JP2003156586A - 槽内の溶接部補修装置 - Google Patents

槽内の溶接部補修装置

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JP2003156586A
JP2003156586A JP2001354932A JP2001354932A JP2003156586A JP 2003156586 A JP2003156586 A JP 2003156586A JP 2001354932 A JP2001354932 A JP 2001354932A JP 2001354932 A JP2001354932 A JP 2001354932A JP 2003156586 A JP2003156586 A JP 2003156586A
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JP2001354932A
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Masaru Osaki
勝 大崎
Takashi Ueda
剛史 上田
Kenji Najima
憲治 名島
Hiromasa Kamei
博正 亀井
Hiroshi Kai
宏 甲斐
Yasumi Nagura
保身 名倉
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複雑な形状をした槽内にある溶接補修部を応
急補修することができる槽内の溶接部補修装置を提供す
ること。 【解決手段】 核燃料保管水槽1は、周部をコンクリー
ト2で固め、その表面部にはステンレス鋼板の継ぎ目を
溶接3で接合した内張り材4が装着されている。その内
張り材4の縦壁面に沿って、溶接部補修装置6が配設さ
れている。溶接部補修装置6は、押圧装置7とこの押圧
装置7を上下、左右に移動可能なマニピュレータ8とを
備えている。押圧装置7は、これに備えた吸盤の吸引力
により押圧装置7を固定し、シリンダとピストンの押圧
力により溶接部を、当て板とこれに塗布されている接着
剤で補修することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、原子力発電所にお
ける燃料保管水槽等のような比較的大型の槽で、金属製
の内張り材の補修工事等に用いられる槽内の溶接部補修
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】原子力発電所における使用済み燃料保管
水槽は、その深さは約12m余、幅、長さもそれぞれ1
0〜20mに及ぶ大型水槽であり、その中には水深約8
mの位置に、その上部が位置する燃料保管ラックが配置
され、かつ、燃料の安全保管上のためほぼ満面に水が蓄
えられている。このような水槽は、コンクリートの基礎
面上にステンレス板の内張り材を接着して形成されてい
る。ステンレス材は、これらの接合部が溶接にて接合さ
れているが、溶接部に欠陥が生じた場合は応急補修する
必要がある。溶接補修部の接着工法は、接着剤を予め塗
布した当て板を補修部に位置決めして接着剤が硬化する
まで押し付ける当て板方式と、接着剤を直接補修部に塗
布するコーティング方式がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】燃料保管水槽の補修対
象部位は、槽内の側面部、側面コーナー部、底部、底部
コーナー部がある。しかしながら、単なる平面状の溶接
部を補修するのであれば作業は容易であるが、燃料保管
水槽のように、溶接部の近傍に立体的構造物が多数配設
されている場合では、それらの存在により溶接の補修が
妨げられる。本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たものであって、複雑な形状をした構成物が槽内にある
溶接補修部を応急補修することができる槽内の溶接部補
修装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1の槽内
の溶接部補修装置は、上記溶接部を有する液槽内にて、
溶接部の補修箇所を補修する槽内の溶接部補修装置にお
いて、上記溶接部の補修箇所を覆う接着剤を塗布した当
て板と、この当て板の保持部を有し当て板を上記補修箇
所に押圧する圧着機と、この圧着機を補修箇所まで案内
する位置決め手段とを備えている。本発明の請求項2の
