JP2003157984A - 位置情報端末連動街灯制御システム - Google Patents

位置情報端末連動街灯制御システム

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JP2003157984A
JP2003157984A JP2001353616A JP2001353616A JP2003157984A JP 2003157984 A JP2003157984 A JP 2003157984A JP 2001353616 A JP2001353616 A JP 2001353616A JP 2001353616 A JP2001353616 A JP 2001353616A JP 2003157984 A JP2003157984 A JP 2003157984A
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JP2001353616A
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Yukinobu Maruyama
幸伸 丸山
Atsushi Katayama
淳詞 片山
Takashi Hoshino
剛史 星野
学 ▲柳▼本
Manabu Yanagimoto
Shigetoshi Samejima
茂稔 鮫嶋
Tatsuya Yoshikawa
達也 吉川
Katsumi Kono
克己 河野
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B20/00Energy efficient lighting technologies, e.g. halogen lamps or gas discharge lamps
    • Y02B20/40Control techniques providing energy savings, e.g. smart controller or presence detection

Abstract

(57)【要約】 【課題】 夜間での通行人の通行を助け、かつ通行人の
状態を監視しながら、消費電力の低減を図り、異常発生
に対する迅速な措置を可能にする。 【解決手段】 携帯端末100と街灯200とは通信可
能であって、街灯200の通信可能エリア内に携帯端末
100が入り、街灯200では、この携帯端末100を
検知すると、照度コントローラ206により、ライト2
04または205が高照度となり、街灯200の通信可
能エリアから携帯端末100が出ると、ライト204ま
たは205が低照度となる。また、街灯200は音セン
サ209や速度センサ210で携帯端末100を持つ通
行人の異常を検出すると、これをセキュリティセンタ3
00に通知する。セキュリティセンタ300は、この異
常検出の内容から、その異常の程度(セキュリティ度)
を計算し、これに応じて携帯端末100に問い合わせた
り、その現場に出動したりする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話機のよう
な携帯端末を街灯システムに関連づけ、該携帯端末の所
有者にサービスを提供することができるようにした位置
情報端末連動街灯制御システム及びセキュリティセンタ
に関する。
【0002】
【従来の技術】道路に沿って街灯は、夜間道路上を照明
して通行人が通行し易いようにするものであるが、光セ
ンサなどを用いることにより、操作の手間を省いて夜明
けに自動的に消灯し、夕方になると自動的に点灯するよ
うにして、無駄な電力の消費を防止している。
【0003】一方、かかる街灯を道路照明にのみ利用す
るのではなく、ほかにも利用する技術、例えば、通行人
の位置を検出するために利用する技術が特開平10ー2
06183号公報に開示されている。これは、街灯に通
行人が携帯する応答器と通信可能な質問器を設け、この
応答器を携帯した通行人がこの街灯のそばを通ると、質
問器から質問電波が発信され、これを応答器が受信して
応答すると、この質問器はこれを受信し、この応答器の
IDコードと街灯のIDコードと現在時刻とを電話回線
を介して端末装置に送るものである。端末装置では、応
答器のIDコードから対象者を判定し、街灯が位置検出
の基準となって、街灯のIDコードと現在時刻とによ
り、対象者がいつ,どこに居るのかがわかるものであ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、街灯を夜間
だけ消灯するようにすることは、それ自体消費電力を低
減するものであるが、夜間についてみると、夜が明けて
明るくなるまで常時点灯させており、人通りが多い場合
には、当然その状態が保たれていなければならないが、
深夜などの人通りが全くなくなっても、一定の照度で点
灯させており、このときも無駄な電力が消費されている
ことになる。
【0005】本発明の第1の目的は、かかる問題を解消
し、夜間での通行人の通行を助け、かつ夜間でも、消費
電力を低減することができるようにした位置情報端末連
動街灯制御システムを提供することにある。
【0006】また、上記の特開平10ー206183号
公報の技術では、通行人の位置を別の場所で知ることが
できるものであるか、通行人がその位置でどのような状
態にあるのか知ることができない。深夜など人通りが全
くないときに帰宅する場合などでは、例え街灯が点灯し
ていても、人に襲われたり、交通事故にあったり、気分
が悪くなって倒れたりする場合もある得、このような異
常事態になっても、迅速な処置が採れないおそれがあ
る。
