JP2003152050A - 平面体の搬送機構および薄膜形成装置 - Google Patents

平面体の搬送機構および薄膜形成装置

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JP2003152050A
JP2003152050A JP2001343680A JP2001343680A JP2003152050A JP 2003152050 A JP2003152050 A JP 2003152050A JP 2001343680 A JP2001343680 A JP 2001343680A JP 2001343680 A JP2001343680 A JP 2001343680A JP 2003152050 A JP2003152050 A JP 2003152050A
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sheet
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勉 上山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シートフィルムや基板などの平面体に対して
ダメージを与えることなく吸着保持しながら該平面体を
良好に搬送することができる搬送機構、ならびに該搬送
機構を備えた薄膜形成装置を提供する。 【解決手段】 ハンド本体22の下面側には、シートフ
ィルムFの周縁部を臨むようにリング溝23が形成さ
れ、さらに該リング溝23に多孔質材料で形成された多
孔質部材24が圧入されている。また、このハンド本体
22の上面部には、排気ポート26が取り付けられてお
り、この排気ポート26を介してリング溝23の内部空
間と排気ブロア27とが相互に連通されている。このた
め、排気ブロア27が作動すると、リング溝24内を排
気する。その結果、多孔質部材24と当接するシートフ
ィルムFの周縁部25が、多孔質部材24を介して周縁
部25に負圧がかかり、吸着ハンド21によりシートフ
ィルムFが吸着保持される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シートフィルムや
基板などの平面体を吸着保持しながら平面体を搬送する
搬送機構、ならびに該搬送機構を設けた薄膜形成装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より半導体装置や液晶表示装置など
の電子部品を製造する製造工程においては、半導体ウエ
ハやガラス基板などの基板を搬送するために基板を真空
吸着しながら該基板を搬送する搬送機構が採用されてい
る。その従来の搬送機構では、基板を保持するための吸
着ハンドが設けられている。この吸着ハンドの一端側に
は吸着エア取入部が設けられる一方、他端側に複数個の
吸着孔が設けられており、この吸着エア取入部と吸着孔
との間、および吸着孔の相互間が、エア通路用の溝部に
よって相互に連通されている。
【0003】そして、基板に収容されたカセットから所
定の処理ユニットに基板を搬送する場合、上記吸着ハン
ドをカセットに差し込んで、基板を吸着孔で吸着保持し
てカセットから取り出し、さらに吸着保持したまま該基
板を処理ユニットの手前まで搬送した後、吸着ハンドを
処理ユニット内に差し込んで処理ユニットの基板保持部
に受け渡す。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の搬送
機構では吸着孔を介して基板を吸着保持しているため、
基板の表面領域のうち吸着孔と対向する吸着領域に対し
ては集中的に大きな負圧がかかり、すでに基板に形成さ
れている配線や素子などに欠陥が発生するおそれがあっ
た。特に、近年においては基板上に形成される配線や素
子などの微細化および高集積化が進行しており、負圧集
中による問題がより重大なものとなってきている。
【0005】また、近年、半導体装置などの製造に用い
る基板の大口径化、大面積化、多層配線化に伴い、基板
に絶縁膜などの薄膜を形成する薄膜形成装置において、
以下のような問題も顕著なものとなってきている。すな
