JP2003152990A - 生データ画像のデモザイク処理及びサイズ調整を行う方法 - Google Patents

生データ画像のデモザイク処理及びサイズ調整を行う方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 生データ画像のデモザイク処理及びサイズ調
整をより効率的に実施する方法を提供する。 【解決手段】 モザイク画像の現在の画像ブロックを受
信するステップ(302)と、現在の画像ブロックの指
標を前記現在の画像ブロックのカラーデータに基づいて
計算するステップ(308)と、モザイク画像のサイズ
調整済画像を作成するように、前記指標に応答して前記
モザイク画像の前記現在の画像ブロックから、サイズを
調整した画像ブロックを生成するステップ(318)と
を含み、前記サイズを調整した画像ブロックの生成が、
前記モザイク画像のサイズ調整済画像がデモザイク画像
となるような方法で、前記モザイク画像の前記現在の画
像ブロックから選択されたカラー情報を、前記サイズを
調整した画像ブロックへと割り当てるステップを含む。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は一般に画像処理に関
するものであり、より具体的には生データ(モザイク)
画像のデモザイク処理及びサイズ調整を実施する為のシ
ステム及び方法に関する。 【0002】 【従来の技術】カラーディジタルカメラは、その価格の
低下が進んでいることもあり、民生品市場においても広
く普及しつつある。カラーディジタルカメラは通常、電
荷結合素子(CCD)センサ又は相補型金属酸化物半導
体(CMOS)センサのいずれかである単一の光センサ
を利用しており、これにより撮像対象場面をディジタル
的に取り込むものである。CCD及びCMOSセンサ
は、いずれも光の強度にしか感応しない。従って、これ
らのセンサは異なる色を識別することはできない。色を
識別するには、代表的には赤色、緑色、青色である原色
へと光を分離する為のカラーフィルタ技術を応用する。 【0003】一般的なフィルタ技術とは、センサアレイ
上に配置してこれに当たる光をベイヤー(Bayer)パター
ンへと分離するカラーフィルタアレイ(CFA)を用い
るものである。ベイヤーパターンは、各次元(垂直及び
水平)における一周期が2つの異なる色画素で構成され
る周期パターンである。水平方向における一周期は、緑
色画素及び赤色画素、或いは青色画素及び緑色画素のい
ずれかから構成される。垂直方向における一周期は、緑
色画素及び青色画素、或いは赤色画素及び緑色画素のい
ずれかから構成される。従って、緑色画素は赤色又は青
色画素数の2倍存在することになる。緑色画素数との間
に差があるのは、人間の目が三原色全てを等しく感知し
ない為である。この結果、撮像対象場面のカラー画像を
実際の色の画像として認識する為には、より多くの緑色
画素が必要とされるのである。 【0004】CFAの存在により、センサが取り込む画
像は、「生データ」画像とも呼ばれるモザイク画像とな
るが、モザイク画像中の各画素は、赤色、緑色又は青色
のいずれか1つの値しか持たない。生データ画像は、そ
の後欠損した色値を周囲の画素から得た色情報から推定
することによりデモザイク処理され、カラー画像が作成
されるのである。 【0005】生データ画像をカラー画像へと変換する為
の従来のデモザイク法は複数存在する。デモザイク法の
主な3つの一般的カテゴリーは、補間に基づく方式、特
徴に基づく方式及びベイズ方式である。補間に基づくデ
モザイク処理とは、簡単な補間式を用いて色平面を別々
に補間するものである。補間方式によるデモザイク処理
としては、バイリニア補間法、sinc()関数を用い
た帯域制限補間法、スプライン補間法等があげられる。
特徴に基づいたデモザイク法とは、所定の画像の局所的
特徴を画素レベルで調べ、それに準じて画像の補間を行
うというものである。この特徴に基づく方式の基本的概
念は、特徴のエッジを横断する補間を回避するという点
にある。ベイズ法とは、以前に認識した何らかの画像構
造を想定することにより、データに基づいて尤もらしい
カラー画像を見出そうとするものである。 【0006】生データ画像のデモザイク処理後、特定の
アプリケーション用に画像のサイズが調整されることも
ある。例えば、デモザイク処理された画像をビデオ会議
用の所定の帯域幅を持つ通信チャネルを介して適正に送
信出来るように縮小される場合がある。また、他の事例
として、デモザイク処理後の画像をユーザーがプリビュ
ーで閲覧出来るようにサムネイル画像へと縮小する場合
もある。画像をより小さなサイズへと調整する為の従来
方式は複数存在する。一般的な方法の1つは、縮小画像
の各画素に原画像中の最も近い画素のカラー値が当てら
れるという、原画像の縮小版を作成する方法である。他
の一般的な方法においては、低域フィルタ処理又は補間
処理を原画像に実施し、画像を適正な率で間引きするこ
とにより縮小画像が生成される。低域フィルタ処理又は
補間処理は、間引き処理におけるエイリアシングの発生