【0007】本発明の第2の目的は、かかる問題を解消
し、通行人の状態を監視し、異常が生じたときの迅速な
措置を行なうことができるようにした位置情報端末連動
街灯制御システムを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るために、本発明は、携帯端末と、携帯端末と通信可能
な街灯とからなり、街灯は、携帯端末を検知する検知手
段と、検知手段が携帯端末を検知すると、道路照明の照
度を高め、該知手段が携帯端末を検知しなくなると、該
路照明の照度を低下させる照明制御手段とを有する構成
とする。
【0009】上記第2の目的を達成するために、本発明
は、携帯端末と、携帯端末と通信可能な街灯と、該帯端
末とがい街灯と通信可能なセキュリティセンタとからな
り、街灯は、携帯端末を検知する第1の検知手段と、第
1の検知手段が携帯端末を検知している期間内に、該灯
の周辺に発生する携帯端末の異常状態を検知する第2の
検知手段と、第2の検知手段が検知した異常状態を表わ
す異常検出情報をセキュリティセンタに送る送信手段と
を有し、セキュリティセンタは、街灯からの異常検出情
報を受信する受信手段と、受信手段で受信した異常検出
情報を処理し、異常状態の程度を表わすセキュリティ度
を求める処理手段と、セキュリティ度に応じて異常状態
の内容の確認を可能とする確認手段とを有する構成とす
る。
【0010】そして、街灯は、その周囲を撮影するため
のビデオカメラが備えられており、セキュリティセンタ
の確認手段は、ビデオカメラからの画像情報を表示する
ようにする。
【0011】また、セキュリティセンタは、セキュリテ
ィ度に応じて携帯端末に異常状態の確認のための確認メ
ールを送信する手段と、確認メールに対する携帯端末か
らの応答メールを受信する手段とを有し、応答メールの
受信の有無や受信した応答メールの内容に応じて処理手
段で求めたセキュリティ度を修正するものである。
【0012】また、セキュリティセンタは、携帯端末の
位置情報を取得して保持し、街灯からの異常検出情報を
受信するとともに、保持した位置情報に基づいて、異常
検出情報が発生した位置を街灯の位置によって表わす画
面を表示する構成とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
より説明する。図1は本発明による位置情報端末連動街
灯制御システムの一実施形態のシステム構成図であっ
て、100は携帯端末、200は街灯、300はセキュ
リティセンタ、400は街灯管理センタ、500は地図
データベース、600はその他のデータベース、700
は通信回線網、701は基地局である。
【0014】同図において、ここでは、街灯200は1
つしか図示していないが、多数の街灯200が街灯管理
センタ400と専用回線もしくは通信回線網700を介
して通信可能であって、この街灯管理センタ400が各
街灯200を管理することにより、街灯管理システムが
形成されている。
【0015】各街灯200には、街路を照明するライト
204,205のほかに、かかるライト204,205
の照度(明るさ)を制御する照度コントローラ206や
アンテナを用いて外部との通信を行なう通信手段20
3、ビデオカメラ208や音センサ209,速度センサ
210などの各種センサ、電源211、以上の各部の診
断を行なう故障自己診断プログラム207及びこれら全
体の動作を制御するマイコン(マイクロコンピュータ)
202を備えている。なお、ここでは、2つのライト2
04,205が用いられている。ライト204は、例え
ば、寒い季節などに用いられるものであって、暖色光を
発光するものであり、ライト205は暖かい季節などに
用いられるものであって、冷色光を発光するものであ
る。しかし、従来の街灯のように、ライトを1つだけ設
けるようにしてもよい。
【0016】携帯端末100は、以下では、携帯電話機
とするが、操作部102や、外部との送受信を行なうた
めのアンテナ114,モデム111,無線機109、時
間計測をするためのタイマ103、メールやそのための
情報,地図情報などの外部のサービス提供によって取り
込んだ各種の情報を記憶するメモリ104、着信通知や
通話のための音声発生器105,スピーカ108,バイ
ブレータ,マイク、この携帯電話機100の所有者(以
下、携帯所有者という)の個人情報(例えば、氏名,住
所,身長,体重,健康状態,趣向,カロリー計算のため
のデータなど)が保管されているデータベース112,
この携帯電話機100の現在位置を検出するための位置
検出回路110、電源113、以上の各部の動作制御を
行なうCPU(中央処理ユニット)101などを備えて
おり、通話やメールを行なう場合には、アンテナ114
により、基地局701と無線通信によって行なわれる。
なお、通信回線網700と基地局701は、携帯電話シ
ステムを構成している。
【0017】また、携帯電話機100は、アンテナ11
4から直接街灯200や無線通信可能に構成されている
が、各街灯200の通信可能なエリアは、隣接する他の
街灯の通信可能エリアと一部重なる程度に、狭いエリア
となっている。
【0018】セキュリティセンタ300は、街灯管理シ
ステムを利用して登録している携帯所有者の通行状態を
管理するものであって、街灯管理センタ400と回線接
続されているとともに、所定の回線を介して携帯電話シ
ステムの通信回線網700にも接続されており、携帯電
話機100とも通信が可能になっている。また、地図デ
ータベース500やその他のデータベース600も通信
回線網700に接続されており、携帯電話機100から
の要求により、地図情報やその他の情報(個人の健康管