槽内の溶接部補修装置は、請求項1の発明において、上
記圧着機の保持部は当て板を吸着する吸盤と、この吸盤
を壁面に対して直角方向に押引させるシリンダと、位置
決めされた圧着機を壁面上に固定する吸盤とを備えるこ
とができる。また、本発明の請求項3の槽内の溶接部補
修装置は、溶接部を有する液槽内にて、溶接部の補修箇
所を補修する槽内の溶接部補修装置において、上記溶接
部の補修箇所に接着剤及びこの接着剤の硬化を促進させ
る硬化剤の混合物を滴下するノズルと、このノズルを上
記補修箇所に案内する位置決め手段とを備え、上記接着
剤と硬化剤をノズル内またはノズルに近接した位置で混
合するようにした。本発明の請求項4の槽内の溶接部補
修装置は、請求項3の発明において、上記接着剤または
硬化剤を収納する各々のカートリッジの少なくともいず
れか一方を、加熱するようした。本発明の請求項5の槽
内の溶接部補修装置は、請求項1〜4のいずれかの発明
において、上記位置決め手段が、マニピュレータとする
ことができる。本発明の請求項6の槽内の溶接部補修装
置は、請求項1〜4のいずれかの発明において、上記位
置決め手段が、液槽内を移動することができる自走車と
することができる。本発明の請求項7の槽内の溶接部補
修装置は、請求項1〜6のいずれかの発明において、上
記液槽が核燃料保管用水槽であって、水中にて作業を行
うようにした。本発明の請求項8の槽内の溶接部補修装
置は、溶接部を有する液層内にて、溶接部の補修箇所を
検出する槽内の溶接部補修装置において、上記検出手段
がコイルによる漏洩磁束の大きさを電気信号に変換する
磁気探傷検出手段であって、この磁気探傷検出手段を移
送手段に配設するとともに、磁気探傷検出手段を移送手
段の移送方向に対して左右両方向に移動可能に配設し
た。本発明の請求項9の槽内の溶接部補修装置は、溶接
部を有する液層内にて、溶接部の補修箇所を検出する槽
内の溶接部補修装置において、上記検出手段が発信器と
受信器とを各々複数組備えた超音波探傷検出手段であっ
て、この超音波探傷検出手段を移送手段に配設するとと
もに、1組の発信器と受信器とを移送手段の移送方向と
直角に配置し、他の組の発信器と受信器とを他の方向に
向けて配置した。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明における槽内の溶接
部補修装置の第1の実施の形態について図面を参照しな
がら説明する。図1は、本実施の形態に係る水槽とその
内部に配設した燃料保持ラックを示し、図2はその支持
材の概略図である。図に示す燃料保管水槽1は、周部を
コンクリート2で固め、その表面部にはステンレス鋼板
の継ぎ目を溶接(以下、溶接部または溶接線とも称す)
3で接合した内張り材4が装着されている。水槽1内に
は、碁盤の目状に縦横に升目を形成した箱型のラック9
が設けられ、ラック9の周囲にはこれを保持するラック
サポート5を、上下方向に間隔を開けてかつ支持材20
を介在させて配設している。
【0006】溶接部補修装置6は、圧着機としての押圧
装置7とこの押圧装置7を上下、左右に内張り材4で構
成される壁面上を移動可能なマニピュレータ8とを備え
ている。図3は、その押圧装置7のケーシング10を外
した状態を示す。図に示すように、押圧装置7は、矩形
の基台11の底面側の4隅に固定用シリンダ12を設
け、シリンダ12に配設されたピストン13の先端部に
は吸盤14を取付けている。吸盤14はシリンダ12の
作用によりピストン13の軸方向に押引できる。また、
基台11の底面側中央部には押圧用シリンダ15を設
け、シリンダ15に配設されたピストン16の先端部に
は吸盤17を取付け、吸盤17はシリンダ15の作用に
よりピストン16の軸方向に進退動する。
【0007】押圧装置7の基台11にはシリンダ12,
15を作動させる油圧ホースや吸盤14,17の吸着を
する空圧ホースが配設しているホースアッシー21が接
続されている。一方の吸盤14は、空気圧により内張り
材4の面に離着可能であり、他方の中央に配置される吸
盤17は、空気圧で脱着可能な当て板18を保持するこ
とができ、当て板18には、予め溶接3の補修部を閉塞
する接着剤19が塗布してある。当て板18は、SUS
304の厚さ2mmのものを使用している。接着剤19
は、水中でも接着できるエポキシ樹脂主剤と硬化剤を当
配分し、垂れ下がり防止のために、数%の増粘剤を添加
