JP2003150700A - 墓地清掃情報管理システム - Google Patents

墓地清掃情報管理システム

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JP2003150700A
JP2003150700A JP2001353399A JP2001353399A JP2003150700A JP 2003150700 A JP2003150700 A JP 2003150700A JP 2001353399 A JP2001353399 A JP 2001353399A JP 2001353399 A JP2001353399 A JP 2001353399A JP 2003150700 A JP2003150700 A JP 2003150700A
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JP2001353399A
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Noriaki Ko
徳明 顧
Kinya Mori
欣也 森
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ISHINO KOSAN KK
Original Assignee
ISHINO KOSAN KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 墓地清掃において清掃を依頼するクライアン
トが所望する清掃状態の維持を容易に行え、清掃作業も
応答性よく、効率的に行えるようにすること。 【構成】 清掃依頼を行うクライアントは、パソコン1
より当該システムのホームページにおいてログイン名、
パスワード、墓地IDを入力する。入力されたデータは
認証サーバ9により認証動作を行い、認証されれば唯一
のコードを持つクラス番号を添付されたレコードとして
以後の動作が可能になる。クライアントは当該墓地6の
全体および各要素の清掃状態を情報入力装置7から清掃
情報サーバ12に取り込んだ清掃データ18を確認する
ことが可能で、予め設定された依頼清掃希望値14に基
づき清掃一般標準値13、環境補正値15や墓地自身の
特性を用いて比較/補正され算出された依頼清掃基準値
17により、適正清掃時期からの経過時間Tが把握で
き、所望の作業内容と清掃作業依頼時期を指定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータおよ
びインターネットシステムを用いた墓地清掃方法に関わ
り、特に清掃依頼および情報をほぼリアルタイムに掲
載、更新、削除することが可能で、清掃依頼者が清掃状
態を的確に把握し、所望の依頼が行え、清掃者への最適
な指示が可能な清掃情報の供給、指示可能な清掃システ
ムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、墓地の清掃はその墓地の所有者や
その親族等が墓参りをする際に行うものであるが、墓地
の所有者や親族等が地理的に遠方であることや、実生活
の中での時間配分等の制約や、墓清掃自身の担当が不明
確であること等の諸要因から、毎日や頻繁に行われるこ
とは少なく、命日等の特定日のみに行われたり、不定期
に行われたり、清掃そのものが行われない場合がある。
このように、一般的な墓地においては、当事者の感覚と
気持ちのみによって墓地の清掃が行われている。
【0003】また、前記所有者や親族等の依頼により年
間限定した回数や時期に墓地清掃を代行することは知ら
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記所
有者や親族等や代行業者による清掃の方法では、時間に
よる判断のみで行われる。例えば、墓地外溝、墓石、花
立、焼香置き等個々の清掃状態には無関係に行われるた
め、全体的にも清掃が十分行き届いてあるにも関わらず
