JP2003152419A - アンテナ装置 - Google Patents

アンテナ装置

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JP2003152419A
JP2003152419A JP2002068140A JP2002068140A JP2003152419A JP 2003152419 A JP2003152419 A JP 2003152419A JP 2002068140 A JP2002068140 A JP 2002068140A JP 2002068140 A JP2002068140 A JP 2002068140A JP 2003152419 A JP2003152419 A JP 2003152419A
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antenna
heat sink
case
polarization direction
antenna device
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JP2002068140A
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Takanari Ogawa
隆也 小川
Satoshi Inagaki
聡 稲垣
Yoshiyuki Ikuma
良行 生熊
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q1/00Details of, or arrangements associated with, antennas
    • H01Q1/002Protection against seismic waves, thermal radiation or other disturbances, e.g. nuclear explosion; Arrangements for improving the power handling capability of an antenna
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q1/00Details of, or arrangements associated with, antennas
    • H01Q1/02Arrangements for de-icing; Arrangements for drying-out ; Arrangements for cooling; Arrangements for preventing corrosion

Abstract

(57)【要約】 【課題】この発明は、簡易な構成で、2種類の直線偏波
を用いた無線通信及び放送を実現し、かつ、製造工程の
簡略化、注文・在庫管理を含む取扱い性の簡略化を図る
ことにある。 【解決手段】直線偏波用アンテナ11を、シートシンク
14の設けられたケース10に収容配置して、垂直偏波
あるいは水平偏波に応じて、ケース10を回転配置する
ことにより、高精度な垂直偏波あるいは水平偏波を実現
するように構成したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば屋外に設
置され、基幹網に接続される基地局との間で、音声やデ
ータの伝送等を無線にて行うために用いられるアンテナ
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】最近の無線システムにおいては、例えば
WLL(Wireless Local Loop)あ
るいはFWA(Fixed Wireless Acc
ess)と称されるデータ伝送サービスが提供されてい
る。このようなサービスは、屋外等にアンテナ装置を設
置して、このアンテナ装置を介して基幹網に接続される
基地局との間での無線による通信及び放送が実行され
る。
【0003】ところで、このようなサービスにおいて
は、その伝送するデータの種類、使用目的や環境等に応
じて、水平(H)偏波、あるいは垂直(V)偏波が用い
られる。そこで、このサービスに用いられるアンテナ装
置としては、その通信及び放送に供する電波が水平偏波
であるか、あるいは垂直偏波であるかに応じたアンテナ
装置が備えられる。
【0004】しかしながら、上記アンテナ装置では、所
望の通信及び放送網を構築するために、偏波の異なる2
種類を用意しておいて、その通信及び放送網の偏波に合
致したアンテナ装置を選択して、所望の場所に設置し、
通信及び放送網を構築しなければならないために、その
装置の注文・製造工程及び在庫管理が煩雑で、面倒であ
るという問題を有する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】以上述べたように、従
来のアンテナ装置では、水平あるいは垂直偏波に応じた
