JP2003153547A - インバータ試験装置 - Google Patents

インバータ試験装置

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JP2003153547A JP2001386172A JP2001386172A JP2003153547A JP 2003153547 A JP2003153547 A JP 2003153547A JP 2001386172 A JP2001386172 A JP 2001386172A JP 2001386172 A JP2001386172 A JP 2001386172A JP 2003153547 A JP2003153547 A JP 2003153547A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インバータに実際の負荷であるモータを接続
することなく、モータの運転を模擬的に行いながらイン
バータの試験を行えるようにする。 【解決手段】 被試験インバータ1と疑似負荷用インバ
ータ2がトランス8を介して接続される。モータ模擬運
転制御部11には、実負荷であるIPMモータの速度
N、電機子抵抗R、固定子のd,q軸上のインダクタン
スLd ,Lq ,L、誘起電圧定数φa が入力されると共
に、電流制御方式により所定の値に制御されるインバー
タ1の出力電流iu ,iw 及びフィルタ7から出力電圧
u ′,vw′が入力される。インバータ1の出力電圧
に対してインバータ2の出力電圧の振幅・位相を制御し
てインピーダンスを可変とすることで、インバータ1か
ら見た負荷が変化する。従って、インバータ2の出力電
圧の振幅・位相を制御することにより、モータを模擬的
に運転した状態を実現することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、モータを負荷とす
るインバータの試験を行うインバータ試験装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】図5はモータを負荷とする従来のインバ
ータ試験装置の一例を示す回路構成図である。図5にお
いて、被試験インバータ100の交流出力端子のU相、
V相、W相に複数の抵抗R、インダクタンスL及びスイ
ッチからなる疑似負荷回路200をそれぞれ接続すると
共に、電流制御方式の場合には、モータの角度センサ3
00を設けたものである。
【0003】次に動作について説明する。一般にインバ
ータの制御方式は、電流制御ループによる電流制御方式
と電流制御ループを持たない電圧制御方式(V/F制御
等)とに大別される。電流制御方式の場合は、角度セン
サ300で検出したモータ回転子の位置を示す角度θm
( 位相)に対して、運転条件に応じた角度θm +θc
で振幅ic の所定電流が流れるように被試験インバータ
100が制御される。このとき、被試験インバータ10
0の出力電圧の角度(電流に対する位相)と振幅が実際
の負荷であるモータの運転時と同等になるように、各疑
似負荷回路200のスイッチを切り換えてR,Lを選択
する。尚、角度センサ300として、例えばレゾルバ、
エンコーダ等を用い、上記角度θm が得られるように、
角度センサ300を数ワット程度の小型のモータ(図示
せず)を用いて回すことにより、角度センサ300より
θm に応じた模擬角度センサ信号Sθを発生するように
なされる。
【0004】また、電圧制御方式の場合は、運転条件に
応じた角速度(出力周波数)と振幅の電圧が被試験イン
バータ100から出力される。このとき、被試験インバ
ータ100の出力電流の角度(電圧に対する位相)と振
幅がモータの運転時と同等になるように、各疑似負荷回
路200のスイッチを切り換えてR,Lを選択する。
尚、電圧制御方式の場合は、角度センサ300は省略さ
れる。
【0005】上記のようにモータの運転状況に応じた電
圧・電流の振幅、位相、力率、トルクが得られるように
R−Lを切り換えながら試験を行うことにより、発熱や
電圧・電流波形等をチェックし、被試験インバータ10