墓参りを行う者同士の連絡が不十分であったり、墓参り
がなされ花立に献花された花が数日で朽ち不清潔な状態
になっていても清掃が行われなかったり、焼香置きに焼
香灰が溜まっている状態になっても清掃が行われなかっ
たり、季節要因で落ち葉や雪に覆われても清掃が行われ
なかったり、台風等により一時的に墓地を汚すことがあ
っても清掃が行われないなどの問題がある。
【0005】また、所有者や親族等の間においては、特
に予め清掃する順番を定めることもなく墓参りや墓清掃
をしたいときにおこなったり、業者との一義的な契約に
より本来清掃の必要性や清掃ポイントがわからず重複し
て清掃を行ういった問題がある。
【0006】また、代行業者においては、清掃を実際に
行う者に対して清掃を指示する場合、作業対象墓地に対
しどの部分をどの程度清掃を行うべきか、また、清掃場
所変更や追加指示に対しては、その確認に時間を必要と
し効率低下や実行のタイムラグを生じるといった問題が
ある。
【0007】本発明は上記の問題に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、清掃代行において、クラ
イアントが清掃依頼の際に希望する清掃状態、清掃の要
否や適切な時期の判断を行った上でインターネットを経
由して依頼を逐次行えるようにし、清掃依頼から実際の
清掃作業完了までのタイムラグをできるだけ短くし、清
掃請負者に対しては、クライアントの所望する清掃状態
になるような最適な作業指示を効率よく行うことができ
る墓地清掃情報管理システムを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る墓地清掃情
報管理システムは、墓地の清掃状態を所定の基準に基づ
いて数値化した清掃データと、クライアントにより入力
される墓地の清掃水準を示す依頼清掃希望値と、前記ク
ライアントによる清掃依頼に基づき清掃が行われた後の
墓地の状態を示す依頼清掃レベルとを記憶するデータベ
ースと、前記依頼清掃希望値、前記依頼清掃レベル及び
清掃依頼日のうち少なくともいずれか1つの値を変更す
る変更手段と、前記変更手段により変更される値に基づ
いて変化する清掃作業量に基づいて所望する前記依頼清
掃レベル及び/又は前記清掃依頼日を選択する選択手段
とを備えること特徴とする。
【0009】これによれば、クライアントが墓地清掃状
態の監視を行う際に、清掃後の墓地の状態を指定する依
頼清掃レベルや清掃依頼日を変化させると清掃作業量も
変化するので、この清掃作業量の変化を把握しながら、
所望の清掃時期や状態を選択することができるようにな
る。
【0010】また、本発明に係る墓地清掃情報管理シス
テムは、墓地の周囲の環境を示す環境補正値に基づいて
前記依頼清掃希望値を修正することにより維持すべき墓
地の状態を示す依頼清掃基準値を算出する算出手段を、
さらに備え、前記変更手段は、前記算出手段により算出
される依頼清掃基準値、前記依頼清掃レベル及び清掃依
頼日のうち少なくともいずれか1つの値を変更し、前記
選択手段は、前記変更手段により変更される値に基づい
て変化する清掃作業量に基づいて所望する前記依頼清掃
レベル及び/又は前記清掃依頼日を選択することを特徴
とする。
【0011】これによれば、クライアントから入力され
た依頼清掃希望値を、墓地自身の経年変化や墓地周囲環
境による墓地清掃環境の補正値に基づいて修正すること
により依頼清掃基準値を算出することとしたので、墓地
毎の特性に基づいてクライアントの所望の清掃レベルを
修正することができるようになる。
【0012】また、本発明に係る墓地清掃情報管理シス
テムは、クライアント毎に割り付けられた識別ID及び
墓地毎に割り付けられた墓地IDに基づいて、前記クラ
イアントを認証する認証手段を更に備えることが望まし
い。
【0013】これにより、クライアント同士のセキュリ
ティを確保しつつ墓地清掃依頼を行うことができるよう
になる。
【0014】また、本発明に係る墓地清掃情報管理シス
テムは、同一の墓地IDについて複数のクライアントに
