JP2003152719A - マルチキャスト放送データ配信システムおよび方法およびマルチキャスト放送中継ノード装置およびクライアント装置およびサーバ装置およびプログラム - Google Patents

マルチキャスト放送データ配信システムおよび方法およびマルチキャスト放送中継ノード装置およびクライアント装置およびサーバ装置およびプログラム

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JP2003152719A
JP2003152719A JP2001345047A JP2001345047A JP2003152719A JP 2003152719 A JP2003152719 A JP 2003152719A JP 2001345047 A JP2001345047 A JP 2001345047A JP 2001345047 A JP2001345047 A JP 2001345047A JP 2003152719 A JP2003152719 A JP 2003152719A
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function
node device
multicast broadcast
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Yohei Hasegawa
洋平 長谷川
Hiroshi Hino
浩志 日野
Toshiaki Miyazaki
敏明 宮崎
Seiichiro Tani
誠一郎 谷
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NEC Corp
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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NEC Corp
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 中継ノード上にマルチキャスト方式に関する
機能を事前に用意する必要が無く、マルチキャスト通信
方法を迅速に網内に実現し、また、これを変更可能と
し、同一網内で複数のマルチキャスト方式を実現可能と
し、さらに、データを配信する機能を格納したパケット
内プログラムを小さくする。 【解決手段】 プログラムを書込んだパケットにより、
ノード内のプロセサにマルチキャスト機能を実現してマ
ルチキャスト放送データの配信を行う。このときに、パ
ケットに書き込むプログラムに応じて、マルチキャスト
配信テーブルの作成パケット、配信テーブルの削除パケ
ット、マルチキャスト配信実行パケット、マルチキャス
ト要求パケットを適応的に用いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パケット通信網に
利用する。特に、マルチキャスト放送データの配信に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来のパケット通信網におけるマルチキ
ャスト配信の代表例であるIPマルチキャストでは、サ
ーバ装置が定められたマルチキャストアドレスを宛先と
して、パケットを送信する。IPマルチキャスト対応ノ
ードではルーティング機能が動作しており、マルチキャ
ストアドレス毎にパケット送出方路を管理している。
【0003】IPマルチキャスト対応ノードがマルチキ
ャストアドレスを宛先として持つパケットを受信する
と、その複数のクライアント装置へとパケットを送信す
ることによりクライアントへとパケットが届けられる。
マルチキャスト方法を変更する場合は、それぞれの中継
サーバ装置上に用意されたマルチキャスト機能を再度設
定する必要がある。
【0004】特開平10−63598号公報に開示され
た技術では、1対1通信だけがサポートされた網内に中
継サーバ装置を配置し、中継サーバ装置上にてマルチキ
ャスト動作を実現する方法が記載されている。この場合
には、網内の全てのノードはマルチキャストに対応する
必要は無いが、事前にマルチキャスト機能を中継サーバ
装置上に用意する必要があり、マルチキャスト方法を変
更する場合は、それぞれの中継サーバ装置上に用意され
たマルチキャスト機能を再度設定する必要がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】マルチキャスト方式を
ネットワーク内に実現する場合に、マルチキャスト対応
ノードにそれぞれのマルチキャスト方式を実現するため
の機能を用意する必要がある。さらに、マルチキャスト
方式を変更することを考えると、大規模な網内にて、多
くのマルチキャスト放送のための中継ノードが存在する
場合に、全ての中継ノード上の機能を再設定することに
手間と時間が必要である。このため、迅速にマルチキャ
スト方法を網内で変更することができない。
【0006】本発明は、このような背景に行われたもの
であって、中継ノード上にマルチキャスト方式に関する
機能を事前に用意する必要が無く、マルチキャスト通信
方法を迅速に網内に実現し、また、これを変更可能と
し、同一網内で複数のマルチキャスト方式を実現可能と
し、さらに、データを配信する機能を格納したパケット
内配信制御プログラムを小さくすることができるマルチ
キャスト放送データ配信システムおよび方法およびマル
チキャスト放送中継ノード装置およびクライアント装置
およびサーバ装置およびプログラムを提供することを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の第一の観点は、
マルチキャスト放送データ配信システムであって、本発
明の特徴とするところは、マルチキャスト放送データを
配信するサーバ装置と、当該マルチキャスト放送データ
を受信するクライアント装置と、このクライアント装置
と前記サーバ装置との間に配置されたマルチキャスト放
送中継ノード装置とを備え、前記マルチキャスト放送中
継ノード装置には、パケットに書込まれた配信制御プロ
グラムにしたがい所定の機能を実現する情報処理部を備
え、前記クライアント装置および前記サーバ装置には、
前記情報処理部に所定の機能を実現させる前記配信制御
プログラムが書込まれた前記パケットを送出する手段を
備えたところにある。
【0008】これにより、マルチキャストを実現する機
能を事前に中継ノード上に実現しておく必要がなく、迅
速にマルチキャスト方法を実現することが可能となる。
また、複数のサーバ装置が存在する場合には、それぞれ
のサーバ装置がパケット内に異なる配信制御プログラム
を格納することにより、同一の網内に複数のマルチキャ
スト方式を実現することも可能となる。このようにし
て、マルチキャスト通信方法を迅速に網内に実現し、ま
た、これを変更可能とすることができる。
【0009】前記クライアント装置の前記配信制御プロ
グラムが書込まれた前記パケットを送出する手段は、前
記情報処理部に、前記クライアント装置からの前記サー
バ装置に対するマルチキャスト放送データの配信要求を
前記サーバ装置に伝達する機能を実現させる配信制御プ
ログラムが書込まれたパケットを送出する手段を備え、
前記サーバ装置の前記配信制御プログラムが書込まれた
前記パケットを送出する手段は、前記情報処理部に、前
記サーバ装置から送出されるマルチキャスト放送データ
を前記クライアント装置に配信するためのマルチキャス
ト配信テーブルを作成する機能を実現させる配信制御プ
ログラムが書込まれたパケットを送出する手段と、前記
情報処理部に、その配信テーブルの管理および削除を行
なう機能を実現させる配信制御プログラムが書込まれた
パケットを送出する手段と、前記情報処理部に、前記サ
ーバ装置から送出されたマルチキャスト放送データを前
記配信テーブルにしたがって前記クライアント装置に配
信する機能を実現させる配信制御プログラムが書込まれ
たパケットを送出する手段とを備えることが望ましい。
【0010】これにより、本発明ではマルチキャスト方
法の実現に必要な機能を小機能毎に分割し、それぞれを
パケット内蔵配信制御プログラムに格納することによ
り、1つあたりの配信制御プログラム内蔵パケットのパ
ケットサイズを小さく抑え、かつ、小機能のみを実現し
たプログラム内蔵パケットを必要に応じて網内に送出す
ることにより、使用するトラフィックの総量を削減する
ことが可能となる。
【0011】本発明の第二の観点は、マルチキャスト放
送データを配信するサーバ装置とマルチキャスト放送デ
ータを受信するクライアント装置との間に配置されたマ
ルチキャスト放送中継ノード装置であって、本発明の特
徴とするところは、パケットに書込まれた配信制御プロ
グラムにしたがい所定の機能を実現する情報処理部を備
えたところにある。
【0012】本発明の第三の観点はクライアント装置で
あって、本発明の特徴とするところは、マルチキャスト
放送データを配信するサーバ装置とマルチキャスト放送
データを受信するクライアント装置との間に配置されパ
ケットに書込まれた配信制御プログラムにしたがい所定
の機能を実現する情報処理部を備えたマルチキャスト放
送中継ノード装置に対し、前記情報処理部に所定の機能
を実現させる前記配信制御プログラムが書込まれた前記
パケットを送出する手段を備えたところにある。
【0013】前記配信制御プログラムが書込まれた前記
パケットを送出する手段は、前記情報処理部に、前記ク
ライアント装置からの前記サーバ装置に対するマルチキ
ャスト放送データの配信要求を前記サーバ装置に伝達す
る機能を実現させる配信制御プログラムが書込まれたパ
ケットを送出する手段を備えることが望ましい。
【0014】本発明の第四の観点はサーバ装置であっ
て、本発明の特徴とするところは、マルチキャスト放送
データを配信する自サーバ装置とマルチキャスト放送デ
ータを受信するクライアント装置との間に配置されパケ
ットに書込まれた配信制御プログラムにしたがい所定の
機能を実現する情報処理部を備えたマルチキャスト放送
中継ノード装置に対し、前記情報処理部に所定の機能を
実現させる前記配信制御プログラムが書込まれた前記パ
ケットを送出する手段を備えたところにある。
【0015】前記配信制御プログラムが書込まれた前記
パケットを送出する手段は、前記情報処理部に、前記サ
ーバ装置から送出されるマルチキャスト放送データを前
記クライアント装置に配信するためのマルチキャスト配
信テーブルを作成する機能を実現させる配信制御プログ
ラムが書込まれたパケットを送出する手段と、前記情報
処理部に、その配信テーブルの管理および削除を行なう
機能を実現させる配信制御プログラムが書込まれたパケ
ットを送出する手段と、前記情報処理部に、前記サーバ
装置から送出されたマルチキャスト放送データを前記配
信テーブルにしたがって前記クライアント装置に配信す
る機能を実現させる配信制御プログラムが書込まれたパ
ケットを送出する手段とを備えることが望ましい。
【0016】本発明の第五の観点は、情報処理装置にイ
ンストールすることにより、その情報処理装置に、マル
チキャスト放送データを配信するサーバ装置とマルチキ
ャスト放送データを受信するクライアント装置との間に
配置されたマルチキャスト放送中継ノード装置に相応す
る機能を実現させ、当該機能として、パケットに書込ま
れた配信制御プログラムにしたがい所定の機能を実現す
る情報処理部の機能を実現させることを特徴とするプロ
グラムである。
【0017】あるいは、情報処理装置にインストールす
ることにより、その情報処理装置に、マルチキャスト放
送データを配信するサーバ装置とマルチキャスト放送デ
ータを受信するクライアント装置との間に配置されパケ
ットに書込まれた配信制御プログラムにしたがい所定の
機能を実現する情報処理部を備えたマルチキャスト放送
中継ノード装置に接続されるクライアント装置としての
機能を実現させ、当該機能として、前記情報処理部に所
定の機能を実現させる前記配信制御プログラムが書込ま
れた前記パケットを送出する機能を実現させることを特
徴とするプログラムである。
【0018】前記配信制御プログラムが書込まれた前記
パケットを送出する機能として、前記情報処理部に、前
記クライアント装置からの前記サーバ装置に対するマル
チキャスト放送データの配信要求を前記サーバ装置に伝
達する機能を実現させる配信制御プログラムが書込まれ
