JP2003149477A - フォトニック結晶 - Google Patents

フォトニック結晶

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JP2003149477A
JP2003149477A JP2001349361A JP2001349361A JP2003149477A JP 2003149477 A JP2003149477 A JP 2003149477A JP 2001349361 A JP2001349361 A JP 2001349361A JP 2001349361 A JP2001349361 A JP 2001349361A JP 2003149477 A JP2003149477 A JP 2003149477A
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JP
Japan
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refractive index
photonic crystal
low
refractive
photonic
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JP2001349361A
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Nobuhiko Susa
信彦 須佐
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 偏波無依存のフォトニックバンドギャップが
大きく、高屈折率部分の屈折率を大きくしてもフォトニ
ックバンドギャップが飽和したり減少したりしないフォ
トニック結晶を提供すること。 【解決手段】 複数の高屈折率媒体を低屈折率媒質中に
周期的に配列するに際し、三角配列の格子点に屈折率の
大きな楕円柱を配列した構造、又は、正方格子の格子点
に屈折率の小さな正方形柱を配列しその格子間位置に屈
折率の小さな円柱を配列した構造を採用した。これによ
り、偏波無依存のフォトニックバンドギャップが大き
く、かつ、高屈折率部分の屈折率を大きくしてもバンド
ギャップの飽和や減少が生じないフォトニック結晶を提
供することが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フォトニック結晶
に関し、より詳細には、偏波無依存で、かつ、フォトニ
ックバンドギャップの大きなフォトニック結晶に関す
る。
【0002】
【従来の技術】フォトニック結晶は、90度以上急峻に
湾曲させても光損失の少ない微小光導波路や、欠陥モー
ドのフォトニック結晶レーザや、微小光共振器等のデバ
イスに用いられる誘電体周期構造を有する結晶であり、
これらのデバイスでは、フォトニック結晶が特定の波長
領域の光を透過させないという、いわゆる「フォトニッ
クバンドギャップ」と呼ばれる性質を利用している。
【0003】図9は、従来のフォトニック結晶の結晶構
造のひとつである蜂の巣構造を説明するための図で、図
中の黒丸部分が高屈折率部分91、白色部分が低屈折率
部分92にそれぞれ対応しており、高屈折率部分91が
周期的に配列されて屈折率変調構造を構成している。こ
の蜂の巣構造のフォトニック結晶は、偏波無依存で、か
つ、フォトニックバンドギャップが現れるという光学特
性を有する。
【0004】フォトニックバンドギャップを利用して動
作するデバイスでは、フォトニックバンドギャップの幅
が広がると動作波長帯域も広がるため、欠陥型レーザに
おいては不要な自然放出光が抑制されてレーザの閾値利
得が低減できるという利点を備え、更に、フォトニック
バンドギャップが偏波に依存せずに存在すれば、偏波無
依存のデバイスを得ることが可能となる点で実用上極め
て重要である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図9に
示したような蜂の巣構造を有する従来のフォトニック結
晶のフォトニックバンドギャップは小さく、蜂の巣構造
を構成する高屈折率部分の屈折率を大きくしてバンドギ
ャップを大きくしたとしても、この部分の屈折率が3.
50以上とすると結晶のフォトニックバンドギャップは
逆に減少してしまうという現象が生じる。従って、この
蜂の巣構造で最大のフォトニックバンドギャップを与え
る、屈折率3.50の誘電体と屈折率1.00の空気と
で構成したフォトニック結晶でも、規格化したバンドギ
ャップ(Δω/ω:Δωはバンドギャップに相当する
周波数、ωはギャップ中心の周波数)は高々0.09
54という小さな値に留まってしまう。
【0006】このように、従来の構造のフォトニック結
晶では、偏波無依存のフォトニックバンドギャップが小
さく、かつ、高屈折率部分の屈折率を上げてバンドギャ
ップを大きくしようとしても限界があるという問題があ
った。
【0007】本発明は、このような問題に鑑みてなされ
たものであって、その目的とするところは、偏波無依存
のフォトニックバンドギャップが大きく、高屈折率部分
の屈折率を大きくしてもフォトニックバンドギャップが
飽和したり減少したりしないフォトニック結晶を提供す
ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような目
的を達成するために、請求項1に記載の発明は、複数の
高屈折率媒体が低屈折率媒質中に周期的に配列された屈
折率変調構造を有するフォトニック結晶であって、前記
高屈折率媒体は楕円柱の形状を有し、該高屈折率媒体の
任意の楕円柱の周りには、柱方向に延びる楕円柱の中心
線が相互に距離aだけ離隔して6本の高屈折率媒体の楕
円柱が平行に配置され、かつ、前記楕円柱の中心線と直
交する断面である楕円面の長短軸方向が相互に同一とな
るように方向付けられて配列されており、前記楕円面の
短軸長b0Vと長軸長a0Vの比b0V/a0Vを0.