0の評価を行う。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のインバータ試験装置では、 1、モータの力行運転での試験が行われるが、回生運転
での試験は不可能 2、力行運転での様々の運転条件に対応可能とするに
は、疑似負荷回路200を構成するR,L,スイッチの
数を多くする必要があり、このため構成が複雑になり、
重量も含めて装置が大型化し、コストもかかる。 3、試験時の電力は全て熱になり、無駄になってしま
う。 4、定常時の特性に合わせてR,Lを選択するので、過
渡時の特性をモータ運転時と同じにすることができな
い。 5、電流制御方式の場合、角度センサ300から模擬角
度センサ信号Sθを発生させるために、角度センサ30
0を回すための小型モータ等の手段を別に用意しなけれ
ばならない。 等々の問題があった。
【0007】本発明は上記の問題を解決するためになさ
れたもので、実際にモータを接続することなくモータの
運転を模擬的に行うことにより、インバータの試験を行
うことを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明によるインバータ試験装置は、被試験用の
第1のインバータの疑似負荷となる第2のインバータ
と、第1のインバータの交流出力が1次側に入力され、
第2のインバータの交流出力が2次側に入力されるトラ
ンスと、第1のインバータの実負荷であるモータについ
て設定された運転条件及びモータ特性と検出された第1
のインバータの出力電圧・電流に基づいて、第1のイン
バータを制御する第1の制御信号と第2のインバータを
制御する第2の制御信号を生成することにより、モータ
の運転を模擬する制御手段とを設けたものである。
【0009】従って、本発明によれば、モータの回転数
等の運転条件とモータ定数等のモータ特性を制御手段に
設定すると共に、第1のインバータの出力電流・電圧を
検出し、制御手段は、上記運転条件、モータ特性及び出
力電流・電圧に基づいて第2のインバータを制御するこ
とにより、実際のモータを接続することなく、モータを
接続したのと同様の運転状態を模擬的に実現することが
できる。
【0010】また、前記制御手段は、前記運転条件に含
まれるモータ回転数に応じて第1のインバータの出力電
流を所定の値に制御すると共に、モータ回転数と前記モ
ータ特性に含まれるモータ定数と前記検出された第1の
インバータの出力電圧・電流に基づいて第2のインバー
タの出力電圧の振幅・位相を所定に制御する。これによ
り、第1のインバータに対して、トランスがモータと等
価な負荷として振る舞うことが可能になる。さらに、前
記モータ定数は、モータ等価回路の各構成要素の値を含
み、前記制御手段は、このモータ定数を用いた所定の電
圧変換式に基づいて制御する。これにより、トランスが
第1のインバータに対しモータと等価なインピーダンス
として振る舞う。
【0011】さらにまた、前記制御手段は、前記第1の
インバータの出力電圧・電流とモータ特性からモータの
トルクを算出し、そのトルクと前記モータ特性に含まれ
る機械的定数からモータ速度、角度を逐次算出して制御
に用いることにより、モータの加減速時における運転を
模擬する。これにより、実運転状態での負荷を再現する
ことが可能になる。さらにまた、前記第1、第2のイン
バータの出力はPWM信号であり、前記第1のインバー
タとトランスとの間にモータのインダクタンスに相当す
るインダクタンスからなるフィルタを設けると共に、前
記第2のインバータとトランスとの間に第2のインバー
タの出力から基本波を取り出すフィルタを設ける。これ
により、台のインバータに対するトランスのインピーダ
ンスを制御することが可能になる。
【0012】さらにまた、前記第1のインバータは、電
圧指令、周波数指令に基づいて出力電圧を所定の値に制
御され、前記制御手段は、前記第1のインバータの出力
電圧・周波数と負荷指令による電流の振幅及び位相に基
づいて第2のインバータの出力電圧の振幅・位相を制御
する。これにより、電流制御法による負荷試験が可能に
なる。さらにまた、前記第1、第2のインバータの出力
はPWM信号であり、前記第1のインバータとトランス
との間に前記モータのインダクタンスに相当するフィル
