JP2003155940A - 火花点火式エンジンの制御装置 - Google Patents
火花点火式エンジンの制御装置Info
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- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
- Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
インジェクタ16を備えて、気筒2の燃焼サイクル毎に
所定の噴射タイミングで燃料を噴射させるようにする場
合に、そのエンジン1を停止させるときの未燃燃料の排
出や吸気ポート10a等への残留をできるだけ抑制し
て、排気状態の悪化を防止する。 【解決手段】 エンジン1を停止するときに、ISC制
御弁19を閉じて気筒2,2,…への吸入空気量をアイ
ドル運転時よりも減少させ(ステップSA11)、イン
ジェクタ16による燃料噴射制御を終了する(ステップ
SA12)。その後の燃焼サイクルにおいて吸気ポート
10aから気筒2内に吸入される燃料の混合気に点火し
て、燃焼させる。エンジン回転速度neが予め設定したE
CU停止回転速度ne*以下になれば(ステップSA1
4)、ECU30への電力供給を停止して、各気筒2毎
の点火制御も終了する(ステップSA16)。
Description
噴射弁を備えたいわゆるポート噴射方式の火花点火式エ
ンジンの制御装置に関し、特に、エンジンを停止させる
ときの燃料噴射及び点火制御の技術分野に属する。
では、一般的に、気筒毎の吸気ポートに配設した燃料噴
射弁によって、燃料を当該気筒の燃焼サイクルに同期し
て所定のタイミングで噴射させるようにしている。この
ようにして吸気ポート内に噴射された燃料は高温の吸気
ポート内で気化が促進され、気筒の排気行程終盤にて吸
気弁が開弁すると気筒内に吸入されて混合気を形成し、
その後、当該気筒の圧縮行程後期に点火プラグにより点
火されて、良好に燃焼する。
には燃料をできるだけ早期に噴射させて十分に気化させ
たいという要求があり、一方、過渡時のエンジンの応答
性を確保するためには燃料の噴射から点火までの時間間
隔はあまり長くない方が好ましいので、通常、燃料の噴
射は、気筒の圧縮行程において吸気弁が閉じてから次の
吸気行程にかけて適宜、タイミングを選んで実行され
る。
きには、例えば運転者によりイグニッションスイッチが
オフ操作されると、直ちにエンジンコントロールユニッ
ト(以下、ECUという)の電源が切られて、前記のエ
ンジンのような燃料噴射弁の作動や点火プラグへの通電
が行われなくなるから、前記のように気筒の点火タイミ
ングよりも早期に燃料を噴射するようにしていると、噴
射した燃料への点火が行われる前にECUの電源が切ら
れて、未燃状態の燃料がそのまま排気通路に排出された
り、或いは吸気ポートや気筒内の燃焼室等に残留するこ
とがある。
から多量の未燃ガスが排出されて、その一部が触媒を通
過してそのまま大気中に放出される虞れがある。また、
エンジンの始動直後には、吸気ポートや気筒内に残留し
ている燃料が未燃ガスとなって放出されることがあり、
このときには触媒が活性温度に到達していないことが多
いので、一時的とはいえ排気の状態が著しく悪化すると
いう不具合がある。
開平8−177699号公報に記載されたエンジンの制
御方法によれば、気筒内に燃料を直接、噴射するように
した直噴エンジンにおいて、当該気筒内に噴射された燃
料が未点火のままであると、この燃料が気筒内で液化し
てエンジンオイルを希釈したり、或いは点火プラグに付
着して始動性を阻害し、ひいては排気の状態を悪化させ
ることがあるという問題点に着目して、イグニッション
スイッチがオフ操作された後でも、その前に燃料が噴射
された気筒では必ず点火を行わせて、気筒内に噴射され
た燃料を燃焼させるようにするという技術思想が開示さ
れている。
(特開平8−177699号)に記載の直噴エンジンと
は異なり、いわゆるポート噴射方式のエンジンの場合
は、一旦、吸気ポート内に噴射した燃料をそこで気化霧
化させてから気筒内に供給するようにしている。この
際、燃料の一部が吸気ポート壁面に付着して次回以降の
燃焼サイクルにまで持ち越されることになるから、仮に
前記公報に記載の直噴エンジンのように、燃料噴射後の
気筒で必ず点火を実行するようにしたとしても、これに
より気筒内の未燃ガスの残留量を減らすことができるだ
けであり、それだけでは、上述の如きエンジンの停止時
や始動時における未燃ガスの排出の不具合を解消できる
とは言い難い。
であり、その目的とするところは、エンジンの吸気ポー
トに燃料を噴射するようにした火花点火式エンジンにお
いて、エンジンを停止させるときの燃料噴射及び点火の
制御手順に工夫を凝らし、そのときの未燃燃料の排出や
吸気ポート等への残留をできるだけ抑制して、排気状態
の悪化を防止することにある。
に、本発明の解決手段では、エンジンを停止させるとき
には、燃料噴射弁による燃料の噴射を終了した後に、そ
の燃料噴射弁に対応する気筒の燃焼サイクルが少なくと
も2回以上経過するまで、当該気筒の点火制御を実行す
るようにしている。
の吸気ポートに燃料を噴射する燃料噴射弁を備え、この
燃料噴射弁により気筒の燃焼サイクル毎に所定の噴射タ
イミングで燃料を噴射させるようにした火花点火式エン
ジンの制御装置を前提とし、このものにおいて、エンジ
ンを停止させるときに前記燃料噴射弁による燃料の噴射
制御を終了する燃料制御手段と、該燃料制御手段による
燃料噴射弁の制御が終了した後に、該燃料噴射弁に対応
する気筒の燃焼サイクルが少なくとも2回以上、経過す
るまで、当該気筒の点火制御を行う点火制御手段とを備
える構成とする。