ものを用意する必要があるために、その注文・製造工程
及び在庫の管理が煩雑で、面倒であるという問題を有す
る。
【0006】この発明は、上記の事情に鑑みてなされた
もので、構成簡易にして、2種類の直線偏波を用いた無
線による通信及び放送を実現し得るようにして、注文・
製造工程及び在庫の管理を含む取扱い性の簡略化を図っ
たアンテナ装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、ケースに対
して、直交する垂直偏波方向あるいは水平偏波方向に選
択的に収容される直線偏波用アンテナ本体と、前記ケー
スの背面に配置されるものであって、前記アンテナ本体
と熱的に結合され、該アンテナ本体を熱制御するヒート
シンクとを備えてアンテナ装置を構成した。
【0008】上記構成によれば、アンテナ本体を、ケー
スに対して垂直偏波方向、あるいは水平偏波方向に選択
的に収容配置することにより、垂直偏波あるいは水平偏
波を用いる無線通信及び放送にも対応可能な構成とする
ことが可能となる。
【0009】このようにアンテナ本体のケースへの収容
方向を代えるだけの作業で、容易に垂直及び水平偏波の
双方の無線通信及び放送を可能に設定することが可能と
なることにより、その注文・製造工程及び在庫の管理を
含む取扱い性の簡略化を実現したうえで、通信及び放送
の多様化を図ることができる。
【0010】また、この発明は、前記ヒートシンクを、
その放熱フィンの配列がアンテナ本体の司る垂直偏波方
向及び水平偏波方向において、重力方向に対して鋭角に
配設されるように構成した。
【0011】上記構成によれば、ヒートシンクは、アン
テナ本体の司る垂直偏波方向及び水平偏波方向の双方の
収容配置において、いわゆる煙突効果を得ることが可能
となり、アンテナ本体の高効率な熱制御が可能となる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて、図面を参照して詳細に説明する。
【0013】図1及び図2は、この発明の一実施の形態
に係るアンテナ装置をそれぞれ示すもので、アンテナ本
体を構成するケース10、直線偏波用アンテナ11及び
樹脂材料製のレドーム12を分解して示すものである。
【0014】即ち、ケース10は、例えばアルミニウム
等の金属材で形成され、その一方面に略凹状の収容部1
01が設けられる。このケース10の収容部101に
は、高周波回路部13が収容配置される。この高周波回
路部13上には、上記アンテナ11が積重配置される。
そして、ケース10の前面には、上記アンテナ11を覆
うように上記レドーム12が被着される。これにより、
高周波回路部13及びアンテナ11は、ケース10及び
レドーム12内に密閉収容される。
【0015】上記ケース10及びレドーム12内に密閉
収容されたアンテナ11は、そのアンテナの偏波面が地
表に垂直である状態で、図3に示すように垂直(V)偏
波による通信及び放送が可能に設定される。この垂直偏
波の位置からケース10を約90°回転させると、図4
に示すようにアンテナ11の司る偏波面は、水平(H)
偏波を用いた無線による通信及び放送が可能となるよう
に切換え設定される。
【0016】また、上記ケース10の背面には、放熱用
ヒートシンク14が配設される。このヒートシンク14
は、その放熱フィン141が、垂直偏波、あるいは水平
偏波のいずれの状態においても、例えば重力方向に対し
て約45°の鋭角に配置されるように所定の傾斜角に配
置され、上記ケース10を介してケース10の収容部1
01内の高周波回路部13と熱的に結合される。これに
より、ヒートシンク14は、ケース10が90°回転さ
れて、そのアンテナ11が、垂直偏波方向、あるいは水
平偏波方向のいずれに設定されても、上記高周波回路部
13と熱的に結合された状態で、その放熱フィン141
が重力方向に対して約45°の略対称な二位置を司る。
【0017】そして、ヒートシンク14は、上記二位置
において、高周波回路部13からの熱が伝達されると、
その放熱フィン141の間で空気が熱膨張して、比重が
軽くなり、上昇気流が起こり、その流速の影響で放熱フ
ィン141の熱伝導率が上昇する煙突効果により熱を放
熱することにより、高周波回路部13から発生した熱量
を、いわゆる自然空冷して、該高周波回路部13を、所
望の温度に熱制御する。
【0018】さらに、上記ケース10の背面には、上記
高周波回路部13と電気的に接続される例えば防水構造
の外部接続コネクタ15が、上記ヒートシンク14の放
熱フィン141のフィン配列方向に突出するように設け
られる。この外部接続コネクタ15には、例えば屋内に
収容配置される図示しない外部データ変復調機器がケー
ブル16を介して電気的に接続され、該外部データ変復
調機器(図示せず)とケース10内の高周波回路部13
とを電気的に接続する。
【0019】また、上記ケース10には、その背面に複