タを設ける。これにより、PWM信号の波形が正弦波に
変換され、モータの電流波形を再現することが可能にな
る。さらにまた、前記第1のインバータの出力電圧・電
流とモータ定数からモータのトルク、速度、回転位置、
損失、効率、温度等を計算して、表示又は出力する。こ
れにより、模擬の対象とされるモータの運転状態を把握
することが可能になる。
【0013】さらにまた、前記フィルタは、模擬の対象
となるモータのインダクタンスに応じた複数のインダク
タを切り替え可能に備える。これにより、前記複数のイ
ンダクタンスの中からモータの内部インダクタンスに応
じたものを選択すれば、複数のモータを負荷としたとき
の各電流波形が再現される。従って、複数のモータを模
擬の対象とすることが可能になる。さらにまた、前記フ
ィルタは、模擬の対象となるモータのインダクタンスに
応じて当該フィルタのインダクタンスを変更するための
タップを備える。これにより、前記複数のタップの中か
らモータの内部インダクタンスに応じたものを選択すれ
ば、複数のモータを負荷としたときの各電流波形が再現
される。従って、同様に複数のモータを模擬の対象とす
ることが可能になる。さらにまた、前記フィルタは、前
記モータのインダクタンスに略等しいインダクタンスを
有する。これにより、PWM信号はモータのインダクタ
ンスに等しいインダクタンスにより波形変換され、従っ
て模擬の対象とするモータの電流波形と略等しい電流波
形を再現することが可能になる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は本発明の第1の実施の形態
によるインバータ試験装置を示す回路構成図である。本
試験装置は、IPMモータ(埋込磁石型同期モータ)を
実際の負荷として想定した場合の電流制御方式によるも
のであり、図示のように、被試験インバータ1(以下、
インバータ1と言う)に対して疑似負荷用インバータ2
(以下、インバータ2と言う)を用いている。インバー
タ1、2としては、小型化に有利な電圧(源)型インバ
ータが用いられる。
【0015】図1において、商用交流電源3からの交流
電圧はトランス4を介して整流回路5で直流電圧に変換
され、試験電圧調整用のチョッパ回路6で調整された
後、インバータ1に供給される。また、上記直流電圧は
インバータ2にも供給される。インバータ1の交流出力
端子からは、PWM変調された矩形波電圧としてのPW
1 信号が出力される。このPWM1 信号は、インダク
タンスLからなるフィルタ7により正弦波に変換されて
トランス8の1次側に加えられる。インバータ2の交流
出力端子からは、PWM変調された矩形波電圧としての
PWM2 信号が出力される。このPWM2 信号は、イン
ダクタンスl、コンデンサc、抵抗rからなるフィルタ
9を介して基本波の正弦波が取り出され、トランス8の
2次側に加えられる。尚、フィルタ7におけるインダク
タンスLは、負荷としてのモータのインダクタンスに相
当するものである。この第1の実施の形態では、フィル
タ7のインダクタンスは、インバータ1の実負荷となる
モータのインダクタンスに略等しいものとする。ただ
し、ここで言う「等しい」とは、負荷としてモータに与
える影響に有意な差異を生じない程度のインダクタンス
のちがいを含むことを意味する。もちろん、文言通りの
「同値」をも含む。
【0016】インバータ1から出力される上記PWM1
信号のU相及びW相の各電流iu ,iw (電流制御方式
により所定の値に制御される)が変流器10で検出され
てモータ模擬運転制御部11に加えられる。また、上記
PWM1 信号をフィルタ7を通じて得られる正弦波の電
圧vu ′,vw ′が検出されてモータ模擬運転制御部1
1に加えられる。
【0017】モータ模擬運転制御部11には、負荷とし
てのモータの運転条件とモータ特性が入力され設定され
る。運転条件としては、所望のモータ速度N、トルク
(負荷)、制御モード等である。モータ特性としては、
モータ定数や電圧・電流方程式である。モータ定数は、
モータ等価回路の各構成要素である。IPMモータの場
合のモータ定数としては、モータの電機子抵抗R、モー
タ固定子上のd,q直交座標軸におけるd軸上のモータ