入力される前記依頼清掃希望値、前記依頼清掃レベル及
び前記清掃依頼日を一元管理する管理手段を更に備える
ことが望ましい。
【0015】これにより、クライアント同士の重複する
依頼や過去の清掃状況を把握しつつ墓地清掃依頼を行う
ことができるようになる。
【0016】また、本発明に係る墓地清掃情報管理シス
テムは、前記依頼清掃レベル、清掃依頼日、前記清掃作
業量及び墓地の場所のうち少なくともいずれか1つをネ
ットワークを経由して作業者に通知する通知手段を更に
備えることが望ましい。
【0017】これにより、作業者は通知された情報に基
づき作業確認を行いつつ作業を行うことができるように
なる。
【0018】また、本発明は、上記各手段の動作を規定
したプログラムまたは方法の発明としても実現する。
【0019】
【発明の実施例】本発明の実施例の要部構成を図1に示
す。図1において、1はクライアント用パソコン、2は
インターネット網に接続するためのルーター、3は清掃
作業者用の携帯電話、4は携帯電話の音声、画像等のデ
ータをインターネット網に接続する中継局、5は世界中
に張り巡らされているインターネット網、6はクライア
ントからの依頼対象の墓地、墓地の各部の清掃状態を取
り込む情報入力装置7、ファイアウォール等を設置し本
発明の各種情報サーバをインターネットに接続するター
ミナルサーバ8、クライアントの要求の認証を行う認証
サーバ9、認証作業を行うための認証データベース1
0、クライアントの墓地の清掃情報を制御する清掃情報
サーバ11、清掃情報制御を行うための清掃情報データ
ベース12で構成される。
【0020】クライアントは、墓地清掃に関する依頼事
項の入力や清掃状況のモニタサービスを受ける為にパソ
コン1を用いてルーター2を介してインターネット網5
に接続する。当該サービスを行う側では、ターミナルサ
ーバ8がインターネット網5に接続されている。
【0021】図2に示すように認証データベース10
は、クライアント毎に割り付けられた識別IDとしての
ログイン名、パスワードといった個別情報や対象とした
い墓地IDを含む墓地情報などからなる認証データを、
ログイン名をキーとして一つのレコード単位10−2で
クラインアント毎に管理される。認証サーバにおいて
は、前記レコード単位を、多数のクライアント毎に管理
されるものとして認証データ10−3として構成する。
【0022】認証データベース10における前記レコー
ドは、レコード単位毎にクラス番号を添付されたデータ
10−1として管理される。クラス番号は、レコード単
位に重複しない唯一の番号であり、これらと墓地ID等
を組み合わせることによって当該サービスシステムで唯
一のレコードとして区別される。認証サーバ9は、この
ように構成されるデータベース10を使用して、過去検
索や墓地毎のクライアントグループ管理といったことが
可能になる。
【0023】墓地6は、墓地毎に割り付けられた唯一の
番号、すなわち墓地IDを持つ。墓地6は、墓石、献花
を置く花立、焼香を置く御香置、外溝から主に構成され
る。墓地の清掃といった場合、前記の要素において複数
のチェックポイントがある。墓石においては墓石自身の
汚れ、墓石の欠損、傷や位置連れなどがある。花立にお
いては花立の汚れ、献花の設置時期、献花の生花期間、
花の種類、季節、雨量、降雪量などがある。御香置にお
いては焼香の残灰量、御香置の腐食などがある。外溝に
おいては雑草、落ち葉、粉塵、泥、ゴミ、降雪などがあ
る。
【0024】墓地6に関する前記要素およびチェックポ
イントの情報はセンサー等を用いた自動計測または人的
な監視により計測され、その計測結果はインターネット
網5に接続される情報入力装置7に入力される。入力デ
ータは、ターミナルサーバ8を介して清掃情報サーバ1
1に送信される。
【0025】図3に清掃情報データベース12は、多数
の清掃依頼に対応する清掃基準値、清掃状態、クラス番
号、予約状況からなる清掃情報データをクラス番号をキ
ーとして一つのレコード単位12−2として墓地毎に管
