JP2003153517A - 振動型アクチュエータの駆動装置 - Google Patents

振動型アクチュエータの駆動装置

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JP2003153517A JP2001347147A JP2001347147A JP2003153517A JP 2003153517 A JP2003153517 A JP 2003153517A JP 2001347147 A JP2001347147 A JP 2001347147A JP 2001347147 A JP2001347147 A JP 2001347147A JP 2003153517 A JP2003153517 A JP 2003153517A
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    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P25/00Arrangements or methods for the control of AC motors characterised by the kind of AC motor or by structural details
    • H02P25/02Arrangements or methods for the control of AC motors characterised by the kind of AC motor or by structural details characterised by the kind of motor
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  • General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)
  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】振動型アクチュエータの共振周波数近傍で効率
的に駆動できる集積化に適した駆動装置を実現する。 【解決手段】振動型アクチュエータの駆動電流の休止期
間に機械振動により駆動巻線に発生する起電力を検出
し、その正負極性の相対時間比率に従って発振周波数を
制御し駆動周波数を振動型アクチュエータの自己共振周
波数近傍に引き込むFLL(Frequency Locked Loop)
を利用した振動型アクチュエータの駆動装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は永久磁石もしくは電
磁石からなる振動子と、電磁石もしくは永久磁石からな
るステータと、前記振動子を支持する弾性体とからなる
振動型アクチュエータの駆動装置に関するものであり、
特に携帯電話のマナーモードに使用されるバイブレータ
用の振動型アクチュエータの駆動装置として適してい
る。
【0002】
【従来の技術】従来の携帯電話のマナーモードに使用さ
れるバイブレータは偏心モータによるものが多かった
が、近年、軸受けを持たないで共振を利用したリニア振
動型アクチュエータを利用した携帯電話用バイブレータ
が注目されている。この振動型アクチュエータの自己共
振周波数を利用して駆動信号を生成する駆動装置には、
米国特許6,133,701 DRIVING CIRCUIT FOR OS
CILLATORY ACTUATORがある。これは図13に示すように
電力増幅器にアナログ正帰還を施して自己発振させ、ス
テータコイルと称する振動型アクチュエータの駆動巻線
を自己共振周波数近傍で駆動するアナログ方式のもので
ある。
【0003】また特開平8−331826もしくは特開
2001−128487には駆動周波数を振動型アクチ
ュエータの共振周波数近傍に引き込む技術が示されてい
るが、これらは駆動巻線とは別に専用の振動センサーを
設けている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の振動型アクチュ
エータの駆動装置で自己発振させるもの(米国特許6,
