JP2003158767A - ディジタル移動電話通信方法と通話チャネル切換方法及びそれらを実現するための移動局と基地局 - Google Patents

ディジタル移動電話通信方法と通話チャネル切換方法及びそれらを実現するための移動局と基地局

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JP2003158767A
JP2003158767A JP2002327160A JP2002327160A JP2003158767A JP 2003158767 A JP2003158767 A JP 2003158767A JP 2002327160 A JP2002327160 A JP 2002327160A JP 2002327160 A JP2002327160 A JP 2002327160A JP 2003158767 A JP2003158767 A JP 2003158767A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 音声をディジタル化して無線通信するディジ
タル移動電話通信方法とそれにおける通話チャネル切換
方法及びそれらを実現する移動局と基地局に関し、1つ
の音声信号チャネルで音声信号とともにPNパターン、
文字データ等のデータ信号を伝送することによって、運
用中の通話チャネルの回線品質の正確な測定或いは1つ
の通話チャネルを使った音声情報と文字情報の同時伝送
等を可能とする移動電話通信方法を提供する。 【解決手段】 送信側にあっては、音声検出部44にお
いて無音部を検出し、セレクタ18を制御して無音部に
ついては開始信号と終了信号に挟まれたPNパターンに
置き換える。受信部にあっては無音通知フレーム検出部
50において開始信号と終了信号を検出し、セレクタ3
6を制御して、その間は背景雑音に置き換える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、音声をディジタル
化して無線通信するディジタル移動電話通信方法とそれ
における通話チャネル切換方法及びそれらを実現する移
動局と基地局に関する。
【0002】
【従来の技術】ディジタル移動電話用端末装置と基地局
装置間の通信回線品質は、通信チャンネル(運用時には
通信用のデータが入る領域)に静的にPN(疑似雑音)
パターンを挿入することによって測定される。しかしな
がら通信チャンネルにPNパターンを挿入出来るのは、
実運用時以外に限られる。そのため、実運用中の通信チ
ャンネルの回線品質はCRCエラー又は数ビットの固定
パターンによる誤り率検出方法でしか判断できない。
【0003】また、通話中の通信チャンネル切替えは、
現状受信レベルの平均値が一定値又は周辺の他の基地局
からの受信レベル以下になった場合に行う方法が、一般
的となっている。しかし、受信レベルの低下はかならず
しも回線品質の低下とは言えず、悪電波環境下において
は、回線品質が良好な場合であっても余分な通信チャン
ネル切替えが発生してしまい交換装置等の余分な稼働を
誘発している。
【0004】さらに、従来の技術では、音声の送受信と
同時に文字情報を送受信する場合文字情報の伝送レート
にかかわらず2チャンネル用意しなければならないので
回線の利用効率としては、有効に用いられていない場合
が多々存在した。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】したがって本発明の目
的は、1つの音声信号チャネルで音声信号とともにPN
パターン、文字データ等のデータ信号を伝送することに
よって、運用中の通話チャネルの回線品質の正確な測定
或いは1つの通話チャネルを使った音声情報と文字情報
の同時伝送等を可能とする移動電話通信方法を提供する
ことにある。
【0006】本発明の他の目的は、通話チャネルの回線
品質を運用中に測定することに基づく通話チャネル切換
方法を提供することにある。本発明のさらに他の目的
は、上記の方法を実現する移動局及び基地局を提供する
ことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、移動局
と基地局との間でディジタル化した音声信号の送受を行
なうディジタル移動電話通信方法であって、送信側にお
いて受信側に送信すべき音声信号の無音区間を検出し、
