JP2003156091A - クッション - Google Patents

クッション

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 装着性に優れているとともに、一旦装着され
た後は簡単には外れないようにする。 【解決手段】 ストッパの役目を果すボデー部1と、ボ
デー部1の底面部11のところに連結部3を介して一体
的に設けられるものであって取付部材9への取付けに寄
与する係合部2と、からなるとともに、これらがゴム状
弾性体にて一体的に形成されるようにする。連結部3
は、その横断面形が長方形の形態からなるものである。
また、係合部2に設けられたすぐり溝21のうちの相対
向するものの溝底辺部間に形成される肉厚部を薄肉状に
形成させ、この薄肉状の薄膜部22を板状の横断面形態
からなる連結部3の両側面部に直交させるように設け
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ドアあるいはリッ
ド等に設けられるものであって、これらドアあるいはリ
ッド等の閉時に、当該ドア等に入力する衝撃力(荷重)
を緩和させるように機能するクッションに関するもので
あり、特に、その装着性(組付性)に優れているととも
に、一旦組付けられた後は脱落等の問題の生ずることの
ないようにしたクッションに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこれらのクッションは、例えば図
6に示す如く、円錐台状の形態からなるものであって衝
撃吸収機能を有するボデー部10と、当該円錐台状ボデ
ー部10の底面部110に設けられるものであって円環
状の形態からなるとともにテーパ面からなる挿入部30
を有する係合部20と、からなるものである。そして、
これらがゴム部材等にて一体的に形成されるようになっ
ているものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
構成からなるクッションを所定の取付部材90(図6参
照)等に取付けようとすると、上記挿入部30がゴム部
材からなるものであるので取付部材90との間において
滑り性が良くなく、これに対処するために潤滑材を塗布
したりしている。しかしながら、それでも装着性(組付
性)が充分ではないと言う問題点がある。この装着性
(組付性)の問題点を解決するために取付部材90側の
取付穴の径を大きくしたりしている場合がある。しかし
ながら、この装着性を優先させようとすると、装着され
た後(組付けられた後)において、ボデー部10のとこ
ろに軸直角方向の荷重(力)が加わった場合にクッショ
ン自体がこじり上げられて脱落してしまうと言う問題点
がある。このような問題点を解決するために、係合部を
形成する挿入部のところにすぐり溝を設けること等によ
って、装着性に優れているとともに一旦装着された後は
簡単には取付穴から外れないようにしたクッションを提
供しようとするのが、本発明の目的(課題)である。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明においては、次のような手段を講ずることと
した。すなわち、請求項1記載の発明においては、スト
ッパの役目を果すボデー部及び当該ボデー部に連続して
設けられるものであって取付部材への装着に寄与する係
合部からなるクッションに関して、上記係合部とボデー
部との間を連結するものであって変形し易いように形成
された連結部を設けるようにした構成を採ることとし
た。このような構成を採ることにより、本発明のものに
おいては、上記係合部のところが取付部材の取付穴に取
付けられると、上記ボデー部のところに軸直角方向の荷
重等が入力した場合、上記連結部のところが変形をして
ボデー部の側面部が取付部材の取付面周りに接触するよ
うになる。従って、上記係合部のところには、これ以上
の荷重(力)が加わらないようになる。その結果、係合
部は取付部材の取付穴周りに係合した状態で保持される
ようになり、取付部材から脱落するようなことが無い。
【0005】次に、請求項2記載の発明について説明す
る。このものも、その基本的な点は上記請求項1記載の
ものと同じである。すなわち、本発明においては、請求
項1記載のクッションに関して、上記連結部を板状の形
態からなるようにするとともに、当該板状の連結部に所
定の弾性復元力をもたせるようにした構成を採ることと
した。このような構成を採ることにより、本発明のもの
においては、上記請求項1記載のものと同様、すぐり溝