133,701)は、集積化の困難な大容量コンデンサ
が必要なほか、回路アクチュエータ自身の共振Qが低い
と自己振動を安定して継続させることが困難であった。
そしてスタート時の駆動力の立ち上がりが緩慢であり、
定常振動状態になるまで時間が掛かっていた。また方形
波で駆動しているので電力効率が余り良くなかった。
【0005】本発明は集積化の障害になる大容量コンデ
ンサが不要であるほか、アクチュエータ自身の共振Qが
低くても振動継続が可能でありスタート時の駆動力の立
ち上がりも早い。また定常振動状態になるまでの時間が
短くかつ間欠駆動により電力効率が優れている。
【0006】駆動周波数を共振点近傍に引き込むもの
(特開平8−331826)は、可動子の変移、速度、
加速度の少なくとも1つを検出する検出手段の出力に応
じた電磁石のコイルへの供給電力を制御するものである
が、検出用センシング部材を別に設けるものであり構造
が複雑であった。
【0007】また特開2001−128487には、ば
ね振動系の固有振動数の検出結果に基づいて供給電流パ
ルスの周波数を決定する振動型リニアアクチュエータが
開示されているが、物理量として振幅値を検出しそれが
最大となる点の周波数を駆動周波数としている。
【0008】また特開2001−128487の請求項
8には、「固有振動数はコイルへの電流供給の休止状態
下で求めることを特徴とする請求項1〜7のいずれかの
項に記載の振動型リニアアクチュエータ」とあるが、い
ずれも「固有振動数の検出手段」を駆動コイルとは別に
設けている。以上のように従来は大容量のコンデンサや
集積化した場合多くの端子が必要となるなど、駆動用に
安価な集積回路を実現することが難しかった。
【0009】本発明では、固有共振周波数の検出は振動
型アクチュエータの駆動コイル自身の起電力を利用する
のでアクチュエータの構造がシンプルで安価に構成でき
る。起電力の検出には振幅値を利用せず起電力の極性の
時間比率を利用するので振幅値は単にH,Lの2値で済
み、ロジックによるデジタル処理が可能であって安価に
集積回路化できる。また妨害となる残留インダクタンス
等によるフライバックパルスは振幅は大きいが幅の狭い
パルスであるため、本発明の装置では影響がほとんど無
い。また請求項1〜4では集積回路を実現する際には外
付け部品は不要であり集積回路自体の端子数も減らすこ
とができる。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載の振動型アクチュエータの駆動装置
は、間欠駆動の駆動電流遮断時に振動型アクチュエータ
の起電力を検出し、当該アクチュエータの自己共振周波
数からのずれに応じた起電力の正負極性の時間比率に応
じてFLL(Frequency Locked Loop:周波数同期ルー
プ)により発振周波数を制御して振動型アクチュエータ
を駆動する。そのため振動型アクチュエータ固有の自己
共振周波数近傍でのパルス駆動が安定して継続できる。
【0011】また請求項1〜4は特にデジタルFLLを
採用しているので、ほとんどデジタル回路で処理でき集
積回路に大変適するものになっている。
【0012】請求項5は制御信号の交流成分をローパス
フィルタで除去して周波数を連続可変できるVCO(Vo
ltage Controlled Oscillator)にしたものであり制御
方式はアナログFLLになるが動作はほとんど同一であ
る。
【0013】本発明は共振Qが低くても安定して振動を
継続できる。逆にQがある程度低い方が却って引き込み
周波数範囲を広げることになり振動型アクチュエータの
固有振動周波数のバラツキを吸収し易くなるという特徴
を有している。
【0014】
【発明の実施の形態】以下本発明を添付図面に基づいて
詳述する。まず代表的な振動型アクチュエータの駆動回
路について説明する。
【0015】図1は本発明の代表的な実施例のブロック
図である。制御発振器1の出力は分周器2へ接続され、
分周器2の最終Q出力およびQ−出力は波形整形回路3
へ接続され、波形整形回路3の中のバッファを介して駆
動回路4の各MOSトランジスタのゲート電極に接続さ
れる。但し上記バッファは波形整形回路3のNANDゲ
