JP2003153757A - カウンターの接合構造 - Google Patents

カウンターの接合構造

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JP2003153757A
JP2003153757A JP2001356107A JP2001356107A JP2003153757A JP 2003153757 A JP2003153757 A JP 2003153757A JP 2001356107 A JP2001356107 A JP 2001356107A JP 2001356107 A JP2001356107 A JP 2001356107A JP 2003153757 A JP2003153757 A JP 2003153757A
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Atsuo Kuroda
淳生 黒田
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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  • Standing Axle, Rod, Or Tube Structures Coupled By Welding, Adhesion, Or Deposition (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 樹脂カウンターの接合部同士の接着性を確実
なものにし、且つ接合箇所における樹脂カウンターの端
部の割れが抑えられるようなカウンターの接合構造を提
供する。 【解決手段】 樹脂カウンター2の端部下面には第一接
続具4が接合部の略全長に亘って設けられている。樹脂
カウンター1の端部の下面には第二接続具3が接合部の
全長に亘って設けられている。第二接続具3は樹脂カウ
ンター1の端部の下面に固定される固定部3a、及び樹
脂カウンター1の端部下面から第一接続具4を跨いで樹
脂カウンター2の下面へ当接されるように配置される架
橋部3b、とから成る。第一接続具4と第二接続具3と
の間、及び樹脂カウンター1,2同士の端面1b、2b
間に接着剤が塗布されることにより、樹脂カウンター
1,2同士が接合されて成る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は樹脂カウンター同士
の接合構造に関する。
【0002】
【従来の技術】流し台ユニット等の天板に、人工大理石
等の樹脂カウンターが使用されているものがある。この
樹脂カウンターの接合構造としては、例えば図4に示す
ものや、図5に示すものがある。
【0003】図4に示す樹脂カウンターの接合構造にあ
っては、樹脂カウンター101a、101bの双方の接
合端部の裏面に、樹脂カウンター101a、101bと
同質の樹脂製補助部材102の突き合わされる端面相
互、並びに貼り付けた樹脂製補助部材102の突き合わ
せ面相互に、接着剤103が塗布されて接着され、ま
た、両樹脂製補助部材102の直下に、接着剤103の
垂れを防止するために、接着剤垂れ防止板103aが両
面テープにより貼着されてできたものである。
【0004】しかしながら、この図4に示す接合構造で
は、2枚の樹脂カウンター101a、101bは、接着
剤103のみにより接合されているだけであり、接着剤
垂れ防止板103aは、樹脂カウンター101a、10
1bの接合部を何ら支持していない。このため、樹脂カ
ウンター101a、101bの接合部は、強度が十分で
あるとは言えない。また接着剤103の接着面は、樹脂
製補助部材102の存在により拡大されているものの、
水平方向には存在せず、樹脂カウンター101a、10
1bの端面方向のみであり、従って接着力についても十
分であるとは言えない。よって、樹脂カウンター101
a、101bの接着が外れる可能性がある。
【0005】この事情を考慮して、図5に示す接合構造
がある。この接合構造にあっては、2枚の樹脂カウンタ
ー201a、201bの接合端部において、樹脂カウン
ター201aの裏面に、樹脂カウンター201bの裏面
側へ向かって延びる接着面部204aを備えたアングル
204が、接合端部の長手方向に亘って配設され、そし
て、樹脂カウンター201a、201bの接合端部の突
き合わされる端面相互、並びにアングル204の接着面
部204aと樹脂カウンター201bが、接着剤203
により接着されて、できたものである。ここで、アング
ル204は、本体部206と、接着面部204aを形成
する支持片部205とから構成されているものである。
そして、このアングル204の本体部206が樹脂カウ
ンター201aの接合端部の裏面に、支持片部205の
接着面部204aが他方の樹脂カウンター201bの接