インダクタンLd とq軸上のモータインダクタンスL
q 、モータ誘起電圧定数φa 及びフィルタ7のインダク
タンスLが入力される。また、モータ模擬運転制御部1
1には、角度センサ模擬制御部12が設けられている。
【0018】次にインバータ1の試験について原理的に
説明する。インバータ1とインバータ2をインピーダン
スを介して接続された2つの交流電圧源として考えた場
合、インバータ1、2の各出力電圧の関係によってイン
バータ1から見たインピーダンスが変化する。このイン
ピーダンスはモータの負荷インピーダンスに相当する。
例えば各出力電圧を同相とすれば、インバータ1の負荷
インピーダンスは各出力電圧の振幅に応じた抵抗成分と
なる。また、インバータ1の出力電圧の位相に対して電
流が90°遅れるようにインバータ2の出力電圧を制御
すれば、負荷インピーダンスはインダクタンス成分とな
る。即ち、インバータ1の出力電圧に対してインバータ
2の出力電圧の振幅・位相を制御することにより、負荷
インピーダンスが可変となる。
【0019】従って、本実施の形態によれば、疑似負荷
としてのインバータ2の出力電圧の振幅・位相を制御す
ることにより、実際の負荷であるモータを模擬的に運転
した状態とすることができる。これにより、任意の運転
条件で任意の負荷におけるインバータ1の試験を行うこ
とができる。
【0020】次に、実際の試験動作について説明する。
電流制御方式によるインバータ1の試験を行う場合は、
インバータ1の出力電流iu ,iw は、インバータ2の
出力電圧に関わらず所定の値に制御される。尚、図示の
インバータ1は、電流制御を行うための制御回路を含む
ものとする。モータ模擬運転制御部11には、前述した
運転条件であるNとモータ定数であるR,Ld ,Lq
L,φa がオペレータにより入力設定される。角度セン
サ模擬制御部12は、Nに応じた模擬角度センサ信号S
θを出力し、インバータ1はこの模擬角度センサ信号S
θに基づいて出力電流が所定の値に制御される。
【0021】また、モータ模擬運転制御部1は、運転条
件N,モータ定数R,Ld ,Lq ,L,φa に基づいて
インバータ2をスイッチングするゲート信号を生成して
出力し、インバータ2はこのゲート信号に応じて動作す
る。即ち、インバータ2は、インバータ1の動作に応じ
た電圧・電流の振幅・位相となるように制御されること
になる。モータ模擬運転制御部11は、インバータ1の
出力電流iu ,iw 及び出力電圧vu ′,vw ′を見な
がら制御を行う。出力電圧vu ′,vw ′の振幅・位相
は、負荷により決まる。
【0022】即ち、インバータ1の出力電流が一定の状
態において、出力電圧の振幅・位相が所望となるように
インバータ2の出力電圧の振幅・位相を制御することに
より、インバータ1にあたかもモータが接続されている
かのような状態でインバータ1の試験を行うことができ
る。以上により、モータの任意の運転条件に応じて任意
の力率、負荷のインピーダンスを設定して、インバータ
1の試験を行うことができる。
【0023】次に、本実施の形態においては、インバー
タ1とインバータ2との間にトランス8を設けることに
より、インバータ1の3相出力電圧の中性点変動の影響
をなくし、良好な制御が行われるようにしている。即
ち、インバータにおいては、図2(a)に示すように、
出力電圧(線間電圧)の範囲を広げるために、中性点電
圧変動回路15により中性点電圧を所定のタイミングで
変動させることがある。この場合、負荷がモータの場合
は、中性点電圧がどのように変動してもモータへの影響
はないが、図2(b)のように負荷がインバータ2の場
合は、中性点電圧変動回路15、16により中性点電圧
を変動させると、その影響によりインバータ1とインバ
ータ2との間で電流ix が流れてしまう。この電流ix
をゼロに制御することは困難である。そこで、本実施の
形態においては、トランス8を設けることにより、上記
電流ix を遮断するようにしている。
【0024】次に、インバータ1、2の各出力電圧はP
WM波形であり、遅れなしでインバータ1の基本波電圧
の振幅と位相を検出することが難しいため、フィルタ
7、9によりPWM波形を正弦波状にして、トランス8