35乃至0.80とし、かつ、前記距離aと前記a0V
の比a0V/aを0.32乃至0.50としたことを特
徴とする。
【0009】また、請求項2に記載の発明は、複数の低
屈折率媒体が高屈折率媒質中に周期的に配列された屈折
率変調構造を有するフォトニック結晶であって、正方形
柱の複数の第1の低屈折率媒体と円柱の複数の第2の屈
折率媒体とを備え、前記第1の低屈折率媒体の任意の正
方形柱の周りには、柱方向と直交するXY方向の四方の
各々に、距離aだけ離隔して第1の低屈折率媒体の正方
形柱が平行に配置され、かつ、前記第1の低屈折率媒体
の柱方向と直交する断面である正方形の対角線方向が相
互に同一となるように方向付けられて配列されており、
前記第2の低屈折率媒体は、前記第1の低屈折率媒体相
互間の中央に該第1の低屈折率媒体と平行に配置され、
前記正方形の対角線長rと前記距離aとの比r/a
を0.5乃至1.0とし、前記正方形の対角線方向と前
記X方向との成す角度が0度を除く±20度以内の範囲
にあることを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照して本発明の
実施の形態について説明する。
【0011】(実施例1)図1は、本発明のフォトニッ
ク結晶の構成例を説明するための図で、黒色部分が高屈
折率部分11である楕円柱状の誘電体、白色部分が低屈
折率部分12である空気で構成されており、フォトニッ
ク結晶内の3角格子点位置に高屈折率の楕円柱を配置
し、これら楕円柱の中心は3角格子点位置の中心に一致
するように配列されている。また、図1中には、楕円柱
の断面である楕円の長軸長と短軸長およびこれらの方
位、並びに、結晶方位Γ−M´とΓ−K´の方向も併せ
て示しており、図中、aはフォトニック結晶の格子定
数、aoVとbOVはそれぞれ楕円の長軸(X軸)及び
短軸(Y軸)の長さを意味する。なお、図1は、フォト
ニック結晶中の楕円柱列を真上から眺めた図であって、
これらの楕円柱は格子定数aの4倍以上の高さを有して
いる。
【0012】すなわち、このフォトニック結晶は、複数
の高屈折率媒体が低屈折率媒質中に周期的に配列された
屈折率変調構造を有するフォトニック結晶であって、高
屈折率媒体は楕円柱の形状を有し、高屈折率媒体の任意
の楕円柱の周りには、柱方向に延びる楕円柱の中心線が
相互に距離aだけ離隔して6本の高屈折率媒体の楕円柱
が平行に配置され、かつ、楕円柱の中心線と直交する断
面である楕円面の長短軸方向が相互に同一となるように
方向付けられて配列されて構成されている。
【0013】図2は、図1に示した構造のフォトニック
結晶において楕円柱の屈折率が3.50の場合の規格化
周波数と楕円柱の短長軸比b0V/a0Vの関係を説明
するための図で、縦軸には、エネルギに相当する量であ
る規格化周波数(ωa/2πc:ωは光の角周波数、c
は真空中の光速度、aはフォトニック結晶の格子定数)
をとり、横軸には、楕円の短軸b0Vと長軸a0Vの比
をとってプロットしてある。なお、ここで、楕円の長軸
0Vと格子定数aの比(a0V/a)は0.40と設
定されている。
【0014】図2において、実線で囲まれた領域は、T
Mモード(電界ベクトルが楕円柱の上下(紙面に垂直)
方向の軸に平行な偏波)に対するフォトニックバンドギ
ャップに対応し、破線で囲まれた領域は、TEモード
(磁界ベクトルが楕円柱の上下の軸に平行)に対するフ
ォトニックバンドギャップに対応する。また、斜線で示
された領域は、TMモードとTEモードに共通なフォト
ニックバンドギャップに対応する領域であって、偏波無
依存のフォトニックバンドギャップ領域を意味する。こ
の図から明らかなように、b0V/a0Vが0.35〜
0.80の範囲にあれば、偏波無依存のフォトニックバ
ンドギャップが存在し得ることとなる。
【0015】図3は、図1に示した構造のフォトニック
結晶において楕円柱の屈折率を3.50とし、b0V
0Vを0.55とした場合の、規格化周波数とa0V
/aとの関係を説明するための図で、実線で囲まれた領
域はTMモードに対するフォトニックバンドギャップに
対応し、破線で囲まれた領域はTEモードに対するフォ
トニックバンドギャップに対応し、更に、斜線で示され
た領域はTMモードとTEモードに共通な偏波無依存の
フォトニックバンドギャップに対応する領域である。こ
の図から明らかなように、a0V/aが0.32〜0.