を低減するものである。 【0007】 【発明が解決しようとする課題】生データ画像のデモザ
イク処理及びデモザイク処理後のサイズ調整を個別に実
施する従来の方法であっても充分なデモザイク処理・サ
イズ調整済画像を生成することは出来るが、デモザイク
処理・サイズ調整済画像の生成において、生データ画像
のデモザイク処理及びサイズ調整をより効率的に実施す
る為のシステム及び方法が必要とされている。 【0008】 【課題を解決するための手段】モザイク画像、即ち生デ
ータ画像を処理する為のシステム及び方法とは、1つの
統合処理によりモザイク画像のデモザイク処理及びサイ
ズ調整を同時に実施するものである。統合化したデモザ
イク処理・サイズ調整により、システムは、これらの処
理を別途順番に実施する従来のシステムよりも効率的な
デモザイク処理・サイズ調整を実施することが出来る。
更に、統合化したデモザイク処理・サイズ調整は、従来
のシステムによりデモザイク処理及びサイズ調整処理を
施した画像と比べてより高い画質のデモザイク処理・サ
イズ調整済画像を生成することが出来る。 【0009】本発明に基づく方法は、デモザイク処理及
びサイズ調整を同時に施そうとするモザイク画像を受信
するステップを含む。その後モザイク画像は画像ブロッ
クへと分割され、これらが順次処理される。モザイク画
像の各画像ブロックに対し、所定の指標が計算される。
一実施例においては、計算される指標は統計学的指標で
あり、例えば現在の画像ブロック中のR、B、G1及び
G2カラー値の分散(variances)等である。他の実施例
においては、計算される指標は現在の画像ブロック中の
R、B及びGカラー値のグラディエント(gradients)
等、特徴に基づく指標である。次に、現在の画像ブロッ
ク中のR、B及びGカラー値の平均値が計算される。 【0010】計算された指標にいずれかが所定の閾値を
超える場合、現在の画像ブロックは半分に分割され、新
たな現在の画像ブロックが生成される。分割された半分
の一方が新たな現在の画像ブロックとなる。そしてこの
新たな現在の画像ブロックが、前の現在の画像ブロック
と同じ仕方で処理される。しかしながら、計算された指
標がいずれも所定の閾値を超えていない場合、現在の画
像ブロックの計算された平均値が最終画像の1画素へと
割り当てられることになる。最終画像は、デモザイク処
理・サイズ調整済画像である。 【0011】本発明に基づくシステムは、デモザイク処
理及びサイズ調整処理を同時に施すモザイク画像を受け
る画像パイプラインユニットを含む。モザイク画像は、
撮像対象場面をモザイク画像として電子的に取り込む、
システムの画像取り込みユニットから受け取ることが出
来る。画像パイプラインユニットは、モザイク画像を画
像ブロックへと分割する画像分割モジュールを含む。画
像パイプラインユニットは更に、指標計算機構、プロセ
ッサ及びカラー挿入機構をも含む。指標計算機構によ
り、モザイク画像の各画像ブロックについての所定の指
標が計算される。一実施例においては、計算される指標
は現在の画像ブロックにおけるR、B、G1及びG2カ
ラー値の分散等の統計学的指標である。他の実施例にお
いては、計算される指標は現在の画像ブロック中のR、
B及びGカラー値のグラディエント等のような、特徴に
基づく指標(特徴的指標)である。更に、モザイク画像
の各画像ブロックについて、現在の画像ブロックにおけ
るR、B及びGカラー値の平均値がカラー挿入機構によ
り計算される。 【0012】プロセッサは所定の画像ブロックについ
て、計算された指標のいずれかが所定の閾値を超えてい
るどうかを判定する。超えている場合、現在の画像ブロ
ックは半分に分割され、新たな現在の画像ブロックが生
成される。分割された半分の一方が新たな現在の画像ブ
ロックとなる。そしてこの新たな現在の画像ブロック
が、前の現在の画像ブロックと同じ仕方で処理される。
しかしながら、計算された指標がいずれも所定の閾値を
超えなかった場合、現在の画像ブロックの計算された平
均値が最終画像の1画素へと割り当てられることにな
る。 【0013】本発明の利点は、デモザイク処理及びサイ
ズ調整処理を統合化したことで、モザイク画像のデモザ
イク処理及びサイズ調整処理の効率が向上するという点
にある。更に、この結果得られるデモザイク処理・サイ
ズ調整済画像の画質が、従来のシステム及び方法により
生成されたデモザイク処理・サイズ調整済画像よりも大
幅に優れているという点があげられる。 【0014】本発明の他の態様及び利点は、本発明の原
理を例として説明する添付図と以下の詳細説明から明ら
かとなる。 【0015】 【発明の実施の形態】図1を参照すると、本発明の第一
の実施例に基づく画像処理システム100が描かれてい
る。画像処理システムは、撮像対象場面をモザイク画
像、即ち生データ画像として電子的に取り込み、このモ
ザイク画像にデモザイク処理及びサイズ調整処理を同時
に実施するものであり、システムの効率及び得られるデ
モザイク処理・サイズ調整済画像の画質を向上させるも
のである。 【0016】画像処理システム100は、画像取り込み