わち、基板の大口径化、大面積化、多層配線化に適合し
た薄膜形成方法として、加圧転写方法によって基板に薄
膜を形成する薄膜形成装置が提案されているが、この薄
膜形成装置において自動化を図る上でシートフィルムの
搬送に好適な搬送機構の提供が重要となっている。
【0006】この薄膜形成技術とは、処理容器の内部に
形成される薄膜形成室内において、加熱ヒータを内蔵す
る基板用プレートが設けられており、薄膜形成対象とな
る基板を保持可能となっている。また、薄膜形成室内に
は、基板用プレートの下方にフィルム用プレートが基板
用プレートと対向しながら配置されており、シートフィ
ルムに形成される薄膜を基板用プレート上の基板に対向
させながら、該シートフィルムを保持している。
【0007】また、この薄膜形成室には真空ポンプが連
通されており、基板を基板用プレートによって保持する
とともに、シートフィルムをフィルム用プレートに保持
し、さらに薄膜形成室を密閉する。その後、真空ポンプ
によって薄膜形成室内を排気減圧しながら、基板を保持
する基板用プレートと、シートフィルムを保持するフィ
ルム用プレートとを相互に近接移動させることによっ
て、基板とシートフィルムとを相互に押し付けてシート
フィルム上の薄膜を基板に転写する。
【0008】このように構成された従来の薄膜形成装置
では、転写処理の前にシートフィルムを薄膜形成室に搬
入してフィルム用プレートに載置する一方、転写処理後
においては薄膜転写後のシートフィルムを処理容器から
搬出する必要があるが、かかるシートフィルムの搬送を
オペレータの手作業で行っていた。というのも、シート
フィルムは薄くて柔らかく弾性変形しやすいため、例え
ば上記のように構成された搬送機構をそのまま採用した
のでは、吸着孔に集中的にかかる負圧によってシートフ
ィルムのうち吸着孔に対向する領域が吸着孔に引き込ま
れてシートフィルムが変形してしまうからである。その
ため、オペレータの手作業による搬送が必要となり、こ
のことがスループット低下の主要因の一つとなってお
り、効率的なシートフィルムの吸着ハンドリング(保持
・搬送)技術が強く要望されていた。
【0009】また、シートフィルムの搬送に人手が介在
すると、シートフィルムにパーティクルが付着したり、
シートフィルムの熱が放熱されて熱履歴を管理し難くな
るという問題が生じて薄膜品質の低下、さらには製品歩
留りの低下を招いてしまう。さらに、装置を設置するの
に広い床面積が必要になるという問題点もある。これら
の問題を解消するためには、シートフィルム搬送の自動
化が不可欠であるが、従来、この自動化に適した搬送機
構は存在していなかった。
【0010】本発明は上記課題に鑑みなされたものであ
り、シートフィルムや基板などの平面体に対してダメー
ジを与えることなく吸着保持しながら該平面体を良好に
搬送することができる搬送機構、ならびに該搬送機構を
備えた薄膜形成装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる搬送機構
は、平面体の一方主面の一部または全部を吸着領域と
し、その吸着領域を吸着保持しながら、前記平面体を搬
送するものであって、上記目的を達成するため、多孔質
材料で形成された多孔質部材を前記吸着領域に当接可能
となっている吸着ハンドと、前記多孔質部材を介して前
記吸着領域に負圧を与える負圧手段とを備えている(請
求項1)。
【0012】このように構成された搬送機構では、多孔
質部材が吸着領域に当接した状態で負圧手段が作動する
と、多孔質部材を介して平面体の吸着領域に負圧がかか
り、吸着ハンドにより平面体が吸着保持される。このた
め、負圧手段により平面体に作用する負圧が吸着領域の
全面にほぼ均等にかかることとなり、シートフィルムや
基板などの平面体に対してダメージを与えることなく平
面体が吸着ハンドに吸着保持される。そして、このよう
な吸着保持状態で平面体が搬送されることとなる。
【0013】また、本発明にかかる薄膜形成装置は、シ
ートフィルムの表面に形成された薄膜を基板の表面に転
写して前記基板に薄膜を形成するものであって、上記目
的を達成するため、前記シートフィルムの表面に形成さ
れた前記薄膜を前記基板に密着させて前記薄膜を介して