の作用により係合部全体が縮径されるようになり、これ
によって、取付部材に設けられた取付穴への装着が簡単
に行われるようになる。そして、一旦取付けられた後
は、上記連結部が変形をすることによってボデー部の一
部が取付部材のところに接触して、これ以上係合部のと
ころには当該係合部を取付穴から脱落させるような荷重
が加わらないようになる。また、このような状態におい
て、軸直角方向荷重が除去された後には、復元力の作用
によりボデー部は元の状態に戻り、正常なクッション作
用を発揮するようになる。
【0006】次に、請求項3記載の発明について説明す
る。このものも、その基本的な点は上記請求項1記載の
ものと同じである。すなわち、本発明においては、請求
項1記載のクッションに関して、上記係合部のところに
すぐり溝を設けるとともに、当該すぐり溝を上記係合部
のボデー部にのぞむ面から係合部の軸線方向に平行なよ
うに設けるようにした構成を採ることとした。このよう
な構成を採ることにより、本発明のものにおいても、上
記請求項1記載のものと同様、装着時には上記係合部の
ところがすぐり溝の影響により縮径されるようになり、
装着作業を円滑に行うことができるようになる。そし
て、一旦装着された後は、上記係合部のところが元の状
態に戻って拡がった形態となるので、本クッションは簡
単には取付穴から脱落しないようになる。
【0007】次に、請求項4記載の発明について説明す
る。このものも、その基本的な点は上記請求項3記載の
ものと同じである。すなわち、本発明においては、請求
項3記載のクッションに関して、上記係合部の横断面形
において、上記すぐり溝を横断するように形成されるも
のであって上記連結部に直交するように形成される薄膜
部を設けるようにした構成を採ることとした。このよう
な構成を採ることにより、本発明のものにおいては、上
記ボデー部への軸直角方向荷重入力時において、薄膜部
のところが、上記連結部の変形現象に対して、それを元
の状態に戻すように作用する復元力を発揮するようにな
り、ボデー部の倒れ現象を元の状態に戻すことができる
ようになる。
【0008】次に、請求項5記載の発明について説明す
る。このものも、その基本的な点は上記請求項1ないし
請求項4記載のものと同じである。すなわち、本発明に
おいては、請求項1ないし請求項4記載のクッションに
関して、上記係合部のボデー部側に面したところに、ボ
デー部側に突出するように形成されるものであって取付
部材に設けられた取付穴に嵌り込むように形成された嵌
合部を設けるとともに、当該嵌合部の外周部のところに
上記取付穴の外周部に係合するように形成された係合面
部を設けるようにした構成を採ることとした。このよう
な構成を採ることにより、本発明のものにおいても、上
記請求項1ないし請求項4記載のものと同様、すぐり溝
によってもたらされる係合部の縮径作用により、取付部
材への取付作業が円滑に行われるようになる。そして、
一旦取り付けられた後は、例えば軸直角方向の荷重入力
等に対して、所定の接触面積を有するように形成された
係合面部が上記取付穴の周りに係合し続けることとなる
ので、係合部の係合状態が確実に保持されるようにな
る。その結果、本クッションは取付部材からは簡単に外
れたりするようなことが無い。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について、図
1ないし図5を基に説明する。本実施の形態に関するも
のの、その構成は、図1及び図3に示す如く、ストッパ
の役目を果すボデー部1と、当該ボデー部1に連続して
設けられるものであって取付部材9への装着に寄与する
係合部2と、からなるとともに、当該係合部2とボデー
部1との間を連結するものであって、撓み易く、かつ、
伸び易いように形成された連結部3と、からなることを
基本とするものである。そして、これらがゴム状弾性体
にて一体的に形成されるようになっているものである。
【0010】このような基本構成から成るものにおい
て、上記ボデー部1は、多くの場合は、円錐台状の形態
からなるものであるが、場合によっては円柱状体、ある
いは変形四角錐台等の形態からなるものも考えられる。
そして、このような形態からなるものにおいて、本ボデ
ー部1の底面部11に近いところには、図1及び図3に
示す如く、円周溝15が設けられるようになっている。
これによって、底面部11付近には円環状のフランジ部
12が形成されるようになる。そして、このフランジ部
12の下方部であって底面部11の外周部を成すところ
