JP2003157091A - 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、情報処理装置の制御プログラム、情報処理装置の制御プログラムを記録した記録媒体、情報記録装置のデータ記録方法及び情報記録装置のデータを記録した記録媒体 - Google Patents

情報処理装置、情報処理装置の制御方法、情報処理装置の制御プログラム、情報処理装置の制御プログラムを記録した記録媒体、情報記録装置のデータ記録方法及び情報記録装置のデータを記録した記録媒体

Info

Publication number
JP2003157091A
JP2003157091A JP2001353361A JP2001353361A JP2003157091A JP 2003157091 A JP2003157091 A JP 2003157091A JP 2001353361 A JP2001353361 A JP 2001353361A JP 2001353361 A JP2001353361 A JP 2001353361A JP 2003157091 A JP2003157091 A JP 2003157091A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
sentence
text data
information
voice
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001353361A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4087101B2 (ja
Inventor
Tadashi Kaizu
匡志 海津
Atsushi Miyazaki
宮崎  淳
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEOSU CORP KK
Sony Corp
Original Assignee
NEOSU CORP KK
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEOSU CORP KK, Sony Corp filed Critical NEOSU CORP KK
Priority to JP2001353361A priority Critical patent/JP4087101B2/ja
Publication of JP2003157091A publication Critical patent/JP2003157091A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4087101B2 publication Critical patent/JP4087101B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、例えば携帯型の学習装置により英
会話の教材を提供する場合に適用して、音声を聞き取り
ながら文章を確認して語学学習等する場合に、ユーザー
の負担を軽減することができるようにする。 【解決手段】 本発明は、テキストデータに設定された
時間情報を基準にして音声データの再生に同期して2種
類の文章を対比可能に表示し、さらにはユーザーによる
操作に応動して何れかの文章の表示を中止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報処理装置、情
報処理装置の制御方法、情報処理装置の制御プログラ
ム、情報処理装置の制御プログラムを記録した記録媒
体、情報記録装置のデータ記録方法及び情報記録装置の
データを記録した記録媒体に関し、例えば携帯型の学習
装置により英会話の教材を提供する場合に適用すること
ができる。本発明は、テキストデータに設定された時間
情報を基準にして音声データの再生に同期して2種類の
文章を対比可能に表示し、さらにはユーザーによる操作
に応動して何れかの文章の表示を中止することにより、
音声を聞き取りながら文章を確認して語学学習等する場
合に、ユーザーの負担を軽減することができるようにす
る。
【0002】
【従来の技術】従来、英会話等の個人語学学習において
は、テープカセット、コンパクトディスク等に記録され
た音声を確認しながら、書籍により提供される英文、日
本語訳文を見て内容を確認して進められるようになされ
ている。
【0003】このためこの種の音声を再生するテープレ
コーダ、コンパクトディスクプレイヤー等の再生装置に
おいては、いわゆるリピート機能により、同一個所を繰
り返し再生して音声を確認できるようになされ、またマ
ーカー等を用いた頭出しにより所望する個所を再生して
確認できるようになされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところでこのような語
学学習において、音声を確認しながら書籍を見て学習す
る場合、結局、再生装置で再生される音声を聞きなが
ら、書籍に記録された多数の文章の中から対応個所を見
つけ出して確認することになる。また意味が判らない場
合には、このようにして英文を確認しながら、同様に、
書籍に記録された多数の文章の中から対応個所を見つけ
出して確認することになる。
【0005】このようなユーザーの作業の負担を軽減す
ることができれば、この種の語学学習の効率を一段と向
上できると考えられる。また語学学習だけでなく、種々
のコンテンツの提供等にも広く適用できると考えられ
る。
【0006】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、音声を聞き取りながら文章を確認して語学学習等す
る場合に、ユーザーの負担を軽減することができる情報
処理装置、情報処理装置の制御方法、情報記録装置のデ
ータ記録方法、情報記録装置のデータを記録した記録媒
体、情報処理装置の制御プログラム、情報処理装置の制
御プログラムを記録した記録媒体を提案しようとするも
のである。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め請求項1の発明においては、情報処理装置に適用し
て、テキストデータに設定された時間情報を基準にし
て、音声信号出力手段より出力される音声信号に同期し
て、テキストデータによる第1及び第2の文章を対比可
能に表示し、操作子の操作に応動して、第1又は第2の
文章の表示を中止、また中止した表示を再開する。
【0008】また請求項5の発明においては、情報処理
装置の制御方法に適用して、テキストデータに設定され
た時間情報を基準にして、音声データの再生に同期し
て、テキストデータによる第1及び第2の文章を対比可
能に表示するステップと、ユーザーの操作に応動して、
第1又は第2の文章の表示を中止するステップと、ユー
ザーの操作に応動して、中止した文章の表示を再開する
ステップとを有するようにする。
【0009】また請求項7の発明においては、情報処理
装置の制御プログラムに適用して、テキストデータに設
定された時間情報を基準にして、音声データの再生に同
期して、テキストデータによる第1及び第2の文章を対
比可能に表示するステップと、ユーザーの操作に応動し
て、第1又は第2の文章の表示を中止するステップと、
ユーザーの操作に応動して、中止した文章の表示を再開
するステップとを有するようにする。
【0010】また請求項9の発明においては、情報処理
装置の制御プログラムを記録した記録媒体に適用して、
この制御プログラムが、テキストデータに設定された時
間情報を基準にして、音声データの再生に同期して、テ
キストデータによる第1及び第2の文章を対比可能に表
示するステップと、ユーザーの操作に応動して、第1又
は第2の文章の表示を中止するステップと、ユーザーの
操作に応動して、中止した文章の表示を再開するステッ
プとを有するようにする。
【0011】また請求項11の発明においては、情報記
録装置のデータ記録方法に適用して、データ圧縮してな
る音声データを、順次、音声データの内容に応じた区分
により順次記録し、音声データの区分間に、少なくと
も、音声データに対応する時間情報を設定して、各区分