数の取付突部102が所定の間隔に設けられ、これら取
付突部102には、図5及び図6に示すように取付バン
ド17の取付部171が、図示しないねじ部材等を用い
て着脱自在に取り付けられる。この取付バンド17は、
その取付部171がアンテナ11の司る偏波が垂直偏波
か、あるいは水平偏波かに応じて90°回転させた二位
置のいずれかの位置において、ケース10の取付突部1
02に上記ねじ部材(図示せず)等を用いて取付けられ
る。
【0020】そして、取付バンド17は、その取付部1
71をケース10の取付突部102に取付けた状態で、
そのバンド部172が設置用の支柱18に巻き付けられ
て取付けられる。これにより、アンテナ11は、その偏
波面が垂直偏波方向、あるいは水平偏波方向のいずれか
の通信及び放送が可能な所望の位置に設置される。この
アンテナ11の支柱18への取付け状態において、取付
バンド17は、そのアンテナ11の指向方向が所望の通
信及び放送方向に合致するように位置調整される。
【0021】上記構成において、通信及び放送に用いる
電波が垂直偏波の場合には、アンテナ11の司る偏波面
を考慮して取付バンド17の取付部171を、ケース1
0の取付突部102に取り付けて、そのバンド部172
を支柱18に取付ける。この際、ケース10のアンテナ
11は、所望の通信及び放送方向に指向調整される。こ
こで、外部接続コネクタ15は、ケース10に対して約
45°の傾斜角を有して下方方向に突出され、この外部
接続コネクタ15には、上記外部データ変復調機器(図
示せず)がケーブル16を介して電気的に接続される。
【0022】これにより、アンテナ11は、垂直偏波を
受信して高周波回路部13に出力する。すると、高周波
回路部13は、入力した高周波信号を信号処理して、外
部接続コネクタ15及びケーブル16を介して上記外部
データ変復調機器(図示せず)に導出する。そして、上
記外部データ変復調機器(図示せず)から送出された高
周波信号は、ケーブル16及び外部接続コネクタ15を
介して高周波回路部13へ供給され、この高周波回路部
13にて信号処理された後、垂直偏波を司るアンテナ1
1に出力されて、該アンテナ11より所望の指向方向に
送信されて通信及び放送が行われる。
【0023】この垂直偏波による通信及び放送状態の位
置において、ケース10のヒートシンク14は、重力方
向に対して約45°の傾斜角を有して放熱フィン141
が配列されて所望の煙突効果を有するように設定され
る。これにより、ヒートシンク14は、上述したように
高周波回路部13の駆動にともなって発生する熱量を効
果的に自然空冷して熱制御を実行する。
【0024】そして、水平偏波による通信及び放送が可
能な状態に切換え設定する場合には、ケース10の取付
突部102に対する取付バンド17の取付部171の取
付位置を約90°回転させ、そのバンド部172を支柱
18に取付けて所望の通信及び放送方向に合致するよう
に調整する。これにより、アンテナ11は、水平偏波に
よる送信及び受信が可能に設定される。
【0025】ここで、ケース10の外部接続コネクタ1
5は、上記の垂直偏波による通信及び放送状態の位置か
ら約90°回転された位置(約45°の傾斜角を有した
位置)で下方に突出され、この外部接続コネクタ15に
は、同様に上記外部データ変復調機器(図示せず)がケ
ーブル16を介して電気的に接続される。
【0026】これにより、アンテナ11は、水平偏波を
受信して高周波回路部13に出力する。すると、高周波
回路部13は、入力した高周波信号を信号処理して、外
部接続コネクタ15及びケーブル16を介して上記外部
データ変復調機器(図示せず)に導出する。そして、上
記外部データ変復調機器(図示せず)から送出された高
周波信号は、ケーブル16及び外部接続コネクタ15を
介して高周波回路部13へ供給され、この高周波回路部
13にて信号処理された後、水平偏波を司るアンテナ1
1に出力されて、該アンテナ11より所望の指向方向に
送信されて通信及び放送が行われる。
【0027】この水平偏波による通信及び放送状態の位
置において、ケース10のヒートシンク14は、上記垂
直偏波による通信及び放送状態の位置から約90°回転
された位置で、その放熱フィン141が約45°の傾斜
角を有して配列されて所望の煙突効果を有するように設
定される。これにより、ヒートシンク14は、上述した
垂直偏波による通信及び放送状態と同様の煙突効果を発
生して、高周波回路部13の駆動にともなって発生する
熱量を、効果的に自然空冷して熱制御を実行する。
【0028】このように、上記アンテナ装置は、直線偏
波用アンテナ11を、高周波回路部13とともに、ヒー
トシンク14の設けられたケース10を収容配置して、
垂直偏波、あるいは水平偏波に応じて、ケース10を9
0°回転配置することにより、高精度な垂直偏波、ある
いは水平偏波による通信及び放送を実現するように構成
した。
【0029】これによれば、同一のケース10の支柱1