えばイグニッションスイッチがオフ操作されて、エンジ
ンが停止するときには、まず、燃料制御手段による燃料
噴射弁の制御が終了して、それ以降の燃料供給が行われ
なくなる。一方、該燃料噴射弁に対応する気筒の燃焼サ
イクルが少なくとも2回以上、経過するまでは、点火制
御手段による気筒毎の点火制御が行われ、当該気筒にお
いて所定のタイミングで混合気への点火が行われる。
料噴射弁による吸気ポートへの燃料噴射が打ち切られた
後に少なくとも2サイクル以上、各気筒内で混合気への
点火が行われることになり、このことで、最後の燃料噴
射の後に1回目の燃焼サイクルにおいて吸気ポートから
気筒内に吸入される燃料は勿論、その次の2回目の燃焼
サイクルまでに吸気ポート壁面から蒸発して気筒内に吸
入される燃料も、燃焼させることができる。これによ
り、エンジンが停止するときの未燃燃料の排出を抑制で
きるとともに、停止後にエンジン内に残留する未燃燃料
を極力、少なくして、始動時等の排気状態の悪化も未然
に防止できる。
筒を有するものであり、燃料噴射弁は前記複数の気筒毎
にそれぞれ配設されているものとする。すなわち、複数
の気筒を有する多気筒エンジンでは、例えば4サイクル
直列4気筒エンジンの場合、クランク軸が2回転する間
に4つの気筒が互いに等間隔(クランク角で180度間
隔)に爆発(燃焼)することになり、その各燃焼サイク
ル毎の燃料噴射タイミングも大略、180度間隔のもの
となる。
きに、仮に燃料噴射及び点火制御を一律に終了すると、
複数の気筒のうちのいくつかで噴射されたばかりの燃料
がそのまま放出される事態を招くことになり、排気状態
の悪化が特に著しいと考えられる。従って、このような
多気筒エンジンにおいて、本願発明の如く燃料噴射制御
の終了後に気筒毎に2回以上、点火を行わせるようにす
ることが特に有効なものとなる。
気量を調整する吸気量調整手段と、エンジンを停止させ
るときに、アイドル運転時よりも吸入空気量が少なくな
るように前記吸気量調整手段を制御する吸気量制御手段
とを備えるものとする。すなわち、一般に、エンジンを
停止させるときには燃料噴射制御を終了して、新たな燃
料の供給を打ち切るようにするから、それ以後のサイク
ルでは吸気ポート壁面に付着している燃料が気筒内に吸
入されるのみとなり、気筒内にて形成される混合気が徐
々に希薄化して、着火性が低下する。
止するときに吸気量制御手段により吸気量調整手段の制
御が行われて、気筒の吸入空気量がアイドル運転時より
も少なくなるので、燃料噴射制御が終了して新たな燃料
の供給が打ち切られても、気筒内の混合気の希薄化を遅
らせることができ、これにより着火不良を防止できる。
しかも、吸気量調整手段により吸気を絞るようにすれ
ば、これに伴い、吸気ポートにおける吸気流速が高まっ
て、ポート壁面に付着している燃料の蒸発と気筒内への
吸入が促進されるから、このことによっても混合気の希
薄化が抑制され、これにより、請求項1又は2の発明の
作用効果を十分に得ることができる。
ンの吸気通路に設けられてアクチュエータにより作動さ
れるスロットル弁や、気筒内の吸気流動を強化するため
に吸気通路の下流側(吸気ポートを含む)に設けられる
開閉弁等を用いればよく、或いは、吸気弁自体のリフト
量又は動弁時期の少なくとも一方を変更する可変動弁機
構を利用するようにしてもよい。
設定回転速度以下であることを判定する回転速度判定手
段を備え、点火制御手段は、前記回転速度判定手段によ
る判定が行われたときに点火制御を終了するものとす
る。
は、まず、気筒への新たな燃料の供給が打ち切られ、そ
の後、エンジン回転速度が徐々に低下しながら当該気筒
において数サイクルに亘って点火が行われた後に、エン
ジン回転速度が設定回転速度以下になって混合気への点
火が困難になると、点火制御が終了する。これにより、
未燃燃料を十分に減少させることができるとともに、点
火に伴う電力消費も抑えることができる。
検出するセンサと、該センサからの信号に基づいて、気
筒内の空燃比が設定値よりもリーンになったことを判定
する空燃比判定手段とを備え、点火制御手段は、前記空
燃比判定手段による判定が行われたときに点火制御を終
了するものとする。
は、気筒への新たな燃料供給が打ち切られた後に、吸気
ポート壁面に付着していた燃料が気筒内へ吸い込まれて
数サイクルに亘り混合気への点火が行われ、その後に当
該気筒内の混合気が希薄化して空燃比が所定値よりもリ
ーンになると、点火制御が終了する。これにより、失火
限界付近まで点火を継続して未燃燃料を極力、減少させ
ながら、点火に伴う電力消費も抑制できる。
燃料噴射弁の制御が終了した後に、気筒の燃焼サイクル
が設定回数、経過したことを判定するサイクル数判定手
段を備え、点火制御手段は、前記サイクル数判定手段に
よる判定が行われたときに点火制御を終了するものとす
る。
は、気筒への新たな燃料の供給が打ち切られた後にさら
に設定サイクル数だけ点火が行われ、その後、点火制御
が終了する。よって、簡単な制御手順でもって未燃燃料
を低減しながら、点火に伴う電力消費も抑制できる。
基いて説明する。
1に係る直列4気筒4サイクルガソリンエンジン1を示
す。このエンジン1は、4つの気筒2,2,…(1つの
み図示する)を有するシリンダブロック3と、該シリン
ダブロック3の上面に組付けられたシリンダヘッド4
と、各気筒2内に往復動可能に嵌装されたピストン5と
を備え、前記各気筒2内にはピストン5及びシリンダヘ
ッド3により囲まれて燃焼室6が区画されている。さら
に、燃焼室6の上部には点火プラグ7が臨設され、該点
火プラグ7はイグナイタ等を含む点火回路8に接続され
ている。すなわち、このエンジン1は、各気筒2内の燃
焼室6に形成される混合気に点火プラグ7により点火す
るようにした火花点火式エンジンである。