前記基板と前記シートフィルムとが一体化された密着物
を得る密着機構と、前記密着物から前記シートフィルム
を選択的に剥離する剥離機構と、前記密着機構に前記シ
ートフィルムおよび前記基板を搬送する搬送機構とを備
えている。そして、前記搬送機構は、多孔質材料で形成
されたフィルム用多孔質部材を介して前記シートフィル
ムに負圧を与えて吸着保持しながら、前記シートフィル
ムを前記密着機構に搬送するように、構成されている
(請求項2)。
【0014】このように構成された発明では、密着機構
にシートフィルムを搬送するために、多孔質材料で形成
されたフィルム用多孔質部材を用いてシートフィルムを
吸着保持している。すなわち、多孔質部材を介してシー
トフィルムに負圧がかかり、シートフィルムが吸着保持
される。このため、シートフィルムに作用する負圧は、
フィルム用多孔質部材とシートフィルムとが相互に当接
する領域全面にほぼ均等にかかることとなり、従来技術
の問題、つまり吸着孔へのシートフィルムの引き込みに
よりシートフィルムが変形するという問題を発生させる
ことなく、シートフィルムを良好に吸着保持しながら搬
送することが可能となる。
【0015】また、基板についても、多孔質材料で形成
された基板用多孔質部材を介して前記基板に負圧を与え
て吸着保持しながら、前記基板を前記密着機構に搬送す
るようにしてもよく、これによって基板へのダメージを
抑えることができる(請求項3)。
【0016】さらに、薄膜形成装置が、シートフィルム
の表面に薄膜材料を塗布して該シートフィルムの表面に
薄膜を形成する塗布機構をさらに備えている場合には、
上記したフィルム用多孔質部材により薄膜形成前のシー
トフィルムを吸着保持しながら塗布機構に対するシート
フィルム搬送を行うようにしてもよい(請求項4)。
【0017】
【発明の実施の形態】図1は、本発明にかかる薄膜形成
装置の一実施形態の概略構成を示すブロック図であり、
薄膜形成装置を構成する装置各部のレイアウトを示して
いる。この薄膜形成装置は、同図に示すように、上手側
(同図の左側)にインデクサ部1が設けられている。
【0018】このインデクサ部1の上手側には、薄膜形
成処理終了後の基板Wを回収する基板回収カセット3
と、未処理の基板Wを供給する基板供給カセット4と、
未使用のシートフィルムFを供給するフィルム供給カセ
ット5と、薄膜形成処理終了後のシートフィルムFを回
収するフィルム回収カセット6とが配設されている。ま
た、インデクサ部1の下手側には、各カセット3〜6に
基板WやシートフィルムFを出し入れするためのインデ
クサ用搬送部7が設置されている。
【0019】このインデクサ用搬送部7には、基板Wま
たはシートフィルムFを仮置きする仮置き台8と、本発
明の搬送機構に相当するインデクサ用搬送ロボット9と
が備えられている。インデクサ用搬送ロボット9は、図
1中に矢印RAで示した搬送経路を移動可能であるとと
もに、ロボット9のハンドリング用のアームはスライド
自在で、かつ昇降および旋回可能に構成されている。
【0020】一方、ユニット部2には、後述する各処理
ユニットに基板WやシートフィルムFを搬送するための
ユニット用搬送部10が設置されている。このユニット
用搬送部10には、本発明の搬送機構に相当するユニッ
ト用搬送ロボット11が設けられており、同図中に矢印
RDで示した搬送経路を移動する。そして、このユニッ
ト用搬送ロボット11の搬送経路の両側に複数種類のユ
ニット12〜15が配設されている。より詳しくは、ユ
ニット部2には、シートフィルムFに塗布液を塗布して
シートフィルムF上に薄膜を形成する塗布ユニット12
と、後述する密着ユニット15において形成される密着
物からシートフィルムFだけを選択的に剥離する剥離ユ
ニット13と、その表面に塗布液の薄膜が形成されたシ
ートフィルムFに対して熱処理を行って薄膜中の溶媒を
揮発させる2つの乾燥ユニット14(14a,14b)
と、薄膜が形成されたシートフィルムFと基板Wとを相
互に密着させて密着物を形成する密着ユニット15
(15a,15b)とが備えられている。
【0021】次に、インデクサ用搬送ロボット9と、ユ
ニット用搬送ロボット11との構成および動作につい
て、図2と図3とを参照しながら説明する。なお、図2