には、図1及び図3に示す如く、底面部11の全周にわ
たってリング状の突起部121が設けられるようになっ
ている。このリング状突起部121及び上記円周溝15
の作用により、フランジ部12は、ボデー部1の軸線方
向へ撓み易くなるとともに、その方向にバネ反力を発揮
するようになる。
【0011】次に、このような構成からなるボデー部1
の底面部11に対して連結部3を介して直立状に設けら
れる係合部2について説明する。このものの、その基本
的な形態は、図1及び図3に示す如く、円錐台状あるい
はコーン状の形態からなるものであって、先端部に向か
って先細り状に形成されたテーパ面からなる導入部29
が設けられるようになっているものである。このような
形態からなるものにおいて、本実施の形態のものにおい
ては、図1に示す如く、すぐり溝21が複数本、本係合
部2の軸線方向に平行なように設けられるようになって
いるものである。なお、このすぐり溝21は、その縦方
向(軸線方向)においては、ボデー部1の底面部11側
へは開口するようになっているが、その反対側である下
方部については、図1に示す如く、導入部29の途中の
ところで止められ、最先端部までは削ぐられないように
なっているものである。また、本すぐり溝21は、図2
に示す如く、その横断面形において、相対向するよう
に、対称形を成すように設けられるようになっているも
のである。そして、このようなすぐり溝21のうちの相
対向するものの間に形成される肉厚部の部分を薄肉状に
形成するとともに、この薄肉状に形成される薄膜部22
を、後に述べる連結部3の側面部に直角状に連結させる
ようにしている。このような薄膜部22を設けることに
よって上記すぐり溝21の側面部に形成される縦壁部
(図1参照)24の倒れ現象あるいは拡がり現象を上記
薄膜部22の伸び変形に対する弾性抵抗力によって抑止
するようにしているものである。
【0012】また、このような構成からなる本係合部2
の上記ボデー部1の底面部11に面する側には、図1及
び図3に示す如く、上記底面部11側に突出するように
形成されるものであって、取付部材9に設けられた取付
穴91に嵌り込むように形成された(図2参照)嵌合部
25が設けられるようになっているものである。そし
て、このような嵌合部25の周縁部のところには、図1
及び図2に示す如く、円弧状の形態からなるものであっ
て所定の幅を有するように形成された係合面部26が設
けられるようになっている。このような係合面部26及
び連結部3の長手方向両端部に形成された係合面部2
6’並びに上記ボデー部1の底面部11側に設けられた
円環状の突起部121にて、本クッションが取付部材9
の取付穴91に取り付けられたときに、上記取付穴91
の周りの取付部材9を挟み込むように保持するようにな
っているものである。
【0013】このような構成からなるボデー部1と係合
部2との間を連結する連結部3は板状の形態からなるも
のであり、その横断面形状は、図2に示すように、長方
形の形態からなるものである。また、このような連結部
3は、一方がボデー部1の底面部11の中央部のところ
に直立状に結合されるとともに、他方は係合部2の中央
部のところに直立状に結合されるようになっているもの
である。そして、このような連結部3の横断面形におけ
る長手方向両端部のところには、図2に示す如く、係合
部2に設けられた円弧状の係合面部26と同じ円周上に
形成される係合面部26’が設けられるようになってい
る。また、本連結部3の長手方向側面部には本連結部3
に沿うようにすぐり溝21が設けられるようになってい
るものである(図2参照)。そして、このようなすぐり
溝21のうちの相対向するように設けられるものの溝底
辺部間に形成される薄膜部22は、図2に示す如く、本
連結部3の横断面形における長手方向側面部に直交する
ように設けられるようになっているものである。すなわ
ち、連結部3と薄膜部22とは、横断面形において直交
するように形成されるようになっているものである。
【0014】次に、このような構成からなる本実施の形
態のものについての、取付部材9への装着(取付け)手
順並びに取付けられた後における軸直角方向荷重の入力
時における作用等について説明する。まず、本クッショ
ンの装着に当たっては、係合部2の導入部29のところ
を取付穴91に挿入するとともに、本クッションのボデ
ー部1をもって取付部材9側へ押し付けるようにする。
そうすると、係合部2に設けられたすぐり溝21のとこ
ろ、すなわち、薄膜部22のところが撓んで係合部2全
