JP2003151709A - 電気コネクタ及びその製造方法 - Google Patents

電気コネクタ及びその製造方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明の目的は、加工時間が短く、FPC基板
14のCu箔が剥離することがなく、伝送路の特性を配
慮したマイクロストリップラインの検討が不必要な電気
コネクタの製造方法を得るにある。 【解決手段】この目的は、相手物と接触する所要数の電
気接点46を有する電気コネクタ30において、電解表
面処理を行う際には該電気接点46間を電気的に接続し
ていた接続部分16を、表面処理後に切断することで、
該電気接点46を電気的に絶縁独立にさせることにより
達成できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は相手物と接触する所
要数の電気接点を有する電気コネクタに関するものであ
り、特に該電気接点部分に電解表面処理を施す電気コネ
クタの製造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、はんだ等の半球状突起から成る
複数個の電気接点を有するBGA(Ball Grid Array) パ
ッケージの半導体素子の性能を検査するため、この素子
に着脱するソケット構造の電気コネクタを使用すること
が行われている。この電気コネクタには、BGAの電気
接点であるはんだボールと接続する所要数の電気接点が
設けられている。この電気接点は多いものでは数百個あ
り、その電気接点間のピッチは代表的もので0.8mm
X0.8mmと非常に狭ピッチになっている。この電気
接点としては、フレキシブルプリント基板(以下「FP
C」という)に設けられることが多い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、電気
コネクタの電気接点は非常に狭ピッチで、数百個の電気
接点があるので、例えば20列×20行=400接点の
場合に中央の電気コネクタ接点の信号をFPC端部まで
リード線を引き出し、FPC外部に信号を取り出すには
少なくとも9列の接点の間を通過しなければならず、長
さは最低でも0.8mm×9=7.2mmに達し、最外
周列では隣接接点間に9本のリード線を布線しなければ
ならない。一方、隣接ピッチ間隔が0.8mmの場合に
接点の径が0.3mmとすると、布線スペースは0.5
mmとなり、この間に9本のリード線を設置するには、
ライン/スペースの比率を50%としても0.5mm÷
19分割=0.026mmのライン幅となり、よい伝送
路として回路を作成することが困難といった課題があっ
た。そこで、本発明者は、一般的に良く用いられるスル
ーホールを利用して、FPCの裏面に回路を設けること
を考え、めっきの電極に接続する必要のない無電解メッ
キで、前記電気接点に表面処理を行おうとした。しかし
ながら、無電解メッキでは電気接触子に5μmの表面処
理を施すのに、加工時間が1〜1.5時間かかることや
加工時間が長いのでめっき液に浸漬している時間が長
く、めっき液がアルカリ性のために、FPC基板のCu
箔が剥離してしまうといった課題が発生した。その為、
本発明者は、無電解メッキではなく、電解メッキで前記
電気接触子にめっきする方法がないかと考えた。
【0004】本発明の目的は、上述した課題に鑑みてな
されたもので、加工時間が短く、FPC基板のCu箔が
剥離することがなく、伝送路の特性を配慮した極短伝送
路の電気コネクタ及びその製造方法を得ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的は、相手物と接
触する所要数の電気接点を有する電気コネクタにおい
て、電解表面処理を行う際には該電気接点間を電気的に
接続していた接続部分を、表面処理後に切断すること
で、該電気接点を電気的に絶縁独立にさせることにより
達成できる。
【0006】また、該電気接点の他にスルーホールを設
ける場合には、該電気接点を導体によりスルーホールと
接続した1対の電気接触子にし、電解表面処理を行う際
