JP4061383B2 - 電気コネクタ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数の電気接点と複数の電気接触子とを一度に電気的に接続するようにした電気コネクタに関するもので、特に第1コネクタの半田が第2コネクタの接触部への付着防止に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図に基づいて、従来の電気コネクタ60について説明する。電気コネクタの一つに、例えば図7に示すように、第1コネクタ10(Ball Grid Array(BGA))と第2コネクタ50(BGA素子等に接触するソケットコネクタをいう)とを着脱自在に突き合わせて、第1コネクタ10の片面側に設けた半田などの球状突起からなる複数の電気接点12と第2コネクタ50の片面側に設けた複数の電気接触子52とを電気的に接続するようにしたものがある。なお、図示しないが、第1コネクタ10と第2コネクタ0とはソケット構造などのような機構を持っていて、着脱自在に装着できるようになっている。
【0003】
第1コネクタ10は、セラミックスや剛性のある硬質樹脂基板などからなり、この硬質樹脂基板の片側面には半田(PbSn)などの球状突起からなる複数の電気接点12が設けられている。この電気接点12は、半田ボールを硬質樹脂基板のランドにのせて、リフローによって形成している。
また、第2コネクタ50は、第1コネクタ10の複数の電気接点12と電気的に接続できるように片面側に複数の電気接触子52が設けられている。この電気接触子52は、第2コネクタ50の基板22(FPC等)の導体26上に設けられ、当該導体26の周囲の基板にはスリット状の切り込み部24を設けて当該導体26部分に弾性を持たせる構造にし、この構造によって第1コネクタ10の電気接点12の高さのバラツキを吸収できるようにしている。なお、電気接触子52は接触部分なので、一般的に、金メッキなどの表面処理が施されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
第1コネクタと第2コネクタとの嵌合においては、安定した接触を得るために特開2000-30827号のように第2コネクタの接触片に凹所を設ける提案がなされているが、この提案では第1コネクタと第2コネクタが嵌合した際に第2コネクタが摺動しないので、下記に記述する課題の解決にはならない。
従来の技術に記載したように第2コネクタは、第1コネクタ10を検査するコネクタであるので、第2コネクタに対しては数千個の第1コネクタ10との接触が行われる。その為、次のような問題点が発生した。図8に基づいて問題点について説明する。
第1コネクタ10の電気接点12と第2コネクタの電気接触子52が数百回接触すると、従来施されているような金メッキなどの表面処理層に、電気接点12を形成している半田(PbSn)が付着し易く、接触不良の原因になるといった解決すべき課題があった。
電気接触子52の表面処理層に半田が付着すると、数百回もしくは数千回に一度ブラシ等で落とすことになる。しかしながら、付着物の半田がなかなかブラシ等で落ちないという問題点もあった。ブラシングを行う回数があまり頻繁だと工数アップになり、ひいてはコストアップに繋がるといった問題にもなる。
上記のような課題を解決するために、本出願人は特願2000-64241号で、前記第2コネクタの電気接触子上に少なくとも1個以上の山状凸起を設ける提案を行っている。しかしながら、現状の技術では、考えていたような山状凸起の頂部のエッジを得ることが出来なく、その為第1コネクタの電気接点への食い込み量が少なく、付着した半田を掻き落とすことが出来なかった。
【0005】
本発明は、このような従来の問題点に鑑みてなされたもので、第1コネクタの電気接点と第2コネクタの電気接触子とが数千回の接触(挿抜)を繰り返しても、電気接触子の表面処理層に半田及びその酸化不純物54が付着し難く、かつ、接触不良が起こり難い優れた電気コネクタを提供せんとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的は、第1コネクタと第2コネクタとを着脱自在に突き合わせて、前記第1コネクタの片面側に設けた半田の球状突起からなる複数の電気接点と、前記第2コネクタの片面側で基板の導体上に設けた複数の電気接触子とを電気的に接続するようにし、前記導体の周囲の基板にはスリット状の切り込み部を設けて、可動小片部分を形成するとともに、前記基板の背面側に弾性材料を配置することにより、前記可動小片部分に弾性を持たせ、前記第2コネクタの電気接触子上に少なくとも1個以上の断面略U字形状の凸起部を設け、前記第1コネクタと第2コネクタとの嵌合時に、前記第2コネクタの電気接触子に対する前記第1コネクタの電気接点の押し付け接触力の作用に伴って、前記可動小片部分前記弾性材料層側に押し下げられて下方に変位することにより、前記第1コネクタの電気接点と前記第2コネクタの電気接触子の接触位置が変位した移動距離だけ前記第1コネクタの電気接点が前記第2コネクタの電気接触子に設けた断面略U字形状の凸起部の角を摺動することで達成できる。