の音声データに対応する第1の文章による第1のテキス
トデータと、第1のテキストデータに対応する第2のテ
キストデータとを介挿して記録する。
【0012】また請求項12の発明においては、情報記
録装置のデータを記録した記録媒体に適用して、データ
圧縮してなる音声データを、順次、音声データの内容に
応じた区分により順次記録し、音声データの区分間に、
少なくとも、音声データに対応する時間情報を設定し
て、各区分の音声データに対応する第1の文章による第
1のテキストデータと、第1のテキストデータに対応す
る第2のテキストデータとを介挿して記録してなるよう
にする。
【0013】また請求項13の発明においては、情報処
理装置に適用して、テキストデータに設定された時間情
報を基準にして、音声信号出力手段より出力される音声
信号に同期して、テキストデータによる第1及び第2の
文章を対比可能に表示する。
【0014】請求項1の構成によれば、情報処理装置に
適用して、テキストデータに設定された時間情報を基準
にして、音声信号出力手段より出力される音声信号に同
期して、テキストデータによる第1及び第2の文章を対
比可能に表示し、操作子の操作に応動して、第1又は第
2の文章の表示を中止、また中止した表示を再開するこ
とにより、例えば英会話の音声を再生しながら、この音
声に対応する第1及び第2の文章が対比可能に、かつ音
声に同期して表示される。これにより音声を聞き取りな
がら文章を確認して語学学習等する場合に、多数の文章
の中から該当個所を見つけ出す作業を省略して、対応文
章を確認することができる。また例えば原文による文章
と翻訳による文章とを対比し、さらには選択的に表示し
て確認することもでき、これらにより音声を聞き取りな
がら文章を確認して語学学習等する場合に、ユーザーの
負担を軽減することができる。
【0015】これにより請求項5、請求項7、請求項9
の構成によれば、音声を聞き取りながら文章を確認して
語学学習等する場合に、ユーザーの負担を軽減すること
ができる情報処理装置の制御方法、情報処理装置の制御
プログラム、情報処理装置の制御プログラムを記録した
記録媒体を提供することができる。
【0016】また請求項11の発明においては、情報記
録装置のデータ記録方法に適用して、データ圧縮してな
る音声データを、順次、音声データの内容に応じた区分
により順次記録し、音声データの区分間に、少なくと
も、音声データに対応する時間情報を設定して、各区分
の音声データに対応する第1の文章による第1のテキス
トデータと、第1のテキストデータに対応する第2のテ
キストデータとを介挿して記録することにより、例えば
音声データが会話の音声の場合に、センテンス毎等の可
変長により音声データが区切られ、この区切りの間に、
音声データに対応する時間情報が設定されて言語の文章
によるテキストデータ、翻訳の文章によるテキストデー
タが介挿される。これによりこのようにして記録された
データにおいては、音声データを再生しながら、時間情
報を基準にして、この音声データと同期を図って、対応
する言語の文章、翻訳の文章を適宜表示することが可能
となり、このような表示により、音声を聞き取りながら
文章を確認して語学学習等する場合に、多数の文章の中
から該当個所を見つけ出す作業を省略して、対応文章を
確認することができる。また例えば原文による文章と翻
訳による文章とを対比し、さらには選択的に表示して確
認することもでき、これらにより音声を聞き取りながら
文章を確認して語学学習等する場合に、ユーザーの負担
を軽減することができる。
【0017】これにより請求項12の構成によれば、音
声を聞き取りながら文章を確認して語学学習等する場合
に、ユーザーの負担を軽減することができる情報記録装
置のデータを記録した記録媒体を提供することができ
る。
【0018】また請求項13の構成によれば、情報処理
装置に適用して、テキストデータに設定された時間情報
を基準にして、音声信号出力手段より出力される音声信
号に同期して、テキストデータによる第1及び第2の文
章を対比可能に表示することにより、音声を聞き取りな
がら文章を確認して語学学習等する場合に、多数の文章
の中から該当個所を見つけ出す作業を省略して、対応文
章を確認することができ、また例えば原文による文章と
翻訳による文章とを対比することもでき、これらにより
音声を聞き取りながら文章を確認して語学学習等する場
合に、ユーザーの負担を軽減することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、適宜図面を参照しながら本
発明の実施の形態を詳述する。
【0020】(1)実施の形態の構成 図1は、本発明の実施の形態に係る情報処理装置である
情報携帯端末装置を示す平面図(図1(A)及び側面図
(図1(B))である。この情報携帯端末装置1は、片
手により把持可能な平板形状により構成され、携帯して
種々の用途に使用できるように構成される。すなわち情
報携帯端末装置1は、表面が操作面及び画像表示面に設
定され、下面側の端面にコネクタ2が配置される。情報
携帯端末装置1は、矢印Aにより示すように、パーソナ
ルコンピュータ、携帯電話等に接続した専用の置台3に
載置することにより、必要に応じてこのコネクタ2を介
して充電用電源を入力できるようになされ、また置台3
に載置した状態で置台3の操作子3Aを操作することに
より、このコネクタ2を介してパーソナルコンピュー
タ、携帯電話等との間で種々のデータを交換できるよう
になされている。
【0021】また情報携帯端末装置1は、側面に押圧操
作可能な回転操作子(以下ジョグダイヤルと呼ぶ)4、
イヤホンジャック5が配置され、矢印Bにより示すよう
に、このジョグダイヤル4を回転操作して画像表示面の
表示をスクロールできるようになされ、また矢印Cによ
り示すように、このジョグダイヤル4を押圧操作してス
クロールにより切り換えたメニューを選択できるように
なされている。またイヤホンジャック5にイヤホンを接
続して音楽等を試聴できるようになされ、またこのイヤ
ホンのケーブルに設けられたリモコンを操作して各種操
作を実行できるようになされている。
【0022】また情報携帯端末装置1は、正面側より見
た上端面の左側に、赤外線を送受する窓6が配置され、
この窓6を介して実行される赤外線の送受により、対応
する赤外線通信装置との間で種々のデータを送受できる
ようになされている。
【0023】また情報携帯端末装置1は、正面側より見
た上端面の中央に、メモリカード7を挿入する挿入口8
が配置され、矢印Dにより示すように、メモリカード7
をこの挿入口8に差し込んでセットすることにより、種
々のアプリケーションプログラムをロードして動作モー
ドを切り換えることができるようになされ、さらにはこ
のメモリカード7を介してパーソナルコンピュータ等と
の間で種々のデータを交換できるようになされ、また語
学学習用のデータ、音楽データを取得できるようになさ
れている。
【0024】また情報携帯端末装置1は、正面側より見
た上端面の右側に、ペンPの収納穴9が配置され、矢印
Eにより示すように、タッチパネルを操作するためのペ
ンPをこの収納穴9に差し込んで収納できるようになさ
れている。また情報携帯端末装置1は、この収納穴9の
手前側に、押圧操作に係る電源スイッチ10が配置さ
れ、この電源スイッチ10の押圧操作により電源を立ち
上げ、また電源を立ち下げることができるようになされ
ている。
【0025】また情報携帯端末装置1は、表面に大画面
による液晶表示パネル15、透明シート材によるタッチ
パネル16が順次配置されてペンPにより入力可能に画
像表示面が形成され、さらにこの画像表示面の下側に押
しボタン式の操作子17A〜17Eが配置される。これ
らにより情報携帯端末装置1は、画像表示面に表示した
メニュー画面をペンPにより操作して、また操作子17
A〜17Eを操作して、種々に動作を切り換えることが
できるようになされている。なおここでタッチパネル1
6は、押圧位置を検出できるように構成された透明シー
ト材による座標入力手段である。
【0026】図2は、この液晶表示パネル15及びタッ
チパネル16の詳細を示す平面図である。この情報携帯
端末装置1は、液晶表示パネル15に対してタッチパネ