したものを用いている。押圧装置7は、マニピュレータ
8の下端部に形成されている回転軸24により左右両方
向に回転軸の周りに回転が可能である。
【0008】次に、溶接部3の傷や亀裂等を検出する検
査装置31について説明する。図4に示す検査装置31
は、上述したマニピュレータ8と同様なものを用い、そ
の先端に探傷検査器32を設けている。探傷検査器32
の溶接部3の亀裂等の検出方法は周知の非破壊試験の方
法が採用されている。本実施の形態では、図4に示すよ
うな渦電流を発生させる探傷検査器32を用いている。
探傷検査器32は、ケーシング33の内部に探傷検査器
32の走査方向に対して直角方向に延在する一対のガイ
ド軸34を設け、このガイド軸34に嵌合して案内され
る可動フレーム35が配設されている。このスライド移
動については、例えばボールネジ、ボールナット及びこ
れらを駆動させるモーターを組み合わせで作製すること
ができる。
【0009】可動フレーム35には8連の検出コイル3
6が、コイル36の周方向が探傷検査器32の走査方向
に対して、各々が平行となるような向きに配設されてい
る。この8連のコイル36は、各々が独立して溶接部3
に接触しながら、その内部状況を検出する。なお、コイ
ル36の突出部が溶接線3との接触部としてのセンサー
37である。溶接部3の亀裂を検出する際に、可動フレ
ーム35は、ケーシング33の中央位置に配置する。マ
ニピュレータ8を駆動して探傷検査器32を溶接線3に
沿って走査したときに、ケーシング33が溶接線3の左
右いずれかにずれたような場合に、可動フレーム35を
左右に移動させて、コイル36を確実に溶接線3上に配
置できる利点がある。
【0010】図6は、探傷検査器の変形例である。これ
は、超音波探傷試験器を用いたものであり、マニピュレ
ータ8に取付けられた探傷検査器41には、3組の超音
波の送信器42a〜42cと受信器43a〜43cとを
配設している。1組の送受信器42a,43aは、探傷
検査器41の走査方向、すなわち溶接線3の延在方向に
対して直角に配置し、残りの送受信器42b,43bと
42c,43cは走査方向に対して斜め方向に、かつ前
後逆向きに各々が交差するように配置している。このよ
うに送受信器を配置することにより、溶接部3の亀裂な
どの向きに影響されない指向性を有する検出方法を得る
ことができる。
【0011】次に、本発明の実施の形態の作用について
説明する。燃料保管水槽1には、水面23下にラック9
が保持されている。この水槽1に水が溜められている状
態で、予め、上記の検査装置31(図5、図6)により
溶接部3の亀裂を検出し、その位置を確認する。亀裂が
水槽1の縦壁に位置する内張り材4の面上にある場合
は、図2に示すように、ラックサポート5に形成されて
いる孔5aに、マニピュレータ8を上方側から下方側へ
挿通し、溶接線3に沿ってその先端部にある押圧装置7
を移動する。押圧装置7は、当初その長手方向がマニピ
ュレータ8の軸方向に向けており、90度回転させるこ
とにより溶接線3上に位置するようになる。こうして、
狭い孔5aに押圧装置7を挿入することができる。
【0012】そして、押圧装置7が、溶接部3の欠陥の
検出装置が検出した溶接補修箇所まで移動される。この
とき、その溶接部3の直上方(水平方向に対する)に押
圧装置7の当て板18を位置するようにし、さらに当て
板18の中心部が溶接部3の直上方にくるように位置決
めする。次いで、図7のAに示すように、4隅に配設し
た固定用シリンダ12を作動させて、ピストン13を内
張り材4側に伸長し、吸盤14が内張り材4に当接した
ら、空気による吸引力により押圧装置7を内張り材4に
固定する。
【0013】図7のBに示すように、中央の押圧用シリ
ンダ15を作動させて、ピストン16を内張り材4に伸
長し、当て板18及び接着剤19を溶接部に押し当て
る。この際、図7のCに示すように接着剤19の厚さが
所定厚さとなるように、当て板18を押圧し、さらに接
着剤19が硬化するまで、当て板18を押し続ける。接
着剤19が硬化したら、溶接部3の応急処置が終了す
る。この後、当て板18と吸盤17とを離脱させ、上記
とは逆の順序でシリンダ12,15を作動させてピスト
ン13,16を収縮させ、押圧装置7の内張り材4への
固定を解除する。このように、本実施の形態では、燃料
保管水槽1のように、水槽1に水が溜められている状態
で、その縦壁面に溶接線3があるような場合でも、溶接
