JP2003150753A - 人材管理システム - Google Patents

人材管理システム

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JP2003150753A
JP2003150753A JP2001346649A JP2001346649A JP2003150753A JP 2003150753 A JP2003150753 A JP 2003150753A JP 2001346649 A JP2001346649 A JP 2001346649A JP 2001346649 A JP2001346649 A JP 2001346649A JP 2003150753 A JP2003150753 A JP 2003150753A
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job
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Application number
JP2001346649A
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English (en)
Inventor
Yuichi Yamada
裕一 山田
Yasuyoshi Tawa
泰美 多和
Masahiro Kawano
正裕 川野
Nobuaki Shimamura
伸明 嶋村
Hiroki Nanbu
広樹 南部
Naoko Fujimura
直子 藤村
Satoshi Sasaki
聡 佐々木
Yoshinobu Tsuchida
佳伸 土田
Tomoko Ose
朋子 小瀬
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Recruit Co Ltd
Original Assignee
Recruit Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 人材の能力管理及び配置管理を一元的に実行
することができる。 【解決手段】 人事部PC4が求人情報を送出すると、
サーバ10の人材判定部20は、求人情報の要否データ
が仕事経験が必要であることを示す場合にはデータベー
ス12を検索し、求人職種データに一致する職種経歴デ
ータを有し、かつ求人部署と相違する所属部署データを
有する社員情報13を選定し、要否データが仕事経験の
不要を示す場合には求人職種データに一致する希望職種
データを有する社員情報を選定し、選定した社員情報を
人事部PC4に送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、企業等の法人内に
おいて社員の能力管理及び配置管理を行う人材管理シス
テムに関する。
【0002】
【従来の技術】企業内において社員の能力管理及び配置
管理は、従来、例えば上司や人事部の人事担当者が各社
員の職種経歴や職務内容、更には教育履歴を参照して人
為的に行っていた。能力管理は、例えばMBO(Manage
ment By Objectives and SelfControl)制度を用いた上
司と部下による日常業務管理や、社員の自己啓発を促す
ための教育プログラムの提供及び教育結果の蓄積により
実行される。配置管理は、例えば社員の職務経歴や職位
等を参考にした配置転換、更には社内公募制度を用いた
配置転換により実行される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このように上
司や人事担当者が人為的に能力管理及び配置管理を実行
する場合、社員数が多くなると多大な手間と時間を要し
てしまう。能力管理と配置管理との間には密接な関係が
存在し、これらの管理を一元的に実行できるシステムの
開発が望まれていた。
【0004】職種に対し仕事経験を不要として人材を求
める際には、仕事経験を要として人材を求めるよりも間
口が広がり、より多くの人材の配置転換を実行すること
ができる。即ち職種経歴を重視するよりも異動を希望す
る多くの社員が候補として挙がり、結果として多くの社
員が適材適所に配置されることになる。しかし、人事担
当者にとっては、日常的に社員の配置転換希望及び希望
先を掌握することが困難なため、職種経歴を参考にして
候補社員を選定し、若しくは社内公募によって社員を選
定して適材適所の配置を実行せざるを得なかった。
【0005】本発明は、人材の能力管理及び配置管理を