8への設置方向を代えるだけの作業で、簡便にして容易
に垂直偏波及び水平偏波による双方の通信及び放送を可
能に設定することができることにより、その装置の注文
・製造工程及び在庫の管理を含む取扱い性の簡略化を実
現したうえで、通信及び放送の多様化を図ることができ
る。
【0030】また、上記ケース10には、ヒートシンク
14を、その放熱フィン141の配列方向がアンテナ1
1の司る垂直偏波及び水平偏波のいずれにおいても、重
力方向に対して鋭角に傾斜するように配設して構成して
いる。
【0031】これによれば、ヒートシンク14は、アン
テナ11の司る垂直偏波及び水平偏波の双方の配置位置
において、略同様の煙突効果を得ることが可能となり、
その高周波回路部13の高効率な熱制御が実現される。
【0032】なお、上記実施の形態では、ヒートシンク
14の放熱フィン141をアンテナ11の司る垂直偏波
及び水平偏波のいずれにおいても、ケース10の背面に
重力方向に対して略同様に約45°の傾斜角を有して配
列するように構成した場合で説明したが、このフィン配
列角度に限ることなく、その他の鋭角な角度でフィン配
列するように構成することも可能であり、略同様の効果
を期待することができる。
【0033】また、上記実施の形態では、放熱フィン1
41を重力方向に対して鋭角に傾斜させて配置したヒー
トシンク14を用いて構成した場合で説明したが、これ
に限ることなく、その他、図7及び図8、あるいは図9
に示すように構成しても良い。但し、これら図7乃至図
9においては、便宜上、上記図1乃至図6と同一部分に
ついて、同一符号を付いて、その詳細な説明を省略す
る。
【0034】即ち、図7及び図8に示すヒートシンク1
9は、略90°に折曲された複数の放熱フィン191
を、放射状に組合わせ配置して直交する二方向に直交配
列して形成し、このヒートシンク19をケース10の背
面に配設した。これによれば、アンテナ11の配置方向
に応じて放熱フィン191の一方の放熱効率を有効的に
利用した放熱構造が構成されて、垂直偏波及び水平偏波
の双方において、略同様の放熱効率を確保することが可
能となり、略同様に有効な効果を期待することができ
る。
【0035】そして、図9に示すヒートシンク21は、
湾曲した複数の放熱フィン211を同心円状に配列して
形成し、このヒートシンク21をケース10の背面に配
設して構成した。これによっても、アンテナ11の配置
方向に応じて放熱フィン211の一方の放熱効率を有効
的に利用した放熱構造が構成されて、垂直偏波及び水平
偏波の双方において、略同様の放熱効率を確保すること
が可能となり、略同様に有効な効果を期待することがで
きる。
【0036】また、上記実施の形態では、ヒートシンク
21の放熱フィン211を同心円状に配列した構成を示
して説明したが、これに限ることなく、放熱フィン21
1を略円状に配列するようにしても良い。
【0037】さらに、上記実施の形態では、外部接続コ
ネクタ15を、垂直偏波及び水平偏波のいずれの使用形
態においても、重力方向に対して鋭角に突出するように
高周波モジュール20のケース10に設けて構成した場
合で説明したが、これに限ることなく、その他、例えば
図10に示すように外部接続コネクタ151を配置する
ようにしても良い。但し、この図10においては、便宜
上、上記図1乃至図6と同一部分について、同一符号を
付いて、その詳細な説明を省略する。
【0038】即ち、図10に示す実施の形態において
は、外部接続コネクタ151を、ケース10の背面に、
放熱フィン141の突出方向と略平行に突出させて設け
るように構成した。これによれば、上記実施の形態と同
様に、ケース10の司る垂直偏波及び水平偏波のいずれ
の場合にも、外部データ変復調機器(図示せず)との安
定した接続が実現されて、略同様の効果が期待される。
【0039】また、上記図10に示す放熱フィン141
の突出方向と略平行に突出させて設ける外部接続コネク
タ151は、その他、上述した図7及び図8に示すヒー
トシンク19や、図9に示すヒートシンク21のヒート
シンク構造においても、適用可能であり、同様の効果が
期待される。
【0040】さらに、上記実施の形態では、アンテナ1
1をケース10及びレドーム12内に密閉収容したアン
テナ構造に適用した場合で説明したが、このアンテナ構
造に限ることなく、その他のアンテナ構造のものにおい
ても適用可能で、同様の効果が期待される。
【0041】よって、この発明は、上記実施の形態に限
ることなく、その他、実施段階ではその要旨を逸脱しな
い範囲で種々の変形を実施し得ることが可能である。さ
らに、上記実施形態には、種々の段階の発明が含まれて
おり、開示される複数の構成要件における適宜な組合せ
により種々の発明が抽出され得る。
【0042】例えば実施形態に示される全構成要件から
幾つかの構成要件が削除されても、発明が解決しようと