部3の欠陥の補修をすることができる。なお、本実施の
形態では、内張り材4の縦壁面を例としたが、水槽1の
低壁面についてもマニピュレータ8と押圧装置7が通過
できる場所であれば同様な作業ができる。
【0014】次に、本発明において第2の実施の形態に
ついて説明する。図1及び図2に示すラックは箱型であ
るが、本実施の形態では、図8に示すように、アングル
型のラックを配設している燃料保管水槽1の縦壁に溶接
部補修装置6を適用するものである。水槽1の内張り材
4の縦壁面には、水平方向に延在している支持棒22の
間に、マニピュレータ8により支持された押圧装置7が
垂下されている。溶接線3は、支持棒22の取付部と重
なっており、押圧装置7は溶接線3の間をマニピュレー
タ8により移動する。そして、溶接線3の補修すべき位
置まで下降すると、図9に示すように、押圧装置7を9
0度回転させて、溶接線3上に当て板18が位置するよ
うにしている。こうして、狭い支持棒22間に押圧装置
7を通過させるとともに、溶接線3上に当て板18を配
置することができる。補修作業の手順は、図7のA〜C
に示した作業と同じである。このように、アングル型ラ
ック9の水槽1の壁面でも、本発明の溶接部補修装置6
は実施が可能である。
【0015】次に、本発明の第3の実施の形態について
説明する。上記各実施の形態では、燃料保管水槽1の内
張り材4の平面部における溶接部3についての補修工法
であったが、本実施の形態は、水槽1のコーナーにおけ
る補修工法である。図10、図11に示すように、水槽
1のコーナー25の隣り合う内張り材4a,4bの隣接
部には、アングル材26が重ねられ、上下方向に延在す
るアングル材26の左右両端部が内張り材4a,4bと
接合され、そこに溶接部3が形成されている。
【0016】このコーナー部では、マニピュレータ8に
支持された押圧装置7が垂下されている。押圧装置7
は、コーナー25を形成する隣り合う内張り材4のう
ち、一方の内張り材4aに対応する押圧装置7のピスト
ン13aの軸を内張り材4aの面と直角になるように配
置し、吸盤14aを内張り材4aに吸着するようにして
いる。また、同様にして他方の内張り材4bに対応する
押圧装置7のピストン13bの軸を内張り材4bの面と
直角になるように配置し、吸盤14bを内張り材4bに
吸着するようにしている。当て板18の形状は、溶接部
3の形状に対応するように形成している。そして、押圧
用の吸盤17をコーナー25の2等分線(45度)の方
向にピストン16を進退動させるようにしている。補修
手順は、上記第1の実施の形態で説明した図7A〜Cに
示す作業と同じである。こうして、水槽1のコーナー2
5における溶接線3の補修作業をすることができる。な
お、この溶接部3の補修作業は、内張り材4の縦壁と底
壁とのコーナーにも適用が可能である。
【0017】次に、本発明において第4の実施の形態に
ついて説明する。上記の実施の形態では、内張り材4の
縦壁及びコーナーについて説明したが、本実施の形態で
は、燃料保管水槽1の底壁にある溶接部3の補修工法に
ついて説明し、また上記実施の形態では、当て板式の補
修工法を用いたが、接着剤をガンにより塗布する工法に
て説明する。図12は、アングル材44を用いた燃料ラ
ック9の1セルである。水槽1の底部にある内張り材4
の表面上には、溶接により正方形の平板45が接合さ
れ、平板45上には、4本のアングル44をこれらの内
角が内向きになるように立設している。水槽1内には、
このような燃料ラック9の1セル単位を縦横に多数配設
している。平板45の上部には、これと間隔を開けて、
使用済み燃料を保持する保持板46を水平方向に向け
て、その4隅を4本のアングル材44の内側に固定して
いる。保持板46の中央部には、円形の孔46aを形成
している。
【0018】ラック9内には、上方からマニピュレータ
8が垂下されている。マニピュレータ8は、上下方向に
延びるロッド8aから水平方向に、ロッド8aの周囲か
ら外側へ左右両側に延びるセンタリングアーム47が設
けられ、センタリングアーム47の先端部は、アングル
材44の内角部に当接し、マニピュレータ8のガイド部
材としての役割を果たしている。さらに、ロッド8aに
は、センタリングアーム47の下部に位置させて、マニ
ピュレータ8の高さ調整器48が取付けられ、高さ調整
器48の下部に位置する保持アーム49を上下動させ
て、その高さ調整をすることができる。