は、各気筒2の燃焼室6に吸気、即ち外部から気筒2に
導入される空気(新気)や排気系から還流される排気等
を供給するための吸気通路10が接続されている。この
吸気通路10の下流端は、シリンダヘッド3に形成され
た吸気ポート10aにより燃焼室6に連通されていて、
その吸気ポート10aの燃焼室6への開口端が吸気弁9
により開閉されるようになっている。一方、吸気通路1
0の上流端は空気を濾過するためのエアクリーナ11に
接続され、このエアクリーナ11には吸気の温度状態を
検出するための温度センサ12が配設されている。ま
た、吸気通路10の上流側から順に、エンジン1への吸
入空気量を検出するエアフローセンサ13と、吸気通路
10を絞るスロットル弁14と、サージタンク15とが
配設され、さらに、各気筒2毎の吸気ポート10a内に
個別に燃料を噴射供給するように、燃料噴射弁としての
インジェクタ16,16,…(図には1つのみ示す)が
配設されている。
車両のアクセルペダルに機械的に連結されていて、該ア
クセルペダルが車両の運転者により踏み操作されると、
その操作量に応じて開かれるようになっている。また、
スロットル弁14にはその開度を検出するポテンショメ
ータ等からなるスロットル開度センサ17が付設されて
いる。さらに、スロットル弁14の上流側及び下流側の
吸気通路10を連通するISC(Idle Speed Control)
用バイパス通路18が設けられ、このバイパス通路18
にはその通路面積を絞るように電磁弁からなるISC制
御弁19(吸気量調整手段)が設けられている。そし
て、エンジン1がアイドル運転状態のときには前記IS
C制御弁19の開閉作動によってバイパス通路18の吸
気流量が調節される。
側面)には、各気筒2の燃焼室6から既燃ガス(排気)
を排出するための排気通路20が接続されている。この
排気通路20の上流端は排気ポートを介して燃焼室6に
連通し、この排気ポートの燃焼室6への開口端が排気弁
21により開閉されるようになっている。また、排気通
路20には、その上流側から順に、排気中の酸素濃度を
検出するO2センサ22と、排気を浄化するための三元
触媒からなる触媒コンバータ23とが配設されている。
排気通路20には、排気の一部を吸気通路10に還流さ
せるための排気還流通路24(以下EGR通路という)
の上流端が分岐接続されていて、このEGR通路24の
下流端が前記スロットル弁14とサージタンク15との
間の吸気通路10に接続されており、さらに、EGR通
路24の下流端寄りには開度調節可能な電気式の排気還
流量調節弁25(以下EGR弁という)が配設されてい
て、排気通路24を還流する排気の流量を調節できるよ
うになっている。
は、図示しないクランクシャフトの回転角を検出する電
磁ピックアップ等からなるクランク角センサ26が設け
られている。このクランク角センサ26は、クランクシ
ャフトの端部に設けられた被検出用プレート27の外周
に対応して配置され、該被検出用プレート27の回転に
伴い、その外周部に突設された突起部の通過に応じて各
気筒2毎のクランク角位置の信号を出力する。また、シ
リンダブロック3のウォータジャケット(図示せず)に
臨んで冷却水の温度状態を検出する水温センサ28が設
けられている。
サ13、スロットル開度センサ17、O2センサ22、
クランク角センサ26、水温センサ28等からの各出力
信号はマイクロコンピュータ等により構成されたECU
(Electronic Control Unit)30に入力されるように
なっている。一方、このECU30からは、点火回路8
に対し各気筒2毎の所定の点火タイミングで点火制御信
号が出力されるとともに、インジェクタ16,16,…
に対し、各気筒2毎の所定の噴射タイミングで燃料噴射
量を制御するためのパルス信号が出力される。また、E
CU30からISC制御弁19には、主にアイドル運転
時の空気の吸入量を調節するための制御信号が出力さ
れ、EGR弁25対しては排気の還流量を調節するため
の制御信号が出力される。
0による燃料噴射量の制御は、基本的に、各センサから
の信号に基づいてエンジン1の負荷状態や回転速度を演
算し、それらに対応する分量の燃料を各気筒2毎のイン
ジェクタ16により、当該気筒2の燃焼サイクル毎にエ
ンジン回転に同期して所定の噴射タイミングで噴射させ
るものである。
サ13により検出された吸入空気量と、クランク角セン
サ26からのパルス信号に基づいて求められるエンジン
回転速度neとに応じて、各気筒2毎の吸気充填効率ceを
演算し、この演算した吸気充填効率ceに対して所定の目
標空燃比となるような燃料噴射量を演算する。そして、
その演算した燃料噴射量に相当するパルス幅を有するパ
ルス信号をインジェクタ16に出力する。
温間の殆どの運転状態では2回とされていて、その噴射
タイミング(インジェクタ16の開弁開始時期)は、各
気筒2毎に、吸気弁9の閉じられた後の圧縮行程中盤と
(リーディング噴射)、その後の排気行程と(トレーリ
ング噴射)に設定されている。詳しくは、図2に示すよ
うに、この実施形態のエンジン1では、第1〜第4の4
つの気筒2,2,…に対して第1、第3、第4、第2、
…の順番で燃焼が行われるようになっていて、アイドル
運転時を除く温間の定常運転状態では、各気筒2毎に吸
気、圧縮、膨張(燃焼)、排気の4つの行程からなる1
つの燃焼サイクルに対して、その1つ前のサイクルの圧
縮行程と排気行程とで燃料噴射が行われる。
は、混合気の良好な燃焼性を得るためには燃料をできる
だけ早期に噴射させて十分に気化させたいという要求が
あり、この要求に対応して所要量の燃料をリーディング
噴射するとともに、一方で、過渡時のエンジン1の応答
性を確保するためには運転状態の変化に即応して燃料供
