JP2003150957A5 - - Google Patents

Claims (4)

1. 所定サイズのウインドウ内の画素データ値から中央値に相当する画素データ値を抽出するメディアンフィルタ処理装置において、
   前記ウインドウ内の画素データ値を列毎に順次入力して各列の画素データ値を大小順にソートするソート手段と、
   前記ソート手段によりソートされた画素データ値を列毎に各段に保持するシフトレジスタと、
   前記シフトレジスタの複数段のソート済み画素データ値同士をマージしてソートした画素データ値を生成する第１のマージ手段と、
   前記第１のマージ手段で生成された画素データ値と、前記シフトレジスタ内の新たなソート済み画素データ値とを更にマージしてソートした画素データ値を生成する第２のマージ手段とを備え、
   前記ウインドウ内の全画素データ値を前記ソート手段によりソートし、前記第１及び第２のマージ手段によりマージしてソートし、得られたデータ列の中央順位の画素データ値を前記ウインドウ内の画素データ値の中央値として出力することを特徴とするメディアンフィルタ処理装置。
2. 前記第１または第２のマージ手段によるソートにおいて、中央順位以外の一部の順位については画素データ値の決定及び出力を省略することを特徴とする請求項１に記載のメディアンフィルタ処理装置。
3. 前記所定サイズはＭ×Ｎであり、前記第２のマージ手段では、（Ｍ×Ｎ−Ｎ）個のソート済みデータ列と、Ｎ個のソート済みのデータ列とをマージしてソートし、その際、（Ｍ×Ｎ−Ｎ）個のソート済みデータ列の中央値を中心とする（Ｎ＋１）個または（Ｎ＋２）個のデータとＮ個のソート済みデータ列をマージしてソートし、得られたデータ列の中央順位の画素データ値を前記ウインドウ内の画素データ値の中央値として出力することを特徴とする請求項１または２記載のメディアンフィルタ処理装置。
4. 前記ソート手段または第１のマージ手段の入力データ列の一部の値を強制的にデータの最大値もしくは最小値に置き換える置換手段を備えることにより、Ｍ×Ｎより小さいウインドウサイズにおける中央値を出力したり、メディアンフィルタの機能を停止させた状態の値を出力したりできることを特徴とする請求項１乃至３何れか記載のメディアンフィルタ処理装置。