じて分離して、あるマットレスユ
ニットを取り外して使用するといった使い方が可能とな
る。
【0010】請求項6によれば、マットレスユニット
を、脚部を介して、ベッドのボトムを支えるフレーム側
部側、フレーム頭側、またはフレーム足側に形成した差
込穴に差し込むことで、マットレス上面より突出するよ
うに保持することができる。
【0011】請求項7によれば、マットレスユニット
を、マットレスを支えるボトムに、取付手段により着脱
可能に装着したので、ギャッチベッドのマットレスユニ
ットとして使用することができる。
【0012】請求項8によれば、マットレスユニット
は、底部にそれぞれ固定したクランプ部を、ボトムに差
し入れて挟持し、このクランプ部を締付ノブによって締
付けて保持することができる。
【0013】請求項9によれば、ボトムの通孔に、引掛
係止具を引っ掛け係止させ、マットレスユニットを支持
することができる。
【0014】請求項10によれば、線体を格子状に張っ
て構成したボトム上に、係合枠部材を載置し、この係合
枠部材を前記線体格子状のボトムから脱落しないように
締付具によって締付けることで、マットレスユニットを
支持することができる。
【0015】請求項11によれば、支柱パイプを装着パ
イプに嵌入して、支柱パイプ側の係止ピンを、装着パイ
プに設けた凹部にばね部材の付勢下に係止させること
で、マットレスユニットを支持することができる。
【0016】請求項12によれば、マットレスユニット
を、マットレスユニットは、それぞれマットレスの周端
面側と係着手段によって結合する構成としたので、ギャ
ッチベッドのマットレスユニットとして使用することが
できる。
【0017】
【発明の実施の態様】次に、本発明にかかるベッド装置
について、一つの実施の形態を示し、添付の図面に基づ
いて以下説明する。図1にベッド装置1を示す。このベ
ッド装置1は、ベッドフレーム2上のボトムBに支えら
れマットレス3に、ベッドの頭側、足側、背側面側、足
側面側から当接させるように、クッション材(後述)を
詰物として構成した複数のマットレスユニット4として
頭ユニット4h,足ユニット4f,背側面ユニット4s
1,足側面ユニット4s2を互いに一体状に設けている。
これら頭ユニット4h,足ユニット4f,背側面ユニッ
ト4s1,足側面ユニット4s2は、マットレス3の頭
側、足側、背側面側、足側面側に当接させると共に、マ
ットレス3上面より突出させるように保持する構成とし
ている。また、前記頭ユニット4h,足ユニット4f
は、背側面ユニット4s1,足側面ユニット4s2と同等
の高さに突出させるものでなくてよく、前記頭ユニット
4h,足ユニット4fは、個々に背側面ユニット4s
1,足側面ユニット4s2に比較して高さ寸法が違うよう
に突出させるようにすることも可能である。なお、符号
Cはキャスタを示す。
【0018】前記ベッド装置1の頭側においては、頭ユ
ニット4hを中心に頭ユニット4h両端側に背側面ユニ
ット4s1,4s1を一体的に結合して、マットレス3頭
側を囲むベッドフレーム2周縁部に着脱可能に装着して
いる。一方、ベッド装置1の足側においては、足ユニッ
ト4fを中心に足ユニット4f両端側に足側面ユニット
4s2,4s2を一体的に結合して、マットレス3足側を
囲むベッドフレーム2周縁部に着脱可能に装着してい
る。すなわち、前記頭ユニット4hおよび背側面ユニッ
ト4s1,4s1は、それぞれ底部に脚部5を有し、マッ
トレス3頭側を囲むベッドフレーム2周縁部に設けた差
込穴6に、前記脚部5を差し込むことで、マットレス3
頭側を囲むように、頭ユニット4hおよび背側面ユニッ
ト4s1,4s1を、マットレス3の頭側、背側面側に当
接させると共に、マットレス3上面より突出させるよう
に保持するようにしている(図3参照)。また前記足ユ
ニット4fおよび足側面ユニット4s2,4s2も同様に
底部に脚部5を有し、マットレス3足側を囲むベッドフ
レーム2周縁部に設けた差込穴6に前記脚部5を介し
て、マットレス3の足側、足側面側に当接させると共
に、マットレス3上面より突出させるように保持してい
る。
【0019】なお、前記頭ユニット4hと背側面ユニッ
ト4s1、足ユニット4fと足側面ユニット4s2とは必
ずしも常時結合した構成でなくてもよく、互いに接した
状態で配置するようにしてもよい。さらには、互いに係
着手段7(例えば面ファスナ)、締結手段8(締付ひも
状物)によって必要に応じて結合分離するようにしても
よい(図4参照)。