一元的に実行することができる人材管理システムを提供
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、前述の課題を
解決するため次の構成を採用する。
【0007】本発明は、社員の現在の業務及び/又は将
来の希望業務を表わす社員情報と、業務を特定する際に
参照される職種辞典と、社員に提供される学習データ及
び/又は告知データを表わす学習情報と、職種辞典を参
照して社員に関する前記業務を特定する制御部と、現在
の業務の実績を管理するMBO管理部と、学習情報か
ら、人材に提供すべき学習データ及び/又は告知データ
を特定する学習情報判定部とを備え、業務は、職種系統
データと職種データと職務データにより特定される、こ
とを特徴とする。
【0008】本発明は更に、法人に勤務する社員毎に職
種経歴データ、現在の所属部署データ及び希望職種デー
タを含む社員情報が格納されているデータベースと、法
人の求人側端末より求人職種データ、求人部署データ及
び仕事経験の要否データを含む求人情報を受けると、デ
ータベースを検索すると共に、要求データが仕事経験の
必要及び不要のいずれを示すか判定し、必要と判定する
と求人職種データに対応する職種経歴データを有し、か
つ求人部署と相違する所属部署データを有する社員情報
を選定し、要否データが仕事経験の不要を示すと判定す
ると求人職種データに対応する希望職種データを有する
社員情報を選定し、この選定した社員情報を求人側端末
へ送信する人材判定部と、を有することを特徴とする。
【0009】〈作用〉社員の現在の業務及び/又は将来
の希望業務を表わす社員情報を設ける。業務を特定する
際に参照される職種辞典を設ける。社員に提供される学
習データ及び/又は告知データを表わす学習情報を設け
る。制御部は、職種辞典を参照して社員に関する前記業
務を特定する。MBO管理部は、社員の現在の業務の実
績を管理する。学習情報判定部は、学習情報から、人材
に提供すべき学習データ及び/又は告知データを特定す
る。業務は、職種系統データと職種データと職務データ
により特定される。従って、職種辞典を参照して、社員
情報中の業務に関するデータを特定することができる。
この業務に関するデータの特定が職種辞典の参照により
画一的に実行されるため、社員の属性を表わす業務を特
定する制度が向上し、結果として社員の属性に合致した
精度の高い学習データ及び/又は告知データを特定する
ことができる。
【0010】求人側端末は上記求人情報を送信する。人
材判定部は、この求人情報を受けると、その要否データ
が仕事経験の必要及び不要のいずれを示すかを判定し、
必要な場合には求人職種データに対応の職種経歴データ
を有し、かつ求人していない部署データを有する社員情
報を選定する。また、仕事経験が不要と判定すると、求
人職種データに対応の希望職種データを有する社員情報
を選定する。そして、選定した社員情報を候補社員を知
らせるために求人側端末へ送信する。従って、例えば人
事担当者は、仕事経験を必要とする求人に対しては経験
を有する社員を瞬時に知ることができ、又仕事経験の不
要な求人に対してはその職種への異動を希望する社員を
瞬時に知ることができ、よって、適材適所に社員を配置
転換させることが可能となる。
【0011】上記社員情報には、希望職種に関連する学
習履歴データ、例えば、希望職種における社内研修を受
けたことを示すデータを含ませてもよい。これにより、
このデータを転職希望の社員の転職の可否の判定に利用
することができる。
【0012】上記社員情報には、社員の仕事に対する診
断テスト結果データ、例えば適性度を示すデータを含ま
せてもよい。このデータも社員の転職の可否判定に利用
できる。
【0013】また、社員の仕事に対する上司の評価を示
す社員評価情報を予め用意し、この情報を求人側端末に
送出するようにしてもよい。この社員評価情報も社員の
転職の可否判定に利用できる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を具体
例を用いて詳細に説明する。本発明に係る人材管理シス
テムは、社員の日常業務遂行に対する支援と、社員の将
来に対する支援を実現することができる。日常業務遂行
に対する支援は、社員の目標管理及び能力開発に対する
支援を意味する。社員の将来に対する支援は、社員の配
置及び能力開発に対する支援を意味する。なお、社員の
能力開発に対する支援は、例えば自己啓発の機会を社員
に提供することを意味する。自己啓発の機会は、日常業