の1次側の電圧vu ′,vw ′を検出する。ここで、フ
ィルタ7のインダクタンスは実負荷となるモータのイン
ダクタンスに略等しく設定されているので、フィルタ7
からトランス8の1次側に供給される電圧(vu ′,v
w ′等)は実際のモータに与えられる波形に等しくな
り、負荷に供給されるべき波形を忠実に再現することが
可能になる。このトランス8の1次側の電圧と電流i
u ,iw に基づいてインバータ1の出力電圧v uを次式
により算出する。 vu =L・iu +vu ′------(1)
【0025】負荷がIPMモータの場合は、
【0026】
【数1】
【0027】による電圧方程式を満足するように制御が
行われる。(2)式において、Vd , Vq :d,q軸の
電機子電圧、id , iq :d,q軸の電機子電流、R:
電機子抵抗、Ld , Lq :d,q軸インダクタンス、ω
m :角速度(Nに対応)、p:d/dt、φa :永久磁
石による電機子鎖交磁束の最大値×(3/2の平方
根)、pn :極対数である。Tは出力トルクで T=〔pn {φaq +(Ld −Lq )idq }------(3) である。
【0028】図3は上記(2)式による電圧変換方程式
をハード構成で実現した場合のモータ模擬運転制御部1
1を示すもので、加算器、乗算器、補正回路、微分回
路、2/3回路(3相−2相変換回路)、PWM回路1
3等により図示のように構成されている。尚、(2)式
における pd , pq は過度項であり、実際の運転に
おいては値が小さいので、本実施の形態では無視され
る。
【0029】図3において、上記入力されたR,Ld
q 、θm (模擬角度センサ信号Sθが示す角度:Nに
対応),φa ,L、及び電圧vu ′,vw ′、電流i
u ,i w を用いて図示の各演算が行われる。これによ
り、相電圧指令Vou * ,Vov * ,Vow * を生成し、これ
に基づいてPWM回路13よりインバータ2のゲート信
号が生成される。
【0030】図3において、iu ,iw をθm を角度補
正した値に基づいて3相−2相変換して直交2軸上のi
d ,iq を得ると共に、vu ′,vw ′をθm を角度補
正した値に基づいて3相−2相変換してvd ,vq を得
る。また、Ld ,Lq と実際のLとの差分を求め、この
差分とR,id ,iq に基づいてvd * ,vq * を求め
る。このvd * ,vq * と実際のvd ,vq とを突き合
わせ、その結果を θmを角度補正した値に基づいて2相
−3相変換することにより、Vou * ,Vov *,Vow *
得られる。この第1の実施の形態では、フィルタ7、7
A,7Bのインダクタンスを、模擬の対象とするモータ
の内部インダクタンスに略等しくしたので、PWMに起
因する電流リップルが正確に再現される。従って、この
電流リップルに起因するインバータの発熱などの影響を
模擬することが可能になる。
【0031】次に、本実施の形態の第2の実施の形態に
ついて説明する。上述した第1の実施の形態では、モー
タ回転数N(θm )を予め設定して制御を行っている
が、Nを設定せずに、インバータ1の出力電流・電圧か
らモータトルクを計算し、そのトルクと試験で想定する
機械のイナーシャ(重量相当等)からN(θm )を算出
して制御に用いることにより、モータの加減速時の状態
を模擬することができる。即ち、モータが停止している
状態からインバータ1が動作して加速していくとき、ど
のように加速していくのかは、どのようなパターンで電
流・電圧が加えられたかによって決まる。
【0032】例えば、電気自動車を駆動するモータの場
合、モータ模擬運転制御部11により、入力される出力
電圧・電流(vu ′,vw ′,iu ,iw )によりとれ
だけトルクが出ているかを計算することができ、そのト
ルクに応じてどのように加速していくのかを、車体の重
さ等からモータ軸換算でのイナーシャが分かっていれ
ば、走行抵抗等を考慮して計算することができる。
【0033】即ち、計算したトルクとイナーシャ、走行
抵抗等から、どれだけ加速すればどれだけの回転数Nと
なり、次にどれだけの回転数Nとなるかを計算し、その
Nに基づいて模擬角度センサ信号Sθを作ってインバー