合端部の裏面に配置される。そしてこの接着面部204
aと樹脂カウンター201bの接合端部が接着剤により
接着される。この構造により、樹脂カウンター101
a、101bの端面の接着力は、支持片部205により
向上する。
【0006】しかしながら、樹脂カウンター201a、
201bの板厚は、約8mmと薄い場合が多く、そのた
め樹脂カウンター201bの接合端部には、アングル2
04の接着面部204aへ引き寄せられる力が働くた
め、これに起因して、樹脂カウンター201bの接合端
部に割れが生じることがある。アングル204の本体2
06が樹脂カウンター201a及び桟木207aに固着
されているため、樹脂カウンター201aの接合端部
は、この接合端部に対して下向きの力がかかっても、こ
のアングル204により補強されているので、割れを生
じることは防がれているが、一方樹脂カウンター201
bの接合端部は、裏面側は接着剤により接着されている
のみなので、接着剤の硬化中に樹脂カウンター201
a、201bの上面同志を略面一にするために、カウン
ター201bに上向きの力がかかると、カウンター20
1bはなにも補強されていないので、割れが生じる可能
性が有る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の問題点
を解消するためのものであって、樹脂カウンターの接合
部同士の接着性を確実なものにし、且つ接合箇所におけ
る樹脂カウンターの端部の割れが抑えられるようなカウ
ンターの接合構造を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のカウンタ
ーの接合構造にあっては、互いに隣接する樹脂カウンタ
ー同士の接合構造において、一方の樹脂カウンターの端
部の下面には第一接続具が接合部の略全長に亘って設け
られており、他方の樹脂カウンターの端部の下面には第
二接続具が接合部の略全長に亘って設けられており、前
記第二接続具は前記他方の樹脂カウンターの端部下面に
固定される固定部、及び前記他方の樹脂カウンターの端
部下面から前記第一接続具を跨いで前記一方の樹脂カウ
ンターの下面へ当接されるように配置の架橋部、とから
成るものであり、前記第一接続具と前記第二接続具との
間、及び前記樹脂カウンター同士の端面間に接着剤が塗
布されることにより、前記樹脂カウンター同士が接合さ
れて成ることを特徴とする。
【0009】このものにあっては、前記一方の樹脂カウ
ンターの端部の下面には第一接続具が、前記他方の樹脂
カウンターの端部の下面には第二接続具の固定部が、夫
々接合部の略全長に亘って設けられているので、前記樹
脂カウンターの端部が、樹脂カウンターの端部がこの接
続具により補強される。よって、前記の樹脂カウンター
は両方共に、接合箇所での端部の割れが抑えられる。ま
た、前記第二接続具の架橋部の端部が、前記一方の樹脂
カウンターの下面へ当接するように配置されているの
で、この第二接続具の架橋部の端部は、前記一方の樹脂
カウンターを下方から補強する役目をする。したがっ
て、前記一方の樹脂カウンターの補強の効果が増す。よ
って、前記樹脂カウンターの接合箇所での端部の割れは
一層抑えられる。また及び前記樹脂カウンター同士の端
面間だけでなく、前記第一接続具と第二接続具の間に
も、接着剤が塗布されているので、カウンター同士の接
着性が確実である。また前記第二接続具の架橋部の端部
が、前記一方の樹脂カウンターの下面へ当接するように
配置されているので、前記接着剤が前記第二接続具より
外へ滴り落ちることが抑制される。
【0010】請求項2においては、請求項1記載のカウ
ンターの接合構造において、前記第二接続具の架橋部に
は、前記他方の樹脂カウンターの端部下面に対して略垂
直に屈曲する屈曲部を備えていることを特徴とする。
【0011】このものにあっては、前記第二接続具の架
橋部の屈曲部により、第一接続具と第二接続具との間に
存する前記接着剤が、固化中にカウンターと略平行な方
向に流動することが抑制される。したがって第一接続具
と第二接続具の接着力が向上する。
【0012】請求項3においては、請求項1又は2に記
載のカウンターの接合構造において、前記第一接続具の
架橋部の形状は、前記第二接続具と略平行であることを
特徴とする。
【0013】このものにあっては、前記第一接続具と第
二接続具とが略平行であるので、カウンター同士の端面
間を介して、前記第一接続具と第二接続具の間へ接着剤
を挿入するに際し、接着剤が前記第一接続具と第二接続
具の間に隅々まで流れ込んでいく。したがってカウンタ
ー同士の接着性がより確実なものとなる。
【0014】請求項4においては、請求項1乃至3のい
ずれかに記載のカウンターの接合構造において、前記第
二接続具において、前記一方の樹脂カウンターの下面へ
の当接部には、前記他方の樹脂カウンターへ向かって屈
曲の屈曲片が、前記接合部の全長に亘って設けられてい