および図3中の基板WとシートフィルムFとの厚みにつ
いては、インデクサ用搬送ロボット9とユニット用搬送
ロボット11との説明の都合上、厚めに表示している。
また同様に、図4以降の基板WとシートフィルムFとの
厚みについても,各図の都合上、厚みは変わっている
が、実際の厚みはそれぞれ同じとする。
【0022】インデクサ用搬送ロボット9およびユニッ
ト用搬送ロボット11はともに同一構成を有しており、
以下のように構成されている。搬送ロボット9,11
は、図2(a)の側面図に示すように、支持台16と、
支柱17と、アーム支持部18とを備えている。
【0023】支持台16は、図2(a)および(b)に
示すように、搬送経路RA、 RDの方向に移動可能で
ある。支柱17は、その軸心周り、即ち、図2中の矢印
REの方向に回転可能である。また、支柱17は、上下
方向、即ち、図2中の矢印RFの方向に移動可能であ
る。基板保持アーム19はアーム支持部18の表面に対
して、フィルム保持アーム20はアーム支持部18の裏
面に対して、図2中の矢印RGの方向にそれぞれスライ
ド移動可能である。基板保持アーム19は、水平軸心周
り、即ち、図2中の矢印RHの方向に回転可能であると
ともに、縦軸心周り、即ち図2中の矢印RIの方向に旋
回可能である。
【0024】アーム支持部18には、図2(a)の側面
図および図2(b)の平面図に示すように、基板Wを保
持する基板保持アーム19と、シートフィルムFを保持
する馬蹄形のフィルム保持アーム20とが配設されてい
る。これらのアームのうち基板保持アーム19には、基
板Wを吸着して保持する複数個の吸着部19aが備えら
れている。一方、フィルム保持アーム20には、シート
フィルムFを吸着保持する吸着ハンド21が取り付けら
れている。
【0025】例えば基板Wを保持するときには、図2
(a)に示すように、薄膜を形成すべき薄膜形成面を上に
向けた状態、いわゆるフェイスアップの状態にして、基
板保持アーム19の先端部表面に基板Wを吸着する。基
板保持アーム19を矢印RHの方向に回転させることに
よって、いわゆるフェイスダウンの状態にして、基板W
を保持することもできる。シートフィルムFを保持する
ときには、図2(a)に示すように、フィルム保持アー
ム20の吸着ハンド21によって、シートフィルムFを
フェイスアップ状態にして、シートフィルムFの周縁部
を吸着する。
【0026】ユニット用搬送ロボット11が、薄膜を介
して基板WとシートフィルムFとを密着してなる密着物
Cを保持する場合について説明する。後で詳述するよう
に基板WとシートフィルムFとが密着されたときには、
基板Wの薄膜形成面とシートフィルムFの表面が、図3
(a)の側面図に示すように、重なり合う。密着処理時
には、後で詳述するように、シートフィルムFはフェイ
スアップ状態、基板Wはフェイスダウン状態になる。一
方、基板保持アーム19を図2中の矢印RHの方向に1
80°回転させ、図2中の矢印RIの方向に180°旋
回させることで、図3(a)の側面図または図3(b)
の平面図に示すように、フィルム保持アーム20の上に
基板保持アーム19が移動してくる。このような状態
で、密着物Cを保持する。即ち、基板Wは、基板保持ア
ーム19によって保持され、シートフィルムFは、フィ
ルム保持アーム20によって保持される形態となる。
【0027】図4は吸着ハンドの外観構成を示す斜視図
である。また、図5は吸着ハンドの部分断面図であり、
同図(a)は吸着ハンドの排気ポート部分Aでの断面図
である一方、同図(b)は排気ポート以外の部分Bでの
断面図である。この吸着ハンド21は、リング状のハン
ド本体22を備えている。このハンド本体22の下面側
には、シートフィルムFの周縁部25を臨むようにリン
グ溝23が形成され、さらに該リング溝23に発泡樹脂
(例えば、トリフルオロエチレンなどのフッ素樹脂から
なる発泡フッ素樹脂)、焼結部材、発泡セラミックスな
どの多孔質材料で形成された多孔質部材24が圧入され
ている。
【0028】また、リング溝23内の底部(図5
(a)、(b)ではリング溝23の上壁)には、リング
溝23の2つの側壁に沿ってそれぞれ固定溝23aが形
成されている。固定溝23aはリング溝23に沿って、