理データなど)を管理・提供サービスできるようにして
いる。
【0019】図2は図1における携帯電話機100と街
灯200との機能の一具体例を、図1における他の部分
と関連づけて示す機能構成図であって、601は図1に
おけるその他のデータベース600の1つである危険度
計測データベース、800はGPS(Grobal Positionin
g System)基地局であり、図1に対応する部分には同一
符号をつけている。
【0020】同図において、携帯電話機100は、電源
113(図1)から各部に電力の供給を開始させるため
の電源スイッチ120が操作部102(図1)に設けら
れている。通信手段121は図1における無線機109
やモデム111などによる機能であって、外部との通信
を行なうものである。位置情報取得手段122は図1に
おける位置検出回路110などによる機能であって、G
PS基地局800や携帯電話基地局701からこの携帯
電話機100の現在位置を示す位置情報を取得する機能
である。マイビーコンスイッチ123は、この携帯電話
機100からその位置情報を街灯200に送信するマイ
ビーコン機能を実行させるためのスイッチであり、操作
部102に設けられている。街灯200は、この位置情
報を受信することにより、近くにこの携帯電話機100
の携帯所有者が居ることを検知する。
【0021】また、3D(Dimension:次元)情報取得手
段124は、マイビーコンスイッチ123の所定の操作
によって動作し、通信手段121を介して、地図データ
ベース500から、地図情報として、平面的な二次元情
報ばかりでなく、坂道などの高さ方向の情報も含む三次
元情報を取得するための機能である。これにより、表示
画面129には、携帯所有者の歩行軌跡を示す地図が、
坂道や階段などの指示とともに、表示が可能である。ま
た、取得したこの三次元情報は、個人データベース11
2の個人情報とともに、ヘルスケアプログラム125を
用いてCPU101(図1)などで処理され、例えば、
このシステムによるサービス提供領域内でマイビーコン
機能実行後の携帯所有者のこれまでの歩行による消費カ
ロリー計算などが行なわれて表示画面129に表示され
る。また、かかる3次元情報に基づいて、携帯所有者が
まもなく階段や下り坂などに差し掛かる場合には、表示
画面129にその旨を表示して知らせるようにすること
もできる。これは、特に、携帯所有者が歩き慣れていな
い場所を歩くときなどでは、有効である。
【0022】さらに、携帯電話機100は、街灯コント
ロールプログラム126が設けられている。これは、携
帯所有者が操作部102(図1)で所定の操作をする
と、CPU101を動作させ、街灯200の状態を街灯
管理センタ400に通知するためのものである。従っ
て、携帯所有者が通る路上の街灯200でライトが切れ
かかっていたり、点いていないような場合には、かかる
所定操作をすることにより、その旨の情報を、位置情報
取得手段122で取得した位置情報とともに、街灯管理
センタ400に通知する。勿論、図示するように、街灯
200には、故障自己診断プログラム207が設けられ
ており、このような故障も検知し、その結果を街灯管理
センタ400に送るようにしているが、携帯電話機10
0側からもその通知ができるようにしている。
【0023】さらに、携帯電話機100は、危険度計測
プログラム127が設けられている。この危険度計測プ
ログラム128は、危険度計測データベース601から
後述の危険度(セキュリティ度)を読み取り、これを処
理して現状での安全性を確認できるようにするものであ
る。
【0024】なお、メールプログラム128は、メール
を行なうときの動作処理を行なうためのものである。
【0025】次に、街灯200では、故障自己診断プロ
グラム207が設けられており、図1に示すライト20
4,205(図1)や各部の診断をし、故障を検出でき
るようにしている。この診断結果は、街灯管理センタ4
00に送信される。ユーザ検知プログラム220は、こ
の街灯200の無線通信可能なエリア(通信可能エリ
ア)内に携帯電話機100が入ってきたことやこの通信
可能エリアから出て行ったことを検知するための機能プ
ログラムである。街灯コントロールプログラム221
は、このユーザ検知プログラム220による検知結果に
応じて照明装置222(図1での照度コントローラ20
6など)を動作させるものであって、携帯電話機10
0、従って、携帯所有者が通信可能エリア内に入ってユ
ーザ検知プログラム220がこれを検知すると、街灯コ
ントロールプログラム221が照明装置222を動作さ
せて、ライト204または205の照度を高めて明るい
照明状態とし、携帯所有者がこの通信可能エリアから出
て行き、ユーザ検知プログラム220がこれを検知する
と、街灯コントロールプログラム221がこの検知結果
に応じた動作を照明装置222に行なわせ、ライト20
4または205の照度を低下させて幾分明るさが低い照
明状態とする。
【0026】なお、この低照度の状態は、消費引力の低
減を目的とするものであるが、通行人の通行を助ける程
度の明るさは保つものであって、故意に暗くするもので
はない。従って、マイビーコン機能を利用できない通行
人に対しても、その通行に格別支障を来すものではな
い。また、上記の高照度の状態は、遠くからでも通行人
を明確に認識することができるようにするものである。
【0027】街灯200には、また、環境センサプログ
ラム223が設けられており、センサ224(図1での
音センサ209や速度センサ210など)やビデオカメ
ラ208の出力に応じて動作して処理し、その処理結果