ることを特徴とする。
【0015】このものにあっては、前記一方の樹脂カウ
ンターへの当接部に相当する架橋部の端部の屈曲片によ
り、前記第一接続具と第二接続具の間に挿入された接着
剤が前記第一接続具と第二接続具の間へ切返される。即
ちこの屈曲片は、同接着剤が第二接続具より外部へ漏れ
ることを防ぐといった、返し部の役目をする。したがっ
て、接着剤が前記第二接続具より外へ滴り落ちることが
一層抑制される請求項5においては、請求項1乃至4の
いずれかに記載のカウンターの接合構造において、前記
第一接続具及び第二接続具における前記接着剤の接着面
は凹凸状に形成されていることを特徴とする。
【0016】このものにあっては、接着面が凹凸状態に
なっているので、接着剤との接着面積が大きくなるた
め、カウンター同士の接合強度が向上する。
【0017】請求項6においては、請求項1乃至5のい
ずれかに記載のカウンターの接合構造において、前記一
方の樹脂カウンタ−の側端部の下面には、当該一方の樹
脂カウンターの幅方向に亘って前記第一接続具が設けら
れており、前記他方の樹脂カウンターの前端部の下面に
は、当該他方の樹脂カウンターの長手方向に亘って前記
第二接続具が、前記架橋部全体が同他方の樹脂カウンタ
ーの前端部により覆われるようにして設けられており、
前記一方の樹脂カウンターと前記他方の樹脂カウンター
の接合された状態では、前記他方の樹脂カウンターの前
端部が、前記一方の樹脂カウンターの側端部の長さ分、
前記第二接続具の架橋部が露出されるように切り欠か
れ、この切欠部における前記第二接続具と、前記第一接
続具と、の間、及び前記樹脂カウンター同士の端面間
に、接着剤が塗布されることにより、前記樹脂カウンタ
ー同士が接合されて成ることを特徴とする。
【0018】このものにあっては、予め前記他方の樹脂
カウンターの長手方向に亘って前端部の下面に、前記第
二接続具が設けられている。一方、前記一方の樹脂カウ
ンターの側端部の下面には前記一方の樹脂カウンターの
側端部の長さに亘って第一接続具が設けられている。こ
こで、この第二接続具の架橋部全体は前記他方の樹脂カ
ウンターの前端部に覆われている。そしてこの他方の樹
脂カウンターにおいて、前記一方の樹脂カウンターの幅
の長さ分、前記切欠部により前記第二接続具の架橋部が
露出され、この露出された架橋部に、前記一方の樹脂カ
ウンターの側端部の前記第一接続具が合わされる。そし
て、接着剤が前記第一接続具と前記第二接続具との間、
及び前記一方の樹脂カウンターの側端部と前記他方の樹
脂カウンターの前端部とが、接合される。従って、この
前記一方の樹脂カウンターの側端部と前記他方の樹脂カ
ウンターの前端部との接合では、前記一方の樹脂カウン
ターの側端部が第一接続具によって、前記他方の樹脂カ
ウンターの前端部が第二接続具によって、夫々補強され
ている。また前記第一接続具と前記第二接続具との間に
は接着剤が設けられているので、接合強度は確保されて
いる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施形態を図を用い
て説明する。
【0020】図1から図3は、本発明の実施形態を示す
ものである。流し台及びキャビネットの上部に、材質が
人造大理石製(例えばアクリル系、ビニルエステル系、
ポリエステル系)であって、板厚が約8mmのカウンタ
ーが載置されているものがある。
【0021】流し台同士、或いは流し台とキャビネット
同士を隣接させて、カウンター同士を接合する第一実子
例について、説明する。ここで、一方のカウンターをカ
ウンター2と、他方のカウンターをカウンター1と、夫
々称する。
【0022】カウンター1の下面1a端部には、上方に
口が開いた形状の第二接続具3が設けられている。この
第二接続具3にあっては、端部の下面1aに変性シリコ
ン及び瞬間接着剤により固定されている固定部3aと、
固定部3aの端部からカウンター1の端部から延設し後
述のカウンター2の端部の下面2aへ架渡すための架橋
部3bと、から成る。更にこの架橋部3bの端部は、カ
ウンター2の下面2aに当接するとともにカウンター1
へ向かって屈曲している当接部3cが、設けられてい
る。
【0023】この第二接続具3は、カウンター1におけ
るカウンター2との接合端面1bに亘って設けられてい
る。
【0024】カウンター2の下面2aの端部には、断面
が略Z字状の第一接続具4が設けられている。この第一
接続具4にあっては、下面2a端部に変性シリコン及び
瞬間接着剤により固定されている固定部4aと、固定部
4aから略垂直に下方へ屈曲している屈曲部4bと、屈
曲部4bの下端からカウンター2の内方へ向かって屈曲
する内方屈曲部4cと、から成る。
【0025】この第一接続具4は、カウンター2におけ
るカウンター1との接合端部2bに亘って設けられてい
る。
【0026】ここで第二接続具3における架橋部3bに