たパケットを送出する機能を実現させることが望まし
い。
【0019】あるいは、情報処理装置にインストールす
ることにより、その情報処理装置に、マルチキャスト放
送データを配信する自サーバ装置とマルチキャスト放送
データを受信するクライアント装置との間に配置されパ
ケットに書込まれた配信制御プログラムにしたがい所定
の機能を実現する情報処理部を備えたマルチキャスト放
送中継ノード装置に接続されるサーバ装置としての機能
を実現させ、当該機能として、前記情報処理部に所定の
機能を実現させる前記配信制御プログラムが書込まれた
前記パケットを送出する機能を実現させることを特徴と
するプログラムである。
【0020】前記配信制御プログラムが書込まれた前記
パケットを送出する機能として、前記情報処理部に、前
記サーバ装置から送出されるマルチキャスト放送データ
を前記クライアント装置に配信するためのマルチキャス
ト配信テーブルを作成する機能を実現させる配信制御プ
ログラムが書込まれたパケットを送出する機能と、前記
情報処理部に、その配信テーブルの管理および削除を行
なう機能を実現させる配信制御プログラムが書込まれた
パケットを送出する機能と、前記情報処理部に、前記サ
ーバ装置から送出されたマルチキャスト放送データを前
記配信テーブルにしたがって前記クライアント装置に配
信する機能を実現させる配信制御プログラムが書込まれ
たパケットを送出する機能とを実現させることが望まし
い。
【0021】本発明の第六の観点はマルチキャスト放送
データ配信方法であって、本発明の特徴とするところ
は、マルチキャスト放送データを配信するサーバ装置と
当該マルチキャスト放送データを受信するクライアント
装置との間に配置されたマルチキャスト放送中継ノード
装置は、パケットに書込まれた配信制御プログラムにし
たがい所定の機能を実現し、前記クライアント装置は、
前記マルチキャスト放送中継ノード装置に、前記クライ
アント装置からの前記サーバ装置に対するマルチキャス
ト放送データの配信要求を前記サーバ装置に伝達する機
能を実現させる配信制御プログラムが書込まれたパケッ
トを送出し、前記サーバ装置は、前記サーバ装置から送
出されるマルチキャスト放送データを前記クライアント
装置に配信するためのマルチキャスト配信テーブルを作
成する機能を実現させる配信制御プログラムが書込まれ
たパケットと、その配信テーブルの管理および削除を行
なう機能を実現させる配信制御プログラムが書込まれた
パケットと、前記サーバ装置から送出されたマルチキャ
スト放送データを前記配信テーブルにしたがって前記ク
ライアント装置に配信する機能を実現させる配信制御プ
ログラムが書込まれたパケットとを送出するところにあ
る。
【0022】
【発明の実施の形態】本発明実施例のマルチキャスト放
送データ配信システムおよびマルチキャスト放送中継ノ
ード装置およびクライアント装置およびサーバ装置およ
びプログラムを図1ないし図5を参照して説明する。図
1は本発明の実施例による放送局の機能構成例を示す図
である。図2は本発明の実施例による受信者の機能構成
例を示す図である。図3は本発明の実施例によるマルチ
キャスト放送中継ノード装置(以下、ANノード装置と
いう)の構成例を示す図である。図4は本発明第一およ
び第二実施例によるマルチキャスト木の形態を示す図で
ある。図5は本発明で用いる配信制御プログラム内蔵パ
ケットのフォーマット例を示す図である。
【0023】本発明の第一の観点はマルチキャスト放送
データ配信システムであって、本発明の特徴とするとこ
ろは、図4に示すように、マルチキャスト放送データを
配信するサーバ装置である放送局101、102と、当
該マルチキャスト放送データを受信するクライアント装
置である受信者106、107、108、109と、こ
の受信者106〜109と放送局101、102との間
に配置されたANノード装置103、104とを備え、
ANノード装置103、104には、図3に示すよう
に、Rパケット、Aパケット、Dパケット、Mパケット
にそれぞれ書込まれた配信制御プログラムにしたがい所
定の機能を実現する情報処理部であるプロセサ5005
を備え、受信者106〜109および放送局101、1
02には、図1および図2に示すように、プロセサ50
05に所定の機能を実現させる前記配信制御プログラム
が書込まれた前記パケットを送出するRパケット送出部
4006、Aパケット送出部3010、Dパケット送出
部3011、Mパケット送出部3012を備えたところ
にある。
【0024】受信者106〜109のRパケット送出部
4006は、プロセサ5005に、受信者106〜10
9からの放送局101、102に対するマルチキャスト
放送データの配信要求を放送局101、102に伝達す
る機能を実現させる配信制御プログラムが書込まれたR
パケットを送出し、放送局101、102のAパケット
送出部3010は、プロセサ5005に、放送局10
1、102から送出されるマルチキャスト放送データを
受信者106〜109に配信するためのマルチキャスト
配信テーブルを作成する機能を実現させる配信制御プロ
グラムが書込まれたAパケットを送出し、Dパケット送
出部3011は、プロセサ5005に、その配信テーブ
ルの管理および削除を行なう機能を実現させる配信制御
プログラムが書込まれたDパケットを送出し、Mパケッ
ト送出部3012は、プロセサ5005に、放送局10
1、102から送出されたマルチキャスト放送データを
前記配信テーブルにしたがって受信者106〜109に
配信する機能を実現させる配信制御プログラムが書込ま
れたMパケットを送出する。
【0025】本発明の第二の観点は、図3に示すよう
に、マルチキャスト放送データを配信する放送局10
1、102とマルチキャスト放送データを受信する受信
者106〜109との間に配置されたANノード装置1
03、104であって、本発明の特徴とするところは、
パケットに書込まれた配信制御プログラムにしたがい所
定の機能を実現するプロセサ5005を備えたところに
ある。
【0026】本発明の第三の観点は受信者106〜10
9であって、本発明の特徴とするところは、図2に示す
ように、マルチキャスト放送データを配信する放送局1
01、102とマルチキャスト放送データを受信する受
信者106〜109との間に配置されパケットに書込ま
れた配信制御プログラムにしたがい所定の機能を実現す
るプロセサ5005を備えたANノード装置103、1
04に対し、プロセサ5005に所定の機能を実現させ
る前記配信制御プログラムが書込まれた前記パケットを
送出するRパケット送出部4006を備えたところにあ
る。
【0027】Rパケット送出部4006は、プロセサ5
005に、受信者106〜109からの放送局101、
102に対するマルチキャスト放送データの配信要求を
放送局101、102に伝達する機能を実現させる配信
制御プログラムが書込まれたRパケットを送出する。
【0028】本発明の第四の観点は放送局101、10
2であって、本発明の特徴とするところは、図1に示す
ように、マルチキャスト放送データを配信する自放送局
101、102とマルチキャスト放送データを受信する
受信者106〜109との間に配置されパケットに書込
まれた配信制御プログラムにしたがい所定の機能を実現
するプロセサ5005を備えたANノード装置103、
104に対し、プロセサ5005に所定の機能を実現さ
せる前記配信制御プログラムが書込まれた前記パケット
を送出するところにある。
【0029】Aパケット送出部3006は、プロセサ5
005に、放送局101、102から送出されるマルチ
キャスト放送データを受信者106〜109に配信する
ためのマルチキャスト配信テーブルを作成する機能を実
現させる配信制御プログラムが書込まれたAパケットを
送出し、Dパケット送出部3007は、プロセサ500
5に、その配信テーブルの管理および削除を行なう機能
を実現させる配信制御プログラムが書込まれたDパケッ
トを送出し、Mパケット送出部3008は、プロセサ5
005に、放送局101、102から送出されたマルチ
キャスト放送データを前記配信テーブルにしたがって受
信者106〜109に配信する機能を実現させる配信制
御プログラムが書込まれたMパケットを送出する。
【0030】本発明の第五の観点は、情報処理装置であ
るコンピュータ装置にインストールすることにより、そ
のコンピュータ装置に、ANノード装置103、104
に相応する機能を実現させ、当該機能として、パケット
に書込まれた配信制御プログラムにしたがい所定の機能
を実現するプロセサ5005の機能を実現させることを
特徴とするプログラムである。
【0031】あるいは、コンピュータ装置にインストー
ルすることにより、そのコンピュータ装置に、受信者1
06〜109としての機能を実現させ、当該機能とし
て、プロセサ5005に所定の機能を実現させる配信制
御プログラムが書込まれたRパケットを送出する機能を
実現させることを特徴とするプログラムである。
【0032】この場合の所定の機能としては、プロセサ
5005に、受信者106〜109からの放送局10
1、102に対するマルチキャスト放送データの配信要
求を放送局101、102に伝達する機能である。
【0033】あるいは、コンピュータ装置にインストー
ルすることにより、放送局101、102としての機能
を実現させ、当該機能として、プロセサ5005に所定
の機能を実現させる配信制御プログラムが書込まれたA
パケット、Dパケット、Mパケットをそれぞれ送出する
機能を実現させることを特徴とするプログラムである。
【0034】この場合の所定の機能としては、プロセサ
5005に、放送局101、102から送出されるマル
チキャスト放送データを受信者106〜109に配信す
るためのマルチキャスト配信テーブルを作成する機能を
実現させる配信制御プログラムが書込まれたAパケット
を送出する機能と、プロセサ5005に、その配信テー
ブルの管理および削除を行なう機能を実現させる配信制
御プログラムが書込まれたDパケットを送出する機能
と、プロセサ5005に、放送局101、102から送
出されたマルチキャスト放送データを前記配信テーブル
にしたがって受信者106〜109に配信する機能を実
現させる配信制御プログラムが書込まれたMパケットを
送出する機能とを実現させる。
【0035】コンピュータ装置にインストールするため
のこれら本発明のプログラムは、当該コンピュータ装置
が読み取り可能な記録媒体に記録され、この記録媒体に
より当該コンピュータ装置は、本発明のプログラムをイ
ンストールすることができる。また、このような記録媒
体を用いずとも、当該コンピュータ装置はネットワーク
を介して本発明のプログラムを保持するサーバから直接
本発明のプログラムをインストールすることもできる。
【0036】本明細書では、パケットに内蔵されプロセ
サ5005に各種機能を実現させる配信制御プログラム
と、コンピュータ装置にインストールしてそのコンピュ
ータ装置を各種装置に相応する装置とするためのプログ
ラムとが登場するが、以降では配信制御プログラムのこ
とを単にプログラムと記す。
【0037】本発明の第六の観点はマルチキャスト放送
データ配信方法であって、本発明の特徴とするところ
は、マルチキャスト放送データを配信する放送局10
1、102と当該マルチキャスト放送データを受信する
受信者106〜109との間に配置されたANノード装
置103、104は、パケットに書込まれたプログラム
にしたがい所定の機能を実現し、受信者106〜109
は、ANノード装置103、104に、受信者106〜
109からの放送局101、102に対するマルチキャ
スト放送データの配信要求を放送局101、102に伝
達する機能を実現させるプログラムが書込まれたRパケ
ットを送出し、放送局101、102は、放送局10
1、102から送出されるマルチキャスト放送データを
受信者106〜109に配信するためのマルチキャスト
配信テーブルを作成する機能を実現させるプログラムが
書込まれたAパケットと、その配信テーブルの管理およ
び削除を行なう機能を実現させるプログラムが書込まれ
たDパケットと、放送局101、102から送出された
マルチキャスト放送データを前記配信テーブルにしたが
って受信者106〜109に配信する機能を実現させる
プログラムが書込まれたMパケットとを送出するところ
にある。
【0038】以下では、本発明実施例をさらに詳細に説