ートや分周回路2の最終Q出力およびQ−出力の駆動能
力が高ければ必ずしも必要としない。
【0016】相互接続されたMOSトランジスタ4a,
4cのドレイン電極と、MOSトランジスタ4b,4d
のドレイン電極はそれぞれ振動型アクチュエータ5の駆
動巻線端子に接続される。この駆動巻線端子は保護用の
インピーダンス素子6a,6bを介して起電力検出回路
6の入力に接続される。起電力検出回路は接地電位付近
の入力で動作可能な差動入力端子と電源電圧をフルスイ
ングできるレールツーレール出力端子を有したコンパレ
ータ等で構成され、入力のアナログ信号を2値のデジタ
ル信号に変換する。
【0017】この起電力検出回路6の出力は例えばエク
スクルシブORゲートで構成される極性反転回路7の一
方の入力に接続され、他方の入力は分周器2の最終段の
Q−出力に同期したパルスが入力される。
【0018】極性反転回路7の出力はANDゲートによ
る抽出回路8の一方の入力に接続される。抽出回路8の
他方の入力は分周回路2の最終段の入力クロック信号に
同期した信号で、かつ駆動回路4が通電時は抽出回路が
閉じられる極性とする。極性反転回路7と抽出回路8は
接続の順番を入れ替えてもよい。
【0019】振動型アクチュエータ5の電気的等価回路
は一般的に並列共振回路である。更に巻線のインダクタ
ンス等による直列インピーダンスも加わるが、通常は前
記並列共振周波数より遥かに高い周波数でインピーダン
スを呈するので、並列共振周波数近傍の解析には無視し
ても構わない。
【0020】図2は並列共振周波数=100Hz、共振
Q=2の場合、並列共振回路を電流駆動した場合の振
幅、位相特性である。共振点では電圧すなわち起電力の
位相はゼロである。これは、図3に示すように振動型ア
クチュエータの駆動巻線に生じる起電力の電圧位相が駆
動信号の位相に一致することを示している。
【0021】図3の斜線で示すように駆動信号の休止期
間で検出される起電力の極性の時間比率は50%であ
る。図3の駆動波形正側の駆動期間の1/4周期をT1
とし、以降1/4周期毎の期間をT2,T3,T4とす
る。期間T2とT3における起電力の極性はそれぞれ正
から負、負から正と変化しその比率は略50%となる。
【0022】共振点より低い周波数で駆動する場合、並
列共振回路は誘導性となり駆動電流波形に対して起電力
の位相は進む。これは振動型アクチュエータの駆動巻線
に生じる起電力の電圧位相が駆動電流の位相より進み、
図4の斜線領域で示すように駆動信号の休止期間で検出
される起電力の極性は直前の駆動電圧の極性と逆極性の
比率、つまり期間T2で負の比率、期間T4で正の比率
が増加する。
【0023】共振点より高い周波数で駆動する場合、並
列共振回路は容量性となり駆動電流波形に対して起電力
の位相は遅れる。これは振動型アクチュエータの駆動巻
線に生じる起電力の電圧位相が駆動電流の位相より遅
れ、図5の斜線領域で示すように駆動信号の休止期間で
検出される起電力の極性は直前の駆動電圧の極性と同極
性の比率、つまり期間T2で正の比率、期間T4で負の
比率が増加する。
【0024】従って起電力検出回路6の出力を駆動回路
4の駆動電圧に同期して反転制御する極性反転回路7を
通し、かつ抽出回路8で期間T2,T4の信号のみを抽
出すると、抽出回路8出力のロジックレベルのH,Lの
比率により駆動周波数が振動型アクチュエータ5の自己
共振周波数から外れている方向を検出でき、この検出信
号によって制御発振器1の2つの周波数の時間比を制御
すれば駆動周波数を振動型アクチュエータ5の自己共振
周波数近傍に引き込めることになる。この制御方式はデ
ジタルFLLと呼ばれる。
【0025】図6に本発明による図1のシステムを更に
改良した実施例を示す。図1の基本装置に遅延回路9と
切換回路10を追加したものである。各ブロックの符号
は図1で使用した番号と同一であるので説明を省略す
る。
【0026】切換回路10の2つの入力は前記遅延回路
の入力と出力にそれぞれ接続され、切換回路10の出力
は制御発振器1の周波数選択入力に接続される。切り換
えの制御信号は分周器2の最終段の入力クロックに同期
した信号で、かつ振動型アクチュエータ5の駆動時には
前記遅延回路の出力を制御発振器の制御信号になるよう