あっては、中程で屈曲する段差3dが設けられており、
架橋部3bにおける段差3dよりカウンター2側の部分
は、同段差3dよりカウンター1側の部分よりも、下方
に位置している。
【0027】なおこの架橋部3bの形状、即ち段差3d
の前後の屈曲形状は、第一接続具4の屈曲形状と略平行
である。
【0028】また、第一接続具4と第二接続具3におい
て、接着剤6が接着される面には凹凸が形成されてい
る。
【0029】カウンター1とカウンター2との接合にあ
っては、先ずカウンター1の第二接続具3内に、エタク
リル系の接着剤6を塗布する。次にカウンター2の第一
接続具4を第二接続具3の口3eから内方へ入れなが
ら、カウンター2の接合端面2bを、カウンター1の接
合端面1bに接近させる。そして、接合端面1bと接合
端面2b間に、上方から接着剤6を入れる。そしてカウ
ンター2の接合端面2bと、カウンター1の接合端面1
bとを接触させ、接合させる。こうして、カウンター1
とカウンター2が接合される。
【0030】この接合過程において、接着剤6を接合端
面1bと接合端面2b間に上方から入れると、接着剤6
が第二接続具3と第一接続具4との間を流れていく。そ
して、カウンター2の下面2aにおける、第二接続具3
の当接部3cと第一接続具4との間の領域2cへ、この
接着剤6が十分に行き渡る。しかもこの接着剤6の流入
の際、当接部3cがカウンター1へ向かって屈曲してい
るので、接着剤6がこの当接部3cにより第二接続具3
内に戻される。従って、第二接続具3から外部へこの接
着剤6が漏れることは抑制される。
【0031】また、第一接続具4は屈曲した形状である
ので、接着剤6への第一接続具4の接着面積が、屈曲し
ていない状態と比較すると大きく、また、第一接続具4
の屈曲部4bは、カウンター1、2の下面に対して略垂
直であるので、接合端面1bと接合端面2bとを引き離
す方向に力が作用しても、この屈曲部4bが抵抗とな
る。即ち屈曲部4bは内方屈曲部4cとともにアンカー
効果としての役目をするので、カウンター1、2が同士
の接合強度が増す。
【0032】また第一接続具4及び第二接続具3におけ
る接着剤の接着面は凹凸状に形成されているので、接着
面積が増え、従ってカウンター同士の接合強度が向上す
る。
【0033】また第二接続具3の架橋部3bの屈曲形状
は、第一接続具4の屈曲形状と略平行であるので、接着
剤6の流し込みは、この屈曲形状で抵抗になることは抑
制される。
【0034】この接合構造によって、カウンター1の前
端部にカウンター2の側端部を略垂直に接合する第二実
施例について述べる。
【0035】カウンター1の前端部には前垂部10が設
けられている。そして、カウンター1の下面1aにおけ
る前垂部10の後方には、第二接続具3が、前垂部10
の全長に略亘って平行に設けられている。この第二接続
具3の当接部3cはカウンター1の前垂部10により覆
われている。なおこの第二接続具3はカウンター1に、
第一実施例と同様な方法にて固定部3aにより固定され
ている。
【0036】一方、カウンター2の側端部の下面2aに
は、第一実施例と同様に第一接続具4が、側端部の全長
に亘って設けられている。
【0037】この場合の接続方法においては、予め、カ
ウンター1におけるカウンター2との接合箇所の部分
を、第二接続具3の固定部3aの前端の箇所にて、カウ
ンター1の前垂部10と平行な方向に、切断する。こう
してできた切断面1b’が、カウンター2との接合端面
1b’と成る。
【0038】その後、このカウンター1の接合端面1
b’と、カウンター2の側端部の接合端面2bとの接合
方法は、第一実施例と同様である。以上の方法でカウン
ター1とカウンター2が、図2に示すように、互いに略
垂直に接合される。
【0039】第一、第二実施例は共に、接合箇所におい
ては、カウンター1、2共に下面に第一接続具4或いは
第二接続具3が固着されているので、カウンター1、2
の板厚が薄い状態であっても、この第一接続具4或いは
第二接続具3によりカウンター1、2が補強されている
ので、たとえ接着剤硬化中にカウンター1、2の上面を
略面一にするように夫々のカウンター1、2に上向きの
力がかかったとしても、カウンター1、2の接合箇所に
おける端部に割れを生じることは抑えられる。
【0040】
【発明の効果】以上の説明により、本発明に樹脂カウン
ター同士の接合構造においては、一方の樹脂カウンター
の端部下面に第一接続具が接合部の略全長に亘って設け
られており、他方の樹脂カウンターの端部下面には第二
接続具が接合部の全長に亘って設けられており、前記第
二接続具は前記他方の樹脂カウンターの端部下面に固定
される固定部、及び前記他方の樹脂カウンターの端部下
面から前記第一接続具を跨いで前記一方の樹脂カウンタ
ーの下面へ当接されるように配置される架橋部、とから
成り、前記第一接続具と前記第二接続具との間、及び前