タ1にフィードバックすることにより、実際にモータを
加減速している状態で様々な試験を行うことができる。
従って、本実施の形態の場合は、モータ模擬運転制御部
11には、車体重量やイナーシャ、走行抵抗等の機械的
定数が入力設定される。
【0034】図4は本発明の第3の実施の形態によるイ
ンバータ試験装置を示すもので、電圧制御方式の場合を
示している。図4においては、図1と対応する部分には
同一番号を付して重複する説明は省略する。図4におい
て、制御回路20は、電圧指令と周波数指令に応じて所
定の電流変換式を用いて被試験インバータ1を出力電圧
を所定の値に制御する。
【0035】また、モータ模擬運転制御部11におい
て、インバータ1の出力電圧vu ,v w から電圧位相検
出回路21により電圧位相θを検出する。また、出力電
流iu,iw をθに基づいて3相−2相変換してid
q を得る。このid ,iq と、負荷指令に基づいて決
定される電流の振幅・位相を持つid * ,iq * とが突
き合わされてvd * ,vq * が得られる。このvd *
q * がθに基づいて2相−3相変換されることによ
り、相電圧指令Vou * ,Vov * ,Vow * が得られる。そ
して、この相電圧指令に基づいてPWM回路22により
インバータ2のゲート信号を生成することができる。
【0036】本実施の形態によれば、インバータ1の出
力電圧が所定の値の状態において、出力電圧の振幅・位
相が所望となるようにインバータ2の出力電流の振幅・
位相を制御することにより、インバータ1にモータが接
続されているのと同等の状態でインバータ1の試験を行
うことができ、モータの任意の運転条件に応じて任意の
負荷インピーダンスを設定して、インバータ1の試験を
行うことができる。
【0037】尚、上述した各実施の形態は、IPMモー
タを負荷とした場合について説明したが、電圧方程式が
あれば、IMモータ(誘導電動機)、SPM(表面磁石
同期)モータ等々どのようなモータでも模擬運転可能で
ある。
【0038】また、第4の実施の形態として、図1に示
すように、モータ模擬運転制御部1において、第1のイ
ンバータ1の出力電圧・電流とモータ定数からモータの
トルク、速度、回転位置、損失効率、温度等を計算し
て、表示又は出力するように構成してもよい。
【0039】(変形例)以下、上述の第1ないし第4の
実施の形態の変形例を説明する。上述の各実施の形態で
は、フィルタ7が特定のモータの内部インダクタンスに
相当するものとしたので、模擬の対象が特定のモータに
制約されることになる。そこで、以下に説明する変形例
では、模擬の対象とするモータの内部インダクタンスに
応じてフィルタ7のインダクタンスを調整可能とし、上
述の制約を回避する。尚、一般には、インダクタは、誘
導性を有するものを表し、インダクタンスはその値を表
すが、ここでは説明の便宜上、これらの用語の意味は一
般的な定義に従うものとしながらも、インダクタとイン
ダクタンスとを同一の符号で表す。
【0040】図6に、フィルタ7の第1の変形例とし
て、インダクタンスの調整が可能なフィルタ7Aの構成
を示す。このフィルタ7Aは、u相、v相、w相の各相
について、模擬の対象とするモータのインダクタンスに
応じた複数のインダクタを切り替え可能に備える。具体
的には、u相について2つのインダクタLu1,Lu2が設
けられ、スイッチSWu1,SWu2によって何れかが選択
される。同様に、v相についてはインダクタLv1,Lv2
が設けられ、w相についてはインダクタLw1,L w2が設
けられる。
【0041】ここで、インダクタンスLu1,Lv1,Lw1
の組と、インダクタンスLu2,Lv2,Lw2の組は、異な
る2つのモータの内部インダクタンスにそれぞれ相当す
るものであり、これらインダクタンスの組は、スイッチ
SWu1,SWv1,SWw1の組およびスイッチSWu2,S
v2,SWw2の組によりそれぞれ選択される。何れを選
択するかは模擬の対象とするモータの内部インダクタン
スにより決定され、モータの内部インダクタンスに等し
いインダクタンスの組が選択される。この第1の変形例
によれば、インダクタを選択することにより、電気的特