明する。
【0039】(第一実施例)本発明の実施の形態を図4
に示す。網内にはANノード装置103、104が任意
の場所に配置されているとする。マルチキャスト放送デ
ータを送出する放送局101、102や、マルチキャス
ト放送データを受信する受信者106〜109などから
送出されたプログラム内蔵パケットがANノード装置1
03、104にて処理されることにより、所望のマルチ
キャスト方式によるマルチキャスト動作が実現される。
【0040】図4では網内にANノード装置103、1
04、IPルータ105が存在しており、放送局10
1、102、受信者106、107、108、109が
網に接続されているとする。
【0041】受信者106、107、108、109
は、放送局101が提供するマルチキャスト放送を受信
する意図を持っており、その要求をプログラム内蔵パケ
ットとして、放送局101方向で、最も近くに存在する
ANノード装置に送出する。すなわち、受信者106は
ANノード装置104に、受信者107はANノード装
置104に、受信者108はANノード装置103に、
受信者109はANノード装置103に送出する。
【0042】放送局101はマルチキャスト放送データ
を受信者106、107、108、109に提供中であ
り、ANノード装置103では放送局101、受信者1
06、107、108、109から送出されたプログラ
ム内蔵パケットが処理されANノード装置104では放
送局101、受信者106、107から送出されたプロ
グラム内蔵パケットが処理されることにより、受信者か
らの受信要求に応じたマルチキャスト動作が実現され
る。
【0043】放送局、受信者から送出されるプログラム
内蔵パケットのフォーマットを図5に示す。プログラム
内蔵パケットはIPヘッダ201、UDPヘッダ20
2、プログラム203、データ204から構成される。
【0044】IPヘッダ201はインタネットで用いら
れるIPプロトコルで用いられるヘッダ形式である。プ
ログラム内蔵パケットに対応していないIPルータなど
のノードではIPヘッダの内容に従い当該パケットが処
理される。
【0045】UDPヘッダ202はインタネットで用い
られるUDPプロトコルで用いられるヘッダ形式であ
る。プログラム内蔵パケットに対応していないレイヤ4
スイッチなどのノードではUDPヘッダの内容に従い当
該パケットが処理される。放送局、受信者、ANノード
装置の全てで合意がなされている場合には、このUDP
ヘッダ202の代わりにインタネットで用いられるTC
Pプロトコルで用いられるTCPヘッダなど、任意のヘ
ッダ形式を使用してもよい。また、放送局、受信者、A
Nノード装置の全てで合意がなされている場合には、U
DPヘッダ202をパケット内から削除したパケットフ
ォーマットでもよい。
【0046】プログラム203は当該パケットの動作が
記述されており、ANノード装置が当該パケットを受信
すると、プログラム203の記述に従い当該パケットが
処理される。
【0047】データ204はパケットが搬送するマルチ
キャスト放送データである。プログラム203とデータ
204は放送局、受信者、ANノード装置の全てで合意
がなされている限り、任意の順番で配置してもよい。ま
た、放送局、受信者、ANノード装置の全てで合意がな
されている限り、プログラム203内にデータ204を
含んでもよい。また、放送局、受信者、ANノード装置
の全てで合意がなされている限り、データ204内にプ
ログラム203を格納してもよい。
【0048】ANノード装置の構成例を図3に示す。A
Nノード装置103、104は入力ライン5002、5
003、5004、プロセサ5005、メモリ500
6、メモリアクセス入出力線5007、内部接続線50
08、スイッチ5009、出力ライン5010、501
1、5012から構成される。ただし、入力ラインと出
力ラインのそれぞれの数は網内にて隣接するノードの数
以上であれば、いくつでもよい。
【0049】プロセサ5005の入力は入力ライン50
02、5003、5004に接続され、プロセサ500
5の出力は内部接続線5008を介しスイッチ5009
の入力へと接続される。プロセサ5005はメモリアク
セス入出力線5007を介しメモリ5006に接続され
る。スイッチ5009の入力はプロセサ5005と内部
接続線5008を介して接続され、スイッチ5009の
出力は出力ライン5010、5011、5012へと接
続される。
【0050】プロセサ5005では入力ライン500
2、5003、5004より入力されたパケットに格納
されたパケット内プログラムが実行される。プログラム
が格納されていないパケットはIPヘッダ、UDPヘッ
ダの内容に従い処理方法を決定し、実行する。プロセサ
5005で実行されるプログラムはメモリ5006にデ
ータを格納可能とする。パケット内プログラムの処理結
果に従い出力されるパケットは内部接続線5008を介
してスイッチ5009へと出力される。
【0051】スイッチ5009にはパケットスイッチが
用意され、プロセサ5005より内部接続線5008を
介し入力されたパケットを該パケット内プログラムのプ
ロセサ5005での処理結果に従い宛先向けの出力ライ
ン5010、5011、5012のいずれかへパケット
交換処理を行なって送出する。
【0052】本発明において、受信者が送出するプログ
ラム内蔵パケットにはマルチキャストの配信を要求とし
て、放送中継ANノード装置に受信者のアドレスを登録
する機能を実現するプログラムを格納する。
【0053】この、受信者から送出されるプログラム内
蔵パケットは放送局または放送中継ANノード装置を宛
先とする配信要求パケットである。これをRパケットと
する。
【0054】本発明において、放送局が送出するプログ
ラム内蔵パケットにはマルチキャストを実現する機能と
して、ANノード装置上のメモリを確保し配信テーブル
を作成する機能と、配信テーブルの管理しANノード装
置のメモリ開放をする機能と、配信テーブルを参照しパ
ケットを複製し複数の宛先に送出する機能を、それぞれ
別のプログラムとして実現し、別のパケットに格納す
る。
【0055】すなわち、放送局から送出されるプログラ
ム内蔵パケットは3種類ある。それぞれを Aパケット:配信テーブル作成パケット Dパケット:配信テーブル削除パケット Mパケット:マルチキャスト配信パケット とする。
【0056】AパケットはANノード装置上のメモリを
確保し、配信テーブルを作成する。Dパケットは配信テ
ーブルの管理、削除、ANノード装置のメモリ開放をす
る。Mパケットは放送局が提供する放送コンテンツを搬
送する。配信テーブルを参照し、パケットを複製し複数
の宛先に送出する。
【0057】以下に、各パケットの動作を詳しく説明す
る。
【0058】AパケットはANノード装置上のメモリを
確保し、マルチキャストに関する情報をANノード装置
上に用意する。用意される情報は、マルチキャストの上
流となるノード(放送局もしくはANノード装置)のア
ドレス、下流となるノード(受信者またはANノード装
置)のアドレス、下流から受信要求を受け取った時刻で
ある。これらの情報を配信テーブルと呼ぶ。配信テーブ
ルが用意されたANノード装置ではプログラム内蔵パケ
ットが配信テーブルを参照してパケット動作を決定する
ことによりマルチキャスト動作が実現される。配信テー
ブルが用意されたANノード装置を放送中継ANノード
装置と呼ぶ。
【0059】放送局は一定時間以内にRパケットを受け
取っている受信者もしくは放送中継ANノード装置に対
し、Mパケットによるパケット配信を行う。一定時間以
内にRパケットが到着していない受信者はタイムアウト
したとみなし、Dパケットをそのタイムアウトした受信
者を宛先として送出した後、配信リストから削除する。
受信開始を希望する新たな受信者からのRパケットが放
送局に到着した場合には、放送局はその受信者に向けA
パケットを送出する。放送局は全ての受信者に対して、
Dパケットを一定間隔で送出する。
【0060】放送局の機能構成を図1に示す。放送局
は、受信者リスト更新部3002、受信者リスト記憶部
3003、タイマ処理部3004、Rパケット受信部3
005、Aパケット送出部3006、Dパケット送出部
3007、Mパケット送出部3008から構成される。
【0061】受信者リスト更新部3002では、タイマ
処理部によって設定間隔おきに起動され、受信者リスト
記憶部の受信者アドレスの中で、設定時間以内に放送局
へRパケットが到着していない受信者アドレスを受信者
リスト記憶部から削除する。受信者アドレスを受信者リ
スト記憶部から削除する場合は、Dパケット送出部を起
動し、削除する受信者アドレスをDパケット送出部に渡
す。受信者リスト記憶部3003では、Rパケット受信
部から受け取った受信者アドレスとその受信者からのR
パケットが放送局に到着した時刻を記憶する。
【0062】タイマ処理部3004では、設定間隔毎に
受信者リスト更新部3002を起動する。設定間隔毎に
Dパケット送出部を起動し、受信者リスト記憶部にある
受信者アドレスをDパケット送出部へ渡す。設定間隔毎
にMパケット送出部を起動し、受信者リスト記憶部にあ
る受信者アドレスをMパケット送出部へ渡す。
【0063】Rパケット受信部3005では、網から受
け取ったRパケットの送信元アドレスを取り出し、その
アドレスとRパケットが放送局に到着した時刻を受信者
リスト記憶部に渡す。受信者リスト記憶部に無い受信者
からRパケットを受け取った場合はAパケット送出部を
起動し、そのRパケットに格納されていた送信元アドレ
スをAパケットの送出先アドレスとして、Aパケット送
出部へ渡す。受信者リスト記憶部に既にある受信者から
Rパケットを受け取った場合は、受信者リスト記憶部
の、その受信者からRパケットを受け取った時刻を更新
する。
【0064】Aパケット送出部3006では、Rパケッ
ト受信部から渡されたアドレスを宛先としAパケットを
送出する。Dパケット送出部3007では、受信者リス
ト更新部、タイマ処理部から受け取った受信者アドレス
を宛先とし、Dパケットを送出する。Mパケット送出部
3008では、放送コンテンツをMパケット内に格納
し、タイマ処理部から受け取った受信者アドレスに向け
Mパケットを送出する。
【0065】1人の受信者に注目した放送開始から終了
までの放送局の動作を図6に示す。処理301では、R
パケット受信部が受信開始を希望する受信者から送出さ
れたRパケットを受け取る。そして、受信者リスト更新
部が受信者リストを更新する。
【0066】処理302では、Aパケット受信部が受信
者リスト記憶部中の受信者もしくは放送中継ANノード
装置に対し、Aパケットを送出する。処理303では、
受信者リスト更新部が受信者からのRパケットが放送局
へ到着した時刻と現在の時刻を比較し、設定時間内にR
パケットが放送局に到着していた場合は、受信者からの
配信要求が有効であるとし、処理304へ移動する。設
定時間内にRパケットが放送局へ到着していなかった場
合は、受信者からの配信要求が無効であるとし、処理3
05へ移動する。
【0067】処理304では、Mパケット送出部、Dパ
ケット送出部が受信者に対して、それぞれMパケット、
Dパケットを送出する。処理305では、Dパケット送
出部が受信者に対して、Dパケットを送出し、受信者リ
スト更新部がその受信者を配信リストから削除する。
【0068】受信者は受信を希望する間、Rパケットを
一定間隔毎に送出し続ける。Rパケットの送出を停止す
ると、放送局毎に設定されたタイムアウト時間経過後に
放送局(放送中継ANノード装置)からの放送配信が停
止される。Rパケットは受信開始時には放送局を宛先と
し送出される。放送局、受信者間の経路に放送中継可能
なANノード装置が存在する場合は、放送局より発信さ
れるAパケット、またはMパケットにより受信者にその
存在が通知され、受信者からのRパケット送出先はその
放送中継ANノード装置に変更される。
【0069】受信者の機能構成を図2に示す。受信者
は、タイマ管理部4002、Rパケット送出先記憶部4
003、Aパケット受信部4004、Mパケット受信部
4005、Rパケット送出部4006から構成されるタ
イマ管理部4002では、設定間隔毎にRパケット送出
部を起動する。
【0070】Rパケット送出先記憶部4003では、R
パケットの送出先アドレスとRパケット送出先アドレス