に切り換える極性とする。
【0027】遅延回路は例えばシフトレジスタによって
構成され駆動回路4の駆動周波数の1/4周期に相当す
る時間の遅延を与える。前記遅延を与えるクロックの選
定について以下に詳述する。
【0028】遅延回路4のシフトレジスタに供給される
クロックは、シフトレジスタの段数を2のn乗とする
と、分周回路2の最終から(n+2)段目のフリップフ
ロップの入力クロックに同期した信号とする。シフトレ
ジスタ段数が8段=2の3乗であれば、n+2=5なの
で、図に示すように分周回路2の最終から5段目のフリ
ップフロップの入力クロックに同期した信号となる。
【0029】シフトレジスタ段数が16段=2の4乗で
あれば、n+2=6なので、図に示すように分周回路2
の最終から6段目のフリップフロップの入力クロックに
同期した信号となる。このシフトレジスタは段数が多い
ほど素子数は増えるが補完信号の精度が上がって振動型
アクチュエータ5の駆動信号のジッタを低減できる。な
お、極性反転回路7と抽出回路8は接続の順番を入れ替
えてもよい。
【0030】図6の実施例のタイミング図を図7に示
す。最上段のロジック信号P1は図6の制御発振器1の
出力の1つであり遅延回路9を構成するシフトレジスタ
に供給するクロックである。P2は分周器2の最終段の
1つ前の段の入力クロック信号、P3は分周器2の最終
段の入力クロック信号、P4は分周器2の最終段のQ−
出力、P5,P7はそれぞれPチャンネルMOSトラン
ジスタ4d,4cのゲート駆動用の信号、P6,P4は
NチャンネルMOSトランジスタ4a,4bのゲート駆
動信号である。P8,P9は振動型アクチュエータの駆
動巻線端子であり、タイミング図には両端の電圧波形を
P8−P9としてアナログ値で示した。
【0031】P10は起電力検出回路6の出力、P11
は極性反転回路7の出力である。P11はP4のロジッ
クレベルに従いP10信号の反転、正転制御を行う。P
12は抽出回路8の出力であって期間T2,T4におい
てゲートを開き入力P11から必要な情報をを抽出す
る。同時にP12は遅延回路9を構成するシフトレジス
タの入力である。P13は遅延回路9を構成するシフト
レジスタの出力、P14は切換回路10の出力信号であ
りかつ制御発振器の制御入力である。このP14の制御
入力信号のロジックレベルのH,Lに従って制御発振器
1の出力周波数はそれぞれ高、低に切り替わる。
【0032】制御発振器1の実現例を図8に示す。図8
aはロジックゲートを利用したCR発振回路のCをC1
もしくはC2に切り替えるものであり、これにより発振
周波数を切り替える。図8bは固定発振器と分周器を利
用したものである。この方式は制御入力によって前記分
周器を介在もしくは通過を選択して出力周波数を切り替
えるので周波数比を正確に設定できる特徴がある。
【0033】このように分周器を利用するタイプでは、
制御発振器としての周波数比は分周器をn段とすると2
のn乗となる。例えばn=2段であれば、周波数比は2
の2乗つまり周波数比4の制御発振器となる。
【0034】図8cは外部の基準周波数クロックを利用
するものである。外部クロックを適当な分周比の分周器
で必要な周波数のクロック信号をつくりこのクロック信
号を図8bの固定発振器の代わりに使用する。大規模シ
ステムLSIに本発明装置を組み込む際には専用の発振器
を設ける必要はなく、また精度が高くなるので大変有効
な技術である。
【0035】本発明の他の実施例を図9に示す。この実
施例は駆動回路がシングルである点に特徴がある。振動
型アクチュエータの駆動が1周期に1回だけなので駆動
力は小さくなるが、パワートランジスタが1個で済むな
ど構成が簡単でありローコストである。
【0036】1〜10までの構成要素は図1に示した構
成要素の番号と機能の同一のものには同一の番号を付与
している。なお極性反転回路7と抽出回路8は接続の順
番を入れ替えてもよい。
【0037】図10は図9に示す実施例のタイミング図
である。図の左側の記号N1〜N10は図9で指定した
回路ノード番号N1〜N10の信号を示す。N5だけは
アナログ信号、他はロジック信号である。
【0038】N1は制御発振器1の出力、N2は分周器
2の最終段のクロック入力、N3は分周器2の最終段の
Q出力、N4は駆動回路4の駆動入力、N5は振動型ア
クチュエータ5の駆動巻線端子と駆動回路4を構成する
トランジスタのコレクタもしくはドレイン端子との接続
点、N6は起電力検出回路6の出力、N7は極性反転回
路7の出力、そしてN8,N9は遅延回路9の入力、出
力である。N10は切換回路10の出力でありかつ制御
発振器1の制御入力である。
【0039】図10のタイミング図は、制御発振器1の
制御入力N10を制御発振器1から切り離してオープン
ループ構成とした。これによりN1の周期が一定となり
タイミング図が見易くなっている。
【0040】図10のN5の波形は駆動時以外の期間は
電気的にオープンとなり振動型アクチュエータ5の駆動
巻線両端にはアクチュエータ自身の自己振動による起電
力が発生する。
【0041】アクチュエータの自己共振周波数に一致す
ると上記起電力の位相は駆動信号と略一致してN5に示
すような正弦波状の起電力を観測できる。駆動時には上
記起電力はN5の破線で示すように駆動信号に隠れてし
まうが、それ以外の期間ではそのまま検出できる。
【0042】周波数制御を正しく行うために、駆動回路
4の駆動波形N4は、図10に示すようにデューテイ約
1/4の狭い波形としている。1周期を1/4周期づつ
区切ってそれぞれ図10のようにT1,T2,T3そし
てT4とする。ここでは起電力を起電力検出回路6で検
出し、極性反転回路7で交互に極性反転し、T2とT4
の期間の検出信号のみを抽出回路8で抽出する。
【0043】切換回路10によってT2,T4の期間に
は遅延回路9を通さない信号N8を選択し、T1,T2
の期間には遅延回路9を経由した信号N9を選択する。
これにより起電力を検出しない期間T1,T2において
はその期間より1/4周期前の信号を再利用することに
なり引き込み周波数範囲を拡大できるとともに、引き込
み後の駆動波形N4のデューティ比を略一定に保つこと
ができる。簡易型ではこの遅延回路9と切換回路10を
省略しても構わない。その場合は引き込み条件によって
デューティ比が多少変化する場合がある。
【0044】図11は図6に基づく試作機の周波数引き
込み特性を示すグラフである。使用した振動型アクチュ
エータの自己共振周波数は約120Hz、共振のQは約
2である。制御発振器1は図8bの方式を採用し2周波
の周波数比は4、遅延回路9は8段のシフトレジスタを
採用した。
【0045】フリーラン周波数の生成は図示していない
が、制御発振器1の制御入力にP2から切換信号を供給
して固定的に2周波を交互に切り替え、制御発振器の原
発振周波数を変化させて測定した。この結果、約50H
z〜170Hzという非常に広い範囲のフリーラン周波
数に対して引き込む性能が確認された。
【0046】図12は駆動信号のジッタを減らした他の
実施例である。図6の実施例にカウンタ11と切換回路
12を追加し、切換回路10に制御入力を1つ追加した
ものである。ほかのブロックの符号は図6で使用した番
号と同一であるので説明を省略する。
【0047】カウンタ11によって駆動信号をカウント
し、複数周期を経過して振動が安定したときにシフトレ
ジスタ入力の切換回路12をシフトレジスタの出力側に
切り換えて遅延回路9に記憶された1/4周期分の情報
を循環させる。さらに切換回路10をシフトレジスタの
出力側に固定する。こうするとFLLによる帰還作用が
中断されて固定周期の駆動信号が得られる。シフトレジ
スタを利用する以外にRAM等の他の記憶手段に情報を
記憶させても良い。
【0048】駆動をスタートしてから振動が安定して後
にこの固定読み出し状態に入るようにカウンタ11のカ
ウント数を設定すれば、振動型アクチュエータの固有共
振周波数の経年変化や温度変化にも対応できかつジッタ
も少なくなる。
【0049】
【発明の効果】本発明は従来の偏心モータよりも部品数
が少なく構造が簡単な振動型アクチュエータを利用でき
る。振動型アクチュエータは軸受けがないのでプリント
基板に装着時に半田リフローが可能であるなど量産性に
富みコストが低い。
【0050】また振動型アクチュエータの駆動装置とし
て振動型アクチュエータの共振のQが比較的低くても固
有振動数近傍での駆動が継続できるため、アクチュエー
タの製造バラツキによる固有共振周波数の変動を吸収で
きるのでアクチュエータ本体の生産性に富み安価に製造
できる。
【0051】また従来の自己発振型は起動時の立ち上が
りが緩慢であり短時間で定常振動状態にならなかったが
本発明では起動の立ち上がりが短時間で済む。
【0052】そして従来は外付け部品が多かったが本発
明ではロジック回路の処理が大半であり集積回路化に向
いている。また引き込み周波数範囲が非常に広いため発
振周波数精度が低くてよく発振回路を容易に集積回路に
内蔵できる。このように本発明の装置では無調整かつ外
付け部品の無い集積回路が実現できる。
【0053】また起電力検出回路6の出力側に極性反転
回路を設けているので起電力検出回路6を構成するコン
パレータの入力オフセットをキャンセルする効果もあ
り、素子精度が低くても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の代表的な実施例を示すブロック図であ
る。
【図2】並列共振回路の振幅応答と位相応答である。
【図3】駆動周波数が振動型アクチュエータの自己共振
周波数に一致しているときの駆動電流波形と起電力波形
である。
【図4】駆動周波数が振動型アクチュエータの自己共振
周波数より低いときの、同上の波形である。
【図5】駆動周波数が振動型アクチュエータの自己共振
周波数より高いときの、同上の波形である。
【図6】本発明の他の実施例である。
【図7】図6の実施例のタイミング図である。
【図8】制御発振器の構成例である。(a)は発振器の
コンデンサを切り換える例、(b)は内蔵発振回路と分
周器を利用する例、(c)は外部基準クロックと分周器
を利用する例である。
【図9】シングル駆動による本発明の他の実施例であ
る。
【図10】図9の実施例のタイミング図である。
【図11】本発明の図6の試作機による周波数引き込み
特性を示すグラフである。
【図12】駆動信号のジッタを減らした本発明の他の実
施例である。
【図13】従来例のブロック図である。
【符号の説明】
1 制御発振器 2 分周器 3 波形整形回路 4 駆動回路 4a,4b NチャンネルMOSトランジスタ 4c,4d PチャンネルMOSトランジスタ 5 振動型アクチュエータ 6 起電力検出回路 6a,6b 抵抗器等のインピーダンス素子 7 極性反転回路 8 抽出回路 9 遅延回路 10 切換回路 11 カウンタ 12 切換回路
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成14年11月15日(2002.11.
15)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】相互接続されたMOSトランジスタ4a,
4cのドレイン電極と、MOSトランジスタ4b,4d
のドレイン電極はそれぞれ振動型アクチュエータ5の駆
動巻線端子に接続される。この駆動巻線端子は保護用の
インピーダンス素子6a,6bを介して起電力検出回路
6の入力に接続される。起電力検出回路は接地電位付
近の入力で動作可能な差動入力端子と電源電圧をフルス
イングできるレールツーレール出力端子を有したコンパ
レータ等で構成され、入力のアナログ信号を2値のデジ
タル信号に変換する。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】振動型アクチュエータ5の電気的等価回路
は一般的に並列共振回路である。更に振動型アクチュエ
ータの巻線のインダクタンス等による直列インピーダン
スも該等価回路に加わるが、この等価インピーダンスは
通常は前記並列共振周波数より遥かに高い周波数で共振
するので、並列共振周波数近傍の解析には無視しても構
わない。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正内容】
【0021】図3の斜線で示すように駆動信号の休止期
間で検出される起電力の極性の時間比率は50%であ
る。図3の駆動波形正側の駆動期間の1/4周期をT1
とし、以降1/4周期毎の期間をT2,T3,T4とす
る。期間T2とTにおける起電力の極性はそれぞれ正
から負、負から正と変化しその比率は略50%となる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5D107 BB08 CC09 CD03 5H633 BB08 BB09 GG02 GG03 GG04 GG18 HH02 HH03 HH14

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】制御発振器と、その制御発振器の出力を分
    周する分周回路と、前記分周回路の出力波形を整形する
    波形整形回路と、その波形整形回路の出力に従い振動型
    アクチュエータを間欠的に差動駆動する間欠駆動回路
    と、前記振動型アクチュエータの駆動端子両端に発生す
    る起電力の極性を検出する起電力検出回路と、その起電
    力検出回路の出力ロジックレベルにより上記制御発振器
    の発振周波数を選択するとともに、前記起電力検出回路
    出力と前記制御発振器の制御入力との間に前記間欠駆動
    回路の周期に同期して極性を反転制御する極性反転回路
    と、前記間欠駆動回路の駆動休止時にのみ信号を抽出す
    る抽出回路とが挿入され、間欠駆動出力の周波数を自動
    的に振動型アクチュエータの自己共振周波数近傍に引き
    込む事を特徴とする振動型アクチュエータの駆動装置。
  2. 【請求項2】間欠駆動回路の駆動電流休止時に検出され
    た起電力検出回路の出力を約1/4周期遅らせる遅延回
    路を設け、間欠駆動回路の駆動時には前記遅延回路の出
    力を制御発振器の制御入力とし、間欠駆動回路出力のデ
    ューテイサイクルを略一定に保ちながら引き込み周波数
    範囲を拡大したことを特徴とする請求項1に記載の振動
    型アクチュエータの駆動装置。
  3. 【請求項3】制御発振器と、その制御発振器の出力を分
    周する分周回路と、前記分周回路の出力波形を整形する
    波形整形回路と、その波形整形回路の出力に従い振動型
    アクチュエータを間欠的にシングル駆動する間欠駆動回
    路と、前記振動型アクチュエータの駆動端子両端に発生
    する起電力の極性を検出する起電力検出回路と、その起
    電力検出回路の出力ロジックレベルにより上記制御発振
    器の発振周波数を選択するとともに、前記起電力検出回
    路出力と前記制御発振器の制御入力との間に、前記間欠
    駆動回路の駆動休止時のうち最初の1/4周期と3番目
    の1/4周期の期間のみ信号を抽出する抽出回路と、前
    記間欠駆動回路の周期に同期して極性を反転制御する極
    性反転回路とが挿入され、間欠駆動出力の周波数を自動
    的に振動型アクチュエータの自己共振周波数近傍に引き
    込む事を特徴とする振動型アクチュエータの駆動装置。
  4. 【請求項4】間欠駆動回路の駆動電流休止時の最初の1
    /4周期と3番目の1/4周期の期間に検出された振動
    型アクチュエータの駆動端子両端に現れる起電力の正負
    極性信号を間欠駆動周期の約1/4周期遅らせる遅延回
    路を設け、間欠駆動回路の駆動時および駆動電流休止時
    の2番目の1/4周期目の期間には前記遅延回路の出力
    を制御発振器の制御入力とし、間欠駆動回路出力のデュ
    ーテイサイクルを略一定に保ちながら引き込み周波数範
    囲を拡大したことを特徴とする請求項3に記載の振動型
    アクチュエータの駆動装置。
  5. 【請求項5】発振回路が連続周波数制御可能な制御発振
    器であり、制御発振器入力にローパスフィルタを介在さ
    せたことを特徴とする請求項1〜4に記載の振動型アク
    チュエータの駆動装置。
  6. 【請求項6】間欠駆動回路の休止時の起電力検出回路出
    力を記憶する回路を設け、この記憶回路の出力を繰り返
    し制御発振器の制御信号として利用することを特徴とし
    た請求項1〜5に記載の振動型アクチュエータの駆動装
    置。
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