を街灯管理センタ400やセキュリティセンタ300に
送信する。
【0028】次に、この実施形態の動作を図3及び図4
に示すフローチャートを用いて説明する。
【0029】携帯電話機100では、この実施形態の管
理サービスを受けるために、操作部102でのマイビー
コンスイッチ123を操作し、そのマイビーコン機能を
ONする。かかる状態では、上記のように、通信手段1
21によって街灯200やセキュリティセンタ300な
どと通信可能となり、また、街灯200に所定の情報を
周期的に送信する。街灯200は、かかる情報を受信す
ることにより、その通信可能エリア内に携帯電話機が存
在することを検知することができる。図3,図4に説明
では、携帯電話機100はかかる状態にあるものとす
る。
【0030】そこで、まず、図3において、街灯200
では、いま、待機状態にあるものとする(S(ステッ
プ)1)。この待機状態とは、照明の照度が一定に保持
されている状態であって、例えば、この街灯200の通
信可能エリア内に携帯電話機1が存在する場合には、通
信手段203(図1)が携帯電話機1から周期的に送信
される信号を受信することにより、これを検知して一定
の高照度の照明を行なっており、検知されないときに
は、一定の低照度の照明を行なっている。人通りが多
く、通信可能エリア内にマイビーコン機能を作動状態と
した携帯電話機100を持つ通行人が常時出入りしてい
るときには、街灯200は高照度の照明状態を続ける
が、深夜などの人通りが少ないときには、低照度の照明
状態の方が多い。ここでは、説明の順序からして、この
通信可能エリア内に携帯電話機1は存在せず、照度を低
下させた、即ち、暗い照明が行なわれているものとす
る。
【0031】かかる状態で故障自己診断プログラム20
7(図1,図2)が実行され、街灯200の各部の診断
が行なわれるが(S2)、どこにも故障がないときには
(S3)、ユーザ検知プログラム230(図2)を実行
して(S4)、上記のようにして、自己の通信可能エリ
ア内に携帯電話機100が存在するか否かを判定する
(S5)。携帯電話機100が存在しなければ、次に、
環境センサプログラム223(図2)を実行し、センサ
224の検知出力を取り込んで(S8)、この街灯20
0の周辺に異常がないか否かを判定する(S9)。異常
がなければ、ユーザ検知プログラム230(図2)を実
行して(S10)、携帯電話機100が通信可能エリア
を通過したかどうかを確認し(S10)、この場合、こ
のエリア内に携帯電話機が存在しないのであるから、そ
のままS1に戻る。
【0032】通信可能エリア内に携帯電話機100が入
り込んで来ない限り、かかる動作が繰り返されて低照度
の待機状態に保持される。
【0033】その後、通信可能エリアに携帯電話機10
0が入り込むと、故障自己診断プログラム207が実行
された後(S2,S3)、ユーザ検知プログラム230
(図2)を実行するが(S4)、このとき、携帯電話機
100が検知されるから(S5)、街灯コントロールプ
ログラム221(図2)が実行され(S6)、これによ
って照度コントローラ206(図1)が動作して照明の
照度を高め、高照度の照明状態に切り替える(S7)。
そして、環境プログラム223を実行し(S8)、異常
がなければ(S9)、S10,S11を経てS1に戻
る。
【0034】携帯電話機100がこの通信可能エリアか
ら出ない限り、かかる動作が繰り返されて高照度の照明
状態で待機するが、携帯電話機100がこの通信可能エ
リアから出ると、ユーザ検知プログラム220の実行に
よって(S10)、この通過が検知され(S11)、街
灯コントロールプログラム221(図2)の実行によっ
て照度コントローラ206(図1)が動作し、照明の照
度が低下されて低照度の照明状態に切り替えられる(S
12)。そして、S1に戻って低照度の照明の待機状態
となる。
【0035】このようにして、特に故障が生じたり(S
3)、周りで異常が検出されたりしなければ(S9)、
街灯200の通信可能エリア内を携帯所有者(ユーザ)
が通過しないときには、この街灯200は低照度の照明
状態が維持されることになり、これにより、無駄な電力
の消費を抑えることができるし、また、街灯200の通
信可能エリア内を携帯所有者が通過するときには、この
街灯は高照度の照明状態が維持されることになり、これ
により、歩行者(携帯所有者)の安全な通行を確保する
ことになる。
【0036】街灯200内に何らかの故障が発生し、こ
れが、故障自己診断プログラム207の実行により(S
2)、検出されると(S3)、この診断結果が、この街
灯200のコード番号などの自己を表わす情報(以下、
街灯固有情報という)とともに、通信手段203(図
1)により、街灯管理センタ400に送信される(S1
3)。
【0037】そこで、図4において、街灯管理センタ4
00では、これを受信すると(S20)、この受信情報
が故障を表わすもの(即ち、診断情報)であるか否かを
判定し(S21)、この場合、故障を表わすものである
から、保安センタにこれを通知する(S25)。保守セ
ンタでは、受けた街灯固有情報から、故障した街灯20
0を特定することができ、また、診断情報から故障の内
容も少なくとも概略的に知ることができる。
【0038】なお、街灯200は、動作ができないよう
な故障でない限り、診断情報を街灯管理センタ400に
送信し終わると、上記の本来の動作(図3のS1〜S1
2)を実行する。
【0039】また、図3において、センサ224の検出
出力から異常が検出されると(S9)、街灯200は、
その通信可能エリア内に携帯電話機100が存在してい
るとき(S5,S11)、この通信可能エリア内の携帯