理されるものであり、清掃情報サーバにおいては前記レ
コード単位を多数の墓地毎に管理されたものとして清掃
情報データ12−3として構成される。
【0026】墓地における清掃の良し悪しはクライアン
ト毎に異なるのでおのずとその清掃基準は異なる。当該
システムにおいては、墓地毎に予め図4に示すに墓石、
御香置、花立、献花、外溝、全体評価から構成される清
掃一般基準値13を設ける。一方、クライアント側は、
予めもしくは墓地清掃依頼時に依頼清掃希望値14を入
力する。この基準値を決める評価値は複数値である。例
えば、墓石において、実際にはその付着物の質、厚み、
面積などによるがそれらの判断をわかり易くするため
に、汚れ10(埃はらい要)、汚れ9(乾拭き要)、汚
れ8(軽度の水拭き要)などから汚れ0(完全清掃磨き
要)などのようにランク分けを行う。清掃一般基準値は
5とおいても、クライアントによっては汚れ3以下の汚
れを許容できない場合、これらの値を補正するために依
頼清掃希望値を前記クライアント用パソコン1を用いて
設定できるように構成する。
【0027】清掃情報サーバ内にて、図5に示す清掃基
準値補正を行う。清掃一般基準値の墓石の基準SA 1
3−1は、当該墓石の材質、経年等により経時による汚
れ具合の情報を付加されて管理される。つまり、汚れ具
合が次の基準に移行するまでの時間は、墓石の状態によ
って異なり、例えば前記の汚れ4から汚れ3に移行する
時間は新しい墓石は古い墓石より長い。したがって、そ
の汚れ具合進行の情報をA,B,C,D,Eとして付加
することで、実際には3Bや4Eなどといった数値で表
す。依頼清掃希望値の墓石の基準UA 14−1は、前
記クライアント用パソコン1を用いて設定される。
【0028】クライアントは、ある基準の清掃依頼を行
った場合、その清掃実行後、ある一定期間の状態維持を
期待するが、墓石の状態によってその汚れの進行状態は
異なる為、前記SAとUAを用いて比較/補正を行い、
実際に作業基準となる基準値を算出する必要がある。更
に、粉塵が多い、海辺に近い、ガス密度が濃い、気温が
高い、湿度が高いなどの墓地の置かれている環境によっ
て墓石自身の汚れの特性や進行具合が異なる為、環境補
正値15をも付加して絶対値である依頼清掃基準値の墓
石の基準NA 17−1を算出する。
【0029】すなわち、クライアントの清掃業務完了か
らその状態が維持する期待期間と墓石の状態による汚れ
の進行状態と墓石の周囲環境補正値により絶対値段階の
依頼清掃基準値を算出する。同様に要素毎に算出した値
を依頼清掃基準値17とし、図6に示す。
【0030】墓地6に関する前記要素およびチェックポ
イントの情報、センサー等を用いた自動計測または人的
な監視による清掃状態の情報は、絶対評価値を用いて図
6の清掃データ18として清掃情報サーバ11に格納さ
れている。
【0031】上記構成において、クライアントが墓地清
掃依頼を行う場合、図7における清掃実施後の墓地の状
態、すなわち清掃依頼レベルaと維持した清掃状態を指
定する依頼清掃基準値bを変更することが可能である。
墓地の汚れ状態の進行係数cは、墓地の構成特性及び環
境補正値15によって決定される。また、清掃実施レベ
ルは清掃実施時の状態と清掃依頼レベルの差dである。
【0032】清掃依頼を行うクライアントは、パソコン
1より当該システムのホームページにおいてログイン
名、パスワード、墓地IDを入力する。入力されたデー
タはルーター2を介してインターネット網5に接続さ
れ、ターミナルサーバ8を介した認証サーバ9により認
証データベース10により認証動作を行い、認証されれ
ば唯一のコードを持つクラス番号を添付されたレコード
として以後の動作が可能になる。クライアントは、当該
墓地6の全体および各要素の清掃状態を情報入力装置7
からインターネット網5を介して清掃情報サーバ12に
取り込んだ清掃データ18を確認することが可能で、予
め設定された依頼清掃希望値14に基づき清掃一般標準
値13、環境補正値15や墓地自身の特性を用いて比較