【0019】リンク機構からなる保持アーム49は、下
端側の先端部がロッド8aの側方に周知の機構で平行に
移動することができ、かつロッド8aの周方向に回動す
るようにロッド8aに取付けている。保持アーム49の
先端部には、接着剤19を溶接部3にコーティングする
ミキサーノズル50を備えた支持アーム50aが回転機
構51を介して取付けている。支持アーム50aは、ミ
キサーノズル50が、支持アーム50aの長手方向に沿
って、移動することができるように構成されている。
【0020】図13は、そのミキサーノズル(ディスポ
ーザブルミキサー)50を先端に有する空動式ガン40
の概念図である。図に示すように、ガン40は接着剤主
剤を充填するカートリッジ52と硬化剤を充填するカー
トリッジ53を別個に設けている。一方の接着剤主剤用
カートリッジ52は、これに連結されている管継手52
aにホース54が接続され、ホース54の他端側は二股
管継手56の一方の入口側に接続している。同様に、他
方の硬化剤用カートリッジ53は、これに連結されてい
る管継手53aにホース55が接続され、ホース55の
他端側は二股管継手56の他方の入口側に接続してい
る。この二股管継手56は、2方向の流路を1方向に合
流するものであり、管継手56に接続されているミキサ
ーノズル50にて、接着剤主剤19と硬化剤58とが混
合されている。なお、作業中ではミキサーノズル50が
水槽1内に配設され、カートリッジ52,53は水槽1
の外側に配設される。また、カートリッジ52,53の
各々には、図示しない加熱装置が設けられ、それぞれの
接着剤及び硬化剤を保温、加熱することができる。カー
トリッジ52,53の接着剤主剤19と硬化剤58は、
図13に示すようなシリンダに取付けられたピストンに
より押し出される。
【0021】このようなガン40であれば、カートリッ
ジ52,53内の接着剤主剤19と硬化剤58が当初か
ら混ざり合うことがなく、接着剤主剤19がミキサーノ
ズル50から排出される直前でそれらが混合することに
なる。よって、接着剤主剤19が当初から硬化剤58に
より硬化されて、そのシール性が劣化することがなくな
る。また、カートリッジ52,53内の接着剤主剤19
及び硬化剤58を加熱装置により保温しておくことで、
接着剤主剤19及び硬化剤58の各々の性能が劣化しな
いようにしている。なお、形状は大きくなるが、ホース
54,55を省略し、カートリッジ52,53とミキサ
ーノズル50を別体としないで一体的に形成してもよ
い。なお、図13に示すような空気ガンの代わりに図1
8に示す電動スライドを用いて送給量をコントロールす
ることができる。
【0022】次に、本実施の形態の溶接部補修装置6を
用いた溶接部3の補修手順について、図14を参照しな
がら説明する。図14のAに示すように、マニピュレー
タ8がセンタリーグアーム47を介して、アングル材4
4に案内されながら降下する。この際、ミキサーノズル
50は、ミキサーノズル50の支持アーム50aの長手
方向が上下になるように向けられ、さらに保持アーム4
9もまた下向きに垂直方向に向けられる。よって、保持
板46の孔46aを、ほぼ一直線状になったロッド8
a、ミキサーノズル50及び保持アーム49が通過する
ことができる。そして、図14のBに示すように、支持
アーム50aが平板45に近接するとマニピュレータ8
の下降を停止する。
【0023】次いで、図14のCに示すように、保持ア
ーム49を平行移動させてミキサーノズル50をアング
ル材44の隙間からセルの外に出し、補修すべき溶接線
3の上方にミキサーノズル50を位置させる。そして、
図14のDに示すように、ミキサーノズル50の支持ア
ーム50aを回転させて90度回転させるとともに、ミ
キサーノズル50の先端部を補修すべき溶接部3の直上
方に配置する。この状態(図14のD)から、保持アー
ム49を降下させることにより、ミキサーノズル50の
先端部に近接させて、溶接の補修箇所に接着剤18を滴
下する。この際、硬化剤58が接着剤主剤19の硬化を
促進する。こうして、溶接部3の補修部分がコーティン
グされて応急処置される。
【0024】図15は、本第4の実施の形態の変形例で
ある。本第4の実施の形態では、ラック9をアングル材
44によるもので形成していたが、箱型のラック9を用
いても上記第4の実施の形態の補修装置6は、溶接部3
の補修をすることができる。すなわち、ラック9のセル
を形成するボックス60の下部に形成されている逆U字