50の範囲にあれば、偏波無依存のフォトニックバンド
ギャップが存在し得ることとなる。
【0016】本実施例のフォトニック結晶では、規格化
バンドギャップの大きさは、楕円柱の屈折率を3.50
としたときに0.130となり、従来の蜂の巣構造のフ
ォトニック結晶と比較して40%程度大きな規格化バン
ドギャップが得られている。
【0017】また、後述するように、楕円柱の屈折率を
3.50以上としても偏波無依存のフォトニックバンド
ギャップは飽和や減少することなく増大し、更に、光の
波長λと格子定数aとの間にはωa/2πc=a/λの
関係があり、フォトニック結晶が効果を奏する波長帯域
は格子定数によって特定されるという利点を有する。
【0018】(実施例2)図4は、本発明のフォトニッ
ク結晶の他の構成例を説明するための図で、高屈折率の
媒質41中の正方格子の格子点に正方形柱42を配列
し、その格子間位置には円柱43が配列されており、こ
れらの正方形柱42と円柱43は、例えば空気のよう
に、媒質に比較して屈折率の低い物質で構成されてい
る。
【0019】図5は、図4に示した本発明のフォトニッ
ク結晶の単位格子を説明するための図で、対角線の長さ
がrの正方形柱51は、その中心が格子定数aの正方
格子点位置の中心に位置するように配置されており、そ
の格子間位置に半径rの円柱52が配列されている。
ここで、正方形柱51の回転角θは、正方形の対角線方
向がX方向となす角度で定義される。なお、図4及び図
5は、フォトニック結晶を構成する正方形柱列及び円柱
列を真上から眺めた図であって、これらの正方形柱と円
柱は格子定数aの4倍以上の高さを有している。
【0020】すなわち、このフォトニック結晶は、複数
の低屈折率媒体が高屈折率媒質中に周期的に配列された
屈折率変調構造を有するフォトニック結晶であって、正
方形柱の複数の第1の低屈折率媒体と円柱の複数の第2
の屈折率媒体とを備え、第1の低屈折率媒体の任意の正
方形柱の周りには、柱方向と直交するXY方向の四方の
各々に、距離aだけ離隔して第1の低屈折率媒体の正方
形柱が平行に配置され、かつ、第1の低屈折率媒体の柱
方向と直交する断面である正方形の対角線方向が相互に
同一となるように方向付けられて配列されており、第2
の低屈折率媒体は、第1の低屈折率媒体相互間の中央に
第1の低屈折率媒体と平行に配置され、第1の低屈折率
媒体の断面である正方形の対角線方向とX方向との成す
角度がθとなるように構成されている。
【0021】図6は、図4に示した本発明のハイブリッ
ド型フォトニック結晶のバンドギャップを説明するため
の図で、r/a=0.98、r/a=0.26の場
合の規格化周波数ωa/2πcを縦軸にとり、正方柱の
回転角θを横軸にとってプロットしてある。
【0022】図6において、実線で囲まれた領域はTM
モードに対するフォトニックバンドギャップに対応し、
破線で囲まれた領域はTEモードに対するフォトニック
バンドギャップに対応し、更に、斜線で示された領域
は、TMモードとTEモードに共通な偏波無依存のフォ
トニックバンドギャップに対応する領域である。この図
から明らかなように、正方柱の回転角θが0度を除く±
20度の範囲内にあれば、偏波無依存のフォトニックバ
ンドギャップが存在し得ることとなる。
【0023】図7は、図4に示した本発明のハイブリッ
ド型フォトニック結晶の、r/a=0.26、θ=1
4.9度の場合の規格化周波数とr/aの関係を説明
するための図である。
【0024】図7において、実線で囲まれた領域はTM
モードに対するフォトニックバンドギャップに対応し、
破線で囲まれた領域はTEモードに対するフォトニック
バンドギャップに対応し、更に、斜線で示された領域
は、TMモードとTEモードに共通な偏波無依存のフォ
トニックバンドギャップに対応する領域である。この図
から明らかなように、r/aが0.50〜1.00の
範囲にあれば、偏波無依存のフォトニックバンドギャッ
プが存在し得ることとなる。
【0025】なお、このハイブリッド型フォトニック結
晶では、その規格化フォトニックバンドギャップが、正
方柱の屈折率3.50の場合で0.165とかなり大き
な値が得られるとともに、光の波長λと格子定数aとの
間にはωa/2πc=a/λの関係があり、フォトニッ
ク結晶が効果を奏する波長帯域が格子定数によって特定
されるという利点を有する。
【0026】(比較例)図8は、図1及び図4に示した
本発明のフォトニック結晶と、図9に示した蜂の巣構造
の従来のフォトニック結晶の、規格化された偏波無依存
フォトニックバンドギャップ(縦軸)と高屈折率部分の
屈折率(横軸)との関係を説明するための図である。