/補正され算出された依頼清掃基準値17により、適正
清掃時期からの経過時間Tが把握でき、所望の作業内容
と清掃作業依頼時期を指定することができる。なお、適
正清掃時期とは、清掃状態が依頼清掃基準値と一致する
時期である。
【0033】図8のように実際の墓地の清掃状態が、ク
ライアントが基準とする依頼清掃基準値まで達していな
い場合、依頼を取り消したり、また墓参りなどが先に予
定され、その時期には依頼清掃基準値を越してしまうこ
とが容易にわかる場合、為、作業量dの作業依頼を行う
ことができる。
【0034】図9のように実際の墓地の清掃状態が、ク
ライアントが基準とする依頼清掃基準値まで達している
が、汚れ0の状態には至っていない場合、依頼した場合
の作業量dが的確に把握でき、作業依頼を行うことがで
きる。
【0035】図10のように実際の墓地の清掃状態がク
ライアントが基準とする依頼清掃基準値まで達し、かつ
汚れ0の状態には至り時間が経過している場合、単なる
汚れ0の状態からの作業量ではなく、経過時間も考慮さ
れた作業量dが的確に把握でき、状況を理解した作業依
頼を行うことができる。
【0036】このようにクライアントはクライアント自
身の設定した依頼清掃希望値に応じて依頼作業量を変化
させたり、依頼希望日に応じて依頼作業量を変化させた
りすることができる。また、依頼清掃レベル設定を変化
させることでクライアントの都合に応じて墓地の清掃状
態を丹念に行ったり、ある程度の許容を行ったり、自在
に墓地の清掃管理が可能である。
【0037】一方、作業請負者においては上記クライア
ントからの依頼を受けた場合、図11のような作業とな
る。クライアントからの清掃希望日と適正清掃時期から
の経過時間Tと清掃データより、容易に清掃内容、すな
わち作業量dと清掃依頼レベルが算出できる。これに清
掃適正期間、つまり同じ作業量dで清掃依頼レベルの業
務ができる期間と作業内容を含めた作業レベルと作業予
定日の墓地周辺の天候/風力、作業効率を考慮した場所
情報に基づき作業日時、作業内容および作業者が決定さ
れる。この指示決定内容はターミナルサーバ8からイン
ターネット網5を通して、インターネット網5に接続さ
れる中継局4を介して作業者の持つ携帯電話3に通知さ
れる。作業者は数値化された作業を作業日時に行う。ク
ライアントの要求満足度はすでに指示決定内容に組み込
まれている為、さらに作業内容も数値化され、作業場所
の効率化も組み込まれている為、作業のみに専念でき、
作業効率を高くできる。
【0038】なお、上記実施例は、本発明を説明するた
めの例示であり、本発明をこの実施例にのみ限定する趣
旨ではない。本発明は、その要旨を逸脱しない限り、さ
まざまな形態で実施することができる。
【0039】
【発明の効果】本発明の墓地清掃情報管理システムによ
れば、墓地清掃のクライアントが自ら設定した墓地の清
掃水準を基に現在の墓地の清掃状態が監視できるととも
に、後どの位の期間で清掃が必要なのか、その期限を過
ぎた場合にはどの位の清掃作業を依頼すればよいのかを
把握できるので適正な依頼が可能である。
【0040】また、クライアントが墓地清掃後の清掃状
態を指定できる為、必要に応じて最適の清掃依頼が可能
である。
【0041】また、上記清掃水準や清掃後の清掃状態を
クライアントが変更できる為、クライアントの必要な時
に必要な清掃レベルを確保し、清掃作業指定を行うこと
が可能である。
【0042】また、墓地清掃基準を墓地および要素個別
の特性や墓地の周囲環境を考慮した基準に補正すること
ができる為、クライアントに対し精度の高い清掃状態の
情報供給を行えると共に清掃作業者の作業精度も向上す
ることが可能である。また、クライアント毎にID管理
される為、クライアント同士のセキュリティを確保しつ
つ清掃依頼を行うことが可能である。
【0043】また、クライアントが墓地清掃依頼を行う
場合、他のクライアントも含めた清掃予約状態や過去の
清掃記録も考慮しつつ、重複依頼や非効率的な依頼を避
けることが可能である。