ハンド本体22の全周にわたって形成されている。そし
て、固定溝23aには弾性部材28が嵌め込まれてい
る。
【0029】弾性部材28は、多孔質部材24に比べて
弾性を有する材料で構成され、断面が略円形のリング状
部材である。弾性部材28を構成する材料としてはエチ
レンプロピレンゴム、パーフロロエラストマ、フッ素ゴ
ムが挙げられる。また、弾性部材28は固定溝23aか
ら突出するような断面寸法を有する。弾性部材28が固
定溝23aから突出する寸法は多孔質部材24がシート
フィルムFに押し付けられ、多孔質部材24が図中上方
に移動した場合でも、多孔質部材24とハンド本体22
との間に隙間が残るような寸法である。
【0030】多孔質部材24は上面24aが前記弾性部
材28に接触した状態で配置される。また、該多孔質部
材24の下面(吸着面24b)はハンド本体22の下面
22aから突出している。吸着面24bが前記下面22
aに対して突出する寸法は0.1mm〜1mm程度が好
ましい。特に、多孔質部材24がシートフィルムFに押
し付けられたとき、前記多孔質部材24が弾性部材28
の弾発力に抗してリング溝23内に移動するが、このと
き前記吸着面24bが前記下面22aと同一平面になる
ような寸法にすることが好ましい。このような構成で、
フィルム保持アーム20がシートフィルムF側に降下移
動して吸着ハンド21がシートフィルムFの表面まで移
動すると、多孔質部材24がシートフィルムFの周縁部
25に当接する。
【0031】さらに、多孔質部材24がシートフィルム
Fに押し付けられると、多孔質部材24によって弾性部
材28が押されて弾性部材28が変形するとともに多孔
質部材24リング溝23内に退行する。これにより、シ
ートフィルムF表面と多孔質部材24下面との並行度が
少々悪くても、良好に多孔質部材24がシートフィルム
F表面に密着することができる。
【0032】また、ハンド本体22の上面部には、排気
ポート26が取り付けられており、この排気ポート26
を介してリング溝23の内部空間と排気ブロア27とが
相互に連通されている。この排気ブロア27は本発明の
「負圧手段」として機能するものであり、装置全体を制
御する制御部(図示省略)からの制御指令に応じて作動
することで、リング溝24内を排気する。なお、多孔質
部材24がシートフィルムFに押し付けられたとき、多
孔質部材24が弾性部材28側に移動しても多孔質部材
24とハンド本体22との間に隙間が残るように弾性部
材28を構成したので前記隙間を通して多孔質部材24
の上面24aすべてに排気が行き渡る。その結果、吸着
面24b全面において均等に負圧が生じる。
【0033】こうして排気動作を実行することで、多孔
質部材24がシートフィルムFと当接する領域、つまり
シートフィルムFの周縁部25が、多孔質部材24を介
して周縁部25に負圧がかかり、吸着ハンド21により
シートフィルムFが吸着保持される。このように、この
実施形態では、シートフィルムFの周縁部25を吸着領
域として吸着保持するが、シートフィルムFに作用する
負圧が周縁部25の全面にほぼ均等にかかることとな
り、吸着孔を用いてシートフィルムFを吸着保持する従
来技術において発生していた問題を解消することができ
る、つまりシートフィルムFに対してダメージを与える
ことなくシートフィルムFを吸着保持することができ
る。
【0034】次に、上記のように構成された薄膜形成装
置の動作について、1枚の基板Wに薄膜を形成する手順
に絞って、図6および図7を参照しつつ説明する。
【0035】図6は図1の薄膜形成装置の基本動作を示
す図であり、同図中の実線矢印は基板Wの搬送順序を示
し、1点鎖線矢印はシートフィルムFの搬送順序を示
し、白抜矢印は密着物の搬送を示している。また、図7
は図6の基本動作を示す模式図である。この薄膜形成装
置では、その表面に電極配線31が形成された基板Wが
基板供給カセット4に収容される一方、薄膜形成前の未
使用シートフィルムFがフィルム供給カセット5に収容
されている。
【0036】この薄膜形成装置では、まずインデクサ用
搬送ロボット9は、フィルム保持アーム20をフィルム
供給カセット5に進入させて、シートフィルムFを吸着
保持した後、該シートフィルムFを吸着保持したままフ