ユニット102、画像パイプラインユニット104、記
憶ユニット106及び表示装置108を含む。システム
の画像取り込みユニット102は、モザイク画像、即ち
生データ画像の形で撮像対称場面を電子的に取り込むも
のである。画像取り込みユニットは、電子センサ及びカ
ラーフィルタアレイ(CFA)を含む。電子センサは電
荷結合素子(CCD)センサ、相補型金属酸化物半導体
(CMOS)センサ又は他の光電センサとすることが出
来る。一実施形態においては、CFAはベイヤーフィル
タパターンに配列された赤色(R)、緑色(G)及び青
色(B)フィルタを含む。しかしながら、CFAは異な
るフィルタパターンに配列された、異なる色のフィルタ
を含むものであっても良い。CFAの作用によりセンサ
の感光素子の各々には特定の色の光のみが送られること
になる。従って、画像取り込みユニットにより取り込ま
れたディジタル画像は、CFAのフィルタパターンに基
づいてそれぞれに単一の色を持つ画素から構成されるモ
ザイク画像となるのである。この結果、モザイク画像の
各画素は、例えばR、G又はBのいずれか一色のみの強
度値を持つことになる。ベイヤーパターンのモザイク画
像の一部分を図2Aに示した。 【0017】本実施形態においては、モザイク画像の各
画素は単一色のみの強度値しか含んでいない為、デモザ
イク画像、即ちカラー画像を生成する為に必要な他の2
色の強度値を欠いた状態にある。図2Aに示したよう
に、モザイク画像のG画素は、2つの異なるタイプのG
画素を表すG1又はG2として識別されている。従って
本願においては、図2Aに示すモザイク画像は、図2B
に示すように4つのカラー成分R、G1、G2及びBに
分解することが出来る。モザイク画像のこれらの分解成
分を本願においては時にG1平面202、G2平面20
4、R平面206及びB平面208と呼ぶこともある。
また、G1及びG2平面を集合的に言う場合、本願にお
いてはG平面と呼ぶものとする。 【0018】図1に戻るが、画像処理システム100の
画像パイプラインユニット104は、画像取り込みユニ
ット102により取り込まれたモザイク画像を受ける為
に画像取り込みユニットに接続されている。画像パイプ
ラインユニットは、モザイク画像のデモザイク/縮小画
像を生成するものである。デモザイク/縮小画像は、本
願においては最終画像と呼ぶ場合もある。画像パイプラ
インユニットは、画像分割モジュール116、統計学的
指標計算機構118、カラー挿入機構110、メモリ1
12及びプロセッサ114を含む。画像分割モジュール
116、統計学的指標計算機構118及びカラー挿入機
構110は、機能ブロックを表すものであり、必ずしも
別個の部品である必要はない。これらのコンポーネント
は、画像パイプラインユニット104においてソフトウ
ェア、ファームウェア及びハードウェアのいずれの組み
合わせによって実現したものでも良い。 【0019】画像パイプラインユニット104の画像分
割モジュール116は、画像取り込みユニット102か
ら入力されたモザイク画像を原画像ブロックへと分割す
るものである。例えば、画像分割モジュールは、入力さ
れたモザイク画像を8x8画素の画像ブロックへと分割
するものであっても良い。以下にも説明するように、モ
ザイク画像の各原画像ブロックは、入力されたモザイク
画像の最終画像を形成する単一の画素へと変換される。
よって最終画像のサイズ、即ち入力されたモザイク画像
の縮小率は、分割された画像ブロックサイズに依存する
ものである。 【0020】画像パイプラインユニット104のカラー
挿入機構110は、入力されたモザイク画像の所定の原
画像ブロックについて、最終画像の変換画素のR、G及
びBカラー値を計算するものである。変換画素のR、G
及びBカラー値は、入力されたモザイク画像の現在の画
像ブロックにおけるR、G1、G2及びBのカラー値か
ら導き出される。現在の画像ブロックは、入力されたモ
ザイク画像の原画像ブロック全体である場合も、或いは
その原画像ブロックの選択された一部である場合もあ
る。本実施形態においては、現在の画像ブロックにおけ
る、Rカラー値の平均値、Gカラー値(G1及びG2両
方のカラー値)の平均値及びBカラー値の平均値が、最
終画像の変換された画素のR、G及びBカラー値として
使用される。従って、カラー挿入機構は現在の画像ブロ
ックのR、G及びBカラー値のそれぞれの平均値を計算
して最終画像の変換画素のR、G及びBカラー値を提供
するものである。 【0021】画像パイプラインユニット104の統計学
的指標計算機構118は、現在の画像ブロックのR、G
1、G2及びB色平面についてそれぞれの統計学的指標
を計算することにより、現在の画像ブロックにおけるカ
ラー値の統計学的分布を判定するものである。例えば、
統計学的指標は、現在の画像ブロックの各色平面の強度
値の分散であっても、或いは現在の画像ブロックにおけ
る特定色の強度値の変化の測定に用いることが出来る他
の統計学的指標であっても良い。これらの統計学的指標
を画像パイプラインユニットにて用いる方法は、後に説
明する。 【0022】画像パイプラインユニット104のプロセ