性の異なる2機のモータを模擬の対象とすることがで
き、各モータの各電流波形を正確に再現することができ
る。また、選択するインダクタの数を増やすことによ
り、模擬の対象とするモータの種類を任意に増やすこと
ができる。
【0042】図7に、第2の変形例を示す。同図に示す
フィルタ7Bは、模擬の対象となるモータに応じてイン
ダクタンスを変更するためのタップを備える。即ち、u
相が供給されるインダクタLuは、模擬の対象となる複
数のモータのうち、最大インダクタンスを有するモータ
を想定して設定される。この例では、最大インダクタン
スを有するモータの内部インダクタンスと等しく設定さ
れる。インダクタLuの始端寄りの中点と終端寄りの中
点にはタップTuaおよびTubがそれぞれ設けられ、終端
部にはタップTucが設けられる。
【0043】各タップの位置は、インダクタンスLu
始端と各タップとの間のインダクタンスが、模擬の対象
とする各モータの内部インダクタンスに等しくなるよう
に設定される。端子Sはトランス8の1次側に接続され
る。タップTua,Tub,Tucのうち、模擬の対象とする
モータのインダクタンスに相当するものが端子Suに選
択的に接続される。残りのv相、w相のインダクタLv
およびインダクタLwについても、上述のu相と同様
に、タップTua,Tub,TucおよびタップTva,T vb
vcがそれぞれ設けられ、端子Svおよび端子Swに選択
的に接続される。
【0044】従って、この第2の変形例によれば、タッ
プを選択することにより、電気的特性の異なる3機のモ
ータを模擬の対象とすることができ、各モータの各電流
波形を正確に再現することができる。また、選択するタ
ップ数を増やすことにより、模擬の対象とするモータの
種類を任意に増やすことができる。さらに、1つのイン
ダクタを共用して複数のモータの内部インダクタンスを
再現するので、装置の大型化やコストの上昇を有効に抑
えることができる。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、モ
ータを実際に使用することなく、モータの動作を模擬的
に行いながらインバータの試験を行うことができる。ま
た、従来のR−L負荷の切り換えではできなかった回生
運転試験を行うことができる。また、R−L負荷の切り
換えの場合に比べて装置の大幅な省エネルギー化が可能
となる。さらに、電流制御の場合、被試験インバータの
電圧、力率の調整が可能となる。また、被試験インバー
タと疑似負荷用インバータとの間にトランスを設けたこ
とにより、被試験インバータにおける中性点電圧の変動
による影響をなくし、良好な制御を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態による電流制御方
式のインバータ試験装置を示す回路構成図である。
【図2】 図1におけるトランス8を設けた理由を説明
するための構成図である。
【図3】 電流制御方式におけるモータ模擬運転制御部
のハード構成例を示す構成図である。
【図4】 本発明の第3の実施の形態による電圧制御方
式のインバータ試験装置のハード構成例を示す構成図で
ある。
【図5】 従来のインバータ試験装置の一例を示す構成
図である。
【図6】 本発明の実施の形態に係るフィルタの第1の
変形例を示す図である。
【図7】 本発明の実施の形態に係るフィルタの第2の
変形例を示す図である。
【符号の説明】
1 被試験インバータ 2 疑似負荷用インバータ 7,7A,7B フィルタ 8 トランス 9 フィルタ 10 変流器 11 モータ模擬運転制御部 12 角度センサ模擬制御部 13、22 PWM回路 Lu1,Lu2,Lv1,Lv2,Lw1,Lw2 インダクタンス
(インダクタ) SWu1,SWu2,SWv1,SWv2,SWw1,SWw2
イッチ Lu,Lv,,Lw インダクタンス(インダクタ) Tua,Tub,Tuc,Tva,Tvb,Tvc,Twa,Twb,T
wc タップ Su,Sv,Sw 端子

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被試験用の第1のインバータの疑似負荷
    となる第2のインバータと、 第1のインバータの交流出力が1次側に入力され、第2