形の開口61を介して、支持アーム50a及びミキサー
ノズル50をボックス60の外へ出すことができる。溶
接部3の補修手順は、図14のA〜Dに示す手順と同じ
である。このように、本第4の実施の形態のガン40及
び図18に示す電動スライドを用いた補修装置6は、ボ
ックス型のラック9にも適用が可能である。
【0025】次に、本発明の槽内の溶接部補修装置にお
ける第5の実施の形態について、図16を参照しながら
説明する。本実施の形態ではマニピュレータ8に代え
て、自走車62を用いて、溶接部の補修をするようにし
ている。図16に示すように、アングル材44で構成さ
れているラック9のセル間(図12で説明したものと同
じ)には、L字形状のアングル材44の各々の一端が、
間隔を開けて平行に配置された平行路63が形成されて
いる。この平行路63の間に、自走車62が配設されて
いる。
【0026】自走車63は、一対のキャタピラ64が間
隔を開けて配置され、キャタピラ面が縦になるようにし
て、このキャタピラ面が平行路63を形成するアングラ
材44に当接するように構成している。キャタピラ64
の長さは、アングル材44の間隔よりも長く形成してい
る。そして、自走車62の先端部にはミキサーノズル5
0が設けられ、ミキサーノズル50は、スライド部材6
6を左右両方向に移動ができるように構成されている。
また、自走車62には、回動可能なガイド65を設け、
ガイド65を前方に倒した状態では、ガイド65の先端
部がミキサーノズル57の前方に配置され、ガイド65
は自走車62の走行中に、自走車63が平行路63から
外れないようにしている。なお、図示は省略してある
が、この自走車62には、自走車62を走行させるため
の制御部と連通するケーブル、接着剤等を供給するホー
スが接続されている。このような自走車62は、キャタ
ピラ64を前進若しくは後退させ、ミキサーノズル50
を左右に移動することにより、溶接線3の補修部の直上
方にミキサーノズル50を位置させて、接着剤19を溶
接部3に塗布することができる。なお、この自走車62
は、キャタピラ64に代えて、多数のローラーを整列さ
せたものでも実施することができる。また、自走車に当
て板式の押圧装置7を積載してもよい。
【0027】以上、本発明の各実施の形態について述べ
たか、勿論、本発明は本発明の実施の形態に基づいて種
々の変形及び変更が可能である。例えば、上記第4の実
施の形態では、水槽1の底部にある溶接部3を補修する
ときに、ガン40を用いて溶接部3に接着剤19を滴下
するようにしたが、図17に示すように、当て板18を
用いて補修することもできる。すなわち、保持アーム4
9の先端部に取付けた押圧機67に、溶接部3の形状に
対応させた形状の当て板18に接着剤19を塗布し、押
圧機67が溶接部3の補修箇所の直上方に位置させて、
押圧機67で当て板18を溶接部に押圧するようにして
いる。接着剤19の厚さ調整などの作業は上記第1の実
施の形態と同じ手順で行う。
【0028】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の槽内の溶接
部補修装置によれば、溶接部を有する槽内にて、溶接部
の補修箇所を補修する槽内の溶接部補修装置において、
上記溶接部の補修箇所を覆う接着剤を塗布した当て板
と、当て板を保持する保持部を有し上記当て板を上記補
修箇所に押圧する圧着機と、この圧着機を補修箇所まで
案内する位置決め手段とを備えたので、槽内の溶接部の
補修すべき箇所を補修することができる。この槽内の溶
接部補修装置は、上記圧着機の保持部は当て板を吸着す
る吸盤と、この吸盤を壁面に対して直角方向に進退動さ
せるシリンダと、位置決めされた圧着機を壁面上に固定
する吸盤とを備えることにより、溶接部の補修すべき箇
所に圧着機を確実に位置決めすることができる。また、
本発明の別の槽内の溶接部補修装置は、溶接部を有する
容器内にて、溶接部の補修箇所を補修する槽内の溶接部
補修装置において、上記溶接部の補修箇所に接着剤及び
この接着剤の硬化を促進させる硬化剤の混合物を滴下す
るノズルと、このノズルを上記補修箇所に案内する位置
決め手段とを備えた槽内の溶接部の補修装置において、
上記接着剤と硬化剤をノズル内またはノズルに近接した
位置で混合するようにしたので、接着剤の接着前の硬化
を防止することができる。この槽内の溶接部補修装置
は、上記接着剤または硬化剤を収納する各々のカートリ