ル16が下側に飛び出すように形成され、この下側に飛
び出した部位に、印刷により入力用の手書き文字入力用
のエリアM11及びM12、各種操作用のメニューM1
3、14等が表示されるようになされている。情報携帯
端末装置1においては、後述する中央処理ユニットの処
理により、これら手書き文字入力用のエリアM11及び
M12、各種操作用のメニューM13、14等が操作さ
れると、対応する処理を実行するようになされ、これに
より文字入力し、さらには全体動作等を切り換えること
ができるようになされている。
【0027】これに対して液晶表示パネル15及びタッ
チパネル16が重なり合う部位M2には、液晶表示パネ
ル15の駆動により種々のメニュー等が表示され、タッ
チパネル16等の操作によりこれらメニューの選択を受
け付け、さらにはこのようなユーザーによる選択により
テキスト等を表示できるようになされている。
【0028】図3は、情報携帯端末装置1を示すブロッ
ク図である。情報携帯端末装置1において、ビデオラン
ダムアクセスメモリ(VRAM)22は、バスBUSを
介して液晶表示パネル(LCD:Liquid Crystal Displ
ay)15の表示に供する画像データを取得して展開し、
この画像データを図示しないドライバに出力する。液晶
表示パネル15は、このドライバにより駆動されるよう
になされ、これによりビデオランダムアクセスメモリ2
2に展開された画像データにより各種表示画面を形成す
る。
【0029】タッチパネル16は、図示しない検出回路
によりペンP等による操作が検出され、インターフェー
ス(IF)23は、この検出結果を押圧位置の座標情報
としてバスBUSに出力する。またインターフェース2
3は、ジョグダイヤル4の回転操作、押圧操作、操作子
17A〜17Eの操作、イヤホン30のケーブルに設け
られたリモコン31の操作を検出し、検出結果をバスB
USに出力する。
【0030】インターフェース(IF)24は、メモリ
カード7とバスBUSとの間のインターフェースを構成
する。これに対してインターフェース(IF)25は、
情報携帯端末装置1の下側端面に配置されたコネクタ2
に接続される機器と、バスBUSとの間のインターフェ
ースを構成する。赤外線通信部27は、情報携帯端末装
置1の上側端面に配置された窓6を介して赤外線を送受
することにより、赤外線による通信機器との間で種々の
データを送受する通信回路であり、インターフェース
(IF)26は、この赤外線通信部27に対するコマン
ド、ステータス、さらにはこの赤外線通信部27より送
受するデータ等のインターフェースを構成する。
【0031】ディジタルアナログ変換回路(D/A)3
2は、中央処理ユニット28で復号化されて出力される
音声データをディジタルアナログ変換処理し、音声信号
を出力する。増幅回路33は、このディジタルアナログ
変換回路32から出力される音声信号を増幅し、コネク
タに接続されたイヤホン34に出力する。これによりこ
の情報携帯端末装置1においては、各種音声信号を試聴
できるようになされている。
【0032】中央処理ユニット(CPU)28は、この
情報携帯端末装置1全体の動作を制御するコントローラ
であり、メモリ29の記録されたプログラムに従って所
定の処理手順を実行することにより、バスBUSを介し
てビデオランダムアクセスメモリ22に画像データを出
力し、これにより液晶表示パネル15に表示画面を形成
する。またバスBUSを介して検出されるジョグダイヤ
ル4による操作、操作子17A〜17Eの操作、タッチ
パネル16の操作、リモコン31の操作等に応動して表
示画面を切り換え、また全体の動作を切り換える。
【0033】すなわち中央処理ユニット28は、電源が
立ち上げられると、さらにはジョグダイヤル4による操
作、操作子17A〜17Eの操作、タッチパネル16の
操作、リモコン31の操作を介して検出されるユーザー
の操作により、所定のメインメニュー画面を表示する。
ここでこのメインメニュー画面には、メモリ29に格納
された各種アプリケーションプログラムによる処理メニ
ューが表示される。中央処理ユニット28は、このメニ
ューの選択により、ユーザーが語学学習のメニューを選
択すると、メモリ29に記録された対応するアプリケー
ションプログラムを実行することにより、全体の動作を
英会話の学習装置の動作に切り換える。これによりこの
情報携帯端末装置1は、英会話の学習装置として動作す
るようになされている。
【0034】中央処理ユニット28は、このようにして
英会話の学習装置として全体の動作を立ち上げると、イ
ンターフェース24を介してメモリカード7をアクセス
し、メモリカード7に形成されたファイル管理領域の記
録より、実行中のアプリケーションプログラムにより再
生可能な音声データのファイルを検索する。さらに中央
処理ユニット28は、このようにして検索した音声デー
タのファイルを液晶表示パネル15に表示する。
【0035】ここで図4(A)は、このファイル名の表
示を示す平面図である。中央処理ユニット28は、液晶
表示パネル15による表示画面の最上段に、このアプリ
ケーションプログラムの名称が反転表示により表示され
る。またこの名称の表示の下に、検索された再生可能な
ファイル名が一覧表示される。
【0036】中央処理ユニット28は、ジョグダイヤル
4、タッチパネル16、リモコン31等の操作によりこ
れら一覧表示に係るファイルが選択されると、矢印Aに
示すように、液晶表示パネル15の表示を切り換える。
【0037】ここでこの表示においては(図4
(B))、最上段のアプリケーションプログラムの名称
の表示に、選択されたファイル名が併せて表示される。
また表示画面の最下段に、選択されたファイル再生用の
各種メニューが表示される。ここでこのメニューにおい
ては、左端に、直前の画面に戻るのメニューM31が表
示され、中央処理ユニット28は、このメニューM31
の操作により、矢印Bにより示すように、直前の状態に
表示を戻すようになされている。
【0038】またこのメニューM31の右側には、順
次、戻る方向へのスキップのメニューM32、進む方向
へのスキップのメニューM33、再生のメニューM3
4、停止のメニューM35、リピートのメニューM3
6、音量操作のメニューM37が表示されるようになさ
れている。中央処理ユニット28は、再生のメニューM
34がユーザーにより操作されると、選択されたファイ
ルの再生を開始するのに対し、戻る方向へのスキップの
メニューM32、進む方向へのスキップのメニューM3
3が操作されると、それぞれ再生方向とは逆方向及び再
生方向に、再生個所をスキップさせる。また停止のメニ
ューM35が操作されると、再生を停止するのに対し、
リピートのメニューM36が操作されると、リピート再
生の処理を実行する。また音量操作のメニューM37が
操作されると、音量調整用のサブメニューを表示し、こ
の表示におけるユーザーの操作により音量の設定を受け
付ける。
【0039】またこれらメニューM31〜M37の上側
には、横方向にスライダM38が表示され、中央処理ユ
ニット28は、このスライダM38のつまみM39がタ
ッチペンPにより押圧されて横方向にスライドされる
と、このタッチペンPによる押圧位置の移動に追従させ
て、つまみM39を横方向に移動させる。またこのよう
に横方向の移動による移動先の位置に対応するように、
再生個所を切り換える。なお中央処理ユニット28は、
これらメニューM31〜M39の表示のうち、主たるメ
ニューM31〜M36については、リモコン31の操作
によっても、操作を受け付けるようになされている。
【0040】また表示画面の中央の残った部分は、上下
に2分割され、それぞれ英語及び日本語による文章の表
示領域に割り当てられる。図5(A)に示すように、中
央処理ユニット28は、再生の指示がユーザーにより得
られると、ユーザーにより選択されたファイルの再生に
より音声信号を再生し、この音声信号に同期して、対応
する英語及び日本語の文章をこれら2つの表示領域にそ
れぞれ表示する。
【0041】またこれらの表示領域の左端には、これら
各領域に対応して、それぞれアルファベットの先頭文
字、日本語、仮名文字の先頭文字が表示され、タッチパ