として設定されたアドレスの履歴を記憶する。新規に受
信を開始する場合は、放送を希望する放送局のアドレス
がRパケット送出先アドレスに格納されている。Aパケ
ット受信部からRパケット送出先アドレスを受け取った
場合は、そのアドレスをRパケット送出先アドレスとし
て設定し、以後のRパケット送出先の更新が禁止され
る。
【0071】Aパケット受信部4004では、網から受
け取ったAパケットから、Aパケットの送出元アドレス
を取り出し、そのアドレスをRパケット送出先記憶部の
Rパケット送出先として設定し、以後のRパケット送出
先アドレスの更新を禁止する。
【0072】Mパケット受信部4005では、網から受
け取ったMパケットから、放送コンテンツを取り出す。
受け取ったMパケットからMパケットの送出元アドレス
を取り出し、そのアドレスがRパケット送出先記憶部の
Rパケット送出先履歴に記憶されていない場合には、R
パケット送出先アドレスとしてRパケット送出先記憶部
に記録し、Mパケットから取り出したアドレスをRパケ
ット送出先履歴に追加する。
【0073】ただし、Rパケット送出記憶部のRパケッ
ト送出先の更新が禁止されている場合は、Rパケット送
出先を更新しない。受け取ったMパケットから取り出し
たアドレスがRパケット送出先記憶部のRパケット送出
先履歴に記憶されてた場合はRパケット送出先アドレス
を更新しない。Rパケット送出部4006では、Rパケ
ット送出先記憶部に格納されているRパケット送出先ア
ドレスを宛先としRパケットを送出する。
【0074】受信者の放送受信開始から受信終了までの
動作を図7に示す。処理401では、放送受信を希望す
る放送局に対し、Rパケット送出部が配信要求Rパケッ
トを送出する。処理402では、放送局もしくは放送中
継ANノード装置からAパケット、Mパケット、Dパケ
ットを受け取るのを待つ。Aパケット受信部もしくはM
パケット受信部もしくはAパケットもしくはMパケット
を受信したら、処理403へ移動する。処理403で
は、処理402で受信したパケットがAパケットであっ
た場合に、処理404へ移動する。このパケットがAパ
ケットでなかった場合は処理405へ移動する。
【0075】処理404では、Aパケット受信処理がA
パケットから、Aパケットの送出元アドレスを取り出
し、そのアドレスをRパケット送出先記憶部のRパケッ
ト送出先として設定し、以後のRパケット送出先アドレ
スの更新を禁止する。処理405へ移動する。
【0076】処理405では、処理402で受信したパ
ケットがMパケットであった場合には、処理406へ移
動する。このパケットがAパケットでなかった場合は処
理407へ移動する。
【0077】処理406では、Mパケット受信部が網か
ら受け取ったMパケットから、放送コンテンツを取り出
す。Mパケット受信部が網から受け取ったMパケットか
らMパケットの送出元アドレスを取り出し、そのアドレ
スがRパケット送出先記憶部のRパケット送出先履歴に
記憶されていない場合、Rパケット送出先アドレスとし
てRパケット送出先記憶部に記録し、Mパケットから取
り出したアドレスをRパケット送出先履歴に追加する。
【0078】ただし、Rパケット送出記憶部のRパケッ
ト送出先の更新が禁止されている場合は、Rパケット送
出先を更新しない。受け取ったMパケットから取り出し
たアドレスがRパケット送出先記憶部のRパケット送出
先履歴に記憶されてた場合はRパケット送出先アドレス
を更新しない。処理407へ移動する。
【0079】処理407では、引続き放送を受信する場
合は、処理401へと移動する。受信を停止する場合
は、処理を終了する。
【0080】受信者からのRパケット送出先は以下のよ
うに設定される。 ・放送開始時(新規受信要求):放送局 ・放送局からのAパケットが到達した場合:Aパケット
内に記されていた放送中継ANノード装置。 ・放送局からのAパケットが到達せず、Mパケットが到
達した場合:Mパケットに記されていた放送中継ANノ
ード装置。 Rパケットは放送局もしくは放送中継ANノード装置に
対する配信要求に用いられる。
【0081】Rパケット内に格納されたプログラムの処
理概要を図8に示す。処理501では、ANノード装置
上のメモリに放送受信を希望する放送局に関する配信テ
ーブルが用意されているかを調べる。配信テーブルが用
意されている場合は処理502へ移動する。配信テーブ
ルが用意されていない場合は、処理503へ移動する。
【0082】処理502では、配信テーブル内を検索
し、Rパケットの送信元アドレスが配信テーブル内に登
録されていた場合は処理504へ移動する。Rパケット
の送信元アドレスが配信テーブル内に登録されていない
場合は処理505へ移動する。処理503では、Rパケ
ットをマルチキャストの親となる放送局もしくは放送中
継ANノード装置へと送出し、処理を終了する。
【0083】処理504では、配信テーブル内に格納さ
れているRパケット到着時刻を現在時刻に更新する。R
パケットに格納されていた視聴者数調査結果を配信テー
ブルに記録する。処理507に移動する。
【0084】処理505では、配信テーブル内を検索
し、現在配信テーブルに格納されている受信者数が配信
テーブルに登録可能な最大受信者数よりも少なく、配信
テーブルに受信者の登録が可能な場合は、処理506へ
移動する。現在配信テーブルに格納されている受信者数
が配信テーブルに登録可能な最大受信者数と等しく、配
信テーブルに受信者の登録が不可能な場合は、処理50
3に移動する。
【0085】処理506では、Rパケットの送信元アド
レスを配信テーブルに登録する。処理504に移動す
る。
【0086】処理507では、配信テーブル内に記録さ
れているRパケットがこの放送中継ANノード装置に向
けて送出された時刻を参照し、設定時間以内にRパケッ
トがこのANノード装置からRパケット送出先へと送出
されており、放送のタイムアウトまでに時間的余裕があ
る場合は処理を終了する。設定時間以内にRパケットが
このANノード装置からRパケット送出先へと送出され
ておらず、放送のタイムアウトまでに時間的余裕が無い
場合は処理508に移動する。
【0087】処理508では、配信テーブル内にRパケ
ットがこの放送中継ANノード装置から送出された時刻
として現在時刻を記録する。配信テーブルに登録されて
いる各受信者からの視聴者数調査結果を集計し、Rパケ
ット内に格納する。配信テーブルに登録されているRパ
ケット送出先アドレスをRパケットの宛先アドレスとし
て設定する。処理503へ移動する。
【0088】受信希望者からの新規配信要求として用い
られる場合に、受信者は放送局に向けてRパケットを送
出する。配信希望者から放送局にいたる経路上のANノ
ード装置に利用可能な配信テーブルが存在した場合、R
パケットはその配信テーブルに受信者登録する。
【0089】Rパケットの宛先アドレス、送信元アドレ
スは次のように設定される。受信者から送出される時 ・新規に配信要求を送出する時 宛先アドレス:放送局 送信元アドレス:受信者 ・配信要求送出先が通知された後 宛先アドレス:通知された配信要求送出先 (放送局もしくは放送中継ANノード装置) 送信元アドレス:受信者 ・放送中継ANノード装置を通過した後 宛先アドレス:配信テーブル内に格納されている配信要
求送出先アドレス。 送信元アドレス:放送中継ANノード装置 Rパケット内に格納される情報は以下の通りである。 ・宛先アドレス:配信要求受付先となる放送中継ANノ
ード装置もしくは放送局のアドレス。 ・送信元アドレス:Rパケットを送出した受信者もしく
は放送中継ANノード装置のアドレス ・配信要求受付先ANノード装置でのユーザ登録番号 ・放送局のアドレス ・実際の受信者数(これは視聴者数調査に用いられる) 放送局からは3種類のプログラム内蔵パケットが受信者
もしくはANノード装置を宛先とし送出される。
【0090】これらは 1.ANノード装置上のメモリに確保される配信テーブ
ルを作成するパケット。 2.ANノード装置上のタイムアウトした受信者アドレ
スを削除、受信者アドレスの登録されていない配信テー
ブルを削除し、メモリ空間を開放するパケット。 3.放送ストリームマルチキャスト配信用パケット。で
あり、それぞれをAパケット、Dパケット、Mパケット
とする。以下、それぞれについて説明する。 ・Aパケット ANノード装置上にメモリを確保し、該Aパケットを送
出した放送局に対し、マルチキャスト、受信要求集約に
用いる配信テーブルを作成、初期化し、受信者1人を配
信テーブルに登録する。Aパケット内のプログラムの処
理概要を図9に示す。
【0091】処理601では、ANノード装置上のメモ
リに該放送局に関する配信テーブルが用意されているか
を調べる。配信テーブルが用意されている場合は処理6
03へ移動する。配信テーブルが用意されていない場合
は、処理602へ移動する。
【0092】処理602では、ANノード装置のメモリ
上に該放送局に対応する配信テーブルを作成し、テーブ
ル内のデータを初期化する。
【0093】処理603では、配信テーブルの空き容量
を調べることにより受信者のアドレスを追加登録可能か
を調査し、受信者アドレスの登録が可能な場合は処理6
04へと移動する。受信者アドレスの登録が不可能な場
合は処理605へ移動する。
【0094】処理604では、Aパケットの宛先アドレ
スとして設定されている受信者もしくは放送中継ANノ
ード装置を配信テーブルに登録する。Rパケットの転送
先となるAパケットの送出先アドレスとして設定されて
いるアドレスをANノード装置のメモリに登録する。現
在プログラムが処理されているANノード装置のアドレ
スを送出元アドレスとしてAパケット内に格納する。処
理605では、受信者に向けAパケットを送出する。
【0095】図9の処理により、Aパケットは放送局に
到達した配信要求に対し、放送局から配信要求送出元ま
での経路上に存在する全てのANノード装置上に配信テ
ーブルを必要に応じて作成し、同時に受信者を配信テー
ブルに空きがある場合は配信テーブルに登録しつつ配信
希望者まで到達する。
【0096】Aパケットに格納されている情報は以下の
とおり。 ・宛先アドレス:Rパケットを送出した受信希望者もし
くは放送中継ANノード装置のアドレス ・送信元アドレス:配信要求受付先となる放送中継AN
ノード装置もしくは放送局のアドレス。(ANノード装
置で処理されるたびに変更される) ・配信要求受付先ANノード装置における配信テーブル
内での登録番号(メモリアドレスオフセット)(ANノ
ード装置で処理されるたびに変更される) ・Dパケット 放送中継ANノード装置の配信テーブルに登録されてい
る受信者リストを整理する。また、放送中継ANノード
装置が放送配信している実際の受信者数を集計する。D
パケットは放送中継ANノード装置に到達した場合、D
パケットを複製し、配信テーブル内に登録されている全
受信者にDパケットを出力する。
【0097】続いて、配信テーブルを参照し受信者から
の配信要求を受け取ったノード内時刻と現在時刻を比較
し、受信者からの配信要求がタイムアウトしていた場合
には、受信者を配信テーブルのリストから削除する。配
信テーブルの受信者リストが空になった場合には、配信
テーブルを削除し、ANノード装置のメモリを開放す
る。Dパケット内に格納されたプログラムの処理概要を
図10に示す。
【0098】処理701では、ANノード装置上のメモ
リに放送局に関する配信テーブルが用意されているかを
調べる。配信テーブルが用意されている場合は処理70
3へ移動する。配信テーブルが用意されていない場合
は、処理702へ移動する。
【0099】処理702では、Dパケットに格納されて
いた宛先アドレスへとDパケットを送出する。Dパケッ
ト内プログラムの処理を終了する。
【0100】処理703では、配信テーブルに登録され
ている全ての受信者アドレスに対して、Dパケットを送
出する。処理702に移動する。
【0101】処理704では、配信テーブルに登録され
ているそれぞれの受信者に関し、該受信者から送出され
た配信要求Rパケットが放送中継ANノード装置へと到
着した時刻(配信テーブルに記録されている)を調べ、
タイムアウトしている受信者がいる場合は処理705へ
と移動する。タイムアウトした受信者がいない場合は処
理706へと移動する。
【0102】処理705では、処理704で配信テーブ
ル内に発見した受信者のアドレスを配信テーブル内から
削除する。処理704に移動する。