には該電気接触子を電気的に接続した状態にし、表面処
理後に各1対の電気接触子を電気的に絶縁独立にさせる
ことでも達成できる。なお、上述の該電気接点又は該電
気接触子間を電気的に接続していた接続部分を、表面処
理後に該電気接点の周囲に設けた略U字形状のスリット
加工によって切断するようにするとよい。この略U字形
状のスリット加工は、本来から電気コネクタに設けるも
のであるために、その加工を最後に施すことで、加工工
程を増やすことなく、電解表面処理後に前記電気接点又
は前記電気接触子間を電気的に接続している接続部分を
切断できる。
【0007】電気コネクタの製造方法は、相手物と接触
する所要数の電気接点を有する電気コネクタの製造方法
において、前記電気接触子の作成にあたって、第一に表
面にパターンを形成した後にエッチングにより不要銅箔
部分を取り除き、第二に電気接触子部分に所定の電解表
面処理を施し、最後に該電気接触子間を電気的に接続し
ていた接続部分をレーザー照射若しくは打ち抜き加工等
により切断し、該電気接触子を電気的に絶縁独立にする
ことで製造できる。該電気接触子間を電気的に接続して
いた接続部分を、表面処理後に該電気接触子の周囲に設
けた略U字形状のスリット加工によって切断するとよ
い。このU字形状のスリット加工は、本来から電気コネ
クタに設けるものであるために、その加工を最後に施す
ことで、加工工程を増さなくてすむ。
【0008】次に、相手物と接触する所要数の電気接点
を有する電気コネクタであって、該電気接点を導体によ
りスルーホールと接続した1対の電気接触子にし、電解
表面処理を行う際には該電気接触子を電気的に接続した
状態にし、表面処理後に前記電気接点の周囲に略U字形
状のスリットを設け、各1対の電気接触子を電気的に絶
縁独立するようにする電気コネクタの製造方法におい
て、前記電気接触子の作成にあたって、第一にスルーホ
ール下孔加工を施した後に、そのスルーホール及び表面
全体に表面処理をし、第二に表面にパターンを形成した
後にエッチングにより不要銅箔を取り除き、第三に表面
全体にカバーレイを貼付し、第四に電気接点部分のカバ
ーレイを開口した後に電気接点部に所定の電解表面処理
を施し、第五にスルーホール上のカバーレイを開口し、
最後に電気接点の周囲に略U字形状のスリット加工を施
すことでも製造できる。
【0009】上述した電気コネクタは、1面の相手物と
接続する電気コネクタ(例えば、表面側に電気接触子が
ある)について記載したが、相対向する2つの相手物
(第1・第2相手物)との両者と接続できるようにした
電気コネクタ(例えば、表裏両面に電気接触子がある)
でもよい。例えば、支持部材と、第1相手物と接触する
複数個の電気接触子を有するとともに前記支持部材の一
方の表面上に配置された第1回路と、第2相手物と接触
する電気接触子を有するとともに前記支持部材の他方の
表面に配置された第2回路と、前記第1回路及び第2回
路とを接続する導体とを具え、前記第1回路の電気接触
子と前記第2回路の電気接触子とを接触相手の形状に沿
って最適化を図る。このようにすることで、マイクロス
トリップライン構造を検討する必要がなく、伝送路の特
性を配慮した極短伝送路の電気コネクタを製造できる。
ここでいう最適化とは、第一相手物と第二相手物の接点
形状によって、第一相手物と接触する電気接触子と第二
相手物と接触する電気接触子の形状を変えることをい
う。例えば、相手物がBGAチップの場合、三角波状突
起にするし、相手物が基板パッドのように平坦な場合
は、半球状突起にするといったものである。また、前記
第1回路と第2回路とを導通させるにあたって、前記電
気接触子近傍に設けられた貫通孔に導電性のある物体を
挿入した後に半田付けするようにする。このようにする
ことで、電気接触子の弾性を失うことなく、極短伝送路
を作ることができる。
【0010】
【作用】上述略U字形状のスリットを設けると、相手物
と電気コネクタが接触する際に、相手物の接点が電気コ
ネクタの電気接触子上を摺動するようになり、接触時に
前回付いた半田を前方に排除できる(かき落とされるよ
うに排除される。)。相手物と電気コネクタとが嵌合し