務遂行のために必要な知識習得の観点では、日常業務遂
行に対する支援に該当する。本発明に係る人材管理シス
テムは、将来の活躍の場を想定した場合の自己啓発の機
会も提供することができる。
【0015】図1は本発明に係る人材管理システムの構
成図である。この人材管理システムは、サーバ10と、
このサーバ10にLAN1を介して接続されている社員
用のパーソナルコンピュータ(社員PC)2と、その上
司用のパーソナルコンピュータ(上司PC)3と、人事
部に設置される人事担当者用のパーソナルコンピュータ
(人事部PC)4を備えている。
【0016】サーバ10は、装置の入出力処理の全体的
制御を行う制御部11とデータベース12とを備えてい
る。データベース12には社員情報13、職種辞典1
4、学習情報15、社員評価情報17、求人情報21、
興味関心情報23が格納されている。各種データベース
へのデータ登録は、制御部11の制御により随時実行す
ることができる。
【0017】図2は社員情報の一例を示す説明図であ
る。即ち、この社員情報は、社員を識別するために付さ
れた社員ID(No.)、社員の氏名を示す氏名データ、
職種系統データ、所属部署データ、職務データ、役割
(役職)データ、部署における所属期間を表わす所属期
間データ、所属する職種示すデータを有している。な
お、職種系統データは、この社員が所属する職務系統を
表わす。職種データは、この社員が所属する職種を表わ
す。職務データは、この社員が従事する職務を表わす。
職種系統は、職種の上位概念の意味を持つ。職種は、職
務の上位概念の意味を持つ。言い換えれば、複数の職務
を束ねることにより職種の概念を構築することができ、
複数の職種を束ねることにより、職務系統の概念を構築
することができる。
【0018】上述の社員情報は、1999年4月に入社
して以来、職種及び職務に変更が無かった社員の情報で
ある。この社員情報は、勤続中、職務及び/または職種
及び/又は職務系統が変更される度に新たな情報群が形
成され、この社員の在職期間の全てに記録される。
【0019】図示のように、この社員情報には、は、社
員の配置希望情報を記録することができる。配置希望情
報は、希望職種系統データ、希望職種データ、希望職務
データ、異動希望時期データを有している。希望職種系
統データは、この社員が所属を希望する配属先の職種系
統を表わす。希望職種データは、この社員が所属を希望
する配属先の職種を表わす。希望職務データは、この社
員が従事を希望する職務(仕事内容)を表わす。異動希
望時期データは、この社員が異動を希望する時期を表わ
す。
【0020】更に、この社員情報には、学習履歴データ
と、診断テスト結果データを記録することができる。学
習履歴データは、社内研修制度や社外講座等を利用した
社員の学習履歴を表わす。診断テスト結果データは、診
断機能を利用した診断結果を表わす。診断機能の例とし
ては、適性診断及びコンピテンシー診断を挙げることが
できる。適性診断は、社員の志向性、およびそれに適し
た仕事スタイルや組織風土を特定することができる。コ
ンピテンシー診断は、社員の仕事をする上での強み・弱
みを客観的に把握することができる。適性診断及びコン
ピテンシー診断は、一般的に種々の診断テストが用意さ
れている。このような診断機能は、近年、各種の就職支
援ウェブサイト上で広く実際されている。
【0021】上記した社員情報13は社員により社員P
C2により入力されるが、職種系統、職種、そして職務
は、データベース12に格納されている職種辞典14を
参照して実行することができる。この職種辞典14の概
念は、本出願人が先に提案したもので(特願2001−
336352)、次のような構成を有している。
【0022】即ち、職種辞典14は、例えば職種系統に
対応する職種カテゴリ「機械・メカトロ関連職」、「研
究開発」の如く大分類が設定されている。この大分類と
最終成果物の供給過程の2軸により、職種を特定するこ
とができる。なお職種を更に分解すると、職務を特定す
ることができ、職種辞典上では、職務の集合体として職
種が特定されている。例えば、「研究開発」と最終成果
物(商品)としての「自動車」を組み合わせると、自動
車の部品、例えば、乗用車用エンジン、制動装置等が成
果物として選択可能となる。そして、乗用車用エンジン
を選択した場合、成果物(商品)「乗用車用エンジン」
と供給過程「研究開発」、「設計」等から成る職種マッ
プが作成されている。この職種マップにおいて成果物と
供給過程「研究開発」を特定し、これらの交差領域の中