送信側において該無音区間についてはディジタル化音声
信号に代えてデータ信号を挿入し、受信側において該デ
ータ信号を検出し、該データ信号に代えて無音区間に相
当するディジタル化音声信号を挿入するステップを具備
するディジタル移動電話通信方法が提供される。
【0008】本発明によれば、移動局と基地局との間で
ディジタル化した音声信号の送受信を行なうディジタル
移動電話通信における通話チャネル切換方法であって、
移動局において回線品質を評価し、交信中の基地局から
の受信レベルと周辺の他の基地局からの受信レベルを比
較し、他の基地局からの受信レベルが交信中の基地局か
らの受信レベルより大きいとき、該評価された回線品質
が所要の条件を満たしているか否かを判定し、回線品質
が所要の条件を満たしていないと判定されるとき、チャ
ネル切換を可とするステップを具備する通話チャネル切
換方法もまた提供される。
【0009】本発明によれば、基地局との間でディジタ
ル化した音声信号の送受を行なうディジタル移動電話通
信のための移動局であって、基地局から受信した受信信
号に含まれる基地局において挿入されたデータ信号を検
出するデータ信号検出部と、該検出されたデータ信号の
代わりに無音区間に相当するディジタル化音声信号を挿
入する無音信号挿入部とを具備する移動局もまた提供さ
れる。
【0010】本発明によれば、移動局との間でディジタ
ル化した音声信号の送受を行なうディジタル移動電話通
信のための基地局であって、移動局へ送信すべきディジ
タル化音声信号中に含まれる無音区間に相当するディジ
タル化音声信号を検出する無音区間検出部と、該無音区
間に相当するディジタル化音声信号に代えてデータ信号
を挿入するデータ信号挿入部とを具備する基地局もまた
提供される。
【0011】
【作用】無音区間に相当するディジタル化音声信号の代
わりにパターン信号、文字データ等のデータ信号を伝送
することによって、運用中の通信チャネルにおける回線
品質の正確な測定が可能となり、余分なチャネル切り換
えを防ぐことができる。また、1つの通話チャネルによ
る音声情報と文字情報の同時伝送等が可能となる。
【0012】
【実施例】図1は本発明の第1の実施例に係る移動機の
構成を表わすブロック図である。図1に示された移動機
は、移動局から基地局への上り回線の回線品質を測定す
るために上り回線の音声信号にPN(疑似雑音)パター
ンを挿入し、基地局から移動局への下り回線をテストす
るために基地局において下り回線の音声信号に挿入され
たPNパターンを抽出する。
【0013】最初に、ディジタル移動電話通信の移動機
としての基本的な機能を実現する回路ブロックを説明す
る。図1において、送受話器10で採取された音声信号
はアンプ12で増幅され、A/D変換器14でディジタ
ル信号に変換される。A/D変換器14から出力される
ディジタル信号は音声のサンプリング間隔(例えば12
5μsec )で連続的に出力されるので、タイミング変換
部16においてTDMA(時分割多元接続)の形式に合
わせて例えば5msec間隔のバーストになるようにタイミ
ングが変更される。タイミング変換部16の出力はセレ
クタ18を経てTDMA部20において所定のヘッダ等
が付加されてTDMAバーストが形成される。TDMA
部20から出力されるTDMAバーストは変調器22、
送信機24、ハイブリッド26を経てアンテナ28から
放射される。アンテナ28はスペースダイバーシチのた
めに2本設けられている。アンテナ28で受信された基
地局からの信号はハイブリッド26、受信機30、復調
器32を経てTDMA部34へ入力される。TDMA部
34では受信されたバーストの中から自局に割り当てら
れたタイムスロット内のバーストのみを取り出してヘッ
ダ部を除いて出力する。TDMA部34の出力はセレク
タ36を経てタイミング変換部38へ入力される。タイ
ミング変換部38ではタイミング変換部16とは逆にバ
ースト状のディジタル化音声信号が一定間隔のディジタ
ル化音声信号になるように信号のタイミングが変更され
る。タイミング変換部38の出力はD/A変換器40で
アナログ信号に変換されてアンプ42を経て送受話器1
0へ送られる。タイミング作成部43は、基地局から送
られてくる信号に含まれるタイミング信号に同期した発
振器41の出力に基いて各回路ブロックに必要な動作タ
イミング信号を与える。
【0014】音声検出部44はアンプ12の出力に基づ