【0044】また、清掃作業者においては変化するクラ
イアントの作業依頼や墓地情報が逐次に作業指示情報の
中に反映され、墓地の情報などの付加情報も入手できる
為、応答性のよい作業を行うことが可能である。
【0045】また、清掃作業者においては作業内容や清
掃レベルが明確な為、調整作業を削減でき、効率的な作
業を行うことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の墓地清掃情報管理システム実施例の
構成図である。
【図2】 上記実施例における認証データベースのデー
タ構成を示す図である。
【図3】 上記実施例における清掃情報データベースの
データ構成を示す図である。
【図4】 上記実施例の12−3に格納されるデータマ
ップを示す図である。
【図5】 上記実施例の依頼清掃基準値算出の要部構成
を示す図である。
【図6】 上記実施例の依頼清掃基準値と墓地清掃状態
の現状値のデータマップを示す図である。
【図7】 上記実施例の作用を説明するためのタイミン
グを示す図である。
【図8】 上記実施例にて依頼清掃基準値前に清掃を行
った場合の作用を説明するためのタイミングを示す図で
ある。
【図9】 上記実施例にて依頼清掃基準値後で汚れ状態
が最低になる前に清掃を行た場合の作用を説明するため
のタイミングを示す図である。
【図10】 上記実施例にて依頼清掃基準値後で汚れ状
態が最低後に清掃を行った場合の作用を説明するための
タイミングを示す図である。
【図11】 上記実施例を説明するためのフローチャー
トである。
【符号の説明】
1…パソコン 2…ルーター 3…携帯電話 4…中継局 5…インターネット網 6…墓地 7…墓地情報入力装置 8…ターミナルサーバ 9……認証サーバ 10…認証データベース 10−1…認証データベース 10−2…認証データベース 10−3…認証データベース 11…清掃情報サーバ 12…清掃情報データベース 12−1…清掃情報データベース 12−2…清掃情報データベース 12−3…清掃情報データベース 13…清掃一般標準値 13−1…清掃一般標準値の墓石の基準 14…依頼清掃希望値 14−1…依頼清掃希望値の墓石の基準 15…環境補正値 16…比較/補正 17…依頼清掃基準 17−1…依頼清掃基準の墓石の基準 18…清掃データ

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】墓地の清掃状態を所定の基準に基づいて数
    値化した清掃データと、クライアントにより入力される
    墓地の清掃水準を示す依頼清掃希望値と、前記クライア
    ントによる清掃依頼に基づき清掃が行われた後の墓地の
    状態を示す依頼清掃レベルとを記憶するデータベース
    と、 前記依頼清掃希望値、前記依頼清掃レベル及び清掃依頼
    日のうち少なくともいずれか1つの値を変更する変更手
    段と、 前記変更手段により変更される値に基づいて変化する清
    掃作業量に基づいて所望する前記依頼清掃レベル及び/
    又は前記清掃依頼日を選択する選択手段とを備えること
    特徴とする墓地清掃情報管理システム。
  2. 【請求項2】墓地の周囲の環境を示す環境補正値に基づ
    いて前記依頼清掃希望値を修正することにより維持すべ
    き墓地の状態を示す依頼清掃基準値を算出する算出手段
    を、さらに備え、 前記変更手段は、前記算出手段により算出される依頼清
    掃基準値、前記依頼清掃レベル及び清掃依頼日のうち少
    なくともいずれか1つの値を変更し、 前記選択手段は、前記変更手段により変更される値に基
    づいて変化する清掃作業量に基づいて所望する前記依頼
    清掃レベル及び/又は前記清掃依頼日を選択することを
    特徴とする請求項1記載の墓地清掃情報管理システム。
  3. 【請求項3】クライアント毎に割り付けられた識別ID
    及び墓地毎に割り付けられた墓地IDに基づいて、前記
    クライアントを認証する認証手段を更に備えることを特