ッサ114は、統計学的指標計算機構118により計算
された統計学的指標を分析し、現在の画像ブロックにお
けるカラー値が、最終画像の変換後の画素のR、G及び
Bカラー値を計算するのに好適であるかどうかを判定す
るものである。具体的に説明すると、プロセッサは、現
在の画像ブロックについて計算された統計学的指標のい
ずれかが、所定の閾値を超えているかどうかを判定する
のである。超えていた場合、現在の画像ブロックは2分
の1に縮小され、新たな現在の画像ブロックが形成され
る。即ち、現在の画像ブロックが半分に分割され、2つ
の2分の1部分の一方が新たな現在の画像ブロックとし
て選択されるのである。新たな現在の画像ブロックは、
統計学的指標計算機構118による新たな統計学的指標
の計算に用いられる。その後これらの新たな統計学的指
標はプロセッサにより分析され、新たな現在の画像ブロ
ックにおけるカラー値が、最終画像の変換画素へのR、
G及びBカラー値の計算に用いるのに適しているかどう
かが判定される。しかしながら、計算された現在の画像
ブロックの各統計学的指標が所定の閾値を超えなかった
場合は、現在の画像ブロックのR、G及びBカラー値の
平均値が最終画像の変換画素へと埋め込まれる。画素へ
のカラー値の埋め込みとは、本願においてはそれぞれの
画素へのカラー値の割り当てであると定義される。現在
の画像ブロックが、R,G1、G2及びB色平面の単色
のカラー値しか含まない場合(例えば現在の画像ブロッ
クが2x2画素の画像ブロックの場合等)、最終画像の
変換画素には現在の画像ブロックの元のR及びBカラー
値が使用され、元のG1及びG2カラー値の平均値、又
は一方の値が変換画素のGカラー値として使用される。
その後変換画素のディジタルデータは一時的にパイプラ
インユニット104のメモリ112(フラッシュメモリ
又はランダムアクセスメモリ)へと記憶され、入力され
たモザイク画像の全ての原画像ブロックが変換されて最
終画像、すなわちデモザイク/縮小画像が形成されるま
で維持される。 【0023】最終画像は、画像処理システム100の記
憶ユニット106への保存及び(又は)表示装置108
上での表示が可能である。記憶ユニットは、DRAM等
のような従来のメモリとすることが出来る。かわりに記
憶ユニットを、例えば標準的なコンピュータ用フレキシ
ブルディスク等の着脱可能な記憶メディアをインターフ
ェースするドライブとすることも出来る。表示装置とし
ては、LCDディスプレイ又は最終画像を表示すること
が出来る他の類似のディスプレイを用いることが出来
る。 【0024】画像処理システム100のデモザイク及び
サイズ調整処理について、図3のフローチャート及び図
1のブロック図を参照しつつ説明する。ステップ302
においては、入力された撮像対象場面のモザイク画像
は、画像パイプラインユニット104により受信され
る。本実施形態においては、入力されたモザイク画像は
画像取り込みユニット102により取り込まれたベイヤ
ーパターンの画像である。次にステップ304におい
て、モザイク画像は画像ブロックへと分割される。分割
された画像ブロックのサイズが、モザイク画像の縮小率
を決定する。従って、分割された画像ブロックのサイズ
を変化させることにより、入力されたモザイク画像にデ
モザイク処理及びサイズ調整処理を施したものである最
終画像のサイズを選択することが出来る。しかしなが
ら、本明細書の説明においては、入力されたモザイク画
像は8x8画素の画像ブロックへと分割されるものと想
定する。8x8画素の画像ブロックの一例を図4Aに示
した。 【0025】次にステップ306において、最終画像の
一画素を生成するように、8x8画像ブロックの1つが
現在の画像ブロックとして選択される。ステップ308
においては、画像パイプラインユニット104の統計学
的指標計算機構118により、現在の画像ブロックにお
けるR、G1、G2、及びBカラー値の各々について統
計学的指標が計算される。本実施形態においては、統計
学的指標は、R、G1、G2及びBカラー値の分散であ
り、従って本明細書では、統計学的指標が分散であると
して説明する。現在の画像ブロックは、当初は選択され
た8x8の画像ブロックである。しかしながら以下に説
明するように、現在の画像ブロックは選択された8x8
画像ブロックの一部分でもあり得る。ステップ310に
おいては、現在の画像ブロックにおけるRカラー値の平
均値、Gカラー値(G1及びG2両方のカラー値)の平
均値及びBカラー値の平均値が画像パイプラインユニッ
ト104のカラー挿入機構110により計算される。ス
テップ308及びステップ310は並行して実行するこ
とが出来る。次に、ステップ312において、計算され
た分散が、実験により経験的に得られた値でも良い閾値
を超えているかどうかが判定される。計算された分
散の全てが閾値を超えていない場合、処理はステップ3
18へと進み、現在の画像ブロックのRカラー平均値、
Gカラー平均値及びBカラー平均値が、R、G及びBカ
ラー値として最終画像の画素へと割り当てられることに
より、最終画像の当該画素が生成される。 【0026】しかしながら、計算された分散のうちのい
ずれかが閾値Tを超えていた場合、処理はステップ3
14へと進み、現在の画像ブロックが半分に分割され
る。現在の画像ブロックは縦に分割しても横に分割して
も良い。現在の画像ブロックを分割する仕方について
は、後により詳細を説明する。次にステップ316にお
いて、分割された画像ブロックの一方が新たな現在の画
像ブロックとして選択される。分割された画像ブロック
の選択方法は本発明においてはあまり重要ではない。新
たな現在の画像ブロックが選択された後、処理はステッ
プ308へと戻り、先の現在の画像ブロックに対して上
記に説明したのと同様の仕方で新たな現在の画像ブロッ
クが処理される。従って、現在の画像ブロックについて
計算された平均値は、いずれかのカラー値に著しいばら
つきがあった場合は使用されることはないのである。著
しいばらつきは、この画像ブロックがエッジを含んでい
る可能性を示す。エッジをまたいでのカラー補間は最終
画像の画素に望ましくない色を導入してしまったり、最
終画像を劣化させる可能性もある為、結果的にこのよう
な画像ブロックのカラー値は補間されずに最終画像の画
素のカラー値として使用される。 【0027】極端な場合においては、現在の画像ブロッ
クは、R、G1、G2及びBの色平面の各々の情報を含
みつつも最も小さい画像ブロックである2x2画素の画
像ブロックである。このような場合、現在の画像ブロッ
クの元のR及びBカラー値が最終画像の画素に使用さ
れ、元のG1及びG2カラー値の平均又はいずれか一方
の値が最終画像の画素のGカラー値として使用される。 【0028】ステップ318の後、処理はステップ32
0へと進み、入力されたモザイク画像の選択されている
8x8画像ブロックが、処理を実施するべき最後の画像
ブロックであるかどうかが判定される。最後のブロック
であった場合、処理は終了する。しかしながら、選択さ
れた画像ブロックが入力モザイク画像の最後の8x8画
像ブロックではない場合、処理はステップ306へと戻
り、入力モザイク画像の次の8x8画像ブロックが選択
され、処理されることになる。 【0029】図4Aに示した8x8画像ブロックのよう
な8x8原画像ブロックを、本発明に基づいて1回又は
2回にわたり分割する仕方について説明する。この8x
8画像ブロックについて計算された分散が閾値を超えて
いた場合、8x8画像ブロックは図4Bに示すように、
2つの4x8画像ブロック402、404へと縦に分割
することが出来る。8x8画像ブロックは、かわりに図
4Cに示したように2つの8x4画像ブロック406、
408へと水平に分割することも可能である。次に、8
x8画像ブロックが縦に分割された場合、4x8の画像
ブロック402、404の一方が新たな現在の画像ブロ
ックとして選択される。選択された4x8画像ブロック
について計算された分散の各々が閾値Tを超えていた
場合、この4x8画像ブロックを横半分に分割して図4
Dに示した2つの4x4画像ブロック410、412を
形成することが出来る。しかしながら、8x8画像ブロ
ックが水平に分割されている場合、8x4画像ブロック
406、408の一方が新たな現在の画像ブロックとし
て選択される。選択された8x4画像ブロックについて
計算された分散の各々が閾値Tを超えていた場合、こ
の8x4画像ブロックを縦半分に分割して図4Eに示し
た2つの4x4画像ブロック414、416を形成する
ことが出来る。この処理は現在の画像ブロックについて
計算された分散の各々が閾値Tを超えなくなるまで、
或いは図4Fに示したように、新たな現在の画像ブロッ
クが2x2画像ブロックとなるまで繰り返される。2x
2画像ブロックは、R、G1、G2及びBの色平面の各
々に単一の値しか含んでいない為、これ以上の画像ブロ
ックの分割はカラー値の一部を失うことなく実施するこ
とは出来ない。 【0030】図5は、本発明の第二の実施形態に基づく
画像処理システム500を描いたものである。画像処理
システム500は、図1に示した画像処理システム10
0のコンポーネントの殆どを含んでいる。2つの画像処
理システム100及び500の唯一の違いは、画像処理
システム100において用いられていた統計学的指標計
算機構118が、画像処理システム500においては特
徴的指標計算機構502に置き換えられている点であ
る。統計学的指標計算機構118とは対象的に、特徴的
指標計算機構502は統計学的指標ではなく、特徴的指
標を計算するという機能を持つ。一実施形態において
は、特徴的指標計算機構502は、入力されたモザイク
画像の現在の画像ブロックにおけるR、G(G1及びG
2の両方)及びBカラー値の各々のグラディエントを計
算するものである。しかしながら、他の実施形態におい
て特徴的指標計算機構502は他の特徴的指標を計算す
るものであっても良い。 【0031】第二の実施形態に基づく画像処理システム
500のデモザイク及びサイズ調整処理について、図6
のフローチャート及び図1のブロック図を参照しながら
説明する。ステップ602において、画像パイプライン
ユニット104が入力された撮像対象場面のモザイク画
像を受ける。本実施形態においては、入力されたモザイ
ク画像は画像取り込みユニット102により取り込まれ
たベイヤーパターンの画像である。次にステップ604
において、モザイク画像は画像ブロックへと分割され
る。分割する画像ブロックのサイズは異なっていても良
いが、ここでは8x8の画像ブロックを想定して説明を
する。 【0032】次にステップ606において、8x8画像
ブロックの1つが、入力されたモザイク画像にデモザイ
ク処理及びサイズ調整を施した画像である最終画像の一
画素を生成する為に選択される。ステップ608におい
ては、画像パイプラインユニット104の特徴的指標計
算機構502により現在の画像ブロックにおけるR、G
及びBカラー値の各々についての特徴的指標が計算され
る。本実施形態においては、特徴的指標は、R、G及び
Bカラー値のグラディエントであり、従って特徴的指標
を本明細書ではグラディエントとして説明する。ステッ
プ610においては、画像パイプラインユニット104
のカラー挿入機構110により、現在の画像ブロックに
おけるRカラー値、Gカラー値(G1及びG2両方のカ
ラー値)及びBカラー値の平均値が計算される。ステッ
プ608及びステップ610は並行して実施することも
出来る。次にステップ612において、計算されたグラ
ディエントが閾値Tを超えるものであるかどうかが判
定されるが、この閾値は実験により経験的に決定するこ
とが出来る。計算された全てのグラディエントが閾値T
を超えていない場合、処理はステップ618へと進
み、現在の画像ブロックのRカラー値の平均値、Gカラ
ー値の平均値及びBカラー値の平均値を、最終画像の一
画素のR、G及びBカラー値として割り当てることによ
り最終画像の画素が生成される。 【0033】しかしながら、計算されたグラディエント
のいずれかが閾値Tを超えている場合、処理はステッ
プ614へと進み、現在の画像ブロックが半分に分割さ
れる。現在の画像ブロックは、縦に分割しても横に分割
しても良い。次にステップ616において、分割された
画像ブロックの一方が新たな現在の画像ブロックとして
選択される。その後処理はステップ608へと戻り、先
の現在の画像ブロックに関連して上記に説明した仕方と
同じ仕方により新たな現在の画像ブロックが処理され
る。従って、現在の画像ブロックにおいて、カラー値の
いずれかのグラディエントが著しいものであった場合、
現在の画像ブロックについて計算された平均値は使用さ
れない。カラー値のいずれかのグラディエントが著しい
ものであることは、現在の画像ブロックのカラー値が、
最終画像の画素の補間カラー値の生成に不適切であるこ
とを意味する。この結果、現在の画像ブロックが分割さ
れ、最終画像の画素に好適なカラー値を持つ画像ブロッ
クが探索されることになるのである。 【0034】ステップ618後、処理はステップ620
へと進み、入力されたモザイク画像の選択された8x8
画像ブロックが処理されるべき画像ブロックの最後のも
のであるかどうかが判定される。最終画像ブロックであ
る場合、処理は終了する。しかし、選択された画像ブロ
ックが入力されたモザイク画像の最後の8x8画像ブロ
ックではない場合、処理はステップ606へと戻り、入
力されたモザイク画像の次の8x8画像ブロックが選択
され、処理されることになる。 【0035】上記の本発明の特定の実施形態は、説明目
的で提示したものである。これらの説明は網羅的なもの
でも、本発明を本願明細書に開示した実施形態に限定す
るものでもない。上述した教示内容に照らして多くの変
更形態及び改変形態が可能である。実施形態は、本発明
の原理及びその実用的なアプリケーションを説明する為
に選択されたものであり、これにより他の当業者が本発
明及び実施形態をその企図する特定の用途に好適な様々
な変更を加えつつ利用し得るように意図したものであ
る。本発明の範囲は、特許請求の範囲及びその均等物に
より定義されるものである。 【0036】本発明の態様を以下に例示する。 【0037】1.モザイク画像のデモザイク処理及びサ
イズ調整を実施する為の方法であって、前記モザイク画
像の現在の画像ブロックを受信するステップと、前記現
在の画像ブロックの指標を前記現在の画像ブロックのカ
ラーデータに基づいて計算するステップと、前記モザイ
ク画像のサイズ調整済画像を作成するように、前記指標
に応答して前記モザイク画像の前記現在の画像ブロック
から、サイズを調整した画像ブロックを生成するステッ
プとを含み、前記サイズを調整した画像ブロックの生成
が、前記モザイク画像のサイズ調整済画像がデモザイク
画像となるような方法で、前記モザイク画像の前記現在
の画像ブロックから選択されたカラー情報を、前記サイ
ズを調整した画像ブロックへと割り当てるステップを含
む方法。 【0038】2.前記現在の画像ブロックの前記指標を
計算する前記ステップが、前記現在の画像ブロックの前
記カラーデータから統計学的指標を計算するステップを
含む上記1に記載の方法。 【0039】3.前記統計学的指標を計算する前記ステ
ップが、前記現在の画像ブロックの前記カラーデータか
ら分散を計算するステップを含み、前記分散が前記統計
学的指標として使用される上記2に記載の方法。 【0040】4.前記現在の画像ブロックの前記カラー
データから前記分散を計算する前記ステップが、前記現
在のブロック中において、特定の色の値から前記分散を
計算するステップを含む上記3に記載の方法。 【0041】5.前記現在の画像ブロックの前記指標の
計算をする前記ステップが、前記現在の画像ブロックの
前記カラーデータから特徴的指標を計算するステップを
含む上記1に記載の方法。 【0042】6.前記特徴的指標を計算する前記ステッ
プが、前記現在の画像ブロックの前記カラーデータから
グラディエントを計算するステップを含み、前記グラデ
ィエントが前記特徴的指標として使用される上記5に記
載の方法。 【0043】7.前記現在の画像ブロックの前記カラー
データから前記グラディエントを計算する前記ステップ
が、前記現在の画像ブロックにおける特定の色の値から
前記グラディエントを計算するステップを含む上記6に
記載の方法。 【0044】8.前記現在の画像ブロックの前記指標が
所定の基準を満たした場合、前記現在の画像ブロックを
分割することにより、新たな現在の画像ブロックが生成
される上記1に記載の方法。 【0045】9.前記計算及び前記新たな現在の画像ブ
ロックの前記生成ステップが、繰り返される上記8に記
載の方法。 【0046】10.前記現在の画像ブロックを分割する
前記ステップが、前記現在の画像ブロックの前記指標が
所定の閾値を超えた場合に、前記現在の画像ブロックが
分割されることにより、前記新たな現在の画像ブロック
が生成される上記8に記載の方法。 【0047】11.前記モザイク画像の前記現在の画像
ブロックの前記選択されたカラー情報を前記サイズ調整
後の画像ブロックへと割り当てる前記ステップが、前記
現在の画像ブロックにおけるカラー値の平均値を前記サ
イズ調整後の画像ブロックへと割り当てるステップを含
む上記1に記載の方法。 【0048】12.前記モザイク画像の前記現在の画像
ブロックから前記サイズ調整後の画像ブロックを生成す
る前記ステップが、前記モザイク画像の前記現在の画像
ブロックから前記サイズ調整後の画像の一画素を生成す
るステップを含む上記1に記載の方法。 【0049】13.モザイク画像のデモザイク処理及び
サイズ調整を実施する為のシステムであって、前記モザ
イク画像の現在の画像ブロックを受け、前記モザイク画
像の前記現在の画像ブロックから、サイズを調整した画
像ブロックを生成することにより、前記モザイク画像の
サイズ調整済み画像を作成するように構成された画像処
理モジュールを含み、前記画像処理モジュールが、前記
現在の画像ブロックのカラーデータに基づいて前記現在
の画像ブロックの指標を計算するように構成された指標
計算機構と、前記指標に呼応して、前記モザイク画像の
サイズ調整済み画像がデモザイク画像となるような方法
で前記モザイク画像の前記現在の画像ブロックから選択
されたカラー情報を前記サイズ調整後の画像ブロックへ
と割り当てるように構成されたカラー挿入機構とを含む
システム。 【0050】14.前記指標計算機構が、前記現在の画
像ブロックの前記カラーデータから統計学的指標を計算
するように構成されている上記13に記載のシステム。 【0051】15.前記指標計算機構が、前記現在の画
像ブロックの前記カラーデータから、前記統計学的指標
として使用される分散を計算するように構成されている
上記14に記載のシステム。 【0052】16.前記指標計算機構が、前記現在の画
像ブロックの前記カラーデータから特徴的指標を計算す
るように構成されている上記13に記載のシステム。 【0053】17.前記指標計算機構が、前記現在の画
像ブロックの前記カラーデータから、前記特徴的指標と
して使用されるグラディエントを計算するように構成さ
れている上記16に記載のシステム。 【0054】18.前記画像処理モジュール(104)
が、前記現在の画像ブロックの前記指標が所定の基準を
満たした場合に前記現在の画像ブロックを分割して新た
な現在の画像ブロックを作成するように構成されている
上記13に記載のシステム。 【0055】19.前記画像処理モジュールの前記指標
計算機構及び前記カラー挿入機構が新たな指標を計算
し、前記新たな現在の画像ブロックの新たに選択された
カラー情報を割り当てるように構成されている上記18
に記載のシステム。 【0056】20.前記カラー挿入機構が、前記現在の
画像ブロックにおけるカラー値の平均値を前記サイズ調
整された画像ブロックへと割り当てるように構成されて
いる上記13に記載のシステム。 【0057】21.モザイク画像のデモザイク処理及び
サイズ調整を実施する為の方法であって、前記モザイク
画像の現在の画像ブロックを受けるステップと、前記現
在の画像ブロックのカラーデータに基づいて前記現在の
画像ブロックの指標を計算するステップと、前記指標を
閾値と比較するステップと、前記指標が前記閾値に対す
る所定の基準を満たしていた場合、前記現在の画像ブロ
ックを分割することにより前記モザイク画像の新たな現
在の画像ブロックを生成するステップと、前記指標が前
記閾値に対して前記所定の基準を満たしていない場合、
前記モザイク画像の前記現在の画像ブロックから一画素
を生成し、前記モザイク画像のサイズ調整済み画像を作
成するステップとを含み、前記ステップが、前記モザイ
ク画像の前記サイズ調整済み画像がデモザイク画像とな
るような方法で、前記モザイク画像の前記現在の画像ブ
ロックから選択されたカラー情報を前記画素へと割り当
てるステップを含む方法。 【0058】22.前記現在の画像ブロックの前記指標
を計算する前記ステップが、前記現在の画像ブロックの
カラーデータに基づき、統計学的指標を計算するステッ
プを含む上記21に記載の方法。 【0059】23.前記指標を計算する前記ステップ
が、前記現在の画像ブロックのカラーデータに基づき、
特徴的指標を計算するステップを含む上記21に記載の
方法。 【0060】24.前記モザイク画像の前記現在の画像
ブロックから選択された前記カラー情報を前記画素へと
組み込む前記ステップが、前記現在の画像ブロックにお
けるカラー値の平均値を前記画素へと組み込むステップ
を含む上記21に記載の方法。 【0061】25.前記計算ステップ、前記比較ステッ
プ、前記分割ステップ及び前記モザイク画像の新たな現
在の画像ブロックの生成ステップを繰り返すステップを
更に含む上記21に記載の方法。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の第一の実施形態に基づく画像処理シス
テムのブロック図である。 【図2A】モザイク画像におけるカラー値のベイヤーパ
ターンを示す図である。 【図2B】ベイヤーパターンを持つモザイク画像の異な
る色平面を示す図である。 【図3】図1の画像処理システムのデモザイク処理及び
サイズ調整処理のフローチャートである。 【図4A】モザイク画像を分割した8x8画像ブロック
の1つを示す図である。 【図4B】モザイク画像の8x8画像ブロックを縦半分
に分割した場合を示す図である。 【図4C】モザイク画像の8x8画像ブロックを横半分
に分割した場合を示す図である。 【図4D】モザイク画像の4x8画像ブロックを横半分
に分割した場合を示す図である。 【図4E】モザイク画像の8x4画像ブロックを縦半分
に分割した場合を示す図である。 【図4F】モザイク画像の2x2画像ブロックを示す図
である。 【図5】本発明の第二の実施形態に基づく画像処理シス
テムのブロック図である。 【図6】図5の画像処理システムのデモザイク処理及び
サイズ調整処理のフローチャートである。 【符号の説明】 100/500 画像処理システム 104 画像パイプラインユニット 118 統計学的指標計算機構 502 特徴的指標計算機構 110 カラー挿入機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 イザーク・バハラヴ アメリカ合衆国95124カリフォルニア州サ ン・ノゼ、セイント・ローレンス・ドライ ヴ 2548 (72)発明者 ラマクリシュナ・カカララ アメリカ合衆国94086カリフォルニア州サ ニーヴェイル、イースト・イヴリン・アヴ ェニュー 1055、ビー9 (72)発明者 ディートリック・ダブリュ・ヴォック アメリカ合衆国94025カリフォルニア州メ ンロ・パーク、ロブル・アヴェニュー 960C Fターム(参考) 5B057 BA02 CA01 CA08 CA12 CA16 CB01 CB08 CB12 CB16 CC01 CD06 CD07 CD10 CH08 5C065 BB48 CC01 DD02 DD15 GG30 GG32 5C076 AA22 BA06 BB06 BB07 5C077 LL18 MP08 PP20 PP32 PP37 PP46 PP68 PQ12 PQ20 SS01 TT06 TT09 5C079 HB01 JA14 JA23 LA28 LA37 MA11 NA13

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】モザイク画像のデモザイク処理及びサイズ
    調整を実施する為の方法であって、 前記モザイク画像の現在の画像ブロックを受信するステ
    ップと、 前記現在の画像ブロックの指標を前記現在の画像ブロッ
    クのカラーデータに基づいて計算するステップと、 前記モザイク画像のサイズ調整済画像を作成するよう
    に、前記指標に応答して前記モザイク画像の前記現在の
    画像ブロックから、サイズを調整した画像ブロックを生
    成するステップとを含み、前記サイズを調整した画像ブ
    ロックの生成が、前記モザイク画像のサイズ調整済画像
    がデモザイク画像となるような方法で、前記モザイク画
    像の前記現在の画像ブロックから選択されたカラー情報
    を、前記サイズを調整した画像ブロックへと割り当てる
    ステップを含む方法。
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