する課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果で述
べられている効果が得られる場合には、この構成要件が
削除された構成が発明として抽出され得る。
【0043】
【発明の効果】以上詳述したように,この発明によれ
ば、構成簡易にして、2種類の直線偏波を用いた通信及
び放送を実現し得るようにして、注文・製造工程及び在
庫の管理を含む取扱い性の簡略化を図ったアンテナ装置
を提供することができる。さらに、ヒートシンクは、ア
ンテナ本体の司る垂直偏波方向及び水平偏波方向の双方
の配置位置において、いわゆる煙突効果を得ることが可
能となり、アンテナ本体の高効率な熱制御が可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態に係るアンテナ装置の
要部を分解して示した分解斜視図である。
【図2】図1の分解状態を前面方向から示した分解斜視
図である。
【図3】図1の垂直偏波方向におけるヒートシンクの放
熱フィンの配列状態を示した斜視図である。
【図4】図1の水平偏波方向におけるヒートシンクの放
熱フィンの配列状態を示した斜視図である。
【図5】図1のケースを支柱に組付けた状態を背面側か
ら示した斜視図である。
【図6】図1のケースを支柱に組付けた状態を前面側か
ら示した斜視図である。
【図7】この発明の他の実施の形態に係るアンテナ装置
のヒートシンク構成を示した斜視図である。
【図8】図7を背面側から見た状態を示した平面図であ
る。
【図9】この発明の他の実施の形態に係るアンテナ装置
のヒートシンク構成を示した平面図である。
【図10】この発明の他の実施の形態に係るアンテナ装
置の外部接続コネクタの配置構成を示した斜視図であ
る。
【符号の説明】
10 … ケース。 101 … 収容部。 102 … 取付突部。 11 … アンテナ。 12 … レドーム。 13 … 高周波回路部。 14 … ヒートシンク。 141 … 放熱フィン。 15、151 … 外部接続コネクタ。 16 … ケーブル。 17 … 取付バンド。 171 … 取付部。 172 … バンド部。 18 … 支柱。 19 … ヒートシンク。 191 … 放熱フィン。 21 … ヒートシンク。 211 … 放熱フィン。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 生熊 良行 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝小向工場内 Fターム(参考) 5E322 AA01 AB01 AB07 BA04 BA05 5J021 AA02 AA12 DA06 EA01 HA05 JA05 5J047 AA09 AA11 AB01 BF04 BF08

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケースに対して、直交する垂直偏波方向
    あるいは水平偏波方向に選択的に収容される直線偏波用
    アンテナ本体と、 前記ケースの背面に配置されるものであって、前記アン
    テナ本体と熱的に結合され、該アンテナ本体を熱制御す
    るヒートシンクと、 を具備したことを特徴とするアンテナ装置。
  2. 【請求項2】 直交する垂直偏波方向あるいは水平偏波
    方向に選択的に設置される直線偏波用アンテナ本体と、 このアンテナ本体の背面に熱的に結合されて配置され、
    該アンテナ本体を熱制御するヒートシンクと、 を具備したことを特徴とするアンテナ装置。
  3. 【請求項3】 前記ヒートシンクは、放熱フィンの配列
    が前記アンテナ本体の司る垂直偏波方向及び水平偏波方
    向のいずれかにおいて、重力方向に対して鋭角に設けら
    れることを特徴とする請求項1又は2記載のアンテナ装
    置。
  4. 【請求項4】 前記ヒートシンクは、放熱フィンの配列
    が略直交する二方向に設けられることを特徴とする請求
    項1又は2記載のアンテナ装置。
  5. 【請求項5】 前記ヒートシンクは、放熱フィンの配列
    が略円状に設けられることを特徴とする請求項1又は2
    記載のアンテナ装置。
  6. 【請求項6】 さらに、上記アンテナ本体には、外部接
    続コネクタが前記垂直偏波方向及び水平偏波方向のいず
    れかにおいて、重力方向に対して鋭角に突出して設けら
    れることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか記載の
    アンテナ装置。
  7. 【請求項7】 さらに、上記アンテナ本体には、外部接
    続コネクタが前記ヒートシンクの放熱フィンの突出方向
    に略平行に突出して設けられることを特徴とする請求項
    1乃至5のいずれか記載のアンテナ装置。
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