電話機100の携帯電話番号などの固有情報(以下、携
帯固有情報という)を読み取り、これと街灯固有情報と
この異常の検出結果(以下、異常検出情報という)とを
街灯管理センタ400に送信する(S14)。
【0040】そこで、図4において、街灯管理センタ4
00では、この送信情報を受信すると(S20)、この
受信情報の種類を判定し(S21)、この場合、異常検
出情報であるから、これを保安センタに送る(S2
2)。保安センタでは、この異常検出情報の内容に基づ
いて、環境センサプログラム223の動作の要否やビデ
オカメラ208(図1,図2)の動作の要否などを指示
する指示データを作成し(S23)、この指示データを
街灯管理センタ400に渡して街灯200に送信させる
とともに、この指示データを街灯200に送信したこと
をセキュリティセンタ300に通知し、また、これとと
もに、携帯固有情報と街灯固有情報と異常検出情報とを
このセキュリティセンタ300に送信する。
【0041】図3において、街灯200では、その指示
データを受信すると(S15)、この指示データの指示
のもとに、環境センサプログラム223を動作させてセ
ンサ224からその検出結果を取得したり(S16)、
カメラ224を動作させたりする(S17)。このよう
にして得られて検出結果やビデオカメラ208からの画
像情報は、セキュリティセンタ300に送信される(S
18)。
【0042】ところで、セキュリティセンタ300は、
例えば、安全保障会社などのものであって、会員として
登録されている顧客(携帯所有者)に対して、夜間マイ
ビーコン機能を作動させながら通行するときの状態を監
視し、その安全を保障するためのものである。このため
に、図4において、会員データベース301が設けら
れ、これに各会員に関する情報(会員情報:例えば、会
員の携帯情報,氏名,住所,通常の通行経路(例えば、
駅やバス停留所から自宅や親戚,知人などまでの帰宅/
通行経路など),歩行速度など)が格納されている。
【0043】なお、会員データベース301に格納され
る歩行経路は、例えば、会員の降車駅から自宅までの帰
宅経路などであって、入会の登録時などに、会員の携帯
電話機100から地図情報に会員が所望経路を入力して
セキュリティセンタ300に送信することにより、会員
データベース301に登録されるが、それ以外でも、セ
キュリティセンタ300が会員の通行路を監視し、所定
回数以上同じ通行路を使用するときには、これをこの会
員の通行経路として登録するようにしてもよいし、ま
た、登録された通行経路においても、途中コンビニエン
スストアなどほぼ定期的による場所がある場合には、こ
れも検出して登録される。この場合、会員データベース
301に登録される走行経路としては、街灯の位置を用
いて表わすようにしてもよい。以上により、同じ会員に
対し、複数の通行経路も会員データベース301に保持
されることになる。
【0044】そこで、セキュリティセンタ300では、
街灯管理センタ400から街灯200に指示データを送
信したとの通知があり、これとともに、携帯固有情報と
街灯固有情報と異常検出情報とを受信すると(S2
6)、この携帯固有情報を用いて会員データベース30
1を検索し、会員か否かを判定する。そして、会員であ
る場合には、会員データベース301からこの会員の会
員情報を取得して危険度判断プログラムを実行し、受信
した異常検出情報を用いてこの会員に対する正常(標
準)条件からの変化度を求め、求めた変化度から危険度
(セキュリティ度)を算出する(S27)。
【0045】ここで、この変化度,セキュリティ度につ
いて、図5及び図6を用いて説明する。
【0046】まず、図5により、変化度について説明す
ると、ここでは、変化度としては、正常な歩行速度(こ
れは、標準歩行速度であって、会員データベース301
(図4)に格納されている)からの現状の歩行速度の変
化の程度を表わす速度変化度と、会員データベース30
1内の帰宅経路などの通常の通行経路(標準通行経路)
からの現状の通行経路のはずれの程度を表わす位置座標
誤差と、後述するセキュリティセンタ300の問い合わ
せに対して返答があるまでの時間を表わす応答時間差
と、検知される音声の異常(例えば、悲鳴など)の程度
を表わす音量異常度とがある。ここで、速度変化度と音
量異常度とは、街灯200から街灯管理センタ400を
介して供給される街灯200のセンサ224から(S
8,S9,S14)の異常検出情報に応じたものであ
る。また、位置座標誤差は、街灯200から街灯管理セ
ンタ400を介して供給される携帯電話機100の現在
位置を示す街灯固有情報と会員データベース301に格
納されている該当会員情報での標準通行経路との演算処
理によって得られるこの標準通行経路からのずれの程度
を表わしている。
【0047】これら速度変化度,位置座標誤差,応答時
間差,音量異常度の各変化度は、その標準からの差の大
きさに応じて、例えば、+1,+2,+3の3ランクに
区分される。そして、夫々の変化度について、ランク+
1の場合には、「注意喚起状態」とし、ランク+2の場
合には、「警戒状態」とし、ランク+3の場合には、
「緊急異常状態」とする。
【0048】以上の4個の変化度のうちの1つの変化度
しか得られない場合には(例えば、街灯200の音セン
サ209(図1)からは悲鳴などの異常音声は検出され
ないが、速度センサ210から急に走り出したり、急に
止まったりしたことなどが検出された場合など)、その
ときのランクがセキュリティ度となるが、2以上の変化
度のランクが+1以上となったときには、これらからセ
キュリティ度が求められる。