体が縮径されるようになり、上記導入部29のところが
取付穴91内に円滑に導入されるようになる。また、ボ
デー部1の上方部からの押込力に対して、上記フランジ
部12の上方部に設けられた円周溝15の作用により、
上記フランジ部12の外周部のところが上方に撓むよう
になる。これらによって、係合部2及び連結部3が取付
穴91内へ更に深く押込まれることとなる。その結果、
上記係合部2のところは取付穴91内に、比較的容易に
嵌り込むようになり、本クッションは取付部材9に簡単
に取り付けられるようになる。そして、このようにして
一旦装着された(取付けられた)後は、上記ボデー部1
のところに軸直角方向の荷重あるいは斜め方向の荷重等
が作用したとしても、本クッションは、上記係合部2の
係合面部26が取付穴91周りに係合して、取付穴91
から外れないようになる。
【0015】その具体的例について、図4及び図5を基
に説明する。まず、図4に示す如く、横断面形状が長方
形の形態からなる板状の連結部3の、その横断面形にお
ける長手方向側面部に直角な方向からの荷重(力)Fが
入力した場合について説明する。この場合、連結部3は
撓み易い状態となっているので、連結部3はほぼ直角の
状態に撓み変形をする。これによって、ボデー部1の底
面部11側に設けられたフランジ部12の外周部の一部
が取付部材9の面に接触するようになり、上記連結部3
は、これ以上撓まないようになる。従って、係合部2に
設けられた係合面部26、26’は取付穴91の周りに
形成された取付面のところに係合した状態を維持するこ
ととなる。その結果、本係合部2のところが取付穴91
から外れてしまうようなことが無い。また、軸直角方向
荷重(F)の作用により、連結部3が撓み、これによっ
て係合部2に設けられたすぐり溝21周りの縦壁部24
のところには、この縦壁部24と上記連結部3との間を
拡げるように作用する力が働くこととなるが、これらの
間には薄膜部22が設けられていることより、この薄膜
部22のところが、上記作用力に対して抵抗をするよう
に働くこととなるので、上記すぐり溝21の縦方向底面
部である導入部29の周りが反転するようなことがない
(図4参照)。従って、上記軸直角方向荷重に対して、
すぐり溝21の周りに設けられる縦壁部24のところが
取付穴91内に引き込まれるようなことが無い。その結
果、係合面部26の部分は、取付穴91の周りの面に確
実に係合するようになる。
【0016】また、図5に示す如く、軸直角方向荷重
(F)が上記連結部3の長手方向に沿うように作用する
場合には、連結部3の横断面形における長手方向端部の
一方側が伸びるように変形をする。これによって、ボデ
ー部1の下方部に形成されたフランジ部12の外周部が
取付穴91周りの取付部材9のところに接触して、これ
以上、上記連結部3は変形をしないようになる。但し、
このとき、連結部3の横断面形における長手方向両端部
のところに形成された係合面部26’のうちの伸び側に
形成されるものは取付穴91の取付面のところから外れ
てしまうようになる。しかしながら、この連結部3の長
手方向の両側面部側に形成される円弧状の係合面部26
(図2参照)は、取付穴91の端面に係合した状態を維
持するようになる(図5参照)。このようにして、ボデ
ー部1への軸直角方向荷重(力)Fの入力に対して、本
クッションの係合部2は、確実に取付穴91の周りに係
合するようになる。
【0017】
【発明の効果】本発明によれば、ストッパの役目を果す
ボデー部及び当該ボデー部に連続して設けられるもので
あって取付部材への装着に寄与する係合部からなるクッ
ションに関して、全体をゴム状弾性体にて形成させると
ともに、上記係合部とボデー部との間を連結するもので
あって変形し易いように形成された連結部を設け、更
に、上記係合部を円錐台状の形態からなるようにすると
ともに、その軸線方向に複数のすぐり溝を有するように
した構成を採ることとしたので、本クッションの取付部
材への装着に当たっては上記係合部のところが上記すぐ
り溝の作用により縮径されるようになり、取付作業が円
滑に行われるようになった。また、このようにして一旦
装着された後は、軸直角方向等の荷重入力に対して、上
記連結部のところが変形をしてボデー部の側面部が取付
部材の取付面周りに接触するようになり、上記係合部の
ところには、これ以上の荷重(力)が加わらないように
なり、係合部は取付部材の取付穴周りに係合した状態で
保持されるようになった。その結果、取付部材から脱落
するようなことが無くなった。
【0018】また、上記連結部を板状の形態からなるよ