から更に所定の職務(仕事内容)に着目して職種マップ
上をプロットすると所定の職種を特定することができ
る。これらの判定処理は、例えば職種カテゴリ、成果
物、供給過程、職務等をコード化することにより、人材
判定部20による判定の自動化を実現され、例えば最適
な職種「エンジンの研究開発」が判定される。
【0023】このような職種辞典14は、仕事内容を示
す職務に基づいて、求人側(配置先側)と求職側(社員
側)とをマッチングさせる際に参照する職務系統(系統
コード)及び職務(職務コード)を特定することができ
る。
【0024】次に、社員が社員情報13の学習履歴デー
タを得るためには、データベース12に格納されている
学習情報15とサーバ10の学習情報判定部16を利用
することができる。即ち、学習情報15は、企業内の各
種の研修案内データ、各分野の通信教育案内データ、各
種セミナーデータを有している。これらのデータは、職
種及び/又は職務に対応付けられている。学習情報判定
部16は、社員情報の中から、現在の職種及び職務、更
には希望職種及び希望職務を検出する。その検出結果に
基づいて、対応する学習データ、例えば研修案内デー
タ、通信教育案内データ及びセミナーデータ等や告知デ
ータ、例えば新製品データ、文献データ及び市場ニュー
ス等を学習情報15から抽出し、社員PCに受講案内を
通知する。学習情報判定部16は、現在の職種及び職務
を参照した場合、現在の業務遂行に必要な学習情報を特
定する。学習情報判定部16は、希望する職種及び職務
を参照した場合、これらの職種及び職務、即ち将来の業
務遂行に必要な学習データや告知データを抽出する。
【0025】受講案内を参照した社員PC2から、例え
ば、デザイン関連の学習要求を受けると、学習情報15
を検索し、社内ボディーデザインの研修案内データを選
択して該データを社員PC2へ配信し、受講設定を完了
する。社員がこのボディーデザイン研修の受講を完了す
るとすると、自己の社員情報に上記したように学習履歴
データとして記録する。尚、研修終了通知を学習情報判
定部16に送り、該判定部16により社員情報に学習履
歴データを書き込ませてもよい。
【0026】ところで、学習情報判定部16は、社員情
報の中から興味関心を参照して、学習情報15から学習
データを抽出することができる。この場合、学習情報判
定部16は、社員の現在の業務及び将来希望する業務に
は全く関係無い学習データを抽出する場合もある。社員
情報中の興味関心データは、社員PC2を介して、随時
登録することができる。その登録は、興味関心情報23
を参照して実行することができる。興味関心情報23
は、例えば、職位別、業務別、テーマ別、そして業界別
等に分類されている。それぞれの分類には、社員が実際
に選択する選択枝である、政治、経済、金融、国際問
題、顧客満足(CS)、日本版401k、IT、インターネ
ットというような興味関心データが登録されている。社
員がこれらの興味関心データを選択することにより、社
員情報13上に興味関心データが登録される。
【0027】このようにして、学習情報判定部16は、
社員の現在、将来、そして業務とはかけ離れた話題(興
味関心)に着目して、学習支援を実行することができ
る。
【0028】また、社員が社員情報13の診断テスト結
果データを得るためには、例えば、データベース12に
診断テストテーブルを設け、社員が社員PC2及びサー
バ10を介して診断テストを受ける。即ち、サーバ10
が診断テストテーブルに基づいて対人志向、創造志向、
変化志向、安定志向、自立志向等を問うデータを社員P
C2へ配信し、社員が社員PC2を介して回答を選択す
ることにより、社員のパーソナリティタイプを判定し、
次に、仕事スタイル、例えば、マイペースか否か、人前
に出るのが好きか否か等を問うデータを配信し、その回
答を得ることにより仕事スタイルを判定し、これら両判
定結果から仕事適性を決定する。また、職務遂行能力を
示すコンピテンシー診断では、サーバ10により課題設
定能力、分析能力、発想能力、行動力、関係構築能力、
自己統率能力等を問い、その回答に基づく能力判定をデ
ータとしている。これらの診断テスト結果データは、社
員が社員情報13に書き込むようにしても良いが、診断
終了後にサーバ10(制御部11)により自動的に書き
込むようにしてもよい。
【0029】図1に戻り、データベース12は社員評価
情報17を有している。この社員評価情報17はMBO
管理部18により管理されている。この社員評価情報1
7は、社員の目標と自己管理によるマネジメントMBO