【0049】図6はかかるセキュリティ度を示すもので
あって、ここでは、このセキュリティ度は4個の変化度
での最大のランクに注目し、その最大のランクの変化度
の個数に応じて決めるものである。なお、標準の変化度
のランクは0とし、また、検出されない変化度も0とし
ている。
【0050】同図において、「セキュリティ度〈単項
目〉」では、最大のランクの変化度が1個しかない場合
であって、最大ランクが+1の変化度が1個であって、
他の変化度のランクが0(異常検出情報がない場合も含
む)である場合には、セキュリティ度「小」とし、最大
ランクが+2の変化度が1個であって、他の変化度のラ
ンクが0または1である場合には、セキュリティ度
「中」とし、最大ランクが+3の変化度が1個であっ
て、他の変化度のランクが0または1または2である場
合には、セキュリティ度「大」とするものである。
【0051】また、「セキュリティ度〈複項目〉」で
は、最大ランクの変化度が2個以上ある場合であって、
例えば、最大ランク+1の変化度が2個,3個,4個あ
って、他の変化度のランクが0である場合には、セキュ
リティ度「中」とし、最大ランクが+2以上の変化度が
2個以上あるときには、セキュリティ度「大」とする。
【0052】勿論、これは一例を示すものであって、セ
キュリティ度の他の設定方法も可能であることはいうま
でもない。
【0053】なお、2以上の変化度がランク+1以上の
場合、会員(携帯所有者)の異常事態がある程度推測で
きる。例えば、図5において、速度変化度と位置座標誤
差とがランク+1以上の場合には、会員が走り出して通
常の通行経路からずれていく避難(逃げようとする)状
態が推測されるし、応答時間差と位置座標誤差とがラン
ク+1以上の場合には、会員が誘拐される事態が推測さ
れるし、応答時間差と音量異常度とがランク+1以上の
場合には、例えば、会員に自動車が衝突してブレーキ音
がし、会員が倒れて携帯電話機100を使えない状態に
なったなど、会員が交通事故にあったことが推測される
し、速度変化度と音量異常度とがランク+1以上の場合
には、会員が倒れて苦しみ出すなどの健康異常が推測さ
れるものである。
【0054】図4に戻って、セキュリティセンタ300
では、このようにして求められたセキュリティ度が
「大」である場合には(S28)、オペレータが街灯2
00から送信される(図3のS18)ビデオカメラ20
8の画像から会員の状態を確認し(S29)、必要に応
じて救急隊員が出動する(S31)。これとともに、セ
キュリティセンタ300は街灯200に指令を送り、ビ
デオカメラ208をOFFさせる(図3のS19)。
【0055】図3に示す街灯200では、街灯管理セン
タ400に上記の異常検出情報を送信した後も、それ自
体故障しない限り(S3)、S1〜S12の動作も繰り
返しており、会員が、逃げ走るなどして、この街灯20
0から隣りの街灯200の通信可能エリアに移ると、こ
の街灯200でこれが検出されて(S11)照明が暗く
なるが(S12)、隣りの街灯200が同様の動作を行
なって照明を明るくし、センサ224から異常が検出さ
れて(S9)、街灯管理セーンタ400を介してセキュ
リティセンタ300に異常検出情報などが送られること
になる。このため、セキュリティセンタ300は、この
隣りの街灯200に対して常時の動作を行ない、そのビ
デオカメラ208を用いて確認を行なうことになる(S
29)。
【0056】また、図4に示すセキュリティセンタ30
0において、セキュリティ度が「大」でない場合には
(S28)、この会員の携帯情報を用いてこの会員の携
帯電話機100に状況確認のためのメール(確認メー
ル)を送信する(S30)。
【0057】そこで、この携帯電話機100では、これ
を受信すると(S32)、タイマ103(図1)を作動
させ(S33)、これとともに、回答プログラムを起動
する(S34)。これにより、その表示画面129(図
2)に問い合わせがあったことを通知する画面が表示さ
れるが、タイマ103が予め決められた規定時間を計測
する間に受信した確認メールが開封されない場合には
(S35)、未開封情報が発生され(S37)、これに
この携帯電話機100の現在位置を示す位置情報が付加
されてセキュリティセンタ300に送信される。セキュ
リティセンタ300では、これを受信すると(S2
6)、危険度判断プログラムを実行し(S27)、問い
合わせに対する応答がないとして、応答時間差(図5)
のランクを高め、これに基づいて再度セキュリティ度を
求める。得られたセキュリティ度がこれでも「大」でな
ければ(S28)、再度携帯電話機100に確認メール
を送信することになる(S30)。このようにして、携
帯電話機100から応答がないと、応答時間差の変化度
のランクが高まることになり、遂には、セキュリティ度
が「大」となってS29に進むことになる。なお、携帯
電話機100からの位置情報により(S38)、会員の
位置が標準通行経路からずれている場合には、位置座標
誤差の変化度のランクが高くなる。
【0058】また、携帯電話機100において、受信し
た確認メールを開封し(S35)、これに応じて現在の
状況を入力してメール送信することもでき(S36)、
この場合も、この応答メールは位置情報が付加されてセ
キュリティセンタ300に送信される(S38)。な
お、この応答メールとしては、異常か否かの選択、異常
である場合には、その異常の種類(例えば、けがをして
動けないなど)やその程度の選択ができる画面を操作し
たものとする。これにより、セキュリティセンタ300
では、各変化度のランクを決定することができる。
【0059】以上のように、この実施形態では、街灯の