き音声と音声の間の無音区間を検出し、セレクタ18を
制御して無音区間についてはタイミング変換部16の出
力ではなく無音通知フレーム作成部46及びPNパター
ンデータ作成部48の出力を選択させる。無音通知フレ
ーム作成部46が出力する無音通知フレームは、PNパ
ターンデータ作成部48が出力するPNパターンデータ
の先頭に挿入される開始信号及び末尾に挿入される終了
信号からなる。
【0015】無音通知フレーム検出部50はTDMA部
34が出力するバースト信号の中から開始信号及び終了
信号を検出することによりPNパターンデータの初まり
と終わりを認識し、PNパターン検出部52に受信され
たPNパターンデータ中のビット誤りを検出させるとと
もに、セレクタ36を制御してTDMA部34が出力す
るPNパターンデータの代わりに背景雑音挿入部54か
らの背景雑音又は無音状態に相当するディジタル化音声
信号を選択させる。回線品質監視部56はPNパターン
検出部52が検出した誤りビット数を積算してBER
(ビットエラーレート)を計算し、集中制御部58へ伝
える。集中制御部58はCPUを含んで構成され、回線
品質監視部56から通知されるBERの値と、受信機3
0から出力されA/D変換器60でディジタル値に変換
された受信レベルの値とから、後に説明するような通話
チャネル切換の判断を行なう。
【0016】図2は本発明の第1の実施例に係り、図1
の移動機との組み合わせで使用される基地局の構成を表
わすブロック図である。図1の移動機のものと同様な構
成要素については同一の参照番号を付してその説明を省
略する。網インターフェース部61は公衆回線網等と基
地局のインターフェースを司どり、公衆回線網等からの
ディジタル化音声信号をタイミング変換部16へ送出す
るとともにタイミング変換部38からのディジタル化音
声信号を公衆回線網等へ送出する。タイミング作成部6
2は公衆回線網等からのタイミング信号に同期した発振
器64の出力に基いて各回路ブロックに必要な動作タイ
ミング信号を与える。
【0017】背景雑音検出部66はタイミング変換部1
6が出力するバーストの中から背景雑音又は無音状態に
相当するディジタル化音声信号を検出することによって
無音区間を検出し、図1の音声検出部44と同様に、セ
レクタ18を制御して無音区間についてはタイミング変
換部16の出力でなく無音通知フレーム作成部46及び
PNパターンデータ作成部48の出力を選択させる。
【0018】集中制御部68は回線品質監視部56が計
算し出力する上り回線のBERとA/D変換器60から
の上り回線の受信レベルの値を網インターフェース部6
1を介して公衆回線網等へ通知する。図3は本発明の第
2の実施例に係る移動機の構成を表わすブロック図であ
る。図1の移動機のものと同様の構成要素については同
一の参照番号を付してその説明を省略する。
【0019】本実施例では、音声の無音部に文字データ
を挿入することによって、回線の有効利用が図られる。
文字データ作成部70は表示操作部インターフェース7
2を介して移動機の表示操作部74から入力された文字
データを受けとり、音声検出部44からの制御に従って
文字データをセレクタ18へ供給する。これによって、
無音区間中の音声信号は無音通知フレームをその前後に
有する文字データに置き換えられる。文字情報抽出部7
6は無音通知フレーム検出部50の制御に従って文字デ
ータを取り出し、表示操作部インターフェース72を介
して表示操作部74に文字を表示させる。図4は本発明
の第2の実施例に係り、図3の移動機との組み合わせで
使用される基地局の構成を表わすブロック図である。図
2の基地局のものと同様な構成要素については同一の参
照番号と付してその説明を省略する。
【0020】タイミング変換部80は低速データチャネ
ルで網から送られてくる文字データのタイミングをバー
スト信号のタイミングに変換する。文字情報フレーム作
成部82はタイミング変換部80からの文字データより
文字情報フレームを作成し、セレクタ18へ供給するこ
とによって、無音区間において文字データを移動機へ送
る。文字情報抽出部84は無音通知フレーム検出部50
の制御のもとで無音区間に挿入されている文字情報を抽
出する。タイミング変換部86は文字情報抽出部84が
出力する文字データのタイミングを低速データチャネル
のタイミングに変換し、網インターフェース部61へ引
き渡す。