    徴とする請求項1または2記載の墓地清掃情報管理シス
    テム。
  4. 【請求項4】同一の墓地IDについて複数のクライアン
    トに入力される前記依頼清掃希望値、前記依頼清掃レベ
    ル及び前記清掃依頼日を一元管理する管理手段を更に備
    えることを特徴とする請求項1から3いずれか記載の墓
    地清掃情報管理システム。
  5. 【請求項5】前記依頼清掃レベル、清掃依頼日、前記清
    掃作業量及び墓地の場所のうち少なくともいずれか1つ
    をネットワークを経由して作業者に通知する通知手段を
    更に備えることを特徴とする請求項1から4いずれか記
    載の墓地清掃情報管理システム。
  6. 【請求項6】コンピュータに所定の機能を実現させるプ
    ログラムであって、前記プログラムは、 墓地の清掃状態を所定の基準に基づいて数値化した清掃
    データと、クライアントにより入力される墓地の清掃水
    準を示す依頼清掃希望値と、前記クライアントによる清
    掃依頼に基づき清掃が行われた後の墓地の状態を示す依
    頼清掃レベルとを記憶する機能と、 前記データベースに記憶された依頼清掃希望値、前記依
    頼清掃レベル及び清掃依頼日のうち少なくともいずれか
    1つの値を変更する機能と、 前記変更手段により変更される値に基づいて変化する清
    掃作業量に基づいて所望の清掃時期及び/又は清掃状態
    を選択する機能とを備えること特徴とするプログラム。
  7. 【請求項7】墓地の周囲の環境を示す環境補正値に基づ
    いて前記依頼清掃希望値を修正することにより維持すべ
    き墓地の状態を示す依頼清掃基準値を算出する機能をさ
    らに備え、 前記変更する機能は、前記算出手段により算出される依
    頼清掃基準値、前記依頼清掃レベル及び清掃依頼日のう
    ち少なくともいずれか1つの値を変更し、 前記選択する機能は、前記変更手段により変更される値
    に基づいて変化する清掃作業量に基づいて所望する前記
    依頼清掃レベル及び/又は前記清掃依頼日を選択するこ
    とを特徴とする請求項6記載のプログラム。
  8. 【請求項8】クライアント毎に割り付けられた識別ID
    及び墓地毎に割り付けられた墓地IDに基づいて、前記
    クライアントを認証する機能を更に備えることを特徴と
    する請求項6または7記載のプログラム。
  9. 【請求項9】同一の墓地IDについて複数のクライアン
    トに入力される前記依頼清掃希望値、前記依頼清掃レベ
    ル及び前記清掃依頼日を一元管理する機能を更に備える
    ことを特徴とする請求項6から8いずれか記載のプログ
    ラム。
  10. 【請求項10】前記依頼清掃レベル、清掃依頼日、前記
    清掃作業量及び墓地の場所のうち少なくともいずれか1
    つをネットワークを経由して作業者に通知する機能を更
    に備えることを特徴とする請求項6から9いずれか記載
    のプログラム。
  11. 【請求項11】墓地の清掃情報を管理する墓地清掃情報
    管理システムの制御方法であって、 墓地の清掃状態を所定の基準に基づいて数値化した清掃
    データと、クライアントにより入力される墓地の清掃水
    準を示す依頼清掃希望値と、前記クライアントによる清
    掃依頼に基づき清掃が行われた後の墓地の状態を示す依
    頼清掃レベルとを記憶する段階と、 前記データベースに記憶された依頼清掃希望値、前記依
    頼清掃レベル及び清掃依頼日のうち少なくともいずれか
    1つの値を変更する段階と、 前記変更手段により変更される値に基づいて変化する清
    掃作業量に基づいて所望の清掃時期及び/又は清掃状態
    を選択する段階とを備えること特徴とする墓地清掃情報
    管理システムの制御方法。
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