    のインバータの交流出力が2次側に入力されるトランス
    と、 第1のインバータの実負荷であるモータについて設定さ
    れた運転条件及びモータ特性と検出された第1のインバ
    ータの出力電圧・電流のいずれかまたは両方に基づい
    て、第1のインバータを制御する第1の制御信号と第2
    のインバータを制御する第2の制御信号を生成すること
    により、モータの運転を模擬する制御手段とを設けたこ
    とを特徴とするインバータ試験装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記運転条件に含まれ
    るモータ回転数に応じて第1のインバータの出力電流を
    所定の値に制御すると共に、モータ回転数と前記モータ
    特性に含まれるモータ定数と前記検出された第1のイン
    バータの出力電圧・電流に基づいて第2のインバータの
    出力電圧の振幅・位相を所定に制御することを特徴とす
    る請求項1記載のインバータ試験装置。
  3. 【請求項3】 前記モータ定数は、モータ等価回路の各
    構成要素の値を含み、前記制御手段は、このモータ定数
    を用いた所定の電圧変換式に基づいて制御することを特
    徴とする請求項1又2記載のインバータ試験装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、前記第1のインバータ
    の出力電圧・電流とモータ特性からモータのトルクを算
    出し、そのトルクと前記モータ特性に含まれる機械的定
    数からモータ速度、角度を逐次算出して制御に用いるこ
    とにより、モータの加減速時における運転を模擬するこ
    とを特徴とする請求項1、2又は3記載のインバータ試
    験装置。
  5. 【請求項5】 前記第1、第2のインバータの出力はP
    WM信号であり、前記第1のインバータとトランスとの
    間にモータのインダクタンスに相当するインダクタンス
    からなるフィルタを設けると共に、前記第2のインバー
    タとトランスとの間に第2のインバータの出力から基本
    波を取り出すフィルタを設けたことを特徴とする請求項
    1〜4の何れか1項に記載のインバータ試験装置。
  6. 【請求項6】 前記第1のインバータは、電圧指令、周
    波数指令に基づいて出力電圧を所定の値に制御され、前
    記制御手段は、前記第1のインバータの出力電圧・周波
    数と負荷指令による電流の振幅及び位相に基づいて第2
    のインバータの出力電圧の振幅・位相を制御することを
    特徴とする請求項1記載のインバータ試験装置。
  7. 【請求項7】 前記第1、第2のインバータの出力はP
    WM信号であり、前記第1のインバータとトランスとの
    間に前記モータのインダクタンスに相当するフィルタを
    設けたことを特徴とする請求項6記載のインバータ試験
    装置。
  8. 【請求項8】 前記第1のインバータの出力電圧・電流
    とモータ定数からモータのトルク、速度、回転位置、損
    失、効率、温度等を計算して、表示又は出力することを
    特徴とする請求項1〜7の何れか1項に記載のインバー
    タ試験装置。
  9. 【請求項9】 前記フィルタは、模擬の対象となるモー
    タのインダクタンスに応じた複数のインダクタを切り替
    え可能に備えたことを特徴とする請求項7記載のインバ
    ータ試験装置。
  10. 【請求項10】 前記フィルタは、模擬の対象となるモ
    ータのインダクタンスに応じて当該フィルタのインダク
    タンスを変更するためのタップを備えたことを特徴とす
    る請求項7記載のインバータ試験装置。
  11. 【請求項11】 前記フィルタは、前記モータのインダ
    クタンスに略等しいインダクタンスを有することを特徴
    とする請求項7、9、10の何れか1項に記載のインバ
    ータ試験装置。
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