ネル16を介して各文字の選択が検出されると、中央処
理ユニット28は、矢印C及びDにより示すように、対
応する文章の表示を停止し、また停止した表示を再開す
る(図5(A1)及び(A2))。これらによりこの情
報携帯端末装置1では、音声により英会話を聞きなが
ら、対応する英語による文章、日本語による文章を対比
可能に表示するようになされている。
【0042】また中央処理ユニット28は、このように
して再生する音声データに対して補助データが設定され
ている場合に、再生動作を一時停止して、タッチパネル
16により所定のメニューの選択が検出されると、矢印
Eにより示すように(図5(B))、テキストデータに
よる補助データの表示に切り換えると共に、対応する音
声データによる補助データを再生する。ここでこの学習
用ファイルにおいては、先に表示した英語による文章に
関連する事項がこの補助データにより割り当てられるよ
うになされている。
【0043】具体的に、この実施の形態においては、英
語による文章中に含まれる重要な単語、この単語の発
音、この単語の日本語による意味が、この関連する事項
に設定されるようになされ、中央処理ユニット28は、
このテキストデータよる補助データの内容についても、
英語及び日本語の文章の表示と同様に、単語と意味とに
分けて、対比可能に表示する。
【0044】また中央処理ユニット28は、再生中に、
又は再生を停止した状態で、タッチパネル16によりフ
ォント切り換えのメニューの選択が検出されると、図5
(C)により示すように、フォント切り換えのサブメニ
ューを表示し、フォントの切り換えを受け付ける。
【0045】図6は、メモリカード7に記録されてなる
この情報携帯端末装置1の再生対象のファイル構造を示
す略線図である。メモリカード7は、記録領域が管理用
領域とデータ領域とに区分され、各種ファイルによるユ
ーザーデータがデータ領域に記録され、このデータ領域
に記録したファイルのアドレス情報、ファイル名、著作
権保護のための情報等が管理用領域に記録されるように
なされている。
【0046】この情報携帯端末装置1の再生対象のファ
イルは、英会話学習用のファイルであり、例えば英会話
の会話による主の音声データが、内容に応じて区分され
て順次記録されるようになされ、これら区分の間に、音
声データによる補助データ、文章用のテキストデータ、
テキストデータによる補助データ、所定のタグ(ID3
v1)が記録される。これら主の音声データの区分の間
に記録される音声データによる補助データ、文章用のテ
キストデータ、テキストデータによる補助データは、直
前の音声データに対応する内容であり、これによりこの
英会話学習用ファイルは、タグ(ID3v1)を単位に
したフィールドにより区切られて記録されるようになさ
れ、これにより図6(A)は、この1つのフィールドに
ついて、音声データ及びテキストデータによる補助デー
タが設定されていない状態を示し、図6(B)は、この
1つのフィールドについて、音声データ及びテキストデ
ータによる補助データの双方が設定された状態を示すよ
うになされている。
【0047】ここでタグ(ID3v1)は、各フィール
ドの区切りであり、各フィールドの情報を30バイトに
よる固定長により記録できるようになされている。これ
に対して主及び補助の音声データは、音声信号をアナロ
グディジタル変換処理して得られるディジタル音声信号
をデータ圧縮してなるデータであり、この実施の形態で
は、このデータ圧縮の形態としてMP3(MPEG(Mo
ving Picture ExpertsGroup) audio Laye
r3)のフォーマットが適用されるようになされてい
る。これに対して文章用及び補助データのテキストデー
タは、スクリプト言語による時間情報が併せて記録さ
れ、これにより対応する音声データと同期して表示でき
るようになされている。
【0048】このようにして構成されるファイルにおい
て、この実施の形態に係る英会話学習用のファイルにお
いては、学習の単位である、複数文による英会話の一場
面により区切りが形成されるようになされている。
【0049】図7は、このテキストデータの記述を具体
的に示す図表である。各テキストデータは、各フィール
ドの先頭に、各フィールドの名称等を示すタグ<CHP=n,m
mm>が記述される。ここでこのタグ<CHP=n,mmm> におけ
るnは、章の番号であり、mmmは、章の名称であり、
これによりこの図7の例では、<CHP= 1,1st Day>によ
り、このフィールドの内容が第1章、1日目のレッスン
であることが示されるようになされている。
【0050】続いてテキストデータは、主の音声データ
に対応する時間情報を示すタグ<TIME=mm:nn.ds> が設定
され、それぞれ対応する内容が示されるようになされて
いる。ここでこの時間情報のタグ<TIME=mm:ss.ds> にお
けるmm及びSSは、分及び秒であり、dsは、1/1
0秒である。この時間情報は、各フィールドにおける主
の音声データの先頭を基準にして設定される。これによ
り図7の例では、<TIME=00:00.0>により、主の音声デー
タの先頭で、続くスクリプトの内容を実行し、また続く
<TIME=00;05.9>、<TIME=00:07.8>、<TIME=00:10.9>、…
…の記述により、この先頭よりそれぞれ5.9秒後、
7.8秒後、10.9秒後、……に順次対応するスクリ
プトを実行するようになされている。
【0051】これに対してタグ<TIME=00:00.0>に続くタ
グ<ORG> は、<\ORG>と対をなし、この<\ORG>との間のテ
キストデータが英語の文章として表示すべき文字列であ
ることを示すようになされている。これにより<ORG> 1s
t Week<\ORG>により、図5について上述した英語による
文章の表示領域に「1st Week」の文章を表示するように
なされている。また続く段落の<ORG>1st Day<\ORG>で
は、同様に、「1st Day」を表示するようになされてい
る。
【0052】続く<TRL> は、<\TRL>と対をなし、この<\
TRL>との間のテキストデータが翻訳文の文章であること
を示すようになされている。これらによりこの図7に示
す例では、タグ<TIME=00:00.0>、<ORG>1st Week<\ORG>
、<TRL><\TRL> によるスクリプトにより、主の音声デ
ータの再生を開始すると、英文の表示領域に「1st Wee
k」を表示し、翻訳文の表示領域には何ら表示しないよ
うになされている。
【0053】また続く<TIME=00;05.9>、<ORG>1st Day<\
ORG>、<TRL><\TRL> のスクリプトにより、主の音声デー
タの再生を開始して5.9秒後には、英文の表示領域に
「1st Day 」を表示し、翻訳文の表示領域には何ら表示
しないようになされている。また続く<TIME=00:07.8>、
<ORG>24 WORDS FOR LISTENING<\ORG> 、<TRL><\TRL>の
スクリプトにより、主の音声データの再生を開始して
7.8秒後には、英文の表示領域に「24 WORDS FOR LIS
TENING」を表示し、翻訳文の表示領域には何ら表示しな
いようになされている。
【0054】これに対してタグ<TIME=00:10.9>のスクリ
プトのタグ<TRL> は、<\TRL>と対をなし、この<\TRL>と
の間のテキストデータが翻訳文の文章として表示すべき
文字列であることを示すようになされている。
【0055】また<VOC> は、<\VOC>と対をなし、補助デ
ータを示すようになされている。すなわち<VOC> は、<V
OC><mm1:ss1,ds1><mm2:ss2,ds2>mmm<\VOC>により使用さ
れ、<mm1:ss1,ds1> 及び <mm2:ss2,ds2>による対応する
音声データによる補助データの開始位置、終了位置を示
すようになされている。なおこの時間情報においても、
音声データのフィールド先頭を基準にして示されるよう
になされている。またmmm は、補助データのテキストデ
ータを示すようになされている。
【0056】これにより図7の場合、<TIME=00:10.9>、