給量を変更したいという要求があるため、トレーリング
噴射によって、全体の燃料供給量を調整するようにして
いるのである。
neとに基づいて、エンジン1がアイドル運転等の極低負
荷運転状態にあると判定されたときには、1回の燃焼サ
イクルにおいて必要とされる燃料が少ないことから、図
3に示すように、気筒2毎の排気行程におけるトレーリ
ング噴射のみを行うようにしている。
ミングは、エンジン1の運転状態に応じて調整される。
また、各気筒2毎の点火タイミングもエンジン1の運転
状態に応じて調整され、図に矢印で模式的に示すよう
に、温間の定常運転状態では概ね圧縮上死点(TDC)
前であって、例えばアイドル運転状態では圧縮上死点前
10度(BTDC10°CA)とされている。
筒2に対してその燃焼サイクル毎に供給する燃料を、当
該サイクルの1つ前のサイクルにおいて吸気ポート10
aに噴射するようにした場合、仮にその燃料噴射の直後
に車両のイグニッションスイッチが切られて、ECU3
0への主電力の供給が停止されたときには、既に吸気ポ
ート10aに噴射されている燃料が点火されることな
く、未燃ガスとして排出されたり、或いは気筒2の燃焼
室6や吸気ポート10aの壁面に付着して残留すること
になり、このため、次のエンジン始動時に該エンジン1
内の残留燃料が未燃ガスとして排出されて、一時的に排
気の状態が悪化するという問題があった。
ば、エンジン1が温間のアイドル運転状態から停止する
ときに、イグニッションスイッチのオフ操作に応じて一
律に燃料噴射と点火とを終了するようにした場合、この
ときの1つの気筒2における燃焼状態の変化と当該気筒
2からの未燃HCの排出濃度の変化との相関関係は、実
験等により図4に示すグラフのようにして求められる。
すなわち、同図によれば、或る燃焼サイクルの途中で点
火の直前にイグニッションスイッチが切られたとすると
(t=t2)、この燃焼サイクルでは混合気への点火が
行われないので、その1つ前の燃焼サイクルの排気行程
において吸気ポート10aに噴射(t=t1)された燃
料の多くが未点火のまま排出されることになり、この結
果、排気行程の終了時期(t=t3)くらいから排気中
のHC濃度が急増している。
いて吸気ポート10aに噴射された燃料の一部は吸気ポ
ート10aの壁面に付着して、その次の燃焼サイクル
(前記の「或る燃焼サイクル」)では気筒2に吸入され
ず、そのまた次の燃焼サイクルで気筒2内に吸入され
て、同様に未燃ガスとして排出されることになる。この
ため、当該「そのまた次の燃焼サイクル」の排気行程の
終了時期(t=t4)くらいから、排気中のHC濃度は
再び増大する。そして、そのようにして気筒2内燃焼室
6から排出された未燃ガスの多くは排気通路20の触媒
コンバータ23により浄化されるが、一部の未燃ガスは
触媒コンバータ23を通過して大気中に放出されること
になる。
と、上述の如く吸気ポート10aに噴射された燃料の一
部は気筒2内の燃焼室6に残留し、また、吸気ポート1
0aの壁面に付着したままとなるから、次回のエンジン
1の始動時には、吸気ポート10a等に残っている燃料
が未燃ガスとなって排出されてしまう。すなわち、図5
に示すように、エンジン始動時にはまず、スタータが作
動して(t=t1)クランク軸が回転され、1回目のサ
イクル(モータリング)の間に吸気ポート10aに燃料
が噴射される(t=t2)。この燃料は、その次の燃焼
サイクルにおいて気筒2内に吸い込まれて混合気を形成
し、この混合気に点火されることにより(t=t3)、
エンジン1が自力で回転を始める。
開始までの間に(t=t1〜t2)、クランク軸の回転
の開始に伴い、吸気ポート10aや気筒2内に残留して
いた燃料が未燃ガスとして気筒2から排出され、図示の
如く排気中のHC濃度が急増する。しかも、エンジン始
動直後には一般的に、排気通路20の触媒コンバータ2
3は活性化していないことが多いから、前記のように排
出された未燃ガスの大部分はそのまま大気中に放出され
ることとなり、短時間ではあっても排気の状態が著しく
悪化することになる。
気筒エンジンにおいて特に顕著なものとなる。すなわ
ち、例えばこの実施形態のような4サイクル直列4気筒
エンジンの場合、前記図2及び図3に示されているよう
に、クランク軸が2回転する間に第1〜第4の4つの気
筒2,2,…が互いに等間隔(180°CA)で燃焼する
から、たとえ図3に示すアイドル運転時のようにトレー
リング噴射のみが行われている状態であっても、ECU
30への電力供給を停止するタイミングに拘わらず、4
つの気筒2,2,…のうちのいくつかで噴射済みの燃料
に点火されないという事態を招くことになるからであ
る。
形態に係るエンジン1の制御装置Aでは、本願発明の特
徴として、エンジン1を停止させるときに、インジェク
タ16,16,…による燃料の噴射制御を直ちに終了す
る一方で、点火制御は各気筒2毎に少なくとも2回以上
の燃焼サイクルが経過するまで継続し、その後、エンジ
ン回転速度neが設定回転速度まで低下したときに終了す
るようにした。
1を停止させるときの前記ECU30による燃料噴射及
び点火制御の具体的な手順について、図6に示すフロー
チャート図に基づいて詳細に説明する。
テップSA1において、各種センサからの出力信号を受
け入れるとともに、RAMに記憶されているデータやフ
ラグの値を読み込む。尚、RAMのデータとしては、例
えば、クランク角センサ26からの信号に基づいて演算
されたエンジン回転速度等、或いは、エンジン1を停止
させるときに、各気筒2のインジェクタ16による燃料
の噴射を行わないようにする(燃料噴射制御を終了す
る)ことを示す燃料停止フラグFINJOFFの値等が記憶さ
れている。
料停止フラグFINJOFFがオンか否か(FINJOFF=1?)
の判定を行い、この判定がYesで燃料噴射制御が終了
していれば、後述のステップSA14に進む一方、判定
がNoであれば、ステップSA3に進む。
ンスイッチが切られたかどうか判定し(IG−SWオフ
?)、この判定がYesであれば、運転中のエンジンを
停止させるために後述のエンジン停止制御(ステップS
A11〜)に移行する一方、判定がNoであれば、通常
のエンジン1の運転制御を行う。すなわち、ステップS
A4において、エンジン1の運転状態に応じて燃料噴射
パルス幅を演算し、ステップSA5において同様に燃料
噴射タイミングを演算し、さらに、ステップSA6にお
いて、点火タイミングを演算する。
2毎に燃料噴射タイミングになったかどうか判定し、噴
射タイミングになるまで待って(判定がNo)、噴射タ
イミングになれば(判定がYes)ステップSA8に進
んで、インジェクタ16により燃料の噴射作動を行わせ
る。そして、ステップSA9に進み、各気筒2毎に点火
タイミングになったどうか判定し、点火タイミングにな
るまで待って(判定がNo)、点火タイミングになれば
(判定がYes)ステップSA10に進んで、各気筒2
毎に点火プラグ7に通電して混合気への点火を行い、し
かる後にリターンする。
イグニッションスイッチが切られた(Yes)と判定し
て進んだステップSA11では、まず、ISC制御弁1
9を閉作動させてバイパス通路18を絞り、エンジン1
への吸入空気量がアイドル運転時よりも少なくなるよう
にする。続いて、ステップSA12において燃料停止フ
ラグFINJOFFをオンにして(FINJOFF←1)、それ以
降、インジェクタ16による燃料の噴射作動を行わない
ようにし、続くステップSA13において、各気筒毎の
点火タイミングを演算する。そして、前記したステップ
SA9、SA10に進んで、各気筒2毎に前記の演算し
た点火タイミングにて点火を実行し、しかる後にリター
ンする。
は、まず、ISC制御弁19を閉じて気筒2,2,…へ
の吸入空気量を減少させるとともに、インジェクタ16
による燃料噴射制御を終了して吸気ポート10aへの新
たな燃料供給を打ち切り、その後の燃焼サイクルにおい
ては該吸気ポート10aから気筒2内に吸入される燃料
に対して点火を行う。
御により吸入空気量を減少させているので、新たな燃料
の供給が打ち切られた後でも、そのことによる混合気の
希薄化が相対的に遅くなり、燃料噴射制御の終了後も少
なくとも2回は混合気に点火することができる。しか
も、ISC制御弁19が閉じられて吸気が絞られ、これ
に伴い吸気ポート10aにおける吸気流速が高くなるこ
とで、該吸気ポート10aの壁面に付着している燃料の
蒸発と気筒2内への吸入が促進され、このことによって
も、気筒2内の混合気の希薄化を抑制して、点火の確実
性を高めることができる。
2内の混合気の希薄化に対応して、その混合気への点火
性ができるだけ高くなるように、通常よりも進角側に設
定されている。
止フラグFINJOFFがオンである(Yes)と判定して進
んだステップSA14では、エンジン回転速度neが予め
設定したECU停止回転速度ne*(設定回転速度)以下
になったかどうか判別し、この判別結果がNoであれ
ば、前記ステップSA13,SA9,SA10の制御手
順を実行する一方、エンジン回転速度neが低下してEC
U停止回転速度ne*以下になれば(判別結果がYe
s)、ステップSA15に進んで燃料停止フラグFIN
JOFFをオフにし(FINJOFF=0)、続くステップSA1
6において各気筒2毎の点火制御を終了して、しかる後
に、ECU30への電力供給を停止する。
あれば(FINJOFF=1)、エンジン1の停止制御中と判
定して、各気筒2毎の点火制御を継続する。そして、エ
ンジン回転速度neが徐々に低下してECU停止回転速度
ne*以下になれば、点火制御を終了する。
SA11の制御手順により、エンジン1を停止させると
きに、アイドル運転時よりも吸入空気量が少なくなるよ
うにISC制御弁19を制御する吸気量制御手段30a
が構成され、また、ステップSA12の制御手順によ
り、エンジン1を停止させるときにインジェクタ16に
よる燃料の噴射制御を終了する燃料制御手段30bが構
成されている。
り、エンジン1を停止させるときに、エンジン回転速度
neが予め設定したECU停止回転速度ne*以下であるこ
とを判定する回転速度判定手段30cが構成されてい
る。
プSA13,SA9,SA10、或いはステップSA1
5,SA16に進む制御手順によって、エンジン1を停
止させるときに、各気筒2毎に燃料噴射制御の終了後に
少なくとも2サイクル以上、点火制御を実行する点火制
御手段30dが構成されており、この点火制御手段30
dは、エンジン回転速度neがECU停止回転速度ne*以
下になったときに、点火制御を終了する。
式エンジンの制御装置Aによれば、図7に一例を示すよ
うに、エンジン1が温間のアイドル運転状態にあるとき
に、車両のイグニッションスイッチがオフ操作される
と、これに応じて直ちにインジェクタ16による燃料の
噴射制御を終了するとともに(t=t2)、図示しない
が、ISC制御弁19を閉じて、気筒2,2,…への吸
入空気量を減少させる。ここで、アイドル運転状態では
トレーリング噴射のみが行われていて、図示の如く気筒
2の吸気行程でイグニッションスイッチが切られたとす
ると、それ以前の燃焼サイクルの排気行程で吸気ポート
10aに噴射(t=t0,t1)された燃料が気筒2に
吸入されて、混合気を形成する。そして、その後に点火
(t=t3)が行われることによって、混合気が燃焼す
る。
いて吸気ポート10aの壁面から蒸発した燃料が気筒2
内に吸入されて混合気を形成し、点火(t=t4,t
5)されて、燃焼する。その際、前記の如くISC制御
弁19の制御により吸気が絞られているので、気筒2内
に吸入される空気量は相対的に少なくなる一方、吸気ポ
ート10aの流速が高くなることで壁面からの燃料の蒸
発と気筒2内への吸入とが促進され、このことで、燃料
噴射制御の終了した後でも、気筒2内の混合気の空燃比
は暫くの間、点火可能な濃度に維持されて、少なくとも
2回以上、着火・燃焼が継続される。
1では、一旦、エンジン1の吸気ポート10aに噴射さ
れた燃料は、イグニッションスイッチが切られた後でも
各気筒2毎に少なくとも2サイクル以上、点火されて燃
焼するようになり、図4に示す従来例のもののように排
気中のHC濃度の急増を招くことがない。そして、燃焼
のエネルギが徐々に減少することによって、エンジン回
転速度neが徐々に低下して、予め設定したECU停止回
転速度ne*以下になると、点火制御も終了して、ECU
30への主電力供給が停止される。
停止するときに、イグニッションスイッチの切られるタ
イミングに拘わらず、各気筒2毎の吸気ポート10aに
一旦、噴射された燃料の殆どを燃焼させて、未燃ガスの
排出による排気状態の悪化を防止することができる。
ト10aや気筒2内に残留する未燃燃料が殆ど無くなる
から、図5に示す従来例のもののように、エンジン始動
時に多量の未燃ガスが排出されることもなくなり、これ
により、たとえ触媒コンバータ23の暖機前であって
も、排気状態の悪化を防止することができる。
イッチが切られた後に排気中のHC濃度がやや増加して
いるのは、クランク軸の回転速度の低下に伴い排気の流
速が低くなって、実験により求められる検出値が大きく
なっているだけであり、実質的には、排気中のHC濃度
はアイドル運転時と同様のレベルに維持されていると考
えられる。
エンジン1を停止させるときには、ECU30による燃
料制御が終了して、その後にエンジン回転速度neが予め
設定したECU停止回転速度ne*以下になったときに、
点火制御を終了するようにしているが、これに限らず、
例えば、クランク角センサ26からの信号に基づいて各
気筒2毎に燃料制御の終了後に燃焼サイクルが設定回
数、経過したことを判定し、この判定が行われたときに
点火制御を終了するようにしてもよい。このようにすれ
ば、制御手順が極めて簡単なものとなる。
ような制御手順とすればよい。すなわち、エンジン1の
運転中にイグニッションスイッチが切られたときには
(ステップSA3においてYes)、前記実施形態と同
様に、まずISC制御弁19を閉作動させ(ステップS
A11)、続いて燃料停止フラグFINJOFFをオンにして
燃料制御を終了する(ステップSA12)。そして、そ
の後の気筒2毎の燃焼サイクルの回数NIGを計数し(ス
テップSA20:NIG=NIG+1)、各気筒毎に点火タイ
ミングを演算して(ステップSA13)、その点火タイ
ミングにて点火を実行し(ステップSA9、SA1
0)、しかる後にリターンする。
SA2でYes)、各気筒2毎の燃焼サイクル回数NIG
が予め設定した回数KIGを超えるまでは(ステップSA
14でNo)、前記ステップSA20,SA13,SA
9,SA10の手順を繰り返し実行し、燃焼サイクル回
数NIGが設定回数KIGを超えれば(ステップSA14でY
es)、燃料停止フラグFINJOFFをオフにし(ステップ
SA15)、燃焼サイクルの計数値をクリアして(ステ
ップSA21:NIG=0)、その後、点火制御も終了す
る(ステップSA16)。
SA14の制御手順により、エンジン1を停止させると
きに、燃料噴射制御の終了後に気筒2毎の燃焼サイクル
が設定回数KIG、経過したことを判定するサイクル数判
定手段30eが構成されている。そして、ステップSA
14の手順から明らかなように、点火制御手段30d
は、前記サイクル数判定手段30eによる判定が行われ
たときに、点火制御を終了するように構成されている。
2に係る制御装置によるエンジン停止制御の手順を示
す。この実施形態2のものは、火花点火式エンジン1を
車両の停止中に所定条件下で停止させるようにした(い
わゆるアイドル停止)ものにおいて、そのアイドル停止
の際に本願発明のエンジン停止制御を適用するようにし
たものである。従って、エンジン1の構成自体は前記実
施形態1のものと同じなので、同一部材には同一の符号
を付してその説明は省略する。
御の具体的な手順を図9のフローチャート図に基づいて
説明すると、まず、スタート後のステップSB1におい
て、前記実施形態1のフロー(図6参照)のステップS
A1と同様に各種センサからの出力信号を受け入れ、R
AMからデータやフラグの値を読み込む。続いて、ステ
ップSB2において、アイドル停止からのエンジン1の
始動時であるかどうか判定する(エンジン始動指令
?)。これは、例えば車両の走行速度(車速)やブレー
キ、クラッチ、シフトレバー等の操作状態に基づいて行
われ、運転者による発進の意志を推定して、エンジン始
動の判定を行うものである。前記ステップSB2におけ
る判定がNoであれば、エンジン1は始動時ではないか
ら、後述のステップSB11に進む。一方、判定がYe
sであればステップSB3に進んで燃料停止フラグF
INJOFFをオフにし(FINJOFF=0)、ステップSB4〜
SB10に進んで、始動時の燃料及び点火制御を実行す
る。
ン始動時ではないNoと判定して進んだステップSB1
1では、燃料停止フラグFINJOFFがオンになっているか
どうか判定し(FINJOFF=1?)、この判定がYesで
あればエンジン1のアイドル停止制御中なので、後述の
ステップSB16に進む一方、判定がNoであれば、ス
テップSB12へ進む。このステップSB12では、前
記したエンジン始動時の判定と同様に車速や運転操作状
況に基づいて、アイドル停止するかどうかの判定を行い
(エンジン停止指令?)、アイドル停止をしないNoで
あれば、前記ステップSB4〜SB10に進んで、エン
ジン1の運転状態に対応する通常の燃料及び点火制御を
行う。
ドル停止するYesと判定したときには、エンジン1を
停止させるのであるが、この際、前記実施形態1と同様
に、まず、ISC制御弁19を閉じて気筒2,2,…へ
の吸入空気量を減少させ(ステップSB13)、インジ
ェクタ16による燃料噴射制御を終了し(ステップSB
14)、その後、各気筒2毎に点火制御を実行して(ス
テップSB15,SB9,SB10)、しかる後にリタ
ーンする。つまり、各気筒2毎の燃料噴射制御を先に終
了し、その後しばらくは点火制御を継続することで、一
旦、エンジン1の吸気ポート10aに噴射された燃料の
殆どを燃焼させる。
前記フローのステップSB11ではエンジン停止制御中
(FINJOFF=1でYes)と判定してステップSB16
に進み、このステップにおいてエンジン回転速度neがE
CU停止回転速度ne*以下になったかどうか判別して、
判別結果がNoであれば前記ステップSB15,SB
9,SB10の制御手順を繰り返す一方、エンジン回転
速度neが低下してECU停止回転速度ne*以下になれば
(判別結果がYes)、点火制御は終了して、リターン
する。
SB13の制御手順により吸気量制御手段30aが、ま
た、ステップSB14の制御手順により燃料制御手段3
0bがそれぞれ構成されている。また、ステップSB1
6の制御手順により回転速度判定手段30cが構成さ
れ、さらに、そのステップSB16からステップSB1
5,SB9,SB10等に進む制御手順によって点火制
御手段30dが構成されている。
置Aによれば、火花点火式エンジン1においていわゆる
アイドル停止を行うようにした場合に、そのアイドル停
止の際にもまず燃料噴射制御を終了し、その後しばらく
点火制御を継続するようにしたことで、アイドル停止時
の未燃ガスの排出による排気状態の悪化を防止すること
ができ、また、エンジン1の吸気ポート10aや気筒2
内への未燃燃料の残留を殆ど解消できる。このことで、
アイドル停止に伴いエンジン1の停止や再始動の回数が
飛躍的に多くなっても、そのことによって排気状態が悪
化することはない。
1を停止させるときに、各気筒2毎の燃料制御の終了後
に燃焼サイクルが設定回数、経過した後、点火制御を終
了するようにしてもよい。すなわち、図10のフローチ
ャートに示すように、アイドル停止の際にはまず、IS
C制御弁19を閉作動させ(ステップSB13)、燃料
停止フラグFINJOFFをオンにして燃料制御を終了し(ス
テップSB14)、その後の気筒2毎の燃焼サイクルの
回数NIGを計数する(ステップSB21)。そして、燃
料制御の終了後の各気筒2毎の燃焼サイクル回数NIGが
設定回数KIGを超えるまでは(ステップSB16でN
o)、点火制御を継続し(ステップSB15,SB9,
SB10)、燃焼サイクル回数NIGが設定回数KIGを超え
れば(ステップSB16でYes)、点火制御を終了し
て、リターンする。
(ステップSB2でYes)、燃料停止フラグFINJOFF
をオフ(ステップSB3)した後に、燃焼サイクルの計
数値をクリアするようにすればよい(ステップSB2
0:NIG=0)。
プSB16の制御手順によりサイクル数判定手段30e
が構成され、点火制御手段30dは、前記サイクル数判
定手段30eによる判定が行われたときに、点火制御を
終了するように構成されている。
記実施形態1,2のものには限定されず、その他の種々
の構成を包含するものである。すなわち、前記各実施形
態では、エンジン温間の殆どの運転状態において各気筒
2の燃焼サイクル毎にインジェクタ16により燃料を、
リーディング及びトレーリングの2回に分けて噴射する
ようにしているが、この噴射形態乃至噴射タイミングに
限らないことは勿論であり、インジェクタ16による燃
料噴射タイミングとしては、要するに、気筒2の燃焼サ
イクル毎に所定の噴射タイミングで燃料を噴射させるよ
うにすればよい。
ッションスイッチのオフ操作によってエンジン1が停止
する時の制御について説明しており、また、実施形態2
では、アイドル停止制御について説明しているが、これ
以外にも、例えばハイブリッド自動車において車両の駆
動力がエンジンから電動モータに切換えられて、一時的
にエンジンが停止するとき等に、本願発明のエンジン停
止制御の手順を適用することができる。
が停止するときに、エンジン回転速度neがECU停止回
転速度ne*以下になると、点火制御を終了するようにし
ており、また、実施形態2では、各気筒2毎に燃料制御
の終了後に燃焼サイクルが設定回数、経過したときに点
火制御を終了するようにしているが、これに限るもので
はない。すなわち、図示しないが、排気通路20に排気
の空燃比状態(例えば、O2濃度やHC濃度等、排気中
の所定のガス成分の濃度)を検出するセンサを設け、こ
のセンサからの信号に基づいてエンジン1の気筒2内の
空燃比を推定し、この推定した空燃比が予め設定した値
よりもリーンになったときに、点火制御を終了するよう
にしてもよい。このようにすれば、気筒2内の混合気が
希薄化していわゆる失火限界になるまで点火を継続し
て、未燃燃料を極力、減少させることができる。
10に設けたISC制御弁19の作動によって、吸気流
量を調節するようにしているが、これに限らず、吸気量
調整手段としては、スロットル弁14そのものをアクチ
ュエータにより作動されるようにしたいわゆる電気式ス
ロットル弁や、気筒2内の吸気流動を強化するために吸
気通路10の下流側に配設される開閉弁等を用いてもよ
く、或いは、吸気弁9のリフト量乃至動弁時期を変更す
る可変動弁機構を利用するようにしてもよい。
係る火花点火式エンジンの制御装置によると、エンジン
の吸気ポートに燃料を噴射する燃料噴射弁を備えて、気
筒の燃焼サイクル毎に所定の噴射タイミングで燃料を噴
射させるようにした火花点火式エンジンの制御装置にお
いて、エンジンを停止させるときには燃料噴射弁による
燃料の噴射を終了した後に、その燃料噴射弁に対応する
気筒の燃焼サイクルが少なくとも2回以上経過するまで
当該気筒の点火制御を行うことで、最後の燃料噴射の後
に吸気ポートから気筒内に吸入される燃料を燃焼させ
て、未燃燃料の排出を抑制することができるとともに、
エンジンの停止後に残留する未燃燃料も極力、少なくす
ることができ、よって、エンジン始動時等の排気状態の
悪化も未然に防止できる。
させるときに噴射されたばかりの燃料がそのまま放出さ
れやすい多気筒エンジンにおいて、前記請求項1の発明
の如く燃料噴射制御の終了後に気筒毎に2回以上、点火
を行わせることが、特に有効な効果を奏する。
させるときに、吸入空気量をアイドル運転時よりも少な
くなるように制御することで、燃料噴射制御の終了後も
気筒内の混合気の希薄化を遅らせて、失火を防ぐことが
でき、これにより、請求項1又は2の発明の効果を十分
に得ることができる。
させるときには、エンジン回転速度が設定回転速度以下
になったときに点火制御を終了することで、未燃燃料を
十分に減少させることができるとともに、点火に伴う電
力消費も抑制できる。
させるときには、燃料噴射制御の終了後に気筒内の空燃
比が設定値よりもリーンになったときに、点火制御を終
了することで、失火限界付近まで点火を継続して未燃燃
料を極力、減少させながら、点火に伴う電力消費も抑制
できる。
させるときには、燃料噴射制御の終了後に気筒の燃焼サ
イクルが設定回数、経過したときに、点火制御を終了す
ることで、簡単な制御手順でもって未燃燃料を低減しな
がら、点火に伴う電力消費も抑制できる。
図である。
とのときの燃料噴射タイミングの例を模式的に示す説明
図である。
図である。
御を一律に終了するようにしたときに、気筒の燃焼状態
と排気中のHC濃度とが時間の経過に応じてどのように
変化するかを互いに対比して示すタイムチャート図であ
る。
御の手順を示すフローチャート図である。
した後に所定期間、点火制御を継続するようにしたとき
の図4相当図である。
る。
Claims (6)
- 【請求項1】 エンジンの吸気ポートに燃料を噴射する
燃料噴射弁を備え、この燃料噴射弁により気筒の燃焼サ
イクル毎に所定の噴射タイミングで燃料を噴射させるよ
うにした火花点火式エンジンの制御装置において、 エンジンを停止させるときに、前記燃料噴射弁による燃
料の噴射制御を終了する燃料制御手段と、 前記燃料制御手段による燃料噴射弁の制御が終了した後
に、該燃料噴射弁に対応する気筒の燃焼サイクルが少な
くとも2回以上、経過するまで、当該気筒の点火制御を
行う点火制御手段とを備えたことを特徴とする火花点火
式エンジンの制御装置。 - 【請求項2】 請求項1において、 エンジンは、複数の気筒を有するものであり、 燃料噴射弁は、前記複数の気筒毎にそれぞれ配設されて
いることを特徴とする火花点火式エンジンの制御装置。 - 【請求項3】 請求項1又は2のいずれかにおいて、 エンジンへの吸入空気量を調整する吸気量調整手段と、 エンジンを停止させるときに、アイドル運転時よりも吸
入空気量が少なくなるように前記吸気量調整手段を制御
する吸気量制御手段とを備えることを特徴とする火花点
火式エンジンの制御装置。 - 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか1つにおいて、 エンジン回転速度が設定回転速度以下であることを判定
する回転速度判定手段を備え、 点火制御手段は、前記回転速度判定手段による判定が行
われたときに、点火制御を終了するように構成されてい
ることを特徴とする火花点火式エンジンの制御装置。 - 【請求項5】 請求項1〜3のいずれか1つにおいて、 排気の空燃比状態を検出するセンサと、 前記センサからの信号に基づいて、気筒内の空燃比が設
定値よりもリーンになったことを判定する空燃比判定手
段とを備え、 点火制御手段は、前記空燃比判定手段による判定が行わ
れたときに、点火制御を終了するように構成されている
ことを特徴とする火花点火式エンジンの制御装置。 - 【請求項6】 請求項1〜3のいずれか1つにおいて、 燃料制御手段による燃料噴射弁の制御が終了した後に、
気筒の燃焼サイクルが設定回数、経過したことを判定す
るサイクル数判定手段を備え、 点火制御手段は、前記サイクル数判定手段による判定が
行われたときに、点火制御を終了するように構成されて
いることを特徴とする火花点火式エンジンの制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001355676A JP4066642B2 (ja) | 2001-11-21 | 2001-11-21 | 火花点火式エンジンの制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001355676A JP4066642B2 (ja) | 2001-11-21 | 2001-11-21 | 火花点火式エンジンの制御装置 |
Publications (2)
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|---|---|---|---|
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Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005264947A (ja) * | 2004-03-19 | 2005-09-29 | Ford Global Technologies Llc | 電気機械式バルブを持つ内燃機関の排出削減方法 |
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| FR3080890A1 (fr) * | 2018-05-07 | 2019-11-08 | Continental Automotive France | Procede de gestion de l'injection et de l'allumage d'un moteur a combustion interne |
-
2001
- 2001-11-21 JP JP2001355676A patent/JP4066642B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| US20190178222A1 (en) * | 2017-02-16 | 2019-06-13 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Engine control device |
| US10683821B2 (en) | 2017-02-16 | 2020-06-16 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Engine control device |
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| FR3080890A1 (fr) * | 2018-05-07 | 2019-11-08 | Continental Automotive France | Procede de gestion de l'injection et de l'allumage d'un moteur a combustion interne |
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