【0027】蜂の巣構造のフォトニック結晶のフォトニ
ックバンドギャップは、高屈折率部分の屈折率が3.5
0以上になると減少するのに対して、本発明のフォトニ
ック結晶のフォトニックバンドギャップは、何れの構造
のフォトニック結晶においても、蜂の巣構造のフォトニ
ック結晶に比較して大きなフォトニックバンドギャップ
を有し、かつ、高屈折率部分の屈折率が3.50以上で
もバンドギャップの飽和や減少が認められない。
【0028】なお、本実施例では、本発明のフォトニッ
ク結晶を構成する低屈折率部分が屈折率1.00の空気
の場合について説明したがこれに限定されるものではな
く、高屈折率部分の屈折率に比較して屈折率の小さな物
質であればよい。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のフォトニ
ック結晶は、三角配列の格子点に屈折率の大きな楕円柱
を配列した構造、又は、正方格子の格子点に屈折率の小
さな正方形柱を配列しその格子間位置に屈折率の小さな
円柱を配列した構造としたので、偏波無依存のフォトニ
ックバンドギャップが大きく、かつ、高屈折率部分の屈
折率を大きくしてもバンドギャップの飽和や減少が生じ
ないフォトニック結晶を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のフォトニック結晶の構成例を説明する
ための図である。
【図2】図1に示した本発明のフォトニック結晶の規格
化周波数とb0V/a0Vの関係を説明するための図で
ある。
【図3】図1に示した本発明のフォトニック結晶の規格
化周波数とa0V/aの関係を説明するための図であ
る。
【図4】本発明のフォトニック結晶の他の構成例を説明
するための図である。
【図5】図4に示した本発明のフォトニック結晶の単位
格子を説明するための図である。
【図6】図4に示した本発明のフォトニック結晶の規格
化周波数と回転角の関係を説明するための図である。
【図7】図4に示した本発明のフォトニック結晶の規格
化周波数とr/aの関係を説明するための図である。
【図8】図1及び図4に示した本発明のフォトニック結
晶と図9に示した従来のフォトニック結晶各々の、偏波
無依存フォトニックバンドギャップと屈折率の関係を説
明するための図である。
【図9】従来の蜂の巣構造のフォトニック結晶の構成を
説明するための図である。
【符号の説明】
11 高屈折率部分 12 低屈折率部分 41 高屈折率の媒質 42 正方形柱 43 円柱 51 正方形柱 52 円柱 91 高屈折率部分 92 低屈折率部分

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の高屈折率媒体が低屈折率媒質中に
    周期的に配列された屈折率変調構造を有するフォトニッ
    ク結晶であって、 前記高屈折率媒体は楕円柱の形状を有し、 該高屈折率媒体の任意の楕円柱の周りには、柱方向に延
    びる楕円柱の中心線が相互に距離aだけ離隔して6本の
    高屈折率媒体の楕円柱が平行に配置され、かつ、前記楕
    円柱の中心線と直交する断面である楕円面の長短軸方向
    が相互に同一となるように方向付けられて配列されてお
    り、 前記楕円面の短軸長b0Vと長軸長a0Vの比b0V
    0Vを0.35乃至0.80とし、かつ、前記距離a
    と前記a0Vの比a0V/aを0.32乃至0.50と
    したことを特徴とするフォトニック結晶。
  2. 【請求項2】 複数の低屈折率媒体が高屈折率媒質中に
    周期的に配列された屈折率変調構造を有するフォトニッ
    ク結晶であって、 正方形柱の複数の第1の低屈折率媒体と円柱の複数の第
    2の屈折率媒体とを備え、 前記第1の低屈折率媒体の任意の正方形柱の周りには、
    柱方向と直交するXY方向の四方の各々に、距離aだけ
    離隔して第1の低屈折率媒体の正方形柱が平行に配置さ
    れ、かつ、前記第1の低屈折率媒体の柱方向と直交する
    断面である正方形の対角線方向が相互に同一となるよう
    に方向付けられて配列されており、 前記第2の低屈折率媒体は、前記第1の低屈折率媒体相
    互間の中央に該第1の低屈折率媒体と平行に配置され、 前記正方形の対角線長rと前記距離aとの比r/a
    を0.5乃至1.0とし、 前記正方形の対角線方向と前記X方向との成す角度が0
    度を除く±20度以内の範囲にあることを特徴とするフ
    ォトニック結晶。
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