ィルム保持アーム20をフィルム供給カセット5から後
退させる。こうすることで、シートフィルムFをフィル
ム供給カセット5から取り出す。
【0037】また、インデクサ用搬送ロボット9はシー
トフィルムFを仮置き台8まで搬送して、仮置き台8に
仮置きした後、基板保持アーム19を基板供給カセット
4に進入させて、基板Wを取り出して保持する。一方、
ユニット用搬送ロボット11は、仮置き台8に仮置きさ
れたシートフィルムFを受け取り、塗布ユニット12ま
で搬送する。なお、シートフィルムFが搬送されて仮置
き台8が空になると、インデクサ用搬送ロボット9は保
持している基板Wを仮置き台8に仮置きする。
【0038】塗布ユニット12に未使用のシートフィル
ムFが搬入されると、図7(a)に示すように、そのシ
ートフィルムFの表面に本発明の「薄膜」として絶縁膜
32を塗布する(ステップS1:塗布処理)。そして、
塗布処理済みのシートフィルムFをユニット用搬送ロボ
ット11が次の乾燥ユニット14に搬送し、その絶縁膜
32を乾燥させる(ステップS2:乾燥処理)。
【0039】乾燥処理が完了すると、ユニット用搬送ロ
ボット11は乾燥ユニット14からシートフィルムFを
受け取り、密着ユニット15に搬送する。また、密着ユ
ニット15へのシートフィルムFの搬送に前後して、ユ
ニット用搬送ロボット11は仮置き台8に仮置きされた
基板Wを受け取り、密着ユニット15まで搬送する。こ
の密着ユニット15では、シートフィルムFの表面に形
成された絶縁膜32に対して基板Wの薄膜形成面、つま
り電極配線31が形成された側の表面33を対向するよ
うに、シートフィルムFおよび基板Wがそれぞれ所定位
置に配置される(図7(b))。そして、その対向状態
のまま基板WおよびシートフィルムFに相互に近接移動
させることによって、絶縁膜32を薄膜形成面33に密
着させて、絶縁膜32を介して基板Wとシートフィルム
Fとが一体化された密着物Cを形成する(ステップS
3:密着処理)。
【0040】次に、上記のようにして形成された密着物
Cを、ユニット用搬送ロボット11が密着ユニット15
から剥離ユニット13に搬送する。そして、その剥離ユ
ニット13において、密着物CからシートフィルムFの
みが選択的に剥離されて基板Wへの絶縁膜32の転写が
完了する(ステップS4:剥離処理)。こうすることで
基板Wの薄膜形成面33に絶縁膜32が形成される。
【0041】その後、ユニット用搬送ロボット11が絶
縁膜32が形成された基板Wを仮置き台8に搬送すると
ともに、その基板Wをインデクサ用搬送ロボット9が仮
置き台8から受け取り、基板回収カセット3に収容す
る。また、剥離された使用済シートフィルムFについて
も、基板Wと同様にしてフィルム回収カセット6に収容
される。すなわち、ユニット用搬送ロボット11が使用
済みのシートフィルムFを仮置き台8に搬送するととも
に、そのシートフィルムFをインデクサ用搬送ロボット
9が仮置き台8から受け取り、フィルム回収カセット6
に収容する。
【0042】以上のように、シートフィルムFを搬送す
る搬送機構として機能するインデクサ用搬送ロボット9
およびユニット用搬送ロボット11では、フィルム用多
孔質部材24を介してシートフィルムFの周縁部(吸着
領域)に負圧を与えることによってシートフィルムFを
吸着保持しているため、シートフィルムFに作用する負
圧を周縁部25の全面に均等化することができ、シート
フィルムFに対してダメージを与えることなくシートフ
ィルムFを吸着保持することができる。
【0043】また、上記したようにシートフィルムFを
良好に吸着保持しながら、各カセット5,6、仮置き台
8およびユニット12〜15の間を搬送することができ
るように構成されており、シートフィルムFを単独でハ
ンドリングしていた従来技術に比べてシートフィルムF
のハンドリングを容易に、しかも効率的に行うことがで
きる。また、シートフィルムFを直接オペレータがハン
ドリングする必要がなくなり、薄膜形成装置の自動化が
可能となった。その結果、基板Wの1枚当たりの処理時
間を短くすることができ、スループットの向上を図るこ
とができる。
【0044】また、搬送ロボット11が移動するユニッ