【0021】図5は図1〜図4に示した移動機及び基地
局において、音声信号が有音状態から無音状態へ移行し
た時の動作を示すタイミングチャートである。送信側で
図5(A)に示すように、音声信号が存在している間
は、図5(B)に示すようにセレクタ18(図1〜図
4)からは5msec間隔でディジタル化音声信号が出力さ
れ、これがTDMAバーストとして受信側へ送られる。
音声信号が途絶えて無音状態になり、音声検出部44
(図1,3)又は背景雑音検出部66(図2,4)がそ
れを検出すると、図5(B)に示すように次のバースト
のタイミングでセレクタ18からは無音状態が検出され
るまでの音声信号を含むPNパターンデータ(又は文字
データ)開始信号が出力され、以後のバーストのタイミ
ングではPNパターンデータ(又は文字データ)が出力
される。受信側の無音通知フレーム検出部50(図1〜
図4)が開始信号を検出したら以後は図5(C)に示す
ようにPNパターン検出部52(図1,2)におけるビ
ット誤り検出に基づくBERの測定、又は、文字情報抽
出部76(図3,4)における文字データの受信が行な
われる。その間、セレクタ36からは背景雑音挿入部5
4からの背景雑音又は無音状態に相当するディジタルデ
ータが出力される。
【0022】図6は無音状態から有音状態へ移行した時
の動作を示すタイミングチャートである。図6(A)に
示すように音声が途絶えている間は、図6(B)に示す
ように送信側からはPNパターンデータ又は文字データ
が送信され、図6(C)に示すように受信側ではBER
の測定又は文字データの受信が行なわれている。送信側
の音声検出部44(図1,3)又は背景雑音検出部66
(図2,4)が音声の開始を検出すると、セレクタ18
からは次のバーストのタイミングでそれまでの音声信号
を含む終了信号が出力され、以後は音声信号のバースト
が出力される。受信側の無音通知フレーム検出部50
(図1〜図4)が終了信号を検出したら、図6(C)に
示すように、以後はBERの測定又は文字データの受信
は停止し、セレクタ36からは受信した音声信号のバー
ストが出力される。
【0023】図7は図1の集中制御部58においてBE
Rの測定値に基いて行なわれる通話チャネル切換処理の
フローチャートである。ステップ1000において、空
きスロットを利用して交信中の基地局以外の周辺ゾーン
の基地局からの受信レベルAを測定し、ステップ100
2において使用中のスロットの受信レベルBを測定し、
AがBよりも大きければ(ステップ1004)、前述の
ようにして移動機において測定されたBERによって評
価される回線品質が支障なく通話可能な値であるか否か
を判定する(ステップ1006)。AがBよりも大きく
ても回線品質に問題がなければ通話チャネル切換の要求
は出さずにステップ1000へ戻る。回線品質が通話可
能な値でなければ網に対して通話チャネルの切換を要求
する(ステップ1008)。
【0024】実際のチャネル切替動作を図8を用いて説
明する。移動局は図7で説明したように自ゾーン、他ゾ
ーンの受信レベル測定及び比較、下り方向の回線品質の
監視を行っており(ステップ1100〜1103)、こ
の結果CH切替が必要と判断した場合には、基地局に対
してチャネル切替要求を送出する(ステップ110
4)。基地局は移動局に対して無線状態要求を送出し
(ステップ1105)、無線状態応答による通信中の回
線品質と受信レベルの報告を得る(ステップ110
6)。また、同時に基地局は上り方向の受信レベル及び
回線品質を得て(ステップ1107〜1108)、チャ
ネル切替の要否を判断する(ステップ1109)。
【0025】チャネル切替が必要と判断した場合には、
基地局は受信レベル測定要求を送出する(ステップ11
10)。要求を受信した移動局は再度周辺ゾーン及び自
ゾーンの受信レベルを測定し、周辺ゾーン及び自ゾーン
の受信レベルを基地局に受信レベル測定応答として通知
する(ステップ1111)。基地局は、得られた受信レ
ベルをもとに切替先のチャネルを決定し、この情報を移
動局に通知する(ステップ1112)。
【0026】本情報を受領すると移動局は指定された通
信チャネルより同期確立を行い(ステップ1113)、
基地局からの同期確立により(ステップ1114)によ
り通信チャネルの同期を確立する。更に、通信チャネル
オープンの送受(ステップ1115〜1116)により