照明を有効に制御してその消費電力の低減化を実現でき
るし、歩行者の歩行とともに、これに充分な照度の明か
りが付いていくことになるので、歩行者は常に明るい環
境の中を歩行することができので、安心して歩くことが
できるし、また、犯罪を防止し、乗り物の運転者からの
見通しも良くて交通事故を防止することができ、歩行者
の安全性を確保することができる。
【0060】また、街灯には、故障自己診断システムが
内蔵されているので、故障が生じたときにそれに即座に
対応することが可能となり、メンテナンスの向上が実現
される。
【0061】さらに、セキュリティセンタは、会員の歩
行状態を監視することができ、会員の異常事態を容易に
把握することができるとともに、セキュリティ度に基づ
いてこれを把握することができるし、さらには、確認メ
ールによってこれを確認するものであるから、異常状態
を確実に把握することができるし、また、セキュリティ
度を用いるものであるから、通常よりも少し異なる歩行
を行なっても、最初は異常と見做さないようにすること
ができ、行動に所定の許容幅を持たせることができる。
【0062】なお、図3では、街灯200は、センサ2
24からの異常検出情報を街灯管理センタ400に送信
したが(S14)、セキュリティセンタ300に送信
し、図4に示す街灯管理センタ400のS22〜S24
の機能もセキュリティセンタ300に持たせるようにし
てもよい。この場合には、街灯管理センタ400は、街
灯200の管理だけをすることになる。
【0063】ところで、携帯電話機1のマイビーコン機
能が作動しているときには、携帯電話100の操作部1
02での所定の操作により、図7に示すようなマイビー
コン画面が表示される。このマイビーコン画面には、こ
の携帯電話機100の携帯所有者の通行経路を示す経路
地図と、ヘルスケアプログラム125(図2)の処理結
果などが表示される。かかる経路地図は、セキュリティ
センタ300でその会員データベースに格納されている
個人情報と地図情報をもとに作成されたものであって、
携帯電話機100で上記の操作により要求があると、か
かる経路地図情報が作成されて要求のあった携帯電話機
100に送信される。また、ヘルスケアプログラム12
5は、携帯所有者がまもなく坂道や階段などの道路が高
さ方向に変化する傾斜部分に近づくと、3D情報取得手
段が、位置情報取得手段122(図2)による位置情報
とかかる経路地図情報をもとにこれを検出し、この傾斜
部分の傾斜情報などを取得し、ヘルスケアプログラム1
25(図2)がかかる傾斜情報やデータベース112か
らの個人情報などを用いてカロリー計算を行ない、これ
を表示画面129に表示するものである。
【0064】図7に示すマイビーコン画面では、携帯所
有者の現在位置Aとこれから通る坂道Bが表示され、こ
の坂道の勾配が、例えば、「10゜」と表示されてい
る。これは3D情報取得手段124で取得されたもので
ある。また、携帯所有者の現在の歩行速度が街灯200
からその速度センサ210(図1)の測定結果として取
得し、例えば、「0.8km」として表示される。そし
て、ヘルスケアプログラム125(図2)の計算結果と
して、この坂道の通過時間が、例えば、「6min」と
して表示され、また、これらの条件のもとに消費される
カロリーが、例えば、「150kcal」として表示さ
れる。これにより、携帯所有者としては、もう少しカロ
リーを消費したいならば、現在よりも少し速めに歩く、
などといったことを決めることができる。
【0065】また、セキュリティセンタ300では、必
要に応じて、通行中の携帯所有者(会員)の通行状態を
表示画面で見たり、監視したりすることができる。この
場合には、図8(a)に示すように、図7に示した携帯
電話機1でのマイビーコン画面と同様の内容の監視画面
を表示画面に表示されることができる。この監視画面で
は、各街灯200の位置も表示されている。このとき、
先に図4で説明したように、この携帯所有者に異常が発
生すると、「環境異常 「有」」といったような警告情
報も表示されるとともに、その異常が発生した場所での
街灯200の位置が、例えば、点滅するなどして、明示
され、また、必要に応じて街灯200のビデオカメラ2
08(図1)からの画像を用い、図8(b)に示すよう
な画面を表示させることができる。
【0066】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
夜間でも、人通りがないときには、街灯に低照度の照明
を行なわせるものであるから、消費電力の低減を実現で
き、人が通るときには、その近くの街灯が高照度で照明
するものであるから、遠くからでも通行人を認めること
ができ、通行人の交通安全を確実に守ることができる。
しかも、ひとりで歩いていくときには、その歩きにつれ
て順に街灯が高照度の状態に切り替わっていき、通り過
ぎた街灯は低照度の状態に戻るから、通行人はスポット
ライトが当てられているような状態となり、非常に目立
ったような状態になるから、防犯上からも非常に有効な
ものとなる。
【0067】また、本発明によると、通行人の歩行状態
も街灯を用いて監視することができ、異常が生じた場合
には、その異常の程度や内容の確認を行なうものである
から、この異常の程度や内容に応じた対処を行なうこと
ができ、通行人の安全性をより確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による位置情報端末連動街灯制御システ
ムの一実施形態のシステム構成図である。
【図2】図1における携帯電話機と街灯との機能の一具