(Management By Objectivesand Self Control)制度に
基づいて上司が社員を評価したデータから成る。即ち、
上司は、社員に職務の目標を設定させると共に必要な情
報やアドバイスを与え、職務の進捗状況を管理し、期限
内の目標への達成度を評価する。そして、上司は社員の
社員No.、職種、職務及び達成度を上司PC3に入力
し、サーバ10に送信する。サーバ10のMBO管理部
18は、このデータを受けると、編集処理し、社員毎の
社員評価情報17を作成し、データベース12に格納す
る。このようなMBO制度は、近年、人材管理業務の一
手法として、一般的に運用されている。
【0030】サーバ10は、更に支援人材判定部19を
備える。この支援人材判定部19は、社員が希望職種や
関心のある業務、例えば国際問題や金融取引に対する質
問事項を社員PC2を介してサーバ10へ送信すると、
データベース12の他の社員情報を検索し、質問事項に
該当する職種経験を有している他の社員を判定し、この
他の社員のPCに質問事項を配信する。そして、支援人
材判定部19は、他の社員PCより回答データを受ける
と、回答があった旨を社員PC2へ通知し、データ要求
を受けると該社員PC2へ回答データを配信する。これ
らの質問・回答実績は、社員情報として蓄積することが
できる。この実績に基づいて蓄積された社員情報は、後
に説明する社員の配置転換の際に参照することができ
る。
【0031】さて、サーバ10は、更に人材判定部2
0、求人情報21及び認証制御部22を備えている。求
人情報21には人事部PC4より送信されてくる求人情
報が格納されている。この求人情報は、求人No.、求人
すべき人材に求める職種系統、職種、職務、役職名、求
人部署名、仕事経験の要否を示す要否データから成る。
この求人情報は、診断結果に対応する情報、学習結果に
対応する情報、そして質問・回答実績に対応する情報を
含むことができる。
【0032】人材判定部20は、要否データが仕事経験
の要を示す場合、通常、社員情報中の職務履歴を求人情
報との照合し、判定を行う。人材判定部20は、求人情
報と社員情報の照合して、求人情報に合致する社員情報
を特定することができる。人材判定部20は、例えば仕
事経験が必要無い求人情報に関しては、希望職種系統、
希望職種、診断結果情報、学習結果情報、そして質問・
回答実績情報等に対する一致に基づいて、合致判断を下
すことができる。人材判定部20は、検索結果を人事部
PC4に通知する。
【0033】なお認証制御部22は、サーバ10のアク
セス制御を行う。認証制御部22は、各社員に予め設定
したパスワードを判定し、本人確認ができたときにデー
タの送受を許可する。
【0034】次に、本発明に係る企業内求人システムの
動作を図3を参照して説明する。先ず、サーバ10の制
御部11は求人情報を受信したか否かを判定する(ステ
ップS1)。求人情報を受信すると、制御部11は求人
情報21をデータベース12の求人情報を格納するため
のメモリに格納すると共に人材判定部20を起動させ
る。人材判定部20は、求人情報の格納されているメモ
リから求人情報21を取り込み、要否データを判定する
(ステップS2)。
【0035】要否データが仕事経験の必要を示している
と判定すると(ステップS3)、人材判定部20は、デ
ータベース12を検索し、求人情報と社員情報の職務履
歴を照合し、職種系統及び職種が一致する現在社員を特
定する。なお、求人部署名と所属部署名が一致した場
合、その社員情報は、検索対象から外す。即ち、求人情
報の求人職種が「エンジンの研究開発」、求人部署名が
「第5エンジン開発部」の場合、図2で示す社員の社員
情報において現在の職種が「エンジンの研究開発」、所
属部署が「第2エンジン開発部」であることから、この
社員情報を選定する(ステップS4)。このように、部
署を判定することで求人部署の社員の社員情報が選定さ
れるのを防止できる。
【0036】一方、求人情報の要否データが仕事経験の
不要を示すと判断すると(ステップS3)、人材判定部
20は、データベース12を検索し、求人情報が、職務
履歴との照合以外に、希望職種系統、希望職種、学習履
歴、更には質問・回答履歴との照合も実行される。この
照合の結果が合致した社員情報13が抽出される。即
ち、求人情報の求人職種が「デザイン開発」の場合、図
2で示す社員の社員情報において希望職種が「デザイン
開発」であることから、この社員情報を選定する(ステ
ップS5)。
【0037】このように社員情報を選定すると、人材判
定部20は、次にデータベース12の社員評価情報17
を、選定した社員情報の社員No.を検索子として検索
し、この社員に対応する社員評価情報17を取り込む。
そして、人材判定部20は、選定した社員情報13に取
り込んだ社員評価情報17を加え、これら情報を求人N
o.を付して人事部PC4へ配信する(ステップS6)。
【0038】人事部側では、社員情報により配置転換候
補として最適な社員を知ることができる上に、社員情報
の学習履歴データ及び診断結果データと社員評価情報1
7を社員の転職決定参考資料として利用することができ
る。
【0039】本発明に係るデータベース12の内容は、
ネットワークを介してアクセスすることができる記憶装
置上に点在させることができる。即ち、全ての情報がサ
ーバ10上に設けられる必要はない。また、社内の配置
転換以外に、転職希望者及び求人希望者を想定した運用
も実現することができる。
【0040】
【発明の効果】本発明によれば、社員の日々の業務遂行
の支援を実行しつつ、社員の将来の業務遂行支援、即ち
適切な目標管理、学習機会の提供(情報配信)、配置転
換制御を実行することができる。目標管理については、
MBO制度を利用して実行される。情報配信について
は、学習の機会提供と同時に、種々の参照情報の提供を
実行することができる。なお配置転換の処理は、人材判
定部により求人情報の仕事経験の要否を示す要否データ
に基づいて仕事経験を有する社員の社員情報若しくは配
置転換を望んでいる社員の社員情報のいずれかを選定
し、選定した社員情報を求人側端末に送出するようにし
たので、求人側で求める最適な配置転換候補社員を瞬時
に判定することができる。更に、仕事経験が不要な求人
に対しては、より多くの人材に着目してその職種への配
置転換を希望する社員を瞬時に判定することができる。
従って、法人内において社員を適材適所に、しかも迅速
に配置することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る人材管理システムの構成図であ
る。
【図2】社員情報の一例を示す説明図である。
【図3】本発明に係る人材管理システムの動作フローチ
ャートである。
【符号の説明】
1 LAN 2 パーソナルコンピュータ(PC) 3 上司PC 4 人事部PC 10 サーバ 11 制御部 12 データベース 13 社員情報 14 職種辞典 15 学習情報 16 学習情報判定部 17 社員評価情報 18 MBO管理部 19 支援人材判定部 20 人材判定部 21 求人情報 22 認証制御部 23 興味関心情報
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川野 正裕 東京都中央区銀座8丁目4番17号 株式会 社リクルート内 (72)発明者 嶋村 伸明 東京都中央区銀座8丁目4番17号 株式会 社リクルート内 (72)発明者 南部 広樹 東京都中央区銀座8丁目4番17号 株式会 社リクルート内 (72)発明者 藤村 直子 東京都中央区銀座8丁目4番17号 株式会 社リクルート内 (72)発明者 佐々木 聡 東京都中央区銀座8丁目4番17号 株式会 社リクルート内 (72)発明者 土田 佳伸 東京都中央区銀座8丁目4番17号 株式会 社リクルート内 (72)発明者 小瀬 朋子 東京都中央区銀座8丁目4番17号 株式会 社リクルート内

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 社員の現在の業務及び/又は将来の希望
    業務を表わす社員情報と、 前記業務を特定する際に参照される職種辞典と、 前記社員に提供される学習データ及び/又は告知データ
    を表わす学習情報と、 前記職種辞典を参照して前記社員に関する前記業務を特
    定する制御部と、 前記現在の業務の実績を管理するMBO管理部と、 前記学習情報から、前記人材に提供すべき前記学習デー
    タ及び/又は告知データを特定する学習情報判定部とを
    備え、 前記業務は、職種系統データと職種データと職務データ
    により特定されることを特徴とする人材管理システム。
  2. 【請求項2】 前記社員に選択される興味関心事データ
    を表わす興味関心情報を備え、 前記制御部は、前記興味関心情報を参照して、前記社員
    情報に登録すべき興味関心データを特定し、 前記学習情報判定部は、前記社員情報に登録された前記
    興味関心データを参照して、前記人材に提供すべき前記
    学習データ及び/又は告知データを特定することを特徴
    とする請求項1に記載の人材管理システム。
  3. 【請求項3】 前記職種系統データ及び/又は前記職種
    データ及び/又は前記職務データを含む求人データを表
    わす求人情報と、 前記求人情報中の前記求人データの前記職務データと、
    前記社員情報中の前記現在の業務及び/又は前記将来の
    希望業務に関する前記業務データ中の前記職務データと
    を照合して、前記求人データに対応する前記社員を特定
    する人材判定部を備えることを特徴とする請求項1又は
    2に記載の人材管理システム。
  4. 【請求項4】 前記社員情報を参照して、質問のキーワ
    ードに対応する前記社員を特定し、前記質問を持つ前記
    社員と、前記特定された社員の間の通信経路を設定する
    支援人材判定部を備えることを特徴とする請求項1乃至
    3の何れか一項に記載の人材管理システム。
  5. 【請求項5】 法人に勤務する社員毎に職種経歴デー
    タ、現在の所属部署データ及び希望職種データを含む社
    員情報が格納されているデータベースと、 前記法人の求人側端末より求人職種データ、求人部署デ
    ータ及び仕事経験の要否データを含む求人情報を受ける
    と、前記データベースを検索すると共に前記要否データ
    が仕事経験の必要及び不要のいずれを示すかを判定し、
    必要と判定すると前記求人職種データに対応する職種経
    歴データを有し、かつ前記求人部署と相違する前記所属
    部署データを有する前記社員情報を選定し、前記要否デ
    ータが仕事経験の不要を示すと判定すると、前記求人職
    種データに対応する希望職種データを有する前記社員情
    報を選定し、該選定した社員情報を前記求人側端末に送
    出する人材判定部と、 を有することを特徴とする人材管理システム。
  6. 【請求項6】 前記社員情報に、希望職種に関連する学
    習履歴データが含まれていることを特徴とする請求項5
    記載の人材管理システム。
  7. 【請求項7】 前記社員情報に、前記社員の仕事に対す
    る診断テスト結果データが含まれていることを特徴とす
    る請求項5又は請求項6記載の人材管理システム。
  8. 【請求項8】 前記社員の仕事に対する上司の評価を示
    す社員評価情報が格納される格納部を有し、前記人材判
    定部が前記判定した社員情報と共に前記社員評価情報を
    送出することを特徴とする人材管理システム。
  9. 【請求項9】 前記業務を特定する際に参照される職種
    辞典と、前記社員に提供される学習データ及び/又は告
    知データを表わす学習情報が用意され、 前記職種辞典を参照して前記社員に関する前記業務を特
    定し、社員の現在の業務及び/又は将来の希望業務を検
    出し、 前記現在の業務の実績を管理し、 前記学習情報から、前記人材に提供すべき前記学習デー
    タ及び/又は告知データを特定し、 前記業務が、職種系統データと職種データと職務データ
    により特定されることを特徴とする人材管理方法。
  10. 【請求項10】 前記社員に選択される興味関心事デー
    タを表わす興味関心情報を用意し、 前記興味関心情報を参照して、前記社員情報に登録すべ
    き興味関心データを特定し、 前記社員情報に登録された前記興味関心データを参照し
    て、前記人材に提供すべき前記学習データ及び/又は告
    知データを特定することを特徴とする請求項9に記載の
    人材管理方法。
  11. 【請求項11】 前記職種系統データ及び/又は前記職
    種データ及び/又は、前記職務データを含む求人データ
    を表わし、 前記求人情報中の前記求人データの前記職務データと、
    前記社員情報中の前記現在の業務及び/又は前記将来の
    希望業務に関する前記業務データ中の前記職務データと
    を照合して、前記求人データに対応する前記社員を特定
    することを特徴とする請求項9又は10に記載の人材管
    理方法。
  12. 【請求項12】 前記社員情報を参照して、質問のキー
    ワードに対応する前記社員を特定し、前記質問を持つ前
    記社員と前記特定された社員の間の通信経路を設定する
    ことを特徴とする請求項9乃至11の何れか一項に記載
    の人材管理方法。
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