<ORG>How do you happen to know Mr.Slater?<\ORG> 、
<TRL> どのようにしてスレーター氏を知ったのですか。
<\TRL>、<VOC>happen □(偶然に)起こる,《不定詞と
ともに》たまたま[偶然] 〜する<\VOC>のスクリプトに
より、このフィールドの再生を開始して10.9秒後
に、英文の表示領域及び日本語の表示領域にそれぞれ
「How do you happen to know Mr.Slater?」及び「どの
ようにしてスレーター氏を知ったのですか。」を表示
し、ユーザーにより補助データの表示が指示されると英
文の表示領域及び日本語の表示領域にそれぞれ「happe
n」及び「(偶然に)起こる,《不定詞とともに》たま
たま[偶然] 〜する」を表示するようになされている。
なお、□は、補助データにおける英文と翻訳文との区切
りを示すコードである。
【0057】なおこの図7には示されていないが、テキ
ストデータには、これらのタグに加えて、<EOS=mm:ss,d
s>のタグが使用され、このタグにより、主の音声データ
と補助データによる音声データとの区切りを示すように
なされている。
【0058】このファイルのテキストデータにおいて
は、このようなスクリプトによる記述により順次記述さ
れるようになされている。また補助の音声データは、こ
のスクリプトに記述された時間情報に対応するように、
主の音声データに続いて記録されるようになされてい
る。
【0059】これらによりメモリカード7においては、
データ圧縮してなる音声データが、順次、音声データの
内容に応じた区分により順次記録され、これら音声デー
タの区分間に、少なくとも音声データに対応する時間情
報が設定されて、各区分の音声データに対応する第1の
文章による第1のテキストデータと、この第1のテキス
トデータに対応する第2のテキストデータとが介挿され
て記録されるようになされている。
【0060】中央処理ユニット28は、これによりこの
会話学習に係るアプリケーションプログラムの実行が指
示されると、MP3デコーダのプログラムを立ち上げ
る。さらにユーザーにより再生が指示されると、ユーザ
ーにより選択されたファイルについて、順次各フレーム
の音声データをこのMP3デコーダのプログラムに渡
す。これにより中央処理ユニット28は、ユーザーによ
り再生された音声データを順次再生するようになされ、
ユーザーにおいては、イヤホンにより英会話を試聴する
ことができるようになされている。
【0061】またつまみM31の操作により、メニュー
M32、M33等の操作により、このMP3デコーダに
より再生する音声ファイルを切り換え、これによりユー
ザーの操作に応動して、再生個所を変更し、さらにはリ
ピート再生の処理を実行する。
【0062】中央処理ユニット28は、このようにして
音声データをMP3デコーダにより再生しながら、同一
フィールドに設定されたテキストファイルのタグを監視
し、各タグによりテキストデータに設定された時間情報
を基準にして、テキストデータによるフォントをビデオ
ランダムアクセスメモリ22に展開する。これにより中
央処理ユニット28は、図8に示すように、矢印Fによ
り示す音声データの再生に対して同期させて、矢印Gに
より示すように、順次、英語、日本語による文章を対比
して表示するようになされている。
【0063】また中央処理ユニット28は、ユーザーの
操作により、このビデオランダムアクセスメモリ22の
内容を更新し、これによりユーザーの操作に応動して英
語による文章の表示を中止し、また中止した表示を再開
する。また同様にして、日本語による文章の表示を中止
し、また中止した表示を再開する。
【0064】また中央処理ユニット28は、このように
して英語及び日本語による文章を表示した状態で、文章
が長く、表示領域をはみ出してしまう場合、ユーザーに
よるジョグダイヤル4等の操作に応動して、このはみ出
した文章の表示をスクロールさせる。このとき中央処理
ユニット28は、英語及び日本語の双方が表示領域をは
み出している場合、ユーザーによる操作に応動して、こ
れら双方の表示を同時にスクロールさせる。
【0065】これに対してユーザーにより一時停止が指
示されると、MP3デコーダの動作を一時停止し、また
ユーザーにより補助データの再生が指示されると、対応
するタグ<VOC> <\VOC>により指示される文章を表示す
る。またこのときこのタグ<VOC> <\VOC>により音声デー
タによる補助データが指示されている場合には、図8
(B)において矢印Hにより示すように、この指示され
た個所の音声データをMP3デコーダに渡し、この音声
データによる補助データを再生する。
【0066】これらによりこの実施の形態において、増
幅回路33は、音声信号をイヤホン34に出力する音声
信号出力手段を構成し、インターフェース24、中央処
理ユニット28、ディジタルアナログ変換回路32は、
記録手段であるメモリカード7から音声データを取得し
て音声信号に変換し、音声信号出力手段に供給する音声
データ処理手段を構成するようになされている。またイ
ンターフェース24、中央処理ユニット28、ビデオラ
ンダムアクセスメモリ22、液晶表示パネル15は、記
録手段であるメモリカード7からテキストデータを取得
し、このテキストデータによる文章を表示する表示手段
を構成し、このテキストデータにタグにより設定された
時間情報を基準にして、音声信号出力手段より出力され
る音声信号に同期して、このテキストデータによる第1
及び第2の文章を対比可能に表示し、さらに操作子の操
作に応動して、第1又は第2の文章の表示を中止し、ま
た中止した表示を再開するようになされている。
【0067】また補助データを示すタグ<VOC> <\VOC>
は、これら第1及び又は第2の文章中関連する事項であ
る、第1の文章中の単語を詳細に説明する補助データを
示す識別コードを構成するようになされ、この実施の形
態では、この識別コードによる補助データの内容が、単
語を説明する文章に設定されるようになされている。
【0068】(2)実施の形態の動作 以上の構成において、この情報携帯端末装置1は、電源
スイッチ10の押圧操作により電源が立ち上がって中央
処理ユニット28が動作を開始し(図1及び図3)、選
択可能な各種のメニューが液晶表示パネル15の表示画
面M1に表示される。情報携帯端末装置1は、ジョグダ
イヤル4の操作により、さらにはタッチペンPの操作に
より、何れかのメニューが選択されると、対応するアプ
リケーションプログラムを立ち上げ、各種の処理を実行
する。
【0069】このような一連の処理において、ユーザー
により英会話学習のメニューが選択されると、情報携帯
端末装置1では、この英会話学習のアプリケーションプ
ログラムが立ち上がり、このアプリケーションプログラ
ムによりメモリカード7の内容が検索され、対応するフ
ァイルの一覧が表示される(図4(A))。ここでこの
一覧よりファイルが選択されると、情報携帯端末装置1
では、対応するファイルの音楽データがデコーダである
MP3デコーダにより順次再生され、その結果得られる
音声信号がイヤホン34から出力される(図8)。これ
により情報携帯端末装置1では、メモリカード7により
提供される英会話の音声がユーザーに提供される。
【0070】情報携帯端末装置1では、このようにして
音声データを再生してユーザーへの提供を開始すると、
中央処理ユニット28によりテキストデータに設定され
たタグが順次解析され(図7)、このタグにより時間情
報が設定されている場合には、音声データの各フィール
ドの再生開始より、対応する時間が経過すると、このタ
グにより指定されるテキストが液晶表示パネル15によ
り表示される(図5)。これにより情報携帯端末装置1
では、テキストデータに設定された時間情報を基準にし
て、音声信号に同期して、テキストデータによる文章が
表示される。
【0071】このとき情報携帯端末装置1では、タグの
解析により英語によるテキスト、日本語によるテキスト
が識別されて、対応する部位に、対比可能に表示され
る。これにより情報携帯端末装置1では、音声データに
対応する第1及び第2の文章が対比可能に表示される。
これによりユーザーにおいては、イヤホンより流れる音
声を聞きながら、液晶表示パネル15の画面を目視する