【0020】そして、前記頭ユニット4h,足ユニット
4f,背側面ユニット4s1,足側面ユニット4s2は、
例えばウレタンフォーム等のクッション材を詰物とし、
ビニールレザー等の表地で覆う構成としている。
【0021】以上のようなベッド装置1において、ベッ
ド装置1の頭側において、頭ユニット4hを中心に頭ユ
ニット4h両端側に一体的に結合した背側面ユニット4
s1,4s1を、マットレス3頭側を囲むベッドフレーム
2周縁部に設けた差込穴6に、脚部5を差し込むこと
で、マットレス3頭側を囲むように、頭ユニット4hお
よび背側面ユニット4s1,4s1を、マットレス3の頭
側、背側面側に当接させると共に、マットレス3上面よ
り突出させるように保持することができる。一方、ベッ
ド装置1の足側においては、足ユニット4fを中心に足
ユニット4f両端側に一体的に結合した足側面ユニット
4s2,4s2を、マットレス3足側を囲むベッドフレー
ム2周縁部に設けた差込穴6に脚部5を介して、マット
レス3の足側、足側面側に当接させると共に、マットレ
ス3上面より突出させるように保持することができる。
【0022】このようにマットレス3の頭側、足側、背
側面側、および足側面側に、頭ユニット4h,足ユニッ
ト4f,背側面ユニット4s1,足側面ユニット4s2を
保持すると、これらマットレスユニットは、マットレス
3上面よりほぼ等しい高さに突出し、落下予防は勿論、
ウレタンフォーム等のクッション材を詰物とし、ビニー
ルレザー等の表地で覆う構成のものであるので、金属製
のように触れても冷たくはなく、またぶつかっても苦痛
を覚えることはなく、安心して使用することができる。
【0023】また、前述のように、マットレス3の頭側
に、頭ユニット4hを中心に頭ユニット4h両端側に一
体的に結合した背側面ユニット4s1,4s1を配置し、
足側に、足ユニット4fを中心に足ユニット4f両端側
に一体的に結合した足側面ユニット4s2,4s2を配置
したので、従前のような、マットレス長手側端面におけ
るボードの機能は勿論、側柵の機能をももたらすことが
できる。この際、ベッド装置1の頭側、足側にマットレ
スユニット4を配置したことにより、マットレス3中
央、側部側が開放状態にあるので、前記マットレスユニ
ット4を装着した状態でも、ベッドの乗り降りや、介護
行為、治療行為は何ら問題なく行うことができる。
【0024】なお、前記頭ユニット4hと背側面ユニッ
ト4s1、足ユニット4fと足側面ユニット4s2とが初
めから分離していて、個々に互いに接するように配置す
るものや、係着手段7によって結合分離するようにした
ものにあっては、必要に応じて、適宜、特定のマットレ
スユニットを取り外して使用するといった使い方が可能
となる。
【0025】本発明にかかるベッド装置1は、図5に示
すようにマットレスユニット4をマットレス3を支える
ボトムBに取り付けて構成することもできる。図5に示
すベッド装置1は、ボトム傾斜調節機構(図示省略)を
備えたギャッチベッドであり、頭ユニット4hおよび背
側面ユニット4s1,4s1は、図6に示すように背ボト
ムB1の頭側、側部側に取付手段9によって取り付けて
いる。この取付手段9は、マットレスユニット4底部に
固設し、前記背ボトムB1に側方から差し入れて挟持す
る挟持具9aと、挟持具9aに下から背ボトムBにねじ
込んで固定する固定ねじ9bとによって構成している。
【0026】このようなベッド装置1によれば、ボトム
傾斜調節機構を作動して、ボトムBを傾斜させると、ボ
トムBに追従して、マットレスユニット4も追従し、ボ
トムBがどのような位置にあっても、マットレスユニッ
ト4との相対位置関係は変わらず、前記マットレスユニ
ット4を、常時、これまでの側柵や、ボードとして作用
させることができる。
【0027】また本発明にかかるベッド装置1は、以下
のように構成することもできる。この場合、図7に示す
ように、ボトムBは複数の通孔10を有し、取付手段9
として、マットレスユニット4の各ユニットにおける底
部にそれぞれ固定し、前記ボトムBの通孔10に引掛係
止してなる引掛係止具11によって構成している。この
引掛係止具11は、板金を折り曲げ加工して構成したも
ので、マットレスユニット4底面からマットレスユニッ
ト4のボトムBに相対する面にかけて密接するように加
工すると共に適宜な固定手段(ねじ等)によりマットレ
スユニット4に固定している。そして、引掛係止具11
の先端側には、前記ボトムBの通孔10に、ボトムBの
表面から通孔10の裏面にかけて引っ掛けるようにした
鉤状部Fを有している。なお、前記引掛係止具11をボ
トムBの通孔10に引っ掛けた状態で固定する固定手段
(図示省略)を設けることもできる。
【0028】かかる構成によれば、引掛係止具11の先
端側の鉤状部Fを、ボトムBの通孔10に、ボトムBの
表面から通孔10の裏面にかけて引っ掛けるだけである
から、マットレスユニット4の取り付けが簡単であり、
ギャッチベッドに適したマットレスユニット4とするこ
とができる。
【0029】またマットレスユニット4のボトムBへの
取り付け方としては、図8に示すように構成することが
できる。このベッド装置1では、固定脚12によって支
持するフレーム2上のボトムBは、線体13を格子状に
張って構成し、取付手段9を、マットレスユニット4の
各ユニットにおける底部にそれぞれ固定し、前記線体格
子状のボトムBに係合載置してなる係合枠部材14と、
係合枠部材14を前記線体格子状のボトムBから脱落し
ないように締付ける締付具15とによって構成してい
る。前記ボトムBは、周縁部を構成する枠縁16と、枠
縁16中間に配した補強枠17とこれら枠縁16および
補強枠17で囲う面に前記線体13を格子状に帳設して
構成している。そして前記係合枠部材14は、前記枠縁
16と補強枠17とに係止させるための縁部14e,1
4eを有し、前記締付具15は、係合枠部材14を縁部
14e,14eを介して前記枠縁16と補強枠17とに
係止させた状態で締付けるためのものである。
【0030】以上のような取り付け方によれば、マット
レスユニット4は、係合枠部材14を縁部14e,14
eを介して前記枠縁16と補強枠17とに係止させた状
態で締付具15により締め付け固定して、支持するだけ
であるから、マットレスユニット4の装着は簡単であ
り、必要に応じて取り付けたり、外したりすることがで
きる
【0031】また本発明では、マットレスユニット4の
取り付け方は以下のようにすることもできる。すなわち
図9に示すように、取付手段9は、ボトムB内側に、ボ
トムB長手方向に固設した装着パイプ18に、マットレ
スユニット4底部に取り付けた支柱パイプ19を嵌入
し、抜止手段20で脱落しないように保持する構成とし
ている。前記装着パイプ18には、抜止手段20を係止
させてなる凹部21を形成している。前記抜止手段20
は、支柱パイプ19の内壁に固設したガイド部材22
に、ばね部材23の付勢下に支柱パイプ19内壁から外
壁に突没可能に設けた係止ピン24によって構成してい
る。なお、この係止ピン24の先端は、装着パイプ18
における凹部21の曲率より、若干小さめの曲率のドー
ム状に形成している。
【0032】以上のような取り付け方によれば、マット
レスユニット4底部における支柱パイプ19をボトムB
側の装着パイプ18に嵌入する際、抜止手段20の係止
ピン24をばね部材23の付勢力に抗して押し込んだ状
態で嵌入する。そして、かかる抜止手段20の係止ピン
24が装着パイプ18における凹部21にもたらされる
ことで、ばね部材23の付勢力により係止ピン24が凹
部21に係止して、マットレスユニット4を保持するこ
とができる。なお、マットレスユニット4をある程度の
力でボトムB長手方向に引っ張ると、抜止手段20の係
止ピン24が、ばね部材23の付勢力に抗して押し込ま
れ、装着パイプ18における凹部21を乗り越えること
ができ、マットレスユニット4を取り外すことができ
る。
【0033】以上、本発明にかかるベッド装置1につい
て、実施の態様を示し、説明したが、マットレスユニッ
ト4は、クッション材を詰物として構成する他、空気を
充填して構成したものも可能である。かかるマットレス
ユニット4によっても、落下予防は勿論、金属製のよう
に触れても冷たくはなく、またぶつかっても苦痛を覚え
ることはなく、安心して使用することができる。
【0034】さらに、本発明にかかるベッド装置1にお
けるマットレスユニット4は、直接マットレス3と係着
手段7によって結合することも可能である(図10参
照)。このような構造であれば、ギャッチベッドに用い
ることができる。
【0035】
【発明の効果】以上の通り、本発明によれば、 (1)マットレスの頭側、足側、側面側に、マットレス
上面より突出するマットレスユニットを付設したことに
より、落下予防は勿論、金属製のように触れても冷たく
はなく、またぶつかっても苦痛を覚えることはなく、安
心して使用することができる。 (2)空気を充填したマットレスユニットでマットレス
の頭側、足側、側面側に、マットレス上面より突出する
状態で保持したことにより、これまでの側柵や、ボード
としての機能をもたらすことができる。 (3)マットレスの頭側、または足側に位置させたマッ
トレスユニットと、マットレス側面側に当接させたマッ
トレスユニットとを連続的に連なる構成としたので、従
前のような、マットレス長手側端面におけるボードの機
能は勿論、側柵の機能をももたらすことができる。 (4)マットレスの頭側、または足側に位置させたマッ
トレスユニットと、マットレス側面側に当接させたマッ
トレスユニットとを係着手段や締結手段により、必要に
応じて分離して、あるマットレスユニットを取り外して
使用するといった使い方が可能となる。 (5)マットレスユニットを、脚部を介して、ベッドの
ボトムを支えるフレーム側部側、フレーム頭側、または
フレーム足側に形成した差込穴に差し込むことで、マッ
トレス上面より突出するように保持することができる。 (6)マットレスユニットを、マットレスを支えるボト
ムに着脱可能に構成したので、ギャッチベッドの機能を
生かすものとなる。 (7)マットレスユニットを、直接マットレスに係着手
段により装着したことで、ギャッチベッドに対応したも
のとなる。
【0036】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるベッド装置の一例を示す外観斜
視説明図である。
【図2】図1に示すベッド装置の、要部側面図である。
【図3】図1に示すベッド装置におけるマットレスユニ
ットの取り付け構成の一例を示す、外観斜視説明図であ
る。
【図4】本発明にかかるベッド装置におけるマットレス
ユニットの別構成を示す、要部斜視説明図である。
【図5】本発明にかかるベッド装置の別例を示す、外観
斜視説明図である。
【図6】図5に示すベッド装置におけるマットレスユニ
ットの取り付け構成を示す、要部断面説明図である。
【図7】本発明にかかるベッド装置におけるマットレス
ユニットの取り付け構成の別例を示す、要部断面説明図
である。
【図8】本発明にかかるベッド装置におけるマットレス
ユニットの取り付け構成の別例を示す、要部断面説明図
である。
【図9】本発明にかかるベッド装置におけるマットレス
ユニットの取り付け構成の別例を示す、要部断面説明図
である。
【図10】本発明にかかるベッド装置におけるマットレ
スユニットの取り付け構成の別例を示す、外観斜視説明
図である。
【符号の説明】
1 ベッド装置 2 ベッドフレーム 3 マットレス 4 マットレスユニット 4h 頭ユニット 4f 足ユニット 4s1 背側面ユニット 4s2 足側面ユニット 5 脚部 6 差込穴 7 係着手段 8 締結手段 9 取付手段 9a 挟持具 9b 固定ねじ 10 通孔 11 引掛係止具 12 固定脚 13 線体 14 係合枠部材 14e 縁部 15 締付具 16 枠縁 17 補強枠 18 装着パイプ 19 支柱パイプ 20 抜止手段 21 凹部 22 ガイド部材 23 ばね部材 24 係止ピン B ボトム B1 背ボトム C キャスタ F 鉤状部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 良 東京都江東区東砂2丁目14番5号 パラマ ウントベッド株式会社内 Fターム(参考) 3B096 AC03 AD03 AD07 4C040 BB03 CC03 DD04 EE01 GG10 GG11

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クッション材を詰物として構成した複
    数のマットレスユニットを有し、これらマットレスユニ
    ットを、マットレスの頭側、足側、側面側に当接させる
    と共にマットレス上面より突出させるように保持する構
    成とし、頭側のマットレスユニットと側面側のマットレ
    スユニット、または足側のマットレスユニットと側面側
    のマットレスユニットを互いに一体状に構成するように
    したことを特徴とするベッド装置。
  2. 【請求項2】 空気を充填して構成した複数のマット
    レスユニットを有し、これらマットレスユニットを、マ
    ットレスの頭側、足側、側面側に当接させると共にマッ
    トレス上面より突出させるように保持する構成とし、頭
    側のマットレスユニットと側面側のマットレスユニッ
    ト、または足側のマットレスユニットと側面側のマット
    レスユニットを互いに一体状に構成するようにしたこと
    を特徴とするベッド装置。
  3. 【請求項3】 前記マットレスの頭側、または足側に
    位置させたマットレスユニットと、マットレス側面側に
    当接させたマットレスユニットとを連続的に連なる構成
    としたことを特徴とする請求項1または2記載のベッド
    装置。
  4. 【請求項4】 前記マットレスの頭側、または足側に
    位置させたマットレスユニットと、マットレス側面側に
    当接させたマットレスユニットとを係着手段により互い
    に結合分離可能に構成したことを特徴とする請求項1ま
    たは2記載のベッド装置。
  5. 【請求項5】 前記マットレスの頭側、または足側に
    位置させたマットレスユニットと、マットレス側面側に
    当接させたマットレスユニットとを締結手段により互い
    に結合分離可能に構成したことを特徴とする請求項1ま
    たは2記載のベッド装置。
  6. 【請求項6】 前記マットレスユニットは脚部を有
    し、この脚部を介して、ベッドのボトムを支えるフレー
    ム側部側、フレーム頭側、またはフレーム足側に形成し
    た差込穴に着脱可能に装着する構成としたことを特徴と
    する請求項1ないし5記載のうち、いずれか1記載のベ
    ッド装置。
  7. 【請求項7】 前記マットレスユニットは、マットレ
    スを支えるボトムに取付手段を介して着脱可能に構成し
    たことを特徴とする請求項1ないし5記載のうち、いず
    れか1記載のベッド装置。
  8. 【請求項8】 前記取付手段は、前記マットレスユニ
    ットにおける底部にそれぞれ固定し、ボトムに差し入れ
    て挟持してなるクランプ部と、このクランプ部を締付け
    る締付ノブとによって構成したことを特徴とする請求項
    7記載のベッド装置。
  9. 【請求項9】 前記ボトムは通孔を有し、前記取付手
    段は、前記マットレスユニットにおける底部にそれぞれ
    固定し、前記ボトムの通孔に引掛係止してなる引掛係止
    具によって構成したことを特徴とする請求項7記載のベ
    ッド装置。
  10. 【請求項10】 前記ボトムは線体を格子状に張って
    構成し、前記取付手段は、前記マットレスユニットにお
    ける底部にそれぞれ固定し、前記線体格子状のボトムに
    係合載置してなる係合枠部材と、係合枠部材を前記線体
    格子状のボトムから脱落しないように締付ける締付具と
    によって構成したことを特徴とする請求項7記載のベッ
    ド装置。
  11. 【請求項11】 前記ボトム長手方向に装着パイプを
    配設し、前記取付手段は、前記マットレスユニットにお
    ける底部にそれぞれ固定した支柱パイプを前記装着パイ
    プに嵌入し、抜止手段により保持する構成とし、前記抜
    止手段は、支柱パイプの内壁に固設したガイド部材に、
    ばね部材の付勢下に支柱パイプ内壁から外壁に突没可能
    に設けた係止ピンによって構成し、この係止ピンを、装
    着パイプに設けた凹部にばね部材の付勢下に係脱させて
    なることを特徴とする請求項7記載のベッド装置。
  12. 【請求項12】 前記マットレスユニットは、それぞ
    れマットレスの周端面側と係着手段によって結合する構
    成としたことを特徴とする請求項1ないし5記載のう
    ち、いずれか1記載のベッド装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005021560A (ja) * 2003-07-01 2005-01-27 Dream Kitayama:Kk ベッドフレーム部品及びそれを用いたベッドフレーム
KR200456482Y1 (ko) 2009-05-07 2011-11-01 전명호 매트릭스 밀림 방지용 코너보호대
JP4865091B2 (ja) * 2007-12-10 2012-02-01 ケーシーアイ ライセンシング インク 患者挟み込みゾーンを塞ぐシステムおよび方法
KR200460986Y1 (ko) 2009-03-11 2012-06-20 전명호 매트릭스 밀림 방지용 코너보호대

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