JP2003153984A5 - - Google Patents
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【0002】
【従来の技術】
病院などで人工透析液原液を調製する際、塩化ナトリウムやブドウ糖からなるA剤及び炭酸水素ナトリウムからなるB剤を混合調製している。従来、A剤は液状、B剤は液状または粉状のものが主流であったが、最近は、両剤とも粉状へと移ってきている。そのため、透析液原液を調製する際には、透析液用粉末薬剤の溶解を行う必要があり、それに伴い数々の溶解装置が提案されてきている。例えば、特開平8−126826号公報や特開平10−202076号公報に示される装置であり、これらは、粉体を人手によって装置内へ投与して自動溶解させるものである。また、特開平7−265393号公報に示される装置では、人手の負担を軽減するために、袋体の開封から溶解・調製までを自動で行うようになっている。
【従来の技術】
病院などで人工透析液原液を調製する際、塩化ナトリウムやブドウ糖からなるA剤及び炭酸水素ナトリウムからなるB剤を混合調製している。従来、A剤は液状、B剤は液状または粉状のものが主流であったが、最近は、両剤とも粉状へと移ってきている。そのため、透析液原液を調製する際には、透析液用粉末薬剤の溶解を行う必要があり、それに伴い数々の溶解装置が提案されてきている。例えば、特開平8−126826号公報や特開平10−202076号公報に示される装置であり、これらは、粉体を人手によって装置内へ投与して自動溶解させるものである。また、特開平7−265393号公報に示される装置では、人手の負担を軽減するために、袋体の開封から溶解・調製までを自動で行うようになっている。
【0003】
現在市販されている透析液用粉末薬剤はA、B剤合わせて3種類の容器からなり、医療スタッフはこの3種類の容器を確実に識別し、投入する必要がある。そのため、投入前に各種の透析薬剤の数量をチェックし、さらに投入後もチェックをするという現状であり、医療スタッフにとって大きな負担となっている。しかも、このように厳重にチェックしたにも関わらず、多忙な医療現場では投入ミスが発生しており、一度投入ミスを起こすと、以前に投入した粉体や溶液を全て廃棄する事となり、無駄な労力及び費用を費やすこととなってしまう。
現在市販されている透析液用粉末薬剤はA、B剤合わせて3種類の容器からなり、医療スタッフはこの3種類の容器を確実に識別し、投入する必要がある。そのため、投入前に各種の透析薬剤の数量をチェックし、さらに投入後もチェックをするという現状であり、医療スタッフにとって大きな負担となっている。しかも、このように厳重にチェックしたにも関わらず、多忙な医療現場では投入ミスが発生しており、一度投入ミスを起こすと、以前に投入した粉体や溶液を全て廃棄する事となり、無駄な労力及び費用を費やすこととなってしまう。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、如上の事情に鑑みてなされたもので、透析液用粉末薬剤の溶解装置において、異種容器・異種粉体の装置への誤投入を防止でき、確実にかつ正確な透析液を調製することのできる溶解装置を提供することを目的とする。
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、如上の事情に鑑みてなされたもので、透析液用粉末薬剤の溶解装置において、異種容器・異種粉体の装置への誤投入を防止でき、確実にかつ正確な透析液を調製することのできる溶解装置を提供することを目的とする。
【0012】
センサ4による識別により正しい容器と判定された場合、容器5はターンテーブル7のような搬送手段によりシューター11の位置(容器保持手段6’の位置)まで搬送され、自動開封手段8により容器5の上部が自動開封され、粉体供給手段7により容器保持手段6が傾斜して粉体がシューター11に投入される。ここで自動開封手段8としては、押し切りカッター等が考えられ、方法としては、容器の上部を板状クリップにより固定し、板状クリップをカッター板として押し切りカッターにより開封する方法が考えられる。また、粉体供給手段9としては、例えば容器保持手段6、6’の下部へ歯車を設け、駆動部としてモータを使用することにより、容器保持手段6、6’を傾斜させて粉体を投入する方法が考えられる。この時、容器5のシューター11への落下を防止するため、容器保持手段6、6’には、爪や真空パット、クリップ等の、容器が落下しないようにする手段14を設けてあることが望ましい。また、溶解槽1内の溶液によってシューター11が湿潤し、粉体をシューター11へ投入する際に、これがシューター11に固着してしまうことがないように、シューター11には、例えばゲートバルブやバタフライバルブのようなシール手段V5を設けて、粉体投入時以外は溶解槽1とシューター11が分離されるようにするのが望ましい。
センサ4による識別により正しい容器と判定された場合、容器5はターンテーブル7のような搬送手段によりシューター11の位置(容器保持手段6’の位置)まで搬送され、自動開封手段8により容器5の上部が自動開封され、粉体供給手段7により容器保持手段6が傾斜して粉体がシューター11に投入される。ここで自動開封手段8としては、押し切りカッター等が考えられ、方法としては、容器の上部を板状クリップにより固定し、板状クリップをカッター板として押し切りカッターにより開封する方法が考えられる。また、粉体供給手段9としては、例えば容器保持手段6、6’の下部へ歯車を設け、駆動部としてモータを使用することにより、容器保持手段6、6’を傾斜させて粉体を投入する方法が考えられる。この時、容器5のシューター11への落下を防止するため、容器保持手段6、6’には、爪や真空パット、クリップ等の、容器が落下しないようにする手段14を設けてあることが望ましい。また、溶解槽1内の溶液によってシューター11が湿潤し、粉体をシューター11へ投入する際に、これがシューター11に固着してしまうことがないように、シューター11には、例えばゲートバルブやバタフライバルブのようなシール手段V5を設けて、粉体投入時以外は溶解槽1とシューター11が分離されるようにするのが望ましい。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001356966A JP3965979B2 (ja) | 2001-11-22 | 2001-11-22 | 溶解装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001356966A JP3965979B2 (ja) | 2001-11-22 | 2001-11-22 | 溶解装置 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
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JP2003153984A JP2003153984A (ja) | 2003-05-27 |
JP2003153984A5 true JP2003153984A5 (ja) | 2004-12-16 |
JP3965979B2 JP3965979B2 (ja) | 2007-08-29 |
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ID=19168383
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2001356966A Expired - Fee Related JP3965979B2 (ja) | 2001-11-22 | 2001-11-22 | 溶解装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3965979B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7329891B1 (ja) * | 2023-02-21 | 2023-08-21 | 東西化学産業株式会社 | 貯槽管理システム、貯槽管理方法、および貯槽管理プログラム |
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2001
- 2001-11-22 JP JP2001356966A patent/JP3965979B2/ja not_active Expired - Fee Related
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