ッジの少なくともいずれか一方を、加熱するようしたの
で、さらに接着剤の硬化を防止することができ、接着力
の強化を図ることができる。また、本発明の別の槽内の
溶接部補修装置は、溶接部を有する容器内にて、溶接部
の補修箇所を検出する槽内の溶接部補修装置において、
上記検出手段がコイルによる漏洩磁束の大きさを電気信
号に変換する磁気探傷検出手段であって、この磁気探傷
検出手段を移送手段に配設するとともに、磁気探傷検出
手段を移送手段の移送方向に対して左右両方向に移動可
能に配設したので、溶接部補修装置が多少ずれても、確
実に補修箇所の検出をすることができる。さらに、本発
明の別の溶接部補修装置は、溶接部を有する容器内に
て、溶接部の補修箇所を検出する槽内の溶接部補修装置
において、上記検出手段が発信器と受信器とを各々複数
組備えた超音波探傷検出手段であって、この超音波探傷
検出手段を移送手段に配設するとともに、1組の発信器
と受信器とを移送手段の移送方向と直角に配置し、他の
組の発信器と受信器とを他の方向に向けて配置したの
で、溶接の傷に対して指向性のある検出をすることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の槽内の溶接部補修装置が用いられる燃
料保管水槽の斜視図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態の溶接部補修装置が
箱型のラックセルを有する水槽の縦壁に有する溶接部を
補修している状態を示す斜視図である。
【図3】図2の溶接部補修装置の押圧装置の内部構造を
示す側面図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態において、溶接部の
補修箇所を検出する検出装置の斜視図である。
【図5】図4の検出装置に配設されている探傷検査器の
斜視図である。
【図6】本発明の第1の実施の形態における探傷検査器
の変形例の概略図である。
【図7】Aは、溶接部補修装置の押圧装置が溶接部の位
置決めをしている状態を示す側面図である。Bは、押圧
装置の当て板に塗布されている接着剤を溶接部に当接さ
せた状態を示す側面図である。Cは、接着剤の厚さを調
整している状態を示す側面図である。
【図8】本発明の第2の実施の形態におけるアングル型
のラックセルを有する水槽の縦壁に押圧装置を配置して
いる状態を示す斜視図である。
【図9】図8の押圧装置を90度回転させた状態を示す
斜視図である。
【図10】本発明の第3の実施の形態における溶接部補
修装置が水槽のコーナーにある溶接部を補修している状
態の斜視図である。
【図11】本発明の第3の実施の形態における溶接部補
修装置が水槽のコーナーにある溶接部を補修している状
態の断面図である。
【図12】本発明の第4の実施の形態における溶接部補
修装置が水槽の底部にある溶接部を補修している状態を
示す側面図である。
【図13】図12の溶接部補修装置の先端部に取付けら
れているガンの概略図である。
【図14】Aは、第4の実施の形態における溶接部補修
装置の保持アームを保持板の孔に挿通させた状態を示す
側面図である。Bは、保持アームを水槽の底部に配置し
た状態を示す側面図である。Cは、保持アームをアング
ル材の間からセルの外に配置した状態を示す側面図であ
る。Dは、保持アームに取付けているミキサーノズルを
補修すべき溶接部の直上方に配置した状態を示す側面図
である。
【図15】本発明の第4の実施の形態の変形例であっ
て、箱型セルの下部に設けられている開口から保持アー
ムを突出させている状態を示す側面図である。
【図16】本発明の第5の実施の形態における自走式の
走行車を用いて溶接部を補修している状態を示す斜視図
である。
【図17】本発明の第4の実施の形態の変形例における
水槽の底部を当て板式の溶接部補修装置の側面図であ
る。
【図18】図13に示すガンの押し出し部の概略図であ
【符号の説明】