ト用搬送部10に沿って各ユニット12〜15がそれぞ
れ配設されているので、より多くのユニットをユニット
用搬送部10に沿って配設することができ、その結果、
基板Wに対する薄膜形成処理をより効率良く行うことが
できる。
【0045】また、各ユニット12〜15をまとめてシ
ステム化しているので、上述の一連の処理シーケンス
(塗布処理、乾燥処理、密着処理および剥離処理)にわ
たって管理・制御・操作を行い易く、基板Wとシートフ
ィルムFとに対する各ユニット間の処理履歴を管理する
ことができ、薄膜形成処理においてプロセスの安定化を
図ることができる。
【0046】さらに、各ユニット12〜15間での基板
WやシートフィルムFの搬送に人手を介さないので、基
板WやシートフィルムFにパーティクルが付着し難くな
る。また、各ユニット12〜15をまとめてシステム化
しているので設置面積が軽減されるという効果もある。
【0047】なお、本発明は上記した実施形態に限定さ
れるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて
上述したもの以外に種々の変更を行うことが可能であ
る。例えば、上記実施形態では、本発明の搬送機構たる
インデクサ用搬送ロボット9およびユニット用搬送ロボ
ット11において、シートフィルム側についてのみフィ
ルム用多孔質部材24を介して吸着保持するように構成
しているが、基板側についてもシートフィルム側と同様
に多孔質部材、つまり基板用多孔質部材を介して基板W
を吸着保持するようにしてもよく、これによって基板W
に形成されている配線や素子などに対して負圧が集中す
るのを防止することができ、吸着保持した際に配線など
に欠陥が発生するのを防止することができる。特に、基
板の薄肉化、配線や素子の微細化が進行する場合には、
本発明の有用性はより高いものとなる。
【0048】また、上記実施形態では、シートフィルム
Fの周縁部25のみを吸着保持しているが、多孔質部材
24がシートフィルムFの全面と当接するように構成
し、シートフィルムFの全面を吸着保持するように構成
してもよい。これに関しては、基板用多孔質部材を介し
て基板を吸着保持する場合にも全く同様である。
【0049】また、上記実施形態では、シートフィルム
Fを本発明の「平面体」として吸着保持する搬送機構に
本発明を適用しているが、この「平面体」にはシートフ
ィルムF以外に、上記したように基板Wやその他の平面
体を搬送する搬送機構全般に本発明を適用することがで
きる。
【0050】また、上記実施形態では、シートフィルム
Fと基板Wとを搬送する搬送ロボット9,11に対して
本発明を適用しているが、いずれか一方のみを搬送する
搬送ロボットに対しても本発明を適用することができる
ことはいうまでもない。
【0051】また、上記実施形態では、本発明の密着機
構としての密着ユニット15と、本発明の剥離機構とし
ての剥離ユニット13とをそれぞれ独立して設けている
が、これらのユニット13,15の代わりに密着機構と
剥離機構とを兼ね備えたユニットを設けた薄膜形成装置
に対して本発明を適用するようにしてもよい。
【0052】さらに、本発明は、半導体ウエハや液晶パ
ネル用ガラス基板以外に、フォトマスク用ガラス基板、
プラズマ表示用ガラス基板、光ディスク用基板などの基
板に薄膜を形成する場合のみならず、さらにはICカー
ドや太陽電池装置の製造などにも適用することができ
る。
【0053】
【発明の効果】以上のように、本発明にかかる搬送機構
によれば、多孔質部材を介して平面体の吸着領域に負圧
を与えることによって平面体を吸着保持するように構成
しているので、平面体に作用する負圧を吸着領域の全面
にほぼ均等にかけることができ、シートフィルムや基板
などの平面体に対してダメージを与えることなく平面体
を吸着ハンドにより吸着保持することができる。そし
て、このような吸着保持状態で平面体を搬送することが
でき、平面体の搬送を良好に行うことができる。
【0054】また、本発明にかかる薄膜形成装置によれ
ば、多孔質材料で形成されたフィルム用多孔質部材を介
してシートフィルムを吸着保持しながら搬送するように
構成しているので、シートフィルムに作用する負圧を、
フィルム用多孔質部材とシートフィルムとが相互に当接