移動局と基地局の通話状態が確立される。尚、本実施例
では、回線品質、受信レベルの検出を移動局と基地局の
両側で行っているが、どちらか一方の検出でチャネル切
替の要否を判断することもできる。
【0027】従来では他の基地局の受信レベルが大きけ
れば直ちにチャネル切換要求を出していたが、本発明の
通話チャネル切換シーケンスでは、他の基地局の受信レ
ベルが高くても、現在の回線品質が満足できる値であれ
ばチャネル切換要求は出てないので、交換装置等の余分
な稼動を抑制することができる。図9及び図10は図3
の移動局と図4の基地局との間で行なわれる通話時の文
字データの同時伝送の形態を表わす図である。本発明の
文字データの伝送は図9に示すように下り方向のみでも
図10に示すように双方向でも可能である。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によればデ
ィジタル移動通信システムにおける通信中の通話チャン
ネルの回線品質監視をリアルタイムに行うことが可能と
なる。また、回線品質測定の結果をもとにした通信チャ
ンネルの切替要求を送出できることより、交換機等の余
分な稼働を抑制する効果とともに安定した通信チャンネ
ル割当等も実現される。
【0029】また、通信チャンネルに挿入するPNパタ
ーンデータのかわりに文字データを挿入することによっ
て無線区間で確立された1通信回線で音声、文字の同時
通信を行うことも可能である。このような理由より本発
明は、ディジタル移動通信システムの信頼度の向上及
び、データ通信回線の有効利用に寄与するところが大き
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係る移動機のブロック
図である。
【図2】本発明の第1の実施例に係る基地局のブロック
図である。
【図3】本発明の第2の実施例に係る移動機のブロック
図である。
【図4】本発明の第2の実施例に係る基地局のブロック
図である。
【図5】有音状態から無音状態へ移行したときの動作を
表わすタイミングチャートである。
【図6】無音状態から有音状態へ移行したときの動作を
表わすフローチャートである。
【図7】本発明の通話チャネル切換方法のフローチャー
トである。
【図8】実際のチャネル切替動作を表わす図である。
【図9】文字データの単一方向伝送を表わす図である。
【図10】文字データの双方向伝送を表わす図である。
【符号の説明】
10…送受話器 18,36…セレクタ 20,34…TDMA部 22…変調器 24…送信機 26…ハイブリッド 30…受信機 32…復調器

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動局と基地局との間でディジタル化し
    た音声信号の送受信を行なうディジタル移動電話通信に
    おける通話チャネル切換方法であって、 a)移動局において回線品質を評価し、 b)交信中の基地局からの受信レベルと周辺の他の基地
    局からの受信レベルを比較し、 c)他の基地局からの受信レベルが交信中の基地局から
    の受信レベルより大きいとき、該評価された回線品質が
    所要の条件を満たしているか否かを判定し、 d)ステップc)において回線品質が所要の条件を満た
    していないと判定されるとき、チャネル切換を可とする
    ステップを具備する通話チャネル切換方法。
  2. 【請求項2】 移動局と基地局との間でディジタル化し
    た音声信号の送受信を行うディジタル移動電話通信にお
    ける通話チャネル切換方法において、 交信中の基地局についての受信レベルよりも、周辺の他
    の基地局についての受信レベルの方が大きい場合であっ
    ても、該交信中の基地局についての回線品質に問題がな
    ければ移動局から網に対して通話チャネルの切換を要求
    しない、ことを特徴とする通話チャネルの切換方法。
  3. 【請求項3】 移動局と基地局との間でディジタル化し
    た音声信号の送受信を行うディジタル移動電話通信にお
    ける通話チャネル切換方法において、 交信中の基地局における上り無線回線についての受信レ
    ベル、回線品質を加味してチャネル切換の要否判定を行
    う、ことを特徴とする通話チャネル切換方法。
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