また、前記凸起部は、前記第1コネクタの電気接点の摺動方向平行又は非平行に設けたほうがよい。このように設けることで、確実に前回の接触時に付いた半田を前方へ排除できる。
なお、前記断面略U字形状の凸起部は、前記第2コネクタの前記導体又は保護被覆層上に絶縁層を設け、さらに該絶縁層に導体部まで達するスリット溝を設置後に、徐々にメッキを絶縁層厚を越えない厚さまで施した後に逆メッキ又はエッチングを行い、その後絶縁層を除去することにより作成できる。
ここでいうところの「逆メッキ」とは、製品(凸起部)側を電極にし、電着金属をメッキ液中にイオン化溶出させ電着金属を減じることをいう。
【0007】
【作用】
第2コネクタの電気接触子30上に少なくとも1個以上の角柱状凸起部を設けると、第1コネクタ10と第2コネクタ20との接触時には、第1コネクタ10の電気接点12は第2コネクタ20の電気接触子30上を摺動するので、接触時に前回付いた半田は前方に排除される(かき落とされるように排除される)。
第1コネクタ10と第2コネクタ20とが嵌合した際に、第1コネクタ10の電気接点12が第2コネクタ20の電気接触子30上を摺動する理由について説明する。上述のように摺動するのは、金属導体部の背面側にシリコン等の弾性材料39が配置されると共に第2コネクタ20の導体26の周囲の基板22にはスリット状の切り込み部24を設けて、可動小片部分36を形成するとともに、該可動小片部分36に弾性を持たせ、第1コネクタ10の電気接点12に第2コネクタ20の電気接触子30を押しつける接触力によって、前記可動小片部分36が前記弾性材料層39側に押し下げられて第2コネクタ20の電気接触子30は下方に変位し、接触位置が変位し摺動する。この摺動について、図4に基づいて動きを説明する。第1コネクタ10の電気接点12は一定の力で第2コネクタ20の電気接触子30に押しつけられ、第1コネクタ10と第2コネクタ20とが接触する位置がA点(図1の状態)である。その後、一定の力で押しつけられ続けると、上述のように第2コネクタ20には弾性材料層39や切り込み部24が設けられているために、O点を支点にして第2コネクタ20の電気接触子30は図4の下方向へ変位すると、第2コネクタ20の電気接触子30はA点からA’点に押し下げられる。しかし、第1コネクタ10はソケット構造でガイドされている為、前後左右には大きく動けず、第1コネクタ10の電気接点12は下方向に垂直に押しつけられるだけの動きになる。したがって、第2コネクタの電気接触子30が変位した状態ではB点(図2の状態)で接触することになる。即ち、第1コネクタ10の電気接点12は、第2コネクタ20の電気接触子30上をA’点からB点に一定の力で押しつけられながら移動したことになる。この移動が摺動であり、移動方向が摺動方向ということになる。
【0008】
【発明の実施の形態】
図に基づいて、本発明の電気コネクタについて説明する。
図1は第1コネクタと第2コネクタとが嵌合した摺動直前の本発明に係る電気コネクタの部分拡大縦断面図であり、図2は第1コネクタと第2コネクタとが嵌合した摺動完了時の本発明に係る電気コネクタの部分拡大縦断面図である。図3は第1コネクタと第2コネクタとが嵌合した摺動直前の本発明に係る電気コネクタの部分拡大横断面図であり、図4は第1コネクタの電気接点の摺動についての説明図である。図5(A)は図1の電気コネクタの第2コネクタの角柱状凸起部の配列状態図であり、(B)は別の配列状態図である。図6は角柱状凸起部の作成方法を説明するための図面である。
図1から図5は、本発明に係る電気コネクタの一つの実施の形態を示したもので、図中、10は従来と同様セラミックスや剛性のある硬質樹脂基板からなる第1コネクタ、12は第1コネクタ10の片面側に設けた半田などの球状突起からなる複数の電気接点、20は適度の剛性を有する軟質樹脂などの基板22からなる第2コネクタ、26は基板22の片面側に設けられた円盤状の金属層からなる導体、28は基板22の導体形成側に施した絶縁材料などからなる保護被覆層、30は導体26上に施された電気接触子、31は電気接触子30に設けられた断面略U字形状の凸起部である。
【0009】
この電気コネクタにおいて、図示しないが、第1コネクタ10と第2コネクタ20とは、従来と同様ソケット構造などのような機構を持っていて、着脱自在に装着できるようになっている。もちろん、第1コネクタ10の電気接点12側と反対側の片面には、電気接点12側と接続(導通)されたプリント配線などの必要な配線が施してある。