体例を、図1における他の部分と関連づけて示す機能構
成図である。
【図3】図1に示す街灯の動作の一具体例を示すフロー
チャートである。
【図4】図3に示す街灯の動作に対する図1に示す街灯
管理センタ,セキュリティセンタ及び携帯端末の動作の
一具体例を示すフローチャートである。
【図5】図4に示すセキュリティセンタの危険度判断プ
ログラムで得られる変化度の説明図である。
【図6】図4に示す変化度から得られるセキュリティ度
の一具体例を示す図である。
【図7】図2に示す携帯電話期の表示画面に表示される
マイビーコン画面の一具体例を示す図である。
【図8】図2に示すセキュリティセンタで表示される監
視画面の一具体例を示す図である。
【符号の説明】
100 携帯端末 122 位置情報取得手段 123 マイビーコンスイッチ 124 3D情報取得手段 125 ヘルスケアプログラム 200 街灯 204,205 ライト 208 カメラ 209 音センサ 210 速度センサ 207 故障自己診断プログラム 220 ユーザ検知プログラム 221 街灯コントロールプログラム 222 照明装置 223 環境センサプログラム 224 センサ 300 セキュリティセンサ 301 会員データベース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 星野 剛史 東京都国分寺市東恋ケ窪一丁目280番地 株式会社日立製作所デザイン本部内 (72)発明者 ▲柳▼本 学 東京都国分寺市東恋ケ窪一丁目280番地 株式会社日立製作所デザイン本部内 (72)発明者 鮫嶋 茂稔 神奈川県川崎市麻生区王禅寺1099番地 株 式会社日立製作所システム開発研究所内 (72)発明者 吉川 達也 神奈川県川崎市麻生区王禅寺1099番地 株 式会社日立製作所システム開発研究所内 (72)発明者 河野 克己 神奈川県川崎市麻生区王禅寺1099番地 株 式会社日立製作所システム開発研究所内 Fターム(参考) 3K073 AA52 AA82 AA83 BA00 CB01 CB06 CC21 CC23 CC25 CD06 CE10 CE11 CE12 CE15 CF01 CF08 CJ04 CJ08 5C087 AA03 AA09 AA10 AA12 AA21 AA44 AA51 BB12 BB20 BB46 BB74 BB76 CC02 CC23 DD03 DD08 DD49 EE10 EE16 FF01 FF03 FF04 FF17 FF19 FF20 FF23 GG07 GG08 GG19 GG21 GG23 GG30 GG35 GG57 GG70 5K101 KK02 KK14 LL12 MM07 NN06 NN07 NN14 RR27

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 携帯端末と、該携帯端末と通信可能な街
    灯とからなる位置情報端末連動街灯制御システムにおい
    て、 該街灯は、 該携帯端末を検知する検知手段と、 該検知手段が該携帯端末を検知すると、道路照明の照
    度を高め、該検知手段が該携帯端末を検知しなくなる
    と、該道路照明の照度を低下させる照明制御手段とを有
    することを特徴とする位置情報端末連動街灯制御システ
    ム。
  2. 【請求項2】 携帯端末と、該携帯端末と通信可能な街
    灯と、該携帯端末と該街灯と通信可能なセキュリティセ
    ンタとからなる位置情報端末連動街灯制御システムにお
    いて、 該街灯は、 該携帯端末を検知する第1の検知手段と、 該第1の検知手段が該携帯端末を検知している期間内
    に、該街灯の周辺に発生する該携帯端末の異常状態を検
    知する第2の検知手段と、 該第2の検知手段が検知した該異常状態を表わす異常
    検出情報を該セキュリティセンタに送る送信手段とを有
    し、 該セキュリティセンタは、 該街灯からの該異常検出情報を受信する受信手段と、 該受信手段で受信した該異常検出情報を処理し、該異
    常状態の程度を表わすセキュリティ度を求める処理手段
    と、 該セキュリティ度に応じて該異常状態の内容の確認を
    可能とする確認手段とを有することを特徴とする位置情
    報端末連動街灯制御システム。
  3. 【請求項3】 請求項2において、 前記街灯は、その周囲を撮影するためのビデオカメラが
    備えられており、 前記セキュリティセンタの前記確認手段は、該ビデオカ
    メラからの画像情報を表示することを特徴とする位置情
    報端末連動街灯制御システム。
  4. 【請求項4】 請求項2または3において、 前記セキュリティセンタは、前記セキュリティ度に応じ
    て前記携帯端末に前記異常状態の確認のための確認メー
    ルを送信する手段と、該確認メールに対する前記携帯端
    末からの応答メールを受信する手段とを有し、該応答メ
    ールの受信の有無や受信した該応答メールの内容に応じ
    て前記処理手段で求めた前記セキュリティ度を修正する
    ことを特徴とする位置情報端末連動街灯制御システム。
  5. 【請求項5】 請求項2,3または4において、 前記セキュリティセンタは、前記携帯端末の位置情報を
    取得して保持し、前記街灯からの前記異常検出情報を受
    信するとともに、保持した該位置情報に基づいて、前記
    異常検出情報が発生した位置を街灯の位置によって表わ
    す画面を表示することを特徴とする位置情報端末連動街
    灯制御システム。
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