1 燃料保管水槽 2 コンクリート 3 溶接部(または溶接線) 4 内張り材(ステンレス板) 5 ラックサポート 6 溶接部補修装置 7 押圧装置 8 マニピュレータ 9 ラック 10 ケーシング 11 基台 12 固定用シリンダ 13,16 ピストン 14,17 吸盤 15 押圧用シリンダ 18 当て板 19 接着剤 20 支持材 22 支持棒 24 回転軸 25 コーナー 26,47 アングル材 31 検査装置 32,41 探傷検査器 33 ケーシング 34 ガイド軸 35 可動フレーム 36 コイル 40 ガン 44 アングル材 45 平板 46 保持板 47 センタリングアーム 48 高さ調整器 49 保持アーム 50 ミキサーノズル 51 回転機構 52 接着剤主剤用カートリッジ 53 硬化剤用カートリッジ 54,55 ホース 56 二股管継手 58 硬化剤 60 ボックス 61 開口 62 自走車 63 平行路 64 キャタピラ 65 ガイド 66 スライド部材 67 押圧器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 名島 憲治 兵庫県高砂市荒井町新浜二丁目8番19号 高菱エンジニアリング株式会社内 (72)発明者 亀井 博正 兵庫県高砂市荒井町新浜二丁目8番19号 高菱エンジニアリング株式会社内 (72)発明者 甲斐 宏 兵庫県高砂市荒井町新浜二丁目8番19号 高菱エンジニアリング株式会社内 (72)発明者 名倉 保身 兵庫県神戸市兵庫区和田崎町一丁目1番1 号 原子力サービスエンジニアリング株式 会社内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 溶接部を有する液槽内にて、溶接部の補
    修箇所を補修する槽内の溶接部補修装置において、上記
    溶接部の補修箇所を覆う接着剤を塗布した当て板と、こ
    の当て板の保持部を有し当て板を上記補修箇所に押圧す
    る圧着機と、この圧着機を補修箇所まで案内する位置決
    め手段とを備えた槽内の溶接部補修装置。
  2. 【請求項2】 上記圧着機の保持部は当て板を吸着する
    吸盤と、この吸盤を壁面に対して直角方向に押引させる
    シリンダと、位置決めされた圧着機を壁面上に固定する
    吸盤とを備えたことを特徴とする請求項1に記載の槽内
    の溶接部補修装置。
  3. 【請求項3】 溶接部を有する液槽内にて、溶接部の補
    修箇所を補修する槽内の溶接部補修装置において、上記
    溶接部の補修箇所に接着剤及びこの接着剤の硬化を促進
    させる硬化剤の混合物を滴下するノズルと、このノズル
    を上記補修箇所に案内する位置決め手段とを備え、上記
    接着剤と硬化剤をノズル内またはノズルに近接した位置
    で混合するようにしたことを特徴とする槽内の溶接部補
    修装置。
  4. 【請求項4】 上記接着剤または硬化剤を収納する各々
    のカートリッジの少なくともいずれか一方を、加熱する
    ようしたことを特徴とする請求項3に記載の槽内の溶接
    部補修装置。
  5. 【請求項5】 上記位置決め手段が、マニピュレータで
    あることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の
    槽内の溶接部の補修装置。
  6. 【請求項6】 上記位置決め手段が、液槽内を移動する
    ことができる自走車であることを特徴とする請求項1〜
    4のいずれかに記載の槽内の溶接部補修装置。
  7. 【請求項7】 上記液槽が核燃料保管用水槽であって、
    水中にて作業を行うようにしたことを特徴とする請求項
    1〜6のいずれかに記載の槽内の溶接部補修装置。
  8. 【請求項8】 溶接部を有する液層内にて、溶接部の補
    修箇所を検出する槽内の溶接部補修装置において、上記
    検出手段がコイルによる漏洩磁束の大きさを電気信号に
    変換する磁気探傷検出手段であって、この磁気探傷検出
    手段を移送手段に配設するとともに、磁気探傷検出手段
    を移送手段の移送方向に対して左右両方向に移動可能に
    配設したことを特徴とする槽内の溶接部補修装置。
  9. 【請求項9】 溶接部を有する液層内にて、溶接部の補
    修箇所を検出する槽内の溶接部補修装置において、上記
    検出手段が発信器と受信器とを各々複数組備えた超音波
    探傷検出手段であって、この超音波探傷検出手段を移送
    手段に配設するとともに、1組の発信器と受信器とを移
    送手段の移送方向と直角に配置し、他の組の発信器と受
    信器とを他の方向に向けて配置したことを特徴とする槽
    内の溶接部補修装置。
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