【0010】
まず、本発明のポイント部分である第2コネクタ20について説明する。
本発明の第2コネクタ20では、基板22の片面側に例えば予め施してある銅箔などの金属層部分を、例えば基板製造技術の一つであるプリント配線パターン成形法によって処理して、図1に示すように、所望の導体26を設けてある。
したがって、多数の導体26を極めて低コストで、しかも、殆ど嵩張ることなく形成することができる。もちろん、この導体26と接続されるリード線34部分も同様のプリント配線パターン成形法によって形成することができる。なお、このリード線34部分は、複数の導体26を高密度で配列する場合、基板表側の配線スペースが不足することがあるため、基板22の適宜位置にスルホール40を設け、これと連通された形で、基板裏側に形成することもできる。
【0011】
前記導体26の第1コネクタ10との接触部分には、導電性の良い材料で電気接触子30が設けられている。この電気接触子30は、前記導体26にめっきなどによって設けられている。導体26の材料としては、導電性の良い材料であれば如何なるものでもよく、黄銅やベリリウム銅やリン青銅などが挙げられる。
【0012】
前記第1コネクタの電気接点12との接触の際に付着した半田を排除できるように、第2コネクタ20の前記電気接触子30上に少なくとも1個以上の断面略U字形状の凸起部31を設けると共に第1コネクタ10と第2コネクタ20との嵌合時に、前記第2コネクタ20の電気接触子30に対する前記第1コネクタ10の電気接点12の押し付け接触力の作用に伴って、前記可動小片部分36前記弾性材料層39側に押し下げられて下方に変位することにより、前記第1コネクタ10の電気接点12と前記第2コネクタ20の電気接触子30の接触位置が変位した移動距離だけ前記第1コネクタ10の電気接点12が第2コネクタ20の電気接触子30に設けた前記略U字形状の凸起部31の角を摺動させ、前記凸起部31の角(エッジ)部分はある程度鋭くとがった方がよい。即ち、この断面略U字形状の凸起部31は、付着した半田を排除するためのものである。
該凸起部31の突出量としては、上記役割を満足すればよく、0.1〜0.2mm程度あれば十分である。前記断面略U字形状の凸起部31の数量としては、第1コネクタ10の電気接点12と第2コネクタ20の電気接触子30との位置関係(位置ずれ)等を考えると複数あることが望ましい。このように断面略U字形状の凸起部31を複数設けると電気接触子30の表面は略パルス波形状になる。
上述した作用と役割を考えると、前記第1コネクタ10の電気接点12の摺動方向平行又は非平行に設けたほうがよい。このように設けることで、確実に前回の接触時に付いた半田を前方へ排除できる。
【0013】
次に、図6に基づいて、前記断面略U字形状の凸起部31の作成方法について説明する。
まず、第2コネクタ20の導体26又は保護被覆層28上に絶縁層33を設ける。即ち、絶縁層33は導体26に直接設けてもよく、導体26に保護被覆層28を設けその上に設けてもよい。前記絶縁層33の厚みは、15〜100μmにする。
次に、絶縁層33に導体26部まで達するスリット溝42を設置する。このスリット溝42は、図3のように第1コネクタ10の電気接点12の摺動方向と平行又は非平行に設ける。該スリット溝42は、レーザー加工などによって作成することができるが、スリット溝42を設置できれば如何なる方法で設置してもよい。非平行の場合は、凸起部31の役割を考慮すると、第1コネクタ10の摺動方向に対して5°〜20°度程度がよい。
次に、スリット溝42内に徐々にメッキを施し、メッキを施す終端位置としては絶縁層33厚を越えない厚さまで施す。
次に、メッキ部の先端部分を略U字形状にするために、逆メッキ又はエッチングを行う。
最後に、絶縁層33をアルカリ性溶液(水酸化ナトリウム)によって除去することにより、断面略U字形状の凸起部31の形状を作成することができる。(該スリット溝42の数が、複数あれば電気接触子30の表面は略パルス波形状になる。)
【0014】
前記基板22にはスリット状の切り込み部24を設け、本発明の導体26及び電気接触子30には弾性を持たせてあるため、図1に示すように、第1コネクタ10に第2コネクタ20を突き合わせてセットし、この電気接触子30を第1コネクタ10の球状突起からなる電気接点12と当接させれば、導体26及び電気接触子30は、電気接点12に追随して弾性的に接触するため、電気接点12側に多少の高さ不整などがあっても、安定して接続される。
【0015】
つまり、信頼性の高い電気的な接続が得られる。このとき、導体26及び電気接触子30側の弾性は、基板22の舌状の可動小片部分36の弾性に左右されるため、上述した適度の剛性を有する軟質樹脂などからなる基板22硬さは、可動小片部分36に十分な弾性が付与される程度の硬さである必要がある。