うにするとともに、本クッションの横断面形において上
記すぐり溝を横断するように形成されるものであって上
記連結部の長手方向に対して直交するように形成される
薄膜部を設けるようにしたものにおいては、当該薄膜部
のところを弾性変形させることによって係合部全体を縮
径させることができるようになり、取付部材への装着が
簡単に行われるようになるとともに、一旦装着された後
は、上記薄膜部のところがその伸び抵抗によって上記す
ぐり溝の周りに形成される縦壁部のところの倒れを抑止
するように作用するようになり、係合部全体は上記取付
穴の周りに係合した状態を維持するようになった。その
結果、上記軸直角方向の荷重入力に対して、上記係合部
は簡単には外れないようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の全体構成を示す半断面図及び外観図で
ある。
【図2】本発明の主要部を成す係合部の全体構成を示す
ものであって図1のAA断面図である。
【図3】本発明の全体構成を示す半断面図及び外観図で
あって図1に対して直角方向の面を示す図である。
【図4】本発明にかかるクッションに軸直角方向の荷重
が入力した状態を示す一部断面図である。
【図5】本発明にかかるクッションに軸直角方向の荷重
が入力した状態を示すものであって図4に対して直角方
向の面に荷重が入力した場合を示す一部断面図である。
【図6】従来のものの全体構成を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 ボデー部 11 底面部 12 フランジ部 121 突起部 15 円周溝 2 係合部 21 すぐり溝 22 薄膜部 24 縦壁部 25 嵌合部 26 係合面部 26’ 係合面部 29 導入部 3 連結部 9 取付部材 91 取付穴
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3J036 AA01 AA03 BB06 CA01 CA04 CA06 DA06 DB05 FA01 3J059 AD01 AE01 BA58 BB01 BC06 BD01 CA07 CB15 GA20 3J066 AA24 BA01 BB01 BC01 BD05 BE08

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ストッパの役目を果すボデー部及び当該
    ボデー部に連続して設けられるものであって取付部材へ
    の装着に寄与する係合部からなるクッションにおいて、
    上記係合部とボデー部との間を連結するものであって変
    形し易いように形成された連結部を設けるようにしたこ
    とを特徴とするクッション。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のクッションにおいて、上
    記連結部を板状の形態からなるようにするとともに、当
    該板状の連結部に所定の弾性復元力をもたせるようにし
    たことを特徴とするクッション。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のクッションにおいて、上
    記係合部にすぐり溝を設けるとともに、当該すぐり溝を
    上記係合部のボデー部にのぞむ面から係合部の軸線方向
    に平行なように設けるようにしたことを特徴とするクッ
    ション。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のクッションにおいて、上
    記係合部の横断面形において、上記すぐり溝を横断する
    ように形成されるものであって上記連結部に直交するよ
    うに形成される薄膜部を設けるようにしたことを特徴と
    するクッション。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし請求項4記載のクッショ
    ンにおいて、上記係合部のボデー部側に面したところ
    に、ボデー部側に突出するように形成されるものであっ
    て取付部材に設けられた取付穴に嵌り込むように形成さ
    れた嵌合部を設けるとともに、当該嵌合部の外周部のと
    ころに上記取付穴の外周部に係合するように形成された
    係合面部を設けるようにしたことを特徴とするクッショ
    ン。
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