記樹脂カウンター同士の端面間に接着剤が塗布されるこ
とにより、前記樹脂カウンター同士が接合されて成るも
のであるので、樹脂カウンターの接合部同士の接着性が
確実であり、且つ接合箇所における樹脂カウンターの端
部の割れが抑えられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るカウンターの接合構造
の第一実施例を示す説明図であって、(a)は接合前の
状態、(b)は接合された状態を示すものである。
【図2】同上のカウンターの接合構造の第二実施例を示
す平面図である。
【図3】同上のカウンターの接合構造の第二実施例を示
す説明図であって、(a)は接合前の状態、(b)は接
合における一過程の状態、(c)は接合された状態を示
すものである。
【図4】従来のカウンターの接合構造を示す一例であ
る。
【図5】従来のカウンターの接合構造を示す別例であ
る。
【符号の説明】
1 他方の樹脂カウンター 1a 下面 1b 端面 2 一方の樹脂カウンター 2a 下面 2b 端面 3 第二接続具 3a 固定部 3b 架橋部 3c 当接部(屈曲片) 4 第一接続具 6 接着剤

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに隣接する樹脂カウンター同士の接
    合構造において、一方の樹脂カウンターの端部の下面に
    は第一接続具が接合部の略全長に亘って設けられてお
    り、他方の樹脂カウンターの端部の下面には第二接続具
    が接合部の略全長に亘って設けられており、前記第二接
    続具は前記他方の樹脂カウンターの端部下面に固定され
    る固定部、及び前記他方の樹脂カウンターの端部下面か
    ら前記第一接続具を跨いで前記一方の樹脂カウンターの
    下面へ当接されるように配置の架橋部、とから成るもの
    であり、前記第一接続具と前記第二接続具との間及び前
    記樹脂カウンター同士の端面間に接着剤が塗布されるこ
    とにより、前記樹脂カウンター同士が接合されて成るこ
    とを特徴とするカウンターの接合構造。
  2. 【請求項2】 前記第二接続具の架橋部には、前記他方
    の樹脂カウンターの端部下面に対して略垂直に屈曲する
    屈曲部を備えていることを特徴とする請求項1記載のカ
    ウンターの接合構造。
  3. 【請求項3】 前記第一接続具の架橋部の形状は、前記
    第二接続具と略平行であることを特徴とする請求項1又
    は2記載のカウンターの接合構造。
  4. 【請求項4】 前記第二接続具において、前記一方の樹
    脂カウンターの下面への当接部には、前記他方の樹脂カ
    ウンターへ向かって屈曲の屈曲片が、前記接合部の全長
    に亘って設けられていることを特徴とする請求項1乃至
    3のいずれかに記載のカウンターの接合構造。
  5. 【請求項5】 前記第一接続具及び第二接続具における
    前記接着剤の接着面は凹凸状に形成されていることを特
    徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のカウンター
    接合構造。
  6. 【請求項6】 前記一方の樹脂カウンタ−の側端部の下
    面には、当該一方の樹脂カウンターの幅方向に亘って前
    記第一接続具が設けられており、前記他方の樹脂カウン
    ターの前端部の下面には、当該他方の樹脂カウンターの
    長手方向に亘って前記第二接続具が、前記架橋部全体が
    同他方の樹脂カウンターの前端部により覆われるように
    して設けられており、前記一方の樹脂カウンターと前記
    他方の樹脂カウンターの接合された状態では、前記他方
    の樹脂カウンターの前端部が、前記一方の樹脂カウンタ
    ーの側端部の長さ分、前記第二接続具の架橋部が露出さ
    れるように切り欠かれ、この切欠部における前記第二接
    続具と前記第一接続具との間及び前記樹脂カウンター同
    士の端面間に接着剤が塗布されることにより、前記樹脂
    カウンター同士が接合されて成ることを特徴とする請求
    項1乃至5のいずれかに記載のカウンターの接合構造。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009160301A (ja) * 2008-01-09 2009-07-23 Du Pont-Mrc Co Ltd 人工大理石カウンター

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009160301A (ja) * 2008-01-09 2009-07-23 Du Pont-Mrc Co Ltd 人工大理石カウンター

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