だけで、発音と原文とを比較し、さらには日本語による
内容を確認することができ、従来の書籍によりこれらの
原文、日本語による内容を確認する場合のような、音声
の内容に応じて多数の文書から対応個所を見つけ出す作
業を省略することができ、その分、ユーザーの負担を軽
減し、学習に集中させて効率を向上することができる。
【0072】また情報携帯端末装置1では、ユーザーの
操作に応動して、このような第1又は第2の文章の表示
を中止し、また中止した表示が再開され、これにより学
習の進捗状況、学習のレベルに応じて、必要に応じてこ
れらの文書を選択的に表示して内容を確認することがで
き、これにより使い勝手を向上することができる。
【0073】また情報携帯端末装置1では、このような
音声に同期したテキストの表示が、テキストデータに設
定された時間情報を基準にして実行されることにより、
音声データについては、従来構成のデコーダと同一構成
によるデコーダを使用して既存のフォーマットによりこ
の種の教材を提供することができ、これにより情報携帯
端末装置1の構成を簡略化し、さらにはこの種の教材の
開発環境を簡易に構成することができ、さらにはこのよ
うな開発環境によりこの種の教材を簡易に作成すること
ができる。
【0074】またこのようにしてファイルを構成するこ
とにより、必要に応じて、フィールドによる区分を種々
の長さに設定することができ、これによりこの種のデー
タを提供する伝送路の特性、伝送対象の特性等に対応し
てこれらの区分を種々に設定して使い勝手を向上するこ
とができる。因みに、例えば情報携帯端末装置側におい
て、バッファリングの容量が小さい場合には、区分を短
くして伝送することにより、少ないバッファリングの容
量を補うことができる。
【0075】情報携帯端末装置1では、さらにこのよう
なタグの解析により、補助データが設定されており、か
つユーザーにより所定の操作が実行されると、このタグ
により示されるテキストが表示される。またこの補助デ
ータに音声データの記録位置が示されている場合には、
主の音声データに続く補助データによる音声データよ
り、対応個所が再生されてユーザーに提供される。これ
によりこの情報携帯端末装置1では、必要に応じて、重
要な単語の発音、意味、綴りを確認することができ、こ
れによっても使い勝手を向上し、学習の効率を向上する
ことができる。
【0076】この情報携帯端末装置1では、この補助デ
ータについても、テキストデータ側に設定された時間情
報により対応する音声データによる補助データが再生さ
れ、これにより音声データについては、既存のフォーマ
ットを利用することができる。
【0077】(3)実施の形態の効果 以上の構成によれば、テキストデータに設定された時間
情報を基準にして音声データの再生に同期して2種類の
文章を対比可能に表示し、ユーザーによる操作に応動し
て何れかの文章の表示を中止することにより、音声を聞
き取りながら文章を確認して語学学習等する場合に、ユ
ーザーの負担を軽減することができる。その結果、この
情報携帯端末装置1では、学習の効率を向上することが
できる。
【0078】すなわちこの音声信号が、会話の音声信号
であり、第1の文章が、この会話を記述した文章であ
り、第2の文章が、第1の文章を所定の言語に翻訳した
文章であることにより、英会話等の語学学習に役立てる
ことができる。
【0079】また操作子の操作に応動して、テキストデ
ータに設定された識別コードを基準にして、第1及び又
は第2の文章中の事項に関連する事項を表示することに
より、例えば必要に応じて単語の発音、綴り、意味等を
確認して使い勝手を向上することができる。
【0080】またデータ圧縮してなる音声データを、順
次、音声データの内容に応じた区分により記録し、この
音声データの区分間に、少なくとも、音声データに対応
する時間情報を設定して、各区分の音声データに対応す
る第1の文章による第1のテキストデータと、第1のテ
キストデータに対応する第2のテキストデータとを介挿
して記録することにより、この種の教材等を簡易な設備
により提供することができる。また提供する対象に応じ
て、適切に区分を設定して使い勝手を向上することがで
きる。
【0081】(4)他の実施の形態 なお上述の実施の形態においては、単に補助データが存
在する場合に、ユーザーの操作により補助データを表示
し、また再生する場合について述べたが、本発明はこれ
に限らず、文章中の対応する単語の表示を反転表示する
等により、対応する補助データの存在をユーザーに告知
するようにしてもよい。
【0082】また上述の実施の形態においては、メモリ
カード7により学習教材であるファイルを提供する場合
について述べたが、本発明はこれに限らず、パーソナル
コンピュータ、携帯電話を介してダウンロードによりこ
の種の教材を提供する場合にも広く適用することができ
る。
【0083】また上述の実施の形態においては、英会話
の音声に対して、英語による文章と日本語による文章と
を提供する場合について述べたが、本発明はこれに限ら
ず、例えば韓国語、中国語等による第3、第4の文章を
提供できるようにテキストデータを構成し、これらを日
本語と共に、又は日本語に代えて、表示するようにして
もよい。
【0084】また上述の実施の形態においては、補助デ
ータとして音声データ、テキストデータを設定する場合
について述べたが、本発明はこれに限らず、これらに加
えて例えば画像データを提供するようにしてもよい。
【0085】また上述の実施の形態においては、本発明
による構成を語学学習に利用する場合について述べた
が、本発明はこれに限らず、音声を聞きながら文章を確
認する各種コンテンツ等に広く適用することができる。
【0086】また上述の実施の形態においては、本発明
を携帯情報携帯端末装置に適用した場合について述べた
が、本発明はこれに限らず、例えば携帯電話に適用する
場合、パーソナルコンピュータに適用する場合等、種々
の情報処理装置に広く本発明を適用することができる。
【0087】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、テキスト
データに設定された時間情報を基準にして音声データの
再生に同期して2種類の文章を対比可能に表示し、さら
にはユーザーによる操作に応動して何れかの文章の表示
を中止することにより、音声を聞き取りながら文章を確
認して語学学習等する場合に、ユーザーの負担を軽減す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る情報携帯端末装置を
示す平面図及び側面図である。
【図2】図1の情報携帯端末装置の表示部を詳細に示す
平面図である。
【図3】図1の情報携帯端末装置を示すブロック図であ
る。
【図4】図1の情報携帯端末装置において語学学習プロ
グラムを選択した状態を示す平面図である。
【図5】図4の表示画面における表示を示す平面図であ
る。
【図6】語学学習プログラムに適用されるファイル構造
を示す図表である。
【図7】図6のファイル構造に適用されるテキストデー
タを示す図表である。
【図8】音声と表示との同期の説明に供する図表であ
る。
【符号の説明】 1……情報携帯端末装置、7……メモリカード、15…
…液晶表示パネル、16……タッチパネル、17A〜1
7E……操作子、28……中央処理ユニット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G10L 19/00 G10L 9/18 J 21/06 (72)発明者 宮崎 淳 東京都中野区本町6丁目16番12号 ネオス コーポレーション株式会社内 Fターム(参考) 2C028 AA00 AA03 BA01 BB04 BB06 BC05 BD03 CA07 CA13 5B019 EB07 HB02 HD02 HD20 HE18 KA10 5D045 AB12 (54)【発明の名称】 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、情報処理装置の制御プログラム、情報処理装置の制御 プログラムを記録した記録媒体、情報記録装置のデータ記録方法及び情報記録装置のデータを記 録した記録媒体