【0016】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明に係る電気コネクタによると、次のような優れた効果が得られる。
(1)導体26に施す電気接触子30の表面に突出する断面略U字形状の凸起部31を設けると共に前記第1コネクタと第2コネクタの嵌合時に、前記第2コネクタ20の電気接触子30に対する前記第1コネクタ10の電気接点12の押し付け接触力の作用に伴って、前記可動小片部分36が前記弾性材料層39側に押し下げられて下方に変位することにより、前記第1コネクタ10の電気接点12と前記第2コネクタ20の電気接触子30の接触位置が変位した移動距離だけ前記第1コネクタの電気接点が前記第2コネクタの電気接触子に設けた断面略U字形状の凸起部の角を摺動させているので、前の接触時に付いた半田を容易に排除(かき落とし)することができる。
(2)前記断面略U字形状の凸起31を前記第1コネクタ10の電気接点12の摺動方向と平行又は非平行に設けているので、より確実に前回の接触時に付いた半田カスが先方に排除することができる。
(3)前記凸起部は、前記第2コネクタの前記導体又は保護被覆層上に絶縁層を設け、さらに該絶縁層に導体部まで達するスリット溝を設置した後に、徐々にメッキを絶縁層厚を越えない厚さまで施した後に逆メッキ又はエッチングを行い、その後絶縁層を除去することにより作成することで、断面略U字形状を有した凸起部を容易に作成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1コネクタと第2コネクタとが嵌合した摺動直前の本発明に係る電気コネクタの部分拡大縦断面図である。
【図2】第1コネクタと第2コネクタとが嵌合した摺動完了時の本発明に係る電気コネクタの部分拡大縦断面図である。
【図3】第1コネクタと第2コネクタとが嵌合した摺動直前の本発明に係る電気コネクタの部分拡大横断面図である。
【図4】本発明に係る電気コネクタの摺動についての説明図である。
【図5】(A)
図1の電気コネクタの第2コネクタの略U字形状の凸起部の配列状態図である。(B)
(A)とは別の配列状態図である。
【図6】略U字形状の凸起部の作成方法を説明するための図面である。
【図7】従来の電気コネクタの部分拡大縦断側面図である。
【図8】課題を説明するための図5の電気コネクタの第2コネクタの基板を示した部分拡大平面図である。
【符号の説明】
1、60 電気コネクタ
10 第1コネクタ
12 電気接点
20、50 第2コネクタ
22 基板
24 スリット状の切り込み部
26 導体
28 保護被覆層
30、52 電気接触子
31 凸起部
32 開口
33 絶縁層
34 リード線
36 舌状の可動小片部分
38 金属導体部
39 弾性材料層
40 スルホール
42 スリット溝
54 不純物

Claims (4)

  1. 第1コネクタと第2コネクタとを着脱自在に突き合わせて、前記第1コネクタの片面側に設けた半田の球状突起からなる複数の電気接点と、前記第2コネクタの片面側で基板の導体上に設けた複数の電気接触子とを電気的に接続するようにし、
    前記導体の周囲の基板にスリット状の切り込み部を設けて、可動小片部分を形成するとともに、前記基板の背面側に弾性材料を配置することにより、前記可動小片部分に弾性を持たせ、
    前記第2コネクタの電気接触子上に少なくとも1個以上の断面略U字形状の凸起部を設け、
    前記第1コネクタと第2コネクタとの嵌合時に、前記第2コネクタの電気接触子に対する前記第1コネクタの電気接点の押し付け接触力の作用に伴って、前記可動小片部分前記弾性材料層側に押し下げられて下方に変位することにより、前記第1コネクタの電気接点と前記第2コネクタの電気接触子の接触位置が変位した移動距離だけ前記第1コネクタの電気接点が前記第2コネクタの電気接触子に設けた断面略U字形状の凸起部の角を摺動することを特徴とする電気コネクタ。
  2. 前記凸起部は、前記第1コネクタの電気接点の摺動方向と平行又は非平行に設けることを特徴とする請求項1記載の電気コネクタ。
  3. 前記凸起部は、前記第2コネクタの前記導体又は保護被覆層上に絶縁層を設け、さらに該絶縁層に導体部まで達するスリット溝を設置した後に、徐々にメッキを絶縁層厚を越えない厚さまで施した後に逆メッキ又はエッチングを行い、その後絶縁層を除去することにより作成したことを特徴とする請求項2記載の電気コネクタ。
  4. 前記基板は、フレキシブルプリント基板であることを特徴とする請求項1、2または3記載の電気コネクタ。
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