た際に、該相手物の接点が電気コネクタの電気接触子上
を摺動する。このように摺動するのは、電気コネクタに
は、金属導体部の背面側にシリコン等の弾性材料が配置
されると共に導体の周囲の基板には略U字形状のスリッ
トを設け、該相手物の電気接点に電気コネクタの電気接
触子を押しつける接触力によって、電気コネクタの電気
接触子は下方に変位し、接触位置が変位するからであ
る。
【0011】
【発明の実施の形態】図1(A)のように、電気コネク
タ10の一実施例としては、FPC基板14上に複数の
電気接点12だけ設けられているものがある。該電気接
点12に表面処理を行う為には、電解メッキに必要な給
電用の導体リード16がない為に無電解メッキとしなけ
ればならないが、上述した課題により、電解メッキで行
う必要があり、その為には図1(B)のように各電気接
点12間を給電用導体リード16等で電気的に接続する
ことが必要になる。しかしながら、電解表面処理後に
は、電気接点12を電気的に絶縁独立させるために、接
続部分16を切断しなければならない。接続部分16の
切断方法としては、図2のように、孔18やスリット2
2更には略U字形状のスリット20などの加工を施すこ
とで切断できる。加工方法としては、レーザー照射や打
ち抜き加工などを挙げることができる。
【0012】図3に基づいて、他の実施例について説明
する。図3では、例えば、電気コネクタ30に接続する
相手物であるBGAパッケージ24の構造について説明
すると、シリコンやセラミックス26や剛性のある硬質
樹脂基板からなり、片面側には半田などの半球状突起か
らなる複数の接点28が設けられている。図3に基づい
て、電気コネクタ30の構造について説明する。この電
気コネクタ30は、適度の剛性を有する軟質樹脂などの
FPC基板14からなり、基板14の片面側には円盤状
の金属層からなる導体36と、基板14の導体形成側に
施された絶縁材料などからなる保護被覆層38と、導体
36上に施された電気接触子32とから構成されてい
る。この電気コネクタ30は、ソケット構造になってお
り、前記BGAパッケージ24が着脱自在に装着できる
ようになっている。前記FPC基板14部分の最終的な
構造は、図4のようになっており、導体上に施された電
気接点46とその近傍に設けられた裏面まで通じるスル
ーホール44と電気接点46とスルーホール44とを連
結する導体36とからなっている。しかしながら、電気
接点46や導体36等を電解メッキで表面処理するため
には、図5のように各電気接触子32間を電気的に接続
して印加電極に接続しておく必要があり、表面処理後は
その接続部分16を切断し、電気接触子32を電気的に
絶縁独立させなければならない。その切断方法や加工方
法は、上述の場合と同様である。図3と図4で説明した
電気コネクタ30では、相手物の接点28が電気コネク
タ30の電気接触子32上を摺動するように、図6のよ
うに電気接点46の周囲に設ける略U字形状のスリット
18を最後に加工することにより、電解表面処理を行う
ために各電気接触子32間を電気的に接続していた接続
部分16を切断することが理想的である。
【0013】上述したように、該電気接触子32間を電
気的に接続していた接続部分16の切断にあたっては、
図6のように電解表面処理後に該電気接点46の周囲に
設ける必要のある略U字形状のスリット18加工によっ
て切断するとよい。このU字形状のスリット18加工
は、本来から電気コネクタ30に設けるものであるため
に、その加工を最後に施すことで、加工工程を増さなく
てすむ。
【0014】次に、図6のように相手物と接触する所要
数の電気接点46を有する電気コネクタ30であって、
該電気接点46を導体36によりスルーホール44と接
続した1対の電気接触子32にし、電解表面処理を行う
際には該電気接触子32を電気的に接続した状態にし、
表面処理後に前記電気接点46の周囲に略U字形状のス
リット18を設け、各1対の電気接触子32を電気的に
絶縁独立するようにする電気コネクタ30の製造方法
は、前記電気接触子32の作成にあたっては、次のよう
な順序で行う。第一にスルーホール下孔加工を施した後