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】音声信号を出力する音声信号出力手段と、 所定の記録手段より音声データを取得して前記音声信号
    に変換し、前記音声信号出力手段に供給する音声データ
    処理手段と、 前記記録手段よりテキストデータを取得し、前記テキス
    トデータによる文章を表示する表示手段とを備え、 前記表示手段は、 前記テキストデータに設定された時間情報を基準にし
    て、前記音声信号出力手段より出力される音声信号に同
    期して、前記テキストデータによる第1及び第2の文章
    を対比可能に表示し、 操作子の操作に応動して、前記第1又は第2の文章の表
    示を中止し、また中止した表示を再開することを特徴と
    する情報処理装置。
  2. 【請求項2】前記音声信号が、 会話の音声信号であり、 前記第1の文章が、 前記会話を記述した文章であり、 前記第2の文章が、 前記第1の文章を所定の言語に翻訳した文章であること
    を特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 【請求項3】前記表示手段は、 操作子の操作の応動して、前記テキストデータに設定さ
    れた識別コードを基準にして、前記第1及び又は第2の
    文章中の事項に関連する事項を表示することを特徴とす
    る請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 【請求項4】前記関連する事項の表示が、 前記単語を説明する文章であることを特徴とする請求項
    3に記載の情報処理装置。
  5. 【請求項5】所定の記録手段に記録された音声データを
    デコードして再生すると共に、前記記録手段に記録され
    たテキストデータによる文章を表示する情報処理装置の
    制御方法において、 前記テキストデータに設定された時間情報を基準にし
    て、前記音声データの再生に同期して、前記テキストデ
    ータによる第1及び第2の文章を対比可能に表示するス
    テップと、 ユーザーの操作に応動して、前記第1又は第2の文章の
    表示を中止するステップと、 ユーザーの操作に応動して、前記中止した文章の表示を
    再開するステップとを有することを特徴とする情報処理
    装置の制御方法。
  6. 【請求項6】ユーザーの操作に応動して、前記テキスト
    データに設定された識別コードを基準にして、前記第1
    及び又は第2の文章中の単語に関連する事項を表示する
    ステップを有することを特徴とする請求項5に記載の情
    報処理装置の制御方法。
  7. 【請求項7】所定の記録手段に記録された音声データを
    デコードして再生すると共に、前記記録手段に記録され
    たテキストデータによる文章を表示する情報処理装置の
    制御プログラムにおいて、 前記テキストデータに設定された時間情報を基準にし
    て、前記音声データの再生に同期して、前記テキストデ
    ータによる第1及び第2の文章を対比可能に表示するス
    テップと、 ユーザーの操作に応動して、前記第1又は第2の文章の
    表示を中止するステップと、 ユーザーの操作に応動して、前記中止した文章の表示を
    再開するステップとを有することを特徴とする情報処理
    装置の制御プログラム。
  8. 【請求項8】ユーザーの操作に応動して、前記テキスト
    データに設定された識別コードを基準にして、前記第1
    及び又は第2の文章中の単語に関連する事項を表示する
    ステップを有することを特徴とする請求項7に記載の情
    報処理装置の制御プログラム。
  9. 【請求項9】所定の記録手段に記録された音声データを
    デコードして再生すると共に、前記記録手段に記録され
    たテキストデータによる文章を表示する情報処理装置の
    制御プログラムを記録した記録媒体において、 前記制御プログラムが、 前記テキストデータに設定された時間情報を基準にし
    て、前記音声データの再生に同期して、前記テキストデ
    ータによる第1及び第2の文章を対比可能に表示するス
    テップと、 ユーザーの操作に応動して、前記第1又は第2の文章の
    表示を中止するステップと、 ユーザーの操作に応動して、前記中止した文章の表示を
    再開するステップとを有することを特徴とする情報処理
    装置の制御プログラムを記録した記録媒体。
  10. 【請求項10】ユーザーの操作に応動して、前記テキス
    トデータに設定された識別コードを基準にして、前記第
    1及び又は第2の文章中の単語に関連する事項を表示す
    るステップを有することを特徴とする請求項9に記載の
    情報処理装置の制御プログラムを記録した記録媒体。
  11. 【請求項11】データ圧縮してなる音声データを、前記
    音声データの内容に応じた区分により順次記録し、 前記音声データの区分間に、少なくとも、前記音声デー
    タに対応する時間情報を設定して、各区分の音声データ
    に対応する第1の文章による第1のテキストデータと、
    前記第1のテキストデータに対応する第2のテキストデ
    ータとを介挿して記録することを特徴とする情報記録装
    置のデータ記録方法。
  12. 【請求項12】データ圧縮してなる音声データを、前記
    音声データの内容に応じた区分により順次記録し、 前記音声データの区分間に、少なくとも、前記音声デー
    タに対応する時間情報を設定して、各区分の音声データ
    に対応する第1の文章による第1のテキストデータと、
    前記第1のテキストデータに対応する第2のテキストデ
    ータとを介挿して記録したことを特徴とする情報記録装
    置のデータを記録した記録媒体。
  13. 【請求項13】音声信号を出力する音声信号出力手段
    と、 所定の記録手段より音声データを取得して前記音声信号
    に変換し、前記音声信号出力手段に供給する音声データ
    処理手段と、 前記記録手段よりテキストデータを取得し、前記テキス
    トデータによる文章を表示する表示手段とを備え、 前記表示手段は、 前記テキストデータに設定された時間情報を基準にし
    て、前記音声信号出力手段より出力される音声信号に同
    期して、前記テキストデータによる第1及び第2の文章
    を対比可能に表示することを特徴とする情報処理装置。
JP2001353361A 2001-11-19 2001-11-19 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、情報処理装置の制御プログラム、情報処理装置の制御プログラムを記録した記録媒体及び情報記録装置のデータ記録方法 Expired - Fee Related JP4087101B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001353361A JP4087101B2 (ja) 2001-11-19 2001-11-19 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、情報処理装置の制御プログラム、情報処理装置の制御プログラムを記録した記録媒体及び情報記録装置のデータ記録方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001353361A JP4087101B2 (ja) 2001-11-19 2001-11-19 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、情報処理装置の制御プログラム、情報処理装置の制御プログラムを記録した記録媒体及び情報記録装置のデータ記録方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003157091A true JP2003157091A (ja) 2003-05-30
JP4087101B2 JP4087101B2 (ja) 2008-05-21