する領域全面にほぼ均等にかけることができ、シートフ
ィルムを変形させることなく、良好な状態のまま搬送す
ることができる。また、このようにオペレータを介さず
とも、搬送機構によりシートフィルムを搬送することが
できるため、薄膜形成装置の自動化を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる薄膜形成装置の一実施形態の概
略構成を示すブロック図である。
【図2】図1の薄膜形成装置に採用されている搬送機構
を示す図である。
【図3】図1の薄膜形成装置に採用されている搬送機構
の動作を示す図である。
【図4】吸着ハンドの外観構成を示す斜視図である。
【図5】吸着ハンドの部分断面図である。
【図6】図1の薄膜形成装置の基本動作を示す図であ
る。
【図7】図6の基本動作を示す模式図である。
【符号の説明】
9…インデクサ用搬送ロボット(搬送機構) 11…ユニット用搬送ロボット(搬送機構) 12…塗布ユニット(塗布手段) 13…剥離ユニット(剥離機構) 15,15a,15b…密着ユニット(密着機構) 21…吸着ハンド 22…ハンド本体 23…リング溝 24…(フィルム用)多孔質部材 25…周縁部(吸着領域) 27…排気ブロア(負圧手段) 32…絶縁膜(薄膜) C…密着物 F…シートフィルム W…基板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 井関 出 京都府京都市上京区堀川通寺之内上る4丁 目天神北町1番地の1 大日本スクリーン 製造株式会社内 Fターム(参考) 3C007 AS06 AS24 BS06 BS26 CT02 CT04 CT05 CV03 DS01 FS01 FT07 FT08 FT12 NS09 NS10 5F031 CA02 CA05 CA09 FA01 FA02 FA05 FA07 GA24 GA25 GA26 GA32 PA13 PA18 PA20 5F045 EN04 EN10

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平面体の一方主面の一部または全部を吸
    着領域とし、その吸着領域を吸着保持しながら、前記平
    面体を搬送する搬送機構において、 多孔質材料で形成された多孔質部材を前記吸着領域に当
    接可能となっている吸着ハンドと、 前記多孔質部材を介して前記吸着領域に負圧を与える負
    圧手段とを備えることを特徴とする平面体の搬送機構。
  2. 【請求項2】 シートフィルムの表面に形成された薄膜
    を基板の表面に転写して前記基板に薄膜を形成する薄膜
    形成装置において、 前記シートフィルムの表面に形成された前記薄膜を前記
    基板に密着させて前記薄膜を介して前記基板と前記シー
    トフィルムとが一体化された密着物を得る密着機構と、 前記密着物から前記シートフィルムを選択的に剥離する
    剥離機構と、 前記密着機構に前記シートフィルムおよび前記基板を搬
    送する搬送機構とを備え、 前記搬送機構は、多孔質材料で形成されたフィルム用多
    孔質部材を介して前記シートフィルムに負圧を与えて吸
    着保持しながら、前記シートフィルムを前記密着機構に
    搬送することを特徴とする薄膜形成装置。
  3. 【請求項3】 前記搬送機構は、多孔質材料で形成され
    た基板用多孔質部材を介して前記基板に負圧を与えて吸
    着保持しながら、前記基板を前記密着機構に搬送する請
    求項2記載の薄膜形成装置。
  4. 【請求項4】 シートフィルムの表面に薄膜材料を塗布
    して該シートフィルムの表面に薄膜を形成する塗布機構
    をさらに備え、 前記搬送機構は、前記フィルム用多孔質部材により薄膜
    形成前のシートフィルムを吸着保持しながら前記塗布機
    構に搬送し、また前記塗布機構により薄膜が形成された
    シートフィルムを前記フィルム用多孔質部材で吸着保持
    しながら前記塗布機構から搬送する請求項2または3記
    載の薄膜形成装置。
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