【0103】処理706では、配信テーブルに一つ以上
の受信者のアドレスが登録されている場合は、処理を終
了する。配信テーブルに受信者のアドレスが登録されて
いない場合は、処理707へ移動する。
【0104】処理707では、配信テーブル全体を削除
し、配信テーブルのために確保されていた放送中継AN
ノード装置上のメモリを開放する。 ・Mパケット 放送中継ANノード装置上にてパケットを複製し、配信
テーブルに登録されている受信者に対しそれぞれMパケ
ットを送出する。MパケットはANノード装置上の配信
テーブルを参照し、配信要求が規定時間以内に登録され
ている受信者もしくは放送中継ANノード装置を宛先と
しMパケットを出力する。この際、該Mパケットを処理
を行っている放送中継ANノード装置のアドレス、該ノ
ード装置上の配信テーブルでの登録番号(メモリアドレ
スオフセット)をMパケット内に格納する。Mパケット
内に格納されたプログラムの処理フローを図11に示
す。
【0105】処理801では、ANノード装置上のメモ
リに該Mパケットに対応する放送局に関する配信テーブ
ルが用意されているかを調べる。配信テーブルが用意さ
れている場合は処理802へ移動する。配信テーブルが
用意されていない場合は、処理806へ移動する。
【0106】処理802では、該Mパケット内の送信元
アドレスとして、該Mパケットを処理中の放送中継AN
ノード装置のアドレスを格納する。処理803に移動す
る。
【0107】処理803では、該Mパケット内の受信者
アドレスと現在該Mパケットが処理されている放送中継
ANノード装置のアドレスを比較し、2つのアドレスが
一致している場合は処理804へと移動する。2つのア
ドレスが異なる場合は、処理805へと移動する。
【0108】処理804では、配信テーブル内に格納さ
れている、各受信者のアドレスと、その受信者からの配
信要求Rパケット到着時刻を参照し、受信要求が有効な
受信者へと該Mパケットを複製し、送出する。
【0109】処理805では、配信テーブル内を検索
し、該Mパケット内に格納されている宛先アドレスが配
信テーブル内に登録されていた場合は、処理を終了す
る。該Mパケット内に格納されている宛先アドレスが配
信テーブル内に登録されていなかった場合は、処理80
6へと移動する。
【0110】処理806では、該Mパケットに記録され
ていた宛先アドレスへと該Mパケットを送出する。
【0111】Mパケットに格納されている情報は以下の
とおり。 ・宛先アドレス:受信者もしくは放送中継ANノード装
置のアドレス ・送信元アドレス:放送配信要求受付先(受信者のRパ
ケット送出先)となる放送中継ANノード装置もしくは
放送局のアドレス。 ・配信要求受付先ANノード装置もしくは放送局におけ
る配信テーブル内での登録番号 ・放送内容データのシーケンシャル番号
【0112】ここではANノード装置のメモリ上に用意
され、パケット内のプログラムから参照される情報を説
明する。ANノード装置上にてパケット内のプログラム
から参照される情報は次の4つに分けられる。 1.ルーティングテーブル 2.ANノード装置内時刻 3.自ANノード装置アドレス 4.配信テーブル(受信者アドレス、配信要求Rパケッ
ト送出先アドレスなど) 1.〜3.はマルチキャスト木の展開状況とは無関係に
常にANノード装置に用意される情報である。4は放送
局から送出されるAパケットによりANノード装置上に
確保されたメモリ空間に用意され、Aパケット、Dパケ
ット、Rパケットにより情報が更新される。
【0113】ルーティングテーブルには各ノード(放送
局、ANノード装置、受信者)のアドレスに対するAN
ノード装置でのパケット出力方向が格納されている。A
Nノード装置内時刻はANノード装置内に閉じた時計機
能である。各ANノード装置間で時刻の同期は必要とさ
れない。自ANノード装置アドレスはANノード装置の
アドレスである。
【0114】配信テーブルは放送局毎にANノード装置
上に用意される情報である。放送局のアドレス、配信要
求送出先(Rパケットの送出先)、配信要求先の配信テ
ーブルにおける受信者登録番号、配信要求先にRパケッ
トを送出した時刻、受信者数集計結果、配信テーブルに
登録可能な最大の受信者数、それぞれの受信者のアドレ
ス、それぞれの受信者からのRパケットが到着した時刻
が格納される。
【0115】以上で説明した動作に従い、放送局、受信
者が動作することにより実現されるマルチキャスト木作
成の流れを説明する。ここでは、図4における放送局1
01、ANノード装置103、104、受信者106、
107、108に注目したマルチキャスト木作成の手順
を説明する。
【0116】図12では、放送局101が受信者108
に放送を開始する場合を説明する。図7の処理に従い、
受信者108は放送局101に向け、Rパケットを送出
する。受信者108から放送局101にむけて送出され
たRパケットは、途中経路上のIPルータ105に到着
する。IPルータ105では、Rパケット内のプログラ
ム処理は実行されず、単にRパケット内の宛先アドレス
である放送局101方面のノードであるANノード装置
103を宛先としRパケットは転送される。
【0117】RパケットがANノード装置103に到達
すると、ANノード装置103ではRパケット内のプロ
グラムが処理される。ここでは、ANノード装置103
上に配信テーブルは無く、図8の処理501、503に
従い、Rパケットは放送局101を宛先とし送出され
る。
【0118】ANノード装置103から送出されたRパ
ケットは放送局101に到達する。放送局101は図6
の処理に従い、受信者108を宛先とするAパケットを
1回送出する。また、受信者108に向け、Mパケッ
ト、Dパケットの送出を開始する。
【0119】放送局101から送出されたAパケットは
ANノード装置103へと到達する。ANノード装置1
03では、Aパケット内のプログラムが図9の処理60
1、602、603、604、605に従い処理され、
ANノード装置103上に配信テーブルが作成され、受
信者108のアドレスが配信テーブル内に登録される。
AパケットはANノード装置103から受信者108方
面に向けて転送される。
【0120】ANノード装置103から送出されたAパ
ケットは、途中経路上のIPルータ105に到着する。
IPルータ105では、Aパケット内のプログラム処理
は実行されず、単にAパケット内の宛先アドレスである
受信者108を宛先とし転送される。
【0121】Aパケットは受信者108に到達する。以
降、受信者108は図7の処理403、404に従い配
信要求Rパケット送出先アドレスとして該Aパケット内
に格納されているANノード装置103のアドレスを使
用する。
【0122】以降、受信者108から放送中継ANノー
ド装置103へ向けて送出されたRパケットは放送中継
ANノード装置103からのRパケットとして、放送局
101に到達することになる。
【0123】放送局101は、図6の処理に従い放送中
継ANノード装置103に対して、Mパケット、Dパケ
ットを送出する。受信者108を送信元アドレスとする
Rパケットは放送局101に到達しなくなるので、放送
局101は図7の処理に従い受信者108がタイムアウ
トしたものとみなし、受信者108を宛先とするMパケ
ット、Dパケットの送出を停止する。
【0124】放送局101から放送中継ANノード装置
103を宛先とし送出されたMパケットは放送中継AN
ノード装置103にて配信テーブルを参照し、登録され
ている受信者108を宛先としMパケットを送出する。
【0125】このときのマルチキャスト木の様子を図1
3に示す。受信者108はANノード装置103を宛先
としRパケットを送出し、受信者108から送出された
RパケットはANノード装置103からのRパケットと
して放送局101に到達する。放送局101はANノー
ド装置103を宛先とし、Mパケット、Dパケットを送
出する。ANノード装置103に到達したMパケット、
DパケットはANノード装置103にて配信テーブル内
に登録された受信者108へとそれぞれMパケット、D
パケットを送出する。
【0126】次に、図13の状況において、受信者10
6がマルチキャストに参加する場合を図14を用いて説
明する。受信者106は放送局101を宛先として、R
パケットを送出する。受信者106から送出されたRパ
ケットはANノード装置104に到達する。ANノード
装置104には配信テーブルが用意されていないので、
該Rパケットは図8の処理501、503に従い、放送
局101を宛先として転送され、ANノード装置103
に到達する。
【0127】受信者106から送出されたRパケットは
ANノード103装置に到達する。ANノード装置10
3には既に配信テーブルが存在するため、図8の処理5
01、502、505、506の処理がなされる。ここ
で配信テーブルには空きがあるとすると、続けて50
4、507の処理が実行され、次いで508、509の
いずれかの処理がなされる。受信者108からのRパケ
ットが設定時間内にANノード装置103を通過してい
る場合は、受信者106から送出されたRパケットでは
図8の処理509に従う。受信者108からのRパケッ
トが設定時間内にANノード装置103を通過していな
い場合は、受信者106から送出されたRパケットでは
図8の処理508に従い、放送局101を宛先とし送出
される。以上の処理により、受信者106のアドレスが
ANノード装置103上の配信テーブルに登録される。
【0128】放送局101から送出されたMパケット、
DパケットはANノード装置103にて配信テーブルを
参照し、ANノード装置103から受信者106、10
8を宛先とし送出される。
【0129】ANノード装置103からMパケットを受
け取った後、受信者106は図7の処理に従い、Mパケ
ット内に送出元アドレスとして格納されているアドレス
であるANノード装置103へとRパケットを送出する
ことになる。
【0130】この時のマルチキャスト木の形状を図15
に示す。受信者106はANノード装置103を宛先と
しRパケットを送出し、受信者106から送出されたR
パケットはANノード装置103からのRパケットとし
て放送局101に到達、もしくはANノード装置103
上で消滅する。
【0131】受信者108はANノード装置103を宛
先としRパケットを送出し、受信者108から送出され
たRパケットはANノード装置103からのRパケット
として放送局101に到達、もしくはANノード装置1
03上で消滅する。
【0132】放送局101はANノード装置103を宛
先とし、Mパケット、Dパケットを送出する。ANノー
ド装置103に到達したMパケット、DパケットはAN
ノード装置103にて配信テーブル内に登録された受信
者106、108へとそれぞれMパケット、Dパケット
を複製して送出する。
【0133】次に図15の状況において、受信者107
がマルチキャストに参加する場合を説明する。まず、A
Nノード装置103上の配信テーブルに受信者アドレス
が2つまで登録可能な場合を考える。図16に示すよう
に、受信者107は放送局101を宛先として、Rパケ
ットを送出する。受信者107から送出されたRパケッ
トはANノード装置104に到達する。ANノード装置
104には配信テーブルが用意されていないので、図8
の処理501、503に従い、放送局101を宛先とし
て転送され、ANノード装置103に到達する。
【0134】このようにして、受信者107から送出さ
れたRパケットはANノード装置103に到達する。A
Nノード装置103には既に配信テーブルが存在する。
ここで配信テーブルに登録可能な受信者アドレスの最大
数が2に設定されていた場合は、既に受信者106、1
08が配信テーブルに登録されているため、配信テーブ
ルには受信者107のアドレスを登録不可能であり、R
パケットは図8の処理501、502、505、503
に従い処理され、Rパケットは受信者107からのRパ
ケットとして放送局101に到達する。
【0135】放送局101は新たな受信者からのRパケ
ットが受け取ったことになり、図6の処理に従い、Aパ
ケットを受信者107を宛先とし送出する。放送局10
1から受信者107を宛先とし送出されたAパケットは
ANノード装置103に到達する。ANノード装置10
3上ではAパケットは図9の処理601、603、60
5に従い、受信者107方面にAパケットを転送する。
【0136】ANノード装置103から送出されたAパ
ケットはANノード装置104に到達する。ANノード
装置104上ではAパケットは図9の601、602、
603、604、605に従い処理され、配信テーブル
が作成され、受信者107が登録され、Aパケットは受
信者107を宛先とし送出される。
【0137】Aパケットは受信者107に到達する。以
降、受信者107は配信要求Rパケット受け付けアドレ
スとしてAパケット内に格納されているANノード装置
104へとRパケットを送出する。受信者106から送
出されたRパケットはANノード装置104にて、図8
の処理に従い、受信者106をANノード装置104に
登録する。
【0138】以降、受信者105と107から送出され
たRパケットはANノード装置104からのRパケット
としてANノード装置103に到達する。ANノード装
置103に登録されていた受信者106はタイムアウト
し、ANノード装置104が登録される。受信者10
6、107、108から送出されたRパケットはすべて
ANノード装置103からのRパケットとして放送局1
01へ到達する。
【0139】放送局101からANノード装置103を
宛先とし送出されたMパケット、Dパケットは放送中継
ANノード装置103にて配信をテーブルを参照し、登
録されている受信者108とANノード装置104を宛
先としMパケット、Dパケットを送出する。
【0140】ANノード装置103からANノード装置
104を宛先とし送出されたMパケット、Dパケットは
放送中継ANノード装置104にて配信をテーブルを参
照し、登録されている受信者106、107を宛先とし
Mパケット、Dパケットを送出する。
【0141】このときのマルチキャスト木の状態を図1
7に示す。次に、ANノード装置103上の配信テーブ
ルに受信者アドレスが3つ以上登録可能な場合を考え
る。受信者107は放送局101を宛先として、Rパケ
ットを送出する。受信者107から送出されたRパケッ
トはANノード装置104に到達する。ANノード装置
104には配信テーブルが用意されていないので、図8
の処理501、503に従い、放送局101方面のノー
ドであるANノード装置103を宛先とし転送される。
【0142】受信者107から送出されたRパケットは
ANノード装置103に到達する。ANノード装置10
3には既に配信テーブルが存在する。ここで配信テーブ
ルに登録可能な受信者アドレスの最大数が3以上に設定
されていた場合は、Rパケットは図8の処理に従い、受
信者107をANノード装置103の配信テーブルに登
録する。
【0143】放送局101からANノード装置103を
宛先とし送出されたMパケット、Dパケットは放送中継
ANノード装置103にて配信をテーブルを参照し、登
録されている受信者106、107、108を宛先とし
Mパケット、Dパケットを送出する。以後、受信者10
7はMパケット内に送出元アドレスとして格納されてい
るアドレスANノード装置103へとRパケットを送出
することになる。
【0144】この時のマルチキャスト木の形状を図18
に示す。受信者106、107、108はANノード装
置103を宛先としRパケットを送出し、受信者10
5、106、107から送出されたRパケットはANノ
ード装置103からのRパケットとして放送局101に
到達、もしくはANノード装置103上で消滅する。
【0145】放送局101はANノード装置103を宛
先とし、Mパケット、Dパケットを送出する。ANノー
ド装置103に到達したMパケット、DパケットはAN
ノード装置103にて配信テーブル内に登録された受信
者106、108へとそれぞれMパケット、Dパケット
を送出する。
【0146】ここで、図18の状況において受信者10
9がマルチキャストに参加する場合を説明する。図7の
処理に従い、受信者108は放送局101に向け、Rパ
ケットを送出する。受信者109から放送局101にむ
けて送出されたRパケットは、途中経路上のIPルータ
105に到着する。IPルータ105では、Rパケット
内のプログラム処理は実行されず、単にRパケット内の
宛先アドレスである放送局101方面のノードであるA
Nノード装置103を宛先としRパケットは転送され
る。
【0147】受信者109から送出されたRパケットは
ANノード装置103に到達する。ANノード装置10
3には既に配信テーブルが存在する。ここで配信テーブ
ルに登録可能な受信者アドレスの最大数が3に設定され
ていた場合は、既に受信者106、107、108が配
信テーブルに登録されているため、配信テーブルには受
信者109のアドレスを登録不可能であり、Rパケット
は図8の処理501、502、505、503に従い処
理され、Rパケットは受信者109からのRパケットと
して放送局101に到達する。放送局101は新たな受
信者からのRパケットが受け取ったことになり、図6の
処理に従い、Aパケットを受信者109を宛先とし送出
する。
【0148】放送局101から受信者109を宛先とし
送出されたAパケットはANノード装置103に到達す
る。ANノード装置103上ではAパケットは図9の処
理601、603、605に従い、受信者109方面に
Aパケットを転送する。
【0149】ANノード装置103から受信者109に
向けて送出されたAパケットは、途中経路上のIPルー
タ105に到着する。IPルータ105では、Aパケッ
ト内のプログラム処理は実行されず、単にAパケット内
の宛先アドレスである受信者109を宛先とし転送され
る。
【0150】Aパケットは受信者109に到達する。以
降、受信者107は配信要求Rパケット受け付けアドレ
スとしてAパケット内に格納されている放送局101へ
とRパケットを送出する。
【0151】このときのマルチキャスト木の様子を図2
2に示す。
【0152】(第二実施例)本発明では放送局、受信者
がそれぞれプログラム内蔵パケットに格納するプログラ
ムを変更することにより、迅速にマルチキャスト方法の
変更が可能である。また、複数の放送局が存在する場
合、それぞれの放送局が独自のパケット内プログラムを
用いることにより、それぞれの放送局が独自のマルチキ
ャスト通信方法を1つの網の中で同時に実現することが
可能となる。
【0153】ここでは、図4における放送局102、A
Nノード装置103、104、受信者106、107、
108、109に注目したマルチキャスト木作成の手順
を説明する。放送局102はAパケット内のプログラム
として、図9の処理に代え、図19の処理を記述したプ
ログラムを格納するとする。
【0154】処理1601では、ANノード装置上のメ
モリに該放送局に関する配信テーブルが用意されている
かを調べる。配信テーブルが用意されている場合は処理
1606へ移動する。配信テーブルが用意されていない
場合は、処理1602へ移動する。
【0155】処理1602では、ANノード装置のメモ
リ上に該放送局に対応する配信テーブルを作成し、テー
ブル内のデータを初期化する。
【0156】処理1603では、配信テーブルの空き容
量を調べることにより受信者のアドレスを追加登録可能
かを調査し、受信者アドレスの登録が可能な場合は処理
1604へと移動する。受信者アドレスの登録が不可能
な場合は処理1605へ移動する。
【0157】処理1604では、Aパケットの宛先アド
レスとして設定されている受信者もしくは放送中継AN
ノード装置を配信テーブルに登録する。Rパケットの転
送先となるAパケットの送出先アドレスとして設定され
ているアドレスをANノード装置のメモリに登録する。
【0158】処理1605では、受信者に向けAパケッ
トを送出する。処理1606へ移動する。
【0159】処理1606では、現在プログラムが処理
されているANノード装置のアドレスを送出元アドレス
としてAパケット内に格納する。
【0160】配信テーブル内に格納されている、各受信
者のアドレスと、その受信者からの配信要求Rパケット
到着時刻を参照し、受信要求が有効な受信者へと該Aパ
ケットを複製し、送出する。
【0161】図19の処理により、Aパケットは放送局
に到達した配信要求に対し、放送局から配信要求送出元
までの経路上と、その経路上のANノード装置に既に存
在する配信テーブルに登録されている受信者に到達する
経路上に存在する全てのANノード装置上に配信テーブ
ルを必要に応じて作成し、同時にそれらの経路上に存在
するANノード装置上の配信テーブルに空きがある場合
は受信者を登録し、マルチキャスト木を再構築する。
【0162】ここでは、図4における放送局102、A
Nノード装置103、104、受信者106、107、
108、109に注目したマルチキャスト木作成の手順
を説明する。図20では、放送局102が受信者10
6、107、108に対し放送を提供している状況を示
している。
【0163】ただし、ここでは、ANノード装置103
上の配信テーブルに受信者アドレスが3つまで登録可能
とし、受信者108が受信者106、107より先に受
信を開始する場合について以下に説明する。
【0164】図20のマルチキャスト木の形態が作成さ
れる流れを説明する。まず、図7の処理に従い、受信者
108は放送局102に向け、Rパケットを送出する。
受信者108から放送局102にむけて送出されたRパ
ケットは、途中経路上のIPルータ105に到着する。
IPルータ105では、Rパケット内のプログラム処理
は実行されず、単にRパケット内の宛先アドレスである
放送局102方面のノードであるANノード装置103
を宛先としRパケットは転送される。
【0165】RパケットがANノード装置103に到達
すると、ANノード装置103ではRパケット内のプロ
グラムが処理される。ここでは、ANノード装置103
上に配信テーブルは無く、図8の処理501、503に
従い、Rパケットは放送局102を宛先とし送出され
る。
【0166】ANノード装置103から送出されたRパ
ケットは放送局102に到達する。放送局102は図6
の処理に従い、受信者108を宛先とするAパケットを
1回送出する。また、受信者108に向け、Mパケッ
ト、Dパケットの送出を開始する。
【0167】放送局102から送出されたAパケットは
ANノード装置103に到達し、図19の処理160
1、1602、1603、1604の処理がなされ、処
理1606では配信テーブル内に登録された受信者10
8を宛先とし該Aパケットを送出する。
【0168】ANノード装置103から送出されたAパ
ケットは、途中経路上のIPルータ105に到着する。
IPルータ105では、Aパケット内のプログラム処理
は実行されず、単にAパケット内の宛先アドレスである
受信者108を宛先とし転送される。
【0169】Aパケットは受信者108に到達する。以
降、受信者108は図7の処理403、404に従い配
信要求Rパケット送出先アドレスとして該Aパケット内
に格納されているANノード装置103のアドレスを使
用する。
【0170】以降、受信者108から放送中継ANノー
ド装置103へ向けて送出されたRパケットは放送中継
ANノード装置103からのRパケットとして、放送局
102に到達することになる。
【0171】次に、受信者106がマルチキャストに参
加したとする。受信者106は放送局102を宛先とし
て、Rパケットを送出する。受信者106から送出され
たRパケットはANノード装置104に到達する。AN
ノード装置104には配信テーブルが用意されていない
ので、該Rパケットは図8の処理501、503に従
い、放送局101を宛先として転送され、ANノード装
置103に到達する。
【0172】受信者106から送出されたRパケットは
ANノード装置103に到達する。ANノード装置10
3には既に配信テーブルが存在するため、図8の処理5
01、502、505、506の処理がなされる。ここ
で配信テーブルには空きがあるので、続けて504、5
07の処理が実行され、次いで508、509のいずれ
かの処理がなされる。受信者108からのRパケットが
設定時間内にANノード装置103を通過している場合
は、受信者106から送出されたRパケットでは図8の
処理509に従う。受信者108からのRパケットが設
定時間内にANノード装置103を通過していない場合
は、受信者106から送出されたRパケットでは図8の
処理508に従い、放送局102を宛先とし送出され
る。以上の処理により、受信者106のアドレスがAN
ノード装置103上の配信テーブルに登録される。
【0173】放送局102から送出されたMパケット、
DパケットはANノード装置103にて配信テーブルを
参照し、ANノード装置103から受信者106、10
8を宛先とし送出される。
【0174】ANノード装置103からMパケットを受
け取った後、受信者106は図7の処理に従い、Mパケ
ット内に送出元アドレスとして格納されているアドレス
であるANノード装置103へとRパケットを送出する
ことになる。
【0175】次に、受信者107がマルチキャストに参
加したとする。受信者107は放送局102を宛先とし
て、Rパケットを送出する。受信者107から送出され
たRパケットはANノード装置104に到達する。AN
ノード装置104には配信テーブルが用意されていない
ので、該Rパケットは図8の処理501、503に従
い、放送局101を宛先として転送され、ANノード装
置103に到達する。
【0176】受信者107から送出されたRパケットは
ANノード装置103に到達する。ANノード装置10
3には既に配信テーブルが存在するため、図8の処理5
01、502、505、506の処理がなされる。ここ
で配信テーブルには空きがあるので、続けて504、5
07の処理が実行され、次いで508、509のいずれ
かの処理がなされる。受信者106、108からのRパ
ケットが設定時間内にANノード装置103を通過して
いる場合は、受信者106から送出されたRパケットで
は図8の処理509に従う。受信者108からのRパケ
ットが設定時間内にANノード装置103を通過してい
ない場合は、受信者107から送出されたRパケットで
は図8の処理508に従い、放送局102を宛先とし送
出される。以上の処理により、受信者107のアドレス
がANノード装置103上の配信テーブルに登録され
る。
【0177】放送局102から送出されたMパケット、
DパケットはANノード装置103にて配信テーブルを
参照し、ANノード装置103から受信者106、10
7、108を宛先とし送出される。
【0178】ANノード装置103からMパケットを受
け取った後、受信者107は図7の処理に従い、Mパケ
ット内に送出元アドレスとして格納されているアドレス
であるANノード装置103へとRパケットを送出する
ことになる。以上の流れにより、図20の形状のマルチ
キャスト木が作成される。受信者106、107の順序
が逆の場合も同様のマルチキャスト木が作成される。
【0179】ここで、受信者109がマルチキャストに
参加する場合を説明する。上で述べたように、ここで
は、ANノード装置103上の配信テーブルに受信者ア
ドレスが3つまで登録可能な場合を考える。
【0180】受信者109は放送局102を宛先とし
て、Rパケットを送出する。受信者109から送出され
たRパケットはIPルータ105を経由し、ANノード
装置103に到達する。ANノード装置103には既に
配信テーブルが存在する。ここで配信テーブルに登録可
能な受信者アドレスの最大数は3であり、既に受信者1
06、107、108が配信テーブルに登録されている
ため、配信テーブルには受信者109のアドレスを登録
不可能であり、Rパケットは図8の処理501、50
2、505、503に従い処理され、Rパケットは受信
者109からのRパケットとして放送局102に到達す
る。放送局102は新たな受信者からのRパケットが受
け取ったことになり、図6の処理に従い、Aパケットを
受信者109を宛先とし送出する。
【0181】放送局102から受信者109を宛先とし
送出されたAパケットはANノード装置103に到達す
る。ANノード装置103上ではAパケットは図19の
処理1601、1603、1605、1606に従い、
受信者109方面と受信者106、107、108にA
パケットを送出する。
【0182】ANノード装置103から受信者109に
向けて送出されたAパケットは、途中経路上のIPルー
タ105に到着する。IPルータ105では、Aパケッ
ト内のプログラム処理は実行されず、単にAパケット内
の宛先アドレスである受信者109を宛先とし転送され
る。
【0183】Aパケットは受信者109に到達する。受
信者109は図7の処理403、404に従い配信要求
Rパケット送出先アドレスとして該Aパケット内に格納
されているANノード装置103のアドレスを使用す
る。
【0184】ANノード装置103から受信者108に
向けて送出されたAパケットは、途中経路上のIPルー
タ105に到着する。IPルータ105では、Aパケッ
ト内のプログラム処理は実行されず、単にAパケット内
の宛先アドレスである受信者108を宛先とし転送され
る。
【0185】Aパケットは受信者108に到達する。受
信者108は図7の処理403、404に従い配信要求
Rパケット送出先アドレスとして該Aパケット内に格納
されているANノード装置103のアドレスを使用す
る。
【0186】ANノード装置103から受信者106に
向けて送出されたAパケットはANノード装置104に
到達し、図19の処理1601、1602、1603、
1604の処理がなされ、処理1606では配信テーブ
ル内に登録された受信者106を宛先とし該Aパケット
を送出する。
【0187】ANノード装置104から受信者106に
向けて送出されたAパケットは受信者106に到達す
る。以降、受信者106は図7の処理403、404に
従い配信要求Rパケット送出先アドレスとして該Aパケ
ット内に格納されているANノード装置104のアドレ
スを使用する。
【0188】以降、受信者106から放送中継ANノー
ド装置104へ向けて送出されたRパケットは放送中継
ANノード装置104からのRパケットとして、放送中
継ANノード装置103に到達することになる。
【0189】ANノード装置103から受信者107に
向けて送出されたAパケットはANノード装置104に
到達し、図19の処理1601、1602、1603、
1604の処理がなされ、処理1606では配信テーブ
ル内に登録された受信者106、107を宛先とし該A
パケットを送出する。
【0190】ANノード装置104から受信者106に
向けて送出されたAパケットは受信者106に到達す
る。以降、受信者106は図7の処理403、404に
従い配信要求Rパケット送出先アドレスとして該Aパケ
ット内に格納されているANノード装置104のアドレ
スを使用する。
【0191】以降、受信者106から放送中継ANノー
ド装置104へ向けて送出されたRパケットは放送中継
ANノード装置104からのRパケットとして、放送中
継ANノード装置103に到達することになる。
【0192】ANノード装置104から受信者107に
向けて送出されたAパケットは受信者107に到達す
る。以降、受信者107は図7の処理403、404に
従い配信要求Rパケット送出先アドレスとして該Aパケ
ット内に格納されているANノード装置104のアドレ
スを使用する。
【0193】以降、受信者107から放送中継ANノー
ド装置104へ向けて送出されたRパケットは放送中継
ANノード装置104からのRパケットとして、放送中
継ANノード装置103に到達することになる。
【0194】このときのマルチキャスト木の様子を図2
1に示す。第一実施例と第二実施例は、同一の網にて複
数の放送局が存在する場合は、それぞれの実施例を同時
に実現可能である。
【0195】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
中継ノード上にマルチキャスト方式に関する機能を事前
に用意する必要が無く、マルチキャスト通信方法を迅速
に網内に実現し、また、これを変更可能とし、同一網内
で複数のマルチキャスト方式を実現可能とし、さらに、
データを配信する機能を格納したパケット内プログラム
を小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例による放送局の機能構成例を示
す図。
【図2】本発明の実施例による受信者の機能構成例を示
す図。
【図3】本発明の実施例によるマルチキャスト放送中継
ノード(ANノード装置)の構成例を示す図。
【図4】本発明第一および第二実施例によるマルチキャ
スト木の形態を示す図。
【図5】本発明で用いるプログラム内蔵パケットのフォ
ーマット例を示す図。
【図6】本発明第一および第二実施例による放送局の処
理例を示すフローチャート。
【図7】本発明第一および第二実施例による受信者の処
理例を示すフローチャート。
【図8】本発明第一および第二実施例によるRパケット
の処理例を示すフローチャート。
【図9】本発明第一実施例によるAパケットの処理例を
示すフローチャート。
【図10】本発明第一および第二実施例によるDパケッ
トの処理例を示すフローチャート。
【図11】本発明第一および第二実施例によるMパケッ
トの処理例を示すフローチャート。
【図12】本発明第一および第二実施例による放送開始
の際の様子を示す図。
【図13】本発明第一実施例によるANノード装置上に
配信テーブルが用意された時のマルチキャスト木の形態
を示す図。
【図14】本発明第一実施例による受信者が追加される
際のマルチキャスト木の形態を示す図。
【図15】本発明第一実施例による受信者が追加された
後のマルチキャスト木の形態を示す図。
【図16】本発明第一実施例による受信者追加時に放送
局がAパケットを送出する場合のマルチキャスト木の形
態を示す図。
【図17】本発明第一実施例による受信者追加時に放送
局がAパケットを送出した場合のマルチキャスト木の形
態を示す図。
【図18】本発明第一実施例による図15の状態で受信
者が追加される際、放送局がAパケットを送出しない場
合のマルチキャスト木の形態を示す図。
【図19】本発明第二実施例によるAパケットの処理例
を示すフローチャート。
【図20】本発明第二実施例による受信者106、受信
者107、受信者108がこの順に受信を開始した場合
のマルチキャスト木の形態を示す図。
【図21】本発明第二実施例による受信者追加時に放送
局がAパケットを送出した場合のマルチキャスト木の形
態を示す図。
【図22】本発明第一実施例による図18の状態で受信
者が追加される際、放送局がAパケットを送出した場合
のマルチキャスト木の形態を示す図。
【符号の説明】
101、102 放送局 103、104 ANノード装置 105 IPルータ 106〜109 受信者 110 放送局101からANノード装置103に対す
る放送の経路 111 ANノード装置103からANノード装置10
4に対する放送の経路 112、113 ANノード装置104から受信者10
6に対する放送の経路 114 ANノード装置103から受信者109に対す
る放送の経路 115 ANノード装置103から受信者108に対す
る放送の経路 201 IPヘッダ 202 UDPヘッダ 203 プログラム 204 データ 901 受信者108から送出されるRパケットの経路 902 放送局101から送出されるAパケットの経路 1001 受信者108から送出されるRパケットの経
路 1002、1202、1404、1502、1702、
1806 ANノード装置103から送出されるRパケ
ットの経路 1003 放送局101から送出されるMパケット、D
パケットの経路 1004 ANノード装置103から送出されるMパケ
ット、Dパケットの経路 1101 受信者106から送出されるRパケットの宛
先 1102 ANノード装置103から受信者106に向
けて送出されるMパケット、Dパケットの経路 1201、1705、1803 受信者106から送出
されるRパケットの経路 1301、1402、1501、1707、1804
受信者107から送出されるRパケットの経路 1302 放送局101から送出されるAパケットの経
路 1401 受信者106から送出されるRパケットの経
路 1403 ANノード装置104から送出されるRパケ
ットの経路 1405 ANノード装置103からANノード装置1
04に向けて送出されるMパケット、Dパケットの経路 1406 ANノード装置104から受信者106に向
けて送出されるMパケット、Dパケットの経路 1407 ANノード装置104から受信者107に向
けて送出されるMパケット、Dパケットの経路 1503 ANノード装置103から受信者107に向
けて送出されるMパケット、Dパケットの経路 1701 受信者108から送出されるRパケットの経
路 1703 放送局102からANノード装置103に向
けて送出されるMパケット、Dパケットの経路 1704 ANノード装置103から受信者108に向
けて送出されるMパケット、Dパケットの経路 1706 ANノード装置103から受信者106に向
けて送出されるMパケット、Dパケットの経路 1708 ANノード装置103から受信者107に向
けて送出されるMパケット、Dパケットの経路 1801、1901 受信者109から送出されるRパ
ケットの経路 1802 ANノード装置103から受信者109に向
けて送出されるMパケット、Dパケットの経路 1805 ANノード装置104から送出されるRパケ
ットの経路 1807 ANノード装置103からANノード装置1
04に向けて送出されるMパケット、Dパケットの経路 1808 ANノード装置104から受信者106に向
けて送出されるMパケット、Dパケットの経路 1809 ANノード装置104から受信者107に向
けて送出されるMパケット、Dパケットの経路 1902 放送局101から受信者109に向けて送出
されるMパケット、Dパケットの経路 3002 受信者リスト更新部 3003 受信者リスト記憶部 3004 タイマ処理部 3005 Rパケット受信部 3006 Aパケット送出部 3007 Dパケット送出部 3008 Mパケット送出部 3009、5002〜5004 入力ライン 3010〜3012、5010〜5012 出力ライン 4002 タイマ管理部 4003 Rパケット送出先記憶部 4004 Aパケット受信部 4005 Mパケット受信部 4006 Rパケット送出部 5005 プロセサ 5006 メモリ 5007 メモリアクセス入出力線 5008 内部接続線 5009 スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 日野 浩志 東京都港区芝五丁目7番1号 日本電気株 式会社内 (72)発明者 宮崎 敏明 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 谷 誠一郎 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 Fターム(参考) 5K030 HA08 KA01 KA07 LA19 LD05 LD07

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マルチキャスト放送データを配信するサ
    ーバ装置と、 当該マルチキャスト放送データを受信するクライアント
    装置と、 このクライアント装置と前記サーバ装置との間に配置さ
    れたマルチキャスト放送中継ノード装置とを備え、 前記マルチキャスト放送中継ノード装置には、パケット
    に書込まれた配信制御プログラムにしたがい所定の機能
    を実現する情報処理部を備え、 前記クライアント装置および前記サーバ装置には、前記
    情報処理部に所定の機能を実現させる前記プログラムが
    書込まれた前記パケットを送出する手段を備えたことを
    特徴とするマルチキャスト放送データ配信システム。
  2. 【請求項2】 前記クライアント装置の前記配信制御プ
    ログラムが書込まれた前記パケットを送出する手段は、
    前記情報処理部に、前記クライアント装置からの前記サ
    ーバ装置に対するマルチキャスト放送データの配信要求
    を前記サーバ装置に伝達する機能を実現させる配信制御
    プログラムが書込まれたパケットを送出する手段を備
    え、 前記サーバ装置の前記配信制御プログラムが書込まれた
    前記パケットを送出する手段は、 前記情報処理部に、前記サーバ装置から送出されるマル
    チキャスト放送データを前記クライアント装置に配信す
    るためのマルチキャスト配信テーブルを作成する機能を
    実現させる配信制御プログラムが書込まれたパケットを
    送出する手段と、 前記情報処理部に、その配信テーブルの管理および削除
    を行なう機能を実現させる配信制御プログラムが書込ま
    れたパケットを送出する手段と、 前記情報処理部に、前記サーバ装置から送出されたマル
    チキャスト放送データを前記配信テーブルにしたがって
    前記クライアント装置に配信する機能を実現させる配信
    制御プログラムが書込まれたパケットを送出する手段と
    を備えた請求項1記載のマルチキャスト放送データ配信
    システム。
  3. 【請求項3】 マルチキャスト放送データを配信するサ
    ーバ装置とマルチキャスト放送データを受信するクライ
    アント装置との間に配置されたマルチキャスト放送中継
    ノード装置において、 パケットに書込まれた配信制御プログラムにしたがい所
    定の機能を実現する情報処理部を備えたことを特徴とす
    るマルチキャスト放送中継ノード装置。
  4. 【請求項4】 マルチキャスト放送データを配信するサ
    ーバ装置とマルチキャスト放送データを受信するクライ
    アント装置との間に配置されパケットに書込まれた配信
    制御プログラムにしたがい所定の機能を実現する情報処
    理部を備えたマルチキャスト放送中継ノード装置に対
    し、 前記情報処理部に所定の機能を実現させる前記配信制御
    プログラムが書込まれた前記パケットを送出する手段を
    備えたことを特徴とするクライアント装置。
  5. 【請求項5】 前記配信制御プログラムが書込まれた前
    記パケットを送出する手段は、前記情報処理部に、前記
    クライアント装置からの前記サーバ装置に対するマルチ
    キャスト放送データの配信要求を前記サーバ装置に伝達
    する機能を実現させる配信制御プログラムが書込まれた
    パケットを送出する手段を備えた請求項4記載のクライ
    アント装置。
  6. 【請求項6】 マルチキャスト放送データを配信する自
    サーバ装置とマルチキャスト放送データを受信するクラ
    イアント装置との間に配置されパケットに書込まれた配
    信制御プログラムにしたがい所定の機能を実現する情報
    処理部を備えたマルチキャスト放送中継ノード装置に対
    し、 前記情報処理部に所定の機能を実現させる前記配信制御
    プログラムが書込まれた前記パケットを送出する手段を
    備えたことを特徴とするサーバ装置。
  7. 【請求項7】 前記配信制御プログラムが書込まれた前
    記パケットを送出する手段は、 前記情報処理部に、前記サーバ装置から送出されるマル
    チキャスト放送データを前記クライアント装置に配信す
    るためのマルチキャスト配信テーブルを作成する機能を
    実現させる配信制御プログラムが書込まれたパケットを
    送出する手段と、 前記情報処理部に、その配信テーブルの管理および削除
    を行なう機能を実現させる配信制御プログラムが書込ま
    れたパケットを送出する手段と、 前記情報処理部に、前記サーバ装置から送出されたマル
    チキャスト放送データを前記配信テーブルにしたがって
    前記クライアント装置に配信する機能を実現させる配信
    制御プログラムが書込まれたパケットを送出する手段と
    を備えた請求項6記載のサーバ装置。
  8. 【請求項8】 情報処理装置にインストールすることに
    より、その情報処理装置に、 マルチキャスト放送データを配信するサーバ装置とマル
    チキャスト放送データを受信するクライアント装置との
    間に配置されたマルチキャスト放送中継ノード装置に相
    応する機能を実現させ、 当該機能として、パケットに書込まれた配信制御プログ
    ラムにしたがい所定の機能を実現する情報処理部の機能
    を実現させることを特徴とするプログラム。
  9. 【請求項9】 情報処理装置にインストールすることに
    より、その情報処理装置に、 マルチキャスト放送データを配信するサーバ装置とマル
    チキャスト放送データを受信するクライアント装置との
    間に配置されパケットに書込まれた配信制御プログラム
    にしたがい所定の機能を実現する情報処理部を備えたマ
    ルチキャスト放送中継ノード装置に接続されるクライア
    ント装置としての機能を実現させ、 当該機能として、前記情報処理部に所定の機能を実現さ
    せる前記配信制御プログラムが書込まれた前記パケット
    を送出する機能を実現させることを特徴とするプログラ
    ム。
  10. 【請求項10】 前記配信制御プログラムが書込まれた
    前記パケットを送出する機能として、前記情報処理部
    に、前記クライアント装置からの前記サーバ装置に対す
    るマルチキャスト放送データの配信要求を前記サーバ装
    置に伝達する機能を実現させる配信制御プログラムが書
    込まれたパケットを送出する機能を実現させる請求項9
    記載のプログラム。
  11. 【請求項11】 情報処理装置にインストールすること
    により、その情報処理装置に、 マルチキャスト放送データを配信する自サーバ装置とマ
    ルチキャスト放送データを受信するクライアント装置と
    の間に配置されパケットに書込まれた配信制御プログラ
    ムにしたがい所定の機能を実現する情報処理部を備えた
    マルチキャスト放送中継ノード装置に接続されるサーバ
    装置としての機能を実現させ、 当該機能として、前記情報処理部に所定の機能を実現さ
    せる前記配信制御プログラムが書込まれた前記パケット
    を送出する機能を実現させることを特徴とするプログラ
    ム。
  12. 【請求項12】 前記配信制御プログラムが書込まれた
    前記パケットを送出する機能として、 前記情報処理部に、前記サーバ装置から送出されるマル
    チキャスト放送データを前記クライアント装置に配信す
    るためのマルチキャスト配信テーブルを作成する機能を
    実現させる配信制御プログラムが書込まれたパケットを
    送出する機能と、 前記情報処理部に、その配信テーブルの管理および削除
    を行なう機能を実現させる配信制御プログラムが書込ま
    れたパケットを送出する機能と、 前記情報処理部に、前記サーバ装置から送出されたマル
    チキャスト放送データを前記配信テーブルにしたがって
    前記クライアント装置に配信する機能を実現させる配信
    制御プログラムが書込まれたパケットを送出する機能と
    を実現させる請求項11記載のプログラム。
  13. 【請求項13】 マルチキャスト放送データを配信する
    サーバ装置と当該マルチキャスト放送データを受信する
    クライアント装置との間に配置されたマルチキャスト放
    送中継ノード装置は、パケットに書込まれた配信制御プ
    ログラムにしたがい所定の機能を実現し、 前記クライアント装置は、前記マルチキャスト放送中継
    ノード装置に、前記クライアント装置からの前記サーバ
    装置に対するマルチキャスト放送データの配信要求を前
    記サーバ装置に伝達する機能を実現させる配信制御プロ
    グラムが書込まれたパケットを送出し、 前記サーバ装置は、前記サーバ装置から送出されるマル
    チキャスト放送データを前記クライアント装置に配信す
    るためのマルチキャスト配信テーブルを作成する機能を
    実現させる配信制御プログラムが書込まれたパケット
    と、その配信テーブルの管理および削除を行なう機能を
    実現させる配信制御プログラムが書込まれたパケット
    と、前記サーバ装置から送出されたマルチキャスト放送
    データを前記配信テーブルにしたがって前記クライアン
    ト装置に配信する機能を実現させる配信制御プログラム
    が書込まれたパケットとを送出することを特徴とするマ
    ルチキャスト放送データ配信方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2005013568A1 (ja) * 2003-08-05 2005-02-10 Fujitsu Limited コンテンツ配信システム

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