Family

ID=19165386

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001353361A Expired - Fee Related JP4087101B2 (ja) 2001-11-19 2001-11-19 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、情報処理装置の制御プログラム、情報処理装置の制御プログラムを記録した記録媒体及び情報記録装置のデータ記録方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4087101B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008096902A1 (en) * 2007-02-07 2008-08-14 Sharp Kabushiki Kaisha Computer-implemented learning method and apparatus
JP2016114757A (ja) * 2014-12-15 2016-06-23 カシオ計算機株式会社 音声画像出力制御装置およびプログラム
JP2017199005A (ja) * 2017-06-06 2017-11-02 カシオ計算機株式会社 音声画像出力制御装置、プログラム及び音声画像出力方法
JP2020020993A (ja) * 2018-08-02 2020-02-06 シャープ株式会社 表示装置、表示制御方法および表示制御プログラム。

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008096902A1 (en) * 2007-02-07 2008-08-14 Sharp Kabushiki Kaisha Computer-implemented learning method and apparatus
JP2010518416A (ja) * 2007-02-07 2010-05-27 シャープ株式会社 コンピュータ実現の学習方法および学習装置
JP2016114757A (ja) * 2014-12-15 2016-06-23 カシオ計算機株式会社 音声画像出力制御装置およびプログラム
JP2017199005A (ja) * 2017-06-06 2017-11-02 カシオ計算機株式会社 音声画像出力制御装置、プログラム及び音声画像出力方法
JP2020020993A (ja) * 2018-08-02 2020-02-06 シャープ株式会社 表示装置、表示制御方法および表示制御プログラム。
JP7037451B2 (ja) 2018-08-02 2022-03-16 シャープ株式会社 表示装置、表示制御方法および表示制御プログラム。

Also Published As

Publication number Publication date
JP4087101B2 (ja) 2008-05-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20090077491A1 (en) Method for inputting user command using user&#39;s motion and multimedia apparatus thereof
RU2627096C2 (ru) Способы изготовления прототипов мультимедиа-презентаций, устройства для изготовления прототипов мультимедиа-презентаций, способы использования устройств для изготовления прототипов мультимедиа-презентаций (варианты)
EP2242043A1 (en) Information processing apparatus with text display function, and data acquisition method
JP2004266576A (ja) メディアデータ記憶装置、およびメディアデータ記憶処理プログラム
JP2003157091A (ja) 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、情報処理装置の制御プログラム、情報処理装置の制御プログラムを記録した記録媒体、情報記録装置のデータ記録方法及び情報記録装置のデータを記録した記録媒体
JPH0991928A (ja) 映像の編集方法
JP2013109168A (ja) 電子教科書装置、教室システム、およびプログラム
KR100372762B1 (ko) 코란 전용의 멀티미디어 전자책 장치
CN102063243B (zh) 画面显示控制装置及具有画面显示控制装置的设备
KR102088572B1 (ko) 외국어 학습용 영상 재생 장치, 외국어 학습용 영상 재생 방법, 및 컴퓨터 판독가능한 기록매체
JP3409999B2 (ja) データ編集装置及びデータ編集方法
JP2001343989A (ja) 朗読装置
JP3555840B2 (ja) 音声録音再生機能を有する電子機器
JP2002245033A (ja) 携帯型電子機器および同装置の文字列表示方法
KR20010076136A (ko) 휴대용 독서기
JP2006272725A (ja) 印刷装置、携帯情報端末、印刷方法、印刷プログラム、および記録媒体
JP7225955B2 (ja) 電子機器、機能選択方法およびプログラム
KR20080055359A (ko) 멀티미디어 복합형 디스플레이 모니터장치
JP2004266577A (ja) メディア同期再生装置、サーバ装置、およびメディア同期再生処理プログラム、サーバ処理プログラム
JP2006208514A (ja) 二ヶ国語で入力し得るカラオケ選曲用キーボードを備えたカラオケ装置及びその装置における選曲方法
KR100374504B1 (ko) 디지털색인코드가 날인된 기록매체의 학습시스템
JP2001249756A (ja) プレゼンテーションプログラムの制御方法及びその装置
JPH01204286A (ja) Cd−rom駆動装置
KR200158757Y1 (ko) 비디오 테이프 레코더에 내장되는 학습용 영상물 문자 및 음성 재생장치
KR20010002185A (ko) 카드형 디스플레이 장치

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20041019

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060927

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20061003

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061120

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070522

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070625

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070817

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20071004

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080219

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080220

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110228

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120229

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees