JP2003155906A - 内燃機関の可変動弁装置 - Google Patents

内燃機関の可変動弁装置

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JP2003155906A
JP2003155906A JP2001355463A JP2001355463A JP2003155906A JP 2003155906 A JP2003155906 A JP 2003155906A JP 2001355463 A JP2001355463 A JP 2001355463A JP 2001355463 A JP2001355463 A JP 2001355463A JP 2003155906 A JP2003155906 A JP 2003155906A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 可変制御装置の各構成部品をユニット化し
て、機関への組付作業能率の向上と駆動軸と制御軸の芯
出し精度を高める。 【解決手段】 駆動軸3ほぼ平行に配設されて、外周に
制御カムが設けられた制御軸5と、制御カムの回動によ
って吸気弁の作動を制御する作動機構7と、作動機構な
どをシリンダヘッド1上に設ける支持機構9とを備えて
いる。支持機構は、シリンダヘッドの上端面1aに設け
られ、上面に駆動軸の下部を軸受けする支持溝を有する
支持体13と、下面に支持体の支持溝と共同して駆動軸
を軸受けする支持溝を有し、上面に制御軸の下部を軸受
けする軸受溝を有するメインブラケット14と、下面に
メインブラケットの軸受溝と共同して制御軸を軸受けす
る軸受溝を有するサブブラケット15とを備え、ボルト
によって駆動軸と制御軸及び作動機構を一体的なユニッ
ト体とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、機関弁である吸気
弁あるいは排気弁の開閉時期及びバルブリフト量を機関
運転状態に応じて可変制御できる内燃機関の可変動弁装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】周知にように、機関低速低負荷時におけ
る燃費の改善や安定した運転性並びに高速高負荷時にお
ける吸気の充填効率の向上による十分な出力を確保する
等のために、吸気・排気弁の開閉時期とバルブリフト量
を機関運転状態に応じて可変制御する動弁装置は従来か
ら種々提供されており、その一例として本出願人が先に
出願した例えば特開平1−107725号公報等に記載
されているものが知られている。
【0003】概略を説明すれば、シリンダヘッドに摺動
自在に設けられて吸気ポートを開閉する一気筒当たり2
つの吸気弁と、シリンダヘッドの上端部に機関の長手方
向に沿って設けられ、外周に回転カムが一体的に取り付
けられた駆動軸と、該駆動軸の上方位置にほぼ平行に配
置されて、外周に制御カムが一体的に設けられた制御軸
と、前記制御カムの回動によって機関弁の作動を制御す
る作動機構と、機関運状態に応じて前記制御軸を所定角
度範囲で回転させるアクチュエータとを備えており、前
記駆動軸と制御軸とは、シリンダヘッドの上端部に取り
付けられた支持機構によって回転自在に支持されてい
る。
【0004】前記駆動軸は、機関のクランクシャフトに
よって回転駆動するようになっていると共に、前記制御
軸は機関運転状態を検出するコントローラからの制御信
号によって正逆回転する電動アクチュエータにより回転
位置が制御されるようになっている。
【0005】前記作動機構は、前記各吸気弁の上端部に
摺動して、該吸気弁を開閉作動させる一対の揺動カム
と、ほぼ中央が前記制御カムに揺動自在に支持され、一
端部がリンクアームを介して前記回転カムに連係し、他
端部がリンク部材を介して前記揺動カムとを連係したロ
ッカアームとから構成されている。
【0006】また、前記支持機構は、シリンダヘッドの
上端面に設けられたメインブラケットと、該メインブラ
ケットの上部に設けられたサブブラケットとから構成さ
れ、前記メインブラケットは、下面のほぼ中央位置にシ
リンダヘッドの上端面に形成された半円形状の支持溝と
共同して前記駆動軸を軸受けする半円形状の支持溝が形
成されれていると共に、上面には前記サブブラケットの
下面に形成された小径な半円形の軸受溝と共同して前記
制御軸を回転自在に支持する半円形状の軸受溝が形成さ
れている。
【0007】そして、例えば、機関の低速低負荷時に
は、コントローラからの制御信号によって電動アクチュ
エータが回転して制御軸の回転位置を一方向へ制御する
ことにより制御カムが回転して、ロッカアームの全体を
駆動軸から離れる斜め上方向へ移動させ、各揺動カムの
カムノーズ部を引き上げる。
【0008】このため、各揺動カムによる各吸気弁に対
するバルブリフト量を小さくするように制御すると共
に、開時期を遅くして排気弁とのバルブオーバーラップ
を小さくする。これによって、燃費の向上と機関回転の
安定化を図ることができる。
【0009】一方、機関高速高負荷域に移行した場合
は、コントローラが電動アクチュエータを介して制御軸
を前述とは逆に回転制御して、制御カムを反対方向に回
転制御する。これによってロッカアームの全体を駆動軸
に近づく斜め下方向へ移動させ、各揺動カムのカムノー
ズ部を引き下げる。
【0010】このため、各揺動カムによる各吸気弁に対
するバルブリフト量を大きくするように制御すると共
に、開時期を早くすると共に、閉時期を遅くさせる制御
を行う。この結果、吸気充填効率が向上して、十分な出
力トルクを確保できるようになっている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の可変動弁装置にあっては、支持機構が、駆動軸と制
御軸を共用して軸受けするものの、駆動軸の下部を軸受
けする支持溝がシリンダヘッドの上面に形成されている
ため、作動機構の各構成部品をシリンダヘッド上に組み
付ける際には、駆動軸と制御軸及び回転カムなどを別個
にそれぞれ組み付けなければならない。
【0012】すなわち、支持機構のメインブラケットと
サブブラケット間に制御軸を予め支持させて、制御カム
及びロッカアームなどの構成部品も組み付けることがで
きるが、駆動軸は支持機構に直接支持されているわけで
はないので、シリンダヘッド上面の支持溝に予め載置し
ておき、その後、該支持機構のメインブラケットを、支
持溝を駆動軸の上端部に嵌合させながらシリンダヘッド
上面に配置する。その後、ボルトによって制御軸や駆動
軸及び作動機構の各構成部品全体をシリンダヘッド上に
組付けるようになっている。
【0013】このため、かかる駆動軸や制御軸及び作動
機構の各構成部品の組付作業が煩雑になり、該組付作業
能率の低下とコストの高騰を招いている。
【0014】また、駆動軸は、下部がシリンダヘッド上
面に形成された支持溝に支持されるようになっているこ
とから、該駆動軸と支持機構に支持される制御軸との2
軸間のいわゆる芯出し精度が低下して、結果的に各気筒
毎の各吸気弁のバルブリフト量にばらつきが発生するお
それがある。つまり、通常、駆動軸と制御軸の芯出し
は、支持機構によって各構成部品をシリンダヘッドに組
み付けた後に行なわれ、制御軸はメインブラケットとサ
ブブラケットとの間に軸受けされた状態で行われ、駆動
軸はシリンダヘッドとメインブラケットとの間に軸受け
された状態で行われるが、シリンダヘッド上端面はそも
そも面精度が十分でないため、この上端面を基準に形成
された支持溝の精度が十分に確保できない。したがっ
て、両軸間の高精度な芯出しが得られなくなることか
ら、各作動機構の作動がばらついてバルブリフト量にば
らつきが発生するおそれがある。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記従来の可
変動弁装置の課題に鑑みて案出されたもので、請求項1
記載の発明は、機関のクランク軸によって回転駆動し、
外周に回転カムが設けられた駆動軸と、該駆動軸にほぼ
平行に配設されて、外周に制御カムが設けられた制御軸
と、前記制御カムの回動によって機関弁の作動を制御す
る作動機構と、機関運状態に応じて前記制御軸を所定角
度範囲で回転させるアクチュエータと、前記駆動軸と制
御軸をシリンダヘッド上に回転自在に支持する支持機構
とを備えた内燃機関の可変動弁装置において、前記支持
機構を、シリンダヘッド上面に着脱自在に設けると共
に、該支持機構によって駆動軸と制御軸を介して前記作
動機構を一体的に組付けたことを特徴としている。
【0016】したがって、この発明によれば、駆動軸を
シリンダヘッドに直接軸受けさせるのではなく、制御軸
と同じく支持機構に軸受けさせる、つまり支持体とメイ
ンブラケットとの間に軸受けさせるようにしたため、制
御軸をはじめ駆動軸をも予め支持機構に組み付けること
ができることから、作動機構の各構成部品全体も予め支
持機構に組み付けて、全体をユニット化することが可能
になる。したがって、シリンダヘッドへの組付作業が極
めて容易になる。
【0017】しかも、駆動軸と制御軸を同一の支持機構
に軸受けさせることができることから、両軸の芯出し作
業が容易になり、高い芯だし精度を確保することが可能
になる。
【0018】請求項2に記載の発明にあっては、前記支
持機構は、シリンダヘッドの上端面に載置固定され、上
面の所定位置に前記駆動軸の下部を軸受けする支持溝を
有する支持体と、該支持体の上部に設けられて、下面に
前記支持体の支持溝と共同して駆動軸を軸受けする支持
溝を有し、上面に前記制御軸の下部を軸受けする軸受溝
を有するメインブラケットと、該メインブラケットの上
部に設けられて、下面に前記メインブラケットの軸受溝
と共同して制御軸を軸受けする軸受溝を有するサブブラ
ケットと、前記支持体とメインブラケット及びサブブラ
ケットとを連結する連結手段とを備え、該連結手段によ
って、前記駆動軸と制御軸及び作動機構を一体的なユニ
ット体として形成したことを特徴としている。
【0019】請求項3に記載の発明は、前記連結手段を
ボルトとシリンダヘッドに形成されて前記ボルトが螺着
する雌ねじ孔により構成する一方、前記支持体とメイン
ブラケット及びサブブラケットに前記ボルトが挿通する
ボルト挿通孔をそれぞれ連通状態に穿設し、該各ボルト
挿通孔にボルトを挿通して前記駆動軸と制御軸及び作動
機構を支持機構に仮止めした状態で前記ボルトによって
シリンダヘッド上面に取付固定したことを特徴としてい
る。
【0020】請求項4に記載の発明は、前記支持機構に
ボルトとナットによって駆動軸と制御軸及び作動機構を
一体的に仮止め保持したことを特徴としている。
【0021】請求項5に記載の発明は、前記支持機構
に、前記アクチュエータを取り付けたことを特徴として
いる。
【0022】請求項6に記載の発明にあっては、前記作
動機構は、前記機関弁の上端部に摺動して開閉作動させ
る揺動カムと、前記制御カムに揺動自在に支持され、一
端部が前記回転カムに連係したロッカアームと、該ロッ
カアームの他端部と前記揺動カムとを連係させるリンク
部材とを備える一方、前記支持体の前記リンク部材側の
一部を切欠形成したことを特徴としている。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の各実施形態を図面
に基づいて詳述する。この各実施形態では1気筒あたり
2つの吸気弁を有するV型6気筒の内燃機関に適用した
ものを示し、各図面上では片側の3気筒側を示してい
る。
【0024】図1〜図3は本発明の第1の実施形態を示
し、この可変動弁装置は、シリンダヘッド1に図外のバ
ルブガイドを介して摺動自在に設けられた一対の吸気弁
2,2と、シリンダヘッド1上方に機関前後方向に沿っ
て配置された中空状の駆動軸3と、該駆動軸3に圧入等
により固設された回転カムである2つの偏心カム4,4
と、該駆動軸3の上方位置に回転自在に支持されて外周
に制御カム6が圧入固定された制御軸5と、前記制御カ
ム6の回動によって各吸気弁2の作動を制御する作動機
構7と、機関運状態に応じて前記制御軸5を所定角度範
囲で回転させるアクチュエータである図外の電動モータ
とを備えており、前記駆動軸3と制御軸5とは、シリン
ダヘッド1の上端面1aに取り付けられた支持機構9に
よって回転自在に支持されている。
【0025】前記各吸気弁2は、図3に示すように枢軸
10に揺動自在に支持されたフォロア部材11の一端部
にステムエンドに当接していると共に、フォロア部材1
1の他端部がピボット12に当接支持されている。
【0026】前記駆動軸3は、機関前後方向に沿って配
置されていると共に、一端部に設けられた図外の従動ス
プロケットや該従動スプロケットに巻装されたタイミン
グチェーン等を介して機関のクランクシャフトから回転
力が伝達されるようになっている。
【0027】前記偏心カム5は、円形状に形成されて、
内部軸方向に駆動軸3に挿通圧入される挿通孔が貫通形
成されていると共に、軸心Xが駆動軸3の軸心Yから径
方向へ所定量だけオフセットしている。
【0028】前記制御軸5は、前記駆動軸3上方位置に
駆動軸3と平行に配設されている一方、前記制御カム6
は、夫々円筒状を呈し、制御軸5外周に固定されている
と共に、図3に示すように軸心P1位置が制御軸5の軸
心P2から所定分だけ偏倚している。
【0029】前記支持機構9は、図1〜図6に示すよう
に、シリンダヘッド1の上端面1aに着脱自在に設けら
れた支持体13と、該支持体13の上部に着脱自在にも
うけられたメインブラケット14と、該メインブラケッ
ト14の上部に着脱自在に設けられたサブブラケット1
5と、前記支持体11とメインブラケット14及びサブ
ブラケット15とを上下方向から共締めしてシリンダヘ
ッド1上結合する連結手段とから主として構成されてい
る。
【0030】前記支持体13は、図1及び図4に示すよ
うに、所定幅の枠状に形成されて、シリンダヘッド1の
上端面1aに一定の隙間をもって対峙する底面13aが
平坦状に形成されていると共に、全体がシリンダヘッド
1の3気筒の回りに配設されており、シリンダヘッド1
の長手方向に沿ってほぼ平行に配置された縦梁部16,
17と、該両縦梁部16,17間の各気筒間にシリンダ
ヘッド1の幅方向に沿って配置された4つの横梁部18
と、1つの端壁部19とを備えている。
【0031】前記内側縦梁部16は、シリンダヘッド1
の幅方向の中央位置に一体に設けられた3つのプラグポ
スト20を避けた形で折曲状に形成されている一方、外
側の縦梁部17は、作動機構7を避けた形でシリンダヘ
ッド1の外側部上面のロッカカバー取付面1bよりも内
側に配置されている。なお、この取付面1には、ビス孔
1cが形成されている。
【0032】前記各横梁部18と端壁部19は、図3及
び図6にも示すように、上面の長手方向のほぼ中央位置
に前記駆動軸3の下部を軸受けする半円形状の支持溝2
1がそれぞれ形成されている。
【0033】前記各メインブラケット14は、図3及び
図6に示すように、ほぼ矩形状に形成され平坦な下面が
各横梁部18の上面に沿って配置され、該下面のほぼ中
央位置には駆動軸3に上方から被嵌して前記支持溝21
と共同して駆動軸3を軸受する半円形状の支持溝22が
それぞれ形成されていると共に、平坦な上面のほぼ中央
位置には前記制御軸5の下部を軸受けする小径な半円形
状の軸受溝23が形成されている。
【0034】前記各サブブラケット15は、ほぼ長方形
状に形成されて、前記メインブラケット14の上面に当
接される下面のほぼ中央位置に前記制御軸5の上部に被
嵌して前記軸受溝23と共同して制御軸5を軸受する半
円形状の軸受溝24が形成されている。
【0035】また、前記各横梁部18とメインブラケッ
ト14及びサブブラケット15の両端部には、前記連結
手段の一部であるボルト25が挿通するボルト挿通孔2
6,27,28がそれぞれ連続的に貫通形成されてい
る。
【0036】前記端壁部19は、ほぼ矩形状を呈し、図
1及び図2に示すように、下部に前記駆動軸3の端部が
挿通軸受される支持孔19aが貫通形成されていると共
に、上部に前記制御軸5の端部が挿通軸受される軸受孔
19bが貫通形成されている。
【0037】前記連結手段は、軸部が比較的長尺な前記
ボルト25と、シリンダヘッド1の上端面1aに穿設さ
れて各ボルト25の軸部先端部が螺着する各一対の雌ね
じ孔29、29とから構成されている。
【0038】また、前記支持体17とメインブラケット
14及びサブブラケット15に対して、ボルト25,2
5を介して駆動軸3や制御軸5及び作動機構7の各構成
部品を予め仮止めする際に、図6に示すように、前記各
ボルト25、25の軸部先端部にナット30、30を螺
着して仮止めするようになっている。
【0039】前記作動機構7は、基本構造が前記従来の
ものとほぼ同一であって、前記制御軸5に制御カム6を
介して揺動自在に支持されたロッカアーム31と、各吸
気弁2,2の上端部に各フォロア部材11の各ローラ1
1aの外周面に摺接して該各吸気弁2,2を開閉作動さ
せるように配置された一対の揺動カム32、32とを備
えている。また、前記偏心カム5,5とロッカアーム3
1の一端部31aとはリンクアーム33によって連係さ
れている一方、ロッカアーム31の他端部31bと揺動
カム32とはリンク部材34によって連係されている。
【0040】前記各ロッカアーム31は、平面ほぼクラ
ンク状に折曲形成され、中央に有する筒状基部が制御カ
ム6に回転自在に支持されている。また、基部の外端部
に突設された一端部31aがピン35を介してリンクア
ーム33に回動自在に連結されていると共に、他端部3
1bがピン36を介してリンク部材34に回動自在に連
結されている。
【0041】前記揺動カム32は、図1及び図6,図7
に示すように、ほぼ横U字形状を呈し、ほぼ円環状の基
端部に駆動軸3が嵌挿されて回転自在に支持される支持
孔が貫通形成されていると共に、ロッカアーム31他端
部31b側に位置するカムノーズ部32aにピン37を
介してリンク部材34の下端部が回動自在に連結されて
いる。また、揺動カム32の下面には、基端部側の基円
面と該基円面からカムノーズ部32a端縁側に円弧状に
延びるカム面とが形成されており、該基円面とカム面と
が、揺動カム32の揺動位置に応じてフォロア部材11
のローラ11aの外周面所定位置に転接するようになっ
ている。
【0042】また、前記リンクアーム33は、比較的大
径な円環状の基部と、該基部の外周面所定位置に突設さ
れた突出端とを備え、基部の中央位置には、前記偏心カ
ム5の外周面に回転自在に嵌合する嵌合孔が形成されて
いる一方、突出端は前記ピン35を介してロッカアーム
31の他端部31bに回転自在に連結されている。
【0043】さらに、前記リンク部材34は、所定長さ
の直線状に形成され、円形状の両端部には前記ロッカア
ーム31の他端部31bと揺動カム32のカムノーズ部
32aがピン36,37を介して回動自在に連結されて
いる。
【0044】前記制御軸5は、前記電動モータによって
所定回転角度範囲内で回転するように制御されており、
前記電動モータは、機関の運転状態を検出する図外のコ
ントローラからの制御信号によって駆動するようになっ
ている。コントローラは、クランク角センサやエアーフ
ローメータ,水温センサ等の各種のセンサからの検出信
号に基づいて現在の機関運転状態を演算等により検出し
て、前記電磁アクチュエータに制御信号を出力してい
る。
【0045】以下、本実施態様の作用を説明するが、基
本的な作用は前記従来と同様であるから簡単に説明す
る。まず、機関低速低負荷時には、コントローラからの
制御信号によって電動モータが一方に回転駆動されて、
制御軸5を同方向に回転させる。このため、制御カム6
は、軸心P1が制御軸5の軸心P2から左上方の回動位
置に保持され、ロッカアーム31の全体を駆動軸3に対
して上方向へ移動させる。これにより、各揺動カム32
は、リンク部材34を介してカムノーズ部32aが強制
的に若干引き上げられて全体が図3中、右方向へ回動す
る。
【0046】したがって、偏心カム5が回転してリンク
アーム33を介してロッカアーム31の一端部31bを
押し上げると、そのリフト量がリンク部材34を介して
揺動カム32からフォロア部材11を介して吸気弁2、
2に伝達されるが、そのリフト量は比較的小さくなる。
【0047】よって、かかる低速低負荷域では、バルブ
リフト量が小さくなると共に、各吸気弁2の開時期が遅
くなり、排気弁とのバルブオーバラップが小さくなる。
このため、燃費の向上と機関の安定した回転が得られ
る。
【0048】一方、機関高速高負荷時に移行した場合
は、コントローラからの制御信号によって電動モータが
反対方向に回転駆動されて、制御軸5も同方向へ回転駆
動され、制御カム6を時計方向に回転させて、軸心P1
(厚肉部)を下方向へ移動させる。このため、ロッカア
ーム31は、今度は全体が駆動軸3方向(下方向)に移
動して他端部31bが揺動カム32のカムノーズ部32
aをリンク部材34を介して下方へ押圧して該揺動カム
32全体を所定量だけ反時計方向へ回動させる。
【0049】したがって、揺動カム32のフォロア部材
11に対する下面の当接位置が左方向位置に移動するこ
とから、偏心カム5が回転してロッカアーム31の一端
部31bをリンクアーム33を介して押し上げると、吸
気弁2,2に対するリフト量は大きくなる。
【0050】よって、かかる高速高負荷域では、バルブ
リフト量が大きくなると共に、各吸気弁2の開時期が早
くなりかつ閉時期が遅くなる。この結果、吸気充填効率
が向上し、十分な出力が確保できる。
【0051】このように、本実施態様では、各吸気弁2
の開閉時期やバルブリフト量を可変にできることは勿論
のこと、制御軸5の他に駆動軸3や作動機構6のロッカ
アーム31や揺動カム32などの各構成部品の全てを予
めも一緒に支持機構9に組み付けた状態でシリンダヘッ
ド1の上端部に取り付けることができるため、装置全体
の組付作業能率の向上が図れると共に、駆動軸3と制御
軸5の両軸間の高精度な芯出しが可能になる。
【0052】すなわち、各構成部品を組み立てる際に
は、まず、作動機構7のロッカアーム31や揺動カム3
2及びリンクアーム33,リンク部材34等の各構成部
品を、駆動軸3や制御軸5に組み付けておき、その後、
支持機構9の端壁部19の支持孔19a及び軸受孔19
bに駆動軸3と制御軸5の各端部を挿通支持させ、か
つ、支持体13の横梁部18とメインブラケット14の
両支持溝21,22間に駆動軸3の所定部位を配置させ
ると共に、メインブラケット14とサブブラケット15
の両軸受溝23,24間に制御軸5の所定部位を配置し
ながら、両ボルト25,25を各ボルト挿通孔28,2
7,28にそれぞれ挿通する。続いて、図6に示すよう
に、ボルト25,25の先端部にナット30,30を螺
着して各構成部品を予め支持機構9に仮止めして、全体
を一体的にユニット化しておく。
【0053】そして、この状態で、駆動軸3と制御軸5
との両軸芯の芯出し調整を行う。
【0054】その後、前記各構成部品のユニット体を、
シリンダヘッド1の上端部まで搬送し、ここで各ナット
30,30をボルト25,25から外して、支持体13
をシリンダヘッド1の上端面1a上に載置すると共に、
そのまま各ボルト25の先端部をシリンダヘッド1の各
雌ねじ孔29に螺着してボルト25ヘッドをスパナなど
の所定の工具によって所定トルクで締め付ければ、装置
全体をシリンダヘッド1上部に簡単に取り付けることが
できる。
【0055】このように、装置の制御軸5の他駆動軸3
等の各構成部品の全体を支持機構7に予め仮止めしてユ
ニット体としたため、その後のシリンダヘッド1への組
付作業能率が大幅に向上する。
【0056】しかも、駆動軸3と制御軸5の両者の芯出
し作業を、支持機構7に組み付けたままの状態で行うた
め、従来のようにシリンダヘッドと支持機構とに組み付
けた状態で行う場合に比較して、かかる作業精度が高く
なる。
【0057】この結果、それぞれの作動機構7の作動に
ばらつきが発生せずに、ほぼ同一な作動が得られること
から、前記各吸気弁2のバルブリフト量の制御の安定化
が図れる。
【0058】図7は第2の実施形態を示し、支持体13
の内側縦梁部16の幅長さを第1実施形態のものに比較
して大きくすると共に、各リンク部材34が臨む外側縦
梁部17を、端壁部側の部位17aを残して他を廃止し
たものである。他の構成は第1の実施形態と同様であ
る。
【0059】したがって、第1の実施形態と同様な作用
効果が得られると共に、外側縦梁部を廃止したことによ
ってスペースが確保されることから、機関の外側からリ
ンク部材34側のがた付きの調整やリンク部材34の交
換作業がやりやすくなり、メインテナンス作業性が良好
になる。
【0060】なお、内側縦梁部16の剛性が高くなって
いるため、支持機構7のシリンダヘッド1への取付剛性
の低下を防止できる。
【0061】図8及び図9は第3の実施形態を示し、V
型6気筒の反対側の3気筒に適用したものを示し、支持
体13の内側縦梁部16をシリンダヘッド1の中央まで
延設すると共に、該内側縦梁部16の一部を円環状のプ
ラグポスト16aとして形成したものである。すなわ
ち、内側縦梁部16の前後部位16b、16cをシリン
ダヘッド1の上端面1a中央方向へ傾斜状に延設すると
共に、この両者16b、16cの各先端部間の部位中、
シリンダヘッド1のプラグ孔1bに対応する部位を3つ
のプラグポスト16aとして形成したものである。
【0062】したがって、各プラグポスト16aの存在
によって、支持体13の全体の剛性が高くなると共に、
図9に示すように、この各プラグボスト16aの上面に
ロッカーカバーに形成された円筒状のプラグ挿通部40
の下面をシール部材41を介して当接配置することがで
きるので、シリンダヘッド1にプラグポストを形成する
必要がなくなり、シリンダヘッド1の構造の簡素化され
て、製造作業が容易になると共に、シリンダヘッド1の
汎用性が高くなる。
【0063】また、図10に示す第4の実施形態のよう
に、第3の実施形態の支持体13の内側縦梁部16を一
切廃止することも可能である。この場合、外側縦梁部1
7の幅を大きくして剛性を高めるようにしてある。
【0064】図11及び図12は第5の実施形態を示
し、第1の実施形態の支持機構7にに適用させたもの
で、端壁部19に、アクチュエータである電動モータ8
や該電動モータ8の回転力を制御軸5に伝達する伝達機
構42などを一体的に設けたものである。
【0065】すなわち、伝達機構42は、端壁部19の
外側面にボルト43,43によって固定された板状のベ
ース部材44と、該ベース部材44に図外のビスによっ
て結合されたケースカバー45の内部に収容保持されて
いる一方、前記電動モータ8は、前記ケースカバー45
の外側部にビス46よって固定されている。
【0066】前記伝達機構42は、電動モータ8からの
回転力を傘歯車47、48によって伝達されるボールね
じ49と、該ボールねじ49の回転に伴い軸方向へ摺動
する摺動部50と、該摺動部50と制御軸5とを連係す
る揺動部材51とから構成されている。
【0067】このように、電動モータ8や伝達機構42
を、ベース部材44を介して端壁部19に一体的に取り
付けるようにしたため、支持機構7に対して前記駆動軸
3や制御軸5等を組み付けた際に、一緒に電動モータ8
等を取り付ければユニット性かさらに高まってシリンダ
ヘッド1への組付作業能率が一層向上する。
【0068】本発明は、前記各実施形態の構成に限定さ
れるものではなく、例えば支持体13の形状や構造を各
種の機関の仕様等に応じて自由に変更することができ
る。また、この装置を排気側に適用することもできるこ
とは勿論である。
【0069】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、請求項1
に記載の発明によれば、機関弁のバルブタイミング及び
バルブリフト量を可変制御できることは勿論のこと、支
持機構によって制御軸の他に、駆動軸及び作動機構の各
構成部品の全体をシリンダヘッドに組み付ける前に一体
的にユニット化できるため、このユニット体をシリンダ
ヘッドに連結手段を介して組み付けるだけであるから、
シリンダヘッドへの組付作業性が良好になる。
【0070】しかも、駆動軸と制御軸の芯出し作業を、
両者を支持機構に組み付けたままの状態で行うため、従
来のようにシリンダヘッドと支持機構とに組み付けた状
態で行う場合に比較して、かかる芯出し精度が高くな
る。
【0071】この結果、それぞれの作動機構の作動にば
らつきが発生せずに、ほぼ同一な作動が得られることか
ら、前記機関弁のバルブリフト量の制御の安定化が図れ
る。
【0072】また、各構成部品をユニット体とすること
により、装置の管理や保管性が良好になる。
【0073】請求項2に記載の発明によれば、支持機構
の構造が簡素であり、製造が容易になると共に、コスト
の高騰を抑制できる。
【0074】請求項3及び4に記載の発明によれば、各
構成部品を支持機構を介してボルトによって仮止めでき
るので、その仮止め作業も容易になると共に、同じボル
トを利用してシリンダヘッドへ組み付けるため、そのシ
リンダヘッドへの組付作業もさらに容易になる。
【0075】請求項5に記載の発明によれば、支持体の
リンク部材側の部位を切欠廃止したため、リンク部材の
交換や調整作業を切り欠いたスペースを利用して行うこ
とができ、かかるメインテナンス作業が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示す要部平面図。
【図2】本実施形態の要部側面図。
【図3】図2のA−A線断面図。
【図4】同実施形態に供される支持機構の平面図。
【図5】同支持機構の側面図。
【図6】図5のB矢視図。
【図7】第2の実施形態を示す平面図。
【図8】第3の実施態様を示す平面図。
【図9】図8のC−C線断面図。
【図10】第4の実施形態を示す要部平面図。
【図11】第5の実施形態を示す要部平断面図。
【図12】図11のD矢視図。
【符号の説明】
1…シリンダヘッド 2…吸気弁 3…駆動軸 4…偏心カム 5…制御軸 6…制御カム 7…作動機構 8…電動モータ 9…支持機構 13…支持体 14…メインブラケット 15…サブブラケット 16…内側縦梁部 17…外側縦梁部 18…横梁部 19…端壁部 21,22…支持溝 23,24…軸受溝 25…ボルト 20…雌ねじ孔 30…ナット

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機関のクランク軸によって回転駆動し、
    外周に回転カムが設けられた駆動軸と、該駆動軸にほぼ
    平行に配設されて、外周に制御カムが設けられた制御軸
    と、前記制御カムの回動によって機関弁の作動を制御す
    る作動機構と、機関運状態に応じて前記制御軸を所定角
    度範囲で回転させるアクチュエータと、前記駆動軸と制
    御軸をシリンダヘッド上に回転自在に支持する支持機構
    とを備えた内燃機関の可変動弁装置において、 前記支持機構を、シリンダヘッド上面に着脱自在に設け
    ると共に、該支持機構によって駆動軸と制御軸を介して
    前記作動機構を一体的に組付けたことを特徴とする内燃
    機関の可変動弁装置。
  2. 【請求項2】 前記支持機構は、シリンダヘッドの上端
    面に載置固定され、上面の所定位置に前記駆動軸の下部
    を軸受けする支持溝を有する支持体と、該支持体の上部
    に設けられて、下面に前記支持体の支持溝と共同して駆
    動軸を軸受けする支持溝を有し、上面に前記制御軸の下
    部を軸受けする軸受溝を有するメインブラケットと、該
    メインブラケットの上部に設けられて、下面に前記メイ
    ンブラケットの軸受溝と共同して制御軸を軸受けする軸
    受溝を有するサブブラケットと、前記支持体とメインブ
    ラケット及びサブブラケットとを連結する連結手段とを
    備え、該連結手段によって、前記駆動軸と制御軸及び作
    動機構を一体的なユニット体として形成したことを特徴
    とする請求項1に記載の内燃機関の可変動弁装置。
  3. 【請求項3】 前記連結手段をボルトとシリンダヘッド
    に形成されて前記ボルトが螺着する雌ねじ孔により構成
    する一方、前記支持体とメインブラケット及びサブブラ
    ケットに前記ボルトが挿通するボルト挿通孔をそれぞれ
    連通状態に穿設し、該各ボルト挿通孔にボルトを挿通し
    て前記駆動軸と制御軸及び作動機構を支持機構に仮止め
    した状態で前記ボルトによってシリンダヘッド上面に取
    付固定したことを特徴とする請求項2に記載の内燃機関
    の可変動弁装置。
  4. 【請求項4】 前記駆動軸と制御軸及び作動機構とを、
    前記支持機構にボルトとナットによって予め一体的に仮
    止め保持したことを特徴とする請求項2〜3のいずれか
    に記載の内燃機関の可変動弁装置。
  5. 【請求項5】 前記支持機構に、前記アクチュエータを
    取り付けたことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに
    記載の内燃機関の可変動弁装置。
  6. 【請求項6】 前記作動機構は、前記機関弁の上端部に
    摺動して開閉作動させる揺動カムと、前記制御カムに揺
    動自在に支持され、一端部が前記回転カムに連係したロ
    ッカアームと、該ロッカアームの他端部と前記揺動カム
    とを連係させるリンク部材とを備える一方、前記支持体
    の前記リンク部材側の一部を切欠形成したことを特徴と
    する請求項2〜5のいずれかに記載の内燃機関の可変動
    弁装置。
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JP5651710B2 (ja) * 2010-12-21 2015-01-14 川崎重工業株式会社 動弁装置

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