にそのスルーホール44及び表面全体に表面処理を施
す。第二に表面にパターンを形成した後にエッチングに
より不要銅箔部分を取り除く。第三に表面全体にカバー
レイを貼付する。第四に電気接点46部分のカバーレイ
を開口した後に電気接点46部に所定の電解表面処理を
施す。第五にスルーホール44上のカバーレイを開口6
8する。最後に電気接点46の周囲に略U字形状のスリ
ット18加工を施す。
【0015】次に、別の電気コネクタ50の構造につい
て説明する。図7のように、この電気コネクタ50は、
相対向する2つの相手物(第1相手物62,第2相手物
64)と接続するように構成されている。即ち、支持部
材52と、第1相手物62と接触する複数個の電気接触
子32を有するとともに前記支持部材52の一方の表面
上に配置された第1回路54と、第2相手物64と接触
する電気接触子32(この場合は電気接点46)を有す
るとともに前記支持部材52の他方の表面に配置された
第2回路56と、前記第1回路54及び第2回路56と
を接続する導体60(この場合はリード線)とを具え、
前記第1回路54の電気接触子32と前記第2回路56
の電気接触子32とを接触相手の形状に沿って最適化を
図ったものである。つまり、支持部材52の表裏面に2
つの回路を形成するものである。
【0016】
【発明の効果】本発明の電気コネクタは上述のような構
成をとることで次のような顕著な効果を得ることができ
る。 (1)各電気接点46若しくは電気接触子32に表面処
理するために必要な各電気接触子32間を接続する接続
部分16は、表面処理後に各電気接点46若しくは各電
気接触子32が電気的に絶縁独立なるように簡単にレー
ザー照射や打ち抜き加工等で切断することができ、伝送
路の特性を配慮した極短伝送の電気コネクタを提供でき
る。 (2)相手物の接点28が電気コネクタの電気接触子3
2上を摺動するように設ける略U字形状のスリット18
を最後に加工することで、表面処理するために必要な各
電気接触子32間を接続する接続部分16を容易に切断
でき、加工工程を増さなくてすむ。 (3)電解メッキでFPC基板14の回路を形成するこ
とにより、加工時間は無電解メッキに比べ10時間程度
短縮でき、FPC基板14のCu箔の剥離も無くなっ
た。 (4)電気接触子32やスルーホール44の表面処理の
厚さの違いにも簡単に対応することができ、容易に回路
を作成することができる。 (5)電解メッキで表面処理を行うことにより、電気接
触子32部分に100μmの表面処理を施す際にも、1
時間程度で表面処理を施すことができ、容易に電気コネ
クタを製造できる。 (6)電気コネクタ50が相対向する2つの相手物6
2、64(第1,第2相手物)と接続する場合、前記第
1回路54の電気接触子32と前記第2回路56の電気
接触子32とを接触相手の形状に沿って最適化を図るこ
とによって、本発明電気コネクタ50は接点間の導通距
離を5mm未満にしているので、測定検査の際に、特別な
考慮は不要で、伝送路としての特性を配慮したマイクロ
ストリップラインとしなくても極短伝送路が可能とな
り、コストの低減に貢献できる。 (7)前記第1回路54と第2回路56とを導通させる
にあたって、前記電気接触子32近傍に設けられた貫通
孔に導電性のある物体58を挿入した後に半田付けする
ようにすることにより、簡単に第1回路54と第2回路
56を導通させることができ、かつ、電気接触子32の
弾性を失うことなく、必要な部分だけに必要厚さの表面
処理を施すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)電気コネクタの平面図である。 (B)図1(A)の電気コネクタの電気接点の加工方法
を説明する図面である。
【図2】図1(B)の給電用導体リードを切断する方法
を説明する図面である。
【図3】別の電気コネクタの部分縦断面図である。
【図4】図3の電気コネクタの部分的な平面図である。
【図5】図4の電気コネクタの電気接触子の加工方法を
説明する図面である。
【図6】図5の給電用導体リードを切断する方法を説明
する図面である。
【図7】また別の電気コネクタの部分的な縦断面図であ
る。
【符号の説明】
10、30、50 電気コネクタ 12、46 電気接点 14 FPC 16 給電用導体リード 18 孔 20 U字形状スリット 22 スリット 24 BGAパッケージ 26 シリコン又はセラミックス 28 接点 32 電気接触子 34 突起 36 導体 40 金属材料 42 弾性材料 44 スルーホール 52 支持部材 54 第一回路 56 第二回路 58 ピン 60 リード線 62 第1相手物 64 第2相手物 66 ランド 68 開口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01R 12/28 H01R 23/68 303C Fターム(参考) 2G003 AG01 2G011 AA16 AE22 AF02 5E023 AA04 AA10 AA16 BB06 BB23 BB26 CC27 DD26 EE22 EE34 FF20 GG20 HH06 HH16 HH28 5E024 CA18 CA22 CB10

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相手物と接触する所要数の電気接点を有
    する電気コネクタにおいて、 電解表面処理を行う際には該電気接点間を電気的に接続
    していた接続部分を、表面処理後に切断することで、該
    電気接点を電気的に絶縁独立にしたことを特徴とする電
    気コネクタ。
  2. 【請求項2】 該電気接点を導体によりスルーホールと
    接続した1対の電気接触子にし、電解表面処理を行う際
    には該電気接触子を電気的に接続した状態にし、表面処
    理後に各1対の電気接触子を電気的に絶縁独立にしたこ
    とを特徴とする電気コネクタ。
  3. 【請求項3】 該電気接点又は該電気接触子間を電気的
    に接続していた接続部分を、表面処理後に該電気接点の
    周囲に設けた略U字形状のスリット加工によって切断し
    たことを特徴とする請求項1,2記載の電気コネクタ。
  4. 【請求項4】 相手物と接触する所要数の電気接点を有
    する電気コネクタの製造方法において、 前記電気接触子の作成にあたって、第一に表面にパター
    ンを形成した後にエッチングにより不要銅箔部分を取り
    除き、第二に電気接触子部分に所定の電解表面処理を施
    し、最後に該電気接触子間を電気的に接続していた接続
    部分をレーザー照射若しくは打ち抜き加工等により切断
    し、該電気接触子を電気的に絶縁独立にしたことを特徴
    とする電気コネクタの製造方法。
  5. 【請求項5】 該電気接触子間を電気的に接続していた
    接続部分を、表面処理後に該電気接点の周囲に設けた略
    U字形状のスリット加工によって切断したことを特徴と
    する請求項4記載の電気コネクタの製造方法。
  6. 【請求項6】 相手物と接触する所要数の電気接点を有
    する電気コネクタであって、該電気接点を導体によりス
    ルーホールと接続した1対の電気接触子にし、電解表面
    処理を行う際には該電気接触子を電気的に接続した状態
    にし、表面処理後に前記電気接点の周囲に略U字形状の
    スリットを設け、各1対の電気接触子を電気的に絶縁独
    立するようにする電気コネクタの製造方法において、 前記電気接触子の作成にあたって、第一にスルーホール
    下孔加工を施した後に、そのスルーホール及び表面全体
    に表面処理をし、第二に表面にパターンを形成した後に
    エッチングにより不要銅箔を取り除き、第三に表面全体
    にカバーレイを貼付し、第四に電気接点部分のカバーレ
    イを開口した後に電気接点部に所定の電解表面処理を施
    し、第五にスルーホール上のカバーレイを開口し、最後
    に電気接点の周囲に略U字形状のスリット加工を施した
    ことを特徴とする電気コネクタの製造方法。
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